JPH10152815A - 除雪機 - Google Patents

除雪機

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Publication number
JPH10152815A
JPH10152815A JP31156496A JP31156496A JPH10152815A JP H10152815 A JPH10152815 A JP H10152815A JP 31156496 A JP31156496 A JP 31156496A JP 31156496 A JP31156496 A JP 31156496A JP H10152815 A JPH10152815 A JP H10152815A
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JP
Japan
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snow
chute
snow removal
turning
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP31156496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Tsujita
正文 辻田
Isao Akazawa
勲 赤澤
Kazumi Miyake
一三 三宅
Etsuro Onishi
悦郎 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP31156496A priority Critical patent/JPH10152815A/ja
Publication of JPH10152815A publication Critical patent/JPH10152815A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除雪機の進行方向を変更する回行操作と同時
に排雪シュート7を旋回する場合に、排雪シュート7の
旋回動作中は常に旋回レバーを回動していなければなら
ず、回行操作に専念できなかった。このため除雪機の回
行動作に時間がかかったり、回向操作が難しいものとな
っていた。 【解決手段】 除雪部の排雪シュート7をモータMの駆
動により旋回可能に構成し、前記排雪シュートの旋回部
7aにリミットスイッチLS1・LS2を配設し、反転
ボタンBを操作部Cに設け、該リミットスイッチ、反転
ボタン、モータを制御回路と接続し、反転ボタンの操作
で進行方向に対して左右反対位置に排雪シュートを反転
させるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンや走行装
置などを設けた本機の前方にオーガ及びブロアを有する
除雪部を連設した小型除雪機の排雪シュートの旋回機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンや走行装置などを設
けた本機後部に操作部を配設し、該本機前方には除雪部
を連設して該除雪部には、排雪シュートを配設し、該排
雪シュートの基部にウォームホィールを設け、該ウォー
ムホィールにウォームを噛合させ、該ウォームに旋回レ
バーと連結して、操作部側方に配置した旋回レバーの回
動で排雪シュートの投雪方向を変更できるようにした除
雪機は公知となっている。このような除雪機において排
雪シュートを旋回させる場合には、操作部に設けた排雪
シュート旋回レバーを回動して任意の方向へ排雪シュー
トを旋回させ、旋回していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述のような旋
回操作では、例えば除雪機を往復走行させながら一定方
向に排雪する除雪作業を行う場合において、除雪機の進
行方向を変更する時には回行操作と同時に排雪シュート
を左右反対側に旋回するのであるが、排雪シュートの旋
回動作は旋回レバーを回動しなければならず、時間がか
かり回行操作に専念できなかった。このため除雪機の回
行動作に時間がかかったり、回行操作が難しいものとな
っていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、エンジンや走行装置などを設
けた本機後部に操作部を配設し、該本機前方には除雪部
を連設した除雪機において、該除雪部の排雪シュートを
モータ駆動により旋回可能に構成し、前記排雪シュート
の旋回部にリミットスイッチを配設し、反転ボタンを操
作部に設け、該リミットスイッチ、反転ボタン、モータ
を制御回路と接続し、反転ボタンの操作で進行方向に対
して左右反対位置に排雪シュートを反転させるよう構成
したことである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は除雪機の全体側面図、図2は同じく平面
図、図3は排雪シュートの旋回動作制御回路を示す回路
図、図4は排雪シュートの旋回動作を示す平面図、図5
は除雪機の除雪作業状態を示す図、図6は排雪シュート
の旋回動作制御回路の別実施例を示す回路図である。
【0006】まず、除雪機について図1、図2により、
全体構成から説明する。本機Aの前部には除雪部Dが連
設され、該除雪部Dは最前部に雪掻き用のオーガ26を
覆うオーガハウジング8を配し、該オーガハウジング8
の後部にはブロアを内設するブロアカバー6を連設して
該ブロアカバー6の上部より上方に排雪シュート7を突
設している。該排雪シュート7は、モータMのピニオン
若しくはウォームとシュート旋回部7aのウォームホィ
ールとが噛合し、該モータMが回転することで旋回可能
としており、該排雪シュート7の先端には上下に回動し
て排雪角度を調節するシュートキャップ7bを設けてい
る。前記シュート旋回部7aにはリミットスイッチLS
1・LS2を位置調節(または取付位置変更)可能に配
設して排雪シュート7が設定角度まで旋回すると、自動
的に旋回動作が停止するよう構成している。
【0007】本機Aは本機カバー1によって覆われ、該
本機カバー1内にエンジンEを内蔵して、上部にはボン
ネット2を配設し、該ボンネット2の前部から排気マフ
ラー3を突出している。また、前記エンジンEの後方に
バッテリーVを設置し、側方には排雪シュートの旋回動
作を制御するリレーR1・R2・R3・R4などを配設
している。
【0008】本機Aの後部には操作部Cを配設して、該
操作部Cには操作パネル5やハンドル4等を配置してい
る。操作パネル5にはアクセルレバー、走行変速レバ
ー、除雪高さ調節スイッチ等が設けられ、反転ボタン
B、右旋回スイッチS1及び左旋回スイッチS2を配設
して自動や手動での排雪シュート7の旋回操作を可能と
している。また、ハンドル4の左後部にはエンジンスト
ップモータと連動するデッドマンスイッチ36を入切操
作するデッドマンレバー20を配設して、除雪機の運転
操作はこのデッドマンレバー20をハンドル4とともに
握った状態で行い、運転操作中に作業者が転倒などして
ハンドル4から手を放すと、エンジンEの動作が停止す
るよう構成して作業者の危険を防止している。また前記
デッドマンスイッチ36は降雪の付着がないように、操
作パネル5の下方に配設されていて、誤動作の防止を図
っている。
【0009】前記エンジンEの下方にはHST式変速装
置H及びミッションケースTとが配設されて、該ミッシ
ョンケースTから左右に突出した駆動軸42・42が左
右のファイナルケース19・19を介して、クローラフ
レーム12に枢支された駆動スプロケット軸11・11
と連動して、該駆動スプロケット軸11・11に固設し
た駆動スプロケット13・13を駆動している。また、
クローラフレーム12後方にはアイドラ軸の支持軸14
の左右端に固設した従動アイドラ15・15を配設し
て、同一側の駆動スプロケット13と従動アイドラ15
とをクローラ16で巻回し、クローラ式走行装置を形成
している。
【0010】該走行装置は、油圧シリンダ72を前記ア
イドラ軸と操作部Cとの間に介装して、該油圧シリンダ
72を操作スイッチを操作することで伸縮動作させ、駆
動スプロケット軸11を中心にして本機Aに対して上下
揺動可能として除雪部Dのオーガ26の対地高さを調節
可能に構成している。この高さ調節機構は、前記アイド
ラ軸にフートペダルを設けて、該フートペダルや操作パ
ネル5の除雪高さ調節レバーを操作することで高さ調整
を行なうことも可能としている。また、除雪部Dにおけ
るブロアカバー6の下端には除雪高さ調整板10を配設
して、これを接地させている。
【0011】前記本機カバー1内に配設されたエンジン
Eから前方に突出したカム軸に駆動プーリ23を環設
し、該駆動プーリ23の後部を走行駆動プーリ23a
に、前部を除雪駆動プーリ23bに形成している。前記
エンジンEの下方に配設したHST式変速装置Hから駆
動力入力軸であるポンプ軸40が前方に突出し、該ポン
プ軸40に環設したHST入力プーリ24と前記走行駆
動プーリ23aとをベルトにて連動して駆動力を該HS
T入力プーリ24に伝えている。このHST入力プーリ
24に伝えられた駆動力は、HST式変速装置Hの後方
に突出した出力軸であるモータ軸41から該HST式変
速装置Hの後方に配設したミッションケースTに伝達さ
れて、前記ファイナルケース19を介して駆動スプロケ
ット13を駆動している。また前記除雪駆動プーリ23
bは、ブロアカバー6から後方に突出したオーガ入力軸
25aに環設したオーガプーリ25とベルトによって連
結され、オーガ26を駆動している。
【0012】前記HST入力プーリ24及びオーガプー
リ25にはフィンを形成して、これらプーリが回転する
ことで後方に送風可能とし、この回転によって発生させ
た風をHST式変速装置H及びミッションケースTの熱
により温めて操作部まで導くよう構成している。この温
風により操作パネル5や各種操作レバー、デッドマンス
イッチ36等を温め、各種操作レバーやデッドマンスイ
ッチ36等の凍結による誤動作を防止している。
【0013】前記HST式変速装置Hの入力軸であるポ
ンプ軸は、出力軸であるモータ軸よりも下方に配設し
て、前記オーガプーリ25とポンプ軸に外嵌したHST
入力プーリ24のボス部24bとがお互いに干渉しない
よう構成して、該HST入力プーリ25とオーガプーリ
25とを前後方向において接近させて配置することを可
能として省スペース化を図り、また除雪機の重量バラン
スを良好にしている。
【0014】次に、排雪シュート7の旋回動作を制御す
る制御回路の構成を図3により説明する。該制御回路は
排雪シュート7を旋回させるモータMと、反転ボタンB
と、左右旋回スイッチS1・S2と、リミットスイッチ
LS1・LS2と、リレーR1・R2・R3・R4とヒ
ューズFなどとから構成されている。前記リミットスイ
ッチLS1は接点LS1a・LS1bを、リミットスイ
ッチLS2は接点LS2a・LS2bをそれぞれ有して
おり、リレーR1は接点R1a・R1b及び電磁コイル
R1dを、リレーR2は接点R2a・R2b及び電磁コ
イルR2dを、リレーR3は接点R3b・R3c及び電
磁コイルR3dを、リレーR4は接点R4b・R4c及
び電磁コイルR4dを有している。また前記リミットス
イッチLS1は、排雪シュート7が機体の進行方向に対
して左方向に略90°旋回した位置に配置して、リミッ
トスイッチLS1がONすると接点LS1aが閉じて接
点LS1bが開くように構成し、リミットスイッチLS
2は、排雪シュート7が機体の進行方向に対して右方向
に略90°旋回した位置に配置して、リミットスイッチ
LS2がONすると、接点LS2aが閉じて接点LS2
bが開くように構成している。
【0015】図3における回路図では前記排雪シュート
7が機体の進行方向に対して左方向に略90°旋回して
いる状態を示しており、この状態から排雪シュート7を
右方向へ略180°旋回させる場合、即ち機体の進行方
向に対して右方向に略90°の方向まで旋回させる場合
には、まず反転ボタンBを押すと、リレーR1の電磁コ
イルR1dに電流が流れて接点R1a・R1aが閉じ
て、接点R1bが開く。接点R1aが閉じると電磁コイ
ルR3dに電流が流れて接点R3bは開き、接点R3c
は高電位側へ移動する。するとモータMは回転を始め、
排雪シュート7は右方向へ旋回動作を開始するのであ
る。反転ボタンBから手を離すと、該反転ボタンBの接
点は開くが、リレーR1・R3の自己保持回路によりモ
ータMは回転を続ける。
【0016】そして排雪シュート7が機体の進行方向に
対して右方向に略90°まで旋回すると、リミットスイ
ッチLS2のLS2aは閉じてLS2bは開くのでリレ
ー3の電磁コイルR3dに電流が流れなくなり接点R3
bは閉じ、接点R3cは低電位側へ移動してモータMの
回転が停止するのである。またこの場合において、モー
タMの回転中に誤って左旋回スイッチS2を押したとし
ても、リミットスイッチLS1のLS1bは閉じてリレ
ー3の接点R3bは開いているので、モータMが回転を
停止したり逆回転することはない。
【0017】また排雪シュート7が機体の進行方向に対
して右方向に略90°旋回している状態から左方向へ略
180°旋回させる場合も前述の場合と同様に行えばよ
い。まず反転ボタンBを押すと、リミットスイッチLS
2のLS2aは閉じているのでリレーR2の電磁コイル
R2dに電流が流れて接点R2a・R2aが閉じて、接
点R2bが開く。接点R2aが閉じると電磁コイルR4
dに電流が流れて接点R4bは開き、接点R4cは高電
位側へ移動する。すると、モータMは前述の場合とは逆
方向に回転を始め、排雪シュート7は左方向へ旋回動作
を開始するのである。反転ボタンBから手を離すと、該
反転ボタンBの接点は開くが、リレーR2・R4の自己
保持回路によりモータMは回転を続ける。
【0018】そして排雪シュート7が機体の進行方向に
対して左方向に略90°まで旋回すると、リミットスイ
ッチLS1のLS1aは閉じてLS1bは開くのでリレ
ー4の電磁コイルR4dに電流が流れなくなり接点R4
bは閉じ、接点R4cは低電位側へ移動してモータMの
回転が停止するのである。またこの場合において、モー
タMの回転中に誤って右旋回スイッチS1を押したとし
ても、リミットスイッチLS2のLS2bは閉じてリレ
ー4の接点R4bは開いているので、モータMが回転を
停止したり逆回転することはない。
【0019】また排雪シュート7を任意位置から任意位
置まで旋回させる際には、右方向の場合はスイッチS1
を、左方向の場合はスイッチS2を閉じれば旋回回動し
て、これらスイッチS1・S2を開けば回動動作を停止
させることができる。
【0020】このように構成したので、図4に示すよう
にリミットスイッチLS1が配置されている側に位置し
ている(機体の進行方向に対して左方向に略90°旋回
している)状態の排雪シュート7が反転ボタンBを一旦
押すだけでリミットスイッチLS2に当接(右方向へ略
180°旋回)した後に自動的に停止し、逆に機体の進
行方向に対してリミットスイッチLS2が配置されてい
る側に位置している(右方向に略90°旋回している)
状態の排雪シュート7が反転ボタンBを一旦押すだけで
リミットスイッチLS1に当接(左方向へ略180°旋
回)した後に自動的に停止させることができるようにな
った。これにより図5に示すように、図面の上下方向に
往復移動しながら左方向へ排雪している除雪機におい
て、上方向に走行している除雪機の進行方向を下方向へ
反転する回行操作時に、前記反転ボタンBを押せばワン
タッチ操作で排雪シュート7が右方向へ略180°旋回
した後に自動的に停止するので回行操作に専念できて素
早く回行でき、かつ回行操作を終えて下方向へ走行する
と同時に左方向への排雪が可能となる。よって回行操作
及び、該回行操作と同時に行う排雪シュート7の旋回操
作が効率的に、また容易で安全に行えることとなった。
【0021】排雪シュート7の旋回動作の制御方法とし
て図6のようにも構成できる。即ち、角度センサーSが
排雪シュート7の回動基部に配置されて、排雪シュート
7の位置を検出するように配置し、該角度センサSと角
度設定器81がコントローラー80と接続されている。
そして、該角度設定器81で任意の角度設定を行えば、
前記反転ボタンBを押すと、モータMを駆動して設定角
度まで排雪シュート7を回動して停止する。或いは、ス
イッチS1またはS2を押して任意の角度まで排雪シュ
ート7を回動する。そして、回行時に反転ボタンBを押
すと、モータMが逆転駆動され、排雪シュート7の角度
αが前記角度センサSによって検知され、左右反対位置
である角度−α(進行方向を0度とした場合)の位置ま
で旋回した後に自動的に停止されるのである。但し、角
度設定器81の代わりにリミットスイッチの取付位置を
変更する構成とすることもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、排雪シュートの旋
回部にリミットスイッチを配設し、前記旋回動作制御回
路にはリレー回路を設けて、排雪シュートの旋回動作を
開始させる反転ボタンを押すと排雪シュートが旋回を開
始し、該排雪シュートが一定の旋回開始位置から一定角
度旋回すると旋回動作が停止するよう構成したので、除
雪作業中における除雪機の進行方向を変更する回行動作
時に、回行操作を排雪シュートの旋回操作と同時に行う
にもかかわらず、該回行操作に専念できるので素早く回
行できるようになった。また、回行操作及び該回行操作
と同時に行う排雪シュートの旋回操作が効率的に、また
容易で安全に行えることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】除雪機の全体側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】排雪シュートの旋回動作制御回路を示す回路図
である。
【図4】排雪シュートの旋回動作を示す平面図である。
【図5】除雪機の除雪作業状態を示す図である。
【図6】排雪シュートの旋回動作制御回路の別実施例を
示す回路図である。
【符号の説明】
A 本機 B 反転ボタン C 操作部 D 除雪部 E エンジン M モータ S1 右旋回スイッチ S2 左旋回スイッチ R1・R2・R3・R3 リレー LS1・LS2 リミットスイッチ
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】次に、排雪シュート7の旋回動作を制御す
る制御回路の構成を図3により説明する。該制御回路は
排雪シュート7を旋回させるモータMと、反転ボタンB
と、左右旋回スイッチS2・S1と、リミットスイッチ
LS1・LS2と、リレーR1・R2・R3・R4とヒ
ューズFなどとから構成されている。前記リミットスイ
ッチLS1は接点LS1a・LS1bを、リミットスイ
ッチLS2は接点LS2a・LS2bをそれぞれ有して
おり、リレーR1は接点R1a・R1b及び電磁コイル
R1dを、リレーR2は接点R2a・R2b及び電磁コ
イルR2dを、リレーR3は接点R3b・R3c及び電
磁コイルR3dを、リレーR4は接点R4b・R4c及
び電磁コイルR4dを有している。また前記リミットス
イッチLS1は、排雪シュート7が機体の進行方向に対
して左方向に略90°旋回した位置に配置して、リミッ
トスイッチLS1がONすると接点LS1aが閉じて接
点LS1bが開くように構成し、リミットスイッチLS
2は、排雪シュート7が機体の進行方向に対して右方向
に略90°旋回した位置に配置して、リミットスイッチ
LS2がONすると、接点LS2aが閉じて接点LS2
bが開くように構成している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図3の回路図の状態において、例えば左旋
回スイッチS2を押すと、リレーR4の電磁コイルR4
dに電流が流れて接点R4bは開き、接点R4cは高電
位側へ移動する。するとモータMは回転を始め、排雪シ
ュート7は左方向へ旋回動作を開始するのである。その
後左旋回スイッチS2を押し続けて、排雪シュート7が
機体の進行方向に対して左方向に略90°の方向まで旋
回すると、リミットスイッチLS1がONしてLS1a
は閉じ、LS1bは開くので、リレーR4の電磁コイル
R4dに電流が流れなくなり、R4bは閉じてR4cは
低電位側へ移動して、モータMの回転が停止する。即
ち、排雪シュート7は機体の進行方向に対して左方向に
略90°旋回している状態で停止するのである。この状
態から排雪シュート7を右方向へ略180°旋回させる
場合、即ち機体の進行方向に対して右方向に略90°の
方向まで旋回させる場合には、まず反転ボタンBを押す
と、リレーR1の電磁コイルR1dに電流が流れて接点
R1a・R1aが閉じて、接点R1bが開く。接点R1
aが閉じると電磁コイルR3dに電流が流れて接点R3
bは開き、接点R3cは高電位側へ移動する。するとモ
ータMは回転を始め、排雪シュート7は右方向へ旋回動
作を開始するのである。反転ボタンBから手を離すと、
該反転ボタンBの接点は開くが、リレーR1の自己保持
回路によりモータMは回転を続ける。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】そして排雪シュート7が機体の進行方向に
対して右方向に略90°まで旋回すると、リミットスイ
ッチLS2のLS2aは閉じてLS2bは開くのでリレ
ー3の電磁コイルR3dに電流が流れなくなり接点R3
bは閉じ、接点R3cは低電位側へ移動してモータMの
回転が停止するのである。また、リレーR1の電磁コイ
ルR1dに電流が流れなくなり接点R1aが開いて、リ
レーR1の自己保持状態は解除される。この場合におい
て、モータMの回転中に誤って左旋回スイッチS2を押
したとしてもリレー3の接点R3bは開いているの
で、モータMが回転を停止したり逆回転することはな
い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また排雪シュート7が機体の進行方向に対
して右方向に略90°旋回している状態から左方向へ略
180°旋回させる場合も前述の場合と同様に行えばよ
い。まず反転ボタンBを押すと、リミットスイッチLS
2のLS2aは閉じているのでリレーR2の電磁コイル
R2dに電流が流れて接点R2a・R2aが閉じて、接
点R2bが開く。接点R2aが閉じると電磁コイルR4
dに電流が流れて接点R4bは開き、接点R4cは高電
位側へ移動する。すると、モータMは前述の場合とは逆
方向に回転を始め、排雪シュート7は左方向へ旋回動作
を開始するのである。反転ボタンBから手を離すと、該
反転ボタンBの接点は開くが、リレーR2の自己保持回
路によりモータMは回転を続ける。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】そして排雪シュート7が機体の進行方向に
対して左方向に略90°まで旋回すると、リミットスイ
ッチLS1のLS1aは閉じてLS1bは開くのでリレ
ー4の電磁コイルR4dに電流が流れなくなり接点R4
bは閉じ、接点R4cは低電位側へ移動してモータMの
回転が停止するのである。またこの場合において、モー
タMの回転中に誤って右旋回スイッチS1を押したとし
ても、リレー4の接点R4bは開いているので、モータ
Mが回転を停止したり逆回転することはない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また排雪シュート7を任意位置から任意位
置まで旋回させる際には、右方向の場合はスイッチS1
を、左方向の場合はスイッチS2を閉じれば旋回回動し
て、これらスイッチS1・S2を開けば回動動作を停止
させることができる。このスイッチS1・S2を閉じて
いる最中に、例えばスイッチS1を閉じて排雪シュート
7を右方向に旋回させている最中に、該排雪シュート7
が機体の進行方向に対して右方向に略90°旋回する
と、リミットスイッチLS2の接点LS2bが開いてリ
レーR3の電磁弁R3dに電流が流れなくなり接点R3
cが低電位側へ移動してモータMの回転が停止するよう
構成している。逆に、スイッチS2を閉じて排雪シュー
ト7を左方向に旋回させている最中に、該排雪シュート
7が機体の進行方向に対して左方向に略90°旋回する
と、リミットスイッチLS1の接点LS1bが開いてリ
レーR4の電磁弁R4dに電流が流れなくなり接点R4
cが低電位側へ移動してモータMの回転が停止するよう
構成している。このように、排雪シュート7が回動可能
角度の最大範囲まで旋回した場合に、排雪シュート7が
損傷したり、モータMが焼付いたりすることを防止する
安全回路を設けている。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 悦郎 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンや走行装置などを設けた本機後
    部に操作部を配設し、該本機前方には除雪部を連設した
    除雪機において、該除雪部の排雪シュートをモータ駆動
    により旋回可能に構成し、前記排雪シュートの旋回部に
    リミットスイッチを配設し、反転ボタンを操作部に設
    け、該リミットスイッチ、反転ボタン、モータを制御回
    路と接続し、反転ボタンの操作で進行方向に対して左右
    反対位置に排雪シュートを反転させるよう構成したこと
    を特徴とする除雪機。
JP31156496A 1996-11-22 1996-11-22 除雪機 Pending JPH10152815A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056665A (ja) * 2005-07-25 2007-03-08 Honda Motor Co Ltd 除雪機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056665A (ja) * 2005-07-25 2007-03-08 Honda Motor Co Ltd 除雪機
JP4567638B2 (ja) * 2005-07-25 2010-10-20 本田技研工業株式会社 除雪機

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