JPH10155052A - マルチファンクションシステム - Google Patents

マルチファンクションシステム

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Publication number
JPH10155052A
JPH10155052A JP8324563A JP32456396A JPH10155052A JP H10155052 A JPH10155052 A JP H10155052A JP 8324563 A JP8324563 A JP 8324563A JP 32456396 A JP32456396 A JP 32456396A JP H10155052 A JPH10155052 A JP H10155052A
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JP
Japan
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file
communication
management information
communication management
operation instruction
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Application number
JP8324563A
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Inventor
Jun Sasaki
潤 佐々木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はコンピュータの表示手段にファクシミ
リ装置の通信管理情報を表示させて当該通信管理情報を
参照して各種動作指示を行えるマルチファンクションシ
ステムを提供する。 【解決手段】パーソナルコンピュータ3はファクシミリ
装置10のデータ記憶メモリ16に記憶されている送
信、受信、待機等の通信管理情報や画像メモリ17内の
画像データの要求を行い、ファクシミリ装置10は要求
された通信管理情報や画像データをパーソナルコンピュ
ータ30に送信する。パーソナルコンピュータ30は当
該通信管理情報や画像データをディスプレイ32に表示
し、当該通信管理情報を参照して行なわれた当該ファイ
ルの更新、削除、再送信等の動作指示命令をファクシミ
リ装置10に出力する。ファクシミリ装置10は動作指
示命令の内容を実行し、また動作結果をパーソナルコン
ピュータ30に出力し、パーソナルコンピュータ30は
動作結果の内容をディスプレイ32に表示出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチファンクシ
ョンシステムに関し、詳細には、ファクシミリ装置に接
続されたコンピュータからファクシミリ装置の通信管理
情報を参照して各種動作処理を行うマルチファンクショ
ンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置は、原稿の画像
を読み取る読取部と、相手ファクシミリ装置との間でフ
ァクシミリ制御信号と画像データをファクシミリ通信す
る送受信部と、受信した画像データを記録紙に記録出力
する記録部と、各種動作の指示操作を行う操作部と、を
備え、1つの独立した機器として機能している。
【0003】そして、このような従来のファクシミリ装
置は、その通信管理情報、すなわち、送信ファイル、受
信ファイルび待機ファイル等の各種通信ファイルの通信
結果は、ファクシミリ装置のメモリ内に順次記憶され、
必要に応じて、ファクシミリ装置の表示部に表示させた
り、記録紙に記録出力できるようになっている。
【0004】従来のファクシミリ装置のオペレータは、
このように表示部に表示出力されたり、記録紙に記録出
力される通信管理情報を参照して、通信結果の確認を行
い、通信エラーの発生した送信先への再送信操作等を行
っている。
【0005】ところが、このような従来のファクシミリ
装置においては、小さな表示部に表示されたり、記録紙
に記録出力される通信管理情報を見て、通信結果に応じ
た操作を行う必要があるため、いちいちファクシミリ装
置の設置されている場所まで出向いて、通信管理情報を
表示部に表示させたり、記録紙に記録出力させる必要が
あり、ファクシミリ装置の利用性が悪いという問題があ
った。
【0006】そこで、従来、例えば、ファクシミリ装置
をコンピュータと接続し、画データとコマンドを与える
ことにより、ファクシミリ装置の画データをコンピュー
タのメモリに一旦蓄積し、次いで、コンピュータからフ
ァクシミリ装置に与えられるダイヤル情報に従ってコン
ピュータに蓄積された画データをファクシミリ装置を介
して通信回線に送出することによりファクシミリの同報
通信を実現するファクシミリ複合装置(特開昭59−2
21068号公報参照)やホストコンピュータと接続す
る周辺装置としてプリンタモード、スキャナモードを含
む複数の動作モードを持つ複合型のファクシミリ装置に
おいて、操作パネルからの前記動作モードを選択指定す
る手段と、前記ホストコンピュータと接続する複数のイ
ンターフェイスに対して前記ホストコンピュータがデー
タ出力したとき該当するインターフェイスに対応する動
作モードが選択指定される機能を有するファクシミリ装
置(特開平3−16363号公報参照)等が提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置やファクシミリ複合装置に
あっては、ファクシミリ装置とコンピュータとが接続さ
れたマルチファンクションシステムの利用性を向上させ
るうえでなお改良の余地があった。
【0008】すなわち、上記公報に記載されたファクシ
ミリ複合装置やファクシミリ装置にあっては、単にコン
ピュータからコマンドやデータをファクシミリ装置に送
って、ファクシミリ装置にコマンドやデータに対応した
動作を行なわせるようになっていたため、通信結果等の
通信管理情報については、なお、ファクシミリ装置の操
作部で操作して、ファクシミリ装置の表示部に表示させ
たり、記録紙に記録出力させて、当該通信管理情報に基
づいて、必要な動作指示を行なう必要があり、利用性を
向上させる上で、なお、改良の余地があった。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、ファクシ
ミリ装置のメモリに記憶されている送信ファイル、受信
ファイル及び待機ファイル等の各種通信ファイルの通信
管理情報を選択する選択情報をコンピュータの表示手段
に表示させ、当該選択情報に基づいて行なわれた通信フ
ァイルに関する通信管理情報の選択指示コマンドをファ
クシミリ装置に出力することにより、コンピュータから
ファクシミリ装置に記憶されている通信管理情報のうち
必要なファイルに関する通信管理情報をファクシミリ装
置に要求することができ、利用性の良好なマルチファン
クションシステムを提供することを目的としている。
【0010】請求項2記載の発明は、コンピュータで選
択操作された通信ファイルに関する通信管理情報をファ
クシミリ装置からコンピュータに送信して、コンピュー
タの表示手段に表示出力させることにより、送信ファイ
ル、受信ファイル及び待機ファイル等の通信ファイルに
関する通信管理情報の詳細な内容をコンピュータにより
知ることができ、利用性のより良好なマルチファンクシ
ョンシステムを提供することを目的としている。
【0011】請求項3記載の発明は、コンピュータから
通信管理情報の更新指示があると、ファクシミリ装置が
当該指示された通信管理情報の更新動作処理を行なうこ
とにより、ファクシミリ装置の設置場所に出向くことな
く、コンピュータでの操作により通信管理情報の更新処
理を行なえ、ファクシミリ装置の操作部による更新操作
に比較して、簡単、かつ、容易に通信管理情報の更新操
作を行なうことができ、利用性のより一層良好なマルチ
ファンクションシステムを提供することを目的としてい
る。
【0012】請求項4記載の発明は、コンピュータから
通信管理情報の削除指示があると、ファクシミリ装置が
当該指示された通信管理情報及び当該通信管理情報に対
応する通信ファイルの削除動作処理を行なうことによ
り、ファクシミリ装置の設置場所に出向くことなく、コ
ンピュータでの操作により通信管理情報及び通信ファイ
ルの削除処理を行なえ、ファクシミリ装置の操作部によ
る削除操作に比較して、簡単、かつ、容易に通信管理情
報及び通信ファイルの削除操作を行なうことができ、利
用性のより一層良好なマルチファンクションシステムを
提供することを目的としている。
【0013】請求項5記載の発明は、コンピュータから
通信管理情報に対応する通信ファイルの再送信指示があ
ると、ファクシミリ装置が当該指示された通信管理情報
に対応する通信ファイルの再送信動作処理を行なうこと
により、ファクシミリ装置の設置場所に出向くことな
く、コンピュータでの操作により通信ファイルの再送信
処理を行なえ、ファクシミリ装置の操作部による再送信
操作に比較して、簡単、かつ、容易に通信ファイルの再
送信操作を行なうことができ、利用性のより一層良好な
マルチファンクションシステムを提供することを目的と
している。
【0014】請求項6記載の発明は、コンピュータから
通信管理情報に基づいて通信ファイル要求があると、当
該要求のあった通信ファイルの画像データをコンピュー
タに送信し、コンピュータが、当該送信されてきた画像
データを通信管理情報とともに表示手段に表示出力する
ことにより、コンピュータで通信ファイルの内容を確認
しつつ、各種動作指示を確実に行うことができ、利用性
のより一層良好なマルチファンクションシステムを提供
することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のマ
ルチファンクションシステムは、所定のファクシミリ通
信手順により画像データをファクシミリ通信するファク
シミリ装置と当該ファクシミリ装置に接続され当該ファ
クシミリ装置との間でコマンドを交換して当該ファクシ
ミリ装置に種々の動作処理を行わせる通信管理ソフトを
搭載したコンピュータとを備えたマルチファンクション
システムであって、前記ファクシミリ装置は、前記画像
データを送信ファイル、受信ファイル及び待機ファイル
等の各種通信ファイルとして記憶するファイル記憶手段
と、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記送信フ
ァイル、前記受信ファイル及び前記待機ファイル等の各
通信ファイルの通信状況に関する通信管理情報を記憶す
る通信管理情報記憶手段と、前記ファイル記憶手段の前
記通信ファイル及び前記通信管理情報記憶手段の前記通
信管理情報を管理する制御手段と、を備え、前記コンピ
ュータは、前記通信管理ソフトに基づいて前記ファクシ
ミリ装置の前記通信管理情報記憶手段に記憶されている
前記通信管理情報を各種モードに応じて前記送信ファイ
ル、前記受信ファイル及び前記待機ファイル等の前記通
信ファイルに関する前記通信管理情報を選択する選択情
報を表示手段に表示させ、当該表示手段に表示される前
記選択情報に基づいて、所定の動作指示手段により前記
送信ファイル、前記受信ファイル、前記待機ファイル等
の通信ファイルに関する前記通信管理情報の選択指示が
行われると、当該選択指示に対応する選択指示コマンド
を前記ファクシミリ装置に出力することにより、上記目
的を達成している。
【0016】上記構成によれば、ファクシミリ装置のメ
モリに記憶されている送信ファイル、受信ファイル及び
待機ファイル等の各種通信ファイルの通信管理情報を選
択する選択情報をコンピュータの表示手段に表示させ、
当該選択情報に基づいて行なわれた通信ファイルに関す
る通信管理情報の選択指示コマンドをファクシミリ装置
に出力するので、コンピュータからファクシミリ装置に
記憶されている通信管理情報のうち必要なファイルに関
する通信管理情報をファクシミリ装置に要求することが
でき、マルチファンクションシステムの利用性を向上さ
せることができる。
【0017】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置の前記制御手段は、前記コ
ンピュータから前記選択指示コマンドが入力されると、
当該選択指示コマンドに対応する前記送信ファイル、前
記受信ファイルあるいは前記待機ファイル等の前記通信
ファイルの前記通信管理情報を前記通信管理情報記憶手
段から読み出して前記コンピュータに送信してもよい。
【0018】上記構成によれば、コンピュータで選択操
作された通信ファイルに関する通信管理情報をファクシ
ミリ装置からコンピュータに送信して、コンピュータの
表示手段に表示出力させるので、送信ファイル、受信フ
ァイル及び待機ファイル等の通信ファイルに関する通信
管理情報の詳細な内容をコンピュータにより知ることが
でき、マルチファンクションシステムの利用性をより一
層向上させることができる。
【0019】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記コンピュータの前記動作指示手段は、前記通信
ファイルに対する各種動作処理の動作指示が可能であ
り、前記コンピュータは、前記動作指示手段により前記
動作指示が行なわれると、当該動作指示に対応する動作
指示コマンドを前記ファクシミリ装置に出力し、前記フ
ァクシミリ装置の前記制御手段は、前記動作指示コマン
ドが前記通信管理情報の更新を指示していると、当該指
示された通信管理情報の更新処理を行ってもよい。
【0020】上記構成によれば、コンピュータから通信
管理情報の更新指示があると、ファクシミリ装置が当該
指示された通信管理情報の更新動作処理を行なうので、
ファクシミリ装置の設置場所に出向くことなく、コンピ
ュータでの操作により通信管理情報の更新処理を行なう
ことができ、ファクシミリ装置の操作部による更新操作
に比較して、簡単、かつ、容易に通信管理情報の更新操
作を行なうことができる。したがって、マルチファンク
ションシステムの利用性をより一層向上させることがで
きる。
【0021】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記コンピュータの前記動作指示手段は、前記通信
ファイルに対する各種動作処理の動作指示が可能であ
り、前記コンピュータは、前記動作指示手段により前記
動作指示が行なわれると、当該動作指示に対応する動作
指示コマンドを前記ファクシミリ装置に出力し、前記フ
ァクシミリ装置の前記制御手段は、前記動作指示コマン
ドが所定の前記通信ファイルの前記通信管理情報の削除
を指示していると、当該指示された通信管理情報及び当
該通信管理情報に対応する前記通信ファイルを削除して
もよい。
【0022】上記構成によれば、コンピュータから通信
管理情報の削除指示があると、ファクシミリ装置が当該
指示された通信管理情報及び当該通信管理情報に対応す
る通信ファイルの削除動作処理を行なうので、ファクシ
ミリ装置の設置場所に出向くことなく、コンピュータで
の操作により通信管理情報及び通信ファイルの削除処理
を行なうことができ、ファクシミリ装置の操作部による
削除操作に比較して、簡単、かつ、容易に通信管理情報
及び通信ファイルの削除操作を行なうことができる。し
たがって、マルチファンクションシステムの利用性をよ
り一層向上させることができる。
【0023】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記コンピュータの前記動作指示手段は、前記通信
ファイルに対する各種動作処理の動作指示が可能であ
り、前記コンピュータは、前記動作指示手段により前記
動作指示が行なわれると、当該動作指示に対応する動作
指示コマンドを前記ファクシミリ装置に出力し、前記フ
ァクシミリ装置の前記制御手段は、前記動作指示コマン
ドが所定の前記通信ファイルの前記通信管理情報に対応
する前記通信ファイルの再送信を指示していると、当該
指示された通信管理情報に対応する前記通信ファイルを
再送信してもよい。
【0024】上記構成によれば、コンピュータから通信
管理情報に対応する通信ファイルの再送信指示がある
と、ファクシミリ装置が当該指示された通信管理情報に
対応する通信ファイルの再送信動作処理を行なうので、
ファクシミリ装置の設置場所に出向くことなく、コンピ
ュータでの操作により通信ファイルの再送信処理を行な
うことができ、ファクシミリ装置の操作部による再送信
操作に比較して、簡単、かつ、容易に通信ファイルの再
送信操作を行なうことができる。したがって、マルチフ
ァンクションシステムの利用性をより一層向上させるこ
とができる。
【0025】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記コンピュータの前記動作指示手段は、前記通信
ファイルに対する各種動作処理の動作指示が可能であ
り、前記コンピュータは、前記動作指示手段により前記
動作指示が行なわれると、当該動作指示に対応する動作
指示コマンドを前記ファクシミリ装置に出力し、前記フ
ァクシミリ装置の前記制御手段は、前記動作指示コマン
ドが前記通信管理情報に基づく前記通信ファイル要求を
指示していると、当該要求のあった前記通信ファイルの
前記画像データを前記ファイル記憶手段から読み出し
て、前記コンピュータに送信し、前記コンピュータは、
当該送信されてきた前記画像データを前記通信管理情報
とともに前記表示手段に表示出力してもよい。
【0026】上記構成によれば、コンピュータから通信
管理情報に基づいて通信ファイル要求があると、当該要
求のあった通信ファイルの画像データをコンピュータに
送信し、コンピュータが、当該送信されてきた画像デー
タを通信管理情報とともに表示手段に表示出力するの
で、コンピュータで通信ファイルの内容を確認しつつ、
各種動作指示を確実に行うことができ、マルチファンク
ションシステムの利用性をより一層向上させることがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0028】図1〜図4は、本発明のマルチファンクシ
ョンシステムの一実施の形態を示す図である。図1は、
本発明のマルチファンクションシステムの一実施の形態
を適用したマルチファンクションシステム1のブロック
図である。
【0029】図1において、マルチファンクションシス
テム1は、ファクシミリ装置10とパーソナルコンピュ
ータ(コンピュータ)30とを備えており、ファクシミ
リ装置10とパーソナルコンピュータ30とは、ケーブ
ル40、例えば、セントロニクスのパラレルケーブルに
より接続されている。
【0030】ファクシミリ装置10は、システム制御部
11、メモリ12、操作表示部13、スキャナ14、プ
ロッタ15、データ記憶メモリ16、画像メモリ17、
符号化・復号化部18、通信制御部19、網制御部20
及びホストI/F部21等を備えており、上記各部は、
バス22により接続されている。
【0031】メモリ12には、ファクシミリ装置10の
基本処理プログラムが格納されているとともに、後述す
るパーソナルコンピュータ30との間でデータやコマン
ドの授受を行ってパーソナルコンピュータ30からの動
作命令に応じて各種動作処理を行うマルチファンクショ
ン制御処理プログラム及び基本処理プログラムとマルチ
ファンクション制御処理プログラムを実行するのに必要
な各種データやシステムデータ等が格納されている。
【0032】システム制御部(制御手段)11は、メモ
リ12内のプログラムに基づいてファクシミリ装置10
の各部を制御し、ファクシミリ装置10としての送信動
作や受信動作等の各種基本動作処理を実行するととも
に、マルチファンクション制御処理プログラムに基づい
てパーソナルコンピュータ30との間でデータ(特に、
通信管理情報)やコマンドの授受を行って、パーソナル
コンピュータ30からの動作命令に応じて、各種動作処
理を行う。
【0033】操作表示部13は、テンキー、スタートキ
ー、ストップキー及びその他の機能を利用するためのフ
ァンクションキー及びワンタッチキーや短縮キー等の各
種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、
液晶ディスプレイ)を備えており、操作表示部13は、
各操作キーにより各種命令が入力され、ディスプレイに
は、操作キーから入力された命令内容やファクシミリ装
置10からオペレータに通知する各種情報が表示され
る。
【0034】スキャナ14は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device )を利用したイメージスキャナ等が利
用されており、読取対象の複数枚の原稿のセットされる
ADF(自動原稿送り装置)を備えている。ADFは、
セットされた原稿を1枚ずつスキャナ14の読取部に送
給する。スキャナ14は、ADFから搬送されてきた原
稿を走査して、原稿の画像データを所定の解像度で読み
取る。
【0035】スキャナ14の読み取った画像データは、
システム制御部11の制御下で符号化・復号化部18で
符号化されて画像メモリ17に一時蓄積され、あるい
は、プロッタ15に転送されてプロッタ15で記録紙に
記録出力される。
【0036】プロッタ15は、例えば、サーマル素子を
利用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置
等が使用され、プロッタ15は、受信画像データやスキ
ャナ14で読み取った画像データを記録紙に記録出力す
る。
【0037】データ記憶メモリ(通信管理情報記憶手
段)16は、RAM(Random AccessMemory)等で形成
され、送信結果、受信結果、待機ファイルの送信結果等
の各種通信管理情報やその他の必要なデータが格納され
ている。この通信管理情報は、例えば、ファイルナンバ
ー、通信開始日、通信開始時間、相手先名称、ファクシ
ミリ番号、通信時間、交信ページ、交信モード、状態及
びイメージファイルの状態等からなる。
【0038】画像メモリ(ファイル記憶手段)17は、
例えば、大容量のハードディスク装置、あるいは、RA
M等で構成され、主に画像データを蓄積する。画像メモ
リ17には、送信用の画像データ、受信した画像データ
及び送信待機の画像データ等を送信ファイル、受信ファ
イル及び待機ファイル等の通信ファイルとして蓄積する
とともに、これらの通信ファイルを管理するのに必要な
ファイル管理情報を記憶し、システム制御部11の制御
下で書き込み及び読み取りが行われる。
【0039】符号化・復号化部18は、画像データの画
像メモリ17への蓄積の効率化及び伝送時間の短縮化を
図るためのものであり、所定の符号化方式に従って画像
データを符号化し、また、符号化された画像データを復
号化する。
【0040】通信制御部19は、相手ファクシミリ装置
との間でファクシミリ制御信号を交換し、ファクシミリ
通信手順を実行する。
【0041】網制御部20には、回線、例えば、公衆電
話回線あるいは専用回線が接続され、網制御部20は、
回線からの発呼に対して自動着呼し、また、回線への自
動発呼処理を行う。また、網制御部20は、モデムを内
蔵しており、モデムは、送信信号の変調及び受信信号の
復調を行う。
【0042】ホストI/F部20には、ケーブル40を
介してパーソナルコンピュータ30が接続され、各種デ
ータ、特に、通信管理情報、画像データ及びコマンドの
授受を行う。ホストI/F部20としては、例えば、パ
ラレルポートが使用され、このパラレルポートのホスト
I/F部20へのアクセスは、セントロニクス規格(I
EEE P1284参照)が適用される。なお、ホスト
I/F部20としては、上記セントロニクスのパラレル
ポートに限るものではなく、例えば、SCSI−2、S
CSI−3等を用いてもよく、これらを用いると、デー
タの送受を高速で行うことができる。
【0043】パーソナルコンピュータ30は、パーソナ
ルコンピュータ本体31、ディスプレイ(表示手段)3
2、キーボード33及びマウス34等を備えており、パ
ーソナルコンピュータ本体31には、通信管理情報アプ
リケーションソフト(通信管理ソフト)がインストール
されている。この通信管理情報アプリケーションソフト
は、ファクシミリ装置10からデータ記憶メモリ16内
の通信管理情報を受け取って、ディスプレイ32に表示
し、当該ディスプレイ32に表示した通信管理情報に基
づいて、キーボード33やマウス34からの選択・命令
操作に応じて、必要なコマンドやデータをファクシミリ
装置10に出力する。すなわち、パーソナルコンピュー
タ30は、通信管理情報アプリケーションソフトが立ち
上がっている状態で、図2の上部に示すようなComm
Logのタイトル表示34aをディスプレイ32に行
い、このタイトル表示部分がマウスでクリックあるいは
ダブルクリックされると、通信管理情報アプリケーショ
ンソフトが稼動状態となり、図2の下部に示すような内
容表示を行う。なお、図2の下部には、Transmi
ssion(送信ログ表示)がマウスでクリックされた
場合の送信ログ表示の状態を示しており、通信管理情報
アプリケーションソフトは、その画面表示内容として、
図2の下部に示すように、「Transmissio
n」、「Receive」、「Stanby」及び「H
elp」の各メニューからなるメニュー欄34b、送
信、受信等の各種通信管理情報を表示する管理情報表示
欄34c、管理情報表示欄34cに表示されている通信
ファイルのうち選択された通信ファイルのファイルナン
バー、通信日時、処理結果等の通信管理項目を表示する
通信管理項目表示欄34d、管理情報表示欄34cに表
示されている通信ファイルのうち選択された通信ファイ
ルの画像データの内容を表示するデータ表示欄34e及
び管理情報表示欄34cに表示された通信管理情報や選
択された通信ファイルの処理内容を選択するための各種
処理内容表示欄34f、34g、34h、34i等を有
している。上記キーボード33及びマウス34は、動作
指示手段として機能している。
【0044】そして、パーソナルコンピュータ30は、
各種ログの選択と当該ログに対応する通信ファイルの選
択及び動作処理内容の選択操作が行われると、ファクシ
ミリ装置10との間でデータ及びコマンドの授受を行っ
て、ファクシミリ装置10に通信管理情報の要求、通信
ファイルの要求、送信命令、更新命令、削除命令及び再
送信命令等の各種動作命令や当該各種動作命令と当該動
作命令に対応する通信ファイルの選択を通信管理情報に
基づいて操作可能とする画面表示等の各種動作処理を行
う。図2では、ハッチングの入っている欄が選択されて
いる状態を示している。
【0045】なお、図2において、メニュー欄34bの
「Transmission」は、送信ログ表示項目を
示しており、パーソナルコンピュータ30は、この「T
ransmission」がクリックされると、ファク
シミリ装置10に送信ログが選択された旨の送信ログ選
択情報(送信ログ要求コマンド)を通知する。ファクシ
ミリ装置10は、送信ログ選択情報がパーソナルコンピ
ュータ30から送信されてくると、システム制御部11
がメモリ12内のマルチファンクション制御処理プログ
ラムに基づいてデータ記憶メモリ16の通信管理情報の
中から送信に関する通信管理情報(送信ログ情報)を検
索して、パーソナルコンピュータ30に送信する。パー
ソナルコンピュータ30は、ファクシミリ装置10から
送信に関する通信管理情報を受け取ると、図2に示すよ
うに、送信ファイルの通信管理情報及び選択されている
送信ファイルの画像データを必要に応じてディスプレイ
32に表示出力する。メニュー欄34bの「Recei
ve」は、受信ログ表示項目を示しており、パーソナル
コンピュータ30は、この「Receive」がクリッ
クされると、ファクシミリ装置10に受信ログが選択さ
れた旨の受信ログ選択情報(受信ログ要求コマンド)を
通知する。ファクシミリ装置10は、受信ログ選択情報
がパーソナルコンピュータ30から送信されてくると、
システム制御部11がデータ記憶メモリ16の通信管理
情報の中から受信に関する通信管理情報(受信ログ情
報)を検索して、パーソナルコンピュータ30に送信す
る。パーソナルコンピュータ30は、ファクシミリ装置
10から受信に関する通信管理情報を受け取ると、受信
ファイルの通信管理情報及び選択されている受信ファイ
ルの画像データを必要に応じてディスプレイ32に表示
出力する。メニュー欄34bの「Stanby」は、待
機ファイルログ表示項目を示しており、パーソナルコン
ピュータ30は、この「Stanby」がクリックされ
ると、ファクシミリ装置10に待機ファイルログが選択
された旨の待機ファイルログ選択情報(待機ログ要求コ
マンド)を通知する。ファクシミリ装置10は、待機フ
ァイルログ選択情報がパーソナルコンピュータ30から
送信されてくると、システム制御部11がデータ記憶メ
モリ16の通信管理情報の中から待機ファイルに関する
通信管理情報(待機ログ情報)を検索して、パーソナル
コンピュータ30に送信する。パーソナルコンピュータ
30は、ファクシミリ装置10から待機ファイルに関す
る通信管理情報を受け取ると、待機ファイルの通信管理
情報及び選択されている待機ファイルの画像データを必
要に応じてディスプレイ32に表示出力する。メニュー
欄34bの「Help」は、ヘルプ表示を示しており、
パーソナルコンピュータ30は、この「Help」がク
リックされると、通信管理情報アプリケーションソフト
の使用方法に関するヘルプ情報を読み出して、ディスプ
レイ32に表示出力する。
【0046】また、図2の通信管理項目表示欄34dの
「File No. 」は、管理情報表示欄34cに表示さ
れる通信ファイルのファイル番号を示しており、上述の
ように、この通信ファイルの通信管理情報は、ファクシ
ミリ装置10のデータ記憶メモリ16に、画像データ
は、画像メモリ17に、それぞれ格納されている。この
ファイル番号の通信ファイルが選択された状態で、削除
や再送信が指示されると、パーソナルコンピュータ30
は、このファイル番号と削除や再送信等の動作命令をフ
ァクシミリ装置10に通知する。通信管理項目表示欄3
4dの「Date」は、通信の開始日付を示しており、
ファクシミリ装置10のシステム制御部11が管理して
いる当該通信ファイルの通信開始日付である。通信管理
項目表示欄34dの「Time」は、通信の開始時間を
示しており、ファクシミリ装置10のシステム制御部1
1が管理している当該通信ファイルの通信開始時間であ
る。通信管理項目表示欄34dの「Address」
は、通信の相手先の名称を示しており、ファクシミリ装
置10のシステム制御部11が管理している当該通信フ
ァイルの通信相手先名称である。通信管理項目表示欄3
4dの「Fax No. 」は、通信の相手先のファクシミ
リ番号(電話番号)を示しており、ファクシミリ装置1
0のシステム制御部11が管理している当該通信ファイ
ルの通信相手先のファクシミリ番号である。通信管理項
目表示欄34dの「CommTM」は、通信の時間を示
しており、ファクシミリ装置10のシステム制御部11
が管理している当該通信ファイルの通信に要した時間
(通信時間)である。通信管理項目表示欄34dの「P
age」は、通信ファイルのページを示しており、ファ
クシミリ装置10のシステム制御部11が管理している
当該通信ファイルの通信ページである。通信管理項目表
示欄34dの「Mode」は、通信のモードを示してお
り、ファクシミリ装置10のシステム制御部11が管理
している当該通信ファイルの通信モードで、例えば、#
は、BATCHを、Cは、CONFIDENTIAL
を、Sは、TRANSFERを、Pは、POLING
を、Mは、MEMORYを、Lは、SEND LATE
Rを、@は、FORWARDINGを、Eは、ECM
を、Sは、STANDARDを、Dは、DETAIL
を、Fは、FINEを、>は、REDUCATION
を、それぞれ示している。通信管理項目表示欄34dの
「Status」は、通信ファイルの状態を示してお
り、ファクシミリ装置10のシステム制御部11が管理
している当該通信ファイルの状態で、例えば、OKは、
通信が正常完了したことを、Eは、ERROR(通信に
失敗したこと)を、Sは、STANBY(待機状態)
を、それぞれ示している。通信管理項目表示欄34dの
「Image」は、イメージファイルの有無状態を示し
ており、ファクシミリ装置10のシステム制御部11が
管理している当該通信ファイルが画像メモリ17に有る
か否かを示し、通信ファイルの画像データが画像メモリ
17に有ると、ファイル名が表示される。
【0047】図2の処理内容表示欄34fは、クリック
される毎に、「Auto View」と「Manual
View」が切り替わり表示され、ファクシミリ装置
10との間の交信画像の表示モードを示している。パー
ソナルコンピュータ30は、処理内容表示欄34fに
「Auto View」が選択表示されているときに
は、メニュー欄34bの該当項目が選択されたときに、
管理情報表示欄34cの通信管理項目表示欄34dの
「Image」にファイルがあると、パーソナルコンピ
ュータ30から自動的に当該ファイルの画像要求をファ
クシミリ装置10に通知し、ファクシミリ装置10は、
通知された通信ファイルの画像データを画像メモリ17
から読み出し符号化・復号化部18で復号化してパーソ
ナルコンピュータ30に転送する。パーソナルコンピュ
ータ30は、転送されてきた画像データをディスプレイ
32に表示出力する。パーソナルコンピュータ30は、
処理内容表示欄34fに「Manual View」が
選択表示されていると、管理情報表示欄34cの通信フ
ァイル欄の「File Name」がクリックされたと
き、ファクシミリ装置10に当該ファイルの画像要求を
通知し、ファクシミリ装置10は、通知された通信ファ
イルの画像データを画像メモリ17から読み出し符号化
・復号化部18で復号化してパーソナルコンピュータ3
0に転送する。パーソナルコンピュータ30は、転送さ
れてきた画像データをディスプレイ32に表示出力す
る。
【0048】図2の処理内容表示欄34gの「Dele
te」は、削除処理を示すものであり、パーソナルコン
ピュータ30は、処理内容表示欄34gの「Delet
e」がクリックされると、選択されているファイルナン
バーと削除命令をファクシミリ装置10に通知する。フ
ァクシミリ装置10は、ファイルナンバーと削除命令
(削除コマンド)を受け取ると、当該指定されたファイ
ルナンバーの通信管理情報をデータ記憶メモリ16から
削除するとともに、画像メモリ17に当該ファイルナン
バーの画像データがあるときには、当該画像データを画
像メモリ17から削除し、削除処理の結果をパーソナル
コンピュータ30に通知する。
【0049】図2の処理内容表示欄34hの「Rese
nd」は、再送信処理を示すものであり、パーソナルコ
ンピュータ30は、処理内容表示欄34hの「Rese
nd」がクリックされると、選択されているファイルナ
ンバーと再送信命令(再送信コマンド)をファクシミリ
装置10に通知する。ファクシミリ装置10は、ファイ
ルナンバーと再送信命令を受け取ると、当該指定された
ファイルナンバーに基づいてデータ記憶メモリ16から
該当する通信管理情報を検索して、検索した通信管理情
報に基づいて画像メモリ17の当該ファイルナンバーの
画像データを再送信し、再送信の結果をパーソナルコン
ピュータ30に通知する。
【0050】図2の処理内容表示欄34iの「Del/
Res Help」は、削除/再送信ヘルプ処理を示す
ものであり、パーソナルコンピュータ30は、処理内容
表示欄34iの「Del/Res Help」がクリッ
クされると、「Delete」(削除)及び「Rese
nd」(再送信)に関する通信管理情報の使用方法に関
するヘルプをディスプレイ32に表示出力する。
【0051】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施例のマルチファンクションシステム1は、ファクシ
ミリ装置10とパーソナルコンピュータ30とが接続さ
れており、ファクシミリ装置10のデータ記憶メモリ1
6内に格納されている通信管理情報をパーソナルコンピ
ュータ30に転送・表示して、パーソナルコンピュータ
30に表示される通信管理情報に基づく通信ファイルや
動作処理内容の選択操作に応じた動作処理をファクシミ
リ装置10に行わせるマルチファンクション処理を行う
ところにその特徴がある。
【0052】このマルチファンクション処理について、
ファクシミリ装置10での動作処理を示す図3とパーソ
ナルコンピュータ30での動作処理を示す図4に基づい
て、以下、説明する。
【0053】まず、ファクシミリ装置10での処理につ
いて、図3に基づいて、説明する。ファクシミリ装置1
0のシステム制御部11は、メモリ12内のマルチファ
ンクション制御処理プログラムに基づいて、図3に示す
マルチファンクション制御処理を行い、まず、ホストで
あるパーソナルコンピュータ30から要求があるかどう
かチェックする(ステップS1)。システム制御部11
は、このマルチファンクション制御処理を所定タイミン
グ毎に実行し、ステップS1で、パーソナルコンピュー
タ30から要求がないときには、次の処理タイミングで
再度パーソナルコンピュータ30から要求があるかチェ
ックする。
【0054】ステップS1で、パーソナルコンピュータ
30から要求があると、システム制御部11は、要求判
定を行い(ステップS2)、要求が送信ログ要求である
と、データ記憶メモリ16の通信管理情報から送信ログ
情報(送信ファイルの通信管理情報)を検索して、検索
した送信ログ情報をパーソナルコンピュータ30に送信
した後、ステップS1に戻る(ステップS3)。
【0055】ステップS2で、要求判定の結果が受信ロ
グ要求であると、システム制御部11は、データ記憶メ
モリ16の通信管理情報から受信ログ情報(受信ファイ
ルの通信管理情報)を検索して、検索した受信ログ情報
をパーソナルコンピュータ30に送信し、ステップS1
に戻る(ステップS4)。
【0056】ステップS2で、要求判定の結果が待機ロ
グ要求であると、システム制御部11は、データ記憶メ
モリ16の通信管理情報から待機ログを検索して、検索
した待機ログ情報をパーソナルコンピュータ30に送信
し、ステップS1に戻る(ステップS5)。
【0057】ステップS2で、要求判定の結果が画像要
求であると、システム制御部11は、パーソナルコンピ
ュータ30から当該画像要求とともに送信されてくるフ
ァイルナンバーに基づいて画像メモリ17から該当する
ファイルナンバーの画像データを検索して、検索した画
像データを符号化・復号化部18で復号化した後、パー
ソナルコンピュータ30に送信し、ステップS1に戻る
(ステップS6)。
【0058】ステップS2で、要求判定の結果が削除要
求であると、システム制御部11は、削除要求とともに
送信されてくるファイルナンバーの通信管理情報をデー
タ記憶メモリ16の通信管理情報から検索して、検索し
た通信管理情報を削除するとともに、当該ファイルナン
バーの通信ファイルを画像メモリ17から検索して、当
該検索した通信ファイルの画像データを画像メモリ17
から削除し(ステップS7)、削除結果をパーソナルコ
ンピュータ30に送信した後(ステップS9)、ステッ
プS1に戻る。
【0059】ステップS2で、要求判定の結果が再送信
要求であると、システム制御部11は、再送信要求とと
もに送信されてくるファイルナンバーの通信管理情報を
データ記憶メモリ16の通信管理情報から検索するとと
もに、画像メモリ17から当該ファイルナンバーの通信
ファイルの画像データを検索して、当該画像データを当
該通信管理情報の指定している相手先に再送信処理し
(ステップS8)、当該再送信の結果をパーソナルコン
ピュータ30に送信した後(ステップS9)、ステップ
S1に戻る。
【0060】次に、パーソナルコンピュータ30での処
理について、図4に基づいて、説明する。パーソナルコ
ンピュータ30は、通信管理情報アプリケーションソフ
トが起動されると、図2に示したように、通信管理情報
情報のディスプレイ32への表示(画面表示)を行い
(ステップP1)、起動要因の判定、すなわち、図2に
示したアイコンのダブルクリックや各選択項目のクリッ
クが行われることにより、起動させる命令や選択項目の
選択操作が行われたかどうか判定する(ステップP
2)。
【0061】ステップP2で、起動要因の判定結果が
「Transmission」であると、パーソナルコ
ンピュータ30は、送信ログ情報要求をファクシミリ装
置10へ送信する。ファクシミリ装置10は、上述のよ
うに、送信ログ要求があると、データ記憶メモリ16の
通信管理情報から送信ログ情報を読み出して、パーソナ
ルコンピュータ30に送信する。パーソナルコンピュー
タ30は、ファクシミリ装置10から送信されてきた送
信ログ情報を獲得して、ディスプレイ32に表示させ、
ステップP2に戻る(ステップP3)。
【0062】ステップP2で、起動要因の判定結果が
「Receive」であると、パーソナルコンピュータ
30は、受信ログ情報要求をファクシミリ装置10へ送
信する。ファクシミリ装置10は、上述のように、受信
ログ要求があると、データ記憶メモリ16の通信管理情
報から受信ログ情報を読み出して、パーソナルコンピュ
ータ30に送信する。パーソナルコンピュータ30は、
ファクシミリ装置10から送信されてきた受信ログ情報
を獲得して、ディスプレイ32に表示させ、ステップP
2に戻る(ステップP4)。
【0063】ステップP2で、起動要因の判定結果が
「Stanby」であると、パーソナルコンピュータ3
0は、待機ログ情報要求をファクシミリ装置10へ送信
する。ファクシミリ装置10は、上述のように、待機ロ
グ要求があると、データ記憶メモリ16の通信管理情報
から待機ログ情報を読み出して、パーソナルコンピュー
タ30に送信する。パーソナルコンピュータ30は、フ
ァクシミリ装置10から送信されてきた待機ログ情報を
獲得して、ディスプレイ32に表示させ、ステップP2
に戻る(ステップP5)。
【0064】ステップP2で、起動要因の判定結果が
「Auto View」/「Manual View」
であると、パーソナルコンピュータ30は、交信画像の
表示モードをオートモードとマニュアルモードに反転切
り替えを行い(ステップP6)、モード反転切り替え後
のモードがオートモードかどうかチェックする(ステッ
プP7)。ステップP7で、オートモードであると、選
択されている通信管理情報のファイルナンバーにファイ
ル名(File Name)があるかどうかチェックし
(ステップP8)、ファイル名があるときには、当該フ
ァイル名の画像データの要求(画像要求)をファクシミ
リ装置10に送信する。ファクシミリ装置10は、画像
要求があると、上述のように、画像メモリ17から当該
要求された画像データを読み出し符号化・復号化部18
で復号化して、パーソナルコンピュータ30に送信す
る。パーソナルコンピュータ30は、送信されてきた画
像データを獲得して、図2に示したように、データ表示
欄34e(View画面)に表示出力し、ステップP2
に戻る(ステップP9)。
【0065】上記ステップP8で、選択されている通信
管理情報のファイルナンバーにファイル名(File
Name)がないときには、要求する画像データがファ
クシミリ装置10の画像メモリ17内に無いと判断し
て、そのままステップP2に戻る。また、上記ステップ
P7で、オートモードでないとき、すなわち、マニュア
ルモードのときには、画像要求は、画像要求起動が行わ
れてから処理するので、そのままステップP2に戻る。
【0066】ステップP2で、起動要因の判定結果がフ
ァイル番号の項目選択起動であると、パーソナルコンピ
ュータ30は、通信管理情報の項目選択操作であると判
断して、交信画像の表示モードがオートモードかどうか
チェックし(ステップP7)、オートモードであると、
上記ステップP8に移行して、選択されている通信管理
情報のファイルナンバーにファイル名(File Na
me)があるかどうかチェックする(ステップP8)。
ステップP8で、ファイル名があるときには、パーソナ
ルコンピュータ30は、当該ファイル名の画像データの
要求(画像要求)をファクシミリ装置10に送信し、フ
ァクシミリ装置10から送信されてきた画像データを獲
得して、図2に示したように、データ表示欄34e(V
iew画面)に表示出力し、ステップP2に戻る(ステ
ップP9)。ステップP7で、オートモードでないと
き、すなわち、マニュアルモードであるときには、パー
ソナルコンピュータ30は、画像要求を行うことなく、
そのままステップP2に戻る。
【0067】ステップP2で、起動要因の判定結果が
「File Name」の選択起動であると、パーソナ
ルコンピュータ30は、当該選択されたファイル名の画
像要求であると判断して、交信画像の表示モードがマニ
ュアルモードかどうかチェックし(ステップP10)、
マニュアルモードであると、上記ステップP8に移行し
て、選択されている通信管理情報のファイルナンバーに
ファイル名(FileName)があるかどうかチェッ
クする(ステップP8)。ステップP8で、ファイル名
があるときには、パーソナルコンピュータ30は、当該
ファイル名の画像データの要求(画像要求)をファクシ
ミリ装置10に送信し、ファクシミリ装置10から送信
されてきた画像データを獲得して、図2に示したよう
に、データ表示欄34e(View画面)に表示出力
し、ステップP2に戻る(ステップP9)。ステップP
10で、マニュアルモードでないとき、すなわち、オー
トモードであるときには、パーソナルコンピュータ30
は、上述のように、すでに画像要求を行っているので、
再度時間のかかるデータの読み込みを繰り返さないため
に、そのままステップP2に戻る。
【0068】ステップP2で、起動要因の判定結果が
「Delete」であると、パーソナルコンピュータ3
0は、削除要求とともに選択されているファイルナンバ
ーをファクシミリ装置10に送信する。ファクシミリ装
置10は、削除要求があると、上述のように、データ記
憶メモリ16の通信管理情報から当該削除要求とともに
送信されてきたファイルナンバーの通信管理情報を削除
するとともに、画情報メモリ17から当該ファイルナン
バーの通信ファイルの画像データを削除し、削除処理の
処理結果をパーソナルコンピュータ30に送信する。パ
ーソナルコンピュータ30は、ファクシミリ装置10か
ら送信されてきた削除処理の処理結果を獲得して、ディ
スプレイ32に表示させ、ステップP2に戻る(ステッ
プP11)。
【0069】ステップP2で、起動要因の判定結果が
「Resend」であると、パーソナルコンピュータ3
0は、再送信要求とともに選択されているファイルナン
バーをファクシミリ装置10に送信する。ファクシミリ
装置10は、再送信要求があると、上述のように、デー
タ記憶メモリ16の通信管理情報から当該再送信要求と
ともに送信されてきたファイルナンバーの通信管理情報
を検索して、当該通信管理情報に基づいて画像メモリ1
7内の当該ファイルナンバーの通信ファイルの画像デー
タを当該通信管理情報の指定している相手先に再送信処
理し、当該再送信処理の処理結果をパーソナルコンピュ
ータ30に送信する。パーソナルコンピュータ30は、
ファクシミリ装置10から送信されてきた再送信処理の
処理結果を獲得して、ディスプレイ32に表示させ、ス
テップP2に戻る(ステップP12)。
【0070】ステップP2で、起動要因の判定結果が
「Help」であると、パーソナルコンピュータ30
は、通信管理情報アプリケーションソフトのヘルプ情
報、すなわち、通信管理情報自体の使用方法のヘルプ情
報を読み出して、ディスプレイ32に表示するヘルプ表
示を行い、ステップP2に戻る(ステップP13)。
【0071】ステップP2で、起動要因の判定結果が
「Del/Res Help」であると、パーソナルコ
ンピュータ30は、通信管理情報アプリケーションソフ
トのヘルプ情報のうち、削除(Delete)と再送信
(Resend)に関する通信管理情報の使用方法のヘ
ルプ情報を読み出して、ディスプレイ32に表示する削
除/再送信のヘルプ表示を行い、ステップP2に戻る
(ステップP14)。
【0072】このように、本実施の形態によれば、ファ
クシミリ装置10の画像メモリ18に記憶されている送
信ファイル、受信ファイル及び待機ファイル等の各種通
信ファイルの通信管理情報を選択する選択情報をパーソ
ナルコンピュータ30のディスプレイ(表示手段)32
に表示させ、当該選択情報に基づいて行なわれた通信フ
ァイルに関する通信管理情報の選択指示コマンドをファ
クシミリ装置10に出力するので、パーソナルコンピュ
ータ30からファクシミリ装置10に記憶されている通
信管理情報のうち必要なファイルに関する通信管理情報
をファクシミリ装置10に要求することができ、マルチ
ファンクションシステム1の利用性を向上させることが
できる。
【0073】また、パーソナルコンピュータ30で選択
操作された通信ファイルに関する通信管理情報をファク
シミリ装置10からパーソナルコンピュータ30に送信
して、パーソナルコンピュータ30のディスプレイ32
に表示出力させるので、送信ファイル、受信ファイル及
び待機ファイル等の通信ファイルに関する通信管理情報
の詳細な内容をパーソナルコンピュータ30により知る
ことができ、マルチファンクションシステム1の利用性
をより向上させることができる。
【0074】さらに、パーソナルコンピュータ30から
通信管理情報の更新指示があると、ファクシミリ装置1
0が当該指示された通信管理情報の更新動作処理を行な
うことにより、ファクシミリ装置10の設置場所に出向
くことなく、パーソナルコンピュータ30での操作によ
り通信管理情報の更新処理を行なうことができ、ファク
シミリ装置10の操作表示部13による更新操作に比較
して、簡単、かつ、容易に通信管理情報の更新操作を行
なうことができる。したがって、マルチファンクション
システム1の利用性をより一層向上させることができ
る。
【0075】また、パーソナルコンピュータ30から通
信管理情報の削除指示があると、ファクシミリ装置10
が当該指示された通信管理情報及び当該通信管理情報に
対応する通信ファイルの削除動作処理を行なうので、フ
ァクシミリ装置10の設置場所に出向くことなく、パー
ソナルコンピュータ30での操作により通信管理情報及
び通信ファイルの削除処理を行なうことができ、ファク
シミリ装置10の操作表示部13による削除操作に比較
して、簡単、かつ、容易に通信管理情報及び通信ファイ
ルの削除操作を行なうことができる。したがって、マル
チファンクションシステム1の利用性をより一層向上さ
せることができる。
【0076】さらに、パーソナルコンピュータ30から
通信管理情報に対応する通信ファイルの再送信指示があ
ると、ファクシミリ装置10が当該指示された通信管理
情報に対応する通信ファイルの再送信動作処理を行なう
ので、ファクシミリ装置10の設置場所に出向くことな
く、コンピュータ30での操作により通信ファイルの再
送信処理を行なうことができ、ファクシミリ装置10の
操作表示部13による再送信操作に比較して、簡単、か
つ、容易に通信ファイルの再送信操作を行なうことがで
きる。したがって、マルチファンクションシステム1の
利用性をより一層向上させることができる。
【0077】また、パーソナルコンピュータ30から通
信管理情報に基づいて通信ファイル要求があると、当該
要求のあった通信ファイルの画像データをパーソナルコ
ンピュータ30に送信し、パーソナルコンピュータ30
が、当該送信されてきた画像データを通信管理情報とと
もにディスプレイ32に表示出力するので、パーソナル
コンピュータ30で通信ファイルの内容を確認しつつ、
各種動作指示を確実に行うことができ、マルチファンク
ションシステム1の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0078】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の発明のマルチファンクシ
ョンシステムによれば、ファクシミリ装置のメモリに記
憶されている送信ファイル、受信ファイル及び待機ファ
イル等の各種通信ファイルの通信管理情報を選択する選
択情報をコンピュータの表示手段に表示させ、当該選択
情報に基づいて行なわれた通信ファイルに関する通信管
理情報の選択指示コマンドをファクシミリ装置に出力す
るので、コンピュータからファクシミリ装置に記憶され
ている通信管理情報のうち必要なファイルに関する通信
管理情報をファクシミリ装置に要求することができ、マ
ルチファンクションシステムの利用性を向上させること
ができる。
【0080】請求項2記載の発明のマルチファンクショ
ンシステムによれば、コンピュータで選択操作された通
信ファイルに関する通信管理情報をファクシミリ装置か
らコンピュータに送信して、コンピュータの表示手段に
表示出力させるので、送信ファイル、受信ファイル及び
待機ファイル等の通信ファイルに関する通信管理情報の
詳細な内容をコンピュータにより知ることができ、マル
チファンクションシステムの利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0081】請求項3記載の発明のマルチファンクショ
ンシステムによれば、コンピュータから通信管理情報の
更新指示があると、ファクシミリ装置が当該指示された
通信管理情報の更新動作処理を行なうので、ファクシミ
リ装置の設置場所に出向くことなく、コンピュータでの
操作により通信管理情報の更新処理を行なうことがで
き、ファクシミリ装置の操作部による更新操作に比較し
て、簡単、かつ、容易に通信管理情報の更新操作を行な
うことができる。したがって、マルチファンクションシ
ステムの利用性をより一層向上させることができる。
【0082】請求項4記載の発明のマルチファンクショ
ンシステムによれば、コンピュータから通信管理情報の
削除指示があると、ファクシミリ装置が当該指示された
通信管理情報及び当該通信管理情報に対応する通信ファ
イルの削除動作処理を行なうので、ファクシミリ装置の
設置場所に出向くことなく、コンピュータでの操作によ
り通信管理情報及び通信ファイルの削除処理を行なうこ
とができ、ファクシミリ装置の操作部による削除操作に
比較して、簡単、かつ、容易に通信管理情報及び通信フ
ァイルの削除操作を行なうことができる。したがって、
マルチファンクションシステムの利用性をより一層向上
させることができる。
【0083】請求項5記載の発明のマルチファンクショ
ンシステムによれば、コンピュータから通信管理情報に
対応する通信ファイルの再送信指示があると、ファクシ
ミリ装置が当該指示された通信管理情報に対応する通信
ファイルの再送信動作処理を行なうので、ファクシミリ
装置の設置場所に出向くことなく、コンピュータでの操
作により通信ファイルの再送信処理を行なうことがで
き、ファクシミリ装置の操作部による再送信操作に比較
して、簡単、かつ、容易に通信ファイルの再送信操作を
行なうことができる。したがって、マルチファンクショ
ンシステムの利用性をより一層向上させることができ
る。
【0084】請求項6記載の発明のマルチファンクショ
ンシステムによれば、コンピュータから通信管理情報に
基づいて通信ファイル要求があると、当該要求のあった
通信ファイルの画像データをコンピュータに送信し、コ
ンピュータが、当該送信されてきた画像データを通信管
理情報とともに表示手段に表示出力するので、コンピュ
ータで通信ファイルの内容を確認しつつ、各種動作指示
を確実に行うことができ、マルチファンクションシステ
ムの利用性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチファンクションシステムの一実
施の形態を適用したマルチファンクションシステムのブ
ロック構成図。
【図2】図1のパーソナルコンピュータのディスプレイ
に表示される通信管理情報の一例を示す図。
【図3】図1のファクシミリ装置によるマルチファンク
ション制御処理を示すフローチャート。
【図4】図1のパーソナルコンピュータによる通信管理
情報制御処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 マルチファンクションシステム 10 ファクシミリ装置 11 システム制御部 12 メモリ 13 操作表示部 14 スキャナ 15 プロッタ 16 データ記憶メモリ 17 画像メモリ 18 符号化・復号化部 19 通信制御部 20 網制御部 21 ホストI/F部 22 バス 30 パーソナルコンピュータ 31 パーソナルコンピュータ本体 32 ディスプレイ 33 キーボード 40 ケーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のファクシミリ通信手順により画像デ
    ータをファクシミリ通信するファクシミリ装置と当該フ
    ァクシミリ装置に接続され当該ファクシミリ装置との間
    でコマンドを交換して当該ファクシミリ装置に種々の動
    作処理を行わせる通信管理ソフトを搭載したコンピュー
    タとを備えたマルチファンクションシステムであって、
    前記ファクシミリ装置は、前記画像データを送信ファイ
    ル、受信ファイル及び待機ファイル等の各種通信ファイ
    ルとして記憶するファイル記憶手段と、前記ファイル記
    憶手段に記憶されている前記送信ファイル、前記受信フ
    ァイル及び前記待機ファイル等の各通信ファイルの通信
    状況に関する通信管理情報を記憶する通信管理情報記憶
    手段と、前記ファイル記憶手段の前記通信ファイル及び
    前記通信管理情報記憶手段の前記通信管理情報を管理す
    る制御手段と、を備え、前記コンピュータは、前記通信
    管理ソフトに基づいて前記ファクシミリ装置の前記通信
    管理情報記憶手段に記憶されている前記通信管理情報を
    各種モードに応じて前記送信ファイル、前記受信ファイ
    ル及び前記待機ファイル等の前記通信ファイルに関する
    前記通信管理情報を選択する選択情報を表示手段に表示
    させ、当該表示手段に表示される前記選択情報に基づい
    て、所定の動作指示手段により前記送信ファイル、前記
    受信ファイル、前記待機ファイル等の通信ファイルに関
    する前記通信管理情報の選択指示が行われると、当該選
    択指示に対応する選択指示コマンドを前記ファクシミリ
    装置に出力することを特徴とするマルチファンクション
    システム。
  2. 【請求項2】前記ファクシミリ装置の前記制御手段は、
    前記コンピュータから前記選択指示コマンドが入力され
    ると、当該選択指示コマンドに対応する前記送信ファイ
    ル、前記受信ファイルあるいは前記待機ファイル等の前
    記通信ファイルの前記通信管理情報を前記通信管理情報
    記憶手段から読み出して前記コンピュータに送信するこ
    とを特徴とするマルチファンクションシステム。
  3. 【請求項3】前記コンピュータの前記動作指示手段は、
    前記通信ファイルに対する各種動作処理の動作指示が可
    能であり、前記コンピュータは、前記動作指示手段によ
    り前記動作指示が行なわれると、当該動作指示に対応す
    る動作指示コマンドを前記ファクシミリ装置に出力し、
    前記ファクシミリ装置の前記制御手段は、前記動作指示
    コマンドが前記通信管理情報の更新を指示していると、
    当該指示された通信管理情報の更新処理を行うことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のマルチファンク
    ションシステム。
  4. 【請求項4】前記コンピュータの前記動作指示手段は、
    前記通信ファイルに対する各種動作処理の動作指示が可
    能であり、前記コンピュータは、前記動作指示手段によ
    り前記動作指示が行なわれると、当該動作指示に対応す
    る動作指示コマンドを前記ファクシミリ装置に出力し、
    前記ファクシミリ装置の前記制御手段は、前記動作指示
    コマンドが所定の前記通信ファイルの前記通信管理情報
    の削除を指示していると、当該指示された通信管理情報
    及び当該通信管理情報に対応する前記通信ファイルを削
    除することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    マルチファンクションシステム。
  5. 【請求項5】前記コンピュータの前記動作指示手段は、
    前記通信ファイルに対する各種動作処理の動作指示が可
    能であり、前記コンピュータは、前記動作指示手段によ
    り前記動作指示が行なわれると、当該動作指示に対応す
    る動作指示コマンドを前記ファクシミリ装置に出力し、
    前記ファクシミリ装置の前記制御手段は、前記動作指示
    コマンドが所定の前記通信ファイルの前記通信管理情報
    に対応する前記通信ファイルの再送信を指示している
    と、当該指示された通信管理情報に対応する前記通信フ
    ァイルを再送信することを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のマルチファンクションシステム。
  6. 【請求項6】前記コンピュータの前記動作指示手段は、
    前記通信ファイルに対する各種動作処理の動作指示が可
    能であり、前記コンピュータは、前記動作指示手段によ
    り前記動作指示が行なわれると、当該動作指示に対応す
    る動作指示コマンドを前記ファクシミリ装置に出力し、
    前記ファクシミリ装置の前記制御手段は、前記動作指示
    コマンドが前記通信管理情報に基づく前記通信ファイル
    要求を指示していると、当該要求のあった前記通信ファ
    イルの前記画像データを前記ファイル記憶手段から読み
    出して、前記コンピュータに送信し、前記コンピュータ
    は、当該送信されてきた前記画像データを前記通信管理
    情報とともに前記表示手段に表示出力することを特徴と
    する請求項1から請求項5のいずれかに記載のマルチフ
    ァンクションシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012161094A (ja) * 2000-03-29 2012-08-23 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法

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