JPH1014855A - 粘着式クリーナ - Google Patents
粘着式クリーナInfo
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- JPH1014855A JPH1014855A JP8192829A JP19282996A JPH1014855A JP H1014855 A JPH1014855 A JP H1014855A JP 8192829 A JP8192829 A JP 8192829A JP 19282996 A JP19282996 A JP 19282996A JP H1014855 A JPH1014855 A JP H1014855A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 付着したゴミやほこり等の判別が容易な粘着
式クリーナを安価に提供する。 【解決手段】 粘着剤をシート状に形成もしくは、基材
上に塗布して形成した粘着シートを、粘着剤が表面とな
るように、単層若しくは2層以上に積層してゴミ付着層
を形成して、粘着式クリーナを作製する。このとき、ゴ
ミ付着層の全光線透過率を20%以上、かつ、ヘイズ濁
度を85%以下にする。
式クリーナを安価に提供する。 【解決手段】 粘着剤をシート状に形成もしくは、基材
上に塗布して形成した粘着シートを、粘着剤が表面とな
るように、単層若しくは2層以上に積層してゴミ付着層
を形成して、粘着式クリーナを作製する。このとき、ゴ
ミ付着層の全光線透過率を20%以上、かつ、ヘイズ濁
度を85%以下にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粘着式クリーナに関
する。具体的にいうと、シート状に形成された粘着剤か
らなる粘着式クリーナに関する。
する。具体的にいうと、シート状に形成された粘着剤か
らなる粘着式クリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】粘着式クリーナは、衣服やカーペット、
床面等のゴミやほこりを付着させて除去するものとして
よく知られている。これらの粘着式クリーナは、一般に
は、粘着剤がシート状に形成された粘着シート若しくは
紙などの基材上に粘着剤がシート状に形成された粘着シ
ートを、粘着剤を表面として、何層にも平面状に積層さ
れ、あるいはロール状に巻回されている。
床面等のゴミやほこりを付着させて除去するものとして
よく知られている。これらの粘着式クリーナは、一般に
は、粘着剤がシート状に形成された粘着シート若しくは
紙などの基材上に粘着剤がシート状に形成された粘着シ
ートを、粘着剤を表面として、何層にも平面状に積層さ
れ、あるいはロール状に巻回されている。
【0003】しかしながら、これらの粘着式クリーナで
は、粘着剤自体が不透明であったり、基材として紙が多
用されており、光透過性が悪いものとなっていた。
は、粘着剤自体が不透明であったり、基材として紙が多
用されており、光透過性が悪いものとなっていた。
【0004】このため、目視では、粘着剤に付着したゴ
ミやほこりを判別することが困難で、ゴミ等が取れにく
いと錯覚をさせてしまったり、多量のゴミ等が付着する
まで気が付きにくかった。この結果、多量のゴミ等が付
着して粘着力が低下しているのにもかかわらず、ゴミ等
の付着した粘着シートを交換せず、いつまでも、汚れた
ままで粘着式クリーナを使ってしまい、クリーンな環境
を維持することができなくなるという問題があった。
ミやほこりを判別することが困難で、ゴミ等が取れにく
いと錯覚をさせてしまったり、多量のゴミ等が付着する
まで気が付きにくかった。この結果、多量のゴミ等が付
着して粘着力が低下しているのにもかかわらず、ゴミ等
の付着した粘着シートを交換せず、いつまでも、汚れた
ままで粘着式クリーナを使ってしまい、クリーンな環境
を維持することができなくなるという問題があった。
【0005】また、ロール状の粘着式クリーナにあって
は、粘着式クリーナの移動方向の間違いによる粘着シー
トの巻き戻しを防ぐため、基材上に粘着式クリーナの移
動方向を印刷する場合が多い。しかしながら、粘着剤が
不透明であるため、その判読が困難であった。特に、ゴ
ミが付着するにつれて次第にその判読が困難になるた
め、移動方向を間違え、粘着シートが巻き戻されてしま
うという問題もあった。しかも、基材の全面にわたって
移動方向を印刷しなければならなかったため、コストが
かかっていた。
は、粘着式クリーナの移動方向の間違いによる粘着シー
トの巻き戻しを防ぐため、基材上に粘着式クリーナの移
動方向を印刷する場合が多い。しかしながら、粘着剤が
不透明であるため、その判読が困難であった。特に、ゴ
ミが付着するにつれて次第にその判読が困難になるた
め、移動方向を間違え、粘着シートが巻き戻されてしま
うという問題もあった。しかも、基材の全面にわたって
移動方向を印刷しなければならなかったため、コストが
かかっていた。
【0006】さらに、これらの粘着式クリーナでは、最
外層の汚れた粘着シートを剥がし、新たな粘着シート面
を得ることができるようになっており、その際、粘着シ
ートの基材にミシン目等を設けたり、TD方向に裂け易
いフィルム基材を用いて、粘着シートを剥がしやすくし
たものもある。
外層の汚れた粘着シートを剥がし、新たな粘着シート面
を得ることができるようになっており、その際、粘着シ
ートの基材にミシン目等を設けたり、TD方向に裂け易
いフィルム基材を用いて、粘着シートを剥がしやすくし
たものもある。
【0007】しかし、この場合でも、多量のゴミ等が付
着した場合には、ミシン目等、粘着シートを剥がす位置
の判別が困難になり、一度に何枚もの粘着シートを剥が
してしまうという無駄もあった。
着した場合には、ミシン目等、粘着シートを剥がす位置
の判別が困難になり、一度に何枚もの粘着シートを剥が
してしまうという無駄もあった。
【0008】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、付着したゴ
ミやほこり等の判別が容易な粘着式クリーナを安価に提
供することにより、クリーンな環境を維持することに役
立てることにある。
れたものであり、その目的とするところは、付着したゴ
ミやほこり等の判別が容易な粘着式クリーナを安価に提
供することにより、クリーンな環境を維持することに役
立てることにある。
【0009】そこで、本発明者らは鋭意努力した結果、
粘着式クリーナの粘着シートの透明性を高めることが、
かかる問題を解決するのに有効であることに着目し、本
発明を完成するに至った。
粘着式クリーナの粘着シートの透明性を高めることが、
かかる問題を解決するのに有効であることに着目し、本
発明を完成するに至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の粘着式クリーナ
は、粘着剤がシート状に形成され、若しくはシート状の
基材上に粘着剤が形成された粘着シートが、粘着剤を表
面として、単層若しくは2層以上に積層されて、ゴミ付
着層が形成された粘着式クリーナであって、前記ゴミ付
着層の全光線透過率が20%以上で、かつ、前記ゴミ付
着層のヘイズ濁度が85%以下であることを特徴として
いる。
は、粘着剤がシート状に形成され、若しくはシート状の
基材上に粘着剤が形成された粘着シートが、粘着剤を表
面として、単層若しくは2層以上に積層されて、ゴミ付
着層が形成された粘着式クリーナであって、前記ゴミ付
着層の全光線透過率が20%以上で、かつ、前記ゴミ付
着層のヘイズ濁度が85%以下であることを特徴として
いる。
【0011】ここで、全光線透過率とは、光が透過する
割合を100分率で表したものであって、具体的には、
粘着シートを単層若しくは2層以上に積層して形成した
ゴミ付着層を試験材料とし、JIS K 7105
「プラスチックの光学的特性試験方法」に従って測定し
て求められたものをいう。本発明にあっては、全光線透
過率が20%以上であることとしているが、好ましくは
30〜95%の範囲にあるのが望ましい。
割合を100分率で表したものであって、具体的には、
粘着シートを単層若しくは2層以上に積層して形成した
ゴミ付着層を試験材料とし、JIS K 7105
「プラスチックの光学的特性試験方法」に従って測定し
て求められたものをいう。本発明にあっては、全光線透
過率が20%以上であることとしているが、好ましくは
30〜95%の範囲にあるのが望ましい。
【0012】また、ヘイズ濁度とは、曇り度を示す指標
であり、全光線透過率に対する散乱光線の透過率の割合
を100分率で表したものをいい、全光線透過率と同様
にJIS K 7105 「プラスチックの光学的特性
試験方法」によって、散乱光線の透過率を測定して求め
ることができる。本発明にあっては、ヘイズ濁度が80
%以下であることとしているが、好ましくは5〜75%
の範囲にあるのが望ましい。
であり、全光線透過率に対する散乱光線の透過率の割合
を100分率で表したものをいい、全光線透過率と同様
にJIS K 7105 「プラスチックの光学的特性
試験方法」によって、散乱光線の透過率を測定して求め
ることができる。本発明にあっては、ヘイズ濁度が80
%以下であることとしているが、好ましくは5〜75%
の範囲にあるのが望ましい。
【0013】粘着剤としては、アクリル系やゴム系、ウ
レタン系、シリコーン系あるいはポリオレフィン系など
各種の粘着剤を用いることができるが、本発明にあって
は、基材上に形成した粘着シートを積層した場合にも、
全光線透過率を20%以上にし、なおかつ、ヘイズ濁度
を85%以下に保つため、できるだけ全光線透過率が高
く、ヘイズ濁度が低いものを用いるのが望ましい。この
点で、ウレタン系粘着剤やアクリル系粘着剤、スチレン
系粘着剤を用いるのが好ましい。また、単一系の粘着剤
のみならず、各種の粘着剤をブレンドして用いることに
してもよい。
レタン系、シリコーン系あるいはポリオレフィン系など
各種の粘着剤を用いることができるが、本発明にあって
は、基材上に形成した粘着シートを積層した場合にも、
全光線透過率を20%以上にし、なおかつ、ヘイズ濁度
を85%以下に保つため、できるだけ全光線透過率が高
く、ヘイズ濁度が低いものを用いるのが望ましい。この
点で、ウレタン系粘着剤やアクリル系粘着剤、スチレン
系粘着剤を用いるのが好ましい。また、単一系の粘着剤
のみならず、各種の粘着剤をブレンドして用いることに
してもよい。
【0014】本発明にあっては、これらの粘着剤のみか
ら形成した粘着シートを用いることにしてもよく、ま
た、次に述べるような基材上に粘着剤を、例えば塗布等
の手段により形成した粘着シートを用いるようにしても
よい。
ら形成した粘着シートを用いることにしてもよく、ま
た、次に述べるような基材上に粘着剤を、例えば塗布等
の手段により形成した粘着シートを用いるようにしても
よい。
【0015】基材としては、ポリエチレンやポリプロピ
レン、ポリエチレン−ポリプロピレン共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、アセテートフィルムなど各種の
プラスチックフィルムを用いることができるが、粘着剤
の場合と同様な理由から、できるだけ全光線透過率が高
く、ヘイズ濁度が低いものを用いるのが望ましい。特
に、ポリプロピレンやポリエチレンとポリプロピレンの
ブレンドフィルム、あるいはポリエステル、塩化ビニル
フィルムを用いるのが好ましい。また、単一系のプラス
チックフィルムのみならず、これら各種のプラスチック
フィルムを積層したものを用いることもできる。
レン、ポリエチレン−ポリプロピレン共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、アセテートフィルムなど各種の
プラスチックフィルムを用いることができるが、粘着剤
の場合と同様な理由から、できるだけ全光線透過率が高
く、ヘイズ濁度が低いものを用いるのが望ましい。特
に、ポリプロピレンやポリエチレンとポリプロピレンの
ブレンドフィルム、あるいはポリエステル、塩化ビニル
フィルムを用いるのが好ましい。また、単一系のプラス
チックフィルムのみならず、これら各種のプラスチック
フィルムを積層したものを用いることもできる。
【0016】これらの基材には、必要に応じて、粘着剤
と反対側の表面に離型剤で処理するしてもよく、離型剤
で処理することにより、軽い巻き戻しを起こさせること
により、積層された粘着シートを剥がし易くすることが
できる。
と反対側の表面に離型剤で処理するしてもよく、離型剤
で処理することにより、軽い巻き戻しを起こさせること
により、積層された粘着シートを剥がし易くすることが
できる。
【0017】また、ゴミ付着層は、上記の粘着シート
を、粘着剤を表面として、単層若しくは2層以上積層し
て形成できるが、ゴミ付着層の厚さとしては、全光線透
過率及びヘイズ濁度が上記範囲内にあるならば、特に限
定されるものではない。しかし、粘着シートを積層する
場合であれば、通常2μmから2000μmの範囲に積
層するのが好ましい。
を、粘着剤を表面として、単層若しくは2層以上積層し
て形成できるが、ゴミ付着層の厚さとしては、全光線透
過率及びヘイズ濁度が上記範囲内にあるならば、特に限
定されるものではない。しかし、粘着シートを積層する
場合であれば、通常2μmから2000μmの範囲に積
層するのが好ましい。
【0018】このとき、ゴミ付着層を、表面に着色が施
された支持体や表面に文字等が印刷が施された支持体上
に形成するのが好ましい。このように、支持体に着色や
印刷を施すことにより、ゴミ付着層があたかも着色され
たような印象を与えることができるとともに、剥がす位
置の表示など必要な注意事項を表示することができる。
なお、用いられる支持体の材質は特に限られるものでは
なく、例えば、厚手の紙や薄板、あるいは各種のプラス
チックやゴム等を用いることができる。もちろん、着色
や印字等が施されていない支持体を用いてもよいのはい
うまでもない。
された支持体や表面に文字等が印刷が施された支持体上
に形成するのが好ましい。このように、支持体に着色や
印刷を施すことにより、ゴミ付着層があたかも着色され
たような印象を与えることができるとともに、剥がす位
置の表示など必要な注意事項を表示することができる。
なお、用いられる支持体の材質は特に限られるものでは
なく、例えば、厚手の紙や薄板、あるいは各種のプラス
チックやゴム等を用いることができる。もちろん、着色
や印字等が施されていない支持体を用いてもよいのはい
うまでもない。
【0019】また、これらのゴミ付着層を平面状あるい
はロール状に形成することができる。
はロール状に形成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に示すものは本発明の一実施
例である粘着式クリーナ1の概略構成図であって、この
粘着式クリーナ1のゴミ付着層10は、粘着剤11が平
板状の支持体20上に直接塗布されて粘着シート13が
単層に形成され、平面状に形成されている。この粘着式
クリーナ1は例えば、玄関マットなどの除塵マットとし
て利用される。支持体20としては、例えば、ゴム製や
ウレタン製のものが用いられており、裏面がすべりにく
くなっている。
例である粘着式クリーナ1の概略構成図であって、この
粘着式クリーナ1のゴミ付着層10は、粘着剤11が平
板状の支持体20上に直接塗布されて粘着シート13が
単層に形成され、平面状に形成されている。この粘着式
クリーナ1は例えば、玄関マットなどの除塵マットとし
て利用される。支持体20としては、例えば、ゴム製や
ウレタン製のものが用いられており、裏面がすべりにく
くなっている。
【0021】このゴミ付着層10は上述したような各種
の粘着剤11から形成されるが、このゴミ付着層10は
光線透過率が高く、ヘイズ濁度が低いため、粘着剤11
に付着したゴミを判別し易く、粘着式クリーナ1の交換
時期に気がつきやすい。したがって、適切に粘着式クリ
ーナ1を交換して、クリーンな環境を維持することがで
きる。
の粘着剤11から形成されるが、このゴミ付着層10は
光線透過率が高く、ヘイズ濁度が低いため、粘着剤11
に付着したゴミを判別し易く、粘着式クリーナ1の交換
時期に気がつきやすい。したがって、適切に粘着式クリ
ーナ1を交換して、クリーンな環境を維持することがで
きる。
【0022】図2は、本発明の別な実施例である粘着式
クリーナ1の概略構成図であって、この粘着式クリーナ
1にあっては、上述したような各種の基材12上に粘着
剤11が塗布された粘着シート13が何層にも積層され
て、ゴミ付着層10が形成されている。また、基材12
の端部には、粘着剤11の塗布されていない領域14が
設けられており、粘着シート13を剥がし易くなってい
る。
クリーナ1の概略構成図であって、この粘着式クリーナ
1にあっては、上述したような各種の基材12上に粘着
剤11が塗布された粘着シート13が何層にも積層され
て、ゴミ付着層10が形成されている。また、基材12
の端部には、粘着剤11の塗布されていない領域14が
設けられており、粘着シート13を剥がし易くなってい
る。
【0023】このゴミ付着層10にあっても、光線透過
率が高く、ヘイズ濁度が低いため、粘着剤11に付着し
たゴミ等を判別し易くなっている。また、この粘着式ク
リーナ1にあっては、粘着シート13が何層にも積層さ
れているため、最上層の粘着シート13が汚れてゴミ等
が付着しにくくなった場合には、最上層の粘着シート1
3を剥がすだけで、新たな粘着シート面を得ることがで
きる。
率が高く、ヘイズ濁度が低いため、粘着剤11に付着し
たゴミ等を判別し易くなっている。また、この粘着式ク
リーナ1にあっては、粘着シート13が何層にも積層さ
れているため、最上層の粘着シート13が汚れてゴミ等
が付着しにくくなった場合には、最上層の粘着シート1
3を剥がすだけで、新たな粘着シート面を得ることがで
きる。
【0024】また、この粘着式クリーナ1にあっては、
ゴミ付着層13の光線透過率が高いため、表面に文字が
印刷された支持体20や表面が着色された支持体20を
用いた場合には、粘着式クリーナ1の表面から文字を読
み取ることができたり、ゴミ付着層10全体が着色され
たように感じられる。
ゴミ付着層13の光線透過率が高いため、表面に文字が
印刷された支持体20や表面が着色された支持体20を
用いた場合には、粘着式クリーナ1の表面から文字を読
み取ることができたり、ゴミ付着層10全体が着色され
たように感じられる。
【0025】例えば、図3に示す実施例では、支持体2
0上に粘着シート13が何層にも積層された粘着式クリ
ーナ1が、さらに木板やゴム製マットなどの固定部材3
0に載置されており、除塵マットとしての応用例を示し
ている。
0上に粘着シート13が何層にも積層された粘着式クリ
ーナ1が、さらに木板やゴム製マットなどの固定部材3
0に載置されており、除塵マットとしての応用例を示し
ている。
【0026】近年では、原子力発電所やクリーンルーム
の入口に用いられる除塵マットには、危険ゾーンやクリ
ーンレベルに応じて、危険性等の注意喚起をするための
表示あるいは識別のための着色が求められており、この
場合に支持体20に必要な表示を施したり、着色をする
だけで容易に対応できる。また、一般の家庭や工場等に
おいても、部屋の色彩や周囲の環境にマッチした色彩が
求められており、この場合にも、粘着シート13の透明
感が高いため、支持体20の着色を変更するだけで簡単
に対応できるとともに、様々な模様を支持体20に描く
ことにより、華やかさを容易に与えることができる。
の入口に用いられる除塵マットには、危険ゾーンやクリ
ーンレベルに応じて、危険性等の注意喚起をするための
表示あるいは識別のための着色が求められており、この
場合に支持体20に必要な表示を施したり、着色をする
だけで容易に対応できる。また、一般の家庭や工場等に
おいても、部屋の色彩や周囲の環境にマッチした色彩が
求められており、この場合にも、粘着シート13の透明
感が高いため、支持体20の着色を変更するだけで簡単
に対応できるとともに、様々な模様を支持体20に描く
ことにより、華やかさを容易に与えることができる。
【0027】このため、従来のように、基材12の全面
に渡って印刷を施したり、また、着色を施したりする必
要がない。したがって、粘着式クリーナ1の製造コスト
を削減し、粘着式クリーナ1を安価に提供することがで
きる。さらに、基材12の材質に関係なく、自由な着色
や文字等の印刷を施すことができる。
に渡って印刷を施したり、また、着色を施したりする必
要がない。したがって、粘着式クリーナ1の製造コスト
を削減し、粘着式クリーナ1を安価に提供することがで
きる。さらに、基材12の材質に関係なく、自由な着色
や文字等の印刷を施すことができる。
【0028】さらに、支持体20に粘着シート13の剥
がす位置や剥がす方向を表示しておくことにより、ゴミ
やほこりが多量に付着した場合でも、かかる表示を認識
しやすく、粘着シート13を剥がしやすくなるというメ
リットがある。
がす位置や剥がす方向を表示しておくことにより、ゴミ
やほこりが多量に付着した場合でも、かかる表示を認識
しやすく、粘着シート13を剥がしやすくなるというメ
リットがある。
【0029】上記実施例にあっては、粘着剤11をシー
ト状に塗布して粘着シート13を作製したが、必ずしも
シート状に形成する必要もなく、例えば、粘着剤11を
基材12上にすじ塗りしたり、あるいは、クロス状にす
じ塗りするようにしても差し支えない。
ト状に塗布して粘着シート13を作製したが、必ずしも
シート状に形成する必要もなく、例えば、粘着剤11を
基材12上にすじ塗りしたり、あるいは、クロス状にす
じ塗りするようにしても差し支えない。
【0030】図4に示すものは、本発明のさらに別な実
施例である粘着式クリーナ1の概略構成図であって、こ
の粘着式クリーナ1にあっては、円筒状の支持体20に
粘着剤11が塗布された粘着シート13が単層に形成さ
れ、ゴミ付着層10が形成されている。このように、ロ
ール状にゴミ付着層10を形成することもできる。
施例である粘着式クリーナ1の概略構成図であって、こ
の粘着式クリーナ1にあっては、円筒状の支持体20に
粘着剤11が塗布された粘着シート13が単層に形成さ
れ、ゴミ付着層10が形成されている。このように、ロ
ール状にゴミ付着層10を形成することもできる。
【0031】また、図5に示す粘着式クリーナ1では、
基材12上に粘着剤11が塗布された長尺状の粘着シー
ト13が、円筒状の支持体20にロール状に巻回され
て、ゴミ付着層10が形成されている。このようなロー
ル状の粘着式クリーナ1は、例えば、図6に示すように
適当なローラ治具31に取り付けられ、衣服や床、壁等
などのローラ式クリーナとして用いられる。
基材12上に粘着剤11が塗布された長尺状の粘着シー
ト13が、円筒状の支持体20にロール状に巻回され
て、ゴミ付着層10が形成されている。このようなロー
ル状の粘着式クリーナ1は、例えば、図6に示すように
適当なローラ治具31に取り付けられ、衣服や床、壁等
などのローラ式クリーナとして用いられる。
【0032】この粘着式クリーナ1にあっては、粘着シ
ート13には所定の間隔でミシン目15が設けられてお
り、粘着式クリーナ1の最外層を形成する粘着シート1
3を1層分だけ剥がすことができる。このとき、支持体
20上に、例えば図6に示すような注意書きを印字した
り、あるいは、ミシン目15の位置を示す表示をすれ
ば、より一層使いやすい粘着式クリーナ1とすることが
できる。
ート13には所定の間隔でミシン目15が設けられてお
り、粘着式クリーナ1の最外層を形成する粘着シート1
3を1層分だけ剥がすことができる。このとき、支持体
20上に、例えば図6に示すような注意書きを印字した
り、あるいは、ミシン目15の位置を示す表示をすれ
ば、より一層使いやすい粘着式クリーナ1とすることが
できる。
【0033】もちろん、このように粘着シート13をロ
ール状に巻回する場合にあっても、粘着剤11をすじ塗
りしたり、クロス状にすじ塗りすることとしてもよい。
また、長尺状の粘着シート13を連続的に巻回するだけ
でなく、図6に示すように粘着シート13を同心円状に
積層するようにしてもよい。
ール状に巻回する場合にあっても、粘着剤11をすじ塗
りしたり、クロス状にすじ塗りすることとしてもよい。
また、長尺状の粘着シート13を連続的に巻回するだけ
でなく、図6に示すように粘着シート13を同心円状に
積層するようにしてもよい。
【0034】
【実施例】次に本発明の効果を確かめるべく、具体的な
実施例である平面状の粘着式クリーナ及びロール状の粘
着式クリーナを作製して、それぞれ、以下に示すような
項目に従って、評価を行なった。
実施例である平面状の粘着式クリーナ及びロール状の粘
着式クリーナを作製して、それぞれ、以下に示すような
項目に従って、評価を行なった。
【0035】(実施例1)ウレタン系粘着剤としてポリ
ウレタン系粘着剤を、厚さ2μmに塗布して粘着シート
を作製した。この粘着シートを50cm×70cmの大
きさに裁断し、平板からなる支持体上に固定した平面状
の粘着式クリーナ、及び幅20cmで外径が75mmの
紙製の円筒状支持体に、上記粘着シートを単層状に巻回
したロール状の粘着式クリーナを作製して、それぞれ実
施例1の粘着式クリーナとした。
ウレタン系粘着剤を、厚さ2μmに塗布して粘着シート
を作製した。この粘着シートを50cm×70cmの大
きさに裁断し、平板からなる支持体上に固定した平面状
の粘着式クリーナ、及び幅20cmで外径が75mmの
紙製の円筒状支持体に、上記粘着シートを単層状に巻回
したロール状の粘着式クリーナを作製して、それぞれ実
施例1の粘着式クリーナとした。
【0036】(実施例2)ゴム系粘着剤として水添スチ
レン系(SEBS系)粘着剤を、厚さ25μmのポリプ
ロピレンフィルム上に、15μmの厚さに塗布した粘着
シートを作製した。この粘着シートを、50cm×70
cmの大きさに裁断し、平板からなる支持体上に裁断し
た粘着シートを10層積層した平面状の粘着式クリー
ナ、及び幅20cmで外径が75mmの紙製の円筒状支
持体に、上記粘着シートを10層分巻回したロール状の
粘着式クリーナを作製して、それぞれ実施例2の粘着式
クリーナとした。
レン系(SEBS系)粘着剤を、厚さ25μmのポリプ
ロピレンフィルム上に、15μmの厚さに塗布した粘着
シートを作製した。この粘着シートを、50cm×70
cmの大きさに裁断し、平板からなる支持体上に裁断し
た粘着シートを10層積層した平面状の粘着式クリー
ナ、及び幅20cmで外径が75mmの紙製の円筒状支
持体に、上記粘着シートを10層分巻回したロール状の
粘着式クリーナを作製して、それぞれ実施例2の粘着式
クリーナとした。
【0037】(実施例3)アクリル酸系粘着剤としてポ
リアクリル酸ブチル系粘着剤を、厚さ50μmのポリエ
チレンとポリプロピレンのブレンドフィルム(重量配合
比 70:30)上に、20μmの厚さに塗布した粘着
シートを作製した。この粘着シートを、50cm×70
cmの大きさに裁断し、平板からなる支持体上に裁断し
た粘着シートを10層積層した平面状の粘着式クリー
ナ、及び幅20cmで外径が75mmの紙製の円筒状支
持体に、上記粘着シートを10層分巻回したロール状の
粘着式クリーナを作製して、それぞれ実施例3の粘着式
クリーナとした。
リアクリル酸ブチル系粘着剤を、厚さ50μmのポリエ
チレンとポリプロピレンのブレンドフィルム(重量配合
比 70:30)上に、20μmの厚さに塗布した粘着
シートを作製した。この粘着シートを、50cm×70
cmの大きさに裁断し、平板からなる支持体上に裁断し
た粘着シートを10層積層した平面状の粘着式クリー
ナ、及び幅20cmで外径が75mmの紙製の円筒状支
持体に、上記粘着シートを10層分巻回したロール状の
粘着式クリーナを作製して、それぞれ実施例3の粘着式
クリーナとした。
【0038】なお、実施例1、2及び3の各粘着式クリ
ーナにおいて、平面状の粘着式クリーナにあっては、支
持体上に例示として「最後の1枚になったら交換して下
さい。」の文字と、剥がし位置を明示するための表示を
印刷した。また、ロール状の粘着式クリーナにあって
は、支持体上に、例示として粘着式クリーナの使用方向
と、剥がし位置を明示するための表示を印刷した。
ーナにおいて、平面状の粘着式クリーナにあっては、支
持体上に例示として「最後の1枚になったら交換して下
さい。」の文字と、剥がし位置を明示するための表示を
印刷した。また、ロール状の粘着式クリーナにあって
は、支持体上に、例示として粘着式クリーナの使用方向
と、剥がし位置を明示するための表示を印刷した。
【0039】また、比較例として、実施例1、2及び3
に対応する比較例1、2及び3の平面状の粘着式クリー
ナ及びロール状の粘着式クリーナを作製した。
に対応する比較例1、2及び3の平面状の粘着式クリー
ナ及びロール状の粘着式クリーナを作製した。
【0040】(比較例1)実施例1と同じウレタン系粘
着剤に、着色剤を混合して薄いブルーに着色した粘着シ
ートを作製し、その後実施例1と同様にして、比較例1
の平面状の粘着式クリーナ及びロール状の粘着式クリー
ナを作製した。
着剤に、着色剤を混合して薄いブルーに着色した粘着シ
ートを作製し、その後実施例1と同様にして、比較例1
の平面状の粘着式クリーナ及びロール状の粘着式クリー
ナを作製した。
【0041】(比較例2)実施例2と同じゴム系粘着剤
を、ダークブルーに印刷をしたポリプロピレンフィルム
上に塗布して粘着シートを作製し、その後実施例2と同
様にして、比較例2の平面状の粘着式クリーナ及びロー
ル状の粘着式クリーナを作製した。
を、ダークブルーに印刷をしたポリプロピレンフィルム
上に塗布して粘着シートを作製し、その後実施例2と同
様にして、比較例2の平面状の粘着式クリーナ及びロー
ル状の粘着式クリーナを作製した。
【0042】(比較例3)実施例3と同じアクリル系粘
着剤を、ダークブルーに印刷をしたポリエチレンとポリ
プロピレンのブレンドフィルム上に塗布して粘着シート
を作製し、その後実施例3と同様にして、比較例3の平
面状の粘着式クリーナ及びロール状の粘着式クリーナを
作製した。
着剤を、ダークブルーに印刷をしたポリエチレンとポリ
プロピレンのブレンドフィルム上に塗布して粘着シート
を作製し、その後実施例3と同様にして、比較例3の平
面状の粘着式クリーナ及びロール状の粘着式クリーナを
作製した。
【0043】(評価試験)実施例1〜3及び比較例1〜
3で得た平面状及びロール状の各粘着式クリーナを用い
て、90名のモニターに実際に使用してもらい、ゴミの
取れ易さ感、ゴミの判別のし易さについて、さらに、平
面状の粘着式クリーナにあっては注意喚起性について、
ロール状の粘着式クリーナにあっては、いわゆる巻き方
向ミス(移動方向の間違い)について、それぞれ、よい
悪いの2段階で評価してもらった。さらに、粘着シート
が積層された粘着式クリーナにあっては、粘着シートの
剥がし易さについても、併せて評価してもらった。な
お、ロール状の粘着式クリーナにあっては、図6に示す
ようなローラ治具を用いて使用してもらった。
3で得た平面状及びロール状の各粘着式クリーナを用い
て、90名のモニターに実際に使用してもらい、ゴミの
取れ易さ感、ゴミの判別のし易さについて、さらに、平
面状の粘着式クリーナにあっては注意喚起性について、
ロール状の粘着式クリーナにあっては、いわゆる巻き方
向ミス(移動方向の間違い)について、それぞれ、よい
悪いの2段階で評価してもらった。さらに、粘着シート
が積層された粘着式クリーナにあっては、粘着シートの
剥がし易さについても、併せて評価してもらった。な
お、ロール状の粘着式クリーナにあっては、図6に示す
ようなローラ治具を用いて使用してもらった。
【0044】それらの結果を、モニター90名中14名
以下の人が悪いと答えた場合には◎印で、90名中15
名以上29名以下の人が悪いと答えた場合については○
印で、90名中30名以上44名以下の人が悪いと答え
た場合については△印で、90名中45名以上64名以
下の人が悪いと答えた場合については×印で、90名中
65名以上の人が悪いと答えた場合には××印で表し、
表1にまとめた。
以下の人が悪いと答えた場合には◎印で、90名中15
名以上29名以下の人が悪いと答えた場合については○
印で、90名中30名以上44名以下の人が悪いと答え
た場合については△印で、90名中45名以上64名以
下の人が悪いと答えた場合については×印で、90名中
65名以上の人が悪いと答えた場合には××印で表し、
表1にまとめた。
【0045】
【表1】
【0046】なお、実施例1〜3及び比較例1〜3の各
粘着式クリーナにおいて、各ゴミ付着層の全光線透過率
及びヘイズ濁度は、日本電色社製の測定器を用い、JI
SK 7105の方法に従って求めた。
粘着式クリーナにおいて、各ゴミ付着層の全光線透過率
及びヘイズ濁度は、日本電色社製の測定器を用い、JI
SK 7105の方法に従って求めた。
【0047】(試験結果)表1から分かるように、全光
線透過率が20%未満であり、かつヘイズ濁度が85%
を超える比較例1〜3の粘着式クリーナにあっては、総
合評価として実際上使用に耐えられるものとして評価さ
れたもの(比較例1)があるものの、ゴミの取れ易さ
感、ゴミの判別のしやすさの点では、平面状、ロール状
を問わず、1/3以上の人が悪い(△印)と答えてい
た。また、粘着シートが積層された粘着式クリーナで
は、いずれのクリーナでも剥がし易さの点で、1/3以
上の人が悪いと答えており、表示が見ずらく、注意喚起
性が悪かったり、いわゆる巻き方向ミスがあった。
線透過率が20%未満であり、かつヘイズ濁度が85%
を超える比較例1〜3の粘着式クリーナにあっては、総
合評価として実際上使用に耐えられるものとして評価さ
れたもの(比較例1)があるものの、ゴミの取れ易さ
感、ゴミの判別のしやすさの点では、平面状、ロール状
を問わず、1/3以上の人が悪い(△印)と答えてい
た。また、粘着シートが積層された粘着式クリーナで
は、いずれのクリーナでも剥がし易さの点で、1/3以
上の人が悪いと答えており、表示が見ずらく、注意喚起
性が悪かったり、いわゆる巻き方向ミスがあった。
【0048】一方、実施例1〜3の粘着式クリーナにあ
っては、ゴミの取れ易さ感、ゴミの判別のし易さの点で
も、悪いと答えた人がモニター全体の1/3以下であ
り、総合評価も優れたものであった。また、注意喚起性
がよく、巻き方向ミスも少なく、表示が見やすいものと
判断される。また、粘着シートが積層された場合でも、
剥がしにくいということもなく、本発明による効果が確
認できた。しかも、全光線透過率が高く、また、ヘイズ
濁度が低くなるにつれて、評価はよくなった。
っては、ゴミの取れ易さ感、ゴミの判別のし易さの点で
も、悪いと答えた人がモニター全体の1/3以下であ
り、総合評価も優れたものであった。また、注意喚起性
がよく、巻き方向ミスも少なく、表示が見やすいものと
判断される。また、粘着シートが積層された場合でも、
剥がしにくいということもなく、本発明による効果が確
認できた。しかも、全光線透過率が高く、また、ヘイズ
濁度が低くなるにつれて、評価はよくなった。
【0049】
【発明の効果】本発明にあっては、粘着剤がシート状に
形成され、若しくはシート状の基材上に粘着剤が形成さ
れた粘着シートが、粘着剤を表面として、単層若しくは
2層以上に積層されて形成されたゴミ付着層の全光線透
過率が20%以上で、かつ、前記ゴミ付着層のヘイズ濁
度が85%以下であることを特徴としているので、粘着
剤に付着したゴミやほこりを判別しやすく、ゴミ付着性
をより適正に判断することができる。
形成され、若しくはシート状の基材上に粘着剤が形成さ
れた粘着シートが、粘着剤を表面として、単層若しくは
2層以上に積層されて形成されたゴミ付着層の全光線透
過率が20%以上で、かつ、前記ゴミ付着層のヘイズ濁
度が85%以下であることを特徴としているので、粘着
剤に付着したゴミやほこりを判別しやすく、ゴミ付着性
をより適正に判断することができる。
【0050】このため、粘着シートの交換時期を適切に
知ることができ、使用者の注意を喚起して、周囲の環境
をクリーンに保ちやすくできる。
知ることができ、使用者の注意を喚起して、周囲の環境
をクリーンに保ちやすくできる。
【0051】また、ゴミ付着層を、表面に着色若しくは
印刷が施された支持体上に形成することとしてもよく、
この場合には、積層された粘着シートを剥がす位置やそ
の他必要な表示を支持体上に行なうだけで、必要な注意
を使用者に喚起でき、従来のように基材上に必要な表示
をする場合に比べて、コストを下げることができる。
印刷が施された支持体上に形成することとしてもよく、
この場合には、積層された粘着シートを剥がす位置やそ
の他必要な表示を支持体上に行なうだけで、必要な注意
を使用者に喚起でき、従来のように基材上に必要な表示
をする場合に比べて、コストを下げることができる。
【0052】さらに、支持体上に着色したり、種々な模
様を印刷することにより、あたかも、ゴミ付着層全体が
着色されたり、模様が付されたように感じられるので、
簡単に周囲の環境にマッチした粘着式クリーナを提供す
ることができる。
様を印刷することにより、あたかも、ゴミ付着層全体が
着色されたり、模様が付されたように感じられるので、
簡単に周囲の環境にマッチした粘着式クリーナを提供す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例である平面状の粘着式クリー
ナの概略構成図である。
ナの概略構成図である。
【図2】同上の別な実施例である平面状の粘着式クリー
ナの概略構成図である。
ナの概略構成図である。
【図3】同上のさらに別な実施例である平面状の粘着式
クリーナである除塵マットを示す概略斜視図である。
クリーナである除塵マットを示す概略斜視図である。
【図4】同上のさらに別な実施例であるロール状の粘着
式クリーナの概略構成図である。
式クリーナの概略構成図である。
【図5】同上のさらに別な実施例であるロール状の粘着
式クリーナの概略構成図である。
式クリーナの概略構成図である。
【図6】同上のさらに別な実施例であるロール状の粘着
式クリーナを利用したローラ式クリーナの概略斜視図で
ある。
式クリーナを利用したローラ式クリーナの概略斜視図で
ある。
10 ゴミ付着層 11 粘着剤 12 基材 13 粘着シート 20 支持体
Claims (4)
- 【請求項1】 粘着剤がシート状に形成され、若しくは
シート状の基材上に粘着剤が形成された粘着シートが、
粘着剤を表面として、単層若しくは2層以上に積層され
て、ゴミ付着層が形成された粘着式クリーナであって、 前記ゴミ付着層の全光線透過率が20%以上で、かつ、 前記ゴミ付着層のヘイズ濁度が85%以下であることを
特徴とする粘着式クリーナ。 - 【請求項2】 前記ゴミ付着層が、表面に着色若しくは
印刷が施された支持体上に形成されたことを特徴とする
請求項1に記載の粘着式クリーナ。 - 【請求項3】 前記ゴミ付着層が平面状に形成されたこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の粘着式クリー
ナ。 - 【請求項4】 前記ゴミ付着層がロール状に形成された
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の粘着式クリー
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8192829A JPH1014855A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 粘着式クリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8192829A JPH1014855A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 粘着式クリーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014855A true JPH1014855A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16297676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8192829A Pending JPH1014855A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 粘着式クリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1014855A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3182652U (ja) * | 2013-01-23 | 2013-04-04 | 株式会社 ユニック | 携帯式の転動クリーナー |
JP2013119450A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Casio Electronics Co Ltd | 異物除去部材を備えた給紙カセット、給紙装置及びそれらを用いた給紙方法 |
JP2021029489A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | 大協技研工業株式会社 | 異物の吸着捕獲具 |
-
1996
- 1996-07-02 JP JP8192829A patent/JPH1014855A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013119450A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Casio Electronics Co Ltd | 異物除去部材を備えた給紙カセット、給紙装置及びそれらを用いた給紙方法 |
JP3182652U (ja) * | 2013-01-23 | 2013-04-04 | 株式会社 ユニック | 携帯式の転動クリーナー |
JP2021029489A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | 大協技研工業株式会社 | 異物の吸着捕獲具 |
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