JPH10145533A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH10145533A
JPH10145533A JP8295286A JP29528696A JPH10145533A JP H10145533 A JPH10145533 A JP H10145533A JP 8295286 A JP8295286 A JP 8295286A JP 29528696 A JP29528696 A JP 29528696A JP H10145533 A JPH10145533 A JP H10145533A
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film
magnetic
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JP8295286A
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Akira Tazawa
昌 田澤
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、搬送路に設けられる磁気記録再生
手段、開口部、給送手段等に付着したごみ等を外部から
掃除でき、また搬送路に繰り出した状態の透過原稿を取
り出せる構造を備えた画像入力装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 透過原稿21を照明する照明手段6と、
透明原稿の読取範囲に形成される開口部10、19と、
開口部を介して、照明手段によって照明される透過原稿
の画像を読み取る読取手段25と、透過原稿を給送する
給送手段12、20とを備える画像入力装置において、
開口ぶを外部から視認可能な視認機構1a、1b、2を
設けてあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルム等の
透過原稿の画像を読み取る画像入力装置に係り、特に長
尺フィルム用画像入力装置の保守の容易化を図る構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】カメラで撮影したフィルム画像を読み取
る画像入力装置は、フィルムスキャナとして知られてい
る。このフィルムスキャナは、ネガフィルムやリバーサ
ルフィルムの画像を読み取り、それをパーソナルコンピ
ュータに取り込むために使用されている。
【0003】従来市販されている35mmフィルムは、
現像時にストリップ状もしくはマウント状となる。そこ
で、従来、一般的に使用されているフィルムスキャナ
は、スライドマウントに収納したフィルムの画像を読み
取ることや、ストリップフィルムの場合は専用のホルダ
に収納してその画像を読み取ることを目的に構成されて
いる。
【0004】これに対し、現像後もカートリッジに収納
したままで取り扱い、磁気情報も付加できる新規格のフ
ィルムが提案されている。従来のフィルムスキャナは、
カートリッジに収納された長尺フィルム(以下「ロール
フィルム」という)の画像を読み取ることはできない。
そこで、ロールフィルム専用のフィルムスキャナが別に
提案されている(例えば、特開平7−240874号公
報)。
【0005】このロールフィルム専用のフィルムスキャ
ナでは、カートリッジを装填部に装填すると、自動的に
ロールフィルムが搬送路に繰り出される。搬送路には、
フィルムを給送する対ローラ、フィルムの磁気記憶領域
の磁気情報を読み取り、また書き込むための磁気ヘッ
ド、画像読み取り用の開口部たるアパーチャ等が配置さ
れる。搬送路のフィルムをアパーチャを介して照明する
と、透過光が画像読取手段に導かれ、各コマの画像が読
み取られる。上記公報では、画像読取手段にエリアセン
サを用い、ビデオモニタの画面に各コマの画像を表示で
きる技術が開示されている。
【0006】ここに、ロールフィルム専用のフィルムス
キャナは、一般にカートリッジの装填部のみが外部に露
出可能に構成され、以降のロールフィルムの搬送路等は
密閉され、外部から覗き見ることはできない構造になっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ロールフィルム専用の
フィルムスキャナでは、搬送路に配置される磁気ヘッ
ド、画像読み取り用のアパーチャ、対ローラ等にごみや
汚れが付着することが想定される。しかし、従来のフィ
ルムスキャナは、密閉構造であり、それらの各部を外部
から掃除等できる構造になっていない。したがって、か
かる場合に従来では、次のような不都合が生ずる。
【0008】磁気ヘッドにごみや汚れが付着すると、正
常に磁気情報の読み書きができない場合がある。画像読
み取り用のアパーチャにごみや汚れが付着すると、読み
取った画像に異物が写っていたりする場合がある。ま
た、対ローラにごみや汚れが付着すると、ローラの摩擦
係数が低下し、フィルムとローラとの間でスリップが生
じ、フィルム給送が正確に行えないことになる。
【0009】また、ロールフィルム専用のフィルムスキ
ャナでは、使用中にフィルムが何らかの原因で搬送路に
詰まってしまい、カートリッジへの巻き戻し等ができな
い場合が想定される。しかし、従来のフィルムスキャナ
は、ロールフィルムが搬送路に繰り出された状態では、
カートリッジを装填部から取り出すことができない。し
たがって、かかる場合に従来では、無理に引き出せばロ
ールフィルムに損傷を与える。
【0010】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたもので、搬送路に設けられる磁気記録再生手段、
開口部、給送手段等に付着したごみ等を外部から掃除で
き、また搬送路に繰り出した状態の透過原稿を取り出せ
る構造を備えた画像入力装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像入
力装置は、透過原稿を照明する照明手段と、透明原稿の
読取範囲に形成される開口部と、開口部を介して、照明
手段によって照明される透過原稿の画像を読み取る読取
手段と、透過原稿を給送する給送手段とを備える画像入
力装置において、開口部を外部から視認可能な視認機構
を設けてあることを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の画像入力装置は、透過原
稿を照明する照明手段と、透明原稿の読取範囲に形成さ
れる開口部と、開口部を介して、照明手段によって照明
される透過原稿の画像を読み取る読取手段と、透過原稿
を給送する給送手段と、透過原稿の磁気記憶領域に磁気
情報を書き込みまたは読み取る磁気記録再生手段とを備
える画像入力装置において、磁気記録再生手段を外部か
ら視認可能な視認機構を設けてあることを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の画像入力装置は、透過原
稿を照明する照明手段と、透明原稿の読取範囲に形成さ
れる開口部と、開口部を介して入射する透過光を受けて
透過原稿の画像を読み取る読取手段と、透過原稿を給送
する給送手段とを備える画像入力装置において、給送手
段を外部から視認可能な視認機構を設けてあることを特
徴とする。
【0014】請求項4に記載の画像入力装置は、請求項
1に記載の画像入力装置において、視認機構は、開口部
を外部に露出可能にする機構であることを特徴とする。
請求項5に記載の画像入力装置は、請求項2に記載の画
像入力装置において、視認機構は、磁気記録再生手段を
外部に露出可能にする機構であることを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の画像入力装置は、請求項
3に記載の画像入力装置において、視認機構は、給送手
段を外部に露出可能にする機構であることを特徴とす
る。
【0016】(作用)請求項1に記載の画像入力装置で
は、開口部は、外部から視認できる。したがって、開口
部にごみ等が付着していないかを外部から観察できる。
具体的には、開口部は、外部に露出可能にできる(請求
項4)。この場合には、開口部に外部から例えば空気を
吹き付けるなどして掃除をすることができる。
【0017】請求項2に記載の画像入力装置では、磁気
記録再生手段は、外部から視認できる。したがって、磁
気記録再生手段にごみ等が付着していないかを外部から
観察できる。具体的には、磁気記録再生手段は、外部に
露出可能にできる(請求項5)。この場合には、磁気記録
再生手段に外部から例えば空気を吹き付けるなどして掃
除をすることができる。
【0018】請求項3に記載の画像入力装置では、給送
手段は、外部から視認できる。したがって、給送手段に
ごみ等が付着していないかを外部から観察できる。具体
的には、給送手段は、外部に露出可能にできる(請求項
6)。この場合には、給送手段に外部から例えば空気を
吹き付けるなどして掃除をすることができる。また、請
求項4乃至請求項6に記載の画像入力装置では、開口
部、磁気記録再生手段、給送手段が、外部に露出可能で
あるので、透過原稿が給送されている状態で詰まってし
まった場合に、透過原稿に損傷を与えることなく取り出
すことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1、図2は、本発明の実施形態の
画像入力装置の断面図である。図1は閉状態を示し、図
2は、開状態を示す。図3は、カートリッジの外観図で
ある。図4は、本発明の実施形態の画像入力装置の電気
的構成のブロック図である。なお、本実施形態は、請求
項1〜請求項6に対応する。
【0020】図1、図2において、この画像入力装置
は、1aと1bの2つの筐体で構成される。筐体1aと
筐体1bとは、それぞれの一端(図中右方)がヒンジ2
によって回転可能に連結され、このヒンジ2を支点とし
て図中左方の他端が開閉可能となっている。そして、筐
体1aと筐体1bの開閉の禁止と解除を行うため、筐体
1aの他端に爪部3を設け、筐体1bの他端にロックレ
バー4を設けてある。
【0021】ロックレバー4は、ロック部4aと開閉つ
まみ部4bとを備え、図中紙面の表裏方向にスライド可
能である。開閉つまみ部4bを図中紙面の表裏方向の一
方へ移動させると、ロック部4aが爪部3に係合し、筐
体1aと筐体1bの開閉が禁止され閉じた状態にロック
される(図1)。この状態で、開閉つまみ部4bを図中
紙面の表裏方向の他方へ移動させると、ロック部4aと
爪部3との係合が解除され、開閉が可能となり、外部か
ら装置内部を観察できることになる(図2)。
【0022】さて、筐体1aには、照明ベース5が収納
される。照明ベース5には、光源6とトーリックミラー
7と40度反射ミラー8とが固定配置される。そして、
筐体1aの筐体1bとの接離側には、フィルムガイド9
が設けられる。光源6の出射光は、トーリックミラー7
に入射し、ここで光束が調節されて反射され、40度反
射ミラー8に入射する。40度反射ミラー8は、入射光
をフィルムガイド9に向けて反射する。
【0023】フィルムガイド9には、40度反射ミラー
8での反射光が通る位置にスリット状のアパーチャ10
が開けられている。また、フィルムガイド9には、この
アパーチャ10の図中左方に磁気ヘッド11が配置され
る。そして、アパーチャ10の図中右方には、テンショ
ンローラ12がフィルムガイド9の面に平行に回転自在
に支持されている。
【0024】なお、光源6は、例えば、R(赤)、G
(緑)、B(青)の3色の発光ダイオード(以下「LE
D」という)を備える。この場合には、光源6は、3色
のLEDを切り替えて点灯する。また、光源6は、白色
光源でも良い。この場合は、R(赤)、G(緑)、B
(青)の3色のフィルタを備えることがある。そして、
3色のフィルタを備える場合には、3色のフィルタの切
替機構を備える。
【0025】次に筐体1bでは、筐体1aとの接離側に
おいて、図中左方の他端側にカートリッジ13の装填室
14が設けられ、ヒンジ2側に巻き取り室15が設けら
れ、これらの間にフィルムガイド16が設けられる。巻
き取り室15には、巻き取りスプール17とこれを回転
駆動するDCモータ18とが設けられる。フィルムガイ
ド16には、スリット状のアパーチャ19がアパーチャ
10に対応した位置に開けられている。そして、テンシ
ョンローラ12と対をなすスキャンローラ20が、フィ
ルムガイド16の面に平行に回転自在に支持されてい
る。なお、このスキャンローラ20を回転駆動するステ
ップモータ38(図4参照)が設けられる。
【0026】カートリッジ13は、具体的には、図3に
示すように、円筒状のケース71の長手方向の両端にカ
ートリッジスプール72を回転自在に軸支させてある。
カートリッジスプール72には、ロールフィルム21が
全体的に巻き取られ、ケース71の内部に収納されてい
る。ケース71の側方には、ロールフィルム21の出入
口たる開口73が設けてある。なお、ロールフィルム2
1には、画像記憶領域81、パーフォレーション82、
83、磁気記憶領域84等が設けられる。
【0027】装填室14には、図示省略したが、カート
リッジスプール72が係合するフォーク軸が設けられ
る。このフォーク軸は、DCモータ18の回転軸に歯車
機構を介して連結されている。つまり、カートリッジス
プール72と巻き取りスプール15は、同一のDCモー
タ18によって駆動されるようになっている。これによ
りロールフィルム21がカートリッジ13から引き出さ
れ、磁気ヘッド11、アパーチャ(10、19)、対ロ
ーラ(12、20)を通過して巻き取りスプール15に
巻き取られ、またカートリッジ13への巻き戻しが行わ
れる。
【0028】ここに、プリスキャン時や磁気情報の読み
取り時のフィルムの給送、さらには読み取りとは無関係
な単なるフィルムの給送は、主としてDCモータ18に
より回転する巻き取りスプール17を使用して行われ
る。この時には、テンションローラ12は、スキャンロ
ーラ20から離反する方向へ移動する。これは、ロール
フィルム21の通過を円滑にするとともに、ロールフィ
ルム21やスキャンローラ20に傷が付くのを防止する
ためである。
【0029】そして、本スキャン時の画像読み取り時で
は、テンションローラ12がスキャンローラ20に向け
て付勢され、ステップモータ38による間欠的なフィル
ム移動が行われる。アパーチャ10を通過した光は、ロ
ールフィルム21の一面を幅方向に沿った所定範囲を照
明する。そして、ロールフィルム21の透過光が、アパ
ーチャ19を通り、筐体1b内に向けて進む。なお、ア
パーチャ(10、19)は、スリット状に構成され、ロ
ールフィルム21の弛みやごみの付着を極力抑制する働
きがある。
【0030】筐体1b内には、メカボディ22が収納さ
れる。このメカボディ22には、45度反射ミラー23
と投影レンズ24とラインセンサ25とが固定配置され
ている。45度反射ミラー23は、アパーチャ19を通
過して来た光を投影レンズ24に向けて反射する。投影
レンズ24は、入射光の像をラインセンサ25の受光面
に結像させる。
【0031】ラインセンサ25は、1列に配置される複
数の光電変換部である画像蓄積部と画像蓄積部に蓄積さ
れた電荷を転送する転送部とを備える。このラインセン
サ25は、1列に配置される複数の光電変換部の受光面
をロールフィルム21の移動方向と直交させて配置され
る。ラインセンサ25に蓄積された電荷を走査する方向
が主走査方向である。この主走査方向は、本実施形態で
は、複数の光電変換部の配置方向と一致する。また、ラ
インセンサ25とロールフィルム21の相対的な移動方
向が副走査方向である。この副走査方向は、本実施形態
では、ロールフィルム21の移動方向と一致する。
【0032】このラインセンサ25は、白黒イメージセ
ンサかカラーイメージセンサかの何れかである。白黒イ
メージセンサに使用される光源6は、R(赤)、G
(緑)、B(青)の3色の光を切り替える光源または白
色光源である。カラーイメージセンサに使用される光源
6は、白色光源である。そして、筐体1bの内底部とメ
カボディ22の底部との間には、回路基板26が設けら
れる。回路基板26には、図4に示す中央処理装置(以
下「CPU」という)28、メモリ29、インタフェー
ス回路(以下「IF回路」という)30、モータ駆動回
路31、32、磁気信号処理回路33、ラインセンサ駆
動回路34、信号処理回路35、A/D変換器36、光
源駆動回路37等が配置される。
【0033】なお、IF回路32は、ホストコンピュー
タ50に接続される。ホストコンピュータ50は、モニ
タ画面を有する表示装置51と、キーボード・マウス等
からなる入力装置52とを備える。モータ駆動回路31
は、CPU28の制御下に、DCモータ18を回転駆動
する。これにより前述したフィルム給送が行われる。モ
ータ駆動回路32は、CPU28の制御下に、ステップ
モータ38を回転駆動する。これにより対ローラ(1
2、20)がステップ状に回転し、ロールフィルム21
の副走査方向への間欠的な送り動作のフィルム給送が行
われる。
【0034】磁気ヘッド11は、磁気信号処理回路33
の制御下に、磁気記憶領域84の磁気情報を読み取る。
また、磁気ヘッド11は、磁気信号処理回路33の制御
下に磁気記憶領域84への書き込みを行う。磁気信号処
理回路33は、CPU28の制御下に磁気ヘッド11が
読み取った磁気情報をディジタル化してCPU28に与
える。また、磁気信号処理回路33は、CPU28の制
御下に磁気記憶領域84に書き込む情報を磁気ヘッド1
1に与える。
【0035】光源6は、光源駆動回路37の制御下に、
ロールフィルム21を照明する光を射出する。光源6の
出射光は、光学系、アパーチャを介してラインセンサ2
5の受光面に導かれる。ラインセンサ25は、ラインセ
ンサ駆動回路34の制御下に画像の読み取りを行う。ラ
インセンサ駆動回路34は、CPU28の指示に従い、
主として次の制御動作を行う。ラインセンサ駆動回路3
4は、ラインセンサ25の蓄積動作・蓄積時間の制御を
行う。また、ラインセンサ駆動回路34は、蓄積電荷を
信号処理回路35へ掃き出させる主走査の制御を行う。
【0036】信号処理回路35は、CPU28の指示に
従い、ラインセンサ25からの信号を増幅し、信号処理
をし、それをA/D変換器36に与える。信号処理に
は、暗電流補正、シェーディング補正、CDS(Correl
ated Double Sampling:相関2重サンプリング)、偶奇
補正等の処理が含まれる。A/D変換器36は、信号処
理回路35から送られてくる画像信号を所定ビット数の
ディジタル信号へ変換し、CPU28に与える。ビット
数は、例えば8ビットである。
【0037】CPU28は、メモリ29に設定されてい
るプログラムに従って、主として次の制御動作を行う。
CPU28は、モータ駆動回路31、32、磁気信号処
理回路33、ラインセンサ駆動回路34、光源駆動回路
37を制御してロールフィルム21の読み取り等を行わ
せる。CPU28は、ラインセンサ25の出力に基づき
パーフォレーション82、83の位置検出等を行う。
【0038】また、CPU28は、磁気信号処理回路3
3、信号処理回路35、A/D変換器36を制御して読
み取った磁気情報やフィルム画像を取り込み、メモリ2
9に格納する。さらに、CPU28は、IF回路30を
介してホストコンピュータ50から各種の指令を受け取
る。メモリ29は、プログラムメモリ及びワーキングメ
モリである。IF回路30は、本実施形態では、SCS
I(Small Computer System Interface)である。IF回
路30は、メモリ29に格納されるラインデータ(画像
データ)をホストコンピュータ50へ出力する。また、
IF回路30は、ホストコンピュータ50から送られて
くるコマ指定等の各種の指令やモニタ画面の情報等をC
PU1に与える。
【0039】ホストコンピュータ50は、IF回路30
から受け取った画像データをモニタ画面に表示する。ま
た、ホストコンピュータ50は、キーボードやマウスか
ら入力された指令をIF回路30に与える。以上の構成
において、請求の範囲との対応関係は、次の通りであ
る。透明原稿には、ロールフィルム21が対応する。照
明手段には、主として光源6が対応する。開口部には、
アパーチャ10、19が対応する。読取手段には、主と
してラインセンサ25が対応する。給送手段には、主と
して対ローラ(12、20)が対応する。磁気記録再生
手段には、主として磁気ヘッド11が対応する。外部か
ら視認可能な視認機構及び露出可能にする機構には、筐
体1a、筐体1b、ヒンジ2の全体が対応する。
【0040】以下、本実施形態の画像入力装置の動作を
説明する。爪部3とロックレバー4の係合を解除すれ
ば、筐体1aと筐体1bとを開くことができ、装填室1
4が現れる。カートリッジ13の装填と取り出しは、筐
体1aと筐体1bを開くことで行える。
【0041】このとき、筐体1aと筐体1bとを開く
と、磁気ヘッド11やアパーチャ(10、19)、対ロ
ーラ(12、20)も外部から視認できる開放状態とな
る。したがって、磁気ヘッド11やアパーチャ(10、
19)、対ローラ(12、20)にごみや汚れが付着した
場合でも簡単に掃除でき、装置を最適な状態に保持でき
る。
【0042】また、読み取り動作等の途中で、ロールフ
ィルム21が何らかの原因で搬送路に詰まってしまい、
巻き取りも巻き戻しもできなくなった場合には、装填室
14から巻き取り室15に至る搬送路を開放状態にでき
るので、搬送路に詰まったロールフィルム21を無理せ
ずに簡単に取り出すことができる。なお、以上の説明で
は、2分した筐体をヒンジによって開閉可能とし、一度
に内部の全部を開放できる構造としたが、磁気ヘッド、
アパーチャ、対ローラをそれぞれ各別に外部に開放でき
る構造としても良く、また装填室から巻き取り室に至る
一部範囲を開放できる構造としても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
3に記載の画像入力装置は、開口部、磁気記録再生手
段、給送手段を、それぞれ外部から視認できる。したが
って、それらにごみや汚れが付着したか否かを外部から
観察でき、適宜な措置を採ることができる。
【0044】具体的には、請求項4〜請求項6に記載の
画像入力装置は、開口部、磁気記録再生手段、給送手段
は、それぞれ外部に露出可能にできる。したがって、そ
れらにごみや汚れが付着した場合に簡単にそれらを除去
でき、常に画像入力装置を最適な状態に保持できる。ま
た、請求項4〜請求項6に記載の画像入力装置では、透
過原稿が給送されている状態で詰まってしまった場合
に、透過原稿に損傷を与えることなく取り出すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像入力装置の閉状態の断
面図である。
【図2】本発明の実施形態の画像入力装置の開状態の断
面図である。
【図3】カートリッジの外観図である。
【図4】本発明の実施形態の画像入力装置の電気的構成
のブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b 筐体 2 ヒンジ 3 爪部 4 ロックレバー 4a ロック部 4b 開閉つまみ部 5 照明ベース 6 光源 7 トーリックミラー 8 40度反射ミラー 9、16 フィルムガイド 10、19 アパーチャ 11 磁気ヘッド 12 テンションローラ 13 カートリッジ 14 装填室 15 巻き取り室 17 巻き取りスプール 18 DCモータ 20 スキャンローラ 21 ロールフィルム 22 メカボディ 23 45度反射ミラー 24 投影レンズ 25 ラインセンサ 26 回路基板 28 中央処理装置(CPU) 29 メモリ 30 インタフェース回路(IF回路) 31、32 モータ駆動回路 33 磁気信号処理回路 34 ラインセンサ駆動回路 35 信号処理回路 36 A/D変換器 37 光源駆動回路 38 ステップモータ 50 ホストコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過原稿を照明する照明手段と、 前記透明原稿の読取範囲に形成される開口部と、 前記開口部を介して、前記照明手段によって照明される
    前記透過原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記透過原稿を給送する給送手段とを備える画像入力装
    置において、 前記開口を外部から視認可能な視認機構を設けてあるこ
    とを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 透過原稿を照明する照明手段と、 前記透明原稿の読取範囲に形成される開口部と、 前記開口部を介して、前記照明手段によって照明される
    前記透過原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記透過原稿を給送する給送手段と前記透過原稿の磁気
    記憶領域に磁気情報を書き込みまたは読み取る磁気記録
    再生手段と、 を備える画像入力装置において、 前記磁気記録再生手段を外部から視認可能な視認機構を
    設けてあることを特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 透過原稿を照明する照明手段と、 前記透明原稿の読取範囲に形成される開口部と、 前記開口を介して、前記照明手段によって照明される前
    記透過原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記透過原稿を給送する給送手段とを備える画像入力装
    置において、 前記給送手段を外部から視認可能な視認機構を設けてあ
    ることを特徴とする画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記視認機構は、前記開口部を外部に露
    出可能にする機構であることを特徴とする請求項1に記
    載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記視認機構は、前記磁気記録再生手段
    を外部に露出可能にする機構であることを特徴とする請
    求項2に記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記視認機構は、前記給送手段を外部に
    露出可能にする機構であることを特徴とする請求項3に
    記載の画像入力装置。
JP8295286A 1996-11-07 1996-11-07 画像入力装置 Pending JPH10145533A (ja)

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