JPH1014943A - 歯科矯正装具およびプロテーゼ用の補強材料 - Google Patents

歯科矯正装具およびプロテーゼ用の補強材料

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JPH1014943A
JPH1014943A JP3673697A JP3673697A JPH1014943A JP H1014943 A JPH1014943 A JP H1014943A JP 3673697 A JP3673697 A JP 3673697A JP 3673697 A JP3673697 A JP 3673697A JP H1014943 A JPH1014943 A JP H1014943A
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JP
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ribbon
fibers
oriented
interwoven
dental
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JP3673697A
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English (en)
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Alvin I Kobashigawa
アイ.コバシガワ アルビン
Jeffrey D Roe
ディー.ロー ジェフリー
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Original Assignee
Kerr Corp
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/30Securing inlays, onlays or crowns
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/0003Making bridge-work, inlays, implants or the like

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 歯科用矯正装具またはプロテーゼ形成に使用
するための超高強度プラスティック網状補強性材料およ
びこの材料を用いるプロテーゼの形成方法およびまた形
成された歯科用プロテーゼを提供する。 【解決手段】 材料は、リボンの形態であり、繊維、好
ましくは超高強度ポリエチレン繊維から形成されてい
る。この材料は、繊維のヤーンが好ましくは、リボンの
横方向に対して角度をもって伸びているマトリックス中
に織り込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科で使用される
強化樹脂用の布地材料に関し、さらに特に、歯修復処
置、矯正およびプロテーゼに使用するためのプラスティ
ック強化材料マトリックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
発明の背景 補強性繊維状プラスティック材料は歯科に増大する用途
が見出されている。このような用途には、歯修復、歯科
矯正用保定装具の形成、一時的、固定および取換え可能
な複合ブリッジおよびその他の歯科プロテーゼの作成、
およびまた矯正および歯根処置における移動可能な歯の
固定が包含される。代表的には、超高強度ポリマー物質
の繊維を硬化性修復用樹脂に埋め込み、次いで患者の歯
の上でまたは患者の歯の外部で歯構成デバイスを形成
し、次いでこの樹脂を硬化させる。本明細書で使用され
ている用語として、このような構成デバイス用の超高強
度プラスティックの用語は、通常高度に分子配向されて
いる長鎖長ポリマーであり、鋼鉄よりも強く、ガラスよ
りも軽く、かつまた格別のエネルギーを吸収した後に破
壊される物質を包含する。これらの物質は大きい強度ま
たは初期破断に対する耐性を有し、かつまた大きい弾性
率または応力にさらされた場合の伸長に対する耐性を有
する。
【0003】現在公知であり、使用されているこのよう
な超高強度プラスティックには、芳香族ポリアミド繊維
またはアラミド類、例えばポリ−p−フェニレンテレフ
タルアミド[この物質はケブラー(Kevlar)の登
録商品名でデュポン(Dupont)により製造されて
いる]および超高分子量の長鎖長の高配向ポリエチレン
繊維[この物質はスペクツラ(Spectra)の登録
商品名でアライドシグナル(Allied Signa
l)により製造されている]が包含される。或る用途に
対しては、プラスティック物質の補強メッシュまたはマ
トリックスが幅の狭い薄いリボンの形態で提供されてお
り、このリボンは所望の長さに切断し、低粘度の復元性
熱硬化性樹脂、例えばポルセライトラー(Porcel
ite)の登録商品名でケラー社(Kerr Corp
oration)により製造されている樹脂中に浸漬す
る。この樹脂含浸リボンは次いで、患者の歯の形態また
は歯型の上に、あるいは予め形成されている複合コアの
上に、1層または2層以上の層として広げる。この樹脂
を次いで、例えば紫外部光への露光により硬化させる。
【0004】この補強性材料は時には、冷たい気体プラ
ズマにより、または材料の湿潤性および化学的活性を増
大させるような別の手段で予備処理して、材料と樹脂と
の接着能力を強化させる。このような補強性リボンに望
まれる性質には、これが応力にさらされた場合の初期破
断に対する耐性を包含するその強度、最終的破壊に達す
る前の大きい応力を担持するその能力、破壊に達する前
の変形能力または実質的応力を受け入れる能力、および
最終的破壊に達する前に応力により変形される場合の格
別なエネルギー吸収能力がある。さらにまた、樹脂とと
もに形成する前の時点における繊維のほぐれによるその
デザイン強度の損失を確実に回避するために、この補強
性材料は好ましくは、織物とするか、または別段の手段
により処理して、繊維のほぐれ、特にその縁端部におけ
るほぐれを防止する。このほぐれは材料の横断面が担持
できる有効加重を減少させる。例えば材料の幅の狭いリ
ボンの長い方の縁端に沿って生じるほぐれその有効幅を
実質的に減少させる。さらにまた、この材料は、樹脂が
硬化するまで、当該材料をその場所に保持するために、
外部からの力を連続適用することなく、成型操作中、種
々の形状および外形に容易に形成することができること
が望まれる。
【0005】すなわち、この材料は実行者によりその場
所に一度設置されたならば、以前の形状に弾性により戻
るか、またははね返るような種類のものであってはなら
ない。この物性はしばしば、低材料記憶の用語で表現さ
れる。このようなリボン状製品の1種およびその製造な
らびに使用は、ルド(Rudo)に対する「強化歯科用
矯正装具およびプロテーゼ」(ReinforcedD
ental Appliances and Pros
theses)と題する米国特許第5,176,951
号に記載されており、この特許をここに引用して、この
背景の説明および以下の本発明の詳細な説明の項に組み
入れる。この特許に従い製造された製品は、リボンド
(Ribbond)の登録商品名でリボンド社(Rib
bond,Inc.)により製造されており、この製品
の性質および使用は1993年3月(No.42)に、
リアリティ出版社(Reality Publishi
ng Company)(Houston,Texa
s)により発行された「リアリティ ナウ」(Real
ity Now)、1〜4頁に記載されている。この刊
行物をまたここに引用して組み入れる。
【0006】この製品は、ゆるい30×30絽織の、商
品名スペクトラ(Spectra)(登録商品名)のポ
リエチレン繊維から形成され、冷たいプラズマにより処
理されたものである。従来技術の開発にもかかわらず、
歯科用に提供された補強性材料の強度、ほぐれ性および
整合性(低記憶性)には制限があり、望ましい性質は妥
協によって得ていた。従って、強力であり、元に戻るこ
となく型に一致し、その結果としてその縁端においてそ
の編目を保有している補強性材料に対する要求が残され
ている。
【0007】
【発明が解消しようとする課題】本発明の課題は、従来
技術の制限を解消し、かつまた従来技術を改良する、歯
科用矯正装具、プロテーゼおよび処置用の補強性マトリ
ックス材料を提供することにある。本発明のもう一つの
課題は、その縁端に沿ってその編目を保有しているリボ
ンの形態で提供することができる補強性超高強度プラス
ティック織布を提供することにある。本発明のさらにも
う一つの課題は、低い材料形状記憶性を有し、かつまた
歯科実行者が容易に形成し、取り扱うことができる補強
性強化織布、特に超高強度プラスティック織布を提供す
ることにある。さらに特に、本発明の課題は、幅を拡張
するか、または幅を縮小するか、または別段の様相で幅
を調節することができ、あるいは補強しようとする構造
体またはその一部の幅またはその他の寸法に効果的に一
致する寸法に調整することができるリボンの形態で、補
強性交織材料、特に超高強度プラスティックの補強性交
織材料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による補強性材料
によって上記課題が解消された。従って、本発明は、リ
ボン形態に交織されている、好ましくは編まれている高
強度ポリマー、好ましくは超高強度プラスティックの繊
維または糸のマトリックスから形成されている補強性材
料を提供する。このリボンは歯科矯正装具またはプロテ
ーゼを形成するための強化樹脂に有用である。「編む」
(braided)の用語は、通常斜めに伸びている
か、または実質的角度でリボンを横切って、好ましくは
25゜〜45゜の角度でリボンの長さ方向または縦方向
で交差して、交互に配置されている繊維または糸の配列
を意味する。詳細に言えば、このような編物(brai
d)は回転織りのパターンのように見えることがある。
この場合に、交差する繊維は多分、しかし必ずしも相互
に垂直である必要はない。このような編物は、織機上の
織布の場合とは異なり、たて糸とよこ糸とが通常相違し
ていない方法によって形成される。
【0009】むしろ、この編むという手法は、1本また
は2本以上のたて糸様「素糸」または連続フィラメント
ヤーンの縦方向繊維を組合わせることによって編機で行
われる。連続フィラメントヤーンの場合には、奇数の支
持体とともにヤーンを使用し、好ましくは2本−上/2
本−下のパターンに編む。この材料の構造は「平編み」
(flat braided)と称することができる。
本明細書で使用するものとして、「交織」(inter
woven)の用語は、繊維から生成されるパターンを
表すものであって、布地がどの方法によって得られるか
によって、「織る」(woven)または「編む」(b
raided)の用語が通常使用される。
【0010】本発明の好適態様において、超高強度プラ
スティック物質は、長さ方向または縦方向広がりを有す
るリボンの形態で提供される。このリボンの場合に、繊
維はリボンの縦軸に対して約25゜〜45゜の角度で斜
め方向に配列されている。このような角度をつけて繊維
を配向することによって、このリボンを必要に応じて、
広げることができ、狭くすることができ、あるいは別段
の様相で寸法調節することができる。これによってま
た、このリボンは歯科構造体の所望の十分の大きさに造
形することができる最も効果的な補強材料にされる。こ
のリボンを編ことによって、配置され、配向される繊維
の補強性マトリックスに、リボン幅の横方向調整を達成
するための効果的で、好適な方法が提供されるが、リボ
ンの横方向伸長に抵抗するための直行よこ糸を必要とし
ない別の繊維配置を用いて、この幅を変化させるという
目的を達成することもできる。本発明の好適態様におい
て、交差する一組を構成する両方の繊維を、リボンの横
方向および縦方向の両方に対して角度をつけて伸ばすこ
とによって、リボンに対して横方向または縦方向にそれ
ぞれ張力を加え、リボンの拡張または収縮を容易に実施
することができる。
【0011】好ましくは、このリボンは、リボンの平行
側端に切れ目を有するのではなく、繊維の各末端で、リ
ボンの長さ方向に沿って連続的に、横方向で逆戻りさ
せ、これにより織物または編物の縁端におけるほぐれを
防止することができる。別法として、縁端ほぐれを防止
するために、リボンを管状体に形成することもでき、こ
の場合には、繊維が当該管状体の完全長さに沿って管の
周囲に連続して半分は時計回りでおよび半分は逆時計回
りで巻付ける。当該管状体は通常、平らであって、2層
状リボンの形状にある。この布地は好ましくは、50×
50繊維構造体の単純布地に匹敵する密織布地である。
一度形成されると、このリボンはその樹脂に対する接着
性を改善するためにリボン表面が活性化するような方法
で処理することができる。このような処理は好ましく
は、冷たいプラズマ処理であり、この処理は繊維表面に
おける原子の化学的活性を増大させ、これによりこの繊
維を樹脂中に浸漬した場合に、繊維の樹脂に対する接着
を増大させることができる。
【0012】さらにまた、本発明の好適態様に従い、例
えば1mm〜5mm幅布地である幅の狭いリボンを、大
きい靭性を有する超高分子量のゲル紡糸成形した連続フ
ィラメントポリエチレン繊維、例えばアライド シグナ
ル社により生産されているスペクトラ(Spectr
a)(登録商品名)の編み糸から形成することができ
る。この繊維は好ましくは、2本−上/2本−下パター
ンに平らに編む。通常の3mm幅のリボンの場合に、こ
のようなリボンの仕様は、少なくとも125ポンドの破
壊強度耐性を有する(125SFB17スペクトラ(登
録商品名)平編み)17素糸、例えば215デニールの
スペクトラ(登録商品名)繊維18PPI(ピック/イ
ンチ)である。この編物は好ましくは、2本上/2本下
パターンで提供される。
【0013】もう一つの好適態様では、ヤーンまたは繊
維が相互に第一斜め方向平行に伸びており、第二斜め方
向にまた平行に伸びている裏側の繊維と交差しており、
そして一般に2本上/2本下パターンで第一方向を横切
っており、次いでリボンの端に達した地点で、各繊維が
逆戻りして、第二斜め方向で伸びている交差要素の一つ
を形成し、第一斜め方向で伸びている平行繊維と2本上
/2本下パターンで交差している。この逆戻りジグザグ
パターンは時には、その分離したたて糸とよこ糸とを有
する織布とその一組の連続フィラメントを有する編み布
との間で相違していることを特徴とするものであるよう
に見える。通常の織物とは相違して、例えばよこ糸が何
等かの手段により別段に封止しない限りほぐれる可能性
がある場合とは相違して、本発明の編物ではほぐれの問
題が存在しない。同様に、別の態様では、この編物を管
状体として形成することができ、この場合には、編物の
フィラメントを2組に分け、その一方を時計回りに巻付
け、かつまた他の一方を逆時計回りに巻付ける。このよ
うな平らに押さえられている管状体は、2層状リボンか
ら形成される。この場合もまた縁端ほぐれの問題は生じ
ない。
【0014】本発明の補強性材料は、編物布地である場
合に、特に2本上/2本下編目を有する場合に、樹脂の
ための空間を形成する空隙または空間の列を備えてお
り、これにより樹脂と繊維との間を効果的に結合させる
ことができる。さらにまた、この編物布地は歯科実行者
による二次成型を格別に容易にし、放出した時に、その
元の形状に戻ることなく歯またはその他の構造体上を覆
うことができ、かつまたこのリボンを拡張または収縮操
作することができる。さらにまた、材料のこの拡張また
は収縮能力は、絽織織布およびその他の同様の織物布地
では見られない様相で、当該材料中に樹脂を挿入する操
作を容易にする。本明細書に記載されている本発明に従
い、歯科矯正用およびプロテーゼ用の、およびまたその
他の処置用のより強力な補強性材料が提供される。この
材料は、その縁端ほぐれが生じないリボンの形態で提供
される。さらにまた、樹脂とともに使用した場合に、こ
の材料は低い記憶力を有し、従って歯科目的に提供され
ている従来の補強性材料に比較して、さらに効果的に成
形することができる。本発明によるこれらのおよびその
他の目的および利点は、以下の本発明の好適態様の詳細
な説明に従いさらに容易に明白にされるものと見做され
る。
【0015】好適態様の詳細な説明 図1を引用すると、この図は米国特許第5,176,9
51号の譲受人により同特許に従い製造された従来技術
の市販の歯科用補強性リボン材料10の一部の拡大写真
であり、絽織織布を示している。この材料10におい
て、複数のたて糸11が当該リボン材料10の長さ方向
または縦方向に平行に整列されており、他方複数のよこ
糸12はそこに直角の角度でたて糸11を横切って整列
されている。このリボン10の長さ方向は図1の矢印1
0aに対して平行である。たて糸11は繊維フィラメン
トの一対の捩じれ対13から形成されており、その間を
よこ糸が通過している。この材料10は約30×30の
織目を有する。このたて糸11は比較的密でかつまた真
っ直ぐであり、他方よこ糸12は比較的ゆるく、初期に
は僅かに横方向張力を支持することができるが、記憶に
より横方向に伸びる傾向、すなわち元の幅に戻る傾向を
有する。
【0016】図2は、本発明の或る原則を具体的に示す
単純織物材料を示している。この材料20においては、
複数のたて糸21が当該材料からなるリボン20の縦方
向または長さ方向に対して平行に整列されており、他方
複数のよこ糸22は直角の角度でたて糸を横切ってい
る。図2において、このリボン20の縦方向は矢印20
aに対して平行である。このたて糸は比較的密に織られ
ており、好ましくは50×50またはそれ以上の織目を
有する。図2では約55×55で示されており、これは
当該材料の強度を増大させる。たて糸21は密で、かつ
また真っ直ぐであり、他方よこ糸22はまた、比較的密
である。この構造は初期加重プロセスにおける材料20
の多次元的強度に貢献する。
【0017】図3は本発明の好適態様に従う材料30を
示す図面であり、この材料はハーキュライト(HERC
ULITE)複合樹脂(登録商品名)としてケリ社(K
err Corporation)により製造されてい
る樹脂およびコラープラス(KOLOR PLUS)低
粘度樹脂などの樹脂または樹脂組合わせと組合わせて、
歯修復処置に、また歯科矯正、歯根処置および歯科学
で、歯の整合、矯正およびプロテーゼに使用される。材
料30は高強度ポリマー繊維の編物または編物状組織か
ら形成されており、この高強度ポリマーは位置的に、そ
れぞれが角度34(ここでは約35゜で示されている)
で配向されている交互に存在する一組の、平行ヤーン3
1および32の列を包含しているものと考えられる。こ
の平行ヤーン31および32は同一の太さを有するが、
この材料から形成されたリボンの軸33または長さ方向
または縦方向に対して相互に反対方向にある。
【0018】このような編物布地は、繊維または奇数の
支持体上で組み合わされている連続フィラメントヤーン
の素糸から編み機で形成される。この場合に、各繊維か
ら、一組のヤーン31の形成、引き続く裏側のまたは交
差する一組のヤーン32の形成を交互に行う。これらの
ヤーンはリボンの各縁端38aおよび38b(図6)の
地点で軸33に対してその角度を逆にする。このような
リボン30は所望のリボン幅に切断しない方が好まし
く、それぞれ所望の幅に別々に編むことができる。幅W
は縁端38aと38bとの間の横方向距離として図6に
示されており、この距離は一般に、1〜5ミリメーター
の範囲にある。図3に例示されているように、この編物
布地は好ましくは、2本上/2本下パターンを有する平
たい編物布地である。
【0019】本発明の好適態様において、材料は長さ方
向または縦方向広がりを有するリボンの形態で提供され
る。この場合に、繊維は相互に40゜〜90゜の範囲の
角度で、好ましくは相互に約50゜〜75゜の範囲の角
度で交差されている。ヤーンは好ましくは、大きい靭性
を有する超高分子量ゲル紡糸した連続フィラメントポリ
エチレン繊維、例えばアライドシグナル社(Allie
d Signal,Inc.)により生産されているス
ペクトラ(登録商品名)繊維である。しかしながら、ア
ラミド、例えばデュポン(Dupont)により製造さ
れているケブラー(登録商品名)、ポリp−フェニレン
テレフタルアミド繊維を使用することもできる。具体例
には、例えば215デニールのスペクトラ(登録商品
名)繊維、125SFB17スペクトラ(登録商品
名),18PPIの17素糸から、平らな編物布地とし
て2本上/2本下パターンで形成されている3mm幅の
リボンがある。
【0020】図4は、材料30の布地パターンの図解図
であり、繊維31が2本の繊維32の上を通り、次いで
2本の繊維32の下を通っていることを示している。こ
の材料はまた、図5の横断面図で説明されている。この
ような編物布地はその繊維間に複数個の空隙を備えてお
り、これにより当該材料30に対する樹脂の浸透が促進
される。繊維31は材料30のリボンに沿って縦方向に
間隔をあけて存在する空隙の地点で繊維32を形成する
同一ヤーンの一部を構成している。このようなヤーンは
材料30のリボンの各縁端で交互に横切る方向を変え
る。これは図6において縁端38aで示されており、こ
こには同一ヤーンの一部である裏側繊維31および32
がこのヤーンの重なっている部位39で方向が変えられ
ている。この様相は図7および図7Aの横断面図にも例
示されている。
【0021】図6、図7および図7Aのリボンとは別の
態様が図8のリボン40である。このリボンは材料30
の布地からなる管状体の形態を有する。このようなリボ
ン40では、縁端38で逆戻りしている繊維31および
32を有する平たい編物布地とは異なり、裏側の繊維3
1と32とがそれぞれ、リボンの全長にわたり個別の平
行配置のまま残されており、当該材料から形成されてい
る継ぎ目のない管状体の周囲を取り巻いている。この場
合に、繊維31は管状体の周囲を時計回りの螺旋状で取
り巻いており、そして繊維32は管状体の周囲に逆時計
回りの螺旋状で取り巻いている。このような管状体は平
たい形状にして、当該管状体の裏側を形成している2層
を有するリボン40の形態に形成する。このような管状
編物布地は図6、図7および図7Aの平たい編物布地状
材料30の形成に使用された設定とは異なる別の設定に
して、編み機で形成することができる。
【0022】補強性材料20、30および40は好まし
くは、冷たいプラズマで処理するか、あるいは別の或る
種の化学的、電気的または電気化学的処理あるいは物理
的または化学的蒸気処理によって処理する。この処置は
繊維の表面原子を活性化して、繊維を樹脂との結合を受
け入れ易いものにする。処理繊維は保護包装し、保護の
下に取り扱い、それらの処理された表面が夾雑物と接触
するのを防止しなければならない。この夾雑物との接触
は活性化した表面粒子を消耗させ、処置を無効にする
か、または中和する。プラズマ処置による表面活性化
は、カプラン(S.L.Kaplan)等による“Pl
asma Surface Treatment of
Plastics to Enhance Adhe
sion:An Overview”と題する刊行物
(Technical Notes,Plasma S
cience,Inc.,(1990年2月))および
“GasPlasma Treatment of S
pectra”と題する刊行物(Fiber,Tech
nical Notes,Plasma Scienc
e,Inc.,(1988年3月))で検討されてい
る。
【0023】従来技術による上記補強性材料10および
本発明による材料20および30の試験を、各材料を使
用して、3部式歯科ブリッジを構築することによって行
った。試験はISO4049の3点曲げ強度試験法で行
った。この歯科ブリッジは、その間に当該ブリッジが存
在する間隔に類似しているように調製された13mmの
表面48間隔を備えた第一小臼歯から第二臼歯までを顎
弓状に補うようにデザインされていた。このようなブリ
ッジ50が図9に例示されている。一組のブリッジは対
照として、ケリ社(Kerr Corporatio
n)により製造されているハーキュライト(登録商品
名)エナメル質複合樹脂から作成した。もう一組のブリ
ッジは複合コア51としてハーキュライト(登録商品
名)エナメル質複合樹脂を使用し、次いでこのコア51
に補強性材料10、20および30からそれぞれ製造さ
れた同伴表皮52を積層することによって作成した。こ
の積層体の適用は、各材料からなるリボンを所定の長さ
に切り、この材料に先ず、ケリ社により製造されている
コラープラス(KOLORPLUS)(登録商品名)低
粘度樹脂を吸収させ、次いでハーキュライトエナメルを
用いて、この複合コアの上に積層することによって行っ
た。この場合に、リボンの軸が当該ブリッジコアの表面
上に長さ方向で伸びているようにした。上記材料からな
る上塗り層を用いて、このコアを完全に覆った。
【0024】このような試験の結果は、対照ブリッジに
比較して、従来技術の材料10のブリッジが完全崩壊す
るまでに必要な総エネルギーは約2倍であるが、崩壊す
るまでに必要な平均最大力は約20%増大したことを示
した。密織布地材料20および編物布地材料30につい
ての試験結果はほとんど均等な強度を有し、ブリッジが
崩壊するまでに必要な総エネルギーはほぼ3倍に近く、
かつまた崩壊するまでに必要な最大力はほぼ2倍近くで
あることを示した。さらにまた、編物布地材料30の場
合には、樹脂による材料の湿潤が実質的に容易であり、
同時に当該ブリッジ上に補強性材料を積層した場合に、
この湿潤した材料を所望の形状と一致させることが実質
的に容易であった。図10および11は、リボン、例え
ばリボン30の縦方向領域33に対する繊維の配向をど
のように変えれば、当該リボンの幅の調整が容易である
かを劇的に示している。図10において、リボンの部位
30aは補強しようとするプロテーゼの幅Wの広い部分
を覆うようにその幅が調整されていることを示してい
る。例えば、見掛け上3mm幅を有するリボンの部分3
0aがほぼ4mmに広げられたことを示している。
【0025】この拡張はリボンの拡張部分30aの長さ
を短くし、かつまたリボンの長さ方向領域33あたりの
一組の交差繊維31aと32aとの角度51を大きくす
ることによって調節されている。このリボンのもう一つ
の部分30bは縦方向に伸長されて示されており、ここ
では、交差繊維31aおよび32aが狭い角度52で交
差されており、これにより部分30aの幅は狭い幅W2
に、例えば2mmに減少されている。例示されているよ
うに、このようなリボンは、その長さが相違している部
分で別々に調節することができる。リボンの拡張部分3
0aは、実行者がリボンの幅を横方向を横切るように引
張して、繊維31aおよび32aを縦方向領域33に対
して角度51で配向させることによって形成することが
できる。次いで、もう一つの部分30bは、実行者がリ
ボンの収縮させようとする部分を縦方向でのみ横切るよ
うに引張して、繊維31bおよび32bをリボンの縦方
向領域33に対してより小さい角度52で配向させるこ
とによって収縮させることができる。
【0026】31aと32aとが相互結合しているリボ
ンの部分30cでは、繊維31cおよび32cが角度5
1から角度52に移行する曲線状態にある。このような
多様に調節されている幅を有するリボンが図11に示さ
れている。すなわち、図11には、補強しようとする歯
冠60部分の相違する幅と一致している相違する部分6
1、62および63を有する歯冠の補強が示されてい
る。本明細書に記載されている本発明の用途は変えるこ
とができること、およびまた本明細書には本発明が好適
態様にかかわる説明がなされていることは当業者にとっ
て自明である。従って、追加および修正を本発明の原則
から逸脱することなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】米国特許第5,176,951号に記載されて
いる従来技術による補強性材料の市販具体例のSEM拡
大写真。
【図2】本発明の密織織布の特徴を有する単純補強性布
地材料のSEM拡大写真。
【図3】本発明の好適態様の一つに従う編物布地補強性
材料のSEM拡大写真。
【図4】図3の材料の編物布地パターンを示す図解図。
【図5】図4の5−5線に沿った横断面図。
【図6】図3の編物布地から形成されているリボンの好
適縁端パターンを示す図4と同様の図解図。
【図7】図6の7−7線に沿った横断面図。
【図7−A】図6の7A−7A線に沿った図7と同様の
横断面図。
【図8】図6のリボンとは別態様の管状体の透視図。
【図9】本発明の材料の試験に使用された歯科用ブリッ
ジ試験試料の咬合図。
【図10】相違する幅に調整されているリボンの相違す
る部分における交差繊維の角度を示すリボンの部分的図
解図。
【図11】そこに補強材料を有する部分または歯冠に一
致する変更可能な幅特徴を利用する図10のリボンの部
分的図解図。
【符号の説明】
10 米国特許第5,176,951号に従い製造され
た従来技術による歯科用補強性リボン材料 11 たて糸 12 よこ糸 13 捩じれた繊維フィラメント 20 本発明による単純織物補強性材料 20a 矢印 21 たて糸 22 よこ糸 30 本発明による編物布地補強性材料 30a リボンの拡張部分 30b リボンの縮小部分 31 ヤーン 31a 交差繊維 31b 交差繊維 31c 交差部分 32 平行ヤーン 32a 表交差繊維 32b 裏交差繊維 32c 交差部分 33 リボンの軸または長さ方向領域 34 交差角度 36 空隙 38 リボンの縁端 38a リボンの一方の縁端 38b リボンのもう一方の縁端 39 重なっている部位 40 布地管状リボン形態の補強性材料 48 歯冠様表面 50 歯用ブリッジ 51 歯用ブリッジのコア 52 表皮 60 歯冠 61、62および63 歯冠の一部 W1 およびW2 リボンの幅

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長い縦方向広がりおよび狭い横方向広が
    りを有し、当該リボンの縦方向に対して斜め方向に配向
    されている超高強度プラスティック材料の交織繊維から
    形成されている歯科−補強性布地リボン。
  2. 【請求項2】 繊維が編物布地に交織されている請求項
    1に記載のリボン。
  3. 【請求項3】 繊維が、当該リボンの縦方向に対して約
    25゜〜約45゜の角度で配向されている請求項1に記
    載のリボン。
  4. 【請求項4】 繊維が、平らな編物布地に交織されてい
    る請求項1に記載のリボン。
  5. 【請求項5】 繊維が、管状編物布地に交織されてお
    り、かつまたその縁端に沿って内部連結している2層の
    平らなリボンに形成可能な請求項1に記載のリボン。
  6. 【請求項6】 交織繊維が奇数の支持体とともに形成さ
    れる請求項1〜5のいずれか1項に記載のリボン。
  7. 【請求項7】 繊維が2本−上/2本−下パターンで交
    織されている請求項5に記載のリボン。
  8. 【請求項8】 長い縦方向広がりおよび狭い横方向広が
    りを有し、当該リボンの幅の横方向調整が可能であるよ
    うな形状を有し、配向されている歯科−補強性布地リボ
    ン。
  9. 【請求項9】 補強性材料が超高強度プラスティック材
    料である請求項8に記載のリボン。
  10. 【請求項10】 リボンが横方向縁端を有し、そして繊
    維が当該リボンの縁端で方向を変えている請求項8に記
    載のリボン。
  11. 【請求項11】 繊維の実質的全部が、当該リボンの横
    方向広がりに対して実質的な角度で配向されている請求
    項8に記載のリボン。
  12. 【請求項12】 リボンが1〜5ミリメーターの幅を有
    する請求項8に記載のリボン。
  13. 【請求項13】 リボンが少なくとも50×50の密織
    から形成されている請求項8に記載のリボン。
  14. 【請求項14】 超高強度プラスティック材料が高弾性
    率および高分子量を有し、かつまた高度に配向されてい
    る長鎖長ポリエチレンである請求項1〜5あるいは請求
    項9〜11のいずれか1項に記載のリボン。
  15. 【請求項15】 繊維が表面活性化された繊維である請
    求項14に記載のリボン。
  16. 【請求項16】 表面活性化された繊維がプラズマ処置
    した繊維である請求項14に記載のリボン。
  17. 【請求項17】 歯科用プロテーゼの組立て方法であっ
    て、長い縦方向広がりおよび狭い横方向広がりを有し、
    当該リボンの縦方向に対して斜め方向に配向されている
    超高強度プラスティック物質の交織繊維から形成されて
    いる歯科−補強性布地リボンを用意する工程;このリボ
    ンを組立てようとするプロテーゼの形状の硬化可能な樹
    脂と組合わせる工程;このリボンの幅を調節して、プロ
    テーゼの横断面を横切る当該プロテーゼの幅の少なくと
    も一部分と一致させる工程;および樹脂を硬化させる工
    程;からなる組立て方法。
  18. 【請求項18】 リボンを用意する工程が、繊維を編む
    工程を包含する請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 リボンを用意する工程が、高弾性率お
    よび高分子量を有する高度に配向されている長鎖長ポリ
    エチレンの繊維を含有するリボンを用意する工程を包含
    する請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 リボンを用意する工程が、リボンの繊
    維の表面を活性化する工程を包含する請求項17に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 請求項17〜20のいずれか1項に記
    載の方法に従い形成される歯科用プロテーゼ。
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