JPH10159444A - 防音サッシ - Google Patents

防音サッシ

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Publication number
JPH10159444A
JPH10159444A JP8317894A JP31789496A JPH10159444A JP H10159444 A JPH10159444 A JP H10159444A JP 8317894 A JP8317894 A JP 8317894A JP 31789496 A JP31789496 A JP 31789496A JP H10159444 A JPH10159444 A JP H10159444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
sash
frame member
airtight
ridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8317894A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Tai
俊男 袋
Akira Yashiki
亮 屋敷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tateyama Aluminum Industry Co Ltd filed Critical Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Priority to JP8317894A priority Critical patent/JPH10159444A/ja
Publication of JPH10159444A publication Critical patent/JPH10159444A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に音を遮断し、室内側から室外側まで通
行の障害となる段差が下枠部材に無いようにする。 【解決手段】 サッシ枠11の下枠部材12の断面形状
が、上方が開口したコの字型に形成され、このコ字形の
溝24の両側壁部の高さが互いにほぼ等しい。溝24の
底面に、上方に突出する内障子用レール28と、外障子
用レール30と、内障子用レール28と外障子用レール
30の間に形成され上方に突出してその上部に気密材4
0が設けられる突条32とを有する。内障子用レール2
8、外障子用レール30及び突条32の各々上端部は、
いずれも溝24の側壁部の高さとほぼ等しい高さに形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、引違式の障子が
サッシ枠に気密に取り付けられる防音サッシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より防音サッシは、特開平3−49
024号に開示されているように、上枠部材、下枠部
材、縦枠部材でサッシ枠が形成され、下枠部材には板状
の底面部から外障子用レールと内障子用レールが各々上
方に突出し互いに平行に形成され、そして風雨が室内に
入らないように外障子用レールと内障子用レールとの間
で外障子用レール側が低くなるように、下枠部材の底面
部に段差が設けられている。さらに、下枠部材の室内側
には、内障子用レールと平行な側壁部が形成され、この
側壁部には下枠部材の長手方向に沿って気密材が取り付
けられ、また、外障子用レールに対面する段差部分の側
面にも同様に長手方向に気密材が取り付けられている。
そして、上枠部材、縦枠部材にも、内障子と外障子の室
内側側面と対向する突条が、長手方向に沿って各々設け
られ、この突条の側面には気密材が設けられている。
【0003】そして内障子の召合せ框の中には、上下往
復動する部材が設けられ、この内障子の召合せ框の側面
には、この往復動する部材の動きを操作するハンドルが
取り付けられている。外障子の召合せ框の側面には、ハ
ンドルのクレセントが係合する係止部材が取り付けられ
ている。また、内障子の召合せ框が当接する上枠部材と
下枠部材の一部分には、上記上下動する部材により引き
寄せ方向に障子をガイドする気密ブロックが各々取り付
けられている。
【0004】この防音サッシの使用方法は、外障子と内
障子を枠に気密に固定するとき、ハンドルを操作して上
下往復動する部材を離れる方向で上下に動かし、各気密
ブロックに嵌合させる。これにより往復動する部材が気
密ブロックにガイドされ内障子は室内側に引き寄せら
れ、内障子の側面は気密材に密着し気密状態となる。こ
のとき、ハンドルは外障子の係止部材に係合され、外障
子は内障子側に引き寄せられ、外障子の側面も気密材に
密着し気密状態となる。これにより外障子と内障子は気
密材を介してサッシ枠に気密に取り付けられ、防音効果
を有するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、下枠部材に雨水等の侵入防止のための段差があり、
人の出入りのある通用口等には、足元に注意が必要で不
便であった。しかも、高齢者住宅等においては、段差の
ない構造が望まれており、上記サッシ枠の段差部は、歩
行や車椅子での走行の障害となるものであった。
【0006】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、確実に音を遮断し、下枠部材が室
内側から室外側まで通行の障害となる段差のない防音サ
ッシである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、サッシ枠の
下枠部材の断面形状が、上方が開口したコ字型に形成さ
れ、このコ字形の溝部の両側壁部の高さは互いにほぼ等
しく、この溝部の底面に、上方に突出する内障子用レー
ルと、外障子用レールと、上記内障子用レールと上記外
障子用レールの間に形成され上方に突出してその上部に
気密材が設けられる突条とが形成され、上記内障子用レ
ール、上記外障子用レール及び上記突条の、各々上端部
はいずれも上記溝部の側壁部の高さととほぼ等しい高さ
に形成されている防音サッシである。また、上記突条の
外障子用レールに面する部分には、上記下枠部材の長手
方向に沿って気密材が取り付けられている。
【0008】この防音サッシは、下枠部材の室内側及び
室外側の側壁と、内障子用及び外障子用の各レールの頭
部と、気密材を取り付ける突条の頭部が各々ほぼ等しい
高さに形成され、歩行や車輪の通行時に段差がなく、ス
ムーズな通行を可能にするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図5はこの発明
の一実施形態を示すもので、この実施形態の防音サッシ
は、アルミ押出型材等で形成され、上枠部材10と下枠
部材12と、2本の縦枠部材14で形成されたサッシ枠
11による開口部に、内障子16と外障子18がはめ込
まれている。
【0010】下枠部材12は断面形状が長手方向にほぼ
一定の長尺部材で、建築物の内部である床部材20と、
床部材20と同じ高さの外装部材22との間に取り付け
られるものである。下枠部材12の断面形状はコ字形の
溝24が形成され、溝24の、床部材20側の側壁部4
2と外装部材22側の側壁部43はほぼ等しい高さに形
成されている。溝24の底面部26は外装部材22側に
向かって下方にわずかに傾斜されている。さらに、底面
部26には、内障子用レール28と外障子用レール30
が下枠部材12の長手方向に沿って互いに平行に形成さ
れている。内障子用レール28と障子用レール30との
間に、気密用の突条32が同様に平行に形成されてい
る。そして、内障子用レール28、外障子用レール3
0、突条32の各々上端部は、溝24の両側壁部42、
43の高さとほぼ同じ高さに形成されている。側壁部4
2、43の高さを、床部材20、外装部材22の高さと
各々一致させて、下枠部材12を建築物に施工すること
により、床部材20と下枠部材12と外装部材22は、
各部の上端位置がほぼ同一面上に位置する。そして、下
枠部材12の突条32の室外側面と、側壁部42には、
柔軟性を有するゴム製等の気密材40、44が、下枠部
材12の長手方向に平行に各々取り付けられている。
【0011】上枠部材10には、突条32と対向する位
置に、突条32と同様の気密用の突条46が下方に突出
して形成され、突条46の室外側面には気密材48が取
り付けられている。また側壁42と対向する位置の側壁
50にも気密材52が取り付けられている。
【0012】そして、縦枠部材14の一方には、側壁4
2とほぼ直行する突条47が縦枠部材14の長手方向に
沿って形成され、突条47の室外側面には気密材49が
取り付けられている。他方の縦枠部材14には、突条3
2とほぼ直行する突条51が形成され、突条51の室外
側面には気密材53が取り付けられている。
【0013】内障子16の召合せ框54の側面には、障
子の施錠と、気密状態にしたり気密を解除したりする図
示しないハンドルが取り付けられている。そして召合せ
框54の中心には中空部56が形成され、中空部56に
ハンドルの動きに連動して互いに上下に離れたり近づい
たりする一対のピン軸が設けられている。ピン軸の先端
には各々ロッド58が取り付けられ、下のロッド58の
下端部には引寄せブロック60が固定されている。
【0014】引寄せブロック60には板状の気密材62
が室外側に突出して取り付けられ、この気密材62の一
部は引寄せブロック60の下端部に達し引き寄せブロッ
ク60の形状よりもわずかに大きく形成されている。引
寄せブロック60と気密材62の下端部には、内障子用
レール28の先端に当接される傾斜面64と、内障子用
レール28が嵌合する凹部65が形成されている。そし
て、気密状態が解除されているときは、傾斜面64が内
障子用レール28の上方に位置するように設定されてい
る。
【0015】上のロッド58の上端部にも同様に引寄せ
ブロック72が固定され、引寄せブロック72には板状
の気密材74が室外側に突出して取り付けられている。
引寄せブロック72と気密材74の上端部には、突条4
6の先端に当接される傾斜面76と後述する気密ブロッ
ク66の角部に当接される傾斜面78が形成されてい
る。そして、気密状態が解除されているときは、傾斜面
76が突条46の下方に位置するように設定されてい
る。
【0016】そして、下枠部材12の、内障子16の召
合せ框54が当接する一部分には、引寄せブロック60
と気密材62が当接する、気密ブロック34がネジ等で
取り付けられている。気密ブロック34の上端面には、
傾斜面64が当接する当接面38が形成されている。
【0017】上枠部材10の、内障子16の召合せ框5
4が当接する一部分には、引寄せブロック72と気密材
74が当接する、気密ブロック66が取り付けられてい
る。気密ブロックの下端面には、傾斜面76、78が当
接する当接面68、70が形成されている。
【0018】次に、この発明の防音サッシの使用方法に
ついて説明する。内障子16と外障子18を気密にする
ときは、ハンドルを操作して二本のロッド58を互いに
離れる方向に上下に動かす。これにより下枠部材12側
の引寄せブロック60は、最初に傾斜面64が内障子用
レール28の先端で押圧され、内障子16は徐々に室内
側に移動する。この後、内障子用レール28に引寄せブ
ロック60の凹部65が嵌合し、気密ブロック34の当
接面38は、引寄せブロック60の傾斜面64に当接
し、引き寄せブロック60と気密ブロック34は気密材
62を介して固定される。
【0019】また、同時に上枠部材10側の引寄せブロ
ック72も同様に、最初は傾斜面76が突条46の先端
に当接して摺動し、次に傾斜面78が気密ブロック66
の角部に当接して摺動し、徐々に室内側に移動する。こ
の後、傾斜面76、78が各々当接面68、70に当接
し、引き寄せブロック72と気密ブロック66は気密材
74を介して固定される。このとき室内側に引き寄せら
れた内障子16は、気密材44、49、52と密着す
る。そして、ハンドルと一体のクレセントが外障子18
の召合せ框側面に形成された図示しない係止部材に係合
され、これにより外障子18は内障子16側に引き寄せ
られ、外障子18の框の室内側側面が気密材40、4
8、53と密着する。
【0020】この発明の防音サッシによれば、建築物の
床部材20と外装部材22の上端部が同じ高さで形成さ
れ、また内障子用レール28、突条32、外障子用レー
ル30の上端部も、床部材20や外装部材22とほぼ等
しい位置に形成され、室内から室外にかけて段差のない
状態を形成している。このため、内障子16や外障子1
8を開けて人が通行する際は、足元に障害がなく老人や
子供にも歩行しやすいものである。また、車椅子やベビ
ーカー等の車輪の付いた乗り物の走行にも便利である。
そして、ハンドルの操作により、簡単に確実に気密状態
に閉鎖することができ、気密、防音効果に優れたもので
ある。
【0021】なお、この発明の防音サッシは上記実施の
形態に限定されるものではなく、気密ブロック、引き寄
せブロックの形状等適宜変更可能で、簡単に確実に内障
子を気密材に引き寄せて密着させるものであれば良い。
また、上枠部材10、下枠部材12等の外形状も、建築
物の形状等に合せて最適なものを選択する。また、この
下枠部材は防音サッシに限らず、その他の様々な引き違
い式の障子に使用することができる。
【0022】
【発明の効果】この発明の防音サッシは、下枠部材に形
成された各突起の高さがほぼ等しく形成され、室内側と
室外側との間で段差がなく、人が通行しやすいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の防音サッシの解錠状態
を示す縦断面図である。
【図2】この実施形態の防音サッシの解錠状態を示す横
断面図である。
【図3】この実施形態の防音サッシの施錠時の気密状態
を示す縦断面図である。
【図4】この実施形態の防音サッシの気密状態を示す横
断面図である。
【図5】この実施形態の引寄せブロックと気密材の正面
図である。
【符号の説明】
10 上枠部材 11 サッシ枠 12 下枠部材 14 縦枠部材 16 内障子 18 外障子 24 溝 28 内障子用レール 32、46、47、51 突条 40、44、48、49、52、53、62、74
気密材 54 召合せ框 60、72 引寄せブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシ枠の下枠部材の側壁部の高さが互
    いにほぼ等しく、この下枠部材の底面部から上方に突出
    し長手方向に形成されたするレールと、このレールと平
    行に長手方向に形成されれた突条とが設けられ、上記レ
    ールと上記突条の、各上端部はいずれも上記側壁部の高
    さととほぼ等しい高さであることを特徴とする防音サッ
    シ。
  2. 【請求項2】 上記下枠部材の断面形状は、上方が開口
    したコの字形の溝部が形成され、この溝部の両側壁部の
    高さは互いにほぼ等しく、この溝部の底面部には上方に
    突出する内障子用レールと外障子用レールと、この内障
    子用レールとこの外障子用レールの間に形成され上方に
    突出する気密用の突条とが設けられ、上記内障子用レー
    ルと上記外障子用レールと上記突条の、各々上端部はい
    ずれも上記溝部の側壁部の高さとほぼ等しい高さである
    ことを特徴とする防音サッシ。
  3. 【請求項3】 上記突条の外障子用レールに面する部分
    には、上記下枠部材の長手方向に沿って気密材が取り付
    けられていることを特徴とする請求項1または2記載の
    防音サッシ。
JP8317894A 1996-11-28 1996-11-28 防音サッシ Pending JPH10159444A (ja)

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JP8317894A JPH10159444A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 防音サッシ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8317894A JPH10159444A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 防音サッシ

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Publication Number Publication Date
JPH10159444A true JPH10159444A (ja) 1998-06-16

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ID=18093247

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8317894A Pending JPH10159444A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 防音サッシ

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JP (1) JPH10159444A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138560A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Inaxトステム・ビルリモデリング株式会社 改装サッシ及びそのサッシ改装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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