JP2001280221A - 等圧化シャトルを有するポンプシャフトのシール - Google Patents

等圧化シャトルを有するポンプシャフトのシール

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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】回転可能なシャフト30を有するポンプ10の
潤滑流体46とポンプの低圧側に配置される燃焼流体22と
の間に於ける圧力を等しくする装置を提供すること。 【解決手段】本発明の装置は、第一の端108が潤滑流体
の領域へ及び第二の端110が燃焼流体の領域へ流体的に
連通された孔106を郭定する壁と、孔内に配置される等
圧化要素107であって、潤滑流体と燃焼流体とを分離
し、潤滑流体及び燃焼流体の両領域の間の圧力差に応答
して少なくとも部分的に移動可能である要素とを含み、
両領域間の圧力をバランスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプに係り、よ
り詳細には、潤滑流体と供給ポンプにより加圧されるべ
き燃焼流体との間の圧力を等しくするための装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】直接ガソリン噴射は、エンジンの排出及
び燃費に関して、主としてエンジンの効率が増大するこ
とによって、従来の技術のシステムよりも幾つかの顕著
な利点を有している。
【0003】現在、直接ガソリン噴射に用いられるコモ
ンレールシステムに燃料を供給するのに必要な比較的高
い圧力(120バール及びそれ以上)を生成することの
できるポンプであって、信頼性があり廉価なものを開発
することに努力が表れている。そのようなポンプの一つ
は、1998年2月27日付出願の米国特許出願第09
/031,859号の「ガソリンコモンレールのための
供給ポンプ」(国際公開第WO99/43949号にて
公開された国際出願第PCT/US99/03830)
に示されている(本発明の現在の譲受人に譲渡されその
全内容は、ここに於いて参照として組み込まれてい
る。)。この供給ポンプは、概ね典型的なポンプである
が、潤滑流体(オイル)又はポンプの低圧側に配置され
る燃焼流体(燃料)の何れかにより潤滑されるベアリン
グを有する回転シャフトを含む。燃料は、例えば、燃料
タンク内にて離して配置される別の供給ポンプにより3
若しくは4バールまで加圧される。リップシールの如き
シールが回転シャフトの周りに放射方向に延在し、流体
の逃げ或いは混合を防ぐために用いられる。
【0004】前記国際公開に記載されている供給ポンプ
は、その意図された目的には適したものであるが、供給
ポンプに関してある問題を生ずる。即ち、ポンプ内にて
オイルの圧力と燃料の圧力との差圧により、リップシー
ルが一方向に傾斜されたり、回転シャフトに接触しその
摩耗を早めることとなっている。
【0005】オイルと燃料との間の差圧によりもう一つ
の問題も生じ得る。特に、シールの傾き若しくはその他
の要因によりシールを通るオイル若しくは燃料の逃げが
生じ、これらの流体の不適切な混合を生ずることとな
る。一方の方向に於いては、燃料がオイルへ混合しオイ
ルの潤滑性が低減されることとなる。理解されるよう
に、オイルの潤滑性が低減すると、例えば、ポンプ及び
エンジンのその他のシステムの摩耗が早まることとな
る。また、オイル/燃料混合物を廃棄することに関連し
て潜在的な危険物廃棄に係る問題を生じ得る。反対の方
向に於いては、オイルが燃料に混合し、エンジンの性能
が低減することとなる。
【0006】
【発明の概要】従って、本発明の一つの目的は、潤滑流
体とポンプの低圧側に配置される燃焼流体との間に於け
るポンプ内の圧力を等しくする装置を提供することであ
る。
【0007】もう一つの目的は、上記の如き装置であっ
て、潤滑流体の圧力が燃焼流体の圧力よりも僅かに高く
なるよう調節することのできる装置を提供することであ
る。
【0008】本発明の更なる目的は、マルチシリンダ内
燃エンジンのためのコモンレールガソリン燃料噴射シス
テムを提供するためのポンプを提供することである。
【0009】本発明の一つの局面によれば、回転可能な
シャフトを有するポンプを潤滑するための潤滑流体の第
一の領域と低圧にある燃焼流体の第二の領域との間の圧
力を等しくするための装置が提供される。装置は、ポン
プ内に配置される孔を郭定する壁を含み、そこにおい
て、孔の第一の端は、第一の領域から潤滑流体を受容す
るよう構成され、孔の第二の端は、第二の領域から燃焼
流体を受容するよう構成されている。また、潤滑流体と
燃焼流体とを分離するための等圧化要素又はシャトルが
孔内に配置されるように設けられる。シャトルは、例え
ば熱膨脹により惹起される体積の変化によって生ずる第
一の領域と第二の領域との間の圧力の差に応答して少な
くとも部分的に移動可能である。
【0010】本発明の或る特定の局面に於いては、等圧
化要素は、シャトル若しくはダイヤフラムの何れかを含
む。第二の領域に於ける燃焼流体に対する第一の領域に
於ける潤滑流体の圧力を増大するようシャトルをバイア
スするための手段が提供されてよい。回転シャフトは、
孔に連通する窪みを含み、バイアス手段はコイルばねを
含む。コイルばねは、一方の端に於いて拡大された直径
を有し、その一方の端は、回転シャフトの窪み内に配置
される。
【0011】もう一つの局面に於いて、シャトル上に少
なくとも一つのシールが配置され、シールは、シャトル
の両端に於いて配置される一対のリップシールを含んで
いてよい。任意に、シャトルは、該シャトルの長手方向
軸線に沿って横方向に隔置された一対の窪みを含んでい
てよく、少なくとも一つのシールは、二つのOリングを
含み、それらの各々は、シャトルの対応する窪み内に配
置される。孔の軸線方向長さ及びシャトルの窪みの間隔
は、シャトルの移動中に於いて各々のOリングが対応す
る潤滑流体又は燃焼流体に接触する孔の部分のみに係合
するような寸法に構成される。また、シャトルは、概ね
円筒状であってよい。
【0012】更なる局面に於いて、ポンプは、ポンプハ
ウジングを含み、回転可能なシャフトは、ポンプハウジ
ングのポンプキャビティ内に配置される。第一の軸受及
び第二の軸受が回転可能なシャフトとポンプハウジング
との間に介在される。第一の軸受は、潤滑流体に接触し
た状態にあり、第二の軸受は、燃焼流体に接触した状態
にあってよい。第一及び第二の軸受は、ニードル軸受を
含んでいてよく、或いは任意に、第一の軸受がボール軸
受であり、第二の軸受がウエットブシュを含むようにな
っていてよい。
【0013】更なる局面に於いて、回転可能なシャフト
は、或る外輪郭を有し、ポンプは、比較的高圧の燃焼流
体をコモンレールへ供給し、ポンプは、更に、以下のも
の又は事項を含んでいてよい。回転可能なシャフトの外
輪郭に摺動係合する少なくとも一つのシュー手段。回転
可能な可能なシャフトの回転中に於いて回転可能なシャ
フトの外輪郭に対しシュー手段を押し付けるための保持
手段。プランジャボア外に配置されシュー手段に作動的
係合する少なくとも一つのポンププランジャにして、そ
の各々が、軸線に対し放射方向外端及び内端を有しプラ
ンジャの内端にてキャビティに向かって開きプランジャ
の外端に於いてプランジャボアの外端へ向って開いてい
る内側チャージング通路を有するプランジャ。前記の外
輪郭が、プランジャの往復運動を提供するよう構成さ
れ、シュー手段が、外輪郭上にて摺動すること。プラン
ジャボアの外端からハウジングへの吐出通路。吐出通路
に設けられプランジャボアから離れる流れのみを許す吐
出逆止弁。吐出通路が、コモンレールに連通し、プラン
ジャの各々の往復運動において、内側制限位置へ向う移
動により、プランジャボアの外端に於いて低圧を生じ、
これにより作動のチャージング相に於いて燃焼流体がポ
ンプキャビティからチャ−ジング通路を介してプランジ
ャボアの外端へ引き込まれるようになっており、外側制
限位置へ向う移動により、プランジャボアの外側端に於
いて高圧が得られ、これにより燃焼流体が作動の吐出層
に於いて吐出逆止弁を介してコモンレールへ吐出される
ようになっていること。
【0014】更にもう一つの局面に於いて、チャージン
グ通路は、内側端にて通常閉じられているが、作動のチ
ャージング相に於いてプランジャの内端から外端への流
れを許すよう開くチャージング逆止弁を含む。潤滑流体
は、潤滑オイルを含み、燃焼流体はガソリンを含んでい
てよい。
【0015】本発明のもう一つの局面に於いて、ポンプ
を潤滑するための潤滑流体とポンプの低圧側に於いて配
置される燃焼流体との間に於ける圧力を等しくするため
の装置が提供される。装置は、ポンプ駆動シャフト内に
配置される孔を郭定する壁を含み、孔の第一の端は、潤
滑流体を受容するよう構成され、孔の第二の端は燃焼流
体を受容するよう構成される。孔内には潤滑流体と燃焼
流体とを分離するためのシャトルが配置され、例えば、
潤滑流体と燃焼流体との間に於ける熱膨張の差に応答し
て移動可能となっている。
【0016】本発明の更なる局面に於いて、低圧にて燃
焼流体を受容し高圧にて燃焼流体を供給するための回転
可能なシャフトを有するポンプに於いて、ポンプを潤滑
するための潤滑流体の第一の領域と低圧にある燃焼流体
の第二の領域との間の圧力を等しくするための装置が提
供される。装置は、回転可能なシャフト内に配置される
孔を郭定する壁手段を含み、その孔の第一の端は、前記
第一の領域が潤滑流体を受容するよう構成され、前記孔
の第二の端は、前記第二の領域から燃焼流体を受容する
よう構成され、更に、装置は、前記孔内に配置されたシ
ャトルを含み、そのシャトルは、第一の領域と第二の領
域との間の圧力を等しくするよう構成されている。
【0017】本発明の更なる局面に於いて、孔に於いて
潤滑流体に対して前記シャトルをバイアスし、第二の領
域に於ける燃焼流体に対して第一の領域に於ける潤滑流
体の圧力を増大するようにする手段が提供される。
【0018】更なる局面に於いて、回転可能なシャフト
周りにシールが配置され、シールは、第一の領域及び第
二の領域の間に配置される。
【0019】もう一つの局面に於いて、第一の領域は、
シャトルと孔の閉じた端の間に郭定されたチャンバと、
一方の端にて前記チャンバに連通し前記シャフトを貫通
し、他方の端にて前記シールの一方の側に連通する通路
を含む。第二の領域は、シールの第二の側に連通する主
キャビティを含む。
【0020】
【好ましい実施態様の説明】図1を参照すると、本発明
の第一の実施態様によるポンプが概ね10にて示されて
いる。ポンプは、ハウジング12とフランジスリーブ1
4を含み、それらの各々は、例えば、アルミニウム又は
鋼鉄により合成されてよく、よく知られた態様にて鋳造
されてよい。フランジカバー14は、適当な留め具16
(点線にて示されている)を介してハウジング12へ装
着するフランジ15を含む。Oリング17がフランジカ
バー14とハウジング12との間にシールしながら係合
するよう与えられる。
【0021】ハウジング12は、燃料入口コネクタ18
と出口コネクタ20とを含む。入口コネクタ18は、例
えば銅ワッシャ19によりシールされ、ガソリン等の燃
焼流体若しくは燃料22を低圧供給ポンプ(図示せず)
により、2−5バールの範囲、好ましくは3−4バール
の範囲の供給圧力にて加圧された燃料タンク(図示せ
ず)から受容する孔21を含む。出口コネクタ20は、
コモンレール23へ接続され、例えば内燃エンジン(図
示せず)へ噴射するべく加圧された燃料をコモンレール
へ通す。
【0022】ハウジング12は、フランジカバー14に
より閉鎖された主キャビティ24を郭定する。主キャビ
ティ24は、入口コネクタ18の孔に連通し、またポン
プ10を介して燃料を通過させるための出口コネクタ2
0に間接的に連通している。
【0023】フランジカバー14は、スリーブ28によ
り郭定された中央開口部26を含む。回転シャフト30
がハウジング12の窪み36内にて第一の端32及び第
二の端34に於いてスリーブ28により支持されてい
る。第一の軸受38が回転シャフト30とスリーブ28
との間に介在されている。第二の軸受40が回転シャフ
ト30の第二の端34とハウジング12の窪み36の間
に介在されている。理解されるように、第一及び第二の
軸受38、40の何れか若しくは双方が例示されている
如くニードル軸受の如き適当な軸受を含んでいてよい。
第一の軸受38には、例示されている如くリップシール
を含むシール42、42′が提供され、それらシールの
各々はベース部分43、43′と、内方へ延在するリッ
プ部分44、44′とを有する。シール42、42′
は、以下に於いてより詳細に議論されるように、オイル
46の如き潤滑流体の損失とオイル46と燃料22の混
合とを防ぐよう機能する。
【0024】回転シャフト30は、鋼鉄の如き適当な強
い耐久性のある材料から構成することができ、舌部4
8、フランジ50及び偏心プロファイル52を含む。舌
部48は、回転シャフト30へ回転力を与えるための適
当な装置に接続するよう設けられる。フランジ50は、
スラストワッシャ54に隣接し、ワッシャ54は、底部
スラストプレート56と組合わさって回転シャフト30
の過剰な軸方向の動きを防ぐ。
【0025】回転可能なシャフト30の偏心プロファイ
ル52が主キャビティ24内に配置され、回転可能なシ
ャフト30の長手方向の軸線に対して偏心した外側表面
を郭定する。理解されるように、回転可能なシャフト3
0は、長手方向軸線からオフセットされたシャフトの部
分(図示せず)を有する。オフセットされた部分を有す
る回転可能なシャフトの更なる詳細は、米国特許出願第
09/031,859号を参照して理解されるであろ
う。
【0026】ハウジング12は、一方の端にて主キャビ
ティ24に、他方の端にて内部吐出通路(図示せず)を
介して出口コネクタ20に連通した少なくとも一つの孔
60を含む。カバー62及び留具64が、孔60内に配
置されるプランジャ組立体66を内包するよう設けられ
る。カバー62は、また、スペーサ68と、Oリング7
0の如き適当なシールを含んでいてよい。
【0027】プランジャ組立体66は、スリーブ72
と、ポンププランジャ74と、ポンプチャンバ75と、
逆止弁76及びシュー78を含む。スリーブ72は、孔
60に面し、Oリング80によりシールされ、逆止弁7
6の高圧側から主キャビティ24へ燃焼流体22が侵入
することを防ぐ。
【0028】逆止弁76は、ばね82と、スリーブ72
の上表面(符号を付されていない)にシールしながら係
合可能であって出口コネクタ20に連通する板84とを
含んでいる。
【0029】シュー78は、クレードル86、係合肩部
88及び係合表面90を含む。クレードル86は、ポン
ププランジャ74を受容するよう構成され、係合表面9
0は、回転可能なシャフト30の偏心プロファイル52
に一致するよう構成されている。係合肩部88は、回転
可能なシャフト30に隣接してシューを保持する付勢ケ
ージ92に接触する。
【0030】ポンププランジャ74は、スリーブ72内
に配置され、外端94及び内端96を含み、それらの間
にはチャージ通路98及び逆止弁100が存在する。逆
止弁100は、ボール停止部102及びボール103を
含む。
【0031】作動に於いて、シャフト30が一回転する
間に、シュー78は、偏心プロファイル52に接触した
状態のままであり、これにより、ポンププランジャ74
が内側制限位置へ向かう間にポンプチャンバ75内にて
低圧力を生成し、外側制限位置まで向かう間にポンプチ
ャンバ内に高い圧力を生成するよう往復動される。幾分
か慣用的な態様に於いて、ポンプチャンバ75内の高度
に加圧された燃料は、吐出逆止弁76を介して、出口コ
ネクタ20とコモンレール23に流体的に連通する吐出
通路104へ吐出される。
【0032】理解されるように、単一のポンププランジ
ャが例示されているが、例えば、放射型多数チャンバポ
ンプの形態に於いて、本発明の実施については複数のプ
ランジャが典型的には採用されることとなろう。
【0033】本発明に関連して実施に適当な供給ポンプ
の作動の更に詳細な議論については、上記の米国特許出
願第09/031,859号を参照されたい。
【0034】本発明の特徴によれば、回転可能なシャフ
ト30には、長手方向孔106が設けられ、孔106
は、等圧化要素、この実施態様に於いては、閉鎖された
端108と開いた端110との間にて孔106内に配置
されたシャトル107を有する。開いた端110は、流
体的に主キャビティ24に連通し、燃料22がそれらの
間を流れることができるようになっている。移送通路1
12がオイル46を軸受38からシャトル107及び閉
鎖された端108の間に郭定されたチャンバ111へ及
びチャンバ111から軸受38へ供給するために閉鎖さ
れた端に流体的に連通されて配置されている。
【0035】好ましい実施態様に於いて、オイル46
は、ポンプ10の組立て中に(以下に於いてより詳細に
議論される)導入され、エンジンオイル(図示せず)に
は連通されない。しかしながら、理解されるように、オ
イル46は、エンジンへの通路(図示せず)を通してエ
ンジンオイルに連通されていてよい。適当な圧力調節器
(図示せず)が、エンジンのオイルの圧力の変動を低減
するために採用されてよい。しかしながら、ポンプ10
には、例えば、エンジンオイルに必要とされる酸性度を
中和するための添加物が必要ではないので、オイル46
がエンジンオイルに連通することは好ましいことではな
い。更に、オイル46の粘度は、エンジンオイルの粘度
よりも低いであろう。
【0036】シャトル107は、概ね円筒形状であり、
好ましくは、デュポンデネムールス社(DuPont de Nemo
urs, E. I., Co. 米国デラウェア州ウィルミントン所
在)から商標DELRINにて販売されている如きナイロン若
しくはアセタール樹脂等のプラスチックのような任意の
適当に強い鋳型可能な材料から構成することができる。
シャトルは、テーパーの付けられた端部分113を含
み、少なくとも一つのシールは、好ましくは、窪み12
0内に装着された一対のOリング114を含む。シャト
ル107は、長手方向孔106内に移動可能に配置さ
れ、燃料22に関連する圧力(約2−5バール)が、潤
滑オイル46の圧力に均衡化される又は等しくされる。
例えば、潤滑オイル46の圧力が燃料22の圧力よりも
大きい場合には、シャトル107は、燃料22へ押さ
れ、逆の場合は逆となる。ここに用いられている圧力差
の語は、例えば、体積の変化、特に、熱膨張の変動によ
る体積の変化の影響により生ずる流体間の圧力レベルに
ついて述べている。
【0037】理解されるように、シール42′は、その
一方の側に潤滑オイル46を、その他方の側に燃料22
を含んでいる。シャトル107は、概ね、シール42′
の側部の圧力を等しくするので、シール42′が実質的
な圧力差により一方の方向(矢印115)若しくは他方
(矢印115′)の方向に傾斜されるということが回避
される。
【0038】本発明のもう一つの特徴によれば、直径の
拡大された部分117を有するばね116が長手方向1
06の開いた端110の窪み118に装着される。ばね
116は、オイル46の方向にシャトルをバイアスする
よう機能し、これにより、燃料22の圧力に対してオイ
ル46の圧力を増大する。ばね116により与えられる
適当な力は、約0.22〜0.67N(0.05lbs〜
0.15lbs)の範囲であり、好ましくは約0.45N
(0.1lbs)であり、これによりオイル46と燃料2
2との間の圧力差は、約6.9×103〜21×103
a(1.0psi〜3.0psi)の間の範囲にあり、好まし
くは約14×103Pa(2.0psi)である。圧力差に
より、燃料22がオイル46に混合するのではなく、オ
イル46が、例えばシール42′を通って燃料22に僅
かに混合するといったことが生じ易くなる。上に議論し
た如く、流体間に於いて混合が生じないことは望ましい
のであるが、オイルの潤滑性が低減するなどの問題が生
じ得ることを考慮すればオイルが燃料に混合するよりも
燃料がオイルに混合することの方が不適当である。
【0039】理解されるように、Oリング114の間の
寸法は、シャトル107が孔106内にてある与えられ
た量移動するが、孔106内においてOリングの何れも
が、他方のOリングの通過した部分を通り過ぎないよう
に配置構成される。Oリング114による接触を或る特
定の一方の流体のみに制限することにより、燃料22及
び潤滑オイル46の混合の如きものが低減される一方で
シャトルのシーリング作用が増大される。
【0040】ポンプ10と共に回転可能なシャフト30
を組立てることを考慮して、孔106は、好ましくは適
当な量のオイル46で予め満たされ、その後、シャトル
107が孔へ挿入される。任意に、その後、ばね116
が孔106内へ挿入され、上記の機能に加えて、孔10
6を通るオイル46の損失を防ぐよう機能する。
【0041】図2に於いて、本発明の実施に使用可能な
シャトルのもう一つの実施態様が、概ね207にて示さ
れている。この実施態様に於いて、シャトル207は、
前の実施態様と同様に概ね円筒形状であってよいが、O
リングを採用するのではなくシャトルのシーリングがシ
ャトルの両端208及び210にて配置構成されてい
る。シールを提供するために、各々の端208、210
は、外側にテーパーの付けられたリム212及び214
を残すよう窪みが付けられている。各々のテーパーの付
けられたリム212、214は、理解されるように、孔
206の内側表面216に隣接してシーリング特性を提
供する。シャトルは、例えばナイロンなどのプラスチッ
ク材料の如き充分に耐久性がある可撓性の材料から構成
される。理解されるように、シャトルをバイアスするた
めのバイアス手段が例示されていないが、本実施態様に
於いてもそのような手段は採用することができる。
【0042】図3を参照して、本発明の実施に於いて用
いられるポンプのもう一つの実施態様が概ね310にて
示されている。この実施態様に於いて、ポンプ310
は、図1の実施態様に於いて提供されているニードル軸
受ではなく、ボール軸受及びブッシュを含む。特に、ボ
ール軸受312は、ウェットブッシュ316と共に回転
可能なシャフト314のために設けられている。
【0043】軸受312の外側部分を覆うために拡大さ
れた舌部318が設けられている。更に、シール320
及び322は、オイルリザーバ324によって分離され
ている。
【0044】図1に関して上に議論したものと同様のシ
ャトル326が設けられているが、例示されているよう
に、ここでは、一つのOリング328しか設けられてい
ない。理解されるように、この実施態様に於いて唯一の
Oリングが示されているが、シャトル326は、一対の
Oリングを含んでいてよい。又、理解されるように、シ
ャトルを偏倚するためのばねが例示されていないが、こ
の実施態様に関連して任意の適当なバイアスが採用され
ていてよい。また、更に理解されるよう、図3の軸受ス
キームは、図2に例示されているシャトル207と組合
せて採用することができる。
【0045】本発明によるポンプの更にもう一つの実施
態様が図4に於いて410にて概ね示されている。本発
明の実施態様に於いて、上記のシャトルの代わりに以下
に於いてより詳細に議論される可撓性のダイアフラムを
含む等圧化要素が提供される。例示されているように、
ポンプ410は、第一の軸受412と、回転可能なシャ
フト414と、第二の軸受416とを含む。一対のシー
ル418及び420が設けられ、それらは、シールの間
及び回転シャフト414の周りにて配置されるチャンネ
ル423に置かれるオイル422の如き潤滑流体の外方
への移動を防ぐよう助ける。
【0046】オイル/燃料の圧力界面チャンバが424
に配置される。界面チャンバ424の一方の端426
は、通路428に連通し、チャンネル423に連通す
る。界面チャンバ424の他方の端430は、中間通路
434、436、438及び環状部分440に連通して
いる。
【0047】可撓性ダイアフラム442は、界面チャン
バ424内に中央に配置されてよい。ダイアフラム44
2は、合成ゴムの如き任意の適当な可撓性のある材料か
ら構成され、装着リブ444を介してチャンバ424内
に装着される。ダイアフラム442は、チャンバ424
の断面積よりも実質的に大きい寸法に構成され、これに
より折れ446が生ずる。使用に於いて、折れ446
は、折れたり若しくは折れが戻ることにより、ダイアフ
ラム442の中心(符号が付されていない)がチャンバ
424の内側内にて移動することができる。
【0048】図1及び図2に関連して上記に議論したシ
ャトル107及び207に類似して、可撓性ダイアフラ
ム442は、例えば、体積変化を生成する熱膨張の係数
の差、及びこれによりポンプ410内に配置されるオイ
ル422及び燃料448の間の圧力の変動に基づいて移
動可能である。従って、ダイアフラム442は、オイル
422及び燃料448の間の圧力を等しくし、これによ
り、上記の態様と類似の態様にてシール420を通過す
ることなどによる二つの流体の混合を低減する。
【0049】本発明は、最も好ましい実施態様であると
現在考えられるものについて説明されているが、本発明
がそれらの開示された実施態様に限定されることはない
ということは理解されるべきである。むしろ、本発明の
概念及び範囲内に含まれる種々の変更及び等価な配置構
成の全てを含むということが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施態様によるニードル軸受ス
キームを有し等圧化シャトルを採用するポンプの断面
図。
【図2】本発明のもう一つの実施態様によるニードル軸
受スキームを有し等圧化シャトルを採用するポンプの断
面図。
【図3】本発明の更なる実施態様によるニードル軸受ス
キームを有し等圧化シャトルを採用するポンプの断面
図。
【図4】本発明の更なる実施態様によるボール軸受スキ
ームを有しダイヤフラムを採用するポンプの断面図。
【符号の説明】
10…ポンプ 12…ハウジング 14…フランジスリーブ 15…フランジ 17…Oリング 22…燃料 23…コモンレール 36…窪み 38…第一の軸受 40…第二の軸受 42、42′…シール 46…オイル 50…フランジ 52…偏心プロファイル 54…スラストワッシャ 56…スラストプレート 66…プランジャ組立体 72…スリーブ 74…ポンププランジャ 76…逆止弁 78…シュー 86…クレードル 100…逆止弁 104…吐出通路 106…孔 107…シャトル 114…Oリング 120…窪み 116…ばね 206…孔 207…シャトル 212、214…リム 310…ポンプ 312…ボール軸受 314…シャフト 316…ウェットブッシュ 324…オイルリザーバ 320、322…シール 328…Oリング 326…シャトル 410…ポンプ 414…シャフト 422…オイル 424…界面チャンバ 442…可撓性ダイアフラム 446…ダイアフラムの折れ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 33/78 F04B 21/00 Z F16J 15/40 F16J 15/40 Z Fターム(参考) 3G066 AA02 AB02 AD12 BA34 CA01S CA04T CA08 CA09 CD03 CD06 CD09 CD10 CD14 CD15 CD17 CD29 CE05 CE13 CE34 3H071 AA07 BB01 CC28 DD53 DD57 3J016 AA02 BB03 CA03 3J042 AA04 AA12 CA02

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能なシャフトを有するポンプを潤滑
    するための潤滑流体の第一の領域と低圧にある燃焼流体
    の第二の領域との間の圧力を等しくするための装置であ
    って、 ポンプ内に配置される孔にして、その第一の端が前記第
    一の領域に流体的に連通されるよう構成され第二の端が
    前記第二の領域に流体的に連通されるよう構成されてい
    る孔を郭定する壁と、 前記孔内に配置される等圧化要素であって、前記潤滑流
    体と前記燃焼流体とを分離し、前記第一の領域及び前記
    第二の領域の間の圧力差に応答して少なくとも部分的に
    移動可能である要素とを含む装置。
  2. 【請求項2】請求項1の装置であって、前記等圧化要素
    がシャトルを含んでいる装置。
  3. 【請求項3】前記等圧化要素がダイアフラムを含んでい
    る装置。
  4. 【請求項4】請求項2の装置であって、更に、前記孔内
    にて前記潤滑流体に対し前記シャトルをバイアスして、
    前記第二の領域にある前記燃焼流体に対して前記第一の
    領域にある潤滑流体の圧力を増大するようにする手段を
    含む装置。
  5. 【請求項5】請求項4の装置であって、 前記孔が前記回転シャフト内に配置され、前記回転シャ
    フトが前記孔内に連通する窪みを含み、前記バイアス手
    段がコイルばねを含み、該コイルばねがその一方の端に
    直径の拡大された部分を有し、前記直径の拡大された部
    分が前記窪み内に配置されている装置。
  6. 【請求項6】請求項4の装置であって、少なくとも一つ
    のシールが前記壁手段に対して摺動するよう前記シャト
    ル上に配置されている装置。
  7. 【請求項7】請求項4の装置であって、少なくとも一つ
    のシールが前記シャトルの両端に配置されている一対の
    リップシールを含んでいる装置。
  8. 【請求項8】請求項6の装置であって、前記シャトルが
    前記シャトルの長手方向軸線に沿って横方向に隔置され
    た一対の窪みを含み、前記少なくとも一つのシールが二
    つのOリングを含み、それらの各々が前記シャトルの対
    応する窪み内に装着可能である装置。
  9. 【請求項9】請求項8の装置であって、前記孔の軸方向
    長さと前記シャトルの前記窪みの間隔が、前記シャトル
    の移動中に於いて前記Oリングの各々が潤滑流体若しく
    は燃焼流体の対応する方に接触する孔の部分のみに係合
    するような寸法に構成されている装置。
  10. 【請求項10】請求項9の装置であって、前記シャトル
    が概ね円筒形状である装置。
  11. 【請求項11】請求項4の装置であって、 前記ポンプがポンプハウジングを含み、前記回転可能な
    シャフトが前記ポンプハウジングのポンプキャビティ内
    に配置され、 前記回転可能なシャフトと前記ポンプハウジングの間に
    第一の軸受及び第二の軸受が介在され、前記第一の軸受
    が前記潤滑流体の第一の領域内に据え付けられ、前記第
    二の軸受が前記燃焼流体の第二の領域に据え付けられて
    いる装置。
  12. 【請求項12】請求項11の装置であって、前記第一及
    び第二の軸受がニードル軸受を含んでいる装置。
  13. 【請求項13】請求項11の装置であって、前記第一の
    軸受がボール軸受を含み、前記第二の軸受がウェットブ
    ッシュを含んでいる装置。
  14. 【請求項14】請求項3の装置であって、前記ダイアフ
    ラムが装着リブを含んでいる装置。
  15. 【請求項15】請求項14の装置であって、前記ダイア
    フラムが前記孔の断面積よりも実質的に大きくなるよう
    な寸法に構成されている装置。
  16. 【請求項16】請求項11の装置であって、 前記回転可能なシャフトが外輪郭を有し、 前記ポンプがコモンレールへ比較的高い圧力にて燃焼流
    体を供給し、 前記ポンプが更に、 前記回転シャフトの外輪郭に摺動するよう係合する少な
    くとも一つのシュー手段と、 前記回転可能なシャフトの回転中に於いて前記回転可能
    なシャフトの前記外輪郭に対して前記シュー手段を押す
    ための保持手段と、 プランジャボア内に配置され前記シュー手段に作動的に
    係合する少なくとも一つのポンププランジャにして、該
    プランジャの各々が、前記軸線に対して放射方向外端及
    び内端と、前記プランジャの前記内端にて前記キャビテ
    ィへ向かって開き且つ前記プランジャの前記外端にて前
    記プランジャ孔の前記外端へ向かって開いている内部チ
    ャージング通路とを有し、前記シュー手段が前記プラン
    ジャの往復運動を提供するよう構成された前記外輪郭上
    に摺動するようになっているポンププランジャと、 前記プランジャボアの外端から前記ハウジング内への吐
    出通路にして前記コモンレールに連通している吐出通路
    と、前記プランジャボアから出る流れのみを許す前記吐
    出通路内に配置された吐出逆止弁とを含み、 これにより、各々のプランジャの往復動が、前記プラン
    ジャ孔の前記外端に低圧を誘起しこれにより前記ポンプ
    キャビティから前記チャージング通路を通って前記プラ
    ンジャ孔の外端まで作動のチャージ相に於いて燃焼流体
    を引き込むようにする内側制限位置までの動きと、前記
    プランジャ孔の外端に於いて高い圧力を生成しこれによ
    り前記吐出逆止弁を通して前記作動の吐出層に於いて前
    記コモンレールへ燃料流体を吐出するようにする外側制
    限位置へ向かう動きとを含んでいる装置。
  17. 【請求項17】請求項16の装置であって、前記チャー
    ジング通路が前記内端にて通常は閉鎖されているが、前
    記作動のチャージング相に於いてプランジャの前記内端
    から前記外端への流れを許すよう開くようになっている
    チャージング逆止弁を含んでいる装置。
  18. 【請求項18】請求項16の装置であって、前記潤滑流
    体が潤滑オイルを含み、前記燃焼流体がガソリンを含ん
    でいる装置。
  19. 【請求項19】ポンプを潤滑するための潤滑流体と前記
    ポンプの低圧側に配置される燃焼流体との間の圧力を等
    しくするための装置であって、 前記ポンプ内に配置される孔にしてその第一の端が潤滑
    流体を受容するよう構成されその第二の端が燃焼流体を
    受容するよう構成されている孔を郭定する壁と、 前記孔内に配置され前記潤滑流体と前記燃焼流体とを分
    離し、前記潤滑流体と前記燃焼流体との間の圧力差に応
    答して移動可能であるシャトルとを含む装置。
  20. 【請求項20】低圧にて燃焼流体を受容し高圧にて燃焼
    流体を供給するための回転可能なシャフトを有するポン
    プに於ける前記ポンプを潤滑するための潤滑流体の第一
    の領域と低圧にある燃焼流体の第二の領域との間の圧力
    を等しくするための装置であって、 前記回転可能なシャフト内に配置された孔にして、その
    第一の端が前記第一の領域に流体的に連通するよう構成
    され前記孔の第二の端が前記第二の領域に流体的に連通
    するよう構成されている孔を郭定する壁手段と、 前記孔内に配置され、前記第一の領域と第二の領域との
    間の圧力を等しくするよう構成されているシャトルとを
    含む装置。
  21. 【請求項21】請求項20の装置であって、更に、前記
    孔内にて前記潤滑流体に対し前記シャトルをバイアスし
    て、前記第二の領域にある前記燃焼流体に対して前記第
    一の領域にある潤滑流体の圧力を増大するようにする手
    段を含む装置。
  22. 【請求項22】請求項21の装置であって、更に、前記
    回転可能なシャフト周りに配置され前記第一の領域及び
    第二の領域に配置されているシールを含む装置。
  23. 【請求項23】請求項22の装置であって、前記第一の
    領域が、一方の端にて前記チャンバに連通し他方の端に
    て前記シールの一方の側に連通し前記シャフトを通る通
    路を含んでいる装置。
  24. 【請求項24】請求項23の装置であって、前記第二の
    領域が前記シールのもう一つの側に連通した主キャビテ
    ィを含んでいる装置。
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