JPH10159841A - 転がり軸受 - Google Patents
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- JPH10159841A JPH10159841A JP8334461A JP33446196A JPH10159841A JP H10159841 A JPH10159841 A JP H10159841A JP 8334461 A JP8334461 A JP 8334461A JP 33446196 A JP33446196 A JP 33446196A JP H10159841 A JPH10159841 A JP H10159841A
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- bearing
- outer ring
- outer diameter
- ring
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/07—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element
- F16C35/077—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element between housing and outer race ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/52—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with devices affected by abnormal or undesired conditions
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
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- F16C2226/00—Joining parts; Fastening; Assembling or mounting parts
- F16C2226/10—Force connections, e.g. clamping
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/583—Details of specific parts of races
- F16C33/586—Details of specific parts of races outside the space between the races, e.g. end faces or bore of inner ring
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電食防止とクリープ防止とが共に図れ、かつ
軸箱と軸間の軸方向移動を許す自由側軸受としての使用
にも効果的な軸受を提供する。 【解決手段】 外輪2の外径面に複数の円周溝11を設
け、外輪2の外径面に電気絶縁性を有する樹脂,合成ゴ
ム等の絶縁被覆8を設ける。円周溝11にはOリング等
の電気絶縁性の弾性リング10を着脱自在に装着する。
軸受の軸箱15への装着に際しては、外輪外径面の円周
溝11,11間の部分にグリース等の油を塗布してお
く。クリープ防止が不要な場合は、弾性リング10を取
り外した状態で外輪2を軸箱15に装着する。
軸箱と軸間の軸方向移動を許す自由側軸受としての使用
にも効果的な軸受を提供する。 【解決手段】 外輪2の外径面に複数の円周溝11を設
け、外輪2の外径面に電気絶縁性を有する樹脂,合成ゴ
ム等の絶縁被覆8を設ける。円周溝11にはOリング等
の電気絶縁性の弾性リング10を着脱自在に装着する。
軸受の軸箱15への装着に際しては、外輪外径面の円周
溝11,11間の部分にグリース等の油を塗布してお
く。クリープ防止が不要な場合は、弾性リング10を取
り外した状態で外輪2を軸箱15に装着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インバータモー
タやインバータモータの近くに設置されるモータ等、電
食が問題となる箇所に使用されるモータであって、同時
に外輪クリープも問題となり易い箇所に使用される転が
り軸受、特に軸の熱膨張等による軸方向移動を許す自由
側の軸受に好適な転がり軸受およびその取付構造に関す
る。
タやインバータモータの近くに設置されるモータ等、電
食が問題となる箇所に使用されるモータであって、同時
に外輪クリープも問題となり易い箇所に使用される転が
り軸受、特に軸の熱膨張等による軸方向移動を許す自由
側の軸受に好適な転がり軸受およびその取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、モータ用軸受は、密封形の深溝玉
軸受が通常使用されている。しかし、最近、インバータ
制御モータが増えて来ており、この増加に伴い、転動体
と内輪間または外輪間での電食不具合が増加してきてい
る。また、この種のモータにおいて、外輪クリープ現象
を伴い、軸箱内径面の摩耗の問題を生じている場合もあ
る。前記の電食の対策としては、樹脂またはゴム製の絶
縁被覆を外輪に設けたものが種々提案され、実用化され
ている。クリープ防止を図った軸受としては、図5に示
すように、外輪51の外径面の2箇所に円周溝を形成し
てOリング52を装着し、この間に油53を塗布して軸
箱54へ組み込むものが提案されている。組込状態で
は、一対のOリング52と外輪外径面と軸箱内径面の間
に前記油53が保持されることにより、クリープ力が減
じられ、またOリング52の摩擦係数によってクリープ
が防止される。
軸受が通常使用されている。しかし、最近、インバータ
制御モータが増えて来ており、この増加に伴い、転動体
と内輪間または外輪間での電食不具合が増加してきてい
る。また、この種のモータにおいて、外輪クリープ現象
を伴い、軸箱内径面の摩耗の問題を生じている場合もあ
る。前記の電食の対策としては、樹脂またはゴム製の絶
縁被覆を外輪に設けたものが種々提案され、実用化され
ている。クリープ防止を図った軸受としては、図5に示
すように、外輪51の外径面の2箇所に円周溝を形成し
てOリング52を装着し、この間に油53を塗布して軸
箱54へ組み込むものが提案されている。組込状態で
は、一対のOリング52と外輪外径面と軸箱内径面の間
に前記油53が保持されることにより、クリープ力が減
じられ、またOリング52の摩擦係数によってクリープ
が防止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5のクリー
プ防止軸受は電食の防止機能は持たず、また前記の絶縁
被覆を設けた軸受はクリープの防止機能を持たない。こ
のように、電食防止およびクリープ防止の単独の機能を
有する軸受はあるが、両機能を共に備える適当な軸受が
ない。
プ防止軸受は電食の防止機能は持たず、また前記の絶縁
被覆を設けた軸受はクリープの防止機能を持たない。こ
のように、電食防止およびクリープ防止の単独の機能を
有する軸受はあるが、両機能を共に備える適当な軸受が
ない。
【0004】なお、電食防止とクリープ防止の両機能を
備える軸受として、本出願人は、図6に示すように、外
輪61の外径面および幅面に絶縁被覆62を設け、この
絶縁被覆62の外径面に、この絶縁被覆よりも線膨張係
数の大きな樹脂からなるリング状の膨張補正層63を突
出状態に設けたものを提案した(特願平6−23170
号)。しかし、この場合のクリープ防止は、軸箱がアル
ミ等のように線膨張係数が軸受外輪61に比べて大きい
材質である場合に、温度上昇に伴って外輪61と軸箱と
の嵌合が緩んでクリープが発生することの防止を目的と
したものであり、特に高温時に、前記膨張補正層63の
大きな線膨張係数によってクリープ防止を行うものであ
る。そのため、一般のクリープ防止機能は十分とは言え
ない。また、膨張補正層63は、クリープ防止の確実の
ために外径面を平坦面として軸箱に密接させるように構
成しているが、これにより外輪61と軸箱との軸方向移
動も阻止される。このため、軸の熱膨張等による軸方向
移動を許す自由側の軸受としては図6の軸受は使用に向
かない。
備える軸受として、本出願人は、図6に示すように、外
輪61の外径面および幅面に絶縁被覆62を設け、この
絶縁被覆62の外径面に、この絶縁被覆よりも線膨張係
数の大きな樹脂からなるリング状の膨張補正層63を突
出状態に設けたものを提案した(特願平6−23170
号)。しかし、この場合のクリープ防止は、軸箱がアル
ミ等のように線膨張係数が軸受外輪61に比べて大きい
材質である場合に、温度上昇に伴って外輪61と軸箱と
の嵌合が緩んでクリープが発生することの防止を目的と
したものであり、特に高温時に、前記膨張補正層63の
大きな線膨張係数によってクリープ防止を行うものであ
る。そのため、一般のクリープ防止機能は十分とは言え
ない。また、膨張補正層63は、クリープ防止の確実の
ために外径面を平坦面として軸箱に密接させるように構
成しているが、これにより外輪61と軸箱との軸方向移
動も阻止される。このため、軸の熱膨張等による軸方向
移動を許す自由側の軸受としては図6の軸受は使用に向
かない。
【0005】一方、軸受の使用箇所によっては、クリー
プ防止機能が必要でなく、電食防止機能のみが必要な場
合があり、このような場合に、図6の例のように膨張補
正層63が突出していると、軸受を軸箱に挿入する際
に、膨張補正層63が挿入の障害となり、却って膨張補
正層63が邪魔となることがある。そのため、クリープ
防止機能および電食防止機能が必要な箇所と、電食防止
機能のみが必要な箇所とに一つの軸受で対処することが
難しい。
プ防止機能が必要でなく、電食防止機能のみが必要な場
合があり、このような場合に、図6の例のように膨張補
正層63が突出していると、軸受を軸箱に挿入する際
に、膨張補正層63が挿入の障害となり、却って膨張補
正層63が邪魔となることがある。そのため、クリープ
防止機能および電食防止機能が必要な箇所と、電食防止
機能のみが必要な箇所とに一つの軸受で対処することが
難しい。
【0006】この発明は、上記課題を解消するものであ
り、電食防止とクリープ防止とが共に図れ、かつ軸箱と
軸間の軸方向移動を許す自由側軸受としての使用にも効
果的な転がり軸受を提供することを目的とする。この発
明の他の目的は、クリープ防止機能および電食防止機能
が必要な箇所と、電食防止機能のみが必要な箇所とに、
装着性を低下させることなく、一つの軸受で対処できる
ようにすることである。
り、電食防止とクリープ防止とが共に図れ、かつ軸箱と
軸間の軸方向移動を許す自由側軸受としての使用にも効
果的な転がり軸受を提供することを目的とする。この発
明の他の目的は、クリープ防止機能および電食防止機能
が必要な箇所と、電食防止機能のみが必要な箇所とに、
装着性を低下させることなく、一つの軸受で対処できる
ようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の転がり軸受
は、外輪の外径面に複数の円周溝を設け、前記外輪の外
径面に電気絶縁性を有する絶縁被覆を設け、前記円周溝
に前記絶縁被覆よりも突出する外径の電気絶縁性の弾性
リングを装着したものである。この構成によると、弾性
リングが軸箱に圧入されることにより、その摩擦力でク
リープ防止機能が得られる。また、外輪の外径面の全体
が電気絶縁性の絶縁被覆と弾性リングとで覆われるた
め、軸箱と軸との間の電位差による転動体と内輪や外輪
との間の電食が防止される。この軸受の軸箱への装着に
際しては、外輪外径面の両弾性リングの間の部分に油を
塗布することが望ましい。このように油を塗布すること
により、その油が、絶縁被覆と両側の弾性リングと軸箱
内径面の間に保持されることにより、クリープ力となる
摩擦力が減じられ、弾性リングの摩擦力と相まって優れ
たクリープ防止作用が得られる。このように封入状態の
油でクリープ防止効果を高めるものであるため、外輪の
軸箱に対する軸方向移動の抵抗は少なく、自由側軸受と
しても使用できる。
は、外輪の外径面に複数の円周溝を設け、前記外輪の外
径面に電気絶縁性を有する絶縁被覆を設け、前記円周溝
に前記絶縁被覆よりも突出する外径の電気絶縁性の弾性
リングを装着したものである。この構成によると、弾性
リングが軸箱に圧入されることにより、その摩擦力でク
リープ防止機能が得られる。また、外輪の外径面の全体
が電気絶縁性の絶縁被覆と弾性リングとで覆われるた
め、軸箱と軸との間の電位差による転動体と内輪や外輪
との間の電食が防止される。この軸受の軸箱への装着に
際しては、外輪外径面の両弾性リングの間の部分に油を
塗布することが望ましい。このように油を塗布すること
により、その油が、絶縁被覆と両側の弾性リングと軸箱
内径面の間に保持されることにより、クリープ力となる
摩擦力が減じられ、弾性リングの摩擦力と相まって優れ
たクリープ防止作用が得られる。このように封入状態の
油でクリープ防止効果を高めるものであるため、外輪の
軸箱に対する軸方向移動の抵抗は少なく、自由側軸受と
しても使用できる。
【0008】上記構成において、前記絶縁被覆は、外輪
の幅面および前記円周溝の内面に渡って設け、この絶縁
被覆の設けられた円周溝内に前記絶縁被覆よりも突出す
る外径の電気絶縁性の弾性リングを着脱可能に装着して
も良い。この構成のように、絶縁被覆を外輪の幅面まで
設けることにより、電食防止効果が高められる。また、
このように弾性リングを着脱可能とした場合、弾性リン
グを装着状態で使用することにより、絶縁機能および外
輪クリープ防止機能を有する軸受として使用でき、また
弾性リングを取り外して使用すれば、絶縁機能のみを有
する軸受として使用できる。使用箇所によっては、クリ
ープ防止機能を必要としない場合があり、このように弾
性リングを着脱可能としておくことで、同じ軸受を目的
別に使い分けることができて、それぞれ別の軸受を製造
する場合に比べて量産性や管理が容易で、安価に生産で
きる。また、クリープ防止機能を必要としない場合に、
弾性リングを取り外しておくことで、軸箱への装着性が
良くなる。この構成の軸受の場合も、弾性リングを装着
してクリープ防止を図る場合は、外輪外径面の両弾性リ
ング間の部分に油を塗布しておくことで、前記と同様に
クリープ防止機能が高められる。
の幅面および前記円周溝の内面に渡って設け、この絶縁
被覆の設けられた円周溝内に前記絶縁被覆よりも突出す
る外径の電気絶縁性の弾性リングを着脱可能に装着して
も良い。この構成のように、絶縁被覆を外輪の幅面まで
設けることにより、電食防止効果が高められる。また、
このように弾性リングを着脱可能とした場合、弾性リン
グを装着状態で使用することにより、絶縁機能および外
輪クリープ防止機能を有する軸受として使用でき、また
弾性リングを取り外して使用すれば、絶縁機能のみを有
する軸受として使用できる。使用箇所によっては、クリ
ープ防止機能を必要としない場合があり、このように弾
性リングを着脱可能としておくことで、同じ軸受を目的
別に使い分けることができて、それぞれ別の軸受を製造
する場合に比べて量産性や管理が容易で、安価に生産で
きる。また、クリープ防止機能を必要としない場合に、
弾性リングを取り外しておくことで、軸箱への装着性が
良くなる。この構成の軸受の場合も、弾性リングを装着
してクリープ防止を図る場合は、外輪外径面の両弾性リ
ング間の部分に油を塗布しておくことで、前記と同様に
クリープ防止機能が高められる。
【0009】また、前記絶縁被覆を、円周溝の内部を除
いて設けられるものとし、かつこの絶縁被覆を、各々外
輪の片方の幅面から外輪外径面の円周溝までの部分を覆
う2つの側部絶縁被覆と、外輪外径面の隣合う円周溝間
の部分を覆う中央絶縁被覆とに分割しても良い。これら
中央絶縁被覆および側部絶縁被覆は、各々単体で成形し
て外輪に圧入する。この構成のように、絶縁被覆を中央
絶縁被覆と側部絶縁被覆とに分割し、これら中央絶縁被
覆と側部絶縁被覆を予め成形しておくことにより、軸受
組立ラインでは圧入工程の付加だけで済む。そのため、
軸受組立ラインの被覆工程がオフラインとならず、連続
した組立が行え、生産性の良い安価な絶縁,クリープ防
止軸受とできる。
いて設けられるものとし、かつこの絶縁被覆を、各々外
輪の片方の幅面から外輪外径面の円周溝までの部分を覆
う2つの側部絶縁被覆と、外輪外径面の隣合う円周溝間
の部分を覆う中央絶縁被覆とに分割しても良い。これら
中央絶縁被覆および側部絶縁被覆は、各々単体で成形し
て外輪に圧入する。この構成のように、絶縁被覆を中央
絶縁被覆と側部絶縁被覆とに分割し、これら中央絶縁被
覆と側部絶縁被覆を予め成形しておくことにより、軸受
組立ラインでは圧入工程の付加だけで済む。そのため、
軸受組立ラインの被覆工程がオフラインとならず、連続
した組立が行え、生産性の良い安価な絶縁,クリープ防
止軸受とできる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を図1,図
2,図4と共に説明する。この転がり軸受は、シール付
きの深溝玉軸受に応用したものであり、内輪1と外輪2
の間に、保持器3に保持されたボールからなる転動体4
が介在させてある。外輪2の内径面にはシール取付溝5
を形成し、この取付溝5にシール6を圧入状態に取付け
てある。シール6は、シールド板からなる非接触のもの
であり、内輪1の外径面に形成したシール用溝7に先端
を近接させ、ラビリンスシールを形成している。なお、
シール6は、芯金付き等のゴム等の弾性体からなる接触
形のものであっても良い。
2,図4と共に説明する。この転がり軸受は、シール付
きの深溝玉軸受に応用したものであり、内輪1と外輪2
の間に、保持器3に保持されたボールからなる転動体4
が介在させてある。外輪2の内径面にはシール取付溝5
を形成し、この取付溝5にシール6を圧入状態に取付け
てある。シール6は、シールド板からなる非接触のもの
であり、内輪1の外径面に形成したシール用溝7に先端
を近接させ、ラビリンスシールを形成している。なお、
シール6は、芯金付き等のゴム等の弾性体からなる接触
形のものであっても良い。
【0011】外輪2には、外径面に2条の円周溝11を
各々両端寄りの箇所に設け、かつ絶縁被覆8を外輪2の
幅面および円周溝11の内面に渡って設けてある。絶縁
被覆8は、合成樹脂または合成ゴム等の電気絶縁性を有
する材料からなる。絶縁被覆8の円周溝11内の部分
は、円周溝11の内面形状に倣った溝形部8aとされて
いる。この絶縁被覆8の溝形部8aの設けられた円周溝
内に、Oリング等の電気絶縁性の弾性リング10を着脱
可能に装着してある。弾性リング10は、絶縁被覆8よ
りも突出する外径のものである。外輪2には、両側の幅
面にも円周溝17を設け、絶縁被覆8にはこの幅面円周
溝17内に嵌合する環状突条8bが設けられている。ま
た、この例では絶縁被覆8はある程度の弾性を有する材
料を用い、外輪2の外面形状に倣った形状に予め金型で
成形しておいて、軸受組立過程で外輪2に嵌め合わせて
装着している。
各々両端寄りの箇所に設け、かつ絶縁被覆8を外輪2の
幅面および円周溝11の内面に渡って設けてある。絶縁
被覆8は、合成樹脂または合成ゴム等の電気絶縁性を有
する材料からなる。絶縁被覆8の円周溝11内の部分
は、円周溝11の内面形状に倣った溝形部8aとされて
いる。この絶縁被覆8の溝形部8aの設けられた円周溝
内に、Oリング等の電気絶縁性の弾性リング10を着脱
可能に装着してある。弾性リング10は、絶縁被覆8よ
りも突出する外径のものである。外輪2には、両側の幅
面にも円周溝17を設け、絶縁被覆8にはこの幅面円周
溝17内に嵌合する環状突条8bが設けられている。ま
た、この例では絶縁被覆8はある程度の弾性を有する材
料を用い、外輪2の外面形状に倣った形状に予め金型で
成形しておいて、軸受組立過程で外輪2に嵌め合わせて
装着している。
【0012】この構成の転がり軸受によると、外輪2が
絶縁被覆8で覆われるため、軸箱15と内輪1に嵌合す
る軸(図示せず)との間の電位差による転動体4と内輪
1や外輪2との間の電食が防止される。軸箱15は鉄系
の材質のものなどである。この軸受は、図1のように弾
性リング10を装着状態で使用することにより、絶縁機
能および外輪クリープ防止機能を有する軸受として使用
でき、また図2のように弾性リング10を取り外して使
用すれば、絶縁機能のみを有する軸受として使用でき
る。
絶縁被覆8で覆われるため、軸箱15と内輪1に嵌合す
る軸(図示せず)との間の電位差による転動体4と内輪
1や外輪2との間の電食が防止される。軸箱15は鉄系
の材質のものなどである。この軸受は、図1のように弾
性リング10を装着状態で使用することにより、絶縁機
能および外輪クリープ防止機能を有する軸受として使用
でき、また図2のように弾性リング10を取り外して使
用すれば、絶縁機能のみを有する軸受として使用でき
る。
【0013】図1の使用形態では、絶縁被覆8の外径面
における弾性リング10,10の間の部分にグリース等
の油14を塗布しておき、軸箱15の内径面に圧入す
る。このように油14を塗布しておくことで、絶縁被覆
8に塗布された油14が、一対の弾性リング10と絶縁
被覆外径面と軸箱15の内径面の間に保持されることに
より、クリープ力となる摩擦力が減じられ、かつ弾性リ
ング10の摩擦によってクリープが防止される。このよ
うに封入状態の油14でクリープ防止効果を高めるもの
であるため、外輪2の軸箱15に対する軸方向移動の抵
抗が小さく、自由側軸受(例えば、図4のモータにおけ
る後ろ側の軸受B等)としても使用できる。さらに、絶
縁被覆8は予め外輪2に設けられるため、軸受の機器へ
の装着時には油を塗布するだけで良く、組立工数が削減
される。クリープ防止機能が必要でない場合は、図2の
ように弾性リング10を取り外しておくことで、弾性リ
ング10で装着性が低下することなく、軸受を軸箱15
に装着する際に鉛直に取付けることができる。
における弾性リング10,10の間の部分にグリース等
の油14を塗布しておき、軸箱15の内径面に圧入す
る。このように油14を塗布しておくことで、絶縁被覆
8に塗布された油14が、一対の弾性リング10と絶縁
被覆外径面と軸箱15の内径面の間に保持されることに
より、クリープ力となる摩擦力が減じられ、かつ弾性リ
ング10の摩擦によってクリープが防止される。このよ
うに封入状態の油14でクリープ防止効果を高めるもの
であるため、外輪2の軸箱15に対する軸方向移動の抵
抗が小さく、自由側軸受(例えば、図4のモータにおけ
る後ろ側の軸受B等)としても使用できる。さらに、絶
縁被覆8は予め外輪2に設けられるため、軸受の機器へ
の装着時には油を塗布するだけで良く、組立工数が削減
される。クリープ防止機能が必要でない場合は、図2の
ように弾性リング10を取り外しておくことで、弾性リ
ング10で装着性が低下することなく、軸受を軸箱15
に装着する際に鉛直に取付けることができる。
【0014】図4は、この転がり軸受を使用したモータ
の一例を示す。このモータ20では、モータ軸21の両
端を支える軸受A,Bのうち、出力端側の軸受Aを軸箱
となるモータケーシング22に固定状態に取付ける固定
側軸受とし、他方の軸受Bを、モータケーシング22に
対してモータ軸21の熱膨張等による軸方向移動を許す
自由側軸受とする。この自由側軸受Bに、図1の構成の
転がり軸受が使用される。モータ軸21には、モータ内
部に電機子23を取付け、出力端にプーリ等の出力伝達
用部品24を取付け、後端にモータ冷却用のファン25
が取付けてある。モータケーシング22には界磁26が
取付けられる。
の一例を示す。このモータ20では、モータ軸21の両
端を支える軸受A,Bのうち、出力端側の軸受Aを軸箱
となるモータケーシング22に固定状態に取付ける固定
側軸受とし、他方の軸受Bを、モータケーシング22に
対してモータ軸21の熱膨張等による軸方向移動を許す
自由側軸受とする。この自由側軸受Bに、図1の構成の
転がり軸受が使用される。モータ軸21には、モータ内
部に電機子23を取付け、出力端にプーリ等の出力伝達
用部品24を取付け、後端にモータ冷却用のファン25
が取付けてある。モータケーシング22には界磁26が
取付けられる。
【0015】図3はこの発明の他の実施形態を示す。こ
の例では、絶縁被覆8は、各々外輪2の片方の幅面から
外輪外径面の円周溝11までの部分を覆う2つの側部絶
縁被覆8A,8Aと、外輪外径面の隣合う円周溝11,
11間の部分を覆う中央絶縁被覆8Bとに分割してあ
る。これら中央絶縁被覆8Bおよび側部絶縁被覆8A
は、各々単体で成形されたリング状のものであり、外輪
2に圧入によって取付ける。各円周溝11には、Oリン
グ等の電気絶縁性の弾性リング10を嵌め込んで取付け
る。弾性リング10は、外輪2の絶縁被覆8から突出す
る外径のものとする。なお、図1の例における外輪2の
幅面の円周溝17、およびこの円周溝8bに嵌合する絶
縁被覆8の環状突条8bは、この実施形態では設けてい
ない。その他の各構成は、図1の例と同じである。
の例では、絶縁被覆8は、各々外輪2の片方の幅面から
外輪外径面の円周溝11までの部分を覆う2つの側部絶
縁被覆8A,8Aと、外輪外径面の隣合う円周溝11,
11間の部分を覆う中央絶縁被覆8Bとに分割してあ
る。これら中央絶縁被覆8Bおよび側部絶縁被覆8A
は、各々単体で成形されたリング状のものであり、外輪
2に圧入によって取付ける。各円周溝11には、Oリン
グ等の電気絶縁性の弾性リング10を嵌め込んで取付け
る。弾性リング10は、外輪2の絶縁被覆8から突出す
る外径のものとする。なお、図1の例における外輪2の
幅面の円周溝17、およびこの円周溝8bに嵌合する絶
縁被覆8の環状突条8bは、この実施形態では設けてい
ない。その他の各構成は、図1の例と同じである。
【0016】この転がり軸受を軸箱15に取り付けるに
際しても、絶縁被覆8の外径面における弾性リング1
0,10の間の部分にグリース等の油14を塗布してお
き、軸箱15の内径面に圧入する。この実施形態の軸受
の場合、絶縁被覆8が中央絶縁被覆8Bと側部絶縁被覆
8Aとに分割してあり、各々単体で成形されて圧入によ
り外輪2に取付けられるため、軸受組立ラインでは圧入
工程の付加だけで済む。そのため、軸受組立ラインの被
覆付与工程がオフラインとならず、連続した組立が行え
る。このように、安価で取扱性の良い絶縁,クリープ防
止軸受とすることができる。
際しても、絶縁被覆8の外径面における弾性リング1
0,10の間の部分にグリース等の油14を塗布してお
き、軸箱15の内径面に圧入する。この実施形態の軸受
の場合、絶縁被覆8が中央絶縁被覆8Bと側部絶縁被覆
8Aとに分割してあり、各々単体で成形されて圧入によ
り外輪2に取付けられるため、軸受組立ラインでは圧入
工程の付加だけで済む。そのため、軸受組立ラインの被
覆付与工程がオフラインとならず、連続した組立が行え
る。このように、安価で取扱性の良い絶縁,クリープ防
止軸受とすることができる。
【0017】
【発明の効果】この発明の転がり軸受は、外輪の外径面
に複数の円周溝を設け、前記外輪の外径面に電気絶縁性
を有する絶縁被覆を設け、前記円周溝に前記絶縁被覆よ
りも突出する外径の電気絶縁性の弾性リングを装着した
ため、電食防止とクリープ防止とが共に図れ、かつ軸箱
と軸間の軸方向移動を許す自由側軸受としての使用にも
効果的な転がり軸受となる。また、前記絶縁被覆を外輪
の幅面および前記円周溝の内面に渡って設け、弾性リン
グを着脱可能に装着した場合は、クリープ防止機能およ
び電食防止機能が必要な箇所と、電食防止機能のみが必
要な箇所とに、装着性を低下させることなく、一つの軸
受で対処でき、それぞれ別個の軸受を生産する場合に比
べて安価に製造できる。前記絶縁被覆を、側部絶縁被覆
と中央側部絶縁被覆と分割し、各々単体で成形して外輪
に圧入するようにした場合は、生産性が高められる。さ
らに、外輪外径面の隣合う弾性リング間の部分に油を塗
布した場合は、その油が、絶縁被覆と両側の弾性リング
と軸箱内径面の間に保持されることにより、クリープ力
となる摩擦力が減じられ、弾性リングの摩擦力と相まっ
て優れたクリープ防止作用が得られる。このように封入
状態の油でクリープ防止効果を高めるものであるため、
外輪の軸箱に対する軸方向移動の抵抗は少なく、自由側
軸受としても使用できる。
に複数の円周溝を設け、前記外輪の外径面に電気絶縁性
を有する絶縁被覆を設け、前記円周溝に前記絶縁被覆よ
りも突出する外径の電気絶縁性の弾性リングを装着した
ため、電食防止とクリープ防止とが共に図れ、かつ軸箱
と軸間の軸方向移動を許す自由側軸受としての使用にも
効果的な転がり軸受となる。また、前記絶縁被覆を外輪
の幅面および前記円周溝の内面に渡って設け、弾性リン
グを着脱可能に装着した場合は、クリープ防止機能およ
び電食防止機能が必要な箇所と、電食防止機能のみが必
要な箇所とに、装着性を低下させることなく、一つの軸
受で対処でき、それぞれ別個の軸受を生産する場合に比
べて安価に製造できる。前記絶縁被覆を、側部絶縁被覆
と中央側部絶縁被覆と分割し、各々単体で成形して外輪
に圧入するようにした場合は、生産性が高められる。さ
らに、外輪外径面の隣合う弾性リング間の部分に油を塗
布した場合は、その油が、絶縁被覆と両側の弾性リング
と軸箱内径面の間に保持されることにより、クリープ力
となる摩擦力が減じられ、弾性リングの摩擦力と相まっ
て優れたクリープ防止作用が得られる。このように封入
状態の油でクリープ防止効果を高めるものであるため、
外輪の軸箱に対する軸方向移動の抵抗は少なく、自由側
軸受としても使用できる。
【図1】この発明の一実施形態にかかる転がり軸受の部
分断面図である。
分断面図である。
【図2】同軸受の軸箱への他の取付形態を示す部分断面
図である。
図である。
【図3】この発明の他の実施形態にかかる転がり軸受の
軸箱への取付形態を示す部分断面図である。
軸箱への取付形態を示す部分断面図である。
【図4】同軸受を使用したモータの断面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【図6】他の従来例の断面図である。
1…内輪 2…外輪 4…転動体 8…絶縁被覆 8A…側部絶縁被覆 8B…中央絶縁被覆 10…弾性リング 11…円周溝 14…油 15…軸箱
Claims (4)
- 【請求項1】 外輪の外径面に複数の円周溝を設け、前
記外輪の外径面に電気絶縁性を有する絶縁被覆を設け、
前記円周溝に前記絶縁被覆よりも突出する外径の電気絶
縁性の弾性リングを装着した転がり軸受。 - 【請求項2】 前記絶縁被覆を外輪の幅面および前記円
周溝の内面に渡って設け、この絶縁被覆の設けられた円
周溝内に前記絶縁被覆よりも突出する外径の電気絶縁性
の弾性リングを着脱可能に装着した請求項1記載の転が
り軸受。 - 【請求項3】 前記絶縁被覆は、前記円周溝の内部を除
いて設けられるものであり、かつこの絶縁被覆は、各々
外輪の片方の幅面から外輪外径面の円周溝までの部分を
覆う2つの側部絶縁被覆と、外輪外径面の隣合う円周溝
間の部分を覆う中央絶縁被覆とに分割し、これら中央絶
縁被覆および側部絶縁被覆は各々単体で成形して外輪に
圧入した請求項1記載の転がり軸受。 - 【請求項4】 外輪外径面の隣合う弾性リング間の部分
に油を塗布した請求項1または請求項2または請求項3
記載の転がり軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8334461A JPH10159841A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8334461A JPH10159841A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 転がり軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10159841A true JPH10159841A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18277655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8334461A Pending JPH10159841A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 転がり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10159841A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001323A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
US7744284B2 (en) * | 2006-09-15 | 2010-06-29 | Denso Corporation | Bearing having cylindrical member connected to outer member of bearing |
CN104819216A (zh) * | 2014-05-09 | 2015-08-05 | 安徽安风风机有限公司 | 转轴轴向移动支撑装置 |
US20220145932A1 (en) * | 2019-03-15 | 2022-05-12 | Ntn Corporation | Rolling bearing |
CN115217851A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-10-21 | 人本股份有限公司 | 低成本抗蠕变轴承及其表面平整性检测系统 |
DE102022120711A1 (de) | 2022-08-17 | 2024-02-22 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Wälzlager |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP8334461A patent/JPH10159841A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001323A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP4736976B2 (ja) * | 2006-06-26 | 2011-07-27 | 株式会社ジェイテクト | 電動パワーステアリング装置 |
US7744284B2 (en) * | 2006-09-15 | 2010-06-29 | Denso Corporation | Bearing having cylindrical member connected to outer member of bearing |
CN104819216A (zh) * | 2014-05-09 | 2015-08-05 | 安徽安风风机有限公司 | 转轴轴向移动支撑装置 |
CN104819216B (zh) * | 2014-05-09 | 2018-09-25 | 安徽安风风机有限公司 | 转轴轴向移动支撑装置 |
US20220145932A1 (en) * | 2019-03-15 | 2022-05-12 | Ntn Corporation | Rolling bearing |
US11703081B2 (en) * | 2019-03-15 | 2023-07-18 | Ntn Corporation | Rolling bearing |
CN115217851A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-10-21 | 人本股份有限公司 | 低成本抗蠕变轴承及其表面平整性检测系统 |
CN115217851B (zh) * | 2022-07-14 | 2023-09-05 | 人本股份有限公司 | 低成本抗蠕变轴承及其表面平整性检测系统 |
DE102022120711A1 (de) | 2022-08-17 | 2024-02-22 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Wälzlager |
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