JP3504390B2 - 画像入力装置 - Google Patents
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Description
詳しくは透過原稿を収納したカートリッジを装填する装
填室を有し、このカートリッジから送出された上記透過
原稿に記録された画像を読取手段により読み取り、デジ
タル信号に変換する画像入力装置に関するものである。
PCという。)等の高性能化および低価格化に伴って、
例えばCCD等のイメージセンサによって原稿を走査す
ることによりPC等に対して画像入力を行なうことので
きる画像入力装置、いわゆるイメージスキャナ等が種々
実用化されており、低価格なパーソナルユースのものに
ついても一般的に普及している。
原稿を読み取るために、透過照明手段等を具備すること
により、例えば写真フィルム等の透過原稿を読み取るこ
とのできる画像入力装置、いわゆるフィルムスキャナ等
についても、種々実用化がなされている。
等においては、近年、ロール状フィルムを、常にフィル
ムカートリッジ内に収納するようにしたものが提案され
ている。即ち、写真撮影等を行なう際には、ロール状フ
ィルムが収納されたフィルムカートリッジをカメラ等の
本体内に装填し、このカメラ内のフィルム給送機構等に
よってカートリッジ内のフィルムを外部に送り出して露
光動作を行なった後、この露光済みのフイルムをカート
リッジ内に巻き戻すようにしたものである。
を現像する際には、このフィルムが収納されたカートリ
ッジを現像装置に装填し、この現像装置のフィルム給送
機構等によってカートリッジ内のフィルムを外部に送り
出して現像処理を行なった後、この現像済みのロール状
フィルムを、再びフィルムカートリッジ内に巻き戻して
収納するようにしたものである。
が収納されたフィルムカートリッジの概略を示す外観斜
視図であって、図10は、フィルムがカートリッジ内に
収納されている状態を示し、図11は、フィルムがカー
トリッジ内より外部に送り出されている状態をそれぞれ
示している。
ムカートリッジ2内には、スプール軸2cが回転自在に
配設されており、このスプール軸2cにロール状フィル
ム19が巻回されて収納されている。
ルム出入口部2aにおいては、このフィルムカートリッ
ジ2内に収納されたフィルム19を遮光するための遮光
部材であるシャッタ機構を構成するシャッタ2bが回動
自在に配設されている。このシャッタ2bは、図10に
おいて回転軸S周りに回動するように配設されており、
開閉することができるようになっている。
トリッジ2内を光密状態に保持する(図10参照)一
方、その開状態においては、上記ロール状フィルム19
をカートリッジ2の外部へと送り出すことができるよう
になっている(図11参照)。
れたロール状フィルムに対応するフィルムスキャナとし
ては、例えば特開平5−75922号公報、特開平5−
145838号公報等によって、種々の提案がなされて
いる。
に開示されているフィルム画像入力装置(以下、フィル
ムスキャナという。)においては、ロール状フィルムの
収納されたフィルムカートリッジをフイルムスキャナ本
体より排出させるための手段としては、手動もしくは電
動によってカートリッジホルダをスキャナ本体に対して
移動させるようにしたものが提案されている。
ジをスキャナ本体内に対して挿脱するためのカートリッ
ジ排出機構についての例示である。この図12に示すよ
うに、スキャナ本体101には、フィルムカートリッジ
102を装填するためのカートリッジホルダ103が、
その一端部において回動自在に軸支されており、このカ
ートリッジホルダ103がスキャナ本体101の側方に
向けて回動することによって開閉するようになってい
る。この開閉動作を行なわせるためには、例えば操作部
材等を配設し、これに連動する機構を設け、上記操作部
材等を操作することで、カートリッジホルダ103の開
閉を行なうようになっている。
22号公報においては、スキャナ本体に対してカートリ
ッジホルダを摺動自在に配設し、このカートリッジホル
ダがスキャナ本体より外方に向けて突出した状態のとき
に、フィルムカートリッジの挿脱を行なうようにしたも
のについての例示もなされている。
によって開示されているフィルムプレーヤにおいては、
フィルムカートリッジの挿脱(排出)機構についての具
体的な手段の記述はなされていない。
5−75922号公報に開示されている手段によれば、
フィルムカートリッジの排出機構について、例えば手動
によって操作するようにした場合には、図12に示すよ
うに、フィルムカートリッジ102をカートリッジホル
ダ103内より取り出す際に、手動操作に連動してフィ
ルムカートリッジ102がスキャナ本体101の側方も
しくは外方に向けて突出した状態となるようになってい
るので、フィルムがフィルムカートリッジ102内より
送り出された状態であった場合には、フィルムカートリ
ッジ102の排出操作が行なわれるとフィルムに損傷等
を与えてしまうということが考えられる。
は、フィルムカートリッジをスキャナ本体内より取り出
す場合には、フィルムがカートリッジ内に確実に収納さ
れている状態となっている必要がある。そこで、フィル
ムがカートリッジ内に完全に収納されるまでは、手動に
よるカートリッジを排出させるための操作を行なって
も、上記カートリッジホルダ103が開状態とならない
ようにする等の対策が必要となる。
より送り出されているかどうかを検出するための機構、
および、フィルムがカートリッジ102内より送り出さ
れている状態であることが検出された場合にフィルムカ
ートリッジ102の排出操作を行なうための操作部材等
やフィルムホルダ103が開状態とならないようにロッ
クするための機構等が必要となる。
に開示されている手段によれば、スキャナ本体内に各機
構等を配置するための空間を確保する必要があるので装
置自体の大型化、および製造コストの上昇につながって
しまうという問題点があると共に、機構が複雑となって
しまうので、装置の信頼性が低下してしまうことも考え
られる。
ついて、例えば電動によって動作するようにした場合に
は、例えば操作部材等の誤操作が行なわれた場合におい
ては、フィルムがカートリッジ内に収納された後に、フ
ィルムカートリッジの排出動作が行なわれるようにシー
ケンスを設定することで、上述のような事故等を防止す
ることができると共に、手動操作の場合に比較して一連
の動作をスイッチ等の操作部材の操作のみによって行な
うようにすることができるので、装置の操作性が向上
し、さらに商品性も上がることとなるが、フィルムカー
トリッジ挿脱機構を駆動させるための駆動用モータ等を
新たに配設する必要があり、コストアップおよび装置自
体の大型化につながるという問題点については解消する
ことができない。
し、ロール状フィルムが収納されたフィルムカートリッ
ジに対応する画像入力装置におけるフィルムカートリッ
ジ排出機構において、誤操作等によって生じるフィルム
の損傷等の事故を防止し、操作性の向上に寄与すると共
に、フィルムカートリッジ排出機構を配設することに伴
う製造コストの上昇を最小限に抑え、装置の小型化に寄
与することのできる画像入力装置を提供するにある。
置は、透過原稿を収納したカートリッジを装填する装填
室を有し、このカートリッジから送出された上記透過原
稿に記録された画像を読取手段により読み取り、デジタ
ル信号に変換する画像入力装置において、画像読み取り
時においては、上記読取手段は通常の原稿読み取り範囲
を走査移動し、カートリッジ排出信号が出力されると、
上記読取手段は上記通常の読み取り範囲を越えて移動す
ることにより、上記カートリッジを装填室より取り出し
可能に排出させるカートリッジ排出機構を動作させるこ
とを特徴とする。
トリッジを装填し、このカートリッジより送出されたフ
イルムに記録されている画像を読み取り、デジタル信号
に変換する画像入力装置において、上記フィルムに対し
所定の画像読み取り範囲を走査移動して画像を読み取る
読取手段と、装填された上記カートリッジを取り出し可
能に排出させるカートリッジ排出機構と、上記カートリ
ッジを排出する排出信号が出力された時、上記送出され
たフィルムをカートリッジ内に収納する巻戻手段と、さ
らに、上記読取手段は、この読取手段の所定の画像読み
取り範囲を越えて移動し、上記カートリッジ排出機構を
動作させるカートリッジ排出手段と、を具備しているこ
とを特徴とする。
入口を遮光可能に開閉する遮光部材を有するカートリッ
ジを装填し、このカートリッジの上記出入口より送出さ
れたフイルムに記録されている画像を読み取り、デジタ
ル信号に変換する画像入力装置において、上記フィルム
に対し所定の画像読み取り範囲を走査移動して画像を読
み取る読取手段と、装填された上記カートリッジを取り
出し可能に排出させるカートリッジ排出機構と、上記カ
ートリッジを排出する排出信号が出力されると、上記送
出されたフィルムをカートリッジ内に収納する巻戻駆動
手段と、上記巻戻駆動手段による巻き戻し動作の終了信
号を発する巻戻終了信号発生手段と、上記巻戻終了信号
発生手段により終了信号が出力されると、上記読取手段
をこの読取手段の所定の画像読み取り範囲を越えて移動
させる移動手段と、上記移動手段による読取手段の上記
所定の画像読み取り範囲を越えた範囲の移動に応じて、
上記カートリッジの遮光部材を閉駆動する遮光部材開閉
駆動手段と、さらに、上記移動手段による読取手段の上
記所定の画像読み取り範囲を越えた範囲の移動に応じ
て、上記カートリッジ排出機構を動作させるカートリッ
ジ排出手段と、を具備していることを特徴とする。
み取り時においては、読取手段は通常の原稿読み取り範
囲を走査移動し、カートリッジ排出信号が出力される
と、読取手段は通常の読み取り範囲を越えて移動するこ
とにより、カートリッジを装填室より取り出し可能に排
出させるカートリッジ排出機構を動作させる。
の画像読み取り範囲を走査移動して画像を読み取り、カ
ートリッジ排出機構により装填されたカートリッジを取
り出し可能に排出させる。このとき、カートリッジを排
出する排出信号が出力された時、カートリッジ内より送
出されたフィルムを巻戻手段によりカートリッジ内に収
納し、さらに、カートリッジ排出手段により読取手段
を、この読取手段の所定の画像読み取り範囲を越えて移
動させカートリッジ排出機構を動作させる。
定の画像読み取り範囲を走査移動して画像を読み取り、
カートリッジ排出機構により装填されたカートリッジを
取り出し可能に排出させる。このとき、カートリッジを
排出する排出信号が出力されると、カートリッジ内より
送出されたフィルムを巻戻駆動手段によりカートリッジ
内に収納し、巻戻終了信号発生手段により巻戻駆動手段
による巻き戻し動作の終了信号が出力されると、移動手
段により読取手段をこの読取手段の所定の画像読み取り
範囲を越えて移動させ、遮光部材開閉駆動手段は、移動
手段による読取手段の所定の画像読み取り範囲を越えた
範囲の移動に応じて、カートリッジの遮光部材を閉駆動
する。さらに、移動手段による読取手段の所定の画像読
み取り範囲を越えた範囲の移動に応じて、カートリッジ
排出手段が、カートリッジ排出機構を動作させる。
本発明を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
の画像入力装置の概略を示す外観斜視図である。なお、
この図1においては、画像入力装置の概略を簡単に説明
するための図であるので、図面の煩雑化を避けるために
各部材の詳細については、その形状を省略して図示し、
詳細については後述するものとする。
体1の上面側には、透過原稿であるロール状フィルムの
収納されたフィルムカートリッジ2の挿脱を行なうため
の開口部3が設けられており、この開口部3の一端部に
は、上記本体1に対して回動自在に軸支された蓋部材4
が設けられ、この蓋部材4の回動によって上記開口部3
が開状態および閉状態とされるようになっている。そし
て、この蓋部材4が開状態とされたときに、上記カート
リッジ2の挿脱(排出)動作が行なわれるようになって
いる。
には、この画像入力装置全体の電源をオン(ON)/オ
フ(OFF)するための操作スイッチ(SW)5が設け
られ、また、本体1の他の側面には、例えばPC等のデ
ジタル機器(図示せず)等とを接続し、この画像入力装
置によって読み取った透過原稿であるフイルム等に記録
されている画像情報等やPC側からの制御信号等の通信
を行なうための接続端子であるインターフェース(以
下、I/Fという。)コネクタ6,7等が配設されてい
る。そして、このI/Fコネクタ6,7には、それぞれ
ケーブル8,9が接続されており、これを経由してPC
等のデジタル機器等と接続することができるようになっ
ている。
装置の内部機構の要部を取り出して示す要部概略斜視図
である。
本体1(図2においては図示せず。図1参照。)内に配
置される副走査機構等の各機構を支持するシャーシ9が
設けられており、このシャーシ9には、ガイド手段であ
り結像レンズ移動手段であるリードスクリューシャフト
10とガイドシャフト11とが、結像レンズ(後述す
る)の光軸と直交する方向に、それぞれ平行に張架され
ている。
0、ガイドシャフト11上には、フィルム等の透過原稿
を透過する光を結像する光学手段である結像レンズ13
と、この結像レンズ13により結像した光をフィルムと
原稿読み取り範囲で相対的に移動走査することで電気信
号に変換する光電変換手段であり撮像素子であり、また
フィルムに対し所定の画像読み取り範囲を走査移動して
画像を読み取る読取手段でもあるCCDラインセンサ1
2等が配置され、カートリッジ排出機構を動作させるカ
ートリッジ排出手段であるキャリッジ14が配設されて
おり、また、上記シャーシ9の側面部外側にはステッピ
ングモータ15等が配設されていて、これにより、上記
キャリッジ14を副走査方向(図2において矢印X方
向)に移動させるようになっている。
軸の先端部にはピニオンギアー16が軸支されており、
このピニオンギアー16は、上記リードスクリューシャ
フト10と同軸上に軸支されている減速ギア17と噛合
している。また、上記キャリッジ14にはフォロワピン
(図示せず)が一体的に固植されており、このフォロワ
ピンが上記リードスクリューシャフト10のリード溝に
係合されている。これにより、上記ステッピングモータ
15の回転駆動力が、その回転軸に配設されたピニオン
ギアー16、減速ギアー17、リードスクリューシャフ
ト10へと伝達されて、上記キャリッジ14を副走査方
向へと移動させるようになっている。
された透過原稿であるロール状フィルム19は、巻取ス
プール20に巻き付いた状態において、上記キャリッジ
14上の結像レンズ13の光軸Lと直交するように配置
されている。
その前方に向けてステー22が一体的に配設されてお
り、このステー22は、上記フィルム19を挟んで反対
側に回り込むように形成されている。そして、このステ
ー22の先端部には、例えば蛍光燈等からなる照明手段
である光源21が配設されており、上記フィルム19を
透過して照明するようになっている。
態の画像入力装置についての動作を、以下に説明する。
ィルムカートリッジ2内より送り出されたロール状フィ
ルム19は、この画像入力装置の巻取スプール20に巻
き取られる。このとき、上記フィルム19は、上記光源
21と上記結像レンズ13の間において、結像レンズ1
3の光軸と直交するように配置されている。そして、上
記光源21によって照射された光は、上記フィルム19
を透過し、結像レンズ13によって集光され、上記フィ
ルム19に記録された画像情報がCCDラインセンサ1
2の受光素子上に結像する。この画像情報は、上記CC
Dラインセンサ12によって電気信号に変換されて、画
像入力装置内に配設されており、上記CCDラインセン
サ12によって電気信号に変換された信号をデジタル化
する回路手段であるデジタル変換回路部(図示せず)等
に送られてデジタル信号に変換されることとなる。
コマNの画像情報等の読み取り動作について説明する
と、まず、上記ステッピングモータ15が回転駆動され
ることによって、上述したように、上記リードスクリュ
ーシャフト10、ガイドシャフト11上を、上記キャリ
ッジ14が副走査方向(図2における矢印X方向)に移
動する。このとき、上記CCDラインセンサ12は主走
査方向(図2において矢印Y方向)の画像を読み取るよ
うになっている。そして、上記CCDラインセンサ12
は主走査方向の画像情報を読み取りながら、上記キャリ
ッジ14の副走査方向(図2における矢印X方向)への
移動に伴って移動して、上記フィルム19の所望の撮影
コマN全体についての画像情報等の読み取りが行なわれ
る。
置におけるフィルムカートリッジの排出機構の構成と、
このカートリッジ排出機構によってフィルムカートリッ
ジが排出される際の動作について、以下に説明する。
フィルムカートリッジの排出機構の要部について示す図
であって、この画像入力装置の正面側から見た際の縦断
面図である。なお、図3は、カートリッジ内より送り出
されたロール状フィルムの所望の1コマを読み取ってい
る際の状態を示しており、図4は、カートリッジがカー
トリッジ装填室より排出される際の状態を示している。
また、図5は、カートリッジがカートリッジ装填室に装
填され、この位置に保持される際の状態を示している。
なお、図面の煩雑化を避けるために、図3においては、
フィルムカートリッジ2内より送り出されているロール
状フィルムについては、その図示を省略している。
体1内において上記蓋部材4が配置されている位置に、
フィルムカートリッジ2を収納するカートリッジ装填室
31が配設されている。
33が一体的に形成されている。また、上記蓋部材4
は、本体1との回動中心に巻回され、その両端部を本体
1および蓋部材4のそれぞれに係止されたバネ部材44
によって、その開方向、即ち、図3における反時計方向
に向けて常に付勢されている。
ィルムカートリッジ2内に回転自在に軸支されロール状
フィルムが巻回されているスプール軸(図示せず)を保
持するスプール保持軸29が植設されており、上記蓋部
材4が閉状態にあるときには、上記カートリッジ2のス
プール軸は、上記スプール保持軸29aによってカート
リッジ装填室31内において上方より回転自在に保持さ
れている。
1内の底面部には、その上方に突出するようにスプール
保持軸29bが配設されており、これにより、上記カー
トリッジ2のスプール軸がカートリッジ装填室31内に
おいて下方より回転自在に保持されるようになってい
る。
ートリッジを排出方向に付勢する付勢手段であるカート
リッジ排出用バネ32が巻回されており、カートリッジ
装填室31内に収納されたフィルムカートリッジ2を上
方、即ち、カートリッジ排出方向に付勢するようになっ
ている。
係止手段である係止部材35が回動自在に軸支されてい
る。そして、この係止部材35の一端部の爪部は、上記
蓋部材4の閉状態において、上記蓋部材4の爪部材33
と係合することで、上記蓋部材4の閉状態を保持するよ
うになっている。
心に巻回され、その両端部を本体1内の構造部材34に
係止されたバネ部材51によって、図3において反時計
方向に付勢されている。
おけるフィルムカートリッジ排出機構の操作について、
以下に説明する。
2は、本体1内のカートリッジ装填室31内に収納され
ており、上記蓋部材4が閉状態とされている。このと
き、上述したように、上記蓋部材4の爪部材33が、上
記係止部材35の一端部の爪部と係合して、上記蓋部材
4はその閉状態を保持している。
は、この状態、即ち、上記カートリッジ2がカートリッ
ジ装填室31内に収納され蓋部材4が閉状態にある状態
においては、カートリッジ2の底面部によって圧縮され
ている状態にあるので、上記カートリッジ2は上記カー
トリッジ排出用バネ32の付勢力によって上方、即ち、
カートリッジ排出方向へと付勢されている。しかしなが
ら、上述したように、上記蓋部材4の爪部材33と係止
部材35の爪部とが係合していることにより、上記蓋部
材4が閉状態を保持しているので、上記カートリッジ2
はカートリッジ装填室31内に保持されている。つま
り、上記カートリッジ2は、上記蓋部材4によって上記
カートリッジ排出用バネ32の付勢力に抗して装填状態
に押えつけられている。
されたロール状フィルムの所望の1コマを、上記CCD
ラインセンサ12により読み取りが行なわれる際には、
上記キャリッジ14は、上述したように、上記フィルム
に対し所定の画像読み取り範囲を走査移動して画像を読
み取る読取領域、つまり、通常の画像読み取り範囲(図
3において示す範囲R)内を、上記ステッピングモータ
15の回転駆動力によりリードスクリューシャフト10
が回転することで副走査方向に移動する。このとき、画
像入力装置内の光源(図3においては図示せず。図2に
おいて符合21によって示す。)から照射されフィルム
上を透過した光は、結像レンズ13を透過してCCDラ
インセンサ12上に結像し、一連の読み取り動作が行な
われることとなる。
画像入力装置より排出させるための操作部材等が操作さ
れることによって、上記カートリッジ2を排出する排出
信号が出力されると、図4に示すように、上記ステッピ
ングモータ15が駆動されて、その回転駆動力によって
リードスクリューシャフト10が回転し、上記キャリッ
ジ14が通常の画像読み取り範囲(図4において示す範
囲R)を越えて、上記カートリッジ2の装填されている
カートリッジ装填室31の方向に向けてさらに移動し、
上記読取領域に連続して走査方向にある排出領域、つま
り、余裕走査範囲(図4において示す範囲R1)内へと
移動する。すると、上記キャリッジ14の一端部に形成
された係止解除部材40が、上記係止部材35の他端部
に当接し、これをバネ部材51の付勢力に抗して、図4
において時計方向に回動させる。これにより、上記蓋部
材4の爪部材33と上記係止部材35との係止が解除さ
れることとなる。
4の付勢力によって、本体1に対して開方向に回動して
開状態となると同時に、上記カートリッジ2は、カート
リッジ排出用バネ32の上方への付勢力によって一定量
だけ本体1より突出することとなる。これによって、カ
ートリッジ2を容易に取り出すことができることとな
る。
R1の限界位置に到達したこと、もしくは、上記蓋部材
4の爪部材33と係止部材35との係止状態が解除され
たこと、または、フィルムカートリッジ2がカートリッ
ジ装填室31より排出されたこと等を、センサ(図示せ
ず)等によって検出するようになっており、このセンサ
の検出結果に応じて、上記キャリッジ14の移動が停止
することとなる。
の外部に完全に排出されると、キャリッジ14は通常の
画像読み取り範囲R方向に移動して、余裕走査範囲R1
内において停止する。すると、キャリッジ14の係止解
除部材40が、上記係止部材35との当接状態を解除す
るため、この係止部材35は上記バネ部材51の付勢力
によって反時計方向に回動し、上記蓋部材4の爪部材3
3との係止可能位置に復帰する。
ィルムカートリッジ2を本体1内に挿入し、蓋部材4を
その上方より手の指50等によって、上記バネ部材3
2,44の付勢力に抗して下方に向けて押し込むことに
より、上記スプール保持軸29a,29bがカートリッ
ジ2のスプール軸に係合しながら、このカートリッジ2
を押し下げ、さらに上記爪部材33と係止部材35と係
合することにより、上記蓋部材4は閉状態に保持される
と共に、カートリッジ2はカートリッジ装填室31内に
おいて回動自在に保持されることとなる。
の画像入力装置において、装填されたフィルムカートリ
ッジのフイルム出入口部のシャッタを開閉するための開
閉機構を示す図であって、本体上面側より見た際の要部
を示す概略図である。なお、図6は、上記開閉機構が閉
状態となる際の様子を示し、図7は、上記開閉機構が開
状態となる際の様子を示している。なお、この図6、図
7においては、図面の煩雑化を避けるために、上記シャ
ッタ開閉機構に関する部材のみを図示し、他の部材につ
いては省略して図示している。また、フィルムカートリ
ッジの詳細については図10、図11を参照のこと。
14の一端部には一体的に遮光部材開閉駆動手段である
シャッタ開閉ピン67が配設されており、このシャッタ
開閉ピン67には、上記画像入力装置の本体1の固定部
材(図示せず)に回動自在に軸支された従動カムギアー
68が係合されている。また、この従動カムギアー68
と同様に、本体1内には、アイドルギアー69,70が
回動自在に軸支されており、上記従動カムギアー68は
アイドルギアー69と噛合し、このアイドルギアー69
はアイドルギアー70と噛合しており、さらにこのアイ
ドルギアー70は、上記フィルムカートリッジ2のフィ
ルム出入口部2aを開閉する遮光部材であるシャッタ2
bを開閉駆動するシャッタ開閉駆動ギアー71と噛合し
ている。
おけるのフィルムカートリッジのシャッタ開閉機構の動
作を、以下に説明する。なお、ここでは、上記シャッタ
開閉機構によって、カートリッジ2のシャッタが閉状態
となる際の動作を説明するものとする。
て矢印X1方向に移動して通常の読み取り範囲Rから余
裕走査範囲R1内に移動されると、上記キャリッジ14
のシャッタ開閉ピン67が、上記従動カムギアー68を
図6において反時計方向に回動させる。すると、この従
動カムギアー68の回動力は、上記アイドルギアー6
9,70を介して、上記シャッタ開閉駆動ギアー71に
伝達されて、これを回転させる。これにより、このシャ
ッタ開閉駆動ギアー71の回転に連動して、上記カート
リッジ2内のシャッタ(図示せず)が閉方向へと回転す
る。
範囲を移動すると、カートリッジ2のシャッタが完全に
閉状態となる。つまり、上記カートリッジ2のフィルム
出入口部2aが完全に閉状態とされ遮光されることとな
る。そして、上記キャリッジ14が、さらに図6におい
て矢印X1方向に移動することで、上述の図3〜図5に
おいて説明したように、カートリッジ排出機構(図6、
図7においては図示せず。)が動作して、フィルムカー
トリッジ2が本体1より取り出し可能に排出されること
となる。
リッジ2が画像入力装置の本体内のカートリッジ装填室
内に装填され収納されると、上記キャリッジ14は、図
7において矢印X2方向に移動し、通常の読み取り範囲
R内に移動する。
が、上記シャッタ開閉ピン67によって、図7において
時計方向に回動し、この回動力はアイドルギアー69,
70を介して、上記シャッタ開閉駆動ギアー71に伝達
されて、これを回転させる。そして、上記カートリッジ
2のシャッタ(図示せず)を開状態へと回転させること
となる。このとき、上記キャリッジ14は、通常の読み
取り範囲Rの開始位置から図7において示すR3の範囲
内の位置まで移動し、ここで、上記カートリッジ2のシ
ャッタが完全に開状態とされることとなる。つまり、上
記カートリッジ2のフイルム出入口部2aが開状態とさ
れるので、フィルムカートリッジ2内のフイルムを送り
出し、画像情報等の読み取り動作が可能な状態となる。
装置におけるフィルムカートリッジを排出する際の動作
を示すフローチャートである。
像入力装置に接続され、これを制御するPC等の表示装
置(モニタ装置等)の画面上において、上記画像入力装
置の操作を行なうソフトウェアのメニュー画面による操
作、あるいは、上記画像入力装置の本体1上に配設され
ている操作スイッチ(SW)等の操作を行なうこと等に
よって、この画像入力装置内に装填されているフィルム
カートリッジを排出するためのカートリッジ排出信号の
オン(ON)信号が出力される。
入力装置内に配設されている制御手段であるシステムコ
ントローラ等によって、上記画像入力装置内において、
フィルムがフィルムカートリッジ内より外部のフィルム
給送路上に送り出され、読取手段上に給送されているか
どうかの判断が行なわれる。
配設されているフィルムを給送するためのフィルム給送
機構内の各種センサ等による検出情報が、上記システム
コントローラに伝達されるようになっており、これによ
り、フィルムがフィルム給送路上に存在するかどうかの
判断がなされることとなる。
るフィルムに対向する位置に、フォトセンサ等の検出手
段を配設し、これによって、上記ロール状フィルムの幅
方向の一端部に穿設されているパーフォレーション等を
検出し、このパーフォレーションをカウントすることに
よりコマ数等の情報が得られることとなる。
ルムがカートリッジ内より外部に送出されていると判断
された場合には、次のステップS203の処理に進み、
このステップS203において、上記画像入力装置のシ
ステムコントローラは、フィルム巻戻手段であり巻戻駆
動手段である上記フィルム給送機構等を構成するフィル
ム給送モータに対してフィルムの巻戻しを行なう指令を
出力する。
ムがカートリッジ内より外部に送出されていないか、も
しくは、上記ステップS203において、カートリッジ
外部に送出されていたフィルムがカートリッジ内にすべ
て巻き戻されたことが確認されると、巻戻終了信号発生
手段(図示せず)等が上記巻戻駆動手段による巻き戻し
が終了した旨の信号を発生させ、次のステップS204
の処理に進む。
力装置のシステムコントローラは、上記ステッピングモ
ータ(図2中、15)を駆動させて、これによって上記
キャリッジ(14)を移動させ、このキャリッジ(1
4)を余裕走査範囲内に移動させ(図3、図4参照)、
ステップS205の処理に進む。
ッジの余裕走査範囲内への移動に連動して、上記シャッ
タ開閉機構が動作して、フィルムカートリッジのシャッ
タが閉状態とされ(図6参照)、ステップS206の処
理に進む。
記キャリッジが余裕走査範囲の限界位置に到達し、さら
にカートリッジが画像入力装置本体外部の取り出し可能
に排出されたことを、例えばフォトセンサ(図示せず)
等からの信号を受けた後、ステップS207の処理に進
む。
が余裕走査範囲の限界位置に到達したかどうかの判断が
なされる。ここでは、キャリッジが余裕走査範囲の限界
位置に到達するまで、ステップS207の処理が繰り返
される一方、キャリッジが余裕走査範囲の限界位置に到
達したと判断された場合には、次のステップS208の
処理に進み、このステップS208において、上記シス
テムコントローラは、上記ステッピングモータを駆動さ
せて、上記キャリッジを通常の画像読み取り範囲に移動
させた後、一連の動作を終了する。
によれば、ロール状フィルムが収納されたフィルムカー
トリッジに対応する画像入力装置のフィルムカートリッ
ジ排出機構において、フィルムカートリッジを排出させ
る操作を行なった場合に、フィルムがカートリッジ内よ
り外部に送出されている状態である場合には、まず、フ
ィルムをカートリッジ内に巻き戻し、カートリッジのシ
ャッタ開閉機構を閉状態としてから、フィルムカートリ
ッジを取り出し可能に排出するようにしたので、誤操作
等によるフィルムの損傷等の事故を防止することができ
ると共に、カートリッジ排出機構を機械的な動作のみに
よって構成することで、構成部材を最小限に抑えること
ができるので、画像入力装置の小型化、低コスト化に寄
与することができる。
で、カートリッジを排出する排出信号を出力するように
し、フィルムがカートリッジ外部に送出された状態であ
れば、フィルムを自動的に巻き戻すと共に、カートリッ
ジのシャッタを閉状態としてカートリッジを取り出し可
能に排出するための一連の動作を連動するようにしたの
で、操作性の向上に寄与することができる。
入力装置のカートリッジ排出機構を示す図である。な
お、この第2の実施の形態の画像入力装置のカートリッ
ジ排出機構においては、上述の第1の実施の形態のもの
と基本的に同様のものであるので、同一の構成部材につ
いては同じ符合を付して、その詳細な説明は省略し、図
3〜図5を参照するものとする。また、図9においては
フィルムカートリッジがカートリッジ装填室内に装填さ
れている状態を示しているが、これと同時に、上記フィ
ルムカートリッジが排出される際の状態について、点線
によって併せて図示している。
9においては、カートリッジ排出機構のみについて図示
しているが、フィルムカートリッジのシャッタ開閉機構
等の他の機構については、上述の第1の実施の形態と同
様のものを適用するものとする。
の画像入力装置のカートリッジ排出機構は、上述の第1
の実施の形態のカートリッジ排出機構と同様に、読取手
段であるCCDラインセンサ12などが配設されている
キャリッジ14が、通常の読み取り範囲Rを越えて移動
することにより、上記カートリッジ2をカートリッジ装
填室31内より取り出し可能に排出させるようになって
いる。
押圧部材56が一体的に形成されている一方、上記本体
1内の構造部材34にはカートリッジ排出レバー58が
回動自在に軸支されている。このカートリッジ排出レバ
ー58の一腕部は、カートリッジ装填室31の底面側に
配置されるようになっており、カートリッジ装填室31
内に上記カートリッジ2が装填されたときに、その底面
部によって上記カートリッジ排出レバー58の一腕部の
先端部が押圧されるようになっている。
像読み取り範囲Rを越えて、余裕走査範囲R1に移動さ
れたときには、上記押圧部材56が、上記カートリッジ
排出レバー58の他腕部の先端部に当接し、これを押圧
するようになっている。
は、図9において時計方向に回動することとなり、この
とき、上記カートリッジ排出レバー58の一腕部の先端
部は、上記フィルムカートリッジ2の底面部に当接され
ている状態にあるので、これを上方に向けて押し上げる
こととなる。これによって、上記カートリッジ2は本体
1の開口部より上方に突出し、このカートリッジ2は本
体1内より取り出し可能に排出されることとなる。
一腕部の先端部が、カートリッジ装填室31の内壁面に
当接すると、上記キャリッジ14の移動が停止されるこ
ととなる。これによって、上記カートリッジ排出レバー
58はこの位置で保持されることとなり、従って、上記
カートリッジ2も、上述したように、本体1の開口部よ
り上方に突出した状態で保持されることとなるので、上
記カートリッジ2を容易に取り出すことができることと
なる。
態によれば、上述の第1の実施の形態の画像入力装置と
同様の効果を得ることができる。
填室を有し、このカートリッジから送出された透過原稿
へ光を照射する照明手段と、透過原稿を透過する光を結
像する光学手段と、結像した光を透過原稿と原稿読み取
り範囲で相対移動走査することにより電気信号に変換す
る光電変換手段と、変換された信号をデジタル化する回
路手段と、を有する画像入力装置において、上記カート
リッジを装填室より突出または排出させるカートリッジ
排出機構と、上記カートリッジを排出する排出信号が出
力されると、送出された透過原稿をカートリッジ内に収
納する巻戻手段と、上記カートリッジを排出する排出信
号が出力されると、上記光電変換手段の原稿読み取り範
囲を越えて移動し、上記カートリッジ排出機構を動作さ
せるカートリッジ排出手段と、を具備している画像入力
装置。
いて、上記カートリッジは、上記原稿の出入口を遮光可
能に開閉する遮光部材を有し、上記光電変換手段が上記
原稿読み取り範囲を越えた範囲を移動する際に、上記カ
ートリッジの遮光部材を開閉駆動する遮光部材開閉駆動
手段を具備している画像入力装置。
ートリッジを装填し、このカートリッジより送出された
フイルムに記録されている画像を読み取り、デジタル信
号に変換する画像入力装置において、上記フィルムに対
し所定の画像読み取り範囲を走査移動して画像を読み取
る読取手段と、装填された上記カートリッジを取り出し
可能に排出させるカートリッジ排出機構と、上記カート
リッジを排出する排出信号が出力されると、上記読取手
段は、この読取手段の所定の画像読み取り範囲を越えて
移動し、上記カートリッジ排出機構を動作させるカート
リッジ排出手段と、を具備している画像入力装置。
入口を遮光可能に開閉する遮光部材を有するカートリッ
ジを装填し、このカートリッジの上記出入口より送出さ
れたフイルムに記録されている画像を読み取り、デジタ
ル信号に変換する画像入力装置において、上記フィルム
に対し所定の画像読み取り範囲を走査移動して画像を読
み取る読取領域と、この読取領域に連続して走査方向に
ある排出領域とに移動可能な読取手段と、上記カートリ
ッジを排出する排出信号が出力されると、上記読取手段
を、この読取手段の上記排出領域に移動させる移動手段
と、さらに、上記移動手段による読取手段の読取領域か
ら排出領域への移動に応じて、上記カートリッジ排出機
構を動作させるカートリッジ排出手段と、を具備してい
る画像入力装置。
入口を遮光可能に開閉する遮光部材を有するカートリッ
ジを装填し、このカートリッジの上記出入口より送出さ
れたフイルムに記録されている画像を読み取り、デジタ
ル信号に変換する画像入力装置において、上記フィルム
に対し所定の画像読み取り範囲を走査移動し画像を読み
取る読取領域と、この読取領域に連続して走査方向にあ
る排出領域とに移動可能な読取手段と、装填された上記
カートリッジを取り出し可能に排出させるカートリッジ
排出機構と、上記カートリッジを排出する排出信号が出
力されると、上記送出されたフィルムをカートリッジ内
に収納する巻戻駆動手段と、上記巻戻駆動手段による巻
き戻しが終了した旨の信号を発する巻戻終了信号発生手
段と、上記巻戻終了信号発生手段により終了信号が出力
されると、上記読取手段をこの読取手段の上記排出領域
に移動させる移動手段と、上記移動手段による読取手段
の読取領域から排出領域への移動に応じて、上記カート
リッジの遮光部材を閉駆動する遮光部材開閉駆動手段
と、さらに、上記移動手段による読取手段の読取領域か
ら排出領域への移動に応じて、上記カートリッジ排出機
構を動作させるカートリッジ排出手段と、を具備してい
る画像入力装置。
つに記載の画像入力装置において、上記読取手段の走査
移動は、電動駆動による画像入力装置。
記載の画像入力装置において、上記カートリッジ排出手
段は、上記移動手段による読取手段の読取領域から排出
領域へ移動させる駆動力によりカートリッジを排出させ
る方向に力を与えるようにした画像入力装置。
において、上記カートリッジ排出機構は、上記カートリ
ッジを収納する装填室に設けられ装填されたカートリッ
ジを排出方向に付勢する付勢手段と、上記装填室を開閉
可能に設けられ、上記カートリッジを上記付勢手段の付
勢力に抗して装填状態に押えつける蓋部材と、この蓋部
材を閉状態に係止する係止手段とを有し、上記カートリ
ッジ排出手段は、上記移動手段による読取手段の読取領
域から排出領域への移動により、上記カートリッジ排出
機構の係止手段を解除するようにした画像入力装置。
ル状フィルムが収納されたフィルムカートリッジに対応
する画像入力装置におけるフィルムカートリッジ排出機
構において、誤操作等によって生じるフィルムの損傷等
の事故を防止し、操作性の向上に寄与すると共に、フィ
ルムカートリッジ排出機構を配設することに伴う製造コ
ストの上昇を最小限に抑え、装置の小型化に寄与するこ
とのできる画像入力装置を提供することができる。
略を示す外観斜視図。
り出して示した要部概略斜視図。
トリッジの排出機構の要部を正面側から見た際の縦断面
図であって、カートリッジ内より送り出されたフィルム
の所望のコマを読み取っている際の状態を示す図。
トリッジの排出機構の要部を正面側から見た際の縦断面
図であって、カートリッジがカートリッジ装填室より排
出される際の状態を示す図。
トリッジの排出機構の要部を正面側から見た際の縦断面
図であって、カートリッジがカートリッジ装填室に装填
され、この位置に保持される際の状態を示す図。
フィルムカートリッジのフイルム出入口部のシャッタを
開閉するための開閉機構を本体上面側より見た際の要部
概略図であって、上記開閉機構が閉状態となる際の様子
を示す図。
フィルムカートリッジのフイルム出入口部のシャッタを
開閉するための開閉機構を本体上面側より見た際の要部
概略図であって、上記開閉機構が開状態となる際の様子
を示す図。
ートリッジを排出する際の動作を示すフローチャート。
ートリッジ排出機構を示す図。
トリッジの概略を示す外観斜視図であって、フィルムが
カートリッジ内に収納されている状態を示す図。
トリッジの概略を示す外観斜視図であって、フィルムが
カートリッジ内より外部に送り出されている状態を示す
図。
内に対して挿脱するためのカートリッジ排出機構につい
ての例示。
段、撮像素子) 14……キャリッジ(カートリッジ排出手段) 19……フィルム(透過原稿) 31……カートリッジ装填室 67……シャッタ開閉ピン(遮光部材開閉駆動手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 透過原稿を収納したカートリッジを装
填する装填室を有し、このカートリッジから送出された
上記透過原稿に記録された画像を読取手段により読み取
り、デジタル信号に変換する画像入力装置において、 画像読み取り時においては、上記読取手段は通常の原稿
読み取り範囲を走査移動し、 カートリッジ排出信号が出力されると、上記読取手段は
上記通常の読み取り範囲を越えて移動することにより、
上記カートリッジを装填室より取り出し可能に排出させ
るカートリッジ排出機構を動作させることを特徴とする
画像入力装置。 - 【請求項2】 現像済みフィルムが収納されたカート
リッジを装填し、このカートリッジより送出されたフイ
ルムに記録されている画像を読み取り、デジタル信号に
変換する画像入力装置において、 上記フィルムに対し所定の画像読み取り範囲を走査移動
して画像を読み取る読取手段と、 装填された上記カートリッジを取り出し可能に排出させ
るカートリッジ排出機構と、 上記カートリッジを排出する排出信号が出力された時、
上記送出されたフィルムをカートリッジ内に収納する巻
戻手段と、 さらに、上記読取手段は、この読取手段の所定の画像読
み取り範囲を越えて移動し、上記カートリッジ排出機構
を動作させるカートリッジ排出手段と、 を具備していることを特徴とする画像入力装置。 - 【請求項3】 現像済みフィルムが収納され、出入口
を遮光可能に開閉する遮光部材を有するカートリッジを
装填し、このカートリッジの上記出入口より送出された
フイルムに記録されている画像を読み取り、デジタル信
号に変換する画像入力装置において、 上記フィルムに対し所定の画像読み取り範囲を走査移動
して画像を読み取る読取手段と、 装填された上記カートリッジを取り出し可能に排出させ
るカートリッジ排出機構と、 上記カートリッジを排出する排出信号が出力されると、
上記送出されたフィルムをカートリッジ内に収納する巻
戻駆動手段と、 上記巻戻駆動手段による巻き戻し動作の終了信号を発す
る巻戻終了信号発生手段と、 上記巻戻終了信号発生手段により終了信号が出力される
と、上記読取手段をこの読取手段の所定の画像読み取り
範囲を越えて移動させる移動手段と、 上記移動手段による読取手段の上記所定の画像読み取り
範囲を越えた範囲の移動に応じて、上記カートリッジの
遮光部材を閉駆動する遮光部材開閉駆動手段と、 さらに、上記移動手段による読取手段の上記所定の画像
読み取り範囲を越えた範囲の移動に応じて、上記カート
リッジ排出機構を動作させるカートリッジ排出手段と、 を具備していることを特徴とする画像入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21218495A JP3504390B2 (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 画像入力装置 |
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---|---|---|---|
JP21218495A JP3504390B2 (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 画像入力装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0965030A JPH0965030A (ja) | 1997-03-07 |
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Family Applications (1)
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JP21218495A Expired - Fee Related JP3504390B2 (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 画像入力装置 |
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JP (1) | JP3504390B2 (ja) |
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-
1995
- 1995-08-21 JP JP21218495A patent/JP3504390B2/ja not_active Expired - Fee Related
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