JPH1141427A - 画像入力装置及び制御手順を記憶する記憶媒体 - Google Patents

画像入力装置及び制御手順を記憶する記憶媒体

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JPH1141427A
JPH1141427A JP9195349A JP19534997A JPH1141427A JP H1141427 A JPH1141427 A JP H1141427A JP 9195349 A JP9195349 A JP 9195349A JP 19534997 A JP19534997 A JP 19534997A JP H1141427 A JPH1141427 A JP H1141427A
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Nobuhiro Fujinawa
展宏 藤縄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真フィルム等の透過フィルム原稿の画像を
読み取る画像入力装置及び制御手順を記憶する記憶媒体
に関し、学習機能を備える画像入力装置及びその制御手
順を記憶する記憶媒体を提供する。 【解決手段】 コマ毎に画像記憶領域を備えるフィルム
原稿の画像記憶領域の画像を読み取り、画像信号を出力
する画像読取手段と、フィルム原稿のフィルムタイプ情
報を入力するフィルム情報入力手段と、フィルムタイプ
情報に関連する濃度情報を記憶する記憶手段と、フィル
ム情報入力手段が入力したフィルムタイプ情報に基づい
て、記憶手段から濃度情報を読み取り、画像読取手段の
画像読取条件を設定する設定手段と、画像信号に基づき
濃度情報を取得し記憶手段に記憶される濃度情報を更新
する更新手段とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルム等の
透過フィルム原稿の画像を読み取る画像入力装置及び制
御手順を記憶する記憶媒体に係り、特に学習機能を備え
る画像入力装置及びその制御手順を記憶する記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】カメラで撮影したフィルム画像を読み取
る画像入力装置は、フィルムスキャナとして知られてい
る。このフィルムスキャナは、ネガフィルムやリバーサ
ルフィルムの画像を読み取り、それをパーソナルコンピ
ュータに取り込むために使用されている。
【0003】ここに、35mmフィルムとは別に、新規
格のフィルムが提案されている。この新フィルムは、長
尺フィルム(以下「ロールフィルム」という)をカート
リッジに収納したままで取り扱い、磁気情報も付加でき
るフィルムである。そして、ロールフィルム専用のフィ
ルムスキャナが別に提案されている(例えば、特開平7
−240874号公報)。
【0004】このロールフィルム専用のフィルムスキャ
ナでは、カートリッジを装填部に装填すると、自動的に
ロールフィルムが搬送路に繰り出される。搬送路には、
フィルムを給送するローラ対、フィルムの磁気記憶領域
の磁気情報を読み取り、また書き込むための磁気ヘッ
ド、画像読み取り用の開口部たるアパーチャ等が配置さ
れる。搬送路のフィルムをアパーチャを介して照明する
と、透過光が画像読取手段に導かれ、各コマの画像が読
み取られる。上記公報では、画像読取手段にエリアセン
サを用い、ビデオモニタの画面に各コマの画像及び磁気
情報を表示できる技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、フ
ィルム上の濃度は、フィルムタイプによって異なり、ま
た、撮影条件、撮影シーンによっても色毎に異なる。特
に、ネガフィルムでは、フィルムベース自体に色が付い
ている。したがって、R(赤)G(緑)B(青)蓄積時
間等の読取条件を予め設定し、それに基づきいきなり最
終的な読み取り(本スキャン)を行うと、フィルムタイ
プによる濃度差やコマによる濃度差の影響により、最適
な画像を得るのが困難である。そのため、従来では、フ
ィルムタイプやコマによる濃度差を吸収して最適な読み
取り画像を得るため、通常次の手順が採用されている。
【0006】まず、当該コマのほぼ全域を粗い解像度で
読み取る。このときの読み取り条件(R,G,B蓄積時
間等)は、予め定めた一定条件である。これを「プリス
キャン」と称する。この時点では、読み取ったデータ
は、ホストコンピュータに出力しない。次いで、プリス
キャンの結果から当該コマのRGB毎の濃度情報が得ら
れるので、それに基づいて本スキャン時の最適な読み取
り条件を決定し、その決定した読み取り条件で指定され
たトリミング範囲の本スキャンを行う。この本スキャン
で得られた画像データをホストコンピュータへ出力す
る。
【0007】即ち、従来では、最適な画像を得るために
は、「プリスキャン」→「本スキャン」という最低2回
の読み取り動作が必要であるとされている。ここに、フ
ィルムスキャナでは、所望画質のコマ画像を簡易迅速に
取得できることが1つの使命であるが、上述した新フィ
ルムのシステムでは、ホストコンピュータがモニタ画面
にインデックス画面を表示し、そのインデックス画面を
見てユーザーが本スキャンを行うコマを指定し、指定さ
れたコマの画像を新フィルムを扱うフィルムスキャナが
読み取り、ホストコンピュータに表示させる。
【0008】このとき、新フィルムを扱うフィルムスキ
ャナでは、同一の新フィルムについて時間や日等を異に
して複数回読み取りを行う場合があるが、その度に指定
されたコマ毎に2回の読み取り動作を行うとすれば、所
望画質のコマ画像を簡易迅速に取得する使命を果たせな
い場合が生ずる。
【0009】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたもので、指定コマについてプリスキャンを行うこ
となくいきなり本スキャンを実行できる手段を備えた画
像入力装置及び制御手順を記憶する記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像入
力装置は、コマ毎に画像記憶領域を備えるフィルム原稿
の画像記憶領域の画像を読み取り、画像信号を出力する
画像読取手段と、フィルム原稿のフィルムタイプ情報を
入力するフィルム情報入力手段と、フィルムタイプ情報
に関連する濃度情報を記憶する記憶手段と、フィルム情
報入力手段が入力したフィルムタイプ情報に基づいて、
記憶手段から濃度情報を読み取り、画像読取手段の画像
読取条件を設定する設定手段と、画像信号に基づき濃度
情報を取得し記憶手段に記憶される濃度情報を更新する
更新手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の画像入力装置は、請求項
1に記載の画像入力装置において、設定手段は、フィル
ムタイプ情報に関連する濃度情報が記憶手段に記憶され
ているか否かを判断し、濃度情報が記憶されている場合
は濃度情報に基づき画像読取手段の画像読み取り条件を
設定することを特徴とする。請求項3に記載の画像入力
装置は、請求項1に記載の画像入力装置において、設定
手段は、フィルムタイプ情報に関連する濃度情報が記憶
手段に記憶されているか否かを判断し、濃度情報が記憶
されていない場合は画像読取手段に所定の読み取り条件
で画像読み取りを実行させて当該フィルムの濃度情報を
取得し、取得した濃度情報に基づき画像読取手段の画像
読み取り条件を設定することを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の画像入力装置は、請求項
1に記載の画像入力装置において、記憶手段には、予め
所定のフィルムタイプに関連する濃度情報が記憶されて
いることを特徴とする。請求項5に記載の画像入力装置
は、請求項1に記載の画像入力装置において、フィルム
原稿の各コマ毎に備える磁気記憶領域の磁気情報を読み
取り、磁気信号を出力する磁気情報読取手段を更に備
え、設定手段は、磁気情報読取手段の出力する磁気情報
に含まれる撮影条件と濃度情報とに基づいた画像読取手
段の画像読み取り条件を設定することを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の画像入力装置は、請求項
5に記載の画像入力装置において、更新手段は、磁気情
報読取手段の出力する磁気情報に含まれる撮影条件毎に
分類して濃度情報を更新することを特徴とする。請求項
7に記載の画像入力装置は、請求項1に記載の画像入力
装置において、更新手段は、取得した濃度情報を設定倍
率で修正した濃度情報によって更新を行うことを特徴と
する。
【0014】請求項8に記載の画像入力装置は、請求項
1に記載の画像入力装置において、フィルム情報入力手
段は、フィルム原稿を収納するカートリッジからフィル
ムタイプ情報を光学的に読み取るフィルム情報読取手段
であることを特徴とする。請求項9に記載の画像入力装
置の制御手順を記憶する記憶媒体は、画像記憶領域を備
えるフィルム原稿の画像記憶領域の画像を読み取り、画
像信号を出力する画像読取手段を備える画像入力装置の
画像入力動作を制御する制御手順をコンピュータが読み
取り可能に記憶する記憶媒体であって、制御手順は、フ
ィルム原稿のフィルムタイプ情報を入力する手順と、フ
ィルムタイプ情報に関連する濃度情報を記憶手段に記憶
させる手順と、入力したフィルムタイプ情報に基づい
て、記憶手段から濃度情報を読み取り、画像読取手段の
画像読取条件を設定する設定手順と、画像信号に基づき
濃度情報を取得し記憶手段に記憶される濃度情報を更新
する更新手順を含むことを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の画像入力装置の制御手
順を記憶する記憶媒体は、請求項9に記載の記憶媒体に
おいて、設定手順は、フィルムタイプ情報に関連する濃
度情報が記憶手段に記憶されているか否かを判断し、濃
度情報が記憶されている場合は濃度情報に基づき画像読
取手段の画像読み取り条件を設定する手順を含むことを
特徴とする。
【0016】請求項11に記載の画像入力装置の制御手
順を記憶する記憶媒体は、請求項9に記載の画像入力装
置において、設定手順は、フィルムタイプ情報に関連す
る濃度情報が記憶手段に記憶されているか否かを判断
し、濃度情報が記憶されていない場合は画像読取手段に
所定の読み取り条件で画像読み取りを実行させて当該フ
ィルムの濃度情報を取得し、取得した濃度情報に基づき
画像読取手段の画像読み取り条件を設定する手順を含む
ことを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の画像入力装置の制御手
順を記憶する記憶媒体は、請求項9に記載の記憶媒体に
おいて、画像入力装置は、フィルム原稿の各コマ毎に備
える磁気記憶領域の磁気情報を読み取り、磁気信号を出
力する磁気情報読取手段を更に備え、記憶媒体は、設定
手順として、磁気情報読取手段の出力する磁気情報に含
まれる撮影条件と濃度情報とに基づいて画像読取手段の
画像読み取り条件を設定する手順を更に記憶することを
特徴とする。
【0018】請求項13に記載の画像入力装置の制御手
順を記憶する記憶媒体は、請求項12に記載の記憶媒体
において、更新手順は、磁気情報読取手段の出力する磁
気情報に含まれる撮影条件毎に分類して濃度情報を更新
する手順を含むことを特徴とする。請求項14に記載の
画像入力装置の制御手順を記憶する記憶媒体は、請求項
9に記載の記憶媒体において、更新手順は、取得した濃
度情報を設定倍率で修正した濃度情報によって更新を行
う手順を含むことを特徴とする。
【0019】(作用)請求項1に記載の画像入力装置で
は、画像読取手段が、コマ毎に画像記憶領域を備えるフ
ィルム原稿の画像記憶領域の画像を読み取り、画像信号
を出力する。その際に、設定手段が、フィルム情報入力
手段が入力したフィルムタイプ情報に基づいて、記憶手
段から濃度情報を読み取り、画像読取手段の画像読取条
件を設定すると共に、更新手段が、画像信号に基づき濃
度情報を取得し記憶手段に記憶される濃度情報を更新す
る。つまり、記憶手段では、フィルムタイプに関連する
濃度情報が更新される。
【0020】その結果、次回、同一フィルムタイプのフ
ィルム原稿の読み取りが行われる場合には、この更新し
た濃度情報をフィルムタイプとの関連で記憶手段から読
み出して利用できるので、改めて濃度情報の取得動作を
する必要がなくなる。請求項2に記載の画像入力装置で
は、請求項1に記載の画像入力装置において、設定手段
は、フィルムタイプ情報に関連する濃度情報が記憶手段
に記憶されている場合は、濃度情報に基づき画像読取手
段の画像読み取り条件を設定する。
【0021】つまり、フィルムタイプ情報に関連する濃
度情報が記憶手段に記憶されている場合は、直ちに本ス
キャンを行うことができる。請求項3に記載の画像入力
装置では、請求項1に記載の画像入力装置において、設
定手段は、フィルムタイプ情報に関連する濃度情報が記
憶手段に記憶されていない場合は、通常通りの手順で画
像読取手段に所定の読み取り条件で画像読み取りを実行
させて当該フィルムの濃度情報を取得し、取得した濃度
情報に基づき画像読取手段の画像読み取り条件を設定す
る。この場合には、記憶手段に、取得した濃度情報がフ
ィルムタイプ情報と関連付けられて記憶される。
【0022】請求項4に記載の画像入力装置では、請求
項1に記載の画像入力装置において、記憶手段には、予
め所定のフィルムタイプに関連する濃度情報を記憶させ
ておくことができる。請求項5に記載の画像入力装置で
は、請求項1に記載の画像入力装置において、設定手段
は、磁気情報読取手段の出力する磁気情報に含まれる撮
影条件と濃度情報とに基づいて画像読取手段の画像読み
取り条件を設定できる。
【0023】請求項6に記載の画像入力装置では、請求
項5に記載の画像入力装置において、更新手段は、磁気
情報読取手段の出力する磁気情報に含まれる撮影条件毎
に分類して濃度情報を更新する。したがって、記憶手段
には、濃度情報が逆光撮影等の撮影条件毎に分類して記
憶されるので、本スキャン時の読取条件を一層適切に設
定できる。
【0024】請求項7に記載の画像入力装置では、請求
項1に記載の画像入力装置において、更新手段は、取得
した濃度情報を設定倍率で修正した濃度情報によって更
新を行う。したがって、記憶手段には、真の濃度に近い
濃度情報が記憶されるので、本スキャン時の読取条件を
一層適切に設定できる。請求項8に記載の画像入力装置
では、請求項1に記載の画像入力装置において、フィル
ムタイプは、フィルム原稿を収納するカートリッジから
フィルムタイプ情報を光学的に読み取るフィルム情報読
取手段から入力される。
【0025】請求項9〜請求項14に記載の発明では、
画像入力装置の画像入力動作を制御する制御手順をコン
ピュータが読み取り可能に記憶する記憶媒体を提供でき
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0027】図1は、本発明の実施形態の画像入力装置
の構成図である。なお、本実施形態は、請求項1〜請求
項14に対応する。この画像入力装置は、中央処理装置
(以下「CPU」という)1と、これにバス接続される
メモリ2,インタフェース回路(以下「IF回路」とい
う)3,光源駆動回路4,モータ駆動回路5,6,A/
D変換器7,信号処理回路8,ラインセンサ駆動回路
9,磁気信号処理回路10,データディスク読取センサ
駆動回路12と、光源13と、光学系(トーリックミラ
ー14,反射ミラー15,45度反射ミラー16,投影
レンズ17)と、ラインセンサ18と、カートリッジ1
9を装填する装填室と、データディスク読取センサ20
と、巻き取りスプール21と、DCモータ22と、カー
トリッジ19から繰り出されるロールフィルム23の搬
送路と、磁気ヘッド24と,ローラ対(テンションロー
ラ25,スキャンローラ26)と、ステッピングモータ
27等を備える。
【0028】この画像入力装置は、IF回路3を介して
ホストコンピュータ50に接続される。ホストコンピュ
ータ50は、CPU50a、プログラムメモリ及びワー
キングメモリであるメモリ50b、ハード・ディスク・
ドライブ(HDD)50c等を備える。このホストコン
ピュータ50は、出力機器としてモニタ画面を有する表
示装置51と、入力機器としてキーボード・マウスから
なる入力装置52とを備える。また、ホストコンピュー
タ50には、CD−ROM53が装填可能である。
【0029】次に、図2は、ロールフィルム23の外観
図である。図2に示すロールフィルム23は、カートリ
ッジ19から繰り出した途中の状態を示す。カートリッ
ジ19は、円筒状のケース19aの長手方向の両端にカ
ートリッジスプール19bを回転自在に軸支させ、側方
に開口19cを設けてある。ロールフィルム23は、基
端がカートリッジスプール19bに固定され、巻き取ら
れ、全体がケース19a内に収納される。ロールフィル
ム23は、カートリッジスプール19bの正転/逆転の
回転駆動に応じて先端が開口19cからケース19a内
に出入りする。
【0030】このカートリッジ19の一方の側端には、
光学的に読み取り可能なバーコード情報が記憶されるデ
ータディスク19d(図1)が設けられている。このバ
ーコード情報には、当該フィルムのタイプや、当該フィ
ルムが、未現像か、現像済みか、等のフイルム情報が含
まれている。図2に示すように、ロームフィルム23の
図中右方に示す先端(引出端)部分の所定領域は、リー
ダ部と称される。このリーダ部以降に、各コマの画像記
憶領域30が所定の間隔を置いて設けられる。
【0031】リーダ部には、フィルム幅方向の一端側に
リーダ部磁気記憶領域31とパーフォレーション32と
が設けられる。また、リーダ部には、フィルム幅方向の
他端側にリーダ部磁気記憶領域33とリーダ部バーコー
ド34とが設けられる。各コマには、画像記憶領域30
のフィルム幅方向一端の外部に2つのパーフォレーショ
ン35、36が設けられる。また、各コマには、画像記
憶領域30のフィルム幅方向他端の外部にフレーム部磁
気記憶領域37が設けられる。なお、図示省略したが、
最終コマを過ぎた後端側には最終を示すパーフォレーシ
ョンが設けられる。
【0032】リーダ部磁気記憶領域31,33には、当該
フィルムのフィルム情報が記憶されている。また、リー
ダ部バーコード34は、当該フィルムのフィルム情報を
濃度差によって表示する。フィルム情報には、当該フィ
ルムのタイプや種類、コマ番号、全コマ数等が含まれ
る。当該フィルムのタイプとは、当該フィルムが、カラ
ーフィルムであるか、モノクロフィルムであるか、ポジ
フィルムであるか、ネガフィルムであるか等をいう。
【0033】そして、フレーム部磁気記憶領域37に
は、コマ番号、タイトル、撮影日時、撮影条件、指定プ
リントサイズ等の撮影に関する情報が記録されている。
これらは、カメラが撮影時に書込むことができる。図1
に示す画像入力装置の概要を説明する。カートリッジ1
9の装填室には、図示省略したが、カートリッジスプー
ル19bが係合するフォーク軸が設けられる。このフォ
ーク軸は、DCモータ22の回転軸に歯車機構を介して
連結されている。つまり、カートリッジスプール19b
と巻き取りスプール21は、同一のDCモータ22によ
って駆動されるようになっている。ユーザーがカートリ
ッジ19を画像入力装置の装填室に装填すると、カート
リッジ19のスプール19bがDCモータ22の軸に連
結される。
【0034】ユーザーが装填室の蓋を閉めると、あるい
はその後スタートボタンを操作すると、画像入力装置で
は、電源が各回路に供給され、各回路が起動される。こ
のとき、データディスク読取センサ20が、データディ
スク読取センサ駆動回路12の制御下にカートリッジ1
9の一側面に設けられるデータディスク19dのバーコ
ード情報を読み取る。
【0035】モータ駆動回路5は、CPU1の指示に従
ってDCモータ22の回転速度、回転方向、停止等の制
御をする。DCモータ22が正転駆動される場合は、ロ
ールフィルム23がカートリッジ19から搬送路へ繰り
出される。ロールフィルム23が、磁気ヘッド24、ロ
ーラ対(25、26)を通過して巻き取りスプール21
に巻き取られる。また、DCモータ22が逆転駆動され
る場合は、ロールフィルム23が搬送路からカートリッ
ジ19内に巻き取られる。
【0036】モータ駆動回路6は、CPU1の制御下
に、ステップモータ27を回転駆動する。これによりロ
ーラ対(25、26)がステップ状に回転し、ロールフ
ィルム23の副走査方向への間欠的な送り動作のフィル
ム給送が行われる。なお、プリスキャン時や磁気情報の
読み取り時のフィルムの給送、さらには読み取りとは無
関係な単なるフィルムの給送は、主としてDCモータ2
2によって回転する巻き取りスプール21を使用して行
われる。この時には、テンションローラ25は、スキャ
ンローラ26から離反する方向へ移動する。これは、ロ
ールフィルム23の通過を円滑にするとともに、ロール
フィルム23やスキャンローラ26に傷が付くのを防止
するためである。
【0037】そして、本スキャン時の画像読み取り時で
は、テンションローラ25がスキャンローラ26に向け
て付勢され、ステップモータ27による間欠的なフィル
ム移動が行われる。この時には、DCモータ22は、ロ
ールフィルム23が弛まない程度に巻き取りスプール2
1を回転させる。光源駆動回路4は、CPU1の制御下
に、光源13にロールフィルム23を照明する光を射出
させる。光源13は、例えばR(赤)、G(緑)、B
(青)の3色の発光ダイオード(以下「LED」とい
う)を備える。この場合には光源12は、3色のLED
を切り替えて点灯する。また、光源13は、白色光源で
ある場合には、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の
フィルタを備えることがある。3色のフィルタを備える
場合には、3色のフィルタの切替機構を備える。
【0038】光源13の出射光は、トーリックミラー1
4に入射し、ここで光束が調節されて反射され、40度
反射ミラー15でロールフィルム23に向けて反射され
る。そして、ロールフィルム23の透過光が、45度反
射ミラー16で投影レンズ17に向けて反射される。投
影レンズ24は、ロールフィルム23の画像をラインセ
ンサ18の受光面に結像させる。
【0039】ラインセンサ18は、1列に配置される複
数の光電変換部である画像蓄積部と画像蓄積部に蓄積さ
れた電荷を転送する転送部とを備える。このラインセン
サ18は、1列に配置される複数の光電変換部の受光面
をロールフィルム23の移動方向と直交させて配置され
る。ラインセンサ18に蓄積された電荷を走査する方向
が主走査方向である。この主走査方向は、本実施形態で
は、複数の光電変換部の配置方向と一致する。また、ラ
インセンサ18とロールフィルム23の相対的な移動方
向が副走査方向である。この副走査方向は、本実施形態
では、ロールフィルム21の移動方向と一致する。
【0040】ラインセンサ18は、モノクロイメージセ
ンサかカラーイメージセンサかの何れかである。モノク
ロイメージセンサに使用される光源13は、R(赤)、
G(緑)、B(青)の3色の光を切り替える光源または
白色光源である。カラーイメージセンサに使用される光
源13は、白色光源である。ラインセンサ18は、ライ
ンセンサ駆動回路9の制御下に画像の読み取りを行う。
ラインセンサ駆動回路9は、CPU1の指示に従い、主
として次の制御動作を行う。ラインセンサ駆動回路9
は、ラインセンサ18の蓄積動作・蓄積時間の制御を行
う。また、ラインセンサ駆動回路9は、蓄積電荷(画像
信号・電気信号)を信号処理回路8へ掃き出させる主走
査の制御を行う。
【0041】信号処理回路8は、CPU1の指示に従
い、ラインセンサ18からの信号を増幅し、信号処理を
し、それをA/D変換器7に与える。信号処理には、暗
電流補正、シェーディング補正、CDS(Correlated D
ouble Sampling:相関2重サンプリング)、偶奇補正等
の処理が含まれる。A/D変換器7は、信号処理回路8
から送られてくる画像信号を所定ビット数のディジタル
信号へ変換し、CPU1に与える。ビット数は、例えば
8ビットである。
【0042】磁気ヘッド24は、磁気信号処理回路10
の制御下に、リーダ部磁気記憶領域33、フレーム部磁
気記憶領域37(図2参照)の磁気情報を読み取る。ま
た、磁気ヘッド24は、磁気信号処理回路10の制御下
にリーダ部磁気記憶領域33またはフレーム部磁気記憶
領域37への書き込みを行う。磁気信号処理回路10
は、CPU1の制御下に磁気ヘッド24が読み取った磁
気情報をディジタル化してCPU1に与える。また磁気
信号処理回路10は、CPU1の制御下にリーダ部磁気
記憶領域33またはフレーム部磁気記憶領域37に書き
込む情報を磁気ヘッド24に与える。
【0043】メモリ2は、プログラムメモリ及びワーキ
ングメモリである。CPU1は、メモリ2に設定されて
いるプログラムに従って、主として次の制御動作を行
う。CPU1は、カートリッジ19の装填時に、データ
ディスク読取センサ駆動回路12を制御してデータディ
スク読取センサ20にデータディスク19dのバーコー
ド情報の読み取りを行わせる。CPU1は、カートリッ
ジ19を装填したときにロールフィルム23の第1コマ
をラインセンサ18の読取位置に設定しスタンバイする
処理を行う。
【0044】CPU1は、光源駆動回路4、モータ駆動
回路5、6、ラインセンサ駆動回路9、磁気信号処理回
路10を制御してロールフィルム23の画像読み取り等
を行わせる。CPU1は、ラインセンサ18の出力に基
づきパーフォレーション32、35、36(図2参照)
の位置検出等を行う。また、CPU1は、磁気信号処理
回路10、信号処理回路8、A/D変換器7を制御して
読み取った磁気情報や画像データを取り込み、メモリ2
に格納する。さらに、CPU1は、IF回路3を介して
ホストコンピュータ50から各種の指令を受け取る。
【0045】なお、メモリ2に設定されるプログラム
は、図3、図4のフローチャートに表される。図3、図
4に関しては後で詳述する。IF回路3は、本実施形態
ではSCSI(Small Computer System Interface)であ
る。IF回路3は、メモリ2に格納されるラインデータ
(画像データ)をホストコンピュータ50へ出力する。
また、IF回路3は、ホストコンピュータ50から送ら
れてくるコマ指定等の各種の指令やモニタ画面の情報等
をCPU1に与える。
【0046】ホストコンピュータ50は、IF回路3か
ら受け取った画像データをモニタ画面に表示する。ま
た、ホストコンピュータ5は、キーボードやマウスから
入力された指令をIF回路3に与える。この実施形態で
は、メモリ50bにフィルムタイプ及び濃度情報を記憶
し、CPU1からの要求に応じてIF回路3に与える。
以上の構成と請求項との対応関係は、次のようになって
いる。画像読取手段には、主としてラインセンサ18が
対応する。フィルム情報読取手段には、主としてデータ
ディスク19dが対応する。記憶手段には、メモリ2ま
たはメモリ50bが対応する。設定手段、更新手段に
は、CPU1またはCPU50aが対応する。磁気情報
読取手段には、主として磁気ヘッド24が対応する。記
憶媒体には、メモリ2、または、50b、または、CD
−ROM53が対応する。
【0047】次に、図3、図4は、CPU1の制御手順
を示すフローチャートである。以下図3、図4を参照し
て本実施形態の動作を説明する。なお、画像入力装置
は、適宜、「スキャナ」と称する。図3のS1では、C
PU1は、ホストコンピュータ50からコマ指定付き読
み取り命令を受け取る。S2では、CPU1は、カート
リッジ19が装填されると、データディスク読取センサ
駆動回路12を駆動してデータディスク19bのフィル
ムタイプの読み取りを行わせる。S4では、CPU1
は、ホストコンピュータ50に対し、読み取ったフィル
ムタイプがホストコンピュータ50のメモリ50bに記
憶されているかの問い合わせを行う。
【0048】ホストコンピュータ50のメモリ50bに
は、フイルムタイプとの関連でフィルム原稿の濃度情報
が記憶されるが、これは、次の2つのケースによって取
得されるものである。第1は、デフォルトで特定のフィ
ルムタイプに関連する濃度情報がデバイスドライバのフ
ァイルとして予めメーカが用意するケースである。ユー
ザーは、デバイスドライバをホストコンピュータ50に
組み込むことによりその濃度情報が使用可能となる。但
し、この実施形態では、デバイスドライバのファイルの
代わりにメモリ50bまたはCD−ROM53を使用す
るとしてある。
【0049】第2は、デフォルトの濃度情報はなく、プ
リスキャンで濃度情報を求め、メモリ50bに記憶する
ケースである。これは、以下に説明するこの実施形態の
スキャナが有する学習機能によって過去に実施された学
習によって記憶されるケースである。この場合は、この
実施形態のスキャナは、濃度情報の更新動作を行う。し
たがって、初めてのフィルムタイプの場合には、濃度情
報は記憶されていないが、この場合には、この実施形態
のスキャナは、濃度情報の収集を行う。
【0050】要するに、濃度情報の観点からフィルムタ
イプを考えると、フィルムには、濃度情報が予めデフォ
ルトとして記憶されるフィルムと、濃度情報が学習によ
って取得されるフィルムと、濃度情報が全く記憶されて
いないフィルムとの3種類あることになる。ホストコン
ピュータ50は、この問い合わせを受けてメモリ50b
を参照し、記憶されている場合は、その旨をCPU1に
与える。このとき、ホストコンピュータ50は、そのフ
ィルムタイプに対応する濃度情報がある場合は、その濃
度情報もCPU1に与える。
【0051】S4では、CPU1は、ホストコンピュー
タ50からの回答内容から、読み取ったフィルムタイプ
が記憶されているか否かを判定する。CPU1は、記憶
されている場合は、S4で肯定(YES)の判定を行
い、次のS5でホストコンピュータ50から対応する濃
度情報が送られてきたか否かを判定する。一方、CPU
1は、S4の判定結果、読み取ったフィルムタイプが記
憶されていない場合は、S14〜S21の処理に進む。
S14〜S21の処理は後述する。
【0052】CPU1は、S5の判定が肯定(YES)
の場合は、取得した濃度情報をメモリ2に記憶し、S6
〜S13の処理を実行し、濃度情報の更新を行う。即
ち、上記第1のケースである。具体的には、S6では、
CPU1は、モータ駆動回路5を制御して指定コマまで
ロールフィルム23を搬送する。S7では、CPU1は
磁気信号処理回路10を制御して指定コマの磁気情報を
読み取り、撮影条件を取得する。S8では、撮影条件と
メモリ2から読み出した濃度情報とから本スキャンの読
取条件を設定し、次のS9で本スキャンを実行する。
【0053】S10では、CPU1は、本スキャンによ
って読み取った画像データからヒストグラムを作成し、
濃度情報を取得する。S11では、CPU1は、取得し
た濃度情報から真の濃度を計算し、即ち、設定倍率を演
算し、取得した濃度情報を修正する。S12では、CP
U1は、フィルムタイプ、指定コマの撮影条件、修正し
た濃度情報をホストコンピュータ50に送信する。ホス
トコンピュータ50では、受信した濃度情報でメモリ5
0bを更新する。
【0054】そして、CPU1は、S13で、指定コマ
の全てについて更新処理を終了したか否かを判定し、判
定が否定(NO)の場合は、判定が肯定(YES)とな
るまで、再度S6〜S12の更新処理を実行する。一
方、S4及びS5の判定が否定(NO)の場合は、S1
4〜S21の処理を実行し、濃度情報の収集を行う。即
ち、上記第2のケースである。具体的には、S14で
は、CPU1は、モータ駆動回路5を制御して指定コマ
までロールフィルム23を搬送する。S15では、CP
U1は、ラインセンサ駆動回路9、光源駆動回路4等に
固定の読取条件を設定する。S16では、CPU1は、
ラインセンサ駆動回路9、光源駆動回路4等を制御して
プリスキャンを実行する。
【0055】S17では、CPU1は、プリスキャンに
よって読み取った画像データからヒストグラムを作成
し、濃度情報を取得する。S18では、CPU1は、取
得した濃度情報に指定コマの磁気情報から取得した撮影
条件を加味して本スキャンの読取条件を設定する。S1
9では、CPU1は、設定した読取条件で本スキャンを
実行する。S20では、CPU1は、フィルムタイプ、
指定コマの撮影条件とを濃度情報と関連付けてホストコ
ンピュータ50に送信する。ホストコンピュータ50で
は、受信した濃度情報をフィルムタイプと関連付けてメ
モリ50bに記憶する。
【0056】そして、CPU1は、S21で、指定コマ
の全てについて収集処理を終了したか否かを判定し、判
定が否定(NO)の場合は、判定が肯定(YES)とな
るまで、再度S14〜S20の処理を実行する。なお、
図4、図5に示した手順は、メモリ2に記憶され、CP
U1が処理するとしたが、ホストコンピュータ50で処
理しても良く、また、CD−ROM53にCPU50a
が読み取り可能に記憶しても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
画像入力装置は、コマ毎に画像記憶領域を備えるフィル
ム原稿の画像記憶領域の画像を読み取り、画像信号を出
力する際に、フィルムタイプ情報に基づいて記憶手段か
ら濃度情報を読み取り、画像読取条件を設定すると共
に、画像信号に基づき濃度情報を取得し記憶手段に記憶
される濃度情報を更新する。
【0058】したがって、次回、同一フィルムタイプの
フィルム原稿の読み取りが行われる場合には、この更新
した濃度情報をフィルムタイプとの関連で記憶手段から
読み出して利用できるので、改めて濃度情報の取得動作
をする必要がなくなり、操作性が向上する。
【0059】請求項2に記載の画像入力装置は、請求項
1に記載の画像入力装置において、フィルムタイプ情報
に関連する濃度情報が記憶手段に記憶されている場合
は、濃度情報に基づき画像読取手段の画像読み取り条件
を設定する。したがって、フィルムタイプ情報に関連す
る濃度情報が記憶手段に記憶されている場合は、直ちに
本スキャンを行うことができる。
【0060】請求項3に記載の画像入力装置は、請求項
1に記載の画像入力装置において、フィルムタイプ情報
に関連する濃度情報が記憶手段に記憶されていない場合
は、通常通りの手順で画像読取手段に所定の読み取り条
件で画像読み取りを実行させて当該フィルムの濃度情報
を取得し、取得した濃度情報に基づき画像読取手段の画
像読み取り条件を設定する。つまり、装填されたフィル
ムが新フィルムである場合に、濃度情報をフィルムタイ
プ情報と関連付けて収集でき、いわゆる学習ができる。
【0061】請求項4に記載の画像入力装置は、請求項
1に記載の画像入力装置において、予め所定のフィルム
タイプに関連する濃度情報を保持しておくことができ
る。したがって、濃度情報の取得動作を省略し、直接本
スキャンが実行でき、操作性が向上する。請求項5に記
載の画像入力装置は、請求項1に記載の画像入力装置に
おいて、磁気情報読取手段の出力する磁気情報に含まれ
る撮影条件と濃度情報とに基づき画像読取手段の画像読
み取り条件を設定できる。したがって、適切な画質の画
像を得ることが容易となる。
【0062】請求項6に記載の画像入力装置は、請求項
5に記載の画像入力装置において、磁気情報読取手段の
出力する磁気情報に含まれる撮影条件毎に分類して濃度
情報を更新できるので、本スキャン時の読取条件を一層
適切に設定できる。請求項7に記載の画像入力装置は、
請求項1に記載の画像入力装置において、取得した濃度
情報を設定倍率で修正した濃度情報によって更新を行う
ので、真の濃度に近い濃度情報でもって本スキャン時の
読取条件を一層適切に設定できる。
【0063】請求項8に記載の画像入力装置は、請求項
1に記載の画像入力装置において、フィルムタイプ情報
は、フィルム原稿を収納するカートリッジからフィルム
タイプ情報を光学的に読み取るフィルム情報読取手段か
ら入力できる。請求項9〜請求項14に記載の発明で
は、画像入力装置の画像入力動作を制御する制御手順を
コンピュータが読み取り可能に記憶する記憶媒体を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至請求項14に対応する実施形態の
画像入力装置の構成図である。
【図2】長尺フィルム(ロールフィルム)の外観図であ
る。
【図3】実施形態の画像入力装置の動作フローチャート
である。
【図4】実施形態の画像入力装置の動作フローチャート
である。
【符号の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 メモリ 3 インタフェース回路(IF回路) 4 光源駆動回路 5、6 モータ駆動回路 7 A/D変換器 8 信号処理回路 9 ラインセンサ駆動回路 10 磁気信号処理回路 12 データディスク読取センサ駆動回路 13 光源 14 トーリックミラー 15 反射ミラー 16 45度反射ミラー 17 投影レンズ 18 ラインセンサ 19 カートリッジ 19d データディスク 20 データディスク読取センサ 21 巻き取りスプール 22 DCモータ 23 ロールフィルム 24 磁気ヘッド 25 テンションローラ 26 スキャンローラ 27 ステッピングモータ 40 磁気ヘッド退避モータ 41 保持部材 50 ホストコンピュータ 50a 中央処理装置(CPU) 50b メモリ 50c ハードディスクドライブ(HDD) 51 表示装置 52 入力装置 53 記憶媒体(CD−ROM)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/405 H04N 1/40 B

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記憶領域を備えるフィルム原稿の前
    記画像記憶領域の画像を読み取り、画像信号を出力する
    画像読取手段と、 前記フィルム原稿のフィルムタイプ情報を入力するフィ
    ルム情報入力手段と、 前記フィルムタイプ情報に関連する濃度情報を記憶する
    記憶手段と、 前記フィルム情報入力手段が入力したフィルムタイプ情
    報に基づいて、前記記憶手段から前記濃度情報を読み取
    り、前記画像読取手段の画像読取条件を設定する設定手
    段と、 前記画像信号に基づき前記濃度情報を取得し前記記憶手
    段に記憶される濃度情報を更新する更新手段とを備える
    ことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像入力装置におい
    て、 前記設定手段は、前記フィルムタイプ情報に関連する濃
    度情報が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断
    し、前記濃度情報が記憶されている場合は前記濃度情報
    に基づき前記画像読取手段の画像読み取り条件を設定す
    ることを特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像入力装置におい
    て、 前記設定手段は、前記フィルムタイプ情報に関連する濃
    度情報が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断
    し、前記濃度情報が記憶されていない場合は前記画像読
    取手段に所定の読み取り条件で画像読み取りを実行させ
    て当該フィルムの濃度情報を取得し、取得した濃度情報
    に基づき前記画像読取手段の画像読み取り条件を設定す
    ることを特徴とする画像入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像入力装置におい
    て、 前記記憶手段には、予め所定のフィルムタイプに関連す
    る濃度情報が記憶されていることを特徴とする画像入力
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像入力装置におい
    て、 前記フィルム原稿の各コマ毎に備える磁気記憶領域の磁
    気情報を読み取り、磁気信号を出力する磁気情報読取手
    段を更に備え、 前記設定手段は、前記磁気情報読取手段の出力する磁気
    情報に含まれる撮影条件と濃度情報とに基づいて前記画
    像読取手段の画像読み取り条件を設定することを特徴と
    する画像入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像入力装置におい
    て、 前記更新手段は、前記磁気情報読取手段の出力する磁気
    情報に含まれる撮影条件毎に分類して濃度情報を更新す
    ることを特徴とする画像入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の画像入力装置におい
    て、 前記更新手段は、取得した濃度情報を設定倍率で修正し
    た濃度情報によって更新を行うことを特徴とする画像入
    力装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の画像入力装置におい
    て、 フィルム情報入力手段は、 前記フィルム原稿を収納するカートリッジからフィルム
    タイプ情報を光学的に読み取るフィルム情報読取手段で
    あることを特徴とする画像入力装置。
  9. 【請求項9】 画像記憶領域を備えるフィルム原稿の前
    記画像記憶領域の画像を読み取り、画像信号を出力する
    画像読取手段を備える画像入力装置の画像入力動作を制
    御する制御手順をコンピュータが読み取り可能に記憶す
    る記憶媒体であって、 前記制御手順は、 前記フィルム原稿のフィルムタイプ情報を入力する手順
    と、 前記フィルムタイプ情報に関連する濃度情報を記憶手段
    に記憶させる手順と、 前記入力したフィルムタイプ情報に基づいて、前記記憶
    手段から前記濃度情報を読み取り、前記画像読取手段の
    画像読取条件を設定する設定手順と、 前記画像信号に基づき前記濃度情報を取得し前記記憶手
    段に記憶される濃度情報を更新する更新手順を含むこと
    を特徴とする画像入力装置の制御手順を記憶する記憶媒
    体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の記憶媒体において、 前記設定手順は、前記フィルムタイプ情報に関連する濃
    度情報が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断
    し、前記濃度情報が記憶されている場合は前記濃度情報
    に基づき前記画像読取手段の画像読み取り条件を設定す
    る手順を含むことを特徴とする画像入力装置の制御手順
    を記憶する記憶媒体。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の記憶媒体において、 前記設定手順は、前記フィルムタイプ情報に関連する濃
    度情報が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断
    し、前記濃度情報が記憶されていない場合は前記画像読
    取手段に所定の読み取り条件で画像読み取りを実行させ
    て当該フィルムの濃度情報を取得し、取得した濃度情報
    に基づき前記画像読取手段の画像読み取り条件を設定す
    る手順を含むことを特徴とする画像入力装置の制御手順
    を記憶する記憶媒体。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の記憶媒体において、 前記画像入力装置は、 前記フィルム原稿の各コマ毎に備える磁気記憶領域の磁
    気情報を読み取り、磁気信号を出力する磁気情報読取手
    段を更に備え、 前記記憶媒体は、 前記設定手順として、前記磁気情報読取手段の出力する
    磁気情報に含まれる撮影条件と濃度情報とに基づいて前
    記画像読取手段の画像読み取り条件を設定する手順を更
    に記憶することを特徴とする画像入力装置の制御手順を
    記憶する記憶媒体。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の記憶媒体におい
    て、 前記更新手順は、前記磁気情報読取手段の出力する磁気
    情報に含まれる撮影条件毎に分類して濃度情報を更新す
    る手順を含むことを特徴とする画像入力装置の制御手順
    を記憶する記憶媒体。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の記憶媒体において、 前記更新手順は、取得した濃度情報を設定倍率で修正し
    た濃度情報によって更新を行う手順を含むことを特徴と
    する画像入力装置の制御手順を記憶する記憶媒体。
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