JPH10149977A - 処理装置の制御方法及び処理装置 - Google Patents

処理装置の制御方法及び処理装置

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JPH10149977A
JPH10149977A JP8323405A JP32340596A JPH10149977A JP H10149977 A JPH10149977 A JP H10149977A JP 8323405 A JP8323405 A JP 8323405A JP 32340596 A JP32340596 A JP 32340596A JP H10149977 A JPH10149977 A JP H10149977A
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Yuichi Nishijima
雄一 西島
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハの処理前後において、可動部材の所定
の動作が確認できなかった場合に自動的にリ・トライさ
せるようにして、システム全体を停止させるような過剰
な措置をとらずに、ウエハの不良発生を抑える制御装置
及び制御方法を提供する。 【解決手段】 加熱処理装置内8におけるウエハWの処
理前後において、規定時間内に支持ピン26の上昇降動
作がピンアップセンサー29によって検出されなかった
場合に、ピンシリンダ27に対して支持ピン26の下降
動作の実行をコントローラ31からピンシリンダ27に
命令する。次に、ピンダウンセンサー30によって支持
ピン26の下降動作を検出した後、ピンシリンダ27に
対して再度支持ピン26の上昇動作の実行を命令する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置の制御方
法及び処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体製造プロセスにおけるいわ
ゆるフォトレジスト処理工程においては、半導体ウエハ
(以下、「ウエハ」という)などの被処理基板を洗浄し
たり、その表面にレジスト液を塗布してレジスト膜を形
成し、所定のパターンで露光した後に現像液で現像処理
しているが、このような一連の処理を行う場合、各処理
を枚葉式で行う処理装置を1つのシステムに集約した塗
布現像処理システムが用いられている。この塗布現像処
理システムにおいては、ウエハを保持した搬送手段が所
定の処理装置の搬入出口前で停止し、当該処理装置側の
各種可動部材が所定の動作を行った後、前記ウエハを装
置内に搬入して所定の載置台に載置した後、装置内から
退避する。
【0003】この可動部材の所定の動作には、例えば加
熱処理装置における搬入、搬出時のシャッターの開閉や
ウエハを載置する際の昇降用のピンの上下動、アドヒー
ジョン処理装置においては密閉空間を創出するチャンバ
の上下動、洗浄処理装置やレジスト液塗布装置において
は、シャッターの開閉、ノズルのアームの移動などがあ
る。そして、これらの動作が確認された後ウエハが装置
内に搬入されて、所定の処理を実行する。また、処理終
了後は、前記各動作を再度実行し、装置外へウエハを搬
出する。
【0004】ここで、動作フローにより従来の可動部材
の動作について説明すると、例えば図5に示されるよう
な加熱処理装置101において載置台102から出没す
る支持ピン103の動作についていうと、図6に示され
るようなフローにより次のような手順で行われていた。
【0005】先ずコントローラ104から支持ピン10
3の上昇を命令すると(ステップS101)ピンアップ信
号が出力される(ステップS102)。次に、実際に支持
ピン103が上昇したかどうかをピンアップセンサー1
05が検出し(ステップS103)、支持ピン103の上
昇が検出された場合には、所定の上昇動作は完了となり
(ステップS104)、ウエハは装置内に搬入されて所定
の加熱処理を施される。
【0006】一方、ピンアップセンサー105により支
持ピン103の上昇が検出されない場合には、5秒間待
ち(ステップS105)、上昇が検出されないまま5秒間
経過した場合にはエラー信号を出力する(ステップS10
6)。エラー信号が出力された場合は、この加熱処理装
置101を含むシステム内の装置は全て停止される。こ
の場合、当該エラーにかかるウエハは通常不良扱いとさ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが過去の事例を
分析すると、可動部材の所定の動作が確認できなかった
ためにエラー信号が出力された後でも、一旦可動部材を
動作前の状態に戻し、再度可動部材の所定の動作の実行
を命令(以下、「リ・トライ」という)すると正常な動
作を行う場合が多いことがわかった。そのため実際はリ
・トライのような制御を行えば、装置を停止することな
くそのまま稼働し続けられるにもかかわらず、従来のよ
うに初回のエラー信号のみでシステム内の装置を全て停
止してしまうと、結果的にシステム内のすべてのウエハ
を不良にしてしまうおそれがある。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、各処理装置におけるウエハの処理前後において、
可動部材の所定の動作が確認できなかった場合に自動的
にリ・トライさせるようにして、システム全体を停止さ
せるような過剰な措置をとらずに、ウエハの不良発生を
抑えることのできる制御装置及び制御方法を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の制御方法は、
処理容器に設けられた可動部材の所定の動作の後に、当
該処理容器内で被処理基板に対して所定の処理を行うよ
うに構成された処理装置において、規定時間内に前記所
定の動作の確認ができなかった場合には、前記可動部材
の駆動系に対して前記所定の動作とは逆の動作を行うよ
うに命令し、当該逆の動作を確認した後、前記駆動系に
対して再度所定の動作を行うように命令することを特徴
としている。被処理基板の処理前において可動部材の所
定の動作が確認できなかった場合でも、従来のように直
ちにエラーとするのではなく、逆の動作を命令し、この
逆の動作を確認後、再度所定の動作を実行するよう命令
しているので、既述した過去の事例からすれば可動部材
の所定の動作をより確実に完了させることができ、その
後の被処理基板の処理を行うことができる。
【0010】請求項2の制御方法は、処理容器内での被
処理基板に対する所定の処理が終了した後、この処理容
器から前記被処理基板を搬出するためにこの処理容器に
設けられた可動部材が所定の動作を行うように構成され
た処理装置において、規定時間内に前記所定の動作の確
認ができなかった場合には、前記可動部材の駆動系に対
して前記所定の動作とは逆の動作を行うように命令し、
当該逆の動作を確認した後、前記駆動系に対して再度所
定の動作を行うように命令することを特徴としている。
このように被処理基板の処理後に可動部材の所定の動作
が確認できなかった場合に、逆の動作を命令し、逆の動
作を確認後、再度所定の動作を行うように命令している
ので、請求項1の場合と同様、より確実に可動部材の所
定の動作を完了させることができ、次の工程へ移ること
ができる。
【0011】請求項3の処理装置は、処理容器に設けら
れた可動部材の所定の動作の後に、当該処理容器内で被
処理基板に対して所定の処理を行うように構成され、さ
らに前記所定の動作を行うための駆動系に対して命令を
与える制御装置を備えた処理装置であって、前記制御装
置は 規定時間内に前記可動部材の所定の動作の確認が
できなかった場合に前記駆動系に対して前記所定の動作
とは逆の動作の実行を命令し、当該逆の動作を確認した
後、前記駆動系に対して再度所定の動作の実行を命令す
るように構成されたことを特徴としている。この請求項
3の処理装置においては、制御装置が既述したいわゆる
「リ・トライ」をするように構成されているので、請求
項1の制御方法をそのまま実施することができる。
【0012】請求項4の処理装置は、処理容器内での被
処理基板に対する所定の処理が終了した後、この処理容
器から前記被処理基板を搬出するためにこの処理容器に
設けられた可動部材が所定の動作を行うように構成さ
れ、さらに前記所定の動作を行うための駆動系に対して
命令を与える制御装置を備えた処理装置であって、前記
制御装置は、規定時間内に前記可動部材の所定の動作の
確認ができなかった場合に前記駆動系に対して前記所定
の動作とは逆の動作の実行を命令し、当該逆の動作を確
認した後、前記駆動系に対して再度所定の動作の実行を
命令するように構成されたことを特徴としている。この
請求項4の処理装置においても、所定の処理が終了した
後制御装置が可動部材に対してリ・トライを行うように
構成されているので、請求項2の制御方法を好適に実施
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明すると、本実施形態はウエハの支持ピンの
昇降動作を制御する制御装置を備えた加熱処理装置とし
て構成されており、図1はこの加熱処理装置を組み込ん
でいる処理システム1の外観を示している。
【0014】この処理システム1は、被処理基板として
のウエハWを搬入・搬出するローダ/アンローダ部2
と、ウエハWをブラシ洗浄するブラシ洗浄装置3と、ウ
エハWを高圧ジェット水で洗浄するジェット水洗浄装置
4と、ウエハWの表面を疎水化処理するアドヒージョン
処理装置5と、ウエハWを所定温度に冷却する冷却処理
装置6と、ウエハWの表面にレジスト液を塗布するレジ
スト液塗布装置7と、レジスト液塗布の前後でウエハW
を加熱してプリベーク又はポストベークを行う加熱処理
装置8と、ウエハWを現像処理する現像装置9、及び不
良のおそれがあるウエハWを収納するためのカセットC
を置く載置部10とを有している。
【0015】上記のように構成される処理システム1の
中央部には、長手方向に沿って搬送路11、12が設け
られ、この搬送路11、12に、前記したローダ/アン
ローダ部2〜載置部10に至る各処理装置が、正面を向
けて配置されている。そして搬送体13、14が、これ
らローダ/アンローダ部2〜載置部10の各処理装置と
の間でウエハWの受け渡しを行うために、各々搬送路1
1、12上を移動し得るようになっている。
【0016】処理システム1に組み込まれた本実施形態
にかかる加熱処理装置8は、図1に示すように、搬送体
13が移動する搬送路11に正面を向け、アドヒージョ
ン処理装置5の上に積み重ねられて配置されている。そ
して、この加熱処理装置8の正面にはウエハWの搬入、
搬出口である開口部8aが設けられている。なお、加熱
処理装置8は搬送路12側にも複数設けられている。
【0017】加熱処理装置8は例えば図2に示すよう
に、ウエハWを載置する載置台である熱板21と、熱板
21を介してウエハWに熱を供給する発熱体22と、熱
板21の上方に処理空間23を形成すべく配置されると
共に加熱処理時に発生するガスを排気するカバー部材2
4と、熱板21及び発熱体22の貫通孔25を挿通して
ウエハWを熱板21上で受け渡しする支持ピン26とで
主要部が構成されている。この支持ピン26が本発明で
いう可動部材を構成している。
【0018】熱板21及び発熱体22は固定され、支持
ピン26はピンシリンダ27のピストン28と連結して
熱板21上に出没可能に形成されている。図3は支持ピ
ン26が所定位置まで上昇した様子を示している。そし
て、支持ピン26の昇降動作は各々、ピンアップセンサ
ー29、ピンダウンセンサー30によって感知され、こ
の情報はコントローラ31に伝えられるようになってい
る。また、このコントローラ31の命令により、ピンシ
リンダ27を制御して、支持ピン26を昇降させること
ができる。熱板21の外周部には筒状のシャッタ33が
昇降可能に配設されており、このシャッタ33はシャッ
タシリンダ34のピストン35に連結されて、処理空間
23を外部から区画し得るようになっている。
【0019】さて、以上のように構成された処理システ
ム1において、本発明の実施の形態にかかる加熱処理装
置8により、ウエハWが加熱されるプロセスについて説
明する。先ず、ローダ/アンローダ部2のウエハWが搬
送体13によって保持される。次に、このウエハWは搬
送体13により、例えばブラシ洗浄装置3に搬入され、
所定の洗浄処理を施される。その後、搬送体13によっ
て搬出され、次に洗浄液を乾燥させるため加熱処理装置
8に向かって搬送体13により搬送される。
【0020】ここで、ウエハWが搬入される前に、図4
に示される手順にて支持ピン26が上昇させられセット
される。先ずコントローラ31から支持ピン26の上昇
を命令すると(ステップS1)、ピンアップ信号が出力
される(ステップS2)。次に、実際に支持ピン26が
上昇したかどうかをピンアップセンサー29が検出し
(ステップS3)、支持ピン26の上昇が検出された場
合には、図3に示すように所定の上昇動作は完了とみな
され(ステップS4)、ウエハWは装置内に搬入されて
所定の加熱処理が施される。
【0021】一方、ピンアップセンサー29により支持
ピン26の上昇が検出されない場合には、5秒間待ち
(ステップS5)、上昇が検出されないまま5秒間経過
した場合にはリトライ実行フラグが立っているかどうか
を確認する(ステップS6)。リトライ実行フラグが立
っている場合には、処理枚数がクリアーになり、リトラ
イフラグがセットされる(スッテプS7)。なお、リト
ライ実行フラグが立っていない場合には、アップエラー
信号が出力される(ステップS8)。
【0022】次に、コントローラ31からピンダウン信
号が出力され(ステップS9)、実際に支持ピン26が
下降したかどうかをピンダウンセンサー30が検出し
(ステップS10)、下降が検出されない場合には3秒間
待ち(ステップS11)、検出されないまま3秒間経過し
た場合にはダウンエラー信号を出力する(ステップS1
2)。
【0023】一方、ピンダウンセンサー30により支持
ピン26の下降が検出された場合には、コントローラ3
1からピンアップ信号が出力される(S13)。そして、
実際に支持ピン26が上昇したかどうかをピンアップセ
ンサー29が検出し(ステップS14)、支持ピン26の
上昇が検出された場合には、リ・トライによって支持ピ
ン26が図3に示した所定の位置に上昇したものと判断
され(ステップS15)、ウエハWは装置内に搬入されて
所定の加熱処理を施される。
【0024】なお、ピンアップセンサー29により支持
ピン26の上昇が検出されない場合には、3秒間待ち
(ステップS16)、上昇が検出されないまま3秒間経過
した場合にはアップエラー信号を出力する(ステップS
17)。アップエラー信号が出力された場合は、この加熱
処理装置8を組み込んでいる処理システム1内の装置は
全て停止される。
【0025】このように、本実施形態にかかる加熱処理
装置8によれば、初回に支持ピン26の上昇動作が確認
されなかったとしても、支持ピン26を下降動作させ、
下降したことを確認後、再度上昇動作させるように命令
するので、初回の上昇動作が確認されない場合に直ちに
エラー信号を出力して装置を停止させてしまう従来の装
置と比較すると、所定の上昇動作をより確実に完了させ
ることができる。
【0026】なお、この場合リ・トライに関わるウエハ
Wを特定するために、例えばシステム内の全処理工程終
了後、もしくはリ・トライに関わる処理の終了後直ちに
載置部10にあるカセットCに当該ウエハWを収納する
ようにしてもよい。
【0027】支持ピン26の上昇が確認されると、シャ
ッタシリンダ34のピストン35の上昇によりシャッタ
33が開けられる。そして、搬送体13により開口部8
aから搬入されてきたウエハWを支持ピン26上に載置
する。次いで、シャッタ33を下降させ、支持ピン26
を下降させる。その後、例えば30秒間100℃にて加
熱され、ウエハWは乾燥させられる。
【0028】以上のようにして、所定の加熱処理の終了
したウエハWは搬出される前に、図4に示した手順と同
じような制御方法により支持ピン26は上昇させられ
る。
【0029】このように、加熱処理終了後においても支
持ピン26の上昇動作においてリ・トライを行うように
すれば、1回目のエラー信号のみで制御を停止させてい
た従来の装置と比較すると、より確実に所定の上昇動作
を行えるようになっている。
【0030】支持ピン26の上昇後、シャッタシリンダ
34のピストン35の上昇によりシャッタ33が開けら
れる。そして、ウエハWは搬送体13により開口部8a
から搬出される。その後、ウエハWは他の処理装置にお
いて所定の処理を施され、ローダ/アンローダ部2に戻
される。
【0031】前記実施形態にかかる加熱処理装置8によ
れば、支持ピン26の所定の上昇動作が確認されなかっ
た場合に、支持ピン26の下降動作を命令し、下降動作
確認後、再度所定の上昇動作を行うようになっているの
で、初回に上昇動作が確認できない場合直ちに制御を終
了してしまう従来の装置と比べると、確実に上昇動作を
遂行させることができる。また、初回に所定の上昇動作
の完了が確認できない場合、システム全体を直ちに停止
する必要はなく、リ・トライにて所定の上昇動作が完了
すればシステム全体を稼働し続けることができる。従っ
て、処理中のウエハであっても厳格な時間管理を必要と
しない処理を行っていた場合、このウエハが不良になる
ことはない。なお、時間管理が厳格な処理工程の場合、
例えばレジスト液塗布後のウエハを扱う処理装置におい
てはリ・トライさせないようにしてもよい。
【0032】また前記加熱処理装置8のシャッター33
の開閉において、既述したようなリ・トライによる制御
をさせるようにしてもよい。その他、アドヒージョン処
理装置5においては密閉空間を創出するチャンバの上下
動、ブラシ洗浄装置3やジェット水洗浄装置4において
は、ノズルを有するアームの移動等、この種の可動部材
を用いている全ての処理装置にリ・トライを実施させる
ようにしてもよい。
【0033】また載置部10のカッセトCは不良の可能
性のあるウエハを収納するようになっており、例えば、
ウエハにレジスト処理を施される過程で可動部材に対し
てリ・トライがあった場合は、ウエハに不良のおそれが
あるので、ウエハを特定するために全処理工程終了後、
もしくはリ・トライに関わる処理後すぐに、カセットC
に当該ウエハを収納し、他のウエハと区別するようにし
てもよい。
【0034】なお、以上は被処理基板としてウエハWを
用いた例について説明したが、被処理基板はLCD基板
であっても、本発明の制御装置や制御方法は応用できる
ものである。
【0035】
【発明の効果】請求項1及び請求項3の発明は、被処理
基板の処理前において、可動部材の所定の動作が確認で
きなかった場合に、所定の動作の逆の動作を命令し、こ
の逆の動作を確認後、再度所定の動作を実行するよう命
令しているので、従来と比べると確実に可動部材に所定
の動作を行わせることができ、その後の被処理基板の処
理を行うことができる。また、例えば既述した従来の処
理システムのように初回に可動部材の所定の動作が確認
できないと、すぐにシステム全体を停止させるような過
剰な措置をとる必要がないので、そのまま処理装置を稼
働し続けることができ、ウエハの不良発生を抑えること
ができる。
【0036】請求項2及び請求項4の発明は、被処理基
板の処理後において、可動部材の所定の動作が確認でき
なかった場合に、請求項1、3と同様、所定の動作の逆
の動作を命令し、逆の動作を確認後、再度所定の動作を
行うよう命令しているので、従来より所定の動作を確実
に可動部材に実行させることができ、そのままその後の
工程へと進むことができる。また、例えば既述した従来
の処理システムのように初回で可動部材の所定の動作が
確認できなかった場合に、直ちにシステム全体を停止さ
せるような過剰な措置をとる必要がないので、そのまま
処理装置を稼働し続けることができ、ウエハの不良発生
を抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる加熱処理装置が組
み込まれた処理システムの斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる加熱処理装置の断
面図である。
【図3】図2の加熱処理装置において支持ピンが上昇し
た様子を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる支持ピンの上昇動
作時の制御についてのフローチャートである。
【図5】従来の加熱処理装置の断面図である。
【図6】従来の支持ピンの上昇動作時の制御についての
フローチャートである。
【符号の説明】
1 処理システム 8 加熱処理装置 10 載置部 26 支持ピン 27 ピンシリンダ 28、35 ピストン 29 ピンアップセンサー 30 ピンダウンセンサー 31 コントローラ C カセット W ウエハ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理容器に設けられた可動部材の所定の
    動作の後に、当該処理容器内で被処理基板に対して所定
    の処理を行うように構成された処理装置において、 規定時間内に前記所定の動作の確認ができなかった場合
    には、前記可動部材の駆動系に対して前記所定の動作と
    は逆の動作を行うように命令し、当該逆の動作を確認し
    た後、前記駆動系に対して再度所定の動作を行うように
    命令することを特徴とする、処理装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 処理容器内での被処理基板に対する所定
    の処理が終了した後、この処理容器から前記被処理基板
    を搬出するためにこの処理容器に設けられた可動部材が
    所定の動作を行うように構成された処理装置において、 規定時間内に前記所定の動作の確認ができなかった場合
    には、前記可動部材の駆動系に対して前記所定の動作と
    は逆の動作を行うように命令し、当該逆の動作を確認し
    た後、前記駆動系に対して再度所定の動作を行うように
    命令することを特徴とする、処理装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 処理容器に設けられた可動部材の所定の
    動作の後に、当該処理容器内で被処理基板に対して所定
    の処理を行うように構成され、さらに前記所定の動作を
    行うための駆動系に対して命令を与える制御装置を備え
    た処理装置であって、 前記制御装置は 規定時間内に前記可動部材の所定の動
    作の確認ができなかった場合に前記駆動系に対して前記
    所定の動作とは逆の動作の実行を命令し、当該逆の動作
    を確認した後、前記駆動系に対して再度所定の動作の実
    行を命令するように構成されたことを特徴とする、処理
    装置。
  4. 【請求項4】 処理容器内での被処理基板に対する所定
    の処理が終了した後、この処理容器から前記被処理基板
    を搬出するためにこの処理容器に設けられた可動部材が
    所定の動作を行うように構成され、さらに前記所定の動
    作を行うための駆動系に対して命令を与える制御装置を
    備えた処理装置であって、 前記制御装置は、規定時間内に前記可動部材の所定の動
    作の確認ができなかった場合に前記駆動系に対して前記
    所定の動作とは逆の動作の実行を命令し、当該逆の動作
    を確認した後、前記駆動系に対して再度所定の動作の実
    行を命令するように構成されたことを特徴とする、処理
    装置。
JP8323405A 1996-11-19 1996-11-19 処理装置の制御方法及び処理装置 Pending JPH10149977A (ja)

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