JPH10145083A - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置Info
- Publication number
- JPH10145083A JPH10145083A JP8300565A JP30056596A JPH10145083A JP H10145083 A JPH10145083 A JP H10145083A JP 8300565 A JP8300565 A JP 8300565A JP 30056596 A JP30056596 A JP 30056596A JP H10145083 A JPH10145083 A JP H10145083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- carrier tape
- tape
- reel
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 28
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 14
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
ズルによる吸気流の影響を受けて、チップ部品がキャリ
アテープの整列位置からずれることがあった。 【解決手段】 キャリアテープ21を前方に向けて案内
するテープ案内路13を有するフレーム本体10と、チ
ップ部品Aをフレーム本体10から露出させるシャッタ
部30と、テープ案内路13内のキャリアテープ21を
搬送させるキャリアテープ搬送部40とを備え、シャッ
タ部30は、テープ案内路13の前端に形成されたシャ
ッタ開口31と、シャッタ開口31上を前後方向に摺動
して、開閉動作を行うシャッタ板32と、シャッタ板3
2を摺動させるシャッタ駆動部33とを備える。
Description
チップ型電子部品を電子実装機の吸着ノズルに吸着させ
るための部品供給装置に関するものである。
は、特開昭63−178593号公報のものが知られて
いる。この公報に記載された従来の部品供給装置は、リ
ールに巻き付けられたキャリアテープを引き出して、こ
のキャリアテープからカバーテープを剥離すると共に、
カバーテープが剥離されたキャリアテープを搬送させ
て、キャリアテープに整列されたチップ部品を吸着ノズ
ルの吸着位置に順番に送り出している。そして、チップ
部品が吸着位置に到達すると、キャリアテープの裏から
チップ部品をピンで押し上げて、チップ部品を吸着ノズ
ルで確実に吸着できるようにしている。
バーテープを剥離する剥離機構およびチップ部品をピン
で押し上げる押し上げ機構は、外部駆動源で駆動する駆
動レバーに連結され、駆動レバーの機械的な駆動力が各
機構に伝達される。そして、各機構はこの駆動レバーか
ら伝達された機械的な駆動力によって作動する。即ち、
駆動レバーが押し込まれると押し上げ機構が作動して、
チップ部品をピンで押し上げる。また、駆動レバーが引
き戻されると搬送機構及び剥離機構が作動して、キャリ
アテープを搬送させると共にカバーテープを剥離する。
部品供給装置は、チップ部品が吸着位置に到達する前に
吸着ノズルによる吸気流の影響を受けて、チップ部品が
キャリアテープの整列位置からずれることがあった。こ
のようにチップ部品の整列位置がずれると、押し上げ機
構でチップ部品を十分に押し上げることができず、チッ
プ部品を正しく吸着ノズルで吸着させることができなか
った。
ップ部品を吸着ノズルで確実に吸着することのできる部
品供給装置を提供することを目的とする。
は、キャリアテープ巻取リールに巻き付けられたキャリ
アテープを引き出して、このキャリアテープに整列して
装填された複数のチップ部品を順番に送り出す部品供給
装置において、キャリアテープ巻取リールを後部に配置
すると共に、キャリアテープ巻取リールから引き出され
たキャリアテープを前方に向けて案内するテープ案内路
を有するフレーム本体と、テープ案内路の前端に設けら
れて、キャリアテープに装填された先頭のチップ部品を
フレーム本体から露出させるシャッタ部と、シャッタ部
とキャリアテープ巻取リールとの間に設けられて、テー
プ案内路内のキャリアテープを搬送させるキャリアテー
プ搬送部とを備え、シャッタ部は、テープ案内路の前端
に形成されたシャッタ開口と、シャッタ開口上を前後方
向に摺動して、開閉動作を行うシャッタ板と、シャッタ
板を摺動させるシャッタ駆動部とを備えることを特徴と
する。
テープ搬送部の駆動によって、テープ案内路内のキャリ
アテープが前方に向けて搬送される。この搬送によっ
て、キャリアテープに装填された先頭のチップ部品がテ
ープ案内路前端のシャッタ開口下に到達して、このチッ
プ部品が吸引ノズルによる吸着対象となる。この段階で
は、シャッタ開口上はシャッタ板で覆われて、このチッ
プ部品が吸引ノズルで吸着されることはない。
ャッタ板がシャッタ開口上を摺動して、シャッタ板がシ
ャッタ開口上から外れる。このため、先頭のチップ部品
がフレーム本体から露出する。このように、先頭のチッ
プ部品がフレーム本体から露出するので、吸引ノズルで
確実にこのチップ部品を吸着させることができる。そし
て、吸引ノズルで吸着されたチップ部品は例えば半導体
基板に運ばれて、半導体基板上にチップ部品が実装され
る。
り外された後、シャッタ駆動部の駆動によって、シャッ
タ板がシャッタ開口上を摺動し、シャッタ板がシャッタ
開口を覆う。その後、キャリアテープ搬送部の駆動によ
ってキャリアテープが前方に向けて搬送され、次のチッ
プ部品がシャッタ開口下に到達するタイミングでシャッ
タ板の開閉動作が繰り返される。
でチップ部品を吸着させるときだけシャッタ板を開放
し、それ以外の期間はシャッタ板を閉鎖している。この
ため、チップ部品が吸着位置に到達する前に吸着ノズル
による吸気流の影響を受けて、チップ部品がキャリアテ
ープの整列位置からずれることはない。よって、吸着ノ
ズルで確実にチップ部品を吸着できる。
ャッタ板を摺動させる電磁駆動手段を備えることを特徴
とする。このような構成を採用した場合、シャッタ板の
摺動は、電磁駆動手段を用いて高速に行うことができ
る。
レーム本体の前端から側方に延在する回転軸に基端が軸
着されると共に、シャッタ板の側部に先端が係合された
シャッタ摺動アームと、シャッタ摺動アームの先端を後
方に付勢させる弾性部材とを更に備え、電磁駆動部材で
シャッタ摺動アームの先端を前方に押し付けることを特
徴とする。
部材がシャッタ摺動アームの先端を前方に押し付けてい
ない状態では、シャッタ摺動アームには弾性部材の付勢
力のみが働き、シャッタ摺動アームの先端が後方に移動
する。このため、シャッタ板が後方に摺動して、シャッ
タ開口がシャッタ板で覆われる。また、電磁駆動部材が
シャッタ摺動アームの先端を前方に押し付けた状態で
は、弾性部材の付勢力に反して、シャッタ摺動アームの
先端が前方に移動する。このため、シャッタ板が前方に
摺動して、シャッタ開口がシャッタ板から外れる。
駆動力で電気的に摺動しているので、シャッタ板の開閉
動作が安定する。このため、シャッタ板の開閉動作の高
速化が図れる。
の好適な実施形態について添付図面を参照して説明す
る。
を示す斜視図である。図1に示すように、部品供給装置
1は、所定の固定台2上に直立状態で載置されたフレー
ム本体10を備えている。フレーム本体10は前後方向
に細長い形状を有すると共に、部品供給装置1自体を固
定台2にフック11で固定するためのレバー12を備え
ている。
リアテープ21が巻き付けられたキャリアテープ巻取リ
ール20が回転可能に取り付けられている。図2に示す
ように、キャリアテープ21には、一列に配置された複
数のチップ収納孔21aと、これらのチップ収納孔21
aに対して平行に配置されたピッチ送り用の複数のスプ
ロケット孔21bとが形成されている。そして、これら
のチップ収納孔21aのそれぞれにチップ部品Aが挿入
されている。キャリアテープ21の下面にはボトムテー
プ22が貼付され、キャリアテープ21の上面にはカバ
ーテープ23が貼付されている。このため、チップ部品
Aは、ボトムテープ22とカバーテープ23とによって
上下から挟み込まれて、チップ収納孔21a内に充填さ
れる。
延在するテープ案内路13が設けられている。そして、
このテープ案内路13には、キャリアテープ巻取リール
20から引き出されたキャリアテープ21が導入されて
いる。フレーム本体10の前端10bにはシャッタ部3
0が設けられ、シャッタ部30はキャリアテープ21の
搬送によって前端10bに到達したチップ部品Aをフレ
ーム本体10の外部に露出させるように機能する。
ル20との間のフレーム本体10には、テープ案内路1
3内のキャリアテープ21を前方に搬送させるキャリア
テープ搬送部40が内蔵されている。このキャリアテー
プ搬送部40には、搬送方向に一列に配置された位置決
め用ホイール42と送りホイール43とからなるスプロ
ケットホイール41が設けられ、このスプロケットホイ
ール41の歯がキャリアテープ21のスプロケット孔2
1bに係合することにより、スプロケットホイール41
からキャリアテープ21に力を加えることができる。
ール43との間におけるフレーム本体10の上板には、
キャリアテープ21からカバーテープ23を剥離してフ
レーム本体10から外部に引き出すカバーテープ引出し
開口51が形成されている。さらに、カバーテープ引出
し開口51とキャリアテープ巻取リール20との間にお
ける一方の側面板14は上方に延在しており、この側面
板14にはカバーテープ引出し開口51から引き出され
たカバーテープ23を巻き取るカバーテープ巻取リール
52と、カバーテープ巻取リール52を巻き取り方向に
駆動させる巻取リール駆動部53とが設けられている。
そして、カバーテープ引出し開口51とカバーテープ巻
取リール52と巻取リール駆動部53とで、キャリアテ
ープ21からカバーテープ23を剥離して巻き付けるカ
バーテープ巻取部50が構成される。
40は、位置決め用ホイール42と送りホイール43と
を回転させるテープ送りモータ44を備えており、この
テープ送りモータ44は、位置決め用ホイール42と送
りホイール43との間に配置されている。テープ送りモ
ータ44のモータ軸には、径方向に長いスリット孔45
aと径方向に短いスリット孔45bが周縁に交互に形成
された回転ディスク45と、ベルト駆動を行うためのプ
ーリ44aとが固定されている。回転ディスク45の円
周上には、スリット孔45a,45bを検出するスリッ
ト検出器46が設けられている。そして、回転ディスク
45とスリット検出器46とで、回転ディスク45の回
転量を検出してテープ送りモータ44の動作を制御する
エンコーダ47が構成される。
リ42aが固定され、送りホイール43の回転軸にはプ
ーリ43aが固定されている。そして、これらのプーリ
42a,43a,44aには、テープ送りモータ44の
駆動力を位置決め用ホイール42と送りホイール43と
に伝達するための無端ベルト48が掛け渡されている。
さらに、位置決め用ホイール42と回転ディスク45と
の間には、2つのプーリ43a,44aの間に掛け渡さ
れたベルト48を前方に引き延ばして、プーリ44aと
ベルト48との接触面積を大きくするガイドプーリ49
が設けられている。このガイドプーリ49でベルト48
を前方に引き延ばすことによって、テープ送りモータ4
4の駆動力はプーリ44aを介してベルト48に確実に
伝達される。
が位置決め用ホイール42と送りホイール43とに与え
られ、位置決め用ホイール42と送りホイール43とは
連動して回転する。位置決め用ホイール42と送りホイ
ール43とは共にキャリアテープ21のスプロケット孔
21bに係合しているので、位置決め用ホイール42と
送りホイール43との回転によって、キャリアテープ2
1は前方に向けて搬送される。このように、キャリアテ
ープ21には位置決め用ホイール42と送りホイール4
3とからの駆動力が与えられるので、キャリアテープ2
1の搬送が安定する。特に、位置決め用ホイール42は
シャッタ部30側に設けられているので、シャッタ部3
0に対するチップ部品Aの位置決めを正確に行うことが
できる。また、送り用ホイール43はキャリアテープ巻
取リール20側に設けられているので、キャリアテープ
巻取リール20からキャリアテープ21を確実に引き出
すことができる。
リット孔45bをスキップさせて、径方向に長いスリッ
ト孔45aのみを選択的に検出している。このように、
エンコーダ47で選択的にスリット孔45aを検出する
のは、回転ディスク45の回転によって、所定のスリッ
ト孔45aがエンコーダ47を横切ってから次のスリッ
ト孔45aがエンコーダ47を横切るまでの間に、キャ
リアテープ21がチップ部品Aの整列間隔だけ搬送され
るからである。従って、エンコーダ47を制御して、ス
リット検出器46がスリット孔45aを検出する毎にテ
ープ送りモータ44を停止させることによって、チップ
部品Aを一個ずつシャッタ部30に搬送することができ
る。
ずれのスリット孔45a,45bもエンコーダ47で検
出できるようにすれば、一回の検出によるキャリアテー
プ21の搬送距離を半分にすることができる。その結
果、キャリアテープ21のチップ部品Aの整列ピッチ
(例えば、4mm)に比べて、整列ピッチが半分(例え
ば、2mm)の別のキャリアテープもキャリアテープ2
1の代わりに使用することができるようになる。このよ
うに、本実施形態の部品供給装置1では、異なる仕様の
キャリアテープを簡単な制御の切替で容易に使用するこ
とができ、汎用性が非常に高い。
レーム本体10の前端10bの上板に形成されたシャッ
タ開口31と、シャッタ開口31上を前後方向に摺動し
て、シャッタの開閉動作を行う矩形状のシャッタ板32
と、シャッタ板32を摺動させるシャッタ駆動部33と
を備えている。シャッタ駆動部33は棒状のシャッタ駆
動アーム34を備え、シャッタ駆動アーム34の基端3
4aは、フレーム本体10の前端10bから側方に延在
する回転軸10cに軸着されている。さらに、シャッタ
駆動アーム34の基端34aには前方に延在する押付け
片34bが設けられ、押付け片34bは途中で内側に折
れ曲がって延びている。
体10には、押付け片34bを前方に押し付けて、シャ
ッタ駆動アーム34の先端34cを前方に移動させるソ
レノイド35が設けられている。また、シャッタ駆動ア
ーム34の下部前方には、シャッタ駆動アーム34の先
端34cを後方に付勢する圧縮コイルバネ36が設けら
れている。さらに、シャッタ駆動アーム34の先端34
cには、シャッタ板32の側部から延びる係合片32a
が係合されている。このため、ソレノイド35及び圧縮
コイルバネ36によって揺動するシャッタ駆動アーム3
4の動きに合わせて、シャッタ板32は前後方向に摺動
する。
が駆動して駆動シリンダ35aを後方に引っ込めると、
圧縮コイルバネ36の付勢力のみがシャッタ駆動アーム
34に働き、シャッタ駆動アーム34は矢印Bの方向に
回転する。この回転によってシャッタ駆動アーム34の
先端34cは後方に移動して、シャッタ駆動アーム34
の移動に合わせてシャッタ板32も後方に摺動する。そ
の結果、テープ案内路13の前端13aに形成されたシ
ャッタ開口31は、シャッタ板32によって上から塞が
れる。
が駆動して駆動シリンダ35aを前方に引き出すと、シ
ャッタ駆動アーム34は矢印Cの方向に回転する。この
回転によってシャッタ駆動アーム34の先端34cは前
方に移動して、シャッタ駆動アーム34の移動に合わせ
てシャッタ板32も前方に摺動する。その結果、シャッ
タ開口31からシャッタ板32が外れて、シャッタ開口
31は開放される。
動することにより、シャッタ部30の駆動が繰り返され
る。
搬送部40の動作について図6のタイムチャートを用い
て説明する。図6に示すように、シャッタ部30とキャ
リアテープ搬送部40とは同期して動作し、これらの動
作は外部から与えられる信号(以下、外部信号という)
によって制御される。まず、外部信号が立ち上がると、
このタイミングでソレノイド35が駆動して、駆動シリ
ンダ35aを前方に引き出す。駆動シリンダ35aの移
動によってシャッタ駆動アーム34は矢印Cの方向に回
転して、シャッタ板32は前方に摺動する。このシャッ
タ板32の摺動によってシャッタ開口31は開放され、
キャリアテープ21に固定された先頭のチップ部品Aが
外部に対して露出する。その結果、例えば、外部に配置
された電子実装機の吸着ノズルを用いて、このチップ部
品Aを吸着することが可能となる。
から所定の時間を経過したタイミングで外部信号が立ち
下がると、ソレノイド35が再び駆動して、駆動シリン
ダ35aを後方に引っ込める。駆動シリンダ35aの移
動によってシャッタ駆動アーム34は矢印Bの方向に回
転して、シャッタ板32は後方に摺動する。このシャッ
タ板32の摺動によってシャッタ開口31は閉鎖され
る。
シャッタ部30はキャリアテープ搬送部40に電気信号
を伝送する。この電気信号がキャリアテープ搬送部40
に伝送されるとテープ送りモータ44が駆動して、回転
ディスク45を回転させる。回転ディスク45の回転に
よって、回転ディスク45とベルト48で連結された2
枚のスプロケットホイール42,43も回転する。そし
て、スプロケットホイール42,43の回転によって、
キャリアテープ21の搬送が開始される。
には、回転ディスク45のスリット孔45aの位置とス
リット検出器46の位置とが一致して、スリット検出器
46は“ON”レベルの検出信号を出力する。ところ
が、テープ送りモータ44が駆動して回転ディスク45
を回転させると、回転ディスク45のスリット孔45a
がスリット検出器46の位置から外れて、スリット検出
器46は“OFF”レベルの信号を出力するようにな
る。さらに、回転ディスク45が所定量回転すると、回
転ディスク45の次のスリット孔45aがスリット検出
器46の位置に到達して、スリット検出器46は“O
N”レベルの検出信号を出力する。テープ送りモータ4
4では、スリット検出器46の検出信号が“ON”レベ
ルになったタイミングで位置が判断できる。その結果、
キャリアテープ21は、次のチップ部品Aがシャッタ開
口31の直下に到達するまでテープ案内路13内を搬送
されたか否かが判断できる。その後、外部信号が立ち上
がると、上述したシャッタ部30の駆動が繰り返され、
次のチップ部品Aが吸着可能な状態になる。
いて説明する。図7及び図8に示すように、側面板14
の上部開口14aに回転軸60が挿入されており、この
回転軸60には、スイングアーム61の基端61aとワ
ンウェイホイール62の中心とが軸着されている。ワン
ウェイホイール62の側面板14側でない方の面には、
円盤状のカバーテープ巻取リール52が設けられてい
る。そして、カバーテープ引出し開口51から引き出さ
れたカバーテープ23は、このカバーテープ巻取リール
52に巻き取られる。また、ワンウェイホイール62は
カバーテープ23の巻き取り方向のみに回転可能なの
で、一旦カバーテープ巻取リール52にカバーテープ2
3が巻き取られると、このカバーテープ23は解けるこ
とがない。
面には円状の凹部62aが形成され、この凹部62aと
側面板14との間にスイングアーム61の基端61aが
配置されている。また、ワンウェイホイール62の周縁
と対向する位置のスイングアーム61にはU字形に屈曲
するU字部61bが設けられ、スイングアーム61がワ
ンウェイホイール62の周縁に接触するのを防いでい
る。さらに、スイングアーム61のU字部61bに対向
する側面板14には略扇形のU字部収納開口14bが形
成され、スイングアーム61のU字部61bはU字部収
納開口14bに収納されている。
ションローラ63が固定され、このテンションローラ6
3によって、カバーテープ引出し開口51から引き出さ
れたカバーテープ23が後方に押し付けられる。また、
スイングアーム61の遊端61cの後側には引張コイル
バネ64が取り付けられ、この引張コイルバネ64によ
ってスイングアーム61の遊端61cが後方に付勢され
る。このため、スイングアーム61の遊端61cは、後
方(テンションローラの押付け方向である矢印Dの方
向)に働く引張コイルバネ64の付勢力と、前方(テン
ションローラの押付け解除方向である矢印Eの方向)に
働くカバーテープ23の張力とのバランスで揺動する。
さらに、スイングアーム61の遊端61cの前側には、
前方に延びる遮光板61dが設けられている。そして、
遮光板61dと対向する側面板14上には、この遮光板
61dを検出するためのフォトインタラプタ65,66
が間隔を空けて配設されている。
の歯62bが形成されている。また、ワンウェイホイー
ル62の後方には、これらの歯62bと嵌合する小歯車
67と、小歯車67を回転させる巻取モータ68とが設
けられている。さらに、小歯車67と巻取モータ68と
はアタッチメント69によって側面板14に固定されて
いる。そして、スイングアーム61、テンションローラ
63、引張コイルバネ64、フォトインタラプタ65,
66および巻取モータ68で、上述した巻取リール駆動
部53が構成される。
いて説明する。図9に示すように、カバーテープ引出し
開口51とカバーテープ巻取リール52との間に架け渡
されたカバーテープ23の長さが短い第1の状態では、
テンションローラ63がカバーテープ23の張力で前方
に引かれ、スイングアーム61の遊端61cが前方に位
置する。このため、遮光板61dは上側のフォトインタ
ラプタ65の位置までスライドし、フォトインタラプタ
65が遮光板61dによって遮光される。よって、図1
1に示すように、フォトインタラプタ65から出力され
る検出信号は“OFF”レベルとなり、フォトインタラ
プタ66から出力される検出信号は“ON”レベルのま
まである。この第1の状態では巻取モータ68に電流が
流れず、巻取モータ68は駆動しない。
てキャリアテープ21が搬送されると、カバーテープ引
出し開口51からカバーテープ23が引き出される。こ
のため、カバーテープ引出し開口51とカバーテープ巻
取リール52との間に架け渡されたカバーテープ23が
弛み、カバーテープ23の張力が弱まる。カバーテープ
23の張力が弱まると、スイングアーム61の遊端61
cを前方に引っ張る力が弱くなり、図10に示すよう
に、スイングアーム61は引張コイルバネ64の付勢力
で矢印Dの方向(押付け方向)に回転する。この回転に
よって、カバーテープ23は後方に押し付けられ、カバ
ーテープ23の張力が回復する。
すると、遮光板61dは徐々に後方にスライドする。そ
して、上側のフォトインタラプタ65から遮光板61d
が外れた第2の状態になる。この第2の状態では、図1
1に示すように、フォトインタラプタ65から出力され
る検出信号は“ON”レベルとなり、フォトインタラプ
タ66から出力される検出信号は“ON”レベルのまま
である。この第2の状態でも巻取モータ68に電流が流
れず、巻取モータ68は駆動しない。
ると、下側のフォトインタラプタ66を遮光板61dで
遮光する第3の状態となる。この第3の状態では、図1
1に示すように、フォトインタラプタ65から出力され
る検出信号は“ON”レベルのままで、フォトインタラ
プタ66から出力される検出信号は“OFF”レベルと
なる。この第3の状態のタイミングで巻取モータ68に
電流が流れ、巻取モータ68は駆動を開始する。巻取モ
ータ68の駆動によって、ワンウェイホイール62は、
小歯車67を介してカバーテープ23の巻き取り方向で
ある矢印Fの方向に回転する。この回転によって、カバ
ーテープ23はカバーテープ巻取リール52に巻き取ら
れて、カバーテープ23の張力が強くなる。このため、
テンションローラ63が前方に引かれて、スイングアー
ム61は矢印Eの方向(押付け解除方向)に回転する。
そして、遮光板61dが上側のフォトインタラプタ65
の位置までスライドして、フォトインタラプタ65から
出力される検出信号が“OFF”レベルとなる第1の状
態に戻ったタイミングで、巻取モータ68は駆動を停止
する。
バーテープ引出し開口51からカバーテープ23が引き
出される毎に上述の処理が繰り返され、カバーテープ2
3はカバーテープ巻取リール52によって確実に巻き取
られる。
ープ21に比べて伸びやすいので、テープ送りモータ4
4と巻取モータ68とを同期させて、キャリアテープ2
1の搬送量と同じ量だけカバーテープ23を巻き取った
のでは、カバーテープ23を完全に巻き取れない場合が
生じる。そこで、カバーテープ巻取部50では、巻取モ
ータ68をテープ送りモータ44と非同期で駆動させる
ことによって、カバーテープ23の張力に応じた迅速な
カバーテープ23の巻き取りを実現している。
ことなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内におい
て、例えば以下のように変更することも可能である。
搬送部40の回転ディスク45に2種類のスリット孔4
5a,45bを設けて、エンコーダ47での一回の検出
によるキャリアテープ21の搬送距離を2通り設定でき
るようにしていたが、回転ディスク45に3種類以上の
スリット孔を設けて、エンコーダ47での一回の検出に
よるキャリアテープ21の搬送距離を3通り以上設定で
きるようにしてもよい。このように、搬送距離の設定数
が多くなれば、規格の異なる多くのキャリアテープを使
用できるようになる。
部53のフォトインタラプタ65,66は、遮光板61
dによって遮光されたときの出力を“OFF”レベルと
すると共に、遮光板61dによって遮光されていないと
きの出力を“ON”レベルとしていたが、遮光板61d
によって遮光されたときの出力を“ON”レベルとする
と共に、遮光板61dによって遮光されていないときの
出力を“OFF”レベルとしてもよい。
うに構成されているため次のような効果を得ることがで
きる。
プ部品を吸着させるときだけシャッタ板を開放し、それ
以外の期間はシャッタ板を閉鎖している。このため、チ
ップ部品が吸着位置に到達する前に吸着ノズルによる吸
気流の影響を受けて、チップ部品がキャリアテープの整
列位置からずれることはない。よって、吸着ノズルで確
実にチップ部品を吸着することができる。
で摺動しているので、シャッタ板の開閉動作が安定す
る。このため、シャッタ板の開閉動作の高速化が図れ
る。
斜視図である。
示すタイムチャートである。
る。
る。
図である。
面図である。
イムチャートである。
軸、13…テープ案内路、20…キャリアテープ巻取リ
ール、21…キャリアテープ、30…シャッタ部、31
…シャッタ開口、32…シャッタ板、33…シャッタ駆
動部、34…シャッタ駆動アーム、35…ソレノイド
(電磁駆動部材)、36…圧縮コイルバネ(弾性部
材)、40…キャリアテープ搬送部、A…チップ部品。
Claims (3)
- 【請求項1】 キャリアテープ巻取リールに巻き付けら
れたキャリアテープを引き出して、このキャリアテープ
に整列して装填された複数のチップ部品を順番に送り出
す部品供給装置において、 前記キャリアテープ巻取リールを後部に配置すると共
に、前記キャリアテープ巻取リールから引き出された前
記キャリアテープを前方に向けて案内するテープ案内路
を有するフレーム本体と、 前記テープ案内路の前端に設けられて、前記キャリアテ
ープに装填された先頭の前記チップ部品を前記フレーム
本体から露出させるシャッタ部と、 前記シャッタ部と前記キャリアテープ巻取リールとの間
に設けられて、前記テープ案内路内の前記キャリアテー
プを搬送させるキャリアテープ搬送部とを備え、 前記シャッタ部は、前記テープ案内路の前端に形成され
たシャッタ開口と、前記シャッタ開口上を前後方向に摺
動して、開閉動作を行うシャッタ板と、前記シャッタ板
を摺動させるシャッタ駆動部とを備えることを特徴とし
た部品供給装置。 - 【請求項2】 前記シャッタ駆動部は、シャッタ板を摺
動させる電磁駆動部材を備えることを特徴とした請求項
1記載の部品供給装置。 - 【請求項3】 前記シャッタ駆動部は、前記フレーム本
体の前端から側方に延在する回転軸に基端が軸着される
と共に、前記シャッタ板の側部に先端が係合されたシャ
ッタ摺動アームと、前記シャッタ摺動アームの前記先端
を後方に付勢させる弾性部材とを更に備え、前記電磁駆
動部材で前記シャッタ摺動アームの前記先端を前方に押
し付けることを特徴とした請求項2記載の部品供給装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30056596A JP3797722B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30056596A JP3797722B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 部品供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10145083A true JPH10145083A (ja) | 1998-05-29 |
JP3797722B2 JP3797722B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
ID=17886374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30056596A Expired - Fee Related JP3797722B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3797722B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002023969A1 (fr) * | 2000-09-18 | 2002-03-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Chargeur de pieces electroniques |
JP2008060482A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Athlete Fa Kk | 基板供給装置、基板巻取装置および基板処理システム |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP30056596A patent/JP3797722B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002023969A1 (fr) * | 2000-09-18 | 2002-03-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Chargeur de pieces electroniques |
US6926797B2 (en) | 2000-09-18 | 2005-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic part feeder |
JP2008060482A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Athlete Fa Kk | 基板供給装置、基板巻取装置および基板処理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3797722B2 (ja) | 2006-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4917163B2 (ja) | 部品供給装置及び部品供給方法 | |
GB2292113A (en) | Film peeling method | |
EP3270675B1 (en) | Feeder | |
JP3812852B2 (ja) | 部品供給装置 | |
JPH11135986A (ja) | 電気部品フィーダ | |
JPS63277166A (ja) | チツプ電子部品供給装置 | |
JPH11135987A (ja) | カバーテープ送り装置,カバーテープ処理装置およびフィーダユニット | |
JP2024074884A (ja) | フィーダ | |
JPH10145083A (ja) | 部品供給装置 | |
JPH10145085A (ja) | 部品供給装置 | |
JP3797723B2 (ja) | 部品供給装置 | |
JP2669864B2 (ja) | チップ電子部品供給装置 | |
JPH10247797A (ja) | 部品供給装置 | |
JPH10247799A (ja) | 部品供給装置 | |
JPH1174689A (ja) | テープフィーダ | |
JPH10247798A (ja) | 部品供給装置 | |
JP2004111726A (ja) | 電子部品供給装置 | |
JPH10326995A (ja) | 装着装置用の供給手段 | |
JP2990886B2 (ja) | テープフィーダ | |
JP2000277981A (ja) | テープフィーダー | |
JP2523597B2 (ja) | チツプ部品供給装置 | |
KR100314432B1 (ko) | 디스크구동장치 | |
JP2004228256A (ja) | 電子部品供給装置 | |
JPS5918777B2 (ja) | インカセツトプリンタ−の駆動装置 | |
JP2670824B2 (ja) | 電子部品供給方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20040517 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040520 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060123 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060317 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060413 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060418 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |