JP2994975B2 - 分離装置及び画像形成装置 - Google Patents

分離装置及び画像形成装置

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JP2994975B2 JP6300938A JP30093894A JP2994975B2 JP 2994975 B2 JP2994975 B2 JP 2994975B2 JP 6300938 A JP6300938 A JP 6300938A JP 30093894 A JP30093894 A JP 30093894A JP 2994975 B2 JP2994975 B2 JP 2994975B2
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真複写機、電
子写真プリンタ等の粉体現像剤(以下トナーと云う)を
用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置におい
て、使用済みのトナーを画像形成に再使用するため、こ
れに混入する不純物を除去する分離装置、及び、該装置
を用いる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような周知の画像形成装置にあっ
ては、記録媒体にトナー像を形成した後も電子写真感光
体に残る残留トナーを除去してクリーナに回収するのが
一般的である。しかしながら、トナーの有効利用をはか
るべく、この回収トナーを現像器に再び戻して画像形成
に再度使用するものがすでい提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、クリーナに回
収したトナーには、記録媒体として多用される紙から発
生する微細な紙粉、塵埃、凝集固化したトナーなど種々
な異物が混入している。そこで、回収したトナーをその
まま現像器に戻したのでは、良質の画像を得ることがで
きない。
【0004】このような問題に対処すべく、トナーとし
て磁性トナーを使用するものにあっては、トナーに混在
する異物が概ね非磁性物であるのを利用することが考え
られている。即ち網目フィルタ近傍に磁界を発生させ
て、トナーを磁力によって強制的に吸引し、フィルタを
通過しなかった異物を別途回収するものである(例えば
特公平2−11913号公報(1990年3月16日公
告))。
【0005】また一方、本件出願人によって、網目フィ
ルタの上下に磁界発生部材を配し、下側磁界にクリーナ
から回収トナーを供給してこれを下側磁界発生部材に吸
引させた後、トナーのみをより強力な上側磁界に網目フ
ィルタを介して転移させ、転移しなかった非磁性異物や
凝集物等は別途回収する構成が考えられ日本出願を行っ
ている(例えば特願平5−159049号(1993年
6月29日出願)、特願平5−161013号(199
3年6月30日出願)、特願平6−9566号(199
4年1月31日出願)、及び、特願平6−9890号
(1994年1月31日出願))。
【0006】前述特許出願を行った発明によれば、現像
剤として磁性トナーを使用する場合に、磁性トナーから
異物を効率良く除去することができ、画像形成に使用し
た磁性トナーを再び画像形成に使用しても、品質の高い
画像を得ることができる。
【0007】本発明は、前述発明をさらに発展させたも
のである。
【0008】本発明の目的は、磁性トナーを画像形成に
再使用することのできる分離装置及び画像形成装置を提
供するものである。
【0009】本発明の他の目的は、磁性トナーから異物
を効率良く除去することができ、画像形成に使用した磁
性トナーを再び画像形成に使用しても、品質の高い画像
を得ることのできる分離装置及び画像形成装置を提供す
ることができる。
【0010】本発明の他の目的は、騒音の発生や構成部
品の摩耗が少なく長期にわたって安定して良好な、使用
済みトナーからの異物の分離を行うことのできる分離装
置及び画像形成装置を提供することができる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明は、磁性トナーを通過させることのできる開口を
有するフィルターと、前記フィルターを振動させるため
の振動発生手段と、を有し、磁性トナーから異物を除去
する分離装置において、磁性トナーは電子写真感光体か
ら除去された磁性トナーであって、内部に第一のマグネ
ットを配置した第一のローラの周面に付着して前記フィ
ルターに対向する位置へ搬送される、そして、前記フィ
ルターを通過した後、前記フィルターの上方に配置され
ている前記磁力発生手段としての内部に前記第一のマグ
ネットよりも大きな磁力を発生する第二のマグネットを
配置した第二のローラ周面に引き寄せられて前記第二の
ローラ周面に付着することを特徴とする。
【0012】またさらに上述した目的を達成する本発明
は、a、像担持体と、 b、前記像担持体にトナー画像を形成する画像形成手段
と、 c、前記画像形成手段によって前記像担持体に形成され
たトナー画像を前記記録媒体に転写する転写手段と、 d、前記転写手段によるトナー画像の転写後に、前記像
担持体に付着する付着物を前記像担持体から除去するク
リーニング手段と、 e、前記クリーニング手段によって前記像担持体から除
去された磁性トナーから異物を除去するための分離手段
と、ここで前記分離手段は以下を有する、前記磁性トナ
ーを通過させることのできる開口を有するフィルター
と、前記フィルターを振動させるための振動発生手段
と、前記フィルターを介して前記磁性トナーを引き寄せ
るための磁界を発生するための磁界発生手段、 f、前記記録媒体を搬送する搬送手段と、を有し、記録
媒体に画像を形成する画像形成装置において、磁性トナ
ーは電子写真感光体から除去された磁性トナーであっ
て、内部に第一のマグネットを配置した第一のローラの
周面に付着して前記フィルターに対向する位置へ搬送さ
れる、そして、前記フィルターを通過した後、前記フィ
ルターの上方に配置されている前記磁力発生手段として
の内部に前記第一のマグネットよりも大きな磁力を発生
する第二のマグネットを配置した第二のローラ周面に引
き寄せられて前記第二のローラ周面に付着することを特
徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、フィルターを振動させるとと
もに磁力を用いることで効率的に異物を除去することが
できる。
【0014】
【実施例】まず、本発明を適用した分離装置を備えた画
像形成装置の実施例について図面を参照して説明する。
図13は画像形成装置としての電子写真複写機の概略構
成を模式的に示した断面説明図である。
【0015】図13において、1は像担持体(例えばド
ラム形状の電子写真感光体あるいはベルト形状の電子写
真感光体)、2は像担持体1上に形成された潜像に現像
剤を付着することによって顕像化する現像装置即ち潜像
を現像する現像装置、3は現像装置2に現像剤(本実施
例における現像剤は一成分磁性トナー)を送り込むホッ
パー部、4は像担持体1上に顕像化された現像像をシー
ト(記録媒体)に転写する転写手段、5は像担持体1上
に残留した現像剤及びその他の付着物を除去するクリー
ニング装置、6は像担持体1の残留電荷の除電を行う除
電手段、7は像担持体1上を一様に帯電させる一次帯電
器、8は原稿の画像情報を読み取る光学読取系、8aは
前記画像情報を像担持体1上に露光して潜像を形成する
露光部、9は原稿を画像読取部へ導く原稿処理装置、1
0は画像形成部にシートPを給送するシート給送部、1
1はシートPを搬送する搬送台、12は画像形成部で転
写されたシート上の画像(現像剤像)をシートPに定着
する定着装置、13は画像形成の完了したシートを排出
するシート排出部、14は両面記録時或いは多重記録時
に再給送するシートを誘導する再給送シート誘導部、1
5は前記再給送するシートを一旦収納する中間トレイ、
16は中間トレイ15に収納されたシートを再度画像形
成部に給送するシート再給送部である。
【0016】次に前記画像形成装置の動作について説明
する。図示しないコピー動作ボタンを押すと、原稿処理
装置9内の原稿は画像読取部へと導かれ、次いで光学読
取系8によって原稿の画像情報が読み取られ、除電手段
6によって除電された像担持体1は一次帯電器7によっ
て所定の電位に帯電され、次いで露光部8aにおいて前
記画像情報が潜像として書き込まれる。次に像担持体1
上に形成された潜像は現像装置2において磁性トナーが
付着されることによって顕像化される。このとき現像装
置2内に磁性トナーが足りなくなるとホッパー部3より
適宜補充される。同時にシート給送部10から画像形成
部の転写位置にシートPが送り込まれると、転写分離帯
電器4によって像担持体1上の現像剤像が前記シートP
上に転写され、転写後搬送台11により定着装置12へ
送られ、シートP上の現像剤像は定着される。定着後、
前記シートPは片面コピーの場合はそのままシート排出
部13へと排出され、両面記録モード或いは多重記録モ
ードの場合は排出されずに再給送シート誘導部14によ
って中間トレイ15上に積載・収納され、所定枚数収納
されたところで、シート再給送部16によって一枚ずつ
分離・給送され、画像形成部の転写位置へと再度給送さ
れる。そして次の原稿が原稿処理装置9により画像読取
部に導かれると、同様にして前述した工程を繰り返し、
定着後シート排出部13へと排出される。
【0017】そして、画像形成動作中に転写分離帯電器
4によってシートP上に転写されなかった像担持体1上
の現像剤及び紙粉、ゴミ等の付着物はクリーニング装置
5によって除去される(本実施例では、像担持体1に残
留する現像剤等の付着物は、弾性クリーニングブレード
5aによって除去される)。ここで除去された現像剤及
びその他の付着物(以下、異物と記す)は後述する分離
装置17へスクリューSによって送られる。
【0018】次に、本発明の一実施例を適用した分離装
置について、図面を参照して説明する。図1は本発明の
一実施例を適用した分離装置の側面図、図2はその網目
フィルターとその駆動機構の平面図、図3は網目フィル
タの作動を示す説明図、図4は大径異物が存在する場合
の網目フィルタの作動を示す説明図、図5は網目フィル
ターがトナー群に作用する仕方を示す説明図である。
【0019】図において、17aは分離装置17の枠体
である。この枠体17aに非磁性材(例えば非磁性ステ
ンレス線、非磁性黄銅線やナイロン繊維など)から成る
網目フィルタ20が重力作用方向に対して略垂直(即ち
水平面に対する傾きα=0°)に配置されており、その
上下にはマグネットローラ18a・19aを内蔵する非
磁性のスリーブ18・19(例えばアルミニュウム製)
が配置されている。なお、マグネットローラ18a・1
9aには、図1に示す通りN極とS極が交互に配置され
ている。そしてマグネットローラ18a・19aの磁極
S18とN19が図1に示すように常に向き合ったまま
の状態で、スリーブ18・19は図1の矢印の方向(矢
示a・b)に回転する。即ちスリーブ18・19は互い
に異なった方向に回転する。このスリーブ18の回転に
より、スリーブ18表面に吸着した残留物はスリーブ1
8の回転方向と同方向に移動する。また、スリープ19
の回転により、スリーブ19表面に吸着した磁性トナー
はスリーブ19の回転方向と同方向に移動する。尚、前
記スリーブ18・19が前記フィルタ20を介して対向
する磁性トナーと異物を分解する分離領域Xにおける磁
極S18・N19の磁力の関係はN19>S18となる
ように設定されている。
【0020】また、24、27は現像剤を搬送するため
の搬送スクリューであって、搬送スクリュー24は前述
クリーニング装置5に回収された磁性トナー及び異物等
を分離装置17へ搬送するものである。また、搬送スク
リュー27は異物を分離された磁性トナーを現像装置2
(ホッパー部3を含む)へ再供給するものである。25
はスリープ18の表面の付着物の層厚を規制するドクタ
ーブレード、26はスリーブ19表面に付着した磁性ト
ナーを掻き取り、スクリュー27へガイドする掻き取り
ブレードである。28はスリーブ18表面に付着してい
る付着物(非磁性物)を回収部29へ掻き落とす非磁性
当接部材である。また、30はトナー等の微粉体が分離
装置17外へ漏れるのを防ぐシール部材である。
【0021】次に、前記分離装置17による磁性トナー
と異物との分離動作について説明する。先ず、クリーニ
ング装置5によって像担持体1上から除去された磁性ト
ナー及び異物の混合物は、搬送スクリュー24によって
分離装置17内部のスリーブ18近傍へ供給される。次
いで前記混合物は、前記スリーブ18表面に付着してス
リーブ18の回転に伴い上方へ搬送される。即ち、前記
混合物は前記分離領域へ搬送される。ここで、紙粉等の
異物は非磁性であるが、像担持体1から回収された状態
では、磁性トナーにまみれているので、磁性トナーと共
にスリーブ18表面に付着する。そして、スリーブ18
に付着したトナーとの異物の混合物は、ドクターブレー
ド25によって所定の層厚に規制され、スリーブ18と
スリーブ19とが対向する分離領域Xへ送り込まれる。
【0022】前記分離領域Xにおける磁極S18・N1
9の磁力関係は、前述したようにN19>S18となる
ように設定されている。そのため、前記スリーブ18に
よって前記分離領域Xへ送られた混合物は、マグネット
18a・19aによって形成される磁場によって前記ス
リーブ18の表面から前記スリーブ19の表面に向かっ
て飛翔する。この時、スリープ18・19の間にはメッ
シュ状のフィルタ20が設けられているので、粒径の小
さな磁性トナーだけがフィルタ20の開口を通過し、ト
ナーよりもはるかに大きな紙粉等の異物はフィルタ20
によって通過を遮ぎられる。
【0023】ここで前記フィルタ20の開口は(好適に
は、開口150μm(#100)〜開口37.5μm
(#400)の開口を有している)図4に示すように磁
性トナーの粒径(平均粒径5〜20μm)の数倍の隙間
を有しているため、磁性トナーはスムーズに通過する。
【0024】また、フィルタ20によって通過を規制さ
れた非磁性の異物は、異物に付着していた磁性トナーが
スリーブ19周面に向かって飛翔して少なくなることに
より、重力に反して飛翔する力を失い、自重でスリーブ
18表面上に落下する。
【0025】更に本実施例においては、フィルタ20の
開口にひっかかった、紙粉があっても、駆動モータ42
に連結された偏心カム41によってフィルタ20フィル
タ面20aに略水平方向の振動が与えられているため、
フィルタ20にひっかかった異物は振り落とされる。
【0026】以下、フィルタ20に略水平方向の振動を
与える機構について説明する。
【0027】さて、前記フィルタ20は枠体17aに水
平方向へ摺動自在に設けられた支持部材44によって支
持されており、この支持部材44には長孔44aが形成
してある。そして枠体17aに配設したモータ42の回
転軸43に取り付けた偏心カム41が、前記長孔44a
に回動自在に嵌合している。従って、前記駆動モータ4
2の駆動によって回転するカム41によって前記支持部
材44に振動が付与され、それに支持されたフィルタ2
0にフィルタ面20aに対して略水平方向の振動が伝達
される。
【0028】即ち、前記モータ42を駆動することによ
って、支持部材44、即、網目フィルタ20はその平面
内で図2に示す符号X、Y方向に往復運動する。そし
て、支持部材44、従って網目フィルタ20は図示実線
位置と鎖線位置の間を紙面に平行な面内で振動する。
【0029】このような構成によって、使用済みトナー
から異物を効率的に分離できるとともに網目フィルタを
振動させる際に発生する騒音を低下させることができ
る。以下これについて説明する。
【0030】図3は水平方向(図示左右方向)に振動す
る際のトナーの動きを説明する図である。網目フィルタ
20は開口20pとメッシュ部20qからなるものと
し、トナーは図示下方から上方へ移動する。いまフィル
タ20が符号i方向に移動したとすると、当初フィルタ
20のメッシュ部20qに当接して移動を阻止されてい
たトナーTqは矢印o方向に相対的に変位して鎖線で示
す開口20pの位置にくる。従って該トナー粒は磁力に
よる上方への搬送力を受けてフィルタ20を通過するこ
とになる。
【0031】また、「図4」に示すように、メッシュ部
20qに大粒の異物Iが詰まった場合を想定すると、フ
ィルタ20がi方向に移動すれば当然この異物Iも移動
する。そこで、その方向に存在して、慣性によって停止
状態を維持する傾向にあるトナーTtに衝突して反力を
受けるので、この力によって異物Iはフィルタ20のメ
ッシュ部20qから引き剥されることになって分離が容
易となる。
【0032】さらにトナーの動きを「図5」によって説
明する。まず一つのトナー粒子について着目すると、フ
ィルタ20が符号i方向に移動するとき、その下面近傍
にあるトナー粒子は図示符号kで示すようなトルクを受
けて回転する。そこで、他のトナー粒子と凝集しにく
い。またトナーの一つの集団について着目すると、フィ
ルタ20がi方向へ移動する場合には、これに付着する
トナー群はu方向に移動し、フィルタ20がj方向に移
動するときにはトナー群はv方向に移動する。
【0033】このように、フィルタ20の水平方向への
振動運動によってトナー群は正逆方向に揺さぶられるの
で、攪拌分裂状態になりやすい。また単独トナー粒子程
度に細かくなれば、この部分に作用している磁界の作用
で図示上方へ搬送され、また、揺さぶられている間にト
ナー同士が衝突して他の方向、例えば図示w方向への移
動がおこるのでこれが凝集を阻止して、微細化されて、
搬送の作用が有効に働く。
【0034】さらにまた、フィルタ20を略水平方向
(搬送用磁界の方向に略垂直方向)に振動させることに
よって、トナー粒子とフィルタ20の開口20pとが遭
遇する機会が著しく多くなるので、振動数を低く抑える
ことが可能である。実験によれば、水平方向の振動の場
合に約4〜40Hz程度で充分(振幅は約1〜5mm程
度)であることを確認した。
【0035】さて前述実施例では、フィルタ20が水平
方向にスライドするように構成したが、他の方法で打撃
を与えずに振動させる事もできる。
【0036】図6及び図7は、他の実施例であり、前述
実施例と同様の部分は、図及び説明を援用する。
【0037】図において、フィルタ20を支持する支持
部材44は、カム41と嵌合する長穴44aを設けた第
1の支持部材44bと、枠体17aに固定されている第
2の支持部材44cとに分割されている。そして前述実
施例と同様に第1の支持部材44bはカム41によって
水平方向に連続して力を受けるが、第2の支持部材44
cは固定されているため、フィルタ20はスライドして
振動する事ができない。そこでフィルタ20は、固定さ
れている側のM部に対して、振動する側のN部がZ方向
に往復運動するため、20a(破線)で示すように撓
み、再び伸長して20の状態になる事を繰り返す。この
ようにして、フィルタ20は水平方向に駆動されている
にもかかわらず、上下方向に振動して現像剤を分離す
る。即ち、網目フィルタ20はこれら両部材44b、4
4c間に張設してあるので、部材44bの振動運動によ
って、図6に実線と鎖線で示すように、緊張した状態と
撓んだ状態とを交互にくり返すことになる。これによっ
てフィルタ20には前述の水平方向と垂直方向双方の振
動が現れることになり、フィルタ自体が作動中変形する
ので、とくに大粒の異物がフィルタの開口に詰まった場
合に除去するのに有効である。なお本実施例において
は、支持部材44b、cは弾性を有する金属板あるいは
プラスチック板等で形成するのが良い。
【0038】さて、前述各実施例では、カムの回転によ
りフィルタを往復振動させる構成を示したが、フィルタ
を連続的に一方向に移動させても同様な効果が得られ
る。図8及び図9は、さらに他の実施例である。前述の
実施例と同様の部分は、図及び説明を援用する。
【0039】図において、フィルタ50は、無端ベルト
状に構成され、駆動ローラ51及び従動ローラ52にか
け渡されている。駆動ローラ51は、駆動モーター53
により矢印e方向へ回転駆動される。駆動ローラ51の
回転に従って、フィルタ50は、下の面が矢印f方向
へ、上の面が矢印g方向へ走行する。54は、フィルタ
50の位置を規制する押さえローラである。55は、ト
ナーが漏れ出るのを防止するシール部材である。
【0040】以上により、上下のフィルタ面は水平に、
かつ常に対向方向に走行する構成となる。このような構
成にして、分離装置17を作動させた際のトナーの動き
を図10に示す。フィルタ50の下側の面50aによっ
て概ね非磁性物を分離されたトナーは、更にフィルタ5
0の上側の面50bを通過してスリーブ19に付着す
る。この時、下側のメッシュ50aは矢印f方向に移動
し、上側のメッシュ50bは矢印g方向に移動している
ため、その間に滞留しているトナーは、フィルタ50の
動きにつられて矢印hで示すような挙動を示す。故に、
メッシュに挟まれた部分のトナーは十分に攪拌され、振
動する。したがって、騒音を発生する事も無く、磁性ト
ナーから異物を効果的に分離する事ができる。そのう
え、凝集し易い回収トナーの凝集をも未然に防ぐことが
出来る。
【0041】さて前述分離装置17により分離された紙
粉等の非磁性物Mは回収容器29に回収される。しかし
ながら回収容器29の容量以上に非磁性物Mが回収され
ると溢れてしまう恐れがある。そこで図11に示す実施
例では、回収容器29に満タン検知センサを設けた。
【0042】図11に基づき、その構成を説明する。分
離装置17の構成は前述実施例と同様であり、説明を援
用する。
【0043】この装置17には、回収容器29の入り口
近傍に光センサ等の満タン検知センサ61が配置されて
いる。回収された非磁性物Mが満タンになった事即ち所
定量に達した事を満タン検知センサ61が検知すると、
その信号が制御部Cに入力されて、画像形成装置全体の
駆動を停止させる。したがって非磁性物Mが回収容器2
9からあふれ出る事はない。
【0044】さらに前記実施例を更に改善した実施例を
図11を用いて説明する。
【0045】本実施例では、満タン検知センサ61が回
収容器29の満タンを検知した場合、画像形成装置全体
の駆動を停止させずに制御部Cからの信号によって表示
部14に表示するように構成した。このように構成すれ
ば、非磁性物Mが回収容器29に満タンになったことを
操作者に知らせる事ができる。また、緊急に画像形成装
置を使用する必要がある際にも装置を使用する事ができ
る。
【0046】さらに他の実施例を図12を用いて説明す
る。
【0047】分離装置の構成は前述実施例と同様であ
り、説明を援用する。71はクリーナー5で回収された
回収トナー(異物が混合している)を分離装置17内に
搬入する第1の搬送路であり、72は分離装置17で異
物を分離されたトナーを現像器2へと戻す排出搬送路で
ある。73は第1の搬送路71から分岐して第2の回収
容器74に回収現像剤を搬入する第2の搬送路である。
75は第1の搬送路71と第2の搬送路73を選択的に
切り換える切り換え手段である。切り換え手段75は、
ソレノイド76の駆動により、第1の搬送路71を選択
するs位置と、第2の搬送路73を選択するt位置とを
移動可能となっている。
【0048】以下、本実施例の作動を説明する。
【0049】通常の作動時には、ソレノイド76はof
fになっており、切り換え手段75はs位置をとってい
る。したがって、クリーナー5から搬送されてきた回収
トナーは、第1の搬送路71を通って分離装置17内に
搬送され、前述の分離機構によりトナーと非磁性物に分
離される。そして異物を分離されたトナーは排出搬送路
72を通って現像器2へ戻され、非磁性物Mは回収容器
29に回収される。
【0050】一方、満タン検知センサ61が、非磁性物
Mが回収容器内29に満タンになったことを検知した時
は、制御部Cからの信号によってソレノイド76が作動
して切り換え手段75がt位置をとり、第2の搬送路7
3を選択する。すると回収現像剤は第2の搬送路73を
通って第2の回収容器74内に落下して回収される。そ
れと同時に、制御部Cからの信号によって表示部14に
は回収容器29が満タンになったことを表示し、操作者
に報知し、回収された異物である非磁性物を処理する事
を促す。また、この一連の動作中に、画像形成装置は作
動可能な状態を維持している。このような構成にしてお
けば、(1)装置が停止する事がないので、緊急なコピ
ーをとることができる。(2)異物が回収容器に満タン
になったことを操作者に知らせ、処理を促す事ができる
等、優れた効果を得る事ができる。
【0051】なおここで、前述実施例で説明した分離装
置の具体的な数値の一例について述べる。しかしなが
ら、本発明はこの数値に限定されるものではない。
【0052】まずフィルター20は、ステンレススチー
ル製のメッシューであって、その開口20pは約75μ
程度(#200)である。またフィルター20の横の長
さX(図2)は約70mm、縦の長さY(図2)は約4
0mm、厚さは約0.1mmである。
【0053】さらに、スリーブ18・19はアルミニュ
ウム製で、その外径は約20mmである。またスリーブ
18・19に内蔵されているマグネット18a・19a
の外径は17.6mmである。またスリーブ18とスリ
ーブ19の間隔は約3mmである。またさらに、S18
極は約650ガウス、N19極は約1000ガウスであ
る。また本実施例で使用するトナーの重量平均粒径(D
4 )は、3〜12μm(より好ましくは3〜10μm、
さらに好ましくは3〜8μm)が現像特性及び画質の点
等で好ましい。
【0054】トナーの粒度分布については、種々の方法
によって測定できるが、本発明においてはコールターカ
ウンターを用いて行った。
【0055】測定装置としては例えばコールターカウン
ターTA−II型(コールター社製)を用い、個数分
布、体積分布を出力するインターフェイス(日科機製)
及びCX−1パーソナルコンピューター(キヤノン製)
を接続し、電解液は1級塩化ナトリウムを用いて1%N
aCl水溶液を調製する。測定法としては前記電解水溶
液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好
ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩)を0.1〜5
ml加え、さらに測定試料を2〜20mg加える。試料
を懸濁した電解液は超音波分散器で約1〜3分間分散処
理を行い、前記コールターカウンターTA−II型によ
り、アパチャーとして100μmアパチャーを用いて、
トナー粒子の体積、個数を測定して2〜40μmのトナ
ー粒子の体積分布と個数分布とを算出する。それから本
発明に係るところの、体積分布から求めた重量基準の重
量平均径(各チャンネルの中央値をチャンネルごとの代
表値とする)及びその標準偏差、個数分布から求めた個
数基準の長さ平均径及びその標準偏差を求める。
【0056】また前述各実施例において、分離装置17
(モータ42の駆動を含む)は、画像装置のコピーボタ
ン(図示せず)がONされると駆動を開始し、コピーの
終了と共に駆動を停止する。
【0057】以上説明した通り、前述各実施例によれ
ば、磁性トナー自体の重量に対して磁力による搬送力の
方が充分に大きくなるように磁場を設定することによ
り、容易に磁性トナーを飛翔させることができる。
【0058】このように前述各実施例では、混合物を重
力作用方向下流側から上流側へ飛翔させてトナーと異物
を分離するように設定しているため、磁性トナーから分
離された非磁性物(異物)はフィルタ20の下側面で通
過を規制される。それゆえ、スリーブ19側へ移動する
力を失った非磁性物は、自重でスリープ18上へ落下す
る。更に本実施例では前述した通り、フィルタ20に与
えられる振動によって強制的に非磁性物をフィルタ20
から振り落としている。そこで、効率的に磁性トナーと
異物とを分離でき、また継続的にフィルタ20の目詰ま
りを防止できる。
【0059】また、分離されスリーブ19周面に付着し
た磁性トナーはスリーブ19の回転に伴い下流側へと搬
送され、掻き取りブレード26によりその表面から掻き
落とされ、搬送スクリュー27によって分離装置17外
へと搬送される。そして再生された(異物を除去され
た)磁性トナーは図示しない搬送装置によって現像装置
2(ホッパー部3を含む)へと搬送されて再度現像に供
与される。
【0060】なお前記分離領域Xで分離された異物は、
フィルタ20に規制されて、スリーブ18周面上に落下
しその表面に残留した磁性トナーと共に搬送され、該ス
リーブ18周面に当接している非磁性当接部材28によ
って一旦スリーブ18表面から剥離される。この非磁性
当接部材28は、小さい当接圧によりスリーブ18に接
触している。そのため、スリーブ18周面に弱い力で付
着している異物などは掻き取ることができる。しかしな
がら、分離領域Xで分離しきれず残留してしまった磁性
トナーのかたまりは磁力によりスリーブ18周面に強い
力で吸着されているため、非磁性当接部材28によって
は掻き落とすことができず、更に下流側へ搬送されて再
度分離の機会を得ることとなる。このような一連の工程
を繰り返すことにより、磁性トナーのかたまりも徐々に
破壊され、スリーブ19に付着するようになる。よって
回収部29には磁性トナーは殆ど回収されず、回収部2
9に貯留されるのは非磁性物から成る異物が大部分であ
る。
【0061】以上のように、磁性トナーの凝集を破壊
し、フィルタ20に付着した異物を重力作用方向にたた
き落とすことにより、前記フィルタ20部分の目詰まり
を抑制して継続的に効率的に磁性トナーから異物を分離
することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ト
ナーから効率的に異物を除去することができる。またさ
らに、騒音を発生することがなく、常時安定して良好な
異物の分離除去を行うことができる。また、これを画像
形成装置に適用することによって、トナー消費量を大き
く節減しながら、良質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分離装置の側断面図で
ある。
【図2】同上装置の網目フィルタとその駆動機構の平面
図である。
【図3】同上装置の網目フィルタの作動を示す説明図で
ある。
【図4】同上装置の、大径異物が存在する場合の網目フ
ィルタの作動を示す説明図である。
【図5】同上装置の、網目フィルタがトナー群に作用す
る仕方を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す要部側面図であ
る。
【図7】同上網目フィルタとその駆動機構を示す平面図
である。
【図8】本発明の第3の実施例の側断面図である。
【図9】同上装置の側面図である。
【図10】同上装置の網目フィルタの作用を示す説明図
である。
【図11】本発明の他の実施例を示す側断面図である。
【図12】同上装置の側面図である。
【図13】本発明の分離装置を適用可能な画像形成装置
の側断面図である。
【符号の説明】
1 像担持体 2 現像装置 3 ホッパー 4 転写手段 5 クリーニング装置 6 帯電器 18・19 スリーブ 18a・19a マグネットローラ 20 フィルタ 22 カム 24・27 スクリューコンベア 25 トナー層厚規制ブレード 26 トナー掻き落としブレード 28 異物掻き落としブレード 41 カム 42 モータ 44 支持部材 50 フィルタ 53 駆動モータ 61 検知センサ 76 ソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−27186(JP,A) 特開 昭56−165180(JP,A) 特開 昭57−76584(JP,A) 特開 平5−224564(JP,A) 特開 昭57−118287(JP,A) 特開 平4−60576(JP,A) 実開 昭55−128060(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 G03G 21/10 - 21/12 G03G 13/08 G03G 15/08 - 15/08 507

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性トナーを通過させることのできる開
    口を有するフィルターと、前記フィルターを振動させる
    ための振動発生手段と、を有し、磁性トナーから異物を
    除去する分離装置において、 磁性トナーは電子写真感光体から除去された磁性トナー
    であって、内部に第一のマグネットを配置した第一のロ
    ーラの周面に付着して前記フィルターに対向する位置へ
    搬送される、そして、前記フィルターを通過した後、前
    記フィルターの上方に配置されている前記磁力発生手段
    としての内部に前記第一のマグネットよりも大きな磁力
    を発生する第二のマグネットを配置した第二のローラ周
    面に引き寄せられて前記第二のローラ周面に付着するこ
    とを特徴とする分離装置。
  2. 【請求項2】 前記振動発生手段は、偏心カムの回転に
    より、前記フィルターを支持している支持部材を振動さ
    せて、前記フィルターをフィルター面に対して略水平方
    向に振動させることを特徴とする請求項1に記載の分離
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第二のローラ周面にはスクレーパー
    が当接しており、前記スクレーパーによって前記第二の
    ローラ周面に付着した磁性トナーを掻き落とすことを特
    徴とする請求項1又は2いずれかに記載の分離装置。
  4. 【請求項4】 前記第一のローラと前記第二のローラは
    互いに反対方向へ回転することを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の分離装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記磁性トナーから分離された
    異物を収納する収納部と、前記収納部内に収納された異
    物の量が所定量に達したことを検知する検知手段とを有
    することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の分離装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段からの信号により、画像形
    成装置の駆動を停止することを特徴とする請求項5に記
    載の分離装置。
  7. 【請求項7】 前記検知手段からの信号により、前記収
    納部内に収納された異物の量が所定量に達したことを表
    示部に表示することを特徴とする請求項5又は6に記載
    の分離装置。
  8. 【請求項8】 前記振動発生手段は前記フィルターをフ
    ィルタ面に対して略水平方向に、振幅約1.0mm〜
    5.0mm程度で振動させることを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれかに記載の分離装置。
  9. 【請求項9】 前記フィルターは、開口の大きさが約3
    7.5μ〜150.0μ程度であることを特徴とする請
    求項1乃至8のいずれかに記載の分離装置。
  10. 【請求項10】 前記フィルターの材質は、ステンレス
    スチールであることを特徴とする請求項1乃至9のいず
    れかに記載の分離装置。
  11. 【請求項11】 前記磁性トナーは、一成分磁性トナー
    で、その平均粒径は約3.0μ〜12.0μ程度である
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の
    分離装置。
  12. 【請求項12】 a、像担持体と、 b、前記像担持体にトナー画像を形成する画像形成手段
    と、 c、前記画像形成手段によって前記像担持体に形成され
    たトナー画像を前記記録媒体に転写する転写手段と、 d、前記転写手段によるトナー画像の転写後に、前記像
    担持体に付着する付着物を前記像担持体から除去するク
    リーニング手段と、 e、前記クリーニング手段によって前記像担持体から除
    去された磁性トナーから異物を除去するための分離手段
    と、ここで前記分離手段は以下を有する、 前記磁性トナーを通過させることのできる開口を有する
    フィルターと、 前記フィルターを振動させるための振動発生手段と、 前記フィルターを介して前記磁性トナーを引き寄せるた
    めの磁界を発生するための磁界発生手段、 f、前記記録媒体を搬送する搬送手段と、 を有し、記録媒体に画像を形成する画像形成装置におい
    て、磁性トナーは電子写真感光体から除去された磁性ト
    ナーであって、内部に第一のマグネットを配置した第一
    のローラの周面に付着して前記フィルターに対向する位
    置へ搬送される、そして、前記フィルターを通過した
    後、前記フィルターの上方に配置されている前記磁力発
    生手段としての内部に前記第一のマグネットよりも大き
    な磁力を発生する第二のマグネットを配置した第二のロ
    ーラ周面に引き寄せられて前記第二のローラ周面に付着
    することを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記振動発生手段は、偏心カムの回転
    により、前記フィルターを支持している支持部材を振動
    させて、前記フィルターをフィルター面に対して略水平
    方向に振動させることを特徴とする請求項12に記載の
    画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記第二のローラ周面にはスクレーパ
    ーが当接しており、前記スクレーパーによって前記第二
    のローラ周面に付着した磁性トナーを掻き落とすことを
    特徴とする請求項12又は13のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  15. 【請求項15】 前記第一のローラと前記第二のローラ
    は互いに反対方向へ回転することを特徴とする請求項1
    2乃至14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 さらに、前記磁性トナーから分離され
    た異物を収納する収納部と、前記収納部内に収納された
    異物の量が所定量に達したことを検知する検知手段とを
    有することを特徴とする請求項12乃至15のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記検知手段からの信号により、画像
    形成装置の駆動を停止することを特徴とする請求項16
    に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記検知手段からの信号により前記収
    納部内に収納された異物の量が所定量に達したことを表
    示部に表示することを特徴とする請求項16又は17に
    記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記振動発生手段は前記フィルターを
    フィルター面に対して略水平方向に、振幅約1.0mm
    〜5.0mm程度で振動させることを特徴とする請求項
    12乃至18のいずれかに記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記フィルターは、開口の大きさが約
    37.5μ〜150.0μ程度であることを特徴とする
    請求項12乃至19のいずれかに記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記フィルターの材質は、ステンレス
    スチールであることを特徴とする請求項12乃至20の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記磁性トナーは、一成分磁性トナー
    で、その平均粒径は約3.0μ〜12.0μ程度である
    ことを特徴とする請求項12乃至21のいずれかに記載
    の画像形成装置。
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