JPH09326895A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH09326895A
JPH09326895A JP8144515A JP14451596A JPH09326895A JP H09326895 A JPH09326895 A JP H09326895A JP 8144515 A JP8144515 A JP 8144515A JP 14451596 A JP14451596 A JP 14451596A JP H09326895 A JPH09326895 A JP H09326895A
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JP
Japan
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frame
film
image data
image
frames
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JP8144515A
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Inventor
Makoto Goto
誠 後藤
Koichi Sawada
康一 沢田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コマ間が不均一なフィルムであっても正確な
コマ位置で画像データを読み取ることができる画像読み
取り装置の提供を目的とする。 【解決手段】 画像読み取り装置は、スキャナ制御部1
と、フィルムスキャナ2と、メモリ制御部3と、ビデオ
メモリ4およびメインメモリ5と、モニタ6と、プリン
タ制御部7と、プリンタインターフェース回路8および
プリンタ9と、ディスク制御部10と、ディスクインタ
ーフェース回路11およびディスクドライブ12と、キ
ーボード13と、システム制御部14とを有し、フィル
ムスキャナ2は画像読み取り手段を有し、また、システ
ム制御部14は各画像データの位置を検出する際にコマ
間が不均一であることを検出するコマ間検出手段15お
よび画像データの位置が適正でないことが検出された
ら、検出された画像データを補正する補正データ生成手
段16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ネガフィ
ルムや写真等から画像を読み取って静止画像情報を形成
する画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影済みの光学フィルム(フィル
ム)からコマ単位で画像データを読み取って、読み取っ
た画像データを記録媒体に記録するフィルムスキャナと
呼ばれる画像読み取り装置があった。このような画像読
み取り装置は、画像データ読み取り部と、画像データ処
理部と、画像データ記録部とを有する。この画像データ
読み取り部には板状のホルダーが設けられていて、フィ
ルムを板状のホルダーで挟んで固定して、このホルダー
をスライドさせて、各コマ単位で画像データを読み取る
ようにしていた。
【0003】フィルムを固定するホルダーとしては、例
えば、1コマ分の開口部が設けられているもの、または
6コマ分の開口部が設けられているものがあった。この
1コマ分の開口部が設けられているホルダーの場合、こ
の開口部を1コマ毎にずらしながら固定して順次各コマ
の画像データを読み取るようにしていた。また、6コマ
分の開口部が設けられているホルダーの場合、6コマの
各開口部にそれぞれ各コマを当てはめるようにして固定
してスライドさせることにより順次各コマの画像データ
を読み取るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像読
み取り装置では、例えば、1コマ分の開口部が設けられ
ているホルダーを用いるものは、操作者が走査したいコ
マを開口部から見えるように調整してコマ位置を決める
ため、1コマずつフィルムを移動して位置決めをしなけ
ればならず、大量のコマをすべてこのようにして位置決
めして走査するのは煩雑であり、位置決めが正確にでき
ない場合には読み取られた画像データを補正する手段が
ないという不都合があった。
【0005】また、6コマ分の開口部が設けられている
ホルダーを用いるものは、カメラのフィルム送り量が一
定でないためにコマとコマの間のコマ間が不均一なフィ
ルムを走査する場合には、ホルダーにフィルムを固定す
る際に微調整しても、各コマをそれぞれ開口部に位置決
めするのが難しかった。このような場合には開口部に適
正に位置決めされないコマの画像データの有効範囲を小
さくするように信号処理することによりトリミングし
て、コマ間が見えないようにしていたが、画像データの
有効範囲が狭くなるため、画像データの品質が低下する
という不都合があった。
【0006】本発明は、かかる点を考慮してなされたも
のであり、コマ間が不均一なフィルムであっても正確な
コマ位置で画像データを読み取ることができる画像読み
取り装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読み取り装
置は、光学フィルムに記録された複数の画像をコマ単位
に順次読み取り画像データに光電変換する画像読み取り
手段と、画像読み取り手段により光電変換された各画像
データの位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段
により画像データの位置が適正でないことが検出された
ら、検出された画像データを補正する補正データ生成手
段とを備えたものである。
【0008】本発明の画像読み取り装置によれば、以下
のような作用をする。画像読み取り手段は、光学フィル
ムに記録された複数の画像をコマ単位に順次読み取り画
像データに光電変換する。この読み取り動作では、光学
フィルムの画像が記録されたコマとそのコマ間も含めて
読み取りを行う。読み取られた画像データに画像処理を
施して画像データが記録されたコマを切り出す。ここ
で、コマとコマ間とは濃度差があるため、コマ間をしき
い値によって判断することにより、コマのエッジを検出
して、エッジからコマの長さを検出してコマを切り出す
処理をする。
【0009】ところが、撮影状況によって露光量が低く
なりコマのエッジが分かり難くなり、コマ間が不均一に
なる場合がある。また、フィルムの巻き取り量が一定で
ないとき、コマ間が不均一になる。このような場合、コ
マ長を基にしてコマ位置を予測して切り出すようにす
る。このようなとき、コマ位置補正処理が必要になる。
従って、コマ間を検出する位置検出手段により、しきい
値に基づいてコマ間を検出し、コマ間が不均一のとき
は、コマ位置補正処理を行うように該当するコマにコマ
位置補正が必要なことを検出する。補正データ生成手段
は該当するコマ位置補正が必要なコマの画像に対して補
正データを生成する。このような補正データ生成手段が
生成した補正データは各コマ毎に生成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本実施例の画像読み取り装
置の画像データのコマ位置補正処理について説明する前
に、図1、図9〜図28を参照しながら本実施例の画像
読み取り装置の一連の画像読み取り処理動作について説
明する。
【0011】まず、図1を参照しながら、本実施例の画
像読み取り装置の構成を説明する。画像読み取り装置
は、スキャナ制御部1と、スキャナ制御部1により制御
されるフィルムスキャナ2と、メモリ制御部3と、メモ
リ制御部3により制御されるビデオメモリ4およびメイ
ンメモリ5と、モニタ6と、プリンタ制御部7と、プリ
ンタ制御部7により制御されるプリンタインターフェー
ス回路8およびプリンタ9と、ディスク制御部10と、
ディスク制御部10により制御されるディスクインター
フェース回路11およびディスクドライブ12と、キー
ボード13と、システム制御部14とを有する。
【0012】ここで、フィルムスキャナ2は光学フィル
ムに記録された複数の画像をコマ単位に順次読み取り画
像データに光電変換する画像読み取り手段を有し、ま
た、システム制御部14は光電変換された各画像データ
の位置を検出する際にコマ間が不均一であることを検出
するコマ間検出手段15および画像データの位置が適正
でないことが検出されたら、検出された直後の画像デー
タを補正する補正データ生成手段16とを有する。
【0013】フィルムスキャナ2の出力はメインメモリ
5に供給されるように構成され、メインメモリ5の出力
はビデオメモリ4に供給されるように構成され、ビデオ
メモリ4の出力はモニタ6に供給されるように構成され
ている。また、メインメモリ5の出力はプリンタインタ
ーフェース回路8を介してプリンタ9に供給されると共
に、メインメモリ5の出力はディスクインターフェース
回路11を介してディスクドライブ12に供給されるよ
うに構成されている。また、キーボード13から出力さ
れるキー操作情報はシステム制御部14に供給されるよ
うに構成されている。システム制御部14はキーボード
13の操作に基づいた動作が行われるように、スキャナ
制御部1、メモリ制御部3、プリンタ制御部7、ディス
ク制御部10に制御情報を供給するように構成されてい
る。
【0014】フィルムスキャナ2は、後述する光学フィ
ルムを移動させるフィルム送り手段と、光学フィルムに
記録されている各コマの画像をコマ単位で順次読み取っ
て電気的な画像データに変換する画像読み取り手段とを
有する。フィルム送り手段は、フィルム送りモータから
なり、スキャナ制御部1の制御に基づいて駆動制御され
ることにより光学フィルムを順方向送りまたは逆方向送
りする。また、画像読み取り手段は、CCD(チャージ
・カプルド・デバイス)ラインセンサからなり、光学フ
ィルムに記録された各コマの画像を順次読み取って電気
的な画像データに変換する。
【0015】フィルムスキャナ2で読み取られる画像の
解像度は、1024×1536画素の標準モードのHD
(ハイ・ディフィニション)解像度と、2048×30
72画素の高精細モードのUD(ウルトラ・ディフィニ
ション)解像度とを有する。また、フィルムスキャナ2
は、35ミリメートルネガ/リバーサルフィルムの長尺
または6コマ切りフィルム、35ミリメートルスライド
マウント、およびコダック社を軸とした新規格フィルム
(新写真システム:アドバンスド・フォト・システム、
以下APSという。)を扱うことができる。
【0016】メインメモリ5はフィルムスキャナ2で読
み取られた画像データを記憶する容量を有する。また、
ビデオメモリ4は後述する初期画面、モード設定画面、
および各種のメッセージ画面、画像の位置確認のメッセ
ージを有する6コマ表示画面等の画像データが予め記憶
されている。モニタ6は、後述する図14で示すように
例えば、384×576画素のCRT(カソード・レイ
・チューブ)からなり、1文字32×24画素の12行
×24文字で文字表示することができるように構成され
ている。
【0017】ディスクドライブ12は、ディスク制御部
10の制御に基づいてメインメモリ5からディスクイン
ターフェース回路11を介して供給される各コマの画像
データをディスクドライブ12内に装着されたMD(ミ
ニディスク)に記録する。ミニディスクは光磁気ディス
クを用いた書換可能なディジタルディスクである。
【0018】ミニディスクには、図9に示すように、標
準モードHD解像度のとき、モニタ6表示用のSD(ス
タンダード・ディフィニション)画像60が2クラス
タ、HD画像61が8クラスタで、合計10クラスタの
記録領域に記録される。また、高精細モードUD解像度
のとき、モニタ6表示用のSD画像62が2クラスタ、
UD画像63が18クラスタで、合計20クラスタの記
録領域に記録される。なお、1クラスタのデータ量は、
64キロバイト(64キロバイト/クラスタ)であり、
SD画像60、62は、640×480画素である。
【0019】このとき、メモリ制御部3は、メインメモ
リ5に記憶された標準モードHD解像度のHD画像61
を読み出して間引き処理を施してモニタ6表示用のSD
画像60を生成し、また、メインメモリ5に記憶された
高精細モードUD解像度のUD画像63を読み出して間
引き処理を施してモニタ6表示用のSD画像62を生成
して、ディスク制御部10のディスクインターフェース
回路11を介してディスクドライブ12に供給する。
【0020】従って、上述したミニディスクには、標準
モードHD解像度のとき200枚、高精細モードUD解
像度のとき100枚の画像を記録することができるよう
に構成されている。また、ミニディスクには、標準モー
ドHD解像度の画像および高精細モードUD解像度の画
像を混合させて記録することもできるように構成されて
いる。また、ミニディスクは、本発明の出願人が独自に
開発した新規なフォーマットで記録され、このフォーマ
ットによれば、最大25アルバムを1枚のミニディスク
に記録することができるように構成されている。
【0021】図10に示すように、MD(ミニディス
ク)70の下層には、フィルム1本単位を示すアルバム
が、アルバム(01)71、アルバム(02)75、・
・・のように設けられ、さらに、アルバム(01)71
の下層には、各コマ単位を示す画像ファイルが、画像フ
ァイル(1−01)72、画像ファイル(1−02)7
3、画像ファイル(1−03)74、・・・のように設
けられ、同様に、アルバム(02)75の下層には、各
コマ単位を示す画像ファイルが、画像ファイル(2−0
1)76、画像ファイル(2−02)77、画像ファイ
ル(2−03)78、・・・のように設けられ、それぞ
れ階層構造となっている。
【0022】また、プリンタ9は、プリンタ制御部7の
制御に基づいて、メインメモリ5からプリンタインター
フェース回路8を介して供給される各種画像情報、例え
ば、後述するミニディスクのインデックス情報をプリン
トするように構成されている。このとき、メモリ制御部
3は、メインメモリ5に記憶された標準モードHD解像
度のHD画像61を読み出して間引き処理を施してイン
デックスプリント用のインデックス画像を生成し、ま
た、メインメモリ5に記憶された高精細モードUD解像
度のUD画像63を読み出して間引き処理を施してイン
デックスプリント用のインデックス画像を生成して、プ
リンタ制御部7のプリンタインターフェース回路8を介
してプリンタ9に供給する。ここで、インデックス画像
は80×60画素である。
【0023】次に、図11〜図13のフローチャート、
図14〜図28の画面等を参照しながら、本実施例の画
像読み取り装置の動作を説明する。まず、図11におい
て、スタートしてステップS11で操作者は必要に応じ
てフィルムに対応したスリーブ用、またはマウント用、
またはAPS用のフィルムキャリアに交換する。なお、
本実施例では、例えば、長尺フィルムを扱うものとし、
スリーブ用のフィルムキャリアに交換する。次に、ステ
ップS12で操作者は画像読み取り装置の電源をオンに
する。
【0024】ステップS13でスキャナ制御部1はフィ
ルムスキャナ2が所定の初期位置に移動されるように制
御する。このとき、システム制御部14は、ビデオメモ
リ4に予め設定されている複数の画面データのうち、例
えば、初期画面データがモニタ6に供給されるようにメ
モリ制御部3を制御する。これにより、ビデオメモリ4
からモニタ6に初期画面データが供給され、モニタ6に
は、図14に示すような初期画面が表示される。図14
において、初期画面は、「MDを入れてください」とい
うメッセージ80と、日付81と、時間82と、エラー
表示行83と、キー操作指示行84とが表示される。
【0025】次に、ステップS14で操作者はフィルム
スキャナ2のCCDラインセンサで光源のハロゲンラン
プのランプチェックを行い、ランプが切れていた場合に
は、ランプを交換する。ステップS15で操作者は図1
4に示した初期画面のキー操作指示行84においてキー
ボード13を操作することにより、フィルムの種類およ
び記録解像度を設定するためのモード変更指示をシステ
ム制御部14に発行する。モード設定変更指示が発行さ
れると、システム制御部14は、ビデオメモリ4に予め
設定されているモード設定画面データがモニタ6に表示
されるようにメモリ制御部3を制御する。
【0026】これにより、モニタ6には図15に示すよ
うなモード設定画面が表示される。図15において、モ
ード設定画面は、MDの記録可能なコマ数を示す設定項
目90と、MDの記録可能なアルバム数を示す設定項目
91と、使用中のキャリア(スリーブ用、マウント用、
APS用)を表示する設定項目92と、フィルムの種類
(長尺、6コマ切り、デフォルト設定は長尺)を表示す
る設定項目93と、記録解像度(デフォルト設定は標準
モード)を表示する設定項目94と、キー操作指示95
とが表示される。モード設定画面では、キーボード13
の上下左右キーにより、設定項目93のフィルムの種類
および設定項目94で記録解像度が設定でき、設定項目
90で残コマ数および設定項目91で残アルバム数、さ
らに設定項目92で現在使用中のキャリアの表示をする
ことができる。ここで、キー操作指示行95の「EXE
C/NEXT」キーを押すことにより次画面が表示され
る。
【0027】上述の図15に示すようなモード設定画面
において、フィルムの種類は、35ミリメートルネガ/
リバーサルフィルムの長尺フィルムまたは6コマ切りフ
ィルム、または35ミリメートルスライドマウント、ま
たはAPSフィルムのいずれかを設定することができ、
記録解像度は、標準モードHD解像度または高精細モー
ドUD解像度のいずれかを設定できるように構成されて
いる。パワーオン時のデフォルト設定値は、フィルムの
種類は長尺フィルムに設定され、フィルムの解像度は標
準モードHD解像度に設定されている。
【0028】そこで、本実施例では、ステップS15で
操作者はキーボード13を操作することによりフィルム
種類を長尺フィルムに設定し、記録解像度は標準モード
HD解像度に設定する。これにより、システム制御部1
4は、設定された各種モードに基づいた動作が行われる
ように各種制御を行う。
【0029】上述したようなモード設定終了後、操作者
はこのモード設定画面において、キーボード13の「E
XEC/NEXT」キーを押すことにより、システム制
御部14は、次画面、つまり次の処理を行う前画面の初
期画面データがモニタ6に供給されるようにメモリ制御
部3を制御する。これにより、モニタ6には、図14に
示した初期画面が表示される。図14において、初期画
面は、「MDを入れてください」というメッセージ80
が表示されているので、ステップS16で操作者はディ
スクドライブ12にミニディスクを装着してセットを完
了する。
【0030】ミニディスクがディスクドライブ12にセ
ットされると、ステップS17でディスク制御部10
は、システム制御部14の制御に基づいて、セットされ
たミニディスクが上述した所定の方式のフォーマットに
準拠してフォーマットされているか否かを判断すると共
に、ミニディスクにおける後述する残コマ数および残ア
ルバム数の算出を行う。そして、ディスク制御部10は
判断結果および算出結果をシステム制御部14に供給す
る。
【0031】ステップS18でシステム制御部14はデ
ィスク制御部10から供給された判断結果および算出結
果に基づいて、ディスクドライブ12にセットされたミ
ニディスクが所定の方式のフォーマットに準拠してフォ
ーマットされていない場合、またはミニディスクにおけ
る残コマ数および残アルバム数が所定数に対して不足し
ていた場合には、セットされたミニディスクが排出状態
となるようにディスク制御部10を制御する。そして、
正常なミニディスクがセットされるまでステップS16
〜ステップS18までの判断および処理を繰り返す。
【0032】そして、正常なミニディスクがディスクド
ライブ12にセットされたとき、つまり、ディスクドラ
イブ12にセットされたミニディスクが所定の方式のフ
ォーマットに準拠してフォーマットされている場合、ま
たはミニディスクにおける残コマ数および残アルバム数
が所定数を越えていた場合には、システム制御部14
は、ビデオメモリ4に予め設定されているフィルムセッ
ト画面データがモニタ6に供給されるようにメモリ制御
部3を制御する。これにより、モニタ6には図16に示
すようなフィルムセット画面が表示される。図16にお
いて、フィルムセット画面では、「フィルムを入れてく
ださい」というメッセージ100を表示する。
【0033】そこで、ステップS19で操作者がフィル
ムをフィルムスキャナ2に装着してセットを完了する。
このとき、スキャナ制御部1は、フィルムスキャナ2に
セットされたフィルムの挿入方向を判別し、その判別結
果をシステム制御部14に供給する。システム制御部1
4は、システム制御部14からの判別結果に基づいて、
フィルムの乳剤面を手前にしてフィルムがフィルムスキ
ャナ2にセットされなかった場合には、図16に示すよ
うにフィルムセット画面において「フィルムの挿入方向
が違います」というエラー表示101が表示されるよう
にモニタ6を制御する。これにより、操作者は、フィル
ム挿入方向が違っていることを認識し、フィルムを再度
セットし直す。そして、スキャナ制御部1は再度セット
されたフィルムの挿入方向を判別する。
【0034】正常な方向でフィルムがフィルムスキャナ
2にセットされると、システム制御部14はビデオメモ
リ4に予め設定されているプリスキャン開始画面データ
がモニタ6に供給されるようにメモリ制御部3を制御す
る。これにより、モニタ6には、図17に示すようにプ
リスキャン開始画面が表示される。図17において、プ
リスキャン開始画面では、「「SCAN」を押して下さ
い」というメッセージ110と、「プリスキャンを始め
ます」というメッセージ111と、「中止の場合は
「V」+「SCAN」を押して下さい」というキー操作
指示112とが表示される。図17において、操作者が
キーボード13の「SCAN」を押すことにより、フィ
ルムスキャナ2はプリスキャンの動作が開始されるよう
に構成されている。また、キーボード13の「V」+
「SCAN」を押すことにより、フィルムスキャナ2は
プリスキャンの動作が中止されるように構成されてい
る。
【0035】そこで、操作者は、キーボード13の「S
CAN」を押下する。これにより、システム制御部14
はビデオメモリ4に予め設定されているプリスキャン中
画面データがモニタ6に供給されるようにメモリ制御部
3を制御する。これにより、モニタ6には図18に示す
ようなプリスキャン中画面が表示される。図18におい
て、プリスキャン中画面では、「プリスキャン中・・
・」というメッセージ120と、「しばらくお待ち下さ
い」というメッセージ121と、「中止の場合は「V」
+「SCAN」を押して下さい」というキー操作指示1
22とが表示される。また、システム制御部14はプリ
スキャン動作が行われるように各種制御を行う。
【0036】すなわち、スキャナ制御部1は、システム
制御部14の制御に基づいて、フィルムスキャナ2にセ
ットされたフィルムが順方向に送られるようにフィルム
スキャナ2を制御する。これにより、フィルムスキャナ
2はフィルムに記録された各コマの画像を順方向で順次
読み取る。ここで、ステップS20でスキャナ制御部1
はフィルムスキャナ2がフィルムの先頭の画像が記録さ
れていない部分をスキャンした際の読み取り情報に基づ
いて、オートフォーカスおよびランプチェック等の光源
補正の動作をするプリプリスキャンの動作を行う。
【0037】そして、ステップS21で、フィルムスキ
ャナ2は、オートフォーカスおよびランプチェック等の
プリプリスキャンの動作後、フィルムに記録されている
各コマの画像を順方向で順次読み取り、読み取った画像
データをディジタル画像データとしてメインメモリ5に
供給するプリスキャンの動作を行う。メモリ制御部3は
供給されたディジタル画像データをメインメモリ5に記
憶するように制御する。フィルムに記録されているすべ
てのコマの画像が読み取られ、メインメモリ5に記憶さ
れ、フィルムの終端までプリスキャンの動作が終了する
と、スキャナ制御部1はフィルムスキャナ2にセットさ
れたフィルムの順方向送りが停止するようにフィルムス
キャナ2を制御する。
【0038】プリスキャン動作が終了すると、ステップ
S22で、システム制御部14はメインメモリ5に記憶
された各コマの画像データのうち、6コマの画像データ
がビデオメモリ4を介してモニタ6に表示されるように
メモリ制御部3を制御する。これにより、モニタ6に
は、図19に示すように6コマの画像データに基づいた
画像133〜138が表示される。また、モニタ6に
は、6コマの画像133〜138のうち選択されている
画像の補正状態を示す補正状態表示130が表示され
る。なお、画像133〜138の選択は、例えば、キー
ボード13の上下左右キーを操作して画像番号1〜6ま
たは画像133〜138を白枠で囲むことにより行う。
補正状態表示130のうち、Fはネガ画像の濃度をその
まま用いて色補正するフルコレクションを示し、Lは特
定の色が画像の大半を占めているネガのある色を適正に
補正するロワードコレクションを示し、Y,M,Cはイ
エロー、マゼンタ、シアンの各色のカラーバランスを示
し、Dはデンシティー(濃度)を示す。また、モニタ6
には、6コマの画像133〜138について露光状態表
示132が表示される。露光状態表示132のうち、U
Oはウロトラオーバー露光を示し、Oはオーバー露光を
示し、Nは適正露光を示し、Uはアンダー露光を示す。
また、モニタ6には、キー操作指示139が表示され
る。
【0039】ここで、ステップS23で、操作者は、モ
ニタ6に表示された6コマの画像が天地逆に表示されて
いる場合には、キーボード13の「V」+「Y」キーを
押下する。これにより、システム制御部14は、メイン
メモリ5に記憶されたすべてのコマの画像データを18
0度回転した画像データに変換されるように制御する。
そして、システム制御部14は、180度回転した画像
データがビデオメモリ4を介してモニタ6に供給される
ようにメモリ制御部3を制御する。これにより、モニタ
6には、6コマの画像が天地反転して表示される。
【0040】次に、ステップS24で、操作者は、モニ
タ6に表示された6コマの画像がずれて表示されている
場合には、キーボード13の「V」+「アルバム」キー
を押下する。これにより、システム制御部14は、ビデ
オメモリ4に予め設定されているコマ位置調整画像デー
タがモニタ6に供給されるようにメモリ制御部3を制御
する。これにより、モニタ6の位置確認を要する画面1
34の上には、位置確認表示131が表示される。操作
者はコマ位置調整を行うこの画面134において、キー
ボード13の上下左右キーを操作することにより、コマ
の位置を調整する。このキー操作に従って、システム制
御部14は画面134のコマ位置が調整されるようにメ
モリ制御部3を制御する。このコマ位置補正の動作につ
いては、後で詳細に説明する。上述したようなコマ位置
調整処理終了後、操作者は、例えば、上記コマ位置調整
を行う図19に示す位置確認表示131がされた画面に
おいて、キーボード13の「V」+「アルバム」キーを
押下する。これにより、システム制御部14は、6コマ
表示画面データがモニタ6に供給されるようにメモリ制
御部3を制御する。従って、モニタ6には、前画面であ
る図19に示した6コマ表示画面が表示される。
【0041】次に、ステップS25で、PASS(コマ
削除)/パノラマ/ワイドの各モードを解除したい場合
には、操作者はキーボード13の「V」+「+」キーを
押下する。これにより、システム制御部14は、PAS
S(コマ削除)/パノラマ/ワイドの各モードが解除さ
れるようにメモリ制御部3を制御する。
【0042】次に、ステップS26で、任意の1コマの
みを表示したい場合には、操作者は、キーボード13の
「V」+「F」キーを押下する。これにより、システム
制御部14は、現在画面表示されている6コマの画像の
うちの任意の1コマのみが画面表示されるようにメモリ
制御部3を制御する。従って、モニタ6には、図20に
示した1コマ表示画面が表示される。次に、1コマ表示
画面から前画面に戻る場合には、操作者は、キー操作指
示147の「V」+「F」キーを押下する。これによ
り、システム制御部14は、前画面の6コマ画面データ
がモニタ6に供給されるようにメモリ制御部3を制御す
る。従って、モニタ6には、前画面である図19に示し
た6コマ表示画面が表示される。
【0043】次に、ステップS27で、システム制御部
14は、メインメモリ4に記憶された各コマの画像デー
タから各色成分のヒストグラムを生成し、このヒストグ
ラムに基づいて色補正適正量を算出する。この色補正適
正量は、図20に示した1コマ表示画面における拡大画
像140について、補正項目141のイエローのカラー
バランスY,補正項目142のマゼンタのカラーバラン
スM,補正項目143のシアンのカラーバランスC、補
正項目144のデンシティー(濃度)D、補正項目14
5の標準のロワードコレクションL、補正項目146の
フルコレクションF、の各々の補正項目について行われ
る。
【0044】次に、ステップS28で、システム制御部
14は、現在表示されている6コマの画像に対して、ス
テップS24のコマ位置補正処理からステップS27の
濃度および色補正処理までの各ステップの処理が行われ
たか否かを判断する。そして、6コマの画像に対して、
ステップS24のコマ位置補正処理からステップS27
の濃度および色補正処理までの各ステップの処理が終了
していない場合には、終了するまでステップS24〜ス
テップS27の各ステップの処理を繰り返す。ステップ
S28で、6コマの画像に対して、ステップS24のコ
マ位置補正処理からステップS27の濃度および色補正
処理までの各ステップの処理が終了したと判断したとき
は、操作者は、キーボード13の「EXEC/NEX
T」キーを押す。
【0045】次に、ステップS29でフィルムに記録さ
れたすべてのコマの画像に対して、ステップS22の6
コマ表示処理からステップS28の6コマ終了判断まで
の各ステップの処理および判断を行ったか否かを判断す
る。フィルムに記録されたすべてのコマの画像に対して
ステップS22の6コマ表示処理からステップS28の
6コマ終了判断までの各ステップの処理および判断が終
了した場合、操作者は、キーボード13の「EXEC/
NEXT」キーを押す。これにより、システム制御部1
4は、ビデオメモリ4に予め設定されている本スキャン
の開始画面データがモニタ6に供給されるようにメモリ
制御部3を制御する。従って、モニタ6には、図21に
示した本スキャン開始画面が表示される。
【0046】図21に示したように、本スキャン開始画
面では、「「SCAN」を押して下さい」というメッセ
ージ150と、「スキャンを始めます」というメッセー
ジ151と、「中止の場合は「V」+「SCAN」を押
して下さい」というキー操作指示152とが表示され
る。図21において、操作者がキーボード13の「SC
AN」キーを押下することにより、システム制御部14
は、フィルムスキャナ2の本スキャン動作が開始される
ように、スキャナ制御部1を制御する。また、操作者が
キーボード13の「V」+「SCAN」キーを押下する
ことにより、システム制御部14は、フィルムスキャナ
2の本スキャン動作が中止されるように、スキャナ制御
部1を制御する。
【0047】そこで、操作者は、キーボード13の「S
CAN」キーを押下する。これにより、システム制御部
14は、ビデオメモリ4に予め設定されている本スキャ
ン中画面データがモニタ6に供給されるようにメモリ制
御部3を制御する。従って、モニタ6には、図22に示
した本スキャン中画面が表示される。図22において、
本スキャン中画面には、本スキャン中の画像160と、
「中止の場合は「V」+「SCAN」を押して下さい」
というキー操作指示163とが表示され、この本スキャ
ン中の画像160に「スキャン中・・・」というメッセ
ージ161と、例えば「全コマ25コマ中 1コマ目」
というメッセージ162とが表示される。
【0048】そして、システム制御部14は、本スキャ
ン動作が行われるように各種制御を行う。すなわち、ス
テップS30で、システム制御部14は、プリスキャン
時におけるフィルムの順方向送りに対して、この本スキ
ャン時には、フィルムスキャナ2にセットされたフィル
ムが逆方向に送られるようにスキャナ制御部1を制御す
る。これにより、フィルムスキャナ2は、フィルムに記
録されている各コマの画像を逆方向で順次読み取り、読
み取った画像データをディジタル画像データとしてメイ
ンメモリ5に供給する。メモリ制御部3は供給されたデ
ィジタル画像データをメインメモリ5に記憶するように
制御する。
【0049】この本スキャン時に、システム制御部14
は、プリスキャン時に得られメモリ制御部3に格納され
た色補正適正量を用いて、メインメモリ5に記憶された
各コマの画像に対して補正処理を施す。また、この本ス
キャン時に、システム制御部14は、コマ位置補正した
補正データを用いて本スキャン動作のフィルム送り量を
変化させ、または、CCDラインセンサの読み取り範囲
をオフセットすることにより、適正なコマ位置で各コマ
の画像を読み取ることができるように制御する。この補
正動作についても後で詳細に説明する。
【0050】また、システム制御部14は、このような
補正処理済みの画像データ、およびこの画像データに対
応したフィルム上でのコマ番号情報をビデオメモリ4に
供給する。メモリ制御部3は供給された画像データおよ
びコマ番号情報をビデオメモリ4に記憶するように制御
する。これにより、ステップS31で、モニタ6には、
補正済み画像データに基づいた画像が表示されると共
に、その画像に対応したコマ番号情報が表示される。
【0051】また、システム制御部14は、このような
補正処理済みの画像データをディスクインターフェース
回路11に供給する。これにより、ステップS32で、
ディスクドライブ12は、ディスク制御部10の制御に
基づいて、補正処理済みの画像データをセットされたミ
ニディスクに記録する。
【0052】ステップS33で、システム制御部14
は、フィルムに記録されたすべてのコマの画像に対し
て、ステップS30の本スキャン処理からステップS3
2の記録処理までの各ステップの処理を行ったか否かを
判断する。ステップS33で、フィルムに記録されたす
べてのコマの画像に対して、ステップS30の本スキャ
ン処理からステップS32の記録処理までの各ステップ
の処理が終了していない場合、ステップS30〜ステッ
プS32までの処理を繰り返す。また、ステップS33
で、フィルムに記録されたすべてのコマの画像に対し
て、ステップS30の本スキャン処理からステップS3
2の記録処理までの各ステップの処理が終了した場合、
すなわち、フィルムの終端まで本スキャンが終了する
と、スキャナ制御部1は、フィルムスキャナ2にセット
されたフィルムの逆方向送りが停止するようにフィルム
スキャナ2を制御する。
【0053】次に、ステップS34で、上述したミニデ
ィスクにおける残コマ数および残アルバム数を算出す
る。ここで、図23を用いてミニディスクの残コマ数お
よび残アルバム数の取得処理動作を説明する。まず、ス
テップS41でシステム制御部14は、ディスク制御部
10に対して「残コマ数、残アルバム数情報」要求を発
行する。次に、ステップS42でディスク制御部10
は、システム制御部14からの「残コマ数、残アルバム
数情報」要求により、上述したステップS15において
設定された記録解像度のモードに基づいた残コマ数を算
出する。
【0054】すなわち、標準モードHD解像度設定時の
場合には、上述したように、標準モードHD解像度の画
像のみを1枚のミニディスクに200枚記録することが
でき、1枚の画像のデータ量は10クラスタであるた
め、この場合の残コマ数は、以下の数1式で算出するこ
とができる。
【0055】
【数1】残コマ数=[200×10−(記録済みのHD
画像枚数×10+記録済みのUD画像枚数×20)]/
10
【0056】また、高精細モードUD解像度設定時の場
合には、上述したようにUD解像度の画像のみを1枚の
ミニディスクに100枚記録することができ、1枚の画
像のデータ量は20クラスタであるため、この場合の残
コマ数は、以下の数2式で算出することができる。
【0057】
【数2】残コマ数=[100×20−(記録済みのHD
画像枚数×10+記録済みのUD画像枚数×20)]/
20
【0058】上述のようにして残コマ数を算出した後、
ステップS43で、ディスク制御部10は、残アルバム
数を算出する。すなわち、上述したように、1枚のミニ
ディスクのアルバム数は、最大25アルバムであるた
め、残アルバム数は、以下の数3式で算出することがで
きる。
【0059】
【数3】残アルバム数=25−記録済みアルバム数
【0060】なお、記録済みアルバム数の情報はミニデ
ィスクの管理情報ファイルから取得する。ミニディスク
の管理情報ファイルには、全アルバム数25に対する記
録済みアルバム数、未記録アルバム数、およびその位置
情報等が記録されている。
【0061】次に、ステップS44でディスク制御部1
0は、システム制御部14に対して「残コマ数、残アル
バム数返答情報」を発行する。そして、最後に、システ
ム制御部14は、ビデオメモリ4に予め設定されている
本スキャン終了および長尺フィルム用の残量表示画面デ
ータがモニタ6に供給されるようにメモリ制御部3を制
御する。従って、モニタ6には、図24に示した本スキ
ャン終了および長尺フィルム用の残量表示画面が表示さ
れる。図24において、本スキャン終了および長尺フィ
ルム用の残量表示画面には、「スキャン終了」というメ
ッセージ170と、ステップS45で示す残コマ数を示
す項目171および残アルバム数を示す項目172と、
「入力を続けますか」というメッセージ173と、「新
しいアルバムに入力する」という項目174と、「入力
を終了する」という項目175と、キー操作指示176
とが表示される。
【0062】ここで、本実施例では、上述したように、
フィルム1本を1アルバムとして扱うものとしているた
め、図24に示した本スキャン終了および長尺フィルム
用の残量表示画面では、「入力を続けますか」というメ
ッセージ173に基づいて、「新しいアルバムに入力す
る」という項目174と、「入力を終了する」という項
目175とを選択できるように構成されている。そこ
で、操作者は、キー操作指示176に表示されたキーボ
ード13の上下キーを操作して項目174または項目1
75を選択する。
【0063】このキー操作に基づいて、システム制御部
14は、図13のステップS35に示すように入力を続
行するか否かを判断する。ステップS35で入力を続行
する場合、すなわち図24に示した本スキャン終了およ
び長尺フィルム用の残量表示画面において、「新しいア
ルバムに入力する」という項目174が選択された場
合、操作者は、キーボード13の「EXEC/NEX
T」キーを押す。これにより、ステップS19のフィル
ムセット処理に戻り、ステップS19〜ステップS35
までの各ステップの処理および判断を繰り返す。また、
ステップS35で入力を終了する場合、すなわち図24
に示した本スキャン終了および長尺フィルム用の残量表
示画面において、「入力を終了する」という項目175
が選択された場合、操作者は、キーボード13の「EX
EC/NEXT」キーを押す。これにより、システム制
御部14は、ビデオメモリ4に予め設定されているイン
デックスプリント設定画面データがモニタ6に供給され
るようにメモリ制御部3を制御する。従って、モニタ6
には、図示しないインデックスプリント設定画面が表示
される。ステップS36で、操作者は、インデックスプ
リント設定画面に表示されている操作指示に従って、イ
ンデックス画面数およびプリント用紙サイズを指定し
て、プリント設定する。
【0064】インデックスプリント設定処理が終了する
と、システム制御部14は、ビデオメモリ4に予め設定
されているインデックスプリント開始画面データがモニ
タ6に供給されるようにメモリ制御部3を制御する。従
って、モニタ6には、図25に示したインデックスプリ
ント開始画面が表示される。図25において、インデッ
クスプリント開始画面には、「「INDEX PRIN
T」を押して下さい」というメッセージ180と、「イ
ンデックスプリントを始めます」というメッセージ18
1とが表示される。
【0065】そこで、操作者は、キーボード13の「I
NDEX PRINT」キーを押下する。これにより、
システム制御部14は、ビデオメモリ4に予め設定され
ているインデックスプリント中画面データがモニタ6に
供給されるようにメモリ制御部3を制御する。従って、
モニタ6には、図26に示したインデックスプリント中
画面が表示される。図26において、インデックスプリ
ント中画面には、「インデックスプリント中・・・」と
いうメッセージ190と、例えば「全3枚中1枚目をプ
リントしています」というメッセージ191と、「中止
の場合は「V」+「SCAN」を押して下さい」という
キー操作指示192とが表示される。
【0066】ここで、ステップS37で、システム制御
部14は、プリンタ9でインデックスプリント動作が行
われるように、プリンタ制御部7を制御する。次に、ス
テップS38で、プリンタ制御部7は、ステップS36
で設定された枚数分のインデックス情報をすべてプリン
トしたか否かを判断する。ステップS38で、複数枚プ
リントで全プリントを終了していない場合、ステップS
37に戻り、全プリントが終了するまでステップS37
のインデックスプリント処理およびステップS38のプ
リント終了判断を繰り返す。
【0067】ステップS38で、全プリントが終了した
場合、システム制御部14は、ビデオメモリ4に予め設
定されているインデックスプリント終了画面データがモ
ニタ6に供給されるようにメモリ制御部3を制御する。
従って、モニタ6には、図27に示したインデックスプ
リント終了画面が表示される。図27において、インデ
ックスプリント終了画面には、「インデックスプリント
終了」というメッセージ200と、「「EXEC/NE
XT」を押すとMDをEJECTします」というキー操
作指示201とが表示される。
【0068】そして、最後に、操作者は、図27に示し
たインデックスプリント終了画面において、キーボード
13の「EXEC/NEXT」キーを押下する。これに
より、システム制御部14は、ディスクドライブ12に
セットされているミニディスクが排出状態となるように
ディスク制御部10を制御する。従って、ステップS3
9で、ミニディスクはディスクドライブ12から排出さ
れて終了し、モニタ6には、図14に示した初期画面が
表示される。
【0069】上述したように、本実施例では、本スキャ
ンを行って各コマの画像をミニディスクに記録する前お
よび後に、設定された記録解像度に応じて得られたミニ
ディスクの記録可能なコマ数と記録済みコマ数から残コ
マ数を算出し、その残コマ数をモニタ6に表示するた
め、操作者は、ミニディスクの空き容量を毎回チェック
する必要はなく、あと何コマ記録することができるのか
を直感的かつ具体的に確認することができる。従って、
操作者は、効率よく、ミニディスクへの記録作業を行う
ことができる。これは、特に、大量のフィルムをミニデ
ィスクに記録する場合には、大きな効果を得ることがで
きる。
【0070】また、フィルム1本を1アルバムとして扱
うため、複数のフィルムが記録されたミニディスクにお
けるフィルムの切り換え点を容易に確認することができ
る。従って、ミニディスクの再利用性および検索性を向
上させることができる。また、プリスキャン時には、フ
ィルムを順方向送り、本スキャン時には、フィルムを逆
方向送りとしているため、フィルムに記録された各コマ
の画像を迅速にかつ確実に読み取ることができる。従っ
て、処理時間を短縮することができるため、作業効率を
向上させることができる。
【0071】なお、図11〜図13に示したフローチャ
ートにおいて、長尺フィルムを扱う場合を説明したが、
例えば、6コマ切りフィルムを扱った場合には、ステッ
プS33において、画面表示される図24に示した長尺
フィルム用残量画面の終わりに、図28に示すようなス
キャン終了および6コマ切りフィルムの残量表示画面が
表示される。図28において、スキャン終了および6コ
マ切りフィルムの残量表示画面には、図24に示した本
スキャン終了および長尺フィルム用の残量表示画面と同
様の、「スキャン終了」というメッセージ210と、残
コマ数を示す項目211および残アルバム数を示す項目
212と、「入力を続けますか」というメッセージ21
3と、「新しいアルバムに入力する」という項目214
と、「入力を終了する」という項目216と、キー操作
指示217とが表示される他に、「同じアルバムに入力
する」という項目215が表示される。
【0072】すなわち、この場合、入力続行の選択は、
「入力を続けますか」というメッセージ213に基づい
て、「新しいアルバムに入力する」という項目214
と、「同じアルバムに入力する」という項目215と、
「入力を終了する」という項目216とを選択すること
ができるように構成されている。このようにして、長尺
フィルムと6コマ切りフィルムとで異なった操作メニュ
ーを用いているため、さらに作業効率を向上させること
ができる。また、ステップS37のインデックスプリン
ト処理において、インデックスプリントモード設定を選
択することにより、プリントするかプリントしないかを
選択できるように構成されている。
【0073】以上、本実施例の画像読み取り装置の一連
の読み取り処理動作について説明したが、以下に、図1
〜図8を用いて、本実施例の画像読み取り装置の読み取
り処理動作のうちのコマ位置補正処理について特有な構
成および動作を詳細に説明する。
【0074】まず、図6〜図8を用いて本実施例の画像
読み取り装置の光学系とフィルムおよびフィルムキャリ
アとCCDラインセンサとの関係について説明する。図
6において、光学系とフィルムとの関係を、読み取り範
囲41を有するCCDラインセンサ40と、結像レンズ
43を有するレンズ鏡筒42と、上端および下端にパー
フォレーション45およびDXコードを有するネガフィ
ルム44と、CCDラインセンサ40と対向する上下の
パーフォレーション45、45の位置に設けられ、ネガ
フィルム44と同等の透過率を有する赤色またはオレン
ジ色のフィルタ46、46と、熱吸収レンズ48と、非
球面レンズ49と、ハロゲンランプ50とを用いて説明
する。
【0075】ハロゲンランプ50から非球面レンズ49
および熱吸収レンズ48を通過した光が直接ネガフィル
ム44の上端および下端のパーフォレーション45、4
5を通ってCCDラインセンサ40に入射しないように
フィルタ46、46によりパーフォレーション45、4
5を覆うようにして構成されている。また、CCDライ
ンセンサ40は、光が入射する範囲のうちの上端および
下端を除いた読み取り範囲41を有していて、読み取り
範囲41はシステム制御部14からスキャナ制御部1を
介した制御により上下に数ミリメートルの範囲でオフセ
ットすることができるように構成されている。
【0076】ネガフィルム44の画像、パーフォレーシ
ョン45およびDXコード47をCCDラインセンサ4
0で読み取る場合に、CCDラインセンサ40とネガフ
ィルム44のパーフォレーション45に対向する位置
に、ネガフィルム44と同等の透過率を有する赤色また
はオレンジ色の上下一対のフィルタ46、46を配置し
たので、画像データと共に、パーフォレーション45お
よびDXコード47をイメージデータとして正確に読み
取ることができる。このパーフォレーション45を読み
取ることにより、ネガフィルム44の位置決めを行うこ
とができ、DXコード47を読み取ることにより、ネガ
フィルム44の種類やその製造会社名等を知ることがで
きる。
【0077】さらに、CCDラインセンサ40によっ
て、ネガフィルム44の画像データと同時にパーフォレ
ーション45とDXコード47を読み取るためにCCD
ラインセンサ40の画像の読み取り範囲41を大きくし
た場合に、パーフォレーション45の部分では、ハロゲ
ンランプ50からの光が直接CCDラインセンサ40に
入射する場合がある。このとき、入射された光の光量が
大きすぎてCCDラインセンサ40がブルーミング(花
咲き現象)を起こしたり、スミア(CCDの受光セルか
ら光が漏れる現象)が発生することが考えられる。この
ような諸現象を発生させないようにするために、CCD
ラインセンサ40とネガフィルム44のパーフォレーシ
ョン45に対向する位置に、ネガフィルム44と同等の
透過率を有する赤色またはオレンジ色の上下一対のフィ
ルタ46、46を配置した。
【0078】また、フィルタ46、46の透過率をネガ
フィルム44の透過率と同等にしているので、CCDラ
インセンサ40に撮像されるデータの最高輝度レベルが
ネガフィルム44の透過率のレベルとなり、画像データ
のダイナミックレンジを拡大することができる。これに
より、ネガフィルム44のパーフォレーション45とD
Xコード47の情報を確実に読み取ることができる。さ
らに、ネガフィルム44の画像データとパーフォレーシ
ョン45のデータを同時に読み取って、各コマ毎に、コ
マ位置データを作成しているので、パーフォレーション
45の位置に対する画像データの存在する位置を正確に
把握することができる。
【0079】図7に、CCDラインセンサ40で読み取
ることができるフィルムの読み取り範囲を示す。図7に
おいて、ネガフィルム44の表面(感光層側)の上部お
よび下部にはパーフォレーション45とDXコード47
とがそれぞれ形成されている。なお、図7において、A
はネガフィルムの1コマの上下方向の読み取り範囲を示
し、Bはネガフィルムの1コマの左右方向の読み取り範
囲を示す。D0 は上下方向の補正できる範囲のスキャン
傾きを示すスキャン補正角であり、D1 は左右方向の補
正できる範囲のスキャン傾きを示すスキャン補正角であ
る。この上下方向の読み取り範囲Aと、上部および下部
のパーフォレーション45およびDXコード47をCC
Dラインセンサ40の読み取り範囲41の範囲内に設定
することにより、画像データとパーフォレーション45
およびDXコード47のデータとを読み取ることができ
る。また、画像データ及びパーフォレーション45を読
み取ることにより、各コマの位置を検出することができ
る。
【0080】次に、図8を参照しながら、プリスキャン
および本スキャンの動作におけるフィルムキャリアとC
CDラインセンサの関係を説明する。図8において、プ
リスキャンおよび本スキャンの動作におけるフィルムキ
ャリア54とCCDラインセンサ40の関係を、ネガフ
ィルム44と、パーフォレーション45と、フィルタ4
6と、キャリアベース51と、ガイド軸52と、フィル
ムキャリア54移動用のステッピングモーター53と、
巻き取りローラ55と、ネガフィルム44巻き取り用の
ステッピングモーター56と、開口部57と、パネル5
8とを用いて説明する。
【0081】フィルムキャリア54はキャリアベース5
1に固定されていて、キャリアベース51はガイド軸5
2を介してフィルムキャリア54移動用のステッピング
モーター53により左右方向に移動可能に構成されてい
る。従って、フィルムキャリア54はフィルムキャリア
54移動用のステッピングモーター53により左右方向
に移動可能に構成されている。また、巻き取りローラ5
5はネガフィルム44巻き取り用のステッピングモータ
ー56によりネガフィルム44を巻き取り可能に構成さ
れている。また、CCDラインセンサ40は図示しない
基台に固定されていて、フィルタ46、46はフィルム
キャリア54内のパネル58上にCCDラインセンサ4
0とネガフィルム44のパーフォレーション45に対向
する位置に配置されている。従って、CCDラインセン
サ40は、フィルムキャリア54の移動動作またはネガ
フィルム44の巻き取り動作により、ネガフィルム44
に対して相対的に移動してネガフィルム44をその有効
範囲にわたってスキャンすることができるように構成さ
れている。以下、プリスキャンおよび本スキャンの動作
を説明する。
【0082】まず、プリスキャンのときは、図8Aに示
すように、フィルムキャリア54は、フィルムキャリア
54移動用のステッピングモータ53からのポジション
データによって、フィルムキャリア54内のパネル58
上にフィルタ46、46が配置された位置に、CCDラ
インセンサ40が対向するように位置決めされる。次
に、このようにフィルムキャリア54が固定された状態
で、フィルムキャリア54に挿入されたネガフィルム4
4が図示しない搬送ローラにより巻き取りローラ55方
向に一定のスピードで搬送される。この搬送動作と連動
して、フィルタ46、46を介してCCDラインセンサ
40に入射された光により、CCDラインセンサ40は
パーフォレーション45およびDXコード47のデータ
とを読み取ると共に、ネガフィルム44上に記録された
画像のデータをコマ単位に順次読み取っていく。
【0083】また、プリスキャン時には、ネガフィルム
44の全画像を高解像度で読み取る必要がないため、フ
ィルムキャリア54は、図8Aに示す位置で固定された
状態で、比較的速い速度でネガフィルム44はフィルム
キャリア54移動用のステッピングモーター53の駆動
により巻き取りローラ55に巻き取られる。このプリス
キャン時にCCDラインセンサ40によりネガフィルム
44のすべてのコマの画像をコマ単位に順次読み取って
各コマの画像データおよびパーフォレーション45のデ
ータをコマ単位にメインメモリ5にイメージデータとし
て記憶する。
【0084】次に、システム制御部14は、メインメモ
リ5に記憶された画像データおよびパーフォレーション
45のイメージデータに基づいてネガフィルム44の各
コマの画像の位置とパーフォレーション45の位置とを
関連付けるコマ位置データを作成して、メモリ制御部3
の図示しないメモリに記憶する。また、CCDラインセ
ンサ40により読み取られたネガフィルム44の各コマ
の画像毎に各コマに対応した色補正およびコマ位置補正
等の補正データをメモリ制御部3の図示しないメモリに
記憶する。そして、後述する本スキャンを行う際にネガ
フィルム44の各コマに対応するコマ位置データおよび
補正データをメモリ制御部3の図示しないメモリから読
み出して、コマ位置データに基づいてスキャンの開始と
終了を制御すると共に、その補正データに基づいて高解
像度のスキャンを行って画像を読み取るように動作す
る。
【0085】ネガフィルム44がフィルムキャリア54
移動用のステッピングモーター53の駆動によりその始
端側(記録日時の古いコマ側、すなわちフィルム最右端
側)までフィルムキャリア54の開口部57に送られる
と、フィルム挿入側の開口部57手前に設けられた図示
しないセンサによりフィルム無し状態が検出される。こ
のフィルム無し状態が検出されたときは、CCDライン
センサ40によってネガフィルム44の最右端から2番
目のコマの画像データおよびパーフォレーション45の
データが読み取られている。さらにネガフィルム44が
巻き取りローラ55に巻き取られると、最右端のコマの
画像データおよびパーフォレーション45のデータがC
CDラインセンサ40によって読み取られる。なお、こ
ときは、すでにセンサによってフィルム無しの状態が検
出された後であるので、このコマがネガフィルム44に
おける最右端のコマ、すなわち、プリスキャンの最後の
コマであると判断されて、CCDラインセンサ40によ
って画像データが読み取られる。従って、このコマの画
像データおよびパーフォレーション45のデータをCC
Dラインセンサ40によって読み終えると、フィルムキ
ャリア54移動用のステッピングモーター53の駆動が
停止され、プリスキャンの動作を終了する。
【0086】プリスキャン動作が終了すると、続いて、
本スキャン動作が開始される。プリスキャンが終了した
時点では、フィルムキャリア54は、CCDラインセン
サ40に対して図8Aに示す位置となっているので、本
スキャンの最初の動作としてフィルムキャリア54を動
かさずに、フィルムキャリア54移動用のステッピング
モーター53の駆動により、開口部57に対してネガフ
ィルム44の最右端のコマが臨むように、メモリ制御部
3内の図示しないメモリに記憶されたコマ位置データに
基づいて位置決めを行う。なお、このように、フィルム
キャリア54が図8Aに示す状態で最右端のコマを位置
決めする理由は、一対のフィルタ46、46を介してC
CDラインセンサ40の入射光によってネガフィルム4
4のパーフォレーション45の位置を検出するようにし
ているからである。
【0087】最右端のコマがフィルム通路となるパネル
58の開口部57に対して位置決めされると、ステッピ
ングモーター56による巻き取りローラ55の駆動は停
止された状態で、フィルムキャリア54がキャリアベー
ス51と共に、図8Aに示す状態から図8Bに示す状態
となるように、図8中、右方向に駆動手段のステッピン
グモーター53によって駆動される。このとき、メモリ
制御部3内の図示しないメモリに記憶されたポジション
データによって、CCDラインセンサ40が開口部57
の左エッジに対向するようにキャリアベース51が駆動
される。
【0088】次に、図8Bに示す状態から図8Cに示す
状態に、キャリアベース51がステッピングモーター5
3によってゆっくりと図8中、左方向に移動しながら、
CCDラインセンサ40がネガフィルム44の画像デー
タをライン毎に取り込んでいく。つまり、メモリ制御部
3内の図示しないメモリに記憶されたポジションデータ
によって、CCDラインセンサ40が開口部57の右エ
ッジに対向するようにキャリアベース51が駆動され
る。キャリアベース51が1コマ分の距離を移動する
と、キャリアベース51は停止する。CCDラインセン
サ40によって撮像された高解像度の画像データは、メ
モリ制御部3に記憶された各コマ毎の補正データに基づ
いて、例えば、色補正やコマ位置補正等の処理が行われ
てメインメモリ5に記憶される。
【0089】そして、1コマ目の画像の読み取りが終了
すると、ステッピングモーター53によって、フィルム
キャリア54を搭載したキャリアベース51が図8Bに
示す状態に戻るように移動されると同時に、ネガフィル
ム44は、開口部57に対してネガフィルム44の2コ
マ目の画像が臨むように、ステッピングモーター56に
よって巻き取りローラ55が駆動され、メモリ制御部3
内の図示しないメモリに記憶されたパーフォレーション
45の位置と画像データの位置とを示すデータに基づい
て位置決めが行われる。ネガフィルム44の位置決めお
よびキャリアベース51の位置決めが終わると、1コマ
目と同様に本スキャン動作が行われる。また、この2コ
マ目の本スキャン動作が行われている間に、メインメモ
リ5に記憶された1コマ目の高解像度の画像データをデ
ィスクドライブ12において固定長符号化圧縮してミニ
ディスクに記録するようにディスク制御部10がディス
クドライブ12を制御する。
【0090】このように、ネガフィルム44のパーフォ
レーション45をCCDラインセンサ40が読み取ると
共に、本スキャン時において、ネガフィルム44の位置
決めをその読み取ったデータを用いて行っているので、
CCDラインセンサ40に対して正確な位置決めを行う
ことができる。
【0091】次に、図1〜図5を参照しながら本実施例
の画像読み取り装置の画像データのコマ位置補正処理に
ついて説明する。図2に示したコマ位置補正処理の動作
を示すフローチャートは図11〜図13に示した画像読
み取り処理動作を示すフローチャートの一部分を抜き出
して詳細に説明したものである。
【0092】まず、スタートして、ステップS1でスキ
ャナ制御部1はフィルムスキャナ2でプリスキャンを行
うように制御する。具体的には、撮影済みの写真用のネ
ガフィルムをCCDラインセンサ40を用いて、1コマ
当たり128×192画素の粗い解像度で高速にスキャ
ンする。プリスキャンの動作は、図8に示したように、
フィルムスキャナ2に固定されているCCDラインセン
サ40が、ステッピングモーター56により駆動される
巻き取りローラ55でネガフィルム44を高速で移動さ
せることにより行われる。プリスキャンでは、ネガフィ
ルム44の画像が記録されたコマとそのコマ間も含めて
スキャンする。プリスキャンの動作は図12のステップ
S21に対応する。
【0093】次に、ステップS2でスキャナ制御部1は
プリスキャンでCCDラインセンサ40が読み取った画
像データをメインメモリ5に供給する。メモリ制御部3
はメインメモリ5に画像データを記憶させるように制御
する。メインメモリ5には、コマ間を含んだフィルム画
像のデータが格納される。
【0094】ステップS3でシステム制御部14はメイ
ンメモリ5に記憶された画像データに画像処理を施して
画像データが記録されたコマを切り出す。ここで、ネガ
フィルム44のうちの露光されて画像が記録された部分
をコマといい、コマとコマの間の未露光の部分をコマ間
というが、コマとコマ間とは濃度差があるため、図3A
においてコマ間20、21をしきい値23によって判断
することにより、コマのエッジを検出して、エッジ27
からコマ長21の長さを検出してコマを切り出す処理を
する。
【0095】ところが、図3Bに示すように、撮影状況
によってコマのエッジ28が分かり難くなり、コマ間2
4、26が不均一になる場合がある。例えば、フラッシ
ュを使用するのを忘れて暗いシーンを撮影したネガフィ
ルムなどは、フィルムに光がほとんど当たらないため、
未露光のコマ間24、26と区別がつかなくなる。ま
た、コマ毎のフィルムの巻き取り量が一定でないとき、
コマ間24、26が不均一になる。このような場合、コ
マ長(35ミリメートル等)を基にしてコマ位置を予測
して切り出すようにする。このようなとき、コマ位置補
正処理が必要になる。従って、コマ間検出手段15によ
り、しきい値23に基づいてコマ間24、26を検出
し、コマ間24、26が不均一のときは、コマ位置補正
処理を行うように該当するコマにコマ位置補正が必要な
指示をメモリ制御部3に出すようにする。
【0096】ステップS4でメモリ制御部3は、メイン
メモリ5からビデオメモリ4へ画像データを供給するよ
うに制御する。メモリ制御部3は、ビデオメモリ4に供
給された画像データをモニタ6に表示可能にビデオメモ
リ4を制御する。ステップS5でメモリ制御部3は、画
像データをモニタ6に6コマ表示するようにビデオメモ
リ4を制御する。このとき、モニタ6には図4Aに示す
ように6コマ表示画面が表示される。ステップS5は図
12に示したステップS22に対応する。そして、図4
Aにおいてエッジ28の左右のコマ位置補正が必要な第
2のコマの左右補正画像31上に「位置確認」という位
置確認表示30が表示される。図4Aに示す「位置確
認」という位置確認表示30は図19に示した位置確認
表示131に対応する。6コマ以上のフィルムをプリス
キャンした場合には、操作者は、「位置確認」の表示が
あるコマが表示される画面まで、図19に示したキー操
作指示139の「EXEC/NEXT」キーを使用して
画面をめくる。
【0097】そして、操作者は、6コマのうちの補正し
たいコマまたは画像番号を囲むように、キーボード13
上に配置された図4Bに示す上下左右キーの左キー32
を操作して、モニタ6上の図示しない白枠を移動させ
る。この白枠は補正するコマを指定するものである。ス
テップS6で、操作者は、キーボード13上に配置され
た図4Bに示す上下左右キーの左キー32を操作してエ
ッジ28を矢符の左方向に移動させて左右方向のコマ位
置を補正する。上下左右キーの左キー32を押すと画像
が左に移動し、右キーを押すと右に移動する。水平方向
のコマ位置補正処理では、白枠により選択されているコ
マだけが移動する。上下左右キーの左キー32を1回押
すと、メモリ制御部3はメインメモリ5上の1ドットだ
け移動した画像をビデオメモリ4に供給し直してモニタ
6に表示するように制御する。上下左右キーの左キー3
2を押し続けるとシステム制御部14は押された時間を
検出してこれに対応して補正量(移動量)を段階的に増
加させて、画像を素早く移動させることができる。この
とき、補正データ生成手段16は、該当するコマの画像
に対してメインメモリ5上で補正データを生成する。
【0098】また、コマの垂直方向の位置はカメラにフ
ィルムを充填した際の位置決めの状態によって決まる
が、使用するカメラによって、コマの垂直方向の位置が
0.5ミリメートル程度上下する。プリスキャンの段階
では、ネガフィルムの上端部及び下端部を含めて広めに
スキャンしているが、6コマ表示する際には標準的な画
像の位置のみを表示しているため、フィルムによっては
未露光部分が表示されてしまうことがある。この場合に
は、フィルム1本分のすべてのコマに対して同じ量だけ
コマ位置を補正する必要がある。このとき、モニタ6に
は図5Aに示すように6コマ表示画面において「位置確
認」が表示される。操作者は6コマすべてに上下方向の
ネガフィルムの露光量の多い部分を認識することにより
上下方向のコマ位置調整であることが判断できる。垂直
方向のコマ位置補正は、フィルム1本分のコマすべてを
同じ量だけ移動すればよいので、6コマのうちどのコマ
が選択されていてもよい。この場合、コマ間検出手段1
5は、ステップS3で、切り出されたコマの上下方向の
露光量の多い部分と少ない部分との差が所定のしきい値
を越えたか否かを検出することにより、上下方向のコマ
位置補正の指示をメモリ制御部3に出すようにする。
【0099】そして、図5Aにおいてエッジ29の上下
のコマ位置補正が必要なすべてのコマのうちの第1のコ
マの上下補正画像34上に「位置確認」という位置確認
表示33が表示される。ステップS6で、操作者は、キ
ーボード13上に配置された図5Bに示す上下左右キー
の上キー35を操作してエッジ29を矢符の左方向に移
動させて左右方向のコマ位置を補正する。操作者が、上
下左右キーの上キー35を押すと、6コマのすべてが移
動すると共に、プリスキャンされたコマのすべてが移動
する。6コマ以上のフィルムをプリスキャンしている場
合には、現在表示されている6コマだけが移動している
ように見えるが、実際にはプリスキャンしたすべてのコ
マが同時に移動する。このとき、補正データ生成手段1
6は、該当するコマの画像に対してメインメモリ5上で
補正データを生成する。ステップS6は図12に示した
ステップS24に対応する。
【0100】このような補正データ生成手段16が生成
した補正データは各コマ毎にメモリ制御部3が保持して
いる。また、このようなコマ位置補正は、スライドフィ
ルムにおいても上述と同様に行うことができる。ステッ
プS7でメモリ制御部3の図示しないメモリが保持して
いる補正データをスキャナ制御部1に供給する。スキャ
ナ制御部1は後述する本スキャンの際に、フィルムスキ
ャナ2に対して補正データに基づいてコマの位置を補正
するように制御する。
【0101】ステップS8でスキャナ制御部1はシステ
ム制御部14から供給されるコマの位置データを用い
て、コマの位置を正確にスキャンするようにフィルムス
キャナ2を制御する。この本スキャンの際に、スキャナ
制御部1は、左右方向(水平方向)のコマ位置補正に対
しては、コマ位置補正データを用いてネガフィルムの送
り量を変化させる。この場合、スキャナ制御部1は図8
に示すステッピングモーター56の巻き取り量を可変さ
せるように制御する。また、スキャナ制御部1は、上下
方向(垂直方向)のコマ位置補正に対しては、コマ位置
補正データを用いてCCDラインセンサ40の読み取り
範囲41を変化させる。この場合、スキャナ制御部1は
図6に示すCCDラインセンサ40の読み取り範囲41
を上下にオフセットさせるように制御する。ステップS
8は図13に示したステップS30に対応する。
【0102】ステップS9でプリスキャンを行ったすべ
てのコマに対して本スキャンが終了するまでステップS
7〜ステップS9までの処理および判断を繰り返す。ス
テップS9ですべてのコマに対して本スキャンが終了し
たらエンドで終了する。ステップS9は図13に示した
ステップS33に対応する。
【0103】上例によれば、フィルムをコマ間も含めて
プリスキャンしてメインメモリ5に取り込んでから、メ
インメモリ5上で画像処理によりコマ位置を切り出せる
ので、コマ間が不均一なフィルムでも容易にスキャンす
ることができる。また、上例によれば、コマ間検出手段
15が水平方向のコマの切り出しが不正確であると判断
した場合には、モニタ6に表示したコマの上に自動的に
「位置確認」というメッセージを表示するようにしたの
で、操作者はコマ位置補正すべきコマを容易に確認する
ことができる。また、上例によれば、垂直方向のコマの
位置は、1コマ分だけ補正すれば、プリスキャンしたす
べてのコマの位置を補正することができる。また、上例
によれば、キーボード13の上下左右キーを押すだけ
で、メインメモリ5上でコマ位置を簡単に補正すること
ができ、コマの位置を正確にスキャンすることができ
る。
【0104】
【発明の効果】この発明の画像読み取り装置によれば、
光学フィルムに記録された複数の画像をコマ単位に順次
読み取り画像データに光電変換する画像読み取り手段
と、画像読み取り手段により光電変換された各画像デー
タの位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段によ
り画像データの位置が適正でないことが検出されたら、
検出された画像データを補正する補正データ生成手段
と、を備えたので、撮影状況やフィルムの巻き取り状態
により光学フィルム上で位置が適正でない画像データに
対して、位置検出手段により位置が適正でない画像デー
タを検出し、補正データ生成手段によりこの画像データ
を補正することができ、これにより画像処理で適正な画
像データを得ることができ、これを用いて画像プリント
やデータ記録を行うことができるという効果を奏する。
【0105】また、この発明の画像読み取り装置によれ
ば、上述において、位置検出手段は各画像データの左右
方向のコマ間が不均一であることを検出するようにした
ので、撮影状況やフィルムの巻き取り状態により光学フ
ィルム上で左右方向の位置が適正でない画像データに対
して、コマ間が不均一でコマの切り出しの処理を適正に
行うことができないことによる位置が適正でない画像デ
ータを容易に検出することができるという効果を奏す
る。
【0106】また、この発明の画像読み取り装置によれ
ば、上述において、位置検出手段は各画像データの上下
方向の位置が適正でないことを検出するようにしたの
で、撮影を行ったカメラによって光学フィルム上で上下
方向の位置が適正でない画像データに対して、コマの切
り出しの処理を適正に行うことができないことによる位
置が適正でない画像データを容易に検出することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像読み取り装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明における画像読み取り装置の一実施例の
コマ位置補正処理の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明における画像読み取り装置の一実施例の
フィルムのコマ間を示す図であり、図3Aはコマ間が均
一なフィルムを示し、図3Bはコマ間が不均一なフィル
ムを示すものである。
【図4】本発明における画像読み取り装置の一実施例の
水平方向のコマ位置補正を示す図であり、図4Aはモニ
タ上の6コマ表示画面を示し、図4Bは上下左右キーを
示すものである。
【図5】本発明における画像読み取り装置の一実施例の
垂直方向のコマ位置補正を示す図であり、図5Aはモニ
タ上の6コマ表示画面を示し、図5Bは上下左右キーを
示すものである。
【図6】本発明における画像読み取り装置の一実施例の
光学系とフィルムの関係を示す図である。
【図7】本発明における画像読み取り装置の一実施例の
フィルムの読み取り範囲を示す図である。
【図8】本発明における画像読み取り装置の一実施例の
プリスキャンおよび本スキャンの動作におけるフィルム
キャリアとCCDラインセンサとの関係を示す図であ
り、図8Aはプリスキャン時のフィルムキャリアとCC
Dラインセンサのホームポジションを示し、図8Bは本
スキャン時のフィルムキャリアとCCDラインセンサの
ホームポジションを示し、図8Cは本スキャン終了時の
フィルムキャリアとCCDラインセンサの位置を示す図
である。
【図9】本発明における画像読み取り装置の一実施例の
MDの画像データ構造を示す図である。
【図10】本発明における画像読み取り装置の一実施例
のMDのファイル構造を示す図である。
【図11】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作の初期画面を示す図である。
【図15】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のモード設定画面を示す図であ
る。
【図16】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のフィルムセット画面を示す図
である。
【図17】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のプリスキャン開始画面を示す
図である。
【図18】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のプリスキャン中画面を示す図
である。
【図19】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作の6コマ表示画面を示す図であ
る。
【図20】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作の1コマ表示画面を示す図であ
る。
【図21】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のスキャン開始画面を示す図で
ある。
【図22】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のスキャン中画面を示す図であ
る。
【図23】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の残コマ数・残アルバム数取得処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図24】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のスキャン終了および長尺フィ
ルム用の残量表示画面を示す図である。
【図25】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のインデックスプリント開始画
面を示す図である。
【図26】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のインデックスプリント中画面
を示す図である。
【図27】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のインデックスプリント終了画
面を示す図である。
【図28】本発明における画像読み取り装置の一実施例
の画像読み取り処理動作のスキャン終了および6コマ切
りフィルムの残量表示画面を示す図である。
【符号の説明】
1 スキャナ制御部、2 フィルムスキャナ、3 メモ
リ制御部、4 ビデオメモリ、5 メインメモリ、6
モニタ、7 プリンタ制御部、8 プリンタインターフ
ェース回路、9 プリンタ、10 ディスク制御部、1
1 ディスクインターフェース回路、12 ディスクド
ライブ、13 キーボード、14 システム制御部、1
5 コマ間検出手段、16 補正データ生成手段、20
コマ間、21 コマ長、22 コマ間、23 しきい
値、24 コマ間、25 コマ長、26 コマ間、27
エッジ、28 エッジ、29 エッジ、30 位置確
認表示、31 左右補正画像、32 左キー、33 位
置確認表示、34 上下補正画像、35 上キー、40
CCDラインセンサ、41 読み取り範囲、42レン
ズ鏡筒、43 結像レンズ、44 ネガフィルム、45
パーフォレーション、46 フィルタ、47 DXコ
ード、48 熱線吸収レンズ、49 非球面レンズ、5
0 ハロゲンランプ、A 上下方向読み取り範囲、B
左右方向読み取り範囲、D0 スキャン補正角、D1
スキャン補正角、51 キャリアベース、52 ガイド
軸、53 ステッピングモーター、54 フィルムキャ
リア、55 巻き取りローラ、56 ステッピングモー
ター、57 開口部、58 パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学フィルムに記録された複数の画像を
    コマ単位に順次読み取り画像データに光電変換する画像
    読み取り手段と、 上記画像読み取り手段により光電変換された各画像デー
    タの位置を検出する位置検出手段と、 上記位置検出手段により画像データの位置が適正でない
    ことが検出されたら、検出された上記画像データを補正
    する補正データ生成手段と、 を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読み取り装置におい
    て、 上記位置検出手段は上記各画像データの左右方向のコマ
    間が不均一であることを検出するようにしたことを特徴
    とする画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像読み取り装置におい
    て、 上記位置検出手段は上記各画像データの上下方向の位置
    が適正でないことを検出するようにしたことを特徴とす
    る画像読み取り装置。
JP8144515A 1996-06-06 1996-06-06 画像読み取り装置 Abandoned JPH09326895A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1551166A1 (en) * 2003-12-31 2005-07-06 Microtek International Inc. Film images preview method for film scanner

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1551166A1 (en) * 2003-12-31 2005-07-06 Microtek International Inc. Film images preview method for film scanner

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