JP2010021945A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示用JPEG画像の容量を抑えつつ、ピントの確認を容易に行うことのできる撮像装置を提供する。
【解決手段】画像データを表示する表示部119と、画像データを記録する記録部117とを有する撮像装置において、画像データのうちの主画像データ(本画像)を記録部117に記録する際、主画像データの一つ又は複数の領域の部分画像データ(表示用画像)を、主画像データを撮影した際の撮影条件によって、前記領域の大きさを変更して記録するようにした。これにより、撮影者にとって重要な領域のみを表示用画像として保存することができ、再生時のピント確認を容易に可能にしながらも、ファイル容量を小さくすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像再生時のピント確認を容易に行うことのできる撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、急速に普及したデジタルカメラは、撮影した画像を背面の液晶モニタに表示することで、撮影直後に画像を確認できることが大きな利点となっている。画像再生方法に関しては、利用者の利便性を向上させる様々な方法がこれまでに提案されている。
例えば特許文献1では、画像データを部分的に拡大して表示する拡大再生において、顔領域等の特定領域を瞬時に表示させることで、ピント確認を容易に行うことが可能なデジタルカメラが提案されている。
また特許文献2では、記録モードとして画像処理を行わずに記録するCCD−RAW形式が選択されている場合、再生処理に使用するJPEG画像(以下、表示用JPEG画像と呼ぶ)をCCD−RAW形式のデータと合わせて記録しておく手法が提案されている。この場合、CCD−RAWデータを信号処理して画像データを生成する必要がなくなるため、再生処理の高速化を図ることができる。
特開2005−102175号公報 特開2003−244507号公報
上記の表示用JPEG画像は、処理時間、記録容量等の観点から、CCD−RAW形式よりも解像度(画素数)を落として記録することが求められるが、その場合、再生時にピントの確認が行いにくいという問題が生じる。
本発明では、表示用JPEG画像の容量を抑えつつ、ピントの確認を容易に行うことのできる撮像装置等を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録部とを有する撮像装置であって、前記画像データのうちの主画像データを前記記録部に記録する際、該主画像データの一つ又は複数の領域の部分画像データを記録する記録手段と、前記主画像データを撮影した際の撮影条件に応じて、前記領域の大きさを変更する変更手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録部とを有する撮像装置の制御方法であって、前記画像データのうちの主画像データを前記記録部に記録する際、該主画像データの一つ又は複数の領域の部分画像データを、前記主画像データを撮影した際の撮影条件に応じて、前記領域の大きさを変更して記録するステップを有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録部とを有する撮像装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記画像データのうちの主画像データを前記記録部に記録する際、該主画像データの一つ又は複数の領域の部分画像データを、前記主画像データを撮影した際の撮影条件に応じて、前記領域の大きさを変更して記録するステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明では、絞り値と測距情報等を基に計算できる被写界深度に応じて、部分画像データ(表示用JPEG画像)の保存領域を変更させることができる。具体的には、被写界深度が浅い場合にはピントが合う領域が小さいため保存領域を小さく、被写界深度が深い場合にはピントが合う領域が大きいため保存領域を大きくする。このようにすることで、撮影者にとって重要な領域のみを表示用JPEG画像として保存することができ、ピント確認を容易に可能にしながらも、ファイル容量を抑えることができる。そのため、再生処理に要する処理時間、メモリ容量を大幅に削減することが可能となる。また、表示用JPEG画像を本画像(主画像データ)とは異なるパラメータを用いて生成することで、本画像に影響を与えずにピント確認を容易に行うことも可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1に本発明を実施するための最良の形態である撮像装置としてのデジタルカメラの構成を示す。
図1において、10はデジタルカメラ、100は撮影レンズ、101は絞り、103はシャッター、104は撮像素子である。撮影レンズ100に入射した光線は、絞り101及びシャッター103を通過し、撮像素子104によって光学像から電気信号に変換される。撮像素子104は、R(赤)、G(緑)、B(青)の原色透過フィルタがピクセル単位に市松模様に配列(ベイヤー配列)されたエリアセンサとして構成されている。
105は撮像素子104のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。107は撮像素子104、A/D変換器105にクロック信号や制御信号を供給するタイミング制御部であり、メモリ制御部108及び制御部106によって制御される。
109は画像処理部であり、A/D変換器105からのデータ或いはメモリ制御部108からのデータに対して、所定の信号処理、例えばホワイトバランス調整、画素補間処理、階調処理、色変換処理等を行う。また画像処理部109においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいて制御部106が露光制御部102、フォーカス制御部113に対して制御を行う。これにより、TTL方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理が行われる。
108はメモリ制御部であり、A/D変換器105、タイミング制御部107、画像処理部109、メモリ110、圧縮・伸長部111を制御する。A/D変換器105のデータは、画像処理部109及びメモリ制御部108を介して、或いは、直接メモリ制御部108を介して、メモリ110に書き込まれる。
110は撮影した静止画像やライブビュー表示をするための動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。メモリ110はまた、制御部106の作業領域としても使用することが可能である。111は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長部であり、メモリ110に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ110に書き込む。
102は絞り101やシャッター103を制御する露光制御部である。113は撮影レンズ100のフォーカシングを制御するフォーカス制御部である。112は撮影レンズ100のズーミングを制御するズーム制御部である。露光制御部102、フォーカス制御部113は、TTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理部109が演算した演算結果に基づき、制御部106が露光制御部102、フォーカス制御部113を制御する。
106はデジタルカメラ10全体を制御する制御部である。114は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
115はシャッタースイッチSW1であり、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の動作開始を指示する。116はシャッタースイッチSW2であり、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなる。ONとなった場合は、まず撮像素子104から読み出した信号をA/D変換器105、メモリ制御部108を介してメモリ110に画像データを書き込む露光処理の指示を行い、続いて画像処理部109やメモリ制御部108での演算を用いた現像処理の指示を行う。更に、メモリ110から画像データを読み出し、圧縮・伸長部111で圧縮を行い、記録媒体117に画像データを書き込む記録処理の指示を行う。
118は表示制御部であり、記録媒体117に記録された画像データやライブビュー画像を表示部119に表示するための制御部である。119は液晶パネル等からなる表示部である。120は画像データから任意の領域をトリミングするトリミング部であり、121は画像データを任意の拡大率・縮小率でリサイズするリサイズ部である。
117はメモリカードやハードディスク等の記録媒体(記録部)である。ここで図2に記録媒体117に記録する画像データのファイル構造の模式図を示す。図2(a)はCCD−RAW形式の画像データのファイル構造を示し、図2(b)はJPEG形式の画像データのファイル構造を示している。これらの画像データのファイル構造のフォーマットは、デジタルカメラで一般的に用いられている電子情報技術産業協会(JEITA)によって定められたExifファイルフォーマットの規格に準拠する。以下、それぞれのファイル構造の詳細を説明する。
図2(a)に示すCCD−RAW形式の画像データ200は、ヘッダ領域201、サムネイル画像領域202、表示用JPEG画像領域203及びCCD−RAW画像領域204を有する。ヘッダ領域201には、シャッタースピード、絞り値、ISO感度等の撮影条件を示す情報や画像処理に関するパラメータ等が記録される。サムネイル画像領域202には、CCD−RAW形式の場合、後述の表示用JPEG画像A(203−1)をリサイズした画像データが記録される。なお、DCF(Digital Camera Format)ではサムネイル画像は、160×120画素と規定されている。表示用JPEG画像領域203には、再生時に使用する表示用JPEG画像が記録される。表示用JPEG画像領域203に含まれる表示用JPEG画像A(203−1)は、本画像(本発明でいう主画像データに対応)に対して水平・垂直方向にそれぞれ1/2にリサイズした画像データである。また203−2に示す表示用JPEG画像Pi(i=1〜n)は、本画像の特定領域をトリミングした表示用JPEG画像(本発明でいう、部分画像データに対応する)であり、本画像と同等の解像度を有するように処理されている。CCD−RAW画像領域204には、本画像、即ちに、CCD−RAW形式の画像データが記録される。
図2(b)に示すJPEG形式の画像データ210は、ヘッダ領域211、サムネイル画像領域212、表示用JPEG画像領域213及びJPEG画像領域214を有する。ヘッダ領域211、サムネイル画像領域212、表示用JPEG画像領域213は、CCD−RAW形式の画像データ200のものと同様であるため、説明は省略する。JPEG画像領域214には、本画像、即ち、JPEG形式の画像データが記録される。
次に図3を用いて本実施の形態において画像データを記録する際のフローを説明する。
ステップS101において制御部106は、シャッタースイッチSW1(115)のONを検出すると、ステップS102において撮像素子104の露光を開始し、撮像した画像データから画像処理部109が演算して求めた測光情報、測距情報を取得する。
次にステップS103において制御部106は、シャッタースイッチSW2(116)のONを検出すると本露光を行い、取得した画像データ(CCD−RAW形式の画像データ)をメモリ110に保存する。次にステップS104において制御部106は、記録画質がCCD−RAW形式であるかJPEG形式であるか判別する。CCD−RAW形式の場合はステップS105において、前述した表示用JPEG画像Aを生成する(図2を参照のこと)。JPEG形式の場合はステップS106において、CCD−RAW形式の画像データに所定の画像処理及び圧縮処理等をしてJPEG形式の本画像を生成する。
次にステップS107において制御部106は、複数の表示用JPEG画像Piを生成するための変数iを初期化し、続いてステップS108において、表示用JPEG画像Piの領域、即ち、本画像からトリミングして保存する領域を決定する。
ここで図4、図5を用いてトリミング領域の決定方法について説明する。ステップS102において、図5に示す撮影画面500内の合焦点501が画像処理部109により求められたとする。このとき、制御部106は、決定した撮影時の絞り値と、ズーム制御部112及びフォーカス制御部113により求められるデジタルカメラ10から被写体までの距離情報と、所定の許容錯乱円とを基に、被写界深度を演算する。ここで得られた被写界深度から図4に示すような関係を用いて、トリミング領域502の大きさを決定する。図4は、被写界深度に応じて、トリミング領域の大きさを変更する関数を示しており、予め保持されているものである。具体的に図4では、被写界深度が浅い場合には、ピントが合う領域が小さいためトリミング領域を小さくするようにし、被写界深度が深い場合にはピントが合う領域が大きいためトリミング領域を大きくするようにしている。このようにすることで、重要な領域のみを表示用JPEG画像として保存することができ、ピント確認を容易に可能にしながらも、ファイル容量を抑えることを実現する。なお、ステップS108の処理は、本発明でいう変更手段の一処理例に対応する。
図3に戻りステップS109において制御部106は、画像処理部109で表示用JPEG画像Piを生成するための画像処理パラメータを決定する。画像処理パラメータは、明るさ、ホワイトバランス、コントラスト、シャープネス等に関するものであり、i=0のときは、撮影時にデジタルカメラ10に設定されていた設定値を用いるものとする。続いてステップS110において制御部106は、ステップS109において決定された画像処理パラメータを用いて画像処理部109により画像処理を行い、表示用JPEG画像Piを生成する。なお、生成する表示用JPEG画像Piは本画像と同等の解像度を有するように適宜調整又は変更される。
次にステップS111において制御部106は、表示用JPEG画像(即ち、表示用JPEG画像Pi+1)を更に生成するかどうかの判定を行う。判定は、例えば現在ステップS109で生成された表示用JPEG画像Piを画像処理部109で解析した結果を用いてもよい。具体的には、表示用JPEG画像Piの輝度ヒストグラムを検出し、明るさ、コントラストに偏りがないかどうか判定をする。そして偏りがある場合には、本来の目的であるピント確認が行いにくい可能性があるため、偏りを補正する画像処理パラメータをステップS109で設定して、表示用JPEG画像を順次複数枚生成するようにする。ステップS111で表示用JPEG画像を複数生成すると判定した場合は、ステップS112において制御部106は、変数iをインクリメントしてステップS108に戻る。なお、上述のように本実施の形態では、表示用JPEG画像Piを生成する際に、本画像とは異なる画像処理パラメータを用いるようにしている(ステップS109)。これにより、本画像に影響を与えずにピント確認を容易に行うことが可能となる。
ステップS111で表示用JPEG画像の生成を終了すると判定した場合ステップS113において制御部106は、ステップS105又はS106で生成されたJPEG画像をリサイズ部121によって160×120画素に縮小してサムネイル画像を生成する。そして処理を終了する。なお、ステップS103、S105、S106、S110、S113で生成された各画像データは、図2に示した各データ領域に保存され、記録媒体117に記録される。
上述のようにして記録された画像データは、デジタルカメラ10の背面に設けられた各種釦を操作することで再生することができる。図6にデジタルカメラ10の背面図を示す。デジタルカメラ10は、表示部119に画像を再生表示する際のモードとして、画像を1度に1枚のみ表示する1枚再生モード、4枚の画像を1度に再生する4枚再生モード、9枚の画像を1度に再生する9枚再生モードの3つの再生モードを有する。
図6において、607は再生モード変更釦であり、押下するたびに再生モードを変更することができる。600a、600bは、それぞれ拡大釦、縮小釦であり、表示部119に表示されている画像の表示領域を拡大・縮小するための表示サイズ変更釦である。601a〜601dは表示領域移動釦であり、拡大再生において表示部119に表示されている領域を上下左右に移動するための釦である。602は回転させることで記録媒体117に記録されている画像データを順次、表示部119に表示するための画像送りダイアルである。603は記録媒体117に記録されている画像データを表示部119に表示するための再生釦である。604は表示用JPEG画像記録領域表示釦であり、表示部119に表示されている画像に関連付けられて記録されている表示用JPEG画像の領域を、表示用JPEG画像記録領域表示枠606として、画像データと併せて表示・非表示するための釦である。
次に本実施の形態において記録媒体117に記録された画像データを再生する際のフローを図7に示す。
再生釦603が押下されると画像再生が開始され、ステップS200において制御部106は、1枚再生モードかどうかを判定する。1枚再生モードでない場合、即ち再生モードが4枚再生、9枚再生である場合には、ステップS201に進み、制御部106は、サムネイル画像領域に記録された画像データを圧縮・伸長部111で伸長し、表示部119に表示する。1枚再生モードである場合はステップS202に進み、制御部106は、画像データがCCD−RAW形式であるかどうかを判定する。CCD−RAW形式である場合にはステップS203に進み、リサイズした画像である表示用JPEG画像Aを表示部119全体に表示する。一方、画像データがJPEG形式である場合にはステップS204に進み、JPEG画像領域に記録されたJPEG画像を表示部119全体に表示する。
次にステップS205において制御部106は、拡大釦600aが押下されたかどうかを判定し、拡大釦600aが押下された場合は、複数の表示用JPEG画像Piのうちの表示用JPEG画像P1を表示部119全体に表示する。更に拡大釦600aが押下され続けた場合にはステップS206において、表示領域を段階的に拡大させて表示する。
また、ステップS207において制御部106は、縮小釦600bが押下されたかどうかを判定し、縮小釦600bが押下された場合にはステップS208において、拡大釦600aとは逆に表示領域を段階的に縮小させて表示を行う。
また、ステップS209において制御部106は、表示領域移動釦601が押下されたかどうかを判定する。表示領域移動釦601が押下された場合はステップS210において、表示部119に表示する画像領域の移動を行うが、このとき表示すべき領域が、表示用JPEG画像P1に含まれているかどうかの判定を行う。表示領域が表示用JPEG画像P1に含まれている場合は、該画像の画像データをそのまま使用して表示を行う。表示領域がP1に含まれていない場合はステップS211において、記録モードがCCD−RAW形式かどうかを判定する。CCD−RAW形式の場合はステップS212に進み、CCD−RAW画像から現像処理を行い、表示用の画像データを生成する。JPEG形式の場合にはステップS213に進む、JPEG画像領域のJPEG画像から表示用の画像データを生成する。なお、本処理では、表示用JPEG画像Piのうちの表示用JPEG画像P1を再生する処理を説明したが、画像パラメータの異なるその他の表示用JPEG画像を表示することもできる。この場合、UIや操作部を用いて表示用JPEG画像を選択するようにする。
以上、本実施の形態においては、絞り値と測距情報と許容錯乱円とを基に計算できる被写界深度に応じて、表示用JPEG画像の保存領域を変更させるようにした。具体的には、被写界深度が浅い場合には、ピントが合う領域が小さいため保存領域を小さく、被写界深度が深い場合にはピントが合う領域が大きいため保存領域を大きくするようにした。このようにすることで、撮影者にとって重要な領域のみを表示用JPEG画像として保存することができ、ピント確認を容易に可能にしながらも、ファイル容量を抑えることができる。そのため、再生処理に要する処理時間、メモリ容量を大幅に削減することが可能となる。また、表示用JPEG画像を本画像とは異なる画像処理パラメータを用いて生成することで、本画像に影響を与えずにピント確認を容易に行うことも可能となる。
また、本発明を実現するために、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記憶媒体を用いても良い。この場合には記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって本発明の目的が達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行う場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。この場合には、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行ってもよい。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の全体構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る撮像装置が用いる画像データのファイル構造を示した図である。 本発明の実施の形態に係る撮像装置が画像データを記録する際の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る撮像装置が表示用JPEG画像を記録する際に用いる、被写界深度と画像の大きさの関係を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る撮像装置が撮影した画像の撮影画面の一例を示した図である。 本発明の実施の形態に係る撮像装置の背面図である。 本発明の実施の形態に係る撮像装置が画像データを再生する際の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
100 撮影レンズ
101 絞り
103 シャッター
104 撮像素子
106 制御部
109 画像処理部
118 表示制御部
119 表示部
120 トリミング部
121 リサイズ部

Claims (9)

  1. 画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録部とを有する撮像装置であって、
    前記画像データのうちの主画像データを前記記録部に記録する際、該主画像データの一つ又は複数の領域の部分画像データを記録する記録手段と、
    前記主画像データを撮影した際の撮影条件に応じて、前記領域の大きさを変更する変更手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記変更手段は、解像度も変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮影条件とは、測距情報及び絞り値であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記変更手段は、前記測距情報及び絞り値に基づき被写界深度を演算し、該被写界深度が浅いほど前記領域を小さくし、深いほど前記領域を大きくするように設定することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記記録手段は、前記主画像データと異なる画像処理パラメータで処理された前記部分画像データを記録することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記部分画像データを、前記主画像データと異なる画像処理パラメータで画像処理する画像処理手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記画像処理パラメータは、明るさ、ホワイトバランス、コントラスト及びシャープネスのうちの少なくともいずれかに関するものであることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録部とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記画像データのうちの主画像データを前記記録部に記録する際、該主画像データの一つ又は複数の領域の部分画像データを、前記主画像データを撮影した際の撮影条件に応じて、前記領域の大きさを変更して記録するステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録部とを有する撮像装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記画像データのうちの主画像データを前記記録部に記録する際、該主画像データの一つ又は複数の領域の部分画像データを、前記主画像データを撮影した際の撮影条件に応じて、前記領域の大きさを変更して記録するステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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