JPH09307676A - 画像読取装置 - Google Patents
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- JPH09307676A JPH09307676A JP8180681A JP18068196A JPH09307676A JP H09307676 A JPH09307676 A JP H09307676A JP 8180681 A JP8180681 A JP 8180681A JP 18068196 A JP18068196 A JP 18068196A JP H09307676 A JPH09307676 A JP H09307676A
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/6083—Colour correction or control controlled by factors external to the apparatus
- H04N1/6086—Colour correction or control controlled by factors external to the apparatus by scene illuminant, i.e. conditions at the time of picture capture, e.g. flash, optical filter used, evening, cloud, daylight, artificial lighting, white point measurement, colour temperature
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- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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- H04N1/00132—Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture in a digital photofinishing system, i.e. a system where digital photographic images undergo typical photofinishing processing, e.g. printing ordering
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- Computing Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルム画像に対して最適な画像読み取りが
できず、高品質な画像を出力できないという問題があっ
た。 【解決手段】 本発明の装置では、フィルム52の撮影
時における撮影情報を入力し、撮影情報信号を出力する
撮影情報入力手段10と、フィルムの画像を読み取る画
像読取手段3,12,14と、撮影情報信号に基づいて
画像読取手段3,12,14の読み取り条件を設定する
制御手段1とを有することとした。
できず、高品質な画像を出力できないという問題があっ
た。 【解決手段】 本発明の装置では、フィルム52の撮影
時における撮影情報を入力し、撮影情報信号を出力する
撮影情報入力手段10と、フィルムの画像を読み取る画
像読取手段3,12,14と、撮影情報信号に基づいて
画像読取手段3,12,14の読み取り条件を設定する
制御手段1とを有することとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムの画像を読み
取る画像読み取り装置に関するものである。
取る画像読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば35mmフィルム
等のフィルム原稿上の画像を読み込む為に使用されるフ
ィルム画像読み取り装置がある。画像読み取り装置で
は、フィルムの露光条件等が一定ではないため予め一定
の条件で予備読み取り(プリスキャン)を行い、原稿の
濃度分布などを測定した上でその原稿に最適と思われる
読み取り時の条件を設定することが一般的に行われてい
る。
等のフィルム原稿上の画像を読み込む為に使用されるフ
ィルム画像読み取り装置がある。画像読み取り装置で
は、フィルムの露光条件等が一定ではないため予め一定
の条件で予備読み取り(プリスキャン)を行い、原稿の
濃度分布などを測定した上でその原稿に最適と思われる
読み取り時の条件を設定することが一般的に行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
読み取り装置においては撮影時の情報を考慮せずに、原
稿に最適と思われる読み取り時の条件を決定していた。
例えばアスペクト比(縦横比)に関しては、その画面が
いわゆるパノラマサイズ(縦1:横3)で撮影されたも
のなのかいわゆるハイビジョンサイズ(縦9:横16)
で撮影されたものなのかの判別を、従来の読み取り装置
はできなかった。特に、撮影時にマスキングがされてい
なかった場合はフィルム上の画像は全く同一であるた
め、画像から区別することが難しい。
読み取り装置においては撮影時の情報を考慮せずに、原
稿に最適と思われる読み取り時の条件を決定していた。
例えばアスペクト比(縦横比)に関しては、その画面が
いわゆるパノラマサイズ(縦1:横3)で撮影されたも
のなのかいわゆるハイビジョンサイズ(縦9:横16)
で撮影されたものなのかの判別を、従来の読み取り装置
はできなかった。特に、撮影時にマスキングがされてい
なかった場合はフィルム上の画像は全く同一であるた
め、画像から区別することが難しい。
【0004】そのため、例えば図15に示すような被写
体41をパノラマサイズで撮影する際、画面上部に太陽
42が有ったとする。撮影者が太陽を点線Pで示すパノ
ラマサイズのフレーム内に入らないように撮影した場合
であっても、マスキングがなされていない場合は実際の
フィルム上に太陽42が写っている。一方、プリスキャ
ンは図16に示すアルゴリズムに基づくものとする。こ
れは対象とする画像の最も明るい点を捜してそのレベル
が適正となるように露光条件を設定するようになってい
る。
体41をパノラマサイズで撮影する際、画面上部に太陽
42が有ったとする。撮影者が太陽を点線Pで示すパノ
ラマサイズのフレーム内に入らないように撮影した場合
であっても、マスキングがなされていない場合は実際の
フィルム上に太陽42が写っている。一方、プリスキャ
ンは図16に示すアルゴリズムに基づくものとする。こ
れは対象とする画像の最も明るい点を捜してそのレベル
が適正となるように露光条件を設定するようになってい
る。
【0005】このようなアルゴリズムにおいて、図15
のような画像をプリスキャンする場合、撮影されている
全ての領域内での最も明るい点を捜し、太陽42の部分
を最も明るい点と判断してしまう。そのため、本来は点
線Pで示す領域内での最も明るい点の値を用いるべきで
あるのに、パノラマサイズであるという情報が無いため
に、本スキャンにおいて全体として適正な露出が得られ
ないことが起きる。
のような画像をプリスキャンする場合、撮影されている
全ての領域内での最も明るい点を捜し、太陽42の部分
を最も明るい点と判断してしまう。そのため、本来は点
線Pで示す領域内での最も明るい点の値を用いるべきで
あるのに、パノラマサイズであるという情報が無いため
に、本スキャンにおいて全体として適正な露出が得られ
ないことが起きる。
【0006】また、撮影時露出がオーバーであったかア
ンダーであったかはフィルム上の画像から知ることはで
きないので、本スキャンにおいて適正な露出が得られな
いことが起きる。以上のことからフィルム画像に対して
最適な画像読み取りができず、高品質な画像を出力でき
ないという問題があった。
ンダーであったかはフィルム上の画像から知ることはで
きないので、本スキャンにおいて適正な露出が得られな
いことが起きる。以上のことからフィルム画像に対して
最適な画像読み取りができず、高品質な画像を出力でき
ないという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、撮影時の情報に基づいてより高品位の画像を読み取
ることの出来る装置を提供することを目的としている。
で、撮影時の情報に基づいてより高品位の画像を読み取
ることの出来る装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の装置では、フィルム52の撮影時における
撮影情報を入力し、撮影情報信号を出力する撮影情報入
力手段10と、フィルムの画像を読み取る画像読取手段
3,12,14と、撮影情報信号に基づいて画像読取手
段3,12,14の読み取り条件を設定する制御手段1
とを有することとした。
めに本発明の装置では、フィルム52の撮影時における
撮影情報を入力し、撮影情報信号を出力する撮影情報入
力手段10と、フィルムの画像を読み取る画像読取手段
3,12,14と、撮影情報信号に基づいて画像読取手
段3,12,14の読み取り条件を設定する制御手段1
とを有することとした。
【0009】
【発明の実施形態】図1は本発明の一実施形態の画像読
取システムを示すブロック図である。以下、図1を用い
て本発明の実施形態を説明する。スキャナ100はホス
トコンピュータ60に接続されている。ホストコンピュ
ータ60には、他にモニタ61と操作部62と記録装置
63とが接続されている。
取システムを示すブロック図である。以下、図1を用い
て本発明の実施形態を説明する。スキャナ100はホス
トコンピュータ60に接続されている。ホストコンピュ
ータ60には、他にモニタ61と操作部62と記録装置
63とが接続されている。
【0010】モニタ61はCRT等のホストコンピュー
タ60の指示により表示をするためのものである。操作
部62はキーボードやマウス等の入力装置である。記録
装置63はデータを記録するハードディスクドライブ等
の装置である。記録装置63はハードディスクドライブ
以外にも、フロッピーディスクドライブや光磁気ディス
クドライブ等を用いてもよい。フロッピーディスクドラ
イブや光磁気ディスクドライブはフロッピーディスクや
光磁気ディスク等の記憶媒体に情報を記録する。
タ60の指示により表示をするためのものである。操作
部62はキーボードやマウス等の入力装置である。記録
装置63はデータを記録するハードディスクドライブ等
の装置である。記録装置63はハードディスクドライブ
以外にも、フロッピーディスクドライブや光磁気ディス
クドライブ等を用いてもよい。フロッピーディスクドラ
イブや光磁気ディスクドライブはフロッピーディスクや
光磁気ディスク等の記憶媒体に情報を記録する。
【0011】図2を用いて磁気記憶部54を有するフィ
ルム52について説明する。フィルム52は一端をスプ
ール51bに固定されフィルムカートリッジ51の中に
収納可能になっている。フィルム52には撮影コマ毎に
1つずつパーフォレーション53と磁気記憶部54とが
設けられている。次にスキャナ100の構成について図
1を用いて説明する。
ルム52について説明する。フィルム52は一端をスプ
ール51bに固定されフィルムカートリッジ51の中に
収納可能になっている。フィルム52には撮影コマ毎に
1つずつパーフォレーション53と磁気記憶部54とが
設けられている。次にスキャナ100の構成について図
1を用いて説明する。
【0012】CPU1はホストコンピュータ60の指令
を受けて、スキャナ100内の各装置を制御するための
ものである。光源6はフィルム52を照明するためのも
のである。光源6は不図示の照明駆動回路により駆動さ
れ、赤,緑,青の光を順次点灯する。光源6から発せら
れた光はフィルム原稿5を通過して投影光学系7により
リニアイメージセンサ3に結像される。リニアイメージ
センサ3は、投影光学系7によって結像された光、即ち
フィルム原稿5の画像に関連する光を、電気的な画像信
号に変換するためのものである。リニアイメージセンサ
3は白黒のラインセンサであり、その長手方向の主走査
をする。
を受けて、スキャナ100内の各装置を制御するための
ものである。光源6はフィルム52を照明するためのも
のである。光源6は不図示の照明駆動回路により駆動さ
れ、赤,緑,青の光を順次点灯する。光源6から発せら
れた光はフィルム原稿5を通過して投影光学系7により
リニアイメージセンサ3に結像される。リニアイメージ
センサ3は、投影光学系7によって結像された光、即ち
フィルム原稿5の画像に関連する光を、電気的な画像信
号に変換するためのものである。リニアイメージセンサ
3は白黒のラインセンサであり、その長手方向の主走査
をする。
【0013】ステッピングモータ駆動回路2は、CPU
1の指令に基づいてステッピングモータ4を駆動する。
ステッピングモータ4の駆動力がローラ8に伝達される
ことによりローラ8は回転する。フィルム52はローラ
8の回転により移動させられる。フィルム52の移動方
向は、リニアイメージセンサ3の主走査方向と垂直であ
り、以下副走査方向と呼ぶ。尚、本実施例ではフィルム
52を移動することにより副走査を行うが、リニアイメ
ージセンサ3を移動することにより副走査をしてもよ
い。
1の指令に基づいてステッピングモータ4を駆動する。
ステッピングモータ4の駆動力がローラ8に伝達される
ことによりローラ8は回転する。フィルム52はローラ
8の回転により移動させられる。フィルム52の移動方
向は、リニアイメージセンサ3の主走査方向と垂直であ
り、以下副走査方向と呼ぶ。尚、本実施例ではフィルム
52を移動することにより副走査を行うが、リニアイメ
ージセンサ3を移動することにより副走査をしてもよ
い。
【0014】オフセット回路12はリニアイメージセン
サ3から出力された画像信号の直流レベルを調整する回
路である。A/D変換器9はアナログの画像信号をデジ
タル画像データに変換するためのものである。Look
Up Table(以下LUTと呼ぶ)14はデジタ
ル画像データの階調特性を変換するためのテーブルであ
る。メモリ13は、LUT14によって階調変換された
デジタル画像データを一時的に蓄えるためのものであ
る。メモリ13に蓄積されたデジタル画像データはCP
U1を介してホストコンピュータ60に出力される。
サ3から出力された画像信号の直流レベルを調整する回
路である。A/D変換器9はアナログの画像信号をデジ
タル画像データに変換するためのものである。Look
Up Table(以下LUTと呼ぶ)14はデジタ
ル画像データの階調特性を変換するためのテーブルであ
る。メモリ13は、LUT14によって階調変換された
デジタル画像データを一時的に蓄えるためのものであ
る。メモリ13に蓄積されたデジタル画像データはCP
U1を介してホストコンピュータ60に出力される。
【0015】磁気ヘッド10はフィルム52の磁気記憶
部54に記憶されている情報の読み取りや、磁気記憶部
54への情報の書き込みをするためのものである。磁気
信号処理回路11はCPU1に制御され、磁気ヘッド1
0の駆動をするためのものである。フォトインタラプタ
64はパーフォレーション53を検出するためのもので
ある。フォトインタラプタ64は発光部と受光部とを有
し、フィルム52からの反射の有無により、パーフォレ
ーション53を検出する。
部54に記憶されている情報の読み取りや、磁気記憶部
54への情報の書き込みをするためのものである。磁気
信号処理回路11はCPU1に制御され、磁気ヘッド1
0の駆動をするためのものである。フォトインタラプタ
64はパーフォレーション53を検出するためのもので
ある。フォトインタラプタ64は発光部と受光部とを有
し、フィルム52からの反射の有無により、パーフォレ
ーション53を検出する。
【0016】次に第一実施形態の処理について説明す
る。図3、図4のフローチャートを用いて、プリスキャ
ンにおけるCPU1による制御について説明する。図3
のフローチャートはプリスキャン指令をホストコンピュ
ータ60から受信した後、フォトインタラプタ64から
パーフォレーション検知の信号を受信することによりス
タートする。このときフィルム52は副走査方向の矢印
Aの向きに移動している。以下、ネガフィルムを読み取
る場合について説明する。
る。図3、図4のフローチャートを用いて、プリスキャ
ンにおけるCPU1による制御について説明する。図3
のフローチャートはプリスキャン指令をホストコンピュ
ータ60から受信した後、フォトインタラプタ64から
パーフォレーション検知の信号を受信することによりス
タートする。このときフィルム52は副走査方向の矢印
Aの向きに移動している。以下、ネガフィルムを読み取
る場合について説明する。
【0017】S1において、磁気信号処理回路11を駆
動させる。磁気信号処理回路11は磁気ヘッド10を駆
動し、磁気記憶部54の磁気データを読み込む。磁気デ
ータには撮影時の画像サイズの情報であるアスペクト比
情報と、撮影時の露出情報とが含まれている。アスペク
ト比情報は、撮影時にどのアスペクト比で撮影されたか
を示す情報である。アスペクト比は図5に示されるよう
な、縦横比2:3のCサイズと、縦横比9:16のHサ
イズと、縦横比1:3のPサイズとの3種類がある。
動させる。磁気信号処理回路11は磁気ヘッド10を駆
動し、磁気記憶部54の磁気データを読み込む。磁気デ
ータには撮影時の画像サイズの情報であるアスペクト比
情報と、撮影時の露出情報とが含まれている。アスペク
ト比情報は、撮影時にどのアスペクト比で撮影されたか
を示す情報である。アスペクト比は図5に示されるよう
な、縦横比2:3のCサイズと、縦横比9:16のHサ
イズと、縦横比1:3のPサイズとの3種類がある。
【0018】露出情報は撮影時が適正露出であったか、
露出オーバーであったか、或いは露出アンダーであった
かを示す情報である。次にS2において読み取った情報
から撮影時のアスペクト比がC,H,Pのいずれであっ
たかを認識する。次にS3へ進み、認識したアスペクト
比がCでないか否かを判別する。S3においてYESの
場合はS5へ進む。S3においてNOの場合はアスペク
ト比がCであると判断して、S4においてフラグCを立
ててS8へ進む。
露出オーバーであったか、或いは露出アンダーであった
かを示す情報である。次にS2において読み取った情報
から撮影時のアスペクト比がC,H,Pのいずれであっ
たかを認識する。次にS3へ進み、認識したアスペクト
比がCでないか否かを判別する。S3においてYESの
場合はS5へ進む。S3においてNOの場合はアスペク
ト比がCであると判断して、S4においてフラグCを立
ててS8へ進む。
【0019】S5では認識したアスペクト比がPでない
か否かを判別する。S5においてYESの場合はアスペ
クト比がHであると判断してS7へ進み、フラグHを立
てる。S5においてNOの場合はアスペクト比がPであ
ると判断して、S6においてフラグPを立ててS8へ進
む。次にS8ではフラグCが立っていないか否かを判断
する。S8においてYESであればS12へ進む。S8
においてNOであればS9へ進む。S9ではフィルム5
2の副走査方向の位置Caがリニアイメージセンサ3の
読み取り位置に来たたか否かを判断し、YESと判断す
るまで待機する。具体的な判断は、前のコマの後ろ側の
パーフォレーション53aの検知が終了してから、ステ
ッピングモータ駆動回路2がステッピングモータ4に所
定パルスを出力したか否かを判断することにより行な
う。
か否かを判別する。S5においてYESの場合はアスペ
クト比がHであると判断してS7へ進み、フラグHを立
てる。S5においてNOの場合はアスペクト比がPであ
ると判断して、S6においてフラグPを立ててS8へ進
む。次にS8ではフラグCが立っていないか否かを判断
する。S8においてYESであればS12へ進む。S8
においてNOであればS9へ進む。S9ではフィルム5
2の副走査方向の位置Caがリニアイメージセンサ3の
読み取り位置に来たたか否かを判断し、YESと判断す
るまで待機する。具体的な判断は、前のコマの後ろ側の
パーフォレーション53aの検知が終了してから、ステ
ッピングモータ駆動回路2がステッピングモータ4に所
定パルスを出力したか否かを判断することにより行な
う。
【0020】S9でYESと判断すると、S10でリニ
アイメージセンサ3に読み取り開始の指令を出力する。
リニアイメージセンサ3は1ライン毎に所定の蓄積時間
で画像読み取りを実行する。リニアイメージセンサ3
は、読み取った1ライン分の画像信号をオフセット回路
12に出力する。オフセット回路12は1ライン分の画
像信号に直流オフセットを加えてA/Dコンバータ9へ
出力する。A/Dコンバータ9は画像信号をデジタル画
像データに変換してLUT14へ出力する。LUT14
はデジタル画像データを階調特性のテーブルにより変換
した後にメモリ13へ書き込む。LUT14は1ライン
分のデジタル画像データの内、図5に示す主走査方向の
CcからCdまでの画像に関係しない部分の書き込みを
禁止する。即ち、LUT14は主走査方向のCcからC
dまでの画像に係わるデジタル画像データのみをメモリ
13へ書き込む。
アイメージセンサ3に読み取り開始の指令を出力する。
リニアイメージセンサ3は1ライン毎に所定の蓄積時間
で画像読み取りを実行する。リニアイメージセンサ3
は、読み取った1ライン分の画像信号をオフセット回路
12に出力する。オフセット回路12は1ライン分の画
像信号に直流オフセットを加えてA/Dコンバータ9へ
出力する。A/Dコンバータ9は画像信号をデジタル画
像データに変換してLUT14へ出力する。LUT14
はデジタル画像データを階調特性のテーブルにより変換
した後にメモリ13へ書き込む。LUT14は1ライン
分のデジタル画像データの内、図5に示す主走査方向の
CcからCdまでの画像に関係しない部分の書き込みを
禁止する。即ち、LUT14は主走査方向のCcからC
dまでの画像に係わるデジタル画像データのみをメモリ
13へ書き込む。
【0021】そしてS11でフィルム52の副走査方向
の位置Cbがリニアイメージセンサ3の読み取り位置に
来たか否かを判断し、YESと判断するまで画像を読み
取り続ける。S11でYESと判断すると、S20へ進
む。S12ではフラグPが立っていないか否かを判断す
る。S12においてYESであればS16へ進む。S1
2においてNOであればS13へ進む。S13ではフィ
ルム52の副走査方向の位置Paがリニアイメージセン
サ3の読み取り位置に来たか否かを判断し、YESと判
断するまで待機する。具体的な判断は、前のコマの後ろ
側のパーフォレーション53aの検知が終了してから、
ステッピングモータ駆動回路2がステッピングモータ4
に所定パルスを出力したか否かを判断することにより行
なう。
の位置Cbがリニアイメージセンサ3の読み取り位置に
来たか否かを判断し、YESと判断するまで画像を読み
取り続ける。S11でYESと判断すると、S20へ進
む。S12ではフラグPが立っていないか否かを判断す
る。S12においてYESであればS16へ進む。S1
2においてNOであればS13へ進む。S13ではフィ
ルム52の副走査方向の位置Paがリニアイメージセン
サ3の読み取り位置に来たか否かを判断し、YESと判
断するまで待機する。具体的な判断は、前のコマの後ろ
側のパーフォレーション53aの検知が終了してから、
ステッピングモータ駆動回路2がステッピングモータ4
に所定パルスを出力したか否かを判断することにより行
なう。
【0022】S13でYESと判断すると、S14でリ
ニアイメージセンサ3に読み取り開始の指令を出力す
る。リニアイメージセンサ3は1ライン毎に所定の蓄積
時間で画像読み取りを実行する。リニアイメージセンサ
3は、読み取った1ライン分の画像信号をオフセット回
路12に出力する。オフセット回路12は1ライン分の
画像信号に直流オフセットを加えてA/Dコンバータ9
へ出力する。A/Dコンバータ9は画像信号をデジタル
画像データに変換してLUT14へ出力する。LUT1
4はデジタル画像データを階調特性のテーブルにより変
換した後にメモリ13へ書き込む。LUT14は1ライ
ン分のデジタル画像データの内、図5に示す主走査方向
のPcからPdまでの画像に関係しない部分の書き込み
を禁止する。即ち、LUT14は主走査方向のPcから
Pdまでの画像に係わるデジタル画像データのみをメモ
リ13へ書き込む。
ニアイメージセンサ3に読み取り開始の指令を出力す
る。リニアイメージセンサ3は1ライン毎に所定の蓄積
時間で画像読み取りを実行する。リニアイメージセンサ
3は、読み取った1ライン分の画像信号をオフセット回
路12に出力する。オフセット回路12は1ライン分の
画像信号に直流オフセットを加えてA/Dコンバータ9
へ出力する。A/Dコンバータ9は画像信号をデジタル
画像データに変換してLUT14へ出力する。LUT1
4はデジタル画像データを階調特性のテーブルにより変
換した後にメモリ13へ書き込む。LUT14は1ライ
ン分のデジタル画像データの内、図5に示す主走査方向
のPcからPdまでの画像に関係しない部分の書き込み
を禁止する。即ち、LUT14は主走査方向のPcから
Pdまでの画像に係わるデジタル画像データのみをメモ
リ13へ書き込む。
【0023】そしてS15でフィルム52の副走査方向
の位置Pbがリニアイメージセンサ3の読み取り位置に
来たか否かを判断し、YESと判断するまで画像を読み
取り続ける。S15でYESと判断すると、S20へ進
む。S16ではフィルム52の副走査方向の位置Haが
リニアイメージセンサ3の読み取り位置に来たか否かを
判断し、YESと判断するまで待機する。具体的な判断
は、前のコマの後ろ側のパーフォレーション53aの検
知が終了してから、ステッピングモータ駆動回路2がス
テッピングモータ4に所定パルスを出力したか否かを判
断することにより行なう。
の位置Pbがリニアイメージセンサ3の読み取り位置に
来たか否かを判断し、YESと判断するまで画像を読み
取り続ける。S15でYESと判断すると、S20へ進
む。S16ではフィルム52の副走査方向の位置Haが
リニアイメージセンサ3の読み取り位置に来たか否かを
判断し、YESと判断するまで待機する。具体的な判断
は、前のコマの後ろ側のパーフォレーション53aの検
知が終了してから、ステッピングモータ駆動回路2がス
テッピングモータ4に所定パルスを出力したか否かを判
断することにより行なう。
【0024】S16でYESと判断すると、S17でリ
ニアイメージセンサ3に読み取り開始の指令を出力す
る。リニアイメージセンサ3は1ライン毎に所定の蓄積
時間で画像読み取りを実行する。リニアイメージセンサ
3は、読み取った1ライン分の画像信号をオフセット回
路12に出力する。オフセット回路12は1ライン分の
画像信号に直流オフセットを加えてA/Dコンバータ9
へ出力する。A/Dコンバータ9は画像信号をデジタル
画像データに変換してLUT14へ出力する。LUT1
4はデジタル画像データを階調特性のテーブルにより変
換した後にメモリ13へ書き込む。LUT14は1ライ
ン分のデジタル画像データの内、図5に示す主走査方向
のHcからHdまでの画像に関係しない部分の書き込み
を禁止する。即ち、LUT14は主走査方向のHcから
Hdまでの画像に係わるデジタル画像データのみをメモ
リ13へ書き込む。
ニアイメージセンサ3に読み取り開始の指令を出力す
る。リニアイメージセンサ3は1ライン毎に所定の蓄積
時間で画像読み取りを実行する。リニアイメージセンサ
3は、読み取った1ライン分の画像信号をオフセット回
路12に出力する。オフセット回路12は1ライン分の
画像信号に直流オフセットを加えてA/Dコンバータ9
へ出力する。A/Dコンバータ9は画像信号をデジタル
画像データに変換してLUT14へ出力する。LUT1
4はデジタル画像データを階調特性のテーブルにより変
換した後にメモリ13へ書き込む。LUT14は1ライ
ン分のデジタル画像データの内、図5に示す主走査方向
のHcからHdまでの画像に関係しない部分の書き込み
を禁止する。即ち、LUT14は主走査方向のHcから
Hdまでの画像に係わるデジタル画像データのみをメモ
リ13へ書き込む。
【0025】そしてS18でフィルム52の副走査方向
の位置Hbがリニアイメージセンサ3の読み取り位置に
来たか否かを判断し、YESと判断するまで画像を読み
取り続ける。S18でYESと判断すると、S20へ進
む。S20では読み取ったデジタル画像データに基づい
て図6に示すようなヒストグラムを作成する。
の位置Hbがリニアイメージセンサ3の読み取り位置に
来たか否かを判断し、YESと判断するまで画像を読み
取り続ける。S18でYESと判断すると、S20へ進
む。S20では読み取ったデジタル画像データに基づい
て図6に示すようなヒストグラムを作成する。
【0026】図6のヒストグラムの横軸はA/D変換器
9の出力レベル、即ちデジタル画像データのレベルであ
る。原稿5の最も明るい部分がデジタル画像データのレ
ベルの最大値に相当し、最も暗い部分がデジタル画像デ
ータのレベルの最小値に相当する。本実施形態のA/D
変換器9は8ビット変換をするので、デジタル画像デー
タレベルは0から255までの値で表される。図6の縦
軸は各デジタル画像データレベルの発生頻度である。値
が大きいほどそのデジタル画像データレベルのデータ数
が多いことを示す。
9の出力レベル、即ちデジタル画像データのレベルであ
る。原稿5の最も明るい部分がデジタル画像データのレ
ベルの最大値に相当し、最も暗い部分がデジタル画像デ
ータのレベルの最小値に相当する。本実施形態のA/D
変換器9は8ビット変換をするので、デジタル画像デー
タレベルは0から255までの値で表される。図6の縦
軸は各デジタル画像データレベルの発生頻度である。値
が大きいほどそのデジタル画像データレベルのデータ数
が多いことを示す。
【0027】次にS21においてデジタル画像データレ
ベルの最大値と最小値とを検知する。次にS22におい
て、S21で検知した最大値に基づいて、本スキャン時
のリニアイメージセンサ3の1ライン読み取りの蓄積時
間を算出する。具体的には図7に示すように、デジタル
画像データのレベルの最大値がA/D変換器9出力レン
ジのフルスケールになるような蓄積時間を算出する。算
出結果はCPU1内のメモリに記録される。蓄積時間の
演算式は以下の通りである。
ベルの最大値と最小値とを検知する。次にS22におい
て、S21で検知した最大値に基づいて、本スキャン時
のリニアイメージセンサ3の1ライン読み取りの蓄積時
間を算出する。具体的には図7に示すように、デジタル
画像データのレベルの最大値がA/D変換器9出力レン
ジのフルスケールになるような蓄積時間を算出する。算
出結果はCPU1内のメモリに記録される。蓄積時間の
演算式は以下の通りである。
【0028】蓄積時間=プリスキャン時の蓄積時間×2
55/デジタル画像データレベル最大値 次にS23において、S1において読み取った露出情報
が露出オーバー情報であったか否かを判断する。S23
においてNOである場合はS26へ進む。S23におい
てYESである場合はS24に進み、S22で算出した
蓄積時間に所定の値aを掛ける。aは1よりも大きな値
である。本実施形態はネガフィルムを読み取る場合を説
明している。よって露出オーバーの場合は、フィルム原
稿5はより濃度が高い、即ち暗い原稿となる。従って蓄
積時間が長くなるような補正をする。フィルム原稿がポ
ジの場合は、蓄積時間が短くなるような補正をすれば良
い。算出結果はCPU1内のメモリに記録される。
55/デジタル画像データレベル最大値 次にS23において、S1において読み取った露出情報
が露出オーバー情報であったか否かを判断する。S23
においてNOである場合はS26へ進む。S23におい
てYESである場合はS24に進み、S22で算出した
蓄積時間に所定の値aを掛ける。aは1よりも大きな値
である。本実施形態はネガフィルムを読み取る場合を説
明している。よって露出オーバーの場合は、フィルム原
稿5はより濃度が高い、即ち暗い原稿となる。従って蓄
積時間が長くなるような補正をする。フィルム原稿がポ
ジの場合は、蓄積時間が短くなるような補正をすれば良
い。算出結果はCPU1内のメモリに記録される。
【0029】次にS25においてLUT14の階調テー
ブルを変換する。具体的な演算について以下に説明す
る。先ずS24において算出した蓄積時間で画像を読み
取った場合の、デジタル画像データレベルである最小値
を最小値2として算出する。演算式は以下の通りであ
る。
ブルを変換する。具体的な演算について以下に説明す
る。先ずS24において算出した蓄積時間で画像を読み
取った場合の、デジタル画像データレベルである最小値
を最小値2として算出する。演算式は以下の通りであ
る。
【0030】最小値2=最小値×(255/デジタル画
像データレベル最大値)×a そして、算出された最小値2に基づいてプリスキャン時
のLUT階調テーブルから本スキャン時のLUT階調テ
ーブルを設定する。具体的には図8に示すように、最小
値2が入力される場合に255(LUTの最大出力値)
になるように設定する。設定結果はCPU1内のメモリ
に記憶される。
像データレベル最大値)×a そして、算出された最小値2に基づいてプリスキャン時
のLUT階調テーブルから本スキャン時のLUT階調テ
ーブルを設定する。具体的には図8に示すように、最小
値2が入力される場合に255(LUTの最大出力値)
になるように設定する。設定結果はCPU1内のメモリ
に記憶される。
【0031】プリスキャン時のLUT階調テーブルにお
いて、LUT14は入力値が0の場合に255(LUT
の最大出力値)を出力するように設定されている。しか
し、0から最小値2までの値がLUT14に入力される
ことはありえない。S25の設定により、LUT14は
入力値が最小値2の場合に255(LUTの最大出力
値)を出力するように設定される。よってLUT14は
不要な0から最小値2を除いた階調テーブルで階調変換
するので、より階調飛びの少ない出力をすることが可能
となる。
いて、LUT14は入力値が0の場合に255(LUT
の最大出力値)を出力するように設定されている。しか
し、0から最小値2までの値がLUT14に入力される
ことはありえない。S25の設定により、LUT14は
入力値が最小値2の場合に255(LUTの最大出力
値)を出力するように設定される。よってLUT14は
不要な0から最小値2を除いた階調テーブルで階調変換
するので、より階調飛びの少ない出力をすることが可能
となる。
【0032】S25の処理が終了するとENDへ進み、
本フローチャートの処理を終了する。S26において、
S1において読み取った露出情報が露出アンダー情報で
あったか否かを判断する。S26においてNOである場
合はS29へ進む。S26においてYESである場合は
S27に進み、S22で算出した蓄積時間に所定の値b
を掛ける。bは1よりも小さな値である。本実施形態は
ネガフィルムを読み取る場合を説明している。よって露
出アンダーの場合は、フィルム原稿5はより濃度が低
い、即ち明るい原稿となる。従って蓄積時間が短くなる
ような補正をする。フィルム原稿がポジの場合は、蓄積
時間が長くなるような補正をすれば良い。算出結果はC
PU1内のメモリに記録される。
本フローチャートの処理を終了する。S26において、
S1において読み取った露出情報が露出アンダー情報で
あったか否かを判断する。S26においてNOである場
合はS29へ進む。S26においてYESである場合は
S27に進み、S22で算出した蓄積時間に所定の値b
を掛ける。bは1よりも小さな値である。本実施形態は
ネガフィルムを読み取る場合を説明している。よって露
出アンダーの場合は、フィルム原稿5はより濃度が低
い、即ち明るい原稿となる。従って蓄積時間が短くなる
ような補正をする。フィルム原稿がポジの場合は、蓄積
時間が長くなるような補正をすれば良い。算出結果はC
PU1内のメモリに記録される。
【0033】次にS28においてLUT14の階調テー
ブルを変換する。具体的な演算について以下に説明す
る。先ずS27において算出した蓄積時間で画像を読み
取った場合の、デジタル画像データレベルである最小値
を最小値2として算出する。演算式は以下の通りであ
る。
ブルを変換する。具体的な演算について以下に説明す
る。先ずS27において算出した蓄積時間で画像を読み
取った場合の、デジタル画像データレベルである最小値
を最小値2として算出する。演算式は以下の通りであ
る。
【0034】最小値2=最小値×(255/デジタル画
像データレベル最大値)×b そして、算出された最小値2に基づいてプリスキャン時
のLUT階調テーブルから本スキャン時のLUT階調テ
ーブルを設定する。具体的には図8に示すように、最小
値2が入力される場合に255(LUTの最大出力値)
になるように設定する。よってLUT14は不要な0か
ら最小値2を除いた階調テーブルで階調変換するので、
より階調飛びの少ない出力をすることが可能となる。設
定結果はCPU1内のメモリに記憶される。
像データレベル最大値)×b そして、算出された最小値2に基づいてプリスキャン時
のLUT階調テーブルから本スキャン時のLUT階調テ
ーブルを設定する。具体的には図8に示すように、最小
値2が入力される場合に255(LUTの最大出力値)
になるように設定する。よってLUT14は不要な0か
ら最小値2を除いた階調テーブルで階調変換するので、
より階調飛びの少ない出力をすることが可能となる。設
定結果はCPU1内のメモリに記憶される。
【0035】S28の処理が終了するとENDへ進み、
本フローチャートの処理を終了する。S29ではLUT
14の階調テーブルを変換する。具体的な演算について
以下に説明する。先ずS22において算出した蓄積時間
で画像を読み取った場合の、デジタル画像データレベル
である最小値を最小値2として算出する。演算式は以下
の通りである。
本フローチャートの処理を終了する。S29ではLUT
14の階調テーブルを変換する。具体的な演算について
以下に説明する。先ずS22において算出した蓄積時間
で画像を読み取った場合の、デジタル画像データレベル
である最小値を最小値2として算出する。演算式は以下
の通りである。
【0036】最小値2=最小値×255/デジタル画像
データレベル最大値 そして、算出された最小値2に基づいてプリスキャン時
のLUT階調テーブルから本スキャン時のLUT階調テ
ーブルを設定する。具体的には図8に示すように、最小
値2が入力される場合に255(LUTの最大出力値)
になるように設定する。よってLUT14は不要な0か
ら最小値2を除いた階調テーブルで階調変換するので、
より階調飛びの少ない出力をすることが可能となる。設
定結果はCPU1内のメモリに記憶される。
データレベル最大値 そして、算出された最小値2に基づいてプリスキャン時
のLUT階調テーブルから本スキャン時のLUT階調テ
ーブルを設定する。具体的には図8に示すように、最小
値2が入力される場合に255(LUTの最大出力値)
になるように設定する。よってLUT14は不要な0か
ら最小値2を除いた階調テーブルで階調変換するので、
より階調飛びの少ない出力をすることが可能となる。設
定結果はCPU1内のメモリに記憶される。
【0037】S29の処理が終了するとENDへ進み、
本フローチャートの処理を終了する。また、上述の説明
ではリニアイメージセンサ3の蓄積時間を変更すること
により、デジタル画像データのレベルの最大値がA/D
変換器9の出力レンジのフルスケールになるようにする
こととしている。その代わりに図9に示すように、オフ
セット回路12のオフセットレベルを変更することによ
り、デジタル画像データのレベルの最大値がA/D変換
器9出力レンジのフルスケールになるようにしてもよ
い。そして最小値の設定は上述したS23からS29ま
での処理と同様な処理を行えばよい。
本フローチャートの処理を終了する。また、上述の説明
ではリニアイメージセンサ3の蓄積時間を変更すること
により、デジタル画像データのレベルの最大値がA/D
変換器9の出力レンジのフルスケールになるようにする
こととしている。その代わりに図9に示すように、オフ
セット回路12のオフセットレベルを変更することによ
り、デジタル画像データのレベルの最大値がA/D変換
器9出力レンジのフルスケールになるようにしてもよ
い。そして最小値の設定は上述したS23からS29ま
での処理と同様な処理を行えばよい。
【0038】次に図10のフローチャートを用いて、本
スキャンにおけるCPU1による制御について説明す
る。ユーザーが操作部62を操作することに応答して、
ホストコンピュータ60が本スキャン命令をスキャナ1
00に出力する。本フローチャートはこの本スキャン命
令を受信することによりスタートする。
スキャンにおけるCPU1による制御について説明す
る。ユーザーが操作部62を操作することに応答して、
ホストコンピュータ60が本スキャン命令をスキャナ1
00に出力する。本フローチャートはこの本スキャン命
令を受信することによりスタートする。
【0039】S101において、本スキャンのセンサの
蓄積時間を設定する。センサの蓄積時間は図3、図4の
フローチャートのS22、S24、S27において最終
的に算出されたものが選択される。次にS102におい
て、本スキャンのLUT14の階調変換テーブルを設定
する。階調変換テーブルはS25、S28、S29にお
いて最終的に設定されたものが選択される。
蓄積時間を設定する。センサの蓄積時間は図3、図4の
フローチャートのS22、S24、S27において最終
的に算出されたものが選択される。次にS102におい
て、本スキャンのLUT14の階調変換テーブルを設定
する。階調変換テーブルはS25、S28、S29にお
いて最終的に設定されたものが選択される。
【0040】次にS103において、S101及びS1
02における設定に基づいて画像読み取りを行なう。画
像読み取りが終了するとENDへ進み処理を終了する。
上述の実施形態では、リニアイメージセンサー3の1ラ
インにおける蓄積時間を設定することによりリニアイメ
ージセンサー3の露出量を設定したが、リニアイメージ
センサー3とフィルムとの間に絞りを配置することによ
り露出量を設定しても良い。
02における設定に基づいて画像読み取りを行なう。画
像読み取りが終了するとENDへ進み処理を終了する。
上述の実施形態では、リニアイメージセンサー3の1ラ
インにおける蓄積時間を設定することによりリニアイメ
ージセンサー3の露出量を設定したが、リニアイメージ
センサー3とフィルムとの間に絞りを配置することによ
り露出量を設定しても良い。
【0041】上述の実施形態では、リニアイメージセン
サー3の蓄積時間を、プリスキャンにおける画像データ
の最大値に基づいて算出することにしている。その代わ
りに、プリスキャンにおける画像データの平均値、ある
いは画像データの最大値、最小値および平均値の複合な
どの画像のいかなる要素を利用しても良い。また撮影情
報の種類が複数あった場合にそれらに基づく読み取り条
件を一回の予備走査で得るようにしてもよい。例えば実
施例のH,C,Pのアスペクト比は3種類の撮影情報で
あるが、一回の予備走査でH,C,Pそれぞれの範囲で
最大・最小レベルを求めてそれぞれに基づき読み取り条
件を設定し、後でその中から選択するようにしてもよ
い。尚、この方法については第二実施形態により詳述す
る。
サー3の蓄積時間を、プリスキャンにおける画像データ
の最大値に基づいて算出することにしている。その代わ
りに、プリスキャンにおける画像データの平均値、ある
いは画像データの最大値、最小値および平均値の複合な
どの画像のいかなる要素を利用しても良い。また撮影情
報の種類が複数あった場合にそれらに基づく読み取り条
件を一回の予備走査で得るようにしてもよい。例えば実
施例のH,C,Pのアスペクト比は3種類の撮影情報で
あるが、一回の予備走査でH,C,Pそれぞれの範囲で
最大・最小レベルを求めてそれぞれに基づき読み取り条
件を設定し、後でその中から選択するようにしてもよ
い。尚、この方法については第二実施形態により詳述す
る。
【0042】また上記実施形態では、撮影時の画像サイ
ズがH,C,Pのいずれであるかを判断することとした
が、フィルム画像のどの部分をトリミングするかの情報
であれば、上述の実施形態に限らない。またフィルムの
磁気データに基づいて画像読み取りの設定するのであれ
ば、記録装置63の記憶媒体にまず磁気データを記憶さ
せて、そこから読み出したデータに基づいて行ってもよ
い。はじめに記憶媒体に記録しておけば、そのあと画像
を読み取る場合に、磁気ヘッド10が磁気データを読み
取れる時間でフィルムを駆動する必要がないので適切な
画像読み取りが容易になる。
ズがH,C,Pのいずれであるかを判断することとした
が、フィルム画像のどの部分をトリミングするかの情報
であれば、上述の実施形態に限らない。またフィルムの
磁気データに基づいて画像読み取りの設定するのであれ
ば、記録装置63の記憶媒体にまず磁気データを記憶さ
せて、そこから読み出したデータに基づいて行ってもよ
い。はじめに記憶媒体に記録しておけば、そのあと画像
を読み取る場合に、磁気ヘッド10が磁気データを読み
取れる時間でフィルムを駆動する必要がないので適切な
画像読み取りが容易になる。
【0043】次に第二実施形態について図11、図1
2、図13、及び図14を用いて説明する。図11、図
12のフローチャートを用いて、プリスキャンにおける
CPU1による制御について説明する。図11のフロー
チャートはプリスキャン指令をホストコンピュータ60
から受信することによりスタートする。以下、ネガフィ
ルムを読み取る場合について説明する。
2、図13、及び図14を用いて説明する。図11、図
12のフローチャートを用いて、プリスキャンにおける
CPU1による制御について説明する。図11のフロー
チャートはプリスキャン指令をホストコンピュータ60
から受信することによりスタートする。以下、ネガフィ
ルムを読み取る場合について説明する。
【0044】S201において、第0コマ目から最終コ
マまで各コマの磁気記憶部54の磁気データを読み取
る。まずステッピングモータ駆動回路2を駆動開始す
る。ステッピングモータ駆動回路2はステッピングモー
タ4を駆動する。ローラ8はステッピングモータ4の駆
動力によりフィルム52を矢印Aと逆向きに移動開始す
る。次に、磁気信号処理回路11を駆動する。磁気信号
処理回路11は磁気ヘッド10を駆動し、各コマの磁気
記憶部54の磁気データを読み込む。磁気データには撮
影時の画像サイズの情報であるアスペクト比情報と、撮
影時の露出情報とが含まれている。また、第0コマ目の
磁気データにはフィルムの全コマ数の情報が含まれてい
る。各コマの磁気データはメモリ13の各コマに対応す
る記憶領域に記録される。全コマの磁気データの読み込
みが完了すると、ステッピングモータ駆動回路2を駆動
して、ステッピングモータ4を逆回転させる。即ち、ス
テッピングモータ4の駆動力によりフィルム52を矢印
A向きに移動させる。
マまで各コマの磁気記憶部54の磁気データを読み取
る。まずステッピングモータ駆動回路2を駆動開始す
る。ステッピングモータ駆動回路2はステッピングモー
タ4を駆動する。ローラ8はステッピングモータ4の駆
動力によりフィルム52を矢印Aと逆向きに移動開始す
る。次に、磁気信号処理回路11を駆動する。磁気信号
処理回路11は磁気ヘッド10を駆動し、各コマの磁気
記憶部54の磁気データを読み込む。磁気データには撮
影時の画像サイズの情報であるアスペクト比情報と、撮
影時の露出情報とが含まれている。また、第0コマ目の
磁気データにはフィルムの全コマ数の情報が含まれてい
る。各コマの磁気データはメモリ13の各コマに対応す
る記憶領域に記録される。全コマの磁気データの読み込
みが完了すると、ステッピングモータ駆動回路2を駆動
して、ステッピングモータ4を逆回転させる。即ち、ス
テッピングモータ4の駆動力によりフィルム52を矢印
A向きに移動させる。
【0045】次にS202において、最初のコマが所定
位置に来たか否かを判断する。具体的には、フォトイン
タラプタ64からパーフォレーション検知の信号を受信
したか否かを判断する。S202で、最初のコマが所定
位置に来ないと判断する場合は待機する。そしてS20
2で、最初のコマが所定位置に来たと判断する場合は、
S203へ進む。
位置に来たか否かを判断する。具体的には、フォトイン
タラプタ64からパーフォレーション検知の信号を受信
したか否かを判断する。S202で、最初のコマが所定
位置に来ないと判断する場合は待機する。そしてS20
2で、最初のコマが所定位置に来たと判断する場合は、
S203へ進む。
【0046】S203では、ステッピングモータ駆動回
路2を駆動し、リニアイメージセンサ3の読み取り位置
Xに原稿5のHaが来るように、ステッピングモータ4
を所定量だけ駆動する。S203でステッピングモータ
4を所定量駆動すると、S204へ進む。S204では
副走査方向のリニアイメージセンサ3の読み取り位置X
が、原稿5のHaとHbの範囲に入っているか否かを判
断する。S204でYESと判断する場合はS205へ
進む。S204でNOと判断する場合はS209へ進
む。
路2を駆動し、リニアイメージセンサ3の読み取り位置
Xに原稿5のHaが来るように、ステッピングモータ4
を所定量だけ駆動する。S203でステッピングモータ
4を所定量駆動すると、S204へ進む。S204では
副走査方向のリニアイメージセンサ3の読み取り位置X
が、原稿5のHaとHbの範囲に入っているか否かを判
断する。S204でYESと判断する場合はS205へ
進む。S204でNOと判断する場合はS209へ進
む。
【0047】S205において、原稿5のリニアイメー
ジセンサ3の読み取り位置にあたるラインからの光をリ
ニアイメージセンサ3が光電変換する。そして読み取る
ラインの主走査方向の位置yがHcからHdまでの範囲
に対応するリニアイメージセンサ3の各画素の出力のう
ち、最大値を検知する。そして最大値が、メモリ13の
Hサイズ最大値記憶領域の記憶値よりも大きいか否かを
判断する。S205でYESと判断する場合はS206
へ進み、NOの場合はS207へ進む。
ジセンサ3の読み取り位置にあたるラインからの光をリ
ニアイメージセンサ3が光電変換する。そして読み取る
ラインの主走査方向の位置yがHcからHdまでの範囲
に対応するリニアイメージセンサ3の各画素の出力のう
ち、最大値を検知する。そして最大値が、メモリ13の
Hサイズ最大値記憶領域の記憶値よりも大きいか否かを
判断する。S205でYESと判断する場合はS206
へ進み、NOの場合はS207へ進む。
【0048】S206において、S205で検知した最
大値を、メモリ13のHサイズ最大値記憶領域に記録す
る。S207において、S205で読み取ったラインの
主走査方向の位置yがHcからHdまでの範囲に対応す
るリニアイメージセンサ3の各画素の出力のうち、最小
値を検知する。そして最小値が、メモリ13のHサイズ
最小値記憶領域の記憶値よりも小さいか否かを判断す
る。S207でYESと判断する場合はS208へ進
み、NOの場合はS209へ進む。
大値を、メモリ13のHサイズ最大値記憶領域に記録す
る。S207において、S205で読み取ったラインの
主走査方向の位置yがHcからHdまでの範囲に対応す
るリニアイメージセンサ3の各画素の出力のうち、最小
値を検知する。そして最小値が、メモリ13のHサイズ
最小値記憶領域の記憶値よりも小さいか否かを判断す
る。S207でYESと判断する場合はS208へ進
み、NOの場合はS209へ進む。
【0049】S208において、S207で検知した最
小値を、メモリ13のHサイズ最小値記憶領域に記録す
る。S209では副走査方向のリニアイメージセンサ3
の読み取り位置Xが、原稿5のPaとPbの範囲に入っ
ているか否かを判断する。S209でYESと判断する
場合はS210へ進む。S209でNOと判断する場合
はS214へ進む。
小値を、メモリ13のHサイズ最小値記憶領域に記録す
る。S209では副走査方向のリニアイメージセンサ3
の読み取り位置Xが、原稿5のPaとPbの範囲に入っ
ているか否かを判断する。S209でYESと判断する
場合はS210へ進む。S209でNOと判断する場合
はS214へ進む。
【0050】S210において、原稿5のリニアイメー
ジセンサ3の読み取り位置にあたるラインからの光をリ
ニアイメージセンサ3が光電変換する。そして読み取る
ラインの主走査方向の位置yがPcからPdまでの範囲
に対応するリニアイメージセンサ3の各画素の出力のう
ち、最大値を検知する。そして最大値が、メモリ13の
Pサイズ最大値記憶領域の記憶値よりも大きいか否かを
判断する。S210でYESと判断する場合はS211
へ進み、NOの場合はS212へ進む。
ジセンサ3の読み取り位置にあたるラインからの光をリ
ニアイメージセンサ3が光電変換する。そして読み取る
ラインの主走査方向の位置yがPcからPdまでの範囲
に対応するリニアイメージセンサ3の各画素の出力のう
ち、最大値を検知する。そして最大値が、メモリ13の
Pサイズ最大値記憶領域の記憶値よりも大きいか否かを
判断する。S210でYESと判断する場合はS211
へ進み、NOの場合はS212へ進む。
【0051】S211において、S210で検知した最
大値を、メモリ13のPサイズ最大値記憶領域に記録す
る。S212において、S210で読み取ったラインの
主走査方向の位置yがPcからPdまでの範囲に対応す
るリニアイメージセンサ3の各画素の出力のうち、最小
値を検知する。そして最小値が、メモリ13のPサイズ
最小値記憶領域の記憶値よりも小さいか否かを判断す
る。S212でYESと判断する場合はS213へ進
み、NOの場合はS214へ進む。
大値を、メモリ13のPサイズ最大値記憶領域に記録す
る。S212において、S210で読み取ったラインの
主走査方向の位置yがPcからPdまでの範囲に対応す
るリニアイメージセンサ3の各画素の出力のうち、最小
値を検知する。そして最小値が、メモリ13のPサイズ
最小値記憶領域の記憶値よりも小さいか否かを判断す
る。S212でYESと判断する場合はS213へ進
み、NOの場合はS214へ進む。
【0052】S213において、S212で検知した最
小値を、メモリ13のPサイズ最小値記憶領域に記録す
る。S214では副走査方向のリニアイメージセンサ3
の読み取り位置Xが、CaとCbの範囲に入っているか
否かを判断する。S214でYESと判断する場合はS
215へ進む。S214でNOと判断する場合はS21
9へ進む。
小値を、メモリ13のPサイズ最小値記憶領域に記録す
る。S214では副走査方向のリニアイメージセンサ3
の読み取り位置Xが、CaとCbの範囲に入っているか
否かを判断する。S214でYESと判断する場合はS
215へ進む。S214でNOと判断する場合はS21
9へ進む。
【0053】S215において、原稿5のリニアイメー
ジセンサ3の読み取り位置にあたるラインからの光をリ
ニアイメージセンサ3が光電変換する。そして読み取る
ラインの主走査方向の位置yがCcからCdまでの範囲
に対応するリニアイメージセンサ3の各画素の出力のう
ち、最大値を検知する。そして最大値が、メモリ13の
Cサイズ最大値記憶領域の記憶値よりも大きいか否かを
判断する。S215でYESと判断する場合はS216
へ進み、NOの場合はS217へ進む。
ジセンサ3の読み取り位置にあたるラインからの光をリ
ニアイメージセンサ3が光電変換する。そして読み取る
ラインの主走査方向の位置yがCcからCdまでの範囲
に対応するリニアイメージセンサ3の各画素の出力のう
ち、最大値を検知する。そして最大値が、メモリ13の
Cサイズ最大値記憶領域の記憶値よりも大きいか否かを
判断する。S215でYESと判断する場合はS216
へ進み、NOの場合はS217へ進む。
【0054】S216において、S215で検知した最
大値を、メモリ13のCサイズ最大値記憶領域に記録す
る。S217において、S215で読み取ったラインの
主走査方向の位置yがCcからCdまでの範囲に対応す
るリニアイメージセンサ3の各画素の出力のうち、最小
値を検知する。そして最小値が、メモリ13のCサイズ
最小値記憶領域の記憶値よりも小さいか否かを判断す
る。S217でYESと判断する場合はS218へ進
み、NOの場合はS219へ進む。
大値を、メモリ13のCサイズ最大値記憶領域に記録す
る。S217において、S215で読み取ったラインの
主走査方向の位置yがCcからCdまでの範囲に対応す
るリニアイメージセンサ3の各画素の出力のうち、最小
値を検知する。そして最小値が、メモリ13のCサイズ
最小値記憶領域の記憶値よりも小さいか否かを判断す
る。S217でYESと判断する場合はS218へ進
み、NOの場合はS219へ進む。
【0055】S218において、S217で検知した最
小値を、メモリ13のCサイズ最小値記憶領域に記録す
る。S219では、1コマ分、即ちHaからHbまでの
全てのラインの画像取り込みが終了したか否かを判断す
る。HaからHbまでを何ラインで読み取るかは予めC
PU1に設定されている。そして所定のライン数の画像
取り込みを終了したか否かを判断することにより、1コ
マ分の画像取り込みを終了したか否かを判断する。S2
19でYESと判断するとS221へ進む。S219で
NOと判断するとS220へ進む。
小値を、メモリ13のCサイズ最小値記憶領域に記録す
る。S219では、1コマ分、即ちHaからHbまでの
全てのラインの画像取り込みが終了したか否かを判断す
る。HaからHbまでを何ラインで読み取るかは予めC
PU1に設定されている。そして所定のライン数の画像
取り込みを終了したか否かを判断することにより、1コ
マ分の画像取り込みを終了したか否かを判断する。S2
19でYESと判断するとS221へ進む。S219で
NOと判断するとS220へ進む。
【0056】S220では、ステッピングモータ駆動回
路2を駆動し、フィルム52を1ライン分だけ矢印A向
きに移動するように、ステッピングモータ4を駆動す
る。そしてS204へ戻り、上述の処理を繰り返す。S
221では所定コマ数の記録が全て終了したか否かを判
断する。所定コマ数とはS201で得られた全コマ数の
情報に基づくコマ数である。
路2を駆動し、フィルム52を1ライン分だけ矢印A向
きに移動するように、ステッピングモータ4を駆動す
る。そしてS204へ戻り、上述の処理を繰り返す。S
221では所定コマ数の記録が全て終了したか否かを判
断する。所定コマ数とはS201で得られた全コマ数の
情報に基づくコマ数である。
【0057】尚、上記実施形態では所定コマ数とした
が、ユーザーが好みのコマ数を設定し、そのユーザー指
定のコマ数をS221の所定のコマ数として判断するこ
とにしても良い。S221でYESと判断する場合は本
フローチャートの処理を終了する。またS221でNO
と判断する場合は、S222へ進む。S222では次に
読み取るコマが所定位置に来たか否かを判断する。S2
22でNOと判断する場合は待機し、YESと判断する
場合はS204へ戻り、上述の処理を繰り返す。
が、ユーザーが好みのコマ数を設定し、そのユーザー指
定のコマ数をS221の所定のコマ数として判断するこ
とにしても良い。S221でYESと判断する場合は本
フローチャートの処理を終了する。またS221でNO
と判断する場合は、S222へ進む。S222では次に
読み取るコマが所定位置に来たか否かを判断する。S2
22でNOと判断する場合は待機し、YESと判断する
場合はS204へ戻り、上述の処理を繰り返す。
【0058】以上の処理において、H、C、P全てのサ
イズに関する画像データの最大値と最小値とを検出する
ことが実現される。尚、上述の実施形態では画像データ
の最大値と最小値とをメモリ13に記憶することとし
た。その代わりにホストコンピュータ60内のメモリー
に記録することにしても良い。
イズに関する画像データの最大値と最小値とを検出する
ことが実現される。尚、上述の実施形態では画像データ
の最大値と最小値とをメモリ13に記憶することとし
た。その代わりにホストコンピュータ60内のメモリー
に記録することにしても良い。
【0059】次に図13及び図14のフローチャートを
用いて、本スキャンにおけるCPU1による制御につい
て説明する。モニタ61はホストコンピュータ60の指
令に基づき、本スキャンのメニューを表示する。本スキ
ャンのメニュー内にはプリスキャンによって読まれた各
コマの画像がサムネイル表示される。ユーザーはモニタ
61のメニューを見ながら操作部62を操作し、本スキ
ャンする画像を選択することができる。またユーザーは
モニタ61のメニューを見ながら操作部62を操作する
ことにより、H,C,Pの何れのサイズで画像読み取り
をするか、或いは磁気データに含まれているサイズで画
像読み取りをするかを設定可能である。
用いて、本スキャンにおけるCPU1による制御につい
て説明する。モニタ61はホストコンピュータ60の指
令に基づき、本スキャンのメニューを表示する。本スキ
ャンのメニュー内にはプリスキャンによって読まれた各
コマの画像がサムネイル表示される。ユーザーはモニタ
61のメニューを見ながら操作部62を操作し、本スキ
ャンする画像を選択することができる。またユーザーは
モニタ61のメニューを見ながら操作部62を操作する
ことにより、H,C,Pの何れのサイズで画像読み取り
をするか、或いは磁気データに含まれているサイズで画
像読み取りをするかを設定可能である。
【0060】上述のメニューの設定が終了し、設定終了
信号がホストコンピュータ60からスキャナ100に入
力されることに応じて、本フローチャートはスタートす
る。S301では、サイズ指定命令を受信したか否かを
判断する。即ち、H,C,Pの何れのサイズで画像読み
取りをするのかをユーザーが指定したか否か判断する。
S301でYESと判断する場合はS302へ進み、N
Oと判断する場合はS308へ進む。
信号がホストコンピュータ60からスキャナ100に入
力されることに応じて、本フローチャートはスタートす
る。S301では、サイズ指定命令を受信したか否かを
判断する。即ち、H,C,Pの何れのサイズで画像読み
取りをするのかをユーザーが指定したか否か判断する。
S301でYESと判断する場合はS302へ進み、N
Oと判断する場合はS308へ進む。
【0061】S302では指定されたサイズがHサイズ
であるか否かを判断する。S302でYESと判断すれ
ばS303に進み、NOと判断すればS304へ進む。
S303では、Hサイズ最大値記憶領域に記憶された最
大値とHサイズ最小値記憶領域に記憶された最小値とに
基づき読み取り条件を決定する。この読み取り条件と
は、リニアイメージセンサ3の1ライン読み取りの蓄積
時間と、LUT14の階調テーブルとの条件である。
尚、これらの設定は第一実施形態の図4のS22とS2
9と同様の処理をするものとする。
であるか否かを判断する。S302でYESと判断すれ
ばS303に進み、NOと判断すればS304へ進む。
S303では、Hサイズ最大値記憶領域に記憶された最
大値とHサイズ最小値記憶領域に記憶された最小値とに
基づき読み取り条件を決定する。この読み取り条件と
は、リニアイメージセンサ3の1ライン読み取りの蓄積
時間と、LUT14の階調テーブルとの条件である。
尚、これらの設定は第一実施形態の図4のS22とS2
9と同様の処理をするものとする。
【0062】S304では指定されたサイズがPサイズ
であるか否かを判断する。S304でYESと判断すれ
ばS305に進み、NOと判断すればS306へ進む。
S305では、Pサイズ最大値記憶領域に記憶された最
大値とPサイズ最小値記憶領域に記憶された最小値とに
基づき読み取り条件を決定する。この読み取り条件と
は、リニアイメージセンサ3の1ライン読み取りの蓄積
時間と、LUT14の階調テーブルとの条件である。
尚、これらの設定は第一実施形態の図4のS22とS2
9と同様の処理をするものとする。
であるか否かを判断する。S304でYESと判断すれ
ばS305に進み、NOと判断すればS306へ進む。
S305では、Pサイズ最大値記憶領域に記憶された最
大値とPサイズ最小値記憶領域に記憶された最小値とに
基づき読み取り条件を決定する。この読み取り条件と
は、リニアイメージセンサ3の1ライン読み取りの蓄積
時間と、LUT14の階調テーブルとの条件である。
尚、これらの設定は第一実施形態の図4のS22とS2
9と同様の処理をするものとする。
【0063】S306では指定されたサイズがCサイズ
であるか否かを判断する。S306でYESと判断すれ
ばS307に進み、NOと判断すればS314へ進む。
S307では、Cサイズ最大値記憶領域に記憶された最
大値とCサイズ最小値記憶領域に記憶された最小値とに
基づき読み取り条件を決定する。この読み取り条件と
は、リニアイメージセンサ3の1ライン読み取りの蓄積
時間と、LUT14の階調テーブルとの条件である。
尚、これらの設定は第一実施形態の図4のS22とS2
9と同様の処理をするものとする。
であるか否かを判断する。S306でYESと判断すれ
ばS307に進み、NOと判断すればS314へ進む。
S307では、Cサイズ最大値記憶領域に記憶された最
大値とCサイズ最小値記憶領域に記憶された最小値とに
基づき読み取り条件を決定する。この読み取り条件と
は、リニアイメージセンサ3の1ライン読み取りの蓄積
時間と、LUT14の階調テーブルとの条件である。
尚、これらの設定は第一実施形態の図4のS22とS2
9と同様の処理をするものとする。
【0064】S308では、撮影時のサイズがHサイズ
であるか否かを判断する。具体的には、本スキャンする
コマに対応するメモリ13の記憶領域にHサイズの情報
が記憶されているか否かを判断する。S308において
YESと判断する場合はS309へ進み、S303と同
様な処理を行なう。S308においてNOと判断する場
合はS310へ進む。
であるか否かを判断する。具体的には、本スキャンする
コマに対応するメモリ13の記憶領域にHサイズの情報
が記憶されているか否かを判断する。S308において
YESと判断する場合はS309へ進み、S303と同
様な処理を行なう。S308においてNOと判断する場
合はS310へ進む。
【0065】S310では、撮影時のサイズがPサイズ
であるか否かを判断する。具体的には、本スキャンする
コマに対応するメモリ13の記憶領域にPサイズの情報
が記憶されているか否かを判断する。S310において
YESと判断する場合はS311へ進み、S305と同
様な処理を行なう。S310においてNOと判断する場
合はS312へ進む。
であるか否かを判断する。具体的には、本スキャンする
コマに対応するメモリ13の記憶領域にPサイズの情報
が記憶されているか否かを判断する。S310において
YESと判断する場合はS311へ進み、S305と同
様な処理を行なう。S310においてNOと判断する場
合はS312へ進む。
【0066】S312では、撮影時のサイズがCサイズ
であるか否かを判断する。具体的には、本スキャンする
コマに対応するメモリ13の記憶領域にCサイズの情報
が記憶されているか否かを判断する。S312において
YESと判断する場合はS313へ進み、S307と同
様な処理を行なう。S312においてNOと判断する場
合はS314へ進む。
であるか否かを判断する。具体的には、本スキャンする
コマに対応するメモリ13の記憶領域にCサイズの情報
が記憶されているか否かを判断する。S312において
YESと判断する場合はS313へ進み、S307と同
様な処理を行なう。S312においてNOと判断する場
合はS314へ進む。
【0067】S314では、スキャナ100がホストコ
ンピュータ60から画像読み取り開始命令を受信したか
否かを判断する。画像読み取り開始命令は、ユーザーが
メニューに従って操作部62を操作することに応答し
て、ホストコンピュータ60がらスキャナ100へ送信
する。次にS315において、ステッピングモータ駆動
回路2を駆動して、ステッピングモータ4によりフィル
ム52を移動する。またフィルム52のコマの番号は、
フォトインタラプタ64からパーフォレーション検知の
信号をカウントすることにより検知する。
ンピュータ60から画像読み取り開始命令を受信したか
否かを判断する。画像読み取り開始命令は、ユーザーが
メニューに従って操作部62を操作することに応答し
て、ホストコンピュータ60がらスキャナ100へ送信
する。次にS315において、ステッピングモータ駆動
回路2を駆動して、ステッピングモータ4によりフィル
ム52を移動する。またフィルム52のコマの番号は、
フォトインタラプタ64からパーフォレーション検知の
信号をカウントすることにより検知する。
【0068】次にS316において、1ラインの画像デ
ータを読み取る。具体的には、光源6を駆動し赤,緑,
青の光を順次点灯する。リニアイメージセンサ3は、投
影光学系7によって結像された光、即ちフィルム原稿5
の画像に関連する光を順次光電変換し、それぞれ赤画像
信号、緑画像信号,青画像信号として出力する。次にS
317では、画像読み取り範囲を全て読み取り終わった
か否かを判断する。具体的には、設定されたH,C,P
の画像サイズに応じたライン数の読み取りが終了したか
否かを判断する。S317でYESと判断する場合は本
フローチャートの処理を終了する。S317でNOと判
断する場合はS318へ進む。
ータを読み取る。具体的には、光源6を駆動し赤,緑,
青の光を順次点灯する。リニアイメージセンサ3は、投
影光学系7によって結像された光、即ちフィルム原稿5
の画像に関連する光を順次光電変換し、それぞれ赤画像
信号、緑画像信号,青画像信号として出力する。次にS
317では、画像読み取り範囲を全て読み取り終わった
か否かを判断する。具体的には、設定されたH,C,P
の画像サイズに応じたライン数の読み取りが終了したか
否かを判断する。S317でYESと判断する場合は本
フローチャートの処理を終了する。S317でNOと判
断する場合はS318へ進む。
【0069】S318では、ステッピングモータ駆動回
路2を駆動して、ステッピングモータ4によりフィルム
52を1ライン分だけ移動する。そしてS316へ戻り
上述の処理を繰り返す。上述したように第二実施形態に
おいては、一回のプリスキャンをするだけで、1コマに
つきH,C,Pサイズの全ての最大値と最小値を記録す
る。そして最大値と最小値に基づき画像読み取り条件を
設定する。よってあるサイズの画像読み取り条件を設定
した後で、別のサイズの画像読み取り条件を設定する場
合でも、プリスキャンし直す必要がない。よって、ユー
ザーは複数のサイズの画像読み取り条件を切り換える場
合でも短時間で設定することができる。
路2を駆動して、ステッピングモータ4によりフィルム
52を1ライン分だけ移動する。そしてS316へ戻り
上述の処理を繰り返す。上述したように第二実施形態に
おいては、一回のプリスキャンをするだけで、1コマに
つきH,C,Pサイズの全ての最大値と最小値を記録す
る。そして最大値と最小値に基づき画像読み取り条件を
設定する。よってあるサイズの画像読み取り条件を設定
した後で、別のサイズの画像読み取り条件を設定する場
合でも、プリスキャンし直す必要がない。よって、ユー
ザーは複数のサイズの画像読み取り条件を切り換える場
合でも短時間で設定することができる。
【0070】
【発明の効果】以上の様に請求項1記載の装置によれ
ば、撮影情報信号に基づいて画像読取手段の読み取り条
件を設定するので、撮影時の条件にあう高品位な画像を
読み取ることができる。また、請求項14記載の装置に
よれば、1度の走査により、予め定められている複数の
画像サイズに対応する複数の画像情報をそれぞれ入力す
るので、ユーザーが複数のサイズの画像読み取り条件を
切り換える場合でも短時間で設定することができる。
ば、撮影情報信号に基づいて画像読取手段の読み取り条
件を設定するので、撮影時の条件にあう高品位な画像を
読み取ることができる。また、請求項14記載の装置に
よれば、1度の走査により、予め定められている複数の
画像サイズに対応する複数の画像情報をそれぞれ入力す
るので、ユーザーが複数のサイズの画像読み取り条件を
切り換える場合でも短時間で設定することができる。
【図1】本発明の一実施形態の装置を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】本発明の一実施形態の装置に用いるフィルムを
説明するための図である。
説明するための図である。
【図3】本発明の一実施形態の装置のプリスキャン動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態の装置のプリスキャン動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態の装置に用いるフィルムを
説明するための図である。
説明するための図である。
【図6】ヒストグラムを説明するための図である。
【図7】本発明の一実施形態のセンサの蓄積時間の変化
に応じたヒストグラムを示す図である。
に応じたヒストグラムを示す図である。
【図8】本発明の一実施形態のLUTの階調変換特性を
示す図である。
示す図である。
【図9】本発明の一実施形態のオフセット回路の変換特
性を示す図である。
性を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態の装置の本スキャン動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施形態の装置のプリスキャン動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態の装置のプリスキャン動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態の装置の本スキャン動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態の装置の本スキャン動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図15】画像読み取り装置のアスペクト比とプリスキ
ャンとの関係を説明するための図である。
ャンとの関係を説明するための図である。
【図16】従来の画像読取装置のプリスキャン動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1 CPU 2 ステッピングモータ駆動回路 3 リニアイメージセンサ 4 ステッピングモータ 5 フィルム原稿 6 光源 7 投影光学系 8 ローラ 9 A/D変換器 10 磁気ヘッド 11 磁気信号処理回路 12 オフセット回路 13 メモリ 14 LUT 52 フィルム 53 パーフォレーション 54 磁気記憶部 60 ホストコンピュータ 61 モニタ 62 操作部 63 記録装置 64 フォトインタラプタ 100スキャナ
Claims (18)
- 【請求項1】フィルムの画像を読み取る画像読取装置で
あって、 前記フィルムの撮影時における撮影情報を入力し、撮影
情報信号を出力する撮影情報入力手段と、 前記フィルムの画像を読み取る画像読取手段と、 前記撮影情報信号に基づいて前記画像読取手段の読み取
り条件を設定する制御手段とを有することを特徴とする
画像読取装置。 - 【請求項2】前記画像読取手段は前記フィルムの画像を
電気的な画像信号に変換する光電変換手段を含み、 前記制御手段は前記光電変換手段の露光量を設定するこ
とを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項3】前記画像読取手段は前記フィルムの画像を
電気的な画像信号に変換する光電変換手段と、 前記画像信号を処理する処理手段とを含み、 前記制御手段は前記処理手段の処理を設定することを特
徴とする請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項4】前記処理手段は前記画像信号の階調特性を
変換する階調特性変換手段であることを特徴とする請求
項3記載の画像読取装置。 - 【請求項5】前記制御手段は前記設定された読み取り条
件に基づいて前記画像読取手段を制御することを特徴と
する請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項6】前記撮影情報は、撮影サイズ情報であるこ
とを特徴とする請求項1の画像読取装置。 - 【請求項7】前記撮影情報は、撮影時の露出情報である
事を特徴とする請求項1の画像読取装置。 - 【請求項8】撮影情報入力手段は、フィルムの記憶部に
記憶されている撮影情報を入力することを特徴とする請
求項1の画像読取装置。 - 【請求項9】撮影情報入力手段は、フィルムの磁気記憶
部に記憶されている撮影情報を入力する磁気ヘッドであ
ることを特徴とする請求項8の画像読取装置。 - 【請求項10】前記情報の入力手段は前記フィルム外の
記憶手段から情報を受信することを特徴とする請求項1
の画像読取装置。 - 【請求項11】第1画像読み取り時に、前記撮影情報入
力手段は前記フィルムの撮影時における撮影情報を入力
し、 第2画像読み取り時に、前記設定された読み取り条件に
基づいて、制御手段が前記画像読取手段を駆動すること
を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項12】フィルムの画像を読み取る画像読取装置
であって、 前記フィルムの撮影時における撮影情報を入力し、撮影
情報信号を出力する撮影情報入力手段と、 前記フィルムの画像を読み取る画像読取手段と、 画像読み取り時に、前記撮影情報入力手段を駆動するこ
とにより撮影情報信号を出力させるとともに、前記画像
読取手段を駆動させることによりフィルムの画像濃度情
報を出力させ、 前記撮影情報信号と前記画像濃度情報とに基づいて前記
画像読取手段の読み取り条件を設定する制御手段とを有
することを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項13】前記制御手段は、第2画像読み取り時
に、前記設定された読み取り条件に基づいて前記画像読
取手段を駆動することを特徴とする請求項11記載の画
像読取装置。 - 【請求項14】フィルムの画像を読み取る画像読取装置
であって、 前記フィルムの画像を読み取る画像読取手段と、 1度の走査により、予め定められている複数の画像サイ
ズに対応する複数の画像情報をそれぞれ入力する画像情
報入力手段とを有することを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項15】前記複数の画像情報の1つに基づいて前
記画像読取手段の読み取り条件を設定する制御手段を更
に有することを特徴とする請求項14記載の画像読取装
置。 - 【請求項16】前記複数の画像情報の1つを選択する選
択手段と、 前記選択手段によって選択された画像情報に基づいて前
記画像読取手段の読み取り条件を設定する制御手段とを
更に有することを特徴とする請求項14記載の画像読取
装置。 - 【請求項17】前記選択手段はユーザーが操作すること
に応答して、前記複数の画像情報の1つを選択すること
を特徴とする請求項15記載の画像読取装置。 - 【請求項18】前記フィルムの撮影時における画像サイ
ズ情報を入力し、画像サイズ情報信号を出力する撮影情
報入力手段をさらに有し、 前記選択手段は、画像サイズ情報信号に基づいて前記複
数の画像情報の1つを選択することを特徴とする請求項
15記載の画像読取装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8180681A JPH09307676A (ja) | 1996-03-14 | 1996-07-10 | 画像読取装置 |
US08/789,989 US20020044304A1 (en) | 1996-03-14 | 1997-01-28 | Image reading device and method |
US10/366,364 US20030117659A1 (en) | 1996-03-14 | 2003-02-14 | Image reading device and method |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-58033 | 1996-03-14 | ||
JP5803396 | 1996-03-14 | ||
JP8180681A JPH09307676A (ja) | 1996-03-14 | 1996-07-10 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09307676A true JPH09307676A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=26399123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8180681A Pending JPH09307676A (ja) | 1996-03-14 | 1996-07-10 | 画像読取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20020044304A1 (ja) |
JP (1) | JPH09307676A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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