JPH1015032A - 安定化された5−アミノサリチル酸固形製剤 - Google Patents

安定化された5−アミノサリチル酸固形製剤

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JPH1015032A
JPH1015032A JP8167235A JP16723596A JPH1015032A JP H1015032 A JPH1015032 A JP H1015032A JP 8167235 A JP8167235 A JP 8167235A JP 16723596 A JP16723596 A JP 16723596A JP H1015032 A JPH1015032 A JP H1015032A
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aminosalicylic acid
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packaging
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Takanori Isane
孝則 井實
Satoru Nakayama
悟 中山
Junko Tsuchiya
淳子 土屋
Masumi Saito
真澄 齋藤
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Nisshin Seifun Group Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温保存時における5−アミノサリチル酸固
形製剤の褐変が抑制され、長期間品質が安定化された、
包装された5−アミノサリチル酸固形製剤と、かかる包
装された5−アミノサリチル酸固形製剤の製造方法の提
供。 【解決手段】 本発明の製剤は、5−アミノサリチル酸
固形製剤を通気性の包材で内包装し、吸水剤および吸湿
剤の少なくとも一方と共にその外側をガスバリアー性の
包材にて密封包装することによって得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装された5−アミノ
サリチル酸固形製剤とその包装方法に関する。更に詳し
くは、包装後における5−アミノサリチル酸固形製剤の
褐変が抑制されており、長期間品質が安定化された、包
装された5−アミノサリチル酸固形製剤と、かかる包装
された5−アミノサリチル酸固形製剤の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】5−アミノサリチル酸は、潰瘍性大腸炎
及びクローン病の治療に用いられるが、経口投与により
羅患部位である結腸あるいは直腸に到達させるために、
徐放性や持続放出性を有する固形製剤として用いられて
いる。例えば、5−アミノサリチル酸を経口投与可能な
担体と共にエチルセルロース等で被覆した被覆顆粒(特
表昭58−501174号参照)や被覆材料として、陰
イオン性カルボキシルアクリルポリマー等の陰イオン性
ポリマーを用いた経口投与用組成物(特表昭57−50
0432号参照)が提案されている。詳細には前記特表
昭58−501174号記載の5−アミノサリチル酸固
形製剤は、経口投与可能な形態とするため、賦形剤、結
合剤、滑沢剤および崩壊剤と主薬である5−アミノサリ
チル酸を混合し顆粒等に成形し、エチルセルロース等の
フィルムコーティング剤で皮膜を施し、その後錠剤とし
た固形製剤である。
【0003】これらの5−アミノサリチル酸固形製剤
は、光や酸化によって褐変すると考えられており、これ
らの対策として遮光包装や脱酸素剤の封入等が講じられ
てきた。ところが最近、経時的に、特に夏期等の高温保
存時において褐変し、これら製剤を投与する医師、ま
た、服用する患者等に不安を与えることが問題となって
いる。
【0004】この点に関し、最近の研究では、5−アミ
ノサリチル酸は、アルカリの存在で特に不安定であり、
酸化により5−アミノサリチル酸キノンイミンに変化
し、更に自動酸化によって、二量体、三量体、四量体以
上のポリマーを形成し、強烈に茶褐色に着色を示す酸化
分解物となることが明かにされている(J. Jensen等、I
nternational Journal of Pharmaceutics, 88(1992)177
-187)。そこでこれら5−アミノサリチル酸固形製剤は
経時的に上述の酸化分解物を生じ、その為に製剤が褐変
するものと推定されていた。
【0005】これらの固形製剤は、その保存、輸送、調
剤業務等を簡便にするために、通常、脱酸素剤と共に褐
色ビンにビン詰めしたり、セロファン、低密度ポリエチ
レンを包材としたストリップパック包装(いわゆる「S
P包装」)や塩化ビニル、ポリプロピレン等を包材とし
たプレス−スルーパックシート包装(以下、「PTPシ
ート包装」という)が施され流通している。また、光や
酸化による褐変を防ぐために、脱酸素剤と共にアルミ箔
等のガスバリアー性の包材で包装することも考えられ
る。しかしながら、これらの包装形態ではいずれも前記
した、夏期等の高温保存時における褐変の発生を防止で
きず、その対応策が求められていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、5−アミノ
サリチル酸固形製剤の、特に高温保存時の褐変を抑制
し、製造時の製剤の性状を長期間保つことを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
の結果、5−アミノサリチル酸固形製剤の高温保存時の
褐変に対し、遮光、脱酸素または酸素の遮断だけでは効
果がないことを見い出した。すなわち、この5−アミノ
サリチル酸固形製剤の高温保存時の褐変は、錠剤内部の
添加剤由来の水分が蒸発し、この水蒸気が褐変を加速度
的に促進していることを初めて見い出した。そして、こ
の水分を除去し続けることにより、5−アミノサリチル
酸固形製剤の褐変を抑制できることを見い出し本発明を
完成したのである。
【0008】すなわち本発明は、 通気性の包材で内包
装されており、その外側が吸水剤および吸湿剤の少なく
とも一方と共にガスバリアー性の包材で密封包装された
5−アミノサリチル酸固形製剤に関するものである。
【0009】さらにまた本発明は、5−アミノサリチル
酸固形製剤を通気性の包材で内包装し、吸水剤および吸
湿剤の少なくとも一方と共にその外側をガスバリアー性
の包材にて密封包装することを特徴とする5−アミノサ
リチル酸固形製剤の包装方法に関するものである。
【00010】本発明で用いる5−アミノサリチル酸固
形製剤を内包装する通気性の包材としては、セロファ
ン、低密度ポリエチレン(密度0.91〜0.93g/m
l)フィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、紙、低密度ポリエチレンラミネート紙、ポ
リプロピレンラミネート紙、合成紙等が用いられるが、
これらに限られることはなく、通気性の包材として製剤
の包装に用い得るものの全てがこの目的に用い得ること
は勿論である。
【00011】本発明の5−アミノサリチル酸固形製剤
を内包装したものの外側を密封包装するのに用いるガス
バリアー性の包材としては、空気中の水蒸気を通さない
包材であるアルミフィルム箔、高密度ポリエチレン(密
度0.95〜0.97g/ml)フィルム、ポリ塩化ビニリ
デンフィルム、高密度ポリエチレンラミネート紙 ポリ
塩化ビニリデンラミネート紙等が用いられるが、これら
に限られることはなく、ガスバリアー性の包材として製
剤の包装に用い得るものの全てがこの目的に用い得るこ
とは勿論である。
【0012】本発明では、5−アミノサリチル酸固形製
剤の内包装物とその外側の密封包装との間に吸水剤およ
び吸湿剤の少なくとも一つを介在させるものである。本
発明で用いる吸水剤および吸湿剤の両者にはその機能上
必ずしも刮然たる区別はなく、ある場合には吸水剤とし
てまたある場合には吸湿剤として認識される材料も多く
存在するが、一応「吸水剤」とは水蒸気などの湿分の凝
集によって生じた水分を吸収してそのまま保持できる機
能を備えた材料をいい、また「吸湿剤」とは水蒸気など
の湿分をそのまま吸収してそのまま保持できる機能を備
えた材料をいうものとする。
【0013】本発明で用いる吸水剤としては、近年多数
開発されている高吸水性樹脂等が好ましく用いられ、こ
れらには例えば、ビニルエステルとエチレン性不飽和カ
ルボン酸またはその誘導体との共重合体のケン化物(例
えば、酢酸ビニル−(メタ)アクリル酸エステル共重合
体のケン化物、酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体の
ケン化物など);デンプン、セルロースなどの多糖類に
(メタ)アクリル酸、マレイン酸、クロトン酸などの不
飽和カルボン酸またはそれらの誘導体をグラフト重合さ
せたグラフト重合体;前記グラフト重合体と不溶化カル
ボキシメチルセルロースとの混合物;イソブチレン−無
水マレイン酸共重合体のケン化物;アクリル酸−メタク
リル酸共重合体;ポリビニルアルコール、ポリエチレン
オキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリビニルピロリ
ドン、スルフォン化ポリスチレン、ポリビニルピリジ
ン、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミドなどの
親水性重合体を架橋化して三次元重合体としたもの;な
どが挙げられる。
【0014】本発明で用いる吸湿剤としては、塩化カル
シウム、炭酸カルシウム、シリカゲル、炭酸マグネシウ
ム、珪酸アルミン酸マグネシウム等の中性の吸湿剤、酸
化カルシウム、水酸化カルシウム等の塩基性吸湿剤、活
性炭、多孔性ゼオライト等の多孔性吸着剤等が挙げられ
る。好ましくは、塩化カルシウムまたはシリカゲルが用
いられる。また、必要に応じて、2種以上の吸湿剤を同
時に用いてもよい。そして、吸湿剤の量は、多い方が効
果があるが、通常の流通に供される量として、5−アミ
ノサリチル酸25gあたり、0.1g 〜10g用いるこ
とが好ましく、さらには1〜3g用いることがより好ま
しい。
【0015】また、本発明で用いられる吸水剤および吸
湿剤は粒状、シート状に成形したもの、また、粒状のも
のを通気性のある袋に充填して用いる等、その形状には
どの様なものでも良いが、流通上の形態を考慮するとシ
ート状に成形したものが好ましい。シート状に成形する
場合には、吸水剤または吸湿剤を適当な支持体、例え
ば、成形用のプラスチックに配合して吸水剤または吸湿
剤をプラスチック内に練込みシート状に成形することも
出来る。吸水剤が高分子物質の場合にはそれ自体が成形
用の支持体としての役割を果たすことも出来る。また、
吸水剤、特に高吸水性樹脂を用いる場合は、通気性の包
材の外側に包材の通気性を保持させたままでこれに積層
シートとして積層させるかコーティングして、または密
封包装に用いられるガスバリアー性の包材の内側に積層
シートとして積層させるかまたはコーティングした吸水
層として用いることができる。
【0016】本発明の5−アミノサリチル酸製剤は、ガ
スバリアー性の包材で密封包装する際に、脱酸素剤と共
に包装することも好ましい。また、さらに遮光性のある
包材で包装することが好ましく、ガスバリアー性の包材
に遮光性のあるものを用いるか、ガスバリアー性の包材
で密封包装したものを更に遮光性のある包材(箱等も含
む)で包装することが好ましい。
【0017】
【実施例】次に実施例によって本発明を具体的に説明す
る。以下の実施例では、5−アミノサリチル酸の顆粒状
物にエチルセルロースの被膜を施した顆粒状物に添加剤
を加え、錠剤に成形したものを用いた。すなわち、25
0gの5−アミノサリチル酸とイソプロパノールに溶解
した25gのポリビニルピロリドン(1:9w/w)を
加え、0.7〜1mm大に造粒した。乾燥後、得られた顆
粒状物に、アセトンに溶解したエチルセルロース溶液
(3:97w/w)を噴霧、その後乾燥し、エチルセル
ロースで被覆された5−アミノサリチル酸の顆粒状物を
得た。150gの結晶セルロースを上記と同様のポリビ
ニルピロリドン溶液33gと共に上記と同様の大きさに
造粒し、乾燥して結晶セルロースの顆粒状物を得た。得
られた約320gの5−アミノサリチル酸の顆粒状物と
3gのステアリン酸ナトリウムおよび27gのタルクか
らなる滑沢剤混合物と、結晶セルロースの顆粒状物を混
合、打錠して重さ500mg、1錠あたりの5−アミノサ
リチル酸含有量250mgの錠剤とした。上記により得ら
れた5−アミノサリチル酸の錠剤10錠を塩化ビニルを
包材としたPTPシートで包装し、さらに10シートま
とめてガスバリアー性のアルミ袋で重ねて密封包装し
た。吸湿剤または脱酸素剤はPTPシートと共にアルミ
袋中に封入した。
【0018】本実施例において使用した吸湿剤および脱
酸素剤は以下のとおりである。吸 湿 剤 1) シリカゲルシート 丸谷化工製 :HI−SHEET DRY 30×80mm、 自重2.14g シリカゲル含有量 約0.96g 2) 袋詰シリカゲル 信越化成工業製:1袋当たり1gのシリカゲルを封入 3) 塩化カルシウムシート アイディ製 :アイディシート 30×80mm、 自重0.86g シリカゲル換算量 約2.6g脱酸素剤 三菱ガス化学製:エージレス Z−100 1個 吸着酸素量 約500ml
【0019】また、5−アミノサリチル酸の固形製剤の
褐変の度合を以下の方法で測定した。5−アミノサリチ
ル酸の茶褐色の酸化分解物は可視領域(440nm)に吸
収極大を有するので、440nmの波長における吸光度を
測定し、5−アミノサリチル酸固形製剤の褐変の度合い
を推定した。すなわち、5−アミノサリチル酸1.0g
に相当する量の固形製剤を精密に量り、エタノール25
mlを加え、激しく振り混ぜた後、0.5N塩酸を加えて
正確に50mlとした後ろ過し、ろ液を試料溶液とした。
試料溶液を吸光度測定法により440nmの波長で吸光度
を測定して褐変の度合いを数値化した。1群につき8検
体の吸光度を測定し、その平均をとり標準偏差と共に示
した。吸光度が大きいほど、褐変の度合いが大きい。
【0020】実施例1 表1に示す量の吸湿剤を共に封入した5−アミノサリチ
ル酸の密封包装物を40℃にて6ヶ月間保存した後の4
40nmの波長での吸光度を測定した。また、吸湿剤を共
に封入しない5−アミノサリチル酸の密封包装物を40
℃にて6ヶ月間保存した後、同様に吸光度を測定し、こ
れをコントロールとした。その結果を表1に示す。
【0021】 表1に示すように、シリカゲルおよび塩化カルシウムシ
ートはコントロールに比較し、5−アミノサリチル酸の
褐変を抑制した。
【0022】実施例2 表1に示す量の吸湿剤または脱酸素剤を共に封入した5
−アミノサリチル酸の密封包装物を60℃にて1ヶ月間
保存した後の440nmの波長での吸光度を測定した。ま
た、吸湿剤または脱酸素剤を同封しない5−アミノサリ
チル酸の密封包装物を60℃にて1ヶ月間保存した後、
同様に吸光度を測定し、これをコントロールとした。そ
の結果を表2に示す。
【0023】 表 2 吸 光 度 吸湿剤(シリカゲルシート) 0.144±0.005 吸湿剤(塩化カルシウムシート) 0.124±0.003 脱酸素剤(エージレス) 0.172±0.014 コントロール 0.169±0.017 表2に示すように、脱酸素剤であるエージレスは高温保
存時では5−アミノサリチル酸の褐変に対し、抑制効果
が消失した。しかしながら、吸湿剤であるシリカゲル、
塩化カルシウムは高温保存時においても褐変の抑制に非
常に効果的であった。
【0024】実施例3 表3に示す量の吸湿剤を共に封入した5−アミノサリチ
ル酸の密封包装物を60℃にて1ヶ月間保存した後の4
40nmの波長での吸光度を測定した。また、吸湿剤を同
封しない5−アミノサリチル酸の密封包装物を60℃に
て1ヶ月間保存した後、同様に吸光度を測定し、これを
コントロールとした。その結果を表3に示す。
【0025】 表 3 吸 光 度 吸湿剤(袋詰シリカゲル(1g)) 0.130±0.002 吸湿剤(袋詰シリカゲル(2g)) 0.124±0.002 吸湿剤(袋詰シリカゲル(3g)) 0.107±0.000 コントロール 0.162±0.006 表3に示すように、吸湿剤は高温時の5−アミノサリチ
ル酸固形製剤の褐変を抑制し、その量を増加させるとそ
の効果は顕著になることが明らかである。
【0026】以上の結果より、5−アミノサリチル酸固
形製剤を通気性の包材で包装した後、吸湿剤と共にその
外側を更にガスバリアー性の包材で密封包装することに
より5−アミノサリチル酸固形製剤の褐変を効果的に抑
制できることがわかる。また、脱酸素剤は高温保存時で
は、5−アミノサリチル酸の褐変に対し効果が消失し、
吸湿剤が高温保存時でも褐変の抑制を維持できることが
わかる。
【0027】
【発明の効果】本発明により、5−アミノサリチル酸固
形製剤の高温保存時の褐変を効果的に抑制できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 83/04 B65D 83/04 85/50 85/50 Z (72)発明者 齋藤 真澄 埼玉県入間郡大井町鶴ヶ岡5丁目3番1号 日清製粉株式会社医薬研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性の包材で内包装されており、その
    外側が吸水剤および吸湿剤の少なくとも一方と共にガス
    バリアー性の包材で密封包装された5−アミノサリチル
    酸固形製剤。
  2. 【請求項2】 吸水剤が高吸水性樹脂である請求項1記
    載の5−アミノサリチル酸固形製剤。
  3. 【請求項3】 吸湿剤がシリカゲルおよび/または塩化
    カルシウムである請求項1記載の5−アミノサリチル酸
    固形製剤。
  4. 【請求項4】 吸湿剤がシート状に成形したものである
    請求項1記載の5−アミノサリチル酸固形製剤。
  5. 【請求項5】 さらに脱酸素剤と共にガスバリアー性の
    包材で密封包装された請求項1〜4記載の5−アミノサ
    リチル酸固形製剤。
  6. 【請求項6】 ガスバリアー性の包材が遮光性である請
    求項1〜5記載の5−アミノサリチル酸固形製剤。
  7. 【請求項7】 5−アミノサリチル酸固形製剤を通気性
    の包材で内包装し、吸水剤および吸湿剤の少なくとも一
    方と共にその外側をガスバリアー性の包材にて密封包装
    しすることを特徴とする5−アミノサリチル酸固形製剤
    の包装方法。
  8. 【請求項8】 吸水剤が高吸水性樹脂である請求項7記
    載の5−アミノサリチル酸固形製剤の包装方法。
  9. 【請求項9】 吸湿剤がシリカゲルおよび/または塩化
    カルシウムである請求項7記載の5−アミノサリチル酸
    固形製剤の包装方法。
  10. 【請求項10】 吸湿剤がシート状に成形したものであ
    る請求項7記載の5−アミノサリチル酸固形製剤の包装
    方法。
  11. 【請求項11】 さらに脱酸素剤と共にガスバリアー性
    の包材で密封包装された請求項7〜10記載の5−アミ
    ノサリチル酸固形製剤の包装方法。
  12. 【請求項12】 ガスバリアー性の包材が遮光性である
    請求項7〜11記載の5−アミノサリチル酸固形製剤の
    包装方法。
JP8167235A 1996-06-27 1996-06-27 安定化された5−アミノサリチル酸固形製剤 Pending JPH1015032A (ja)

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