JP2003281562A - 画像表示方法およびこれを行う画像処理装置 - Google Patents

画像表示方法およびこれを行う画像処理装置

Info

Publication number
JP2003281562A
JP2003281562A JP2002083804A JP2002083804A JP2003281562A JP 2003281562 A JP2003281562 A JP 2003281562A JP 2002083804 A JP2002083804 A JP 2002083804A JP 2002083804 A JP2002083804 A JP 2002083804A JP 2003281562 A JP2003281562 A JP 2003281562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
correction
image processing
red
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002083804A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Yamada
山田  智子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2002083804A priority Critical patent/JP2003281562A/ja
Publication of JP2003281562A publication Critical patent/JP2003281562A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】画像修正を行う際に、適正な修正具合を判断す
ることができ、その結果、適正な画像処理を行うことが
でき、適正に修正された高品位で高画質の画像を得るこ
とができる画像表示方法およびこれを行う画像処理装置
を提供する。 【解決手段】画像修正のために画像を表示する際に、第
1の画像と、この第1の画像に所望の画像修正を施した
第2の画像とを、同一の表示位置に所定時間内に切替え
て、第1の画像または第2の画像のいずれかを表示する
こことにより、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像修正のための
画像表示方法およびこれを行う画像処理装置の技術分野
に属し、例えば、レンズによって撮影された画像を光電
的に読み取り、画像処理を行って画像に補正を加えた
後、この処理画像の再現されたプリント(写真)を得る
デジタルフォトプリンタ等において、オペレータが容易
に画像処理の適否を判断できる画像表示方法およびこれ
を行う画像処理装置の技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下フィルムとする)に撮影され
た画像の感光材料(印画紙)への焼き付けは、フィルム
の画像を感光材料に投影して感光材料を面露光する、い
わゆる直接露光(アナログ露光)によって行なわれてい
る。
【0003】これに対し、近年ではデジタル露光を利用
する焼付装置、すなわちフィルムに記録された画像を光
学的に読み取ってデジタル信号データとした後、または
デジタルスチルカメラで撮影された画像がデジタル信号
データとして記録された記録媒体からデジタル信号デー
タを読み出した後、種々の画像処理を施して記録用の画
像データとし、この画像データに応じて変調した記録光
によって感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録
し、(仕上り)プリントとするデジタルフォトプリンタ
が実用化されている。デジタルフォトプリンタでは、画
像をデジタルの画像データとして、画像データ処理によ
って焼付時の露光条件を決定することができるので、逆
光やストロボ撮影等に起因する画像の飛びやツブレの補
正、シャープネス(鮮鋭化)処理、周辺光量不足の補正
等を好適に行って、従来の直接露光では得られなかった
高品位なプリントを得ることができる。
【0004】このようなデジタルフォトプリンタは、基
本的に、フィルムに記録された画像を光電的に読み取っ
て画像データとする画像読取装置(スキャナ)、デジタ
ルスチルカメラの撮影画像の画像データが記録された記
録媒体から画像データを読み出す媒体駆動装置(ドライ
ブ)および画像データを画像処理して記録用の画像デー
タとする画像処理装置を備える入力機と、記録用の画像
データに応じて感光材料を走査露光する画像露光装置お
よび露光済感光材料に現像処理を施し、プリントとして
出力する感光材料処理装置(プロセッサ)を備える画像
記録装置(プリンタ)からなる出力機とから構成され
る。スキャナでは、光源から射出された読取光をフィル
ムに入射して、フィルムに撮影された画像を担持する投
影光を得て、この投影光を結像レンズによってCCDセ
ンサ等のイメージセンサに結像して光電変換することに
より、画像を読み取り、必要に応じて各種のデータ処理
を施した後に、フィルムの画像データとして画像処理装
置に送る。ドライブは、デジタルスチルカメラ等によっ
て撮影された画像の画像データが記録された記録媒体か
ら画像データを読み出して画像処理装置に送る。
【0005】画像処理装置は、送られて来た画像データ
に基いて、色バランス調整、コントラスト補正(階調処
理)、明るさ補正、彩度補正、倍率色収差、歪曲収差、
色ずれの各補正、電子変倍処理、シャープネス処理、覆
い焼き処理、赤目補正等を行うための画像処理条件を設
定し、設定された所定の画像処理条件に応じて画像デー
タに画像処理を施し、画像処理済画像を画像表示装置
(モニタ)に表示して、オペレータによる検定を受け、
検定に合格した表示画像の画像データを処理済の記録用
の画像データとして、プリンタに送る。プリンタでは、
例えば、光ビーム走査露光を利用する装置であれば、画
像処理装置から送られた画像データに応じて光ビームを
変調して、この光ビームを主走査方向に偏向すると共
に、主走査方向と直交する副走査方向に感光材料を搬送
することにより、画像を担持する光ビームによって感光
材料を露光(焼付け)して潜像を形成する。次いで、プ
ロセッサでは、露光済感光材料に応じた現像処理等を施
して、フィルムに撮影された画像を再生して仕上がりプ
リント(写真)とする。
【0006】ところで、画像処理装置においては、所定
の画像処理条件に基づいて画像処理された画像は、オペ
レータによる検定に供するために、画像処理装置に備え
付けのモニタに表示される。オペレータは、モニタに表
示された画像を観察して、画像修正等の画像処理が適切
であるか否かを判断して検定を行う。モニタ表示画像が
適切であり、オペレータによる検定の結果が合格の場合
には、記録用の画像データとされ、次のコマの画像の検
定が行われる。しかし、モニタに表示された画像が適切
でなく、あるいは適切に修正されておらず、オペレータ
による検定の結果が検定不合格の場合には、オペレータ
による画像の修正(画像処理条件の修正)が行われ、修
正された画像がモニタに表示される。このようなオペレ
ータによる画像の修正は、表示された修正画像が適切な
画像となり、検定合格と判断されるまで繰り返される。
【0007】このようなオペレータの検定に際して、修
正画像に加えられた修正が適切であるかどうか、または
不適切である場合の補正量(色/濃度やコントラスト等
のキー補正量やパラメータの変更)を正確に判断するた
めには、修正前後の画像を比較する必要がある。従っ
て、検定時に画像データに赤目補正などの特別な画像修
正や検定不合格による画像修正等を行う場合には、画像
データの修正後であっても、修正後の画像のみならず、
修正前の画像もモニタに表示できるようにする必要があ
る。このため、本出願人は、特開平11−175699
号公報において、赤目修正などの正確で微細な補正が必
要となる画像修正の場合には、赤目修正等の画像修正前
後の画像を表示することを提案している。また、特開平
11−196285号公報には、色濃度の調整をするた
めの色処理条件を、一般ユーザでも簡単に設定できるよ
うに、モニタに修正前後の画像を複数並列に表示するこ
とが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平11
−175699号公報および特開平11−196285
号公報に開示されているように、画像データの修正前の
画像および修正後の画像とをモニタに表示する、特に、
並べて表示することにより、モニタに表示された修正前
後の画像を見比べて、修正後の画像の適否を判断する必
要がある。しかしながら、モニタのシェーディング等に
より、全く同一の2つの画像をモニタに並列に表示して
も、同じには見えないという問題があるため、並列に表
示された修正前後の画像を比較しても、修正後の画像の
適否を判断するのは困難であるという問題があった。ま
た、モニタに表示された2つの画像を交互に見比べて、
2つの画像を細部に亘ってまで比較しにくく、また、2
つの画像の違いや変化を確認しにくいという問題があっ
た。
【0009】従って、モニタ表示画像を見て、画像修正
が適切に行われているかどうか判断するためには、オペ
レータ負担が大きく、写真プリントとした時に高い合格
率が得られるように検定するには、熟練が必要であると
いう問題があった。このため、熟練者でないオペレータ
が、モニタに表示された修正後の画像から修正が適切で
あると判断したモニタ表示画像の画像処理条件を用い
て、写真プリントを作製したとしても、仕上がりや修正
が十分でなく、検定不合格となり、再検定や再プリント
が必要となり、生産性の低下や、無駄なプリントが出る
という問題があった。
【0010】本発明の主目的は、上記従来技術の問題点
を解消し、画像修正を行う際に、適正な修正具合を判断
することができ、その結果、適正な画像処理を行うこと
ができ、適正に修正された高品位で高画質の画像を得る
ことができる画像表示方法およびこれを行う画像処理装
置を提供することにある。本発明の他の目的は、上記主
目的に加え、写真フィルムに撮影された画像を光電的に
読み取るフィルムスキャナから出力された画像データ
や、デジタルカメラによって撮影された画像の画像デー
タに、適正な画像処理を施して、プリントや画像データ
記録媒体等に出力する、もしくは、ネット配信するため
の出力用の画像データとするデジタルフォトプリンタに
適用され、簡易な操作かつ良好な効率で、適正な修正具
合を判断することができ、また適正な画像処理を行うこ
とができる画像表示方法およびこれを行う画像処理装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様は、画像修正のための画像表示
方法であって、第1の画像と、この第1の画像に所望の
画像修正を施した第2の画像とを、同一の表示位置に所
定時間内に切替えて、前記第1の画像または前記第2の
画像のいずれかを表示することを特徴とする画像表示方
法を提供するものである。本態様において、前記第1の
画像と前記第2の画像との切替えのための前記所定時間
は、目の残像効果が存在する時間であるのが好ましい。
また、前記第1の画像と前記第2の画像との切替えは、
切替指示入力によって行われるのが好ましい。
【0012】また、前記第1の画像と前記第2の画像と
は、自動的に交互に連続して切替えられ、前記第1の画
像と前記第2の画像との連続自動切替表示は、その開始
指示入力によって開始されるのが好ましい。また、前記
第1の画像と前記第2の画像との連続自動切替表示は、
その停止指示入力によって停止されるのが好ましい。ま
た、前記第1の画像と前記第2の画像との連続自動切替
表示は、所定時間間隔で行なわれ、この所定時間間隔
は、指定可能であるのが好ましい。また、前記第1の画
像と前記第2の画像との連続自動切替表示の持続時間
は、指定可能であるのが好ましい。
【0013】また、上記課題を解決するために、本発明
の第2の態様は、画像修正のために用いられる画像処理
装置であって、第1の画像に画像修正を施す画像修正部
と、前記第1の画像および前記画像修正部において前記
第1の画像を画像修正した第2の画像のいずれかを表示
する画像表示部と、前記第1の画像と前記第2の画像と
を前記画像表示部の同じ位置に所定時間内に切替えて表
示させる表示制御部とを有することを特徴とする画像処
理装置を提供するものである。本態様において、前記第
1の画像と前記第2の画像との切替えのための前記所定
時間は、目の残像効果が存在する時間であるのが好まし
い。
【0014】また、本態様の画像処理装置であって、さ
らに、前記第1の画像と前記第2の画像に関する前記画
像表示部の表示パターンを指示する指示手段を有し、前
記表示制御部は、前記指示手段によって指示された前記
表示パターンに従って、前記第1の画像と前記第2の画
像とを、前記画像表示部の同一位置に切替えて表示させ
るのが好ましい。また、前記表示パターンは、第1の画
像および前記第2の画像の一方を表示するパターンであ
り、前記表示制御部は、前記指示手段による指示入力に
よって、前記第1の画像および前記第2の画像の一方
を、前記画像表示部の同一位置に表示させるのが好まし
い。また、前記表示パターンは、前記第1の画像と前記
第2の画像とを自動的に交互に連続して切替えて、繰り
返し表示する表示パターンであり、前記表示制御部は、
前記指示手段による開始指示入力によって、前記第1の
画像と前記第2の画像との連続自動切替繰返表示パター
ンを開始させるのが好ましい。
【0015】また、前記表示制御部は、前記指示手段に
よる停止指示入力によって、前記第1の画像と前記第2
の画像との連続自動切替繰返表示パターンを停止させる
のが好ましい。また、前記表示制御部は、前記連続自動
切替繰返表示パターンの切替を所定時間間隔で行わせ、
前記指示手段は、この所定時間間隔を指定可能であるの
が好ましい。また、前記指示手段は、前記連続自動切替
繰返表示パターンの持続時間を設定可能であるのが好ま
しい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の画像表示方法およびこれ
を行う画像処理装置を添付の図面に示す好適実施例に基
づいて以下に詳細に説明する。
【0017】図1に、本発明の画像表示方法を実施する
本発明の画像処理装置を利用するデジタルフォトプリン
タの一実施例のブロック図が示される。図1に示される
デジタルフォトプリンタ(以下、フォトプリンタとす
る)10は、基本的に、フィルムFに撮影された画像を
光電的に読み取るスキャナ(画像読取装置)12と、読
み取られた画像データ(画像情報)の画像処理および画
像処理条件の選択・設定・変更や、本発明の画像表示方
法の実施・制御や、フォトプリンタ10全体の操作およ
び制御等を行う画像処理装置14と、画像処理装置14
で処理された画像データに応じて変調した光ビームで感
光材料Aを画像露光し、現像処理して(仕上り)プリン
トとして出力するプリンタ(画像記録装置)16とを有
する。
【0018】また、画像処理装置14は、種々の画像処
理や種々の制御を行う画像処理部15と、これに接続さ
れ、様々な条件の入力(設定)、処理の選択や指示、色
/濃度補正などの指示等を入力するためのキーボード1
8aおよびマウス18bを有する操作系18と、画像処
理部15に接続され、本発明の画像表示方法によって画
像が表示されるモニタ20とを有する。さらに、画像処
理装置14の画像処理部15には、デジタルカメラ等で
撮影した画像を格納するためのスマートメディア(富士
写真フイルム社製)等や、コンピュータグラフィックス
(CG)画像データや、画像処理前画像データや画像処
理済画像データ等を格納するMO、Zip、FD、CD
−R、DVD−R等の各種の画像データ記録媒体に画像
データを格納し、または画像データ記録媒体から格納さ
れた画像データを読み出すドライブ17が接続され、さ
らにまた、他の画像処理装置や他のフォトプリンタ(ス
キャナ、画像処理装置、ドライブ)やその他の画像デー
タ供給源とインターネット等の通信網を介して画像デー
タをダウンロードしたり、画像データをネット配信する
ための通信部19が設けられる。
【0019】スキャナ12は、フィルムF等に撮影され
た画像を1コマずつ光電的に読み取る装置で、光源22
と、可変絞り24と、画像をR(赤)、G(緑)および
B(青)の三原色に分解するためのR、GおよびBの3
枚の色フィルタを有し、回転して任意の色フィルタを光
路に作用する色フィルタ板26と、フィルムFに入射す
る読取光をフィルムFの面方向で均一にする拡散ボック
ス28と、結像レンズユニット32と、フィルムの1コ
マの画像を読み取るエリアセンサであるCCDセンサ3
4と、アンプ(増幅器)36とを有する。
【0020】なお、図示例のフォトプリンタ10におい
ては、新写真システム(AdvancedPhoto System)や13
5サイズのネガ(あるいはリバーサル)フィルム等のフ
ィルムの種類やサイズ、ストリップスやスライド等のフ
ィルムの形態、トリミング等の処理の種類等に応じて、
スキャナ12の本体に装着自在な専用のキャリアが用意
されており、キャリアを交換することにより、各種のフ
ィルムや処理に対応することができる。フィルムに撮影
され、プリント作成に供される画像(コマ)は、このキ
ャリアによって所定の読取位置に搬送、保持される。ま
た、周知のように、新写真システムのフィルムには、磁
気記録媒体が形成され、撮影時や現像時等に各種のデー
タが磁気記録媒体に記録される。新写真システムのフィ
ルム(カートリッジ)に対応するキャリアには、この磁
気情報の読取手段が配置されており、フィルムを読取位
置に搬送する際に磁気情報を読み取り、撮影日時、フィ
ルム現像機の種類、カートリッジID、撮影時のストロ
ボ発光の有無、被写体輝度(BV値)、撮影距離、主要
部の画像位置等の必要な情報が画像処理装置14に送ら
れる。
【0021】このようなスキャナ12においては、光源
22から射出され、可変絞り24によって光量調整さ
れ、色フィルタ板26を通過して色調整され、拡散ボッ
クス28で拡散された読取光が、キャリアによって所定
の読取位置に保持されたフィルムFの1コマに入射し
て、透過することにより、フィルムFに撮影されたこの
コマの画像を担持する投影光を得る。フィルムFの投影
光は、結像レンズユニット32によってCCDセンサ3
4の受光面に結像され、CCDセンサ34によって光電
的に読み取られ、その出力信号がアンプ36で増幅され
て、画像処理装置14に送られる。CCDセンサ34
は、例えば、1380×920画素のエリアCCDセン
サである。また、図示例の装置では、CCDセンサ34
は半画素に対応する量だけ画素配列方向に二次元的に移
動可能に構成されており、これにより、読取画素数を見
掛け上で4倍まで増やすことができる。
【0022】スキャナ12においては、このような画像
読取を、色フィルタ板26の各色フィルタを順次挿入し
て、3回行うことにより、1コマの画像をR,Gおよび
Bの3原色に分解して読み取る。ここで、フォトプリン
タ10においては、プリントPを出力するための画像読
み取り(ファインスキャン)に先立ち、画像処理条件等
を決定するために、画像を低解像度で読み取るプレスキ
ャンを行う。従って、1コマで、合計6回の画像読み取
りが行われる。図示例のスキャナ12においては、光源
22から射出された光を可変絞り24および色フィルタ
板26を用いて光量調整し、色分解しているが、本発明
はこれに限定されず、光源として3原色、例えばR
(赤)、G(緑)、B(赤)の3種のLEDアレイを用
い、これらのLEDアレイを切り換えて、光量調整し、
色分解しても良い。さらに、図示例のスキャナ12にお
いては、CCDセンサ34としてエリアセンサを用いて
いるが、ラインセンサを用い、フィルムFとラインセン
サを相対的に移動させる構成としても良い。
【0023】なお、図示例のフォトプリンタ10は、ネ
ガやリバーサル等のフィルムに撮影された画像を光電的
に読み取るスキャナ12を画像処理装置14の画像デー
タ供給源としているが、画像処理装置14に画像データ
を供給する画像データ供給源としては、スキャナ12以
外にも、反射原稿の画像を読み取る画像読取装置等の各
種の画像読取手段や、デジタルカメラ、デジタルビデオ
カメラ等の各種の撮像手段や、LAN(Local Area Netw
ork)やコンピュータ通信ネットワーク等の通信部19、
メモリカードやMO(光磁気記録媒体)やCD−RやD
VD−R等のメディア(画像データの記録媒体)等の各
種の画像データの記憶手段(そのドライブ17)等が各
種使用可能である。
【0024】前述のように、スキャナ12からの出力信
号(画像データ)は、画像処理装置14に出力される。
図2に、画像処理装置14のブロック図を示す。図2に
示されるように、画像処理装置14は、データ処理部3
8、プレスキャン(フレーム)メモリ40、ファインス
キャン(フレーム)メモリ42、プレスキャン画像処理
部44、ファインスキャン画像処理部46および条件設
定部48を有する画像処理部15と、モニタ20と、本
発明の画像表示方法を実施してモニタ20の画像表示を
制御するモニタ制御部21と、操作系18と、通信部1
9とを有する。なお、図2は、主に画像処理、画像表示
および画像入出力関連の部位を示すものであり、画像処
理装置14には、これ以外にも、画像処理装置14を含
むフォトプリンタ10全体の制御や管理を行うCPU、
フォトプリンタ10の作動等に必要な情報、特に、ファ
インスキャンの際の可変絞り24の絞り値やCCDセン
サ34の蓄積時間を決定する手段等が配置され、また、
操作系18は、このCPU等(CPUバス)を介して各
部位に接続される。
【0025】データ処理部38は、スキャナ12から入
力されたR、GおよびBの画像データに対してDCオフ
セット補正、暗時補正、欠陥画素補正、シェーディング
補正等の画像データの補正を行い、Log変換する。変
換されたデジタル画像データは、プレスキャン(プレス
キャン画像データ)の場合にはプレスキャンメモリ40
に、ファインスキャン(ファインスキャン画像データ)
の場合にはファインスキャンメモリ42に、それぞれ記
憶(格納)される。プレスキャンメモリ40およびファ
インスキャンメモリ42は、RGBの各色毎にデジタル
画像データ(プレスキャン画像データおよびファインス
キャン画像データ)を格納または記憶するためのフレー
ムメモリである。読み取られた複数コマ分の画像データ
を格納できる容量を持つものであってもよいし、1コマ
分の容量のメモリを多数備えるものであってもよい。プ
レスキャンメモリ40に記憶されたプレスキャン画像デ
ータは、プレスキャン画像処理部44に読みだされ、フ
ァインスキャンメモリ42に記憶されたファインスキャ
ン画像データは、ファインスキャン画像処理部46に読
みだされる。
【0026】条件設定部48は、プレスキャン画像デー
タをプレスキャンメモリ40から読み出し、画像処理条
件を決定する部分である。具体的には、プレスキャンの
画像データから、濃度ヒストグラムの作成や、平均濃
度、LATD(大面積透過濃度)、ハイライト(最低濃
度)、シャドー(最高濃度)等の画像特徴量の算出を行
い、その結果を用いて、色/濃度、階調、コントラスト
等の調整やグレイバランス調整のためのテーブル(LU
T)や彩度補正等のためのマトリクス演算用マトリクス
等の種々の基本の画像処理条件をセットアップすること
ができる。
【0027】また、オペレータの指示もしくは自動的に
倍率色収差の補正や歪曲収差の補正やスキャナの色ずれ
の補正等の収差補正処理、電子変倍処理、シャープネス
処理および覆い焼き処理等の種々の特別な画像処理の内
のいくつかの所要の画像処理の画像処理条件をセットア
ップすることができる。さらに、オペレータが必要に応
じてキー補正部(図示せず)においてキー補正して、画
像処理条件を補正または指示し、上述した基本の画像処
理を行うのに用いられるテーブル(LUT)やマトリク
ス等の作成を行って上述した基本の画像処理条件や、上
述した特別な画像処理を行うための画像処理条件を変更
し、再設定することができる。
【0028】プレスキャン画像処理部44は、色バラン
ス調整、コントラスト補正および明るさ補正、すなわ
ち、上述した色/濃度、階調、コントラスト等の調整や
グレイバランス調整や彩度補正等に関するテーブル(L
UT)やマトリクス等のセットアップされた基本画像処
理条件に基づいて基本の画像処理を行い、また、オペレ
ータの指示によってまたは自動的に、倍率色収差の補正
や歪曲収差の補正やスキャナの色ずれの補正等の画像修
正処理を行い、続いて、電子変倍処理を行い、その後、
オペレータの指示に応じてまたは自動的に、シャープネ
ス処理や覆い焼き処理等の種々の画像修正を含む画像処
理を行い、さらに、オペレータのキー補正によって修正
された修正画像処理条件によって種々の画像処理におけ
る画像修正を行い、最後にデータ変換(色変換)してモ
ニタ20に表示するための表示用画像データにするもの
である。このプレスキャン画像処理部44で種々の画像
処理が行われた表示用画像データは、モニタ20に送ら
れる。
【0029】モニタ20では、送られた表示用画像デー
タが、(赤目修正前)検定画像として表示されると共
に、モニタ20のモニタ表示制御部(制御部)21内の
画像メモリ(図示せず)に格納される。なお、表示され
た(赤目修正前)検定画像は、オペレータの検定に供さ
れる。ここで、上述した特別な画像処理が不要である場
合には、モニタ検定のためにモニタ20に表示される検
定画像は、基本的な画像処理のみを行った画像であって
も良いし、少なくとも1つの上述の特別な画像処理を行
った画像であっても良い。
【0030】なお、後述する赤目修正処理が行われる場
合には、プレスキャン画像処理部44は、ファインスキ
ャン画像処理部46の赤目修正処理部47で修正された
目の領域の修正画像、もしくは全画像領域の修正画像の
画像データを受け取り、この修正画像データをプレスキ
ャン画像データと同じ解像度に変換した後、プレスキャ
ン画像処理部44で画像処理済画像データ(表示用にデ
ータ変換される前の画像データ)の一部、すなわち目の
領域、もしくは全画像領域の画像データと置き換え、赤
目修正済プレスキャン(低解像度)画像データとする。
次いで、プレスキャン画像処理部44は、この赤目修正
済プレスキャン画像データをデータ変換して赤目修正済
表示用プレスキャン画像データとしてモニタ20に送
り、赤目修正済検定画像としてモニタ20に表示させる
と共に、モニタ制御部21内の図示しない画像メモリに
格納される。なお、表示された赤目修正済検定画像は、
オペレータの検定に供される。
【0031】ファインスキャン画像処理部46は、上述
のプレスキャン画像処理部44と同様な画像処理を施す
ものであるが、プレスキャン画像データではなく、ファ
インスキャンの画像データに対して施すものである。す
なわち、ファインスキャン画像処理部46は、ファイン
スキャンの画像データに対し、プレスキャン画像データ
を用いて条件設定部48において決定された上述した種
々の画像処理条件に基づいて、上述した色/濃度、階
調、コントラスト等の調整やグレイバランス調整や彩度
補正等の基本の画像処理を行い、また、オペレータの指
示によってまたは自動的に、倍率色収差の補正や歪曲収
差の補正やスキャナの色ずれの補正等の画像修正処理を
行い、続いて、電子変倍処理を行い、その後、オペレー
タの指示に応じてまたは自動的に、シャープネス処理や
覆い焼き処理等の種々の画像修正を含む画像処理を行
う。
【0032】この後、ファインスキャン画像処理部46
は、必要に応じて、後述する赤目修正処理を行った後、
画像検定済であれば、最後に、画像検定済画像データを
データ変換(色変換)して、プリンタ16にプリント出
力するためのプリント用画像データに加工して、プリン
タ16に送る。ここで、ファインスキャン画像処理部4
6は、画像検定済画像データを媒体(メディア)記録用
画像データに変換(色変換)して、変換された画像デー
タを画像データ記録媒体に記録させるためにドライブ1
7に出力しても良いし、画像検定済画像データをネット
配信用画像データに変換(色変換)して、変換された画
像データをインターネット等の通信網を介して配信する
ために通信部19に出力しても良い。
【0033】なお、プレスキャン画像処理部44および
ファインスキャン画像処理部46で行われる種々の画像
処理の順序は、特に制限的ではないが、色/濃度に関す
る種々の基本画像処理の後に、種々の特別な画像処理を
行うのが好ましく、後述する赤目修正処理を行う場合に
は、基本画像処理の終了後に、収差補正処理を行い、続
いて、赤目修正処理を行い、その後に、収差補正処理や
赤目修正処理以外の種々の特別な画像処理、例えばシャ
ープネス処理や覆い焼き処理などを行うのが好ましい。
【0034】なお、後述する赤目修正処理を行う場合に
は、まず、赤目修正画像を画像検定に供するために、フ
ァインスキャン画像処理部46の赤目修正処理部47で
赤目修正処理が行われる。次に、赤目修正を行った修正
済画像データ(目の領域または全画像領域の赤目修正画
像データ)は、ファインスキャン画像処理部46内の図
示しない画像メモリに格納されるとともに、ファインス
キャン画像処理部46からプレスキャン画像処理部44
に送られる。なお、図示例においては、図面の簡略化の
ため、プレスキャン画像処理部44内に、画像修正処理
部として、赤目修正処理部47のみが示されているが、
本発明においては、画像修正処理部として、倍率色収差
の補正や歪曲収差の補正やスキャナの色ずれの補正等の
収差補正等を行う補正処理部を有していてもよいのはも
ちろんであるし、赤目修正処理および収差補正処理など
の画像修正処理以外の上述した種々の基本画像処理や必
要に応じて施される種々の特別な画像処理を行う個々の
処理部が備わっているのはもちろんである。
【0035】図示例では、ファインスキャン画像処理部
46の赤目修正処理部47は、上述のように、オペレー
タの指示によって赤目修正処理を行う部分であり、本実
施例においては、画像修正処理として赤目修正処理を代
表例として説明するが、本発明はこれに限定されず、赤
目修正処理以外の処理、例えば収差補正処理等を行って
も良いし、赤目修正処理および収差補正処理等の両者を
行っても良い。また、本発明の画像修正処理は、上述し
た赤目修正処理および収差補正処理等に限定されず、こ
れ以外の基本画像処理や特別な画像処理において、画像
処理条件を変更した結果、仕上がり画像やモニタ表示画
像に修正や変更がもたらされる処理は全て含まれる。
【0036】図示例においては、赤目修正処理部47
は、赤目修正処理を施す。 赤目修正の方法には、特に、
限定はなく、公知の方法が各種利用可能である。例え
ば、画像データを用いて輝度ヒストグラムを作成し、輝
度ヒストグラムから低輝度領域を抽出し、抽出した低輝
度領域を収縮処理して目の領域全体を抽出し、この目の
領域を処理、例えば、色相変換や彩度低下することによ
って赤目を修正する方法が例示される。色相変換による
赤目修正の方法としては、例えば、各種の目の色(黒い
目や青い目)のデータを用意しておき、被写体となった
人物が元来有する目の色を指定して、目の領域の画像デ
ータを目の色データに変換する方法等が例示される。ま
た、元来黒目の人物の場合には、目の領域の彩度を低下
させて、無彩色に近付けることによって、赤目修正を行
うことができる。また、赤目が修正されたファインスキ
ャン画像データを得る方法としては、前述の本出願人に
係る特開平11‐175699号公報に開示された方法
も利用可能である。なお、赤目修正の画像処理条件は、
操作系18を介したオペレータの指示により条件設定部
48において決定される。
【0037】上述したように、ファインスキャン画像処
理部46の赤目修正処理部47で赤目修正された目の領
域のファインスキャン画像データは、ファインスキャン
画像処理部46内の画像メモリに格納される。ここで、
検定合格画像の場合には、上述したように、赤目修正さ
れた目の領域のファインスキャン画像データを、ファイ
ンスキャン画像処理部46で種々の画像処理が施された
赤目修正前の全画像領域のファインスキャン画像データ
の目の領域のファインスキャン画像データと置換するこ
とにより、全画像領域の赤目修正済ファインスキャン画
像データを得ることができる。この後、ファインスキャ
ン画像処理部46は、この赤目修正済ファインスキャン
画像データに、必要に応じて特別な画像処理を施した
後、データ変換して、出力形態(写真プリント、データ
記録媒体、ネット配信)に応じた出力用画像データに変
換して、各出力先(プリンタ16、ドライブ17、通信
部19)に出力する。なお、画像検定時においても、予
め、上述のようにして、赤目修正済ファインスキャン画
像データを求めておき、図示しない画像メモリに格納し
ておいても良い。
【0038】一方、画像検定時においては、ファインス
キャン画像処理部46の赤目修正処理部47で赤目修正
された目の領域または全画像領域のファインスキャン画
像データは、ファインスキャン画像処理部46からプレ
スキャン画像処理部44に送られる。この時、プレスキ
ャン画像処理部44は、上述したように、ファインスキ
ャン画像処理部46から送られた目の領域または全画像
領域の赤目修正済ファインスキャン画像データを解像度
変換した後、赤目修正されていない目の領域または全画
像領域のプレスキャン画像データと置換して、モニタ表
示に用いるための、赤目修正済プレスキャン画像データ
とした後、データ変換して赤目修正済表示用(プレスキ
ャン)画像データとしてモニタ20に送る。モニタ20
に送られたモニタ表示用赤目修正済プレスキャン画像デ
ータは、モニタ20の表示画面に、赤目修正済検定画像
として表示されると共に、モニタ制御部21内の図示し
ない画像メモリに格納される。
【0039】この時、本実施例においては、モニタ20
では、画像検定のために、モニタ制御部21内の画像メ
モリ(図示せず)に格納されている赤目修正前表示用
(プレスキャン)画像データおよび赤目修正済表示用
(プレスキャン)画像データが読み出され、これらの赤
目修正前後の表示用画像データに基づいて、それぞれ赤
目修正前検定画像および赤目修正済検定画像が、モニタ
20の表示画面(スクリーン)の同じ位置(同じ領域)
に所定時間内、好ましくは所定時間間隔で切り替え表示
され、オペレータの検定に供される。ここで、モニタ2
0の画面の同じ位置(同じ領域)に、赤目修正前後の検
定画像を切り替え表示する所定時間または所定時間間隔
は、目の残像効果が存在する時間であるのが好ましい。
【0040】また、モニタ20の表示画面の同じ位置へ
の赤目修正前後の検定画像の切り替えは、オペレータ等
による操作系18を用いた切替指示入力によって行われ
ても、自動的に交互に連続して行われてもよいが、この
連続自動切替表示は、オペレータ等による操作系18を
用いた連続自動切替表示の開始指示入力によって開始さ
れるのがよく、その停止指示入力によって停止されるの
が好ましい。また、モニタ20の表示画面の同じ位置へ
の赤目修正前後の検定画像の連続自動切替表示は、所定
時間内、好ましくは所定時間間隔で行われるのが良く、
この所定時間または所定時間間隔は、指定可能であるの
が良く、また、この連続自動切替表示の持続時間は、指
定可能であるのが好ましい。
【0041】図3に、画像処理装置14のファインスキ
ャン画像処理部46の赤目修正処理部47による赤目処
理前後の検定画像を表示するモニタ20の表示画面(ス
クリーン)50の一実施例を示す。図3を参照して、本
発明の画像表示方法およびこれを実施する画像処理装置
をより詳細に説明する。モニタ20の表示画面50に
は、画像選択部分(パート)52、補正部分(パート)
54、設定指示部分(パート)56、画像表示領域(部
分)58が表示される。画像表示領域58は、設定指示
部分56で指示された表示パターンにしたがって、画像
を表示する部分である。画像選択部分52は、操作系1
8によって、2つのタグのプレビュータグ60またはオ
リジナルタグ62のいずれかを選択する部分である。
【0042】オリジナルタグ62が選択されると、条件
設定部48で始めに設定された画像処理条件に従って画
像処理された画像、すなわち赤目修正処理前の画像(オ
リジナル画像)が、画像表示領域58に表示される。プ
レビュータグ60が選択されると、操作系18による指
示によって補正部分54で補正された画像処理条件に従
って赤目修正処理された画像(プレビュー画像)が、画
像表示領域58に表示される。なお、ここでは、プレビ
ュータグ60が選択され、プレビュー画像が表示されて
いるので、オリジナル画像は図示されていないが、モニ
タ20のモニタ制御部21の内部に配置される図示しな
いメモリに記憶されている。画像選択部分52におい
て、選択されているタグ、ここではプレビュータグ60
は、画像表示領域58との境目がなく一体となって表示
されているため、画像表示領域58に表示されている画
像が、プレビュー画像であるのか、オリジナル画像であ
るのか容易に判断できる。
【0043】補正部分54は、操作系18による指示に
よって、条件設定部48を介して赤目修正処理部47の
赤目修正条件(画像処理条件)を設定する部分である。
補正部分54には補正内容に応じて画像処理条件を設定
するタグまたはスライドバーが表示され、操作系18を
介してこれらのタグを選択し、またはスライドバーを左
右に移動して、画像処理条件を補正することができる。
本実施例では補正内容は赤目補正であり、補正部分54
には、両眼自動タグ74、単眼自動タグ76、手動タグ
78と、赤目修正の補正レベル(強度)を調節するスラ
イドバー80が表示される。
【0044】両眼自動タグ74を操作系18を介して選
択すると、赤目修正処理部47によって自動的に両目の
赤目修正処理が施される。単眼自動タグ76を操作系1
8を介して選択すると、赤目修正処理部47によって自
動的に単眼の赤目修正処理が施される。手動タグ78を
操作系18を介して選択すると、補正レベルにしたがっ
て赤目修正処理が施される。なお、この赤目修正レベル
はスライドバー80を操作系18を介して左右に移動し
て変更することができる。赤目修正の施された画像は、
プレビュー画像として画像表示領域58に表示される。
【0045】設定指示部分56は、プレビュー画像およ
びオリジナル画像の表示パターンを設定し、指示する部
分である。この設定指示部分56には、プレビュー画像
とオリジナル画像とを所定の切替時間間隔で自動的に交
互に繰返し表示する表示パターンの開始を指示する開始
タグ64、開始タグ64によって開始された表示パター
ンの終了を指示する終了タグ66、プレビュー画像とオ
リジナル画像とを所定の規定時間、所定の切替時間間隔
で自動的に交互に繰返し表示する表示パターンの開始を
指示する開始タグ68、所定の規定時間を設定するため
の設定部70および所定の切替時間間隔を設定するため
の設定部72が表示される。
【0046】開始タグ64が操作系18を介して選択さ
れると、画像表示領域58にはプレビュー画像とオリジ
ナル画像とが所定の切替時間間隔で自動的に交互に繰返
し表示する表示パターンが開始され、終了タグ66が操
作系18を介して選択されると、自動的に交互に繰返し
表示される表示パターンが終了する。なお、所定の切替
時間間隔は、操作系18を介して、設定部72に所望の
切替時間間隔を入力することにより設定値(デフォルト
または前設定値)を変更することができる。開始タグ6
8が、操作系18を介して選択されると、オリジナルの
画像とプレビュー画像とが、所定の規定時間だけ、所定
の切替時間間隔で自動的に交互に繰返し表示される。な
お、この所定の規定時間も、操作系18を介して設定部
70に所望の規定時間を入力することにより設定値(デ
フォルトまたは前設定値)を変更することができる。
【0047】図3においては、オリジナル画像とプレビ
ュー画像とが自動的に交互に繰返し表示される表示パタ
ーンを例示しているが、本発明はこれに限定されず、オ
ペレータによる操作系18を介しての手動操作によっ
て、プレビュータグ60とオリジナルタグ62とを交互
に所定時間内、好ましくは所定時間間隔で選択すること
により、オリジナル画像とプレビュー画像とを自動的に
交互に繰返し表示する表示パターンとしても良い。
【0048】こうして、オペレータは、モニタ20の表
示画面50の同一の位置、すなわち画像表示領域58に
所定時間内、好ましくは所定時間間隔で切替表示される
赤目修正前後の検定画像を観察して、赤目が適切に修正
されているか否か(画像の適否)を容易に判断すること
ができる。この時、オペレータの判断が検定合格であれ
ば、オペレータによって、操作系18による入力によっ
てファインスキャン画像処理部46は、内部のメモリ
(図示せず)から目の領域または全画像領域の赤目修正
済ファインスキャン画像データを読み出し、上述したよ
うな処理を行って、出力形態に応じた出力用画像データ
に変換して、各出力先に出力する。一方、オペレータの
判断が検定不合格であれば、オペレータによって、操作
系18によるキー補正入力によって条件設定部48の修
正条件が変更され、上述した赤目修正処理が、検定合格
となるまで繰り返される。
【0049】本実施例においては、モニタ20の表示画
面の同一の位置(画像表示領域58)に赤目修正処理前
後の検定画像を所定時間内、好ましくは所定時間間隔で
切替表示するので、たとえ、モニタ20の表示画面にシ
ェーディングがあったとしても、赤目修正処理前後の検
定画像の正確な比較を細部にわたって容易におこなうこ
とができ、修正画像の適否を正確かつ容易に判断するこ
とができ、その結果、適正な画像処理を行うことがで
き、適正に修正された高品位で高画質の画像を得ること
ができる。従って、本実施例によれば、オペレータ負担
を軽減でき、検定に熟練していないオペレータやユーザ
であっても写真プリントとした時に高い検定合格率を得
ることができ、再検定や再プリントを低減または防止す
ることができ、生産性の低下や、無駄なプリントを低減
または防止することができる。
【0050】なお、一般的に、この赤目修正処理を解像
度の低いプレスキャン画像データに対して行って、得ら
れた赤目修正処理前後検定画像をモニタ20の同一の表
示位置に所定時間内、好ましくは所定時間間隔で切り替
え表示しても、解像度が低いために修正結果を判断する
のが困難であるので、赤目修正処理は、ファインスキャ
ン画像データを用いて行う必要がある。しかし、修正結
果が判断できる赤目修正処理以外の画像修正処理であれ
ば、プレスキャン画像データを用いて画像修正し、修正
前後の検定画像をモニタ20の同一の表示位置に所定時
間内、好ましくは所定時間間隔で表示しても良い。本発
明の画像処理装置およびこれを利用するデジタルフォト
プリンタは、基本的に以上のように構成される。
【0051】図1に示すデジタルフォトプリンタ10お
よび図2に示す本発明の画像処理装置14ならびに図3
に示すモニタ20の表示画面を参照しながら、本発明の
画像処理装置の作用および本発明の画像表示方法を説明
する。スキャナ12より送られたプレスキャン画像デー
タは、データ処理部38で、DCオフセット補正、暗時
補正、欠陥画素補正、シェーディング補正等のデータ補
正が施され、さらにLog変換される。変換されたデジ
タル画像データは、プレスキャンメモリ40に格納され
る。プレスキャンメモリ40に記憶されたプレスキャン
画像データは、条件設定部48に読み出される。条件設
定部48では、読み出されたプレスキャン画像データか
ら、濃度ヒストグラムの作成や、平均濃度、LATD
(大面積透過濃度)、ハイライト(最低濃度)、シャド
ー(最高濃度)等の画像特徴量の算出等が行われ、色/
濃度やグレイバランス調整等のテーブル(LUT)や彩
度補正を行うマトリクス演算(MTX)等が作成され、
所要の画像処理条件が決定される。決定された画像処理
条件は、さらに、必要に応じてオペレータによるキー補
正等によって条件の調整が行われ、画像処理条件が再設
定され,プレスキャン画像処理部44およびファインス
キャン画像処理部46に送られる。
【0052】一方、プレスキャンメモリ40に記憶され
たプレスキャン画像データは、プレスキャン画像処理部
44に読み出され、条件設定部48から送られてきた画
像処理条件に基いて、色バランス調整、コントラスト補
正(階調処理)、明るさ補正等の色/濃度やグレイバラ
ンスに関する調整や彩度補正等の種々の画像処理が施さ
れた後、必要に応じて倍率色収差や歪曲収差の補正処理
が行われた後、電子変倍処理が行われ、さらに、必要に
応じてシャープネス処理や覆い焼き処理等が施された
後、データ変換され、表示用画像データとしてモニタ2
0送られ、検定に供される。
【0053】検定時には、モニタ20の表示画面50に
は、検定画像が表示され、オペレータは、表示された画
像が適正であると判断すれば検定は終了し(検定合
格)、画像処理条件は確定する。一方、オペレータによ
って、モニタ20に表示された画像が適正でないと判断
された場合には、オペレータの指示により操作系18を
介して条件設定部48の画像処理条件が補正(変更)さ
れ、変更された画像処理条件に従ってプレスキャン画像
処理部44で再度画像処理が施され、修正画像データが
モニタ20送られ、モニタ20に修正後の画像と修正前
の画像とが、所定時間内、好ましくは所定時間間隔で自
動的に交互に繰り返し切替表示される。ここで、修正画
像の検定結果が合格であれば、画像処理条件は確定し、
不合格であれば、上記修正が繰り替えされる。
【0054】本実施例では、ファインスキャン画像デー
タを用いたファインスキャン画像処理部46の赤目処理
部47で行う必要のある赤目修正処理について説明す
る。赤目修正処理の検定時には、モニタ20の表示画面
50では、通常、画像選択部分52においてデフォルト
でオリジナルタグ62が選択されているので、画像表示
領域58には、送られてきた画像データに基づく画像
(オリジナル画像)が表示され、モニタ20のモニタ制
御部21のメモリにオリジナル画像の画像データが格納
される。オペレータは、表示された画像の赤目修正が適
正である、もしくは赤目修正が不要であると判断すれば
検定は終了し、画像処理条件は確定する。一方、オペレ
ータによって、画像表示領域58に表示されたオリジナ
ル画像の赤目修正が適正でない、もしくは赤目修正が必
要であると判断された場合には、操作系18を介したオ
ペレータの指示により、補正部分54の赤目修正に関す
る画像処理条件が補正(変更)される。
【0055】補正部分54で赤目修正条件が設定または
変更されいるので、条件設定部48では変更された赤目
修正に関する画像処理条件が設定または変更され、ファ
インスキャン画像処理部46の赤目修正処理部47で
は、設定または変更された画像処理条件に従ってファイ
ンスキャン画像データを用いて赤目修正が行われ、赤目
修正済ファインスキャン画像データ(目または全画像の
領域)がプレスキャン画像処理部44に送られ、解像度
変換されて、赤目修正前プレスキャン画像データの一部
(目の領域)または全部(全画像領域)と置き換えら
れ、データ変換された後、赤目修正済表示用画像データ
としてモニタ20に送られる。モニタ20の表示画面5
0では、画像選択部分52においてプレビュータグ60
が選択され、画像表示領域58には変更された画像処理
条件で赤目修正されたプレビュー画像が、オリジナル画
像と同じ位置に表示される。
【0056】ここで、オペレータが、操作系18を介し
て設定指示部分56の開始タグ64を選択すると、設定
指示部分56の設定部72に設定された所定の切替時間
間隔で、オリジナル画像とプレビュー画像とを同じ位置
に自動的に交互に繰返し表示させることができる。ま
た、オペレータは、設定指示部分56の設定部72に設
定された時間間隔を変更して所望の切替時間間隔でオリ
ジナル画像とプレビュー画像とを同じ位置に自動的に交
互に繰返し表示させることができる。なお、オペレータ
は、自動交互切替表示を終了させたい場合には、終了タ
グ66を選択すればよい。
【0057】また、オペレータは、所定の規定時間の間
だけオリジナル画像とプレビュー画像とを同じ位置に自
動的に交互に繰返し表示させたい場合には、設定指示部
分56の開始タグ68を選択すればよい。なお、オペレ
ータは、設定指示部分56の設定部70に設定された規
定時間を変更することにより、所望の規定時間の間だけ
オリジナル画像とプレビュー画像とを画像表示領域58
の同じ位置に所定の切替時間間隔で自動的に交互に繰返
し表示させることができる。
【0058】このように、所望の表示パターンを設定指
示部分56で設定し、また指示し、オリジナル画像とプ
レビュー画像とを画像表示領域58の同じ位置に所定の
切替時間間隔で自動的に交互に繰返し表示させること
で、良好な効率でかつ簡易な操作で赤目が適切に修正さ
れているかどうかを容易に判断することができる。ま
た、補正部分54の設定を変更しながら、補正部分54
の設定の変更に従って修正されたプレビュー画像とオリ
ジナル画像とを自動的に交互に所定時間内、好ましくは
所定時間間隔で繰返し表示させて、適正な赤目修正処理
を行うことができる。
【0059】上述した実施例では、同じ位置に切替表示
するプレビュー画像とオリジナル画像として全画像領域
をモニタ20の表示画面50の画像表示領域58に表示
しているが、本発明はこれに限定されず、画像の一部、
例えば修正を行った部分、赤目修正処理の場合には、目
の領域または目を含む領域のみを、両画像とも全く同様
に拡大して切替表示しても良いし、逆に、縮小表示して
も良いし、複数画像を同時に切替表示しても良い。な
お、拡大表示する場合には、赤目修正処理のようにファ
インスキャン画像データを用いる場合には、モニタ表示
用の低解像度のプレスキャン画像データではなく、高解
像度のファインスキャン画像データを用いても良い。な
お、本実施例では、1コマの画像を交互に切替えて表示
したが、本発明はこれに限定されず、複数のコマ画像を
交互に切替えて表示して、検定を行っても良い。
【0060】本実施例では、画像修正処理として赤目修
正処理を代表例として説明したが、本発明はこれに限定
されず、モニタ20の同じ位置に交互に繰返し表示させ
て、修正が適切かどうか、すなわち適正な画像処理であ
るかどうかを判断でき、また適正に画像処理を行うこと
ができる画像処理内容であればなんであってもよく、例
えば、好ましい例として、傷消し、ソフトクロス、ソフ
トフォーカス、クロスフィルター等の正確な判断を必要
とする画像処理などを挙げることができるが、この他、
色や濃度や彩度などに関する画像処理、電子変倍処理、
シャープネス処理、覆い焼き処理などの画像処理など、
基本のまたは特別な画像処理のいずれであっても良い。
【0061】以上、本発明に係る画像表示方法およびこ
れを行う画像処理装置について、種々の実施例を挙げて
詳細に説明したが、本発明は以上の実施例には限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改
良や変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
画像修正前の画像と画像修正後の画像とを画像表示部の
同一の位置に切替表示することにより、たとえ画像表示
部にシェーディング等があったとしても、画像修正処理
前後の検定画像の正確な比較を細部にわたって容易にお
こなうことができ、修正画像の適否を正確かつ容易に判
断することができ、その結果、適正な画像処理を行うこ
とができ、適正に修正された高品位で高画質の画像を得
ることができる。従って、本実施例によれば、検定時の
オペレータやユーザの負担を軽減でき、検定に熟練して
いないオペレータやユーザであっても修正画像を出力し
た時、特に、写真プリントとした時に高い検定合格率を
得ることができ、再検定や再プリントを低減または防止
することができ、生産性の低下や、無駄なプリントを低
減または防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像表示方法を実施する画像処理装
置を組み込んだデジタルフォトプリンタの一実施例の概
略を示すブロック図である。
【図2】 本発明の画像処理装置の一実施例の概略を示
すブロック図である。
【図3】 本発明の画像処理装置の画像表示装置の表示
画面の一実施例を示す線図である。
【符号の説明】
10 デジタルフォトプリンタ 12 スキャナ 14 画像処理装置 15 画像処理部 16 プリンタ 17 ドライブ 18 操作系 18a キーボード 18b マウス 19 通信部 20 モニタ 21 モニタ制御部 22 光源 24 可変絞り 26 色フィルタ板 28 拡散ボックス 32 結像レンズユニット 34 CCDセンサ 36 アンプ 38 データ処理部 40 プレスキャンメモリ 42 ファインスキャンメモリ 44 プレスキャン画像処理部 46 ファインスキャン画像処理部 47 赤目修正処理部 48 条件設定部 50 表示画面 52 画像選択部分 54 補正部分 56 設定指示部分 58 画像表示領域 60 プレビュータグ 62 オリジナルタグ 64 2画素切替え表示開始タグ 66 2画素切替え表示終了タグ 68 規定時間2画素切替え表示開始タグ 70 規定時間設定部 72 切替え時間設定部 74 両眼自動タグ 76 単眼自動タグ 78 手動タグ 80 スライドバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/00 550 G09G 5/00 550B Fターム(参考) 5B050 AA09 BA06 BA15 CA07 DA04 EA09 EA18 FA02 FA11 FA13 5C076 AA40 BA05 BA06 CA10 5C082 AA22 AA24 AA27 AA32 BA12 BA34 BA35 CA11 CA21 CA76 CB06 DA51 DA86 MM09 5E501 AA02 AC15 BA03 CA03 FA14 FB34

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像修正のための画像表示方法であって、 第1の画像と、この第1の画像に所望の画像修正を施し
    た第2の画像とを、同一の表示位置に所定時間内に切替
    えて、前記第1の画像または前記第2の画像のいずれか
    を表示することを特徴とする画像表示方法。
  2. 【請求項2】前記第1の画像と前記第2の画像との切替
    えのための前記所定時間は、目の残像効果が存在する時
    間である請求項1に記載の画像表示方法。
  3. 【請求項3】前記第1の画像と前記第2の画像との切替
    えは、切替指示入力によって行われる請求項1または2
    に記載の画像表示方法。
  4. 【請求項4】前記第1の画像と前記第2の画像とは、自
    動的に交互に連続して切替えられ、前記第1の画像と前
    記第2の画像との連続自動切替表示は、その開始指示入
    力によって開始される請求項1または2に記載の画像表
    示方法。
  5. 【請求項5】前記第1の画像と前記第2の画像との連続
    自動切替表示は、その停止指示入力によって停止される
    請求項4に記載の画像表示方法。
  6. 【請求項6】前記第1の画像と前記第2の画像との連続
    自動切替表示は、所定時間間隔で行なわれ、この所定時
    間間隔は、指定可能である請求項4または5に記載の画
    像表示方法。
  7. 【請求項7】前記第1の画像と前記第2の画像との連続
    自動切替表示の持続時間は、指定可能である請求項4〜
    6のいずれかに記載の画像表示方法。
  8. 【請求項8】画像修正のために用いられる画像処理装置
    であって、 第1の画像に画像修正を施す画像修正部と、 前記第1の画像および前記画像修正部において前記第1
    の画像を画像修正した第2の画像のいずれかを表示する
    画像表示部と、 前記第1の画像と前記第2の画像とを前記画像表示部の
    同じ位置に所定時間内に切替えて表示させる表示制御部
    とを有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記第1の画像と前記第2の画像との切替
    えのための前記所定時間は、目の残像効果が存在する時
    間である請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】請求項8または9に記載の画像処理装置
    であって、 さらに、前記第1の画像と前記第2の画像に関する前記
    画像表示部の表示パターンを指示する指示手段を有し、 前記表示制御部は、前記指示手段によって指示された前
    記表示パターンに従って、前記第1の画像と前記第2の
    画像とを、前記画像表示部の同一位置に切替えて表示さ
    せることを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】前記表示パターンは、第1の画像および
    前記第2の画像の一方を表示するパターンであり、 前記表示制御部は、前記指示手段による指示入力によっ
    て、前記第1の画像および前記第2の画像の一方を、前
    記画像表示部の同一位置に表示させることを特徴とする
    請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】前記表示パターンは、前記第1の画像と
    前記第2の画像とを自動的に交互に連続して切替えて繰
    り返し表示する表示パターンであり、 前記表示制御部は、前記指示手段による開始指示入力に
    よって、前記第1の画像と前記第2の画像との連続自動
    切替繰返表示パターンを開始させることを特徴とする請
    求項10に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】前記表示制御部は、前記指示手段による
    停止指示入力によって、前記第1の画像と前記第2の画
    像との連続自動切替繰返表示パターンを停止させること
    を特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】前記表示制御部は、前記連続自動切替繰
    返表示パターンの切替を所定時間間隔で行わせ、前記指
    示手段は、この所定時間間隔を指定可能であることを特
    徴とする請求項12または13に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】前記指示手段は、前記連続自動切替繰返
    表示パターンの持続時間を設定可能であることを特徴と
    する請求項12〜14のいずれかに記載の画像処理装
    置。
JP2002083804A 2002-03-25 2002-03-25 画像表示方法およびこれを行う画像処理装置 Withdrawn JP2003281562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002083804A JP2003281562A (ja) 2002-03-25 2002-03-25 画像表示方法およびこれを行う画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002083804A JP2003281562A (ja) 2002-03-25 2002-03-25 画像表示方法およびこれを行う画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003281562A true JP2003281562A (ja) 2003-10-03

Family

ID=29231416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002083804A Withdrawn JP2003281562A (ja) 2002-03-25 2002-03-25 画像表示方法およびこれを行う画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003281562A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008016149A1 (fr) 2006-08-03 2008-02-07 Pioneer Corporation Dispositif de commande d'affichage d'image, dispositif de traitement d'image, procédé de commande d'affichage d'image, son programme, et support d'enregistrement incorporant le programme enregistré
JP2009211483A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Dainippon Printing Co Ltd 訂正管理システム、プログラム、及び記録媒体
JP2009213044A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置
US7646415B2 (en) 2004-10-14 2010-01-12 Fujifilm Corporation Image correction apparatus correcting and displaying corrected area and method of controlling same
JP2012113472A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Casio Comput Co Ltd 画調変換装置およびプログラム
JP2013178798A (ja) * 2013-04-17 2013-09-09 Casio Comput Co Ltd 画調変換装置およびプログラム
JP5826897B1 (ja) * 2014-06-30 2015-12-02 グリー株式会社 アイテム管理プログラム、アイテム管理方法及びアイテム管理システム
JP5830583B1 (ja) * 2014-06-30 2015-12-09 グリー株式会社 アイテム管理プログラム、アイテム管理方法及びアイテム管理システム
JP2016015172A (ja) * 2015-10-21 2016-01-28 グリー株式会社 アイテム管理プログラム、アイテム管理方法及びアイテム管理システム
WO2016079853A1 (ja) * 2014-11-20 2016-05-26 オリンパス株式会社 画像処理装置、撮像装置、顕微鏡システム、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2018156681A (ja) * 2018-06-06 2018-10-04 グリー株式会社 アイテム管理システム、アイテム管理方法及びアイテム管理プログラム
CN112053348A (zh) * 2020-09-03 2020-12-08 宁波市眼科医院 一种白内障诊断用眼底图像处理系统及方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7646415B2 (en) 2004-10-14 2010-01-12 Fujifilm Corporation Image correction apparatus correcting and displaying corrected area and method of controlling same
WO2008016149A1 (fr) 2006-08-03 2008-02-07 Pioneer Corporation Dispositif de commande d'affichage d'image, dispositif de traitement d'image, procédé de commande d'affichage d'image, son programme, et support d'enregistrement incorporant le programme enregistré
WO2008015751A1 (en) * 2006-08-03 2008-02-07 Pioneer Corporation Image display device causing display means to display an image based on processed image data obtained by subjecting predetermined image data to a predetermined process, image processing device, image display control method, its program, and recording medium recorded by the program
JPWO2008016149A1 (ja) * 2006-08-03 2009-12-24 パイオニア株式会社 画像表示制御装置、および、画像表示制御方法
JP2009211483A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Dainippon Printing Co Ltd 訂正管理システム、プログラム、及び記録媒体
JP2009213044A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置
US8879119B2 (en) 2010-11-24 2014-11-04 Casio Computer Co., Ltd. Image tone conversion apparatus, recording medium, and system
JP2012113472A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Casio Comput Co Ltd 画調変換装置およびプログラム
JP2013178798A (ja) * 2013-04-17 2013-09-09 Casio Comput Co Ltd 画調変換装置およびプログラム
JP5826897B1 (ja) * 2014-06-30 2015-12-02 グリー株式会社 アイテム管理プログラム、アイテム管理方法及びアイテム管理システム
JP5830583B1 (ja) * 2014-06-30 2015-12-09 グリー株式会社 アイテム管理プログラム、アイテム管理方法及びアイテム管理システム
WO2016079853A1 (ja) * 2014-11-20 2016-05-26 オリンパス株式会社 画像処理装置、撮像装置、顕微鏡システム、画像処理方法及び画像処理プログラム
JPWO2016079853A1 (ja) * 2014-11-20 2017-09-21 オリンパス株式会社 画像処理装置、撮像装置、顕微鏡システム、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2016015172A (ja) * 2015-10-21 2016-01-28 グリー株式会社 アイテム管理プログラム、アイテム管理方法及びアイテム管理システム
JP2018156681A (ja) * 2018-06-06 2018-10-04 グリー株式会社 アイテム管理システム、アイテム管理方法及びアイテム管理プログラム
CN112053348A (zh) * 2020-09-03 2020-12-08 宁波市眼科医院 一种白内障诊断用眼底图像处理系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3590265B2 (ja) 画像処理方法
US7397969B2 (en) Red eye compensation method, image processing apparatus and method for implementing the red eye compensation method, as well as printing method and printer
JPH11175699A (ja) 画像処理装置
JPH1186021A (ja) 画像処理装置
JPH1191169A (ja) 画像処理装置
US6646760B1 (en) Image processing method and apparatus
JP2001148780A (ja) 赤目修正対象領域の設定方法および赤目修正方法
JP2003281562A (ja) 画像表示方法およびこれを行う画像処理装置
US20030123756A1 (en) Image reproducing apparatus
JP3451202B2 (ja) 画像処理方法
JPH11177802A (ja) 画像処理装置
JP3631370B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP3862198B2 (ja) 証明写真撮影装置と画像処理装置及び証明写真作成システム
JPH11261832A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JPH10200671A (ja) 画像処理装置および画像再現システム
JP3335908B2 (ja) 画像読取方法
JP2000324339A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP2002182299A (ja) 擬似ズームカメラおよび画像処理システム
JP3929210B2 (ja) 画像処理方法および装置
JPH11308470A (ja) プリントシステム
JP3625370B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP2001235802A (ja) プリントシステム
JP2002300390A (ja) 画像再生方法及び画像再生装置
JP2001036740A (ja) 画像処理装置
JPH11231465A (ja) 情報記録写真フィルム、写真フィルムの記録情報取得方法および記録情報を用いる画像処理方法ならびにこれを用いるプリントシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607