JPH10159710A - アキシャルプランジャポンプ - Google Patents

アキシャルプランジャポンプ

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JPH10159710A
JPH10159710A JP31725896A JP31725896A JPH10159710A JP H10159710 A JPH10159710 A JP H10159710A JP 31725896 A JP31725896 A JP 31725896A JP 31725896 A JP31725896 A JP 31725896A JP H10159710 A JPH10159710 A JP H10159710A
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JP
Japan
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cylinder block
swash plate
drive shaft
auxiliary plate
plate
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Application number
JP31725896A
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English (en)
Inventor
Yoshio Okubo
好夫 大久保
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング内の駆動軸支持部の周域に作動液
が流入するのを防止する。駆動軸支持部回りの潤滑性能
を向上させる。部品の耐久性を向上させる。 【解決手段】 駆動軸12の端部に斜板14を設け、ポ
ンプハウジング6内の斜板14に対向する位置にシリン
ダブロック10を配置する。斜板14のシリンダブロッ
ク10側の端面に補助プレート29を相対回転可能に取
り付け、この補助プレート29でシリンダブロック10
上のプランジャ17を押圧する。補助プレート29とポ
ンプハウジング6の間に、駆動軸支持部を囲繞してポン
プハウジング6内を作動液室35と潤滑液室36とに隔
成するダイヤフラム34を配設する。補助プレート29
とシリンダブロック10の間に回転規制機構37を設
け、ダイヤフラム34に回転トルクが伝達されないよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料噴射
装置の燃料加圧用ポンプ等に用いられるアキシャルプラ
ンジャポンプに関し、とりわけ、ハウジング内の駆動軸
支持部の潤滑性能を高めたアキシャルプランジャポンプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】アキシャルプランジャポンプとして、駆
動軸の端部に斜板が一体に設けられ、ポンプハウジング
内のこの斜板に対向する位置にシリンダブロックが固設
された構造のものがある。このアキシャルプランジャポ
ンプは、駆動軸の回転に伴って斜板が揺動回転すると、
これに対向するシリンダブロック上の複数個のプランジ
ャが斜板によって順次押されて突出と後退を繰り返し、
各プランジャが突出する際に吸入通路からシリンダ孔内
に吸い入れられた作動液がそのプランジャの後退時に吐
出通路に送り出されるようになっている。
【0003】ところで、この種のアキシャルプランジャ
ポンプは、近年、自動車の燃料噴射装置の燃料加圧用ポ
ンプとして用いられるようになってきている。ところ
が、アキシャルプランジャポンプをこのような用途で用
いた場合には、シリンダブロック内で吸入・吐出される
ガソリン等の低粘度の作動液が、ハウジングの駆動軸支
持部の周域に漏出し、その周域部にある軸受やシール部
品の潤滑性が低下することが考えられる。
【0004】そこで、従来ではこれに対処するために、
ポンプハウジングとシリンダブロックの隙間をシール部
材によって密閉し、ハウジング内の駆動軸支持部の周域
空間に潤滑液を別に供給する手段が一般に採用されてい
る。尚、この技術は、例えば特開平4−339179号
公報等に示されている。
【0005】しかしながら、上記従来のアキシャルプラ
ンジャポンプの場合、シリンダブロックにはプランジャ
との摺動隙間等があるため、シリンダブロックからの作
動液の漏出を完全に無くすことは難しい。このため、上
記のアキシャルプランジャポンプにあっては、駆動軸支
持部の周域の潤滑液に性質の異なる作動液が混入し、経
時使用によって潤滑性能が低下することが考えられる。
【0006】この問題点に対応するため、本出願人が先
に出願した特願平7−342693号では、斜板のシリ
ンダブロック側の端面に相対回転可能に補助プレートを
取り付けると共に、この補助プレートとポンプハウジン
グの間にベローズ,ダイヤフラム等の隔成部材を設け、
この隔成部材内に潤滑液を充填したことにより、駆動軸
支持部の周域の潤滑液に性質の異なる作動液が混入する
ことがないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
願平7−342693号のアキシャルプランジャポンプ
にあっては、斜板と相対回転可能な補助プレートが設け
られているとしても、プランジャ先端部が補助プレート
に追従して進退動するには、プランジャ夫々の回りに駆
動軸回転方向の滑りが生じ、さらにこの滑りは、補助プ
レート全体に回転トルクを発生させる。この回転トルク
は隔成部材に伝達されるため、隔成部材を耐久性の高い
部材で形成すると共に取付部分を強固にしておく必要が
あり高価とならざるを得なかった。
【0008】そこで本発明は、補助プレートに作用する
回転トルクが隔成部材に作用することのないアキシャル
プランジャポンプを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するための手段として、ポンプハウジング内に回
転自在に支持された駆動軸の端部に斜板が固設される一
方で、複数個のプランジャを軸方向に沿って進退自在に
保持するシリンダブロックが、前記ポンプハウジング内
の前記斜板に対向する位置に固設され、前記複数個のプ
ランジャが前記斜板の回転により順次押圧されて吸入通
路から吸い入れた作動液を吐出通路に送り出すアキシャ
ルプランジャポンプにおいて、前記斜板のシリンダブロ
ック側の端面に相対回転可能に補助プレートを取り付け
ると共に、この補助プレートとポンプハウジングの間
に、駆動軸支持部を囲繞してポンプハウジング内を作動
液室と潤滑液室とに隔成する可撓性の隔成部材を設け、
前記補助プレートとシリンダブロックの間に回転規制機
構を設けるようにした。補助プレートは、斜板に対して
相対回転可能で、しかも、シリンダブロックとの間に回
転規制機構を設けてあるため、斜板の回転にかかわらず
常に回転を規制された状態に維持される。したがって、
隔成部材はポンプ運転時に斜板の揺動に伴って柔軟に変
形し、潤滑液室を作動液室から完全に分離することがで
きる。さらに、補助プレートは回転規制機構を介してシ
リンダブロックに回転規制されているため、プランジャ
の滑りによって生じる補助プレートの回転トルクを隔成
部材に伝達することがない。このため、可撓性の隔成部
材には捩れが生じることがない。
【0010】また、前記隔成部材はゴムまたは樹脂製の
ダイヤフラムによって構成するようにしても良い。
【0011】さらに、前記回転規制機構は、補助部材と
シリンダブロックのいずれか一方側に突設された係止爪
と、他方側に径方向に沿って形成されてこの係止爪と摺
動自在に係合する係止溝とによって構成するようにして
も良い。係止爪とシリンダブロックの軸方向及び径方向
の位置関係は斜板の傾動に伴って変化するが、このと
き、係止爪は、係止溝内においてシリンダブロックの軸
方向及び径方向に沿う方向に変位しつつも係止溝の溝壁
に当接し、係止溝との回転方向の係合関係を維持する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。
【0013】この実施例は、自動車の燃料噴射装置の燃
料加圧用のポンプに、本発明にかかるアキシャルプラン
ジャポンプ1を適用したもので、図1に示すように、燃
料タンク2から供給ポンプ3を介して供給されたガソリ
ン等の燃料(作動液)をこのアキシャルプランジャポン
プ1によって所定の圧力に加圧してインジェクター4に
供給し、その燃料をインジェクター4でエンジンのシリ
ンダ(図示せず。)内に噴射すると共に、余剰燃料をイ
ンジェクター4からポンプ1の吸入通路5に戻すように
なっている。
【0014】アキシャルプランジャポンプ1は、ポンプ
ハウジング6が凹部を有するハウジング本体7と、その
前端部に取り付けられるフロントカバー8とから成り、
ハウジング本体7の凹部内には、バルブブロック9とシ
リンダブロック10とが重合状態でボルト11によって
結合されている。また、フロントカバー8には、駆動軸
12がニードルベアリング及びメタルベアリングから成
るラジアル軸受13a,13bを介して支持されてお
り、この駆動軸12のポンプハウジング6内に臨む側の
端部には、その端面が軸線に対して所定角度に傾斜した
斜板14が一体に形成され、ポンプハウジング6の外部
に突出する側の端部には、エンジンのカムシャフト(図
示せず。)と結合するためのカップリング15が設けら
れている。
【0015】前記シリンダブロック10は、軸方向に沿
ったシリンダ孔16が周方向等間隔に複数個形成されて
おり、この各シリンダ孔16に、前記斜板14方向にス
プリング付勢されたプランジャ17が進退自在に収容さ
れている。この各プランジャ17は、その頂部面に半球
状の凹部が形成され、この凹部にシュー18が摺動自在
に嵌合保持されている。
【0016】また、このシリンダブロック10の背部の
バルブブロック9には、シリンダブロック10の各シリ
ンダ孔16に連通する複数個の吸入ポート19と吐出ポ
ート20が形成されており、各吸入ポート19には吸入
チェック弁21が、また、各吐出ポート20には吐出チ
ェック弁22が夫々設けられている。このうち吸入ポー
ト19は、対応するシリンダ孔16からバルブブロック
9の軸方向に沿って形成され、バルブブロック9の背部
において、ハウジング本体7の底壁内面に形成された吸
入側環状溝23に連通し、この環状溝23を介してハウ
ジング本体7の吸入通路5に連通している。これに対し
て、前記吐出ポート20は、対応するシリンダ孔16か
らバルブブロック9の径方向外側に放射状に形成され、
バルブブロック9の外周面に形成された吐出側環状溝2
4に連通し、この環状溝24を介してハウジング本体7
の吐出通路25に連通している。したがって、各プラン
ジャ17がシリンダ孔16内で進退動作した場合には、
吸入側環状溝23を介して各シリンダ孔16内に燃料が
吸い入れられ、その燃料が吐出側環状溝24を通して吐
出通路25に送り出される。
【0017】ここで、前記ハウジング本体7の吸入通路
5は、供給ポンプ2に配管接続される吸入配管接続口2
6(図2参照。)と前記吸入側環状溝23(図1参
照。)とを連通する通路で、その通路途中には、供給ポ
ンプ2から送られた燃料を所定低圧に調圧するための低
圧レギュレータ27が介装されている。この低圧レギュ
レータ27は、ハウジング本体7の最上部に組付けら
れ、吸入通路5の圧力が設定圧以上になると、余剰分の
燃料をドレーン通路28に排出し、残余の燃料を吸入通
路5の後流側(環状溝23側)に流すようになってい
る。
【0018】一方、駆動軸12に形成された斜板14の
端面には、有底円筒状の補助プレート29が相対回動可
能に取り付けられている。この補助プレート29は、そ
の斜板14側の端面の中央にボス30が突設され、この
ボス30が、斜板14の端面中央に形成された支持穴3
1に軸受31aを介して相対回転可能に嵌入されてい
る。そして、この補助プレート29のシリンダブロック
10側の端面には、硬度が高く、摩擦係数の小さいスラ
ストプレート32がボルト50によって結合され、この
スラストプレート32の端面に、前記シュー18が摺動
自在に当接するようになっている。各プランジャ17は
前述のように斜板14方向にスプリング付勢されている
ため、各シュー18はこのプランジャ17の付勢力を受
けて常時スラストプレート32に押し付けられている。
また、フロントカバー8と斜板14の間、及び、斜板1
4と補助プレート29の間にはスラスト軸受33a,3
3bが夫々介装されている。
【0019】さらにまた、前記補助プレート29とスラ
ストプレート32の間には、ゴムまたは樹脂製のダイヤ
フラム(隔成部材)34の中心部周辺が密閉状態で挟着
されている。一方、このダイヤフラム34の外周縁部
は、ハウジング本体7とフロントカバー8の接合部間に
密閉状態で挟着されていて、ポンプ内部がこのダイヤフ
ラム34によってシリンダブロック10側の作動液室3
5と駆動軸12側の潤滑液室36とに隔成されている。
そして、作動液室35はシリンダブロック10からの漏
出燃料によって満たされるようになっており、潤滑液室
36には、駆動軸12の周域の軸受33a,33b等を
潤滑するための比較的高粘度の潤滑液が封入されてい
る。
【0020】そして、補助プレート29とそれに対向す
るシリンダブロック10の間には、両者間の相対回転を
規制する回転規制機構37が設けられている。この回転
規制機構37は、基本的に、斜板14側に突設された係
止爪38と、シリンダブロック10側でこの係止爪38
と摺動自在に係合する係止溝39とから成り、係止爪3
8は、ボルト50の頭部の押さえフランジ50aによっ
てスラストプレート32に固定される環状プレート40
に形成され、係止溝39は、シリンダブロック10の端
面に半径方向に沿うように直接形成されている。環状プ
レート40は、図3〜図5に示すように、その外周縁部
の一ヶ所に前記係止爪38が折り曲げ形成されると共
に、その係止爪38の周方向両側位置に一対の固定用爪
41,41が係止爪38と逆側に向けて折り曲げ形成さ
れている。この各固定用爪41は、スラストプレート3
2の端面に形成された図外の溝に嵌合され、この爪41
と溝の嵌合により、環状プレート40とスラストプレー
ト32の相対回転を阻止するようになっている。
【0021】尚、図1中51は、ラジアル軸受13bに
隣接した位置において、駆動軸12とフロントカバー8
の間を密閉するオイルシールである。
【0022】以上の構成において、エンジンの始動に伴
って駆動軸12が回転すると、駆動軸12と一体の斜板
14が回転し、これにより、補助プレート29が回転規
制機構37によって回転を阻止されて、斜板14と相対
回転しつつこの斜板14と一体に揺動(首振り)する。
こうして補助プレート29が揺動すると、スラストプレ
ート32とそれに摺接するシュー18を介してシリンダ
ブロック10上のプランジャ17が順次進退動作を繰り
返し、それによってポンプ作用が連続的に為されるよう
になる。このとき、燃料タンク3から供給ポンプ2を介
して吸入通路5に供給された燃料は、低圧レギュレータ
27で設定低圧に調圧された後、吸入側環状溝23、吸
入ポート19、吸入チェック弁21を順次介してシリン
ダ孔16に吸い入れられ、ここでプランジャ17によっ
て加圧された後にシリンダ孔16から吐出チェック弁2
2、吐出ポート20、吐出側環状溝24を順次通って吐
出通路25からインジェクター4へと供給される。
【0023】このようにアキシャルプランジャポンプ1
の運転が続けられると、シリンダブロック10とバルブ
ブロック9との隙間や、シリンダ孔16とプランジャ1
7の摺動隙間等から燃料がポンプハウジング6内の空間
に漏出することとなるが、この空間内は、ダイヤフラム
34によって作動液室35と潤滑液室36とに完全密閉
状態で分離されているため、駆動軸支持部回りの軸受1
3a,13b,33a,33bやオイルシール51に燃
料が入り込むことがない。そして、潤滑液室36には所
定粘度の潤滑液が充填されていて、軸受13a,13
b,33a,33bやオイルシール51には常にこの潤
滑液が行き渡るようになっているため、軸受13a,1
3b,33a,33bやオイルシール51は初期の性能
が長期間に渡って保証される。
【0024】また、補助プレート29側に突設された係
止爪38の先端部は、ポンプ運転中に、補助プレート2
9の揺動に伴ってシリンダブロック10に対して軸方向
及び径方向に変位するが、その変位はシリンダブロック
10に形成された係止溝39内において行われるため、
係止爪38と係止溝39の回転方向の係合関係はこの変
位にかかわらず常に維持される。したがって、この回転
規制機構37によれば、補助プレート29及びスラスト
プレート32の回転を確実に規制することができる。
【0025】このため、このアキシャルプランジャポン
プ1においては、プランジャ17のシュー18の滑りに
よって生じる補助プレート29の回転トルクをダイヤフ
ラム34に伝達することがなくなり、その結果、ダイヤ
フラム34に捩れ等が生じなくなってダイヤフラム34
の耐久性が高まる。よって、低コストでの製造が可能な
ダイヤフラム34を何ら問題なく用いることができる。
【0026】尚、この発明の実施例は以上で説明したも
のに限るものではなく、例えば、隔成部材のダイヤフラ
ムに代えてベローズを用いることも可能であり、また、
本発明にかかるポンプを燃料加圧用ポンプ以外のポンプ
に用いることも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、斜板のシリンダ
ブロック側の端面に相対回転可能に補助プレートを取り
付けると共に、この補助プレートとポンプハウジングの
間に、駆動軸支持部を囲繞してポンプハウジング内を作
動液室と潤滑液室とに隔成する可撓性の隔成部材を設
け、補助プレートとシリンダブロックの間に回転規制機
構を設けるようにしたので、簡素で低コストでの製造が
可能な構造でありながら、駆動軸支持部回りの潤滑性能
を確実に向上させることができる。また、隔成部材には
回転トルクが補助プレートを介して伝達されなくなるた
め、隔成部材に必要外の負荷が作用しなくなり、その結
果、隔成部材の耐久性が高まる、という効果も得られ
る。
【0028】このため、本発明にあっては、何ら不具合
なくゴムまたは樹脂製のダイヤフラムを隔成部材として
用いることができ、このようにゴムまたは樹脂製のダイ
ヤフラムを用いた場合には低コストでの製造が可能にな
る。
【0029】また、回転規制機構を、補助部材とシリン
ダブロックのいずれか一方側に突設された係止爪と、他
方側に径方向に沿って形成されてこの係止爪と摺動自在
に係合する係止溝とによって構成するようにした場合に
は、極めて簡単な構造でありながり、補助部材とシリン
ダブロックの相対回転を確実に規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】同実施例を示す図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】同実施例を示す部品の平面図。
【図4】同実施例を示す図3のB−B線に沿う断面図。
【図5】同実施例を示す図3のC−C線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…アキシャルプランジャポンプ、 5…吸入通路、 6…ポンプハウジング、 10…シリンダブロック、 12…駆動軸、 14…斜板、 17…プランジャ、 25…吐出通路、 29…補助プレート、 34…ダイヤフラム(隔成部材)、 35…作動液室、 36…潤滑液室、 37…回転規制機構、 38…係止爪、 39…係止溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプハウジング内に回転自在に支持さ
    れた駆動軸の端部に斜板が固設される一方で、複数個の
    プランジャを軸方向に沿って進退自在に保持するシリン
    ダブロックが、前記ポンプハウジング内の前記斜板に対
    向する位置に固設され、前記複数個のプランジャが前記
    斜板の回転により順次押圧されて吸入通路から吸い入れ
    た作動液を吐出通路に送り出すアキシャルプランジャポ
    ンプにおいて、 前記斜板のシリンダブロック側の端面に相対回転可能に
    補助プレートを取り付けると共に、この補助プレートと
    ポンプハウジングの間に、駆動軸支持部を囲繞してポン
    プハウジング内を作動液室と潤滑液室とに隔成する可撓
    性の隔成部材を設け、前記補助プレートとシリンダブロ
    ックの間に回転規制機構を設けたことを特徴とするアキ
    シャルプランジャポンプ。
  2. 【請求項2】 前記隔成部材をゴムまたは樹脂製のダイ
    ヤフラムによって構成したことを特徴とする請求項1に
    記載のアキシャルプランジャポンプ。
  3. 【請求項3】 前記回転規制機構を、前記補助部材とシ
    リンダブロックのいずれか一方側に突設された係止爪
    と、他方側に径方向に沿って形成されてこの係止爪と摺
    動自在に係合する係止溝とによって構成したことを特徴
    とする請求項1または2に記載のアキシャルプランジャ
    ポンプ。
JP31725896A 1996-11-28 1996-11-28 アキシャルプランジャポンプ Pending JPH10159710A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113008718A (zh) * 2021-03-23 2021-06-22 太原科技大学 一种轴向柱塞泵配流副试验装置及方法

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