JPH10151656A - 表面保護フィルムの製造方法 - Google Patents

表面保護フィルムの製造方法

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JPH10151656A
JPH10151656A JP8311823A JP31182396A JPH10151656A JP H10151656 A JPH10151656 A JP H10151656A JP 8311823 A JP8311823 A JP 8311823A JP 31182396 A JP31182396 A JP 31182396A JP H10151656 A JPH10151656 A JP H10151656A
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JP
Japan
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film
weight
parts
pts
protective film
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JP8311823A
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English (en)
Inventor
Masahiro Iwamatsu
昌弘 岩松
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属板、塗装鋼板に対し中央部と側部とで差の
ない接着力を示し、かつ、使用後に容易に剥離できる表
面保護フィルムを提供する。 【解決手段】 本発明は、ポリオレフィン系樹脂からな
る基材の片面に粘着剤層が形成されてなる表面保護フィ
ルムを製造するに当たり、前記粘着剤として、特定のス
チレン系熱可塑性エラストマー100部、特定の相溶性
樹脂5〜120部、α−メチルスチレン樹脂5〜120
部、特定の高級脂肪酸アミド0.05〜5部を含有する
組成物を用い、共押出成形の際の冷却ロール3 温度を1
0〜80℃の範囲でロール長さ方向中央部3aで高く両端
部3bで低く設定し、フィルムの幅方向の冷却度合いをコ
ントロールすることにより、フィルム4 の中央部4aと両
側部4bの粘着剤層表面における全含有元素に対する窒素
の相対比率をいずれも1〜4%の範囲に調整する表面保
護フィルムの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂板、化粧
合板、金属板、塗装鋼板などの表面に仮着し、表面に傷
や汚れが付かないようにその表面を保護しておくのに使
用する表面保護フィルムに関し、更に詳しくは、鋼板や
アルミニウム板等の金属板、ポリエステル系塗装鋼板、
アクリル系塗装鋼板等の塗装鋼板に対して優れた粘着特
性を示す表面保護フィルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、表面保護フィルムは、熱可塑性
樹脂や紙からなる基材層の片面に、粘着剤層が形成され
た構造を有しており、適度の粘着性(仮着性)を有する
とともに、使用後に、各種被着体の表面を粘着剤で汚染
することなく容易に剥すことができるものでなければな
らない。
【0003】従来、この種の表面保護フィルムとして、
例えば、特公昭58−30911号公報、特開昭61−
103975号公報に、ポリオレフィン系樹脂などの熱
可塑性樹脂からなる基材の片面に、一般式A−B−A
(式中、Aはスチレン重合体ブロックを示し、Bはブタ
ジエン重合体ブロック、イソプレン重合体ブロックまた
はエチレン−ブチレン重合体ブロックを示す)で表され
るブロック共重合体エラストマーと、粘着付与剤からな
る粘着剤層が形成された表面保護フィルムが開示されて
いる。
【0004】また、特開平1−129085号公報に
は、一般式A−B−A(式中、Aはスチレン重合体ブロ
ック、Bはブタジエン重合体ブロック、イソプレン重合
体ブロックまたはこれらを水素添加して得られたオレフ
ィン重合体ブロックを示す)で表されるブロック共重合
体、粘着付与剤、および高級アルキル基の導入されたポ
リエチレンイミンからなる粘着剤を用いて得られた表面
保護用フィルムが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公昭58−
30911号公報、特開昭61−103975号公報記
載の表面保護フィルムは、これを鋼板やアルミニウム板
等の金属板、ポリエステル系塗装鋼板、アクリル系塗装
鋼板に貼付けた後の接着亢進が著しく、特にコイル状形
態で保管される場合、保護フィルムに圧力がかかり、特
にコイル幅の中央部では大きな圧力がかかるため中央部
と側部とで接着力が甚だしく異なり、そのため接着亢進
して剥離不能となることがあった。
【0006】他方、特開平1−129085号公報記載
の表面保護フィルムはこれを金属板に貼付けた場合は接
着亢進することなく容易に剥せるが、ポリエステル系塗
装鋼板、アクリル系塗装鋼板に貼付けると加圧後に接着
亢進することがあった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑み、鋼板やアルミ
ニウム板等の金属板、ポリエステル系塗装鋼板、アクリ
ル系塗装鋼板等の塗装鋼板に対し中央部と側部とで差の
ない接着力を示し、かつ、使用後に容易に剥離できる表
面保護フィルムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリオレフィ
ン系樹脂からなる基材の片面に粘着剤層が形成されてな
る表面保護フィルムをTダイによる共押出成形法で製造
するに当たり、前記粘着剤として、一般式A−B−Aお
よび/またはA−B(式中、Aはスチレン重合体ブロッ
クを、Bはブタジエン重合体ブロック、イソプレン重合
体ブロックまたはこれらを水素添加して得られたオレフ
ィン重合体ブロックをそれぞれ意味する)で表されるブ
ロック共重合体(以下、スチレン系熱可塑性エラストマ
ーという)100重量部に対し、
【化2】 から選ばれた少なくとも1種類の樹脂(以下、高級脂肪
酸アミドという)0.05〜5重量部を含有する組成物
を用い、押出後の冷却ロール温度を10〜80℃の範囲
でロール長さ方向中央部で高く両端部で低く設定し、フ
ィルムの幅方向の冷却度合いをコントロールすることを
特徴とする表面保護フィルムの製造方法である。
【0009】以下、本発明について詳述する。
【0010】基材に用いるポリオレフィン系樹脂は、低
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、直鎖低密度ポリエチレン、エチレン−α−オレ
フィン共重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合
体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタクリレー
ト共重合体、エチレン−n−ブチルアクリレート共重合
体、ポリプロピレン(ホモポリマー、ランダムコポリマ
ー、ブロックコポリマー)等が挙げられる。また、上記
樹脂の任意の組合せによる混合物も使用できる。
【0011】粘着層の主成分であるスチレン系熱可塑性
エラストマーにおいて、スチレン系重合体ブロックAと
しては平均分子量4000〜115000程度を有する
ものが好ましく、さらには8000〜60000程度の
ものがより好ましい。そのガラス転移温度は好ましくは
20℃以上である。また、ブタジエン重合体ブロック、
イソプレン重合体ブロックまたはこれらを水素添加して
得られるオレフィン重合体ブロックBとしては、平均分
子量20000〜450000程度を有するものが好ま
しく、さらには50000〜300000程度のものが
より好ましい。そのガラス転移温度は好ましくは−20
℃以下である。そして、上記ブロックAとブロックBの
重量比は好ましくはA/B=2/98〜50/50、さ
らに好ましくはA/B=5/95〜30/70である。
一般式A−B−Aブロック共重合体と一般式A−Bブロ
ック共重合体の重量比は好ましくはA−B−A/A−B
=100/0〜20/80、さらに好ましくはA−B−
A/A−B=100/0〜50/50である。
【0012】スチレン系熱可塑性エラストマーには、必
要に応じて、脂環族系水添石油樹脂、C5 系石油樹脂、
テルペン樹脂およびテルペン・フェノール樹脂からなる
群より選ばれた少なくとも1種類の樹脂(以下、相溶性
樹脂という)を配合してもよい。相溶性樹脂は、ブロッ
クBに相溶し、接着性を増大する効果を有するものであ
る。これらの樹脂の配合量(2以上の場合はそれらの総
量)はスチレン系熱可塑性エラストマー100重量部に
対し好ましくは5〜120重量部、より好ましくは5〜
80重量部である。この配合量が同エラストマー100
重量部に対し120重量部を越えると凝集力が低下し、
5重量部未満であると接着性が発現しないことがある。
【0013】また、スチレン系熱可塑性エラストマーに
は、必要に応じて、α−メチルスチレン樹脂を配合して
もよい。α−メチルスチレン樹脂はスチレン系熱可塑性
エラストマーのブロックBに相溶せず、ブロックAの疑
似架橋構造を補強する効果を有し、加圧経時による接着
亢進を抑える作用を示す。α−メチルスチレン樹脂の配
合量はスチレン系熱可塑性エラストマー100重量部に
対し好ましくは5〜120重量部、より好ましくは5〜
30重量部である。α−メチルスチレン樹脂の配合量が
同エラストマー100重量部に対し120重量部を越え
ると接着性が消失することがあり、5重量部未満である
と接着亢進を抑制する効果が発現できない嫌いがある。
【0014】上述した、スチレン系熱可塑性エラストマ
ーと、ブロックBに対する相溶性樹脂からなる2成分系
の場合(特公昭58−30911号公報、特開昭61−
103975号公報、特開平1−129085号公報記
載の技術に含まれる)、その配合量が増えるに従って接
着性は向上する。スチレン系熱可塑性エラストマーと被
着体表面の結合力が強い場合、適切な初期接着性を得る
ために配合量を少なくしても、加圧経時による接着亢進
を抑制することはできない。
【0015】これに対し、本発明で必要に応じて用いる
α−メチルスチレン樹脂はスチレン系熱可塑性エラスト
マーのブロックBに相溶しないので、その配合量が増え
ると接着性が低下する。その結果、粘着剤と被着体表面
の結合力は弱まり加圧経時変化後の接着亢進を抑制する
働きをする。
【0016】高級脂肪酸アミドは、上記化学式で示され
る構造を有する6種類の樹脂からなる群より少なくとも
1種類を選んで使用される。高級脂肪酸アミドの配合量
(2以上の場合はそれらの総量)はスチレン系熱可塑性
エラストマー100重量部に対し0.05〜5重量部、
好ましくは0.1〜2重量部である。高級脂肪酸アミド
の配合量が同エラストマー100重量部に対し0.05
重量部を下回ると剥離力の上昇を抑えられないことがあ
り、5重量部を越えると初期接着性がなくなり表面保護
フィルムが被着体に付かないことがある。高級脂肪酸ア
ミドの配合量が増えるに従って初期接着力が下がり、経
時変化後の剥離力の高速剥離性が増す。高速剥離性が増
すとは、高速時の剥離力が低速時の剥離力より低くなる
ことを言う。例えば、JIS Z0237−8に記載さ
れている剥離力の測定方法である剥離速度300mm/
minは低速剥離である。表面保護フィルムを実際に手
で剥離するときの剥離速度は20〜40m/minの高
速剥離である。
【0017】粘着剤には必要に応じて酸化防止剤等の安
定剤を添加してもよく、酸化防止剤としては例えばフェ
ノール系酸化防止剤「イルガノックス1010」(チバ
ガイギー社製)が熱劣化に対して効果がある。酸化防止
剤の添加量はスチレン系熱可塑性エラストマー100重
量部に対し好ましくは0.5〜1重量部である。
【0018】上記配合の粘着剤組成物を用いて、共押出
成形の際の冷却ロール温度を10〜80℃の範囲でロー
ル長さ方向中央部で高く両端部で低く設定し、フィルム
の幅方向の冷却度合いをコントロールすることにより、
粘着剤中に配合した高級脂肪酸アミドのブリードを促進
させ、好ましくは粘着剤層表面における全含有元素に対
する窒素の相対比率を1〜4モル%の範囲内でフィルム
の中央部で高く、両側部で低く調整する。これによっ
て、フィルムの中央部と両側部の接着力を調整すること
ができ、更に従来フィルム中央部に生じがちであった加
圧後の接着亢進を効果的に抑えることができる。
【0019】ここで、窒素含有量とは、X線光電子分析
装置(島津製作所社製ESCA−3200)で測定した
粘着剤表面の水素原子を除いた全含有元素に対する窒素
の相対比率(モル%)をいう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、実施例および比較例を挙
げて本発明について更に具体的に説明をするが、本発明
はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
【0021】(実施例1)粘着剤として、スチレン−エ
チレンブチレン−スチレン・ブロック共重合体の水素添
加物(商品名「タフテックH1052」旭化成社製)1
00重量部に対して脂環族系石油樹脂(商品名「アルコ
ンP125」荒川化学社製)40重量部、α−メチルス
チレン樹脂(商品名「エンデックス155」ハーキュレ
ス社製)10重量部、エチレンビスステアロアミド(商
品名「アルフローH50F」日本油脂社製)1.2重量
部および酸化防止剤(商品名「イルガノックス101
0」(チバガイギー社製)0.5重量部からなる組成物
を用いた。
【0022】この粘着剤組成物と、基材用の低密度ポリ
エチレン(商品名「ミラソン12」三井石油化学社製)
とを、図1に示す2層共押出装置1 を用いてそのTダイ
2 から共押出成形した。この共押出の際に、共押出装置
1 の冷却ロール3 (全長1700mm)の温度をロール
長さ方向中央部3a(長さ300mm)で60℃に設定す
ると共に、両端部3bで30℃に設定し、冷却ロール3 に
接触するフィルムの幅方向の冷却度合いをコントロール
した。こうして、厚さ60μmの基材の片面に厚さ10
μmの粘着剤層が形成されてなる表面保護フィルム4 を
得た。
【0023】この表面保護フィルム4 の両側部4bと中央
部4aの粘着剤層表面における全含有元素に対する窒素の
相対比率をX線光電子分析装置(島津製作所製ESCA
−3200)で測定したところ、相対比率は両側部で
1.1モル%、中央部で2.1モル%であった。
【0024】また、この表面保護フィルムのポリエステ
ル塗装鋼板(鏡面光沢度計による表面光沢度:約30%
グロス)への初期粘着力を、JIS Z0237−8の
方法に準じて測定したところ、初期粘着力は両側部で1
00g/25mm、中央部で50g/25mmであっ
た。
【0025】更に、コイル状に巻き取って保管し、加圧
経時(両端部で10kg/cm2 加圧、中央部で30k
g/cm2 加圧)7日後の剥離力を測定したところ、剥
離力は両端部で250g/25mm、中央部で200g
/25mmであり、幅方向にほぼ均一であった。
【0026】(実施例2)脂環族系石油樹脂(商品名
「アルコンP125」荒川化学社製)の配合量を20重
量部、α−メチルスチレン樹脂(商品名「エンデックス
155」ハーキレス社製)の配合量を5重量部にそれぞ
れ変えた以外は、実施例1と同様に操作を行い、厚さ6
0μmの基材の片面に厚さ10μmの粘着剤層が形成さ
れてなる表面保護フィルムを得た。
【0027】この表面保護フィルムにおける窒素の相対
比率は実施例1と同じく両側部で1.1モル%、中央部
で2.1モル%であった。
【0028】また、実施例1と同様にして初期粘着力を
測定したところ、両側部で70g/25mm、中央部で
20g/25mmであった。
【0029】更に、実施例1と同様にして剥離力を測定
したところ、両端部で140g/25mm、中央部で1
20g/25mmであり、幅方向にほぼ均一であった。
【0030】(比較例1)冷却ロールの温度をロール全
長で30℃に設定した以外は、実施例1と同様に操作を
行い、厚さ60μmの基材の片面に厚さ10μmの粘着
剤層が形成されてなる表面保護フィルムを得た。
【0031】実施例1と同様にして窒素の相対比率を測
定したところ、両側部、中央部共に1.1モル%であっ
た。
【0032】また、実施例1と同様にして初期粘着力を
測定したところ、両側部で100g/25mm、中央部
で110g/25mmであった。
【0033】更に、実施例1と同様にして剥離力を測定
したところ、両端部で250g/25mm、中央部で3
80g/25mmであり、中央部での接着亢進が大きく
幅方向で大きな差異があった。
【0034】(比較例2)冷却ロールの温度をロール全
長で60℃に設定した以外は、実施例2と同様に操作を
行い、厚さ60μmの基材の片面に厚さ10μmの粘着
剤層が形成されてなる表面保護フィルムを得た。
【0035】実施例2と同様にして窒素の相対比率を測
定したところ、中央部で2.1モル%、両側部で2.0
モル%であった。
【0036】また、実施例2と同様にして初期粘着力を
測定したところ、両側部で25g/25mm、中央部で
20g/25mmであった。
【0037】更に、実施例2と同様にして剥離力を測定
したところ、両端部で30g/25mm、中央部で12
0g/25mmであり、中央部での接着亢進が大きく幅
方向で大きな差異があった。
【0038】実施例および比較例で得られた結果を表1
にまとめて示す。
【0039】
【表1】
【0040】表1から明らかなように、実施例で得られ
た表面保護フィルムは良好な初期粘着力および剥離力を
有するものである。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、鋼板やアルミニウム板
等の金属板、ポリエステル系塗装鋼板、アクリル系塗装
鋼板等の塗装鋼板に表面保護フィルムを貼付し、コイル
状に巻き取る形態の製品に対し、中央部と側部とで差の
ない接着力を示し、かつ、使用後に容易に剥離できる表
面保護フィルム得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2層共押出装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 :2層共押出装置 2 :Tダイ 3 :冷却ロール 3a:中央部 3b:両端部 4 :表面保護フィルム 4a:中央部 4b:両側部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29K 23:00 B29L 7:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂からなる基材の片
    面に粘着剤層が形成されてなる表面保護フィルムをTダ
    イによる共押出成形法で製造するに当たり、前記粘着剤
    として、一般式A−B−Aおよび/またはA−B(式
    中、Aはスチレン重合体ブロックを、Bはブタジエン重
    合体ブロック、イソプレン重合体ブロックまたはこれら
    を水素添加して得られたオレフィン重合体ブロックをそ
    れぞれ意味する)で表されるブロック共重合体100重
    量部に対し、 【化1】 から選ばれた少なくとも1種類の樹脂0.05〜5重量
    部を含有する組成物を用い、押出後の冷却ロール温度を
    10〜80℃の範囲でロール長さ方向中央部で高く両端
    部で低く設定し、フィルムの幅方向の冷却度合いをコン
    トロールすることを特徴とする表面保護フィルムの製造
    方法。
JP8311823A 1996-11-22 1996-11-22 表面保護フィルムの製造方法 Pending JPH10151656A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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