JPH10153907A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH10153907A JPH10153907A JP8314483A JP31448396A JPH10153907A JP H10153907 A JPH10153907 A JP H10153907A JP 8314483 A JP8314483 A JP 8314483A JP 31448396 A JP31448396 A JP 31448396A JP H10153907 A JPH10153907 A JP H10153907A
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- toner
- image
- hopper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回収トナーと未使用トナーとの比を一定に保
って画質カブリやシャドーイングの無い高質画像を得る
ことができる画像形成装置を提供すること。 【構成】 クリーニング手段によって回収したトナーを
貯留する撹拌室(第1のホッパー部)3bと、未使用ト
ナーを貯留する補給室(第2のホッパー部)3aを有
し、回収トナーと未使用トナーを撹拌混合してこれらを
現像プロセスに供する画像形成装置において、前記撹拌
室3bに回収したトナーが所定量に達した否かを判別す
る検知センサ(検知手段)3000を設け、撹拌室3b
に回収したトナーが検知センサ3000によって検知さ
れた場合、分離装置の加振手段の駆動を停止又は減速さ
せる。
って画質カブリやシャドーイングの無い高質画像を得る
ことができる画像形成装置を提供すること。 【構成】 クリーニング手段によって回収したトナーを
貯留する撹拌室(第1のホッパー部)3bと、未使用ト
ナーを貯留する補給室(第2のホッパー部)3aを有
し、回収トナーと未使用トナーを撹拌混合してこれらを
現像プロセスに供する画像形成装置において、前記撹拌
室3bに回収したトナーが所定量に達した否かを判別す
る検知センサ(検知手段)3000を設け、撹拌室3b
に回収したトナーが検知センサ3000によって検知さ
れた場合、分離装置の加振手段の駆動を停止又は減速さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成後にクリ
ーニング手段によって回収した現像剤を現像プロセスに
再度供する静電写真複写機等の画像形成装置に関する。
ーニング手段によって回収した現像剤を現像プロセスに
再度供する静電写真複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、静電写真像担持体上に静
電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤によって現像す
る方式を採用する静電画像形成機や静電印刷機等の画像
形成装置が広く実用に供されている。
電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤によって現像す
る方式を採用する静電画像形成機や静電印刷機等の画像
形成装置が広く実用に供されている。
【0003】ところで、斯かる画像形成装置の一連の画
像形成プロセスにおいて、静電像担持体上に形成された
現像剤像は転写シートに転写され、次いで定着装置によ
って転写シート上に定着される。このとき、転写シート
上に転写され得なかった残留現像剤は、更に下流側に配
置されたクリーニング装置によって静電像担持体上から
除去されるが、この回収された現像剤には紙粉等の夾雑
物が含まれているために回収した現像剤は従来は廃現像
剤として廃棄されていた。
像形成プロセスにおいて、静電像担持体上に形成された
現像剤像は転写シートに転写され、次いで定着装置によ
って転写シート上に定着される。このとき、転写シート
上に転写され得なかった残留現像剤は、更に下流側に配
置されたクリーニング装置によって静電像担持体上から
除去されるが、この回収された現像剤には紙粉等の夾雑
物が含まれているために回収した現像剤は従来は廃現像
剤として廃棄されていた。
【0004】しかし、資源の有効活用が叫ばれている昨
今、回収現像剤を有効に再利用するためにフィルター等
の再生装置を経て夾雑物を除去した後、回収現像剤を現
像装置に回収してこれをフレッシュ現像剤と混合して再
度現像に供するか、或は現像装置にフレッシュ現像剤を
供給する現像剤ホッパー部に回収現像剤を回収してこれ
をフレッシュ現像剤に混合した後、回収現像剤をフレッ
シュ現像剤と共に現像装置に補給してこれを再度現像に
供することが行われている。
今、回収現像剤を有効に再利用するためにフィルター等
の再生装置を経て夾雑物を除去した後、回収現像剤を現
像装置に回収してこれをフレッシュ現像剤と混合して再
度現像に供するか、或は現像装置にフレッシュ現像剤を
供給する現像剤ホッパー部に回収現像剤を回収してこれ
をフレッシュ現像剤に混合した後、回収現像剤をフレッ
シュ現像剤と共に現像装置に補給してこれを再度現像に
供することが行われている。
【0005】このような現像剤の再利用法の具体例とし
ては、例えば、クリーニング手段によって回収した現像
剤を貯留する第1のホッパー部と、未使用の現像剤を貯
留する第2のホッパー部を有し、第1のホッパー部に貯
留された回収現像剤と第2のホッパー部に貯留された未
使用現像剤を一定の割合で現像装置に搬送するためのマ
グネットローラを第1及び第2のホッパー部に各々設
け、各マグネットローラによって現像装置に搬送された
回収現像剤と未使用現像剤を撹拌混合してこれらを現像
プロセスに供する方法が知られている。
ては、例えば、クリーニング手段によって回収した現像
剤を貯留する第1のホッパー部と、未使用の現像剤を貯
留する第2のホッパー部を有し、第1のホッパー部に貯
留された回収現像剤と第2のホッパー部に貯留された未
使用現像剤を一定の割合で現像装置に搬送するためのマ
グネットローラを第1及び第2のホッパー部に各々設
け、各マグネットローラによって現像装置に搬送された
回収現像剤と未使用現像剤を撹拌混合してこれらを現像
プロセスに供する方法が知られている。
【0006】ところで、一般にクリーニング手段によっ
て回収される現像剤の量は原稿によって異なる。又、通
常、現像剤には該現像剤とは逆特性の酸化ストロンチウ
ム等の電荷付与剤(マイクロキャリア)が適度に含有さ
れているが、この電荷付与剤は現像剤とは逆特性である
ため、シートに転写されることなく転写シート上に転写
され得なかった残留現像剤として、更に下流に配置され
たクリーニング手段によって静電像担持体上から除去さ
れる。
て回収される現像剤の量は原稿によって異なる。又、通
常、現像剤には該現像剤とは逆特性の酸化ストロンチウ
ム等の電荷付与剤(マイクロキャリア)が適度に含有さ
れているが、この電荷付与剤は現像剤とは逆特性である
ため、シートに転写されることなく転写シート上に転写
され得なかった残留現像剤として、更に下流に配置され
たクリーニング手段によって静電像担持体上から除去さ
れる。
【0007】上記のように画像形成に用いた電荷付与剤
を含んだ現像剤を回収し、この回収した現像剤から異物
を除去した上でメッシュ状のフィルターを通過させるこ
とによって、現像剤とこれに混入した異物(例えば、紙
粉や塵等)とを分離装置で分離することが行われる。そ
の後、回収現像剤を現像装置に回収してこれをフレッシ
ュ現像剤と混合して再度現像に供するか、或はホッパー
を2つに分割し、一方のホッパー部には回収現像剤を回
収し、他方のホッパー部にはフレッシュ現像剤を貯蔵
し、回収現像剤をフレッシュ現像剤と共に現像装置に補
給し、これらを現像装置内で混合した後、再度現像に供
することが行われている。
を含んだ現像剤を回収し、この回収した現像剤から異物
を除去した上でメッシュ状のフィルターを通過させるこ
とによって、現像剤とこれに混入した異物(例えば、紙
粉や塵等)とを分離装置で分離することが行われる。そ
の後、回収現像剤を現像装置に回収してこれをフレッシ
ュ現像剤と混合して再度現像に供するか、或はホッパー
を2つに分割し、一方のホッパー部には回収現像剤を回
収し、他方のホッパー部にはフレッシュ現像剤を貯蔵
し、回収現像剤をフレッシュ現像剤と共に現像装置に補
給し、これらを現像装置内で混合した後、再度現像に供
することが行われている。
【0008】ところで、回収現像剤には電荷付与剤が新
現像剤よりも多量(実験では、初期の電荷付与剤の6〜
8倍程度)に含まれているため、画像にカブリ、シャド
ーイングが発生して品質の高い画像を得ることができな
い。
現像剤よりも多量(実験では、初期の電荷付与剤の6〜
8倍程度)に含まれているため、画像にカブリ、シャド
ーイングが発生して品質の高い画像を得ることができな
い。
【0009】そこで、クリーニング手段によって回収し
たトナーを貯留する第1のホッパー部と、フレッシュト
ナーを貯留する第2のホッパー部を設け、第1のホッパ
ー部に貯留された回収トナーと第2のホッパー部に貯留
されたフレッシュトナーを一定の割合で現像装置に搬送
するために、マグネットローラを第1及び第2のホッパ
ー部に設け、各々の回転時間を制御する方法が提案され
ている。尚、通常、回収トナーとフレッシュトナーの比
を2:8〜1:9程度に設定すると、画像カブリやシャ
ドーイングの無い高質な画像を得ることができることが
実験的に確かめられている。
たトナーを貯留する第1のホッパー部と、フレッシュト
ナーを貯留する第2のホッパー部を設け、第1のホッパ
ー部に貯留された回収トナーと第2のホッパー部に貯留
されたフレッシュトナーを一定の割合で現像装置に搬送
するために、マグネットローラを第1及び第2のホッパ
ー部に設け、各々の回転時間を制御する方法が提案され
ている。尚、通常、回収トナーとフレッシュトナーの比
を2:8〜1:9程度に設定すると、画像カブリやシャ
ドーイングの無い高質な画像を得ることができることが
実験的に確かめられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
回収トナー量は原稿画像比率で異なり、例えば、画像比
率の高い写真コピーは回収トナー量が多い。
回収トナー量は原稿画像比率で異なり、例えば、画像比
率の高い写真コピーは回収トナー量が多い。
【0011】従来は画像比率の高い原稿の回収トナー量
を基準として回収トナーとフレッシュトナーとの比を決
めていた。即ち、回収トナーが最大量の原稿比率画像で
も、第2のホッパー部が回収トナーで溢れないように回
収トナーを現像装置に搬送していた。この方法では、回
収トナーとフレッシュトナーの比は4:6〜3:7程度
になり、画像カブリ、シャドーイング等が発生してしま
う。
を基準として回収トナーとフレッシュトナーとの比を決
めていた。即ち、回収トナーが最大量の原稿比率画像で
も、第2のホッパー部が回収トナーで溢れないように回
収トナーを現像装置に搬送していた。この方法では、回
収トナーとフレッシュトナーの比は4:6〜3:7程度
になり、画像カブリ、シャドーイング等が発生してしま
う。
【0012】仮に、画像カブリ、シャドーイング等が発
生しないように、回収トナーとフレッシュトナーの比を
2:8〜1:9程度に設定するには、回収トナー用ホッ
パーが回収トナーで溢れないように該回収用ホッパーを
大型化しなければならないため、装置全体が大型化する
という問題があった。
生しないように、回収トナーとフレッシュトナーの比を
2:8〜1:9程度に設定するには、回収トナー用ホッ
パーが回収トナーで溢れないように該回収用ホッパーを
大型化しなければならないため、装置全体が大型化する
という問題があった。
【0013】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、回収トナーと未使用トナーと
の比を常に一定に保って画質カブリやシャドーイングの
無い高質画像を得ることができる画像形成装置を提供す
ることにある。
で、その目的とする処は、回収トナーと未使用トナーと
の比を常に一定に保って画質カブリやシャドーイングの
無い高質画像を得ることができる画像形成装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体と、該像担持体上
にトナー像を形成する画像形成手段と、像担持体上のト
ナー像を記録媒体に転写する転写手段と、トナー像転写
後に像担持体上に残留する磁性トナーを除去するクリー
ニング手段と、該クリーニング手段によって除去された
磁性トナーから異物を除去するための分離手段を有し、
前記分離手段を、磁性トナーを通過させるフィルター
と、該フィルターを通過した磁性トナーをフィルターと
対向する位置に搬送するための第1のスリーブと、該第
1のスリーブに付着した磁性トナーをフィルターを通過
させて引き寄せるための第2のスリーブと、第1のスリ
ーブ上の異物を払い落とすための異物回収手段と、前記
フィルターに振動を与える加振手段とで構成し、前記ク
リーニング手段によって回収したトナーを貯留する第1
のホッパー部と、未使用のトナーを貯留する第2のホッ
パー部を有し、第1のホッパー部に貯留された回収トナ
ーと第2のホッパー部に貯留された未使用トナーを一定
の割合で現像手段に搬送するためのマグネットローラを
第1及び第2ホッパー部に各々設け、該マグネットロー
ラによって現像手段に搬送された回収トナーと未使用ト
ナーを撹拌混合してこれらを現像プロセスに供する画像
形成装置において、前記第1のホッパー部に回収したト
ナーが所定量に達した否かを判別する検知手段を設けた
ことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、像担持体と、該像担持体上
にトナー像を形成する画像形成手段と、像担持体上のト
ナー像を記録媒体に転写する転写手段と、トナー像転写
後に像担持体上に残留する磁性トナーを除去するクリー
ニング手段と、該クリーニング手段によって除去された
磁性トナーから異物を除去するための分離手段を有し、
前記分離手段を、磁性トナーを通過させるフィルター
と、該フィルターを通過した磁性トナーをフィルターと
対向する位置に搬送するための第1のスリーブと、該第
1のスリーブに付着した磁性トナーをフィルターを通過
させて引き寄せるための第2のスリーブと、第1のスリ
ーブ上の異物を払い落とすための異物回収手段と、前記
フィルターに振動を与える加振手段とで構成し、前記ク
リーニング手段によって回収したトナーを貯留する第1
のホッパー部と、未使用のトナーを貯留する第2のホッ
パー部を有し、第1のホッパー部に貯留された回収トナ
ーと第2のホッパー部に貯留された未使用トナーを一定
の割合で現像手段に搬送するためのマグネットローラを
第1及び第2ホッパー部に各々設け、該マグネットロー
ラによって現像手段に搬送された回収トナーと未使用ト
ナーを撹拌混合してこれらを現像プロセスに供する画像
形成装置において、前記第1のホッパー部に回収したト
ナーが所定量に達した否かを判別する検知手段を設けた
ことを特徴とする。
【0015】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、前記第1のホッパー部に回収したトナ
ーが前記検知手段によって検知された場合、前記加振手
段の駆動を停止又は減速させることを特徴とする。
の発明において、前記第1のホッパー部に回収したトナ
ーが前記検知手段によって検知された場合、前記加振手
段の駆動を停止又は減速させることを特徴とする。
【0016】従って、本発明によれば、第1のホッパー
部に回収したトナーが所定量に達した否かを判別する検
知手段を設け、第1のホッパー部に回収したトナーが検
知手段によって検知された場合には加振手段の駆動を停
止又は減速させるようにしたため、回収トナーと未使用
トナーとの比を常に一定に保って画質カブリやシャドー
イングの無い高質画像を得ることができる。
部に回収したトナーが所定量に達した否かを判別する検
知手段を設け、第1のホッパー部に回収したトナーが検
知手段によって検知された場合には加振手段の駆動を停
止又は減速させるようにしたため、回収トナーと未使用
トナーとの比を常に一定に保って画質カブリやシャドー
イングの無い高質画像を得ることができる。
【0017】又、画像比率の高い原稿の場合だけ回収ト
ナーを第1のホッパー部に回収しないで廃棄トナー容器
に廃棄するすることができるため、廃棄トナー容器を小
型化して装置全体を小型化することができる。
ナーを第1のホッパー部に回収しないで廃棄トナー容器
に廃棄するすることができるため、廃棄トナー容器を小
型化して装置全体を小型化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0019】先ず、本発明に係る画像形成装置の概略構
成を図1に基づいて説明する。
成を図1に基づいて説明する。
【0020】図1は分離装置を備えた電子写真複写機の
概略断面図であり、同図において、1は例えばドラム状
電子写真感光体或はベルト状電子写真感光体等の像担持
体、2は像担持体1上に形成された潜像を現像剤によっ
て顕像化する現像装置、3は現像装置2に現像剤(本実
施の形態での現像剤は一成分磁性トナー)を送り込むホ
ッパー部、4は像担持体1に顕像化された現像剤像を記
録媒体であるシートPに転写する転写手段、5は像担持
体1上に残留した現像剤及びその他の付着物を除去する
クリーニング装置、7は像担持体1上を一様に帯電させ
る一次帯電器、8は原稿の画像情報を読み取る光学読取
系、8dは画像情報を像担持体1上に露光して潜像を形
成する露光部、9は原稿を画像読取部へ導く原稿処理装
置、10は画像形成部にシートPを給送するシート給送
部、11はシートPを搬送する搬送手段、12は画像形
成部で転写されたシートP上の画像(現像剤像)をシー
トPに定着する定着装置、13は画像形成の完了したシ
ートPを機外に排出するシート排出部、14は両面記録
時或は多重記録時に再給送するシートPを誘導する再給
送シート誘導部、15は再給送するシートPを一旦収納
する中間トレイ、16は中間トレイ15に収納されたシ
ートPを再び画像形成部に給送するシート再給送部であ
る。
概略断面図であり、同図において、1は例えばドラム状
電子写真感光体或はベルト状電子写真感光体等の像担持
体、2は像担持体1上に形成された潜像を現像剤によっ
て顕像化する現像装置、3は現像装置2に現像剤(本実
施の形態での現像剤は一成分磁性トナー)を送り込むホ
ッパー部、4は像担持体1に顕像化された現像剤像を記
録媒体であるシートPに転写する転写手段、5は像担持
体1上に残留した現像剤及びその他の付着物を除去する
クリーニング装置、7は像担持体1上を一様に帯電させ
る一次帯電器、8は原稿の画像情報を読み取る光学読取
系、8dは画像情報を像担持体1上に露光して潜像を形
成する露光部、9は原稿を画像読取部へ導く原稿処理装
置、10は画像形成部にシートPを給送するシート給送
部、11はシートPを搬送する搬送手段、12は画像形
成部で転写されたシートP上の画像(現像剤像)をシー
トPに定着する定着装置、13は画像形成の完了したシ
ートPを機外に排出するシート排出部、14は両面記録
時或は多重記録時に再給送するシートPを誘導する再給
送シート誘導部、15は再給送するシートPを一旦収納
する中間トレイ、16は中間トレイ15に収納されたシ
ートPを再び画像形成部に給送するシート再給送部であ
る。
【0021】次に、本電子写真複写機の作用を説明す
る。
る。
【0022】不図示のコピー動作ボタンを押すと、原稿
処理装置9内の原稿は画像読取部へと導かれ、光源8a
によりその画像面が光照射され、その反射光がミラー8
b及び結像レンズ8cを介して光像として読み取られて
露光部8dに入力される。
処理装置9内の原稿は画像読取部へと導かれ、光源8a
によりその画像面が光照射され、その反射光がミラー8
b及び結像レンズ8cを介して光像として読み取られて
露光部8dに入力される。
【0023】一方、像担持体1は一次帯電器7によって
所定の電位に帯電され、次いで露光部8dにおいて前記
画像情報が潜像として書き込まれる。そして、像担持体
1上に形成された潜像は、現像装置2において現像剤で
ある磁性トナーが付着されることによってトナー像とし
て顕像化される。このとき、現像装置2内に磁性トナー
が不足すると、新たな磁性トナーがホッパー部3より適
宜補充される。
所定の電位に帯電され、次いで露光部8dにおいて前記
画像情報が潜像として書き込まれる。そして、像担持体
1上に形成された潜像は、現像装置2において現像剤で
ある磁性トナーが付着されることによってトナー像とし
て顕像化される。このとき、現像装置2内に磁性トナー
が不足すると、新たな磁性トナーがホッパー部3より適
宜補充される。
【0024】同時にシート給送部10から画像形成部の
転写位置にシートPが送り込まれると、転写手段4によ
って像担持体1上のトナー像がシートP上に転写され、
トナー像が転写されたシートPは搬送手段11によって
定着装置12に搬送され、該定着装置12においてトナ
ー像の定着を受ける。その後、トナー像の定着を受けた
シートPは、片面コピーの場合はそのままシート排出部
13へと排出され、両面記録モード或は多重記録モード
の場合は排出されないで再給送シート誘導部14によっ
て中間トレイ15上に積載・収納され、シートPが所定
枚数収納された時点でシート再給送部16によってシー
トPは1枚ずつ分離されて給送され、画像形成部の転写
位置に再度給送される。そして、次の原稿が原稿処理装
置9によつて画像読取部に導かれると、同様にして前述
の工程が繰り返され、シートPはトナー像の定着を受け
た後にシート排出部13へと排出される。
転写位置にシートPが送り込まれると、転写手段4によ
って像担持体1上のトナー像がシートP上に転写され、
トナー像が転写されたシートPは搬送手段11によって
定着装置12に搬送され、該定着装置12においてトナ
ー像の定着を受ける。その後、トナー像の定着を受けた
シートPは、片面コピーの場合はそのままシート排出部
13へと排出され、両面記録モード或は多重記録モード
の場合は排出されないで再給送シート誘導部14によっ
て中間トレイ15上に積載・収納され、シートPが所定
枚数収納された時点でシート再給送部16によってシー
トPは1枚ずつ分離されて給送され、画像形成部の転写
位置に再度給送される。そして、次の原稿が原稿処理装
置9によつて画像読取部に導かれると、同様にして前述
の工程が繰り返され、シートPはトナー像の定着を受け
た後にシート排出部13へと排出される。
【0025】ところで、画像形成動作中に転写手段4に
よってシートP上に転写されなかった像担持体1上の磁
性トナーとこれに混在する紙粉やゴミ等の異物はクリー
ニング装置5によって除去される。そして、除去された
磁性トナーや異物は図2に示す搬送スクリュー27によ
って分離装置18に送られる。
よってシートP上に転写されなかった像担持体1上の磁
性トナーとこれに混在する紙粉やゴミ等の異物はクリー
ニング装置5によって除去される。そして、除去された
磁性トナーや異物は図2に示す搬送スクリュー27によ
って分離装置18に送られる。
【0026】ここで、上記分離装置18を図2乃至図6
に基づいて説明する。尚、図2は分離装置の側断面図、
図3は同分離装置の正面図、図4は同分離装置において
フィルターに振動を与える機構を示す部分斜視図、図5
は図4の矢視B方向の図、図6は同分離装置において磁
性トナーと異物を分離する状態を示すフィルター部分の
拡大断面図である。
に基づいて説明する。尚、図2は分離装置の側断面図、
図3は同分離装置の正面図、図4は同分離装置において
フィルターに振動を与える機構を示す部分斜視図、図5
は図4の矢視B方向の図、図6は同分離装置において磁
性トナーと異物を分離する状態を示すフィルター部分の
拡大断面図である。
【0027】図2に示すように、分離装置18の枠体1
9内にはステンレス線、黄銅線等の非磁性材料から成る
メッシュ状のフィルター20が配設されており、該フィ
ルター20の周縁は矩形枠状の支持部材22によって支
持されている。そして、フィルター20の一部はステン
レス薄板等から成る上下2枚の可撓性シート21a,2
1bによって挟持されている。
9内にはステンレス線、黄銅線等の非磁性材料から成る
メッシュ状のフィルター20が配設されており、該フィ
ルター20の周縁は矩形枠状の支持部材22によって支
持されている。そして、フィルター20の一部はステン
レス薄板等から成る上下2枚の可撓性シート21a,2
1bによって挟持されている。
【0028】又、図4及び図5に示すように、前記支持
部材22上には分離モータ23が設置されており、該分
離モータ23の駆動軸に結着されたカム24は前記可撓
性シート21aに当接している。そして、分離モータ2
3によってカム24が回転駆動されることによって可撓
性シート21a,21bを介してフィルター20に振動
が与えられる。尚、各可撓性シート21a,21bは厚
さ0.05〜0.02mm程度の薄板であるため、フィ
ルター20に容易に振動を伝達することができるととも
に、その振動音も小さく、外部に騒音を発するようなこ
とはない。
部材22上には分離モータ23が設置されており、該分
離モータ23の駆動軸に結着されたカム24は前記可撓
性シート21aに当接している。そして、分離モータ2
3によってカム24が回転駆動されることによって可撓
性シート21a,21bを介してフィルター20に振動
が与えられる。尚、各可撓性シート21a,21bは厚
さ0.05〜0.02mm程度の薄板であるため、フィ
ルター20に容易に振動を伝達することができるととも
に、その振動音も小さく、外部に騒音を発するようなこ
とはない。
【0029】一方、図2に示すように、分離装置18の
枠体19内に形成された上側空所と下側空所には、前記
フィルター20を挟んでこれの上下に第2のスリーブ2
6と第1のスリーブ25が回転自在にそれぞれ配設され
ており、各スリーブ25,26には円周方向に交互にN
極、S極を形成した磁力発生手段であるマグネット25
a,26aが内装されており、各スリーブ25,26は
不図示の駆動源によって図示矢印a,b方向にそれぞれ
回転駆動される。ここで、スリーブ25,26内のマグ
ネット25a,26aは、図2に示すように、両スリー
ブ25,26がフィルター20の近傍で近接する位置に
おいて互いに異極が対向するように同期回転する。又、
上側の磁極(図示の場合N26)の磁力は下側の磁極(図
示の場合S25)よりも大きく(N26>S25)設定されて
いる。
枠体19内に形成された上側空所と下側空所には、前記
フィルター20を挟んでこれの上下に第2のスリーブ2
6と第1のスリーブ25が回転自在にそれぞれ配設され
ており、各スリーブ25,26には円周方向に交互にN
極、S極を形成した磁力発生手段であるマグネット25
a,26aが内装されており、各スリーブ25,26は
不図示の駆動源によって図示矢印a,b方向にそれぞれ
回転駆動される。ここで、スリーブ25,26内のマグ
ネット25a,26aは、図2に示すように、両スリー
ブ25,26がフィルター20の近傍で近接する位置に
おいて互いに異極が対向するように同期回転する。又、
上側の磁極(図示の場合N26)の磁力は下側の磁極(図
示の場合S25)よりも大きく(N26>S25)設定されて
いる。
【0030】又、図2に示すように、前記枠体19の下
側空所にはクリーニング装置5からのパイプが連接され
ており、その内部の搬送スクリュー27が下側空所に開
口しており、異物の混在した使用済みトナーは搬送スク
リュー27によって下側空所に導入される。そして、枠
体19内の上側空所と現像装置2又はホッパー部3間に
も不図示のパイプが連接されており、その内部に設けら
れた搬送スクリュー28の端部が上側空所に開口してい
る。
側空所にはクリーニング装置5からのパイプが連接され
ており、その内部の搬送スクリュー27が下側空所に開
口しており、異物の混在した使用済みトナーは搬送スク
リュー27によって下側空所に導入される。そして、枠
体19内の上側空所と現像装置2又はホッパー部3間に
も不図示のパイプが連接されており、その内部に設けら
れた搬送スクリュー28の端部が上側空所に開口してい
る。
【0031】次に、分離装置18の基本的な作用につい
て説明する。
て説明する。
【0032】クリーニング装置から搬送スクリューによ
って分離装置18の枠体19内の下側空所に搬送された
異物mを含む使用済みトナーtは、スリーブ25に吸着
されてフィルター20及びスリーブ26が互いに近接配
置されて集中磁界を形成する分離部位Xに対向する部位
に達する。このとき、スリーブ26側の磁力がスリーブ
25側の磁力よりも大きいため、図6に示すようにトナ
ーtはフィルター20の開口20aを通過してスリーブ
26側に吸引搬送され、大粒の異物mはフィルター20
によって通過が阻止され、フィルター20の振動によっ
てスリーブ25側にふるい落とされる。ここで、フィル
ター20の開口20aはトナーtの粒径の数倍の大きさ
を有しているため、磁性トナーtは該フィルター20の
開口20aをスムーズに通過することができる。
って分離装置18の枠体19内の下側空所に搬送された
異物mを含む使用済みトナーtは、スリーブ25に吸着
されてフィルター20及びスリーブ26が互いに近接配
置されて集中磁界を形成する分離部位Xに対向する部位
に達する。このとき、スリーブ26側の磁力がスリーブ
25側の磁力よりも大きいため、図6に示すようにトナ
ーtはフィルター20の開口20aを通過してスリーブ
26側に吸引搬送され、大粒の異物mはフィルター20
によって通過が阻止され、フィルター20の振動によっ
てスリーブ25側にふるい落とされる。ここで、フィル
ター20の開口20aはトナーtの粒径の数倍の大きさ
を有しているため、磁性トナーtは該フィルター20の
開口20aをスムーズに通過することができる。
【0033】一方、フィルター20を通過して異物mを
除去されたトナーtは、スリーブ26に付着して搬送さ
れ、ドクターブレード30によってスリーブ26から掻
き取られた後、搬送スクリュー28によって現像装置2
へ搬送されて再び現像に供される。
除去されたトナーtは、スリーブ26に付着して搬送さ
れ、ドクターブレード30によってスリーブ26から掻
き取られた後、搬送スクリュー28によって現像装置2
へ搬送されて再び現像に供される。
【0034】尚、図2において、31は下側のスリーブ
25表面に残留トナーと共に付着している異物mを回収
部32へ掻き落とすための異物回収手段であって、これ
は不図示の駆動源によって図示矢印e方向(スリーブ2
5の回転と逆方向)に低速で回転駆動される。
25表面に残留トナーと共に付着している異物mを回収
部32へ掻き落とすための異物回収手段であって、これ
は不図示の駆動源によって図示矢印e方向(スリーブ2
5の回転と逆方向)に低速で回転駆動される。
【0035】ところで、分離装置18においては、異物
mが混在している磁性トナーtを重力方向下側からフィ
ルター20を通して重力方向上側へ搬送して磁性トナー
tと異物mに分離するように構成しているため、分離さ
れた紙粉やゴミ等の異物mはフィルター20に付与され
る振動によってその付着力を失い、その異物mの自重に
よって落下する(図6参照)。このため、効率的に磁性
トナーtと異物mとに分離することができるとともに、
継続的にフィルター20の目詰まりを防ぐことができ
る。
mが混在している磁性トナーtを重力方向下側からフィ
ルター20を通して重力方向上側へ搬送して磁性トナー
tと異物mに分離するように構成しているため、分離さ
れた紙粉やゴミ等の異物mはフィルター20に付与され
る振動によってその付着力を失い、その異物mの自重に
よって落下する(図6参照)。このため、効率的に磁性
トナーtと異物mとに分離することができるとともに、
継続的にフィルター20の目詰まりを防ぐことができ
る。
【0036】而して、分離装置18によって異物mが分
離除去されたトナーtは搬送スクリュー28によってホ
ッパー部3に搬送される。
離除去されたトナーtは搬送スクリュー28によってホ
ッパー部3に搬送される。
【0037】ここで、上記ホッパー部3の構成の詳細は
図7及び図8に示されるが、分離装置18によって異物
が分離除去されたトナーは、ホッパ部3の切欠き601
aが形成された搬送パイプ601内を搬送スクリュー6
02によって搬送され、撹拌室3bの画像形成域に対応
する範囲内に供給される。
図7及び図8に示されるが、分離装置18によって異物
が分離除去されたトナーは、ホッパ部3の切欠き601
aが形成された搬送パイプ601内を搬送スクリュー6
02によって搬送され、撹拌室3bの画像形成域に対応
する範囲内に供給される。
【0038】すると、図8に示すように、搬送ワイヤー
305aと撹拌軸305bから成る攪拌棒305は、画
像形成域に対応する範囲内で偏在している撹拌室3b内
の回収トナーを攪拌してこれを均一にしながら、該回収
トナーをマグネットローラ303まで搬送する。
305aと撹拌軸305bから成る攪拌棒305は、画
像形成域に対応する範囲内で偏在している撹拌室3b内
の回収トナーを攪拌してこれを均一にしながら、該回収
トナーをマグネットローラ303まで搬送する。
【0039】ところで、図7に示すように、ホッパー部
3はフレッシュトナーを貯留する補給室3aと回収トナ
ーを貯留する撹拌室3bを有しており、補給室3aに
は、フレッシュトナーを現像装置2に補給するためのマ
グネットローラ302とフレッシュトナーをマグネット
ローラ303に送り込む複数の攪拌棒304が設けら
れ、撹拌室3bには、回収トナーを現像装置2へ補給す
るためのマグネットローラ303と回収トナーをマグネ
ットローラ303に送り込むための複数の攪拌棒305
が設けられており、マグネットローラ302,303と
攪拌棒304,305はそれぞれ不図示の駆動手段によ
って回転駆動される。尚、両マグネットローラ302,
303はこれらの各上方投影領域が近接するような位置
関係を保って配置されている。
3はフレッシュトナーを貯留する補給室3aと回収トナ
ーを貯留する撹拌室3bを有しており、補給室3aに
は、フレッシュトナーを現像装置2に補給するためのマ
グネットローラ302とフレッシュトナーをマグネット
ローラ303に送り込む複数の攪拌棒304が設けら
れ、撹拌室3bには、回収トナーを現像装置2へ補給す
るためのマグネットローラ303と回収トナーをマグネ
ットローラ303に送り込むための複数の攪拌棒305
が設けられており、マグネットローラ302,303と
攪拌棒304,305はそれぞれ不図示の駆動手段によ
って回転駆動される。尚、両マグネットローラ302,
303はこれらの各上方投影領域が近接するような位置
関係を保って配置されている。
【0040】而して、本実施の形態においては、回収ト
ナーを貯留する撹拌室3bには、これに収容されたトナ
ーの残量を検知するための検知センサ3000が設けら
れている。
ナーを貯留する撹拌室3bには、これに収容されたトナ
ーの残量を検知するための検知センサ3000が設けら
れている。
【0041】回収トナーとフレッシュトナーの比を例え
ば最適な2:8にするために、回収トナー用マグネット
ローラ303とフレッシュトナー用マグネットローラ3
03の回転時間(回転数でも可)の比を2:8にする
と、通常使用されることが多い画像比率の比較的低い原
稿では、検知センサ3000の位置まで回収トナーは達
しない。これに対して、画像比率の高い原稿(例えば、
写真等)のコピー時には回収トナーの量が多くなるた
め、回収トナーが検知センサ3000の位置まで達す
る。このとき、分離モータ23を停止させる。
ば最適な2:8にするために、回収トナー用マグネット
ローラ303とフレッシュトナー用マグネットローラ3
03の回転時間(回転数でも可)の比を2:8にする
と、通常使用されることが多い画像比率の比較的低い原
稿では、検知センサ3000の位置まで回収トナーは達
しない。これに対して、画像比率の高い原稿(例えば、
写真等)のコピー時には回収トナーの量が多くなるた
め、回収トナーが検知センサ3000の位置まで達す
る。このとき、分離モータ23を停止させる。
【0042】ところで、分離装置18の下側空所のスリ
ーブ25の近傍には異物回収手段31が設けられてお
り、該異物回収手段31の払い落とし板310は剛性の
高い金属で構成されている。そして、スリーブ25の回
転によって大量に搬送されたトナーは、払い落とし板3
10によってスリーブ25から回収部32に払い落とさ
れて回収される。このため、ホッパー部3の撹拌室3b
の回収トナーは回収されず、消費されるだけであるた
め、回収トナーは検知センサ3000の位置より下が
る。そして、検知センサ3000のOFF信号を検知し
て分離モータ23を駆動する。
ーブ25の近傍には異物回収手段31が設けられてお
り、該異物回収手段31の払い落とし板310は剛性の
高い金属で構成されている。そして、スリーブ25の回
転によって大量に搬送されたトナーは、払い落とし板3
10によってスリーブ25から回収部32に払い落とさ
れて回収される。このため、ホッパー部3の撹拌室3b
の回収トナーは回収されず、消費されるだけであるた
め、回収トナーは検知センサ3000の位置より下が
る。そして、検知センサ3000のOFF信号を検知し
て分離モータ23を駆動する。
【0043】以上のように制御することによって、ホッ
パー部3の撹拌室3bの回収トナー量が一定に保たれ
る。
パー部3の撹拌室3bの回収トナー量が一定に保たれ
る。
【0044】尚、回収トナーの量が検知センサ3000
の位置に達した場合、分離モータ23の回転を減速して
分離するトナーの量を減少させ、回収トナー量を減少さ
せることによって、撹拌室3bの回収トナー量を一定に
保つ方法も採用し得る。
の位置に達した場合、分離モータ23の回転を減速して
分離するトナーの量を減少させ、回収トナー量を減少さ
せることによって、撹拌室3bの回収トナー量を一定に
保つ方法も採用し得る。
【0045】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、第1のホッパー部に回収したトナーが所定量に
達した否かを判別する検知手段を設け、第1のホッパー
部に回収したトナーが検知手段によって検知された場合
には加振手段の駆動を停止又は減速させるようにしたた
め、回収トナーと未使用トナーとの比を常に一定に保っ
て画質カブリやシャドーイングの無い高質画像を得るこ
とができる。
よれば、第1のホッパー部に回収したトナーが所定量に
達した否かを判別する検知手段を設け、第1のホッパー
部に回収したトナーが検知手段によって検知された場合
には加振手段の駆動を停止又は減速させるようにしたた
め、回収トナーと未使用トナーとの比を常に一定に保っ
て画質カブリやシャドーイングの無い高質画像を得るこ
とができる。
【0046】又、画像比率の高い原稿の場合だけ回収ト
ナーを第1のホッパー部に回収しないで廃棄トナー容器
に廃棄するすることができるため、廃棄トナー容器を小
型化して装置全体を小型化することができるという効果
が得られる。
ナーを第1のホッパー部に回収しないで廃棄トナー容器
に廃棄するすることができるため、廃棄トナー容器を小
型化して装置全体を小型化することができるという効果
が得られる。
【図1】本発明に係る画像形成装置(電子写真複写機)
の概略断面図である。
の概略断面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置に設けられた分離装
置の側断面図である。
置の側断面図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置に設けられた分離装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置に設けられた分離装
置においてフィルターに振動を与える加振手段の斜視図
である。
置においてフィルターに振動を与える加振手段の斜視図
である。
【図5】図4の矢視B方向の図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置に設けられた分離装
置において磁性トナーと異物を分離する状態を示すフィ
ルター部分の拡大断面図である。
置において磁性トナーと異物を分離する状態を示すフィ
ルター部分の拡大断面図である。
【図7】本発明に係る画像形成装置のホッパー部及び現
像装置の断面図である。
像装置の断面図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置のホッパー部の構成
を示す平断面図である。
を示す平断面図である。
1 像担持体 2 現像装置(画像形成手段) 3 ホッパー部 3a 補給室(第2のホッパー部) 3b 撹拌室(第1のホッパー部) 4 転写手段 5 クリーニング装置(クリーニング手
段) 7 一次帯電器(画像形成手段) 8 光学読取系(画像形成手段) 18 分離装置(分離手段) 20 フィルター 23 分離モータ(加振手段) 24 カム(加振手段) 25 第1のスリーブ 26 第2のスリーブ 31 異物回収手段 302,303 マグネットローラ 3000 検知センサ(検知手段) P シート(記録媒体) t 磁性トナー
段) 7 一次帯電器(画像形成手段) 8 光学読取系(画像形成手段) 18 分離装置(分離手段) 20 フィルター 23 分離モータ(加振手段) 24 カム(加振手段) 25 第1のスリーブ 26 第2のスリーブ 31 異物回収手段 302,303 マグネットローラ 3000 検知センサ(検知手段) P シート(記録媒体) t 磁性トナー
Claims (2)
- 【請求項1】 像担持体と、該像担持体上にトナー像を
形成する画像形成手段と、像担持体上のトナー像を記録
媒体に転写する転写手段と、トナー像転写後に像担持体
上に残留する磁性トナーを除去するクリーニング手段
と、該クリーニング手段によって除去された磁性トナー
から異物を除去するための分離手段を有し、前記分離手
段を、磁性トナーを通過させるフィルターと、該フィル
ターを通過した磁性トナーをフィルターと対向する位置
に搬送するための第1のスリーブと、該第1のスリーブ
に付着した磁性トナーをフィルターを通過させて引き寄
せるための第2のスリーブと、第1のスリーブ上の異物
を払い落とすための異物回収手段と、前記フィルターに
振動を与える加振手段とで構成し、前記クリーニング手
段によって回収したトナーを貯留する第1のホッパー部
と、未使用のトナーを貯留する第2のホッパー部を有
し、第1のホッパー部に貯留された回収トナーと第2の
ホッパー部に貯留された未使用トナーを一定の割合で現
像手段に搬送するためのマグネットローラを第1及び第
2ホッパー部に各々設け、該マグネットローラによって
現像手段に搬送された回収トナーと未使用トナーを撹拌
混合してこれらを現像プロセスに供する画像形成装置に
おいて、 前記第1のホッパー部に回収したトナーが所定量に達し
た否かを判別する検知手段を設けたことを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】 前記第1のホッパー部に回収したトナー
が前記検知手段によって検知された場合、前記加振手段
の駆動を停止又は減速させることを特徴とする請求項1
記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8314483A JPH10153907A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8314483A JPH10153907A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10153907A true JPH10153907A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18053859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8314483A Pending JPH10153907A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10153907A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008040269A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Sharp Corp | 中間トナー補給装置、これを備えた現像装置および画像形成装置 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP8314483A patent/JPH10153907A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008040269A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Sharp Corp | 中間トナー補給装置、これを備えた現像装置および画像形成装置 |
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