JP2001338548A - 車両用ドアスイッチ - Google Patents
車両用ドアスイッチInfo
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- JP2001338548A JP2001338548A JP2000157498A JP2000157498A JP2001338548A JP 2001338548 A JP2001338548 A JP 2001338548A JP 2000157498 A JP2000157498 A JP 2000157498A JP 2000157498 A JP2000157498 A JP 2000157498A JP 2001338548 A JP2001338548 A JP 2001338548A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door switch
- elastic cover
- vehicle
- case
- flange
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/04—Cases; Covers
- H01H13/06—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof or flameproof casings
- H01H13/063—Casings hermetically closed by a diaphragm through which passes an actuating member
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 弾性カバーをベース部にネジ止めしても離脱
しない車両用ドアスイッチを提供すること。 【解決手段】 ドアスイッチSは、可動接片9を内設し
た摺動室5a、及びベース6を固定するフランジ部5b
を有するケース5と、該ケース5の前記フランジ部5b
に嵌着し前記可動接片9を作動させるプッシュロッド7
と、前記フランジ部5bに嵌合しネジ13でドアスイッ
チSと共に車体側取付部14aに固定される弾性カバー
12と、を備えている。弾性カバー12は、外周部に、
前記フランジ部5bの下面の基準面B−Bから下側に突
出したシールリップ12aを周設ししている。該シール
リップ12aは、前記ドアスイッチSの内側方向に向け
て突出した傾斜突起12gを形成している。
しない車両用ドアスイッチを提供すること。 【解決手段】 ドアスイッチSは、可動接片9を内設し
た摺動室5a、及びベース6を固定するフランジ部5b
を有するケース5と、該ケース5の前記フランジ部5b
に嵌着し前記可動接片9を作動させるプッシュロッド7
と、前記フランジ部5bに嵌合しネジ13でドアスイッ
チSと共に車体側取付部14aに固定される弾性カバー
12と、を備えている。弾性カバー12は、外周部に、
前記フランジ部5bの下面の基準面B−Bから下側に突
出したシールリップ12aを周設ししている。該シール
リップ12aは、前記ドアスイッチSの内側方向に向け
て突出した傾斜突起12gを形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドア周り
に設置し、該ドアの開閉の応じてON,OFFする車両
用ドアスイッチに関する。
に設置し、該ドアの開閉の応じてON,OFFする車両
用ドアスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車のドア周りに設置され
るドアスイッチとして、例えば実公平4−8587号公
報に開示された考案がある。該考案のドアスイッチは、
車体の設置部にネジ止めするねじ挿通孔を穿設したベー
ス部と、可動ロッドを覆う弾性カバーを備えている。
るドアスイッチとして、例えば実公平4−8587号公
報に開示された考案がある。該考案のドアスイッチは、
車体の設置部にネジ止めするねじ挿通孔を穿設したベー
ス部と、可動ロッドを覆う弾性カバーを備えている。
【0003】該弾性カバーは、ドアスイッチの防水及び
防塵を目的に設置されるもので、ゴム材料で成る。該弾
性カバーは、ベース部の周囲に嵌合させ、かつ該ベース
部を1本のネジで車体に固定することで、挟持部がベー
ス部と車体との間に挟持されて、固定される。該弾性カ
バーは、下面に、断面が三角形のシール部を突設して、
前記ベース部を車体にネジ止めしたときに圧接して潰れ
ることで、密閉性を向上させている。
防塵を目的に設置されるもので、ゴム材料で成る。該弾
性カバーは、ベース部の周囲に嵌合させ、かつ該ベース
部を1本のネジで車体に固定することで、挟持部がベー
ス部と車体との間に挟持されて、固定される。該弾性カ
バーは、下面に、断面が三角形のシール部を突設して、
前記ベース部を車体にネジ止めしたときに圧接して潰れ
ることで、密閉性を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記弾性カバーは、ね
じでボディに締付けたときに、該ねじに近い部分が強く
押圧されて潰れ、ねじから離れた部分が弱い力で押圧さ
れる。断面が略正三角形のシール部は、押し潰されるよ
うにして弾性変形する。該弾性カバーは、軟質のゴム材
料で成るため、この弾性カバーを押圧する押圧力の差に
より、弾性カバー外周部にある挟持部が外側方向に移動
する。これにより、スイッチケースの鍔部に係合した弾
性カバーの外周部の挟持部が鍔部から捲れるようにして
離脱する。鍔部から捲られた弾性カバーは、防水機能が
なくなるという問題点がある。
じでボディに締付けたときに、該ねじに近い部分が強く
押圧されて潰れ、ねじから離れた部分が弱い力で押圧さ
れる。断面が略正三角形のシール部は、押し潰されるよ
うにして弾性変形する。該弾性カバーは、軟質のゴム材
料で成るため、この弾性カバーを押圧する押圧力の差に
より、弾性カバー外周部にある挟持部が外側方向に移動
する。これにより、スイッチケースの鍔部に係合した弾
性カバーの外周部の挟持部が鍔部から捲れるようにして
離脱する。鍔部から捲られた弾性カバーは、防水機能が
なくなるという問題点がある。
【0005】また、前記弾性カバーは、前記シール部を
弾性カバーの周囲から中心側に入り込んだ位置に突出形
成しているので、弾性カバーの外周部が車体取付部に密
着せず、弾性カバーの下側に水分が浸入するという問題
点がある。
弾性カバーの周囲から中心側に入り込んだ位置に突出形
成しているので、弾性カバーの外周部が車体取付部に密
着せず、弾性カバーの下側に水分が浸入するという問題
点がある。
【0006】また、該シール部1aは、図7に示すよう
に弾性カバー1の下縁に斜め外側に周設したものもあ
る。しかしながら、図7に示すドアスイッチの弾性カバ
ー1も、前述した公報に考案のように弾性カバー1が捲
れてベース部2から離脱するという問題点がある。
に弾性カバー1の下縁に斜め外側に周設したものもあ
る。しかしながら、図7に示すドアスイッチの弾性カバ
ー1も、前述した公報に考案のように弾性カバー1が捲
れてベース部2から離脱するという問題点がある。
【0007】図7に示すドアスイッチの場合、弾性カバ
ー1は、ベース部2の全周部に嵌合し、ネジ3で車体4
に螺着すると、ネジ3の締付けで、ベース部2を力F2
で押圧する。該ベース部2は、前記ネジ3に押されて弾
性カバー1の挟持部1bを力Fで弾性カバー1の挟持部
1bを圧縮させる。前記ネジ3は、締付けて行くと、ベ
ース部2のネジ挿通孔2aの周囲に一番力が加わる。弾
性カバー1は、プッシュロッドを覆った蛇腹部が撓み易
くするために全体を軟質のゴム部材で形成してている。
従って前記挟持部1bは、押圧されることで撓み易くな
っているため、、外側方向に力F1が働くと、挟持部1
bは、矢印A方向に移動し易くなり、挟持部1bがベー
ス部2から捲れて離脱するという問題点がある。
ー1は、ベース部2の全周部に嵌合し、ネジ3で車体4
に螺着すると、ネジ3の締付けで、ベース部2を力F2
で押圧する。該ベース部2は、前記ネジ3に押されて弾
性カバー1の挟持部1bを力Fで弾性カバー1の挟持部
1bを圧縮させる。前記ネジ3は、締付けて行くと、ベ
ース部2のネジ挿通孔2aの周囲に一番力が加わる。弾
性カバー1は、プッシュロッドを覆った蛇腹部が撓み易
くするために全体を軟質のゴム部材で形成してている。
従って前記挟持部1bは、押圧されることで撓み易くな
っているため、、外側方向に力F1が働くと、挟持部1
bは、矢印A方向に移動し易くなり、挟持部1bがベー
ス部2から捲れて離脱するという問題点がある。
【0008】本発明は、弾性カバーをベース部にネジ止
めしても離脱しない車両用ドアスイッチを提供すること
を目的とする。
めしても離脱しない車両用ドアスイッチを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
の技術の課題を解消すべく発明したものであり、請求項
1の発明は、固定接点を内設した摺動室、及びフランジ
部を有するケースと、該ケースの前記フランジ部に嵌着
し前記固定接点に接離する可動接片を作動させるプッシ
ュロッドと、前記フランジ部に嵌合しネジで前記ケース
と共に車体側取付部に固定される弾性カバーと、を備え
た車両用ドアスイッチにおいて、前記弾性カバーは、外
周部に、前記フランジ部の下面の基準面から下側に突出
したシールリップを周設し、該シールリップは、前記ド
アスイッチの内側方向に向けて突出した傾斜突起を形成
したことで成る。
の技術の課題を解消すべく発明したものであり、請求項
1の発明は、固定接点を内設した摺動室、及びフランジ
部を有するケースと、該ケースの前記フランジ部に嵌着
し前記固定接点に接離する可動接片を作動させるプッシ
ュロッドと、前記フランジ部に嵌合しネジで前記ケース
と共に車体側取付部に固定される弾性カバーと、を備え
た車両用ドアスイッチにおいて、前記弾性カバーは、外
周部に、前記フランジ部の下面の基準面から下側に突出
したシールリップを周設し、該シールリップは、前記ド
アスイッチの内側方向に向けて突出した傾斜突起を形成
したことで成る。
【0010】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記シールリップは、前記傾斜突起の外側
に、窪みを形成し、該窪みの外側には、ドアスイッチの
外側方向に向けて突出し、かつ弾性カバーの外周部を構
成する傾斜突起を形成して成る。
明において、前記シールリップは、前記傾斜突起の外側
に、窪みを形成し、該窪みの外側には、ドアスイッチの
外側方向に向けて突出し、かつ弾性カバーの外周部を構
成する傾斜突起を形成して成る。
【0011】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記窪みは、前記フランジ部の下面の基準
面より高さ突出した位置に形成して成る。
明において、前記窪みは、前記フランジ部の下面の基準
面より高さ突出した位置に形成して成る。
【0012】請求項4の発明は、前記請求項3記載の発
明において、前記内側の傾斜突起と外側の傾斜突起は、
略ハの字状に開いて配設すると共に、両者共に先細形状
に形成して成る。
明において、前記内側の傾斜突起と外側の傾斜突起は、
略ハの字状に開いて配設すると共に、両者共に先細形状
に形成して成る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図6に基づいて本
発明の実施の形態を詳述する。尚、図1などの添付図面
に基づき図示した上側を上方向として説明する。しか
し、ドアスイッチSの向きは、その設置する箇所により
変わるものであり、それに限定するものではなく、任意
の向きである。
発明の実施の形態を詳述する。尚、図1などの添付図面
に基づき図示した上側を上方向として説明する。しか
し、ドアスイッチSの向きは、その設置する箇所により
変わるものであり、それに限定するものではなく、任意
の向きである。
【0014】5は、非導電性の合成樹脂によって成形し
たケースであり、矩形のシリンダー形状をした摺動室5
aと、フランジ部5bとを有している。
たケースであり、矩形のシリンダー形状をした摺動室5
aと、フランジ部5bとを有している。
【0015】前記ケース5は、フランジ部5bに金属製
のベース6を一体に成形している。該ベース6は、図4
に示すように、一端にカラー状の立ち上り部をもったマ
ウント孔6aと、プッシュロッド7を挿通するための挿
通孔6bとを備えている。
のベース6を一体に成形している。該ベース6は、図4
に示すように、一端にカラー状の立ち上り部をもったマ
ウント孔6aと、プッシュロッド7を挿通するための挿
通孔6bとを備えている。
【0016】前記ケース5の摺動室5aには、プッシュ
ロッド7を配置している。該プッシュロッド7は、摺動
室5aの中心線Z−Zの方向に摺動自在であり、かつス
プリング8によってケース5の外方に付勢されている。
ロッド7を配置している。該プッシュロッド7は、摺動
室5aの中心線Z−Zの方向に摺動自在であり、かつス
プリング8によってケース5の外方に付勢されている。
【0017】また該プッシュロッド7は、その外壁に段
差状の肩部7aを有しており、該肩部7aが前記摺動室
5aの開口段差部5eの内周縁に係合することで、スプ
リング8によって付勢されたプッシュロッド7をケース
5に保持し、プッシュロッド7がケース5から外方に飛
び出さない様にしている。
差状の肩部7aを有しており、該肩部7aが前記摺動室
5aの開口段差部5eの内周縁に係合することで、スプ
リング8によって付勢されたプッシュロッド7をケース
5に保持し、プッシュロッド7がケース5から外方に飛
び出さない様にしている。
【0018】また該プッシュロッド7は、内部中央に突
軸7bを突設しており、該突軸7bによってスプリング
8及び可動接片9の端部を保持し、かつ突軸7bがスプ
リング8の圧縮時における挫屈を阻止している。
軸7bを突設しており、該突軸7bによってスプリング
8及び可動接片9の端部を保持し、かつ突軸7bがスプ
リング8の圧縮時における挫屈を阻止している。
【0019】該プッシュロッド7は、例えば絶縁性の樹
脂で成り、ドアに当接する上端を半球状に形成してい
る。このため、プッシュロッド7は、ドアの進入角を限
定せずに使用することができる。そして、プッシュロッ
ド7の先端は、弾性カバー12から露出して剥き出しに
なっているため、軟質ゴムで成る弾性カバー12の蛇腹
状の変形カバー部12cがドアに圧接せず、またプッシ
ュロッド7がゴムと比較して寸法バラ付きの少ない樹脂
で形成しているので、ルームランプが点消灯する位置を
設定し易い。
脂で成り、ドアに当接する上端を半球状に形成してい
る。このため、プッシュロッド7は、ドアの進入角を限
定せずに使用することができる。そして、プッシュロッ
ド7の先端は、弾性カバー12から露出して剥き出しに
なっているため、軟質ゴムで成る弾性カバー12の蛇腹
状の変形カバー部12cがドアに圧接せず、またプッシ
ュロッド7がゴムと比較して寸法バラ付きの少ない樹脂
で形成しているので、ルームランプが点消灯する位置を
設定し易い。
【0020】また、プッシュロッド7は、半球状の先端
部の近傍に弾性カバー12の上端に形成した嵌合穴12
bが圧嵌する環状溝7cを形成している。該嵌合穴12
bは、環状溝7c内に圧入してOリングのように防水機
能を備えている。
部の近傍に弾性カバー12の上端に形成した嵌合穴12
bが圧嵌する環状溝7cを形成している。該嵌合穴12
bは、環状溝7c内に圧入してOリングのように防水機
能を備えている。
【0021】ドアスイッチSは、ドアに衝当する上端が
プッシュロッド7で、該プッシュロッド7が直接ドアに
衝当して、弾性カバー12が衝当しないので、弾性カバ
ー12がドアに衝当してずれたり、劣化したりすること
を防止することができる。
プッシュロッド7で、該プッシュロッド7が直接ドアに
衝当して、弾性カバー12が衝当しないので、弾性カバ
ー12がドアに衝当してずれたり、劣化したりすること
を防止することができる。
【0022】また前記摺動室5aは、その底面側にスプ
リング支持部10aを有する蓋部材10を嵌着してお
り、該スプリング支持部10aと前記プッシュロッド7
との間のスプリング8を弾装してプッシュロッド7をケ
ース5の外方に付勢している。
リング支持部10aを有する蓋部材10を嵌着してお
り、該スプリング支持部10aと前記プッシュロッド7
との間のスプリング8を弾装してプッシュロッド7をケ
ース5の外方に付勢している。
【0023】またターミナル11は、例えば、1本のア
ース用端子と、2本の接点切換用端子の合計3本で成
る。該ターミナル11は、前記ベース6と共にケース5
にインサート成形すると共に、一端を前記ケース5のコ
ネクタ部5cに配設し、他端の固定電極(図示せず)を
前記摺動室5aの内壁に配置している。該ターミナル1
1は各種の制御回路やルームランプ等に電気的に接続さ
れる。
ース用端子と、2本の接点切換用端子の合計3本で成
る。該ターミナル11は、前記ベース6と共にケース5
にインサート成形すると共に、一端を前記ケース5のコ
ネクタ部5cに配設し、他端の固定電極(図示せず)を
前記摺動室5aの内壁に配置している。該ターミナル1
1は各種の制御回路やルームランプ等に電気的に接続さ
れる。
【0024】前記摺動室5a内における各固定電極が対
向した空間には、前記3本の端子に電気的に接続される
3本の舌片摺動端9c、9dと、電気回路を構成せず可
動接片9の移動を安定化させるための1本の舌片摺動端
(図示せず)とを一体形成してなる可動接片9を装着し
ている。
向した空間には、前記3本の端子に電気的に接続される
3本の舌片摺動端9c、9dと、電気回路を構成せず可
動接片9の移動を安定化させるための1本の舌片摺動端
(図示せず)とを一体形成してなる可動接片9を装着し
ている。
【0025】該可動接片9は、その基部9aに透孔9b
を穿設すると共に、基部9aから両側に一対の舌片摺接
端9c,9dを延設している。そして、透孔9bに前記
突軸7bを挿入し、スプリング8で基部9aをプッシュ
ロッド7の内面に押し付けることにより、可動接片9を
プッシュロッド7に一体的に保持している。
を穿設すると共に、基部9aから両側に一対の舌片摺接
端9c,9dを延設している。そして、透孔9bに前記
突軸7bを挿入し、スプリング8で基部9aをプッシュ
ロッド7の内面に押し付けることにより、可動接片9を
プッシュロッド7に一体的に保持している。
【0026】車両ドアが開いている状態では、例えば両
固定電極に可動接点9の舌片摺接端9c,9dがそれぞ
れ接触し、これにより車両用ドアスイッチSがON作動
状態に成る。逆に、プッシュロッド7に対して押圧力が
加わった状態、すなわち車両ドアが閉じている状態で
は、ベース6側の固定電極から他方の舌片摺接端が離
れ、これにより車両用ドアスイッチがOFF作動状態に
成る。ただし、ターミナル11側の固定電極と一方の舌
片摺接端とは常に接触している。
固定電極に可動接点9の舌片摺接端9c,9dがそれぞ
れ接触し、これにより車両用ドアスイッチSがON作動
状態に成る。逆に、プッシュロッド7に対して押圧力が
加わった状態、すなわち車両ドアが閉じている状態で
は、ベース6側の固定電極から他方の舌片摺接端が離
れ、これにより車両用ドアスイッチがOFF作動状態に
成る。ただし、ターミナル11側の固定電極と一方の舌
片摺接端とは常に接触している。
【0027】また符号12で示す部材は、スイッチの前
面を水密的に覆うためのゴムなどの軟質樹脂で成る弾性
カバーである。該弾性カバー12は、前記ケース5のフ
ランジ部5bに係着するシールリップ12aと、前記プ
ッシュロッド7の環状溝7cに嵌着する嵌合穴12b
と、プッシュロッド7のケース5からの出没部7dを覆
う略蛇腹状の変形カバー部12cと、前記マウント孔6
aのカラー6dより高い位置に設けたシール段部12d
と、該シール段部12dの周囲に形成した囲い12e
と、を備えている。
面を水密的に覆うためのゴムなどの軟質樹脂で成る弾性
カバーである。該弾性カバー12は、前記ケース5のフ
ランジ部5bに係着するシールリップ12aと、前記プ
ッシュロッド7の環状溝7cに嵌着する嵌合穴12b
と、プッシュロッド7のケース5からの出没部7dを覆
う略蛇腹状の変形カバー部12cと、前記マウント孔6
aのカラー6dより高い位置に設けたシール段部12d
と、該シール段部12dの周囲に形成した囲い12e
と、を備えている。
【0028】前記シールリップ12aは、図2及び図4
に示すように、弾性カバー12の下面の基準面B−Bよ
り下側に突出して該弾性カバー12の下面外周に連続形
成して成る。該シールリップ12aは、図4及び図5に
示すように中央に輪形の窪み12f、該窪み12fの内
側に内側方向に向けて傾斜した傾斜突起12g、前記窪
み12fの外側に外側方向に向けて傾斜した傾斜突起1
2hを形成している。
に示すように、弾性カバー12の下面の基準面B−Bよ
り下側に突出して該弾性カバー12の下面外周に連続形
成して成る。該シールリップ12aは、図4及び図5に
示すように中央に輪形の窪み12f、該窪み12fの内
側に内側方向に向けて傾斜した傾斜突起12g、前記窪
み12fの外側に外側方向に向けて傾斜した傾斜突起1
2hを形成している。
【0029】前記窪み12fの底面は、基準面B−Bか
ら高さH1突出し、ネジ13でドアスイッチSを車体1
4に締付け固定すると、図6に示すように該窪み12f
の底面が車体14に圧接する。前記高さH1は、例えば
0.5[mm]程度である。
ら高さH1突出し、ネジ13でドアスイッチSを車体1
4に締付け固定すると、図6に示すように該窪み12f
の底面が車体14に圧接する。前記高さH1は、例えば
0.5[mm]程度である。
【0030】前記傾斜突起12g,12hは、ハの字形
状に開いた状態に形成し、かつ先細形状になっている。
該傾斜突起12g,12hの傾斜角度θ1,θ2は、約
45゜で、対称形状である。該傾斜突起12g,12h
は、基準面B−Bから高さH2突出している。該高さH
2は、例えば0.8[mm]から3.0[mm]程度で
ある。
状に開いた状態に形成し、かつ先細形状になっている。
該傾斜突起12g,12hの傾斜角度θ1,θ2は、約
45゜で、対称形状である。該傾斜突起12g,12h
は、基準面B−Bから高さH2突出している。該高さH
2は、例えば0.8[mm]から3.0[mm]程度で
ある。
【0031】該傾斜突起12g,12hは、ネジ13で
ドアスイッチSを車体14に締付け固定すると、図4に
実線で示す略ハの字の状態から想像線で示すように押圧
して潰れて、内側の傾斜突起12gが車体14に圧接し
てドアスイッチSの内側方向に潰れて広がるように変形
し、外側の傾斜突起12hが車体14に圧接して外側に
広がるように変形し、シールリップ12a全体が車体1
4に圧接して水密構造が形成される。
ドアスイッチSを車体14に締付け固定すると、図4に
実線で示す略ハの字の状態から想像線で示すように押圧
して潰れて、内側の傾斜突起12gが車体14に圧接し
てドアスイッチSの内側方向に潰れて広がるように変形
し、外側の傾斜突起12hが車体14に圧接して外側に
広がるように変形し、シールリップ12a全体が車体1
4に圧接して水密構造が形成される。
【0032】すなわち、内側の傾斜突起12gは、ネジ
13でドアスイッチSを車体14に締付けたとき、内側
方向に向けて45゜に傾斜しているので、ドアスイッチ
Sの内側方向に移動するようにして潰れる。このため、
シールリップ12aは、ベース6から離脱することがな
い。
13でドアスイッチSを車体14に締付けたとき、内側
方向に向けて45゜に傾斜しているので、ドアスイッチ
Sの内側方向に移動するようにして潰れる。このため、
シールリップ12aは、ベース6から離脱することがな
い。
【0033】また、シールリップ12aは、図6に示す
ように断面が左右対称になってハの字形状であるため、
ネジ13の締付けにより、傾斜突起12g,12hが潰
れたとき、左右の傾斜突起12g,12hが互いに引き
合うようにして変形して、その中間の窪み12fが車体
14に圧接するので、シールリップ12aの中央の窪み
12fが移動せず、シールリップ12aがズレて離脱す
ることを防止することができる。
ように断面が左右対称になってハの字形状であるため、
ネジ13の締付けにより、傾斜突起12g,12hが潰
れたとき、左右の傾斜突起12g,12hが互いに引き
合うようにして変形して、その中間の窪み12fが車体
14に圧接するので、シールリップ12aの中央の窪み
12fが移動せず、シールリップ12aがズレて離脱す
ることを防止することができる。
【0034】そして、摺動室5aの周囲にある傾斜突起
12g,12hは、ネジ13でドアスイッチSを車体1
4に締付け固定したとき、図5の状態から図6に示すよ
うに押圧して潰れて、内側の傾斜突起12gが車体14
に圧接して変形し、ケース5の外壁5dに先端部が密着
するように圧接し、外側の傾斜突起12hが車体14に
圧接して外側に広がるように変形し、シールリップ12
aの下面全体が車体14に圧接する。
12g,12hは、ネジ13でドアスイッチSを車体1
4に締付け固定したとき、図5の状態から図6に示すよ
うに押圧して潰れて、内側の傾斜突起12gが車体14
に圧接して変形し、ケース5の外壁5dに先端部が密着
するように圧接し、外側の傾斜突起12hが車体14に
圧接して外側に広がるように変形し、シールリップ12
aの下面全体が車体14に圧接する。
【0035】前記内側の傾斜突起12gは、ドアスイッ
チSの内側方向に向けて傾斜しており、ドアスイッチS
をネジ止めすると、内側のケース5側に移動するように
変形するので、弾性カバー12がベース6から離脱する
ことを防止することができる。また、外壁5dの周囲の
傾斜突起12gは、図6に示すようにケース5の内側方
向に移動するように変形することで、矩形のシリンダー
形状をした摺動室5aの外壁5dに圧接して、弾性カバ
ー12と外壁5dの間から水が浸入することを阻止する
ことができる。
チSの内側方向に向けて傾斜しており、ドアスイッチS
をネジ止めすると、内側のケース5側に移動するように
変形するので、弾性カバー12がベース6から離脱する
ことを防止することができる。また、外壁5dの周囲の
傾斜突起12gは、図6に示すようにケース5の内側方
向に移動するように変形することで、矩形のシリンダー
形状をした摺動室5aの外壁5dに圧接して、弾性カバ
ー12と外壁5dの間から水が浸入することを阻止する
ことができる。
【0036】また前記ネジ13は、該車両用ドアスイッ
チSを車体14のストライカ部にある車体側取付部14
aに固定するためのマウントビスなどである。該ネジ1
3は、スクリュードライバ等で締め付けると、鍔状の座
金部13aが前記弾性カバー12のシール段部12dを
押し潰し、座金部13aがベース6のマウント孔6aの
カラー6dへ接触する。
チSを車体14のストライカ部にある車体側取付部14
aに固定するためのマウントビスなどである。該ネジ1
3は、スクリュードライバ等で締め付けると、鍔状の座
金部13aが前記弾性カバー12のシール段部12dを
押し潰し、座金部13aがベース6のマウント孔6aの
カラー6dへ接触する。
【0037】これにより、車両用ドアスイッチSが車体
側取付部14aに取り付けられ、それと同時に車両用ド
アスイッチSが車体側取付部14aを介してボディアー
スされ、かつ座金部13aとシール段部12dとが密着
することでシール段部12dにおいて水密構造が形成さ
れる。
側取付部14aに取り付けられ、それと同時に車両用ド
アスイッチSが車体側取付部14aを介してボディアー
スされ、かつ座金部13aとシール段部12dとが密着
することでシール段部12dにおいて水密構造が形成さ
れる。
【0038】ドアスイッチSにおいて、ベース6に流れ
た電流は、カラー部6dからネジ13を通り車体14に
アースされる電流と、コネクタ部5c内のアース用端子
からアースされる電流とがある。すなわち、コネクタ部
5c内の端子は、ネジ13をアース用に兼用すること
で、入力端子1本であってもドアスイッチSを構成させ
ることができ、コネクタ部5c内の端子は1本でもよ
い。
た電流は、カラー部6dからネジ13を通り車体14に
アースされる電流と、コネクタ部5c内のアース用端子
からアースされる電流とがある。すなわち、コネクタ部
5c内の端子は、ネジ13をアース用に兼用すること
で、入力端子1本であってもドアスイッチSを構成させ
ることができ、コネクタ部5c内の端子は1本でもよ
い。
【0039】次に、上記構成から成る車両用ドアスイッ
チSの作用を説明する。上記構成の車両用ドアスイッチ
Sは、車両ドアを開けると、スプリング8の弾性力によ
ってプッシュロッド7がON方向に突出する。このと
き、固定電極の双方に舌片摺接端9c,9dがそれぞれ
接触し、これにより車両用ドアスイッチSは各種の制御
回路やルームランプ等にON信号を導出する。このと
き、プッシュロッド7は、肩部7aがケース5の開口段
差部5eに衝当し、これによってプッシュロッド7がケ
ース5から外方に飛び出さない様に保持される。
チSの作用を説明する。上記構成の車両用ドアスイッチ
Sは、車両ドアを開けると、スプリング8の弾性力によ
ってプッシュロッド7がON方向に突出する。このと
き、固定電極の双方に舌片摺接端9c,9dがそれぞれ
接触し、これにより車両用ドアスイッチSは各種の制御
回路やルームランプ等にON信号を導出する。このと
き、プッシュロッド7は、肩部7aがケース5の開口段
差部5eに衝当し、これによってプッシュロッド7がケ
ース5から外方に飛び出さない様に保持される。
【0040】また車両用ドアスイッチSは、車両ドアを
閉めると、スプリング8の弾性力に抗してプッシュロッ
ド7がOFF方向に移動する。このとき、可動接片9の
舌片摺接端9c,9dが固定電極から離れ、これにより
車両用ドアスイッチSはOFF状態と成る。
閉めると、スプリング8の弾性力に抗してプッシュロッ
ド7がOFF方向に移動する。このとき、可動接片9の
舌片摺接端9c,9dが固定電極から離れ、これにより
車両用ドアスイッチSはOFF状態と成る。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成・作用で成
るので次のような効果を奏する。請求項1の発明は、固
定接点を内設した摺動室、及びフランジ部を有するケー
スと、該ケースの前記フランジ部に嵌着し前記固定接点
に接離する可動接片を作動させるプッシュロッドと、前
記フランジ部に嵌合しネジで前記ケースと共に車体側取
付部に固定される弾性カバーと、を備えた車両用ドアス
イッチにおいて、前記弾性カバーは、外周部に、前記フ
ランジ部の下面の基準面から下側に突出したシールリッ
プを周設し、該シールリップは、前記ドアスイッチの内
側方向に向けて突出した傾斜突起を形成したことで、ケ
ースと共に弾性カバーを車体側取付部にネジ止めしたと
きに、前記シールリップは該車体側取付部にねじ込んだ
ネジに押圧されて潰れ、内側の傾斜突起が内側方向に傾
斜しているため車体に圧接してケースの内側方向に折曲
するように変形するので、該シールリップがフランジ部
から離脱するという不具合を解消することができる。こ
れにより、弾性カバーのシールリップ離脱によるドアス
イッチの防水機能の喪失を無くし防水性を保持すること
ができる。
るので次のような効果を奏する。請求項1の発明は、固
定接点を内設した摺動室、及びフランジ部を有するケー
スと、該ケースの前記フランジ部に嵌着し前記固定接点
に接離する可動接片を作動させるプッシュロッドと、前
記フランジ部に嵌合しネジで前記ケースと共に車体側取
付部に固定される弾性カバーと、を備えた車両用ドアス
イッチにおいて、前記弾性カバーは、外周部に、前記フ
ランジ部の下面の基準面から下側に突出したシールリッ
プを周設し、該シールリップは、前記ドアスイッチの内
側方向に向けて突出した傾斜突起を形成したことで、ケ
ースと共に弾性カバーを車体側取付部にネジ止めしたと
きに、前記シールリップは該車体側取付部にねじ込んだ
ネジに押圧されて潰れ、内側の傾斜突起が内側方向に傾
斜しているため車体に圧接してケースの内側方向に折曲
するように変形するので、該シールリップがフランジ部
から離脱するという不具合を解消することができる。こ
れにより、弾性カバーのシールリップ離脱によるドアス
イッチの防水機能の喪失を無くし防水性を保持すること
ができる。
【0042】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記シールリップは、前記傾斜突起の外側
に、窪みを形成し、該窪みの外側には、ドアスイッチの
外側方向に向けて突出し、かつ弾性カバーの外周部を構
成する傾斜突起を形成して、2つの傾斜突起を設けたこ
とで、弾性カバーを車体取付部にネジ止めしたときに、
外側の傾斜突起の内側傾斜面が車体取付部の表面を外側
方向に擦るように密着して防水し、内側の傾斜突起の下
側傾斜面がドアスイッチの内側方向移動しながら車体取
付部の表面にケースの内側方向に擦るように密着してシ
ールリップの捲れによる離脱を防止すると共に、前記2
つの傾斜突起の2個所で二重に防水するので防水性能を
向上させることができる。
明において、前記シールリップは、前記傾斜突起の外側
に、窪みを形成し、該窪みの外側には、ドアスイッチの
外側方向に向けて突出し、かつ弾性カバーの外周部を構
成する傾斜突起を形成して、2つの傾斜突起を設けたこ
とで、弾性カバーを車体取付部にネジ止めしたときに、
外側の傾斜突起の内側傾斜面が車体取付部の表面を外側
方向に擦るように密着して防水し、内側の傾斜突起の下
側傾斜面がドアスイッチの内側方向移動しながら車体取
付部の表面にケースの内側方向に擦るように密着してシ
ールリップの捲れによる離脱を防止すると共に、前記2
つの傾斜突起の2個所で二重に防水するので防水性能を
向上させることができる。
【0043】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記窪みは、前記フランジ部の下面の基準
面より高さH1突出した位置に形成したので、ドアスイ
ッチを車体にネジ止めしたときに、窪み底面が車体取付
部に圧接して密着するので、弾性カバー内に水が浸入す
ることを阻止し更に防水性を向上させることができる。
明において、前記窪みは、前記フランジ部の下面の基準
面より高さH1突出した位置に形成したので、ドアスイ
ッチを車体にネジ止めしたときに、窪み底面が車体取付
部に圧接して密着するので、弾性カバー内に水が浸入す
ることを阻止し更に防水性を向上させることができる。
【0044】請求項4の発明は、前記請求項3記載の発
明において、前記内側の傾斜突起と外側の傾斜突起は、
略ハの字状に開いて配設すると共に、両者共に先細形状
に形成したので、ドアスイッチを車体にネジ止めしたと
きに、2つの傾斜突起が対向する側の内側傾斜面が車体
取付面に圧接して、互いに反対方向に広がるように変形
するので、シールリップがフランジ部から離脱するとい
う不具合を解消して、ドアスイッチの防水機能が損なわ
れることを防止することができる。また、前記傾斜突起
が先細形状に形成されているので、傾斜突起の先端部が
特に車体取付部に密着して、弾性カバー内に浸入する水
を阻止することができる。2つの傾斜突起がハ字状に開
き、かつ2つの傾斜突起間に前記窪みが配置されている
ので、シールリップに吸着盤の機能を付与して、該シー
ルリップ全体を車体取付部に密着させて防水機能を向上
させると共に、シールリップがフランジ部から離脱する
ことを防止することができる。
明において、前記内側の傾斜突起と外側の傾斜突起は、
略ハの字状に開いて配設すると共に、両者共に先細形状
に形成したので、ドアスイッチを車体にネジ止めしたと
きに、2つの傾斜突起が対向する側の内側傾斜面が車体
取付面に圧接して、互いに反対方向に広がるように変形
するので、シールリップがフランジ部から離脱するとい
う不具合を解消して、ドアスイッチの防水機能が損なわ
れることを防止することができる。また、前記傾斜突起
が先細形状に形成されているので、傾斜突起の先端部が
特に車体取付部に密着して、弾性カバー内に浸入する水
を阻止することができる。2つの傾斜突起がハ字状に開
き、かつ2つの傾斜突起間に前記窪みが配置されている
ので、シールリップに吸着盤の機能を付与して、該シー
ルリップ全体を車体取付部に密着させて防水機能を向上
させると共に、シールリップがフランジ部から離脱する
ことを防止することができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す図面で、ドアスイッ
チの正面図である。
チの正面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図面で、ドアスイッ
チの平面図である。
チの平面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す図面で、ドアスイッ
チの側面図である。
チの側面図である。
【図4】図2の矢視X−X線方向断面図である。
【図5】図4のY部の拡大図である。
【図6】本発明の実施の形態を示す図面で、ドアスイッ
チを車体側取付部にネジ止めしたときの図4のY部の拡
大図である。
チを車体側取付部にネジ止めしたときの図4のY部の拡
大図である。
【図7】従来の車両用ドアスイッチを示す図面で、ネジ
止めする部位の要部拡大断面図である。
止めする部位の要部拡大断面図である。
5 ケース 5a 摺動室 5b フランジ部 6 ベース 7 プッシュロッド 9 可動接片 12 弾性カバー 12a シールリップ 12g,12h 傾斜突起 12f 窪み 13 ネジ 14a 車体側取付部 S ドアスイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】 固定接点を内設した摺動室(5a)、及
びフランジ部(5b)を有するケース(5)と、該ケー
ス(5)の前記フランジ部(5b)に嵌着し前記固定接
点に接離する可動接片(9)を作動させるプッシュロッ
ド(7)と、前記フランジ部(5b)に嵌合しネジ(1
3)で前記ケース(5)と共に車体側取付部(14a)
に固定される弾性カバー(12)と、を備えた車両用ド
アスイッチにおいて、 前記弾性カバー(12)は、外周部に、前記フランジ部
(5b)の下面の基準面(B−B)から下側に突出した
シールリップ(12a)を周設し、 該シールリップ(12a)は、前記ドアスイッチ(S)
の内側方向に向けて突出した傾斜突起(12g)を形成
したことを特徴とする車両用ドアスイッチ。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記シールリップ(12a)は、前記傾斜突起(12
g)の外側に、窪み(12f)を形成し、 該窪み(12f)の外側には、ドアスイッチ(S)の外
側方向に向けて突出し、かつ弾性カバー(12)の外周
部を構成する傾斜突起(12h)を形成したことを特徴
とする車両用ドアスイッチ。 - 【請求項3】 前記請求項2記載の発明において、 前記窪み(12f)は、前記フランジ部(5b)の下面
の基準面(B−B)より高さ(H1)突出した位置に形
成したことを特徴とする車両用ドアスイッチ。 - 【請求項4】 前記請求項3記載の発明において、 前記内側の傾斜突起(12g)と外側の傾斜突起(12
h)は、略ハの字状に開いて配設すると共に、両者共に
先細形状に形成したことを特徴とする車両用ドアスイッ
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000157498A JP2001338548A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 車両用ドアスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000157498A JP2001338548A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 車両用ドアスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001338548A true JP2001338548A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18662124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000157498A Pending JP2001338548A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 車両用ドアスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001338548A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102118154B1 (ko) * | 2020-02-03 | 2020-06-02 | 엠피아주식회사 | 방진, 방수형 자가발전 스위치 시스템 |
-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000157498A patent/JP2001338548A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102118154B1 (ko) * | 2020-02-03 | 2020-06-02 | 엠피아주식회사 | 방진, 방수형 자가발전 스위치 시스템 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070529 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090826 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091222 |