JPH10157066A - 印刷ペースト供給装置と印刷ペースト供給方法 - Google Patents

印刷ペースト供給装置と印刷ペースト供給方法

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JPH10157066A
JPH10157066A JP8315970A JP31597096A JPH10157066A JP H10157066 A JPH10157066 A JP H10157066A JP 8315970 A JP8315970 A JP 8315970A JP 31597096 A JP31597096 A JP 31597096A JP H10157066 A JPH10157066 A JP H10157066A
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JP
Japan
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nozzle
viscosity
set value
screw shaft
printing paste
Prior art date
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Application number
JP8315970A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Takahashi
賢 高橋
Takao Naito
孝夫 内藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH10157066A publication Critical patent/JPH10157066A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1216Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing

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  • Screen Printers (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルからの低粘度な印刷ペーストの自重に
よる垂れ下がりと落下を防止するとともに、粘度変化を
抑える。 【解決手段】 吐出完了後、ノズル部19付近のスパイ
ラルスクリューシャフト20を逆転させながら印刷ペー
スト18をタンク17内へ引きこみ、及び、カッター3
4によりノズル部19先端に垂れ下がった印刷ペースト
18をスクリーン上に切り落とした後に、栓30をノズ
ル部19先端の吐出穴31に挿入することによって、確
実に印刷ペースト18の自重による垂れ下がりと落下防
止及び粘度変化を抑える。粘度設定値Dに到達していな
い場合は、警報手段42、表示手段40の警告表示によ
り作業者に知らせることで誤って供給させてしまうこと
を防ぐとともに、供給できないように制御手段38で制
御し、常に粘度設定値Dに到達した印刷ペースト18を
供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーン印刷装
置のスクリーン上にクリームはんだ等の印刷ペーストを
供給する印刷ペースト用供給装置と印刷ペースト用供給
方法の関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スクリーン印刷装置は電子回路形
成工程に使用され、量産化に対応するために基板の搬
入、位置決め、印刷、次工程への搬出を全自動で行なう
設備が普及している。そこで最近では印刷ペーストを追
加で自動供給する装置も実用化され各種いろいろと工夫
されている。
【0003】その一例として特開平5−220379号
公報に記載されている印刷ペースト用供給装置がある。
【0004】以下、図面を参照しながら、従来の印刷ペ
ースト用供給装置と印刷ペースト用供給方法について説
明する。
【0005】図4は従来の印刷ペースト用供給装置と印
刷ペースト用供給方法における概略図を示すものであ
る。この図4を使用して従来における主な構成部品とそ
の動作を説明する。
【0006】1はタンク、2はタンク1に収納された印
刷ペースト、3はタンク1の下部に配置させたノズル、
4は攪拌羽根、5はスクリュー、6はスパイラルポン
プ、7はピストンで、8はピストン7を上下動させるシ
リンダである。9は攪拌羽根4とスクリュー5とスパイ
ラルポンプ6を取り付けているシャフト、10はシャフ
ト9を正転及び逆転させる駆動モータである。
【0007】11はスパイラルポンプ6の外筒で、シャ
フト9の回転動作に関係なく独立していてタンク1の中
心軸に設けられている。
【0008】ピストン8は外筒11のスラスト方向に昇
降可能に、かつ、外筒11が回転自在に嵌め合わされて
いる。12は駆動モータ10の回転動作を介して粘度を
計測する粘度計測装置である。
【0009】13は蓋で、その蓋13にタンク1及び印
刷ペースト2以外の構成部品が取り付いている。
【0010】印刷ペースト2の粘度計測は駆動モータ1
0の逆転より、外筒11の入口14よりタンク1下部の
印刷ペースト2をスパイラルポンプ6にてくみ上げ、外
筒11の出口15より印刷ペースト2を出して循環させ
ることで、混練を兼ねて行なっている。
【0011】また、同時に攪拌羽根4の回転動作より、
攪拌羽根4付近にある印刷ペースト2を混練させてい
る。
【0012】印刷ペースト2を供給させる時は、駆動モ
ータ10の正転動作により、スパイラルポンプ6内の印
刷ペースト2を、かつ、その他のタンク1内にある印刷
ペースト2をピストン7をシリンダ8で押し下げなが
ら、スクリュー5の回転動作を複合させることで、ノズ
ル3の先端より吐出させて行なっている。
【0013】上記に示すような主な構成部品とその構成
部品がもたらす主な動作より、従来の印刷ペースト供給
装置及び印刷ペースト供給方法においても、攪拌動作と
同時に粘度計測を行なうことで印刷ペースト2の粘度が
一定に保たれ、また、スパイラルポンプ6と攪拌羽根4
とスクリュー5の回転動作並びにピストン7の押し下げ
動作の併用により安定した供給量で印刷ペースト2を供
給できることが可能なので、印刷品質に悪影響を与えに
くい効果を持ち合わせていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、主に下記に示す9項目の課題がある。 (課題1)攪拌羽根4がタンク1下部に設けられている
ために、タンク1下部付近の印刷ペースト2は良く混練
されるが、攪拌羽根4より上方の印刷ペースト2は良く
混練されないので、印刷品質に悪影響を与える可能性も
あるという問題点を有していた。 (課題2)攪拌羽根4上方の混練はスパイラルポンプ6
でタンク1下部の印刷ペースト2を上方に持ち上げ循環
させることで行なっているが、循環される量がスパイラ
ルポンプ6付近の印刷ペースト2に限られ、タンク1外
週部の内壁付近の印刷ペースト2は良く混練されないの
で、印刷品質に悪影響を与える可能性もあるという問題
点を有していた。 (課題3)スパイラルポンプ6では、タンク1下部の印
刷ペースト2を上方に持ち上げ循環させる単位時間当た
りの量が少ないため、タンク1内の印刷ペースト2が循
環するまでには多大な時間が必要であり、短時間で循環
及び混練ができないという問題点を有していた。 (課題4)印刷動作を行なう時にタンク1をスクリーン
外部に待避させるが、タンク1下部のノズル3より印刷
ペースト2を供給された後にノズル3下部に付着し垂れ
下がった印刷ペースト2が、待避途中もしくは待避位置
でスクリーン外部に落下してしまう場合もあるという問
題点を有していた。 (課題5)ノズル3先端に栓がないために、ノズル3下
部から外気が入り込み、印刷ペースト2を乾燥させ、粘
度変化等を引き起こしてしまい、印刷品質に悪影響を与
える可能性もあるという問題点を有していた。 (課題6)印刷ペースト2の粘度が低い時は、ノズル3
先端に栓がないため、ノズル先3端より印刷ペースト2
が自重で垂れ下がり、最後には落下してしまう場合もあ
るという問題点を有していた。 (課題7)粘度計測はできるが、所定の粘度設定値に到
達していなくても、警報手段、警報表示手段がないため
に誤って供給させてしまい、印刷品質に悪影響を与える
可能性もあるという問題点を有していた。 (課題8)ピストン7のタンク1内壁面に接触する部分
はフラットであるために印刷ペースト2の粘度が高い時
は摩擦力が高くなり、ピストン7がスムーズに下がら
ず、供給量が不安定になったり、最悪の場合には摩擦力
で全くピストン7が下がらず供給できない場合があると
いう問題点を有していた。 (課題9)上記課題2及び課題3の解決手段として、ス
パイラルポンプ6の回転速度を上げて対応させる対策が
あるが、高粘度の印刷ペースト2では、攪拌バネ4付近
に空洞化現象を引き起こし、そのため供給量が不安定に
なるという問題点を有していた。
【0015】本発明は上記に示す課題1〜9の問題点を
解決することを目的としたもので、主に下記に示す7項
目の目的がある。 (目的1)タンク1下部に設けられている攪拌羽根4よ
り上方の印刷ペースト2についても、空洞化現象を引き
起こさずに、短時間で、良く混練させることを目的とし
ている。 (目的2)攪拌羽根4上方の混練は、従来のような構成
のスパイラルポンプ6を使用せずとも、タンク1下部の
印刷ペースト2を上方に持ち上げて循環させ、タンク1
内のどの部分に位置する印刷ペースト2でも良く混練さ
せることを目的としている。 (目的3)印刷動作を行なう時にタンク1をスクリーン
外部に待避させた時においても、タンク1下部のノズル
3下部に付着し垂れ下がった印刷ペースト2が、待避途
中もしくは待避位置にある時でも、スクリーン外部に印
刷ペースト2が落下してしまうことを防止することを目
的としている。 (目的4)印刷ペースト2を供給させていない時におい
ても、ノズル3下部からの外気の入り込みによって印刷
ペースト2を乾燥させ、粘度変化等を引き起こしてしま
うという問題を防止させ、安定した印刷ペースト2を供
給することで、精度の良い印刷状態を得ることを目的と
している。 (目的5)印刷ペースト2の粘度が低い時においても、
ノズル3先端からの印刷ペースト2の自重による垂れ下
がりと落下現象を防止することを目的としている。 (目的6)所定の粘度設定値に到達していない場合は、
警報手段、警報表示手段により作業者に知らせ、誤って
供給させてしまうことを防ぐとともに、所定の粘度設定
値に到達していなければ供給できないように制御させ、
精度の良い印刷状態が得られることを目的としている。 (目的7)印刷ペースト2の粘度が高い時でも、摩擦力
を低い状態に保ち、ピストンの動きをスムーズにさせる
ことで、安定した供給量が得られるようにすることを目
的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の印刷ペースト供給装置は、印刷ペーストをス
クリーンの所定の位置に供給する印刷ペースト供給装置
において、前記印刷ペーストを貯蔵するタンクと、前記
タンク底部の略中心位置に配置させた前記印刷ペースト
を吐出するノズル部と、前記タンクの略中心軸に位置す
るスパイラルスクリューシャフトと、前記スパイラルス
クリューシャフトを自転させる自転駆動手段と、前記ス
パイラルスクリューシャフトの下部に設置した複数個の
攪拌羽根と、前記スパイラルスクリューシャフトを前記
タンク内の上限位置から下限位置まで昇降させる昇降駆
動手段と、前記昇降駆動手段の上限位置を検出する上限
検出手段と、前記昇降駆動手段の下限位置を検出する下
限検出手段と、前記タンク内に貯蔵された前記印刷ペー
スト上に配置したフロートピストンと、前記フロートピ
ストンの略中心軸に前記スパイラルスクリューシャフト
を挿入し、スラスト方向に上下動可能な嵌め合い穴と、
前記フロートピストン上面を圧縮エアーで加圧させるこ
とにより下降させる圧縮エアー供給手段と、前記スパイ
ラルスクリューシャフトの下部に内蔵し、前記フロート
ピストンの到着を検出する到着検出手段と、前記ノズル
部の下方に配置され、かつ、昇降手段及び回転手段を有
し、前記ノズルの凹部に嵌め合い挿入可能なテーパー状
の凸部を有した栓と、前記ノズル部の下方に配置され前
記ノズルの下面をスライド可能なスライド駆動手段と、
前記回転駆動手段の駆動により前記ノズル下部に垂れ下
がった前記印刷ペーストをカットすることで前記スクリ
ーンに落とすカッターと、前記栓の下部に着脱可能に配
置させ、かつ、前記印刷ペーストを受ける受け皿と、前
記スクリューシャフトと前記自転駆動手段の間に設置さ
れ、前記スパイラルスクリューシャフトの回転トルクを
検出する回転トルク検出手段と、前記回転トルク検出手
段により検出した回転トルク値を前記印刷ペーストの粘
度に変換することにより前記粘度を計測する粘度計測手
段と、前記自転駆動手段と前記昇降駆動手段と前記上限
検出手段と前記下限検出手段と前記圧縮エアー供給手段
と前記到着検出手段と前記スライド駆動手段と前記回転
トルク検出手段と前記粘度計測手段の動作を制御する制
御手段とで構成されたものである。
【0017】また、この課題を解決するために本発明の
印刷ペースト供給方法は、印刷ペーストをスクリーンの
所定の位置に供給する印刷ペースト供給方法において、
前記印刷ペーストを貯蔵するタンクと、前記タンク底部
の略中心位置に配置させた前記印刷ペーストを吐出する
ノズル部と、前記タンクの略中心軸に位置するスパイラ
ルスクリューシャフトと、前記スパイラルスクリューシ
ャフトを自転させる自転駆動手段と、前記スパイラルス
クリューシャフトの下部に設置した複数個の攪拌羽根
と、前記スパイラルスクリューシャフトを前記タンク内
の上限位置から下限位置まで昇降させる昇降駆動手段
と、前記昇降駆動手段の上限位置を検出する上限検出手
段と、前記昇降駆動手段の下限位置を検出する下限検出
手段と、前記タンク内に貯蔵された前記印刷ペースト上
に配置したフロートピストンと、前記フロートピストン
の略中心軸に前記スパイラルスクリューシャフトを挿入
し、スラスト方向に上下動可能な嵌め合い穴と、前記フ
ロートピストン上面を圧縮エアーで加圧させることによ
り下降させる圧縮エアー供給手段と、前記スパイラルス
クリューシャフトの下部に内蔵し、前記フロートピスト
ンの到着を検出する到着検出手段と、前記ノズル部の下
方に配置され、かつ、昇降手段及び回転手段を有し、前
記ノズルの凹部に嵌め合い挿入可能なテーパー状の凸部
を有した栓と、前記ノズル部の下方に配置され前記ノズ
ルの下面をスライド可能なスライド駆動手段と前記回転
駆動手段の駆動により前記ノズル下部の垂れ下がった前
記印刷ペーストをカットすることで前記スクリーンに落
とすカッターと、前記栓の下部に着脱可能に配置させ、
かつ、前記印刷ペーストを受ける受け皿と、前記スクリ
ューシャフトと前記自転駆動手段の間に設置され、前記
スパイラルスクリューシャフトの回転トルクを検出する
回転トルク検出手段と、前記回転トルク検出手段により
検出した回転トルク値を前記印刷ペーストの粘度に変換
することにより前記粘度を計測する粘度計測手段と、前
記自転駆動手段と前記昇降駆動手段と前記上限検出手段
と前記下限検出手段と、前記圧縮エアー供給手段と前記
到着検出手段と前記スライド駆動手段と前記回転トルク
検出手段と前記粘度計測手段の動作を制御する制御手段
とで構成され、前記制御手段により、前記粘度計測手段
の粘度計測値が粘度設定値になるまでは、前記フロート
ピストンを前記圧縮エアー供給手段により加圧させない
ように制御させ、かつ、前記スパイラルスクリューシャ
フトの下部に設けた前記攪拌羽根を回転させ、かつ、前
記スパイラルスクリューシャフトの下部に設けた前記攪
拌羽根を昇降させながら攪拌させることを特徴とし、供
給許可指令信号出力前は前記栓は前記ノズルに挿入され
た状態にあり、供給許可指令信号出力後は前記ノズルよ
り前記栓を取り外し、供給停止信号出力後は、前記カッ
ターにより前記ノズルの下部を複数回スライドさせた後
に、再び前記栓を前記ノズルに挿入させることを特徴と
し、前記ノズルの先端から前記印刷ペーストを吐出する
時は、前記圧縮エアー供給装置により前記フロートピス
トンを加圧させ、同時に、前記印刷ペーストが前記ノズ
ルの位置する方向に向かうように、前記自転駆動手段に
より前記スパイラルスクリューシャフトを正転させるこ
とにより行ない、吐出完了後は、前記圧縮エアー供給装
置からの前記フロートピストンへの加圧を停止させた後
に、前記自転駆動手段により前記スパイラルスクリュー
シャフトを逆転させることで、前記ノズル付近に位置す
る前記印刷ペーストを引き上げ、さらに、前記カッター
により前記ノズルの下部を複数回スライドさせ、前記栓
をノズルに挿入させることを特徴としたものである。
【0018】上記した本発明の課題解決手段の構成によ
り、本発明の課題解決手段は以下に示す6項目の作用が
ある。 (作用1)攪拌羽根上方の混練はスパイラルポンプを使
用せずとも、攪拌羽根が上下動することによって、タン
ク下部に設けられている攪拌羽根より上方のどの部分に
位置する印刷ペーストであっても、下方から上方へ、上
方から下方へ循環させながら、空洞化現象を引き起こさ
ずに、短時間で、良く混練させることが可能である。 (作用2)カッターによりノズル先端に垂れ下がった印
刷ペーストをスクリーン上に切り落とし、その後、栓が
ノズル先端の吐出穴に挿入されることによって、印刷動
作を行なう時にタンクをスクリーン外部に待避させてい
る途中や待避位置にある時においても、タンク下部のノ
ズル下部に付着し垂れ下がった印刷ペーストが、スクリ
ーン外部に印刷ペーストが落下してしまうことを防止す
ることが可能である。 (作用3)栓がノズル先端の吐出穴に挿入されることに
よって、印刷ペーストを供給させていない時において
も、ノズル下部から外気が入り込むことにより印刷ペー
ストを乾燥させることを防止し、その結果、粘度変化等
を抑えられるので、精度の良い印刷状態が得られること
が可能である。 (作用4)栓がノズル先端の吐出穴に挿入されることに
よって、印刷ペーストの粘度が低い時においても、ノズ
ル先端からの印刷ペーストの自重による垂れ下がりと落
下現象を防止することが可能である。 (作用5)所定の粘度設定値に到達していない場合は、
警報手段、警報表示手段により作業者に知らせ、誤って
供給させてしまうことを防ぐとともに、所定の粘度設定
値に到達していなければ供給できないように制御可能な
ので、精度の良い印刷状態が得られることが可能であ
る。 (作用6)印刷ペーストの吐出完了後、フロートピスト
ンへの加圧を止めた状態でスパイラルシャフトを逆転さ
せながらノズル先端付近に位置する印刷ペーストをタン
ク内へ引き上げられるので、栓がノズル先端の吐出穴に
挿入途中に、粘度の低い印刷ペーストが流れ落ちるのを
防ぐことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の印刷ペ
ースト供給装置は、印刷ペーストをスクリーンの所定の
位置に供給する印刷ペースト供給装置において、前記印
刷ペースト供給装置は、前記印刷ペーストを貯蔵するタ
ンクと、前記タンク底部の略中心位置に配置させた前記
印刷ペーストを吐出するノズル部と、前記タンクの略中
心軸に位置するスパイラルスクリューシャフトと、前記
スパイラルスクリューシャフトを自転させる自転駆動手
段と、前記スパイラルスクリューシャフトの下部に設置
した複数個の攪拌羽根と、前記スパイラルスクリューシ
ャフトを前記タンク内の上限位置から下限位置まで昇降
させる昇降駆動手段と、前記昇降駆動手段の上限位置を
検出する上限検出手段と、前記昇降駆動手段の下限位置
を検出する下限検出手段と、前記タンク内に貯蔵された
前記印刷ペースト上に配置したフロートピストンと、前
記フロートピストンの略中心軸に前記スパイラルスクリ
ューシャフトを挿入し、スラスト方向に上下動可能な嵌
め合い穴と、前記フロートピストン上面を圧縮エアーで
加圧させることにより下降させる圧縮エアー供給手段
と、前記スパイラルスクリューシャフトの下部に内蔵
し、前記フロートピストンの到着を検出する到着検出手
段と、前記ノズル部の下方に配置され、かつ、昇降手段
及び回転手段を有し、前記ノズルの凹部に嵌め合い挿入
可能なテーパー状の凸部を有した栓と、前記ノズル部の
下方に配置され前記ノズルの下面をスライド可能なスラ
イド駆動手段と、前記回転駆動手段の駆動により前記ノ
ズル下部に垂れ下がった前記印刷ペーストをカットする
ことで前記スクリーンに落とすカッターと、前記栓の下
部に着脱可能に配置させ、かつ、前記印刷ペーストを受
ける受け皿と、前記スクリューシャフトと前記自転駆動
手段の間に設置され、前記スパイラルスクリューシャフ
トの回転トルクを検出する回転トルク検出手段と、前記
回転トルク検出手段により検出した回転トルク値を前記
印刷ペーストの粘度に変換することにより前記粘度を計
測する粘度計測手段と、前記自転駆動手段と前記昇降駆
動手段と前記上限検出手段と前記下限検出手段と前記圧
縮エアー供給手段と前記到着検出手段と前記スライド駆
動手段と前記回転トルク検出手段と前記粘度計測手段の
動作を制御する制御手段とで構成されたものである。
【0020】本発明の請求項2に記載の印刷ペースト供
給装置は、請求項1に記載の印刷ペースト供給装置にお
いて、前記圧縮エアー供給手段により前記フロートピス
トンを加圧させる複数個の加圧データ設定値と、前記自
転駆動手段により前記スパイラルスクリューシャフトを
自転させる複数個の自転速度設定値と、前記昇降駆動手
段により前記スパイラルスクリューシャフトを昇降させ
る複数個の昇降速度設定値と、複数個の粘度設定値と、
前記粘度計測手段の計測粘度と前記粘度設定値が同値に
なるまで所定時間攪拌動作を行なわせる許容攪拌時間設
定値と、前記印刷ペーストの供給動作を行なわない待機
中において、攪拌動作を行なわせる攪拌動作時間設定値
と、前記印刷ペーストの供給動作を行なわない待機中に
おいて、攪拌動作を行わせない攪拌停止時間設定値とを
入力設定操作可能な操作手段と、前記操作部により入力
された各々複数個の前記加圧データ設定値と、前記自転
速度設定値と、前記昇降速度設定値と、前記粘度設定値
と、前記粘度計測値と、前記許容攪拌時間設定値と、前
記攪拌動作時間設定値と、前記攪拌停止時間設定値とを
表示する表示手段と、前記操作部により入力された各々
複数個の前記加圧データ設定値と、前記自転速度設定値
と、前記昇降速度設定値と、前記粘度設定値と、前記許
容攪拌時間設定値と、前記攪拌動作時間設定値と、前記
攪拌停止時間設定値とを記憶する記憶手段と、前記制御
手段は、前記記憶手段により記憶された複数個の加圧デ
ータ設定値に基づいて加圧制御し、かつ、前記記憶手段
により記憶された複数個の自転速度設定値に基づいて自
転速度を駆動制御し、かつ、前記記憶手段に記憶された
昇降速度設定値に基づいて昇降速度を駆動制御し、か
つ、前記記憶手段に記憶された前記許容攪拌時間設定値
に基づいて前記粘度計測手段の計測粘度と前記粘度設定
値が同値になるまで攪拌動作を行なわせることを特徴と
するものである。
【0021】本発明の請求項に記載の印刷ペースト供給
装置は、請求項1に記載の印刷ペースト供給装置におい
て、前記制御手段により、前記粘度計測手段の計測粘度
と前記粘度設定値が同値になるまで、前記フロートピス
トンを前記圧縮エアー供給手段により加圧させないよう
に制御させ、供給指令信号が出力された時に、供給でき
ないことを警報手段により警報させ、かつ、前記表示手
段に警告表示させることを特徴とするものである。
【0022】本発明の請求項4に記載の印刷ペースト供
給装置は、請求項1に記載の印刷ペースト供給装置にお
いて、前記印刷ペーストの供給許可指令信号が出力され
るまでは、前記栓は前記ノズルに挿入された状態にあ
り、供給許可指令信号出力後は前記ノズルより前記栓を
取り外し、供給停止信号出力後は、前記カッターにより
前記ノズルの下部を複数回スライドさせた後に、再び前
記栓を前記ノズルに挿入する制御動作を前記制御手段で
行なうことを特徴とするものである。
【0023】本発明の請求項5に記載の印刷ペースト供
給装置は、請求項1に記載の印刷ペースト供給装置にお
いて、前記制御手段により、前記粘度計測手段の計測粘
度と前記粘度設定値が同値になるまで、前記スパイラル
スクリューシャフトの下部に設けた前記攪拌羽根を前記
自転速度設定で回転させ、かつ、前記スパイラルスクリ
ューシャフトの下部に設けた前記攪拌羽根を前記昇降速
度設定で昇降させながら攪拌させ、かつ、前記許容攪拌
時間設定値が経過しても前記粘度計測手段の粘度計測値
と前記粘度設定値が同値にならない時は、同値に達して
いないことを警報手段により警報させ、かつ、前記表示
手段により警告表示をさせることを特徴とするものであ
る。
【0024】本発明の請求項6に記載の印刷ペースト供
給装置は、請求項1に記載の印刷ペースト供給装置にお
いて、前記フロートピストンは前記スパイラルスクリュ
ーシャフトの下部に設けた前記攪拌羽根の上昇動作によ
り上昇可能にしたことを特徴とするものである。
【0025】本発明の請求項7に記載の印刷ペースト供
給装置は、請求項1に記載の印刷ペースト供給装置にお
いて、前記制御手段は、前記ノズルの先端から前記印刷
ペーストを吐出する時は、前記圧縮エアー供給装置によ
り前記フロートピストンを加圧させ、同時に、前記印刷
ペーストが前記ノズルの位置する方向に向かうように、
前記自転駆動手段により前記スパイラルスクリューシャ
フトを正転させることにより行ない、吐出完了後は、前
記圧縮エアー供給装置からの前記フロートピストンへの
加圧を停止させた後に、前記自転駆動手段により前記ス
パイラルスクリューシャフトを逆転させることで、前記
ノズル付近に位置する前記印刷ペーストを引き上げるこ
とを特徴とするものである。
【0026】本発明の請求項8に記載の印刷ペースト供
給装置は、請求項1に記載の印刷ペースト供給装置にお
いて、前記フロートピストンの前記タンクの内側面に接
触する面の中心付近は、前記タンクの略中心側に向かっ
て沿った湾曲形状にし、かつ、前記フロートピストンの
上面と下面のエッジは前記フロートピストンの昇降方向
に対して鋭角なエッジ形状にしたことを特徴とするもの
である。
【0027】本発明の請求項9に記載の印刷ペースト供
給装置は、請求項1に記載の印刷ペースト供給装置にお
いて、前記制御手段の制御により、前記印刷ペーストの
供給動作を行なわない待機中における攪拌動作は、前記
スパイラルスクリューシャフトの下部に設けた前記攪拌
羽根を、前記攪拌動作時間設定値の間は前記自転速度設
定値で回転させながら、かつ、前記昇降速度設定値で昇
降させて行ない、前記印刷ペーストの供給動作を行なわ
ない待機中における攪拌停止動作は、前記攪拌停止時間
設定値の間は前記攪拌羽根を回転させず、かつ、昇降さ
せないことを特徴とし、さらに、待機中は前記攪拌動作
と前記攪拌停止動作を交互に繰り返すことを特徴とする
ものである。
【0028】本発明の請求項10に記載の印刷ペースト
供給方法は、印刷ペーストをスクリーンの所定の位置に
供給する印刷ペースト供給方法において、前記印刷ペー
スト供給方法は、前記印刷ペーストを貯蔵するタンク
と、前記タンク底部の略中心位置に配置させた前記印刷
ペーストを吐出するノズル部と、前記タンクの略中心軸
に位置するスパイラルスクリューシャフトと、前記スパ
イラルスクリューシャフトを自転させる自転駆動手段
と、前記スパイラルスクリューシャフトの下部に設置し
た複数個の攪拌羽根と、前記スパイラルスクリューシャ
フトを前記タンク内の上限位置から下限位置まで昇降さ
せる昇降駆動手段と、前記昇降駆動手段の上限位置を検
出する上限検出手段と、前記昇降駆動手段の下限位置を
検出する下限検出手段と、前記タンク内に貯蔵された前
記印刷ペースト上に配置したフロートピストンと、前記
フロートピストンの略中心軸に前記スパイラルスクリュ
ーシャフトを挿入し、スラスト方向に上下動可能な嵌め
合い穴と、前記フロートピストン上面を圧縮エアーで加
圧させることにより下降させる圧縮エアー供給手段と、
前記スパイラルスクリューシャフトの下部に内蔵し、前
記フロートピストンの到着を検出する到着検出手段と、
前記ノズル部の下方に配置され、かつ、昇降手段及び回
転手段を有し、前記ノズルの凹部に嵌め合い挿入可能な
テーパー状の凸部を有した栓と、前記ノズル部の下方に
配置され前記ノズルの下面をスライド可能なスライド駆
動手段と前記回転駆動手段の駆動により前記ノズル下部
の垂れ下がった前記印刷ペーストをカットすることで前
記スクリーンに落とすカッターと、前記栓の下部に着脱
可能に配置させ、かつ、前記印刷ペーストを受ける受け
皿と、前記スクリューシャフトと前記自転駆動手段の間
に設置され、前記スパイラルスクリューシャフトの回転
トルクを検出する回転トルク検出手段と、前記回転トル
ク検出手段により検出した回転トルク値を前記印刷ペー
ストの粘度に変換することにより前記粘度を計測する粘
度計測手段と、前記自転駆動手段と前記昇降駆動手段と
前記上限検出手段と前記下限検出手段と前記圧縮エアー
供給手段と前記到着検出手段と前記スライド駆動手段と
前記回転トルク検出手段と前記粘度計測手段の動作を制
御する制御手段とで構成され、前記制御手段により、前
記粘度計測手段の粘度計測値が粘度設定値になるまで
は、前記フロートピストンを前記圧縮エアー供給手段に
より加圧させないように制御させ、かつ、前記スパイラ
ルスクリューシャフトの下部に設けた前記攪拌羽根を回
転させ、かつ、前記スパイラルスクリューシャフトの下
部に設けた前記攪拌羽根を昇降させながら攪拌させるこ
とを特徴とし、供給許可指令信号出力前は前記栓は前記
ノズルに挿入された状態にあり、供給許可指令信号出力
後は前記ノズルより前記栓を取り外し、供給停止信号出
力後は、前記カッターにより前記ノズルの下部を複数回
スライドさせた後に、再び前記栓を前記ノズルに挿入さ
せることを特徴とし、前記ノズルの先端から前記印刷ペ
ーストを吐出する時は、前記圧縮エアー供給装置により
前記フロートピストンを加圧させ、同時に、前記印刷ペ
ーストが前記ノズルの位置する方向に向かうように、前
記自転駆動手段により前記スパイラルスクリューシャフ
トを正転させることにより行ない、吐出完了後は、前記
圧縮エアー供給装置からの前記フロートピストンへの加
圧を停止させた後に、前記自転駆動手段により前記スパ
イラルスクリューシャフトを逆転させることで、前記ノ
ズル付近に位置する前記印刷ペーストを引き上げ、さら
に、引き上げながら前記カッターにより前記ノズルの下
部を複数回スライドさせ、前記栓をノズルに挿入させる
ことを特徴とするものである。
【0029】以上のように構成された各請求項における
本発明の印刷ペースト供給装置と印刷ペースト供給方法
によれば、以下8項目に示す効果が得られる。 (請求項1と請求項10における複合効果)攪拌羽根上
方の混練はスパイラルポンプを使用せずとも、攪拌羽根
が上下動することによって、タンク下部に設けられてい
る攪拌羽根より上方のどの部分に位置する印刷ペースト
であっても、下方から上方へ、上方から下方へ循環させ
ながら、効率良く効果的に混練させることが可能であ
る。
【0030】また、到着検出手段をスパイラルスクリュ
ーシャフトの下部に内蔵することにより、攪拌羽根が上
下動する範囲がタンク内に補給された印刷ペーストの上
面からタンクの底面までの範囲にすることができるの
で、効率良く効果的に攪拌できることが可能である。 (請求項1と請求項4と請求項10における複合効果)
カッターによりノズル先端に垂れ下がった印刷ペースト
をスクリーン上に切り落とし、その後、栓がノズル先端
の吐出穴に挿入されることによって、印刷動作を行なう
時にタンクをスクリーン外部に待避させている途中や待
避位置にある時においても、タンク下部のノズル下部に
付着し垂れ下がった印刷ペーストが、スクリーン外部に
印刷ペーストが落下してしまうことを防止することが可
能である。
【0031】また、栓がノズル先端の吐出穴に挿入され
ることによって、印刷ペーストを供給させていない時に
おいても、ノズル下部から外気が入り込むことにより印
刷ペーストを乾燥させることを防止し、その結果、粘度
変化等を抑えられるので、精度の良い印刷状態が得られ
ることが可能である。
【0032】さらに、栓がノズル先端の吐出穴に挿入さ
れることによって、印刷ペーストの粘度が低い時におい
ても、ノズル先端からの印刷ペーストの自重による垂れ
下がりと落下現象を防止することが可能である。 (請求項1と請求項3と請求項5と請求項10における
複合効果)所定の粘度設定値に到達していない場合は、
警報手段、警報表示手段により作業者に知らせ、誤って
供給させてしまうことを防ぐとともに、所定の粘度設定
値に到達していなければ供給できないように制御可能な
ので、精度の良い印刷状態が得られることが可能であ
る。 (請求項1と請求項8と請求項10における複合効果)
印刷ペーストの粘度が高い時でも、フロートピストンの
タンク内壁面に当接する部分がタンクの中心軸に向かっ
て湾曲しているので、フロートピストンとタンクに作用
する摩擦力を低い状態に保ち、フロートピストンの動き
をスムーズにさせることができるので、安定した供給量
が得られるようにすることが可能である。 (請求項1と請求項4と請求項7と請求項10における
複合効果)印刷ペーストの吐出完了後、フロートピスト
ンへの加圧を止めた状態でスパイラルスクリューシャフ
トを逆転させながら、ノズル先端付近に位置する印刷ペ
ーストをタンク内に引き上げられるので、栓がノズル先
端の吐出穴への挿入途中に、粘度の低い印刷ペーストが
流れ落ちるのを防ぐことが可能である。 (請求項1と請求項7と請求項10における複合効果)
スパイラルスクリューシャフトに取り付いた攪拌羽根が
上昇することでフロートピストンが共に上昇し、タンク
上部まで攪拌羽根とフロートピストンが持ち上げられる
ので、タンクを印刷ペースト用供給装置から着脱する
時、容易にできる。 (請求項1と請求項9と請求項10における複合効果)
攪拌動作中における攪拌羽根の回転速度、昇降速度、攪
拌時間、攪拌停止中における攪拌停止時間を任意の値に
設定できるので、印刷ペーストの粘度値に合わせて攪拌
できるとともに、粘度値の高い印刷ペーストを攪拌中に
発生する空洞化現象を抑えることができるので、安定し
た供給量で吐出させることが可能である。 (請求項1と請求項2と請求項10における複合効果)
供給前における印刷ペーストの各混練条件を操作手段に
より任意に入力設定し、制御手段により入力設定された
各混練条件に基づいて駆動制御できるので、印刷ペース
トの粘度値に合わせて混練ができ、また、生産中は表示
手段により各混練条件が常時監視できることが可能にな
る。
【0033】以下、本発明の印刷ペースト供給装置と印
刷ペースト供給方法の実施の形態について、図1から図
3を用いて説明する。
【0034】なお、本発明の印刷ペースト供給方法は本
発明の印刷ペースト供給装置によって実行される。
【0035】図1は本発明の印刷ペースト供給装置にお
ける概略図、図2は表示手段であるCRT上に表示され
た画面を示す図、図3は本発明の印刷ペースト供給装置
における概略動作状態図(図3(a)〜図3(f))を
示す。
【0036】図1において16は印刷ペースト供給装置
で以下に示す構成部品で構成されている。
【0037】17は印刷ペースト18を貯蔵するタン
ク、19はタンク17の底部の略中心位置に配置させた
印刷ペースト18を吐出するノズル部、20はタンク1
7の略中心軸に位置するスパイラルスクリューシャフト
で、下部にスパイラル部を設けてあり、スパイラル部の
外径寸法がノズル部19の内径寸法に嵌め合い交差で嵌
め合うように形成されている。
【0038】21は、スパイラルスクリューシャフト2
0を自転させる自転駆動手段(モータ等)、22はスパ
イラルスクリューシャフト20の下部に設置した複数個
の攪拌羽根で、スパイラル部の上部にあり、タンク17
の底面付近に位置している。
【0039】23はスパイラルスクリューシャフト20
をタンク17内の上限位置から下限位置まで昇降させる
昇降駆動手段(モータ等に直結したボールネジ44の回
転駆動を昇降駆動に変換させる等の手段)、24は昇降
駆動手段23の上限位置を検出する上限検出手段(近接
センサー等)、25は昇降駆動手段23の下限位置を検
出する下限検出手段(近接センサー等)である。
【0040】26はタンク17内に貯蔵され、印刷ペー
スト上18に配置したフロートピストン、27はフロー
トピストン26の中心軸にスパイラルスクリューシャフ
ト20の上部のシャフト部を挿入し、回転方向およびス
ラスト方向に上下動可能な嵌め合い穴、28はフロート
ピストン26上面を圧縮エアーで加圧させることにより
下降させる圧縮エアー供給手段(電空レギュレータ45
により圧縮エアーを零から設定圧力まで切り替え可能な
手段など)である。
【0041】29はスパイラルスクリューシャフト20
の下部に内蔵し、フロートピストン26の到着を検出す
る到着検出手段(近接センサー等)、30はノズル部1
9の下方に配置され、ノズル19先端の凹部形状をした
吐出穴31に嵌め合い挿入可能なテーパー状の凸部形状
をした栓である。
【0042】32は吐出穴31に栓30を嵌め合い挿入
をさせるために、昇降駆動及び回転駆動を行なう昇降及
び回転駆動手段(昇降及び回転駆動可能なエアーシリン
ダ46等で構成されている。)である。
【0043】33はノズル部19の下方に配置されノズ
ル19の下面をスライド可能なスライド駆動手段(エア
ーシリンダ等)、34はスライド駆動手段33の駆動に
よりノズル19下部に垂れ下がった印刷ペースト18を
カットすることでスクリーン(図示せず)に落とすカッ
ターである。
【0044】35は栓30の下部に着脱可能(バネ力に
よる固定手段やネジ締結手段及びマグネットによる固定
手段等があるが作業性を考慮してバネ力による固定手段
が望ましい。そのバネの例を板バネ48に示す。)に配
置させ、かつ、印刷ペースト18を受ける受け皿(万が
一、印刷ペースト18が垂れた時に受け止めるためのも
のである。)である。
【0045】36はスパイラルスクリューシャフト20
と自転駆動手段21の間に設置され、スパイラルスクリ
ューシャフト20の回転トルクを検出する回転トルク検
出手段、37は回転トルク検出手段36により検出した
回転トルク値を印刷ペースト18の粘度値に変換するこ
とにより粘度値を計測する粘度計測手段である。
【0046】38は自転駆動手段21と昇降駆動手段2
3と上限検出手段24と下限検出手段25と圧縮エアー
供給手段28と到着検出手段29とスライド駆動手段3
3と回転トルク検出手段36と粘度計測手段37の動作
を制御する制御手段である。
【0047】39は操作手段で、操作手段39のテンキ
ー(数字キー、矢印キーなど)の入力により、各混練条
件を入力設定操作可能である。
【0048】混練条件には、圧縮エアー供給手段28に
よりフロートピストン26を加圧させる複数個の加圧デ
ータ設定値Aと、自転駆動手段21によりスパイラルス
クリューシャフト20を自転させる複数個の自転速度設
定値Bと、昇降駆動手段23によりスパイラルスクリュ
ーシャフト20を昇降させる複数個の昇降速度設定値C
と、複数個の粘度設定値Dと、粘度計測手段37の粘度
計測値Iと粘度設定値Dが同値に近づくまで攪拌動作を
行わせるための複数個の許容攪拌時間設定値Eと、印刷
ペースト18の供給動作を行なわない待機中において攪
拌動作を行わせる複数個の攪拌動作時間設定値F及び、
攪拌動作を停止させる複数個の攪拌停止時間設定値G
と、複数個の供給時間設定値Hとがある。
【0049】上記の各混練条件を印刷ペースト18の粘
度特性に合わせて任意に設定ができる。通常、粘度の高
い印刷ペースト18(300Pa・S(パスカル・秒)
を高速(30〜60回転/分)で混練するとタンク17
内の印刷ペースト18内で空洞化現象が発生するが、そ
の場合は、例えば、低速(1〜30回転/分)で混練す
ると空洞化現象が抑えられ、安定した供給量が得られ
る。
【0050】40は操作手段39により入力設定された
混練条件A〜Hの入力設定値及び計測粘度値Iを表示す
る表示手段である。その表示状態を図2における表示手
段40であるCRT上に表示された画面を示す図で示
す。これにより作業者は混練条件を常に監視できる。
【0051】41は操作手段39により入力設定された
混練条件A〜Hの入力設定値を記憶する記憶手段であ
る。
【0052】制御手段38は記憶手段41により記憶さ
れた混練条件A〜Hの入力設定値に基づき各動作を制御
させる。
【0053】制御手段38は加圧データ設定値Aに基づ
いて加圧制御し、かつ、自転速度設定値Bに基づいて自
転速度を駆動制御し、かつ、昇降速度設定値Cに基づい
て昇降速度を駆動制御する。
【0054】また、粘度設定値D及び許容攪拌時間設定
値Eに基づいて、粘度計測手段の粘度計測値Iと粘度設
定値Dが同値になるまで攪拌動作を行わせるとともに、
圧縮エアー供給手段28により加圧させないように制御
させ、さらに、作業者の操作により供給指令信号が出力
された時は、供給できないことを警報手段42(シグナ
ル灯及び警報ブザーなどがあり、本実施の形態ではシグ
ナル灯を用いた。)により警報させ、かつ、表示手段4
0に警告表示(メッセージ等を示すが図示せず)させ
る。
【0055】また、印刷ペースト18の供給許可指令信
号が制御手段38出力されるまでは、栓30はノズル部
19の吐出穴31に挿入された状態(図3(a)の状
態)に制御され、供給許可指令信号出力後はノズル部1
9より栓30を取り外し(図3(b)の状態)、供給停
止信号出力後は、カッター34によりノズル部19の下
部を複数回スライドさせた後(図3(b)の状態から図
3(c)の状態を繰り返す。)に、栓30をノズル部1
9に挿入する動作(図3(a)の状態に戻す。)を制御
させる。
【0056】また、粘度計測手段37の粘度計測値Iと
粘度設定値Dが同値になるまで、攪拌羽根22を自転速
度設定Bで回転(反時計方向に逆転させる。)させ、か
つ、攪拌羽根22を昇降速度設定Cで昇降させ(上下
動)ながら攪拌(図3(a)の状態と図3(d)の状態
を繰り返す。)させる。
【0057】さらに、許容攪拌時間設定値Eの時間が経
過しても、粘度計測手段37の粘度計測値Iと粘度設定
値Dが同値にならない時は、同値に達していないこを警
報手段42により警報させ、かつ、表示手段40により
警告表示(メッセージなどを示すが図示せず。)をさせ
る。
【0058】ノズル部19の吐出穴31先端から印刷ペ
ースト18を吐出する時は、供給時間設定値Hの時間
を、圧縮エアー供給装置28により加圧データ設定値A
でフロートピストン26を加圧させ、同時に、印刷ペー
スト18がノズル部19の吐出穴31に向かうように、
自転駆動手段21によりスパイラルスクリューシャフト
20を正転させる(時計方向)ことにより行なう。
【0059】吐出完了後は、圧縮エアー供給装置28か
らのフロートピストン26への加圧を停止させた後に、
自転駆動手段21によりスパイラルスクリューシャフト
20を逆転させる(反時計方向)ことで、ノズル部19
の吐出穴31付近に位置する印刷ペースト18を引き上
げ、引き上げながら、最後にカッター34による印刷ペ
ースト18のカットと栓30で吐出穴31を塞ぐ。
【0060】印刷ペースト18の供給動作を行なわない
待機中における攪拌(混練)動作は、制御手段38の指
令により、攪拌動作時間設定値Fの時間において、攪拌
羽根22を自転速度設定値Bで逆転させ、かつ、昇降速
度設定値Cで繰り返し昇降させることによって行なう。
【0061】この繰り返し昇降範囲は、下限位置(下限
検出手段25が検出している位置)からフロートピスト
ン26に攪拌羽根22が当接し到着検出手段29が検出
する範囲(図3(e)の状態)である。
【0062】この到着検出手段29により、攪拌動作の
たびに上限位置(上限検出手段25が検出している位
置)まで昇降される必要がなく、印刷ペースト18の上
面までの高さまでよくなるので、効率良く効果的に混練
(攪拌)することができる。
【0063】上限位置まで昇降する時は、タンク17内
に印刷ペースト18が満タンに補給されている時のみ
(図3(d)の状態)である。
【0064】印刷ペースト18の供給動作を行なわない
待機中における攪拌(混練)停止動作は、攪拌停止時間
設定値Gの時間において攪拌羽根22を回転させず、か
つ、攪拌羽根22を昇降させないように制御する。
【0065】なお、待機中は上記に示す攪拌動作と攪拌
停止動作を交互に繰り返す。ここで、攪拌停止時間設定
値Gの入力値が0secの時は、攪拌動作時間のみが有効
になる。さらに、撹拌動作時間設定値Fの入力値も0se
cの時は、撹拌は行なわないことになる。
【0066】フロートピストン26のタンク17の内側
面に接触する面の中心付近は、タンク17の中心側に向
かって沿った湾曲形状43をしている。
【0067】この構成により、フロートピストン26の
タンク17の内側面に接触する面が減少するため、摩擦
力が減少するので、フロートピストン26はタンク17
内をスムーズに昇降できる。
【0068】また、図1に示すように接触部の形状をフ
ロートピストン26の昇降方向に向かって、上面と下面
の両エッジ部を鋭角なエッジ47にすると、さらに摩擦
力を減少させる効果をもたらすとともに、タンク17の
内壁に付着した印刷ペースト18をかき落とすので、段
取り替え時において作業者がタンク17内を洗浄する
時、容易にでき、手間が省けることになる。(通常、生
産にまつわるランニングコスト低減のために何回も洗浄
して使用している。)印刷ペースト18がタンク17内
にエンプティになる状態は、下限検出手段25が検出
し、到着検出手段29が検出した時に(図3(f)の状
態)わかる。
【0069】このエンプティ検出状態を警報手段42に
より警報さえ、かつ、表示手段40により警告表示(メ
ッセージなどを示すが図示せず。)をさせることで作業
者に知らせる。
【0070】また、このエンプティ検出により、制御手
段38の自動制御で、フロートピストン26はスパイラ
ルスクリューシャフト20の下部に設けた攪拌羽根22
の上昇動作により上昇する。
【0071】印刷ペースト供給装置16からタンク17
を着脱させる時は、作業者は、上限検出手段24が検出
するまで(スパイラルスクリューシャフト20及び攪拌
羽根22を上昇させる。)まで待つ。これにより、作業
者は着脱しやすくなる。
【0072】以上のように、本実施の形態における印刷
ペースト供給装置と印刷ペースト供給方法によれば、以
下11項目に示す効果が得られる。 (効果1)攪拌羽根22上方の混練は従来におけるスパ
イラルポンプ6を使用せずとも、攪拌羽根22が回転し
ながら上下動することによって、タンク17下部に設け
られている攪拌羽根22より上方のどの部分に位置する
印刷ペースト18であっても、下方から上方へ、上方か
ら下方へ循環させながら、効率良く、効果的に、混練さ
せることが可能である。 (効果2)カッターによりノズル部19先端に垂れ下が
った印刷ペースト18をスクリーン上に切り落とし、そ
の後、栓30がノズル部19先端の吐出穴31に挿入さ
れることによって、印刷動作を行なう時にタンク17を
スクリーン外部に待避させている途中や、待避位置にあ
る時においても、タンク17下部のノズル19下部に付
着し垂れ下がった印刷ペースト18が、スクリーン外部
に印刷ペースト18が落下してしまうことを確実に防止
することが可能である。 (効果3)栓30がノズル部19先端の吐出穴31に挿
入されることによって、印刷ペースト18を供給させて
いない時においても、ノズル19下部から外気が入り込
むことにより印刷ペースト18を乾燥させることを防止
し、その結果、粘度変化等を抑えられるので、常に安定
した印刷ペースト18を供給でき、精度の良い印刷状態
が得られることが可能である。 (効果4)栓30がノズル部19先端の吐出穴31に挿
入されることによって、印刷ペースト18の粘度が低い
時においても、ノズル部19先端からの印刷ペースト1
8の自重による垂れ下がりと落下現象を防止することが
可能である。 (効果5)所定の粘度設定値Dに到達していない場合
は、警報手段42、表示手段40の警告表示により作業
者に知らせ、誤って供給させてしまうことを防ぐととも
に、所定の粘度設定値Dに到達していなければ供給でき
ないように制御可能なので、精度の良い印刷状態が得ら
れることが可能である。 (効果6)印刷ペースト18の粘度が高い時でも、フロ
ートピストン26のタンク17内壁面に当接する部分
が、タンク17の中心軸に向かって湾曲しているので、
フロートピストン26とタンク17に作用する摩擦力を
低い状態に保ち、フロートピストン26の動きをスムー
ズにさせることができるので、安定した供給量が得られ
ることが可能である。 (効果7)印刷ペースト18の吐出完了後、フロートピ
ストン26への加圧を止めた状態でスパイラルスクリュ
ーシャフト20を逆転させながら、ノズル部19の先端
付近に位置する印刷ペースト19をタンク17内に引き
上げられるので、栓30がノズル部19先端の吐出穴3
1への挿入途中に、粘度の低い印刷ペースト18が流れ
落ちるのを防ぐことが可能である。 (効果8)スパイラルスクリューシャフト20に取り付
いた攪拌羽根22が上昇することでフロートピストン2
6が共に上昇し、タンク17上部まで攪拌羽根22とフ
ロートピストン26が持ち上げられるので、タンク17
を印刷ペースト用供給装置16から着脱する時、容易に
できる。 (効果9)到着検出手段29をスパイラルスクリューシ
ャフト20の下部に内蔵することにより、攪拌羽根22
が上下動する範囲がタンク17内に補給された印刷ペー
スト18の上面からタンク17の底面までの範囲にする
ことができるので、効率良く効果的に攪拌できることが
可能である。 (効果10)攪拌動作中における攪拌羽根22の自転回
転速度B、昇降速度C、攪拌時間F、攪拌停止中におけ
る攪拌停止時間Gを任意の値に設定できるので、印刷ペ
ースト18の粘度値に合わせて攪拌できるとともに、粘
度値の高い印刷ペースト18を攪拌中に発生する空洞化
現象を抑えることができるので、安定した供給量で吐出
させることが可能である。 (効果11)供給前における印刷ペースト18の各混練
条件A〜Hを操作手段39により任意に入力設定し、制
御手段38により入力設定された各混練条件A〜Hに基
づいて駆動制御できるので、印刷ペースト18の粘度値
設定Dに合わせて混練ができ、また、生産中は表示手段
により各混練条件A〜Hが常時監視できることが可能に
なる。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明の印刷ペースト供
給装置と印刷ペースト供給方法によれば、以下11項目
に示す本発明の効果が得られる。 (本発明の効果1)攪拌羽根上方の混練はスパイラルポ
ンプ6を使用せずとも、攪拌羽根が上下動することによ
って、タンク下部に設けられている攪拌羽根より上方の
どの部分に位置する印刷ペーストであっても、下方から
上方へ、上方から下方へ循環させながら、効率良く、効
果的に、混練させることが可能である。 (本発明の効果2)カッターによりノズル先端に垂れ下
がった印刷ペーストをスクリーン上に切り落とし、その
後、栓がノズル先端の吐出穴に挿入されることによっ
て、印刷動作を行なう時にタンクをスクリーン外部に待
避させている途中や待避位置にある時においても、タン
ク下部のノズル下部に付着し垂れ下がった印刷ペースト
が、スクリーン外部に印刷ペーストが落下してしまうこ
とを防止することが可能である。 (本発明の効果3)栓がノズル先端の吐出穴に挿入され
ることによって、印刷ペーストを供給させていない時に
おいても、ノズル下部から外気が入り込むことにより印
刷ペーストを乾燥させることを防止し、その結果、粘度
変化等を抑えられるので、精度の良い印刷状態が得られ
ることが可能である。 (本発明の効果4)栓がノズル先端の吐出穴に挿入され
ることによって、印刷ペーストの粘度が低い時において
も、ノズル先端からの印刷ペーストの自重による垂れ下
がりと落下現象を防止することが可能である。 (本発明の効果5)所定の粘度設定値に到達していない
場合は、警報手段、警報表示手段により作業者に知ら
せ、誤って供給させてしまうことを防ぐとともに、所定
の粘度設定値に到達していなければ供給できないように
制御可能なので、精度の良い印刷状態が得られることが
可能である。 (本発明の効果6)印刷ペーストの粘度が高い時でも、
フロートピストンのタンク内壁面に当接する部分がタン
クの中心軸に向かって湾曲しているので、フロートピス
トンとタンクに作用する摩擦力を低い状態に保ち、フロ
ートピストンの動きをスムーズにさせることができるの
で、安定した供給量が得られることが可能である。 (本発明の効果7)印刷ペーストの吐出完了後、フロー
トピストンへの加圧を止めた状態でスパイラルスクリュ
ーシャフトを逆転させながら、ノズル先端付近に位置す
る印刷ペーストをタンク内に引き上げられるので、栓が
ノズル先端の吐出穴への挿入途中に、粘度の低い印刷ペ
ーストが流れ落ちるのを防ぐことが可能である。 (本発明の効果8)スパイラルスクリューシャフトに取
り付いた攪拌羽根が上昇することでフロートピストンが
共に上昇し、タンク上部まで攪拌羽根とフロートピスト
ンが持ち上げられるので、タンクを印刷ペースト用供給
装置から着脱する時、容易にできる。 (本発明の効果9)到着検出手段をスパイラルスクリュ
ーシャフトの下部に内蔵することにより、攪拌羽根が上
下動する範囲がタンク内に補給された印刷ペーストの上
面からタンクの底面までの範囲にすることができるの
で、効率良く効果的に攪拌できることが可能である。 (本発明の効果10)攪拌動作中における攪拌羽根の自
転回転速度、昇降速度、攪拌時間、攪拌停止中における
攪拌停止時間を任意の値に設定できるので、印刷ペース
トの粘度値に合わせて攪拌できるとともに、粘度値の高
い印刷ペーストを攪拌中に発生する空洞化現象を抑える
ことができるので、安定した供給量で吐出させることが
可能である。 (本発明の効果11)供給前における印刷ペーストの各
混練条件を操作手段により任意に入力設定し、制御手段
により入力設定された各混練条件に基づいて駆動制御で
きるので、印刷ペーストの粘度値に合わせて混練がで
き、また、生産中は表示手段により各混練条件が常時監
視できることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷ペースト供給装置における概略図
【図2】表示手段であるCRT上に表示された画面を示
す図
【図3】本発明の印刷ペースト供給装置における概略動
作状態図
【図4】従来の印刷ペースト供給装置と印刷ペースト供
給方法における概略図
【符号の説明】
16 印刷ペースト供給装置 17 タンク 18 印刷ペースト 19 ノズル部 20 スパイラルスクリューシャフト 21 自転駆動手段 22 攪拌羽根 23 昇降駆動手段 24 上限検出手段 25 下限検出手段 26 フロートピストン 27 嵌め合い穴 28 圧縮エアー供給手段 29 到着検出手段 30 栓 31 吐出穴 32 昇降及び回転駆動手段 33 スライド駆動手段 34 カッター 35 受け皿 36 回転トルク検出手段 37 粘度計測手段 38 制御手段 39 操作手段 40 表示手段 41 記憶手段 42 警報手段 43 湾曲形状 47 鋭角なエッジ A 加圧データ設定値 B 自転速度設定値 C 昇降速度設定値 D 粘度設定値 E 許容攪拌時間設定値 F 攪拌動作時間設定値 G 攪拌停止時間設定値 H 供給時間設定値 I 粘度計測値

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ペーストをスクリーンの所定の位置
    に供給する印刷ペースト供給装置において、 前記印刷ペースト供給装置は、 前記印刷ペーストを貯蔵するタンクと、 前記タンク底部の略中心位置に配置させた前記印刷ペー
    ストを吐出するノズル部と、 前記タンクの略中心軸に位置するスパイラルスクリュー
    シャフトと、 前記スパイラルスクリューシャフトを自転させる自転駆
    動手段と、 前記スパイラルスクリューシャフトの下部に設置した複
    数個の攪拌羽根と、 前記スパイラルスクリューシャフトを前記タンク内の上
    限位置から下限位置まで昇降させる昇降駆動手段と、 前記昇降駆動手段の上限位置を検出する上限検出手段
    と、 前記昇降駆動手段の下限位置を検出する下限検出手段
    と、 前記タンク内に貯蔵された前記印刷ペースト上に配置し
    たフロートピストンと、 前記フロートピストンの略中心軸に前記スパイラルスク
    リューシャフトを挿入し、スラスト方向に上下動可能な
    嵌め合い穴と、 前記フロートピストン上面を圧縮エアーで加圧させるこ
    とにより下降させる圧縮エアー供給手段と、 前記スパイラルスクリューシャフトの下部に内蔵し、前
    記フロートピストンの到着を検出する到着検出手段と、 前記ノズル部の下方に配置され、かつ、昇降手段及び回
    転手段を有し、前記ノズルの凹部に嵌め合い挿入可能な
    テーパー状の凸部を有した栓と、 前記ノズル部の下方に配置され前記ノズルの下面をスラ
    イド可能なスライド駆動手段と、 前記回転駆動手段の駆動により前記ノズル下部に垂れ下
    がった前記印刷ペースをカットすることで前記スクリー
    ンに落とすカッターと、 前記栓の下部に着脱可能に配置させ、かつ、前記印刷ペ
    ーストを受ける受け皿と、 前記スクリューシャフトと前記自転駆動手段の間に設置
    され、前記スパイラルスクリューシャフトの回転トルク
    を検出する回転トルク検出手段と、 前記回転トルク検出手段により検出した回転トルク値を
    前記印刷ペーストの粘度に変換することにより前記粘度
    を計測する粘度計測手段と、 前記自転駆動手段と前記昇降駆動手段と前記上限検出手
    段と前記下限検出手段と前記圧縮エアー供給手段と前記
    到着検出手段と前記スライド駆動手段と前記回転トルク
    検出手段と前記粘度計測手段の動作を制御する制御手段
    とで構成されたことを特徴とする印刷ペースト供給装
    置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮エアー供給手段により前記フロ
    ートピストンを加圧させる複数個の加圧データ設定値
    と、 前記自転駆動手段により前記スパイラルスクリューシャ
    フトを自転させる複数個の自転速度設定値と、 前記昇降駆動手段により前記スパイラルスクリューシャ
    フトを昇降させる複数個の昇降速度設定値と、 複数個の粘度設定値と、 前記粘度計測手段の計測粘度と前記粘度設定値が同値に
    なるまで所定時間攪拌動作を行なわせる許容攪拌時間設
    定値と、 前記印刷ペーストの供給動作を行なわない待機中におい
    て攪拌動作を行なう攪拌動作時間設定値と、 前記印刷ペーストの供給動作を行なわない待機中におい
    て攪拌動作を行なわない攪拌停止時間設定値とを入力設
    定操作可能な操作手段と、 前記操作部により入力された各々複数個の前記加圧デー
    タ設定値と、前記自転速度設定値と、前記自転時間設定
    値と、前記自転停止時間設定値と、前記昇降速度設定値
    と、前記昇降時間設定値と、前記昇降停止時間設定値
    と、前記粘度設定値と、前記粘度計測値と、前記許容攪
    拌時間設定値と、前記攪拌動作時間設定値と、前記攪拌
    停止時間設定値とを表示する表示手段と、 前記操作部により入力された複数個の前記加圧データ設
    定値と、前記自転速度設定値と、前記自転時間設定値
    と、前記自転停止時間設定値と、前記昇降速度設定値
    と、前記昇降時間設定値と、前記昇降停止時間設定値
    と、前記粘度設定値と、前記許容攪拌時間設定値と、前
    記攪拌動作時間設定値と、前記攪拌停止時間設定値とを
    記憶する記憶手段と、 前記制御手段は、前記記憶手段により記憶された複数個
    の加圧データ設定値に基づいて加圧制御し、 かつ、前記記憶手段により記憶された複数個の自転速度
    設定値に基づいて自転速度を駆動制御し、 かつ、前記記憶手段に記憶された昇降速度設定値に基づ
    いて昇降速度を駆動制御し、 かつ、前記記憶手段に記憶された前記許容攪拌時間設定
    値に基づいて前記粘度計測手段の計測粘度と前記粘度設
    定値が同値になるまで攪拌動作を行なわせることを特徴
    とする請求項1に記載の印刷ペースト供給装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段により前記粘度計測手段の
    計測粘度と前記粘度設定値が同値になるまで、前記フロ
    ートピストンを前記圧縮エアー供給手段により加圧させ
    ないように制御させ、供給指令信号が出力された時に、
    供給できないことを警報手段により警報させ、かつ、前
    記表示手段に警告表示させることを特徴とする請求項1
    に記載の印刷ペースト供給装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷ペーストの供給許可指令信号が
    出力されるまでは、前記栓は前記ノズルに挿入された状
    態にあり、供給許可指令信号出力後は前記ノズルより前
    記栓を取り外し、供給停止信号出力後は、前記カッター
    により前記ノズルの下部を複数回スライドさせた後に、
    再び前記栓を前記ノズルに挿入する制御動作を前記制御
    手段で行なうことを特徴とする請求項1に記載の印刷ペ
    ースト供給装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段により、前記粘度計測手段
    の計測粘度と前記粘度設定値設定が同値になるまで、前
    記スパイラルスクリューシャフトの下部に設けた前記攪
    拌羽根を前記自転速度設定で回転させ、かつ、前記スパ
    イラルスクリューシャフトの下部に設けた前記攪拌羽根
    を前記昇降速度設定で昇降させながら攪拌させ、 かつ、前記許容攪拌時間設定値が経過しても前記粘度計
    測手段の粘度計測値と前記粘度設定値が同値にならない
    時は、同値に達していないことを警報手段により警報さ
    せ、かつ、前記表示手段により警告表示をさせることを
    特徴とする請求項1に記載の印刷ペースト供給装置。
  6. 【請求項6】 前記フロートピストンは前記スパイラル
    シャフトの下部に設けた前記攪拌羽根の上昇動作により
    上昇可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の印刷
    ペースト供給装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記ノズルの先端から
    前記印刷ペーストを吐出する時は、前記圧縮エアー供給
    装置により前記フロートピストンを加圧させ、同時に、
    前記印刷ペーストが前記ノズルの位置する方向に向かう
    ように、前記自転駆動手段により前記スパイラルスクリ
    ューシャフトを正転させることにより行ない、吐出完了
    後は、前記圧縮エアー供給装置からの前記フロートピス
    トンへの加圧を停止させた後に、前記自転駆動手段によ
    り前記スパイラルスクリューシャフトを逆転させること
    で、前記ノズル付近に位置する前記印刷ペーストを引き
    上げることを特徴とする請求項1に記載の印刷ペースト
    供給装置。
  8. 【請求項8】 前記フロートピストンの前記タンクの内
    側面に接触する面の中心付近は、前記タンクの略中心側
    に向かって沿った湾曲形状にし、かつ、前記フロートピ
    ストンの上面と下面のエッジ部を前記フロートピストン
    の昇降方向に向かって鋭角なエッジ部を形成したことを
    特徴とする請求項1に記載の印刷ペースト供給装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段の制御により、 前記印刷ペーストの供給動作を行なわない待機中におけ
    る攪拌動作は、 前記スパイラルスクリューシャフトの下部に設けた前記
    攪拌羽根を、前記攪拌動作時間設定値の間は前記自転速
    度設定値で回転させながら、かつ、前記昇降速度設定で
    昇降させて行ない、 前記印刷ペーストの供給動作を行なわない待機中におけ
    る攪拌停止動作は、 前記攪拌停止時間設定値の間は前記攪拌羽根を回転させ
    ず、かつ、昇降させないことを特徴とし、 さらに待機中は、前記攪拌動作と前記攪拌停止動作を交
    互に繰り返すことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の印刷ペースト供給装置。
  10. 【請求項10】 印刷ペーストをスクリーンの所定の位
    置に供給する印刷ペースト供給方法において、 前記印刷ペーストの供給方法は、 前記印刷ペーストを貯蔵するタンクと、 前記タンク底部の略中心位置に配置させた前記印刷ペー
    ストを吐出するノズル部と、 前記タンクの略中心軸に位置するスパイラルスクリュー
    シャフトと、 前記スパイラルスクリューシャフトを自転させる自転駆
    動手段と、 前記スパイラルスクリューシャフトの下部に設置した複
    数個の攪拌羽根と、 前記スパイラルスクリューシャフトを前記タンク内の上
    限位置から下限位置まで昇降させる昇降駆動手段と、 前記昇降駆動手段の上限位置を検出する上限検出手段
    と、 前記昇降駆動手段の下限位置を検出する下限検出手段
    と、 前記タンク内に貯蔵された前記印刷ペースト上に配置し
    たフロートピストンと、 前記フロートピストンの略中心軸に前記スパイラルスク
    リューシャフトを挿入し、スラスト方向に上下動可能な
    嵌め合い穴と、 前記フロートピストン上面を圧縮エアーで加圧させるこ
    とにより下降させる圧縮エアー供給手段と、 前記スパイラルスクリューシャフトの下部に内蔵し、前
    記フロートピストンの到着を検出する到着検出手段と、 前記ノズル部の下方に配置され、かつ、昇降手段及び回
    転手段を有し、前記ノズルの凹部に嵌め合い挿入可能な
    テーパー状の凸部を有した栓と、 前記ノズル部の下方に配置され前記ノズルの下面をスラ
    イド可能なスライド駆動手段と前記回転駆動手段の駆動
    により前記ノズル下部に垂れ下がった前記印刷ペースト
    をカットすることで前記スクリーンに落とすカッター
    と、 前記栓の下部に着脱可能に配置させ、かつ、前記印刷ペ
    ーストを受ける受け皿と、 前記スクリューシャフトと前記自転駆動手段の間に設置
    され、前記スパイラルスクリューシャフトの回転トルク
    を検出する回転トルク検出手段と、 前記回転トルク検出手段により検出した回転トルク値を
    前記印刷ペーストの粘度に変換することにより前記粘度
    を計測する粘度計測手段と、 前記自転駆動手段と前記昇降駆動手段と前記上限検出手
    段と、前記下限検出手段と前記圧縮エアー供給手段と前
    記到着検出手段と前記スライド駆動手段と前記回転トル
    ク検出手段と前記粘度計測手段の動作を制御する制御手
    段とで構成され、 前記制御手段により、前記粘度計測手段の粘度計測値が
    粘度設定値になるまでは、前記フロートピストンを前記
    圧縮エアー供給手段により加圧させないように制御さ
    せ、かつ、前記スパイラルスクリューシャフトの下部に
    設けた前記攪拌羽根を回転させ、かつ、前記スパイラル
    スクリューシャフトの下部に設けた前記攪拌羽根を昇降
    させながら攪拌させることを特徴とし、 供給許可指令信号出力前は前記栓は前記ノズルに挿入さ
    れた状態にあり、供給許可指令信号出力後は前記ノズル
    より前記栓を取り外し、供給停止信号出力後は、前記カ
    ッターにより前記ノズルの下部を複数回スライドさせた
    後に、再び前記栓を前記ノズルに挿入させることを特徴
    とし、 前記ノズルの先端から前記印刷ペーストを吐出する時
    は、前記圧縮エアー供給装置により前記フロートピスト
    ンを加圧させ、同時に、前記印刷ペーストが前記ノズル
    の位置する方向に向かうように、前記自転駆動手段によ
    り前記スパイラルスクリューシャフトを正転させること
    により行ない、吐出完了後は、前記圧縮エアー供給装置
    からの前記フロートピストンへの加圧を停止させた後
    に、前記自転駆動手段により前記スパイラルスクリュー
    シャフトを逆転させることで、前記ノズル付近に位置す
    る前記印刷ペーストを引き上げ、さらに、引き上げなが
    ら前記カッターにより前記ノズルの下部を複数回スライ
    ドさせ、前記栓を前記ノズルに挿入させることを特徴と
    する印刷ペースト供給方法。
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