JP3453256B2 - 車両用ドアスイッチ - Google Patents
車両用ドアスイッチInfo
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Description
に設置した車両用ドアスイッチを改良したものであり、
特に車両用ドアスイッチの小型化を図ると共に、ボディ
アースの信頼性を向上させることができる車両用ドアス
イッチに関するものである。
/OFFする種々の車両用ドアスイッチが使用されてい
た。即ちこの種の車両用ドアスイッチは、ケースの取付
ベースから突出するように、摺動自在に挿入したプッシ
ュロッドをコイルスプリングによって常時突出する方向
に弾性付勢すると共に、極盤に配設した固定電極に上記
プッシュロッドに固設した可動電極を隣設する構造にな
っていた。そして、上記極盤の底面にコネクタを連続し
て一体に成形し、車両組立後にハーネス側のコネクタと
嵌合して配線接続するカプラを構成していた。尚、従来
技術として実開平1−172231号公報等に開示した
ものが有った。
た場合のスイッチのON/OFF切替位置の精度を向上
させるため、この種のドアスイッチは、相対変位量が大
きく現れるストライカの近傍に設置することが切望され
ているが、その場合、取付部分のスペースに制限があ
り、車両用ドアスイッチを小型化する必要が有った。更
に、車両用ドアスイッチは、各種の制御ユニットにドア
開閉情報を提供するため、信頼性が重要に成っている。
特に、従来の車両用ドアスイッチはボディアースの信頼
性が低く、この点についての改良が望まれていた。
のであり、車両用ドアスイッチの奥行きや幅等の全体寸
法が小型化に成り、そのためドアストライカの近傍に容
易に設置することができると共に、ボディアースの信頼
性を格段に向上させた車両用ドアスイッチを提供するこ
とを目的とするものである。
に、まず請求項1記載の発明は、スイッチ摺動室を有す
るスイッチケースと、該スイッチ摺動室内に摺動自在に
配置したスイッチ摺動子と、前記スイッチケースにイン
サート成形すると共にマウントビスを車体側取付部に締
め付ける際に該マウントビスが接触するマウント孔を有
した金属製のブラケットとを備え、前記スイッチ摺動子
に設けた可動側電極が前記スイッチ摺動室の内壁に設け
た固定側電極と接離してスイッチ動作する車両用ドアス
イッチにおいて、前記スイッチ摺動室の内壁に設けると
共に前記可動側電極が摺接するアース側電極板と、前記
スイッチ摺動室に隣設した雄コネクタ凹部に突出したア
ース用ターミナルと、を前記ブラケットに一体に形成し
たことを特徴とする車両用ドアスイッチを提供する。
ターミナルを、前記マウント孔と前記アース側電極板と
の中間位置に設けたことを特徴とする車両用ドアスイッ
チを提供する。
極が有したターミナルを、前記アース用ターミナルと一
緒に雄コネクタ凹部に突出させたことを特徴とする車両
用ドアスイッチを提供する。
スイッチSの実施形態を添付図面を用いて説明する。ま
ず符号1で示す部材は、非導電性の合成樹脂によって成
形したスイッチケースである。該スイッチケース1は、
矩形のシリンダー形状をしたスイッチ摺動室2を有して
おり、また該スイッチ摺動室2の横に雄コネクタ凹部3
を一体成形している。
有しており、該フランジ部4に金属製のブラケット5を
インサート成形している。該ブラケット5は、図2に示
すごとく、周縁に形成したゴムカバー巻込み縁6と、一
端にカラー状の立ち上がり部をもったマウント孔7と、
前記スイッチ摺動室2の内壁面に露出させるアース側電
極板8と、前記雄コネクタ凹部3に突出させるアース用
ターミナル29とで構成している。そしてアース用ター
ミナル29は、マウント孔7とアース側電極板8との中
間に設けており、これによって車両用ドアスイッチSの
幅寸法を短くし、車両用ドアスイッチSの小型化を図っ
ている。
には、スイッチ摺動子10を内挿している。該スイッチ
摺動子10は、図1に示す矢印A方向に摺動自在であ
り、フランジ部4側に構成した内段部9に肩部11を係
止してプッシュロッド12を前方へ突出させている。ま
たスイッチ摺動室2は、その底面側に底蓋部材13を嵌
着しており、該底蓋部材13と前記スイッチ摺動子10
との間にコイルスプリング14を弾装してスイッチ摺動
子10を付勢している。
外面に一対のスナップ係止突起16,16を突設してお
り、該スナップ係止突起16,16を前記スイッチ摺動
室2の壁面に設けた透窓17,17と弾性嵌合させてい
る。また底蓋部材13は、その内面中央に膨出部18を
突出させており、該膨出部18と前記スイッチ摺動子1
0の内面中央に突設した突軸19とでコイルスプリング
14の各端部を保持し、かつ突軸19がコイルスプリン
グ14の圧縮時における挫屈を阻止している。
摺動室2の内壁に設けた固定側電極21が有したターミ
ナルである。該ターミナル20は、前記アース用ターミ
ナル29と一緒に雄コネクタ凹部3に突出させている。
該ターミナル20と固定側電極21とで構成した部材
は、略コ字の形状を成しており、前記フランジ部4にイ
ンサート成形している。
ス側電極板8とが対向した空間には、可動側電極22を
装着している。該可動側電極22は、基部22dに穿設
した透孔22dと、基部22dから延びる舌片摺設端2
2a,22bとで構成しており、透孔22dを前記突軸
19に取り付け、コイルスプリング14の端で基部22
dをスイッチ摺動子10に押し付けることにより、可動
側電極22とスイッチ摺動子10を一体化している。
は、その長さが変えてあり、具体的には固定側電極21
に比べてアース側電極板8の寸法を長く設定している。
そのため、プッシュロッド12に押圧力が加わっていな
い状態、すなわち車両ドアが開いている状態では、固定
側電極21とアース側電極板8とに舌片摺接端22a,
22bがそれぞれ接触し、これにより車両用ドアスイッ
チSがON作動状態に成る。逆に、プッシュロッド12
に対して図1に示す矢印A方向に押圧力が加わった状
態、すなわち車両ドアが閉じている状態では、固定側電
極21から舌片摺接端22aが離れ、これにより車両用
ドアスイッチSがOFF作動状態に成る。ただし、アー
ス側電極板8と舌片摺接端22bとは常に接触してい
る。
面を水密的に覆うためのゴムカバーである。該ゴムカバ
ー23は、前記ブラケット5のゴムカバー巻込み縁6に
係着するシールリップ24と、前記プッシュロッド12
を収納するダイヤフラム状の押圧変形カバー部25と、
前記マウント孔7のカラーより高い位置にシール段部2
6aを有したシール型マウントビスホール部26とで構
成している。
スイッチSを車両のストライカ部にある車体側取付部2
8に固定するためのマウントビスである。該マウントビ
ス27は、スクリュードライバ等で締め付けると、その
頚部27aがシール段部26aを押し潰し、更に頚部2
7aがマウント孔7のカラーへ接触する。これにより、
車両用ドアスイッチSが車体側取付部28に取り付けら
れ、それと同時に車両用ドアスイッチSが車体側取付部
28を介してボディアースされ、かつシール段部26a
において水密構造が形成される。
雄コネクタ凹部3を雌コネクタ30と嵌合することによ
り、雄コネクタ凹部3に突出したターミナル20が雌コ
ネクタ30のターミナル31を介して各種の制御回路3
2,33やルームランプ34等に電気的に接続され、か
つ、雄コネクタ凹部3に突出したアース用ターミナル2
9が雌コネクタ30のターミナル35を介してボディア
ースされることと成る。したがって、車両用ドアスイッ
チSのボディアースは、マウントビス27を車体側取付
部28に締め付けることによって成されるだけでなく、
アース用ターミナル29を雌コネクタ30のターミナル
35に接続することによっても成されることと成り、極
めて信頼性の高いボディアースを得ることができる。こ
の状態を電気的回路図によって示すと図3のように成
る。
チSの作用を説明する。上記構成の車両用ドアスイッチ
Sは、車両ドアを開けると、コイルスプリング14の弾
性力によってプッシュロッド12が図1に示す矢印B方
向に突出している。このとき、固定側電極21とアース
側電極板8との双方に舌片摺接端22a,22bがそれ
ぞれ接触し、これにより車両用ドアスイッチSは各種の
制御回路32,33やルームランプ34等にON信号を
導出する。また車両用ドアスイッチSは、車両ドアを閉
めると、コイルスプリング14の弾性力に抗してプッシ
ュロッド12が図1に示す矢印A方向に移動する。この
とき、可動側電極22の舌片摺接端22aが固定側電極
21から離れ、これにより車両用ドアスイッチSはOF
F状態と成る。
用ドアスイッチは、スイッチ摺動室を有するスイッチケ
ースと、該スイッチ摺動室内に摺動自在に配置したスイ
ッチ摺動子と、前記スイッチケースにインサート成形す
ると共にマウントビスを車体側取付部に締め付ける際に
該マウントビスが接触するマウント孔を有した金属製の
ブラケットとを備え、前記スイッチ摺動子に設けた可動
側電極が前記スイッチ摺動室の内壁に設けた固定側電極
と接離してスイッチ動作する車両用ドアスイッチにおい
て、前記スイッチ摺動室の内壁に設けると共に前記可動
側電極が摺接するアース側電極板と、前記スイッチ摺動
室に隣設した雄コネクタ凹部に突出したアース用ターミ
ナルと、を前記ブラケットに一体に形成したので、ボデ
ィアースの信頼性を格段に向上させることができる。
ント孔と前記アース側電極板との中間位置に設けたの
で、特に車両用ドアスイッチの幅寸法を小型化すること
ができ、そのためドアストライカの近傍に容易に設置す
ることができる。
を、前記アース用ターミナルと一緒に雄コネクタ凹部に
突出させたので、該雄コネクタ凹部に雌コネクタを嵌合
することによって同時にボディアースを行うことができ
る。
を示す縦断面図である。
電気的回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 スイッチ摺動室(2)を有するスイッチ
ケース(1)と、該スイッチ摺動室(2)内に摺動自在
に配置したスイッチ摺動子(10)と、前記スイッチケ
ース(1)にインサート成形すると共にマウントビス
(27)を車体側取付部(28)に締め付ける際に該マ
ウントビス(27)が接触するマウント孔(7)を有し
た金属製のブラケット(5)とを備え、前記スイッチ摺
動子(10)に設けた可動側電極(22)が前記スイッ
チ摺動室(2)の内壁に設けた固定側電極(21)と接
離してスイッチ動作する車両用ドアスイッチにおいて、 前記スイッチ摺動室(2)の内壁に設けると共に前記可
動側電極(22)が摺接するアース側電極板(8)と、
前記スイッチ摺動室(2)に隣設した雄コネクタ凹部
(3)に突出したアース用ターミナル(29)と、を前
記ブラケット(5)に一体に形成したことを特徴とする
車両用ドアスイッチ。 - 【請求項2】 前記アース用ターミナル(29)を、前
記マウント孔(7)と前記アース側電極板(8)との中
間位置に設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用
ドアスイッチ。 - 【請求項3】 前記固定側電極(21)が有したターミ
ナル(20)を、前記アース用ターミナル(29)と一
緒に雄コネクタ凹部(3)に突出させたことを特徴とす
る請求項1又は2記載の車両用ドアスイッチ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP21591396A JP3453256B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 車両用ドアスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21591396A JP3453256B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 車両用ドアスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1050164A JPH1050164A (ja) | 1998-02-20 |
JP3453256B2 true JP3453256B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=16680334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21591396A Expired - Fee Related JP3453256B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 車両用ドアスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3453256B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100793469B1 (ko) | 2006-12-12 | 2008-01-14 | 기아자동차주식회사 | 차량용 도어 스위치의 와이어링 컨넥터 체결구조 |
KR100879102B1 (ko) | 2007-10-31 | 2009-01-15 | 현대자동차주식회사 | 차량의 도어스위치 |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP21591396A patent/JP3453256B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1050164A (ja) | 1998-02-20 |
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