JP3659287B2 - 基板搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハや液晶表示器用のガラス基板などの基板を積層収納したカセットから基板を取り出して搬送する基板搬送装置に係り、特にカセットに収納された基板の位置を基板検出手段で検出し、カセット載置台の一方側から基板搬送手段を進退させて基板を搬送する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の基板搬送装置としては、例えば、基板に塗布被膜を形成するスピンコータ、プリベーク処理やポストベーク処理などを行うベークユニット、露光された基板の現像を行う現像ユニットなどを一体化してなる基板処理装置に配備されているものが挙げられる。
【0003】
このような基板搬送装置は、基板を積層収納したカセットを複数個載置するカセット載置台と、各カセットに収納されている基板の位置を検出する基板検出部と、カセット載置台の一方側で複数個のカセットに沿って移動自在に構成され、各カセットとの間で基板の収納/取り出しを行う基板搬送部とを備え、カセットにおける基板の収納位置を基板検出部で検出した後に、基板搬送部がカセットのその位置に進退し、基板を取り出して基板処理装置に搬送するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、カセット載置台へのカセットの載置およびカセット載置台からのカセットの取り外しはオペレータが手作業で行うものであるが、カセット載置台の一方側では他のカセットの基板搬送のために基板搬送部が移動しているので、例えば、オペレータがカセットをカセット載置台に載置する際に、基板搬送部により手を挟まれるなどの危険を生じる恐れがある。
【0005】
このような危険を未然に防止するために、カセット載置台の他方側にエリアセンサなどを配設しておき、オペレータの手などが検出された時点で搬送動作を一時的に停止させるように構成したものがある。しかしながら、このように危険防止のために搬送動作を停止させると、一時的にとはいえカセットを交換するたびに搬送が滞ることになるので、基板の搬送効率が著しく低下するという問題が生じる。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、基板搬送手段の進退側を遮断/開放することによって、オペレータの危険を防止しつつも搬送効率を向上させることができる基板搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の基板搬送装置は、複数枚の基板を積層収納するカセットをカセット載置台に載置し、前記カセットに収納された基板の位置を基板検出手段によって検出し、前記カセット載置台の一方側から基板搬送手段を進退させて基板を搬送する基板搬送装置において、前記カセット載置台にカセットを載置したり、前記カセット載置台のカセットを取り外す際には、前記カセット載置台の一方側を遮断し、載置されたカセットに対して基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、前記カセット載置台の一方側を開放して前記基板搬送手段の進退を許容するように昇降する第1の危険防止板を備え、前記基板検出手段を昇降自在に構成するとともに、前記第1の危険防止板を前記基板検出手段に連動連結したことを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項2に記載の基板搬送装置は、請求項1に記載の基板搬送装置において、前記カセット載置台にカセットを載置したり、前記カセット載置台のカセットを取り外す際には、前記カセット載置台の他方側を開放し、載置されたカセットに対して基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、前記カセット載置台の他方側を遮断してカセットの取り外しを規制するように昇降する第2の危険防止板を備えていることを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項3に記載の基板搬送装置は、複数枚の基板を積層収納するカセットをカセット載置台に載置し、前記カセットに収納された基板の位置を基板検出手段によって検出し、前記カセット載置台の一方側から基板搬送手段を進退させて基板を搬送する基板搬送装置において、前記カセット載置台にカセットを載置したり、前記カセット載置台のカセットを取り外す際には、前記カセット載置台の一方側を遮断し、載置されたカセットに対して基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、前記カセット載置台の一方側を開放して前記基板搬送手段の進退を許容するように昇降する第1の危険防止板と、前記カセット載置台にカセットを載置したり、前記カセット載置台のカセットを取り外す際には、前記カセット載置台の他方側を開放し、載置されたカセットに対して基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、前記カセット載置台の他方側を遮断してカセットの取り外しを規制するように昇降する第2の危険防止板とを備えていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
請求項1に記載の発明の作用は次のとおりである。
オペレータがカセット載置台にカセットを載置する際には、第1の危険防止板によってカセット載置台の一方側が遮断されているので、オペレータの手が基板搬送手段に巻き込まれるような危険がない。載置されたカセットにおける基板の収納位置を検出するために基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、第1の危険防止板により遮断されているカセット載置台の一方側が開放されるので、基板搬送手段の進退が許容されて基板の搬送が行われる。また、カセット載置台のカセットをオペレータが取り外す際には、第1の危険防止板によって再びカセット載置台の一方側が遮断されるので、オペレータに危険が及ぶことはない。したがって、カセットの載置/取り外し時に、他のカセットのために動作している基板搬送手段を停止することなく危険を防止することができる。
また、カセットに積層収納されている基板を検出する昇降自在の基板検出手段に第1の危険防止板を連動連結したので、第1の危険防止板のための特別な駆動手段を設けることなく、第1の危険防止板を昇降させることができる。
【0011】
なお、上記の第1の危険防止板は、完全な板部材である必要はなく、オペレータの手などの進入を規制することができる程度の部材、例えば、網目状、格子状の部材であってもよい。
【0012】
また、請求項2に記載の発明によれば、オペレータがカセット載置台にカセットを載置する際には、第1の危険防止板によってカセット載置台の一方側が閉塞されているとともに、第2の危険防止板によって他方側が開放されているので、オペレータの手が基板搬送手段に巻き込まれる危険を防止してカセットを載置することができる。載置されたカセットにおける基板の収納位置を検出するために基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、第1の危険防止板により遮断されているカセット載置台の一方側が開放されるとともに、第2の危険防止板によってカセット載置台の他方側が遮断されるので、不用意にカセットに手が触れたりしてカセットの位置がずれるような不都合が防止でき、基板搬送手段の進退が許容されて基板の搬送が正確に行われる。また、カセット載置台のカセットをオペレータが取り外す際には、第1の危険防止板によって再びカセット載置台の一方側が遮断され、第2の危険防止板により再び他方側が開放されるので、オペレータに危険が及ぶことを防止しつつもカセットを取り外すことができる。したがって、カセットの載置/取り外し時に、他のカセットのために動作している基板搬送手段を停止することなく危険を防止することができる。
【0013】
また、請求項3に記載の発明によれば、オペレータがカセット載置台にカセットを載置する際には、第1の危険防止板によってカセット載置台の一方側が閉塞されているとともに、第2の危険防止板によって他方側が開放されているので、オペレータの手が基板搬送手段に巻き込まれる危険を防止してカセットを載置することができる。載置されたカセットにおける基板の収納位置を検出するために基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、第1の危険防止板により遮断されているカセット載置台の一方側が開放されるとともに、第2の危険防止板によってカセット載置台の他方側が遮断されるので、不用意にカセットに手が触れたりしてカセットの位置がずれるような不都合が防止でき、基板搬送手段の進退が許容されて基板の搬送が正確に行われる。また、カセット載置台のカセットをオペレータが取り外す際には、第1の危険防止板によって再びカセット載置台の一方側が遮断され、第2の危険防止板により再び他方側が開放されるので、オペレータに危険が及ぶことを防止しつつもカセットを取り外すことができる。したがって、カセットの載置/取り外し時に、他のカセットのために動作している基板搬送手段を停止することなく危険を防止することができる。
【0014】
なお、上記の第1の危険防止板と第2の危険防止板は、それぞれ完全な板部材である必要はなく、オペレータの手などの進入を規制することができる程度の部材、例えば、網目状、格子状の板材であってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1は、本発明に係る基板搬送装置を備えた基板処理装置の概略構成を示す斜視図であり、図2は、基板搬送装置が備えている基板検出機構の一例を示す斜視図である。
【0016】
この基板処理装置は、基板搬送装置1(インデクサユニットとも呼ばれる)と、X方向に沿って直線的に複数個の処理部を積層配備した第1の処理ユニット5と、X,Y方向に二次元的に複数個の処理部を積層配備した第2の処理ユニット7と、第1,第2の処理ユニット5,7の間に配設された基板搬送ロボット9とを一体化して構成されている。基板搬送装置1から取り出された基板Wは、基板搬送ロボット9によって搬送され、第1の処理ユニット5や第2の処理ユニット7によって各種の処理が施される。そして、処理を施された基板Wは、基板搬送装置1に回収されるようになっている。なお、第1の処理ユニット5には、基板Wを回転させつつ塗布液を供給して被膜形成処理を施すスピンコータSCや、露光済の基板Wに現像液などを供給して現像処理を施すデベロッパーSDなどがある。また、第2の処理ユニット7には、基板を加熱処理する加熱ユニットや、基板を冷却処理する冷却ユニットがある。
【0017】
基板搬送装置1は、基板Wを収納するための複数個のカセット段を形成されたカセットCを載置するためのカセット載置台11と、このカセット載置台11に載置されたカセットCとの間で基板Wの収納/取り出しを行うとともに、基板搬送ロボット9との間で基板Wの受け渡しを行う基板搬入出ロボット15とから構成されている。なお、基板搬入出ロボット15は、本発明における基板搬送手段に相当する。
【0018】
本実施例に係る基板搬送装置1は、そのカセット載置台11が、一例としてY方向に沿って4個のカセットCを直線的に載置可能に構成されている。カセット載置台11の一方側にあたる奥側には、全てのカセットCにアクセス可能なようにY方向に水平移動自在で、かつ、Z方向に昇降自在に構成された基板搬入出ロボット15が配設されており、この基板搬入出ロボット15に配備された進退アーム15aがカセット載置台11の奥側から進退して、カセットC内の未処理基板Wを取り出したり、カセットC内に処理済基板Wを載置するようになっている。
【0019】
カセット載置台11の他方側にあたる手前側には、カセットCの基板Wに対する処理開始を指示するためのスタートスイッチSWが、各カセットCごとに対応して配設されている。基板Wを収納したカセットCをカセット載置台11に載置した後、スタートスイッチSWを押下すると、本発明における基板検出手段に相当する基板検出機構20が作動してカセットC内に収納された各基板Wの(高さ)位置を検出する。なお、基板搬送装置1の手前側を除く周囲は、二点鎖線で示すようにカバーで囲われており、オペレータは手前側からのみカセットCを載置したり取り出したりできるようになっている。
【0020】
基板検出機構20は、平面視コの字状の検出アーム20aと、検出アーム20aを構成する腕部分に対向して埋設された投光部20bおよび受光部20cからなる基板検出センサ20dと、検出アーム20aを片持ち支持する支持部材20eと、支持部材20eごと検出アーム20aを昇降駆動するエアシリンダ20fと、カセットCに形成されているカセット段に対応した複数個のスリットを有する位置固定のスリットプレート20gと、支持部材20eとともに昇降しながらスリットプレート20gの個々のスリットを検出するカセット段検出センサ20hとから構成されている。
【0021】
なお、上記のエアシリンダ20fには、図3に示すようにソレノイドバルブ20iを介して圧縮空気が導入/排出されるようになっている。ソレノイドバルブ20iは、スタートスイッチSW、基板検出センサ20d、カセット段検出センサ20hとともにインターフェイス23に接続されており、PIO25を介してCPU27によって制御される。
【0022】
本実施例では、スタートスイッチSWがオペレータによって押下されるとエアシリンダ20fが伸長動作し、検出アーム20aを一定の速度で最上位まで上昇させてゆく。このときカセット段検出センサ20hも上昇するので、CPU27がこの出力と基板検出センサ20dの出力とを監視することによって、基板Wが収納されているカセットCのカセット段を検出することができる。検出されたカセット段は、メモリ29に書き込まれ、基板搬入出ロボット15の高さ制御に利用される。なお、上記のように基板Wの検出動作を行った後、検出アーム20aは最上位で待機しているが、処理を終えた基板Wが全てカセットCに収納されると検出アーム20aが最下位に下降するようになっている。
【0023】
上記の検出アーム20aの一対の腕部分には、プラスチックや金属などの板部材からなる矩形状の第1の危険防止板31及び第2の危険防止板32が取り付けられている。第1の危険防止板31は、その下端部が検出アーム20aの奥側面にネジ31aで固定され、第2の危険防止板32は、その上端部が検出アーム20aの手前側面にネジ32aで固定されている。
【0024】
なお、第1の危険防止板31の高さはカセットCより高く設定され、第2の危険防止板32の高さはカセットCよりやや高く、かつ、エアシリンダ20fのストロークよりも長く設定されている。また、第1,第2の危険防止板31,32は、このような板部材に限定されるものではなく、オペレータの手などが進入することを規制できる部材であればよい。例えば、網状や格子状の板部材であってもよい。
【0025】
次に、上記のように構成されている基板処理装置について、図4および図5を参照しつつ主として基板搬送装置1の動作を詳細に説明する。
【0026】
未処理の基板を積層収納したカセットCをカセット載置台11に載置するときあるいは載置した直後には、図4のように基板検出機構20の検出アーム20aが最下位に下降した状態である。つまり、カセット載置台11の奥側が第1の危険防止板31によって遮断されている一方で、手前側は開放された状態である。したがって、オペレータがカセットCを手で持った状態でカセット載置台11に載置する際に、その奥側に手指が入り過ぎるようなことが防止でき、他のカセットCへのアクセスのために稼働している基板搬入出ロボット15の移動により怪我をするようなことを防止することができる。
【0027】
カセットCをカセット載置台11に載置した後、処理を開始するために対応するスタートスイッチSWを押下すると、基板検出機構20が一定速度で上昇を開始し、カセットCのどのカセット段に基板が収納されているかを調べる。基板を収納していると判断されたカセット段に関する情報は、上述したようにメモリ29に書き込まれる。基板検出機構20が一定速度で上昇を開始すると、検出アーム20aに取り付けられた第1,第2の危険防止板31,32も連動して上昇し、図5に示すように最上位で停止する。
【0028】
このように検出アーム20aが最上位で停止すると、カセット載置台11の奥側が開放された状態となるので、メモリ29の情報に基づいて高さ調節された基板搬入出ロボット15の進退アーム15aがカセットC内に進入することができる。したがって、基板搬入出ロボット15がカセットCと基板搬送ロボット9との間で基板搬送を行うことができる。
【0029】
その一方、第2の基板防止板32によってカセット載置台11の手前側が遮断された状態となり、オペレータが手前側からカセットCに対して触れることはできない。したがって、基板搬入出ロボット15によって基板の搬送が開始されたカセットCに不用意に手が触れてカセットCの載置位置がずれ、搬送に支障を来すような事態を回避することができる。その結果、基板の搬送を正確に行うことが可能となる。
【0030】
また、カセットCから搬出された全ての基板が処理を終えて収納された場合には、最上位にある検出アーム20aがカセット載置台11に下降する(図5の状態から図4の状態)。従来例ではこの下降時に検出アーム20aの手前側でオペレータが手を挟まれる恐れがあるが、本実施例によると検出アーム20aの下部が第2の危険防止板32によって常に遮断された状態であるので、そのような危険を回避することができる。
【0031】
上記のようにカセットCの基板に対する処理が完了すると、オペレータはそのカセットCをカセット載置台11から取り外すことになるが、その奥側は第1の危険防止板31により遮断されているので、基板搬入出ロボット15による危険は生じない。
【0032】
上述したようにカセットCを載置したり取り外す際には、カセット載置台11の奥側(一方側)が第1の危険防止板31により遮断されて、基板搬入出ロボット15の進退を規制してオペレータの危険を防止し、基板検出機構20による収納位置の検出動作が開始された後は、奥側が第1の危険防止板31によって開放されて基板の搬送が許容される。したがって、危険防止のために基板搬入出ロボット15を停止する必要がなく、オペレータの危険を防止しながらも基板の搬送効率を向上させることができる。
【0033】
また、カセットCを載置したり取り外す際には、第2の危険防止板32によってカセット載置台11の手前側(他方側)が開放されてその操作を許容し、基板検出機構20による収納位置の検出動作が開始された後は、手前側が遮断されてカセットCの取り外しが規制される。したがって、カセットCの位置ずれが防止でき正確に基板搬送を行うことができる。
【0034】
なお、本実施例装置では、第1,第2の危険防止板31,32が基板検出機構20の検出アーム20aに連動連結されているので、特別に駆動手段を必要としない。したがって、簡単な構成で上記の効果を得ることができる。
【0035】
しかしながら、また、第1,第2の危険防止板31,32を基板検出機構20に連動して昇降駆動するための駆動手段を別途配設するようにしてもよい。
【0036】
また、上記の実施例では、危険防止板として第1,第2の危険防止板31,32を備えた装置を例に採って説明したが、第1の危険防止板31さえあれば基板搬入出ロボット15による危険を防止できるので、第2の危険防止板32を必ずしも備える必要はない。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に記載の発明によれば、カセット載置台の一方側を第1の危険防止板によって遮断/開放することによって、他のカセットのために動作している基板搬送手段を停止することなくカセットの載置/取り外し時の危険を防止することができる。したがって、オペレータの危険を防止しつつも搬送効率を向上させることができる。
また、特別な駆動手段を設けることなく、第1の危険防止板を昇降させることができるので、簡易な構成で同様の効果を得ることができる。
【0038】
また、請求項2に記載の発明によれば、カセット載置台の一方側を第1の危険防止板によって遮断/開放することにより基板搬送手段を停止することなく危険を防止することができ、また、他方側を第2の危険防止板で開放/遮断することによって、基板搬送時にカセットの位置ずれを防止できて、基板の搬送を正確に行うことができる。
【0039】
また、請求項3に記載の発明によれば、カセット載置台の一方側を第1の危険防止板によって遮断/開放することにより基板搬送手段を停止することなく危険を防止することができ、また、他方側を第2の危険防止板で開放/遮断することによって、基板搬送時にカセットの位置ずれを防止できて、基板の搬送を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板搬送装置を備えた基板処理装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】基板検出機構の一例を示す斜視図である。
【図3】制御系を示すブロック図である。
【図4】初期状態を示す側面図である。
【図5】基板の搬入出時の状態を示す側面図である。
【符号の説明】
W … 基板
C … カセット
5 … 第1の処理ユニット
7 … 第2の処理ユニット
9 … 基板搬送ロボット
11 … カセット載置台
15 … 基板搬入出ロボット(基板搬送手段)
20 … 基板検出機構(基板検出手段)
20a … 検出アーム
20d … 基板検出センサ
31 … 第1の危険防止板
32 … 第2の危険防止板

Claims (3)

  1. 複数枚の基板を積層収納するカセットをカセット載置台に載置し、前記カセットに収納された基板の位置を基板検出手段によって検出し、前記カセット載置台の一方側から基板搬送手段を進退させて基板を搬送する基板搬送装置において、
    前記カセット載置台にカセットを載置したり、前記カセット載置台のカセットを取り外す際には、前記カセット載置台の一方側を遮断し、載置されたカセットに対して基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、前記カセット載置台の一方側を開放して前記基板搬送手段の進退を許容するように昇降する第1の危険防止板を備え
    前記基板検出手段を昇降自在に構成するとともに、前記第1の危険防止板を前記基板検出手段に連動連結したことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 請求項1に記載の基板搬送装置において、
    前記カセット載置台にカセットを載置したり、前記カセット載置台のカセットを取り外す際には、前記カセット載置台の他方側を開放し、載置されたカセットに対して基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、前記カセット載置台の他方側を遮断してカセットの取り外しを規制するように昇降する第2の危険防止板を備えていることを特徴とする基板搬送装置。
  3. 複数枚の基板を積層収納するカセットをカセット載置台に載置し、前記カセットに収納された基板の位置を基板検出手段によって検出し、前記カセット載置台の一方側から基板搬送手段を進退させて基板を搬送する基板搬送装置において、
    前記カセット載置台にカセットを載置したり、前記カセット載置台のカセットを取り外す際には、前記カセット載置台の一方側を遮断し、載置されたカセットに対して基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、前記カセット載置台の一方側を開放して前記基板搬送手段の進退を許容するように昇降する第1の危険防止板と、
    前記カセット載置台にカセットを載置したり、前記カセット載置台のカセットを取り外す際には、前記カセット載置台の他方側を開放し、載置されたカセットに対して基板検出手段が基板の検出動作を開始した後は、前記カセット載置台の他方側を遮断してカセットの取り外しを規制するように昇降する第2の危険防止板と
    を備えていることを特徴とする基板搬送装置。
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