JPH10144174A - 車両用ドアスイッチ - Google Patents

車両用ドアスイッチ

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JPH10144174A
JPH10144174A JP31312796A JP31312796A JPH10144174A JP H10144174 A JPH10144174 A JP H10144174A JP 31312796 A JP31312796 A JP 31312796A JP 31312796 A JP31312796 A JP 31312796A JP H10144174 A JPH10144174 A JP H10144174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push rod
case
door switch
vehicle
vehicle door
Prior art date
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Pending
Application number
JP31312796A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yamanaka
誠 山中
Toshiaki Yokoyama
敏明 横山
Yasuo Miyase
泰夫 宮瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10144174A publication Critical patent/JPH10144174A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用ドアスイッチの特に幅寸法を小型化す
ると共に、信頼性を向上させる。 【解決手段】 ケース1に装着した金属製のブラケット
6を備える。ブラケット6はプッシュロッド3を挿通す
る挿通孔63を有し、プッシュロッド3は外壁に段差部
32を有する。段差部32を挿通孔63の内周縁に係合
することで、スプリング2によって付勢されたプッシュ
ロッド3をケース1に保持し、プッシュロッド3がケー
ス1から外に飛び出さないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用ドア回り
に設置した車両用ドアスイッチを改良したものであり、
特に車両用ドアスイッチの小型化を図ると共に、信頼性
を向上させた車両用ドアスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より車両ドアの開閉に連動してON
/OFFする種々の車両用ドアスイッチが使用されてい
た。例えば実開平3−15429号公報が示すドアスイ
ッチは、プッシュロッド(押圧体)に係止弾片を設け、
この係止弾片をケース(絶縁筒体)に係止することで、
スプリングによって付勢されたプッシュロッドがケース
の外方に飛び出さないように抜け止めを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の車両用ドアス
イッチは、車両に実装した場合のスイッチのON/OF
F切替位置の精度を向上させるため、相対変位量が大き
く現れるストライカの近傍に設置することが切望されて
いるが、その場合、取付部分のスペースに制限があり、
車両用ドアスイッチを小型化する必要が有った。更に、
車両用ドアスイッチは、各種の制御ユニットにドア開閉
情報を提供するため、信頼性が重要に成っている。しか
しながら、例えば上記した実開平3−15429号公報
が示すドアスイッチは、係止弾片が有るためにドアスイ
ッチが大型に成る問題や、スプリングがプッシュロッド
の係止弾片に引っ掛ってプッシュロッドの動きが阻害さ
れるとか、最悪の場合には係止弾片が折れるといった品
質上の問題が有った。
【0004】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、車両用ドアスイッチの奥行きや幅等の全体
寸法が小型化に成り、そのためドアストライカの近傍に
容易に設置することができると共に、信頼性を格段に向
上させた車両用ドアスイッチを提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、まず請求項1記載の発明は、摺動室を有するケース
と、摺動室内に摺動自在に配置しかつスプリングによっ
てケースの外方に付勢されたプッシュロッドと、マウン
トビスが接触するマウント孔を有すると共にケースに装
着した金属製のブラケットとを備え、プッシュロッドに
設けた可動接点が摺動室に設けた固定電極と離接してス
イッチ動作する車両用ドアスイッチにおいて、ブラケッ
トがプッシュロッドを挿通する挿通孔を有するととも
に、プッシュロッドがその外壁に段差部を有し、段差部
が挿通孔の内周縁に係合することで、スプリングによっ
て付勢されたプッシュロッドをケースに保持したことを
特徴とする車両用ドアスイッチを提供する。
【0006】また請求項2記載の発明は、前記プッシュ
ロッドの段差部が挿通孔の内周縁に面接触した状態で係
合するよう構成したことを特徴とする車両用ドアスイッ
チを提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る車両用ドア
スイッチSの実施形態を添付図面を用いて説明する。ま
ず符号1で示す部材は、非導電性の合成樹脂によって成
形したケースであり、矩形のシリンダー形状をした摺動
室11と、フランジ部12とを有している。
【0008】上記ケース1は、フランジ部12に金属製
のブラケット6を装着している。該ブラケット6は、図
1に示すごとく、一端にカラー状の立ち上り部をもった
マウント孔61と、前記摺動室11の内壁面に露出させ
た固定電極62と、後述するプッシュロッド3を挿通す
るための挿通孔63とを備えている。
【0009】上記ケース1の摺動室11には、プッシュ
ロッド3を配置している。該プッシュロッド3は、図2
に示す矢印ON,OFF方向に摺動自在であり、かつス
プリング2によってケース1の外方に付勢されている。
また該プッシュロッド3は、その外壁に段差部32を有
しており、該段差部32が前記挿通孔63の内周縁に係
合することで、スプリング2によって付勢されたプッシ
ュロッド3をケース1に保持し、プッシュロッド3がケ
ース1から外方に飛び出さない様にしている。また該プ
ッシュロッド3は、内部中央に突軸33を突設してお
り、該突軸33によってスプリング2の端部を保持し、
かつ突軸33がスプリング2の圧縮時における挫屈を阻
止している。
【0010】また前記摺動室11は、その底面側にスプ
リング支持部13を設けており、該スプリング支持部1
3と前記プッシュロッド3との間のスプリング2を弾装
してプッシュロッド3をケース1の外方に付勢してい
る。
【0011】またターミナル7は、固定電極71及び嵌
合爪72を有しており、該嵌合爪72をケース1の孔1
4に嵌合することでケース1に固定するとともに、固定
電極71を前記摺動室11の内壁に配置している。該タ
ーミナル7は各種の制御回路やルームランプ等に電気的
に接続される。
【0012】前記摺動室11内における各固定電極6
2,71が対向した空間には、可動接点31を装着して
いる。該可動接点31は、その基部31aに透孔31b
を穿設するとともに、基部31aから両側に一対の舌片
摺接端31c,31dを延設している。そして、透孔3
1bに前記突軸33を挿入し、スプリング2で基部31
aをプッシュロッド3の内面に押し付けることにより、
可動接点31をプッシュロッド3に一体化している。
【0013】前記各固定電極62,71は、その長さが
変えてある。具体的にはブラケット6側の固定電極62
に比べてターミナル7側の固定電極71の寸法を長く設
定している。そのため、プッシュロッド3に押圧力が加
わっていない状態、すなわち車両ドアが開いている状態
では、両固定電極62,71に可動接点31の舌片摺接
端31c,31dがそれぞれ接触し、これにより車両用
ドアスイッチSがON作動状態に成る。逆に、プッシュ
ロッド3に対して図2に示す矢印OFF方向に押圧力が
加わった状態、すなわち車両ドアが閉じている状態で
は、ブラケット6側の固定電極62から他方の舌片摺接
端31dが離れ、これにより車両用ドアスイッチSがO
FF作動状態に成る。ただし、ターミナル7側の固定電
極71と一方の舌片摺接端31cとは常に接触してい
る。
【0014】また符号8で示す部材は、スイッチの前面
を水密的に覆うためのゴムカバーである。該ゴムカバー
8は、前記ケース1のフランジ部12に係着するシール
リップ81と、前記プッシュロッド3を収納するダイヤ
フラム状の押圧変形カバー部82と、前記マウント孔6
1のカラーより高い位置にシール段部83とを備えてい
る。
【0015】また符号4で示す部材は、該車両用ドアス
イッチSを車両のストライカ部にある車体側取付部5に
固定するためのマウントビスである。該マウントビス4
は、スクリュードライバ等で締め付けると、その頚部4
1が前記ゴムカバー8のシール段部83を押し潰し、更
に頚部41がブラケット6のマウント孔61のカラー6
2へ接触する。これにより、車両用ドアスイッチSが車
体側取付部5に取り付けられ、それと同時に車両用ドア
スイッチSが車体側取付部5を介してボディアースさ
れ、かつ頚部41とシール段部83とが密着することで
シール段部83において水密構造が形成される。
【0016】次に、上記構成から成る車両用ドアスイッ
チSの作用を説明する。上記構成の車両用ドアスイッチ
Sは、車両ドアを開けると、スプリング2の弾性力によ
ってプッシュロッド3が図2に示す矢印ON方向に突出
する。このとき、固定電極62,71の双方に舌片摺接
端31c,31dがそれぞれ接触し、これにより車両用
ドアスイッチSは各種の制御回路やルームランプ等にO
N信号を導出する。このとき、プッシュロッド3は、段
差部32がブラケット6の挿通孔63の内周縁に係合
し、これによってプッシュロッド3がケース1から外方
に飛び出さない様に保持される。
【0017】また車両用ドアスイッチSは、車両ドアを
閉めると、スプリング2の弾性力に抗してプッシュロッ
ド3が図2に示す矢印OFF方向に移動する。このと
き、可動接点31の舌片摺接端31dがブラケット6側
の固定電極62から離れ、これにより車両用ドアスイッ
チSはOFF状態と成る。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、摺動室
を有するケースと、摺動室内に摺動自在に配置しかつス
プリングによってケースの外方に付勢されたプッシュロ
ッドと、マウントビスが接触するマウント孔を有すると
共にケースに装着した金属製のブラケットとを備え、プ
ッシュロッドに設けた可動接点が摺動室に設けた固定電
極と離接してスイッチ動作する車両用ドアスイッチにお
いて、ブラケットがプッシュロッドを挿通する挿通孔を
有するとともに、プッシュロッドがその外壁に段差部を
有し、段差部が挿通孔の内周縁に係合することで、スプ
リングによって付勢されたプッシュロッドをケースに保
持したことにより、車両用ドアスイッチの奥行きや幅等
の全体寸法が小型化に成り、そのためドアストライカの
近傍に容易に設置することができると共に、スプリング
がプッシュロッドに引っ掛ってプッシュロッドの動きが
阻害されるとか、プッシュロッドがケースから飛び出す
ことを阻止する部材が折れるといった品質上の問題が発
生せず、信頼性を格段に向上させることができる効果が
有る。
【0019】またこの発明は、前記プッシュロッドの段
差部が挿通孔の内周縁に面接触した状態で係合するよう
構成したことにより、前記効果に加えて、プッシュロッ
ドの挿通孔に対する接触面積が広く成り、そのため、プ
ッシュロッドが長期にわたって摩耗し難い効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施形態の分解斜視図であ
る。
【図2】図1に示すもののON作動状態を示す縦断面図
である。
【図3】図1に示すもののOFF作動状態を示す縦断面
図である。
【符号の説明】 1 ケース 2 スプリング 3 プッシュロッド 4 マウントビス 5 車体側取付部 6 ブラケット 7 ターミナル 8 ゴムカバー 11 摺動室 12 フランジ部 13 スプリング支持部 31 可動接点 32 段差部 61 マウント孔 62,71 固定電極 63 挿通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動室(11)を有するケース(1)
    と、摺動室(11)内に摺動自在に配置しかつスプリン
    グ(2)によってケース(1)の外方に付勢されたプッ
    シュロッド(3)と、マウントビス(4)が接触するマ
    ウント孔(61)を有すると共にケース(1)に装着し
    た金属製のブラケット(6)とを備え、プッシュロッド
    (3)に設けた可動接点(31)が摺動室(11)に設
    けた固定電極(62,71)と離接してスイッチ動作す
    る車両用ドアスイッチにおいて、ブラケット(6)がプ
    ッシュロッド(3)を挿通する挿通孔(63)を有する
    とともに、プッシュロッド(3)がその外壁に段差部
    (32)を有し、段差部(32)が挿通孔(63)の内
    周縁に係合することで、スプリング(2)によって付勢
    されたプッシュロッド(3)をケース(1)に保持した
    ことを特徴とする車両用ドアスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記プッシュロッド(3)の段差部(32)が挿通孔
    (63)の内周縁に面接触した状態で係合するよう構成
    したことを特徴とする車両用ドアスイッチ。
JP31312796A 1996-11-08 1996-11-08 車両用ドアスイッチ Pending JPH10144174A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006012590A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Kyocera Mita Corp 開閉検出装置
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WO2018220877A1 (ja) * 2017-05-30 2018-12-06 株式会社テーアンテー スイッチ

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