JPH10159711A - 液体ポンプ - Google Patents

液体ポンプ

Info

Publication number
JPH10159711A
JPH10159711A JP31929096A JP31929096A JPH10159711A JP H10159711 A JPH10159711 A JP H10159711A JP 31929096 A JP31929096 A JP 31929096A JP 31929096 A JP31929096 A JP 31929096A JP H10159711 A JPH10159711 A JP H10159711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
space
pressure
suction passage
pump housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31929096A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Hori
俊明 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP31929096A priority Critical patent/JPH10159711A/ja
Publication of JPH10159711A publication Critical patent/JPH10159711A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドレーン配管を接続することなく、ポンプハ
ウジング内を低圧に維持する。占有スペースの増大や製
造コストの増加を招くことなく、弾性シールにかかる負
荷を小さくする。 【解決手段】 ポンプハウジング6内に、斜板14によ
って駆動されるサブポンプ50を設ける。このサブポン
プ50によって漏出空間35の作動液を吸入通路5に戻
す。漏出空間35と吸入通路5の間に、漏出空間35の
圧力が設定値以下のときに吸入通路5から漏出空間35
への作動液の流入を許容する調圧チェック弁43を設け
る。調圧チェック弁43の作用により、漏出空間35が
必要以上に低圧になるのを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料噴射
装置の燃料加圧用ポンプのように供給ポンプから送られ
た作動液を高圧に加圧する液体ポンプに関し、とりわ
け、作動液の漏出するポンプハウジング内の空間を低圧
に維持できるように改良した液体ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射装置の燃料加圧用ポンプ等に用
いられる液体ポンプとして、実公平8−5342号公報
に示されるようなものが従来より案出されている。
【0003】この液体ポンプは、シリンダブロックに放
射状に配置されたプランジャが、駆動回転する偏心カム
で順次押圧されて連続的にポンプ作用を成す所謂ラジア
ルプランジャ型のポンプであって、ポンプハウジングと
駆動軸との間が一対の軸受シールによって封止されると
共に、これらの軸受シールによって密閉されたポンプハ
ウジング内の空間(作動液の漏出空間)がリターンポー
トを介して外部のリザーバタンクに連通接続されてい
る。したがって、この液体ポンプによれば、シリンダブ
ロックとプランジャの隙間等から漏れ出た高圧の作動液
はポンプハウジング内の漏出空間からリターンポートを
介してリザーバタンクに戻されることとなり、軸受シー
ルには過大な液圧が作用することが無くなる。特に、ガ
ソリン等の低粘度の作動液を扱う場合には、軸受シール
に高圧が作用すると、軸受シールの変形によって生じた
隙間から作動液が漏出することも考えられるが、この液
体ポンプにおいては軸受シールに作用する液圧を常に低
く維持することができるため、作動液の漏出等の事態が
起こるのを確実に防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
液体ポンプにおいては、リターンポートをリザーバタン
クに連通させるためのドレーン配管をポンプハウジング
に接続しなければならないため、自動車のエンジンルー
ム内のような限られたスペース内に設置する場合にドレ
ーン配管を引き回す分だけ占有スペースが大きくなるう
え、ドレーン配管の接続部の液漏れを厳格に管理しなけ
ればならないことから製造コストがかさむという不具合
がある。
【0005】そこで本発明は、接続配管数を増加するこ
となく、ポンプハウジング内の作動液の漏出空間を常に
低圧に維持できるようにして、占有スペースの増大や製
造コストの増加を招くことなく弾性シールに過大な負荷
がかかるのを確実に防止することのできる液体ポンプを
提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するための手段として、供給ポンプから吸入通路に
送られた作動液を、ポンプ本体で加圧して吐出通路から
外部の装置に供給する液体ポンプであって、ポンプ本体
からポンプハウジング内に漏出した作動液が弾性シール
によって封止されて成るものにおいて、ポンプハウジン
グ内に、ポンプ本体と同じ駆動軸によって駆動されて、
ポンプハウジング内の作動液の漏出空間から作動液を吸
入通路に戻すサブポンプを設けるようにした。駆動軸が
回転すると、供給ポンプから吸入通路に送られた作動液
がポンプ本体によって加圧されると共に、漏出空間内の
作動液がサブポンプによって吸入通路に戻される。した
がって、駆動軸の回転速度が高まっても漏出空間内の作
動液が高圧になることはない。
【0007】前記弾性シールは、駆動軸とポンプハウジ
ングの間をシールする軸受シールであっても、また、ポ
ンプハウジング内を作動液の漏出空間と潤滑液封入空間
とに隔成する弾性隔壁であっても良い。
【0008】また、漏出空間と吸入通路の間には、漏出
空間の圧力が設定値以下のときに吸入通路から漏出空間
への作動液の流入を許容する調圧チェック弁を設けるよ
うにしても良い。ポンプ本体からの作動液の漏出流量は
駆動軸の回転速度にかかわりなくほぼ一定となるのに対
し、サブポンプの吐出流量は駆動軸の回転速度の増加に
伴って増加するため、駆動軸の回転速度が所定速度以上
になると、調圧チェック弁が開いて吸入通路から漏出空
間に作動液が導入される。この結果、漏出空間内の作動
液の圧がほぼ一定の値に維持され、漏出空間内が必要以
上に低圧になるのが阻止される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例を図1〜
図6に基づいて説明する。
【0010】この実施例は、本発明にかかる液体ポンプ
1を自動車の燃料噴射装置の燃料加圧用ポンプに適用し
たもので、ポンプの型式としては所謂アキシャルプラン
ジャ型のものが用いられている。この燃料噴射装置の油
圧回路構成は、図1に示すように、燃料タンク3内のガ
ソリン等の燃料をモータM駆動する供給ポンプ2によっ
て送り出すと共に、その燃料を低圧レギュレータ27で
設定圧に調圧して液体ポンプ1に供給し、さらにその燃
料をこの液体ポンプ1によって高圧に加圧してインジェ
クター4に供給し、その燃料をインジェクター4でエン
ジンのシリンダ(図示せず。)内に噴射すると共に、余
剰燃料をインジェクター4からポンプ1の吸入通路5に
戻すようになっている。
【0011】液体ポンプ1は、ポンプハウジング6が凹
部を有するハウジング本体7と、その前端部に取り付け
られるフロントカバー8とから成り、ハウジング本体7
の凹部内には、バルブブロック9とシリンダブロック1
0とが重合状態でボルト11によって結合されている。
また、フロントカバー8には、駆動軸12がニードルベ
アリング及びメタルベアリングから成るラジアル軸受1
3a,13bを介して支持されており、この駆動軸12
のポンプハウジング6内に臨む側の端部には、その端面
が軸線に対して所定角度に傾斜した斜板14が一体に形
成され、ポンプハウジング6の外部に突出する側の端部
には、エンジンのカムシャフト(図示せず。)と結合す
るためのカップリング15が設けられている。
【0012】前記シリンダブロック10は、軸方向に沿
ったシリンダ孔16が周方向等間隔に複数個形成されて
おり、この各シリンダ孔16に、前記斜板14方向にス
プリング付勢されたプランジャ17が進退自在に収容さ
れている。この各プランジャ17は、その頂部面に半球
状の凹部が形成され、この凹部にシュー18が摺動自在
に嵌合保持されている。
【0013】また、このシリンダブロック10の背部の
バルブブロック9には、シリンダブロック10の各シリ
ンダ孔16に連通する複数個の吸入ポート19と吐出ポ
ート20が形成されており、各吸入ポート19には吸入
チェック弁21が、また、各吐出ポート20には吐出チ
ェック弁22が夫々設けられている。このうち吸入ポー
ト19は、対応するシリンダ孔16からバルブブロック
9の軸方向に沿って形成され、バルブブロック9の背部
において、ハウジング本体7の底壁内面に形成された吸
入側環状溝23に連通している。これに対して、前記吐
出ポート20は、対応するシリンダ孔16からバルブブ
ロック9の径方向外側に放射状に形成され、バルブブロ
ック9の外周面に形成された吐出側環状溝24に連通し
ている。したがって、各プランジャ17がシリンダ孔1
6内で進退動作した場合には、吸入側環状溝23を通し
てシリンダ孔16内に燃料が吸い入れられ、その燃料が
プランジャ17で加圧されて吐出側環状溝24に送り出
される。尚、環状溝23,24は夫々吸入通路5と吐出
通路25の一部を構成するようになっている。
【0014】一方、駆動軸12に形成された斜板14の
端面には、有底円筒状の補助プレート29が相対回動可
能に取り付けられている。この補助プレート29は、そ
の斜板14側の端面の中央にボス30が突設され、この
ボス30が、斜板14の端面中央に形成された支持穴3
1に相対回転可能に嵌入されている。そして、この補助
プレート29のシリンダブロック10側の端面には、硬
度が高く、摩擦係数の小さい円環状のスラストプレート
32が結合され、このスラストプレート32に、前記プ
ランジャ17に嵌合保持されたシュー18が摺動自在に
当接するようになっている。各プランジャ17は前述の
ように斜板14方向にスプリング付勢されているため、
各シュー18はこのプランジャ17の付勢力を受けて常
時スラストプレート32に押し付けられている。また、
フロントカバー8と斜板14の間、及び、斜板14と補
助プレート29の間にはスラスト軸受33a,33bが
夫々介装されている。
【0015】さらにまた、前記補助プレート29とスラ
ストプレート32の間には、円環状の樹脂製ダイヤフラ
ム(弾性隔壁)34の内周縁部が密閉状態で挟着されて
いる。このダイヤフラム34の外周縁部は、ハウジング
本体7とフロントカバー8の接合部間に密閉状態で挟着
されていて、ポンプハウジング6の内部がこのダイヤフ
ラム34によってシリンダブロック10側の漏出空間3
5と駆動軸12側の潤滑液封入空間36とに隔成されて
いる。そして、漏出空間35は、シリンダ孔16とプラ
ンジャ17の隙間等から漏出した燃料によって満たされ
るようになっており、潤滑液封入空間36には、駆動軸
12の周域の軸受33a,33b等を潤滑するための比
較的高粘度の潤滑液が封入されている。
【0016】ところで、シリンダブロック10には前記
シリンダ孔16とは別に小径のサブシリンダ孔37が形
成されており、このサブシリンダ孔37には、周壁に複
数個の連通孔38を備えたサブプランジャ39が摺動自
在に収容されている。このサブプランジャ39は、スプ
リング40によって斜板14方向に付勢されると共に、
その頭部が略球面状に形成され、その略球面状の頭部が
常時スラストプレート32に摺動自動に当接するように
なっている。そして、バルブブロック9には、前記サブ
シリンダ孔37と吸入側環状溝23とを連通する吐出ポ
ート41が形成されており、この吐出ポート41に、サ
ブシリンダ孔37から吸入側環状溝23方向の流れのみ
を許容する吐出チェック弁42が介装されている。これ
らサブプランジャ39、スプリング40、吐出チェック
弁42等は本発明におけるサブポンプ50を構成するも
ので、サブプランジャ39が図3に示す後退位置から図
4に示すように最大に突出すると、周壁の連通孔38を
通して漏出空間35内の燃料がサブプランジャ39の内
部に吸い入れられ、この状態からサブプランジャ39が
図5に示すように後退すると、吐出チェック弁42が開
いてサブプランジャ39内の燃料が吸入側環状溝23に
戻されるようになっている。尚、このサブポンプ50
は、図6に示すように、ポンプ回転数(駆動軸12の回
転数)に略比例して吐出流量が増加するが、その一作動
当たりの吐出容量は、エンジンがアイドリング時にある
ときの吐出流量がシリンダブロック10からの燃料の漏
出流量(同図中破線で示す。)とほぼ同じになるように
設定されている。
【0017】また、ポンプハウジング6の漏出空間35
の上部には、漏出空間35の圧力が設定値以下のときに
吸入通路5から漏出空間35への燃料の流入を許容する
調圧チェック弁43が設けられている。この調圧チェッ
ク弁43は、連通孔44を有する弁座45に対して漏出
空間35側から密接する球状の弁体46と、この弁体4
6を弁座45方向に付勢するスプリング47とを備え、
吸入通路5の圧力(供給ポンプ2からの供給圧)と漏出
空間35の圧力の差が設定値以上になると、弁体46が
スプリング47の付勢力に打ち勝って連通孔44を開く
構造になっている。尚、この実施例の場合、調圧チェッ
ク弁43のチェック圧は、低圧レギュレータ27で設定
される供給ポンプ2からの供給圧と同じ値に設定されて
いる。
【0018】以上の構成において、エンジンの始動に伴
って駆動軸12が回転すると、駆動軸12と一体の斜板
14が回転し、これにより、補助プレート29が斜板1
4と相対回転しつつこの斜板14と一体に揺動(首振
り)する。こうして補助プレート29が揺動すると、ス
ラストプレート32とそれに摺接するシュー18を介し
てシリンダブロック10上のプランジャ17が順次進退
動作を繰り返し、それによって吸入通路5に供給された
燃料が連続的に加圧され、吐出通路25を通ってインジ
ェクター4へと供給される。
【0019】また、駆動軸12の回転に伴って斜板14
が上記のように揺動すると、スラストプレート32がサ
ブプランジャ39の頭部を押圧し、サブプランジャ39
を連続的に進退動作させてサブポンプ50が作動するよ
うになる。そして、このようしてサブポンプ50が作動
すると、漏出空間35内の燃料が吸入側環状溝23に戻
されることとなり、漏出空間35内がシリンダブロック
10からの漏出燃料で高圧になるのが阻止される。
【0020】ここで、エンジンがアイドリング回転数以
上になると、サブポンプ50の吐出流量がシリンダブロ
ック10からの燃料の漏出量よりも多くなるため、漏出
空間35内の圧力が設定値(0MPa)以下になって調圧
チェック弁43が開くようになる。これにより、漏出空
間35内には吸入通路5の燃料が適宜導入され、漏出空
間35内はほぼ設定値(0MPa)に維持されることとな
る。
【0021】したがって、漏出空間35に臨むダイヤフ
ラム(弾性シール)34には漏出空間35側から大きな
圧が作用しなくなり、その結果、斜板14の揺動に伴う
ダイヤフラム34の円滑な弾性変形が可能になると共
に、耐久性も確実に向上する。
【0022】また、この液体ポンプ1は、ポンプハウジ
ング6にドレーン配管を接続することなくポンプハウジ
ング6内の漏出空間35を低圧に維持することができる
ため、ドレーン配管を接続する場合に比較して限られた
スペースへの配置が容易になり、しかも、燃料漏れの厳
格な管理を必要とする配管の数が少なくなることから低
コストでの製造が可能になる。
【0023】さらに、この実施例のように本発明にかか
る液体ポンプ1を燃料噴射装置の燃料加圧用ポンプに適
用した場合には、ポンプハウジング6内の漏出空間35
の圧力の上昇等の不具合を招くことなく、低圧レギュレ
ータ27をエンジンから離間したポンプ外部の位置に配
置することが可能になる。このため、低圧レギュレータ
27がエンジンの高熱に直接晒されることが無くなり、
低圧レギュレータ27において燃料タンク3に戻される
燃料が必要以上に昇温される不具合を無くすことができ
る。
【0024】尚、本発明の実施例は、以上で説明したも
のに限るものでなく、例えば、上記実施例においては、
漏出空間35に臨む弾性シールがダイヤフラム34であ
る場合について説明したが、図7に示すようなダイヤフ
ラムを備えないタイプの液体ポンプであれば、弾性シー
ルは駆動軸12とポンプハウジング6の間を密閉する軸
受シール48であっても良い。この場合にも漏出空間3
5が低圧に維持されることから、軸受シール48からの
燃料漏れや軸受シール48の耐久性の低下等を確実に防
止することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、ポンプハウジン
グ内に、ポンプ本体と同じ駆動軸によって駆動されて、
ポンプハウジング内の作動液の漏出空間から作動液を吸
入通路に戻すサブポンプを設けるようにしたため、ポン
プハウジングにドレーン配管を接続することなく、漏出
空間内の作動液の圧力の上昇を確実に抑えることができ
る。したがって、本発明によれば、接続配管の増加によ
る占有スペースの増大や製造コストの増加を招くことな
く、弾性シールにかかる負荷を小さく抑えることができ
る。
【0026】また、さらに漏出空間と吸入通路の間に、
漏出空間の圧力が設定値以下のときに吸入通路から漏出
空間への作動液の流入を許容する調圧チェック弁を設け
るようにした場合には、漏出空間内が必要以上に低圧に
なるのを確実に防止することができる。したがって、漏
出空間内が逆に負圧になることによって弾性シールに大
きな負荷がかかることも回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図。
【図2】同実施例を示すA−A線に沿う断面図。
【図3】同実施例を示す要部の拡大断面図。
【図4】同実施例を示す要部の拡大断面図。
【図5】同実施例を示す要部の拡大断面図。
【図6】同実施例の流量−ポンプ回転数特性を示すグラ
フ。
【図7】本発明の他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…液体ポンプ、 2…供給ポンプ、 5…吸入通路、 6…ポンプハウジング、 12…駆動軸、 25…吐出通路、 34…ダイヤフラム(弾性隔壁、弾性シール)、 35…漏出空間、 36…潤滑液封入空間、 43…調圧チェック弁、 48…軸受シール(弾性シール)、 50…サブポンプ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ポンプから吸入通路に送られた作動
    液を、ポンプ本体で加圧して吐出通路から外部の装置に
    供給する液体ポンプであって、ポンプ本体からポンプハ
    ウジング内に漏出した作動液が弾性シールによって封止
    されて成るものにおいて、 ポンプハウジング内に、ポンプ本体と同じ駆動軸によっ
    て駆動されて、ポンプハウジング内の作動液の漏出空間
    から作動液を吸入通路に戻すサブポンプを設けたことを
    特徴とする液体ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記弾性シールが、駆動軸とポンプハウ
    ジングの間をシールする軸受シールであることを特徴と
    する請求項1に記載の液体ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記弾性シールが、ポンプハウジング内
    を前記作動液の漏出空間と潤滑液封入空間とに隔成する
    弾性隔壁であることを特徴とする請求項1に記載の液体
    ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記漏出空間と吸入通路の間に、漏出空
    間の圧力が設定値以下のときに吸入通路から漏出空間へ
    の作動液の流入を許容する調圧チェック弁を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体ポン
    プ。
JP31929096A 1996-11-29 1996-11-29 液体ポンプ Pending JPH10159711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31929096A JPH10159711A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 液体ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31929096A JPH10159711A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 液体ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10159711A true JPH10159711A (ja) 1998-06-16

Family

ID=18108559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31929096A Pending JPH10159711A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 液体ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10159711A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5782161A (en) Axial plunger pump with a partition between the lubricating chamber and the working fluid chamber
JPH1172014A (ja) 燃料加圧用ポンプ
JPH10227278A (ja) ピストンポンプ
JPH09112408A (ja) 燃料ポンプ
US6368071B1 (en) High pressure fuel pump
US6471491B1 (en) High pressure fuel pump
JPH10176625A (ja) プランジャポンプ
US6622706B2 (en) Pump, pump components and method
JPH034780Y2 (ja)
JPH10159711A (ja) 液体ポンプ
JPH09236080A (ja) アキシャルプランジャポンプ
JPH09195926A (ja) ラジアルプランジャポンプ
JPH10159710A (ja) アキシャルプランジャポンプ
JP3820779B2 (ja) 歯車ポンプ及びこれを用いた燃料供給装置
JP2001280220A (ja) 高圧燃料ポンプ
JPH09324746A (ja) アキシャルプランジャポンプ
JPH09184476A (ja) アキシャルプランジャポンプ
JPH09236082A (ja) 液体ポンプ
JPH10159683A (ja) 燃料噴射装置の燃料加圧用ポンプ
JPH10122128A (ja) 往復動ポンプ
JP2000130289A (ja) 燃料加圧用ポンプ
JPH09324724A (ja) 燃料噴射装置の燃料加圧用ポンプ
JPH09324745A (ja) アキシャルプランジャポンプ
JP4542294B2 (ja) 改善された高圧ポンプ
JPH09324744A (ja) アキシャルプランジャポンプ