JP2000098849A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000098849A
JP2000098849A JP10288828A JP28882898A JP2000098849A JP 2000098849 A JP2000098849 A JP 2000098849A JP 10288828 A JP10288828 A JP 10288828A JP 28882898 A JP28882898 A JP 28882898A JP 2000098849 A JP2000098849 A JP 2000098849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収した再使用トナーが少なくなる時には、
再使用トナー搬送手段の動作時間を短く、回収した再使
用トナーが多くなる時には、動作時間を長くなるように
自動的に設定して、再使用トナー搬送手段の耐久性が向
上し、トナー飛散防止やトナー目詰まりも防止して省資
源で高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 画像担持体1上に形成された静電潜像を
現像手段2によって形成されたトナー像を転写手段3で
転写した後に、クリーニング手段4でクリーニングして
回収した回収トナーを再使用トナーとして回収する再使
用トナー回収手段5と、再使用トナーを現像手段2に搬
送する再使用トナー搬送手段6と、再使用トナー搬送手
段6を現像手段2へのトナー補給量に対応した間欠動作
駆動時間で駆動する間欠動作駆動手段7とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、電子写真方式における画像担持体上に形成し
た静電潜像にポンプで移送される回収トナーを再使用す
るために気体との混合気として現像位置から離れた位置
より供給して画像を形成するプリンター、ファクシミリ
装置、複写機あるいはこれらの複合機等の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】乾式1成分又は乾式2成分のトナーを用
いたプリンター、ファクシミリ装置、複写機あるいは、
これらの複合機等の画像形成装置において、従来は感光
体上の静電潜像を現像する為に使用されたトナーの約1
0%〜15%が廃棄トナー容器に回収されて廃棄されて
いたが、いったんは感光体上に転移しながら、被転写体
上に転写されなかったトナーを、クリーニング手段で回
収した後、再び現像器に戻して再利用するリサイクル現
像により、省資源による画像形成が行われるようになっ
ている(特開平7ー281532号、特開平9ー343
28号、特開平9ー34333号、特開平9ー1142
18号、特開平9ー185205号等の公報を参照)。
現像剤の回収トナーを現像部にポンプを使って気体の流
れに乗せて循環輸送して供給することも公知である(特
公昭63ー3308号等の公報を参照)。
【0003】クリーニングユニットで回収された回収ト
ナーを分級装置で分別した再使用トナーを、モーノポン
プと呼ばれる粉体ポンプと気体ポンプにより、再使用ト
ナーと気体の空気との混合気として現像手段に搬送し
て、その再使用トナーを新規トナーと混ぜながら再使用
して画像を形成する画像形成装置は、同一出願人の発明
者等から提案されている。然し、従来の、再使用トナー
をモーノポンプと呼ばれる粉体ポンプと気体ポンプによ
り、再使用トナーと気体の空気との混合気として現像手
段に搬送して画像を形成するかかる画像形成装置におい
て、モーノポンプと呼ばれる粉体ポンプを連続駆動する
とすれば、搬送するトナーが存在しない限り空気だけを
搬送することになるが、これは粉体ポンプの耐久性の低
下と、トナーの洩れによる飛散の原因となる。このた
め、粉体ポンプと気体ポンプの動作時間を連続させるこ
となく、効率的に制御することが必要になるが、粉体ポ
ンプと気体ポンプの動作時間を短くすればするほど、モ
ーノポンプと呼ばれる粉体ポンプの摺動部の磨耗量が少
なく、気体ポンプによる送風量が少なくなりトナー飛散
も少なくなるが、再使用トナーが多量に回収された時に
は、モーノポンプによる再使用トナーの搬送が出来なく
なってトナーの搬送能力を越えた場合には、ポンプの目
詰まりやユニットの破損が発生し、反対に、モーノポン
プと呼ばれる粉体ポンプと気体ポンプの動作時間を長く
すれば、粉体ポンプの摺動部の磨耗量が多く、気体ポン
プによる送風量が多くなり装置内外へのトナー飛散によ
りトナーの使用量が多くなり、帯電器や露光ユニットへ
のトナー付着により画像品質も低下することになり、い
ずれにしても再使用トナーを搬送する再使用トナー搬送
手段のモーノポンプ等の適切な間欠動作駆動時間の設定
が困難であると言う不具合が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のかかる
画像を形成する装置は、モーノポンプと呼ばれる粉体ポ
ンプと気体ポンプの動作時間を短くすれば、するほど、
モーノポンプと呼ばれる粉体ポンプの摺動部の磨耗量が
少なく、気体ポンプによる送風量も少なくなりトナー飛
散も少なくなるが、再使用トナーが多量に回収された時
には、モーノポンプによる再使用トナーの搬送が出来な
くなってトナーの搬送能力を越えた場合には、回収トナ
ーの収支が崩れてポンプの目詰まりやユニットの破損が
発生した。これと反対に、モーノポンプと呼ばれる粉体
ポンプと気体ポンプの動作時間を長くすれば、粉体ポン
プの摺動部の磨耗量が多く耐久性が無くなり、気体ポン
プによる送風量が多くなり装置内外へのトナー飛散によ
りトナーの使用量も多くなるだけでなく、帯電器や露光
ユニットへのトナー付着により、形成される画像品質も
低下することになり、いずれにしても再使用トナーを搬
送する再使用トナー搬送手段の適切な間欠動作駆動時間
の設定が困難であると言う問題が生じていた。そこで本
発明の課題は、このような問題点を解決するものであ
る。即ち、回収した再使用トナーが少なくなる時には、
再使用トナー搬送手段の動作時間を短くし、回収した再
使用トナーが多くなる時には、動作時間を長くなるよう
に自動的に制御して、再使用トナー搬送手段の耐久性が
向上し、トナー飛散防止やトナー目詰まりも防止して省
資源で高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、電子写真方式における画像担
持体上に形成した静電潜像にポンプで移送される回収ト
ナーを再使用するために気体との混合気として現像位置
から離れた位置より供給して画像を形成する画像形成装
置において、形成画像を担持する画像担持体と、上記画
像担持体上に形成された静電潜像を顕像化してトナー像
を形成する現像手段と、上記現像手段によって形成され
たトナー像を被転写体に転写する転写手段と、上記画像
担持体又は上記転写手段から被転写体に転写されずに残
留するトナーをクリーニングするクリーニング手段と、
上記クリーニング手段でクリーニングされたトナーを再
使用トナーとして回収する再使用トナー回収手段と、上
記再使用トナー回収手段で回収されて再使用される再使
用トナーを上記現像手段に搬送する再使用トナー搬送手
段と、上記再使用トナー搬送手段を上記現像手段へのト
ナー補給量に対応した間欠動作駆動時間で駆動する間欠
動作駆動手段とを有する画像形成装置であることを最も
主要な特徴とする。請求項2の本発明は、請求項1記載
の画像形成装置において、間欠動作駆動手段は、間欠動
作駆動時間を複数の種類を設定して、任意の間欠動作駆
動時間を選択可能にした画像形成装置であることを主要
な特徴とする。請求項3の本発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置において、間欠動作駆動手段は、間欠
動作駆動時間を、固定時間に設定される画像形成装置で
あることを主要な特徴とする。請求項4の本発明は、請
求項1、2又は3記載の画像形成装置において、間欠動
作駆動手段は、間欠動作駆動時間を、現像手段へのトナ
ー補給時間に対応した変動時間に設定される画像形成装
置であることを主要な特徴とする。請求項5の本発明
は、請求項1、2、3又は4記載の画像形成装置におい
て、間欠動作駆動手段は、現像手段へのトナー補給後
に、補給トナーの再使用トナー搬送手段に到達するまで
の所定の経過時間に従って、複数個設定された各間欠動
作駆動時間を選択して、再使用トナー搬送手段の駆動を
開始する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
【0006】
【作用】上記のように構成された画像形成装置は、請求
項1においては、画像担持体又は転写手段に転写されず
に残留するトナーをクリーニング手段でクリーニングし
て再使用トナー回収手段で回収した再使用トナーを現像
手段に搬送する再使用トナー搬送手段を、間欠動作駆動
手段で、現像手段へのトナー補給量に対応した間欠動作
駆動時間で駆動するようにして、回収した再使用トナー
が少なくなる時には、再使用トナー搬送手段の動作時間
を短く、回収した再使用トナーが多くなる時には、動作
時間を長くなるように自動的に設定して、再使用トナー
搬送手段の耐久性が向上し、トナー飛散防止やトナー目
詰まりも防止して省資源で高品質の画像形成が行われる
画像形成装置を提供することが出来るようにする。請求
項2においては、画像担持体又は転写手段に転写されず
に残留するトナーをクリーニング手段でクリーニングし
て再使用トナー回収手段で回収した再使用トナーを現像
手段に搬送する再使用トナー搬送手段を、間欠動作駆動
手段で、現像手段へのトナー補給量に対応した間欠動作
駆動時間を複数の種類を設定して任意の間欠動作駆動時
間を選択可能にするようにして、回収した再使用トナー
が少なくなる時には、再使用トナー搬送手段の動作時間
を短く、回収した再使用トナーが多くなる時には、動作
時間を長くなるように任意の最適な間欠動作駆動時間を
選択して自動的に設定して、再使用トナー搬送手段の耐
久性が向上し、トナー飛散防止やトナー目詰まりも防止
して省資源で高品質の画像形成が行われる画像形成装置
を提供することが出来るようにする。請求項3において
は、画像担持体又は転写手段に転写されずに残留するト
ナーをクリーニング手段でクリーニングして再使用トナ
ー回収手段で回収した再使用トナーを現像手段に搬送す
る再使用トナー搬送手段を、間欠動作駆動手段で、現像
手段へのトナー補給量に対応した間欠動作駆動時間を固
定時間に設定するようにして、例えば、回収した再使用
トナーが少なくなる時には、再使用トナー搬送手段の動
作時間を短く固定した任意の最適な間欠動作駆動時間を
選択して自動的に設定して、再使用トナー搬送手段の耐
久性が向上し、トナー飛散防止やトナー目詰まりも防止
して省資源で高品質の画像形成が行われる画像形成装置
を提供することが出来るようにする。請求項4において
は、画像担持体又は転写手段に転写されずに残留するト
ナーをクリーニング手段でクリーニングして再使用トナ
ー回収手段で回収した再使用トナーを現像手段に搬送す
る再使用トナー搬送手段を、間欠動作駆動手段で、現像
手段へのトナー補給量に対応した間欠動作駆動時間を現
像手段へのトナー補給時間に対応した変動時間に設定す
るようにして、例えば、回収した再使用トナーが多くな
る時には、再使用トナー搬送手段の動作時間を現像手段
へのトナー補給時間に対応して変動する任意の最適な間
欠動作駆動時間を選択して自動的に設定して、再使用ト
ナー搬送手段の耐久性が向上し、トナー飛散防止やトナ
ー目詰まりも防止して省資源で高品質の画像形成が行わ
れる画像形成装置を提供することが出来るようにする。
請求項5においては、画像担持体又は転写手段に転写さ
れずに残留するトナーをクリーニング手段でクリーニン
グして再使用トナー回収手段で回収した再使用トナーを
現像手段に搬送する再使用トナー搬送手段を、間欠動作
駆動手段で、現像手段へのトナー補給量に対応した間欠
動作駆動時間で駆動すると共に現像手段へのトナー補給
後に補給トナーの再使用トナー搬送手段に到達するまで
の所定の経過時間に従って複数個設定された各間欠動作
駆動時間を選択して駆動の開始をするようにして、補給
トナーの再使用トナー搬送手段に到達する以前までの回
収した再使用トナーが少なくなる時には、再使用トナー
搬送手段の動作時間を短く、補給トナーの再使用トナー
搬送手段に到達する以後の回収した再使用トナーが多く
なる時には、動作時間を長くなるように自動的に確実に
設定して、再使用トナー搬送手段の耐久性が向上し、ト
ナー飛散防止やトナー目詰まりも防止して省資源で高品
質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが
出来るようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明のトナーリサ
イクル機構を備えた画像形成装置の要部構成を示す略図
であり、同図において、ドラム形状の感光体の画像担持
体1は、図示しない側板に回動自在に支持されており、
図示しない回転駆動手段により図示の矢印A方向に回転
駆動される。上記画像担持体1上は、電子写真方式にお
ける作像工程により、帯電器8により均一に帯電した後
に、露光手段9による画像部に応じて露光が行われて形
成される静電潜像を、現像手段2によって現像されて形
成されたトナー像を担持するようになっている。尚、上
記画像担持体1のドラム形状の感光体は、無端ベルト形
状の感光体でもよいし、更に、上記露光手段9は、図示
しないが、アナログ光学系の複写機、又は、レーザ光源
と偏向器を備えたレーザ走査光学系を用いて、画像信号
に応じて上記画像担持体1上に光書込みを行なう方式に
すればレーザプリンターの構成となり、さらに原稿読取
装置を設置すればデジタル複写機やファクシミリ装置の
構成となる。上記現像手段2は、上記画像担持体1上に
形成されて担持された静電潜像にトナー(T)を供与す
る現像ローラ2a、トナー(T)を攪拌して搬送するパ
ドラ2b、パドラ2c、トナー(T)層の高さを規制す
るブレード2d、及び、これらを収容して保持する容器
2eと、上記容器2e上に設けられたホッパ2fと、回
転することにより上記ホッパ2f内の新規トナー(T)
と再使用トナー(t)を上記容器2e上に補給するトナ
ー補給ローラ2gとからなる。上記ホッパ2fには、再
使用トナー搬送手段6の再使用トナー搬送管6cの弾性
管が接続され、再使用トナー搬送スクリュー6aと、モ
ーノポンプと言われるスクリューポンプ6bの粉体ポン
プと、気体供給装置6dのエアーポンプ等により、再使
用トナー(t)が気体の空気との混合気として搬送され
る。又は、上記ホッパ2fには、図示しない新規トナー
容器内の新規のトナー(T)が搬送されるようになって
いる。
【0008】上記画像担持体1上に形成されて担持され
た静電潜像は、上記現像手段2から供与されるトナー
(T)により、乾式1成分又は乾式2成分の現像方式で
磁気ブラシ現像方式により可視像化される。上記現像手
段2の上記容器2e内の新規トナー(T)と再使用トナ
ー(t)は、上記パドラ2b、上記パドラ2cにより攪
拌されながら搬送されて新規トナー(T)と再使用トナ
ー(t)とキャリアが摩擦してキャリアに新規トナー
(T)と再使用トナー(t)が付着する。そして、図示
しない磁石を内蔵した上記現像ローラ2a上に新規トナ
ー(T)と再使用トナー(t)が磁気ブラシを形成して
上記画像担持体1上に搬送されるトナー(T)で現像さ
れる。給紙部10には、各種サイズの被転写体(P)の
転写紙が収容された複数の給紙カセットが設置されてい
る。画像形成動作が開始されると、上記画像担持体1が
上記帯電器8により帯電され、上記露光手段9からの原
稿像が露光されて静電潜像が形成される。この静電潜像
は上記現像手段2の乾式1成分現像剤、又は、乾式2成
分の新規トナー(T)と再使用トナー(t)によって現
像され、上記画像担持体1上にトナー像が形成される。
上記画像担持体1上のトナー像は、上記給紙部10から
被転写体(P)の転写紙が給紙され、レジストローラー
11を介して上記画像担持体1と転写手段3の転写器3
aと転写ベルト3bとのニップ部の転写位置に給紙され
た被転写体(P)の転写紙に転写される。そしてトナー
像が転写された被転写体(P)の転写紙は、上記転写手
段3から定着ユニット12に搬送され、上記定着ユニッ
ト12でトナー像が被転写体(P)の転写紙に定着さ
れ、定着後の被転写体(P)の転写紙は排紙ローラー1
3を介して排紙されて収納される。
【0009】一方、トナー像転写後の上記画像担持体1
上に付着した残留トナー(t)又は上記転写ベルト3b
に付着した残留トナー(t)は、クリーニング手段4の
クリーニングブレード4a又は転写クリーニングブレ―
ド4bにより掻き落とされ、再使用トナー回収手段5の
搬送コイル5aによりトナー分級装置5bに搬送され
て、上記トナー分級装置5bで分別された再使用トナー
(t)を上記再使用トナー搬送手段6の上記再使用トナ
ー搬送スクリュー6aを介して上記スクリューポンプ6
bに搬送され、上記スクリューポンプ6bと上記気体供
給装置6dのエアーポンプにより供給される空気との混
合気となり、上記再使用トナー搬送管6c内の弾性管内
を搬送されて、上記現像手段2の上記ホッパ2f内に搬
送されるようにもなっている。間欠動作駆動手段7は、
上記再使用トナー搬送手段6を、上記現像手段2へのト
ナー補給量に対応した間欠動作駆動時間で駆動するよう
になっていて、上記再使用トナー搬送手段6から上記現
像手段2への再使用トナー(t)が搬送されるようにな
っている。他方、上記トナー分級装置5bで分別された
廃棄トナー(tt)は、廃棄トナー容器14に収容され
てから廃棄される。
【0010】図2はクリーニング手段から再使用トナー
回収手段へ受け渡しを行う部分の構成図であり、上記搬
送コイル5aは、上記クリーニング手段4の上記クリー
ニングブレード4a又は上記転写クリーニングブレ―ド
4bにより掻き落とされた回収トナー(t)を、回転駆
動モータ5cの回転駆動力を歯車列5dを介して回転駆
動されることにより図示の矢印B方向に搬送されて、図
示しない上記トナー分級装置5bに搬送される。図3は
トナー分級装置、再使用トナー搬送装置等の詳細構成図
であり、上記トナー分級装置5bは、上記搬送コイル5
aによってジョイント部5eに搬送された回収トナー
(t)を図示の矢印C方向に搬送する搬送コイル5f
と、上記搬送コイル5f内に遊動可能な遊動体5g、内
部に搬送された回収トナー(t)を分別するメッシュの
目の大きさの一辺が約100μm四辺形のメッシュ5b
1 と、上記メッシュ5b1 を回転可能に支持する一体成
形された支持部材5b2 等からなる。上記遊動体5g
は、上記搬送コイル5fの回転によってパチンコ球のよ
うに上記搬送コイル5f内を転がりながら踊るように遊
動することによって、回収トナー(t)のブロッキング
を防止するようになっている。上記再使用トナー搬送手
段6は、回転駆動することにより、上記メッシュ5b 1
を通過して分別されて落下した再使用トナー(t)を搬
送する上記再使用トナー搬送スクリュー6aと、上記再
使用トナー搬送スクリュー6aから搬送される再使用ト
ナー(t)を気体との混合気として搬送する上記スクリ
ューポンプ6bと、一端側の上記スクリューポンプ6b
から搬送される混合気を、他端側の上記現像手段2の気
体抜きフイルタ2hを上部に配置された上記ホッパ2f
に接続されて搬送する上記再使用トナー搬送管6cと、
上記スクリューポンプ6bに一端が接続された気体供給
管6eの他端側から気体の空気を供給する上記気体供給
装置6dのエアーポンプとからなる。
【0011】上記間欠動作駆動手段7は、回転駆動力を
付与する回転駆動源7aのモータと、上記回転駆動源7
aのモータから付与された回転駆動力を伝達する回転駆
動力伝達手段7bの歯車列と、上記回転駆動力伝達手段
7bの歯車列から上記再使用トナー搬送スクリュー6a
の回転軸へ伝達する回転駆動力を間欠動作で駆動する間
欠手段7cの摩擦クラッチを有する。上記駆動手段7
は、図示しないコントロールパネルに配置された画像形
成スタート設定キー15をオン(ON)されて、図示し
ない上記画像担持体1が回転駆動されて画像形成動作が
開始されると、制御手段16により、上記現像手段2の
上記容器2eに配置されたトナー濃度センサー2iで上
記容器2e内のトナー濃度が検知されて、被転写体
(P)の転写紙1枚毎にトナー補給時間が決定されてメ
モリー17に記録される。ここで、上記制御手段16に
より、画像形成動作で消費されたトナー量だけ、駆動モ
ータ2jの回転駆動により上記トナー補給ローラ2gが
回転して、上記ホッパ2f内から上記容器2eにトナー
を補給して、トナー濃度が常に一定に保持される。図示
しない上記現像ローラ2aにより上記画像担持体1上に
トナー像が形成され、図示しない上記転写手段3で被転
写体(P)の転写紙に転写後、図示しない、上記画像担
持体1上又は上記転写ベルト3bに付着した残留トナー
(t)を上記クリーニング手段4の上記クリーニングブ
レード4a又は上記転写クリーニングブレ―ド4bによ
り掻き落とされ、上記搬送コイル5aにより上記トナー
分級装置5bに搬送されて、上記トナー分級装置5bで
分別された再使用トナー(t)は、上記再使用トナー搬
送スクリュー6aを介して上記スクリューポンプ6bに
搬送される。
【0012】上記再使用トナー搬送手段6に搬送された
再使用トナー(t)は、上記制御手段16により、図示
しない上記転写手段3による転写効率と上記スクリュー
ポンプ6bによる再使用トナー(t)の搬送能力から算
出して、例えば、上記トナー補給ローラ2gが回転して
上記ホッパ2f内から上記容器2e内に新規トナー
(T)と再使用トナー(t)が補給され、被転写体
(P)の転写紙1枚毎に、上記メモリー17に記録され
た被転写体(P)の転写紙1枚毎の「トナー補給時間」
(通常数十ミリsec〜数百ミリsec,最大でも1秒
強)に対して「その1/4の間欠動作駆動時間」だけ対
応して、作動するように、上記間欠手段7cの摩擦クラ
ッチを「ON」して、上記再使用トナー搬送スクリュー
6aの回転軸を回転駆動し、上記再使用トナー搬送管6
c内の弾性管内を搬送されて、上記現像手段2の上記ホ
ッパ2f内に搬送されるようになっている。上記の動作
を、被転写体(P)の転写紙1枚毎に行い、画像形成ジ
ョブが終了するまで繰り返されて終了する。つまり、感
光体上の転写紙一枚分の静電潜像を現像するために現像
手段からトナーが供給されると、その分だけ容器2e内
のトナー量が減るが、この減った分を濃度センサ2iに
よって検出し、この検出値に基づいて減った分と同量の
トナーを容器2eに補給するのに要する「トナー補給時
間」(トナー補給ローラ2gが、現像により減少した容
器内のトナー量に見合う量のトナーを容器内に補給する
のに要するであろう動作時間)を算出する。そして、こ
の「トナー補給時間」よりも少ない適切時間、例えば1
/4の間欠動作駆動時間だけ粉体ポンプと気体ポンプを
駆動することにより、常に過不足のないスクリューポン
プの駆動を実現できる。なお、後述するようにある時点
で検出されたトナー補給ローラ2gの動作時間つまり、
転写紙一枚に相当する静電潜像を現像したときに減少し
たトナー量に見合うトナー量を容器2e内に補給する為
に要するであろう補給ローラ2gの動作時間を決定して
これをメモリしたときに、これに対応してスクリューポ
ンプを例えば1/4の時間だけ動作させる時期は、例え
ば、28分後とする。この28分は、上記時点で補給ロ
ーラ2gの回転によって補給されたトナーが現像ローラ
によって感光体上に供給され、更に残留トナーがクリー
ニングされた上でスクリューポンプに到達するまでに要
する時間である。
【0013】即ち、上記トナー補給ローラ2gが回転し
て上記ホッパ2f内から上記容器2e内に補給された後
のトナー(T)が、図示しない上記画像担持体1、図示
しない上記クリーニング手段4、上記再使用トナー回収
手段5を経由して上記再使用トナー搬送手段6の上記ス
クリューポンプ6bに到達するのに要する時間、例え
ば、本実施例では、図示しない上記画像担持体1の感光
体ドラムの駆動時間が積算で28分経過した後に、つま
り、画像形成動作時に検出された「トナー補給時間」の
補給動作によって補給されたトナー(T)が、上記スク
リューポンプ6bに搬送されて到達する迄には28分の
遅れがある。この遅れの時間だけ、トナー補給時から上
記再使用トナー搬送手段6の上記再使用トナー搬送スク
リュー6a、上記スクリューポンプ6b、上記気体供給
装置6dのエアーポンプとの動作時間にフィードバック
するタイミングを遅らせるように、上記制御手段16に
より上記間欠手段7cの摩擦クラッチを「ON」するよ
うになっている。これを逆に言えば、現在スクリューポ
ンプの動作により現像手段に補給されているトナーは、
積算時間で28分前に行われた現像動作によって減少し
たトナー量に見合うものである。なお、上記所定の時間
遅れでスクリューポンプを動作させるようにする例は、
一例であり、補給ローラの動作後すぐにスクリューポン
プを動作させてもよい。
【0014】図4はスクリューポンプの構成図であり、
上記再使用トナー搬送手段6の上記スクリューポンプ6
bは、モーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプであって、
上記スクリューポンプ6bは、ロータ6b1 と呼ばれる
金属棒と、外側の弾性体ゴムからなるステータ6b2
と、ホルダー6b3 とからなり、上記ロータ6b1 と上
記ステータ6b2 の噛み合わせで再使用トナー(t)を
移送して上記ホルダー6b3 から送り出し、これに上記
気体供給装置6dのエアーポンプから送りだされる気体
の空気は、上記スクリューポンプ6bの気体供給口6b
4 に一端が接続された上記気体供給管6eから供給し
て、再使用トナー(t)との混合気となって、上記現像
手段2の上記ホッパ2fに接続され上記再使用トナー搬
送管6cの弾性管内を搬送されて、上記現像手段2の上
記ホッパ2fに混合気として搬送された気体の空気は上
記気体抜きフイルタ2hから放出され、再使用トナー
(t)は上記現像手段2の上記容器2e内に補給される
ようになっている(図3を参照)。
【0015】図5において、上記間欠動作駆動手段7の
上記間欠手段7cの摩擦クラッチは、上記回転駆動力伝
達手段7bの歯車で回転駆動する駆動軸7c1 と、図示
しない上記再使用トナー搬送スクリュー6aの軸と一体
的に回転する回転軸7c2 の軸線は一直線であり、上記
駆動軸7c1 に固定されたフランジ7c3 と上記回転軸
7c2 と一体に回転するフランジ7c4 は円錐面7c5
で相接触するようになっていて、上記フランジ7c4
キー7c6 と溝7c7 によって上記回転軸7c2 に対し
て左右(軸方向)に動くが、共に回転(回転方向には一
体化)する。そこで、上記制御手段16により、ソレノ
イド7c8 が付勢されると、引っ張りバネ7c9 の引っ
張り力に抗して、作動部材7c10が図示の矢印D方向に
回動すると、上記回転軸7c2 が上記駆動軸7c1 の回
転駆動力と連結するようになっているから、図示しない
上記再使用トナー搬送スクリュー6aの回転軸へ伝達す
る回転駆動力を伝達(ON)して、図示しない上記スク
リューポンプ6bから再使用トナー(t)の搬送を開始
する。そして、上記制御手段16により、ソレノイド7
8 の付勢が解除されると、上記回転軸7c2 が上記駆
動軸7c1 の回転駆動力と離脱して、再使用トナー
(t)の搬送を停止するようになっている。つまり、ソ
レノイド7c8 が作動することにより作動部材7c10
図示の矢印D方向に回動すると、フランジ7c4 がロッ
ク方向へ移動するのでフランジ7c3 と結合して駆動軸
7c1 からの駆動力が回転軸7c2 に伝達される。これ
と逆に作動部材7c10が図示の矢印D方向と反対方向に
回動すると、フランジ7c4がロック解除方向へ移動す
るのでフランジ7c3 から離脱して駆動軸7c1 からの
駆動力が回転軸7c2 に伝達されなくなる。
【0016】図6において、上記制御手段16により、
図示しないコントロールパネルに配置された上記画像形
成スタート設定キー15がオン(ON)されると、上記
画像担持体1が回転駆動して画像形成動作が開始され
て、画像形成動作が開始した後に継続して画像形成動作
を実行し(ステップ1)、上記現像手段2の上記容器2
eに配置された上記トナー濃度センサー2iで上記容器
2e内のトナー濃度が検知されて(ステップ2)、上記
転写手段3による転写効率と上記スクリューポンプ6b
による再使用トナー(t)の搬送能力から算出して、例
えば、上記トナー補給ローラ2gが回転して上記ホッパ
2f内から上記容器2e内にトナー(T)が補給される
のに要する「トナー補給時間」を決定して、その「トナ
ー補給時間」が上記メモリー17に記録され(ステップ
3)、上記メモリー17に記録された「トナー補給時
間」だけトナー補給が行われた後(ステップ4)、上記
スクリューポンプ6bと上記気体供給装置6dのエアー
ポンプを上記メモリー17に記録された被転写体(P)
の転写紙1枚毎の「トナー補給時間」に対して所定時
間、例えば、「その1/4の間欠動作駆動時間」だけ対
応して作動するように、上記間欠手段7cの上記摩擦ク
ラッチを「ON」して、上記再使用トナー搬送スクリュ
ー6aの回転軸を回転駆動し、再使用トナー(t)が上
記再使用トナー搬送管6c内の弾性管内を搬送されて、
上記現像手段2の上記ホッパ2f内に搬送され(ステッ
プ5)、上記の動作を、被転写体(P)の転写紙1枚毎
に行い、画像形成ジョブが終了するまで繰り返されて終
了するようになっている(ステップ6)。
【0017】図7において、上記制御手段16による他
の実施例は、図示しないコントロールパネルに配置され
た上記画像形成スタート設定キー15がオン(ON)さ
れると、上記画像担持体1が回転駆動して画像形成動作
が開始されて、画像形成動作が開始した後に継続して画
像形成動作を実行し(ステップ21)、上記現像手段2
の上記容器2eに配置された上記トナー濃度センサー2
iで上記容器2e内のトナー濃度が検知されて(ステッ
プ22)、上記転写手段3による転写効率と上記スクリ
ューポンプ6bによる再使用トナー(t)の搬送能力か
ら算出して、例えば、上記トナー補給ローラ2gが回転
して上記ホッパ2f内から上記容器2e内にトナー
(T)が補給されるのに要する「トナー補給時間」を決
定して、その「トナー補給時間」が上記メモリー17に
記録され(ステップ23)、上記メモリー17に記録さ
れた「トナー補給時間」の分だけトナー補給が行われた
後(ステップ24)、上記メモリー17に「トナー補給
時間」を記録開始後の所定時間、例えば、上記画像担持
体1の感光体ドラムの駆動積算時間が28分経過したか
どうかを検知して(ステップ25 No)、上記メモリ
ー17に「トナー補給時間」を記録開始後の所定時間、
例えば、上記画像担持体1の感光体ドラムの駆動積算時
間が28分を経過するまでは、上記再使用トナー搬送手
段6の上記再使用トナー搬送スクリュー6a、上記スク
リューポンプ6b、上記気体供給装置6dのエアーポン
プを所定の固定時間の、例えば、1秒間作動するよう
に、上記間欠手段7cの上記摩擦クラッチを「ON」し
て、上記再使用トナー搬送スクリュー6aの回転軸を回
転駆動し、再使用トナー(t)を上記再使用トナー搬送
管6c内の弾性管内を搬送して、上記現像手段2の上記
ホッパ2f内に搬送する(ステップ26)。つまり、ス
クリューポンプ等の駆動タイミングを、28分前のトナ
ー補給動作に基づいて決定する以上、28分を経過する
前の段階では、基準となる28分前のトナー補給動作が
存在しないから、固定時間にて駆動する以外に方法がな
いからである。
【0018】上記メモリー17に「トナー補給時間」を
記録開始後の所定時間、例えば、上記画像担持体1の感
光体ドラムの駆動積算時間が28分を経過した後(ステ
ップ25 Yes)は、上記スクリューポンプ6bと上
記気体供給装置6dのエアーポンプを上記メモリー17
に記録された被転写体(P)の転写紙1枚毎の「トナー
補給時間」に対した所定時間、例えば、「その1/4の
間欠動作駆動時間」だけ対応して作動するように、上記
間欠手段7cの摩擦クラッチを「ON」して、上記再使
用トナー搬送スクリュー6aの回転軸を回転駆動し、上
記再使用トナー搬送管6c内の弾性管内を搬送して、上
記現像手段2の上記ホッパ2f内に搬送され(ステップ
27)、上記の動作を、被転写体(P)の転写紙1枚毎
に行い、画像形成ジョブが終了するまで繰り返されて終
了するようになっている(ステップ28)。なお、上記
においてはトナー補給時間等に基づいてスクリューポン
プ等の間欠動作駆動時間を算出したが、これは一例であ
り、例えば予め間欠動作駆動時間として複数の種類を設
定しておき、トナー濃度の減少量等に応じて上記複数の
種類の中から任意の間欠動作駆動時間を選択可能にして
もよいし(請求項2)、或は間欠動作駆動時間を一律に
固定時間に設定しておいてもよい(請求項3)。いずれ
の場合も、スクリューポンプ等を連続駆動する場合に発
生するデメリットを解消するには十分な効果を得ること
ができる。或はまた、間欠動作駆動手段は、現像手段へ
のトナー補給後に、補給トナーの再使用トナー搬送手段
に到達するまでの所定の経過時間に従って、複数種類設
定された各間欠動作駆動時間(請求項2に対応する)の
いずれかを選択して、再使用トナー搬送手段の駆動を開
始するようにしてもよい(請求項5)。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、請求項1の発明によれば、画像担持体又は
転写手段に転写されずに残留するトナーをクリーニング
手段でクリーニングして再使用トナー回収手段で回収し
た再使用トナーを現像手段に搬送する再使用トナー搬送
手段を、間欠動作駆動手段で、現像手段へのトナー補給
量に対応した間欠動作駆動時間で駆動するようにしたの
で、回収した再使用トナーが少なくなる時には、再使用
トナー搬送手段の動作時間を短く、回収した再使用トナ
ーが多くなる時には、動作時間を長くなるように自動的
に設定して、再使用トナー搬送手段の耐久性が向上し、
トナー飛散防止やトナー目詰まりも防止して省資源で高
品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供すること
が出来るようになった。
【0020】つまり、感光体上の静電潜像を現像する為
に供給されるトナー量(現像手段の容器内のトナー減少
量)と、当該現像像が転写された後に感光体上に残留す
るトナー量とは、ほぼ比例しており、感光体上に供給さ
れるトナー量が多い場合には残留トナー量も多く、供給
量が少ない場合には残留トナー量も少なくなる。このた
め、再使用トナー搬送手段の駆動時間も、感光体上への
供給トナー量に見合って増減させることが好ましい。
【0021】請求項2の発明によれば、画像担持体又は
転写手段に転写されずに残留するトナーをクリーニング
手段でクリーニングして再使用トナー回収手段で回収し
た再使用トナーを現像手段に搬送する再使用トナー搬送
手段を、間欠動作駆動手段で、現像手段へのトナー補給
量に対応した間欠動作駆動時間を複数の種類(最短時間
から最長時間まで複数段階)を設定して任意の間欠動作
駆動時間を選択可能にするようにしたので、回収した再
使用トナーが少なくなる時には、再使用トナー搬送手段
の動作時間を短く、回収した再使用トナーが多くなる時
には、動作時間を長くなるように任意の最適な間欠動作
駆動時間を選択して自動的に設定して、再使用トナー搬
送手段の耐久性が向上し、トナー飛散防止やトナー目詰
まりも防止して省資源で高品質の画像形成が行われる画
像形成装置を提供することが出来るようになった。
【0022】請求項3の発明によれば、画像担持体又は
転写手段に転写されずに残留するトナーをクリーニング
手段でクリーニングして再使用トナー回収手段で回収し
た再使用トナーを現像手段に搬送する再使用トナー搬送
手段を、間欠動作駆動手段で、現像手段へのトナー補給
量に対応した間欠動作駆動時間を固定時間に設定するよ
うにしたので、例えば、回収した再使用トナーが少なく
なる時には、再使用トナー搬送手段の動作時間を短く固
定した任意の最適な間欠動作駆動時間を選択して自動的
に設定して、再使用トナー搬送手段の耐久性が向上し、
トナー飛散防止やトナー目詰まりも防止して省資源で高
品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供すること
が出来るようになった。
【0023】つまり、上記トナー補給量の多寡に応じて
変動しない固定的な間欠動作駆動時間を用い、しかも該
固定的な間欠動作駆動時間を適切な値に設定することに
より、トナー補給量の増減変動にもかかわらず、全体と
しては適正な時間だけ再使用トナー回収手段を駆動し
て、その耐久性の低下や、トナーの飛散を防止すること
ができる。
【0024】請求項4の発明によれば、画像担持体又は
転写手段に転写されずに残留するトナーをクリーニング
手段でクリーニングして再使用トナー回収手段で回収し
た再使用トナーを現像手段に搬送する再使用トナー搬送
手段を、間欠動作駆動手段で、現像手段へのトナー補給
量に対応した間欠動作駆動時間を現像手段へのトナー補
給時間に対応した変動時間に設定するようにしたので、
例えば、回収した再使用トナーが多くなる時には、再使
用トナー搬送手段の動作時間を現像手段へのトナー補給
時間に対応して変動する任意の最適な間欠動作駆動時間
を選択して自動的に設定して、再使用トナー搬送手段の
耐久性が向上し、トナー飛散防止やトナー目詰まりも防
止して省資源で高品質の画像形成が行われる画像形成装
置を提供することが出来るようになった。
【0025】つまり、例えば、現像手段が転写紙一枚分
の静電潜像を現像することによって現像手段の容器内の
トナー量が減少する度に、容器内のトナー濃度からトナ
ーの減少量を検出し、減少したトナー量に相当するトナ
ーをホッパから容器内に補給する為に必要なトナー補給
ローラの動作時間を算出する。このトナー補給ローラの
動作時間(トナー補給時間)に基づいて、感光体上から
除去した残留トナーを現像手段に搬送する為に必要な再
使用トナー搬送手段の動作時間を算出する。このため、
常に減少した分だけのトナーを現像手段に供給すること
ができることとなる。
【0026】請求項5の発明によれば、画像担持体又は
転写手段に転写されずに残留するトナーをクリーニング
手段でクリーニングして再使用トナー回収手段で回収し
た再使用トナーを現像手段に搬送する再使用トナー搬送
手段を、間欠動作駆動手段で、現像手段へのトナー補給
量に対応した間欠動作駆動時間で駆動すると共に現像手
段へのトナー補給後に補給トナーの再使用トナー搬送手
段に到達するまでの所定の経過時間に従って、複数個設
定された各間欠動作駆動時間を選択して駆動の開始をす
るようにしたので、補給トナーの再使用トナー搬送手段
に到達する以前までの回収した再使用トナーが少なくな
る時には、再使用トナー搬送手段の動作時間を短く、補
給トナーの再使用トナー搬送手段に到達する以後の回収
した再使用トナーが多くなる時には、動作時間を長くな
るように自動的に確実に設定して、再使用トナー搬送手
段の耐久性が向上し、トナー飛散防止やトナー目詰まり
も防止して省資源で高品質の画像形成が行われる画像形
成装置を提供することが出来るようになった。
【0027】つまり、上記各請求項記載の発明において
実施される再使用トナー回収手段の動作は、動作時間の
決定後すぐに実施されるのではなく、例えば当該機械に
おいて現像手段の容器内にトナーが補給されてから当該
トナーが再使用トナー搬送手段に到達するまでに要する
所定の時間が経過したときに実施されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の概
略を説明する説明図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の主
要部を説明する斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他
の主要部を説明する説明図である。
【図4】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他
の主要部を説明する説明図である。
【図5】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他
の主要部を説明する説明図である。
【図6】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他
の主要部の動作を説明するタイミングチャート図であ
る。
【図7】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装置
の主要部の動作を説明するタイミングチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 画像担持体 2 現像手段、2a 現像ローラ、2b パドラ、2c
パドラ、2d ブレード、2e 容器、2f ホッ
パ、2g トナー補給ローラ、2h 気体抜きフイル
タ、2i トナー濃度センサー、2j 駆動モータ 3 転写手段、3a 転写器、3b 転写ベルト 4 クリーニング手段、4a クリーニングブレード、
4b 転写クリーニングブレード 5 再使用トナー回収手段、5a 搬送コイル、5b
トナー分級装置、5b1 メッシュ、5b2 支持部
材、5c 回転駆動モータ、5d 歯車列、5e ジョ
イント部、5f 搬送コイル、5g 遊動体 6 再使用トナー搬送手段、6a 再使用トナー搬送ス
クリュー、6b スクリューポンプ、6b1 ロータ、
6b2 ステータ、6b3 ホルダー、6b4 気体供
給口、6c 再使用トナー搬送管、6d 気体供給装
置、6e 気体供給管 7 間欠動作駆動手段、7a 回転駆動源、7b 回転
駆動力伝達手段、7c 間欠手段、7c1 駆動軸、7
2 回転軸、7c3 フランジ、7c4 フランジ、
7c5 円錐面、7c6 キー、7c7 溝、7c8
ソレノイド、7c9 引っ張りバネ、7c10 作動部材 8 帯電器、9 露光手段、10 給紙部、11 レジ
ストローラー、12定着ユニット、13 排紙ローラ、
14 廃棄トナー容器、15 画像形成スタート設定キ
ー、16 制御手段、17 メモリー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式における画像担持体上に形
    成した静電潜像にポンプで移送される回収トナーを再使
    用するために気体との混合気として現像位置から離れた
    位置より供給して画像を形成する画像形成装置におい
    て、形成画像を担持する画像担持体と、上記画像担持体
    上に形成された静電潜像を顕像化してトナー像を形成す
    る現像手段と、上記現像手段によって形成されたトナー
    像を被転写体に転写する転写手段と、上記画像担持体又
    は上記転写手段から被転写体に転写されずに残留するト
    ナーをクリーニングするクリーニング手段と、上記クリ
    ーニング手段でクリーニングされたトナーを再使用トナ
    ーとして回収する再使用トナー回収手段と、上記再使用
    トナー回収手段で回収されて再使用される再使用トナー
    を上記現像手段に搬送する再使用トナー搬送手段と、上
    記再使用トナー搬送手段を上記現像手段へのトナー補給
    量に対応した間欠動作駆動時間で駆動する間欠動作駆動
    手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    間欠動作駆動手段は、間欠動作駆動時間を複数の種類を
    設定して、任意の間欠動作駆動時間を選択可能にしたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、間欠動作駆動手段は、間欠動作駆動時間を、固定
    時間に設定されることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の画像形成装置
    において、間欠動作駆動手段は、間欠動作駆動時間を、
    現像手段へのトナー補給時間に対応した変動時間に設定
    されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の画像形成
    装置において、間欠動作駆動手段は、現像手段へのトナ
    ー補給後に、補給トナーの再使用トナー搬送手段に到達
    するまでの所定の経過時間に従って、複数種類設定され
    た各間欠動作駆動時間のいずれかを選択して、再使用ト
    ナー搬送手段の駆動を開始することを特徴とする画像形
    成装置。
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