JPH10148157A - シリンダヘッド形成方法 - Google Patents
シリンダヘッド形成方法Info
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- JPH10148157A JPH10148157A JP9169719A JP16971997A JPH10148157A JP H10148157 A JPH10148157 A JP H10148157A JP 9169719 A JP9169719 A JP 9169719A JP 16971997 A JP16971997 A JP 16971997A JP H10148157 A JPH10148157 A JP H10148157A
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Abstract
鋳造時の冷却剤通路への鋳ばり発生を減じ、生産性の向
上を図った製造方法を提供する。 【解決手段】 この方法ではシリンダヘッドを介する冷
却剤の流れを阻止し又は妨げるキャステイングフィン即
ち鋳ばりの負担を減じている。このヘッドは第1の冷却
キャビテー80と第2の冷却キャビテー90とを相互に
接続するための内部液体冷却剤通路無しで鋳造する。両
冷却キャビテー間に冷却液体の連通を提供するよう両冷
却キャビテ間に交差する通路を画定するためヘッドの外
表面を介して開口84を機械加工する。ヘッドの外表面
を介して機械加工によって形成した開口はプラッグ89
で閉鎖される。通路の喉面積は両冷却キャビテー間の冷
却剤交換を制御するように選択される。更に付加的な通
路が各ヘッドに機械加工され、付加的な冷却剤交換を提
供し又は冷却キャビテーからの空気を排出する。
Description
し、より詳細には、絶対的ではないが、シリンダヘッド
用の冷却構造の成形に関する。
の使用は一般的な方法となっている。ある形態において
は、該機関即ちエンジンの効率及び性能を改良するため
に複数のインテークバルブ及びエグゾーストバルブが使
用されている。このようなシリンダヘッドは通常複数の
バルブ構造を収容するため通路及び室の複雑なラビリン
スを有するように金属によって鋳造される。米国特許第
5222464号(Oyaizu)及び同第27106
02号が種々のタイプのシリンダヘッドの複雑な内部構
造の例として引用されるであろう。
ドの複雑な構造はマルチ−コア鋳造技術の使用を要求す
るであろう。更にこの種の構造の最適な実行には通常比
較的小さい通路を有する異なるコアによって形成された
冷却ジャケット室間を相互に流体連結することが要求さ
れる。このような小さい相互連結を適当に鋳造すること
は困難である。しばしば“キャステイングフィン(ca
sting fins)即ち鋳ばり”が相互連結通路内
に発生し、これが所望の冷却剤流れを阻止し又は妨げる
ように威嚇するのである。冷却ジャケットの形態はしば
しば鋳ばりの発見及び除去を困難なものとしており、こ
のことが烈しい労働の繰り返しをもたらしている。この
ような繰り返しは不運にもシリンダヘッドの生産性を強
圧している。
じることによりシリンダヘッドの生産性を改善する必要
がある。
るため本件発明は、マルチバルブ内燃エンジン用の液体
冷却されたシリンダヘッドであって、外表面を有しさら
に第1の冷却キャビテー及び第2の冷却キャビテーを含
んでいる当該シリンダヘッドを形成する方法を提供す
る。この方法は、(a)該ヘッド内にて第1冷却キャビ
テーと第2冷却キャビテーとを連結する何らの一体的流
体冷却剤通路を持たないヘッドを鋳造すること、(b)
該ヘッド内にて第1冷却キャビテーと第2冷却キャビテ
ーとの間に液体冷却剤連通を提供するよう該第1冷却キ
ャビテーと第2冷却キャビテーとを交差する第1の通路
を形成するためヘッドの外表面を介して第1開口を機械
加工すること、(c)ヘッドの外表面に前記機械加工に
よって形成した前記第1開口を閉鎖すること、の諸工程
から成る。
燃エンジン用の液体冷却されたシリンダヘッドを成形す
る方法にある。このヘッドは外表面を有しており、この
外表面は第1冷却キャビテーと第2冷却キャビテーとを
含んでいる。この方法はヘッド内に第1冷却キャビテー
と第2冷却キャビテーとを連結している一体的な液体冷
却剤通路を有することなくヘッドを鋳造することを含
む。ヘッド内にて第1冷却キャビテーと第2冷却キャビ
テーとの間に液体冷却剤連通を提供するよう該第1冷却
キャビテーと第2冷却キャビテーとを交差する通路を形
成するためヘッドの外表面を介して開口が機械加工され
る。ヘッドの外表面に機械加工によって形成された前記
開口はその後閉鎖される。
ン用の液体冷却されたシリンダヘッドの形成が、複数の
エグゾースト開口と、複数のインテーク開口と、を有す
るヘッドを鋳造することを含む。下方冷却ジャケット及
び上方冷却ジャケットもまたヘッド内に鋳造成形され
る。上方冷却ジャケットと下方冷却ジャケットとの間に
冷却剤の流れを提供するよう該上方冷却ジャケットと下
方冷却ジャケットとを相互に連結している第1の通路を
形成するため、前記鋳造の後、前記ヘッドの外表面を介
して第1開口が機械加工される。更に冷却剤が導入され
た時空気を排出するため該上方冷却ジャケットと下方冷
却ジャケットとを相互に連結している第2の通路を形成
するため、前記鋳造の後、該ヘッドの前記外表面を介し
て第2開口が機械加工される。その後、第1の開口と第
2の開口とが閉鎖される。第1の通路はより大きい喉面
積を有しており、第2の通路を有する第2の通路は第1
の通路のほぼ上方に位置付けられている。
を形成しがちな小さい相互連結通路は通常第1の冷却キ
ャビテーと第2の冷却キャビテーとの間に鋳造される必
要はない。その代わりにこれらの通路はヘッドの外表面
を介して機械加工される。一般に、このようなアプロー
チはシリンダヘッドの生産性を改善する。
作業即ちリワークしがちである冷却ジャケット通路を鋳
造する必要を無くすシリンダヘッドの製造方法を提供す
ることである。これらの通路は所望の相互連結を提供す
るためヘッドの外表面を介して機械加工される。
ジャケットを相互連結している通路内に鋳ばりの発生を
減少することにより内燃エンジン用のシリンダヘッドの
生産性を改良することである。
は下記の詳細な記載及び図面から明確となろう。
増進する目的で、図面に示した実施例を参照しながらこ
れについて説明する。それにもかかわらずこの実施例は
本件発明の範囲を制限する意図のないことは理解される
べきである。ここに記載した装置の変形及び改良更には
ここに記述した本件発明の原理の更なる適用は本件発明
に関する当業者にとって通常なし得るようなものと思わ
れる。
ちエンジン10の部分断面図を示している。このエンジ
ン10は、シリンダーブロック12を有している。この
シリンダーブロック12は長手方向軸線15を有するシ
リンダーボア即ちシリンダー孔14を画定している。こ
のシリンダーブロック12はまたクーリングチャンバー
即ち冷却室18a,18bを画定している。シリンダー
孔14内にはピストン16が位置付けてあり、このピス
トン16は公知のように長手方向軸線15に沿って往復
運動するように配置されている。シリンダー孔14はピ
ストン16とヘッド組立体20との間に位置付けられた
燃焼室17aを含んでいる。好ましくはこのエンジン1
0は公知の4サイクル作動をする多くのシリンダ/ピス
トン組立体(図示なし)を含んでいる。
ている鋳造部材22を含んでいる。この鋳造部材22は
好ましくはマルチコア技術を使用して金属から一体的に
鋳造されている。シリンダーヘッドへ適用される種々の
コアリング技術の一例としてはコジアラ(Koziar
a)の米国特許第3558808号がある。鋳造部材2
2は一般に互いに対抗しかつ外表面26を画定している
外方壁24a,24bを含んでいる。更に、この鋳造部
材22はヘッド30a内に種々の室を画定している多く
の内方壁28、29を含んでいる。
22の構造に関して詳細に述べる。図2及び図4はヘッ
ド30aのみならずヘッド30b,30cをも含んでい
るエンジン10の部分について図示している。図2及び
図4に示すエンジン10の部分図ではヘッド30a,3
0b,30c(集合的にヘッド30で指称する)が互い
に直線状に一体的に接続されて示してある。好ましくは
このエンジン10は対応するシリンダ/ピストン組立体
(図示なし)を有する6個の直線シリンダヘッドを有し
ている。別の実施例においては異なる数のシリンダヘッ
ド又は異なるシリンダヘッドの配置が、当業者に理解さ
れるように、使用され得る。
を画定している。これらのボルト孔32の各々は対応す
るヘッドボルト34を受け入れるような形状を有してお
り、該ヘッドボルト34は鋳造部材22をシリンダーブ
ロック12へ固着している。図1は、ブロック12と部
材22とを標準的なボルト孔32を介して伸びているヘ
ッドボルト34でもって相互に接続している事例を示し
ている。図2は、明確化のために対応するヘッドボルト
34を省略した多数のボルト孔32を示している。
38を受け入れるように構成されたインジェクター通路
36を画定している。各インジェクター38はこれまで
のように対応する燃焼室17a,17b,17c(集合
的に燃焼室17で指称する)内に燃料を噴射するような
形状となっている。図2及び図4では破線によって燃焼
室17を示している。
41を画定しているインテークマニホールド40を示し
ている。シリンダヘッド30aはインテーク室41と流
体連通している2つのインテーク開口42a,44aを
有している。同様に、シリンダヘッド30b,30cは
インテーク開口41とそれぞれ流体連通しているインテ
ーク開口42b,44b、42c及び44cを有してい
る。インテーク通路46aは、図4に破線で部分的に示
すように、インテーク開口42aをインテーク室41へ
接続している。図4は、また、インテーク開口44a,
42bをインテーク室41へ接続しているインテーク通
路46bと、インテーク開口44b,42cをインテー
ク室41へ接続しているインテーク通路46cと、イン
テーク開口44cをインテーク室41へ接続しているイ
ンテーク通路46dと、を破線で示している。
30はそれぞれエグゾースト出口50a,50b,50
c(集合的にエグゾースト出口50で指称する)を画定
している。図4に破線で示すように、エグゾースト出口
50aはエグゾースト通路56aを介してシリンダヘッ
ド30aのエグゾースト開口54a,52aへ接続され
ており、エグゾースト出口50bはエグゾースト通路5
6bを介してシリンダヘッド30bのエグゾースト開口
52b,54bへ接続されており、エグゾースト出口5
0cはエグゾースト通路56cを介してシリンダヘッド
30cのエグゾースト開口52c,54cへ接続されて
いる。
ルブ組立体60が示されている。各インテーク開口42
a,42b,42c,44a,44b,44cがバルブ
組立体60を有しており、このバルブ組立体60がイン
テークマニホールド40から対応する燃焼室17への空
気の流れを制御している。同様に各エグゾースト開口5
2a,52b,52c,54a,54b,54cがバル
ブ組立体60を有しており、このバルブ組立体60が対
応する燃焼室17からの燃焼生成物のエグゾーストを制
御している。
ルブ組立体60を詳細に示している。バルブ組立体60
はバルブヘッド64を受けているバルブシート即ち弁座
62を有している。バルブステム66がバルブヘッド6
4へ一体的に接続されておりかつヘッド30aを介して
伸びている。バルブヘッド64の反対側にはバルブステ
ム66のターミナル部分67がばね68を介して伸びて
いる。このばね68はバルブシート62を含んでいる下
方部分の反対側のヘッド30aの上部にあるばね受け6
9内に位置付けてある。ばね68とバルブステム66と
はバルブヘッド64をバルブシート62内へ偏倚するよ
うに形成されており、空気がインテーク開口42aを介
して流れるのを防止している。バルブ組立体60は押棒
(図示なし)を介するロッカーロード(rocker
load:揺動負荷)組立体70又はその他の、エンジ
ン10の燃焼サイクルに同期している、適当な調時手段
によって開閉される。各ヘッド30のために、対応する
バルブ組立体60の開閉は好ましくは従来方法における
ロッカーロード組立体70によって達成される。同様
に、インジェクター38は、また、燃料を適切に燃焼室
17内へ射出するため調時されている。ヘッド組立体2
0は中間のオリフィス付きのヘッドガスケット74を有
する鋳造部材22へ接続されているバルブカバー72を
有している。
のこの4つのオーバーヘッドバルブ、燃料射出の配置は
公知の圧縮点火を備えたデイゼル燃料供給用に構成され
ている。別の実施例においては、より多くの又はより少
ないバルブが使用されかつ燃料はインジェクションを除
き別の技術によって導入される。更に、その他のタイプ
の燃料又はエンジン点火設計が、当業者にとってなし得
るように使用され得る。
各シリンダヘッド30のための冷却空間が示されてい
る。鋳造部材22は1つのシリンダヘッドから次のシリ
ンダヘッドまで相互に接続された冷却室又は凹みとして
示されている下方冷却ジャケット80を画定している。
この下方冷却ジャケット80は特に図1及び図4に示さ
れており、この下方冷却ジャケット80は一般的に外方
壁24aと内方壁28との間に配置されている。上方冷
却ジャケット90は一般的に下方冷却ジャケット80の
上方で外方壁24aと内方壁29との間に配置されてい
る部分90aを有している。この上方冷却ジャケット9
0はまた一般的に下方冷却ジャケット80に対向して外
方壁24bと内方壁29との間に位置付けられた部分9
0bを有している。
を介してシリンダブロック12の冷却室18aと流体連
通している。同様に、上方冷却ジャケット90は通路9
8を介してシリンダブロック12の冷却室18bと流体
連通している。通路88、89はそれぞれオリフィス付
きヘッドガスケット74を介してシリンダブロック12
の冷却室18a,18bを相互に連結している。
テングプロセス(multi−core castin
g process)によって形成され、下方冷却ジャ
ケット80及び上方冷却ジャケット90は別のコアによ
って形成される。鋳物として、これらの下方冷却ジャケ
ット80及び上方冷却ジャケット90はシリンダヘッド
30内において下方冷却ジャケット80と上方冷却ジャ
ケット90との間のいくつかの相互に連結している通路
を欠いている。その結果、液体冷却剤はシリンダヘッド
30内において下方冷却ジャケット80と上方冷却ジャ
ケット90との間において相互の交換が出来ない。それ
にもかかわらず下方冷却ジャケット80と上方冷却ジャ
ケット90との間に相互連結を提供することは望ましい
ことである。ある好ましい実施例においては、この相互
連結はそれぞれ各シリンダヘッド30a,30b,30
cに下方通路82a,82b,82c(集合的に下方通
路82で指称する)を機械加工することにより提供され
る。各下方通路82は下方冷却ジャケット80と上方冷
却ジャケット90とを対応する長手方向軸線86a,8
6b,86c(集合的に長手方向軸線86で指称する)
に沿って相互連結している。下方通路82の長手方向軸
線86は一般に水平で、長手方向軸線15に対してほぼ
垂直である。各下方通路82は上方冷却ジャケット部分
90cと交差している。この部分90cは一般的に各ヘ
ッド30のインジェクター通路36の付近でエグゾース
ト開口52とエグゾースト開口54との間に位置付けら
れている。また、この上方冷却ジャケット部分90cは
一般的に各ヘッド30の内方壁28と内方壁29との間
に位置付けられている。好ましくは、下方通路82は鋳
造部材22の外表面26を介して開口84a,84b,
84c(集合的に開口84で指称する)を機械加工する
ことにより形成される。ある1つの実施例においては、
この機械加工は鋳造部材22を介して一般的に水平孔を
穿孔することにより形成される。別の実施例において
は、当業者に取って考えられるような別の異なる機械加
工方法が期待される。
ット90とが相互に連結された後、プラグ89が開口8
4内に固着され、下方冷却ジャケット80及び上方冷却
ジャケット90からの冷却剤の損失を防止するシールを
提供する。プラグ89は、溶接、ロー付け、接着剤、ね
じ込み、又はその他の当業者に取って考えられるような
別の手段によって鋳造部材22へ接合される。
すように、冷却室18aから下方冷却ジャケット80を
介して上方冷却ジャケット90内へ通路P80に沿って
冷却剤が流れることを容易にしている。同様に、図1は
該通路P80に沿って上方冷却ジャケット90内に受け
入れられた冷却剤と結合するため上方冷却ジャケット9
0内へ冷却室18bから流れる冷却剤に対応する通路P
90を示している。次いでこの結合された冷却剤はヘッ
ドを介して前方へ流れ、そこから流れ出る(図示なし)
のである。この流れ出た冷却剤はサーモスタットへ入り
込み、ラジエーターのような熱交換機を通って処理さ
れ、次いでシリンダブロック12へ戻される。
冷却ジャケット90との間の第2相互連結を形成するた
め外表面26を介して機械加工することにより形成され
た垂直通路92を示している。この垂直方向の位置決め
は一般に冷却流体がジャケット80、90内へ導入され
る際の空気の抜き出しを助ける。プラグ99がジャケッ
ト80、90をシールするため開口94へしっかり保持
されるように形成されており、かつ開口84内にプラグ
89を固着するため使用された技術を使用して開口94
内に固着されている。垂直通路92の垂直長手方向軸線
96は一般に軸線15に対して平行でありかつ軸線86
に対してほぼ垂直である。
の間での冷却剤の交換は一般に相互連結通路の喉面積に
よって制御される。ここで使用される“喉面積”とは通
路の長手方向軸線に対し垂直な通路の最小平坦横断面を
意味している。例えば、図1において、通路82aの喉
面積は通路82aの横断面及び軸線83を含む面に対応
しており、ここでこの面は軸線86aに対して垂直をな
している。同様に、通路92の喉面積は軸線93を含む
軸線96に対して垂直な横断平面に対応している。
は、通路92の喉面積よりもかなり大きい。一つの好ま
しい実施例においては、下方通路82の喉面積は少なく
とも通路92の最小喉面積の少なくとも2倍である。よ
り好ましい実施例においては、下方通路82の最小喉面
積は少なくとも通路92の喉面積の少なくとも8倍であ
る。最も好ましい実施例においては、下方通路82の最
小喉面積は通路92の喉面積のそれぞれ少なくとも12
倍である。
ジン効率を最適状態にするために要求されるラビリンス
冷却ジャケット内に適切に冷却剤を連通する上での鋳造
フィンを発見しかつ除去する困難性を含み、下方冷却ジ
ャケット80と上方冷却ジャケット90との間を相互に
連結している鋳物に付随する問題は回避される。別の実
施例においては、冷却スペース間に適切な流体連通を提
供するために、より多くの又はより少ない外部より機械
加工した相互連結が使用される。さらに、別の実施例に
おいては、シリンダーヘッドの製造において所望の空間
同士を適切に流体連通するために、外部より機械加工す
る技術が一体的に鋳造された相互連通した通路又はその
他の技術と組合わされるであろう。
物及び特許出願は、あたかもそれぞれの刊行物又は特許
出願が特別にかつ個別的に参照されるように指称され、
ここに引用されている。
に図示されかつ述べられたが、これは単なる図示のため
のものと考慮され何ら限定のためのものではなく、ここ
には単に好ましい実施例のみが示され記述され、本件発
明の精神に属する全ての変形改良等は本件発明により保
護されるものである。
ンの部分断面図である。
あり図1はこの図の線1−1に沿って見た断面図として
示されている。
ロック 14:シリンダ孔 15:長手方向軸
線 16:ピストン 17,17a,1
7、17:燃焼室 18a,18b:冷却室 20:ヘッド組立
体 22:鋳造部材 24a,24b:
外方壁 26:外表面 28,29:内方
壁 30,30a,30b,30c:シリンダヘッド 3
2:ボルト孔 34:ヘッドボルト 36:インジェク
タ通路 38:燃料インジェクタ 40:インテーク
マニホルド 41:インテーク室 42a〜42c,44a〜44
c:インテーク開口 46a,46b,46c:インテーク通路 50a,50b,50c:エグゾースト出口 52a,52b,52c,54a,54b,54c:エ
グゾースト開口 56a,56b,56c:エグゾースト通路 60:バルブ組立体 62:バルブシー
ト 64:バルブヘッド 66:バルブステ
ム 67:ターミナル部分 68:ばね 69:ばね受け 70:ロッカーロ
ード 72:バルブカバー 74:ヘッドガス
ケット 80:下方冷却ジャケット 82,82a,82b,
82c:下方通路 83:軸線 84,84a,84b,
84c:開口 86,86a,86b,86c:長手方向軸線
88:通路 89:プラグ 90:上方冷却ジ
ャケット 90a,90b,90c:部分 92:垂直通路 94:開口 96:軸線 98:通路 99:プラグ P80,P90:通路
Claims (16)
- 【請求項1】 マルチバルブ内燃エンジン用の液体冷却
されたシリンダヘッドであって、外表面を有しさらに第
1の冷却キャビテー及び第2の冷却キャビテーを含んで
いる当該シリンダヘッドを形成する方法であって、
(a)該ヘッド内にて第1冷却キャビテーと第2冷却キ
ャビテーとを連結する何らの一体的流体冷却剤通路を持
たないヘッドを鋳造すること、(b)該ヘッド内にて第
1冷却キャビテーと第2冷却キャビテーとの間に液体冷
却剤連通を提供するよう該第1冷却キャビテーと第2冷
却キャビテーとを交差する第1の通路を形成するためヘ
ッドの外表面を介して第1開口を機械加工すること、
(c)ヘッドの外面に前記機械加工によって形成した前
記第1開口を閉鎖すること、 の諸工程から成るシリンダヘッドを形成する方法。 - 【請求項2】 第1冷却キャビテーと第2冷却キャビテ
ーとの間に液体冷却剤の所望の流量を提供するため第1
通路の喉面積を選択すること、の工程を更に含む請求項
1に記載のシリンダヘッドを形成する方法。 - 【請求項3】 前記機械加工が第1開口を形成するため
ヘッド内に孔を穿孔することを含み、前記閉鎖が第1開
口内にプラグを差し込むことを含む、請求項1に記載の
シリンダヘッドを形成する方法。 - 【請求項4】 前記ヘッドが、外方壁と、第1冷却キャ
ビテーを画定するため該外方壁から離れている第1内方
壁と、第2冷却キャビテーを画定するため該第1内方壁
から離れている第2内方壁と、を有しており、第1通路
が、第1冷却キャビテー及び第2冷却キャビテーを相互
に接続するため外方壁及び第1内方壁を介して通ってい
る、請求項1に記載のシリンダヘッドを形成する方法。 - 【請求項5】 ヘッドがインジェクタ通路を画定し、第
2内方壁が第2冷却キャビテーと該インジェクタ通路と
の間に位置付けられている、請求項4に記載のシリンダ
ヘッドを形成する方法。 - 【請求項6】 請求項1に記載のシリンダヘッドを形成
する方法が、更に(d)第1冷却キャビテーと第2冷却
キャビテーとを相互に連結している第2通路を提供する
ためヘッドの外面を介して第2開口を穿孔すること、
(e)前記ヘッドの外面を介する前記穿孔によって形成
された第2開口をふさぐこと、 の工程を有している請求項1に記載のシリンダヘッドを
形成する方法。 - 【請求項7】 第1通路が第1喉面積を有しており、第
2通路が第1喉面積よりも小さい第2の喉面積を有して
いる請求項6に記載のシリンダヘッドを形成する方法。 - 【請求項8】 第1通路が第1の長手方向軸線を有して
おり、第2通路が第1の長手方向軸線に対してほぼ垂直
な第2の長手方向軸線を有している、請求項6に記載の
シリンダヘッドを形成する方法。 - 【請求項9】 請求項8のシリンダヘッドを形成する方
法であって、 第1通路が第1喉面積を有しており、第2通路が第1喉
面積よりも小さい第2の喉面積を有しており、 前記閉鎖が第1開口を介してプラグを差し込むことを含
み、 前記機械加工工程が第1開口を形成するためヘッド内に
孔を穿孔することを含み、 ヘッドが少なくとも2つのインテーク通路と少なくとも
2つのエグゾースト通路とを画定し、該エグゾースト通
路少なくとも1つが第1冷却キャビテーと第2冷却キャ
ビテーとの間に位置付けられており、 ヘッドが、外方壁と、第1冷却キャビテーを画定するた
め該外方壁から離れている第1内方壁と、第2冷却キャ
ビテーを画定するため該第1内方壁から離れている第2
内方壁と、を有しており、第1通路が第1冷却キャビテ
ー及び第2冷却キャビテーを相互に接続するため外方壁
及び第1内方壁を介して通っている、 請求項8に記載のシリンダヘッドを形成する方法。 - 【請求項10】 内燃エンジン用の液体冷却されたシリ
ンダヘッドを形成する方法であって、(a)外表面を備
えており、複数のエグゾースト開口と、複数のインテー
ク開口と、下方冷却室と、上方冷却室と、を有している
ヘッドを鋳造すること、(b)上方冷却室と下方冷却室
との間に冷却剤の流れを提供するよう該上方冷却室と下
方冷却室とを交差する第1の通路であって第1の喉面積
を有している該第1の通路を形成するため、前記鋳造の
後、前記外表面を介して第1開口を機械加工すること、
(c)冷却剤が導入された時空気を排出するため該上方
冷却室と下方冷却室とを交差する第2の通路であって第
1の通路の一般に上方に位置付けられておりかつ第1の
喉面積より実質的に小さい第2の喉面積を有している該
第2の通路を形成するため、前記鋳造の後、前記外表面
を介して第2開口を機械加工すること、(d)前記第1
及び第2開口を閉鎖すること、 の諸工程から成るシリンダヘッドを形成する方法。 - 【請求項11】 前記ヘッドが、外方壁と、第1冷却室
を画定するため該外方壁から離れている第1内方壁と、
第2冷却室を画定するため該第1内方壁から離れている
第2内方壁と、を有しており、第1通路が、第1冷却室
及び第2冷却室を相互に接続するため外方壁及び第1内
方壁を介して通っている、請求項10に記載のシリンダ
ヘッドを形成する方法。 - 【請求項12】 ヘッドがインジェクタ通路を画定し、
第2内方壁が第2冷却室と該インジェクタ通路との間に
位置付けられている、請求項11に記載のシリンダヘッ
ドを形成する方法。 - 【請求項13】 第2通路が空気の排出を容易にするた
め一般に垂直になっている請求項10に記載のシリンダ
ヘッドを形成する方法。 - 【請求項14】 第1通路が一般に水平になっている請
求項13に記載のシリンダヘッドを形成する方法。 - 【請求項15】 前記鋳造が上方冷却室を形成すること
を含み、それにより下方冷却室からの冷却剤がヘッド内
の上方冷却室に至ることが出来ない請求項10に記載の
シリンダヘッドを形成する方法。 - 【請求項16】 第1通路が燃料インジェクタを受け入
れるように形成された通路に隣接した一対のエグゾース
トポート間の上方冷却室を交差する請求項10に記載の
シリンダヘッドを形成する方法。
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