JPH10153139A - スロットル開度検出装置 - Google Patents

スロットル開度検出装置

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JPH10153139A
JPH10153139A JP8310725A JP31072596A JPH10153139A JP H10153139 A JPH10153139 A JP H10153139A JP 8310725 A JP8310725 A JP 8310725A JP 31072596 A JP31072596 A JP 31072596A JP H10153139 A JPH10153139 A JP H10153139A
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throttle
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throttle valve
opening
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繁 石井
Hitoshi Sugiuchi
仁 杉内
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充 藤岡
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】FIC機構が作動してスロットバルブが開状態
となっている時に、アクセルペダルが開放状態であるに
も係わらず、ドライバによりスロットル開度の操作が行
われたと誤認識することを回避する。 【解決手段】イグニッションスイッチ7がオンとなった
時点から継続してアイドルスイッチ4がオフ状態である
とき、FIC機構が作動しているものとみなし、所定の
学習期間内におけるスロットル検出信号θV の最小値、
つまり、FIC機構の操作によるスロットルバルブの開
度に応じた値を全閉基準値θ* として設定し、この全閉
基準値θ* と入力されるスロットル検出信号θV との偏
差をもとにスロットル開度を検出する。これにより、F
IC機構に操作された状態でのスロットル開度を0/8
開度としてスロットル開度が検出されるから、FIC機
構が作動し且つアクセルペダルが開放状態であるときに
は、スロットル開度は0/8開度として認識される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットルセン
サからの、スロットルバルブの開度に応じた出力信号に
基づきスロットル開度を検出するようにしたスロットル
開度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スロットルバルブの開度に応じた出力信
号を出力するようなスロットルセンサにおいては、各ス
ロットルセンサ毎に、スロットル開度が全閉状態である
ときの出力信号にばらつきがある。これは、センサ回路
固有のばらつきや、取り付け位置のばらつき等に起因す
るものである。そのため、例えば、スロットルバルブが
全閉状態であるときのスロットルセンサの出力信号(以
下、全閉基準値という。)を基準にし、この全閉基準値
と入力されるスロットルセンサの出力信号との偏差をも
とにスロットルバルブの開度(以下、スロットル開度と
いう。)を得るようにした場合等には、前述のばらつき
を吸収する必要がある。
【0003】これを実現するために、例えば、特公平7
−92138号公報に記載されているように、スロット
ルバルブが機械的に全閉状態となった時のスロットルセ
ンサの出力信号を学習全閉値として学習し、この学習全
閉値を全閉基準値としてスロットル開度を算出すること
によって、ばらつきを吸収するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の全閉基準値の学習方法では、スロットルバルブが機
械的に全閉状態となったときのスロットルセンサの出力
信号を学習し、これを全閉基準値とするようにしている
ため、例えば、冷機時の始動性向上のため、スロットル
バルブを直接開閉させるFIC(Fast Idle
Cam)機構を備えたスロットルバルブ等の場合には、
FIC機構が作動しているときにはスロットルバルブが
機械的に全閉状態となることはない。そのため、全閉基
準値の学習を行うことができないため、例えば予め記憶
している全閉基準値の初期値に基づいてスロットル開度
を算出することになる。よって、全閉基準値の初期値と
スロットルセンサの出力信号との偏差に基づいてスロッ
トル開度を検出した場合、FIC機構の開操作によるス
ロットルバルブの開度、例えば0.5/8開度であると
認識し、ドライバがアクセルペダルを操作していない場
合でもアクセルペダルの操作が行われたと誤認識してし
まい、この誤ったスロットル開度に基づいて、例えば自
動変速機の変速制御或いは、ロックアップのオンオフ制
御等を行った場合、油圧特性が変化してしまうことから
制御精度が低下してしまうという問題がある。
【0005】そこで、この発明は、上記従来の未解決の
課題に着目してなされたものであり、FIC作動時でも
的確なスロットル開度を検出することのできるスロット
ル開度検出装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るスロットル開度検出装置は、スロッ
トルバルブを直接開閉させるアイドルアップ手段を備え
たスロットルバルブのスロットル開度を検出するスロッ
トル開度検出装置であって、前記スロットル開度に応じ
た信号を出力するスロットルセンサと、前記スロットル
バルブが全閉状態であるか否かを前記スロットルセンサ
とは別個に検出する全閉状態検出手段と、当該全閉状態
検出手段で前記スロットルバルブが全閉状態であること
を検出したときの前記スロットルセンサの出力信号に基
づき全閉基準値を学習する学習手段と、前記スロットル
センサの出力信号と前記全閉基準値との偏差に基づき前
記スロットル開度を検出する開度検出手段と、を備えた
スロットル開度検出装置において、前記アイドルアップ
手段が前記スロットルバルブを開操作しているとき、こ
の状態における前記出力信号に基づき前記全閉基準値を
学習するアイドルアップ時学習手段を備えることを特徴
としている。
【0007】この請求項1の発明によれば、スロットル
バルブの開度に応じた出力信号を出力するスロットルセ
ンサの出力信号と、所定の全閉基準値との偏差に基づい
て開度検出手段によりスロットル開度が検出される。前
記全閉基準値は、例えばスロットルバルブが機械的に全
閉状態となったことを検出するスイッチ等の、前記スロ
ットルセンサとは別個にスロットルバルブが全閉状態で
あるか否かを検出する全閉状態検出手段によって、スロ
ットルバルブが全閉状態であることが検出されたときの
スロットルセンサの出力信号に基づいて、学習手段によ
り学習されて設定される。
【0008】このとき、例えば冷機時の始動性を向上さ
せるためにスロットルバルブを直接開閉操作するFIC
機構等のアイドルアップ手段が作動しスロットルバルブ
を開操作している場合には、スロットルバルブが全閉状
態とないから学習手段による全閉基準値の学習は行われ
ないが、アイドルアップ手段がスロットルバルブを開操
作しているときには、アイドルアップ時学習手段によっ
て、アイドルアップ手段が開操作を行っているときのス
ロットルセンサの出力信号に基づいて全閉基準値が設定
される。
【0009】よって、アイドルアップ手段が開操作を行
っているときには、スロットルバルブは開状態となる
が、この開状態におけるスロットルセンサの出力信号が
全閉基準値として設定されるから、スロットル開度検出
装置では、スロットル開度を全閉状態として認識する。
【0010】また、請求項2に係るスロットル開度検出
装置は、前記アイドルアップ時学習手段は、前記全閉状
態検出手段の検出状態に基づき前記スロットルバルブが
エンジン起動後から継続して非全閉状態であることを検
出したとき、前記アイドルアップ手段が前記スロットル
バルブを開操作していると判断することを特徴としてい
る。
【0011】この請求項2の発明によれば、アイドルア
ップ時学習手段は、全閉状態検出手段の検出状態と、例
えばイグニッションスイッチの状態等とに基づき、エン
ジン起動後継続してスロットルバルブが非全閉状態であ
ることが検出されたとき、アイドルアップ手段が作動
し、スロットルバルブが開操作されているとして判断す
る。一般に、アイドルアップ手段が作動する場合、エン
ジンを起動した直後から作動することになり、また、ア
イドルアップ手段が作動状態から非作動状態となると、
その後は作動状態となることはないから、エンジン起動
後から継続してスロットルバルブが非全閉状態であるか
否かを検出することによって、アイドルアップ手段がス
ロットルバルブを開操作しているか否かを検出すること
が可能となる。
【0012】また、請求項3に係るスロットル開度検出
装置は、前記アイドルアップ時学習手段は、前記アイド
ルアップ手段が前記スロットルバルブを開操作している
期間内における前記スロットルセンサの出力信号の最小
値を前記全閉基準値として設定するようにしたことを特
徴としている。
【0013】この請求項3の発明によれば、アイドルア
ップ手段がスロットルバルブを開操作している期間にお
ける、スロットルセンサの出力信号の最小値が全閉基準
値として設定される。よって、例えば、アイドルアップ
手段が開操作を行っているときに、何らかの影響による
ノイズ等によってスロットルセンサの出力信号が変動す
る場合があるが、出力信号の最小値が全閉基準値として
設定されるからこれらノイズ等による変動分を除去し
た、アイドルアップ手段の操作によるスロットルバルブ
の開度に応じた全閉基準値が設定される。
【0014】さらに、請求項4に係るスロットル開度検
出装置は、前記アイドルアップ時学習手段は、エンジン
起動から予め設定した時間が経過した時点から予め設定
した期間のみ、前記全閉基準値の学習を行うようにした
ことを特徴としている。
【0015】この請求項4の発明によれば、アイドルア
ップ手段がスロッルバルブの開操作を行っているときに
は、エンジン起動後、予め設定した時間が経過した時点
から予め設定した期間のみ全閉基準値の学習が行われ
る。よって、例えば、エンジン起動後、或いは各種電力
機器等の補助機器が作動を開始すると、スロットルセン
サの出力信号が変動することがあるが、エンジン起動後
スロットルセンサの出力信号の変動が収まった時点から
補助機器の作動が開始するまでの期間は、スロットルセ
ンサの出力信号が安定しているから、この期間のみ学習
を行うことによって、アイドルアップ手段の操作による
スロットルバルブの開度に応じた全閉基準値が設定され
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るスロットル開度
検出装置によれば、スロットルバルブが全閉状態である
ときのスロットルセンサの出力信号に基づき全閉基準値
を設定し、アイドルアップ手段がスロットルバルブの開
操作を行っていてスロットルバルブが全閉状態とならな
い場合には、この状態におけるスロットルセンサの出力
信号を全閉基準値として設定するから、アイドルアップ
手段によりスロットルバルブが開状態となっているとき
に、アクセルペダルが開放状態であるにも係わらず、ド
ライバによりスロットルバルブが開操作されたとして誤
認識することを確実に防止することができ、的確なスロ
ットル開度を検出することができる。
【0017】また、請求項2に係るスロットル開度検出
装置によれば、エンジン起動後から継続してスロットル
バルブが非全閉状態であるか否かを検出することによっ
て、アイドルアップ手段がスロットルバルブを開操作し
ているか否かを、新たにセンサ等を設けることなく容易
に検出することができる。
【0018】また、請求項3に係るスロットル開度検出
装置によれば、アイドルアップ手段がスロットルバルブ
を開操作している期間のスロットルセンサの出力信号の
最小値を全閉基準値として設定するようにしたから、ノ
イズ等の誤差が含まれないスロットルバルブの開度に応
じた的確な全閉基準値を設定することができる。
【0019】さらに、請求項4に係るスロットル開度検
出装置によれば、アイドルアップ手段がスロットルバル
ブを開操作しているときには、エンジン起動から予め設
定した時間が経過した時点から予め設定した期間のみ、
全閉基準値の学習を行うようにしたから、起動時或いは
補助機器等によるノイズの影響を受けないスロットルバ
ルブの開度に応じた的確な全閉基準値を設定することが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明におけるスロット
ル開度検出装置100の全体構成を示す概略構成を示し
たものである。
【0021】図中、1はエンジンであり、エンジン1の
出力側には、自動変速機2が接続されている。この自動
変速機2は、エンジン1の出力側に接続されたロックア
ップピストンを内蔵したトルクコンバータTCと、この
トルクコンバータTCの出力側に接続された変速機構T
Mとで構成されている。
【0022】前記エンジン1のスロットルバルブ3は、
例えば図示しない温水加熱式のサーモワックスFIC機
構(アイドルアップ手段)を備えていて、このFIC機
構によりスロットルバルブ3を直接開閉することによっ
て、冷機時の始動性を向上させるようになっている。
【0023】このスロットルバルブ3には、スロットル
バルブ3が機械的に全閉状態となったときに例えば高電
位となるアイドル信号IDLを出力するアイドルスイッ
チ(全閉状態検出手段)4と、スロットルバルブ3の開
度に比例した電圧信号を出力するスロットルセンサ5と
が配置されている。前記アイドルスイッチ4のアイドル
信号IDLはそのまま検出装置10に入力され、スロッ
トルセンサ5の出力信号はA/D変換器6でデジタル信
号に変換された後、スロットル検出信号θV として検出
装置10に入力される。
【0024】この検出装置10は、前記アイドルスイッ
チ4,A/D変換器6,イグニッションスイッチ7の出
力信号を入力する入力インタフェース部10aと、入力
インタフェース部10aを介して入力される各出力信号
をもとに所定の処理を行って、スロットル開度THを算
出する演算処理部10bと、スロットル開度THを変速
機用制御装置20に出力する出力インタフェース部10
cと、スロットル開度THの算出に必要な所定の処理プ
ログラム、或いは所定の定数等を格納する記憶部10d
とを少なくとも備えて形成されている。
【0025】そして、検出装置10は、入力されるアイ
ドル信号IDLと、イグニッションスイッチ7からのイ
グニッション信号IGNと、スロットル検出信号θV
を入力し、エンジン起動後、アイドル信号IDLが高電
圧、つまりアイドルスイッチ4がオン状態でありスロッ
トルバルブ3が全閉状態である場合には、FIC機構が
非作動であるとして従来と同様に基準値の設定を行い、
前記記憶部10dに保持している、スロットルバルブ3
が全閉状態であるときの全閉基準値の初期値である全閉
時の初期値θnINT を全閉基準値θ* として設定し、以
後アイドル信号IDLがオンであるとき、つまりスロッ
トルバルブ3が全閉状態であるときのスロットル検出信
号θV に全閉基準値θ* を追従させ、このとき、予め設
定した所定の変化量Δθで追従させる。
【0026】一方、エンジン起動後、アイドル信号ID
Lがオフである場合、つまりスロットルバルブ3が全閉
状態でない場合には、FIC機構が作動していて、これ
によりスロットルバルブ3が開状態となっているとし
て、FIC機構が作動している場合の全閉基準値の初期
値であるFIC作動時の初期値θfINT を全閉基準値θ
* として設定し、以後、予め設定した所定の学習期間内
のスロットル検出信号θ V の最小値を全閉基準値θ*
して設定する。
【0027】ここで、前記全閉時の初期値θnINT は、
例えばスロットルバルブ3が全閉状態であるときのスロ
ットル検出信号θV の平均値等が予め計測すること等に
よって設定され、また、FIC作動時の初期値θfINT
は、例えばFIC機構によってスロットルバルブ3が開
操作されたときになり得るスロットル検出信号θV の最
大値が設定される。
【0028】そして、検出装置10は、設定された全閉
基準値θ* と、入力されるスロットル検出信号θV との
偏差をもとに、スロットルバルブ3のスロットル開度T
Hを算出し(開度検出手段)、これを変速機用制御装置
20に出力する。
【0029】変速機用制御装置20は、検出装置10か
らスロットル開度THを入力し、このスロットル開度T
Hと車速センサ21からの車速等とに基づいて前記自動
変速機2の変速点の設定或いはロックアップ車速の設定
等を行って、自動変速機2の変速制御を行う。
【0030】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
図2は、演算処理部10aにおける、全閉基準値θ*
設定する処理である基準値設定処理の処理手順の一例を
示すフローチャートである。
【0031】イグニッションスイッチ7がオン状態にさ
れると、演算処理部10aでは、前記基準値設定処理を
実行し、まず、アイドルスイッチ4からのアイドル信号
IDLに基づきアイドルスイッチ4がオン状態である
か、つまり、スロットルバルブ3が全閉状態であるか否
かを判定する(ステップS1)。
【0032】FIC機構が作動していない場合には、ド
ライバがアクセルペダルを開放状態としているときに
は、スロットルバルブ3は全閉状態となるから、アイド
ル信号IDLはオン状態となる。よって、演算処理部1
0aでは、FIC機構が非作動時の基準値設定処理、つ
まり通常と同様に基準値の設定を行う(学習手段)。ま
ず、予め記憶部10dに保持している全閉時の初期値θ
INT を全閉基準値θ*として設定する(ステップS
2)。そして、全閉基準値θ* を設定してから所定時間
Δtn(例えば40msec)が経過したとき(ステッ
プS3)、アイドルスイッチ4がオン状態であるか否か
を判定し(ステップS4)、アイドルスイッチ4がオン
状態である場合には、スロットル検出信号θV を読み込
み、このスロットル検出信号θV が、予め設定した上限
値θMAX 及び下限値θMIN の範囲内にあるか否かを判定
する(ステップS5)。
【0033】この上限値θMAX 及び下限値θMIN は、ス
ロットルセンサ5に断線或いは短絡等が生じていないと
きのスロットル検出信号θV がとり得る最大及び最小の
値が設定され、この判定を行うことによって、スロット
ルセンサ5に断線或いは短絡等が生じている状態でのス
ロットルセンサ5の出力信号θV を、誤って全閉基準値
として設定することを回避するようにしている。
【0034】そして、θMIN <θV <θMAX を満足する
場合には、スロットル検出信号θVは有効な値であると
して、このスロットル検出信号θV と全閉基準値θ*
の大小関係を比較する(ステップS6)。
【0035】スロットル検出信号θV が現在の全閉基準
値θ* よりも小さい場合(θV <θ * )には、全閉基準
値θ* をスロットル検出信号θV に所定量Δθずつ追従
させるために、θ* =θ* −Δθとして全閉基準値θ*
をΔθだけ減少させる(ステップS7)。
【0036】逆に、スロットル検出信号θV が現在の全
閉基準値θ* よりも大きい場合(θ V >θ* )には、全
閉基準値θ* =θ* +Δθとして(ステップS8)、全
閉基準値θ* を所定量Δθだけ増加させる。
【0037】また、スロットル検出信号θV と現在の全
閉基準値θ* とが等しい場合(θV=θ* )には、全閉
基準値θ* の更新は行わない。そして、この全閉基準値
θ* の更新処理(ステップS7〜S8)を行ってから所
定時間Δtnが経過したとき(ステップS3)、上記と
同様にしてアイドルスイッチ4がオン状態であるかを判
定し(ステップS4)、アイドルスイッチ4がオン状態
である場合には、スロットルバルブ3が全閉状態である
ものとして、スロットル検出信号θV を読み込み、これ
が所定の上下限値θMIN ,θMAX の範囲内にあるかを判
定する(ステップS5)。そして、スロットル検出信号
θV と全閉基準値θ* との大小関係に基づいて、全閉基
準値θ* を所定量Δθだけ増加又は減少し、θV =θ*
である場合には全閉基準値θ* の更新は行わない。
【0038】この操作を繰り返し行うことにより、全閉
基準値θ* は、所定量Δθずつ増加又は減少して、スロ
ットルバルブ3が全閉状態であるときのスロットル検出
信号θV に追従される。そして、例えばイグニッション
スイッチ7がオフ状態となったときに処理を終了する。
【0039】このとき、例えば、車両が発進する等によ
ってドライバがアクセルペダルを踏み込むと、アイドル
スイッチ4がオフ状態となる(ステップS4)。このと
きスロットルバルブ3は開状態であるから全閉基準値θ
* の更新は行わない。また、スロットル検出信号θV
所定の上下限値θMIN ,θMAX の範囲内でない場合に
は、スロットル検出信号θV は無効であるとして全閉基
準値θ* の更新は行わない。
【0040】一方、エンジンを作動したときに、例えば
冷機時等でFIC機構が作動していて、これによりスロ
ットルバルブ3が開状態に調整されている場合には、ア
クセルペダルは開放状態であっても、アイドルスイッチ
4はオフ状態のままである。よって、イグニッションス
イッチ7がオン状態となったときからアイドルスイッチ
4がオフ状態であることから、演算処理部10aでは、
FIC機構が作動しているものとして、FIC作動時の
基準値設定処理(アイドルアップ時学習手段)を実行
し、まず、記憶部10dに格納しているFIC作動時の
初期値θfINT を全閉基準値θ* として設定する(ステ
ップS1,S11)。
【0041】次いで、イグニッションスイッチ7をオン
状態としてから所定時間T1 (例えば2sec)が経過
したか否かを判定し(ステップS12)、所定時間T1
が経過していない場合には全閉基準値θ* の更新は行わ
ない。そして、所定時間T1が経過したとき、学習期間
内にあるか否かを判定する(ステップS13)。
【0042】ここで、所定時間T1 は、イグニッション
スイッチ7をオン状態とすることによってスロットルセ
ンサ5が可動状態となったことによるスロットル検出信
号θ V の変動が安定するまでの時間である。また、学習
期間は、例えばイグニッションスイッチ7をオン状態と
した後所定時間T1 が経過した時点から所定時間T
2(例えば1.5sec)が経過するまでの期間であ
り、この所定時間T2 は、起動時におけるスロットル検
出信号θV の変動が収まってから、外部電力機器等の補
助機器が作動することに伴いこれの影響をうけてスロッ
トル検出信号θV が変動し始めるまでの期間であって、
スロットル検出信号θV が安定しているとみなすことの
可能な期間である。
【0043】次いで、イグニッションスイッチ7をオン
状態としてから所定時間T1 が経過し、学習期間内にな
ると、スロットル検出信号θV を読み込み(ステップS
12〜S15)、予め設定したFIC作動時のスロット
ル検出信号θV の上限値θMA X 及び下限値θMIN の範囲
内にあるか否かを判定する(ステップS15)。
【0044】そして、θMIN <θV <θMAX である場合
には、スロットル検出信号θV は有効な値であるものと
し、このスロットル検出信号θV と現時点における全閉
基準値θ* との何れか小さい方を全閉基準値θ* として
設定する(ステップS16)。
【0045】そして、アイドルスイッチ4がオフ状態で
あり(ステップS17)、学習期間内である場合には
(ステップS12,S13)、全閉基準値θ* の更新処
理(ステップS16)が行われた時点から所定時間Δt
fが経過したとき(ステップS14)、スロットル検出
信号θV を読み込み、所定の上下限値θMAX 及びθMIN
の範囲内にあるかを判定する(ステップS15)。そし
て、スロットル検出信号θV が所定の範囲内にある場合
には、これと全閉基準値θ* とを比較して何れか小さい
方を全閉基準値θ* として更新する。
【0046】以後同様にして、アイドルスイッチ4がオ
フ状態であり学習期間内にある間、スロットル検出信号
θV が所定の範囲内にある場合には、読み込んだスロッ
トル検出信号θV と全閉基準値θ* とを比較し、何れか
小さい方を全閉基準値θ* として設定する。そして、ス
ロットル検出信号θV が所定の範囲外である場合には、
このスロットル検出信号θV は無効であるとして全閉基
準値θ* の更新は行わない。
【0047】そして、イグニッションスイッチ7をオン
状態としてから所定時間T1 が経過し、さらに、所定時
間T2 が経過して学習期間外となると、FIC作動時の
全閉基準値θ* の更新を、以後行わない。そして、暖機
されてFIC機構によるスロットルバルブ3の開操作が
終了し、アイドルスイッチ4がオン状態となると、FI
C作動時の基準値設定処理を終了し、以後FIC非作動
時の基準値設定処理を行う。そして、イグニッションス
イッチ7がオフ状態となったとき、処理を終了する。
【0048】以上の動作について、全閉基準値θ* 、ス
ロットル検出信号θV の変化状態を示したものが図3で
ある。図中、横軸は経過時間t〔sec〕であって、太
実線は全閉基準値θ* 〔V〕,一点鎖線はスロットル検
出値θV ,細実線はアイドルスイッチ4のオンオフ状態
IDLをそれぞれ示している。
【0049】図3に示すように、時点t1 でイグニッシ
ョンスイッチ7がオン状態となると、この時点でFIC
機構が作動している場合には、アイドルスイッチ4はオ
フ状態であるから、FIC作動時の処理が行われ、まず
FIC作動時の初期値θfIN T が全閉基準値θ* として
設定される。そして、時点t1 から所定時間T1 が経過
するまでの間は、全閉基準値θ* の更新は行われない。
【0050】よって、起動時には、スロットルセンサ5
の検出信号θV に変動が生じるが、時点t1 から時点t
2 間は、全閉基準値の学習を行わないから、起動時の変
動誤差を含んだスロットル検出信号θV が全閉基準値θ
* として設定されることはない。
【0051】次いで、イグニッションスイッチ7がオン
状態となってから所定時間T1 が経過すると、この時点
2 から例えば所定時間Δtf毎に全閉基準値θ* の学
習が行われ、所定の上下限値θMAX ,θMIN の範囲内に
あるスロットル検出信号θVと全閉基準値θ* との何れ
か小さい方が、全閉基準値θ* として設定される。よっ
て、図3に示すように、スロットル検出信号θV が一定
及び減少する場合(時点t2 〜t3 )には、全閉基準値
θ* もこれと共に追従する。そして、例えばノイズ等の
影響をうけてスロットル検出信号θV が増加すると(時
点t3 )、全閉基準値θ* とスロットル検出信号θV
小さい方が全閉基準値θ* として設定されるから、全閉
基準値θ* は、時点t3 におけるスロットル検出信号θ
V (t3)を維持する。
【0052】よって、例えばエンジン起動後時点t4
近で外部電力機器等の補助機器が作動を開始するとその
影響を受けてスロットルセンサ5の検出信号θV が変動
したりすることがあるが、これら影響を受ける以前まで
を学習期間とし、以後、全閉基準値の学習を行わないか
ら、補助機器が作動することに伴う変動分を含んだスロ
ットル検出信号θV に基づいて全閉基準値θ* が設定さ
れることはない。
【0053】次いで、時点t4 で学習期間が終了する
と、以後全閉基準値の学習は行われず、時点t5 で、暖
気されてFIC機構の作動が終了し、スロットルバルブ
3が全閉状態となると、これに伴いアイドルスイッチ4
がオン状態となるから、FIC非作動時の基準値設定処
理に切り換えられて、まず全閉時の初期値θnINT が全
閉基準値θ* として設定され、以後、所定時間Δtn毎
に、所定量Δθずつ全閉基準値θ* が更新され各時点に
おけるスロットル検出信号θV の値に順次追従される。
【0054】そして、このようにして設定された全閉基
準値θ* をスロットル開度0/8とし、この全閉基準値
θ* と入力されるスロットル検出信号θV との偏差から
スロットル開度THが算出される。そして、これが変速
機用制御装置20に送信されて、変速機用制御装置20
により、このスロットル開度THに基づいて自動変速機
20の変速制御が行われる。
【0055】したがって、スロットルセンサ5の回路固
有の誤差或いは、スロットルセンサ5の組付け誤差等に
よる全閉時の全閉基準値θ* のばらつきが吸収され、現
時点におけるスロットルバルブ3及びスロットルセンサ
5の状態に応じた的確な全閉基準値θ* を設定すること
ができる。
【0056】また、FIC作動時には、所定の学習期間
内におけるFIC機構が作動している状態でのスロット
ル検出信号θV の最小値を全閉基準値θ* として設定す
るようにしたから、この全閉基準値θ* に基づきスロッ
トル開度THを検出することによって、アクセルペダル
が開放状態であるにも係わらず、ドライバによってスロ
ットルバルブ3が開操作されたと検出装置10で誤認識
することを回避することができる。
【0057】このとき、所定の学習期間内のみ全閉基準
値θ* の学習を行うようにしたから、エンジン起動時或
いは補助機器の作動に伴ってノイズ等が含まれたスロッ
トル検出信号θV が全閉基準値θ* として設定されるこ
とを回避し、FIC機構が操作することに伴う真のスロ
ットル開度に応じた高精度な全閉基準値θ* を得ること
ができる。
【0058】また、学習期間内の最小値を全閉基準値θ
* として設定するようにしているから、一過性のノイズ
等を含んだスロットル検出信号θV 或いは、ドライバが
アクセルペダルを踏み込んだときのスロットル検出信号
θV 等を、FIC作動時の全閉基準値θ* として設定す
ることを回避することができ、FIC機構が開操作する
ことに伴う真の開度に応じた全閉基準値θ* を設定する
ことができる。よって、例えばFIC機構が作動してい
る状態でドライバがアクセルペダルを操作した場合に
は、全閉基準値θ* とスロットル検出信号θV との偏差
に基づいてスロットル開度THを求めるから、FIC機
構により予め開状態となっている状態、例えば0.5/
8開度を0/8開度としてスロットル開度を求めること
になるから、実際のアクセルペダルの踏み込み量よりも
少ない開度として認識することになる。しかしながら、
FIC作動時の全閉基準値θ* は学習期間内のスロット
ル検出信号θV の最小値を設定するようにしているか
ら、スロットルバルブ3が全閉状態時のスロッル検出信
号θV により近い値が設定されることになり、FIC機
構が作動することに伴うスロットル開度の誤差分を最小
に抑えることができる。
【0059】また、学習期間内では、スロットル検出信
号θV の値に全閉基準値θ* を即座に追従させるように
しているから、より早い時点で全閉基準値θ* を、現時
点におけるスロットルバルブ3の開度に応じた値に追従
させることができる。よって、エンジン起動後ドライバ
がアクセルペダルを踏み込む操作を行う以前に全閉基準
値θ* を設定することが可能となり、発進時におけるス
ロットル開度THの精度を向上させることができる。
【0060】したがって、このようにして設定した全閉
基準値θ* に基づき変速機用制御装置20で変速制御、
ロックアップ制御等を行うことにより、より的確な制御
を行うことができ、変速機の制御精度を向上させること
ができ、車両の走行安定性をより向上させることができ
る。
【0061】また、上記実施の形態では、FIC機構の
作動状況をイグニッションスイッチ7がオン状態となっ
た後のアイドルスイッチ4の作動状態に基づいて検出す
るようにしているから、新たにセンサ等を設けることな
く容易に検出することができる。
【0062】なお、上記実施の形態では、FIC機構と
して温水加熱式のサーモワックスFIC機構を適用した
場合について説明したが、これに限るものではなく、温
度条件に基づいてソレノイドを制御し、これによりスロ
ットルバルブ3の開度を調整するようにしたもの、或い
は、ワイヤ等でスロットルバルブ3を引っ張って調整す
るようにしたFIC機構でも適用することができる。
【0063】また、上記実施の形態では、FIC機構の
作動状況をエンジン起動後アイドルスイッチ4のオンオ
フ状態をもとに検出するようにした場合について説明し
たが、これに限らず、FIC機構の作動状況を直接検出
するようにしてもよく、例えば、温度センサを設け、こ
の温度状態とサーモワックスの膨張状態とからFIC機
構の作動状況を検出するようにしてもよい。
【0064】また、上記実施の形態においては、FIC
非作動時には、予め保持している全閉基準値の初期値θ
INT を全閉基準値θ* として設定するようにした場合
について説明したが、例えば、前回起動した時に学習し
た全閉基準値θ* を例えばEP−ROM(Erasab
le and Programmable ROM)等
の不揮発性の書き換え可能なメモリに記憶しておき、こ
れを次回起動時の全閉基準値θ* の初期値として設定す
るようにしてもよい。
【0065】また、上記実施の形態では、本発明におけ
るスロットル開度検出装置で検出したスロットル開度T
Hに基づいて変速機用制御装置20で自動変速機2の制
御を行う場合について説明したが、これに限らず、スロ
ットル開度THを用いて制御を行う制御装置に適用すれ
ば、より高精度な制御を行うことができる。
【0066】また、上記実施の形態では、制御装置をマ
イクロコンピュータで構成した場合について説明した
が、これに限らず、シフトレジスタ、演算回路等の電子
回路を組み合わせて構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるスロットル開度検出装置の一例
を示す概略構成図である。
【図2】検出装置10での基準値設定処理の処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の動作説明に供する説明図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 自動変速機 3 スロットルバルブ 4 アイドルスイッチ 5 スロットルセンサ 7 イグニッションスイッチ 10 検出装置 20 変速機用制御装置 100 スロットル開度検出装置 θ* 全閉基準値 θV スロットル検出信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルバルブを直接開閉させるアイ
    ドルアップ手段を備えたスロットルバルブのスロットル
    開度を検出するスロットル開度検出装置であって、前記
    スロットル開度に応じた信号を出力するスロットルセン
    サと、前記スロットルバルブが全閉状態であるか否かを
    前記スロットルセンサとは別個に検出する全閉状態検出
    手段と、当該全閉状態検出手段で前記スロットルバルブ
    が全閉状態であることを検出したときの前記スロットル
    センサの出力信号に基づき全閉基準値を学習する学習手
    段と、前記スロットルセンサの出力信号と前記全閉基準
    値との偏差に基づき前記スロットル開度を検出する開度
    検出手段と、を備えたスロットル開度検出装置におい
    て、前記アイドルアップ手段が前記スロットルバルブを
    開操作しているとき、この状態における前記出力信号に
    基づき前記全閉基準値を学習するアイドルアップ時学習
    手段を備えることを特徴とするスロットル開度検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アイドルアップ時学習手段は、前記
    全閉状態検出手段の検出状態に基づき前記スロットルバ
    ルブがエンジン起動後から継続して非全閉状態であるこ
    とを検出したとき、前記アイドルアップ手段が前記スロ
    ットルバルブを開操作していると判断することを特徴と
    する請求項1記載のスロットル開度検出装置。
  3. 【請求項3】 前記アイドルアップ時学習手段は、前記
    アイドルアップ手段が前記スロットルバルブを開操作し
    ている期間内における前記スロットルセンサの出力信号
    の最小値を前記全閉基準値として設定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1及び2の何れかに記載のスロッ
    トル開度検出装置。
  4. 【請求項4】 前記アイドルアップ時学習手段は、エン
    ジン起動から予め設定した時間が経過した時点から予め
    設定した期間のみ、前記全閉基準値の学習を行うように
    したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の
    スロットル開度検出装置。
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