JPH0643274U - 低粘性燃料油用ラジアルピストンポンプ - Google Patents

低粘性燃料油用ラジアルピストンポンプ

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JPH0643274U
JPH0643274U JP8461692U JP8461692U JPH0643274U JP H0643274 U JPH0643274 U JP H0643274U JP 8461692 U JP8461692 U JP 8461692U JP 8461692 U JP8461692 U JP 8461692U JP H0643274 U JPH0643274 U JP H0643274U
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piston
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英弥 菊地
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Bosch Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 潤滑油室40内には、柔軟な薄い膜状をなす
円形のダイアフラム50をピストン30とほぼ同心に配
置する。ダイアフラム50の周縁部は、潤滑油室40の
内面に油密に固定する。ダイアフラム50の中央部に
は、取付孔51を形成する。この取付孔51の近傍部分
をピストン30のスリット307に挿入して加締ること
によりピスト30に油密に固定する。そして、ダイアフ
ラム50によって潤滑油室40とスリーブ65の収納孔
(シリンダ孔)651の潤滑油室40における開口部と
を油密に隔絶する。 【効果】 潤滑油と燃料油とが互いに混入するのを防止
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ガソリン等の低粘性燃料油を高圧に加圧するための低粘性燃料油 用ラジアルピストンポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のポンプとしては、特開平3ー175158号公報に記載のもの がある。この公報に記載のポンプは、内部に潤滑油室および潤滑油室から放射状 に延びる複数のシリンダ孔が形成されたポンプ本体と、このポンプ本体に回動自 在に設けられ、潤滑油室内に挿入された部分にカム部が形成されたポンプシャフ トと、シリンダ孔に摺動自在に設けられ、カム部によって往復動させられるピス トンとを備えており、ピストンの往復動によってガソリン等の低粘性燃料油を高 圧に加圧するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記ポンプにおいては、ピストンが接触するカム部を潤滑する必要があり、そ のために潤滑油室に潤滑油を充填している。この場合、潤滑油として通常の潤滑 油を用いると、潤滑油がシリンダ孔とピストンとの間から燃料油を加圧するため の加圧室に入り込み、潤滑油が燃料油に混入するおそれがある。
【0004】 一方、潤滑油として燃料油を用いると、ガソリン等の低粘性燃料油は、通常の 潤滑油に比して潤滑性が低い。このため、カム部またはピストンが早期に摩耗す るという問題があった。
【0005】 この考案は、上記の問題を一掃するためになされたもので、潤滑油室に通常の 潤滑油を充填することによってカム部またはピストンの早期摩耗を防止すること ができ、しかも燃料油に潤滑油が混入するのを防止することができる低粘性燃料 油用ラジアルピストンポンプを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の目的を達成するために、内部に潤滑油室および潤滑油室に 開口するシリンダ孔が形成されたポンプ本体と、このポンプ本体に回転自在に設 けられ、上記潤滑油室内に挿入された部分にカム部が形成されたポンプシャフト と、上記シリンダ孔に摺動自在に設けられ、上記カム部によって往復動させられ ることにより燃料油を加圧するピストンとを備えた低粘性燃料油用ラジアルピス トンポンプにおいて、上記潤滑油室の内面と潤滑油室内に突出するピストンの内 側の端部との間に、上記シリンダ孔の開口部を上記潤滑油室に対して油密に隔絶 する柔軟な隔膜を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
潤滑油室とシリンダ孔との間を隔膜が油密に隔絶するので、潤滑油室に通常の 潤滑油を充填したとしても潤滑油が燃料油に混入することがない。また、隔膜は 柔軟性を有するものであるので、ピストンの往復動を阻害することもない。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例について図1〜図10を参照して説明する。なお、 図1はこの考案に係る低粘性燃料油用ラジアルピストンポンプの縦断面図であり 、図2はその要部の拡大断面図である。 図1に示すように、この低粘性燃料油用ラジアルピストンポンプ(以下、ポン プと略称する。)1は、ポンプ本体10と、ポンプシャフト20と、ピストン3 0とを主な構成要素としている。
【0009】 ポンプ本体10は、それぞれ断面円形をなすハウジング11、スペーサ12、 シリンダ13およびカバー14を備えており、これらは互いの軸線を一致させた 状態でボルト61によって固定されている。ポンプ本体10には、その軸線上を 一端から他端まで貫通する貫通孔101が形成されている。
【0010】 貫通孔101は、ハウジング11にそれぞれ形成された大径孔102および支 持孔103と、スペーサ12に形成された断面五角形状をなす孔104と、シリ ンダ13に形成された断面五角形状をなすカム部収容孔105と、カバー14に それぞれ形成された支持孔106およびねじ孔107とから構成されている。貫 通孔101の一端部は、大径孔102とポンプシャフト20との間に装着された オイルシール62によって遮蔽され、貫通孔101の他端部は、ねじ孔107に 螺合された栓体63によって遮蔽されている。これによって、貫通孔101の内 部には、潤滑油室40が形成されている。この潤滑油室40には、通常の潤滑油 が充填されている。
【0011】 上記貫通孔101には、ポンプシャフト20がその軸線Lを貫通孔101の軸 線と一致させて挿入配置されている。このポンプシャフト20は、支持孔103 、106にそれぞれ装着された軸受J1,J2によってポンプ本体10に回転自在 に支持されている。カム部収容孔105の内部に位置するポンプシャフト20の 中間部には、ポンプシャフト20の軸線Lに対して所定量だけ偏心した偏心カム 部(カム部)201が形成されている。 なお、ポンプシャフト20の一端部は貫通孔101から外部に突出しており、 その突出した端部がエンジン等の回転駆動源(図示せず)によって回転駆動され るようになっている。
【0012】 上記ポンプシャフト20が回転すると、その偏心カム部201によってピスト ン30が往復動せしめられるようになっている。 すなわち、シリンダ13には、図9に示すように、取付孔100が5つ形成さ れている。各取付孔100は、カム部収納孔105の内周面を形成する五角形の 各辺部の中央からポンプシャフト20の軸線Lと直交する方向へ放射状に延びて いる。取付孔100の外側の開口部は、図1および図2に示すように、蓋体64 によって密閉されている。なお、蓋体64は、溶接等によって固定されているが 、螺合固定するようにしてもよい。
【0013】 取付孔100には、スリーブ65が挿入固定されており、このスリーブ65の 収納孔(シリンダ孔)651にはピストン30が摺動自在に挿入されている。そ して、このピストン30と上記蓋体64とによって、取付孔100の内部に加圧 室66が区画形成されている。
【0014】 ピストン30は、収納孔651に摺動自在に挿入されたピストン本体31と、 このピストン311の内側の端面に固定された加締材32と、この加締材32の 内側の端面に固定されたシュー33とからなるものであり、蓋体64とピストン 本体31との間に配設されたばね67によってシュー33が偏心カム部201の 外周面に接触せしめられている。したがって、ピストン30は、ポンプシャフト 20が回転するとそれに追随して往復動することになる。 なお、加締材32は、ピストン本体31の凹部301とシュー33の凹部30 2とにそれぞれ圧入固定されており、これによってピストン30全体が一体化さ れているが、他の方法によって一体化するようにしてもよい。
【0015】 ピストン30が外側から内側へ向かって移動(以下、復動という。)する時に は、燃料入口108から加圧室66に燃料油が導入され、ピストン30が内側か ら外側へ向かって移動(以下、往動という。)する時には加圧室66内の燃料油 が加圧される。そして、加圧された燃料油が吐出口109から吐出されるように なっている。
【0016】 まず、加圧室66内への燃料油の導入について説明すると、ハウジング11に は、フィードポンプ(図示せず)から燃料油が送られてくる燃料入口108が形 成されるとともに、図3に示すように、スペーサ12側の端面に環状溝110が 形成されている。この環状溝110は、燃料入口108に連通している。
【0017】 スペーサ12には、図4に示すように、弁孔111が5つ形成されている。各 弁孔111は、スペーサ12を貫通しており、その一端部が環状溝110に連通 している。
【0018】 シリンダ13のスペーサ12側の端面には、図1、図2および図6に示すよう に、各弁孔111と対向する箇所に凹部112が形成されている。この凹部11 2は、シリンダ13に形成された孔113、スリーブ65に形成された孔651 、並びにピストン30にそれぞれ形成された環状溝303、横孔304および縦 孔305を介して加圧室66に連通している。したがって、燃料入口108と加 圧室66とは連通することになるが、実際には弁機構68Aによって連通状態と 遮断状態とに切り換えられるようになっている。
【0019】 弁機構68は、図2に示すように、スペーサ12とシリンダ13との間に配設 されたリーフ弁69と、凹部112に配置された弁座部材70とから構成されて いる。 リーフ弁69は、薄い金属板または樹脂板等からなるものであり、図5に示す ように、各凹部111と対向する箇所に「U」字状の切欠き691が形成されて いる。そして、この切欠き691が形成されることにより、弾性変形可能なリー フ部692が形成されている。
【0020】 一方、弁座部材70は、凹部112に挿入され、ピン71によって固定されて いる。この弁座部材70のリーフ弁69側の端面701は、その外周側の端部は シリンダ13の端面と面一になっているが、弁孔111より若干外周側に位置す る中間部から内周端までの範囲は、内周側へ向かうにしたがってリーフ弁69か ら離れるような傾斜面になっている。したがって、リーフ部692が変形して端 面70に突き当たると、弁孔111が開かれて凹部112と連通し、弁孔111 から燃料油が凹部112内に流入する。
【0021】 また、弁座部材70の幅は、凹部112の直径より狭くなっている。しかも、 孔113と対向する弁座部材70の端面には切欠き702が形成されている。し たがって、凹部112内に流入した燃料油は、凹部112の内周面と弁座部材7 0の側面との間の隙間を通り、さらに切欠き702内を通って孔113に流入し 、ひいては加圧室66に流入する。
【0022】 上記構成の弁機構68Aにおいて、リーフ部692による弁孔111の開閉は 、ピストン30の往復動によって自動的に行われる。すなわち、ピストン30が 往動して加圧室66内の燃料油を加圧すると、加圧された燃料油の圧力によって リーフ部692がスペーサ12に押し付けられて弁孔111を閉じる。一方、ピ ストン30が復動して加圧室66内の圧力が負圧になると、その負圧によってリ ーフ部692が弁座部材70に押し付けられ弁孔111を開く。この結果、燃料 入口108から加圧室66に燃料油が導入される。
【0023】 次に、加圧された燃料油の吐出について説明すると、シリンダ13のカバー1 4側の端面には、図2および図7に示すように、弁孔114が5つ形成されてい る。各弁孔114の一端部は、スリーブ65に形成された孔653、並びにピス トン本体31にそれぞれ形成された環状溝303、横孔306および縦孔305 を介して加圧室66に連通している。弁孔114の他端部は、カバー14に形成 された凹部115(図8参照)に連通している。この凹部115は、環状溝11 6を介して互いに連通するとともに、吐出口109に連通している。
【0024】 なお、弁孔114と凹部115とは、弁機構68Bによって連通・遮断される ようになっている。弁機構68Bは、上記弁機構68Aと同様な構成になってい るので同様な部分に同一符号を付してその説明を省略する。ただし、この弁機構 68Bにおいては、上記弁機構68Aとは逆に、ピストン30が往動すると弁孔 114を開き、ピストン30が復動すると弁孔114を閉じるようになっている 。したがって、各ピストン30によって加圧された燃料油は、吐出油109から 吐出される。
【0025】 ところで、前述したように、潤滑油室40内には、燃料油でなく通常の潤滑油 が充填されている。したがって、何等の対策を施さなければ、加圧室66内の燃 料油がピストン30とスリーブ65の収納孔651との間を通って潤滑油室40 に入り込み、潤滑油に混入してその潤滑性を損なったり、あるいは燃料油に潤滑 油が混入したりする。そこで、第1図、第2図、第9図および第10図に示すよ うに、潤滑油室40と収納孔651との間をダイアフラム(隔膜)50によって 隔絶している。
【0026】 ダイアフラム50は、ゴム等の柔軟性を有する樹脂、その他からなるものであ り、円形の薄い膜状に形成されている。このダイアフラム50は、スリーブ65 とほぼ同心に、かつその周縁部がスリーブ65の内側の端面を囲うように配置さ れており、その周縁部がボルト72によって固定されている。しかも、ダイアフ ラム50とボルト72との間には、リング状をなす押え板73が介装されており 、これによって、ダイアフラム50の周縁部全体が潤滑油室40の内面に押し付 けられ、ダイアフラム50と潤滑油室40の内面との間の油密性が確保されてい る。
【0027】 また、ダイアフラム50の中央部は、上記ピストン30の加締材32に油密に 取り付けられる。そのために、ダイアフラム50の中央部には、取付孔501が 形成されている。一方、加締材32の外周面には、環状のスリット307が形成 されている。そして、このスリット307に取付孔501の周縁部を挿入して、 加締材32を加締ることにより、ダイアフラム50の中央部が加締材32に油密 に取り付けられている。 なお、加締材32については、ピストン本体31およびシュー33が摩耗防止 の観点から硬化熱処理された鋼から形成されているのに対し、加締る必要上、熱 処理硬化されない鋼、または軟質の金属によって形成されている
【0028】 このように、潤滑室40の内面とピストン30との間にダイアフラム50が油 密に取り付けられることにより、潤滑油室40と収納孔(シリンダ孔)651と が油密に隔絶されるとともに、潤滑油室40の内面とダイアフラム50とによっ て囲まれる小室51が形成されている。この小室51は、内部に燃料油が充填さ れるのであるが、ピストン30の往復動に伴って内部容積が変化する。そのため 、小室51を密閉空間にすると、小室51の内部圧力が変動し、この圧力変動に よってダイアフラム50が早期に劣化するおそれがある。
【0029】 そこで、図2に示すように、小室51を上記ハウジング11の環状溝110に 通路52を介して連通させるとともに、通路53を介して溢流口54に連通させ ている。なお、通路52は、ハウジング11、スペーサ12、弁機構68Aのリ ーフ弁69、およびシリンダ13にそれぞれ形成された孔521,522,52 3,524と、スリーブ65の内側の端部外周面に形成され、小室51に臨む環 状凹部654とから構成されている。一方、通路53は、スリーブ65の環状凹 部654と、シリンダ13、弁機構68Bのリーフ弁69、およびカバー14に それぞれ形成された孔531,532,533とから構成されている。また、溢 流口54は、燃料油のタンク(図示せず)に接続されている。
【0030】 さらに、この実施例においては、小室51の内部圧力の変動を極力小さくする ために、シリンダ13の弁機構68A側の端面には、環状溝525を形成してい る。この環状溝525は、各孔524を連通させており、これによって各小室5 1が互いに連通されている。したがって、各小室51の内部圧力は、相殺される ことになり、圧力の変動が抑えられる。同様に、シリンダ13の弁機構68B側 の端面には、各孔531を介して小室51を連通させる環状溝534が形成され ている。
【0031】 なお、シリンダ13の5つの孔524を環状溝525によって互いに連通させ ているので、他の孔521,522,523については1つずつ形成しているが 、5つ形成するようにしてもよい。この点は、孔532,533についても同様 である。
【0032】 また、符号81,82,83,84,85は、燃料油が潤滑油室40に漏れる のを防止するためのOリングであり、符号86,87,88,89,90は、燃 料油が外部に漏れるのを防止するためのOリングであり、符号91は加圧室66 の燃料油が外部に漏れるのを防止するためのOリングである。
【0033】 上記構成のポンプ1においては、シリンダ孔たる収納孔651と潤滑油室40 とをダイアフラム50によって隔絶しているので、潤滑油室40内の潤滑油が燃 料油に混入するのを防止することができる。したがって、潤滑油室40に通常の 潤滑油を充填することができる。よって、偏心カム部201およびピストン30 のシュー33が早期に摩耗するのを防止することができる。また、加圧室66内 の燃料が潤滑油室40の潤滑油に混入してその潤滑性を低下させるのを防止する ことができる。したがって、偏心カム部201およびシュー33の摩耗をより一 層確実に防止することができる。しかも、ダイアフラム50は、柔軟性を有する 薄膜によって形成されているので、ピストン30の円滑な往復動を妨げることも ない。
【0034】 また、この実施例においては、小室51を互いに連通させているので、小室5 1の内部圧力の変動を極力抑えることができ、これによってダイアフラム50の 早期劣化を防止することができる。
【0035】 なお、この考案は、上記の実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱し ない範囲において適宜変更可能である。 例えば、上記の実施例においては、ピストン30を偏心カム部201に直接接 触させるようにしているが、図11に示すように、偏心カム部201の外周にリ ング202に相対回転自在に嵌合させるようにしてもよい。リング202は、そ の外形が断面五角形状になされており、ピストン30と接触する面が平面になっ ている。 また、ピストン30を5つ設置しているが、その設置数は任意である。
【0036】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の低粘性燃料油用ラジアルピストンポンプによ れば、潤滑油室とピストンが挿入されるシリンダ孔とを隔膜によって隔絶してい るから、燃料油が潤滑油に混入してその潤滑性を低下させるのを防止することが できる。したがって、カム部またはピストンの早期摩耗を防止することができる 。また、潤滑油が燃料油に混入するのを防止することができる。さらに、隔膜は 柔軟性を有するものであるから、ピストンの往復動を阻害することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】この考案の一実施例の要部を示す拡大断面図で
ある。
【図3】ハウジングの平面図である。
【図4】スペーサの平面図である。
【図5】リーフ弁の平面図である。
【図6】スペーサ側から見たシリンダの平面図である。
【図7】カバー側から見たシリンダの平面図である。
【図8】カバーの平面図である。
【図9】図1の一部省略A−A矢視拡大断面図である。
【図10】図9のB矢視図である。
【図11】この考案の他の実施例のカム部を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 低粘性燃料油ラジアルピストンポンプ 10 ポンプ本体 20 ポンプシャフト 30 ピストン 40 潤滑油室 50 ダイアフラム(隔膜) 651 収納孔(シリンダ孔)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に潤滑油室および潤滑油室に開口す
    るシリンダ孔が形成されたポンプ本体と、このポンプ本
    体に回転自在に設けられ、上記潤滑油室内に挿入された
    部分にカム部が形成されたポンプシャフトと、上記シリ
    ンダ孔に摺動自在に設けられ、上記カム部によって往復
    動させられることにより燃料油を加圧するピストンとを
    備えた低粘性燃料油用ラジアルピストンポンプにおい
    て、上記潤滑油室の内面と潤滑油室内に突出するピスト
    ンの内側の端部との間に、上記シリンダ孔の開口部を上
    記潤滑油室に対して油密に隔絶する柔軟な隔膜を設けた
    ことを特徴とする低粘性燃料油用ラジアルピストンポン
    プ。
JP8461692U 1992-11-13 1992-11-13 低粘性燃料油用ラジアルピストンポンプ Pending JPH0643274U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223350A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 三菱重工業株式会社 ラジアルピストン式油圧機械および風力発電装置、並びにシール施工方法
CN115583699A (zh) * 2022-09-29 2023-01-10 张小青 一种农业面源污染治理设备及治理方法

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