JPH10153926A - 電子写真画像形成装置に用いられる円筒部材及びプロセスカートリッジ - Google Patents

電子写真画像形成装置に用いられる円筒部材及びプロセスカートリッジ

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JPH10153926A
JPH10153926A JP9258520A JP25852097A JPH10153926A JP H10153926 A JPH10153926 A JP H10153926A JP 9258520 A JP9258520 A JP 9258520A JP 25852097 A JP25852097 A JP 25852097A JP H10153926 A JPH10153926 A JP H10153926A
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cylindrical member
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drum
photosensitive drum
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祐介 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒と係合部材とを十分な結合力で結合させ
るとともに、結合後の円筒の円筒度を確保する。 【解決手段】 電子写真画像形成装置に用いられる円筒
部材において、長手方向の端部に薄肉の薄肉部を有する
円筒と、前記円筒の長手方向の端部の内面に嵌合して取
り付けられ、前記円筒の薄肉部に対応した凹部を有する
係合部材と、を設け、前記円筒の有する薄肉部を前記係
合部材の有する凹部に向かって曲げることにより、前記
係合部材は、前記円筒に取り付けられている円筒部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子写真
感光体ドラムや現像ローラ等の電子写真画像形成装置に
用いられる円筒部材、及びプロセスカートリッジに関す
る。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファク
シミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体ド
ラムあるいは現像ローラ等の円筒部材が用いられてい
る。そして、これらの円筒部材の端部には、所謂ドラム
フランジ等の係合部材が取り付けられている。
【0004】例えば、電子写真感光体ドラムを例に挙げ
て説明する。この電子写真感光体ドラムは、表面に感光
導電性物質を塗布した円筒の端部に、前記感光体ドラム
を回転させるための駆動力を受けるためのドラムギア及
びドラムフランジ等の係合部材が結合されている。
【0005】前記円筒と前記係合部材を結合する方法と
して、特開平5−200462号公報に示された方法が
ある。
【0006】この方法においては、凹部を設けた係合部
材を円筒の端部に挿入する。次いで、円筒端部を切り曲
げることにより結合する。
【0007】また、他の方法として、特開平6−264
920号公報に示された方法がある。
【0008】この方法においては、まず円筒の内面にイ
ンロウ加工を施す。次いで、前記円筒の内面に係合部材
を係合する。次いで、前記円筒の複数箇所を切り曲げ
て、前記切り曲げ部分を前記係合部材の有する凹部に係
合する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、円筒
と係合部材の結合力を向上させ得た円筒部材、電子写真
感光体ドラム、現像ローラ及びプロセスカートリッジを
提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、円筒度を向上
させ得た円筒部材、電子写真感光体ドラム、現像ローラ
及びプロセスカートリッジを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】主たる本発明は、電子写
真画像形成装置に用いられる円筒部材において、長手方
向の端部に薄肉の薄肉部を有する円筒と、前記円筒の長
手方向の端部の内面に嵌合して取り付けられ、前記円筒
の薄肉部に対応した凹部を有する係合部材と、を設け、
前記円筒の有する薄肉部を前記係合部材の有する凹部に
向かって曲げることにより、前記係合部材は、前記円筒
に取り付けられていることを特徴とする円筒部材であ
る。
【0012】したがって、円筒曲げ切り部は元の肉厚よ
りも薄くなっているため比較的少ない力で切り曲げを行
うことができ、また、切り曲げ後に円筒に生じる変形を
小さくすることができる。
【0013】また、他の主たる本発明は、さらに、前記
係合部材の周縁部に前記凹部を間隔をあけて複数箇所設
け、前記薄肉部を前記凹部に向かって切り曲げることに
より、前記係合部材は、前記円筒に取り付けられている
ことを特徴とする円筒部材である。
【0014】したがって、前述した効果に加え、円筒部
材は円筒と係合部材との間で強い結合力を有し、特に、
両者が回転方向に相互にずれるのを確実に防止すること
ができる。この強い結合力は円筒端部を、円筒端部に挿
入された端部係合部材の凹部内に切り曲げることによっ
てもたらされるものである。即ち、円筒端部を端部係合
部材の凹部内に曲げるだけでなく、切り曲げることによ
って、切り曲げられた円筒端部が端部係合部材の凹部に
緊密に入り込むことができるからである。円筒端部の曲
げ切りは突き当て部材により容易に行うことができる。
【0015】また、他の主たる本発明は、さらに、前記
円筒部材は、前記円筒の外周面に感光層を有する電子写
真感光体ドラムであることを特徴とする円筒部材であ
る。
【0016】したがって、前述した効果を生じる、電子
写真感光体を提供でき、高画質の画像形成を行なうこと
ができる。
【0017】また、他の主たる本発明は、さらに、前記
係合部材は、前記電子写真感光体ドラムを回転可能に支
持するための軸を有し、前記軸の先端には、装置本体か
ら前記電子写真感光体ドラムを回転させるための駆動力
を受けるための突起が設けられ、また、前記係合部材
は、プラスチック製の一体成型物であることを特徴とす
る円筒部材である。
【0018】したがって、前述した効果に加えて、画像
形成装置本体内において、電子写真感光体ドラムの軸方
向の位置及びラジアル方向の位置を安定して決めること
ができる。
【0019】また、他の主たる本発明は、さらに、前記
円筒部材は、前記円筒の外周面に付着させられたトナー
を搬送する現像ローラであることを特徴とする円筒部材
である。
【0020】したがって、円筒度の高い現像ローラを提
供でき、高画像の画像形成を行なうことができる。
【0021】また、他の主たる発明は、さらに、前記薄
肉部は、前記円筒の長手方向の端部に段差を設けて形成
されていることを特徴とする円筒部材である。
【0022】したがって、上述した効果に加えて、段を
設けることにより、その角部に切り曲げ時の応力が集中
し、そこから先への円筒軸方向には変形をおよぼさな
い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、円筒部材としての電子写真
感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」という。)及び
現像ローラを例に挙げて図面を用いて説明する。
【0024】(円筒部材)図1は本実施例に係る感光体
ドラムの断面図である。本実施例においては感光体ドラ
ム7はドラムフランジとしてギアフランジ16を有す
る。このギアフランジ16は、ドラム筒7dの端部に結
合されており、その周面にドラムギア16aを有してい
る。そして、このギアフランジ16により駆動力を装置
本体からうける。このギアフランジ16は、感光体ドラ
ム7をフレームに支持させ、また感光体ドラム7を回転
させるためのものである。ギアフランジ16には中空円
筒形のドラム筒7dと嵌合するための円筒形の嵌合部1
6bを設けている。そして、この嵌合部16bには、そ
の周面に凹部16cが間隔をあけて複数箇所設けられて
いる。また、アルミニウム合金から形成されたドラム筒
16dはその周面に感光物質を塗布した光導電層の感光
層7bを有している。また、ドラム筒16dは、前記ギ
アフランジ16の嵌合部16bと所定のはめあい公差で
嵌合している。さらに、ドラム筒7dの端部には段付部
7gを備える。
【0025】前記段付部7gの軸方向長さL2は、嵌合
部16bのドラム筒7dと接触している軸方向長さL1
よりも短い。また、ドラム筒7dの中間部7cは全長に
わたり、同じ内外径を有している。さらに、段付部7g
は中間部7cと同じ内径であり、外径は中間部7cより
も段付部7gの方が小さい。これによって中間部7cよ
りも段付部7g(薄肉部)は肉厚が薄くなっている。従
って、ドラム筒7dに軸直角の剪断力が加わっても、中
間部7cに対して段付部7gが薄肉であることの影響は
ないし、強度、剛性は充分である。
【0026】上記凹部16gはギアフランジ16の軸を
含む平面による断面が四角形である。また、その内対向
する二辺はギアフランジ16の軸に直交する平面に平行
である。
【0027】組立状態においてはドラム筒7dの端面7
eはギアフランジ16の側面16eと接している。ま
た、段付部7gは一部を軸方向に平行して切断するよう
に切り曲げて切り曲げ部7fとなっている。この切り曲
げ部7fは円周方向で凹部16cに丁度嵌合すると共に
凹部16cの軸直角のかしめ受け面16fに圧接してい
る。凹部16cのかしめ受け面16fに対向するかしめ
逃げ面16dは本例ではギアフランジ16の側面16e
と同一平面上にある。
【0028】図2はドラム筒端部を切り曲げる工程の断
面図および図3はその平面図である。ギアフランジ16
を感光体ドラム7のドラム筒7d端部に侵入させる。そ
してギアフランジ16に設けた凹部16cに向って段付
部7gの一部を切り曲げる。そして、ドラム筒7dの端
部にギアフランジ16を結合させる。さらに、段付部7
gを切り曲げるための突き当て工具23についてのべ
る。
【0029】突き当て工具23はギアフランジ16の側
面16e及びかしめ逃げ面16dに接する当たり面23
aを有する。この当たり面23aでもって段付部7gの
一部を切り曲げる際に、同時的に発生する曲げ応力と剪
断応力の反力をギアフランジ16の側面16e及びかし
め逃げ面16dに伝えるようになっている。従って、ギ
アフランジ16の側面16e、かしめ逃げ面16dが広
い面積を持つことが望ましい。そうしないと、ギアフラ
ンジ16が合成樹脂製の場合にギアフランジ16に加工
傷が生ずるおそれがある。なお、図中7fは、切り曲げ
部であって、当たり面23aでもって切り曲げられた部
分である。本実施例においては、段付部7gは単に折り
曲げるのではなくて、工具23によって切り曲げること
によって結合力を増している。
【0030】また、この当り面23aに対して工具先端
23bから角度α(約30度)でもって折り曲げ作用部
23cを設けることにより、工具端部が形成されてい
る。また、工具柄部23dの断面は凹部16cの断面の
周方向の幅と同幅のほぼ四角形である。切刃角は折り曲
げ作用部23cとこれに交叉してつづく側面との角であ
る。この切り刃角は90°或は正のすくい角を有する
(ポジティブレーキアングル)を有する。この突き当て
工具23の材質は工具鋼が用いられる。
【0031】次に、円筒部材の組立工程についてのべ
る。
【0032】ギアフランジ16とドラム筒7dとをギア
フランジ16の嵌合部16b外径に沿って嵌合させる。
この嵌合後、治具(不図示)でドラム筒7dの端面7e
とギアフランジ16の側面16eを圧接保持する。この
時、ギアフランジ16とドラム筒7dのはめあいは両者
の間にガタが生じることなく且つ、ドラム筒7dの外径
に対して変形の無いはめあいが好ましい。より具体的に
はギアフランジ16とドラム筒7dとのクリアランスが
0〜10μm程度が好ましい。次にギアフランジ16と
ドラム筒7dを嵌合させる。その後、ドラム筒7dの外
周部から、その先端が鋭角を有する前述した突き当て工
具23を図2、図3に示すようにギアフランジ16の円
周方向に4箇所からドラム筒7dの外周面に接触させ
る。このとき突き当て工具23の当たり面23aの高さ
はドラム筒7dの端面7eの位置と同じ高さである。ま
た、ドラム筒7d内部に嵌合しているギアフランジ16
の嵌合部16bに設けた凹部16cの幅と前記突き当て
工具23の先端部の幅とが同等の幅を持つ。そしてその
位置関係にズレの無い状態で突き当て工具23をギアフ
ランジ16の半径方向に直線移動し、ドラム筒7d外周
部に接触させる。次に、この接触点から所定の進入量を
もって突き当て工具23をギアフランジ16内部に向っ
て進入させて、ドラム筒7dの端部(段付部7g)を突
き当て工具23の折り曲げ作用部23cの表面形状に沿
って折れ曲げる。その後、更に工具23を侵入させると
やがてギアフランジ16の嵌合部16bに設けた凹部1
6cの角に沿ったドラム筒7d端部が軸方向の平行な切
目状に剪断される。そして、部分的に切り曲げられたド
ラム筒7d端部(段付部7g)は凹部16cのかしめ受
け面16f及びかしめ受け面16fに交叉してつづく面
に緊密に密着した状態で固定され、ギアフランジ16と
ドラム筒7dが結合される。
【0033】すなわち、突き当て工具23を進入させる
ことにより、ドラム筒7dの端部の段付部7gが完全に
剪断され、その剪断面が凹部16cの形状に緊密に密着
した状態になる。部分的に曲げ切れた端部の剪断面がギ
アフランジ16の嵌合部16bに設けた凹部16cに密
着して結合されているため感光体ドラム7の回転方向及
び軸方向に対してガタ、ゆるみ等が生じることなく、高
い結合力を保持することが可能となる。
【0034】以上が本実施例における円筒と端部係合部
材を結合させる工程を説明したものである。次に本実施
例の特徴である円筒端部に形成した段付部の作用につい
て図4を用いて説明する。図4は本実施例による円筒端
部に段付加工を施した場合の切り曲げ結合を示した図で
ある。このような切り曲げによる結合は接着等に比較し
て、結合力は熱変形に対しても安定した高い強度を保持
でき、さらに非常に簡単な方法で瞬時に結合できるとい
ったメリットがある。
【0035】そこで本実施例ではこのような安定した強
固な結合力を持ち、且つ、変形のない高精度な結合方法
を提供する。図4が既述した本実施例による感光体ドラ
ム7の一例を示した断面図である。図4に示すようにド
ラム筒7d端部には段付部7gを有する。このようにド
ラム筒7d端部に元の肉厚より薄くなるように段付加工
を行うことにより以下の2つの理由により切り曲げ部周
辺の変形が無くなる。
【0036】(1)ドラム筒端部を薄くすることによ
り、切り曲げ時の抵抗を減少することができる。
【0037】(2)段差を設けることにより段差の隅部
aに変形しようとする応力が集中する。したがってそこ
から先の軸方向へ変形がおよぶのを最小限におさえるこ
とができる。
【0038】なお図4において、段差の隅部aは、約9
0°で表示されているが、応力集中が生じる範囲内で、
鋭角又は鈍角であってもよい。
【0039】図5にこのドラム筒7d単体の段付加工部
の寸法関係を示した。
【0040】図5は本実施例におけるドラム筒7dを軸
方向に切断した断面図である。同図においてTはドラム
筒7dの中間部7cの肉厚、tは段付加工を行ったドラ
ム筒端部の段付部7gの肉厚である。先のTと、このt
の関係は T>t である。そしてL2は段付加工部の長さ、Dは円筒の外
径である。我々の実験結果からはこの段付加工部の長さ
L2が大きいほど変形は少ない。しかし、あまり大きく
ても感光体ドラム7の感光層7bに影響してしまうので
できるだけ小さいほうが好ましい。また、段付部7gの
肉厚tは小さいほど変形が少ない。しかし、小さ過ぎて
は結合部のトルク負荷能力が低下するため、中間部7c
の肉厚Tの約1/4程度かもしくはそれ以上が好まし
い。
【0041】また、本実施例における段付形状はこれに
限らない。例えば、図6(a)に示す周方向の角溝7
h、(b)に示す周方向のV溝7iのような周方向で複
数箇所に部分的に溝を設けるような形状でもよい。
【0042】(感光体ドラムの構成)次に、感光体ドラ
ムの具体的な構成について詳しく説明する。
【0043】(1)神戸製鋼(株)製アルミニウム引抜
円筒(品名:H63S、嵌合部内径:φ62mm、肉
厚:1.5mm、長さ:365.5mm)からなるアル
ミニウム円筒の端部に段付部7gの長さL2:4mm、
肉厚t:1.0mmになるように段付加工を行ってドラ
ム筒7dとした。
【0044】この円筒上にカゼインのアンモニア水溶液
(カゼイン11.2g、28%アンモニア水1g、水2
22ml)を侵漬コーティング法で塗工し、乾燥して塗
工量1.0g/m下引層を形成した。
【0045】次に、アルミニウムクロライドフタロシア
ニン1重量部、ブチラール樹脂(商品名:エスレックB
M−2:積水化学(株)製)1重量部とイソプロピルア
ルコール30重量部をボールミル分散器で4時間分散し
た。この分散液を先に形成した下引層の上に侵漬コーテ
ィング法で塗工し、乾燥して電荷発生層を形成した。こ
の時の膜厚は0.3μであった。
【0046】次に、1重量部のヒドラゾン化合物、ポリ
スルフォン樹脂(商品名:P1700:ユニオンカーバ
イト社製)1重量とモノクロルベンゼン6重量部を混合
し、撹拌機で撹拌溶解した。この液を電荷発生層の上に
侵漬コーティング法で塗工し、乾燥して電荷輸送層を形
成した。この時の膜厚は12μであった。
【0047】このようにして形成した感光槽7bの端面
7hの、ドラム筒7dの端面7eからの距離L3は、1
2mmである。
【0048】また、ドラムギアフランジ16は、ポリア
セタール樹脂(商品名:「ジュラコンM90−02」ポ
リプラスチック(株)コポリマー)を射出成形により作
製した(嵌合部外径:φ58.6mm、成形条件はノズ
ル温度:200℃、シリンダー温度:先端部180℃、
中間部170℃、後部160℃、射出圧力:800kg
/cm、金型温度:キャビ60℃、コア60℃)。ま
た、前記ギアフランジ16の嵌合部16bの角穴形状の
凹部16c(幅3mm、高さ1mm、深さ3mm)をギ
アフランジ16の中心から直角方向に4箇所設けた。こ
のようにして制作したドラム筒7d(円筒)に、ドラム
ギアフランジ16を嵌合した。そして、前記凹部16c
に対し先端部の幅3mm、角度30°、材質SKD30
よりなる突き当て工具23を進入量1.5mmで突き当
てた。このようにして、ドラム筒7d端部を凹部16c
の形状に沿った状態で切り曲げ、ギアフフランジ16と
ドラム筒7dを結合させた感光体ドラム7を作製した。
【0049】このようにして得られた感光体ドラム7の
フランジ結合部周辺の変形を調べるために、ドラム筒端
面7eから約50mmの位置を1mm間隔で円筒度の測
定を真円度測定機(ミツトヨ製、RA−600)を使用
して測定を行った。その結果、円筒度は11μmであっ
た。
【0050】このようにして得られた感光体ドラム7を
キヤノン製レーザービームプリンタAのプロセスカート
リッジBに装着した。そして、このプロセスカートリッ
ジBを高温高湿層(具体的には温度32.5℃、相対湿
度85%)に48時間放置した。その後、同環境におい
て前記プロセスカートリッジBをレーザービームプリン
タ本体13に設置し、間欠による10000枚の画出し
を行った。更に画出し後、プロセスカートリッジBから
感光体ドラム7を取り外し、ギアフランジ16とドラム
筒7dとの結合部に耐久によるガタ、緩み、外れ等の影
響がないか、確認した。確認の結果、そのような影響は
一切見られず、画像上もドラム筒7dによるピッチム
ラ、カブリ等の問題もなく、良好な画像を得られた。ま
た、耐久後の感光体ドラム7を固定し、市販のトルクゲ
ージにてギアフランジ16にトルクを加え、ドラム筒7
dとギアフランジ16の結合部の破壊トルク強度を測定
した。その結果、破壊トルク強度は154kg−cmで
あった。
【0051】(2)実施例(1)において段付部7gの
肉厚tを0.8mmにした以外は実施例(1)と同条件
で感光体ドラム7を作製し、同様な測定および評価を行
った。評価の結果、実施例(1)と同様な結果が得られ
た。また、その時のドラム筒7dとギアフランジ16の
結合部の破壊トルク強度は122kg−cm、ドラム筒
3端部の円筒度は8μmであった。
【0052】(3)実施例(1)において段付部7gの
肉厚tを0.6mmにした以外は実施例(1)と同条件
で感光体ドラム7を作製し、同様な測定および評価を行
った。評価の結果、実施例(1)と同様な結果が得られ
た。また、その時のドラム筒7dとギアフランジ16の
結合部の破壊トルク強度は110kg−cm、ドラム筒
3端部の円筒度は6μmであった。
【0053】(4)実施例(1)において段付部7gの
肉厚tを0.5mmにした以外は実施例(1)と同条件
で感光体ドラム7を作製し、同様な測定および評価を行
った。評価の結果、実施例(1)と同様な結果が得られ
た。また、その時のドラム筒7dとギアフランジ16の
結合部の破壊トルク強度は103kg−cm、ドラム筒
7d端部の円筒度は5μmであった。
【0054】このようにして得られた感光体ドラム7の
フランジ結合部周辺の変形を調べるために、ドラム筒7
dの端部から約50mmの位置を1mm間隔で真円度お
よび円筒度の測定を真円度測定機(ミツトヨ製、RA−
600)を使用して測定を行った。その結果、円筒度は
46μmであり、前述した実施例の円筒度より劣る。
【0055】上記、実施例の結果をまとめて表1に示
す。
【0056】
【表1】 ※記号の説明 ◎:非常に良好である ○:良好である △:実用上問題ない ×:実用上問題がある
【0057】表1からわかるように、薄肉部(段付部)
の肉厚は、0.5mm〜1.0mmが好ましい。さらに
好ましくは、薄肉部の肉厚を0.6〜0.8mmにする
とよい。
【0058】(現像ローラの構成)次に現像ローラの構
成について説明する。尚、図20は、本実施例に係る現
像ローラの縦断面図である。
【0059】<実施例・4>神戸製鋼製アルミニウム引
抜き円筒10l(外径:φ16mm、肉厚:2mm、長
さ:330mm)からなるアルミニウム円筒の端部に段
付き部10jの長さL2:3mm、段付き部10jの肉
厚t:0.8mmになるように段付き加工を行った。
【0060】次に ・フェノール樹脂 20重量部 ・天然グラファイト(平均粒径7μm) 9重量部 ・カーボンブラック(平均粒径0.2μm) 1重量部 ・IPA 20重量部 を混合し、ペイントシェーカーにてガラスビーズを混合
し3時間分散して塗料とし、塗料の固形分25%に調製
した。その後、エアースプレー法により前記円筒の表面
に塗工して被膜層を形成し、次いで熱風乾燥炉により、
150℃/30分間加熱し、硬化させた。
【0061】このようにして作成した円筒10lと、ポ
リアセタール樹脂(商品名:「ジュラコンAW−01」
ポリプラスチック(株)製)を射出成形により作製した
スリーブフランジ10kを基体円筒のインロー加工部に
軽圧入し、フランジ10kとスリーブ基体円筒10lを
嵌合させた。この時のフランジ10kと円筒10lとの
圧入量は10μmとした。
【0062】前記フランジの嵌合部に角穴形状の凹部
(幅:3mm、高さ:1mm、深さ:3mm)をフラン
ジの中心から直角方向4箇所設け、その凹部に対し、先
端部の幅3mm、角度30°、材質SKD30よりなる
突き当て部材を進入量1.5mmで突き当た。そして、
円筒端部を凹部形状に沿った状態で切り曲げ(切り曲げ
部10m)を行い、フランジと円筒を結合させた現像ロ
ーラを作製した。
【0063】このようにして得られた現像ローラのフラ
ンジ結合部周辺の変形を調べる為に、円筒端面から約5
0mmの位置を1mm間隔で円筒度の測定を真円度測定
機(ミツトヨ製、RA−600)を使用して測定を行っ
た。その結果、円筒度は11μmであった。
【0064】このようにして得られた現像ローラをキヤ
ノン製レーザービームプリンターのプロセスカートリッ
ジに装着した。次に、このプロセスカートリッジを高温
高湿層(具体的には32.5℃、相対湿度85%)に4
8時間放置した後、同環境において前記プロセスカート
リッジをレーザービームプリンターに設置し、間欠によ
る10000枚の画出しを行った。更に画出し後、プロ
セスカートリッジから現像ローラを取り外し、フランジ
とスリーブ円筒との結合部にガタ、緩み、外れ等の影響
がないか、確認した。その結果、そのような影響は一切
みられず、画像上もスリーブ周期によるピッチムラ、カ
ブリ等の問題もなく、良好な画像が得られた。また、耐
久後の現像ローラを固定し、市販のトルクゲージにてフ
ランジの結合部の破壊トルクを測定した。
【0065】その結果、破壊トルクは97kg・cmで
あった。
【0066】<実施例・5>段付き加工部の肉厚:tを
0.6mmに設定した以外は実施例・4と同様の方法で
現像ローラを作製・評価した。その結果、実施例・4と
同様に特にスリーブ周期のピッチムラ等の問題も無く、
非常に良好な画像が得られた。また、このときの円筒度
は9μm、破壊トルクは90kg・cmであった。
【0067】<実施例・6>段付き加工部の肉厚:tを
0.4mmに設定した以外は第1具体例と同様の方法で
現像ローラを作製・評価した。その結果、実施例・4と
同様に特にスリーブ周期のピッチムラ等の問題も無く、
非常に良好な画像が得られた。また、このときの円筒度
は7μm、破壊トルクは82kg・cmであった。
【0068】上記、実施例の結果をまとめて表・2に示
す。
【0069】
【表2】 ※記号の説明 ◎:非常に良好である ○:良好である △:実用上は問題ない ×:実用上問題がある
【0070】表2からわかるように、薄肉部(段付部)
の肉厚は、0.4mm〜0.8mmが好ましい。
【0071】なお、本発明による円筒部材は感光体ドラ
ムや現像ローラに限られず、円筒と端部係合部材の強い
結合が求めれる部材として有効である。また、プラテン
ローラ、搬送ローラ、定着ローラ、印刷板ロールなど、
駆動力を伝達される各種ローラ部材としても有効であ
る。
【0072】以上説明したように、本発明によれば、円
筒の有する薄肉部を凹部に向ってかしめることにより、
係合部を、円筒に取り付けているため、高精度な円筒部
材を提供できる。
【0073】(電子写真画像形成装置及びプロセスカー
トリッジの説明)以下、本実施例としての電子写真画像
形成装置及びプロセスカートリッジを図面に従って詳細
に説明する。
【0074】以下説明するプロセスカートリッジにおい
ては、電子写真感光体ドラム7、及び現像ローラ10d
の少なくともいずれか一方において、前述した実施例が
適用されている。なお、以下説明する実施例では、ドラ
ムフランジ16は、凸部17aによって装置本体から電
子写真感光体ドラム7を回転させるための駆動力を得
る。そして、はす歯ギア16aによって、現像ローラ1
0dへ回転力を伝達する。
【0075】以下の説明において、プロセスカートリッ
ジBの短手方向とは、プロセスカートリッジBを装置本
体13へ着脱する方向であり、記録媒体の搬送方向と一
致している。またプロセスカートリッジBの長手方向と
は、プロセスカートリッジBを装置本体13へ着脱する
方向と交差する方向(略直交する方向)である。この方
向は、記録媒体の表面と平行であり、且つ、記録媒体の
搬送方向と交差(略直交)する方向である。又、プロセ
スカートリッジに関し左右とは記録媒体の搬送方向に従
って記録媒体を上から見て右又は左である。
【0076】図7は本実施例としての電子写真画像形成
装置(レーザービームプリンタ)の構成説明図である。
図8はその外観斜視図である。また図9〜図14は本発
明の実施の形態を適用したプロセスカートリッジに関す
る図面である。図9はプロセスカートリッジの側断面図
である。図10はその外観の概略を図示した外観斜視図
である。図11はその右側面図である。図12はその左
側面図である。図13はそれを上方(上面)から見た斜
視図である。図14はプロセスカートリッジを裏返して
上方から見た斜視図である。また以下の説明において、
プロセスカートリッジBの上面とは、プロセスカートリ
ッジBを装置本体13へ装着した状態で上方に位置する
面であり、下面とは下方に位置する面である。
【0077】(電子写真画像形成装置A及びプロセスカ
ートリッジB)まず、図7及び図8を用いて、本発明の
実施の形態を適用する電子写真画像形成装置としてのレ
ーザービームプリンタAについて説明する。また図9に
プロセスカートリッジBの側断面図を示す。
【0078】このレーザービームプリンタAは、図7に
示すように、電子写真画像形成プロセスによって記録媒
体(例えば、記録紙、OHPシート、布等)に画像を形
成するものである。そしてドラム形状の電子写真感光体
(以下、感光体ドラムと称す)にトナー像を形成する。
詳しくは、帯電手段によって感光体ドラムに帯電を行
う。次いでこの感光体ドラムに光学手段から画像情報に
応じたレーザー光を照射して前記感光体ドラムに画像情
報に応じた潜像を形成する。そしてこの潜像を現像手段
によって現像してトナー像を形成する。そして前記トナ
ー像の形成と同期して、給紙カセット3aにセットした
記録媒体2をピックアップローラ3b、搬送ローラ対3
c,3d及びレジストローラ対3eで反転搬送する。次
いで、プロセスカートリッジBの有する前記感光体ドラ
ム7に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ
4に電圧を印加することによって記録媒体2に転写す
る。その後トナー像の転写を受けた記録媒体2を搬送ガ
イド3fで定着手段5へと搬送する。この定着手段5は
駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵する定着ローラ5
bを有する。そして通過する記録媒体2に熱及び圧力を
印加して転写されたトナー像を定着する。そしてこの記
録媒体2を排出ローラ3g,3h,3iで搬送し、反転
経路3jを通して排出トレイ6へと排出する。この排出
トレイ6は画像形成装置Aの装置本体13の上面に設け
られている。なお、揺動可能なフラッパ3kを動作さ
せ、排出ローラ対3mによって反転経路3jを介するこ
となく記録媒体2を排出することもできる。本実施の形
態においては、前記ピックアップローラ3b、搬送ロー
ラ対3c,3d、レジストローラ対3e、搬送ガイド3
f、排出ローラ対3g,3h,3i及び排出ローラ対3
mによって搬送手段3を構成している。
【0079】一方、前記プロセスカートリッジBは、図
1、図9乃至図14に示すように、感光層7b(図1、
図17参照)を有する感光体ドラム7を回転し、その表
面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によって
一様に帯電する。次いで光学系1からの画像情報に応じ
たレーザービーム光を露光開口部1eを介して感光体ド
ラム7へ照射して潜像を形成する。そしてこの潜像をト
ナーを用いて現像手段10によって現像する。すなわ
ち、帯電ローラ8は感光体ドラム7に接触して設けられ
ており、感光体ドラム7に帯電を行う。なおこの帯電ロ
ーラ8は、感光体ドラム7に従動回転する。また、現像
手段10は、感光体ドラム7の現像領域へトナーを供給
して、感光体ドラム7に形成された潜像を現像する。な
お光学系1は、レーザーダイオード1a、ポリゴンミラ
ー1b、レンズ1c、反射ミラー1dを有している。
【0080】ここで、前記現像手段10は、トナー容器
10A内のトナーをトナー送り部材10bの回転によっ
て、現像ローラ10dへ送り出す。そして、固定磁石を
内蔵した現像ローラ10dを回転させると共に、現像ブ
レード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層
を現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを感光
体ドラム7の現像領域へ供給する。そして、そのトナー
を前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることに
よってトナー像を形成して可視像化する。ここで現像ブ
レード10eは、現像ローラ10dの周面のトナー量を
規定すると共に摩擦帯電電荷を付与するものである。ま
たこの現像ローラ10dの近傍には現像室内のトナーを
循環させるトナー撹拌部材10fを回転可能に取り付け
ている。
【0081】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたトナ
ー像を記録媒体2に転写する。その後、クリーニング手
段11によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去す
る。ここでクリーニング手段11は、感光体ドラム7に
当接して設けられた弾性クリーニングブレード11aに
よって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落として
廃トナー溜め11bへ集める。
【0082】なお、プロセスカートリッジBは、トナー
を収納するトナー容器(トナー収納部)10Aを有する
トナーフレーム12aと現像ローラ10d等の現像手段
10を保持する現像フレーム12bとを結合する。そし
てこれに感光体ドラム7、クリーニングブレード11a
等のクリーニング手段11及び、帯電ローラ8を取付け
たクリーニングフレーム12cを結合して構成してい
る。そしてこのプロセスカートリッジBは、操作者によ
って画像形成装置本体13に着脱可能である。
【0083】このプロセスカートリッジBには画像情報
に応じた光を感光体ドラム7へ照射するための露光開口
部1e及び感光体ドラム7を記録媒体2に対向するため
の転写開口部12nが設けてある。詳しくは、露光開口
部1eはクリーニングフレーム12cに設けられてい
る。また、転写開口部12nは現像フレーム12bとク
リーニングフレーム12cとの間に構成される。
【0084】次に本実施の形態に係るプロセスカートリ
ッジBのハウジングの構成について説明する。
【0085】本実施の形態で示すプロセスカートリッジ
Bを構成するために、まず、トナーフレーム12aと現
像フレーム12bとを結合する。次に、これにクリーニ
ングフレーム12cを回動可能に結合して構成したハウ
ジング内に前記感光体ドラム7、帯電ローラ8、現像手
段10及びクリーニング手段11等を収納してカートリ
ッジ化する。そして、このプロセスカートリッジBを画
像形成装置本体13に設けたカートリッジ装着手段に対
して取り外し可能に装着する。
【0086】(プロセスカートリッジBのハウジングの
構成)本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、
前述したようにトナーフレーム12a1と現像フレーム
12b及びクリーニングフレーム12cを結合してハウ
ジングを構成している。次にその構成について説明す
る。
【0087】図9に示すように、トナーフレーム12a
にはトナー送り部材10bを回動可能に取り付けてあ
る。また現像フレーム12bには現像ローラ10d及び
現像ブレード10eを取り付けてある。更に前記現像ロ
ーラ10dの近傍には現像室内のトナーを循環させるト
ナー撹拌部材10fを回動可能に取り付けてある。ま
た、現像フレーム12bには図9に示すように現像ロー
ラ10dの長手方向と対向して、前記現像ローラ10d
と略平行にアンテナ棒10hが取り付けられている。そ
して前記トナーフレーム12aと現像フレーム12bを
溶着(本実施の形態では超音波溶着)して一体的な第二
枠体としての現像ユニットD(図19参照)を構成して
いる。
【0088】なおプロセスカートリッジBを画像形成装
置本体13から取り外したときに感光体ドラム7を覆
い、これを長時間光に晒されるあるいは異物との接触等
から保護するドラムシャッタ部材48をトナー現像ユニ
ットに取り付けている。
【0089】また、図9及び図18に示すようにクリー
ニングフレーム12cには感光対ドラム7、帯電ローラ
8及びクリーニング手段11の各部材を取り付けて第一
枠体としてのクリーニングユニットC(図18参照)を
構成している。
【0090】そして、上記現像ユニットDと上記クリー
ニングユニットCを丸いピンの結合部材22によって互
いに回動可能に結合することによってプロセスカートリ
ッジBを構成する。即ち、図19に示すように、現像フ
レーム12bの長手方向(現像ローラ10dの軸線方
向)両側に形成したアーム部19の先端には現像ローラ
10dに平行に丸い形状の回動穴19aが設けてある
(図19参照)。一方、クリーニングフレーム12cの
長手方向両側2箇所には前記アーム部19を進入するた
めの凹部21が設けてある(図18参照)。この凹部2
1に前記アーム部19を挿入し、結合部材22をクリー
ニングフレーム12cの取付穴12c5に圧入し、且つ
アーム部19端の回動穴19aに嵌入して更に内側の穴
12c5に圧入して取り付ける。これにより、現像ユニ
ットDとクリーニングユニットCは結合部材22を中心
に回動可能に結合される。このときアーム部19の根本
に立設した図示されないダボに挿入して取り付けた圧縮
コイルばね22aがクリーニングフレーム12cの凹部
21の上壁に当たる。この圧縮コイルばね22aによっ
て現像フレーム12bを下方へ付勢することにより、現
像ローラ10dを感光体ドラム7へ確実に押し付ける。
なおクリーニングフレーム12cの凹部21の上壁は現
像ユニットDとクリーニングユニットCを組付ける際に
上記圧縮コイルバネ22aが非圧縮状態から圧縮を次第
に強めるように傾斜が付されている。また、図13に示
すように現像ローラ10dの長手方向両端に現像ローラ
10dよりも大径のスペーサコロ10iを取り付ける。
このように構成することにより、このコロ10iが感光
体ドラム7に押し付けられ、感光体ドラム7と現像ロー
ラ10dとが一定間隔(約300μm程度)をもって対
向する。したがって、現像ユニットDとクリーニングユ
ニットCは結合部材22を中心にして互いに回動可能で
あり、圧縮コイルばね22aの弾性力によって、感光体
ドラム7の周面と、現像ローラ10dの周面の位置関係
を保持することができる。
【0091】(プロセスカートリッジBのガイド手段の
構成)次に、プロセスカートリッジBを装置本体13に
着脱する際のガイド手段について説明する。なお、この
ガイド手段については、図15、図16に示している。
なお、図15はプロセスカートリッジBを装置本体13
に装着する方向(矢印X)に見た場合(現像ユニットD
側から見た場合)の左側の斜視図である。図16はその
右側の斜視図である。
【0092】さて、上記クリーニングフレーム12cの
両側側面には、図10、図11、図12、図13に示す
ように、プロセスカートリッジBを装置本体13に着脱
するときのガイドとなるガイド手段が設けられている。
該ガイド手段は位置決め用ガイド部材としての円筒形ガ
イド9aR,9aLと、着脱時の姿勢保持手段たるガイ
ド部材としての回り止めガイド9bR,9bLとにより
構成されている。
【0093】図5に示すように前記円筒形ガイド9aR
は中空の円筒状部部材である。回り止めガイド9bRは
前記円筒形ガイド9aRと一体成形であり、円筒形ガイ
ド9aRの円周から一体でほぼ放射方向へ突出してい
る。円筒形ガイド9aRには取付フランジ9aR1が一
体に設けられている。このように円筒形ガイド9aR、
回り止めガイド9bR、取付フランジ9aR1を有する
右側ガイド部材9Rは取付フランジ9aR1の小ネジ用
穴を挿通して小ネジ9aR2をクリーニングフレーム1
2cにねじ込み固定されている。クリーニングフレーム
12cに固定された右側ガイド部材9Rの回り止めガイ
ド9bRは現像フレーム12cに固定された現像ホルダ
41の側方へ延出するように現像フレーム12bの側面
側に配設されている。
【0094】図12に示すようにクリーニングフレーム
12cの穴9k1(図17参照)にドラム軸7aの拡径
部7a2が嵌合している。そしてクリーニングフレーム
12cの側面に突出する位置決めピン9cに嵌合して回
転止めされ、小ねじ9dでクリーニングフレーム12c
に固定された平板状のフランジ29に外方(図12の紙
面に直交して手前方向)へ向って円筒形ガイド9aLが
突設されている。このフランジ29の内部側には感光体
ドラム7に嵌入した平歯ギア25bを回転自在に支持す
る固定の前記ドラム軸7aを備えている(図17参
照)。前記円筒形ガイド9aLとこのドラム軸7aは同
軸である。このフランジ29と、円筒形ガイド9aL
と、ドラム軸7aは一体または一体的に金属材料例えば
鉄材で作られる。
【0095】図12に示すように、円筒形ガイド9aL
から少し離れて円筒形ガイド9aLのほぼ放射方向に細
長い回り止めガイド9bLがクリーニングフレーム12
cから側方へ突出するようにクリーニングフレーム12
cに一体に成形されている。この回り止めガイド9bL
がフランジ29と干渉する部分はフランジ29が切り欠
かれてこの回り止めガイド9bLの側方への突出高さは
頂面が回り止めガイド9bLの頂面とほぼ一致する程度
である。この回り止めガイド9bLは現像フレーム12
bに固定した現像ローラ軸受箱9vの側方へ延出されて
いる。このように左側ガイド部材9Lは金属製の円筒形
ガイド9aLと合成樹脂製の回り止めガイド19bLが
別れて別部材で設けられている。
【0096】次にクリーニングユニットCの上面9iに
設けられた規制当接部9jについて説明する。ここで上
面とは、プロセスカートリッジBを画像形成装置本体1
3に装着した際に、上方に位置する面である。
【0097】本実施の形態では、図10〜図13に示す
ようにクリーニングユニットCの上面9iであって、プ
ロセスカートリッジ装着方向に対して直交する方向の右
側端9p及び左側端9qに各々規制当接部9jを設けて
いる。この規制当接部9jは、プロセスカートリッジB
を画像形成装置本体13に装着した際に、プロセスカー
トリッジBの位置を規定するものである。すなわち、プ
ロセスカートリッジBを装置画像形成本体13に装着し
た際に、画像形成装置本体13に設けられた固設部材2
6(図15、図16参照)に前記規制当接部9jが当接
して、プロセスカートリッジBは円筒形ガイド9aR,
9aLを中心とする回動位置が規定される。
【0098】次に画像形成装置本体13側のガイド手段
について述べる。画像形成装置本体13の開閉カバー1
4を軸14aを中心に図7において反時計回りに回動す
ると、画像形成装置本体13の上部が開放され、プロセ
スカートリッジBの装着部が図15、図16のように見
える。この開閉カバー14を開けた開口部から画像形成
装置本体13の左右両側の内壁のプロセスカートリッジ
Bの着脱方向から見て左側に図9、右側に図16に示す
ようにガイド部材15(15R,15L)が夫々設けら
れている。
【0099】図に示すようにガイド部材15には夫々プ
ロセスカートリッジBの挿入方向の矢印Xから見て前下
がりになるように斜設したガイド部15a,15cが備
えられている。さらにガイド部材15にはこのガイド部
15a,15cに夫々つながりプロセスカートリッジB
の円筒形ガイド9aR,9aLが嵌入する反円形の位置
決め用U溝15b,15dが備えられている。このU溝
15b,15dは下部周壁が反円筒形をしている。この
U溝15b,15dの中心はプロセスカートリッジBを
装置本体13に装着時プロセスカートリッジBの円筒形
ガイド9aR,9aLの中心を結ぶ中心線と一致しな
い。即ち、U溝15bに円筒形ガイド9aLは丁度嵌合
して、感光体ドラム7の反駆動側の位置は定まるが、U
溝15dに円筒形ガイド9aRが嵌入すると円筒形ガイ
ド9aRは単に支持され、後述の軸継手の調心作用でU
溝15dから離れるようになっている。
【0100】ガイド部15a,15cの幅は、プロセス
カートリッジBの着脱方向から見て円筒形ガイド9a
R,9aLが遊嵌する幅を有する。円筒形ガイド9a
R,9aLの直径よりも夫々せまい幅をもつ回り止めガ
イド9bR,9bLは当然ゆるく嵌まり込む。しかし、
円筒形ガイド9aR,9aL、回り止めガイド9bR,
9bLはガイド部15a,15cにより回動を制約さ
れ、プロセスカートリッジBは一定範囲の姿勢を保って
装着される。そしてプロセスカートリッジBが画像形成
装置本体13へ装着された状態においては、プロセスカ
ートリッジBの円筒形ガイド9aR,9aLが夫々ガイ
ド部材9R,9Lの位置決め溝15b,15dに嵌合す
る。また、プロセスカートリッジBのクリーニングフレ
ーム12c先端左右の規制当接部9jが装置本体13の
固設部材26に当接する。
【0101】上述したプロセスカートリッジBは円筒形
ガイド9aR,9aLの中心を結ぶ中心線のクリーニン
グユニットC側と現像ユニットD側ではこの中心線を水
平に保つと現像ユニットD側がクリーニングユニットC
側よりも大きな一時モーメントを生ずるような重量配分
になっている。
【0102】プロセスカートリッジBを画像形成装置本
体13に装着する際には、トナーフレーム12aの凹部
47側及び下側の夫々のリブ47aを片手でつかむ。そ
して、円筒形ガイド9aR,9aLを夫々画像形成装置
本体13のカートリッジ装着部のガイド部15a,15
cへ挿入する。続いて挿入方向から見てプロセスカート
リッジBを前下りにして回り止めガイド9bR,9bL
を画像形成装置本体13のガイド部15a,15cへ挿
入する。そうすると、プロセスカートリッジBの円筒形
ガイド9aR,9aL、回り止めガイド9bR,9bL
は画像形成装置本体13のガイド部15a,15cに沿
って奥側へ進す。その後、プロセスカートリッジBの円
筒形ガイド9aR,9aLが画像形成装置本体13の位
置決め溝15b,15dに達すると、この円筒形ガイド
9aR,9aLは位置決め溝15b,15dの位置へプ
ロセスカートリッジBの重力で着座する。そして円筒形
ガイド9aR,9aLの中心を結ぶ中心線は、感光体ド
ラム7の中心線であるから、感光体ドラム7は画像形成
装置本体13に対して概略に位置が定まる。尚、最終的
には軸継手が結合した状態で感光体ドラム7は装置本体
13に対する位置が決まる。
【0103】この状態では、画像形成装置本体13の固
設部材26とプロセスカートリッジBの規制当接部9j
はわずかに隙間がある。ここでプロセスカートリッジB
を持っている手を離すと、プロセスカートリッジBはそ
の円筒形ガイド9aR,9aLを中心にして現像ユニッ
トD側が下り、クリーニングユニットC側が上昇する。
その結果、プロセスカートリッジBの規制当接部9jは
画像形成装置本体13の固設部材26に当接し、プロセ
スカートリッジBは画像形成装置本体13に対して装着
される。その後、開閉カバー14を図7において軸14
aを中心に時計回りに回動して閉める。
【0104】プロセスカートリッジBを装置本体13か
ら取り外すのは、上記と逆で、装置本体13の開閉カバ
ー14を開いてプロセスカートリッジBの把手部をなす
前述の上下のリブ47aに手を掛け持ち上げるようにす
る。そうすると、プロセスカートリッジBの円筒形ガイ
ド9aR,9aLが装置本体13の位置決め溝15b,
15dを中心に回動し、プロセスカートリッジBの規制
当接部9jが装置本体13の固定部材26から離れる。
プロセスカートリッジBを更に引くと上記円筒形ガイド
9aR,9aLが上記位置決め溝15b,15dから脱
出して装置本体13に固定したガイド部材15R,15
Lのガイド部15a,15cへ移動する。そのまま、プ
ロセスカートリッジBを引き上げるとプロセスカートリ
ッジBの円筒形ガイド9aR,9aL、回り止めガイド
9bR,9bLは装置本体13のガイド部15a,15
c中を移動して上昇する。これによって、プロセスカー
トリッジBの姿勢を規制されて、プロセスカートリッジ
Bは装置本体13の他の部分に当たることなく装置本体
13外へ取り出される。
【0105】なお、図18に示すとおり、平歯ギア25
bは感光体ドラム7の軸方向ではす歯ギア16aと反対
側の端部に設けられている。この平歯ギア25bは、プ
ロセスカートリッジBが装置本体13に装着された際
に、装置本体13に設けられた転写ローラ4と同軸のギ
ア(図示せず)と噛合して、転写ローラ4を回転させる
駆動力をプロセスカートリッジBから伝達する。
【0106】(軸継手及び駆動構成)次に画像形成装置
本体13からプロセスカートリッジBへの駆動伝達機構
である軸継手装置の構成について説明する。
【0107】さて、図17に示すように、プロセスカー
トリッジBに取り付けられた感光体ドラム7の長手方向
一方端部にはカートリッジ側軸継手部材が設けてある。
この軸継手部材は、感光体ドラム7の一方端部に固着し
たドラムフランジ16にカップリング凸軸17(円柱形
状)を設けたものである。前記カップリング凸軸17の
先端面には、凸部17aが形成してある。また、このカ
ップリング凸軸17は軸受24に嵌合して、ドラム回転
軸として機能する。そして、本実施の形態では、ギアフ
ランジ16とカップリング凸軸17及び凸部17aは一
体に設けてある。そして、ギアフランジ16にはプロセ
スカートリッジB内部の現像ローラ10dに駆動力を伝
達するため、はす歯ギア16aが一体に設けてある。し
たがって、前記ドラムフランジ16は、ドラム筒7dへ
の嵌合部16b、はす歯ギア16a、カップリング凸軸
17及び凸部17aを有する一体成型品であって、駆動
力を伝達する機能を有する駆動力伝達部品である。
【0108】前記凸部17aは、正三角柱をねじった形
状の突起である。また、前記凸部17aと嵌合する凹部
18aは、断面が略正三角形であり、軸方向に次第にね
じれた穴である。そして、この凹部18aは装置本体1
3に設けられた大ギア34と一体的に回転する。そこ
で、本実施の形態の構成においては、プロセスカートリ
ッジBが装置本体13に装着されて、凸部17aと装置
本体13に設けられた凹部18aとが嵌合して凹部18
aの回転力が凸部17aに伝達される際に、凸部17a
の稜線と凹部18aの各内面とが等しく当接するため互
いに軸心が合致する。更に凹部18aが軸方向で次第に
ねじれていることによって、凹部18aが凸部17aを
引き寄せる方向に力が作用し、凸部17aの端面が凹部
18aの底面と当接する。そこで、前記凸部17aと一
体の感光体ドラム7は画像形成装置本体13内で軸方向
の位置及びラジアル方向の位置が安定して決まる。
【0109】また、この感光体ドラム7の他端側には、
ドラムフランジ25が固定されている。そして、このド
ラムフランジ25には、平歯ギア25bが一体的に成型
されている(図17参照)。このドラムフランジ25は
クリーニングフレーム12cに固定したフランジ29と
一体のドラム軸7aに回転自在に嵌合している。
【0110】尚、プロセスカートリッジBを装置本体1
3に装着すると、前記ドラム軸7aと同心の円筒形ガイ
ド9aLが装置本体13のU溝15b(図15参照)に
嵌合して位置決めされる。また、ドラムフランジ25と
一体的に成型した平歯ギア25bが転写ローラ4に駆動
力を伝達するギア(図示せず)と噛合する。
【0111】また、プロセスカートリッジBのカップリ
ング凸軸17の凸部17aの回りには、凸軸17と同芯
円の中空円筒形のボス24aがクリーニングフレーム1
2cに設けられている(図10、図17参照)。このボ
ス24aによって、プロセスカートリッジBを着脱する
際等にカップリング凸部17aは保護され、外力による
傷や変形等から守られる。そこで、この凸部17aが損
傷することによるカップリング駆動時のガタつきや振動
を防止することができる。
【0112】また、前記ドラムフランジ16、25の材
質としては、ポリアセタール(polyaceta
l)、ポリカーボネイト(polycarbonat
e)、ポリアミド(polyamide)、及び、ポリ
ブチレンテレフタレート(polybutylenet
erephthalate)等の樹脂材料を用いてい
る。但し、他の材質を適宜選択して用いても構わない。
【0113】また、本実施の形態では、クリーニングフ
レーム12cに設けられたドラム軸7aにドラムフラン
ジ25が嵌合している(図17参照)。また、前記クリ
ーニングフレーム12cに取り付けられた軸受24の内
面に前記カップリング凸軸17が嵌合している。この状
態で、前記感光体ドラム7はプロセスカートリッジBの
クリーニングフレーム12cに取り付けられている。そ
こで、感光体ドラム7はカップリング凸軸17、ドラム
軸7aを中心として回転する。
【0114】前記装置本体13側の大ギア34は、はす
歯ギアによって構成されている。このはす歯ギアは図1
7に示すモータ30の軸30aに固定されたはす歯小ギ
ア20から駆動力が伝達されたときに、カップリング凹
軸18を凸軸17方向へ移動させる推力を発生させるよ
うな傾斜方向と角度を有する歯を有している。これによ
り画像形成に際してモータ30を駆動すると、前記推力
によってカップリング凹軸18が凸軸17方向へ移動し
て凹部18aと凸部17aとの係合が助成される。
【0115】開閉カバー14の閉鎖動作に連動して凹部
18aと凸部17aを嵌合させる構成が用いられている
(説明は省略)。
【0116】
【発明の効果】本発明によれば、円筒曲げ切り部は元の
肉厚よりも薄くなっているため比較的少ない力で切り曲
げを行うことができ、また、切り曲げ後に円筒に生じる
変形を小さくすることができる。
【0117】また、本発明によれば円筒部材は、円筒と
係合部材との間で強い結合力を有し、特に、両者が回転
方向に相互にずれるのを確実に防止することができる。
【0118】また、本発明によれば、高画質の画像形成
を行なうことを可能ならしめる電子写真感光体ドラム及
び現像ローラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る感光体ドラムの縦断面図であ
る。
【図2】切り曲げる工程の円筒端部の縦断面図である。
【図3】切り曲げる工程の円筒端部の平面図である。
【図4】段付加工+切り曲げ結合の工程を示した縦断面
図である。
【図5】本発明の円筒の寸法関係を示した縦断面図であ
る。
【図6】(a)(b)は、夫々他の実施の形態を示した
縦断面図である。
【図7】本実施例に係る感光体ドラムを用いた一般的な
転写式電子写真装置の概略構成を示す縦断面図である。
【図8】図7に示した装置の外観斜視図である。
【図9】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図10】図9に示したプロセスカートリッジの右側上
方から見た外観斜視図である。
【図11】図9に示したプロセスカートリッジの右側面
図である。
【図12】図9に示したプロセスカートリッジの左側面
図である。
【図13】図9に示したプロセスカートリッジの左側上
方から見た外観斜視図である。
【図14】図9に示したプロセスカートリッジを左下側
を示すための外観斜視図である。
【図15】装置本体のプロセスカートリッジの装着部の
外観斜視図である。
【図16】装置本体のプロセスカートリッジの装着部の
外観斜視図である。
【図17】感光体ドラム及びその駆動装置の縦断面図で
ある。
【図18】クリーニングユニットの斜視図である。
【図19】現像ユニットの斜視図である。
【図20】本実施例に係る現像ローラの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
A 画像形成装置(レーザービームプリンタ) B プロセスカートリッジ X1,X2 回転中心 1 光学系 1a レーザーダイオード 1b ポリゴンミラー 1c レンズ 1d 反射ミラー 1e 露光開口部 2 記録媒体 3 搬送手段 3a 給紙カセット 3b ピックアップローラ 3c 搬送ローラ対 3d 搬送ローラ対 3e レジストローラ対 3f 搬送ガイド 3g,3h,3i 排出ローラ対 3j 反転経路 3k フラッパ 3m 排出ローラ 4 転写ローラ 5 定着手段 5a ヒータ 5b 定着ローラ 5c 駆動ローラ 6 排出トレイ 7 感光体ドラム 7a ドラム軸 7a2 拡径部 7b 感光層 7c 中間部 7d ドラム筒 7e 端面 7f 切り曲げ部 7g 段付部 7h 角溝 7i V溝 8 帯電ローラ 9aR1 取付フランジ 9aR2 小ねじ 9aR,9aL 円筒形ガイド 9bR,9bL 回り止めガイド 9c 位置決めピン 9d 小ねじ 9i 上面 9j 規制当接部 9k1 穴 9L 左側ガイド部材 9p 右側端 9q 左側端 9R 右側ガイド部材 9v 現像ローラ軸受箱 10 現像手段 10A トナー容器 10b トナー送り部材 10c 固定磁石 10d 現像ローラ 10e 現像ブレード 10f トナー撹拌部材 10h アンテナ棒 10i スペーサコロ 10j 角部 10k フランジ 10l 円筒 10m 切り曲げ部 11 クリーニング手段 11a クリーニングブレード 11c 廃トナー溜 12a トナーフレーム 12a2 下方枠体 12a3 ボス 12b 現像フレーム 12b1 ダボ 12c クリーニングフレーム 12c5 取付穴 12n 転写開口部 13 装置本体 13a つき当て部 14 開閉カバー 14a 軸 15,15L,15R ガイド部材 15a,15c ガイド部 15b,15d U溝 16 ギアフランジ 16a はす歯ギア 16b 嵌合部 16c 凹部 16d かしめ 16e 側面 16f かしめ受け面 16g 端部 17 カップリング凸軸 17a 凸部 17a1 端面 18 カップリング凹軸 18a 凹部 18a1 底面 19 アーム部 19a 回動穴 20 小ギア 21 凹部 22 結合部材 22a 圧縮コイルばね 23 突き当て工具 24 軸受 24a ボス 24b 端部 25 ドラムフランジ 25a ドラム軸 25b 平歯ギア 26 固設部材 29 フランジ 30 モータ 30a 軸 34 大ギア

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置に用いられる円筒
    部材において、 長手方向の端部に薄肉の薄肉部を有する円筒と、 前記円筒の長手方向の端部の内面に嵌合して取り付けら
    れ、前記円筒の薄肉部に対応した凹部を有する係合部材
    と、 を設け、前記円筒の有する薄肉部を前記係合部材の有す
    る凹部に向かって曲げることにより、前記係合部材は、
    前記円筒に取り付けられていることを特徴とする円筒部
    材。
  2. 【請求項2】 前記係合部材の周縁部に前記凹部を間隔
    をあけて複数箇所設け、前記薄肉部を前記凹部に向かっ
    て切り曲げることにより、前記係合部材は、前記円筒に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    円筒部材。
  3. 【請求項3】 前記円筒部材は、前記円筒の外周面に感
    光層を有する電子写真感光体ドラムであることを特徴と
    する請求項2に記載の円筒部材。
  4. 【請求項4】 前記薄肉部の肉厚は、0.5mm〜1.0
    mmであることを特徴とする請求項3に記載の円筒部材。
  5. 【請求項5】 前記薄肉部の肉厚は、好ましくは、0.
    6mm〜0.8mmであることを特徴とする請求項4に記載
    の円筒部材。
  6. 【請求項6】 前記係合部材は、前記電子写真感光体ド
    ラムを回転可能に支持するための軸を有し、前記軸の先
    端には、装置本体から前記電子写真感光体ドラムを回転
    させるための駆動力を受けるための突起が設けられ、ま
    た、前記係合部材は、プラスチック製の一体成型物であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の円筒部材。
  7. 【請求項7】 前記円筒部材は、前記円筒の外周面に付
    着させられたトナーを搬送する現像ローラであることを
    特徴とする請求項2に記載の円筒部材。
  8. 【請求項8】 前記薄肉部の肉厚は、0.4mm〜0.8
    mmであることを特徴とする請求項7に記載の円筒部材。
  9. 【請求項9】 前記薄肉部は、前記円筒の長手方向の端
    部に段差を設けて形成されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項8に記載の円筒部材。
  10. 【請求項10】 前記薄肉部は、前記円筒の周縁部の全
    周にわたって設けられていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項9に記載の円筒部材。
  11. 【請求項11】 前記円筒の有する薄肉部は、端部に外
    側から溝を設けるこにより形成されていることを特徴と
    する請求項1乃至請求項8に記載の円筒部材。
  12. 【請求項12】 前記薄肉部は、前記溝の底部部分を根
    本として切り曲げられて前記係合部材の凹部に嵌合して
    いることを特徴とする請求項11に記載の円筒部材。
  13. 【請求項13】 前記円筒は、塑性を有する金属材料か
    らできていることを特徴とする請求項1乃至請求項12
    に記載の円筒部材。
  14. 【請求項14】 前記係合部材は、合成樹脂材料からで
    きていることを特徴とする請求項1乃至請求項5、又は
    請求項6乃至請求項13に記載の円筒部材。
  15. 【請求項15】 前記円筒部材は、電子写真画像形成装
    置本体に着脱可能なプロセスカートリッジに用いられる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項14に記載の円筒
    部材。
  16. 【請求項16】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、(a)外周面に感光層
    を有し、長手方向の端部に前記感光層を有する部分より
    も薄肉の薄肉部を有する円筒と、前記円筒の長手方向の
    端部の内面に嵌合して取り付けられ、前記円筒の薄肉部
    に対応した凹部を有するドラムフランジと、を有し、前
    記円筒の有する薄肉部を前記凹部に向かって曲げること
    により、前記ドラムフランジが前記円筒に取り付けられ
    ている電子写真感光体感光体ドラムと、(b)前記電子写
    真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、を有するこ
    とを特徴とするプロセスカートリッジ。
  17. 【請求項17】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、 外周面にトナーを付着させられる円筒であって、長手方
    向の端部に、トナーを付着される部分よりも薄肉の薄肉
    部を有する円筒と、前記円筒の長手方向の端部の内面に
    嵌合して取り付けられ、前記円筒の薄肉部に対応した凹
    部を有するローラフランジと、を有し、前記円筒の有す
    る薄肉部を前記凹部に向かって曲げることにより、前記
    ローラフランジが前記円筒に取り付けられている現像ロ
    ーラを有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記プロセスカートリッジは、前記電
    子写真感光体ドラム、及び、プロセス手段としての前記
    電子写真感光体ドラムに帯電を行うための帯電手段、前
    記電子写真感光体ドラムに形成された潜像を現像するた
    めの現像手段、前記電子写真感光体ドラムに残留するト
    ナーを除去するためのクリーニング手段の少なくとも一
    つとを一体的にカートリッジ化して、前記電子写真画像
    形成装置本体に着脱可能であることを特徴とする請求項
    16又は請求項17に記載のプロセスカートリッジ。
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