JPH10150095A - ウエーハ処理装置 - Google Patents

ウエーハ処理装置

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JPH10150095A
JPH10150095A JP30646096A JP30646096A JPH10150095A JP H10150095 A JPH10150095 A JP H10150095A JP 30646096 A JP30646096 A JP 30646096A JP 30646096 A JP30646096 A JP 30646096A JP H10150095 A JPH10150095 A JP H10150095A
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orientation flat
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエーハの外周部とウエーハ載置部との接触
領域を均一にしスリップの発生を防止し、また、高成長
速度を実現するためには高速回転が可能なウエーハ処理
装置を提供する。 【解決手段】 サセプタ(105)にウエーハ(6)を
載置し回転軸(7)の回りに回転させるとともにヒータ
ーあるいはランプ等の加熱源(8)で加熱して処理する
ウエーハ処理装置において、サセプタはウエーハを載置
し保持するためのウエーハ載置部(110)を有し、こ
のウエーハ載置部は加熱源の熱をウエーハに当てるよう
に形成された貫通孔(112)の外縁から延設された段
部を有し、段部(111)の周縁部(111a)は異な
る径の複数の円弧(115、116)により形成されて
おり、複数の円弧のいずれか一つの円弧(115)はウ
エーハの径とほぼ等しい径を有する。また、複数の円弧
のいずれか一つの円弧(115)は、ウエーハの径とほ
ぼ等しい径を有するとともにその円弧の回転中心(11
4)は回転軸の軸心位置(O)からずれて位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエーハ処理装置
に係り、特にサセプタにウエーハを載置し回転させると
ともにヒーターで加熱して処理するウエーハ処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】高集積化が進行するULSIに対応する
ため高均一化、高精度化が要求されるとともに基板の大
口径化の進歩も著しい。半導体装置においても従来のバ
ッチ処理から枚葉処理から枚葉処理へ移行しつつある。
このことはエピタキシャル装置、CVD装置においても
同様である。
【0003】枚葉処理でのキーポイントはスループット
にある。スループットの向上を図るには、昇降温時間や
搬送時間の短縮化及び高成長速度化の実現が必須であ
る。高成長速度化については、ウエーハを数百回転以上
で高速回転させることで成長に寄与する境界層の厚さが
薄くなり気相反応が制御され、高成長速度化が可能とな
る。
【0004】図1に、このようなウエーハ処理装置の概
略を示す。図1において、ウエーハ処理装置は、反応室
1の上部のガス供給口2より整流板3を通して反応ガス
を流入させ、ウエーハ導入部4よりウエーハ6を導入し
保持台となるサセプタ5の上に載置し、ウエーハ6をサ
セプタ5ごと回転軸7を中心に回転させ、ウエーハ6の
下部に載置されているヒーター8によりウエーハ6を加
熱する機構を有している。反応ガスは反応室下部にある
排気孔9より排気される。
【0005】図2にウエーハ6を保持しているサセプタ
5の平面図(a)、及び断面図(b),(c)を示す。
サセプタ5の中央部にはヒーター8による熱をウエーハ
6の裏面へ通過させるように貫通孔12が形成されてい
る。サセプタ5は、ウエーハ6を載置するためのウエー
ハ載置部11を有し、ウエーハ載置部11には貫通孔1
2の外縁に形成された真円ザグリ形成された段部10が
形成されている。
【0006】ウエーハ6にオリエンテーションフラット
部(以下、オリフラ部と称する)6aが形成されている
場合に、オリフラ部6aに対応する形状を有するオリフ
ラ載置部11aがウエーハ載置部11に形成されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のサセプタ5に
は、図2(a)に示すように、ウエーハ6の直径に比べ
て余裕のある大きさのザグリ径を有する段部10(例え
ば、ウエーハ直径:150±0.5mmに対してはザグ
リ直径:151.5±0.1mm)と、ウエーハ6に比
べて小さな内径を有するウエーハ載置部11(例えば、
ウエーハ直径:150±0.5mmに対してウエーハ載
置部内径:147.5±0.1mm)とが形成されてい
た。
【0008】このため、ウエーハ6とともにサセプタ5
を回転させた場合、仮に回転中心とサセプタ5の中心を
合致させたとしてもウエーハ6と段部10の間に隙間が
形成されるため、ウエーハはその都度四方八方に寄って
いくことになる。このため、ウエーハ6の外周部6bの
全体が段部10の周縁10aと均一に接触することな
く、図3に示すように接触領域が不均一に分布すること
になる。
【0009】一方、ウエーハ6は下部のヒーター8によ
り加熱されるが、ウエーハ外周部6bはウエーハ載置部
11を介して間接的に加熱される。
【0010】ウエーハ載置部11とウエーハ外周部6b
の接触領域がウエーハ外周部6b全体に渡って均一に分
布するのであれば、ウエーハ載置部11の熱容量による
温度低下分を補償する熱量をサセプタ5自身に与えてや
ることによりヒーター8から貫通孔12を通る輻射熱で
直接的に加熱されるウエーハ6の中央部とウエーハ外周
部6bとの間の温度差を解消でき、スリップの発生を抑
制することが可能である。
【0011】しかしながら、上述のように接触領域が不
均一になるとウエーハ外周部6bに加わる熱量も不均一
となり、結果として図4に示す如く多数のスリップが発
生するという問題があった。
【0012】また、高成長速度を実現するためには高速
回転が必要であるが、この際、回転振動等の影響により
ウエーハ6が高速回転中に振動し、サセプタ5のザグリ
状の段部10より外れて飛び出し、ウエーハ6が破損し
てしまうという問題もあった。
【0013】そこで本発明の目的は、上記従来技術の有
する問題点を解消し、スリップの発生を防止でき、また
ウエーハがサセプタから飛び出て割れることを防止でき
るウエーハ処理装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のウエーハ処理装置は、サセプタにウエーハ
を載置し回転軸の回りに回転させるとともにヒーターあ
るいはランプ等の加熱源で加熱して処理するウエーハ処
理装置において、前記サセプタはウエーハを載置し保持
するためのウエーハ載置部を有し、このウエーハ載置部
は前記ヒーターの熱をウエーハに当てるように形成され
た貫通孔の外縁から延設された段部を有し、前記段部の
周縁部は異なる径の複数の円弧により形成されており、
前記複数の円弧のいずれか一つの円弧はウエーハの径と
ほぼ等しい径を有することを特徴とする。
【0015】また、好適には、前記複数の円弧のいずれ
か一つの円弧は、ウエーハの径とほぼ等しい径を有する
とともにその円弧の回転中心は前記回転軸の軸心位置か
らずれて位置することを特徴とする。
【0016】また、好適には、前記段部はザグリ状に形
成されている。
【0017】また、好適には、前記段部は断続的に立設
された複数の突起部によって形成されており、前記段部
の前記周縁部は複数の前記突起部の立設面を接続して形
成される。
【0018】また、前記段部の周縁部は2個の異なる径
の第1円弧と第2円弧により形成されている。
【0019】また、前記第1円弧の径は処理される複数
のウエーハの集団における径の中心値に公差を加算した
最大径値と同一であり、前記第2円弧の径は前記第1円
弧の径より大きい。
【0020】また、前記第1円弧の中心位置は、前記回
転軸の軸線位置からずれている。
【0021】また、前記ウエーハ載置部は、ウエーハの
オリエンテーションフラット部を載置するためのオリフ
ラ載置部を有し、前記第1円弧の中心位置は、前記回転
軸の軸線位置からずれて位置する。
【0022】また、前記第1円弧の中心位置は、前記回
転軸の軸線位置に対し前記オリフラ載置部の位置と反対
方向に、前記回転軸の軸線位置からずれて位置する。
【0023】また、前記第1円弧の中心位置と前記回転
軸の軸線位置との距離は、オリエンテーションフラット
部を有するウエーハの重心位置とこのウエーハの中心位
置との距離に等しい。
【0024】また、前記第2円弧の中心位置は前記貫通
孔の中心位置と同心の位置関係にある。
【0025】また、前記第1円弧は、半円の弧の長さ以
下の弧の長さを有する。
【0026】また、前記段部の周縁の少なくとも一部領
域にウエーハの厚さ方向に突起する突起部が形成されて
いる。
【0027】また、前記突起部は、ウエーハの厚さの2
倍以上の高さを有する。
【0028】上述の本発明の作用について説明する。
【0029】段部の周縁部は複数の円弧によって形成さ
れている。この段部は、ザグリ状に形成されていてもよ
く、あるいは、断続的に立設された複数の突起部によっ
て形成されていてもよい。
【0030】ウエーハを載置したサセプタを回転軸の回
りに回転させると、ウエーハは遠心力を受け、段部の周
縁部に寄り付くように移動する。複数の円弧のいずれか
の円弧をウエーハの径とほぼ等しい径を有する円弧とす
ることにより、ウエーハは遠心力を受けて最終的に径の
ほぼ等しい円弧にはまり込むことになる。
【0031】これらのことは、複数の円弧のいずれか一
つの円弧を、ウエーハの径とほぼ等しい径を有するとと
もにその円弧の回転中心が回転軸の軸心位置からずれて
位置することにより、より確実に実現することができ
る。
【0032】例えば、段部の周縁部が第1円弧と第2円
弧で形成されている例について説明する。
【0033】第2円弧については、その径がウエーハの
径より大きいので、ウエーハはその周縁を部分的に第2
円弧に接しながら公転するように転がり運動をする。こ
のような転がり運動を繰り返すうちに遠心力を受けてい
るウエーハの周縁は第1円弧にはまり込み、自転を繰り
返すうちに周縁部との摩擦力により静止することが可能
になる。
【0034】また、ウエーハにはオリフラ部が形成され
ておりウエーハの重心位置はウエーハの中心位置に対し
オリフラ部の位置と反対方向の位置しているので、ウエ
ーハは第1円弧に接しながら自転するうちに、その重心
位置が軸心位置Oを通る安定位置に位置するようにな
り、この結果、オリフラ部はオリフラ載置部に位置する
ようになる。
【0035】この場合、軸心位置Oと第1円弧の中心位
置との距離を、オリフラ部を有するウエーハ6の中心位
置と重心位置との距離に一致するように設定することに
より、第1円弧における自転をより少ない回数を経るだ
けで、オリフラ部をオリフラ載置部に容易に位置させる
ことが可能になる。
【0036】また、段部の周縁部に、ウエーハ6の厚さ
方向に突起する突起部が形成されているので、ウエーハ
が周縁部に接しながら公転をする場合に、段部より外れ
て飛び出すことを防止することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0038】本実施形態例の半導体装置の概略構成は、
図7に示すようにサセプタ105を除けば図1に示した
高速回転成長用のウエーハ処理装置とほぼ同様であり、
図7において、反応室1の上部のガス供給口2より整流
板3を通して反応ガスを流入させ、ウエーハ導入部より
保持台となるサセプタ5の上に載置したウエーハ6をサ
セプタ5ごとに回転軸7を中心に回転させ、ウエーハ6
の下方に設置されているヒーター8により加熱するよう
になっている。サセプタ105は、カーボン系材料、珪
素化合物、あるいはこれらの複合材料から形成されてい
る。尚、本装置の加熱源としてヒーターを用いている
が、ランプでもその限りではない。
【0039】次に、図5および図6を参照してに本実施
形態例におけるサセプタ105について詳細に説明す
る。
【0040】図5は、高速回転後におけるサセプタ11
5にウエーハ6を載置した状態を示す。回転軸7の軸線
位置をOとする。図5(a)はサセプタ105の平面図
であり、図5(b),(c),(d)は各々図5(a)
における線OA,OB,OCから見た断面図である。
【0041】図5に示すように、サセプタ105はウエ
ーハ6を載置し保持するためにザグリ状に形成されたウ
エーハ載置部111を有し、ウエーハ載置部111はヒ
ーター8の熱をウエーハ6に当てるように形成された貫
通孔112の外縁に段部110を有し、段部110の周
縁部110aは2個の異なる径の第1円弧115と第2
円弧116とにより形成されている。
【0042】第1円弧115の中心位置114(×印)
は、回転軸7の軸心位置Oを通りオリフラ載置部111
aを二等分する直線AOC上であって軸心位置Oに対し
オリフラ載置部111aの反対方向にずれた位置にあ
る。
【0043】第1円弧115は、ウエーハ6の直径とほ
ぼ同等の直径を有する円弧であり、また半円より大きく
ない円弧である。第1円弧115の直径は、処理される
複数のウエーハ6からなる集団における直径の中心値に
直径の公差を加算した最大直径値に等しく設定されてい
る。
【0044】なお、ウエーハ6がオリフラ部6aを有す
る場合には、軸心位置Oと第1円弧115の中心位置1
14との距離は、オリフラ部6aを有するウエーハ6の
中心位置と重心位置との距離に一致するように設定され
ることが望ましい。これにより、後述するように、オリ
フラ部6aがオリフラ載置部111aに容易に位置する
ようにすることができる。
【0045】第2円弧116は、回転軸7の軸心位置O
を中心としウエーハ6の直径より充分大きい直径を有す
る円弧である。
【0046】貫通孔112は第1円弧115の中心位置
114を中心としてウエーハ6の直径より小さい径を有
する。
【0047】図5(a)に示すように、ウエーハ載置部
111にはウエーハ6のオリフラ部6aを載置できるよ
うに周縁部110aから中心O方向に延設されたオリフ
ラ載置部111aが形成されている。また、オリフラ載
置部111aの両側には、貫通孔112の外縁から第2
円弧116に至る領域111bが形成されている。
【0048】第1円弧115と第2円弧116とは周縁
部110aの2点110b,110bにおいて交叉して
いる。第1円弧115を仮想的に延長した仮想円弧部分
を符号115aで示す。第1円弧115および仮想円弧
部分115aと、貫通孔112の外縁との間には同一の
幅を有するリング領域111bが形成されている。ま
た、オリフラ載置部11aにも貫通孔112の外縁との
間にリング領域111bの幅と同一の幅のオリフラ領域
111cが形成されている。
【0049】また、図5(a),(d)に示すように、
段部110の周縁110aにおける交差点110b,1
10bの近傍位置と交差点110b,110bの中間位
置には、ウエーハ6の厚さ方向にウエーハ6の厚さの2
倍以上の高さを有する突起部117、117、117が
形成されている。図5(b),(c)のOA,OB部の
断面で示される段部110の深さはウエーハ6の厚さと
同程度になっている。なお、突起部117の個数と高さ
はこの例に限らず適当に選択することが可能である。
【0050】次に、本実施形態例の作用について説明す
る。
【0051】ウエーハ6を当初、ウエーハ6の中心が軸
心位置Oとほぼ一致するように載置する。この場合、ウ
エーハ6は、オリフラ部6aの位置がオリフラ載置部1
11aの位置に対し無関係の位置に載置されている。
【0052】ウエーハ6を載置したサセプタ105を回
転軸7の回りに回転させると、ウエーハ6は遠心力を受
け段部110の周縁110aに寄り付くように移動す
る。第2円弧116については、その径がウエーハ6の
径より充分に大きく、また中心位置が軸心位置Oにある
ので、ウエーハ6はその周縁を部分的に第2円弧116
に接しながら公転するように転がり運動をする。このよ
うな転がり運動を繰り返すうちに遠心力を受けているウ
エーハ6の周縁は第1円弧115と第2円弧116との
交叉点110bに至り、第1円弧115にはまり込む。
第1円弧115の直径の大きさは、ウエーハ6の直径と
ほぼ同等の直径であって処理されるウエーハ6の直径公
差を考慮した最大径値に等しく設定されているので、ウ
エーハ6は一度第1円弧115にはまり込むとウエーハ
6は第1円弧115は公転をすることなく自転のみをす
る。
【0053】このようにして、ウエーハ6はその周縁を
第1円弧115に接しながら自転する。また、ウエーハ
6にはオリフラ部6aが形成されておりウエーハ6の重
心位置はウエーハ6の中心位置に対しオリフラ部6aの
位置と反対方向の位置しているので、ウエーハ6は第1
円弧115に接しながら自転するうちに、その重心位置
が直線OC上にある位置で安定位置を得る。この結果、
オリフラ部6aはオリフラ載置部111aあるいはオリ
フラ領域111cに位置する。
【0054】なお、上述の説明において、ウエーハ6は
第1円弧115内で自転をするうちにオリフラ部6aが
オリフラ載置部111aに位置するようになるとした
が、ウエーハ6が第2円弧116に接しながら公転と自
転とを混在して転がることにより、第1円弧115には
まり込んだ時点で自転を繰り返すことなくオリフラ部6
aがオリフラ載置部111aに位置するようにすること
も可能である。
【0055】また、段部110の周縁110aにおける
交差点110b,110bの近傍位置と交差点110
b,110bの中間位置には、ウエーハ6の厚さ方向に
突起する突起部117、117、117が形成されてい
るので、ウエーハ6が周縁110aに接しながら公転を
する場合に、段部110より外れて飛び出すことを防止
することができる。この結果、高成長速度を実現するた
めにはウエーハ6を高速回転しても、サセプタ5の段部
110より飛び出てウエーハ6が破損してしまう危険を
排除することができる。
【0056】次に本実施形態の具体的な実施例について
説明する。
【0057】ウエーハ6としては、従来例、本発明とも
に直径150mm、厚さ625μmで、直径公差が±
0.2mmであるSiウエーハを使用した。
【0058】図7に示すサセプタ105においては、ウ
エーハ載置部111とオリフラ載置部111aの高さが
1mm、サセプタ105の中央の貫通孔112の直径が
148mmとなっており、サセプタ105の肉厚が1.
5mmになっており、段部110の周縁110aは、回
転軸7の軸心位置Oを中心とした直径152mmの第2
円弧116と、軸心位置Oからオリフラ載置部110a
と反対方向に向かって直線OC上に1mmずれた位置1
14を中心とし、ウエーハ6の直径公差を加味した7
5.1mmを半径とした直線OCに線対称な120°扇
形弧よりなる第1円弧115とから構成されている。更
に周縁110aと直線OCとの交点、及び直線OCに対
して左右60°開いたエッジ部分に第1円弧115に沿
って幅3mm、奥行き1.5mm、高さ1mmの突起部
117、117、117が形成されている。
【0059】これらサセプタ105にウエーハ6を載置
した状態で2000rpmで回転し、ウエーハ6を11
50℃で5分間加熱した。この結果、従来例のサセプタ
5では図4に示したように最大7mmのスリップが多数
発生していたのに対し、本発明のサセプタ105ではス
リップ長も1〜2mmと短く、本数もわずかであった。
また、従来例のサセプタ5では頻発していたウエーハ6
の飛びについても本発明のサセプタ105では皆無とな
った。
【0060】次に図6を参照して、本発明の第2の実施
形態について説明する。
【0061】図6にそのサセプタ205の概念図を示
す。図5で示したサセプタ115は凹形状のザグリ形成
されたウエーハ載置部110を有していたが、図6で示
すサセプタ205のウエーハ載置部210は、凹形にザ
グリ形成されてはいない。
【0062】サセプタ205は、ウエーハ6が載置され
る円盤201を有し円盤201は図7に示した場合と同
様に回転軸7の回りに回転するようになっている。円盤
201上には、図5に示すウエーハ載置部110の周縁
110aと等しい形状を有する輪郭線210が形成され
る。輪郭線210は第1円弧115に相当する第1円弧
210aと第2円弧116に相当する第2円弧210b
とから構成されている。円盤210上には、第1円弧2
10aと第2円弧210bに外接するように沿って配設
された各々3個の複数の突起部220、221が立設さ
れている。すなわち、複数の突起部220、221は、
その立設面220a,221aを接続することにより輪
郭線210が形成されるように、立設されている。突起
部220、221の高さはウエーハ6の厚さの2倍以上
の突起により形成されている。
【0063】具体的には、図6に示すサセプタ205の
ウエーハ載置部210は、回転軸7の軸心位置Oを中心
とした直径152mmの第2円弧210bに外接する突
起部221と、軸心位置Oからオリフラ載置部210a
の反対方向に向かって1mmずれた位置114を中心と
し、ウエーハの直径公差を加味した75.1mmを半径
とした線OCに線対称な120°の第1円弧210aに
外接する突起部220とを有している。これら突起部2
20、221は幅3mm、奥行き1.5mm、高さ2m
mの形状を有する。
【0064】サセプタ205を前述の実施形態における
実施例と同様に、ウエーハ6を載置した状態で2000
rpmで回転し、ウエーハ6を1150℃で5分間加熱
した。この結果、サセプタ105と同様にスリップ長も
1〜2mmと短く、本数もわずかであった。また、ウエ
ーハ6の飛びについても皆無であった。
【0065】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、上述の説明においては、ウエーハ6はオリフラ部
6aを有しウエーハ載置部はオリフラ載置部を有すると
して説明した。しかしながら、本発明は、ウエーハ載置
部は必ずしもオリフラ載置部を有していなくともよく、
オリフラ部6aを有しないウエーハ6をも処理すること
が可能である。この場合、ウエーハ載置部の段部の第2
円弧は図5あるいは図6に示すようにはオリフラ載置部
用に直線状に削られておらず、第2円弧を連続的な円弧
に構成する。この場合であっても、第1円弧の中心位置
を軸心位置Oからずらすように設定することにより、サ
セプタの回転に伴いウエーハ6は遠心力を受け、ウエー
ハは最終的に第1円弧にはまり込むことになる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成によ
れば、ウエーハ載置部の段部の周縁部は異なる径の複数
の円弧により形成されており、複数の円弧のいずれか一
つの円弧はウエーハの径とほぼ等しい径を有するので、
ウエーハをその径のほぼ等しい円弧にはまり込ませるこ
とができる。
【0067】また、複数の円弧のいずれか一つの円弧
は、ウエーハの径とほぼ等しい径を有するとともにその
円弧の回転中心はサセプタの回転軸の軸心位置からずれ
て位置するので、ウエーハは遠心力を受け確実にその円
弧にはまり込むことができる。
【0068】この結果、ウエーハ載置部とウエーハの外
周部との接触領域をウエーハの外周部の全体に渡って均
一に分布させることができるので、スリップの発生を抑
制することが可能になる。
【0069】また、ウエーハ載置部は、ウエーハのオリ
エンテーションフラット部を載置するためのオリフラ載
置部を有し、第1円弧の中心位置は、サセプタの回転軸
の軸線位置からずれて位置するので、ウエーハのオリフ
ラ部はオリフラ載置部の位置に確実に移動するようにす
ることができ、オリフラ部を有するウエーハに対しても
スリップの発生を抑制することが可能になる。
【0070】また、段部の周縁部に、ウエーハの厚さ方
向に突起する突起部が形成されているので、ウエーハが
周縁部に接しながら公転をする場合に、段部より外れて
飛び出すことを防止することができる。この結果、成長
速度を実現するためにウエーハを高速回転した場合にで
も、ウエーハが高速回転中に振動しウエーハ載置部の段
部より外れて飛び出してウエーハが破損してしまうこと
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のウエーハ処理装置の概略構成を示す断面
図。
【図2】従来のサセプタのウエーハ載置部を示す平面図
(a)と線OA,OBから見たサセプタ、ウエーハ、ヒ
ーターの配置を示した断面図(b)、(C)。
【図3】図2に示す従来のサセプタ上にウエーハを載置
して高速回転した場合のウエーハとサセプタの接続領域
(網掛け部分)を示す平面図。
【図4】図2に示す従来のサセプタを用い、高速回転さ
せ、加熱したウエーハに発生したスリップの状況を示す
図。
【図5】本発明の一実施形態におけるサセプタを高速回
転した後のサセプタ及びウエーハの状況を示す平面図
(a)と線OA,OB,OCから見たサセプタ、ウエー
ハ、ヒーターの配置を示した断面図(b)、(c),
(d)。
【図6】本発明の他の実施形態におけるサセプタを高速
回転した後のサセプタ及びウエーハの状況を示す平面図
(a)と線OA,OB,OCから見たサセプタ、ウエー
ハ、ヒーターの配置を示した断面図(b)、(c),
(d)。
【図7】本発明のウエーハ処理装置の概略構成を示す断
面図。
【符号の説明】
1 反応室 2 反応ガス供給口 3 整流板 4 ウエーハ導入口 5 従来のサセプタ 6 ウエーハ 6a ウエーハのオリフラ部 7 回転軸 8 ヒーター 9 排気口 110 ウエーハ載置部 110a オリフラ載置部 112 貫通孔 115 第1円弧 116 第2円弧 117 突起部 201 円盤 210 ウエーハ載置部 210a オリフラ載置部 211 輪郭線 211a 第1円弧 211b 第2円弧 220、221 突起部 220a、221a 突起部の立設面

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サセプタにウエーハを載置し回転軸の回り
    に回転させるとともにヒーターあるいはランプ等の加熱
    源で加熱して処理するウエーハ処理装置において、 前記サセプタはウエーハを載置し保持するためのウエー
    ハ載置部を有し、このウエーハ載置部は前記加熱源の熱
    をウエーハに当てるように形成された貫通孔の外縁から
    延設された段部を有し、前記段部の周縁部は異なる径の
    複数の円弧により形成されており、前記複数の円弧のい
    ずれか一つの円弧はウエーハの径とほぼ等しい径を有す
    ることを特徴とするウエーハ処理装置。
  2. 【請求項2】前記複数の円弧のいずれか一つの円弧は、
    ウエーハの径とほぼ等しい径を有するとともにその円弧
    の回転中心は前記回転軸の軸心位置からずれて位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載のウエーハ処理装置。
  3. 【請求項3】前記段部はザグリ状に形成されていること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のウエーハ
    処理装置。
  4. 【請求項4】前記段部は断続的に立設された複数の突起
    部によって形成されており、前記段部の前記周縁部は複
    数の前記突起部の立設面を接続して形成されることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載のウエーハ処理
    装置。
  5. 【請求項5】前記段部の周縁部は2個の異なる径の第1
    円弧と第2円弧により形成されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のウエーハ処理装置。
  6. 【請求項6】前記第1円弧の径は処理される複数のウエ
    ーハの集団における径の中心値に公差を加算した最大径
    値と同一であり、前記第2円弧の径は前記第1円弧の径
    より大きいことを特徴とする請求項5に記載のウエーハ
    処理装置。
  7. 【請求項7】前記第1円弧の中心位置は、前記回転軸の
    軸線位置からずれていることを特徴とする請求項5に記
    載の半導体装置。
  8. 【請求項8】前記ウエーハ載置部は、ウエーハのオリエ
    ンテーションフラット部を載置するためのオリフラ載置
    部を有し、前記第1円弧の中心位置は、前記回転軸の軸
    線位置からずれて位置することを特徴とする請求項5に
    記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】前記第1円弧の中心位置は、前記回転軸の
    軸線位置に対し前記オリフラ載置部の位置と反対方向
    に、前記回転軸の軸線位置からずれて位置することを特
    徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】前記第1円弧の中心位置と前記回転軸の
    軸線位置との距離は、オリエンテーションフラット部を
    有するウエーハの重心位置とこのウエーハの中心位置と
    の距離に等しいことを特徴とする請求項9に記載の半導
    体装置。
  11. 【請求項11】前記第2円弧の中心位置は前記貫通孔の
    中心位置と同心の位置関係にあることを特徴とする請求
    項5に記載のウエーハ処理装置。
  12. 【請求項12】前記第1円弧は、半円の弧の長さ以下の
    弧の長さを有することを特徴とする請求項5に記載のウ
    エーハ処理装置。
  13. 【請求項13】前記段部の周縁の少なくとも一部領域に
    ウエーハの厚さ方向に突起する突起部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のウエーハ処理装置。
  14. 【請求項14】前記突起部は、ウエーハの厚さの2倍以
    上の高さを有することを特徴とする請求項1に記載のウ
    エーハ処理装置。
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