JPH10153119A - 移動電源車 - Google Patents

移動電源車

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JPH10153119A
JPH10153119A JP31250596A JP31250596A JPH10153119A JP H10153119 A JPH10153119 A JP H10153119A JP 31250596 A JP31250596 A JP 31250596A JP 31250596 A JP31250596 A JP 31250596A JP H10153119 A JPH10153119 A JP H10153119A
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JP
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air
luggage compartment
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radiator fan
radiator
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Tsugio Kaneko
次雄 金子
Isamu Sudo
勇 須藤
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転室と荷室の間の断熱効果を高めるととも
に、断熱スペースを小さくする。 【解決手段】 運転室1aと荷室1bとを二重断熱壁2
により仕切るとともに、断熱壁2間に空気室3を形成
し、この空気室3の底部に吸気口13を設け、一端が空
気室3の上部と連通する空気ダクト14の他端をラジエ
ータファン6の送風方向に開口させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動電源車に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自然災害などによる広域商用電源の停電
時には、高圧配電線等に移動電源車の電源が接続され、
ライフラインを確保することが行われている。
【0003】図3は従来の移動電源車の概略断面図を示
し、1はワンボックスカーからなる車両、2は車両1内
を運転室1aと荷室1bに仕切る二重の断熱壁、3は断
熱壁2,2間に形成された空気室である。又、荷室1b
の荷台1c上には発電機4及び発電機4を駆動するエン
ジン5が設けられている。6は同じく荷台1c上のエン
ジン5の前方に設けられたラジエータファンであり、エ
ンジン5により駆動される。7は荷台1c上でラジエー
タファン6の前方に設けられたラジエータであり、エン
ジン5との間で冷却水が循環される。8はラジエータ7
の位置でラジエータ7以外の部分を前後に仕切る仕切
壁、9は断熱壁2と仕切壁8との間の空間、10は空間
9の上部において車両1に設けられた排気口、11はエ
ンジン5の排気のための排気管であり、排気管11は空
間9に接続される。12は排気管11に設けられたマフ
ラーである。
【0004】上記構成において、エンジン5の駆動によ
り発電機4は発電し、高圧配電線や引込線を介して配電
が行われる。ラジエータファン6もエンジン5の駆動に
より回転してラジエータ7に送風し、ラジエータ7はエ
ンジン5を冷却する。エンジン5の排気は排気管11を
通ってマフラー12により消音され、空間9を通って排
気口10から車両1の外に排出される。この排気はマフ
ラー12を通った後空間9を通らずに車両1に設けた別
の排気口から排出するようにしても良い。運転室1aと
荷室1bとは二重の断熱壁2と空気室3内の空気層によ
り断熱される。
【0005】従来の移動電源車においては、上記のよう
に運転室1aと荷室1bを二重の断熱壁2により仕切
り、その間に空気層を設けることにより断熱し、運転室
1aが高温にならないようにしていた。又、単独の断熱
壁2により仕切ったものもあった。又、断熱壁2の材質
としても単一材質のものと複数材質を組み合わせたもの
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の移動電源車においては、運転室1aと荷室1b
との間の断熱効果を上げるためには、単独の断熱壁2の
場合には厚さを厚くする必要があり、二重の断熱壁2の
場合には空気層の厚さを厚くする必要があり、いずれの
場合も車両1内のスペースが制約されることとなった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、車両の運転室と荷室との間の
断熱において小さなスペースで大きな効果が得られる移
動電源車を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る移動電源車は、断熱壁間に形成された空気室の底部に
吸気口を設けるとともに、空気室の上部に一端が連通さ
れた空気ダクトの他端をラジエータファンの送風方向に
開口させたものである。
【0009】請求項2に係る移動電源車は、断熱壁間に
形成された空気室の底部に吸気口を設けるとともに、空
気室の上部に一端が連通された空気ダクトの他端をエン
ジンの排気管内に挿入し、排気の流れ方向に開口された
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施形態1 以下、この発明の実施の形態を図面とともに説明する。
図1はこの発明の実施形態1による移動電源車の要部断
面図を示し、13は空気室3の底部に設けられた吸気
口、14は一端が空気室3の上部に連通するとともに、
他端が空間9を横切ってラジエータファン6の後方まで
伸び、ラジエータファン6の送風方向に開口する空気ダ
クトである。他の構成は従来と同様である。
【0011】上記構成において、エンジン5を駆動して
発電を開始すると、荷室1b内の温度が上昇する。この
ため、一方の断熱壁2を介して空気室3内の空気も暖め
られ、空気は軽くなって上昇し、空気ダクト14を介し
て排出される。空気ダクト14の開口はラジエータファ
ン6の送風方向と一致しており、吸い出し効果により空
気ダクト14からの空気の排出は増加する。空気ダクト
14から排出された空気はラジエータファン6によりラ
ジエータ7及び空間9を介して排気口10から外部に排
出される。一方、空気室3には吸気口13から空気が吸
入され、空気層3には低温の新しい空気が流入し、温度
上昇は抑制される。このため、断熱効果が上昇し、断熱
壁2や空気室3の厚さを薄くすることができ、断熱のた
めのスペースを小さくすることができる。
【0012】実施形態2 図2は実施形態2による移動電源車のエンジン排気管1
1の断面図を示し、一端が空気室3の上部に連通された
空気ダクト14の他端は排気管11内に挿入され、排気
の流れ方向に開口している。その他の構成は実施形態1
と同様である。
【0013】実施形態2においても、空気室3内の空気
は暖められて上昇するとともに、排気管11内における
排気の流れによる吸い出し効果により、空気室2内への
外気の流入量が増大し、断熱効果が増大して断熱スペー
スを小さくすることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、断熱壁間の空気室内の空気は暖められて上昇すると
ともに、ラジエータファンの送風により吸い出され、空
気室内への外気の流入量は増大し、断熱効果も増大す
る。このため、断熱壁及び空気室の厚さや幅を小さくす
ることができ、断熱のためのスペースを小さくしてその
他のスペースを大きくすることができる。
【0015】又、請求項2によれば、空気室内の空気が
暖められて上昇するとともに、エンジンの排気管内の排
気の流れにより吸い出され、空気室への空気の流入量は
増大する。このため、やはり断熱効果は増大し、断熱ス
ペースを減少してその他のスペースを増大することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1による移動電源車の要部
断面図である。
【図2】実施形態2によるエンジン排気管の断面図であ
る。
【図3】従来の移動電源車の概略断面図である。
【符号の説明】
1…車両 1a…運転室 1b…荷室 2…断熱壁 3…空気室 4…発電機 5…エンジン 6…ラジエータファン 7…ラジエータ 10…排気口 11…排気管 13…吸気口 14…空気ダクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内を前後に仕切り、運転室と荷室を
    形成する二重の断熱壁と、断熱壁間に形成された空気室
    と、荷室内に設けられ、発電する発電機と、荷室内に設
    けられ、発電機を駆動するエンジンと、荷室内に設けら
    れ、エンジンにより駆動されるラジエータファンと、荷
    室内に設けられるとともに、エンジンとの間で冷却水を
    通流され、ラジエータファンにより送風されるラジエー
    タと、荷室に設けられ、ラジエータを通った空気を外部
    へ排出する排気口と、空気室の底部に設けられた吸気口
    と、空気室の上部に一端が連通するとともに、他端がラ
    ジエータファンの送風方向に開口する空気ダクトを備え
    たことを特徴とする移動電源車。
  2. 【請求項2】 車両内を前後に仕切り、運転室と荷室を
    形成する二重の断熱壁と、断熱壁間に形成された空気室
    と、荷室内に設けられ、発電する発電機と、荷室内に設
    けられ、発電機を駆動するエンジンと、荷室内に設けら
    れ、エンジンにより駆動されるラジエータファンと、荷
    室内に設けられるとともに、エンジンとの間で冷却水を
    通流され、ラジエータファンにより送風されるラジエー
    タと、荷室に設けられ、ラジエータを通った空気を外部
    へ排出する排気口と、エンジンの排気管を通った排気を
    外部へ排出する上記排気口と同一又は別の排気口と、空
    気室の底部に設けられた吸気口と、空気室の上部に一端
    が連通するとともに、他端が上記排気管内に挿入され、
    排気の流れ方向に開口する空気ダクトを備えたことを特
    徴とする移動電源車。
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CN110758063A (zh) * 2019-11-06 2020-02-07 宇石能源(南通)有限公司 一种应急电源车用供电系统
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