JPH10157675A - 組み立て搬送設備 - Google Patents

組み立て搬送設備

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Publication number
JPH10157675A
JPH10157675A JP8318417A JP31841796A JPH10157675A JP H10157675 A JPH10157675 A JP H10157675A JP 8318417 A JP8318417 A JP 8318417A JP 31841796 A JP31841796 A JP 31841796A JP H10157675 A JPH10157675 A JP H10157675A
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JP
Japan
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assembly
assembled
assembling
supporting
line
Prior art date
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Application number
JP8318417A
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English (en)
Inventor
Junji Ando
順二 安藤
Kosuke Tsumori
孝祐 津守
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアサスペンションは組み立てラインで搬送
しながら組み立てており、一車種の組み立てを継続する
ときは支障ないが、車体への組み込みラインで異なる車
種の車体をランダムに搬送しているとき、その車種に応
じたリアサスペンションの組み立てに容易に切り換えら
れない。 【解決手段】 可動体10の走行動と、昇降体21の昇降動
と、支持装置40,50,60,70の支持・開放動との組み合
わせ動作により、組み立て部90A,90B,90Cで組み立
てた組み立て物A,B,Cを組み立て物搬送ライン85に
移載する。組み立て部90A,90B,90C群で異種の組み
立て物A,B,Cを組み立てることで、組み立て物搬送
ライン85側の希望に応じた複数種の組み立て物A,B,
Cを、迅速に移載し得る。並設形式と、可動体10の上方
移動形式とにより、全体をコンパクトに構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば自動車の
製造工程において、車体に組み込む前のリアサスペンシ
ョンの組み立てと搬送とを行うときなどに採用される組
み立て搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リアサスペンションは、スプリン
グ(板ばね)を組み立てラインで搬送しながら、このス
プリングに対してシャックル、アクスル、ショックアブ
ソーバなどの各種部品を組み立てることで形成される。
そして、組み立てられたリアサスペンションは、車体へ
の組み込みラインへと搬送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、一車種の組み立てが継続されて行われて
いるときには支障はないが、車体への組み込みラインで
異なる車種の車体がランダムに搬送されているとき、そ
の車種に応じたリアサスペンションの組み立てラインに
切り換えることは、容易に行えない。
【0004】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、複数種の組み立て物に迅速に対応し得、しかも全体
をコンパクトに構成し得る組み立て搬送設備を提供する
ことを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の組み立て搬送設
備は、複数の組み立て部が並設され、これら組み立て部
に並設される状態で組み立て物搬送ラインが設けられ、
組み立て部群で組み立てられた組み立て物を組み立て物
搬送ラインに移す移載装置が設けられ、この移載装置
は、組み立て部群と組み立て物搬送ラインとの上方間に
おいて並設方向に移動自在な可動体と、この可動体に設
けられた昇降体と、この昇降体に設けられた組み立て物
の支持装置とにより構成されていることを特徴としたも
のである。
【0006】したがって請求項1の発明によると、目的
とする組み立て部の上方に可動体を停止させ、昇降体を
下降させることで、支持装置により組み立て物を支持し
得る。そして、昇降体を上昇させたのち可動体を走行さ
せることで、組み立て物を組み立て物搬送ラインの上方
に搬送し得る。次いで、昇降体を下降させて支持装置を
開放させることで、組み立て物を組み立て物搬送ライン
に移載し得る。その際に、可動体の停止位置を組み立て
部群に対して選択することで、組み立て部群の組み立て
物を順次、組み立て物搬送ラインに移載し得る。したが
って、組み立て部群で異種の組み立て物を組み立てると
き、組み立て物搬送ライン側の希望に応じて組み立て物
を移載(供給)し得る。
【0007】また本発明の請求項2記載の組み立て搬送
設備は、上記した請求項1記載の構成において、組み立
て物がリアサスペンションで、組み立て部において車種
に応じて複数種が組み立てられ、組み立て物搬送ライン
は、リアサスペンションの支持を行う支持治具が設けら
れた台車によって構成されていることを特徴としたもの
である。
【0008】したがって請求項2の発明によると、車体
組み立てライン側における複数種の車の組み立て順(流
れ)に合わせて、各組み立て部において、複数種のリア
サスペンションの組み立てを行える。すなわち、各組み
立て部において、それぞれ異なるリアサスペンションの
組み立てや、同種のリアサスペンションの組み立てを行
える。これにより、組み立て物搬送ラインに台車が停止
したときには、この台車に移載させるリアサスペンショ
ンを既に組み立てており、以て移載装置によって、リア
サスペンションを台車に移載し得る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。図1〜図3において、枠組体1
は、左右一対でかつ前後複数対の支柱2や、これら支柱
2の中間部間に設けられた左右材3、中間前後材4や、
支柱2の上端間に設けられた左右一対の上端前後材5な
どにより構成され、そして支柱2間にネット体6が設け
られることで、三箇所(複数箇所)の組み立て部90A,
90B,90Cが並設されて区画形成されている。さらに枠
組体1内の端の区画形成部には、前記組み立て部90A,
90B,90C群に対してさらに並設される状態で、組み立
て物搬送ライン85が、並設方向に対して直交状に通され
ている。そして上端前後材5上には、それぞれレール7
が敷設され、また一方の上端前後材5の内面側には、内
方へ向いたラック8が配設されている。
【0010】各組み立て部90A,90B,90Cには、たと
えば作業台91A,91B,91Cが設置され、これら作業台
91A,91B,91C上で、たとえば異なる車種に応じて異
なる種類(複数種)のリアサスペンション(組み立て物
の一例)A,B,Cが、または同じ種類のリアサスペン
ションが組み立てられる。
【0011】前記組み立て部90A,90B,90C群で組み
立てられたリアサスペンションA,B,Cを組み立て物
搬送ライン85に移す移載装置10が設けられる。この移載
装置10は、組み立て部90A,90B,90C群と組み立て物
搬送ライン85との上方間において並設方向に移動自在な
可動体11と、この可動体11に設けられた昇降体21と、こ
の昇降体21に設けられたリアサスペンションA,B,C
用の複数の支持装置(後述する。)などにより構成され
ている。
【0012】すなわち図4、図5において、前記可動体
11は平枠状であって、前後左右に振り分けて配設された
車輪12が前記レール7に支持案内されるとともに、この
レール7に案内される横振れ防止ローラ13や、上端前後
材5側に作用される浮き上がり防止ローラ14などが配設
されている。そして可動体11には駆動装置(モータな
ど)15が搭載され、その下向きの出力軸に取り付けられ
たピニオン16が前記ラック8に噛合されている。したが
って、駆動装置15によりピニオン16が正逆回転されるこ
とで、可動体11は、組み立て部90A,90B,90C群と組
み立て物搬送ライン85との上方間において往復移動自在
に構成される。
【0013】この可動体11の下方に前記昇降体21が配置
され、この昇降体21は平枠状であって、前後の二箇所か
ら立設されたガイドロッド22が、可動体11側に設けられ
たガイド筒23に挿通されて昇降案内される。そして可動
体11の中央部分にはシリンダー装置(昇降動装置の一
例)24が設けられ、このシリンダー装置24の下向きのピ
ストンロッド25が前記昇降体21に連結されている。
【0014】図4〜図9に示すように、前記昇降体21の
左右方向の一方側において、前記昇降体21には前後一対
の揺動体30が、左右方向軸31を介してそれぞれ前後揺動
自在に設けられ、そして、両揺動体30を互いに接近離間
揺動させる揺動装置32が設けられている。この揺動装置
32は、昇降体21上に立設された縦軸33と、この縦軸33に
回動自在に外嵌された回動体34と、この回動体34と前記
揺動体30の上端とに相対揺動自在に連結される一対の押
し引きロッド35と、昇降体21と回動体34との間に相対揺
動自在に配設されるシリンダー装置36などにより構成さ
れ、ここで両押し引きロッド35の内端は、縦軸33に対し
て180 度変位した回動体34の端部に振り分けて連結され
ている。
【0015】前記揺動体30には、それぞれ各別に作動さ
れる三種類(複数種類)の支持装置40,50,60が設けら
れる。すなわち、第1支持装置40は、揺動体30に前後方
向軸41を介してそれぞれ左右揺動自在に設けられた左右
一対の揺動腕42と、これら揺動腕42の下端から相対向す
る側へ連設されたパッドホルダー43と、これらパッドホ
ルダー43の上面に設けられたパッド44と、揺動腕42の上
端と揺動体30との間に相対揺動自在に配設されるシリン
ダー装置45などにより構成される。
【0016】また、第2支持装置50は、揺動体30に前後
方向軸51を介してそれぞれ左右揺動自在に設けられた左
右一対の揺動腕52と、これら揺動腕52の下端から相対向
する側へ連設されたパッドホルダー53と、これらパッド
ホルダー53の上面に設けられたパッド54と、両揺動腕52
の上端間に相対揺動自在に配設されるシリンダー装置55
と、両揺動腕52間に相対揺動自在に配設される拘束ロッ
ド体56などにより構成される。ここで拘束ロッド体56
は、前後方向軸51に対して上下に振り分けた状態で両揺
動腕52間に連結されている。
【0017】なお第1支持装置40と第2支持装置50と
は、たとえば支持作用時において、パッド44,54間の間
隔や高さが変化されている。そして、第3支持装置60
は、揺動体30から前後外方に連設されたブラケット61
と、このブラケット61に左右方向軸62を介してそれぞれ
前後揺動自在に設けられた前後一対の揺動腕63と、これ
ら揺動腕63の下端から相対向する側へ連設されたパッド
ホルダー64と、これらパッドホルダー64の上面に設けら
れたパッド65と、揺動腕63の上端とブラケット61の外端
との間に相対揺動自在に配設されるシリンダー装置66な
どにより構成される。
【0018】前記昇降体21の左右方向の他方側には第4
支持装置70が設けられる。この第4支持装置70は、昇降
体21に左右方向軸71を介してそれぞれ前後揺動自在に設
けられた前後一対の揺動腕72と、これら揺動腕72の下端
から相対向する側へ連設されたパッドホルダー73と、こ
れらパッドホルダー73の上面に設けられたパッド74と、
揺動腕72を互いに接近離間揺動させる揺動装置75などに
より構成される。
【0019】そして揺動装置75は、昇降体21上に立設さ
れた縦軸76と、この縦軸76に回動自在に外嵌された回動
体77と、この回動体77と前記揺動腕72の上端とに相対揺
動自在に連結される一対の押し引きロッド78と、昇降体
21と回動体77との間に相対揺動自在に配設されるシリン
ダー装置79などにより構成され、ここで両押し引きロッ
ド78の内端は、縦軸76に対して180 度変位した回動体77
の端部に振り分けて連結されている。なお、昇降体21側
には、揺動腕72が当接されることで接近揺動限の規制を
行うストッパー80が設けられている。
【0020】図1〜図3において、前記組み立て物搬送
ライン85は、リアサスペンションA,B,Cの支持を行
う支持治具86が設けられた台車87によって構成されてい
る。すなわち、前述した枠組体1内の端の区画形成部を
通して、床上にはレール89が敷設され、このレール89に
車輪88を介して支持案内されることで、台車87が走行自
在に構成される。そして、台車87の上面側に支持治具86
が設けられるのであり、その際に支持治具86としては、
リアサスペンションA,B,Cの種類に応じて支持姿勢
を変更し得る形式や、リアサスペンションA,B,Cの
種類に応じた複数種が台車87に各別に設けられる形式な
どが採用される。
【0021】前記台車87としては自動走行される形式が
採用され、またレールを使用せずに自動走行される形式
であってもよい。なお、前記枠組体1の上部で可動体11
の移動経路の側方には、点検用の足場95が形成され、そ
して端部には、足場95へ行き来するための梯子96などが
設けられている。
【0022】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。車体組み立てライン100 側における複数種
の車101 の組み立て順(流れ)に合わせて、各組み立て
部90A〜90Cにおいては、複数種のリアサスペンション
A〜Cの組み立てが行われる。すなわち、各組み立て部
90A〜90Cにおいて、それぞれ異なるリアサスペンショ
ンA〜Cの組み立てが行われる場合や、各組み立て部90
A〜90Cにおいて同種のリアサスペンションの組み立て
が行われる場合などがある。そして作業者は、各組み立
て部90A〜90C間で移動(歩行)して組み立てを行う
か、各組み立て部90A〜90Cにそれぞれ配員されて組み
立てを行う。
【0023】これにより、新たな台車87が端の区画形成
部に停止したときには、この台車87に移載させるリアサ
スペンションA〜Cが既に組み立てられており、さらに
移載装置10によって、リアサスペンションA〜Cは、図
1の実線に示すように、台車87が停止される箇所の上方
まで搬送されている。
【0024】すなわち、各組み立て部90A〜90Cの作業
台91A〜91Cにおいて組み立てられたリアサスペンショ
ンA〜Cのうち、目的とするリアサスペンションを移載
させるに、まず昇降体21側を上昇させた状態で、駆動装
置15によりピニオン16を回転させ、レール7などの支持
案内により可動体11を走行させ、図1の仮想線に示すよ
うに、目的とする組み立て部90A〜90Cの上方で停止さ
せる。
【0025】次いで、シリンダー装置24の伸展により昇
降体21を下降させるが、このとき、各支持装置40,50,
60,70は非支持姿勢とされている。すなわち図9におい
て、揺動装置32におけるシリンダー装置36の収縮動によ
って回動体34を縦軸33の周りに回動させ、押し引きロッ
ド35を引き動させることで、揺動体30を、左右方向軸31
の周りに互いに離間揺動させており、以て図7に示すよ
うに、揺動体30側に設けた三種類の支持装置40,50,60
も外側に移動させている。
【0026】そして第1支持装置40では、シリンダー装
置45の収縮動により揺動腕42を前後方向軸41の周りに外
側に揺動させ、以て図8の仮想線に示すように、パッド
44を互いに離間動させている。また第2支持装置50で
は、シリンダー装置55の収縮動により揺動腕52を前後方
向軸51の周りに外側に揺動させ、以て図8の仮想線に示
すように、パッド54を互いに離間動させている。さらに
第3支持装置60では、シリンダー装置66の伸展動により
揺動腕63を左右方向軸62の周りに外側に揺動させ、以て
図7の仮想線に示すように、パッド65を互いに離間動さ
せている。
【0027】他側の第4支持装置70では、シリンダー装
置79の収縮動により回動体77を縦軸76の周りに回動させ
て押し引きロッド78を引き動させることで、揺動腕72を
左右方向軸71の周りに外側に揺動させ、以て図7に示す
ように、パッド74を互いに離間動させている。
【0028】このように、各支持装置40,50,60,70を
非支持姿勢とした状態で、昇降体21を下降させることに
よって、これら支持装置40,50,60,70をリアサスペン
ションA〜Cの外側に位置し得る。次いで、揺動装置32
におけるシリンダー装置36の伸展動により押し引きロッ
ド35を押し動させることで、揺動体30を互いに接近揺動
させ、以て揺動体30側の支持装置40,50,60群を内側に
移動させる。
【0029】この状態で、各支持装置40,50,60,70の
うち、このリアサスペンションA〜Cの種類に対応する
支持装置を支持作用させる。すなわち、リアサスペンシ
ョンA〜Cの種類によって、支持装置40,50,60,70群
のうちの一種〜四種を前述とは逆作動させ、以て図6、
図8実線に示すように、作動させた支持装置40,50,6
0,70のパッド44,54,65,74を互いに接近動させ、リ
アサスペンションA〜Cの所定箇所の下方に位置させ
る。
【0030】次いで、シリンダー装置24の収縮により昇
降体21を上昇させて、パッド44,54,65,74を、リアサ
スペンションA〜Cの所定箇所に下方から係合させ、以
て作業台91A〜91C上からリアサスペンションA〜Cを
持ち上げ得る。そして昇降体21を上昇限にまで上昇させ
たのち、可動体11を走行させることで、前述した(図1
の実線)ように、停止した台車87の上方へリアサスペン
ションA〜Cを搬送し得る。
【0031】この状態で、シリンダー装置24の伸展によ
り昇降体21を下降させることによって、リアサスペンシ
ョンA〜Cを台車87の支持治具86上に載置し得、そして
作用姿勢の支持装置40,50,60,70を非作用側へ作動さ
せることで、そのパッド44,54,65,74を、リアサスペ
ンションA〜Cの下方から側外方へ移動させ得る。さら
に、揺動装置32におけるシリンダー装置36の収縮動によ
って、揺動体30を左右方向軸31の周りに互いに離間揺動
させ、以て三種類の支持装置40,50,60を一体に外側に
移動させる。
【0032】その後に、シリンダー装置24の収縮により
昇降体21を上昇させることによって、最初の支持前の姿
勢とし得、またリアサスペンションA〜Cを載置した台
車87を次工程へ搬出走行させるとともに、新たな台車87
を搬入走行させて停止させる。
【0033】上記した実施の形態では、枠組体1内の端
の区画形成部に、組み立て物搬送ライン85が、並設方向
に対して直交状に通されているが、これは組み立て部90
A〜90C群の中間部において組み立て物搬送ライン85が
通される形式などであってもよい。
【0034】上記した実施の形態では、支持装置として
係止持ち上げ形式が示されているが、これはクランプ形
式などであってもよい。上記した実施の形態では、組み
立て物としてリアサスペンションA,B,Cが示されて
いるが、これは他の装置や部品などであってもよい。
【0035】上記した実施の形態では、組み立て物搬送
ライン85として、支持治具86が設けられた台車87を走行
させる形式が示されているが、これは支持治具が設けら
れたパレットを各種コンベヤにより搬送させる形式など
であってもよい。
【0036】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、可
動体の走行動と、昇降体の昇降動と、支持装置の支持・
開放動との組み合わせ動作によって、組み立て部で組み
立てた組み立て物を組み立て物搬送ラインに移載でき
る。その際に、可動体の停止位置を組み立て部群に対し
て選択することで、組み立て部群の組み立て物を順次、
組み立て物搬送ラインに移載できる。したがって、組み
立て部群で異種の組み立て物を組み立てるとき、組み立
て物搬送ライン側の希望に応じた複数種の組み立て物
を、迅速に移載(供給)できる。しかも、並設形式と、
可動体の上方移動形式とにより、全体をコンパクトに構
成できる。
【0037】また上記した本発明の請求項2によると、
車体組み立てライン側における複数車種の組み立て順
(流れ)に合わせて、各組み立て部において、複数種の
リアサスペンションの組み立てを行うことで、組み立て
物搬送ラインに停止した台車に対して、この台車に移載
させるリアサスペンションを移載装置により迅速かつ的
確に移載できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、組み立て搬
送設備の側面図である。
【図2】同組み立て搬送設備の正面図である。
【図3】同組み立て搬送設備の平面図である。
【図4】同組み立て搬送設備の可動体部分の側面図であ
る。
【図5】同組み立て搬送設備の可動体部分の正面図であ
る。
【図6】同組み立て搬送設備の支持装置部分の支持作用
姿勢における一部切り欠き側面図である。
【図7】同組み立て搬送設備の支持装置部分の非支持作
用姿勢における一部切り欠き側面図である。
【図8】同組み立て搬送設備の支持装置部分の一部切り
欠き正面図である。
【図9】同組み立て搬送設備の支持装置部分の一部切り
欠き平面図である。
【符号の説明】
1 枠組体 7 レール 10 移載装置 11 可動体 12 車輪 21 昇降体 24 シリンダー装置(昇降動装置) 30 揺動体 32 揺動装置 40 第1支持装置 44 パッド 45 シリンダー装置 50 第2支持装置 54 パッド 55 シリンダー装置 60 第3支持装置 65 パッド 66 シリンダー装置 70 第4支持装置 74 パッド 75 揺動装置 85 組み立て物搬送ライン 86 支持治具 87 台車 90A 組み立て部 90B 組み立て部 90C 組み立て部 A リアサスペンション(組み立て物) B リアサスペンション(組み立て物) C リアサスペンション(組み立て物)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の組み立て部が並設され、これら組
    み立て部に並設される状態で組み立て物搬送ラインが設
    けられ、組み立て部群で組み立てられた組み立て物を組
    み立て物搬送ラインに移す移載装置が設けられ、この移
    載装置は、組み立て部群と組み立て物搬送ラインとの上
    方間において並設方向に移動自在な可動体と、この可動
    体に設けられた昇降体と、この昇降体に設けられた組み
    立て物の支持装置とにより構成されていることを特徴と
    する組み立て搬送設備。
  2. 【請求項2】 組み立て物がリアサスペンションで、組
    み立て部において車種に応じて複数種が組み立てられ、
    組み立て物搬送ラインは、リアサスペンションの支持を
    行う支持治具が設けられた台車によって構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の組み立て搬送設備。
JP8318417A 1996-11-29 1996-11-29 組み立て搬送設備 Pending JPH10157675A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100958572B1 (ko) * 2008-02-05 2010-05-18 주식회사 우성티오티 차량용 전조등 조립장치
KR102091487B1 (ko) * 2018-10-15 2020-03-20 에스엘 주식회사 차량용 램프의 자동조립장치

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KR100958572B1 (ko) * 2008-02-05 2010-05-18 주식회사 우성티오티 차량용 전조등 조립장치
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