JPH10143882A - 光ピックアップのトラッキング制御装置 - Google Patents

光ピックアップのトラッキング制御装置

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JPH10143882A
JPH10143882A JP8293715A JP29371596A JPH10143882A JP H10143882 A JPH10143882 A JP H10143882A JP 8293715 A JP8293715 A JP 8293715A JP 29371596 A JP29371596 A JP 29371596A JP H10143882 A JPH10143882 A JP H10143882A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受光部出力信号内の混入グリッチで位相差法で
生成したトラッキングエラー信号の乱れを防止する。 【解決手段】受光素子2a,2b出力を回路7a,7b
で電圧信号に変換し、回路8a,8bで2値化してから
手段9に入力する。手段9は回路8a,8bからの信号
のいずれか一方のレベルが変化した時点を起点とし、こ
の信号が元のレベルに復帰した時点あるいは他方の信号
のレベルが変化した時点のいずれか早い方を終点とする
時間幅のパルスを出力する。したがって、手段9からの
出力パルスの幅はグリッチ分だけ過剰となるにとどま
り、結果的に、この出力パルスに基づいて生成したトラ
ッキングエラー信号へのグリッチの影響は最小限に抑制
され、安定したトラッキングサーボ制御の実現が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録担体から光学的
に情報を再生する光ピックアップのトラッキング制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの情報記録面に形成されてい
る情報ピットに対しての光ピックアップのトラッキング
制御のためのトラッキングエラー信号を得る方式とし
て、近年、位相差法とかDPD法(Differential Phase
Detection)と称される方式が特に注目されつつある。
この位相差法については例えば特公平7ー105052
号公報にも既に記述されている。同公報で記述されてい
る位相差法においては、光ディスクに照射された光ビー
ムが情報ピット上を通過する際、光ビームの情報ピット
中心からのずれに応じて受光素子上の写像である回折パ
ターンが変化することを利用したものである。つまり、
同公報に記述の従来のトラッキング制御装置においては
簡単には受光素子における受光領域を情報ピットの写像
のトラック方向に平行に分割したうえで、それぞれの分
割受光領域での受光光量に応じた出力信号のレベルの変
化の仕方が光ビームの情報ピット中心からのずれの方向
とずれ量とに応じて異なったものとなるから、分割受光
領域それぞれからの出力信号を2値化し、それら2つの
2値化信号のいずれが先に変化したか、およびそのレベ
ル変化の時間差をみることによって光ビームのずれの方
向とずれ量とを示すトラッキングエラー信号を得るよう
にしたものである。
【0003】以下、図11ないし図19を参照して前記
公報に記述の従来の位相差法について具体的に説明する
ことにする。なお、符号は同公報とは異なったものとし
ている。図11を参照して、半導体レーザのような光源
101からの光ビームは光分割器102の第1の面10
3で反射されてから、対物レンズ104によって、記録
担体である光ディスク105の情報記録面に微小スポッ
トとして集光される。光ディスク105で反射された光
ビームは、再び、対物レンズ104を通過するととも
に、さらに光分割器102の第1の面103を通過した
うえで、第2の面106の一部に形成された回折構造体
107によって回折されることで方向を変えられる。方
向を変えられた光ビームは光分割器102内を第1の面
103と第2の面106との間で全反射しながら光検出
器108に入射させられる。
【0004】この回折構造体107は図12を参照する
ように領域109,110,111の3つの領域に分割
されており、これら各領域109,110,111で回
折された光ビームは光検出器108の受光部112およ
び113と、受光部114と、受光部115とにそれぞ
れ到達する。対物レンズ104と光ディスク105との
距離が変動すると、回折構造体107の領域109で回
折された光ビームの、受光部112と113への入力量
も変動することから、受光部112と113それぞれに
おける受光量の差を演算すると光ディスク105上の情
報記録面と光スポットとの集光位置のずれを示すフォー
カスエラー信号を得ることができる。
【0005】一方、光ディスク105上の情報が凹凸を
有する情報ピットの列である情報トラックで記録されて
いる場合、光スポットが情報ピット上を通過する際に生
じる光の回折パターンを利用することにより光スポット
と情報トラックとの、情報記録面内で該情報トラックに
垂直な方向における位置ずれを示すトラッキングエラー
信号を得ることができる。
【0006】図13、図14および図15のそれぞれの
(A)は光スポットと情報ピットとの位置関係の変化の
例を示し、それぞれの(B)は前記(A)の位置関係の
変化に伴う光スポットによる光ディスク105からの反
射光量の強度分布パターンつまりファーフィールドパタ
ーンの変化の例を示している。
【0007】図14(A)で示すように光ピックアップ
からの光スポット124が情報ピット125の中心を通
過していく場合では図14(B)で示すように強度分布
パターンは左右対称のまま変化していく。図13(A)
とか図15(A)でそれぞれ示すように光スポット12
4が情報ピット125の中心からずれて通過していく場
合では図13(B)とか図15(B)でそれぞれ示すよ
うに強度分布パターンの左右対称性は崩れてしまい、強
度分布パターンの変化の様子に時間差(位相差)が生じ
る。これにより強度分布パターンの左右における反射光
量を光検出器108における各受光部114,115そ
れぞれで電気信号に変換してこの時間差を検出する信号
処理を行うことによってトラッキングエラー信号を得る
ことができる。
【0008】図16は、そうしたトラッキングエラー信
号を得るための信号処理の回路構成であり、図17はそ
の信号処理における各部での信号波形を示したものであ
る。この場合、図17は時間が経過するに伴って光スポ
ットが情報トラック上を左側から右側に横断しながら、
すなわち図13の状態から図14の状態、そして図15
の状態へと変化しながら情報ピット124上を通過して
いく状況を示す。
【0009】図16において、受光部114,115で
検出した電気信号である光電流は電流電圧変換器11
6,117で図17(ア)(イ)の波形の電圧信号に変
換される。これら電流電圧変換器116,117それぞ
れからの電圧信号はそれぞれ2値化回路118,119
で図17(ウ)(エ)で示される波形の2値化信号に変
換される。この場合、これら2値化信号の立ち上がりあ
るいは立ち下がりの時間差である位相差を検出すること
で上述したトラッキングエラー信号の検出ができるので
あるが、上述の従来の公報に記述の技術では2値化信号
の立ち下がりの時間差をDフリップフロップ120,1
21で検出する。Dフリップフロップ120,121そ
れぞれの出力端子Qからの出力パルスの立ち上がりから
立ち下がりまでのパルス幅が時間差に対応している。こ
のような時間差を示すパルスは図17(オ)(カ)で示
されている。この時間差パルスは差分検出器122で図
17(キ)で示されるパルス幅変調信号に変換されたう
えでローパスフィルタ123を通されることで、図17
(ク)で示されるようなアナログのトラッキングエラー
信号に変換される。この場合図17の左右端は光スポッ
トが情報ピットの中心からずれている場合であり、この
ように光スポットが情報ピットの中心からずれて通過し
ていく場合では、受光部114,115それぞれからの
信号ア、イは時間差のみならず変化頻度としての周波数
も異なることがある。このため時間差の誤検出を防止す
るうえに上述の従来公報では時間差の検出にDフリップ
フロップ120,121を用いている。この公報の記述
から判断すると、Dフリップフロップ120,121は
丸印付き「T」と示されている端子がクロック入力、下
方から引き出された無記名の端子がリセット入力であ
り、リセット端子が論理「L」のときは無条件に「Q」
出力は「L」レベル、リセット端子が論理「H」のとき
は「D」入力に与えられたものと等しい論理レベルが
「T」クロック端子の「H」→「L」への立ち下がり時
点で「Q」端子に出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報に記述の従来の技術においては、以下に説明する
ように時間差である位相差の誤検出を防止できるのは実
は極めて限定された状態でしかない。図16で示すよう
に受光部114,115それぞれから与えられ、これを
2値化してなる2組の2値化信号の立ち下がりでトラッ
キングエラーを示す時間差を検出する構成においては図
17の(ウ)(エ)の一方の2値化信号が「L」レベル
であって他方の2値化信号が変化した場合にはその変化
によっても確かに時間差を誤検出せずに、Dフリップフ
ロップ120,121からはパルス(オ)(カ)も発生
しない。しかし、2値化信号(ウ)(エ)の一方が
「H」レベルのときに他方が変化すると、それは時間差
として検出されてトラッキングエラー信号に大きな影響
を及ぼしてしまう。例えば光ディスク表面の物理的な傷
とか外来性の電気ノイズ、あるいは隣接トラック上のピ
ットの影響などによって受光部114,115から電流
電圧変換器116,117を経由した信号の波形に、図
18の(ア)(イ)の破線円で囲むように微小な異常波
形が生じたとすると、2値化回路118,119の出力
に図18の(ウ)(エ)の矢印で示すようなグリッチが
発生してしまう。このようなグリッチはDフリップフロ
ップ120,121の出力すなわち時間差を示す図18
のパルス(オ)(カ)、さらに差分検出器122の図1
8で示される出力(キ)のパルス幅を本来のトラッキン
グエラーに対応した時間差を示している破線の位置から
矢印方向にあるグリッチに起因した実線の位置にまで拡
大させてしまうことにより、そのパルス幅はグリッチそ
のものにくらべて明らかに大きくなり得る。その結果、
ローパスフィルタ123を経由した最終的なトラッキン
グエラー信号の振幅も図18の(ク)で示すように本来
の破線の状態から矢印の方向に実線で示すようになり図
17の(ク)と比較して明らかであるように大きく狂わ
されてしまうことになる。
【0011】特にこの影響が大きいのは、光スポットが
情報ピット列の上を正しく追従しているときに、上述し
た信号波形に異常が発生した場合である。図18の中心
付近を参照すれば、光スポットが情報ピット列の上を正
しく追従しているとき受光部114,115からの信号
を2値化した信号(ウ)(エ)はこの場合は全く同じ位
相で変化するので、立ち上がり、立ち下がりともに時間
差つまり位相差は無く、時間差パルス(オ)(カ)は生
じず、トラッキングエラー信号(ク)もゼロを維持する
はずである。しかしながら、上述したような原因でもっ
て時間差を検出するための元信号である(ウ)(エ)に
異常が生じると、これらの位相が完全に一致していたと
しても図19で示すようにグリッチ自体よりはるかに幅
の広い時間差パルス(オ)(カ)がグリッチ発生の時点
(矢印)から生じてしまい。トラッキングエラー信号
(ク)は大きく乱れてしまう。上述したように、この場
合は、もともとトラッキングエラー信号(ク)はゼロで
あって光スポットは情報ピット列の上を正しく追従して
いるいわゆるオントラック状態であるにもかかわらず、
わずかな信号波形の異常により大きな偽のトラッキング
エラー信号が生成されてしまうので、光スポットの位置
はオントラックの状態から大きく振られてしまい、情報
の正しい再生が妨げられたり、場合によってはトラック
外れをも引き起こしてしまう。
【0012】以上のように従来のトラッキング制御装置
においては光ディスクの傷とか外乱ノイズ、あるいは隣
接トラック上の情報ピットの影響などによりグリッチが
発生し、時間差を誤検出した場合には、その影響はグリ
ッチの幅以上に大きくトラッキングエラー信号に反映さ
れてしまう結果となり、トラッキングサーボ制御の精度
とか情報信号の再生に対して大きな障害となる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録担体の情
報トラックからの戻り光を受光するように光ピックアッ
プに配置された少なくとも2つの受光部からの出力信号
を2値化して2つの2値化信号として出力する2値化手
段と、前記2値化信号のうちの一方の2値化信号が第1
のレベルから第2のレベルへ変化した時点を起点とし
て、この一方の2値化信号が第1のレベルに復帰した時
点あるいは他方の2値化信号が第1のレベルから第2の
レベルへ変化した時点のいずれか早い方を終点とする時
間幅を有し、かつ前記2値化信号のうちのいずれが先に
第1のレベルから第2のレベルへ変化したかに応じたパ
ルスを出力するパルス出力手段と、前記パルス出力手段
からの出力パルスに基づいてトラッキングエラー信号を
生成する生成手段とを具備したことを特徴とする構成と
したことによって上述した課題を解決している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0015】図1を参照して、1は光源としての半導体
レーザー、2は複数の受光領域に分割された受光素子、
3はガラス面に回折格子であるホログラム31が刻まれ
たホログラムユニット、4はコリメータレンズ、5は対
物レンズ、6は記録担体である光ディスク、61はその
光ディスク6の情報記録面、7は受光素子2からの電流
信号を電圧信号に変換する電流電圧変換回路である。半
導体レーザー1から出射された光ビームはホログラムユ
ニット3を通過した後コリメータレンズ4によリ平行な
光ビームにされたあと、対物レンズ5により光ディスク
6の情報記録面61上に微小な光スポットに集光され
る。光ディスク6の情報記録面61で反射された光は上
記と逆の経路を経てホログラムユニット3に到達する
が、このホログラムユニット3を通過する際にその表面
に刻まれたホログラム31によって回折され、半導体レ
ーザー1にでは無く受光素子2に入射する。受光素子2
の分割された受光領域に入射した光ビームはその強度に
応じた光電流となって出力されるが、電流の形態では通
常の信号処理には不便なため電流電圧変換回絡7により
各受光領域毎に電圧信号に変換して出力される。
【0016】図2にはホログラムユニット3に刻まれた
ホログラム31とそれにより回折され受光素子2へ入射
する光ビームの位置関係を示す。ホログラム31は31
a、31b、31cの3つのそれぞれが回折方向が異な
るホログラム領域に分割されている。これら各分割ホロ
グラム領域31a,31b,31cにより異なる方向に
回折された光ビームはそれぞれ受光素子2それぞれの分
割受光領域2a、2b、2c、2dに入射する。なお図
2中「T」で示した矢印は光ディスク6からの反射光が
ホログラム31に入射する際の、情報トラック(情報ピ
ット列)の長さ方向を意味しており、ホログラム31に
おける分割ホログラム領域31aと31bとの分割線は
この情報トラック長さ方向と一致している。ここで対物
レンズ5と光ディスク6との離間距離が変化すると光デ
ィスク6で反射されてホログラムユニット3上に戻って
来る光ビームの径や位置などが変化する。そのためホロ
グラム31の分割ホログラム領域31cで回折されて受
光素子2の分割受光領域2c、2dの上に入射する光ビ
ーム(ほぼ半円状のパターンとして図示)の位置は、上
記離間距離の変化に応じて移動することになるため、受
光素子2の分割受光領域2cと2dとの出力差から対物
レンズ5と光ディスク6との位置誤差信号即ちフォーカ
スエラー信号が得られる。このような方式によるフォー
カスエラー信号の検出方法はフーコー法として公知のも
のであり本発明の目的とは直接的には関係がないのでこ
の明細書ではこれ以上の詳細な言及はしない。このフォ
ーカスエラー信号に応じて対物レンズ5をレンズアクチ
ュエータとして通称される図示しない駆動手段によって
光ディスク6と常に等しい距離となるように駆動させ、
光ビームスポットを情報記録面61上に収束させた状態
とする、所謂フォーカス制御を行うことができる。
【0017】一方、ホログラム31の分割ホログラム領
域31aと31bとで回折された光ビームは受光素子2
の分割受光領域2aと2bとにそれぞれ入射し、電流電
圧変換回路7から電圧信号として出力される。これらの
電圧信号は図3の回路によりトラッキングエラー信号と
して生成処理されて出力される。図3において7a、7
bは、電流電圧変換回路7の一部であって、受光素子2
の分割受光領域2a、2bそれぞれからの光電流を電圧
に変換する電流電圧変換回路部分であり、必要に応じて
適度な増幅度を有していても構わない。8a、8bは電
流電圧変換回路部分7a、7bからの電圧信号を2値化
信号つまりディジタル信号に変換する2値化回路であ
る。9は2値化回路8a、8bそれぞれからのディジタ
ル信号の時間差(位相差)に応じてパルスを出力するパ
ルス出力手段であって、NOTゲート(論理反転回路)
91a、91b、D型フリップフロップ(D―FF)9
2a、92b、ANDゲート93a、93bによって構
成されている。なおこの図3におけるD―FF92a、
92bは図16のものとは異なり、クロック入力(CL
K)の論理レベル「L」から「H」への立ち上がり時点
におけるD入力の論理レベルをQ端子に出力するものと
している。結果的にこの図3におけるパルス出力手段9
は2値化回路8a、8bからのディジタル信号(ウ)
(エ)の論理レベル「H」から「L」への立ち下がりの
時間差(位相差)を検出してパルスを出力する構成とな
っている。10はパルス出力手段9からの2組のパルス
出力を差分して正負両極性を有するパルス信号を生成す
る差分検出器、11はこの差分検出器10からの出力デ
ィジタルパルスを平滑化あるいは平均化してアナログ信
号に変換するローパスフィルタ(LPF)であり、この
ローパスフィルタ10の出力がトラッキングエラー信号
TESとなる。
【0018】この図3で示した構成の回路における動作
タイミングを図4を用いて順次に説明する。図4におい
て分割受光領域2a、2bからの信号を電流電圧変換回
路7a,7bでそれぞれ電流電圧変換してなる信号
(ア)(イ)には、従来技術での動作タイミングを示す
図18において時間差の大幅な誤検出を招いた波形異常
(スパイク状の乱れ)が破線円内に示すように加わって
いる状態を想定している。それらを2値化回路8a,8
bでそれぞれ2値化してなる信号(ウ)(エ)にも図1
8と同様にして矢印の箇所にグリッチが生じている。こ
れらを元にして時間差(位相差)を検出するパルス出力
手段9の内部信号の内の中間信号であるD―FF92
a、92bの出力(オ)(カ)は従来の技術で説明した
と同様にしてそのパルス幅がグリッチが無い場合の本来
のパルス幅にくらべて矢印方向に向けてやはり過大にな
っている。このDーFF92a,92bの出力(オ)と
(カ)それぞれとこれらパルスを出力したD―FF92
a、92bのクロック、即ち(エ)の論理反転と(ウ)
の論理反転それぞれとの論理積をANDゲート93a、
93bによって得る。こうして得た論理積出力(キ)と
(ク)の差分を差分検出器10で検出する。差分検出器
10で論理積出力(キ)と(ク)との差分をとったパル
ス信号(ケ)においてはパルス幅の増加は(ウ)(エ)
に矢印で示したグリッチの分だけに抑えられる。したが
って、ローパスフィルタ11を通した最終的な実線で示
されるトラッキングエラー信号も(コ)に示したよう
に、グリッチによる誤検出が無い破線の状態からわずか
な変動に止めることができる。
【0019】更に図5には光スポットが情報ピット列の
上を正しく追従している場合の動作タイミングを示す
が、先に図19で示した従来例と同様なグリッチが2値
化回路の8a、8bの出力(ウ)(エ)に現れたとして
も、差分検出器10の出力(ケ)に現れるのはグリッチ
の幅だけのパルスであってトラッキングエラー信号の乱
れも(コ)の実線で示すように従来例の場合の破線と比
較して小さくなり、したがって、トラッキングサーボ制
御への影響も少なく抑えられる。
【0020】また図3の回路は分割受光領域2a,2b
それぞれからの信号を電流電圧変換および2値化した後
の信号(ウ)(エ)の、論理「H」から「L」への立ち
下がりの位相差(時間差)を検出するように構成してい
るが、その逆に論理「L」から「H」への立ち上がりを
検出するように構成した例を図6に示す。図6が図3と
異なっているのは第1にパルス出力手段9の内部構成で
あり、NOTゲート91a、91bによって2値化した
後の信号(ウ)(エ)の論理反転した信号を生成した
後、D―FF92a、92bのクロック(CLK)入力
では無く0(CLR)入力に対して与える接続となって
いる。更に異なっているのはパルス出力手段9の出力以
降の接続であり、図3ではパルス信号のまま差分検出器
10により正負の極性を有するパルス信号に変換した後
にローパスフィルタ11を経てアナログのトラッキング
エラー信号を得ているのに対し、図6ではパルス出力手
段9からのパルス出力(キ)(ク)をそれぞれローパス
フィルタ11a、11bに通してアナログ信号に変換し
た後、差動増幅器12によってこれらアナログ信号の差
を求めることでトラッキングエラー信号を得る構成とな
っている。図6の回路構成における動作タイミング図を
図7に示すが、分割受光領域2a,2bからの信号を電
流電圧変換した信号(ア)(イ)の破線円内のような乱
れによって2値化した信号(ウ)(エ)にグリッチが生
じたとき、パルス出力手段9内部の中間信号であるDー
FF92a、92bの出力(オ)(カ)の出力パルス幅
は過大となるものの、これらとそれぞれのD―FFのク
ロック(CLK)即ち(ウ)(エ)との論理積をとった
出力(キ)(ク)にはやはりグリッチ幅以上の過剰なパ
ルスは発生せず、それぞれのローパスフィルタ通過後の
出力(ケ)(コ)および最終的なトラッキングエラー信
号(サ)の何れの変動もグリッチの無い破線と比較して
実線で示されるように小さく抑えられる。
【0021】更に図8には光スポットが情報ピット列の
上を正しく追従している場合の動作タイミングを示す
が、従来例の図19と同様なグリッチが2値化回路8
a、8bの出力(ウ)(エ)に現れたとしても、パルス
出力手段9の2組のパルス出力(キ)(ク)に現れるの
はグリッチの幅だけのパルスであってそのローパスフィ
ルタ出力(ケ)(コ)、更にそれらの差を求めたトラッ
キングエラー信号(サ)の乱れの何れも実線で示される
ように従来例の場合の破線と比較して小さくなり、した
がって、光スポットは情報ピット列の上を正しく追従し
続けることができる。
【0022】なお、図3および図6において、パルス出
力手段9内部のANDゲート93a、93bを3入力の
ものとしてこれら両図の破線で示すようにその3番目の
入力線を信号線「MUTE」として用いると、トラッキ
ングエラー信号を生成するパルスの出力を制御すること
ができる。例えば、図3および図6においてはこの信号
線MUTEを論理「L」レベルにするとANDゲート9
3a、93bの出力は無条件に「L」レベルに固定さ
れ、結果としてトラッキングエラー信号は出力されなく
なる(ゼロレベル付近に固定される)。これを利用する
と、例えばフォーカスサーボの引き込みが完了しておら
ずトラッキングエラー信号に意味が無いなどの場合にそ
の出力を停止する所謂ミューティング動作が可能とな
リ、後に続く回路などの不要な動作を抑制することがで
きる。無論これらANDゲート93a、93bの入力線
の数を3以上として、複数のミューティング入力線を具
備する様にしても良い。
【0023】更に図3あるいは図6の構成では、出力さ
れる時間差(位相差)パルスの幅をグリッチに起因した
過大なものとならないように制限する手段として用い
る、ANDゲートの入力数をこのように増すだけで、別
段新たな素子とか要素を付加をすることなくミューティ
ング機能を持たせることができることも大きな特徴であ
る。
【0024】なお本発明のトラッキング制御装置を適用
するのに適した光ビックアップは図1で示したように3
分割されたホログラムユニットを有し、トラッキングエ
ラー信号検出用に2つの受光素子を用いると共にフォー
カスエラー信号検出にフーコ一法を使用する構成のもの
だけでは無い。図9には本発明のトラッキング制御装置
を適用するに好適な、別の構成を有する光ピックアップ
の例を示す。図9は受光素子として受光領域が田の字型
に4分割されたものを用い、フォーカスエラー信号の検
出に非点収差法を使用する光ピックアップの例である
が、半導体レーザなどの光源1から出射した光ビームは
コリメータレンズ4にて平行光に変換された後、ハーフ
ミラー50を経て対物レンズ5により収束され、光ディ
スク6上の情報記録面61上に微小な光スポットとして
照射される。その反射光は対物レンズを経てハーフミラ
ー50により図面右側の方向に光路が曲げられ、非点収
差法の特徴である2つの焦点を有する収束された光ビー
ムとなるべく、凸レンズ51およびシリンドリカルレン
ズ52を経て受光素子2に到達する。凸レンズ51から
受光素子2に至る経路上、実線で示したものはシリンド
リカルレンズ52により収束されない軸方向の光ビー
ム、破線で示したのはシリンドリカルレンズ52で収束
される軸方向の光ビームであるが、これらは非点収差法
にとって公知のものであるので詳細は省略する。
【0025】続いて図10には図9の構成の光ピックア
ップと、図3あるいは図6で示した回路とを接続する際
の、受光領域が田の字型に4分割された受光素子2周り
の接続を示す。図中「T」で示した矢印は光ディスク6
からの反射光が受光素子2に入射する際の、情報トラッ
ク(情報ピット列)の長さ方向を意味している。光スポ
ットが情報ピット上を通過する際の光の回折パターンつ
まりファーフィールドパターンは、光スポットが情報ピ
ット列(トラック)の中心から左右にずれると従来技術
の図13とかあるいは図15に示されるように、トラッ
クの長さ方向に対して斜めに出現しやすい。従って受光
領域が4分割された受光素子を用いる場合には、それぞ
れトラックに対して斜め、即ち対角方向の素子出力を組
み合わせるようにすれば良い。図10において受光素子
2は田の字型に4分割された受光領域2a、2b、2
c、2dを有しており、それぞれへの入射光量に応じた
光電流出力は電流電圧変換回路7a、7b、7c、7d
で電圧信号に変換される。その後加算器53aにより電
流電圧変換回路7aと7cとの出力の和を、加算器53
bにより電流電圧変換回路7bと7dとの出力の和を、
と言う具合に対角方向の素子から得られた信号同士の加
算を行い、これらを図3あるいは図6における2値化回
絡88、8bへの入力信号とすれば、図1の光ピックア
ップと同様にトラッキングエラー信号を得ることができ
る。なお図3や図6と同様にしてこの図10において
も、電流電圧変換回路7a、7b、7c、7dは必要に
応じて適度な増幅度を有していても構わない。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、時間差
(位相差)を検出するための受光部から得られた信号に
光ディスクの傷とか外乱ノイズ、あるいは隣接した情報
トラック上のピットの影響などによって、この信号を2
値化した信号にグリッチが発生したとしても、パルス出
力手段は位相差を検出するための2値化信号のうちの一
方の2値化信号が第1のレベルから第2のレベルへ変化
した時点を起点として、この一方の2値化信号が第1の
レベルに復帰した時点あるいは他方の2値化信号が第1
のレベルから第2のレベルへ変化した時点のいずれか早
い方を終点とする時間幅を有し、かつ前記2値化信号の
うちのいずれが先に第1のレベルから第2のレベルへ変
化したかに応じたパルスを出力するように構成されてい
るので、このパルスを元に生成したトラッキングエラー
信号のグリッチによる影響は、そのグリッチの幅だけに
制限できることになり、その結果、トラッキングエラー
信号の乱れを抑制してトラッキングサーボ制御の精度と
か情報信号の再生に対しての大きな障害の発生を防止で
きる。また、新たな要素とか素子などを付加しなくても
パルス出力手段内の要素であるANDゲートの入力数を
増すだけでミューティング機能も実現で、後続の回路な
どの不要な動作の抑制も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラッキング制御装置に適用される光
ピックアップの概略構成図。
【図2】図1の光ピックアップのホログラムユニットと
受光素子の説明図。
【図3】図1の制御装置の回路構成図。
【図4】図3の回路の動作タイミングを説明するための
タイミングチャート。
【図5】図3の回路の動作タイミングをさらに説明する
ためのタイミングチャート。
【図6】本発明のトラッキング制御装置の別の回路構成
図。
【図7】図6の回路の動作タイミングの説明に供するタ
イミングチャート。
【図8】図6の回路の動作タイミングをさらに説明する
ためのタイミングチャート。
【図9】本発明のトラッキング制御装置への適用に適し
た光ピックアップの他の概略構成図。
【図10】図9の光ピックアップに本発明のトラッキン
グ制御装置を適用する際の受光素子周りの接続の説明に
供する図である。
【図11】従来のトラッキング制御装置における光ピッ
クアップの概略構成図。
【図12】図11の光ピックアップの回折構造体と受光
素子との構成図。
【図13】光スポットと情報ピットとの相対位置関係に
よるファーフィールドパターンの変化を示す模式図。
【図14】光スポットと情報ピットとの相対位置関係に
よるファーフィールドパターンの別の変化を示す模式
図。
【図15】光スポットと情報ピットとの相対位置関係に
よるファーフィールドパターンのさらに別の変化を示す
模式図。
【図16】図11の従来のトラッキング制御装置の回路
構成図。
【図17】図11の装置の動作説明に供するタイミング
チャート。
【図18】図11の装置の回路の別の動作説明に供する
タイミングチャート。
【図19】図11の装置の回路のさらに別の動作説明に
供するタイミングチャート。
【符号の説明】
2a,2b 受光領域 7a,7b 電流電圧変換回路の一部分 8a,8b 2値化回路 9 パルス出力手段 11a,11b ローパスフィルタ 12 差動増幅器 91a,91b NOTゲート 92a,92b Dフリップフロップ 93a,93b ANDゲート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録担体の情報トラックからの戻り光を
    受光するように光ピックアップに配置された少なくとも
    2つの受光部からの出力信号を2値化して2つの2値化
    信号として出力する2値化手段と、 前記2値化信号のうちの一方の2値化信号が第1のレベ
    ルから第2のレベルへ変化した時点を起点として、この
    一方の2値化信号が第1のレベルに復帰した時点あるい
    は他方の2値化信号が第1のレベルから第2のレベルへ
    変化した時点のいずれか早い方を終点とする時間幅を有
    し、かつ前記2値化信号のうちのいずれが先に第1のレ
    ベルから第2のレベルへ変化したかに応じたパルスを出
    力するパルス出力手段と、 前記パルス出力手段からの出力パルスに基づいてトラッ
    キングエラー信号を生成する生成手段と、 を具備したことを特徴とする光ピックアップのトラッキ
    ング制御装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス出力手段が、第1のDフリッ
    プフロップに入力された一方の2値化信号を、他方の2
    値化信号を反転してなる第1のクロック入力に応答して
    出力し、第2のDフリップフロップに入力された他方の
    2値化信号を、一方の2値化信号を反転してなる第2の
    クロック入力に応答して出力するとともに、第1のDフ
    リップフロップ出力と第1のクロック入力との第1の論
    理積と、第2のDフリップフロップ出力と第2のクロッ
    ク入力との第2の論理積とをとってそれぞれの論理積を
    それぞれ出力パルスとして出力するものであることを特
    徴とする請求項1記載の光ピックアップのトラッキング
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス出力手段が、第1のDフリッ
    プフロップに入力された一方の2値化信号の反転信号
    を、他方の2値化信号のクロック入力に応答して出力
    し、第2のDフリップフロップに入力された他方の2値
    化信号の反転信号を、一方の2値化信号のクロック入力
    に応答して出力し、かつ、第1のDフリップフロップ出
    力と他方の2値化信号との第1の論理積と、第2のDフ
    リップフロップ出力と一方の2値化信号との第2の論理
    積とをそれぞれ出力パルスとして出力するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ピックアップのトラッ
    キング制御装置。
  4. 【請求項4】 前記パルス出力手段が、前記各論理積を
    それぞれ取るANDゲートを備え、これらANDゲート
    は少なくとも3入力のものであるとともに、少なくとも
    それらの1つの入力がトラッキングエラー信号を生成す
    る前記出力パルスの出力を制御する信号の入力用とされ
    ることを特徴とする請求項2または3記載の光ピックア
    ップのトラッキング制御装置。
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