JP2015203748A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015203748A
JP2015203748A JP2014082587A JP2014082587A JP2015203748A JP 2015203748 A JP2015203748 A JP 2015203748A JP 2014082587 A JP2014082587 A JP 2014082587A JP 2014082587 A JP2014082587 A JP 2014082587A JP 2015203748 A JP2015203748 A JP 2015203748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing roller
axial direction
photosensitive drum
press
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014082587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6159678B2 (ja
Inventor
栄 齋藤
Sakae Saito
栄 齋藤
博亮 堺
Hirosuke Sakai
博亮 堺
渡辺 征正
Masatada Watanabe
征正 渡辺
康宏 大石
Yasuhiro Oishi
康宏 大石
正之 藤島
Masashi Fujishima
正之 藤島
力 石原
Tsutomu Ishihara
力 石原
康大 田内
Yasuhiro Tauchi
康大 田内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2014082587A priority Critical patent/JP6159678B2/ja
Priority to CN201510102325.5A priority patent/CN104977827B/zh
Priority to US14/680,147 priority patent/US9285713B2/en
Publication of JP2015203748A publication Critical patent/JP2015203748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6159678B2 publication Critical patent/JP6159678B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0907Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush with bias voltage
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0818Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the structure of the donor member, e.g. surface properties
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0855Materials and manufacturing of the developing device
    • G03G2215/0858Donor member
    • G03G2215/0863Manufacturing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】軸方向の端部において、現像ローラーと感光体ドラムとの間でリークが発生しにくい画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、感光体ドラム121と、現像装置とを備える。現像装置は、現像ローラー83を備える。現像ローラー83は、スリーブ830と、フランジ部835とを備える。スリーブ830の表面には、コート層83Cが形成される。また、スリーブ830は、スリーブ中央部831と、スリーブ小径部832とを備える。スリーブ小径部832は、スリーブ830の軸方向の端縁から軸方向の内側に向かって所定の長さをもって設定され、かつ、スリーブ中央部831よりも小さな外径からなる。
【選択図】図6

Description

本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
電子写真方式を利用した、複写機、プリンター、ファクシミリ等の画像形成装置は、感光体ドラム上に形成された静電潜像にトナーを供給して該静電潜像を現像することにより、感光体ドラム上にトナー像を形成する。前記現像を行う方式の一つとして、非磁性体のトナーおよび磁性体のキャリアを含む二成分現像剤を用いたタッチダウン現像方式が知られている。この場合、磁気ローラー上に二成分現像剤層(いわゆる磁気ブラシ層)が担持され、現像ローラー上に前記二成分現像剤層からトナーが移動され、トナー層が担持される。特許文献1には、現像ローラーの表面に樹脂層が備えられた技術が開示されている。また、現像ローラーの素管が、予め樹脂材料が溶解された樹脂液中に浸漬されることによって、現像ローラーが製造される浸漬法(ディップ法、ディッピング製法)が開示されている。
特開2012−163900号公報
上記のように、現像ローラーが浸漬法によって製造される場合、現像ローラーが鉛直方向に沿うように、樹脂液から引き上げられる。この際に、現像ローラーの下端側の樹脂層の厚みが部分的に大きくなりやすい。この結果、軸方向の端部において、現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなることで、リークが発生しやすくなるという課題があった。また、感光体ドラムの表層が浸漬法によって形成される場合にも、同様に、軸方向の端部において、現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなり、リークが発生するという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、軸方向の端部において、現像ローラーと感光体ドラムとの間でリークが発生しにくい画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、円筒形状からなり、軸回りに回転され、周面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、前記感光体ドラムに現像剤を供給する現像装置と、を有し、前記現像装置は、前記感光体ドラムに対向して配置され、円筒形状からなり、軸回りに回転され、周面に現像剤を担持する現像ローラーを備え、前記感光体ドラムまたは前記現像ローラーは、前記周面の一部であって、前記回転における軸方向の端縁から前記軸方向の内側に向かって所定の長さをもって設定され、かつ、前記軸方向の中央部よりも小さな外径からなる小径部を備えることを特徴とする。
本構成によれば、感光体ドラムまたは現像ローラーが小径部を備えることによって、軸方向の端部において、現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが端部において部分的に狭くなり、リークが発生することが抑制される。
上記の構成において、前記感光体ドラムの前記軸方向の長さが前記現像ローラーの前記軸方向の長さよりも短い場合、前記感光体ドラムに前記小径部が備えられ、前記感光体ドラムの前記軸方向の長さが前記現像ローラーの前記軸方向の長さよりも長い場合、前記現像ローラーに前記小径部が備えられることが望ましい。
本構成によれば、感光体ドラムおよび現像ローラーのうち、軸方向の長さが短い回転体に小径部が備えられる。このため、軸方向の端部において、現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなり、リークが発生することが更に抑制される。
上記の構成において、前記感光体ドラムおよび前記現像ローラーのうち少なくとも前記小径部が備えられる回転体は、円筒形状の基材と前記基材の前記軸方向の端部に装着されるフランジ部とを備え、前記フランジ部は、前記基材の内周部に圧入される圧入部を含み、前記小径部は、前記基材の前記軸方向の端部に備えられていることが望ましい。
本構成によれば、フランジ部の圧入部が基材の端部に装着されると、基材の端部の外径が僅かに拡大しやすい。このような場合であっても、基材の端部に小径部が備えられることによって、圧入部の圧入によって現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなることが抑制される。
上記の構成において、前記小径部の前記軸方向における長さは、前記圧入部の前記軸方向における長さよりも大きいことが望ましい。
本構成によれば、小径部が圧入部の圧入長さよりも長く設定されることで、圧入部の圧入によって現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなることが更に抑制される。
上記の構成において、前記感光体ドラムおよび前記現像ローラーのうち少なくとも前記小径部が備えられる回転体は、前記基材の前記軸方向の端部において部分的に内径が大きく設定され、前記圧入部が圧入される被圧入部を含み、前記小径部の前記軸方向における長さは、前記被圧入部の前記軸方向における長さよりも大きいことが望ましい。
本構成によれば、前記感光体ドラムおよび前記現像ローラーのうち圧入部が圧入される領域には、被圧入部が配置される。被圧入部によって圧入部の圧入が容易に実現される。一方、被圧入部は、他の領域と比較して肉厚が薄くなり、変形しやすい。このような場合であっても、被圧入部よりも長い範囲に小径部が設けられることで、圧入部の圧入によって現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなることが抑制される。
上記の構成において、前記圧入部の外径が、前記基材単体の前記軸方向の端部の内径以上に設定され、前記小径部の外径と前記基材の前記軸方向の中央部の外径との差が、前記圧入部の外径と前記基材単体の前記軸方向の端部の内径との差よりも大きく設定されていることが望ましい。
本構成によれば、圧入部の外径が、基材単体の端部の内径以上に設定されているため、圧入後のフランジ部の脱離が防止される。一方、このような場合、圧入によって基材の端部の外径が拡大しやすい。上記の構成によれば、小径部の外径の軸方向の中央部に対する縮小量が、圧入部の外径と基材単体の軸方向の端部の内径との差よりも大きく設定されているため、圧入部の圧入によって現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなることが更に抑制される。
上記の構成において、前記感光体ドラムまたは前記現像ローラーのうち少なくとも前記小径部が備えられる回転体は、前記軸方向が鉛直方向に沿うように前記回転体が浸漬される浸漬法によって形成される表面層を備え、前記小径部は、前記回転体のうち前記浸漬時に下端側に位置する領域に予め形成されていることが望ましい。
本構成によれば、浸漬法において、感光体ドラムまたは現像ローラーが浸漬層から引き上げられる際に、下端側の表面層の膜厚が大きくなりやすい。このため、感光体ドラムと現像ローラーとが対向配置された際に、現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなりやすくなる。上記の構成によれば、小径部が感光体ドラムおよび現像ローラーのうち浸漬時に下端側に位置する領域に予め形成されているため、表面層の下端側が軸方向の中央部よりも径方向外側に大きく突出することが防止される。
上記の構成において、前記感光体ドラムまたは前記現像ローラーのうち少なくとも前記小径部が備えられる回転体は、前記軸方向が鉛直方向に沿うように前記回転体が浸漬される浸漬法によって形成される表面層を備え、前記圧入部の外径が、前記基材単体の前記軸方向の端部の内径以上に設定され、前記表面層の厚さが、前記圧入部の外径と前記基材単体の前記軸方向の端部の内径との差の2分の1よりも大きく設定されていることが望ましい。
本構成によれば、圧入部の外径が、基材単体の端部の内径以上に設定されているため、圧入後のフランジ部の脱離が防止される。一方、このような場合、圧入によって基材の端部の外径が拡大しやすい。上記の構成によれば、表面層の厚さが、圧入部の外径と基材単体の軸方向の端部の内径との差の2分の1よりも大きく設定されている。このため、表面層の軸方向の端部が軸方向の中央部よりも径方向外側に大きく突出することが防止される。
上記の構成において、前記小径部は、前記感光体ドラムの前記周面において前記静電潜像が形成される画像形成領域よりも前記軸方向の外側に位置することが望ましい。
本構成によれば、小径部の周辺において、現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に変動した場合であっても、感光体ドラム上の静電潜像の現像剤による現像動作が安定して実現される。
上記の構成において、前記小径部は、前記現像ローラーに備えられ、前記現像ローラーは、内部に前記軸方向に沿って延びる固定磁石を含み、前記固定磁石の前記軸方向における長さは、前記現像ローラーの前記軸方向における長さよりも小さく設定され、前記小径部は、前記固定磁石よりも前記軸方向の外側に配置されていることが望ましい。
本構成によれば、小径部の周辺において、現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に変動した場合であっても、小径部の周辺に現像剤が付着することが抑止される。このため、感光体ドラム上の静電潜像のトナーによる現像動作が安定して実現される。
上記の構成において、前記現像ローラーは、周面に前記現像剤としてのトナーを担持し、前記現像装置は、前記現像ローラーに対して所定の間隔をおいて配置され、内部に前記軸方向に沿って延びる固定磁石を含み、回転され、周面に前記トナーおよびキャリアを担持する磁気ローラーと、前記現像ローラーおよび前記磁気ローラーに対して、直流電圧に交流電圧が重畳された現像バイアスを印加するバイアス印加部と、を備えることが望ましい。
本構成によれば、磁気ローラーから現像ローラーにトナーが供給され、更に、現像ローラーから感光体ドラムにトナーが供給される。このため、公知の一成分および二成分現像装置と比較して、トナーの移動のために、現像ローラーに高い交流電圧が印加されやすい。このような場合であっても、感光体ドラムまたは現像ローラーが小径部を備えるため、軸方向の端部において、現像ローラーと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなり、リークが発生することが抑制される。
本発明によれば、軸方向の端部において、現像ローラーと感光体ドラムとの間でリークが発生しにくい画像形成装置が提供される。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る現像装置の断面図である。 本発明の実施形態に係る感光体ドラムおよび現像ローラーの軸方向の長さの関係を示す模式図(A)、および、現像ローラーの端部の膜厚の様子を示す模式的な断面図(B)である。 本発明の実施形態に係る現像ローラーの軸方向の膜厚の分布を示すグラフ(A)、(B)である。 本発明の実施形態に係る現像ローラーの基材の断面図である。 本発明の実施形態に係る現像ローラーと比較される他の現像ローラーおよび本発明の実施形態に係る現像ローラーのそれぞれにフランジ部が装着された状態を示す断面図(A)、(B)である。 本発明の他の実施形態に係る現像ローラーの端部の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る現像ローラーの端部の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る現像ローラーの端部の分解断面図である。 本発明の変形実施形態に係る感光体ドラムおよび現像ローラーの軸方向の長さの関係を示す模式図(A)、および、感光体ドラムの軸方向の端部の拡大断面図(B)である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。なお、本発明は、電子写真方式を採用した画像形成装置、例えばコピー機、プリンター、ファクシミリ、これらの機能を備える複合機等に適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の構造を示す正面断面図である。画像形成装置1は、装置本体11に、画像形成部12、定着装置13、給紙部14、用紙排出部15、および原稿読取部16等を備えて構成されている。
装置本体11は、下部本体111と、この下部本体111の上方に対向配置された上部本体112と、この上部本体112と下部本体111との間に介設された連結部113とを備えている。連結部113は、下部本体111と上部本体112との間に用紙排出部15を形成させた状態で両者を互いに連結するための構造物であり、下部本体111の左部および後部から立設され、平面視でL字状を呈している。上部本体112は、連結部113の上端部に支持されている。
下部本体111には、画像形成部12、定着装置13および給紙部14が内装されているとともに、上部本体112には原稿読取部16とが装着されている。
画像形成部12は、給紙部14から給紙された用紙Pにトナー像を形成する画像形成動作を実行する。画像形成部12は、上流側から下流側へ向けて水平に順次配設された、イエロー色のトナーを用いるイエロー用ユニット12Y、マゼンタ色のトナーを用いるマゼンタ用ユニット12M、シアン色のトナーを用いるシアン用ユニット12Cおよびブラック色のトナーを用いるブラック用ユニット12Bkと、駆動ローラー125A等の複数のローラー間に画像形成における副走査方向へ無端走行可能に張架された中間転写ベルト125と、中間転写ベルト125の外周面に当接する二次転写ローラー196と、ベルトクリーニング装置198と、を備えている。
画像形成部12の各色のユニットは、感光体ドラム121と、感光体ドラム121へトナー(現像剤)を供給する現像装置122と、トナーを収容するトナーカートリッジ(不図示)と、帯電装置123と、ドラムクリーニング装置127と、をそれぞれ一体的に備えている。また、隣接する現像装置122の下方には、それぞれの感光体ドラム121を露光するための露光装置124が水平に配置されている。
感光体ドラム121は、円筒形状からなり、軸回りに回転される。感光体ドラム121は、その周面に静電潜像が形成されるとともに、前記静電潜像がトナーによって顕在化されるトナー像を担持する。本実施形態では、感光体ドラム121は、公知の有機(OPC)感光体であり、後記の現像ローラー83と同様の浸漬法によって表面に電荷発生層、電荷輸送層などが形成されている。
現像装置122は、矢印の方向へ回転する感光体ドラム121の周面の静電潜像にトナーを供給して当該トナーを積層させ、感光体ドラム121の周面に前記画像データに応じたトナー像を形成する。各現像装置122には、前記トナーカートリッジからトナーが適宜補給される。
帯電装置123は、各感光体ドラム121の直下位置にそれぞれ設けられている。帯電装置123は、各感光体ドラム121の周面を一様に帯電させる。
露光装置124は、各帯電装置123の下方位置に設けられている。露光装置124は、コンピューター等から入力された画像データや原稿読取部16が取得した画像データに基づく各色に対応したレーザー光を、帯電後の感光体ドラム121の周面に照射し、各感光体ドラム121の周面に静電潜像を形成する。なお、露光装置124は、感光体ドラム121上に、所定の潜像電位を形成するため、予め設定された露光光量に応じて、前記レーザー光を照射する。ドラムクリーニング装置127は、各感光体ドラム121の左方位置に設けられ、感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去してクリーニングする。
中間転写ベルト125は、無端のベルトであって、基層、弾性層、及びコート層から成る積層構造を有する導電性の軟質ベルトである。中間転写ベルト125は、画像形成部12の上方において、略水平方向に配置された複数の張架ローラーに掛け回されている。張架ローラーは、定着装置13の近傍に配置され中間転写ベルト125を回転駆動する駆動ローラー125Aと、駆動ローラー125Aに対して水平方向に所定間隔を置いて配設され従動回転する従動ローラー125Eと、を含む。中間転写ベルト125は、駆動ローラー125Aに回転駆動力が与えられることにより、図1において時計方向に周回駆動される。
二次転写ローラー196には、二次転写バイアス印加部(不図示)が電気的に接続されている。二次転写ローラー196と駆動ローラー125Aとの間に印加される転写バイアスによって、中間転写ベルト125上に形成されたトナー画像は、下方の搬送ローラー対192から搬送された用紙Pに転写される。ベルトクリーニング装置198は、従動ローラー125Eの外側に中間転写ベルト125を介して対向配置される。
定着装置13は、内部に加熱源であるハロゲンランプなどの通電発熱体を備えた加熱ローラー132と、加熱ローラー132に対向配置された加圧ローラー134と、を備えている。定着装置13は、画像形成部12で転写された用紙P上のトナー像に対し、用紙Pが加熱ローラー132と加圧ローラー134との間の定着ニップ部を通過する間に加熱ローラー132から熱を与えて定着処理を施す。定着処理の完了したカラー印刷済みの用紙Pは、定着装置13の上部から延設された排紙搬送路194を通って装置本体11の頂部に設けられた排紙トレイ151へ向けて排出される。
給紙部14は、装置本体11の図1における右側壁に開閉自在に設けられた手差しトレイ141と、装置本体11内における露光装置124より下方位置に挿脱可能に装着された給紙カセット142とを備えている。給紙カセット142は、複数枚の用紙Pが積層されてなる用紙束P1を収容する。給紙カセット142の上方には、ピックアップローラー143が設けられ、ピックアップローラー143は、給紙カセット142に収容された用紙束P1の最上位の用紙Pを用紙搬送路190へ向けて繰り出す。手差しトレイ141は、下部本体111の右面の下方位置に設けられた、用紙Pを1枚ずつ手差し操作で画像形成部12へ向けて給紙するためのトレイである。
画像形成部12の左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路190が形成されている。用紙搬送路190には、適所に搬送ローラー対192が設けられ、搬送ローラー対192は、給紙部14から繰り出された用紙Pを、二次転写ローラー196を有する二次転写ニップ部へ向けて搬送する。
用紙排出部15は、下部本体111と上部本体112との間に形成されている。用紙排出部15は、下部本体111の上面に形成された排紙トレイ151を備える。排紙トレイ151は、画像形成部12でトナー像が形成された用紙Pが、定着装置13で定着処理が施された後に排出されるトレイである。
原稿読取部16は、上部本体112の上面開口に装着された、原稿を載置するためのコンタクトガラス161と、このコンタクトガラス161に載置された原稿を押さえる開閉自在の原稿押さえカバー162と、コンタクトガラス161に載置された原稿の画像を走査して読み取る走査機構163とを備えている。走査機構163は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを用いて原稿の画像を光学的に読み取り、画像データを生成する。また、装置本体11は、この画像データから作像画像を生成する画像処理部(不図示)を有する。
<現像装置の構成>
続いて、現像装置122について詳細に説明する。図2は、現像装置122の内部構造を概略的に示す上下および左右方向の断面図である。本実施形態における現像装置122には、後記の現像ローラー83および磁気ローラー82を備えるタッチダウン現像方式が採用されている。現像装置122は、該現像装置122の内部空間を画定する現像ハウジング80を含む。この現像ハウジング80には、所定の極性に帯電する非磁性体のトナーおよび磁性体のキャリアを含む現像剤を貯留する現像剤貯留部81が備えられている。また、現像ハウジング80の内部には、現像剤貯留部81の上方に配置された磁気ローラー82と、磁気ローラー82の斜め上方位置で磁気ローラー82に対向配置された現像ローラー83と、磁気ローラー82に対向配置された現像剤規制ブレード84とが配設されている。また、現像装置122は、駆動部962と、現像バイアス印加部88(バイアス印加部)とを備える(図2)。
現像剤貯留部81は、現像装置122の長手方向に延びる2つの隣り合う現像剤貯留室81a、81bを含む。現像剤貯留室81a、81bは、現像ハウジング80に一体に形成され長手方向に延びる仕切り板801によって互いに仕切られているが、長手方向(軸方向)における両端部において不図示の連通路によって互いに連通されている。各現像剤貯留室81a、81bには、軸回りに回転することにより現像剤を攪拌及び搬送するスクリューフィーダー85、86が収容されている。スクリューフィーダー85、86は、図略の駆動機構により回転駆動されるが、その回転方向が互いに逆方向に設定されている。これにより現像剤は、現像剤貯留室81aおよび現像剤貯留室81b間を攪拌されつつ循環搬送される。この攪拌により、トナーとキャリアとが混合され、トナーが例えばプラスに帯電される。
磁気ローラー82は、現像装置122の長手方向に沿って配設されており、図2では時計方向に回転駆動される。磁気ローラー82の内部には、固定式の所謂磁石ロール(固定磁石、図示せず)が配置されている。磁石ロールは複数の磁極を有しており、本実施形態では汲上極821、規制極822及び主極823を有する。汲上極821は現像剤貯留部81に対向し、規制極822は現像剤規制ブレード84に対向し、主極823は現像ローラー83に対向している。
磁気ローラー82は、汲上極821の磁力によって現像剤貯留部81から現像剤をその周面82A上に磁気的に汲み上げる(受け取る)。磁気ローラー82は、周面82A上に、汲み上げられた現像剤を磁気的に現像剤層(磁気ブラシ層)として担持する。磁気ローラー82の回転に伴って、前記現像剤は現像剤規制ブレード84に向けて搬送される。
現像剤規制ブレード84は、磁気ローラー82の回転方向から見て現像ローラー83よりも上流側に配置され、磁気ローラー82の周面82Aに磁気的に付着した現像剤層の層厚を規制する。また、現像剤規制ブレード84は、磁気ローラー82の周面82Aとの間で所定の寸法の規制ギャップGを形成する。これにより、周面82A上には所定厚さの均一な現像剤層が形成される。
現像ローラー83は、現像装置122の長手方向に沿って、且つ、磁気ローラー82に対して平行に延びるように配設されており、図2では時計方向に回転駆動される。現像ローラー83は、感光体ドラム121に対向して配置されている。現像ローラー83は、円筒形状からなり、軸回りに回転される。現像ローラー83は、磁気ローラー82の周面82A上に保持された現像剤層に接触した状態で回転しつつ、前記現像剤層からトナーを受け取ってトナー層を担持する周面83Aを有する。現像動作が行なわれる現像時には、現像ローラー83は、前記トナー層のトナーを感光体ドラム121の周面に供給する。本実施形態では、現像ローラー83は、アルマイトの表面に樹脂コート(ナイロンコート)が施されたローラーである。
現像ローラー83および磁気ローラー82は、駆動部962によって回転駆動される。現像ローラー83の周面83Aと磁気ローラー82の周面82Aとの間には、所定の寸法の隙間Sが形成されている。隙間Sは例えば0.3mmに設定されている。現像ローラー83は、現像ハウジング80に形成された開口を通して感光体ドラム121に臨むように配置され、周面83Aと感光体ドラム121の周面との間にも所定の寸法の隙間が形成されている。本実施形態では、前記隙間は0.12mmに設定されている。また、現像バイアス印加部88は、磁気ローラー82および現像ローラー83に、直流電圧に交流電圧が重畳された現像バイアスを印加する。
なお、現像動作時において現像バイアス印加部88によって、磁気ローラー82及び現像ローラー83に印加される現像バイアスの一例は次の通りである。
磁気ローラー82の直流電圧Vmag_dc;300V
現像ローラー83の直流電圧Vslv_dc;50V
現像ローラー83と磁気ローラー82との間の交流電圧(Vpp)Vmag_ac;1800V(4.7kHz)
現像ローラー83の交流電圧(Vpp)Vslv_ac;1300V(4.7kHz)
現像ローラー83の交流電圧のDuty比;45%
現像ローラー83と磁気ローラー82との間の交流電圧のDuty比;70%
感光体ドラム121の画像部電位VL:+20V
感光体ドラム121の背景部電位Vo:+230V
このように、感光体ドラム121と現像ローラー83との間、また、現像ローラー83と磁気ローラー82との間には、高い交流電圧が印加される。特に、磁気ローラー82から現像ローラー83にトナーが供給され、更に、現像ローラー83から感光体ドラム121にトナーが供給されるため、公知の一成分および二成分現像装置と比較して、トナーの移動のために、現像ローラー83には高い交流電圧が印加される。
次に、図3乃至図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る感光体ドラム121および現像ローラー83について更に詳述する。図3は、本実施形態に係る感光体ドラム121および現像ローラー83の軸方向の長さの関係を示す模式図(A)、および、現像ローラー83の端部のコート層83Cの膜厚の様子を示す模式的な断面図(B)である。図4は、現像ローラー83のコート層83Cの軸方向の膜厚の分布を示すグラフ(A)、(B)である。図5は、現像ローラー83のスリーブ830の断面図のである。図6は、本実施形態に係る現像ローラー83と比較される他の現像ローラーおよび本実施形態に係る現像ローラー83のそれぞれにフランジ部が装着された状態を示す断面図(A)、(B)である。
図3(A)を参照して、本実施形態では、感光体ドラム121の軸方向の長さが、現像ローラー83の軸方向の長さよりも大きく設定されている。このため、現像ローラー83の軸方向の両端部は、感光体ドラム121の軸方向の両端部よりも内側の領域Lにおいて感光体ドラム121に対向する。図3(B)および図6(B)を参照して、現像ローラー83は、円筒形状のスリーブ830(基材)と、スリーブ830の軸方向の両端部に装着される一対のフランジ部835とを備える。スリーブ830は、アルミニウムからなる。また、スリーブ830は、樹脂製のコート層83C(表面層)を備える。コート層83Cは、後記の浸漬法によって形成される。また、フランジ部835は、フランジ端部835Aと、圧入部835Bとを備える。フランジ端部835Aは、スリーブ830の両端側に露出する。圧入部835Bは、スリーブ830の内周部に圧入される。更に、スリーブ830は、スリーブ中央部831(中央部)と、スリーブ小径部832(小径部)とを備える(図5)。スリーブ中央部831は、スリーブ830のうち軸方向の中央部に位置する領域である。一方、スリーブ小径部832は、スリーブ830のうち、軸方向の端縁から軸方向の内側に向かって所定の長さをもって設定され、かつ、スリーブ中央部831よりも小さな外径からなる領域である。すなわち、図5において、スリーブ中央部831の外径LAは、スリーブ小径部832の外径LBよりも大きく設定される。スリーブ小径部832は、感光体ドラム121上の画像形成領域よりも軸方向の外側に配置されている。
スリーブ830のコート層83Cは、以下のような工程を経て製作される。まず、スリーブ830の外周面にアルマイト処理が施され、厚さ10μmのアルマイト層(酸化層)が形成される。なお、アルミニウムからなるスリーブ830の上に酸化層が形成されることで、コート層83Cの基材に対する付着力が増大される。この結果、コート層83Cの剥離が抑制される。その後、スリーブ830の表面、すなわち、アルマイト層の表面が120℃で10分以上熱処理される。この熱処理は、コート層83Cの乾燥工程においてクラックが生じることを抑止するため、予めスリーブ830にクラックを意図的に生じさせるために行われる。前記熱処理の時間は予め定められており、例えば、前記乾燥工程に要する時間以上に定められている。前記熱処理は、常に一定の温度で一定の時間だけ行われる。これにより、前記熱処理が行われる全てのスリーブ830に対して概ね定量のクラックが生じる。前記熱処理の後にコート層83Cを形成する処理が行われる。具体的には、結着樹脂としてのナイロン樹脂、導電剤としての酸化チタン、および分散媒体としてのメタノール800(重量部)が、直径1.0mmのジルコニアビーズとともにボールミルで約48時間混合され混合液が準備される。その混合液にアルマイト処理されたスリーブ830を所定時間浸漬させた後に引き上げ、130℃の高温環境の下で10分間乾燥させる。なお、スリーブ830は、円筒形状の軸方向が鉛直方向に沿うように、混合液の中に浸漬される。この結果、厚み2μm〜11μmのコート層83Cがコーティングされたスリーブ830が製作される。このように、コート層83Cがコーティングされる前に、予め熱処理によってアルマイト層にクラックが生成される。このため、コート層83Cに含有されている導電剤が、コート層83Cの乾燥時にコート層83Cの内部に発生する対流の影響で偏在することが防止される。この結果、導電材が均一に分散したコート層83Cを形成することが可能になる。
一方、上記のような浸漬法によってコート層83Cが形成される場合、スリーブ830の表面に付着した混合液は、引き上げ時の重力の影響によって下方に垂れ下がりやすい。このため、浸漬時に下端側に位置するスリーブ830の表面には、軸方向の中央部と比較して部分的に厚いコート層83Cが形成される。特に、スリーブ830の下端部には、コート層83Cの厚さが増した溜り部83C1(図3(B))が形成されやすい。また、浸漬時に上端側に位置するスリーブ830の表面には、軸方向の中央部と比較して部分的に薄いコート層83Cが形成されやすい。
図4(A)は、スリーブ830に形成されたコート層83Cの下端側の膜厚の分布を示している。一方、図4(B)は、スリーブ830に形成されたコート層83Cの上端側の膜厚の分布を示している。いずれも、横軸は、スリーブ830の端部からの距離を示し、縦軸は、軸方向におけるそれぞれの位置に応じた膜厚を、コート層83Cの平均膜厚に対する差分として示している。図4(A)、(B)に示すように、コート層83Cのうち上端部の薄い部分の長さは、下端部の厚い部分の長さよりも長い。また、コート層83Cの上端部の最大膜厚減少分(3μm)は、下端部の最大膜厚増大分(3.5μm)に近似した値となっている。
更に、本実施形態では前述のように、スリーブ830にフランジ部835が装着される。図6(A)は、本実施形態と同様のスリーブ830において、スリーブ小径部832(図6(B))がない場合の模式的な断面図である。フランジ部835の圧入部835Bがスリーブ830の端部に圧入されると、図6(A)に示すように、スリーブ830の端部の外径が僅かに拡大する。この結果、コート層83Cの端部が径方向外側に広がるため、感光体ドラム121と現像ローラー83との間のギャップが部分的に狭くなり、現像バイアスの交流電圧が印加された場合にリークが発生しやすくなる。また、上記のように、コート層83Cの下端部に溜り部83C1が形成されている場合、感光体ドラム121と現像ローラー83との間のギャップが更に狭くなる。
このような課題を解決するために、本実施形態に係る現像ローラー83は、前述のスリーブ小径部832を備える。図6(B)を参照して、浸漬法によってスリーブ830の上にコート層83Cが形成される前に、予めスリーブ830の下端部が切削加工されることで、スリーブ小径部832が形成される。その上で、前述のように、コート層83Cが形成されると、スリーブ中央部831とスリーブ小径部832との間の段差形状に沿うように、コート層83Cが形成される。なお、この場合もコート層83Cの下端部には、僅かに溜り部83C1が形成される。そして、図6(B)に示すように、フランジ部835の圧入部835Bがスリーブ830の端部に圧入されると、スリーブ小径部832が径方向外側に広がるように変形する。しかしながら、スリーブ小径部832はスリーブ中央部831よりも小径とされているため、溜り部83C1の表面は、スリーブ中央部831上のコート層83Cの表面と軸方向に沿って略面一とされる。このため、軸方向の端部において、現像ローラー83と感光体ドラム121との間のギャップが部分的に狭くなり、リークが発生することが防止される。特に、感光体ドラム121および現像ローラー83のうち、軸方向の長さが短い現像ローラー83にスリーブ小径部832が備えられる。このため、軸方向の端部においてリークが発生することが更に防止される。なお、溜り部83C1における局所的なリークを防止するために、圧入後の溜り部83C1の外径が、スリーブ中央部831上のコート層83Cの外径よりも小さくなるように、スリーブ小径部832の外径が設定されてもよい。
また、本実施形態では、図6(B)を参照して、スリーブ小径部832の軸方向における長さL1は、圧入部835Bの軸方向における長さL2よりも大きく設定されている。このため、圧入部835Bの圧入によって現像ローラー83と感光体ドラム121との間のギャップが部分的に狭くなることが更に防止される。
また、本実施形態では、現像装置122が磁気ローラー82および現像ローラー83を備えるタッチダウン現像装置である。このように、現像ローラー83に大きな交流電圧が印加される構成においても、リークの発生がスリーブ小径部832によって安定して防止される。
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施形態に係る現像ローラー83Pについて説明する。図7は、現像ローラー83Pの端部の断面図である。本実施形態においても、現像ローラー83Pの軸方向の長さは、不図示の感光体ドラムの軸方向の長さよりも短い。そして、現像ローラー83Pのスリーブ830P(基材)の端部にスリーブ小径部832P(小径部)が形成されている。先の第1の実施形態の現像ローラー83と異なり、現像ローラー83Pは周面に磁性トナーを担持する。このため、現像ローラー83Pの内部には、先の磁気ローラー82と同様に、軸方向に沿って延びる固定磁石MGが備えられている。固定磁石MGの軸方向における長さは、現像ローラー83Pの軸方向における長さよりも小さく設定されている。また、固定磁石MGの軸方向の長さよりも短い領域に、前記感光体ドラムの周面において静電潜像が形成される画像形成領域IAが設定されている。
図7に示すように、本実施形態では、スリーブ小径部832Pは、感光体ドラムの画像形成領域IAよりも軸方向の外側に位置する。このため、画像形成領域IAはスリーブ中央部831Pに含まれている。したがって、スリーブ小径部832Pの周辺において、現像ローラー83Pと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に変動した場合であっても、感光体ドラム上の静電潜像の現像剤による現像動作が安定したギャップをもって精度よく実現される。また、スリーブ小径部832Pは、固定磁石MGよりも軸方向の外側に配置されている。このため、スリーブ小径部832Pの周辺に磁性トナーが付着することが抑止されるため、感光体ドラム上の静電潜像のトナーによる現像動作が安定して実現される。また、スリーブ小径部832Pに磁性トナーが付着しにくいため、磁性トナーを介してリークが発生することが防止される。なお、本実施形態においても、スリーブ830Pの周面に、浸漬法によるコート層が形成されてもよい。
次に、図8を参照して、本発明の第3の実施形態に係る現像ローラー83Qについて説明する。図8は、現像ローラー83Qの端部の断面図である。本実施形態においても、現像ローラー83Qの軸方向の長さは、不図示の感光体ドラムの軸方向の長さよりも短い。そして、現像ローラー83Qのスリーブ830Q(基材)の端部にスリーブ小径部832Q(小径部)が形成されている。現像ローラー83Qは、フランジ部835Qを備え、フランジ部835Qの圧入部835BQは、スリーブ830Qの端部に圧入される。先の第1の実施形態の現像ローラー83と異なり、現像ローラー83Qのスリーブ830Qは、インロー部836(被圧入部)を備える。インロー部836は、スリーブ830Qの軸方向の端部において部分的に内径が大きく設定された領域である。インロー部836には、フランジ部835Qの圧入部835BQが圧入される。スリーブ小径部832Qの軸方向における長さL3は、インロー部836の軸方向における長さL4よりも大きく設定されている。
スリーブ830Qに予めインロー部836が備えられることによって、圧入部835BQの圧入が容易に実現される。一方、インロー部836は、他の領域と比較して肉厚が薄くなり、変形しやすい。このような場合であっても、インロー部836よりも長い範囲にスリーブ小径部832Qが設けられている。このため、圧入部835BQの圧入によってインロー部836の外側に位置するスリーブ小径部832Qが径方向に広がった場合であっても、スリーブ小径部832Qがスリーブ中央部831Qよりも感光体ドラム側に突出することが防止される。このため、現像ローラー83Qと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなることが防止され、リークの発生が防止される。
次に、図9を参照して、本発明の第4の実施形態に係る現像ローラー83Rについて説明する。図9は、現像ローラー83Rの端部の分解断面図である。本実施形態においても、現像ローラー83Rの軸方向の長さは、不図示の感光体ドラムの軸方向の長さよりも短い。そして、現像ローラー83Rのスリーブ830R(基材)の端部にスリーブ小径部832R(小径部)が形成されている。現像ローラー83Rは、フランジ端部835ARと圧入部835BRとからなるフランジ部835Rを備える。フランジ部835Rの圧入部835BRは、スリーブ830Rの端部に圧入される。また、スリーブ830Rの表面には、予め浸漬法によってコート層83CR(表面層)が形成されている。コート層83CRは、スリーブ中央部831Rとスリーブ小径部832Rとの段差形状に沿うように形成される。
本実施形態では、圧入部835BRの外径L5が、スリーブ830R単体の軸方向の端部の内径L6以上に設定されている。したがって、フランジ部835Rがスリーブ830Rに装着される際には、加圧によってスリーブ830Rの内周部を押し広げながら、圧入部835BRがスリーブ830Rに圧入される。このため、圧入後のフランジ部835Rの脱離が防止される。しかしながら、上記のように、フランジ部835Rの装着に際し、スリーブ830Rのスリーブ小径部832Rは拡大されやすい。このため、本実施形態では、スリーブ小径部832Rの半径とスリーブ830Rの軸方向の中央部の半径との差(L7)の2倍の値が、圧入部835BRの外径とスリーブ830R単体の軸方向の端部の内径との差、すなわち、図9のL5−L6よりも大きく設定されている。このため、フランジ部835Rの装着に伴うスリーブ小径部832Rの拡大量が、予め設定されたスリーブ小径部832Rのスリーブ中央部831Rに対する縮小量よりも小さくなる。したがって、圧入部835BRの圧入によって現像ローラー83Rと感光体ドラムとの間のギャップが部分的に狭くなることが更に防止される。
更に、本実施形態では、コート層83CRの厚さ(L8)の2倍の値が、圧入部835BRの外径とスリーブ830R単体の軸方向の端部の内径との差、すなわち図9のL5−L6よりも大きく設定されている。このため、圧入部835BRの圧入に伴って、コート層83CRの軸方向の端部がコート層83CRの軸方向の中央部よりも径方向外側に大きく突出することが防止される。
以上、本発明の各実施形態に係る画像形成装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を採用することができる。
(1)上記の各実施形態では、現像ローラー83の軸方向の端部にスリーブ小径部832が備えられる態様で説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図10は、本発明の変形実施形態に係る感光体ドラム121Sおよび現像ローラー83Sの軸方向の長さの関係を示す模式図(A)、および、感光体ドラム121Sの軸方向の端部の拡大断面図(B)である。本変形実施形態では、感光体ドラム121Sの軸方向の長さが現像ローラー83Sの軸方向の長さよりも短く、感光体ドラム121Sに素管小径部121H(小径部)が備えられている。感光体ドラム121Sは、アルミニウム製の素管121G(基材)を備える。素管121Gの端部には、フランジ部121Fが装着される。また、素管121Gの表面には、先の第1の実施形態に係る現像ローラー83のコート層83Cと同様に、浸漬法によって機能層121C(電荷発生層、電荷輸送層)(表面層)が形成されている。機能層121Cは、素管小径部121Hを備える素管121Gの形状に沿うように形成される。機能層121Cの軸方向の端部には、溜り部121C1が突出している。
このような構成においても、素管121Gに予め素管小径部121Hが備えられることによって、溜り部121C1の発生やフランジ部121Fの圧入によっても、現像ローラー83Sと感光体ドラム121Sとの間のギャップが端部において部分的に狭くなることが防止される。なお、感光体ドラム121の素管121Gの軸方向の端部には、部分的に機能層121Cを備えない領域が設けられてもよい。
(2)上記の第1の実施形態では、現像ローラー83がコート層83Cを備えるとともに、現像ローラー83のスリーブ830にフランジ部835が装着される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。現像ローラー83がコート層83Cを備えることなく、現像ローラー83にフランジ部835が装着される態様でもよく、逆に、現像ローラー83がコート層83Cを備え、現像ローラー83にフランジ部835が装着されない態様でもよい。感光体ドラム121側に小径部が備えられる場合も同様である。
1 画像形成装置
11 装置本体
12 画像形成部
121、121S 感光体ドラム
121C 機能層(表面層)
121G 素管(基材)
121H 素管小径部(小径部)
122 現像装置
82 磁気ローラー
83、83P、83Q、83R 現像ローラー
830、830P、830Q、830R スリーブ(基材)
831、831P、831Q、831R スリーブ中央部(中央部)
832、832P、832Q、832R スリーブ小径部(小径部)
83C、83CR コート層(表面層)
83C1 溜り部
835、835R フランジ部
835A、835AR フランジ端部
835B、835BR 圧入部
836 インロー部(被圧入部)
88 現像バイアス印加部(バイアス印加部)
MG 固定磁石

Claims (11)

  1. 円筒形状からなり、軸回りに回転され、周面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムに現像剤を供給する現像装置と、
    を有し、
    前記現像装置は、前記感光体ドラムに対向して配置され、円筒形状からなり、軸回りに回転され、周面に現像剤を担持する現像ローラーを備え、
    前記感光体ドラムまたは前記現像ローラーは、前記周面の一部であって、前記回転における軸方向の端縁から前記軸方向の内側に向かって所定の長さをもって設定され、かつ、前記軸方向の中央部よりも小さな外径からなる小径部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記感光体ドラムの前記軸方向の長さが前記現像ローラーの前記軸方向の長さよりも短い場合、前記感光体ドラムに前記小径部が備えられ、前記感光体ドラムの前記軸方向の長さが前記現像ローラーの前記軸方向の長さよりも長い場合、前記現像ローラーに前記小径部が備えられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記感光体ドラムおよび前記現像ローラーのうち少なくとも前記小径部が備えられる回転体は、円筒形状の基材と前記基材の前記軸方向の端部に装着されるフランジ部とを備え、
    前記フランジ部は、前記基材の内周部に圧入される圧入部を含み、
    前記小径部は、前記基材の前記軸方向の端部に備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記小径部の前記軸方向における長さは、前記圧入部の前記軸方向における長さよりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記感光体ドラムおよび前記現像ローラーのうち少なくとも前記小径部が備えられる回転体は、前記基材の前記軸方向の端部において部分的に内径が大きく設定され、前記圧入部が圧入される被圧入部を含み、
    前記小径部の前記軸方向における長さは、前記被圧入部の前記軸方向における長さよりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記圧入部の外径が、前記基材単体の前記軸方向の端部の内径以上に設定され、
    前記小径部の外径と前記基材の前記軸方向の中央部の外径との差が、前記圧入部の外径と前記基材単体の前記軸方向の端部の内径との差よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  7. 前記感光体ドラムまたは前記現像ローラーのうち少なくとも前記小径部が備えられる回転体は、前記軸方向が鉛直方向に沿うように前記回転体が浸漬される浸漬法によって形成される表面層を備え、
    前記小径部は、前記回転体のうち前記浸漬時に下端側に位置する領域に予め形成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記感光体ドラムまたは前記現像ローラーのうち少なくとも前記小径部が備えられる回転体は、前記軸方向が鉛直方向に沿うように前記回転体が浸漬される浸漬法によって形成される表面層を備え、
    前記圧入部の外径が、前記基材単体の前記軸方向の端部の内径以上に設定され、
    前記表面層の厚さが、前記圧入部の外径と前記基材単体の前記軸方向の端部の内径との差の2分の1よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  9. 前記小径部は、前記感光体ドラムの前記周面において前記静電潜像が形成される画像形成領域よりも前記軸方向の外側に位置することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記小径部は、前記現像ローラーに備えられ、
    前記現像ローラーは、内部に前記軸方向に沿って延びる固定磁石を含み、
    前記固定磁石の前記軸方向における長さは、前記現像ローラーの前記軸方向における長さよりも小さく設定され、
    前記小径部は、前記固定磁石よりも前記軸方向の外側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記現像ローラーは、周面に前記現像剤としてのトナーを担持し、
    前記現像装置は、
    前記現像ローラーに対して所定の間隔をおいて配置され、内部に前記軸方向に沿って延びる固定磁石を含み、回転され、周面に前記トナーおよびキャリアを担持する磁気ローラーと、
    前記現像ローラーおよび前記磁気ローラーに対して、直流電圧に交流電圧が重畳された現像バイアスを印加するバイアス印加部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の画像形成装置。

JP2014082587A 2014-04-14 2014-04-14 画像形成装置 Active JP6159678B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014082587A JP6159678B2 (ja) 2014-04-14 2014-04-14 画像形成装置
CN201510102325.5A CN104977827B (zh) 2014-04-14 2015-03-09 显影装置以及包括该显影装置的图像形成装置
US14/680,147 US9285713B2 (en) 2014-04-14 2015-04-07 Developing device, and image forming apparatus provided with the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014082587A JP6159678B2 (ja) 2014-04-14 2014-04-14 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015203748A true JP2015203748A (ja) 2015-11-16
JP6159678B2 JP6159678B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=54265006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014082587A Active JP6159678B2 (ja) 2014-04-14 2014-04-14 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9285713B2 (ja)
JP (1) JP6159678B2 (ja)
CN (1) CN104977827B (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10153926A (ja) * 1996-09-30 1998-06-09 Canon Inc 電子写真画像形成装置に用いられる円筒部材及びプロセスカートリッジ
JPH1184879A (ja) * 1997-06-19 1999-03-30 Ricoh Co Ltd マグネットロール及びその製造方法
US5995792A (en) * 1993-08-04 1999-11-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing roll device of an electrophotographic processor for preventing frictional erosion of the developing roll in surface portions thereof
JP2005106988A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Fuji Xerox Co Ltd 現像ロール、現像ロール用基材、現像ロール製造方法及び画像形成装置
JP2008233521A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3501428B2 (ja) * 1994-12-16 2004-03-02 株式会社リコー トナー搬送ローラおよび画像形成装置
US5970294A (en) * 1997-08-12 1999-10-19 Ricoh Company, Ltd. Cylindrical structural body for use in an image forming apparatus and method of producing the same
KR100933110B1 (ko) * 2003-10-09 2009-12-21 후지 덴키 디바이스 테크놀로지 가부시키가이샤 전자사진용 현상 롤러 및 이것을 이용한 화상 형성 장치
JP4053010B2 (ja) * 2004-02-24 2008-02-27 株式会社沖データ 現像装置と現像装置を内蔵する画像形成装置
JP4468985B2 (ja) * 2005-04-07 2010-05-26 株式会社ブリヂストン 導電性ローラ
JP5575003B2 (ja) 2011-02-09 2014-08-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像ローラ、現像装置および画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5995792A (en) * 1993-08-04 1999-11-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing roll device of an electrophotographic processor for preventing frictional erosion of the developing roll in surface portions thereof
JPH10153926A (ja) * 1996-09-30 1998-06-09 Canon Inc 電子写真画像形成装置に用いられる円筒部材及びプロセスカートリッジ
JPH1184879A (ja) * 1997-06-19 1999-03-30 Ricoh Co Ltd マグネットロール及びその製造方法
JP2005106988A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Fuji Xerox Co Ltd 現像ロール、現像ロール用基材、現像ロール製造方法及び画像形成装置
JP2008233521A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN104977827B (zh) 2019-05-03
US20150293477A1 (en) 2015-10-15
CN104977827A (zh) 2015-10-14
US9285713B2 (en) 2016-03-15
JP6159678B2 (ja) 2017-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014048441A (ja) 画像形成装置
JP2005055689A (ja) 画像形成装置
JP6159679B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
US8811863B2 (en) Developing device and image forming apparatus
US9207583B1 (en) Developing device and image forming apparatus provided with same
JP6217541B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP6217551B2 (ja) 画像形成装置
US9665037B2 (en) Developing device and image forming apparatus including same
US9658570B2 (en) Developing device including a toner receiving member vibrated by a vibration generation device, and image forming apparatus including the same
JP6159678B2 (ja) 画像形成装置
JP6237548B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6190756B2 (ja) 画像形成装置
JP7043270B2 (ja) 現像装置
JP6012645B2 (ja) 現像装置、及び現像装置を備えた画像形成装置
US10324398B2 (en) Developing device and magnet for two-component development
JP6331911B2 (ja) 現像装置の製造方法
JP5250271B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6204301B2 (ja) 画像形成装置
JP6204276B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP4553161B2 (ja) 画像形成装置
JP7039300B2 (ja) 現像装置
JP7034731B2 (ja) 現像装置
JP2017049527A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2015025896A (ja) 画像形成装置及び現像装置
JP2020134773A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6159678

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150