JPH09236080A - アキシャルプランジャポンプ - Google Patents

アキシャルプランジャポンプ

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JPH09236080A
JPH09236080A JP8042381A JP4238196A JPH09236080A JP H09236080 A JPH09236080 A JP H09236080A JP 8042381 A JP8042381 A JP 8042381A JP 4238196 A JP4238196 A JP 4238196A JP H09236080 A JPH09236080 A JP H09236080A
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JP
Japan
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pump
discharge
passage
check valve
housing
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Application number
JP8042381A
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English (en)
Inventor
Yoshio Okubo
好夫 大久保
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各吐出チェック弁からの合流通路をポンプハ
ウジングの変形の生じにくい部分に配設する。ポンプハ
ウジングの肉厚を薄くする。ポンプの小型・軽量化を図
る。 【解決手段】 バルブブロック10の外周面に、各吐出
チェック弁25に連通する吐出側環状溝27を形成す
る。この環状溝27とハウジング本体8の内周面とで環
状通路を構成し、この環状通路を共通の吐出通路28に
連通させる。各吐出チェック弁25から吐出された高圧
の作動液は環状通路で受けるため、作動液の圧力が作用
する面積を小さくすることができると共に、作動液の圧
力の作用する方向を円周方向に分散することができる。
その結果、ポンプハウジング6の壁面には変形が生じに
くくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料噴射
装置の燃料加圧用ポンプ等に用いられるアキシャルプラ
ンジャポンプに関し、とりわけ、吐出チェック弁の後流
側の通路の構造を改良したアキシャルプランジャポンプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】アキシャルプランジャポンプとして、駆
動軸の端部に斜板が一体に設けられ、ハウジング内のこ
の斜板に対応する位置に、軸方向に沿って複数個のプラ
ンジャを進退自在に備えたポンプ機能ブロックが固設さ
れた構造のものがある。このアキシャルプランジャポン
プは、駆動軸の回転に伴って斜板が揺動回転すると、ポ
ンプ機能ブロックの複数個のプランジャが斜板で順次押
圧されて突出と後退を繰り返し、各プランジャが突出す
る際にシリンダ穴内に吸い入れた作動液をつづくプラン
ジャの後退動作時に吐出するようになっている。
【0003】ところで、この種のアキシャルプランジャ
ポンプにおいては、通常、各シリンダ穴に連通する吸入
路や吐出路にチェック弁が介装されているが、このチェ
ック弁は各対応するシリンダ穴に近接して設ける必要か
ら、多くの場合シリンダ穴に近接する一つのブロックに
組付けられている。
【0004】吐出チェック弁をポンプ機能ブロック(バ
ルブブロック)に一体に組付けたアキシャルプランジャ
ポンプとして、従来、実開平2−92073号公報に示
されるようなものが案出されている。
【0005】このアキシャルプランジャポンプは、ポン
プ機能ブロックの各シリンダ穴の周壁に吸入ポートが配
設される一方で、ポンプ機能ブロックのプランジャ配設
位置と反対側の端面に、各プランジャ(シリンダ穴)に
対応する複数個の吐出チェック弁が周方向等間隔に配設
されていて、各プランジャの突出動作時に吸入ポートを
介してシリンダ穴内に吸い入れられた作動液が、そのプ
ランジャの後退動作時に対応する吐出チェック弁を開い
て吐出されるようになっている。ポンプ機能ブロック
は、吐出チェック弁側の端面をポンプハウジングの底壁
に臨ませるようにしてポンプハウジング内に組込まれ、
各吐出チェック弁から吐出された作動液が、ポンプ機能
ブロックの端面とポンプハウジングの底壁の間の円形状
の隙間で合流され、その後に共通の吐出通路に送り出さ
れるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアキシャルプランジャポンプの場合、各吐出チェッ
ク弁から吐出された作動液がポンプ機能ブロックの端面
とポンプハウジングの底壁の間の隙間で合流される構造
となっているため、各チェック弁から吐出された高圧の
作動液がポンプハウジングの底壁に対してその中央部を
ポンプ外側に膨出させるように作用する。この場合、ポ
ンプハウジング底壁での受圧面積が大きく、また、作動
液の圧力のほとんどがポンプ外側に膨出させる方向に作
用してしまう。また、ポンプハウジングの底壁には、作
動液の圧力ばかりでなく斜板による大きなスラスト荷重
が加わるため、この底壁の厚みは充分に厚くする必要が
あった。このため、上記従来のアキシャルプランジャポ
ンプにおいては、底壁の厚みを増加させる必要からポン
プ全体の大型化や重量増加を避けることができなかっ
た。また、ポンプハウジングをカバーと本体とに2分割
し、これらをボルト等の固定部材で止めるようにした場
合には、固定部材を強固なものにしなければならず、コ
ストアップの原因となってしまう。
【0007】そこで本発明は、吐出チェック弁の後流側
の通路の構造を改良することによってポンプハウジング
の肉厚を薄くし、小型・軽量化を図ることができ、ま
た、コストを低減することのできるアキシャルプランジ
ャポンプを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するための手段として、駆動軸と一体に回転する斜
板に対向して複数個のプランジャが進退自在に配設さ
れ、この各プランジャが斜板に順次押圧されて突出と後
退を繰り返し、各プランジャで吐出された作動液が合流
されて共通の吐出通路に送り出されるアキシャルプラン
ジャポンプであって、前記各プランジャに対応した吐出
チェック弁がバルブブロックに収容され、このバルブブ
ロックがポンプハウジング内の底部に取り付けられて成
るものにおいて、前記バルブブロックの外周域に各吐出
チェック弁に連通する環状通路を設け、この環状通路を
前記吐出通路に連通させるようにした。環状通路はポン
プハウジングの周壁に面する部分に配置されるため、作
動液の圧力が作用する面積を小さくすることができると
共に、作動液の圧力の作用する方向を円周方向に分散す
ることができ、ポンプハウジングの壁面には吐出チェッ
ク弁から吐出された高圧の作動液による変形が生じにく
くなる。
【0009】バルブブロックの外周面に環状溝を形成
し、この環状溝とハウジングの内周面とによって前記環
状通路を構成するようにしても良い。
【0010】また、前記ポンプハウジングは、軸方向端
部に開口部を有し、この開口部をカバーにて封止すると
共に、固定手段によって、前記ポンプハウジングとカバ
ーとを固定するようにしても良い。この場合、カバーに
は一切作動液の圧力が作用しないので、固定手段は強固
なものにする必要がない。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】この実施の形態は、自動車の燃料噴射装置
の燃料加圧用のポンプに、本発明にかかるアキシャルプ
ランジャポンプ1を適用したもので、図1に示すよう
に、燃料タンク2から供給ポンプ3を介して低圧状態で
供給されたガソリン等の燃料(作動液)をこのアキシャ
ルプランジャポンプ1によって所定の圧力に加圧してイ
ンジェクター4に供給し、その燃料をインジェクター4
でエンジンのシリンダ(図示せず。)内に噴射すると共
に、余剰燃料をインジェクター4からポンプ1の吸入通
路5に戻すようになっている。
【0013】このアキシャルプランジャポンプ1は、ポ
ンプハウジング6が凹部7を有するハウジング本体8
と、その前端部に取り付けられるフロントカバー(カバ
ー)9とから成り、ハウジング本体8の凹部7内には、
後述するポンプ機能ブロック60が固定されている。ま
た、フロントカバー(カバー)9には、駆動軸13がニ
ードルベアリング及びメタルベアリングから成るラジア
ル軸受14,15を介して支持されており、この駆動軸
13のハウジング6内に臨む側の端部には、その端面が
軸線に対して所定角度に傾斜した斜板16が一体に形成
され、ハウジング6の外部に突出する側の端部には、エ
ンジンのカムシャフト(図示せず。)と結合するための
カップリング17が設けられている。
【0014】前記ポンプ機能ブロック60は、複数個の
プランジャ19を軸方向に沿って収容するシリンダブロ
ック11と、吸入チェック弁24及び吐出チェック弁2
5を収容するバルブブロック10とに軸方向で分割さ
れ、これらのブロック10,11が重合状態で両ブロッ
ク10,11の中央部を貫通するボルト12によってハ
ウジング6の底部に固定されている。尚、シリンダブロ
ック11は硬度の高いの鉄系の金属材料によって形成さ
れ、バルブブロック10はアルミ材料によって形成され
ている。
【0015】このうち、シリンダブロック11には、軸
方向に沿ったシリンダ穴18が周方向等間隔に複数個設
けられ、この各シリンダ穴18にプランジャ19とその
プランジャ19を斜板16方向に付勢するためのスプリ
ング32とが収容されるが、各シリンダ穴18の底壁は
バルブブロック10の端面によって構成されるようにな
っている。つまり、シリンダブロック11とバルブブロ
ック10とは、バルブブロック10の端面が各シリンダ
穴18の底壁を構成するように分割されている。そし
て、シリンダブロック11に収容される各プランジャ1
9は、その頂部面に半球状の凹部20が形成され、この
凹部20に後述するシュー21が回動可能に嵌合保持さ
れている。
【0016】他方、バルブブロック10には、各シリン
ダ穴18に連通する複数個の吸入ポート22と吐出ポー
ト23が形成されており、各吸入ポート22には吸入チ
ェック弁24が、また、各吐出ポート23には吐出チェ
ック弁25が夫々設けられている。このうち吸入ポート
22は、対応するシリンダ穴18からバルブブロック1
0の軸方向に沿って形成され、バルブブロック10の背
面において、ハウジング本体8の底壁内面に形成された
吸入側環状溝26に連通し、この環状溝26を介してハ
ウジング本体8の吸入通路5に連通している。これに対
して、前記吐出ポート23は、対応するシリンダ穴18
からバルブブロック10の径方向外側に放射状に形成さ
れ、バルブブロック10の外周面に形成された吐出側環
状溝27に連通し、この環状溝27を介してハウジング
本体8の吐出通路28に連通している。尚、バルブブロ
ック10の環状溝27は、ハウジング本体8の内周面と
の間において、各吐出側チェック弁25から吐出された
作動液を合流させるための環状通路を構成している。ま
た、ここでは環状溝27をバルブブロック10の外周面
に形成した場合について説明したが、環状溝はハウジン
グ本体8の内周面側に形成するようにしても良い。
【0017】尚、図中29は、吸入通路5のうちの図示
しない吸入配管接続口と前記吸入側環状溝26の間に設
けられて、吸入圧を一定低圧に維持する低圧レギュレー
タであり、この低圧レギュレータ29のドレンポート3
0は戻し配管31を通して燃料タンク2に連通してい
る。また、36は、吐出側環状溝27に接続された脈圧
防止用のアキュムレータ、37は、吐出圧センサであ
り、34は、高圧レギュレータである。
【0018】一方、駆動軸13に形成された斜板16の
端面には、円盤状の補助プレート38が相対回転可能に
取り付けられている。この補助プレート38はその中央
部にボス39が設けられ、このボス39が、斜板16の
端面中央に形成された支持穴40に相対回転可能に嵌入
されている。そして、この補助プレート38のシリンダ
ブロック11側の端面には、硬度が高く、摩擦係数の小
さいスラストプレート41がボルト42によって回転可
能に取り付けられ、このスラストプレート41に前記各
プランジャ19に嵌合保持されたシュー21が摺動自在
に当接するようになっている。各プランジャ19は前述
のように斜板16方向にスプリング付勢されているた
め、各シュー21はこのプランジャ19の付勢力を受け
て常時スラストプレート41に押し付けられている。ま
た、フロントカバー(カバー)9の斜板16の背面位置
には荷重支持フランジ43が設けられており、この荷重
支持フランジ43と斜板16の間、及び、斜板16と補
助プレート38の間には、ニードルベアリングから成る
スラスト軸受44a,44bが介装されている。このス
ラスト軸受44a,44bは、補助プレート38がプラ
ンジャ19から受ける反力のうちの軸方向成分をフロン
トカバー(カバー)9の荷重支持フランジ43に支持さ
せるためのものであり、プランジャ19から受ける反力
の径方向成分は、補助プレート38のボス39と駆動軸
13の支持穴40との嵌合部によって支持されるように
なっている。
【0019】また、前記補助プレート38の外周縁部に
は、ハウジング6の駆動軸支持部の周域から斜板16の
周域にかけてを覆う金属製のベローズ45の一端が密閉
状態で接合されている。そして、このベローズ45の他
端側は環状の取付フランジ46に同様に密閉状態で接合
されており、この取付フランジ46の外周縁部がハウジ
ング本体8とフロントカバー(カバー)9の接合部間に
介装され、ボルト(固定手段)47によってフロントカ
バー(カバー)9と共にハウジング本体8に結合されて
いる。そして、前記ベローズ45に囲繞された駆動軸周
域の空間には所定粘度の潤滑液が封入されている。つま
り、ベローズ45は、ハウジング6の内部を、シリンダ
ブロック11からの漏出作動液(燃料)で満たされる作
動液室48と、潤滑液で満たされる潤滑液室49とに隔
成している。また、ベローズ45は予め補助プレート3
8と取付フランジ46とに溶接され一体化されており、
このアキシャルプランジャポンプ1の製造時には、一つ
のユニットとしてハウジング6に組付けられる。
【0020】尚、50は、駆動軸13を支持するラジア
ル軸受14に隣接して設けられたオイルシールであり、
このオイルシール50とラジアル軸受14には、フロン
トカバー(カバー)9の荷重支持フランジ43に形成さ
れた導入孔51を通して潤滑液が確実に導入されるよう
になっている。また、駆動軸13の斜板連接コーナ部に
は、斜板16の支持穴40の底部と駆動軸13の周域空
間とを連通する導入孔52が形成されていて、この導入
孔52を通して支持穴40と補助プレート38のボス3
9との嵌合隙間にも潤滑液を導入できるようになってい
る。さらにまた、53は、ハウジング本体8の凹部7内
(作動液室48)に漏出した作動液を燃料タンン2に戻
すためのドレーン通路である。
【0021】以上の構成において、エンジンの始動に伴
って駆動軸13が回転すると、駆動軸13と一体の斜板
16が回転し、これにより、補助プレート38がベロー
ズ45に回転を阻止されて斜板16と相対回転しつつこ
の斜板16と一体に揺動(首振り回転)する。そして、
こうして補助プレート38が揺動すると、スラストプレ
ート41とそれに摺接するシュー21を介してシリンダ
ブロック11上のプランジャ19が順次進退動作を繰り
返して、ポンプ作用が連続的に為されるようになる。こ
のとき、燃料タンク2から供給ポンプ3を介して吸入通
路5に供給された作動液(燃料)は、吸入通路5の途中
において低圧レギュレータ29で設定低圧に調圧された
後、吸入側環状溝26、吸入ポート22、吸入チェック
弁24を順次介してシリンダ穴18に吸い入れられ、こ
こでプランジャ19によって加圧された後にシリンダ穴
18から吐出チェック弁25、吐出ポート23、吐出側
環状溝27、吐出通路28を順次通ってインジェクター
4へと供給され、インジェクター4で使用された作動液
の余剰分は吸入通路5へと戻される。
【0022】このアキシャルプランジャポンプ1は、各
吐出チェック弁25から吐出される作動液がバルブブロ
ック10の外周域の環状通路(吐出側環状溝27及びハ
ウジング本体8の内周面)で合流されて吐出通路28に
送り出されるようになっているため、作動液の圧力が作
用する面積を小さくできると共に、作動液の圧力の作用
する方向を円周方向に分散することができるので、平板
状のハウジング本体8の底壁部分で各吐出チェック弁2
5からの吐出作動液を合流させる場合に比較して、作動
液の吐出圧によるポンプハウジング6の変形が生じにく
い。このため、この実施の形態のように所謂筒内噴射型
のエンジンの燃料噴射装置で用いる場合には、極めて高
い吐出圧を比較的肉薄のポンプハウジング6で受けとめ
ることができるため、ポンプ自体の小型・軽量化に関し
て有効となる。また、ハウジング本体8の底壁には斜板
16による大きなスラスト荷重が加わり、その底壁の負
担は非常に大きなものとなるが、上記のように底壁には
高圧の吐出圧が加わらなくなるため、底壁の肉圧は確実
に薄くすることができる。
【0023】また、この実施の形態で示したようにバル
ブブロック10の外周面に吐出側環状溝27を形成した
場合には、ハウジング本体8側に溝を形成せずに済むた
めポンプハウジング6の変形をより小さく抑えることが
でき、しかも、環状溝27の加工が容易であることから
製造コストも低く抑えることができる。
【0024】さらに、この実施の形態においては、凹部
7を有するハウジング本体8の端部にフロントカバー
(カバー)9をボルト(固定手段)47によって固定す
るようにしているが、フロントカバー(カバー)9には
一切作動液の圧力が作用しないので、ボルト(固定手
段)47を強固なものにしなくても良く、そのため製造
コストを低減することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、バルブブロック
の外周域に各吐出チェック弁に連通する環状通路を設
け、共通の吐出通路に対してこの環状通路を連通させる
ようにしたため、吐出作動液の圧力が作用する面積を小
さくすることができると共に、吐出作動液の圧力の作用
する方向を円周方向に分散させることができ、そのた
め、ポンプハウジングの変形が生じにくくなることか
ら、ポンプハウジングの肉厚を薄くしてポンプの小型・
軽量化を図ることができる。
【0026】また、バルブブロックの外周面に環状溝を
形成し、この環状溝とハウジングの内周面とによって前
記環状通路を構成するようにした場合には、環状通路の
形成が容易になるうえ、ポンプハウジングの変形をより
少なくすることができるという効果を奏する。
【0027】さらに、ポンプハウジングの軸方向の端部
に開口部を設け、この開口部をカバーにて封止すると共
に、固定手段によってポンプハウジングとカバーとを固
定した場合には、吐出作動液の圧力が一切カバーに作用
しなくなることから、固定手段を強固なものにしなくて
も良くなり、その結果、製造コストを低減することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態を示す断面図。
【図2】同実施の形態を示す図1のA−A線に沿う断面
図。
【符号の説明】
1…アキシャルプランジャポンプ、 6…ポンプハウジング、 9…フロントカバー(カバー) 10…バルブブロック、 13…駆動軸、 16…斜板、 19…プランジャ、 25…吐出チェック弁、 27…吐出側環状溝(環状溝)、 28…吐出通路、 47…ボルト(固定手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸と一体に回転する斜板に対向して
    複数個のプランジャが進退自在に配設され、この各プラ
    ンジャが斜板に順次押圧されて突出と後退を繰り返し、
    各プランジャで吐出された作動液が合流されて共通の吐
    出通路に送り出されるアキシャルプランジャポンプであ
    って、前記各プランジャに対応した吐出チェック弁がバ
    ルブブロックに収容され、このバルブブロックがポンプ
    ハウジング内の底部に取り付けられて成るものにおい
    て、 前記バルブブロックの外周域に各吐出チェック弁に連通
    する環状通路を設け、この環状通路を前記吐出通路に連
    通させたことを特徴とするアキシャルプランジャポン
    プ。
  2. 【請求項2】 前記バルブブロックの外周面に環状溝を
    形成し、この環状溝とハウジングの内周面とによって前
    記環状通路を構成したことを特徴とする請求項1に記載
    のアキシャルプランジャポンプ。
  3. 【請求項3】 前記ポンプハウジングは、軸方向端部に
    開口部を有し、この開口部をカバーにて封止すると共
    に、固定手段によって、前記ポンプハウジングとカバー
    とを固定したことを特徴とする請求項1または2に記載
    のアキシャルプランジャポンプ。
JP8042381A 1996-02-29 1996-02-29 アキシャルプランジャポンプ Pending JPH09236080A (ja)

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Cited By (4)

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