JPH10233916A - 画像処理装置及び読み取り制御方法 - Google Patents

画像処理装置及び読み取り制御方法

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JPH10233916A
JPH10233916A JP9035371A JP3537197A JPH10233916A JP H10233916 A JPH10233916 A JP H10233916A JP 9035371 A JP9035371 A JP 9035371A JP 3537197 A JP3537197 A JP 3537197A JP H10233916 A JPH10233916 A JP H10233916A
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Masayuki Yokota
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示用に適した低解像度の画像データと印刷
用に適した高解像度の画像データとを簡単な制御かつ迅
速に得ることができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 記録媒体より画像を高速でかつ低解像度
で読み取るプリスキャン(S4)制御と、続いて同じ画
像を高解像度で読み取るメインスキャン制御(S22)
とを実行し、例えばプリスキャンは順方法走査で行い、
メインスキャンは逆方向操作で行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報処理装置
及び読み取り制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置において、処理すべ
き画像を読み取る画像読み取り装置の読み取り解像度は
通常一種類であり、予め決まっているこの一種類の解像
度で処理画像を読み取り、必要に応じて表示又は印刷処
理を行っていた。
【0003】これは、通常印刷出力する解像度と表示出
力する解像度とが異なっている場合が多いからである。
【0004】この際に、出力する解像度と読み込んだ解
像度とが一致しない場合には、間引き/補間処理を行っ
て出力解像度に合わせて出力していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この解像度変
換は実際の出力時に行なうことがほとんどであり、出力
時に行なう解像度変換は出力タイミングと同期してリア
ルタイムで行わなければならず負荷が大きかった。
【0006】更に、画像の読み取り装置によっては、実
際の画像の読み取りに先立って、画像の濃度や読み取り
対象の大きさ等を調べる目的でプリスキャンを行なうも
のもあったが、プリスキャン時に画像全体を読み取るこ
とはしていなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、例えば、表
示用に適した低解像度の画像データと印刷用に適した高
解像度の画像データとを簡単な制御かつ迅速に得ること
ができる画像処理装置及び読み取り制御方法を提供する
ことを目的とする。この目的を達成する一手段として例
えば以下の構成を備える。
【0008】即ち、記録媒体より画像を低解像度で読み
取る第1の読み取り制御と、前記第1の読み取り制御に
続いて前記記録媒体より同じ画像を高解像度で読み取る
第2の読み取り制御とを実行する読み取り手段を備える
ことを特徴とする。
【0009】そして例えば、前記第1の読み取り制御で
読み取った画像情報を表示用の画像情報として用いると
ともに、前記第2の読み取り制御で読み取った画像情報
を印刷出力用の画像情報として用いることを特徴とす
る。あるいは、第1の読み取り制御を順方向への記録媒
体搬送による読み取り制御とし、第2の読み取り制御を
逆方向への記録媒体の搬送による読み取り制御とするこ
とを特徴とする。
【0010】又例えば、更に、前記第1の読み取り制御
による読み取り結果を表示する表示手段と、前記表示手
段での表示を確認して前記記録媒体の読み取り時の搬送
位置を調整する位置調整手段とを備え、前記読み取り手
段は、前記調整手段による調整があったときに前記第2
の読み取り制御を行わずに再び前記第1の読み取り制御
を実行することを特徴とする。
【0011】また、複数の画像が記録された記録媒体よ
り所定数の画像を所定の解像度で読み取る第1の読み取
り手段と、前記第1の読み取り手段での読み取り情報を
表示する表示手段と、前記表示手段での表示を確認して
処理対象とする画像を選択する選択手段と、前記記録媒
体より前記選択手段で選択された画像を高解像度で読み
取る第2の読み取り手段と、前記第1の読み取り手段で
読み取った低解像度画像のうちの前記選択手段で選択さ
れた画像と前記第2の読み取り手段で読み取られた高解
像度画像とを処理対象画像として保持する画像保持手段
とを備えることを特徴とする。
【0012】そして例えば、前記第2の読み取り手段
は、選択されない画像部分は前記第1の読み取り手段の
読み取り速度と同様の速度で走査を行なうことを特徴と
する。あるいは、前記低解像度画像を表示用の画像情報
として用いるとともに、前記高解像度画像を印刷出力用
の画像情報として用いることを特徴とする。
【0013】又例えば、第1の読み取り手段は順方向へ
の記録媒体搬送による読み取り制御を行い、第2の読み
取り手段は逆方向への記録媒体の搬送による読み取り制
御を行なうことを特徴とする。あるいは、前記表示手段
での表示を確認して前記記録媒体の読み取り時の搬送位
置を調整する位置調整手段を備え、前記調整手段による
調整があったときに前記第2の読み取り手段による読み
取り制御を行わずに再び前記第1の読み取り手段による
読み取り制御を実行することを特徴とする。
【0014】更に例えば、記録媒体をカメラによる撮影
フィルム、銀塩式のフイルム、アドバンスド・フォト・
システム(ADVANCED PHOTO SYSTEM)フィルム、写真の焼
付けられた印画紙のいずれかとすることを特徴とする。
【0015】又例えば、前記第1の読み取り手段はフイ
ルムを列単位で読み取り、読み取り情報を回転処理して
行単位で出力し、前記第2の読み取り手段は読み取り情
報を圧縮処理して出力することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一発明の実施
の形態例を図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は本発明に係る一発明の実施の形態例
における画像処理システムのシステム構成を示す図であ
り、まず図1を参照して本発明の実施の形態例の概略を
説明する。
【0018】図1において、1はネガまたはポジのカラ
ー、モノクロのアナログ画像が記録された画像記録媒体
より画像を読み取るスキャナ装置、1000はスキャナ
装置1、デジタル画像を入力する画像入力装置5000
よりの入力画像を処理して表示部1800、プリンタ装
置3000に出力するサーバ装置であり、サーバ装置に
は最大5台のターミナル装置が通信媒体を介して接続可
能である。
【0019】2000はサーバ装置1000に接続さ
れ、サーバ装置内に保存されている画像に対する画像処
理を行いプリンタ装置3000より印刷出力させるター
ミナル装置である。また、4000は後述するプリンタ
装置3000への印刷出力時の出力フォーマットである
テンプレートデータを生成/変更するテンプレート制作
装置、5000はデジタル記録された画像記録媒体より
のデジタル画像を読み取る画像入力装置である。なお、
このテンプレートは、アルバムの台紙に相当するもので
ある。テンプレートには、全体に色がついていたり、背
景に絵、柄が施されている。
【0020】サーバ装置1000において、1100は
処理すべき画像情報を読み込んで保持する画像制御部、
1200は画像制御部1100が保持する画像情報に各
種の処理を施して画像制御部1100、印刷制御部15
00等に出力する画像処理部、1300はテンプレート
制作装置4000などで制作した各種のテンプレートを
保持制御するテンプレート制御部である。
【0021】また、1400は装置全体の制御を司る制
御部、1500はプリンタ装置3000の制御を司る印
刷制御部である。
【0022】画像制御部1100は、スキャナ装置1よ
りの画像読み取りを制御し、読み取りアナログ画像を対
応するデジタル画像に変換して出力するスキャナ制御部
1110、スキャナ制御部1110よりの読み取り画像
データ及び画像入力装置5000よりのデジタル画像を
入力する画像入力部1120、画像入力部1120で入
力した画像を画像プール1150に格納すると共に画像
プール1150に格納された画像の画像処理部120
0、表示部1800との受渡を制御するイメージサブシ
ステム1130、処理すべき画像データを保持する画像
プール1150等により構成されている。
【0023】画像処理部1200は、画像制御部より処
理画像を受け取って画像の編集を行なう画像編集部12
10、画像編集部1210で編集する画像に対する赤目
除去等の各種補正処理を行なう画像補正部1220、処
理画像に対して大伸ばし・パノラマ合成等の所定のサー
ビス処理を行なうサービス処理部1230等により構成
されている。
【0024】テンプレート制御部1300は、テンプレ
ート制作装置4000等の外部装置を用いてデザイナー
等が予め制作した各種のテンプレートをオンラインで直
接あるいはCDROM等の記録媒体を介して取込むと共
に、取り込んだ各種テンプレートをテンプレート制作装
置4000等の外部装置に出力可能なテンプレート保持
部1310、テンプレート保持部1310で保持した各
種テンプレートと画像プール1150に格納された画像
とを組み合わせる等してイメージサブシステム1130
に出力する等のテンプレート関連の制御を司るブックサ
ブシステム1350とが含まれている。
【0025】なお、このテンプレート保持部1310に
は、テンプレートとして、テンプレートの集合でブック
形式のまとめたブック、背景などを形成する写真、任意
に選択してクリップするクリップアート、フォトボーダ
ー等が格納されている。
【0026】また、制御部1400には、システム全体
の制御を司るシステムマネージャ1410、サービス処
理部1230及び画像入力部等を主に制御するサービス
マネージャ1420、顧客よりの注文(オーダー)を管
理するオーダーマネージャ1430、印刷制御部150
0のプリントキュー制御を司るプリントキューマネージ
ャ1450、各ターミナル装置2000とのログイン/
ログアウトを含むターミナル装置との各種制御を管理す
るターミナルマネージャ1480が含まれている。
【0027】ターミナル装置2000においては、サー
バ装置1000の、画像処理部1200と同様構成の画
像処理部2200、イメージサブシステム1130と同
様構成のイメージサブシステム2130、ブックサブシ
ステム1350と同様のブックサブシステム2350を
備えている。但し、ターミナル装置2000は、画像プ
ール1150、テンプレート保持部1310、印刷制御
部1500を有していないため、これらへのアクセスは
直接サーバ装置1000の画像プール1150、テンプ
レート保持部1310、印刷制御部1500に対して行
なう。
【0028】従って、サーバ装置2000は、画像デー
タとしては表示画像データのみを取扱い、印刷に関して
はコード化された情報としてのパラメータのみ通信す
る。
【0029】なお、本発明の実施の形態例においては、
処理画像としては、印刷出力用の高解像度の画像データ
(Fine image)と、表示出力用の低解像度の画像データ
(Poxyimage)の2種類の画像データを取り込んで画像プ
ール1150に格納する。この結果、後述する画像の処
理制御とあいまって表示と印刷出力との画質の差も最少
とし、かつターミナル装置2000とサーバ装置100
0との間の画像情報の通信量を少なく抑えている。な
お、画像入力部1120では、低解像度データが後述す
るスキャナ装置1のCCDセンサで列単位で読み込まれ
たデータである場合には画像プール1150への出力時
に行単位で出力するように90度の回転処理を行ってか
ら出力しており、また、高解像度データはJPEG圧縮
して圧縮データを高解像度データとして画像プール11
50に格納する。そして、画像プール1150よりの出
力時にはJPEG伸長してから各種の画像処理を行な
う。これにより画像プール1150での専有容量を軽減
している。
【0030】以上の構成を備える本発明の実施の形態例
のスキャナ装置1の詳細構成を図2乃至図18を参照し
て以下に説明する。
【0031】図2は本発明の実施形態例の外観斜視図で
あって、サーバ装置1000を含むシステムの全体構成
を示したものである。
【0032】本図において、スキャナ装置1は種々の使
い方があるが、その代表的な使用方法について、図2の
システム全体構成図を参照して簡単に説明する。
【0033】このスキャナ装置1は、(a)ネガまたは
ポジのカラー、モノクロのアナログ画像が記録された画
像記録媒体の主走査と副走査を行いつつ、(b)内蔵の
高解像度のラインイメージセンサを含む光電変換により
アナログ画像のアナログ・デジタル光電変換を行い、
(c)この光電変換で得られたデジタル信号をSCSI
等のインターフェースケーブルを介してサーバ装置10
00のスキャナ制御部1110に送信して画像プール1
150に格納する処理を行なう。
【0034】以上のような基本的な使用形態があり、こ
のスキャナ装置1が取り扱い可能なアナログ画像を有す
る画像記録媒体の形式は大別して以下の4種類である。
【0035】先ず、第1の画像記録媒体として、今現在
広く普及している銀塩式カメラに使用されるネガ及びボ
ジフィルムフィルム(F)がある。このフイルム、例え
ば36枚撮りの現像済みの135フィルムは、6駒分に
分けて同じ長さに切断し、ネガシートケースに収納され
てからユーザに渡される。
【0036】尚、スキャナ装置1は、現像済みの切断前
の連続した36枚撮り135フィルムについても、少な
くとも機構上は取り扱えるように配慮されている。
【0037】一方、第2の画像記録媒体としては、主に
プロジェクターで使用可能にするために、現像済みのボ
ジ(リバーシブル)フィルムを1駒毎に切断し、スライ
ドマウンターに収納されたスライドマウンター入りフィ
ルム(MF)がある。
【0038】また、第3の画像記録媒体として、カラー
またはモロクロの銀塩写真の焼き付けられた印画紙及び
各種印刷物であって表面にアナログ画像を記録した反射
読取される反射原稿Gがあり、例えばパノラマ写真を長
手方向に矢印方向に挿入して読取りを行うようにした原
稿Gがある。
【0039】そして、第4の画像記録媒体として、新規
格フィルムであるAPS(ADVANCEDPHOTO SYSTEM)フィ
ルム(CF)がある。このAPSフィルムCFは、周知
のものであるが、簡単に説明すると例えば36枚撮りの
フィルムを内蔵スプールに巻いておき、外光を遮断した
ケース内に収納し、カメラ撮影後にラボショップにおい
て現像依頼処理後に、再びケース内にフィルムを捲回状
態で収納し、撮影駒を全てインデックス番号とともにプ
リントした所謂インデックスプリントとともにユーザに
提供するものである。したがって、所望の写真を得るた
めには所望の駒写真のインデックス番号をユーザが指定
する。
【0040】以上説明の第1から第4の画像記録媒体に
ついて、このスキャナ装置1は全て取り扱い可能であ
る。以下に夫々の画像記録媒体の操作手順について図2
を参照して、概略説明する。
【0041】先ず、第1の画像記録媒体である135フ
ィルムを含むフィルムFを取り扱うためには、連続フィ
ルムユニット100を使用する。この連続フィルムユニ
ット100は、スキャナ装置1に対して自動的に装填可
能に構成されている。
【0042】このために、ユニット100はスキャナ装
置1の前面部1aにおいて図示のように左右に開口する
ように設けられた破線図示の右開口部13から矢印方向
に挿入可能に設けられており、装置1の右開口部13の
近傍に配設されたセンサk3であって、フィルムの上下
端部に形成されているバーコード読取りの検出を兼ねる
光学式センサにより連続フィルムユニット100の有り
状態が検出されると、この検出結果を受けて内蔵の後述
する第2モータm2の自動起動が行われて、実線で示さ
れる左開口部14にユニット100の挿入端が位置する
まで搬送され、左開口部14において自動停止するよう
に構成されている。
【0043】この連続フィルムユニット100を装置1
に装填した後に、例えば6駒分が連続するネガまたはポ
ジフィルムFを図中の矢印方向にユニット100に対し
て手動でセットすることにより、まず詳細を後述するフ
ィルムFの第1のスキャンが行なわれ、フィルムFを正
方向に搬送してアナログ画像が記録された画像記録媒体
の主走査と副走査を行いつつ、内蔵された高解像度のラ
インイメージセンサを含む光電変換により低解像度での
アナログ画像の読み取りを行い、その後フイルムを巻き
戻して同様の手順で高解像度での画像読み取が行われ
る。したがって、この連続フィルムユニット100は必
要不可欠のものである。
【0044】また、第2の画像記録媒体であるスライド
マウンターに収納されたスライドマウンター入りフィル
ムMFを取り扱うためには、スライドフィルムユニット
200を上記の連続フィルムユニット100を装置1か
ら取り外した後か、または新規に使用する。
【0045】このスライドフィルムユニット200は、
6個分のスライドマウンター入りフィルムMFを上部の
開口部からセットして所定位置に夫々留まるように収納
可能に構成されており、その全長は現像済みの6駒分の
連続フィルムFよりやや長く、またスライドフィルムユ
ニット200の前後方向の幅寸法は約5mmに設定され
ている。
【0046】一方で、上記の連続するフィルムFの幅寸
法は0.15mm前後であるために、後述する搬送のた
めの機能が双方に必要となる。
【0047】このスライドフィルムユニット200も、
上記の連続フィルムユニット100と同様に、スキャナ
装置1に対して自動的に装填可能であり、このためにス
キャナ装置1の前面部1aにおいて図示のように左右に
開口するように設けられた破線図示の右開口部13から
矢印方向に挿入可能に設けられており、装置1の右開口
部13の近傍に配設された光学式センサによりスライド
フィルムユニット200有りの状態が検出されると、こ
の検出結果を受けて内蔵のモータの自動起動が行われ
る。
【0048】この結果、図中の実線で示される左開口部
14を介してスライドユニット200が適宜図中の左側
に搬送されるようにして、例えば6個分のスライドマウ
ンター入りのマウントフィルムMFのスキャンが行なわ
れ、マウントフィルムMFを正方向に搬送してプリスキ
ャンを行い、副走査を行なって上記の(b)内蔵の高解
像度のラインイメージセンサを含む光電変換によりアナ
ログ画像の低解像度での読み取り及び光電変換を行な
う。その後逆方向に搬送してメインスキャンを行い、副
走査を行うようにして、上記の(b)内蔵のラインイメ
ージセンサを含む光電変換によりアナログ画像の高解像
度での読み取り及び光電変換を行なう。
【0049】尚、連続フィルムユニット100に装填さ
れて搬送されるフィルムFの乳剤面上に形成されている
画像と、スライドユニット200にセットされるマウン
トフィルムMFの乳剤面上に形成されている画像は、後
述するラインイメージセンサ上の画像読取り面からの距
離が夫々異なるので、集光レンズには自動焦点機構が備
わっている。このために、フィルムFとマウントフィル
ムMFの夫々を表裏逆にセットした場合でも、画像に対
する正確な合焦が可能となる。この場合には、画像入力
部1120で読み込み画像を反転処理して正常画像に戻
してからイメージサブシステム1130に送り、その後
画像プール1150に格納されることになる。
【0050】また、第3の画像記録媒体である反射読取
原稿Gには、例えばパノラマ写真等のようにかなり横長
のものがある。このような原稿G及び通常の所謂サービ
ス版サイズの原稿Gは、図示のように装置1の前面1a
の下方部位に配設された原稿挿入排出口8を介して矢印
方向に挿入することで、自動吸引されて原稿の読取りを
行うように構成されている。そして、読み取り動作後に
同じ原稿挿入排出口8から外部に排出される。
【0051】したがって、装置1の前後方向に沿う外形
寸法はパノラマ写真の長手方向に沿う寸法を配慮して決
定されることになる。この原稿挿入排出口8には原稿G
を幅方向に規制する原稿幅調整板9であって、周知のよ
うに一方または双方を手動で移動することで中心位置か
ら離れるか遠くなる機構を備えた原稿幅調整板9が設け
られている。
【0052】そして、第4の画像記録媒体であるAPS
フィルムCFは、図中の破線で図示されるように装置1
の前面1aの左開口部14に隣接して配設されるAPS
フィルム用の装着部11に対して矢印方向にセットされ
る。このために、装置1には装着部11を前方に移動可
能にするための開口部11が設けられており、後述のよ
うに前方に移動した後に、装着部11の上面において形
成された装着穴部12を介してAPSフィルムCFのカ
ートリッジを収納可能に構成されている。
【0053】次に、装置1の前面1aの右角の上方部位
であって、上記の各ユニット100、200を装填した
ときに邪魔にならない部位には、装置1のオンオフ状態
を表示するパワーオンオフ用の表示器7であって、装置
1の背面1dまたは側面1b,1cに配設された主電源
スイッチのオン状態に応じて常時点灯する発光ダイオー
ド等からなる表示器7が設けられている。
【0054】また、上記の左右開口部13、14間の前
面1aには、左側から順番にAPSフィルムの動作状況
を表示する表示器15と、135フィルムを含む通常の
フィルムFとマウントフィルムMFの動作状況を表示す
る表示器16と、原稿Gの動作状況を表示する表示器1
7とが夫々配設されており、各使用モードにおける待機
状態をグリーンの常時点灯で表示し、正常動作をグリー
ン点滅で表示し、ジャミング発生等の動作不備等の異常
状態をレッドで点滅表示するように構成されている。
【0055】これら表示器15、16、17の下方部位
には上記のAPSフィルムCFの装着部11を開口部1
1から装置1の前方に移動するために押圧されるイジェ
クトスイッチ6が配設されている。
【0056】図3は、スキャナ装置1の外観斜視図であ
って、原稿読取りを終了し、エジェクトスイッチ6を押
圧した後の様子を示したものである。
【0057】本図において、既に説明済みの構成には同
一符号を付して説明を割愛し、未説明部分に限定して述
べると、エジェクトスイッチ6が押圧されると、後述の
装着部移動機構が起動し、APSフィルムCFの装着部
11が装置1の前面の開口部11を介して矢印D1方向
の前方に移動され、左開口部14を塞ぐようにする。し
たがって、この状態では少なくとも視覚的には他の媒体
を受け付けないようにできることになる。
【0058】この図示の状態では、装置1の開口部10
を光学的に完全に遮断するように設けられた蓋体19が
矢印方向に回動され、装着部11の装着穴部12に対し
て、APSフィルムCFのフィルム取出し口CFaが装
置側に向かうようにして装着できるようになる。これ
は、APSフィルム仕様のカメラのフィルム装填に似て
いるので、間違いなく操作できる。
【0059】このようにして装着穴部12内にセットさ
れると装着部11に内蔵のマイクロスイッチによりAP
SフィルムCF有りが検出されて、この検出により装着
部移動機構が動作して、装着部11を矢印D2方向に移
動し、同時に蓋体19が閉じられる。
【0060】図示の幅寸法Wと奥行き寸法Yと高さ寸法
Hとから規定される装置1の外径寸法は、例えばA4サ
イズの原稿用のフラットベッド式のスキャナ装置を載置
した状態で仕様することを配慮している。このために、
フラットベッド式のスキャナ装置を載置した状態で用い
るときに、上記の各媒体の夫々の装填操作を装置1の前
面1a側から全て行えるようにしている。また、積載し
たときに全体の高さ寸法Hが小さくなるように配慮され
ている。
【0061】換言すると、後述する各搬送系と光学系
は、このような事情から設定されている。
【0062】尚、本発明の実施形態例によれば、大半を
占める右利きの人を対象にしている関係上、右側から各
ユニットを装着するようにしているが、左利きの人用に
適宜設定可能であることは言うまでもない。
【0063】続いて、図4(a)は連続フィルムユニッ
ト100を装置1に装着した状態を示した外観斜視図、
図4(b)はスライドフィルムユニット200を装置1
に装着した状態を示す外観斜視図である。
【0064】先ず、図4(a)において連続フィルムユ
ニット100が装置1の破線図示の右開口部13を介し
て装着されて所定位置に自動的に移動されると、図示の
ような状態になる。そこで、オペレータは135フィル
ムを含む所定のフィルムFを図示のように画像面を直に
手で触れないように把持して、連続フィルムユニット1
00の挿入部にセットする。すると、フィルムFは左開
口部14から正逆方向(矢印D方向)に搬送されつつ副
走査が行われる。
【0065】また、図4(b)において最大で6個分の
マウントフィルムMFが予めセットされたスライドフィ
ルムユニット200が装置1の破線図示の右開口部13
を介してに装着されると、図示のような状態になり、左
開口部14から一部が出るように正逆方向(矢印D方
向)に搬送が行われることで副走査が行われる。
【0066】以上のように構成することで、これらの状
態では少なくとも視覚的には新規にAPSフィルムCF
を扱うことはできないようにできる効果がある。
【0067】図5は、装置1の機構を示す外観斜視図で
あって、図2で既に説明済みの構成には同一符号を付し
て説明を割愛して述べる。
【0068】先ず、破線で示す原稿Gの読取り部20の
構成は以下のようである。ステッピングモータなどから
なる第1モータm1から動力を得るように構成されると
ともに、原稿面に直に触れる左右の弾性部21aにおい
てウレタン系のラバーを使用し、軸体21bに対して弾
性部21aを夫々固定したドライブローラ21と、この
ドライブローラ21に対して所定圧力で常時当接すると
ともにドライブローラ21の回動動作に追従して回動す
るアイドラー22とからなる一対のローラ対が設けられ
ており、下流側において同様のローラ対をさらに配設し
て2セット分配を不図示の基部に配設している。
【0069】これらのローラ対の間には、低い温度で高
輝度を得ることができる2本の冷陰極管23が基部(不
図示)に対して固定されており、原稿Gの原稿面を照射
するように構成されている。
【0070】2本の冷陰極管23の上方部位には、原稿
Gの幅方向分の反射面24aを備えた反射ミラー24が
基部(不図示)に対して図示のように原稿面に対して4
5度の傾きで固定されており、2本の冷陰極管23で挟
まれる原稿面からの光軸L1を集光レンズ25に指向す
るように構成されており、基部に固定される所定解像度
のラインイメージCCD部26において集光するように
して、原稿面の主走査を行うように構成されている。
【0071】尚、これらは不図示の暗箱に収納されてお
り、外光を遮断している。また、原稿Gの搬送状態は図
示の位置に配設される発光受光ダイオードからなる光学
式のセンサK1とセンサK2で常時モニターされてお
り、原稿の有無と、読み取り動作の終了を検出可能にし
ている。
【0072】次に、一般の135フィルムFの読取り部
30の構成は以下のとおりである。不図示の基部にはス
テッピングモータのように正逆方向に回転駆動可能であ
って、かつ設定された駆動パルス数に応じて駆動される
第2モータm2が固定されており、この第2モータm2
に対して図中の実線で示した動力伝達機構を介して、図
示のように合計で4個の第1ドライブローラ32を正逆
可能に回動するように構成されている。
【0073】各第1ドライブローラ32は、フィルムF
の各駒の上下部位のバーコード記録面に対して直に触れ
る位置にウレタン系のラバーを使用した弾性部32aを
上下に一対分軸体32bに設けている。
【0074】また、このように設けられる第1ドライブ
ローラ32の夫々に対向する位置にはアイドルローラ3
3が回動自由かつ付勢状態にされて上記のスライドフィ
ルムユニット200の幅である約5mmより少ない間隙
を維持するようにして、基部31で回動自在に配設され
ている。
【0075】一方、中央に位置する第1ドライブローラ
32の間には冷陰極管34が設けられており、フィルム
Fの画像を集光レンズ44に指向するようにして、基部
に固定される所定解像度のラインイメージCCD部46
において集光するようにして、フィルムFとマウントフ
ィルムMFの主走査と副走査を行うように構成されてい
る。尚、これらは後述する暗箱に収納されており、外光
が遮断されている。
【0076】また、集光レンズ44と冷陰極管34とを
結ぶ図中の一点鎖線図示の光軸L3の間には、反射ミラ
ー48を設けた光路変換機構40が第4モータm4によ
り、略45度分回動するように設けられており、実線図
示の位置と破線図示の位置に回動するようにして、光軸
3を遮る状態と光軸L3が集光レンズ44に指向する状
態とにするように構成されている。
【0077】さらに、この光路変換機構40と集光レン
ズ44の間には、複数のフィルター42を備えたフィル
ター変換機構41が第5モータm5により回動されるよ
うに設けられており、フィルムFのネガ、ポジ及び各種
規格のフィルムのオレンジベースに応じて、適宜最適な
フィルター42が光軸L3の間に介在するように構成さ
れている。
【0078】次に、第4の画像記録媒体であるAPSフ
ィルムCFの読取り部は以下のように構成されている。
【0079】APSフィルムCFを装着する上記の装着
部11の装着穴部12の底面には、マイクロスイッチか
らなるセンサK4が配設されている。また装着穴部12
の底面には破線図示のダボ部材61であって、APSフ
ィルムCFのフィルム巻取りスプールに係合するように
構成されている部材が回動自在に設けられており、実線
図示の位置において、第7モータm7に対して不図示の
遊星歯車機構を介してこのダボ部材61が噛合するよう
に構成されている。
【0080】また、装着部11にはラック62が図示の
ように延設されており、このラック62に対して常時噛
合するピニオン63を出力軸に設けた第8モータm8の
正逆方向の駆動にともない装着部11を上記の装置1の
開口部10を介して図中の実線図示と破線図示の位置に
駆動するように構成されている。
【0081】この装着部11に装着した状態において、
APSフィルムCFのフィルム取出し口CFaの下流側
には冷陰極管64が配設されており、これと上記の光路
変換機構40を結ぶ光軸L2(一点鎖線図示)は光路変
換機構40が略45度分回動されて破線図示の位置に回
動した状態で、上記の集光レンズ44に指向するように
して、所定解像度のラインイメージCCD部46を上記
のフィルムF、MF用と共有するように構成されてい
る。
【0082】この冷陰極管64のさらに下流側には、ウ
レタンラバー系の弾性円筒部材を駆動部に有するキャプ
スタンローラ68が第9モータ9から動力を直接得るよ
うに設けられており、このキャプスタンローラ68に対
向するようにして当接状態で設けられているアイドルロ
ーラ67との間でAPSフィルムCFのフィルム取出し
口CFaから上記の第7モータm7の駆動で送りだされ
るAPSフィルムCFを挟持して一定速度で冷陰極管6
4を通過するようにして主走査と副走査を行う読取り動
作を行うように構成されている。
【0083】これらキャプスタンローラ68とアイドル
Rーラ67のさらに下流側には上記の第9モータm9か
らクラッチ65を介して動力を得るようにした巻取りス
プール66が配設されており、読取り後のAPSフィル
ムCFを一旦この巻取りスプール66で全て巻き取るよ
うにしている。
【0084】以上の読取り動作終了後に、第9モータm
9への通電をカットし、モータのデイテンドトルクによ
るフリー状態を維持するようにして適度なバックテンシ
ョンをAPSフィルムCFに発生しつつ第7モータm7
の駆動によりAPSフィルムCFのケース内のスプール
をダボ部材61により回動して、全て収納する。その
後、開口部10から外部に排出する。
【0085】このように、カートリッジに収納されたス
プールで巻き取る構成のAPSフィルムCFにおいて、
上記のようにフィルム取出し方向に沿うように装着部1
1を移動することにより、フィルムのジャミング発生時
において、フィルムへの損傷を最少限度にすることがで
きるようになる。
【0086】具体的には、図2に示す表示器15がレッ
ドになると、中断し、スキャナ装置1の天板を明け、上
方からフィルムをケース内に送り込むようにできる。
【0087】図6は、図5の各読取り部の動作説明図で
ある。本図において、既に説明済みの構成には同一符号
を付して説明を割愛する。
【0088】先ず、原稿Gが読取り部20に挿入される
と、センサK1で原稿先端が検知され第1モータm1が
起動してドライブローラ21が反時計廻りに回転され、
原稿を2本の冷陰極管23に走向させ、原稿Gの幅方向
分の反射面24aを備えた反射ミラー24で光軸L1を
集光レンズ25に指向するようにしてCCD26にて読
取りを行う。このときドライブローラ21は、原稿面に
直に触れる位置にウレタン系のラバーであってシリコン
ラバーとの比較において粘着力の弱い材質を使用してい
るので常に清潔な状態を維持することができるので、ユ
ーザーの大切な原稿の汚れを防止できる。この読取りが
終了すると、第1モータ1が逆駆動されて排出される。
【0089】次に、一般のフィルムFは連続フィルムユ
ニット100にセットされ、またマウントフィルムMF
はスライドフィルムユニット200にセットされた後
に、センサK3により装着開始が検出されると、第2モ
ータm2が起動され4個の第1ドライブローラ32を回
動し、所定の読取り動作を行う。
【0090】このとき、各第1ドライブローラ32は、
フィルムFの各駒の上下部位のバーコード記録面に対し
て直に触れる位置にウレタン系のラバーを使用した弾性
部32aを上下に一対分軸体32bに設けているので汚
れを防止できる。
【0091】次に、第4の画像記録媒体であるAPSフ
ィルムCFの読取り動作は、装着部11が第8モータ8
の動作で実線図示の位置に移動されると、第7モータ7
が起動されて、APSフィルムCFのフィルム取出し口
CFaの下流側の冷陰極管64を通過しキャプスタンロ
ーラ68とアイドルローラ67との間にAPSフィルム
CFのフィルムを送る。続いて、第9モータm9が起動
されて、キャプスタンローラ68とアイドルローラ67
を駆動し、巻取りスプール66で全て巻き取りつつ読取
りを行う。以上の読取り動作終了後に、第9モータm9
への通電をカットし、モータのデイテンドトルクによる
フリー状態を維持するようにして適度なバックテンショ
ンをAPSフィルムCFに発生しつつ第7モータm7の
駆動によりAPSフィルムCFのケース内のスプールを
ダボ部材61により回動して、全て収納する。その後、
開口部10から外部に排出する。
【0092】次に、上述したようにスライドフィルムユ
ニット200は、6個分のスライドマウンター入りフィ
ルムMFを上部の開口部からセットして所定位置に留ま
るように収納可能に構成されており、その全長は現像済
みの6駒分の連続フィルムFよりやや長く、またスライ
ドフィルムユニット200の前後方向の幅寸法は約5m
mであり、連続フィルムFの幅寸法は0.15mm前後
であるために、ドライブローラ32とアイドルローラ3
3の空間は5mm以上にする必要があり、なおかつ各ユ
ニット100、200の双方を使用可能にする機構につ
き、図7の要部断面図と図8の要部断面図を参照して述
べる。尚、既に説明済みの構成には同一符号を付して説
明を割愛する。
【0093】先ず、図7において集光レンズ44には鏡
胴内にレンズ45が内蔵されており、CCD46に光軸
L2、L3を集光するように構成されており、この鏡胴
にはさらにネジ孔部材47が固定されている。このネジ
孔部材47は図示しない基部に固定されている第6モー
タ6の出力軸に固定されているウオームネジ43に螺合
している。以上の構成により自動焦点機構を設けてい
る。また、暗箱36には光軸L2を導入する開口が図示
の位置に形成されている。
【0094】また、暗箱36には連続フィルムユニット
100をセットした時に後述のように不動状態にするた
めの係合用の凹部50が形成されている。各アイドルロ
ーラ33はバネ51によりドライブローラ32側に移動
する付勢状態で設けられており、図示のように連続フィ
ルムユニット100が装填された状態では、フリーロー
ラ52に対して当接して回動するように構成されてい
る。
【0095】一方、センサK3、K5、K6、K7は図
示の位置に配設されており、各動作状態をモニターする
ようにしている。また、中央部位には陰極管34に対向
するアパチャー38が設けられている。
【0096】次に、図8においてスライドフィルムユニ
ット200が装着され、矢印D方向に搬送される様子が
示されており、この場合にはアイドルローラ33とドラ
イブローラ32の間で挟持されつつ搬送されることにな
る。即ち、ユニット200の幅寸法tは約5mmである
ので、そのまま搬送することができるようになる。
【0097】連続フィルムユニット100の構成につ
き、図9の正面図と、図10の要部断面図に基づき説明
する。
【0098】図9において連続フィルムユニット100
は、やや突起したフィルム走向面56を有する基部55
と陰極管からの光源を通過するアパチャー74とを形成
するとともに、上記のフリーローラ52を合計で8個回
動自在に内装している。また、フリーローラ53も回動
自在に内装している。
【0099】次に、図11をさらに参照して、基部55
にはレバー58が左右方向に移動可能で、かつ板77を
一体的にするように設けられている。この板77の端部
77aはピン78廻りに回動自在かつトーションバネ7
9で反時計廻りに付勢された部材80の作用端80aに
作用しており、ユニット100を図2の右開口部13側
から挿入し、所定の装填位置に移動されると部材80が
凹部50に図10に図示のように落下係合するように構
成されている。
【0100】この係合状態を解除するためには、レバー
58を右方向に移動するように操作して、部材80を凹
部50から外部に出すようにすることで解除することが
できる。
【0101】図12はドライブローラ32とアイドルロ
ーラ33の構成を説明する平面図であり、図13は図1
2のA‐A矢視図、図14は図12のB‐B矢視図であ
る。図12、図14において、ドライブローラ32は基
部90において夫々回動自在に軸支されており軸端にギ
ア94を夫々固定している。また、弾性体の部分32a
は基部90に夫々穿設されている窓部から外部に出るよ
うにして、各ユニット100、200を案内する突起部
91に窓部が連続するようにして、各ユニットの外面に
して接触するようにして搬送力を伝達可能にしている。
【0102】一方、図13において、上記のアイドルロ
ーラ33は基部70の窓部71から一部が外部に出るよ
うにしている。
【0103】また、図15は装置1の内部から外側に見
た正面図であって、各アイドルローラ33にはバネ51
が図示のように作用しており、スライドフィルムユニッ
ト200の走向面に対して各アイドルローラ33が当接
する位置に設けられている。また、図16と図17は上
記の連続フィルムユニット100の装着後に、起動され
た様子を示しており、本図において、フィルムFの送り
用のスプロケットホールの位置であってバーコードBC
の形成部分に対して各ドライブローラの弾性部32aが
位置するように構成されている。
【0104】また、センサK3は図17に図示のように
上下のバーコードBCを読取り可能となる上下に夫々セ
ンサK3−1、センサK3−2として配設されており、
天地を逆転してユニット100にセットされた場合であ
っても、フィルムFの上下を検出可能にしている。
【0105】図18(a)から(e)はフィルムFの走
向状態を示す動作説明図であって、(a)と(b)にお
いて、フィルムFの予備予備走査が行われて、最初の駒
の略中央部位の縦方向の1ライン分の走査が実行され
て、このデータからコントラストの最大値と最少値を読
取り、上記の自動焦点機構及びフィルターの交換を動作
して、集光レンズの合焦と所望のフィルターのセッテン
グを行い、(c)において一度逆方向に戻して、予備走
査に備え、(d)において全てを送り、(e)において
逆方向に搬送しつつ本走査を行う。
【0106】[制御回路の構成]次に、上述したスキャ
ナ装置1の制御回路について説明する。図19はスキャ
ナ装置の制御回路の構成を示すブロック図である。
【0107】図19において、CPU323はスキャナ
装置全体の制御を司るコントローラである。インタフェ
ース(I/F)回路322は、I/Fケーブルにより接
続されたサーバ装置1000のスキャナ制御部1110
との間で画像データや各種制御データを送受信可能とし
ている。ROM320は、CPU323が実行する制御
プログラムを格納するプログラムメモリ、RAM321
は各種データ(各種制御データや画像データ等)を保存
しておくダイナミック型のメモリである。
【0108】図5にも示すように、エジェクトスイッチ
6は、装着部11の開閉スイッチと他のフィルム又は原
稿の強制排出スイッチを兼ねており、そのオン/オフ信
号はCPU323に出力される。第2モータ駆動回路3
00は、CPU323の制御データに基づいて135フ
ィルムFを走査するための第2モータm2を制御する。
第7モータ駆動回路301は、CPU323の制御デー
タに基づいてAPSフィルムCFをケース内部に収納す
るための第7モータm7を制御する。第9モータ駆動回
路302は、CPU323の制御データに基づいてAP
SフィルムCFをケース内部から送り出して走査するた
めの第9モータm9を制御する。第1モータ駆動回路3
03は、CPU323の制御データに基づいて原稿Gを
走査するための第1モータm1を制御する。第8モータ
駆動回路304は、CPU323の制御データに基づい
て装着部11を出し入れするための第8モータm8を制
御する。
【0109】バーコード兼用センサ入力回路305は、
バーコード兼用センサK3の検知信号をCPU323に
出力する。CF有無センサ入力回路306は、CF有無
センサK4の検知信号をCPU323に出力する。原稿
入口センサ入力回路307は、原稿入口センサK1の検
知信号をCPU323に出力する。連続フィルムユニッ
トセンサ入力回路308は、135フィルムの送りを検
知するポジションセンサK6、K7の検知信号をCPU
323に出力する。原稿有無センサ入力回路309は、
原稿有無センサK2の検知信号をCPU323に出力す
る。エンドセンサ入力回路310は、連続フィルムユニ
ット100の装着時の端部を検知するエンドセンサK5
の検知信号をCPU323に出力する。
【0110】135フィルム照明駆動回路311は、C
PU323の制御データに基づいて135フィルムFに
光を照射する冷陰極管34を点灯制御する。APSフィ
ルム照明駆動回路312は、CPU323の制御データ
に基づいてAPSフィルムCFに光を照射する冷陰極管
64を点灯制御する。原稿照明駆動回路313は、CP
U323の制御データに基づいて原稿Gに光を照射する
冷陰極管23を点灯制御する。
【0111】135/APSフィルム撮像回路314
は、CPU323の制御データに基づいて135フィル
ム画像及びAPSフィルム画像を電気信号に変換して撮
像するラインイメージCCD46を駆動制御する。原稿
撮像回路315は、CPU323の制御データに基づい
て原稿画像を電気信号に変換して撮像するラインイメー
ジCCD26を駆動制御する。AF(オートフォーカ
ス)駆動回路316は、CPU323の制御データに基
づいて鏡筒44を駆動して集光レンズ45のフォーカス
を自動調整するための第6モータm6を駆動制御する。
反射ミラー駆動回路317は、CPU323の制御デー
タに基づいて反射ミラー48を駆動するための第4モー
タm4を駆動制御する。フィルタ駆動回路318は、C
PU323の制御データに基づいてフィルタ41を駆動
するための第5モータm5を駆動制御する。
【0112】表示器駆動回路319は、CPU323の
制御データに基づいてAPS表示器15、フィルム表示
器16、原稿表示器17を点灯或いは点滅する。
【0113】なお、以上の各モータは反転制御が可能で
あり、フィルムを逆方向に搬送することも可能であり、
例えば逆転方向への搬送中に画像を読み込むことも可能
である。例えば正方向搬送でプリスキャンを行い、逆方
向搬送でメインスキャンを行ってもよい。
【0114】[スキャナ装置による読み取り制御の説
明]次に、以上の構成を備える本発明の実施形態のスキ
ャナ装置のサーバ装置1000よりの読み取り制御につ
いて図20のフローチャートを参照して説明する。図2
0はスキャナ装置1よりの画像入力制御を示すフローチ
ャートである。なお、以下の説明は135フィルムの読
み取り制御を例に行なう。
【0115】画像の入力を行おうとする場合には、表示
部1800の表示画面をメニュー画面より画像入力画面
に移行させ、必要に応じて画像入力画面より入力操作画
面(ダイアログ)に移行させて行なう。そして、入力さ
れた画像を編集する場合には編集画面で編集を行なうこ
とになる。このため、ステップS1で画像入力画面で入
力ソースとしてスキャナ装置1を選択し、続いて表示さ
れるイメージソースの選択アイコン(上述した読み取り
可能なソースを表すアイコン)のうち所望のソースアイ
コンを選択する。この例では135フィルムアイコンを
選択することになる。
【0116】135フィルムアイコンを選択した場合の
入力操作画面の例を図21に示す。図1において、左上
部は入力ウインドウであり、現在スキャン中のフィルム
ストリップの状態を表示するウインドウである。右下は
画像ウインドウであり、1つのフィルムストリップのス
キャンが終了するたびに読み込めれた画像がこのウイン
ドウに順次入力順に追加表示されていく。なお、このウ
インドウの画像に対して後述するパノラマコマ指定、反
転等の指定が可能である。
【0117】また、右上のウインドウは設定ウインドウ
であり、プリスキャン前に設定を行なう。右側中央が動
作ボタンである。
【0118】スキャナの操作者は、ステップS2で読み
込み開始までに読み込み対象であるフィルムのチェック
を行い、読み込みができない、あるいは、読み込んでも
希望する画像とならないような場合には読み込み処理を
やめ、読み込み対象を持参したユーザとの相談等を行な
う。
【0119】メディアのチェックで読み込みが可能であ
ると判断した場合にはフイルムの上述した読み取り部に
セットする。そして続くステップS3で図21に示す設
定ウインドウより、読み込むのがカラーかモノクロか、
あるいは、フイルムがネガフィルムかポジフイルムかの
設定、及び必要に応じて読み取り加増度の指定を行な
う。なお、実際にはこの解像度設定は自動的に行われ、
操作する必要は無いように制御されている。
【0120】続いてステップS4で動作ボタンのプリス
キャンをクリックして上述したプリスキャン動作を開始
させる。プリスキャンではフィルムの順方向に搬送しな
がら全ての画像を低解像度で読み込む。この結果、スキ
ャン速度を上げることが可能であり、例えば1駒分の読
み込み時間を0.5秒程度に抑えることができる。ちな
みに後述するメインスキャンでは、読み込み解像度が1
6ベースでの読み込みでは1駒分4秒、読み込み解像度
が4ベースでの読み込みでは1駒分2.5秒のスキャン
時間が必要である。
【0121】プリスキャンで読み込んだ画像はスキャナ
制御部1110に送られる。この画像は、上述したスキ
ャナ装置1のCCDの構造上列単位で送られてくる。こ
のため、スキャナ制御部1110では列単位のデータが
揃った段階で一番上の行より順次行単位で画像入力部1
120に出力する。即ち、画像の出力フォーマットが9
0度変換された状態で出力されることになる。これは、
この低解像度データが表示用に喪とおられるデータであ
り、表示用には行単位に出力することが最適であるため
である。
【0122】このデータは画像入力部1120を介して
イメージサブシステム1130に送られ、入力ウインド
ウに順次6駒分づつ表示される。このため、操作者はこ
の入力ウインドウの表示結果を確認してプリスキャン結
果が正しいか否かを判断する。判断の結果、プリスキャ
ン結果が正しくない場合にはステップS7に進み、フイ
ルムの境界の判断誤りであるか否かを判断する。フイル
ムの境界の判断誤りでない場合にはステップS8で再び
フィルムをセットし直してステップS4に戻る。
【0123】一方、ステップS7でフイルムの境界の判
断誤りである場合にはステップS9に進み、図22に示
す位置調整ダイヤログを表示させて位置調整を行なう。
本例では、一応スキャナがフィルムの撮影枠を検出して
いるが、フィルムに何も写っていない場合や、カメラ側
でのフィルム搬送ミスがある様な場合にはフイルムの境
界の判断誤りが発生することがある。このため、このよ
うな場合には図22の画面の下部のアジャストボタンで
スキャン開始位置を設定して境界線が一致するように設
定する。そして、再びプリスキャンを行い、その後メイ
ンスキャンを行いステップS23に進む。この間の制御
は後述する正常処理を同様である。
【0124】一方、ステップS6でプリスキャン結果が
正しい場合にはステップS21に進み、入力ウインドウ
を確認して順次処理に必要な駒を選択する。図21で白
枠で示されている駒が選択された駒である。そして、こ
の駒の選択が終了すると動作ボタンよりメインスキャン
を指示する。これによりステップS22に示すメインス
キャンが行われ、ドキュメントで定まる高解像度での選
択画像の読み込みが行われる。なお、メインスキャン時
には高解像度での読み込みであるため、プリスキャン時
に比して読み込み速度は低速になるが、本例ではメイン
スキャン時に読み込まない駒がある場合にはフィルムの
搬送速度をプリスキャン時と同様の搬送速度まで上げ
る。そして、次の読み込むべき駒となったときに通常の
メインスキャン時の読み取り速度となるように制御して
いる。
【0125】このようにして読み込まれた高解像度デー
タは、スキャナ装置1のCPU323でJPEG圧縮さ
れスキャナ制御部1110に送られる。その後画像入力
部1120を介してイメージサブシステムに送られ、画
像プール1150に対応する低解像度データと共に格納
される。そして、低解像度データは表示部1800の図
21に示す画像ウインドウに追加表示されていく。
【0126】次に操作者はステップS23で次のフイル
ムがあるか否かを判断し、次のフィルムがある場合には
ステップS24で次のフィルムを挿入してステップS4
に戻る。
【0127】一方、次のフィルムが無い場合にはステッ
プS23よりステップS25に進み、画像ウインドウを
再度確認して不要な駒があるか否かを判断し、不要な駒
がある場合には削除し、また、パノラマ駒である場合に
はその旨を設定するなどの処理を行なう。そしてステッ
プS26で最終的な確認を行い、当該スキャナによる画
像入力処理を終了する。
【0128】なお、本発明の実施の形態例においては、
プリスキャンの終了後にメインスキャンを実行するわけ
であるが、メインスキャン実行前にプリスキャンの結果
をふまえてスキャン条件を変更することが可能であり、
例えば読み取データに対する黒レベル補正、γ補正量、
マスキング量の等の各種補正が可能である。そして、こ
の条件に従って高解像度データの入力が行われるが、先
にプリスキャンデ入力した低解像度データに対してもこ
の条件を反映している。即ち、メインスキャンでは駒毎
に選択することが可能であり、駒毎にスキャン条件を設
定することが可能である。しかし、プリスキャン時には
このような駒毎の条件設定はしておらず、この条件をス
キャナ制御部1110を介して画像入力部1120に送
り、画像入力部1120でこの処理を行なう。
【0129】なお、以上の説明は135フィルムの読み
込みを例として説明したが、他の記録媒体の場合でも上
述したスキャナ操作で容易に読み込むことができる。
【0130】以上説明したように本発明の実施の形態例
によれば、表示用の低解像度データをプリスキャン時に
高速で読み取り、印刷出力用の高解像度データをメイン
スキャン時に読み取るため、短時間かつ簡単な制御で複
数の所望解像度のデータを得ることができる。しかも、
メインスキャン時に読み込まない駒がある場合には、そ
の駒の部分での走査速度を上げているため、高解像度デ
ータの読み込み時間も最少のものとできる。
【0131】また、メインスキャン時の読み取り条件を
先に読み込んだ低解像度データにも反映することができ
る。
【0132】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0133】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0134】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0135】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0136】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0137】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0138】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
表示用に適した低解像度データと印刷出力用に適した高
解像度データを少ない走査量で読み込むことができ高速
での読み込みが可能となる。また本発明によれば、処理
情報を読み取る記録媒体に限定がなく、あらゆる場合に
対応することができる。
【0139】
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明に係る一発明の実施の形態例における
画像処理システムのシステム構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態例の全体構成図である。
【図3】本発明の実施形態例のスキャナ装置の外観斜視
図である。
【図4】本発明の実施形態例のスキャナ装置の使用例の
外観斜視図であって、(a)は連続フィルムユニット1
00の使用状態、(b)はスライドフィルムユニット2
00の使用状態を示す外観斜視図である。
【図5】本発明の実施形態例のスキャナ装置に内蔵の各
読取り部の外観斜視図である。
【図6】図4の動作説明のための外観斜視図である。
【図7】本発明の実施形態例のフィルム読取り部の要部
を破断して示した断面図である。
【図8】本発明の実施形態例のフィルム読取り部の要部
を破断して示した断面図である。
【図9】本発明の実施形態例の連続フィルムユニット1
00の正面図である。
【図10】本発明の実施形態例の連続フィルムユニット
100の装着後の平面図である。
【図11】本発明の実施形態例の連続フィルムユニット
100の取出し状態の平面図である。
【図12】本発明の実施形態例のフィルム読取り部の模
式図である。
【図13】本発明の実施形態例の図12のA‐A矢視図
である。
【図14】本発明の実施形態例の図12のB‐B矢視図
である。
【図15】本発明の実施形態例のフィルム読取り部とス
ライドフィルムユニット200とともに見た背面図であ
る。
【図16】本発明の実施形態例のフィルム読取り部と連
続フィルムユニット100とともに見た背面図である。
【図17】本発明の実施形態例のフィルム読取り部とフ
ィルムFとともに見た外観斜視図である。
【図18】本発明の実施形態例のフィルム読取り部の動
作説明図である。
【図19】本発明の実施形態例のスキャナ装置の制御回
路の構成を示すブロック図である。
【図20】本発明の実施形態例の読み取り制御を示すフ
ローチャートである。
【図21】本発明の実施形態例の画像操作画面の表示例
を示す図ある。
【図22】本発明の実施形態例の位置調整画面の表示例
を示す図ある。
【符号の説明】
1 スキャナ装置 2 インターフェースケーブル 6 エジェクトスイッチ 7 パワーオン表示器 8 原稿挿入排出口(反射原稿用) 10 開口部 11 装着部(APSフィルム用) 12 装着穴部 13 右開口部 14 左開口部 15 表示器(APSフィルム用) 16 表示器(135フィルム用) 17 表示器(原稿用) 19 蓋体 20 反射原稿読取り部(第2の搬送手段) 21 ドライブローラ 21a弾性部 22 アイドルローラ 23 冷陰極管 24 反射ミラー 25 集光レンズ 26 ラインイメージセンサ(第2の画像読取り部) 30 フィルム読取り部(第1の搬送手段) 31 基部 32 ドライブローラ 33 アイドルローラ 34 冷陰極管 35 暗箱 36 暗箱 38 アパチャー 39 開口部 40 光路変換機構 41 フィルター変換機構 42 フィルター 43 ウオームネジ 44 鏡胴 45 集光レンズ 46 ラインイメージセンサ(第1、第3の画像読取り
部) 48 反射ミラー 50 凹部 51 バネ 52 フリーローラ 53 アイドルローラ 55 基部 58 レバー 59 反射ストライプ 60 APSフィルム読取り部(第3の搬送手段) 61 ダボ部材 62 ラック 63 ピニオン 64 冷陰極管 65 クラッチ 66 巻取りスプール 67 ピンチローラ 68 キャプスタンローラ 70 基部 100 連続フィルムユニット 200 スライドフィルムユニット 1000 サーバ装置 2000 ターミナル装置 4000 テンプレート制作装置 3000 プリンタ装置 5000 画像入力装 1100 画像制御部 1150 画像プール 1130 イメージサブシステム 1200 画像処理部 1300 テンプレート制御部 1350 ブックサブシステム 1400 制御部 1500 印刷制御部K1〜K7 センサ m1〜m9 モータ P 記録シート CF APSフィルム F 135フィルム G 反射原稿 L1〜L3 光軸

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体より画像を低解像度で読み取る
    第1の読み取り制御と、 前記第1の読み取り制御に続いて前記記録媒体より同じ
    画像を高解像度で読み取る第2の読み取り制御とを実行
    する読み取り手段を備えることを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の読み取り制御で読み取った画
    像情報を表示用の画像情報として用いるとともに、前記
    第2の読み取り制御で読み取った画像情報を印刷出力用
    の画像情報として用いることを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 第1の読み取り制御を順方向への記録媒
    体搬送による読み取り制御とし、第2の読み取り制御を
    逆方向への記録媒体の搬送による読み取り制御とするこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記第1の読み取り制御による読
    み取り結果を表示する表示手段と、 前記表示手段での表示を確認して前記記録媒体の読み取
    り時の搬送位置を調整する位置調整手段とを備え、 前記読み取り手段は、前記調整手段による調整があった
    ときに前記第2の読み取り制御を行わずに再び前記第1
    の読み取り制御を実行することを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 複数の画像が記録された記録媒体より所
    定数の画像を所定の解像度で読み取る第1の読み取り手
    段と、 前記第1の読み取り手段での読み取り情報を表示する表
    示手段と、 前記表示手段での表示を確認して処理対象とする画像を
    選択する選択手段と、 前記記録媒体より前記選択手段で選択された画像を高解
    像度で読み取る第2の読み取り手段と、 前記第1の読み取り手段で読み取った低解像度画像のう
    ちの前記選択手段で選択された画像と前記第2の読み取
    り手段で読み取られた高解像度画像とを処理対象画像と
    して保持する画像保持手段とを備えることを特徴とする
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の読み取り手段は、選択されな
    い画像部分は前記第1の読み取り手段の読み取り速度と
    同様の速度で走査を行なうことを特徴とする請求項5記
    載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記低解像度画像を表示用の画像情報と
    して用いるとともに、前記高解像度画像を印刷出力用の
    画像情報として用いることを特徴とする請求項5に記載
    の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 第1の読み取り手段は順方向への記録媒
    体搬送による読み取り制御を行い、第2の読み取り手段
    は逆方向への記録媒体の搬送による読み取り制御を行な
    うことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに
    記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段での表示を確認して前記記
    録媒体の読み取り時の搬送位置を調整する位置調整手段
    を備え、 前記調整手段による調整があったときに前記第2の読み
    取り手段による読み取り制御を行わずに再び前記第1の
    読み取り手段による読み取り制御を実行することを特徴
    とする請求項5から請求項8のいずれかに記載の画像処
    理装置。
  10. 【請求項10】 記録媒体をカメラによる撮影フィルム
    とすることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれ
    かに記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体を銀塩式のフイルムとするこ
    とを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 記録媒体をアドバンスド・フォト・シ
    ステム(ADVANCED PHOTO SYSTEM)フィルムとすることを
    特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 記録媒体を写真の焼付けられた印画紙
    とすることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれ
    かに記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の読み取り手段はフイルムを
    列単位で読み取り、読み取り情報を回転処理して行単位
    で出力することを特徴とする請求項1から請求項13の
    いずれかに記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記第2の読み取り手段は読み取り情
    報を圧縮処理して出力することを特徴とする請求項1か
    ら請求項14のいずれかに記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 記録媒体より画像を低解像度で読み取
    る第1の読み取り制御と、 前記第1の読み取り制御に続いて前記記録媒体より同じ
    画像を高解像度で読み取る第2の読み取り制御とを実行
    することを特徴とする読み取り制御方法。
  17. 【請求項17】 第1の読み取り制御を順方向への記録
    媒体高速搬送による読み取り制御とし、第2の読み取り
    制御を逆方向への記録媒体の搬送による読み取り制御と
    することを特徴とする請求項16記載の読み取り制御方
    法。
  18. 【請求項18】 更に、前記第1の読み取り制御による
    読み取り結果を表示し、表示結果を確認して前記記録媒
    体の読み取り時の搬送位置を調整可能とし、位置調整が
    あったときには前記第2の読み取り制御を行わずに再び
    前記第1の読み取り制御を実行することを特徴とする請
    求項16または請求項17のいずれかに記載の読み取り
    制御方法。
  19. 【請求項19】 複数の画像が記録された記録媒体より
    所定数の画像を低解像度で読み取り、読み取り情報を表
    示して処理対象とする画像を選択する第1の制御と、 前記記録媒体より前記選択された画像を高解像度で読み
    取る第2の制御とを行い、前記第1の制御で読み取った
    低解像度画像の内の選択された画像と前記第2の制御で
    読み取られた高解像度画像とを処理対象画像として保持
    することを特徴とする読み取り制御方法。
  20. 【請求項20】 前記第2の読み取り制御では、選択さ
    れない画像部分は前記第1の読み取り手段の読み取り速
    度と同様の高速での走査を行なうことを特徴とする請求
    項19記載の読み取り制御方法。
  21. 【請求項21】 記録媒体をカメラによる撮影フィルム
    とすることを特徴とする請求項16から請求項20のい
    ずれかに記載の読み取り制御方法。
  22. 【請求項22】 前記第1の読み取り制御ではフイルム
    を列単位で読み取り、読み取り情報を回転処理して行単
    位で出力することを特徴とする請求項21記載の読み取
    り制御方法。
  23. 【請求項23】前記第2の読み取り制御は読み取り情報
    を圧縮処理して出力することを特徴とする請求項19か
    ら請求項21のいずれかに記載の読み取り制御方法。
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