JPH10157160A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH10157160A
JPH10157160A JP32253096A JP32253096A JPH10157160A JP H10157160 A JPH10157160 A JP H10157160A JP 32253096 A JP32253096 A JP 32253096A JP 32253096 A JP32253096 A JP 32253096A JP H10157160 A JPH10157160 A JP H10157160A
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JP
Japan
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ink
pressure
negative pressure
closed space
head
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JP32253096A
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English (en)
Inventor
Masaru Yano
賢 谷野
Ichiro Sawano
一郎 澤野
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビティ内のインク加圧力を調整すること
により、ノズルから適切な量のインクを吐出してパージ
を行なうことができるインクジェット記録装置を提供す
る。 【解決手段】 インクジェット記録装置に、圧電部材4
8によるインクの加圧力を調節する吐出駆動部74と、
ノズル46をその外側から覆い、ヘッド10との間に閉
鎖空間62を形成することができる連続壁56と、閉鎖
空間に負圧を加え、ノズルを介して閉鎖空間にインクを
吸引する吸引孔58及びポンプ60と、ポンプの駆動に
より閉鎖空間に負圧が加えられている状態で圧電部材を
作動してインクを加圧すると共に、閉鎖空間が第1の負
圧状態のときは圧電部材によるインクの加圧力を第1の
加圧状態とし、その後閉鎖空間の負圧が大気圧に向かっ
て減少して第2の負圧状態になると圧電部材による加圧
力を第1の加圧状態よりも加圧力の大きい第2の加圧状
態に変更する制御部82とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に応じて
インクを加圧してノズルから吐出することにより記録媒
体に画像を作成するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、加熱素子や圧電素子等の加圧
手段を駆動することにより、キャビティに収容されたイ
ンクを加圧しノズルから吐出させて記録媒体に画像を形
成するインクジェット記録装置がある。このインクジェ
ット記録装置では、長期間に亘って安定してインク滴を
吐出するには、ノズルやキャビティに溜まった異物等
(例えばゴミ、古くなって粘度の増大したインク、気
泡)を定期的に吐出させる処理すなわちクリーニングが
必要で、通常は1枚の記録媒体に対する印字が終了する
度に、またはインクカートリッジを交換する度にこの処
理を行っている。
【0003】このクリーニングは、加圧手段を駆動する
ことによりインクを加圧吐出させる方法(加圧パージ
法)と、ノズルをその外側からキャップで覆い、このキ
ャップとインクジェットヘッドとの間に形成された閉鎖
空間に負圧を加えることでインクを強制的に吸引する方
法(吸引パージ法)さらに、負圧を加えた状態下でイン
クを加圧する方法(加圧吸引パージ法)に大別される。
一般的には、確実かつ短時間のうちに必要量のインクを
吐出するために加圧吸引パージ法が広く採用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、吸引加圧パ
ージ法の場合、閉鎖空間が高負圧状態であるにもかかわ
らず加圧手段により大きなインク加圧力が加えられる
と、インクが無駄に吐出したり、接着剤で接合されてい
るヘッド構成部材が剥離したり、プラスチックフィルム
などの薄肉隔壁部材をするものではこの隔壁が破損した
り、一回のパージ作業では破損しないまでも繰り返し行
うことにより耐久性が低下してインクジェットヘッドの
寿命が短くなるという問題がある。また、一般に加圧吸
引パージ法においては、図8に示すように、閉鎖空間内
の負圧は時間の経過と共に減少する。これは、キャップ
とヘッドとの隙間から閉鎖空間に空気が流入することに
よる。したがって、時間が経過して閉鎖空間内が低負圧
状態になると上記の場合とは逆に必要量のインクを吐出
できない。
【0005】そこで、本発明は、キャップ内閉鎖空間の
負圧状態に応じてインク加圧力を調整することにより、
ノズルから適切な量のインクをパージし、それにより鮮
明な画像を記録できるインクジェット記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のインクジェット記録装置は、インクを収容
するキャビティと、このキャビティ内のインクを加圧す
る加圧手段と、この加圧手段により加圧されたインクが
吐出するノズルとを有したヘッドを備えたインクジェッ
ト記録装置において、前記加圧手段によるインクの加圧
力を調節する加圧力調節手段と、前記ノズルをその外側
から覆い、ヘッドとの間に閉鎖空間を形成することがで
きるキャップ手段と、前記閉鎖空間に負圧を加えて、ノ
ズルを介して閉鎖空間に向けてインクを吸引する吸引手
段と、この負圧手段により閉鎖空間に負圧が加えられて
いる状態で加圧手段を作動してインクを加圧すると共
に、閉鎖空間が第1の負圧状態のときは加圧手段による
インクの加圧力を第1の加圧状態とし、その後閉鎖空間
の負圧が大気圧に向かって減少して第2の負圧状態にな
ると加圧手段による加圧力を第1の加圧状態よりも加圧
力の大きい第2の加圧状態に変更する制御手段とを設け
た。
【0007】
【発明の作用及び効果】このインクジェット記録装置で
は、インクをパージする場合、まずキャップ手段でノズ
ルをその外側から覆って閉鎖空間を作り、吸引手段によ
り閉鎖空間に負圧を加え、加圧手段によりインクを加圧
する。ここで、閉鎖空間に負圧を加えた当初の高負圧
(第1の負圧)状態では、加圧手段によるインク加圧力
は低く(第1の加圧状態に)抑える。一方、経過時間と
共に閉鎖空間内の負圧が第2の負圧状態まで減少する
と、加圧手段によるインク加圧力は第2の加圧状態まで
大きくし、これにより負圧減少によるインク吸引力の低
下を補う。つまり、クリーニング処理の初期高負圧状態
ではインクの加圧力を抑え、負圧が低下するとインクの
加圧力を上げてインクの吐出を図る。したがって、パー
ジ中は最初から最後まで安定してインクを吐出できる
し、無駄にインクが吐出することもない。また、接着剤
で接合されているヘッド構成部材に無理な力がかから
ず、それらの耐久性を低下させることもない。加えて、
加圧吸引パージ法の特徴である、短時間での効率のよい
インクパージが行える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を説明する。図1は、本発明に係るインク
ジェット式記録装置の一態様であるインクジェットプリ
ンタの印字部を示す。この図に示すようにインクジェッ
トヘッド(以下、「ヘッド」と呼ぶ。)10はキャリッ
ジ12に支持されており、キャリッジ12はガイドシャ
フト14に沿って矢印a方向に移動可能としてある。ガ
イドシャフト14の両端近傍にはそれぞれプーリ16が
配置されており、これらプーリ16に巻回したベルト1
8にキャリッジ12が連結してある。また、一方のプー
リ16はモータ20に駆動連結してあり、このモータ2
0の駆動に基づいて、キャリッジ12がガイドシャフト
14に沿って矢印a方向に往復移動するようにしてあ
る。
【0009】図2、図3にそれぞれヘッド10の正面、
図2のIII−III断面を示す。これらの図に示すよ
うに、ヘッド10は第1ヘッド部26と、第2ヘッド部
28からなり、天板30、隔壁32、振動板34、ベー
スプレート36を一体的に組み合わせて構成されてい
る。第1ヘッド部26と第2ヘッド部28はヘッド10
の移動方向に並んでおり、中央の一点鎖線38に関して
左右対称な構成をしている。
【0010】天板30は隔壁32との対向面を電鋳ある
いはフォトリソグラフィー等の方法により微細加工して
複数の凹部を形成し、第1ヘッド部26、第2ヘッド部
28のそれぞれにインクを収容する複数のキャビティ4
0と、補給用のインクを収容するインク供給室42と、
各キャビティ40をインク供給室42に連結するインク
インレット44が形成されている。第1ヘッド部26と
第2ヘッド部28のキャビティ40は、これらのヘッド
部26,28が対向する方向に向かって伸びる長溝状に
且つ平行に形成されている。また、天板30には、キャ
ビティ40のインクインレット44と反対側にキャビテ
ィ40に連通するノズル46がキャビティ40の長手方
向に直交する1つの直線上に所定の間隔を置いて複数形
成されている。ノズル46は外側に向かって細くなるテ
ーパ状をしており、吐出側の内径が25μmとしてあ
る。
【0011】隔壁32は導電材からなる薄肉フィルムが
用いられており、天板30と振動板34との間に固定さ
れている。なお、この隔壁は後述する圧電部材48の変
形を阻害するものでなく、圧電部材48の変形に応じて
変形する。
【0012】振動板34は、例えばセラミックス板の上
面及び下面に金属を蒸着するなどの方法により導電層を
設けたものであり、隔壁32とベースプレート36にそ
れぞれ導電性の接着剤で固定されている。また、振動板
34は、ベースプレート36に接着固定した後、ダイシ
ング加工により縦横に切断して、キャビティ40に対向
する圧電部材48と各圧電部材48を囲む壁50とに分
離し、高温下で各圧電部材48は高圧を印加して分極処
理してある。
【0013】ベースプレート36は振動板34との対向
面に複数の導電リード部(図示せず)を備えており、各
導電リード部は圧電部材48に対向している。
【0014】前記構成のヘッド10では、各ヘッド部2
6、28において、図示しないインクタンクからインク
供給室42にインクが供給される。インク供給室42の
インクは、インクインレット44を介して各キャビティ
40に分配される。また、図1に示すように、ヘッド1
0はモータ20の駆動に基づいて矢印a方向に往復移動
する。そして、圧電部材48に所定の電圧(印字信号)
が印加されると該圧電部材48はキャビティ40に向か
って変形し、その変形が隔壁32に伝えられる。その結
果、キャビティ40内のインクが加圧されてノズル46
よりインク滴が飛翔し、ヘッド10の対向部を矢印a方
向と直交する方向に送られる用紙に付着して画像が記録
される。
【0015】図6はヘッド10から吐出したインクによ
り用紙上(ノズルと用紙との間隔:100μm)に形成
されたドット径と、圧電部材48に印加する電圧との関
係のグラフを示す。このプリンタは、7階調(インク吐
出なしを含む)の階調数で記録することができ、圧電部
材48に印加する電圧を変更することによってドット径
を6段階変更できる。すなわち、圧電部材48に印加す
る電圧を制御することにより圧電部材48の変形量及び
キャビティ40内のインク加圧力を切り換えて、ノズル
46から吐出するインクの量及びドット径を変更する。
具体的に、圧電部材48に10Vの電圧を印加したとき
に吐出したインクの用紙上でのドット径は30μmであ
り、圧電部材48に60Vの電圧を印加したときに吐出
したインクの用紙上でのドット径は180μmである。
この圧電部材48に印加する電圧を10V−60Vの間
で10Vごとに変更することで、ドット径を30μmか
ら180μmの間で変更して6段階の階調表現を行なう
ことができる。
【0016】ヘッド10のクリーニング装置及びその動
作について説明する。図1に示すように、クリーニング
装置22は非記録時にヘッド10が待機する場所すなわ
ち一般にホームポジションと呼ばれている場所の近傍に
設けてあり、モータ24の駆動により、ホームポジショ
ンに位置したヘッド10の天板30に向かって矢印b方
向に進退自在になっている。なお、モータ24に代え
て、ソレノイドによりクリーニング装置22を進退させ
てもよい。
【0017】クリーニング装置22は、その拡大図であ
る図4に示すように、ハウジング52を備えている。ハ
ウジング52のヘッド対向部にはキャップ部54が設け
てある。キャップ部54はヘッド対向面に方形の連続壁
56を備えている。この連続壁56はキャップ部54と
同一材料で一体的に形成してもよいし、ゴムなどの弾性
材料で形成し、これを接着剤で固定したものでもよい。
キャップ部54はまた連続壁56の内側に吸引孔58を
備えており、この吸引孔58がポンプ60に接続されて
おり、ホームポジションに位置したヘッド10に連続壁
56を当接した状態で、この連続壁56の内側に形成さ
れた閉鎖空間62の空気を吸引してそこに負圧を加える
ことができるようにしてある。
【0018】図5はクリーニング装置22を駆動動作と
インクジェットプリンタの印字動作を制御するための制
御系のブロック構成図を示す。中央情報処理装置(CP
U)66を中心に、ホスト部等から受信したデータや記
録用に展開したデータ及び各吐出口毎の吐出回数データ
を記憶するRAM68と、動作制御等のプログラム等が
格納されたROM70と、ホスト部からのデータ受信を
行なうデータ受信部72と、階調制御手段であるRAM
68に格納された画像記録用の展開データに基づいて階
調を決定し、決定された階調に相当する電圧をヘッド1
0の圧電部材48に印加し、所望の濃度に対応する量の
インクを吐出するヘッド吐出駆動部74と、キャリッジ
12のモータ20を駆動してヘッド10を記録タイミン
グに同期して移動させるヘッド移動駆動部76と、記録
媒体の搬送を司る紙送り駆動部78と、クリーニング装
置22のモータ24を駆動してクリーニング等を行なわ
せるクリーニング系駆動部80と、クリーニングの際に
ノズル46からのインクの吐出量や勢いを調節するた
め、ヘッド吐出駆動部74に対して指示するクリーニン
グ制御部82、ホームポジションにおけるヘッドの存
在、記録媒体の有無、インクの有無等を検出すべく各所
に配置した各種センサ部84とが接続されている。
【0019】この制御系では、クリーニング制御部82
の指示に基づいて、記録媒体への印字が1枚終了する毎
にヘッド10をホームポジションに退避させてこれをク
リーニングする。具体的に、ヘッド10がホームポジシ
ョンに退避したことをセンサ部84が検出すると、クリ
ーニング装置22のハウジング52をヘッド10に向か
って移動して連続壁56がノズル46を囲むようにヘッ
ド天板30に接触し、連続壁56の内側に閉鎖空間62
(図4参照)を形成する。
【0020】次に、図7に示すように、ポンプ60を駆
動して密閉空間62に負圧を加える。負圧が所定の圧力
になると(時刻:t0)、ポンプ60の駆動を停止す
る。その後は、閉鎖空間62の圧力が徐々に大気圧に近
付いていく。これは、連続壁56とヘッド10の接触部
等からの空気の侵入や、インクがノズル46から吐出さ
れることによる。
【0021】ポンプ56の駆動停止から所定時間経過し
た時点(時刻t1)で、クリーニング制御部82はヘッ
ド吐出駆動部74を低電圧モードで駆動開始し、圧電部
材48にVP-P=20Vのパルスを印加して振動させ
る。その結果、キャビティ40内のインクが加圧され、
ノズル46に加わる負圧と相俟ってインクがノズル46
から吐出する。次に、図7に示すように閉鎖空間62の
負圧が所定の圧力まで減少すると(時刻t2)、クリー
ニング制御部82はヘッド吐出駆動部74を高電圧モー
ドに切り換え、圧電部材48にVP-P=60Vのパルス
を印加して振動させる。これにより、キャビティ40内
のインクは低電圧モード時よりも大きな圧力で加圧さ
れ、閉鎖空間62内の負圧減少によるインク吸引力の低
下が圧電部材48の加圧力増加により補われ、低電圧モ
ード時と同様にインクは吐出する。そして、閉鎖空間6
2内の圧力がほぼ大気圧近くになると(時刻t3)、ク
リーニング制御部82はヘッド吐出駆動部74により圧
電部材48の駆動を停止し、クリーニングを終了する。
【0022】ここで、圧電部材48の駆動開始、低電圧
モードから高電圧モードへの切り換え、駆動停止のタイ
ミング(時刻t1、t2、t3)は、圧電部材48を振動
するパルスの数で定めてあり、連続壁56内の閉鎖空間
62が所定の負圧状態になった時点t0からt1までの時
間が330パルス、t1からt2までの時間が330パル
ス、t2からt3までの時間も同じく330パルスで規定
されている。このパルス数は一例であり、適宜変更可能
なことは言うまでもない。また、閉鎖空間62内の圧力
を検出するセンサを設け、このセンサで検出した圧力に
基づいてそれぞれのタイミングを制御してもよい。
【0023】前記実施形態では、クリーニング時に圧電
部材48のインク加圧力を2段階に変化させたが、上述
したようにインクジェットプリンタは6段階(吐出無し
を除く)の階調制御を行なうことができるので、クリー
ニング時の加圧力も負圧の変化に合わせて6段階に変化
させるようにしてもよい。このように駆動制御を多段に
行えば、ヘッド10のノズル46等のインク流路にかか
る負荷の変化が緩やかになるし、必要量のインク吐出を
より短時間で行なうことができる。
【0024】このように、上記各実施形態のインクジェ
ット記録装置では、閉鎖空間内の負圧が高い状態のとき
には圧電部材48によるインク加圧力を低く設定し、負
圧と大気圧との差が小さくなったときに圧電部材48に
よるインク加圧力を大きくすることで、閉鎖空間内の負
圧の減少を圧電部材によるインク加圧力の増加で補完す
るようにしたので、負圧が高い状態でインクを一気に吐
出してノズル46やインク流路を破壊するといったこと
が防止でき、負圧状態にあわせたインク吐出量、時間を
制御することが可能である。また、クリーニングのとき
のインク加圧力を階調制御するヘッド駆動部で行ってい
るので、新たな駆動制御機構が不要で、装置の制御が複
雑にならず簡単な構成及び制御でヘッドのクリーニング
を行なうことができる。
【0025】なお、ヘッドの構成としては上記各実施形
態のような圧電部材を用いたものに限らず各種のインク
ジェットヘッド、例えばバブルジェットヘッドにも適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェットプリンタの部分斜視
図である。
【図2】 インクジェットヘッドの平面図である。
【図3】 図2に示すインクジェットヘッドのIII−III
線断面図である。
【図4】 クリーニング装置の概略斜視図である。
【図5】 インクジェットプリンタの制御系を示すブロ
ック図である。
【図6】 圧電部材に加える駆動電圧とドット径の関係
を示す図である。
【図7】 パージの際の閉鎖空間内の負圧と吐出タイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【図8】 閉鎖空間内に負圧を印加したときの気圧と時
間の関係を示す図である。
【符号の説明】
10…インクジェットヘッド、22…クリーニング装
置、24…モータ、40…キャビティ、46…ノズル、
48…圧電部材、56…ポンプ、74…インクジェット
ヘッド吐出駆動部、90…クリーニング制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを収容するキャビティと、このキ
    ャビティ内のインクを加圧する加圧手段と、この加圧手
    段により加圧されたインクが吐出するノズルとを有した
    ヘッドを備えたインクジェット記録装置において、 前記加圧手段によるインクの加圧力を調節する加圧力調
    節手段と、 前記ノズルをその外側から覆い、ヘッドとの間に閉鎖空
    間を形成することができるキャップ手段と、 前記閉鎖空間に負圧を加えて、ノズルを介して閉鎖空間
    に向けてインクを吸引する吸引手段と、 この負圧手段により閉鎖空間に負圧が加えられている状
    態で加圧手段を作動してインクを加圧すると共に、閉鎖
    空間が第1の負圧状態のときは加圧手段によるインクの
    加圧力を第1の加圧状態とし、その後閉鎖空間の負圧が
    大気圧に向かって減少して第2の負圧状態になると加圧
    手段による加圧力を第1の加圧状態よりも加圧力の大き
    い第2の加圧状態に変更する制御手段と、を設けたイン
    クジェット記録装置。
JP32253096A 1996-12-03 1996-12-03 インクジェット記録装置 Pending JPH10157160A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100462231C (zh) * 2004-06-15 2009-02-18 佳能株式会社 喷墨记录方法以及喷墨记录装置
KR101101061B1 (ko) * 2010-12-16 2011-12-29 주식회사 딜리 라벨프린터용 헤드청소장치
JP2016117563A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 シャープ株式会社 後処理装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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