JP2009213044A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画ぶれ補正された後の画像と補正される前の画像を簡単な操作で比較すること。
【解決手段】被写体の光学像を取り込み画像信号を生成する撮像手段と、画像信号に含まれるぶれに基づく画ぶれ量を検出する検出手段と、画ぶれ量に基づいて画像信号に対して画ぶれ補正処理を施し補正画像信号を生成する画ぶれ補正手段と、画像信号に基づく画像を表示手段に表示させる第1表示制御手段と、補正画像信号に基づく画像を表示手段に表示させる第2表示制御手段と、第1表示手段による画像表示と第2表示手段による画像表示を切替える切替手段を備えることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、画ぶれ補正機能を有する撮像装置に関するものである。
昨今の撮像装置、特に例えば、デジタルカメラなどにおいて画ぶれの原因の一例である手ぶれを軽減するために、手ぶれ補正機能が搭載されている。手ぶれを軽減させる手ぶれ補正の手法として、特に例えば、撮像時に得られた画像に対し手ぶれ補正を行い、手ぶれ補正が施された補正画像を外部メモリに記録する方法(以後、第1手ぶれ補正処理と称す)と、撮像で得られた画像を一旦外部メモリに記録した後に、該外部メモリに記録された複数の画像の中からユーザにより選択された画像に対して手ぶれ補正を施し、補正画像を再び外部メモリに記録する方法が挙げられる(以後、第2手ぶれ補正処理と称す)。
近年、デジタルカメラの撮像デバイスが具える画素数が増加し、大きな画素数による撮像で得られる画像に対して、上述した第1手ぶれ補正処理を施そうとすると、撮像操作が行われてから、1フレーム分の画像を外部メモリに記録するまでに要する時間が非常に長くなる。すると手ぶれ補正処理機能を使用して撮像する使用者にとって、連続した撮像が行えなくなるという不都合が生じる。こうした場合、第2手ぶれ補正処理は有効である。そして、近年この第2手ぶれ補正処理機能を搭載するデジタルカメラが発売された。
オリンパス デジタルカメラμ810 取扱説明書 応用編
非特許文献1に記載された従来技術1のデジタルカメラは、上述した第2手ぶれ補正機能を有する。具体的に説明すると、このデジタルカメラには手ぶれを補正する手ぶれ補正ボタンが備えられており、再生モードにおいて手ぶれ補正ボタンが押下されると、押下されたときにディスプレイ上に表示されていた手ぶれ画像に対して手ぶれ補正が施され、別の画像(補正画像)として外部メモリカードに記録される。すると、外部メモリカードには手ぶれ補正がなされていない手ぶれ画像と補正画像が混在して記録される。
さて、ここで使用者が該外部メモリカードに記録された該補正画像がどのように補正されたのかを、補正される前の手ぶれ画像と補正された後の補正画像を比較することにより認識したい場合が考えられる。しかしながら、従来技術1のデジタルカメラでは、補正画像は最新の画像として保存されているのに対し、手ぶれ画像は補正画像の複数フレーム前に記録されているため、ユーザが両画像を比較するためには補正画像を表示させた後、1フレームずつ送り手ぶれ画像を表示させることしかできない。従って、両画像を視覚的に比較することが非常に困難である。
本発明は、上記の問題点を解決するもので、より簡単な動作で補正処理前の画像と補正処理後の画像とを比較可能とする撮像装置を提供するものである。
第1の発明の撮像装置は、被写体の光学像を取り込み画像信号を生成する撮像手段と、画像信号に含まれるぶれに基づく画ぶれ量を検出する検出手段と、画ぶれ量に基づいて画像信号に対して画ぶれ補正処理を施し補正画像信号を生成する画ぶれ補正手段と、画像信号に基づく画像を表示手段に表示させる第1表示制御手段と、補正画像信号に基づく画像を表示手段に表示させる第2表示制御手段と、第1表示手段による画像表示と第2表示手段による画像表示を切替える切替手段を備えることを特徴とする。
第2の発明の撮像装置は、第1の発明の撮像装置に従属し、画像信号に画ぶれ量に基づくキャラクタ信号を重畳させる重畳手段をさらに備えることを特徴とする。
第3の発明の撮像装置は、第1の発明乃至第2の発明のいずれかの撮像装置に従属し、画ぶれ量が閾値を上回っているか否かを判別する判別手段と、判別手段において画ぶれ量が閾値を上回っていると判断されると画ぶれ補正処理を禁止する画ぶれ補正禁止手段を備えることを特徴とする。
第4の発明の撮像装置は、第3の発明の撮像装置に従属し、画ぶれ補正禁止手段による画ぶれ補正処理の禁止を示す警告を表示手段に表示させる第3表示制御手段をさらに備えることを特徴とする。
第5の発明の撮像装置は、第1の発明乃至第4の発明のいずれかの撮像装置に従属し、画像信号は1フレーム分の静止画像に対応し、複数の静止画像を記録する記録手段と、複数の静止画像の中から1つの静止画像を択一的に選択する選択手段をさらに備え、画ぶれ補正手段は選択手段によって選択された静止画像に対して画ぶれ補正を施すことを特徴とする。
第6の発明の撮像装置は、第1の発明乃至第5の発明のいずれかの撮像装置に従属し、切替手段は撮像手段を含む筐体に配備された複数の操作キーのいずれかによる操作によって実行されることを特徴とする。
第7の発明の撮像装置は、第5の発明乃至第6の発明のいずれかの撮像装置に従属し、選択手段による選択は選択画面表示に基づいて操作キーを操作することによって選択され、表示手段への第3表示制御手段による警告信号の表示は該警告信号の表示が開始してから所定時間後に終了し、かつ選択表示画面を該表示手段に表示することを特徴とする。
第8の発明の撮像装置は、第1の発明乃至第7の発明のいずれかの撮像装置に従属し、画像信号に基づく画像の所定部分を所定拡大率で拡大するように画像信号に拡大処理を施して得られる第1拡大画像を表示手段に表示させる第4表示制御手段と、補正画像信号に基づく画像内で所定部分に対応する部分を所定拡大率で拡大するように補正画像信号に拡大処理を施して得られる第2拡大画像を表示手段に表示させる第5表示制御手段をさらに備えることを特徴とする。
第9の発明の撮像装置は、第1の発明乃至第8の発明のいずれかの撮像装置に従属し、画像信号に基づく画像を記録するメモリと、メモリに記録された画像信号に基づく画像に対し補正画像信号に基づく画像を上書きして記録する第1記録制御手段と、補正画像信号に基づく画像をメモリに記録する第2記録制御手段を備え、第1記録制御手段と第2記録制御手段を選択する選択手段を備えることを特徴とする。
第10の発明の撮像装置は、被写体の光学像を取り込み画像信号を生成する撮像手段と、画像信号に含まれるぶれに基づく画ぶれ量を検出する検出手段と、画ぶれ量に基づいて画像信号に対して画ぶれ補正処理を施し補正画像信号を生成する画ぶれ補正手段と、画像信号に基づく画像を表示手段に表示させる第1表示制御手段と、表示手段における表示画面に第1表示制御手段により表示される画像に対する補正画像信号に基づく画像の割合が時間の経過に伴って大きくなるように、該補正画像信号に基づく画像を該表示画面にスライドせしめるスライド手段を備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、より簡単な動作で補正処理前の画像と補正処理後の画像とを比較することができる。
以下、本発明の撮像装置の一実施例として、デジタルカメラ100に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。図1は本実施例のデジタルカメラ100のブロック図を示している。
デジタルカメラ100は、撮像部11、AFE12、露光制御部18、主制御部120、手ぶれ検出/補正部122、内部メモリ124、表示部126、記録媒体128および操作部130を備えている。操作部130は、レリーズキー130a、メニューキー130b、TELEキー130c、WIDEキー130d、カーソルキー130e、両画面表示キー130f、SETキー130gおよび移動キー130hを備えている。
撮像部11には、図示しない光学系、絞り、CCD(Charge Coupled Device)イメージャやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子、光学系および絞りを制御するドライバが備えられている。該ドライバは主制御部120からのAF/AE制御信号に基づいて、光学系を制御して所望のズーム倍率や焦点距離になるよう調節を行い、また絞りの開度を制御する。撮像素子は、光学系及び絞りを介して入射された被写体を表す光学像を光電変換し、該光電変換によって得られた電気信号(アナログ信号)をAFE12に出力する。
AFE12は、撮像部11から出力されるアナログ信号を増幅し、増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。AFE12は、デジタル信号を順次、主制御部120に出力する。
主制御部120は、CPU、ROM及びRAM等を備え、映像信号処理部としても機能する。主制御部120は、AFE12の出力信号であるデジタル信号に基づいて撮像部11によって撮影された画像(以下、撮影画像ともいう)を表す映像信号を生成する。また、主制御部120は表示部126の表示内容を制御する表示制御手段としての機能をも備え、表示に必要な制御を表示部126に対して行う。
内部メモリ124は、SDRAM等にて形成され、デジタルカメラ100内で生成された各種データを一時的に記憶する。表示部126は、液晶ディスプレイパネルから成る表示装置であり、記録媒体128は、SDメモリカード等の不揮発性メモリであり、主制御部120による制御の下、撮影画像などを記録する。
また、主制御部120は記録媒体128に記録されている撮影画像から一部を切り取って電子的に補完拡大する補完拡大処理、すなわちデジタルズーム処理を施すTELE機能、およびデジタルズーム処理が施された拡大撮影画像を元の撮影画像に戻す方向にズーム倍率を変更し、デジタルズーム処理を施すWIDE機能を備える。
操作部130は外部からの操作を受け付ける。操作部130に対する操作内容は、主制御部120に伝達される。レリーズキー130aは、静止画の撮影及び記録を指示するためのキーであり、メニューキー130bは、表示部126に使用者に選択させるための複数の項目を表示させることを指示するためのキーであり、TELEキー130cは、記録媒体128に記録されている撮影画像に対してデジタルズーム処理を施させることを指示するためのキーであり、WIDEキー130dは、該デジタルズーム処理が施された拡大撮影画像を元の撮影画像に戻す方向にズーム倍率を変更しデジタルズーム処理を施させることを指示するためのキーである。また、カーソルキー130eは図4(a)に示すように、円形状のキーであり、上下左右方向に押下されることによって、表示部126に表示されている複数の項目を選択することが出来る。そして、両画面表示キー130fは、後述するが1フレーム分の撮影画像と、所定の補正処理が施された1フレーム分の補正撮影画像を並べて表示部126の1画面上に表示させることを指示するためのキーであり、SETキー130gは、上述したカーソルキー130eによって選択された項目を決定指示するためのキーである。また、移動キー130hは図4(b)に示すように、デジタルカメラ100の筐体の平面に対して垂直方向に突起している円形状のキーであり、上下左右方向の他、斜めの方向に押し倒されることによって、後述する表示部130に表示されている拡大画像の拡大中心部を変更させるキーである。
露光制御部18は、撮像部11の撮像素子の露光量が最適化されているように、撮像素子の各画素の露光時間を制御する。また、主制御部120から露光制御部18に対して露光時間制御信号が与えられている場合、露光制御部18は、その露光時間制御信号に従って露光時間を制御する。
デジタルカメラ100の動作モードには、静止画または動画の撮影及び記録が可能な撮影モードと、記録媒体128に記録された静止画または動画を表示部126に再生表示する再生モードと、が含まれる。操作部130に対する操作に応じて、各モード間の遷移が実施される。
撮影モードにおいて、撮像部11は、所定のフレーム周期(例えば、1/60秒)にて順次撮影を行う。主制御部120は、各フレームにて撮像部11の出力からスルー表示用画像を生成し、順次得られるスルー表示用画像を表示部126に順次更新表示させる。
撮影モードにおいて、レリーズキー130aが操作された際、主制御部120は、1枚の撮影画像を表す画像データを記録媒体128及び内部メモリ124に格納する(即ち、記憶させる)。この撮影画像は手ぶれに起因するぶれを含みうる画像であり、後に再生モードにおいて操作部130等を介して与えられた補正指示に従って手ぶれ検出/補正部122によって補正される。このため、レリーズキー130aの操作に伴う上記1枚の撮影画像を特に「補正対象画像」と呼ぶ。
手ぶれ検出/補正部122は、角速度センサ等の手ぶれ検出センサを用いることなく、撮像部11の出力信号から得られる画像データに基づいて補正対象画像に含まれるぶれを検出し、その検出結果に従って補正対象画像を補正することにより、ぶれを除去或いは低減した補正処理画像を生成する。
さて、上記の手ぶれ検出/補正部122において為される手ぶれ補正処理は、本出願人が2007年11月20日に特許出願を行った特願2007−300222号「ぶれ検出装置、ぶれ補正装置及び方法」(以下、先願Aと称す)に示されている方法を用いて実現される。この手ぶれ補正処理は、撮影によって得られたぶれを含む1枚の手ぶれ画像から、撮影中の手ぶれを表す手ぶれ情報(点広がり関数或いは画像復元フィルタ)を推定し、その手ぶれ情報と手ぶれ画像からぶれのない復元画像をデジタル信号処理で生成するフーリエ反復法を用いた処理であり、図14に示すブロックで構成され、先願Aに詳細な説明がなされている。以下に、この先願Aに記載されている処理の一部を説明する。
図14は、先願Aの第1実施形態に係る撮像装置1の全体ブロック図である。図14の撮像装置1は、静止画を撮影及び記録可能なデジタルスチルカメラ、又は、静止画及び動画を撮影及び記録可能なデジタルビデオカメラである。 撮像装置1は、撮像部11と、AFE12と、主制御部13と、内部メモリ14と、表示部15と、記録媒体16と、操作部17と、露光制御部20と、手ぶれ検出/補正部19と、を備えている。操作部17には、シャッタボタン17aが備えられている。
撮像部11は、光学系と、絞りと、CCDやCMOSイメージセンサなどから成る撮像素子と、光学系や絞りを制御するためのドライバ(全て不図示)と、を有している。ドライバは、主制御部13からのAF/AE制御信号に基づいて、合焦状態の制御及び、絞りの開度を制御する。撮像素子は、光学系及び絞りを介して入射した被写体を表す光学像を光電変換し、該光電変換によって得られた電気信号をAFE12に出力する。
AFE12は、撮像部11(撮像素子)から出力されるアナログ信号を増幅し、増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。AFE12は、このデジタル信号を、順次、主制御部13に出力する。
主制御部13は、CPU、ROM及びRAM(等を備え、映像信号処理部としても機能する。主制御部13は、AFE12の出力信号に基づいて、撮像部11によって撮影された画像(以下、「撮影画像」ともいう)を表す映像信号を生成する。また、主制御部13は、表示部15の表示内容を制御する表示制御手段としての機能をも備え、表示に必要な制御を表示部15に対して行う。
内部メモリ14は、SDRAM等にて形成され、撮像装置1内で生成された各種データを一時的に記憶する。表示部15は、液晶ディスプレイパネル等から成る表示装置であり、主制御部13の制御の下、直前のフレームにて撮影された画像や記録媒体16に記録されている画像などを表示する。記録媒体16は、SDメモリカード等の不揮発性メモリであり、主制御部13による制御の下、撮影画像などを記憶する。
操作部17は、外部からの操作を受け付ける。操作部17に対する操作内容は、主制御部13に伝達される。シャッタボタン17aは、静止画の撮影及び記録を指示するためのボタンである。
露光制御部20は、撮像部11の撮像素子の露光量が最適化されるように、撮像素子の各画素の露光時間を制御する。また、主制御部13から露光制御部20に対して露光時間制御信号が与えられている場合、露光制御部20は、その露光時間制御信号に従って露光時間を制御する。
撮像装置1の動作モードには、静止画または動画の撮影及び記録が可能な撮影モードと、記録媒体16に記録された静止画または動画を表示部15に再生表示する再生モードと、が含まれる。操作部17に対する操作に応じて、各モード間の遷移は実施される。
撮影モードにおいて、撮像部11は、所定のフレーム周期(例えば、1/60秒)にて順次撮影を行う。主制御部13は、各フレームにて撮像部11の出力からスルー表示用画像を生成し、順次得られるスルー表示用画像を表示部15に順次更新表示させる。
撮影モードにおいて、シャッタボタン17aが押下された際、主制御部13は、1枚の撮影画像を表す画像データを記録媒体16及び内部メモリ14に格納する(即ち、記憶させる)。この撮影画像は、手ぶれに起因するぶれを含みうる画像であり、後に、操作部17等を介して与えられた補正指示に従って或いは自動的に手ぶれ検出/補正部19によって補正される。このため、以下、シャッタボタン17aの押下に伴う上記1枚の撮影画像を、特に「補正対象画像」と呼ぶ。また、補正対象画像に含まれるぶれが手ぶれ検出/補正部19によって検出されるため、補正対象画像を「検出対象画像」と言い換えることもできる。
手ぶれ検出/補正部19は、角速度センサ等の手ぶれ検出センサを用いることなく、撮像部11の出力信号から得られる画像データに基づいて補正対象画像に含まれるぶれを検出し、その検出結果に従って補正対象画像を補正することにより、ぶれを除去或いは低減した補正画像を生成する。
以下、手ぶれ検出/補正部19の機能を詳細に説明する実施例について説明する。図15及び図16を参照する。図15は、手ぶれ検出及び手ぶれ補正の動作の流れを表すフローチャートである。図16は、この動作の流れの一部を表す概念図である。この動作の流れを、図15のフローチャートに沿って説明する。
撮影モードにおいて、シャッタボタン17aが押下されると通常露光撮影を行い、これによって生成された補正対象画像を内部メモリ14上に記憶する(ステップS101及びS102)。そして該補正対象画像を、以下、補正対象画像A1と呼ぶ。
次に、ステップS103において、補正対象画像A1を得る際の露光時間T1と閾値TTHとを比較し、露光時間T1が閾値TTHより小さい場合、補正対象画像に手ぶれに由来するぶれは含まれていない(或いは極めて軽微である)とみなして、手ぶれ補正を行うことなく図15の処理を終了する。閾値TTHとしては、例えば、手ぶれ限界露光時間を用いる。手ぶれ限界露光時間は、手ぶれが無視できると判断される限界露光時間であり、焦点距離fDの逆数から算出される。
露光時間T1が閾値TTHより大きい場合、ステップS104に移行して、通常露光撮影に続けて短時間露光撮影を行い、この短時間露光撮影によって得られる撮影画像を参照画像として内部メモリ14上に記憶する。該参照画像を、以下、参照画像A2と呼ぶ。補正対象画像A1と参照画像A2は連続撮影によって得られる(即ち、隣接するフレームにて得られる)ことになるが、参照画像A2を得る際の露光時間が露光時間T1よりも短くなるように、主制御部13は、図14の露光制御部20を制御する。例えば、参照画像A2の露光時間は、T1/4、とされる。また、補正対象画像A1と参照画像A2の画像サイズは等しい。
次に、ステップS105において、補正対象画像A1の中から特徴的な小領域を抽出し、この抽出された小領域内の画像を小画像A1aとして内部メモリ14上に記憶する。特徴的な小領域とは、抽出元画像の中でエッジ成分が比較的多い(換言すれば、コントラストが比較的強い)矩形領域のことを指し、例えば、ハリス(Harris)のコーナ検出器を用いて128×128画素の小領域を特徴的な小領域として抽出する。このように、特徴的な小領域は、その小領域内の画像のエッジ成分の大きさ(またはコントラスト量)に基づいて選定される。
次に、ステップS106において、補正対象画像A1から抽出された小領域と同一座標の小領域を参照画像A2から抽出し、参照画像A2から抽出された小領域内の画像を小画像A2aとして内部メモリ14上に記憶する。補正対象画像A1から抽出される小領域の中心座標(補正対象画像A1における中心座標)と参照画像A2から抽出される小領域の中心座標(参照画像A2における中心座標)は等しく、また、補正対象画像A1と参照画像A2の画像サイズは等しいため、両小領域の画像サイズも等しくされる。
参照画像A2の露光時間は比較的短いので、小画像A2aの信号対雑音比(以下、S/N比という)は比較的低い。そこで、ステップS107にて、小画像A2aに対してノイズ除去処理を行う。ノイズ除去後の小画像A2aを、小画像A2bとする。ノイズ除去は、線形フィルタ(加重平均フィルタ等)や非線形フィルタ(メディアンフィルタ等)を用いて小画像A2aをフィルタリングすることにより行われる。
小画像A2bは低輝度であるため、ステップS108において、小画像A2bの輝度レベルを増加させる。即ち例えば、小画像A2bの輝度レベルが小画像A1aの輝度レベルと等しくなるように(小画像A2bの平均輝度と小画像A1aの平均輝度が等しくなるように)、小画像A2bの各画素の輝度値に一定値を乗じるという輝度正規化処理を行う。このようにして輝度レベルを増加させた後の小画像A2bを、小画像A2cとする。
上述のようにして得られた小画像A1aを劣化画像として且つ小画像A2cを初期復元画像として取り扱った上で(ステップS109)、ステップS110にて、フーリエ反復法を実施し、画像劣化関数を求める。
フーリエ反復法を実施する際、初期の復元画像(復元画像の初期値)を与えてやる必要があるが、この初期の復元画像を初期復元画像と呼ぶ。
画像劣化関数として点広がり関数(Point Spread Function;以下、PSFと呼ぶ)を
求める。理想的な点像が撮像装置1のぶれによって画像上で描く軌跡にあわせて重み付けがなされたオペレータ或るいは空間フィルタは、PSFと呼ばれ、手ぶれの数学モデルとして一般的に使用される。手ぶれは画像全体に対して一様な劣化を与えるため、小領域A1aに対して求めたPSFは、補正対象画像A1の全体に対するPSFとして利用することができる。
フーリエ反復法は、劣化を含む劣化画像から、劣化を除去或いは低減した復元画像を得る手法である。この手法は、文献「G.R. Ayers and J.C. Daninty,“Iterative blind deconvolution method and its applications”, OPTICS LETTERS, 1988年, Vol.13, No.7, p.547−549」に開示されている。
このフーリエ反復法を、図2及び図17を参照して詳細に説明する。図17は、図15のステップS110の処理の詳細フローチャートである。図2は、フーリエ反復法を実施する部位のブロック図である。
まず、ステップS201において、復元画像をf’とし、この復元画像f’に初期復元画像をセットする。即ち、初期の復元画像f’として上記の初期復元画像(小画像A2c)を用いるようにする。次に、ステップS202において、劣化画像(小画像A1a)をgとする。そして、劣化画像gをフーリエ変換したものをGとして内部メモリ14上に記憶しておく(ステップS203)。例えば、初期復元画像及び劣化画像の画像サイズが128×128画素の場合、f’及びgは、128×128の行列サイズを有する行列として表現できる。
次に、ステップS204において、復元画像f’をフーリエ変換したF’を求め、更にステップS205において、下記式(1)によりHを算出する。Hは、PSFをフーリエ変換したものに相当する。式(1)において、F’*は、F’の共役複素行列であり、α
は、定数である。
Figure 2009213044
次に、ステップS206において、Hを逆フーリエ変換することにより、PSFを得る。ここで得られるPSFをhとする。次に、ステップS207において、PSF hを下記式(2a)の拘束条件で修正した後、更に式(2b)の拘束条件にて修正する。
Figure 2009213044
PSF hは、2次元の行列として表現されるため、この行列の各要素をh(x,y)で表す。PSFの各要素は、本来、0以上且つ1以下の値をとるはずである。従って、ステップS207において、PSFの各要素が0以上且つ1以下であるかを判断し、0以上且つ1以下となっている要素の値はそのままにする一方、1より大きな要素がある場合はその要素の値を1に修正し、且つ、0より小さい要素がある場合はその要素の値を0に修正する。これが、式(2a)の拘束条件による修正である。そして、この修正後のPSFの各要素の総和が1となるように、PSFを正規化する。この正規化が、式(2b)の拘束条件による修正である。
式(2a)及び(2b)の拘束条件によって修正されたPSFを、h'とする。
次に、ステップS208において、PSF h’をフーリエ変換したH’を求め、更にステップS209において、下記式(3)によりFを算出する。Fは、復元画像fをフーリエ変換したものに相当する。式(3)において、H’*は、H’の共役複素行列であり、βは、定数である。
Figure 2009213044
次に、ステップS210において、Fを逆フーリエ変換することにより、復元画像を取得する。ここで得られる復元画像をfとする。次に、ステップS211において、復元画像fを下記式(4)の拘束条件で修正し、修正された復元画像を、新たにf’とする。
Figure 2009213044
復元画像fは、2次元の行列として表現されるため、この行列の各要素をf(x,y)で表す。今、劣化画像及び復元画像の各画素の画素値が、0から255までのデジタル値にて表されるものとする。そうすると、復元画像fを表す行列の各要素(即ち、各画素値)は、本来、0以上且つ255以下の値をとるはずである。従って、ステップS211において、復元画像fを表す行列の各要素が0以上且つ255以下であるかを判断し、0以上且つ255以下となっている要素の値はそのままにする一方、255より大きな要素がある場合はその要素の値を255に修正し、且つ、0より小さい要素がある場合はその要素の値を0に修正する。これが、式(4)の拘束条件による修正である。
次に、ステップS212において、収束条件を満たすか否かを判断することによって、反復処理の収束判定を行う。
例えば、最新のF'と1つ前に得られたF'との差分の絶対値を収束判定の指標として用いる。この指標が所定の閾値以下の場合、収束条件が満たされると判断する一方、そうでない場合、収束条件は満たされないと判断する。
収束条件が満たされる場合、最新のH'を逆フーリエ変換したものを最終的なPSFとする。即ち、この最新のH'を逆フーリエ変換したものが、図15のステップS110で求められるべきPSFとなる。収束条件が満たされない場合、ステップS204に戻り、ステップS204〜S212の各処理を繰り返す。ステップS204〜S212の各処理の繰り返しにおいて、f'、F'、H、h、h'、H'、F及びf(図2参照)は、順次、最新のものに更新されていく。
収束判定の指標として、他の指標を用いることも可能である。例えば、最新のH'と1つ前に得られたH'との差分の絶対値を収束判定の指標として用いて、上記の収束条件の成立/不成立を判断してもよい。また例えば、上記式(2a)及び(2b)を用いたステップS207における修正量、或いは、式(4)を用いたステップS211における修正量を収束判定の指標として用いて、上記の収束条件の成立/不成立を判断してもよい。反復処理が収束に向かえば、それらの修正量が小さくなるからである。
また、ステップS204〜S212から成るループ処理の繰り返し回数が所定回数に達した場合、収束不可と判断して、最終的なPSFを算出することなく処理を終了するようにしてもよい。この場合、補正対象画像の補正は行われない。
図15の各ステップの説明に戻る。ステップS110にて、PSFが算出された後、ステップS111に移行する。ステップS111では、ステップS110で求められたPSFの逆行列の各要素を画像復元フィルタの各フィルタ係数として求める。この画像復元フィルタは、劣化画像から復元画像を得るためのフィルタである。実際には、上記式(3)の右辺の一部に相当する下記式(5)にて表される行列の各要素が、画像復元フィルタの各フィルタ係数に相当するため、ステップS110におけるフーリエ反復法の計算途中結果をそのまま利用可能である。但し、式(5)におけるH’*及びH’は、ステップS212の収束条件の成立直前に得られたH’*及びH’(即ち、最終的に得られたH’*及びH’)である。
Figure 2009213044
ステップS111にて画像復元フィルタの各フィルタ係数が求められた後、ステップS112に移行し、この画像復元フィルタを用いて補正対象画像A1をフィルタリングすることにより、補正対象画像A1に含まれるぶれを除去或いは低減したフィルタリング画像を生成する。フィルタリング画像には、フィルタリングに伴うリンギングが含まれうるため、これをステップS113にて除去することにより、最終的な補正画像を生成する。
さて、上述した図14に示すブロックと本実施例に示す図1のブロックにて同じ符号が付与されているブロックについては、上述した先願Aに示されている機能と同様の機能を持っており、同じブロック名が付されているブロックに関しては、多少機能が異なる。また、本実施例は上述した先願Aの手ぶれ補正処理を応用しており、相違する機能について以下、詳細に説明する。
図2に示すのは、本実施例においてフーリエ反復法を実施する部位のブロック図であり、これは上述した先願Aにおいて図2を用いて説明した機能と同様の機能を持つ。
本実施例のデジタルカメラ100では、撮影モードにおいて補正対象画像に上述した先願Aの一連の手ぶれ補正処理を施すのではなく、再生モードにおいて補正対象画像に手ぶれ補正処理を施すものである。従って、本実施例では、上述した先願Aの撮影モードにおけるシャッタボタンの押下の検出以降からPSFを算出するまでの処理(図15において説明したステップS101〜ステップS110までの手続)を撮影時に行い、PSFデータと補正対象画像を記録媒体128に関連付けて記録する。具体的には、補正対象画像は図3に示すようなexif形式で1フレーム分の画像データとして記録媒体128に記録されるため、PSFデータはタグデータ(Tag data)エリアに記録される。これまでの処理を、手ぶれ補正処理Aとする。
次に、再生モードにおいて、記録媒体128に記録されているexif形式の画像データを読み出すことにより、再生画像が表示部126に表示される。この再生モードにおいて、操作部130からの手ぶれ補正指示に基づき、該画像データに対して上述した一連の手ぶれ補正処理から手ぶれ補正処理Aを除いた処理(図15において説明したステップS111〜ステップS113までの手続であって、以下、手ぶれ補正処理Bと称す)を施すことにより、補正処理画像が生成される。
以下に、再生モードにおける手ぶれ補正処理Bについて説明する。
操作部130が操作されることにより再生モードに遷移すると、主制御部120は記録媒体128からexif形式の画像データを読み出すことにより、再生画像を表示部126に表示する。再生画像を図6(a)に示す。ここで、図6は再生モードにおいて表示部126に表示される手ぶれ補正処理を示す画面の遷移図である。図6(a)に示す再生画像には、再生画像に手ぶれ状態を示す手ぶれアイコンが画面の左上に表示されている。この手ぶれアイコンは、図5に示すように手ぶれのレベルに応じた手ぶれアイコンである。手ぶれのレベルはタグデータのエリアに記録されているPSFデータに応じて決定される。
表示部126に図6(a)に示す再生画像、つまり補正対象画像が表示されている際に、メニューキー130bが操作されると、図6(b)に示すような補正メニュー項目画面である「スライドショー」、「プロテクト」、「画像回転」、「手ぶれ補正」、「コントラスト補正」および「赤目補正」の項目が表示される。カーソルキー130eが操作されることにより各種補正メニュー項目から「手ぶれ補正」が選択され、SETキー130gが操作されることにより、図6(c)に示すように画面の上側部に「手ぶれを自動補正しますか?」というメッセージが表示されると共に、画面の中央部「はい」および「戻る」を選択させるための手ぶれ補正確認画面が表示される。ここで、カーソルキー130fおよびSETキー130gが操作されることにより、「戻る」が選択/決定される、もしくはメニューキー130dが操作されると、図6(b)に示す補正メニュー項目画面に遷移する。
また、図6(c)の手ぶれ補正確認画面において「はい」が選択/決定されると、タグデータに格納されているPSFデータに基づいて、補正対象画像に対し手ぶれ補正処理を施す。具体的には、主制御部120は手ぶれ検出/補正部19を制御し、フーリエ変換と逆フーリエ変換を反復実行することにより、画像復元フィルタの各フィルタ係数を求め、補正対象画像に対しフィルタリング処理およびリンギング処理を施し、補正処理画像を生成する(上述した図15のステップS110〜ステップS130を参照)。そして、図6(d)に示す「処理中」および処理経過を示すバーを表示する画面に遷移する。
ここで、PSFデータを検出した結果、手ぶれ補正不可能であると判別すると、図6(e)に示すように画面の中央部に「「!」補正できません」というメッセージが表示されるエラー画面に遷移し、このエラー画面が2秒間表示された後、図6(b)補正メニュー項目画面に遷移する。
さて、本実施例のデジタルカメラ100は、図6(d)に示す処理経過を示す画面が終了する、すなわち手ぶれ補正処理が終了すると、使用者に対し、補正対象画像に対して手ぶれ補正処理が施された後の補正処理画面と、手ぶれ補正処理が施される前の補正対象画像を表示させる補正画面表示処理プログラムを有し、該処理を実行する。ここで代表的な処理例を4つ挙げる。以下に説明する例1〜例4までの補正画面表示処理は組み合わせることも可能であるが、ここでは各々の特徴部のみを説明する。
例1
例1の補正画面表示処理の特徴は画像切替である。具体的に説明すると、図6(d)に示す処理経過を示す画面が終了する、すなわち手ぶれ補正処理が終了すると、図7(f)に示すように補正対象画像に対して手ぶれ補正処理が施された後の補正処理画像が表示される。図7(f)に示す補正処理画像が表示されている状態で、カーソルキー130eに対して右方向操作が為されると、図7(g)に示す手ぶれ補正処理が施される前の補正対象画像が表示される。また、図7(g)の補正対象画像が表示されている状態で、カーソルキー130eに対して左方向操作が為されると、図7(f)に示す補正処理画像が表示される。使用者は、この右方向操作と左方向操作の操作を交互に行うことによって、手ぶれ補正処理が施された後の補正処理画像と手ぶれ補正処理が施される前の補正対象画像を比較することが出来る。従って、使用者は、より簡単に手ぶれ補正処理の効果を確かめることが出来る。また、図7(f)および図7(g)に示す画像が表示されている状態において、メニューキー130bが操作されると、図6(b)に示す補正メニュー項目画面に遷移する。
また、図7(f)に示す補正処理画像が表示されている状態で、SETキー130gが操作されると、図7(h)に示す保存方法選択画面に遷移する。図7(h)の保存方法選択画面では、画面の上側部に「保存方法を選択してください」というメッセージが表示され、画面の中央部に使用者に選択させるための「新規保存」と「上書き保存」の項目が表示される。
図7(h)の保存方法選択画面において、カーソルキー130eおよびSETキー130gが操作されることによって「新規保存」が選択/決定されると、図7(i)に示す新規保存処理画面に遷移し、新規保存処理が実行される。また、図7(h)の保存方法選択画面において、同様な操作で「上書き保存」が選択/決定されると、図7(j)に示す上書き保存処理画面に遷移し、上書き保存処理が実行される。そして、図7(i)および(h)に示す画面において、各々の処理が終了されると図6(b)に示す補正メニュー項目画面に遷移する。
例2
例2の補正画面処理は、例1の補正画面処理にデジタルズーム処理機能を加えたものである。具体的に説明すると、図6(d)に示す処理経過を示す画面が終了する、すなわち手ぶれ補正処理が終了すると、図7(f)に示す補正対象画像に対して手ぶれ補正処理が施された後の補正処理画像が表示される。そこで、使用者によってTELEキー130cが押下されると、補正処理画像に対して、所定のズーム倍率(例えば押下されるごとに、108%、123%、137%、176%、・・・)でデジタルズーム処理が施され、例えば図8(k)に示すような拡大補正処理画像(TELEキー130cの押下回数:3回、ズーム倍率:137%)が表示部126に表示される。
図8(k)に示されている拡大補正処理画像が表示されている状態で、カーソルキー130eに対して右方向押下の操作がなされると、手ぶれ補正処理が施されていない補正対象画像に対して、上記の拡大補正処理画像と同様のズーム倍率(137%)でデジタルズーム処理が施される。そして、図8(l)に示すような拡大補正対象画像が表示される。また、図8(l)に示す拡大補正対象画像が表示されている状態で、カーソルキー130eに対して左方向操作が為されると、図8(k)に示す拡大補正処理画像が表示される。
また、図8(k)の拡大補正処理画像が表示されている状態で、図4(b)に示す移動キー130hが操作されることにより、拡大補正処理画像の中心位置が移動される。この移動された中心を持つ拡大補正処理画像が表示されている状態で、カーソルキー130eに対し右方向操作がなされると、図8(l)に示すような拡大補正処理画像に対して上記の中心位置が移動された拡大補正処理画像の移動分と同様の移動分に基づき、拡大補正対象画像の中心位置が移動され、表示器126に表示される。
また、図8(k)および図8(l)に示すような拡大補正処理画像および拡大補正対象画像が表示されている状態で、WIDEキー130dが操作されると、元の補正処理画像および補正対象画像に戻す方向にズーム倍率を変更し、デジタルズーム処理が施される。また、図8(k)の拡大補正処理画像が表示されている状態で、SETキー130gが操作されると、例1において説明した図7(h)に示すように保存方法選択画面に遷移し、以降、例1において図6および図7用いて説明した画像切替処理および画像保存処理と同様の処理が実行される。
例3
例3の補正画面処理は、例1または例2の補正画面処理に両画面表示機能を加えたものである。具体的に説明すると、図6(d)に示す処理経過を示す画面が終了する、すなわち手ぶれ補正処理が終了すると、図7(f)に示す補正対象画像に対して手ぶれ補正処理が施された後の補正処理画像が表示される。そこで、両画面表示キー130fが押下されると、図8(m)に示すように、手ぶれ補正処理が施された補正処理画像と手ぶれ補正処理が施される前の、つまり手ぶれ補正処理が施されていない補正対象画像が並べて表示部126の1画面上に表示される。そして、図8(m)に示すような並べて表示された2つの画像が表示されている状態で、SETキー130gが操作されると、例1において説明した図7(h)に示すように保存方法選択画面に遷移し、以降、例1において図6および図7用いて説明した画像切替処理および画像保存処理と同様の処理および、または例2において図8(k)〜(l)を用いて説明したデジタルズーム処理および画像保存処理と同様の処理が実行される。
例4
例4の補正画面処理は、例1〜例3の補正画面処理とは異なり、スライド表示機能を有する。具体的に説明すると、図6(d)に示す処理経過を示す画面が終了する、すなわち手ぶれ補正処理が終了すると、図8(n)に示すようにまず、手ぶれ補正処理が施される前の補正対象画像が表示され、時間の経過とともに図8(o)に示すように補正対象画像に対して手ぶれ補正処理が施された補正処理画像が画面左側から徐々に重なるように、スライドされる。そして図8(p)に示すように補正処理画像が表示される。この、図8(p)に示す補正処理画像が表示されている状態で、SETキー130gが操作されると、例1において説明した図7(h)に示すように保存方法選択画面に遷移し、以降、例1において図6および図7用いて説明した画像切替処理および画像保存処理と同様の処理が実行される。
このようにスライド表示における画像の重ね合わせ方として、時間が経過するごと画面に表示される補正対象画像と補正処理画像の割合が補正処理画像の方が大きくなるように変化していき、最終的に補正処理画像が表示されるため、どのように補正されたかを容易に確認することができる。また、本実施例のようにデジタルカメラ100が具える限られたスペースに収められた表示部126の1画面上において、上述したようなスライド表示機能による視覚的効果により、ユーザにとっての使い勝手がより向上する。
次に、上述した再生モードにおける手ぶれ補正処理Bの手続について図9〜図13に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。該手ぶれ補正処理Bの手続は、主制御部120が実行する。
まず、上述した補正画面処理の手続を図9〜図10のフローチャートに基づき説明する。
表示部126に図6(a)に示す再生画像、つまり補正対象画像が表示されている際に、メニューキー130bが操作されると、主制御部120は表示部126に図6(b)に示す補正メニュー項目画面を表示させる。そして、ステップS3へ進み、補正メニュー項目から「手ぶれ補正」が選択されたか否かを判別する。ステップS3においてNOと判別すると、ステップS5へ進み「手ぶれ補正」以外の項目が選択されたか否かを判別し、YESと判別するとステップS7へ進む。ステップS7では、選択された項目の処理を実行し、ステップS1へ戻る。また、ステップS5においてNOと判別するとステップS3へ戻り、補正メニュー項目からいずれか1つが選択されるまで、ステップS3およびステップS5の分岐を繰り返す。
ステップS3においてYESと判別するとステップS9へ進み、図6(c)に示す手ぶれ補正確認画面を表示させる。そしてステップS11へ進み、該手ぶれ補正確認画面に表示されている項目である「はい」が選択されたか否かを判別し、NOと判別するとステップS1へ戻り、YESと判別するとステップS13へ進む。
ステップS13では、現在再生されている画像の画像データからPSFデータを読み出し、ステップS15へ進み、該PSFデータに基づいて、現在の再生画像に対して手ぶれ補正処理の実行が可能であるか否かを判別する。ステップS15においてNOと判別するとステップS21へ進み、図6(e)に示すエラー画面を表示器126に2秒間表示させ、ステップS1へ戻る。ステップS15においてYESと判別すると、ステップS17に進み、手ぶれ検出/補正部19を制御し、フーリエ変換と逆フーリエ変換を反復実行することにより、画像復元フィルタの各フィルタ係数を求め、補正対象画像に対しフィルタリング処理およびリンギング処理を施し、補正処理画像を生成する(上述した図15のステップS110〜ステップS130を参照)。そして、ステップS18へ進み、図6(d)に示す処理経過画面を表示させる。
さて、上述したように、本実施例のデジタルカメラ100は、図6(d)に示す処理経過を示す画面が終了する、すなわち手ぶれ補正処理が終了すると、使用者に対し、補正対象画像に対して手ぶれ補正処理が施された後の補正処理画面と、手ぶれ補正処理が施される前の補正対象画像を表示させる補正画面処理プログラムを有し、これらの例として例1〜例4を説明した。
まず、例1の実行例の主制御部120の手続について説明する。
ステップS18の処理が終了するとステップS19へ進み、図7(f)に示す補正処理画像を表示させる。次に、ステップS23へ進み、操作部130内のいずれかのキーが操作されたか否かを判別する。ステップS23にてYESと判別するまで繰り返し判別を行い、YESと判別するとステップS25へ進む。ステップS25では、操作されたキーがメニューキー130b、カーソルキー130e、SETキー130gのいずれかであるかを判別する。操作部130には他のキーとして、レリーズキー130a、メニューキー130b、TELEキー130c、WIDEキー130d、両画面表示キー130fおよび移動キー130hを備えているが、例1の実行例においては説明の便宜上、これらのキーの検出による処理については説明を行わない。
ステップS25においてメニューキー130bであると判別するとステップS1へ戻る。ステップS25においてカーソルキー130eであると判別すると、ステップS27へ進み、手ぶれ補正処理が施される前の補正対象画像を表示させる。そしてステップS29へ進み、操作部130内のいずれかのキーが操作されたか否かを判別する。ステップS29にてYESと判別するまで繰り返し判別を行い、YESと判別するとステップS31へ進む。ステップS25では、操作されたキーがメニューキー130b、カーソルキー130e、SETキー130gのいずれかであるかを判別する。
ステップS31においてカーソルキー130eであると判別するとステップS33へ進み、ステップS33では、現在表示部126に表示されている画像が補正対象画像であるならば補正処理画像を表示させ、現在表示されている画像が補正処理画像であるならば補正対象画像を表示させ、ステップS29へ戻る。
ステップS31においてメニューキー130bであると判別するとステップS1へ戻る。ステップS31においてSETキー130bであると判別するとステップS35へ進む。また、ステップS25においてSETキー130bであると判別するとステップS35へ進む。ステップS35では、図7(h)に示す保存方法選択画面を表示させ、ステップS37へ進み、該画面に表示されている項目から「新規保存」と「上書き保存」のいずれかが選択されたかを判別する。ステップS37において「上書き保存」が選択されたと判別すると、ステップS39へ進み、現在表示されている画像データのファイルに対して上書き処理を行い記録媒体128に記録する。ステップS37において「新規保存」が選択されたと判別すると、ステップS41へ進み、現在表示されている画像データのファイルとは異なる新しいファイルとなる処理を行い、記録媒体128に記録する。ステップS39およびステップS41の処理の後はステップS1へ戻る。
次に、上述した例2における手続を図9〜図11を用いて説明する。
例2では、デジタルズーム処理が例1の処理に付加されている。具体的には、例1の説明においてステップS29において操作部130内のいずれかのキーが操作されたか否かを判別し、YESと判別した場合ステップS31にて判別するキーの種類にTELEキー130cまたはWIDEキー130dが含まれている。ここで、主制御部120がTELEキー130cまたはWIDEキー130dであると判別した場合に、図11のルーチンを実行する。
ステップS51では、操作されたキー(TELEキー130cまたはWIDEキー130d)に応じたズーム倍率にて補正処理画像に対してデジタルズーム処理を施し、拡大補正処理画像を生成する。そして、ステップS53へ進み、該ズーム倍率を内部メモリ124に記憶させ、ステップS54へ進む。
ステップS54では、現在表示部126に表示されている画像のズーム倍率が100%であるか否かを判別する。ステップS54においてYESと判別すると図9のステップS1へ進み、NOと判別するとステップS55へ進む。ステップS1以降の手続は例1の手続と同様の手続を実行する。ステップS55では、移動キー130hが操作されることによる拡大補正処理画像の中心位置が確定したか否かを判別する。ステップS45ではYESと判別するまで繰り返し判別を行い、YESと判別するとステップS57へ進み、該中心位置を内部メモリ124に記憶させる。
次にステップS59へ進み、操作部130内のいずれかのキーが操作されたか否かを判別する。ステップS59にてYESと判別するまで繰り返し判別を行い、YESと判別するとステップS61へ進む。ステップS61では、操作されたキーがメニューキー130bであるか、カーソルキー130eのいずれかであるかを判別する。ステップS61においてメニューキー130bであると判別すると図9のステップS1へ進む。ステップS1以降において、例1の処理と同様の処理を実行する。
また、ステップS61においてカーソルキー130eであると判別すると、ステップS63へ進み、現在表示部126に表示されている画像が拡大補正対象画像である場合は、補正処理画像に対して、内部メモリ124に記憶されているズーム倍率にてデジタルズーム処理を施し拡大補正処理画像を生成し、かつ記憶されている中心位置に対応する位置を拡大補正処理画像の中心位置として表示部126に表示させる。また、現在表示されている画像が拡大補正処理画像である場合は、補正対象画像に対して、内部メモリ124に記憶されているズーム倍率にてデジタルズーム処理を施し拡大補正対象画像を生成し、かつ記憶されている中心位置に対応する位置を拡大補正対象画像の中心位置として表示部126に表示させる。そして、ステップS29へ進み、ステップS29以降において、例1の処理と同様の処理を実行する。
次に、上述した例3における手続を図9〜図12を用いて説明する。
例3は上述したように、例1または例2の補正画面処理に両画面表示処理が付加されている。具体的には、例1の説明においてステップS29において操作部130内のいずれかのキーが操作されたか否かを判別し、YESと判別した場合ステップS31にて判別するキーの種類に両画面表示キー130fが含まれている。ここで、主制御部120が両画面表示キー130fであると判別した場合に、図12のルーチンを実行する。
ステップS71では、図8(m)に示すように補正対象画像および補正処理画像を並べた補正前後画像を表示部126の1画面上に表示させる。次に、ステップS73へ進み、操作部130内のいずれかのキーが操作されたか否かを判別する。ステップS73にてYESと判別するまで繰り返し判別を行い、YESと判別するとステップS75へ進む。ステップS75では、操作されたキーがメニューキー130eであるか、TELEキー130c/WIDEキー130dであるかを判別する。ステップS75においてメニューキー130eであると判別すると図9に示すステップS1へ進み、ステップS1以降において、例1の処理と同様の処理を実行する。
ステップS75において、TELEキー130cおよびWIDEキー130dのいずれかが操作されたと判別すると、ステップS77へ進み、押下されたキー(TELEキー130cまたはWIDEキー130d)に応じたズーム倍率にて補正対象画像および補正処理画像に対して各々デジタルズーム処理を施し、拡大補正対象画像および拡大補正処理画像を生成し、両画像を並べた拡大補正前後画像を表示部126の1画面上に表示させる。
そしてステップS79へ進み、移動キー130hの操作があったか否かを判別する。ステップS79にてNOと判別するとステップS73へ戻り、YESと判別するとステップS81へ進む。ステップS81では、移動キー130hの操作に応じて、拡大補正対象画像および拡大補正処理画像に対し、同じ移動量分中心位置を移動させて、両画像を並べて1画面上に表示させる。そしてステップS73へ戻る。
次に、上述した例4における手続を図9、図10および図13を用いて説明する。例4は上述したように、例1〜例3と比較して補正対象画像と補正処理画像の比較表示の方法が異なり、スライド表示させる方法が用いられている。従って、以後に説明する図13のフローチャートのステップS91〜ステップS97に示す手続は、例1で説明した図9および図10のステップS19〜ステップS33に代わるものである。つまり、主制御部120は以下に説明する図13に示す手続および図9および図10に示すステップS25〜ステップS33を除くステップS1〜ステップS41を実行する。
具体的には、図9に示すステップS18において処理経過を示す画面を表示させた後、ステップS91へ進み、図8(n)に示すようにまず、手ぶれ補正処理が施される前の補正対象画像を表示させ、時間の経過とともに図8(o)に示すように補正対象画像に対して手ぶれ補正処理が施された補正処理画像が画面左側から徐々に重なるように、スライド表示させ、最終的には補正処理画像のみが表示部126に表示される。そして、ステップS95へ進み、操作部130内のいずれかのキーが操作されたか否かを判別する。ステップS95にてYESと判別するまで繰り返し判別を行い、YESと判別するとステップS97へ進む。ステップS97では、操作されたキーがメニューキー130eであるか、SETキー130gであるか否かを判別し、メニューキー130eであると判別すると図9に示すステップS1へ進み、SETキー130gであると判別すると、ステップS35へ進む。以降の処理は、例1の処理と同様である。
このように、本実施例では、補正対象画像に補正処理を施す前の画像と、補正処理を施した後の画像がカーソルキー130eの操作による画面切替、両画面表示キー130fの操作による両画面表示をさせるため、使用者は、補正処理前と補正処理後の画像を簡単な操作で比較することができる。
なお、本実施例における画面比較処理の例4において、処理経過を示す画面が表示された後にスライド表示を行っているが、操作部130にスライドキーをさらに設けて、スライドキーの押下が為されたときに、スライド表示を行っても良い。
本実施例に係るデジタルカメラ100を示すブロック図である。 本実施例に係るデジタルカメラ100におけるフーリエ反復法を実現する構成のブロック図である。 本実施例に係る記録媒体128に記録されるデータの構造を示す図解図である。 (a)は本実施例に係るカーソルキー130eの形状を示す図解図であり、(b)は本実施例に係る移動キー130hの形状を示す図解図である。 本実施例に係る手ぶれのレベルとアイコンの関係を示した図解図である。 本実施例に係るデジタルカメラ100の表示部126に表示される画面の一部を示す遷移図である。 本実施例に係るデジタルカメラ100の表示部126に表示される画面の他の一部を示す遷移図である。 本実施例に係るデジタルカメラ100の表示部126に表示される画面のさらに他の一部を示す遷移図である。 本実施例に係るデジタルカメラ100の手ぶれ補正処理に伴う補正画面処理の手続の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るデジタルカメラ100の手ぶれ補正処理に伴う補正画面処理の手続の他の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るデジタルカメラ100の手ぶれ補正処理に伴う補正画面処理の手続のさらに他の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るデジタルカメラ100の手ぶれ補正処理に伴う補正画面処理の手続のさらに他の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るデジタルカメラ100の手ぶれ補正処理に伴う補正画面処理の手続のさらに他の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るデジタルカメラ100で応用される先願Aの撮像装置1を示すブロック図である。 本実施例に係るデジタルカメラ100で応用される先願Aの撮像装置1の手ぶれ補正処理の手続の一部を示すフローチャートである。 図15の動作の流れの一部を表す概念図である。 本実施例に係るデジタルカメラ100で応用される先願Aの撮像装置1の手ぶれ補正処理の手続の他の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
11 ・・・ 撮像部
100 ・・・ デジタルカメラ
120 ・・・ 主制御部
122 ・・・ 手ぶれ検出/補正部
124 ・・・ 内部メモリ
126 ・・・ 表示部
128 ・・・ 記録媒体
130 ・・・ 操作部\

Claims (10)

  1. 被写体の光学像を取り込み画像信号を生成する撮像手段と、
    前記画像信号に含まれるぶれに基づく画ぶれ量を検出する検出手段と、
    前記画ぶれ量に基づいて前記画像信号に対して画ぶれ補正処理を施し補正画像信号を生成する画ぶれ補正手段と、
    前記画像信号に基づく画像を表示手段に表示させる第1表示制御手段と、
    前記補正画像信号に基づく画像を前記表示手段に表示させる第2表示制御手段と、
    前記第1表示手段による画像表示と前記第2表示手段による画像表示を切替える切替手段を備えることを特徴とする、撮像装置。
  2. 前記画像信号に前記画ぶれ量に基づくキャラクタ信号を重畳させる重畳手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記画ぶれ量が閾値を上回っているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段において前記画ぶれ量が前記閾値を上回っていると判断されると前記画ぶれ補正処理を禁止する画ぶれ補正禁止手段を備えることを特徴とする、請求項1乃至2記載のいずれかの撮像装置。
  4. 前記画ぶれ補正禁止手段による前記画ぶれ補正処理の禁止を示す警告を前記表示手段に表示させる第3表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記画像信号は1フレーム分の静止画像に対応し、複数の静止画像を記録する記録手段と、
    前記複数の静止画像の中から1つの静止画像を択一的に選択する選択手段をさらに備え、
    前記画ぶれ補正手段は前記選択手段によって選択された静止画像に対して前記画ぶれ補正を施すことを特徴とする、請求項1乃至4記載のいずれかの撮像装置。
  6. 前記切替手段は前記撮像手段を含む筐体に配備された複数の操作キーのいずれかによる操作によって実行されることを特徴とする請求項1乃至5記載のいずれかの撮像装置。
  7. 前記選択手段による選択は選択画面表示に基づいて前記操作キーを操作することによって選択され、前記表示手段への前記第3表示制御手段による警告信号の表示は該警告信号の表示が開始してから所定時間後に終了し、かつ前記選択表示画面を該表示手段に表示することを特徴とする、請求項5乃至6記載のいずれかの撮像装置。
  8. 前記画像信号に基づく画像の所定部分を所定拡大率で拡大するように前記画像信号に拡大処理を施して得られる第1拡大画像を前記表示手段に表示させる第4表示制御手段と、
    前記補正画像信号に基づく画像内で前記所定部分に対応する部分を前記所定拡大率で拡大するように前記補正画像信号に拡大処理を施して得られる第2拡大画像を前記表示手段に表示させる第5表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7記載のいずれかの撮像装置。
  9. 前記画像信号に基づく画像を記録するメモリと、
    該メモリに記録された前記画像信号に基づく画像に対し前記補正画像信号に基づく画像を上書きして記録する第1記録制御手段と、
    前記補正画像信号に基づく画像を前記メモリに記録する第2記録制御手段を備え、
    前記第1記録制御手段と前記第2記録制御手段を選択する選択手段を備えることを特徴とする、請求項1乃至8記載のいずれかの撮像装置。
  10. 被写体の光学像を取り込み画像信号を生成する撮像手段と、
    前記画像信号に含まれるぶれに基づく画ぶれ量を検出する検出手段と、
    前記画ぶれ量に基づいて前記画像信号に対して画ぶれ補正処理を施し補正画像信号を生成する画ぶれ補正手段と、
    前記画像信号に基づく画像を表示手段に表示させる第1表示制御手段と、
    前記表示手段における表示画面に前記第1表示制御手段により表示される画像に対する前記補正画像信号に基づく画像の割合が時間の経過に伴って大きくなるように、該補正画像信号に基づく画像を該表示画面にスライドせしめるスライド手段を備えることを特徴とする、撮像装置。
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