JPH09223224A - 電子ファイリングシステム - Google Patents

電子ファイリングシステム

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Publication number
JPH09223224A
JPH09223224A JP8032157A JP3215796A JPH09223224A JP H09223224 A JPH09223224 A JP H09223224A JP 8032157 A JP8032157 A JP 8032157A JP 3215796 A JP3215796 A JP 3215796A JP H09223224 A JPH09223224 A JP H09223224A
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JP
Japan
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film
image
information
frame
cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP8032157A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kunishige
恵二 国重
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP8032157A priority Critical patent/JPH09223224A/ja
Publication of JPH09223224A publication Critical patent/JPH09223224A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量のフィルム画像を煩雑にならずに簡単に
管理できるフィルム管理ツールとしての画像ファイリン
グシステムを提供すること。 【解決手段】 一連のフィルム駒( コマ) の画像データ
を入力する画像データ取込み手段100 と、この一連のフ
ィルム駒の入っているフィルムカートリッジを特定する
為のフィルムカートリッジ情報検出手段110 と、この一
連のフィルム駒に記録されたフィルム駒情報を検出する
フィルム駒情報検出手段120 と、この一連の画像データ
をカートリッジ検索情報とフィルム駒検索情報に関連づ
けて1つのファイルにひとまとめにして記憶するフィル
ム画像データ1ファイル化記憶手段130 とを有するスキ
ャナを構成し、画像データ管理の為のキーワードやファ
イル名は、フィルム情報( 撮影日やフィルム駒No.)を
使用して多数の画像データの自動ファイリング化を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1に、フィルム
カートリッジに納められたフィルムの画像の管理・検索
システムに関し、このフィルムの複数画像データを自動
的に取り込み、カートリッジ毎にまとめて管理用キーワ
ードと関連付けファイリングするファイリング・検索シ
ステムに関する。第2に、複数のストリップフィルム又
はピースフィルムをひとまとめにするフィルムケースに
納められた画像の管理・検索システムに関し、複数スト
リップフィルムやピースフィルム中の複数画像データを
そのフィルムケース毎にまとめて管理用キーワードと関
連付けファイリングするファイリング・検索システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平5−145838号公報に
は、カートリッジに収納されたフィルムを順次自動的に
再生するフィルムプレーヤが開示されている。また、特
開平2−257760号公報にはトレイに設けられた複
数の収納部に1枚ずつ収納されたフィルムが、自動的に
順次1枚ずつ照明部へ送り込まれ、連続的に画像の読み
出しができる装置も開示されている。
【0003】しかしながら、上記システムにおいては電
子的に取り込まれたフィルム画像を外部記憶装置(例え
ば、ハードディスク、MO、PD、ZIP、CD−R、
DVD等)に記憶保管しようとすると、取り込まれた画
像毎に逐次、ファイル名等を手動で指定入力しなければ
ならず、運用面においては非常に手間暇がかかるという
問題があった。
【0004】また、特開平7−219960号公報に
は、キーワードを用いて検索することにより所望の画像
を検索する方法も示されているが、このシステムには、
管理の為のキーワード付与操作手続きがあり、やはりユ
ーザーは逐次、その画像に関連付けてキーワードを打ち
込むか、メニューの中から選択指定する必要がある。
【0005】このように従来のシステムにおける指定入
力作業は手間暇が非常にかかり、一般のユーザーにとっ
ては決して使い易いものではなかった。また、これらシ
ステムでは画像情報が検索の為の情報と共に格納される
ので、所望の画像がどのフィルムカートリッジに入って
いるか等を検索する目的のものではなく、フィルム自体
の管理を行いたい写真ユーザーを満足させるものでもな
かった。
【0006】以上の如く、フィルム画像を電子化して、
ファイリングしてデータベース化する作業は非常に手間
がかかり、また、所望のフィルム画像がどのフィルムカ
ートリッジに入っているかを簡単に検索できる画像検索
システムの為のデータベースを作る作業も非常に手間暇
がかかる作業である。そこで、上記の管理システムを実
現する手法として、フィルム管理の為にその小さい画像
にしてその画像ごとにファイル名を付けてファイリング
し検索する手法も考えられた。しかしながら、一般に写
真好きなユーザーは、平均2000本近くの撮影済みフ
ィルムを保有しており、上述の様にフィルムの各駒ごと
に画像編集していては記録媒体上に膨大な記憶領域の無
駄が生じるという問題と共に、それに伴って膨大な数の
ファイル名も必要となり、管理上難しいという不具合が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の不具
合に鑑みてなされ、次の様な目的を達成するためのもの
である。すなわち、大量のフィルム画像を煩雑にならず
に簡単に管理できるフィルム管理ツールとしての画像フ
ァイリングシステムを提供することにある。具体的に
は、1.多数のフィルム画面を自動的に取り込みかつ自
動的にファイリングが可能なファイリングシステムを提
供すること。2.所望のフィルム画像がどのフィルムカ
ートリッジに入っているかを簡単に検索できる画像検索
システムのためのデータベースを自動的に作成すること
ができるファイリングシステムを提供すること。更に
は、3.フィルム駒の画像の内容と関連性を有するキー
ワードを付与することで、このキーワードから検索対象
となるカートリッジ又はフィルム保管ケースをある程度
まで絞り込むことが可能な、ユーザーにとり操作性の良
好な検索機能も提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では上記
目的を達成するために次のような手段を講じている。 [1] 現像処理された写真フィルムの複数のコマ画像
と、この写真フィルムを識別するためのフィルム識別情
報とを読み取り、前記複数のコマ画像と前記フィルム識
別情報とを関連づけて記憶することを特徴とする画像フ
ァイリングシステムを提供する。
【0009】[2] 現像処理された写真フィルムのコ
マ画像を取り込む画像取込み手段と、前記写真フィルム
を識別する為のフィルム識別情報を読み取る情報読取り
手段と、取り込まれた前記複数のコマ画像に対する属性
情報として、読み取られた前記フィルム識別情報を当該
コマ画像に付加した後に検索可能に蓄積する画像データ
蓄積手段とを具備することを特徴とする画像ファイリン
グシステムを提供する。
【0010】[3] 前記フィルム識別情報は、光学的
に読み取り可能な所定の符号としてフィルムまたはフィ
ルムカートリッジに記録されている情報であることを特
徴とする[2]に記載の画像ファイリングシステムを提
供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、関連する図面を参照しな
がら本発明について説明する。 (基本構成)図1には、本発明の画像ファイリングシス
テムに係わるフィルムスキャナの構成概念が示されてい
る。図示のようにこのフィルムスキャナは構成されてい
る。すなわち、一連のフィルムコマ(駒)の画像データ
をフィルムから光学的に入力する画像データ取込み手段
100と、上記一連のフィルムコマの入っているフィル
ムカートリッジを特定するためのフィルムカートリッジ
情報検出手段110と、上記一連のフィルムコマに記録
されたフィルムコマ情報を検出するフィルムコマ情報検
出手段120と、上記一連の画像データをカートリッジ
検索情報とフィルムコマ検索情報に関連づけて1つのフ
ァイルにひとまとめにして記憶するフィルム画像データ
1ファイル化記憶手段130とを有するように構成され
ている。
【0012】上述のように構成されたフィルムスキャナ
においては、対応する画像データのキーワードやファイ
ル名として、フィルム情報(例えば、撮影日、フィルム
駒No.等)を採用してファイリングする。これによ
り、多数の画像データの「自動ファイリング化」が実現
できると共に、その画像データに付与されたファイル名
やキーワードが、その写真撮影と直接関連のある撮影日
データ(即ち、日付け・時刻)で記録されるので、その
画像データの内容を類推しやすく、よって、その後のフ
ァイル検索の為の操作性を向上させることができる。
【0013】また、上記のフィルム画像データ1ファイ
ル化記憶手段130から所望のカートリッジを検索する
ための情報としては、フィルムに記録されているコード
化された情報、例えば、フィルムIDNo.、カートリ
ッジIDNo.等を意味するドットコード、バーコード
または二次元バーコード等のディジタルフォーマット符
号を使用することにより、フィルムカートリッジの自動
認識を実現し、その後のカートリッジ検索の為の操作性
を向上させることができる。
【0014】図2には、本発明の画像ファイリングシス
テムに係わるフィルムスキャナの第2の構成概念が示さ
れている。このフィルムスキャナは図示のように構成さ
れている。すなわち、一連のフィルムコマの画像データ
をフィルムから光学的に入力する画像データ取込み手段
100と、上記一連のフィルムコマを保管するケースを
特定するためのフィルム保管ケース識別子付与手段14
0と、上記一連のフィルムコマを特定するためフィルム
コマ画像を特定するためのフィルムコマ画像識別子(例
えば、キーワード等)を付与するフィルムコマ画像識別
子付与手段150と、上記一連の画像データを有すフィ
ルムの保管されているケースを特定するための保管ケー
ス識別子と上記フィルムコマ画像識別子と関連づけして
1つのファイル中にひとまとめにして記憶するフィルム
画像データ1ファイル化記憶手段130と、から構成さ
れている。
【0015】また、図3に例示する基本構成は、本発明
の画像ファイリングシステムに係わるフィルム検索の為
のシステムの構成概念が示されている。図示のようにこ
のフィルム検索システムは構成されている。すなわち、
前述のフィルムスキャナで付与されたフィルムコマ画像
識別子(例えば、キーワード、撮影年月日時刻等)に基
づいて、対応するフィルムの情報が入っているファイル
を検索するフィルムコマ画像識別子検索手段200と、
検索されたファイル内から各情報を抽出し表示するため
のファイル情報表示手段300とから主に構成されてい
る。
【0016】そしてこのファイル情報表示手段300
は、各情報ごとにそれぞれ次の構成要素から構成されて
いる。上記検索されたフィルムコマ画像の属するファイ
ル名表示手段310と、上記検索されたファイルの中か
ら選択されたファイルの画像を表示するファイル画像デ
ータ表示手段320と、上記検索されたフィルムコマ画
像の属するフィルム保管ケース識別子(例えば、フィル
ムカートリッジ識別子)表示手段330とから構成され
ている。
【0017】以下、本発明についての詳しい実施形態を
説明する。 (第1実施形態)図4〜図7には、本発明の画像ファイ
リングシステムに係わるフィルムスキャナと、フィルム
検索の為のシステムとしてのパーソナルコンピュータ
(以下、PCと略称する)との具体的なシステム構成を
示し、図8〜図10にはスキャナ側およびPC側の動作
をフローチャートで示している。
【0018】まず図4には、画像取込み部であるフィル
ムスキャナ本体1に「カートリッジフィルム用」アダプ
タ2aが装着された平面図が示され、図5の斜視図に
は、図4に示されたアダプタ2aのまわりのフィルム情
報検出機構が示されている。
【0019】また同じく、図6および図7にはそれぞ
れ、フィルムスキャナ1の本体に、ストリップフィルム
や、スライドマウントに保持された特に135フィルム
の「ストリップフィルム用」のアダプタ2b、および
「スライドフィルム用」のアダプタ2cを装着した平面
図が示されている。
【0020】以下、これらの図を参照しながら本実施形
態について具体的に説明する。図4に示された本発明の
フィルムスキャナ本体1には、フィルム原稿を照明する
照明手段を有している。この照明手段としては、例え
ば、LED、蛍光灯(熱陰極管、冷陰極管)等が考えら
れるが、本実施例では、蛍光灯41によりスキャナの天
地方向を線状に一様に照明している。
【0021】上記の蛍光灯41は、照明駆動手段4(こ
こでは、インバータ回路)によって、100kHz程度
のインバータ駆動がなされ、後述するラインCCD7の
積分時間よりも十分に早い周期で照明駆動されている。
【0022】通常の蛍光灯は、その電極部が非常に高熱
になり易く、一般の半田付けでは配線がわずかなストレ
スにより剥がれてしまうため、本例では断線しないよう
に「かしめ」により確実にリード線に接続されている。
【0023】ステッピングモータ駆動手段5はフィルム
原稿を副走査するための駆動回路であり、ここでは、ス
テッピングモータ6によりキャリッジ8を駆動する。こ
のキャリッジ8には、ラインCCD7、撮影レンズ光学
系28および蛍光灯41が光軸を同一にして固定されて
おり、このキャリッジの走査(副走査)とラインCCD
の走査(主走査)によって1枚の画像イメージに関する
電気信号が得られ、その出力がAD変換手段39でディ
ジタル変換が施され制御手段38に入力される。
【0024】キャリッジ8は送りネジ9に螺合してお
り、この送りネジはギア10、11によりステッピング
モータ6に連結されている。また、このキャリッジ8は
スライドバー42により連結されており、このスライド
バー42はスキャナ本体1に固定されている。
【0025】以上のような構成により、ステッピングモ
ータ6の回転量(但し、ステップ駆動)に応じたステッ
プの副走査駆動が行われる。上記ステッピングモータ6
の最小単位ステップは使用するラインCCDのピクセル
幅がフィルム面に撮像レンズ28によって投影される大
きさに基づいて、通常そのピクセル幅の「整数分の1」
に決定される。
【0026】本実施形態の例では、撮像光学系がズーム
光学系であるので、ズーム値に応じて上記フィルム面に
投影される上記ピクセル幅が変わる。この場合でも、そ
れぞれの単位ステップのうちで、できるだけ近い値の単
位ステップを選択すれば上記ズーム値に応じた実用上問
題の無い副走査を行うことができる。
【0027】キャリッジ8の移動量およびその位置は、
スタートPI(Photo Interrupter)12およびエンドP
I15の出力信号に同期してステッピングモータ6の駆
動パルス量を数えることによって求められる。
【0028】なお、撮像画面に対するキャリッジ8の相
対位置は、不図示のEEPROMに書き込まれた調整値
と上記駆動パルス量に基づいて演算することができ、所
定の画像の取り込みを行うことができる。
【0029】上記PI12,15は、キャリッジ8に付
設されている遮光部材13、14により遮光状態にある
か、または非遮光状態にあるかを検出することが可能で
あり、このPI12,15が、遮光状態であることを検
出した時点で、ステッピングモータ6のその方向の駆動
(即ち、PIが遮光状態になる方向への駆動)は禁止さ
れるよう構成されている。
【0030】フィルムはカートリッジフィルム用アダプ
タ2a内に装着されたカートリッジ中に巻回されて収納
されており、フィルム駆動用モータ17によりスプール
18に巻き取られ、フィルム巻上げが行われる。これに
より、スキャナで取り込みたい画像に対応するコマを選
択することができる。
【0031】上記フィルム駆動用モータ17はフィルム
駆動手段19により制御され、フィルムの巻上げ、巻戻
しが行われる。ここで、フィルムの駆動量は不図示のフ
ィルムパーフォ検出用PR(Photo Reflector) ならび
に、フィルム従動PIからの細かなパルス出力により検
出され、この出力に基づき正確なフィルム駆動制御が行
われる。
【0032】フィルム駆動手段19は制御手段44によ
り制御されているが、この制御手段44はこのほかに
も、本来スキャナ1本体側の制御手段38と所定の通信
を行い、カートリッジフィルムの磁気情報、光学情報、
アダプタ状態情報、調整値情報等の各情報伝送の制御
や、コマンドの受信等も行う。
【0033】フィルムの画面は、使用するアダプタ(2
a,2b,2c)の種別により、固有のズーム値でズー
ム光学系28により適宜にズーミングされ、ラインCC
D7に投影される。フィルム画面サイズは、使用する各
種のアダプタと一対一の関係を有するので、これによ
り、フィルム画面のサイズにかかわらず、主走査方向の
取込み画素数をほぼ同一に保つことができる。
【0034】ズーム駆動はズーム駆動手段29によっ
て、ズームモータ30を駆動することにより行われる。
設定されるズーム駆動量はズームモータ30に連動した
PIギアの回転とその回転により、遮光板35がPI3
2を遮光・非遮光する際のパルス出力によって与えられ
る。
【0035】ズーム値は、スタートPI33およびエン
ドPI34の出力信号に同期したPI32のパルス量に
よって求められる。そして適切なズーム値は、不図示の
EEPROMにあらかじめ書き込まれた調整値と上記駆
動パルス量に基づいて演算して求めることができる。ま
た、ズーム移動に伴い、ピント調節手段45はEEPR
OMに書き込まれた調整値と上記ズーム値および、装着
されているアダプタ情報に基づく値に基づいて所定の位
置へピントを最適に調節する。このピント調節のための
駆動はピント調整用モータ46を駆動することにより行
われる。設定されるピント調節量はモータ46に連動し
たPIギアの回転とその回転により、遮光板47がPI
48を遮光・非遮光する際のパルス出力によって与えら
れる。
【0036】上述した制御のすべては、主にスキャナ1
本体側の制御手段38によって行われる。さらに、この
制御手段38は、ラインCCD7と、AD変換手段39
等の制御も行い、これを通じて、得られたデジタル画像
データを通信手段37を介してPC(即ち、パーソナル
コンピュータ)36へ転送する。
【0037】なお、本発明において上記の制御手段38
は特に、RISCマイコンによって構成されている。こ
こで、RISCとは、"Reduced Instruction Set Compu
ter"の略称であり、発振周波数のクロックで1命令を実
行できる。これに対し従来のCPUは、CISC("Com
plexed Instruction Set Computer"の略称)であり、速
くても、1命令実行のために4クロックを要する。
【0038】よって、従来のCISC型のCPUでは、
これらCCDの駆動制御信号やアンプやクランプ回路お
よびAD変換器から成るインターフェース回路を制御す
る制御信号等の高速で複雑な制御信号をCPUのポート
を利用して入出力することができなかった。ましてや、
モータドライブ制御、CCD制御等の複数種の高速な制
御信号の出力処理、データの入力処理、更には入力デー
タの演算処理を「マルチタスク」で行うことは困難であ
った。このため、CCDやインターフェースICやモー
タドライバを制御するために、専用の制御ICを設け、
これを介してCPUが上記制御を行うように構成するの
が一般的であり、このため従来では、実装するICの数
とその専有面積が大きくなり、その結果、スキャナ自体
のコンパクト化および低コスト化を妨げる要因となって
いた。
【0039】そこで本実施形態では上記の問題点に鑑
み、制御手段38にRISC型マイコンを採用してい
る。そして、この入出力ポートに上記制御信号を直接的
に入出力し、上記外部回路を不要とした。この構成によ
り、部品点数を大幅に下げ、各部品による実装専有面積
を下げ、スキャナのコンパクト化および低コストを実現
するものである。
【0040】上記した目的から本実施形態のRISCマ
イコンは、次のような互いに同時多発的に発生する各制
御信号をソフト的に生成するように構成している。すな
わち、各種の信号とは、ステッピングモータ制御信号
と、読出し転送パルス(ΦROG)、シフトクロック
(ΦCLK)、リセットパルス(ΦRS)等のCCD制
御信号および、STOP,LOAD,UP/DOWN,
CKによるCCD出力を増幅するアンプのゲインを設定
する各制御信号と、CMPによるCCD出力リセット直
後の出力レベルをクランプするための制御信号と、S/
Hによる上記出力レベルをサンプルホールドするための
制御信号と、BCMPによるCCD出力の黒レベルをク
ランプするための制御信号と、AD変換タイミング制御
信号とが主に挙げられる。そのほかにも、パーソナルコ
ンピュータ(以下、PCと略称する)36とのデータ通
信制御のための信号も発生する。
【0041】上記のフィルムスキャナ1は、双方向の通
信手段37によってPC36に接続され、取り込んだ画
像データをそのPC36へ送信したり、逆にPC36か
らのコマンドを受信してそのPC36の要求に応じた処
理動作を遂行するよう構成されている。
【0042】なお、本発明に係わるフィルムスキャナ1
の本体とPC36との接続には、例えば、SCSI、P
CIバス、ISAバス等を使用してもよいが、本実施形
態では、上記双方向通信の手段として、プリンタポート
を使用している。これにより、スキャナ1とPC36
を、何ら特別なインターフェースボードを必要とするこ
となく、通常のプリンタケーブルで接続することのみ
で、双方向の通信を可能にできるので、画像ファイリン
グシステムのいわゆる「トータル・システムコスト」を
低減することができる。
【0043】また、PC36との接続の際のPC36の
リソース(例えば、DMAチャンネル、IRQ等)配分
の設定作業をする必要も行わなくてよいので、ユーザー
の接続作業が非常に簡単であるというメリットもある。
【0044】図5には、「カートリッジフィルム用」ア
ダプタ2aに関わる電装部が斜視図で示されている。図
のように、フィルムカートリッジ50の底部には白黒パ
ターンが描かれたデータディスク59が添付されてお
り、フィルムを巻き戻し駆動することでこのデータディ
スク59を回転させ、その白黒パターンをPR52で読
み取る。このデータディスク59には、カートリッジの
フィルム枚数、ネガ・ポジ情報および、ISO情報など
が所定の白黒パターンで記録されている。
【0045】一方、フィルム上には、斜線で示す磁気ト
ラックが形成されており、フィルムを走行させながら、
磁気再生ヘッド55、磁気再生回路51を通じて、制御
手段44はフィルムに記録されている磁気情報を読み取
ることができる。上記の磁気情報としては、フィルムの
ベロ部(即ち、リード部)にメーカ認識コード、フィル
ムの各駒ごとに、そのフィルムの撮影情報(例えば、撮
影日付、アスペクト比、ストロボ使用の有無)などが記
録されている。
【0046】また、制御手段44は、磁気書込みヘッド
56を介して上記磁気トラックにフィルムの管理情報
(例えば、焼増し枚数、キャプション設定、フィルムカ
ートリッジ管理コード、フィルム駒アルバム編集用制御
コード等)を書き込むことができる。
【0047】上記の磁気情報の「読出し」および「書込
み」は、フィルムのパーフォレーション58を検出する
PR54、フィルムの駆動量に応答してさらに細かいパ
ルスを出力するPI53によるタイミングに基づいて実
行される。
【0048】さらに、制御手段44は、フィルムに記録
された光学情報(例えば、バーコード情報、フィルム天
地情報、フィルムアスペクト情報等)をフォトトランジ
スタ60、61から読み取ることができる。これらの光
学情報は、データパターンとクロックパターンが上下に
揃えて書き込まれている。これを読み取るために、マス
ク62、63を介してLED64によりフィルムを照明
している。マスク62はデータパターンのみを照明し、
フォトトランジスタ61はデータパターンを出力する。
マスク63はクロックパターンのみを照明し、フォトト
ランジスタ60はクロックパターンを出力する。LED
64は赤の単色光がS/N的に望ましい。制御手段44
は、上記出力信号を、フィルムのネガ・ポジ判定に基づ
いて、H/L(High/Low)逆転デコードして、光学情報を
取り出し、本体側の制御手段38に通信する。
【0049】また同様に、図6には、「135ストリッ
プフィルム用」アダプタ2bを装着した図が示されてい
る。画像を有する135ストリップフィルムはローラー
により、フィルムの駒の「エッジ」を後述のパーフォエ
ッジを基準とする方法(図16参照)で検出しつつ給送
され、その画像を取り込むための所定位置にセットされ
る。
【0050】スキャナ本体は、構成的には前述の図4中
のスキャナ本体1と同じであるので重ねての説明は省略
する。ただし、このアダプタ2bは、図示のように所定
の長さの1枚の135ストリップフィルムを水平方向
(図中矢印の方向)に移動させる機構を備え、制御手段
44にコントロールされたフィルム駆動手段19により
所定のポケット中のスライドが所定位置にセットされる また同様に、図7には135フィルムのスライドホルダ
ーをスキャナ本体1にも装着できるような「スライドフ
ィルム用」アダプタ2cを用いた図が示されている。1
35ストリップフィルムのみならず、スライドフィルム
はこのホルダーのポケットに入れられ、ホルダーはロー
ラーの回転により、ホルダー内の駒位置識別子を検出し
つつ給送され、所望の画像を取り込むための所定位置に
セットされる。
【0051】なお、スキャナ本体の構成は前述した図4
中のフィルムスキャナ本体1と同じであるので重複説明
は省略する。ただし、このアダプタ2cには、スライド
フィルムが1つづつ挿入できる4つのポケットを有する
ホルダーを水平方向(図中矢印の方向)に移動させる機
構を備え、制御手段44にコントロールされたホルダー
駆動手段19’により所望のコマの位置に適宜セットで
きる。
【0052】次に、図8〜図10のフローチャートと、
図11〜図13の画面イメージ、ならびに図14〜図1
9を参照して、本システムの動作と機能について説明す
る。
【0053】図8〜図10に示すフローチャートは、本
発明の画像ファイリングシステムの動作手順を説明する
ためのものであり、図11〜図13は、本システムのP
C側のモニタ表示画面を例示している。
【0054】まず図8のフローチャートには、スキャナ
側が「パワーオン」して起動される処理ルーチンが表さ
れている。すなわち、スキャナ本体1に電源投入する
と、ステップS100から当ルーチンが実行される。最
初に、蛍光灯としての冷陰極管(以下、CFLと称す)
を点灯する(S101)。このCFLは点灯直後から数
十秒間は光量並びに色が安定しないため、できるだけス
キャン動作以前に安定するまでの時間を稼いでおくこと
が必要であるので、この最初のステップで点灯してお
く。なお、熱陰極管を用いる場合には、点灯せずにヒー
ターをONしておけばよい。
【0055】さらに、スキャナ側の制御手段38は、ア
ダプタ(即ち、図4の2a、図6の2bまたは図7の2
c)がスキャナ本体1に装着されているか否かを判断す
る(S102)。この判断は、アダプタ識別手段43の
出力を制御手段38が読み取ることにより行われる。
【0056】上記のアダプタ識別手段としては、単にア
ダプタとスキャナ本体との電気的接続の有無による「ビ
ットコード検出」とか、反射率、透過率の差異に基づく
ビットコードを光学的に読み取るとか、アダプタ側のE
EPROM等の記憶素子に書き込まれたビットコードを
読み取るなど、種々の方式が考えられる。また、単なる
抵抗値、電圧値等のアナログデータを用いてもよい。
【0057】ここでは、簡単に下記のような2ビットの
コードがそれぞれ規定されている。 00 …アダプタ未装着; 01 …135フィルム・アダプタ(但し、ストリップ
フィルム); 10 …135フィルム・アダプタ(但し、ピースフィ
ルム); 11 …カートリッジフィルム・アダプタ。
【0058】よって、上記のいずれかのビットコードを
検出することにより、制御手段38は、アダプタの装着
の有無、ならびに装着されたアダプタの種類を識別する
ことができる。
【0059】具体的には、アダプタフラグADPTFL
Gに上記コードを記憶し、以下の処理を上記フラグに基
づいて実行する。すなわち、ADPTFLG=(0,
0)即ち、上位ビットおよび下位ビットが共に0:「ア
ダプタ未装着」であるならばステップS103に進み、
ここで、PCにモニタ画面に「アダプタ未装着」を意味
する警告表示を指示するコマンドを送出した後には、ス
テップS102に戻る。
【0060】ここで、PCのモニタ画面には、アダプタ
が未装着であることを警告するための所定の警告表示が
表示出力される。すなわち、ADPTFLG=(0,
0)以下であるならばステップS104に進み、ここ
で、前述のADPTFLGの値に対応する必要な「ズー
ム・ピント処理」を行う。制御手段38は、アダプタに
応じた各ADPTFLGに対応するズーム・ピント処理
を行う(S104)。
【0061】例えばここで、135フィルムの画面サイ
ズは24mm×36mmであり、一方、カートリッジフィル
ムの画面サイズは17mm×30mmであるので、設定され
るズーム値は対象とする画面の主走査方向の大きさにほ
ぼ逆比例するような値にセットされる。つまり、下式が
成り立つ。
【0062】(カートリッジフィルムアダプタのズーム
値)= 1.5×(135フィルムアダプタのズーム
値) また、このズーム移動にともなってピント移動が起こ
り、また、アダプタ毎に画面位置が異なるので、アダプ
タを交換する都度にズーム移動が行なわれ、かつピント
調整処理が行われる。
【0063】ここでは、画面取込み対象のフィルム判断
がこのアダプタフラグの値によって行われる(S10
5)。すなわち、ADPTFLG=(0,1)であるな
らばステップS106に分岐し、ADPTFLG=
(1,0)であるならばステップS107に分岐し、A
DPTFLG=(1,1)であるならばステップS10
8に分岐する。ステップS106では、135フィルム
アダプタ(ストリップフィルム)用の初期設定を行いP
Cからのコマンド待ちになる(S106)。
【0064】ステップS107では、135フィルムア
ダプタ(ピースフィルム)用の初期設定を行いPCから
のコマンド待ちになる(S107)。また、ステップS
108では、まず、図4が示すフィルムカートリッジが
カートリッジフォルダに挿填されると、不図示のカート
リッジの有無検出SWがONし、これをスキャナ側の制
御手段38が検知する(S108)。フィルムカートリ
ッジが検知できない場合には、ステップS114に移行
し、フィルムカートリッジが検知できた場合は、「リワ
インド処理」が行われる(S109)。詳しくは、フィ
ルムがフィルムカートリッジから出ている場合は、フィ
ルムをフィルムカートリッジに収納する。
【0065】なお、フィルムがフィルムカートリッジか
ら出ているか否かの判断は、図4には不図示のEEPR
OMに記憶された現状フィルム駒数から判断する。次
に、オートロード処理のなかで、磁気再生処理があり、
この磁気再生処理は蛍光灯駆動ノイズに非常に弱いた
め、蛍光灯を消灯する(S110)。
【0066】「オートロード処理」が行われる(S11
1)。詳しくは、まず、データディスクの情報を読み取
りが完了するまで、フィルム巻戻し動作を継続する。読
み取られたデータは、制御手段38内の不図示の記憶手
段に一時記憶され、後に、通信手段37を通じてPC3
6へ転送される(S113)。
【0067】データディスクの情報を読取り完了後は、
図14中のフィルムベロ部に記録された磁気情報およ
び、フィルム光学情報(例えば、フィルムタイプ(即
ち、ネガ/ポジ)、メーカー、フィルムIDNo.)を
読み取りつつ、フィルムの1駒目まで駆動する。
【0068】読み取られたデータは、制御手段38内の
不図示の記憶手段に記憶され、その後に、通信手段37
を通じてPCへ転送される。上記したフィルムの光学情
報は、図14に例示するような二次元バーコードで記録
されている。以下に、このバーコードの検出動作につい
て、詳しく説明する。
【0069】フィルムのベロ部に在るバーコードには、
フィルムの識別情報を示す「フィルムID」と、そのフ
ィルムカートリッジに入っているフィルムの全駒数を示
す「フィルムコマ数」などの固有な情報が書き込まれて
いる。
【0070】さらに、フィルムの1駒ごとに、「メーカ
ーコード」と「フィルム種別コード」とフィルム「コマ
No.」が書き込まれている。ここで、検出された(メ
ーカーコード)×(フィルム種別コード)の組合せを、
PCに伝達し、このPCに蓄えられたフィルムデータか
ら、当該フィルムの種別を特定し、それに合ったガンマ
変換量や、照明条件、CCD積分条件ならびに、LUT
等の色変換アルゴリズムに変更することにより、当該フ
ィルムに最適な「高品位」な画像データ取り込みが達成
される。
【0071】上記のバーコードは赤系の色で書き込まれ
ているので、赤のLED照明からの照射により読み出す
ことができる。この赤のLEDならびに受光素子は図4
に示されるように、スキャナの画像取込み領域のフィル
ムカートリッジ側で1駒がセットされるまでにその光学
情報を読み込むことのできる位置に配置されている。
【0072】なお、ここで本実施形態では、上記のよう
にバーコード読込みを行ったが、バーコード自体の読込
み手法は、上記の手法に限るものではなく、例えば、図
4に示すラインCCD7によって読み取るように変形実
施してもよい。
【0073】磁気再生処理が終了したならば蛍光灯を点
灯し(S112)、蛍光灯の管の温度をできるだけ保持
させ、光量と色の安定度を保つように配慮する。例え
ば、熱陰極管の場合は、前述のような点灯制御をする必
要はなく、ヒーターをONしつづけて、スキャン動作直
前にこの蛍光灯を点灯するだけでよい。
【0074】PCへのデータ転送処理が行われる。詳し
くは、データディスクの情報およびフィルムのベロ部に
記録された磁気情報およびフィルム光学情報(フィルム
タイプ(即ち、ネガ・ポジ)、メーカー、フィルムID
No.)をPC側に転送する(S113)。
【0075】そして、フィルムカートリッジが新たに挿
入されたか否かが判断される(S114)。ここで、初
めてフィルムカートリッジが挿入されていれば、蛍光灯
消灯(S115)の後に、前述の「オートロード処理」
を行う(S116)。
【0076】一方、フィルムカートリッジが挿入されて
いなければ、次のステップS119へ進む。ステップS
119では、スキャナはPCからの所定のコマンドが入
力されたか否か検出し(S119)、ここで所定のコマ
ンドが入力された場合は、後述のステップS120に
て、そのコマンドに対応する「コマンド処理」を実行す
る。しかし、コマンド入力の無い場合には、ステップS
114に戻り、前述同様の処理ループに入る。
【0077】図9のフローチャートには、PCから画像
取込みコマンドが送られてきた場合のスキャナ側の「画
像取込コマンド処理」ルーチンが表わされている。前述
した図8のステップS119において、例えば「1ライ
ン画像取込みコマンド」が入力されると、このルーチン
S200に入る。
【0078】まず、画像取込みに際し、コマンドと共
に、PCから指定されたコマンドデータ(即ち、各取込
みパラメータプリセット値)に基づいて、CCDの取込
み画素ピッチ設定(主走査方向)とステッピングモータ
の取込み単位ステップ(副走査方向)が設定される(S
201)。さらにここでは、画像取込みに際し、PCか
ら指定されたコマンドデータに基づいて、取り込むため
の有効画像範囲(主走査方向、副走査方向)が設定され
る。具体的には、CCDの主走査方向の取込み画素範囲
と、ステッピングモータによる副走査方向の取込み範囲
が設定される。なお、通常の取込み画面範囲は、駒の全
画面域が指定されている。
【0079】次に、画像取込みに際し、PCから指定さ
れたR、G、Bゲインの最適値が設定される(S20
2)。ここは、先に図8のパワーON時に検出されたフ
ィルムの光学情報、ネガ・ポジ情報およびメーカ−情報
に基づいて,PCにより設定される。
【0080】実際のゲインの調整は、図4中の制御手段
38からAD変換手段39の内部のゲイン可変アンプに
ゲイン用のクロックパルスとアドレスパルスとを転送す
ることにより行われる。
【0081】なお、上述した以外にも、光源の光量を例
えばNDフィルタとか、絞りを可変にしたり、ドライブ
電流を可変にしたりして増減することや、CCDの積分
時間を増減したりして、ゲインの可変幅を大きくとるこ
ともできる。また、上記、複数種類のゲイン増減手段を
組み合わせる方法は、フィルム種類、現像時間のばらつ
き、カメラによる露出時間のばらつき(即ち、オーバー
/アンダー)や、色による透過率のばらつき等の種々の
ばらつきを吸収し、高品位な色画像データをとるのに有
効である。
【0082】画面イメージの取込みに際し、PCから指
定されたコマンドデータ(例えば、各取込みパラメータ
・プリセット値)のネガ・ポジ情報およびメーカー情報
に基づいて、R,G,B用AD変換器の参照電圧最適値
が設定される(S203)。これにより、最適な「ガン
マ特性」と最適な「量子化」を実現する。
【0083】具体的には、図6のAD変換手段39の内
部に図15(b)が示すような、AD変換器とDA1、
DA2から成るガンマAD変換器が具備され、CCDの
出力信号は、リセットクランプ、黒レベルクランプをか
けられた後に増幅されて、図15(b)に示すAD変換
器の入力端に供給される。上記AD変換器の参照電圧V
top とVbotom はDA1とDA2により印加されてお
り、各DA1およびDA2の出力電圧設定は、図4の制
御手段38による所定のパラレルポート設定で行われ
る。
【0084】ガンマをかけるために、上記のAD変換器
の参照電圧Vtop とVbotom は、まず、Vtop = Vre
f2 ,Vbotom = Vref1として、第1のADデータを
取り込み、次に、Vtop = Vref3 ,Vbotom = V
ref2として、第2のADデータを取り込み、次に、Vto
p = Vref4 ,Vb otom = Vref3として、第3の
ADデータを取り込む。
【0085】そして、第1、第2および第3のデータを
加算することにより最終的なAD変換されたデータを得
る。上記Vref1、Vref2、Vref3およびVref4の各値
は、フィルムの種類(即ち、ネカ/ポジ)によって、ま
た色、現像状態(即ち、オーバー/アンダー)によって
変更され、最適なガンマをかけることができる。例え
ば、ポジフィルムの場合には、図15(a)のグラフで
示すような関係を成すガンマをかけるとよい。
【0086】上述した設定に基づいて、図2中の制御手
段38はラインCCD7の画像読取り用のパルス送り1
画素分の読出しを行い(S204)、この出力を上述し
た方法でAD変換処理を施す。
【0087】読み出された画素データが所定の有効範囲
のものであるか否かを判断する(S205)。この判断
の方法は、走査の方向に基づいて次のように行う。すな
わち、 副走査方向の場合には、ステッピングモータの
駆動パルス数が、所定値内のものであるか否かを判断す
る。
【0088】主走査方向の場合には、CCDの読出しパ
ルス数が、所定値内のものであるか否かを判断する。な
お、上記の所定値は、135アダプタの場合、図2中の
スタートPIまたはエンドPIからのステッピングモー
タ駆動パルス数、ならびに、CCDの各ピクセル指定値
というような設計値としてあらかじめ決まっている。し
かし、カートリッジフィルムの場合は、フィルム駆動に
よる画面停止位置のバラツキ誤差があるので、このバラ
ツキ誤差を吸収すべく、フィルムのパーフォレーション
を基準として、上記の設計値はオフセット値として決め
られている。
【0089】このため、カートリッジフィルムの場合
は、取込みの初期において、フィルムパーフォレーショ
ンのエッジ(以下、パーフォエッジと略称する)を検出
すべく、フィルムパーフォの撮像エリアの画素を読み込
み、図16に示すパーフォエッジを検出し、この位置を
基準として判断する。
【0090】上記の判断に基づき、もし画素データが有
効であれば、制御手段38のRAM(不図示)に一時記
憶しておく(S206)。ここで、1ラインの読出しが
終了したか否かを判断し(S207)、終了したならば
ステップS208へ進み、まだ終了していないならば前
述のステップS204に戻る。
【0091】ステップS208では、取り込まれた1ラ
イン画像データは通信手段37により、順次PC側へ伝
達され(S208)、その終了後にはCallされたルーチ
ンにReturnする(S209)。
【0092】図11には、PC側のモニタに表示される
本発明に係わる画像ファイリングシステムのメニュー画
面の一例である。そして、図10のフローチャートは、
この図11中のメニュのOKボタンF10が押された場
合のPC側の動作を示している。
【0093】まず、図11のメニュー画面において、入
力フィールドf3には、キーボードからユーザーによる
任意の「カートリッジ管理名」を入力することができ
る。そして、フィルムカートリッジおよびフィルム保管
ケースは、この管理名を識別子として管理される。ただ
し、管理名の入力は、カートリッジフィルムの場合は特
に入力する必要はない。なぜならば、カートリッジフィ
ルムは、これとは別に当該カートリッジ内のフィルムに
あらかじめ書き込まれている「フィルムID」をスキャ
ナが自動的に読み込んで、これを「カートリッジ識別
子」として採用する方式であるからである。
【0094】フィルムタイプ認識窓W4には、入力対象
となるフィルムも種類が表示されている。この例の場
合、「135フィルム」と「カートリッジフィルム」の
2種類があることが確認できる。
【0095】これら何れかの種類の入力対象のフィルム
は、スキャナ本体に連動する所定のボタンのON/OF
Fにより、前述したスキャナ本体に装着されているフィ
ルムアダプタを自動検出してその種類を自動的に表示で
きるよう構成されている。
【0096】ファイリング先を指定のために、フィール
ドf8には対象カートリッジ(即ち、フィルム保管ケー
ス)の画像ファイルを記憶格納するためのPC側の記憶
手段の「ドライブ名」を入力する。これには、プルダウ
ンメニューボタンf7を押して、出てくる複数のドライ
ブ名の1つをクリックすることにより選択することがで
きる。
【0097】また同様に、フィールドf9には記憶する
画像ファイルの属するディレクトリ名を入力する。F1
0はOKボタンであり、画像ファイリング処理を実行さ
せる。F11はCANCELボタンであり、画像ファイ
リング処理を終了させる。
【0098】ここで、図10のフローチャートに基づき
画像ファイリング処理動作の一例を説明する。PCのモ
ニタ画面上のメニューで自動ファイリングボタンがダブ
ルクリックされると、PCはこの「自動ファイリング処
理」ルーチン(S300)を開始する。
【0099】まず、スキャナに対してカートリッジ情報
転送コマンドを送信し、スキャナ側からのフィルムカー
トリッジ情報を受信して、上記取込み画像のサイズと、
カートリッジフィルム駒数から求められる必要なメモリ
領域を確保する(S301)。
【0100】必要なメモリ領域が確保できたか否かを判
定し(S302)、もし確保できない場合は、所定のメ
モリ不足警告表示をPC側のモニタ画面上に表示して
(S303)、当処理を終了してReturnする(S30
4)。
【0101】一方、必要なメモリ領域が確保できた場合
には、スキャナに対して、取込み駒No.と駒送りコマ
ンドを送信して、その該当する駒をセットさせると共
に、当該の駒の磁気情報を読み取らせる(S305)。
【0102】スキャナから上記駒の磁気情報を受信する
(S306)。具体的には、フィルムのアスペクト情報
(パノラマ、ハイビジョン、ノーマル等)や、撮影年月
日、撮影時のストロボの使用の有無、外部光源の種類
(蛍光灯、デイライト、タングステン等)が挙げられ
る。
【0103】スキャナに、「プリスキャン」コマンドを
送信し、その駒を「粗く」読み取らせ、得られた粗い画
像データをPC側に転送させる(S307)。一方、P
Cは、受け取ったこのデータを解析し、当該画像の状態
が適正であるのか、オーバーまたはアンダーであるのか
を判断する。また、それと共に、画像のヒストグラム等
から、最適な取込みパラメータを生成する。このパラメ
ータとしては、例えば、CCD積分時間、AD変換器の
リファレンス電圧およびアンプゲイン等の値である。
【0104】画像取込みコマンドと上記の画像取込み用
のパラメータのプリセット値をスキャナ側に転送する
(S308)。PC側が受信可能状態にあるか否かを検
出して、受信可能ならばスキャナへ送信イネーブル信号
を出力し、スキャナからの1ラインの画像データを、ス
キャナとのいわゆる所定の「ハンドシェイク」にて受信
する(S309)。
【0105】そして、受信した画像データは(64×9
6)の画像サイズで「間引かれて」PC付属のモニタ上
にサムネイル表示用ウインドウ(参照、図12)中の7
駒目に示される破線のように1ラインずつ次々に表示さ
れる。
【0106】よって、このように表示することにより、
自動ファイリング処理が実行中の待ち時間のいらいらが
緩和され、良好な操作性の画像ファイリングシステムを
提供することができる。なお、ここでは「1ライン」と
したが、上記目的に合致するならば、「数ライン」ごと
に変形実施してもよい。
【0107】その駒の最終ラインデータであるか否かを
チェックし(S311)、最終データであるならばステ
ップS312へ進み、まだ最終データでなければ前述の
ステップS309に戻る。
【0108】一連のデータ取りが終了したか否かをチェ
ックする(S312)。具体的には最終コマか否かをチ
ェックし、終了したならば、つまり最終コマであればリ
ワインド処理を行い(S310)。ステップS313へ
進んで当処理を終了しReturnする。まだ終了していなけ
れば、前述のステップS305に戻って同様な処理を繰
り返す。
【0109】なお、画像の修正は通常、取り込まれたデ
ータをいわゆる「ソフト的」に行うが、ソフトの対応外
であると判断した場合は、本発明の画像ファイリングシ
ステムでは自動的に再度取込みのパラメータを変えて、
当該画像に対する再取込みが行われる。
【0110】図12に示す一例は、PCのモニタ画面に
表示される本発明の画像ファイリングシステムのサムネ
イル編集ウインドウのサムネイル(即ち、インデック
ス)表示画面の例である。
【0111】SAVEボタンF1がダブルクリックされ
ると、表示されたサムネイル(インデックス)画像が、
各駒の付属情報(即ち、駒識別子)および、カートリッ
ジ(即ち、フィルム保管ケース)識別子と共に1つのフ
ァイルとしてセーブされ、記録媒体中にファイリングさ
れる。この場合のファイル名は、フィルムカートリッジ
識別子が利用される。
【0112】ここで、本例のファイルの構造は「TIF
F形式」を採用しており、後述する図17にも示される
ように、1つの画像ファイル70内のヘッダ部71に
は、上記した種々のフィルム情報(例えば、フィルム駒
識別子、カートリッジ(フィルム保管ケース)識別子
等)と、画像データ部72に格納されている画像データ
に関する格納情報が記録されており、この画像データ部
72には一連のフィルム駒画像データが1〜N+1まで
順次ひとまとめにして格納されている。
【0113】また更に、上記のようにひとまとめにされ
た画像データは、JPEG等の圧縮をかけられており、
これにより、記録媒体の無駄づかいを防止すると共に、
FDディスク、MDディスク、MOディスク、PDディ
スク、等の着脱自在なリムーバル記憶媒体の単体に非常
に多くの、例えばフィルムカートリッジ(この場合のフ
ィルム保管ケースに関する)データを保持できるので、
後で検索する場合に、上記の記録媒体を試行錯誤的に取
り替えながら捜索する必要が無くなり、よってユーザの
為に使い勝手の良好な管理・検索機能をもつシステムと
なる。
【0114】また、図12のCANCELボタンF2を
ダブルクリックすると、不図示のダイアログボックスに
よって、再度確認した後に自動ファイリング(サムネイ
ル表示)をキャンセルし、前述の図11のメニュー画面
に戻る。
【0115】各駒に関する情報は、駒に付属する情報を
表示するための駒付属情報表示領域W4と、駒画像イメ
ージを表示するための画像表示領域W5の2つから構成
されている。
【0116】なお、各駒の画像サイズは自動的に設定さ
れ、例えば、カートリッジフィルムの場合は70×12
4でしかもハイビジョンアスペクト表示され、一方、1
35フィルムの場合は70×105でノーマルビジョン
アスペクトで表示される。
【0117】このようにして、表示する画像のアスペク
トをフィルムの種類に合わせて異なる大きさ(即ち、縦
横比)にしたことにより、対象画像がどのタイプのフィ
ルムで撮影したものであるかが直観的に認識することが
できる。
【0118】実際の、プリント用のアスペクトは、図1
2に示されるように、アスペクト記号であるN(ノーマ
ル)、P(パノラマ)または、H(ハイビジョン)で表
示されると共に、一点破線のように「アスペクト枠表
示」も同時にされる。
【0119】アスペクト枠表示の仕方は、図12に示す
ような一点破線の様な表示のほかにも、画像の色を反転
した枠線表示とか、アスペクト枠の外側の画像の明度と
か彩度を落として識別可能にする等の手法が考えられ
る。
【0120】上述したアスペクト枠表示は、上記アスペ
クト記号の書き換えにより自動的に表示変更される。駒
付属情報表示領域W3には、駒番号(コマNo.)、撮
影年月日または時刻(デート)および、アスペクト記号
が順次入力できるコマ情報表示設定領域f12と、所望
により画像に同時焼き付けするコメントを指定する領域
F10を有するタイトルメニューf9とが設けられてい
る。そのほかに、指定焼き増し( 焼き付け) 枚数等を表
示する領域が設けられていてもよい。
【0121】ただし、これらの表示される付属情報は、
非常に多く、これら全部を表示するだけのスペースはモ
ニタ画面内に無いので、表示枠W3の中に有る駒情報表
示設定8により、その表示種類を選択して適宜表示する
ように構成されている。すなわち、プルダウンボタンf
6を押すと領域f12に表示される付属情報の「セット
メニュー」がその都度表示される。
【0122】本実施形態例では、上記のセットメニュー
は次の2種類である。 ( 1) コマNo./デート( 撮影年月日) /アスペク
ト ( 2) コマNo./タイトル/焼き付け枚数 上記タイトルメニューf9は、プルダウンメニューボタ
ンf11を押すと窓f10に選択可能な複数のタイトル
が表示されるので、これらの1つをダブルクリックして
選択する。
【0123】また、修正する駒の指定は、表示されてい
る駒の画像の1つをダブルクリックしておいてあらかじ
め選択しておく。選択された画像は、前述したアスペク
ト枠とは異なる枠表示がなされ、例えばW6のような太
枠で囲まれたネコの画像が選択されていることを示す。
【0124】上記の様にして選択された画像に関する付
属情報は、基本的にその表示場所で変更可能である。例
えば、撮影日付情報やアスペクトや焼き付け枚数の内で
変更したいものがある場合には、その表示場所をダブル
クリックすれば、その場所でテキスト編集できるように
構成され、編集時の操作性の向上を図っている。
【0125】上述したように編集されたデータは、Fi
lm RECボタンF12をクリックすることにより当
該フィルムに磁気書き込みが行われる。図13には、本
発明の画像ファイリングシステムにおいて、所望するフ
ァイルを編集または検索するための編集・検索機能によ
り表示された一例が示されている。
【0126】上記機能を実行すると、編集・検索機能を
有するソフトが起動し図示のPhotoCollectionのウィン
ドウW1が表示される。このウィンドウW1のメニュー
バーB2の中の画像(I)のプルダウンメニューの内で
「インデックス画像検索」をクリックすると、インデッ
クス画像検索用のウィンドウW3が図示のように開かれ
る。
【0127】また、メニューバーB2の中の画像(I)
のプルダウンメニューの内で「付属情報編集」をクリッ
クすると付属情報編集用のウィンドウW4が図示のよう
に開かれる。
【0128】インデックス画像検索ウィンドウW3は、
×印のチェックボックスでチェックされた付属情報の付
いている駒の入っているファイルを検索する為の画面で
ある。
【0129】検索の為の付属情報は、タイトル、日付、
フィルム種別およびフィルムアスペクト等である。例え
ば、タイトルとは、例えば「川遊び」「水遊び」「室
内」等の決められたメニューからあらかじめ選択するキ
ーである。
【0130】また、コメントとは、ユーザーが任意に付
加できるいわゆる「ユーザカスタムな」覚え書きであ
る。上記インデックス画像検索ウィンドウW3に対応す
る検索されたインデックスファイルは、そのデバイス
名、ディレクトリ名および当該ファイル名が下段に設け
られた検索結果に表示される。そして、ここに表示され
たファイル名をダブルクリックすると、サムネイル表示
ウィンドウW5でサムネイル表示され、表示された各画
像のうちで、タイトル例えば「川遊び」をキーとして検
索にかかった付属情報を有する駒の画像はそのフレーム
の色が異なって表示され、ユーザーに直観的に確認しや
すく表示する。
【0131】また、「付属情報編集」ウィンドウW4
は、付属情報を付与する為の画面である。インデックス
ウィンドウにてファイル名"TEST.IDX" を指定して、コ
マ番号窓にて駒番号"2 "を指定し、タイトル「水遊び」
および、所望によりコメントを指定した後に、保存ボタ
ンをクリックすると、対応するインデックスファイル中
にその指定したタイトルおよびコメントが書き込まれ
る。
【0132】前述したように、図17に示された画像デ
ータファイル構造の第1の例では、1つの画像ファイル
70として、画像データの種類、カートリッジ情報、駒
情報等から成るヘッダ部71と、画像データそのものか
ら成る画像データ部72から構成されたデータ構造を成
している。
【0133】上記画像ファイル70に付与する一意なフ
ァイル名は、前述のフィルムIDに基づいて自動的に生
成してもよいし、対応する適宜なコードでもよい。 (変形例)なお、本発明では、上記のデータ構造に限定
するものではなく、ファイル管理可能な数であれば、他
のデータ構造であってもよく、例えば、図18に示され
るように、1つの画像に関する情報を、複数のファイル
に分割して管理してもよい。例えば、図示のように、画
像データの種類、カートリッジ情報、駒情報等から成る
画像情報ファイル81と、その画像データそのものから
成る画像ファイル82とを対応可能に、ただし、別個の
ファイルとして管理できるように保持してもよい。
【0134】また、図19には、本発明の画像ファイリ
ングシステムのサムネイル表示画面の第2の例を示して
いる。前述の図12で例示したサムネイル編集ウインド
ウでは、自動的にカートリッジフィルムの全駒を無条件
に取り込んだが、本例では所望する駒のみをあらかじめ
選択的に指定して、その後に画像取込みを行うように変
形実施したものである。
【0135】まず、あらかじめ全駒のコマNo.を一覧
できる図示のようなサムネイルコントロールウインドウ
の一画面を表示させる。処理対象にしたい所望の駒の選
択指定は、このサムネイルコントロールウィンドウ内に
在る駒枠を1つ1つクリックすることによって行うこと
ができる。
【0136】クリックされたコマNo.9,10,1
1,16のそれぞれは図示のように、選択された駒とそ
うでない駒の区別を容易に確認できるように例えば変色
する。なお、いったん選択したものを解除したい場合
は、再度クリックすればよい。
【0137】上記のように選択した後に、GETボタン
F11をクリックすると、スキャナではこの選択した駒
の在る位置までフィルム駆動が行なわれ、その駒の本格
的な画像取込み処理が行われる。
【0138】この画像取込み処理動作に関するフローチ
ャートは、前述の図10のフローチャートとほぼ同じで
よいので、ここではその重複説明は省略する。ただし、
異なる箇所としては、図10のステップS305におい
て、その駒がコマNo.指定されていること(例えば、
コマNo.9,10,11,16)と、ステップS31
2において、データ取り終了の判断が最終駒ではなく指
定された最終コマNo.(例えば、コマNo.16)で
あることである。
【0139】上述のようにして、あるカートリッジフィ
ルムの内の任意の駒を任意の数だけ抽出して、その駒の
画像イメージのみの本格的取り込みを行うことができ
る。ALL GETボタンF12は、第1の例と同じ全
駒取込みの為の操作ボタンであり、かつ図10に例示の
「リワインド処理」の無いファイリング処理を行わせる
ものであり、サムネイル表示するだけのボタンである。
【0140】F13のINDEX FILEボタンは、
第1の例と同じものである。また、F14のCLEAR
ボタンは、表示されたインデックス画像をクリアする為
のものである。
【0141】以上のように、第2の例においては、サム
ネイル画像枠のクリックによって、一覧可能なある1つ
のカートリッジフィルムの全駒のイメージ表示に基づい
て選択指定したコマNo.のクリック動作により、フィ
ルム給送位置を指定することで、その指定したコマの給
送処理が実質的にできるので、ユーザにとっては視覚的
に直観的なフィルム給送制御が簡単に可能となり、よっ
て、迅速なデータ取得を行うことができる。
【0142】また、一度取り込まれたサムネイル画像を
クリックすると、やはりその駒にフィルム給送され、そ
の駒のインデックス表示を迅速に行うことができる。さ
らに、一度取り込まれたサムネイル画像をダブルクリッ
クすると、「プレビュー画面」が立ち上がり、自動的に
該当する駒の位置までフィルム給送され、その駒のプレ
ビュー表示を迅速に行なうことができる。また、その粗
くても取り込んだプレビュー画面によって画像イメージ
を視覚的に即座に確認することができる。
【0143】(その他の変形例)なお、本発明の画像フ
ァイリングシステムで生成されるデータベースは、それ
ぞれに関連性を有するデータを結び付けて保持するよう
なリレーショナルデータベースであってもよい。また、
PC側が有するファイルシステムを一部を利用して運用
してもよい。
【0144】上述のほかにも、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形実施も可能である。以上、実施形態
に基づいて説明したが本明細書中には以下の発明が含ま
れる。
【0145】[1] 現像処理された写真フィルムの複
数のコマ画像と、この写真フィルムを識別するためのフ
ィルム識別情報とを読み取り、前記複数のコマ画像と前
記フィルム識別情報とを関連づけて記憶することを特徴
とする画像ファイリングシステム。
【0146】[2] 現像処理された写真フィルムのコ
マ画像を取り込む画像取込み手段と、前記写真フィルム
を識別するためのフィルム識別情報を読み取る情報読取
り手段と、取り込まれた前記複数のコマ画像に対する属
性情報として、読み取られた前記フィルム識別情報を当
該コマ画像に付加した後に検索可能に蓄積する画像デー
タ蓄積手段と、を具備することを特徴とする画像ファイ
リングシステム。
【0147】[3] 前記フィルム識別情報は、光学的
に読み取り可能な所定の符号としてフィルムまたはフィ
ルムカートリッジに記録されている情報であることを特
徴とする、[2]に記載の画像ファイリングシステム。
【0148】(1) フィルムカートリッジに収納され
る一連のフィルムコマの画像データを取り込む画像デー
タ取込み手段と、前記フィルムカートリッジを特定する
ためのフィルムカートリッジ識別子を検出する検出手段
と、前記一連のフィルムコマの画像データとフィルムカ
ートリッジ識別子とを関連づけて記憶し蓄積する画像デ
ータ蓄積手段と、を具備することを特徴とする画像ファ
イリングシステム。(図1参照) (2) 前記フィルムカートリッジ識別子は、所定のフ
ィルム識別情報であることを特徴とする(1)に記載の
画像ファイリングシステム。(例えば、ファイル識別情
報は「ファイルID」に対応する。) (3) 前記フィルム識別情報は、光学的に読み取り可
能な所定の符号としてフィルムまたはフィルムカートリ
ッジに記録されている情報であることを特徴とする
(2)に記載の画像ファイリングシステム。
【0149】(4) 撮影日情報または撮影時刻情報に
基づいて、目的のフィルムコマ画像の入っているファイ
ルを検索する検索手段と、前記検索手段により検索され
たファイル名を表示するファイル名表示手段と、前記目
的のフィルムコマ画像を表示するフィルム画像データ表
示手段と、前記ファイルに対応するフィルムカートリッ
ジ識別子を表示するフィルムカートリッジ識別子表示手
段と、を具備することを特徴とするフィルムカートリッ
ジ検索機能を含む画像ファイリングシステム。(図3参
照)(例えば、フィルムカートリッジ識別子は「カート
リッジ管理名」に対応する。) (5) 前記ファイル名は、前記フィルムカートリッジ
識別子であることを特徴とする(4)に記載のフィルム
カートリッジ検索機能を含む画像ファイリングシステ
ム。
【0150】(6) 前記フィルムカートリッジ識別子
は、ファイルされたフィルムを特定する為のフィルム識
別情報であることを特徴とする(5)に記載のフィルム
カートリッジ検索機能を含む画像ファイリングシステ
ム。(例えば、フィルム識別情報は「フィルムID」に
対応する。) (7) 撮影日情報または撮影時刻情報に基づいて目的
のフィルムコマ画像の入っているファイルを検索する検
索手段と、前記検索手段により検索されたファイル名を
表示するファイル名表示手段と、前記目的のフィルムコ
マ画像を表示するフィルム画像データ表示手段と、前記
ファイルに対応するフィルム保管ケース識別子を表示す
るフィルムカートリッジ識別子表示手段と、を具備する
ことを特徴とするフィルム保管ケース検索機能を含む画
像ファイリングシステム。(例えば、フィルム保管ケー
ス識別子は「カートリッジ管理名」に対応する。) (8) 前記ファイル名は、フィルム保管ケース識別子
であることを特徴とする(7)に記載のフィルム保管ケ
ース検索機能を含む画像ファイリングシステム。
【0151】(9) フィルム保管ケースに収納される
一連のフィルムコマの画像データを取り込む画像データ
取り込み手段と、前記フィルム保管ケースを特定するフ
ィルム保管ケース識別子付与手段と、前記一連のフィル
ムコマごとの検索用キーワード付与手段と、前記一連の
フィルムコマごとのキーワード検索手段と、前記キーワ
ードに基づいて目的のフィルムコマ画像の入っているフ
ァイルを検索する検索手段と、前記検索手段により検索
されたファイル名を表示するファイル名表示手段と、前
記目的のフィルムコマ画像を表示するフィルム画像デー
タ表示手段と、前記ファイルに対応するフィルム保管ケ
ース識別子を表示するフィルム保管ケース識別子表示手
段と、を具備することを特徴とするフィルム保管ケース
検索機能を含む画像ファイリングシステム。
【0152】(10) 検索するための付属情報を入力
する付属情報入力手段を更に具備することを特徴とす
る、(1)(4)(7)または(9)に記載の画像ファ
イリングシステム。
【0153】(11) 前記付属情報は、タイトル、日
付、フィルム種別またはフィルムアスペクトに関する情
報であることを特徴とする(10)に記載の画像ファイ
リングシステム。
【0154】(12) 現像処理された写真フィルムの
複数のコマ画像データと、前記フィルムを特定するフィ
ルム識別情報とを関連付けて1つのファイルとして記憶
し蓄積する画像ファイリングシステムにおいて、前記フ
ィルム識別情報と、複数のコマ画像データからなる画像
データ群と、この画像データ群と関連付けて記憶した前
記フィルムの各コマに関する情報群とを含むことを特徴
とする画像ファイリングシステム。
【0155】(13) 前記ファイルのデータ構造とし
て、ヘッダ部と画像データ部とを有し、前記画像データ
部には、複数のコマ画像データを記憶し、前記ヘッダ部
には、ファイル識別情報と前記画像データと関連付けて
記憶した前記フィルムの各コマに関する情報を記憶し、
検索可能に蓄積されていることを特徴とする(12)に
記載の画像ファイリングシステム。
【0156】(14) 現像処理された写真フィルムの
複数のコマ画像データと、前記フィルムを特定するフィ
ルム識別情報とを関連付けて記憶し蓄積する画像ファイ
リングシステムにおいて、前記複数のコマ画像データか
ら成る画像ファイルと、前記フィルム識別情報と前記フ
ィルムの各コマに関する情報群から成る画像情報ファイ
ルとを関連付けて記憶し、検索可能に蓄積することを特
徴とする画像ファイリングシステム。
【0157】(15) 前記フィルムの各コマに関する
情報は、当該フィルムに記録された撮影日情報、撮影時
刻情報、フィルムコマ番号情報またはアスペクト情報で
あることを特徴とする(12)〜(14)に記載の画像
ファイリングシステム。
【0158】
【発明の効果】以上説明した本発明の画像ファイリング
システムのファイリングおよびフィルムカートリッジ管
理・検索機能によれば、次の効果が得られる。 (1) フィルムカートリッジ単位で、取り込み画像デ
ータをひとまとめにしてファイリングすることにより、
ファイリングの自動化を達成することができ、非常に使
い勝手のよい、ファイリングシステムを提供できる。
【0159】(2) 更に、フィルムIDに基づいた管
理コードでファイリングすることにより、ファイリング
の自動化を達成することができ、非常に使い勝手のよ
い、ファイリングシステムを提供できる。
【0160】(3) かつ、そのフィルムIDは再書込
み不可でフィルム自体に記録されているので、フィルム
管理上、信頼性の高いフィルム管理システムを提供でき
る。 (4) 撮影年月日もしくは時刻とその画像データをセ
ットにし、しかもひとまとめにしてファイリングするこ
とにより、画像のファイリングの自動化を達成すること
ができ、更には、上記の撮影日付を検索項目とすること
により非常に使い勝手のよい、ファイリング検索・管理
システムを提供することができる。
【0161】また、コマ毎に1ファイルを要すシステム
に比べて、生成するファイル数がカートリッジまたは保
管ケースの数までに減少すると共に、ファイルのアクセ
ス特にOPEN回数が減るに伴って表示出力の処理スピード
が速くなる。
【0162】また、フィルムIDのみでもデータ管理が
可能となるので、自動的に付与された煩雑で多くの付与
名の中からいちいち類推する必要が削減される。以上の
ような各効果を有する画像ファイリングシステムを提供
でき、本発明の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像ファイリングシステムに係わる
フィルムスキャナを示す構成概念図。
【図2】 本発明の画像ファイリングシステムに係わる
フィルムスキャナを示すもう1つの構成概念図。
【図3】 本発明の画像ファイリングシステムに係わる
ファイル検索システムを示す構成概念図。
【図4】 本発明に係わる「カートリッジフィルム用」
スキャナの構成を示す平面図。
【図5】 フィルムスキャナのカートリッジフォルダま
わりの機構を示す斜視図。
【図6】 本発明に係わる「135フィルムストリップ
用」スキャナの構成を示す平面図。
【図7】 本発明に係わる「ピースフィルム用」スキャ
ナの構成を示す平面図。
【図8】 本発明に係わるフィルムスキャナの処理動作
を示すメインフローチャート。
【図9】 フィルムスキャナの「1ライン画像取込コマ
ンド処理」の動作を示すサブルーチンのフローチャー
ト。
【図10】 本発明に係わるのPC側の「自動ファイリ
ング処理」動作を示すサブルーチンのフローチャート。
【図11】 本発明の画像ファイリングシステムの処理
メニュー画面を示す説明図。
【図12】 本画像ファイリングシステムの「サムネイ
ル編集ウィンドウ」の表示動作を示す説明図。
【図13】 本発明の画像ファイリングシステムの編集
・検索ウィンドウの表示例を示す説明図。
【図14】 フィルムに記録された複数のバーコード情
報を示す説明図。
【図15】 本発明の画像ファイリングシステムの各手
段を説明し、(a)は、画像データ取込みの仕方に関す
る入出力のグラフ、(b)は、画像データのAD変換手
段の構成を示す回路図。
【図16】 カートリッジフィルムの画像取込みの基準
位置を示す説明図。
【図17】 本発明に係わる取込み画像ファイルの第1
の例を示すファイル構造図。
【図18】 本発明に係わる取込み画像ファイルの第2
の例を示し、(a)は、画像情報ファイルのファイル構
造図、(b)は、画像ファイルのファイル構造図。
【図19】 本発明の画像ファイリングシステムの「サ
ムネイルコントロールウィンドウ」を示す説明図。
【符号の説明】 1…フィルムスキャナ(本体)、 2a…カートリッジフィルム用アダプタ、 2b…ストリップフィルム用アダプタ、 2c…スライドフィルム用アダプタ、 4…照明駆動手段、 5…ステッピングモータ駆動手段、 6…ステッピングモータ、 7…ラインCCD、 8…キャリッジ、 9…送りネジ、 10,11…ギア、 12…スタートPI、 13,14……遮光部材、 15…エンドPI、 17…フィルム駆動用モータ、 18…スプール、 19…フィルム駆動手段、 19’…ホルダー駆動手段、 29…ズーム駆動手段、 30…ズームモータ、 38…制御手段(スキャナ側)、 39…AD変換手段、 41…蛍光灯、 42…スライドバー、 43…アダプタ識別手段、 44…制御手段(PC側)、 45…ピント調節手段、 46…ピント調整用モータ、 50…フィルムカートリッジ、 51…磁気再生回路、 52,54…PR、 53…PR、 55…磁気再生ヘッド、 56…磁気書込みヘッド、 58…パーフォレーション、 59…データディスク、 60,61…フォトトランジスタ、 62,63…マスク、 64…LED。 100…一連の画像データ取込み手段、 110…フィルムカートリッジ情報検出手段、 120…一連のフィルムコマ情報検出手段、 130…一連のフィルム画像データ1ファイル化記憶手
段、 140…フィルム保管ケース識別子付与手段、 150…一連のフィルムコマ画像識別子付与手段。 S100〜S120…スキャナ側の「パワーON」後の
処理ステップ(メインルーチン)、 S200〜S209…スキャナ側の「1ライン画像取込
コマンド処理」ステップ(サブルーチン)、 S300〜S313…PC側の「自動ファイリング処
理」ステップ(サブルーチン)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 H04N 5/225 Z 5/225 G06F 15/40 390D 15/62 330D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像処理された写真フィルムの複数のコ
    マ画像と、この写真フィルムを識別するためのフィルム
    識別情報とを読み取り、前記複数のコマ画像と前記フィ
    ルム識別情報とを関連づけて記憶することを特徴とする
    画像ファイリングシステム。
  2. 【請求項2】 現像処理された写真フィルムのコマ画像
    を取り込む画像取込み手段と、 前記写真フィルムを識別するためのフィルム識別情報を
    読み取る情報読取り手段と、 取り込まれた前記複数のコマ画像に対する属性情報とし
    て、読み取られた前記フィルム識別情報を当該コマ画像
    に付加した後に検索可能に蓄積する画像データ蓄積手段
    と、を具備することを特徴とする画像ファイリングシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記フィルム識別情報は、光学的に読み
    取り可能な所定の符号としてフィルムまたはフィルムカ
    ートリッジに記録されている情報であることを特徴とす
    る、請求項2に記載の画像ファイリングシステム。
JP8032157A 1996-02-20 1996-02-20 電子ファイリングシステム Pending JPH09223224A (ja)

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