JPH10143581A - データ出力装置 - Google Patents

データ出力装置

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JPH10143581A
JPH10143581A JP8303151A JP30315196A JPH10143581A JP H10143581 A JPH10143581 A JP H10143581A JP 8303151 A JP8303151 A JP 8303151A JP 30315196 A JP30315196 A JP 30315196A JP H10143581 A JPH10143581 A JP H10143581A
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JP
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JP8303151A
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English (en)
Inventor
Yuji Sonoyama
祐司 園山
Yoshiharu Nakamura
善春 中村
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、データを修飾する複数の修飾情報
の組合せデータを出力属性情報として定義し、この出力
属性情報とデータとを対応付けて管理するデータ出力装
置を提供することである。 【解決手段】 コンピュータシステム1は、帳票データ
を出力する際に、当該帳票データの出力属性情報を記憶
装置16の帳票データ記憶部16aから読み出し、この
出力属性情報に対応する複数の書式情報の各書式名称デ
ータ(修飾情報の組合せデータ)を属性情報記憶部16
bの対応する出力属性管理テーブル(図3参照)から読
み出し、この書式情報の各書式名称データに基づいて書
式情報記憶部16cの対応する書式情報管理テーブルか
ら複数の書式情報を読み出し、この複数の書式情報に基
づいて前記帳票データを修飾して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ出力装置に係
り、詳細には、複数の修飾情報に基づいてデータを修飾
して出力するデータ出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ワードプロセッサ(Word
Processor)やパーソナルコンピュータ(Personal Com
puter )、あるいはエンジニアリングワークステーショ
ン(Engineering Work Station)などのデータ出力装置
においては、表計算用のアプリケーションプログラムな
どによって様々な表データを作成、出力(表示、印刷な
ど)することができる。
【0003】このようなデータ出力装置の中には表デー
タを出力する際に、例えば、所定の項目の文字列データ
に対して文字修飾(字体、文字間隔、白ぬきなど)を行
なうとともに、別の所定の項目についてその項目データ
の内容(データ値、データ種別など)に応じて当該項目
データ、或いは、当該項目のデータ出力領域に対して文
字修飾や網掛修飾を行なうなど、1つの表データを複数
の修飾情報に基づいて修飾して出力するものもある。
【0004】このようなデータ出力装置では、表データ
を修飾する複数の修飾情報の組合せデータや当該各修飾
情報の内容(例えば、修飾対象となる項目の情報、その
修飾パターン、或いは、項目データの内容に応じて選択
可能に設定された複数の修飾パターンやその条件記述な
ど)を、直接各表データに対応付けて設定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ出力装置においては、上述したように
表データを修飾する複数の修飾情報の組合せデータや当
該各修飾情報の内容を、直接各表データに対応付けて設
定していたため、以下に述べるような問題点があった。
【0006】例えば、データ出力装置において、月別売
上実績表を作成する場合、月毎の前記各表データを修飾
する複数の修飾情報の組合せデータや当該各修飾情報の
内容は同一である場合がほとんどである。
【0007】しかし、従来のデータ出力装置では、この
ような各表データの作成に際し、各表データ毎に、同一
である複数の修飾情報の組合せデータや当該各修飾情報
の内容を設定しなければならず、設定操作に手間と時間
を要し、使い勝手が悪いという問題点があった。
【0008】またこのような場合、同一である複数の修
飾情報の組合せデータや当該各修飾情報の内容が各表デ
ータ毎に対応付けられて記憶部に記憶されるので、記憶
部のメモリ容量を浪費してしまうという問題点もあっ
た。
【0009】さらにこのような場合、前記各表データに
対する修飾形態を一括して変更する際に、各表データ毎
に、前記複数の修飾情報の組合せデータや当該各修飾情
報の内容を変更しなければならず、変更操作に手間と時
間を要し、使い勝手が悪いという問題点があった。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、データを修飾する複数の修飾情報の組合せデ
ータを出力属性情報として定義し、この出力属性情報と
データとを対応付けて管理するデータ出力装置を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の修飾情報に基づいてデータを修飾して出力するデ
ータ出力装置において、各データ毎に用いられる前記複
数の修飾情報の組合せデータを出力属性情報として定義
し、この出力属性情報と前記修飾情報の組合せデータと
を対応付けて記憶する第1の記憶手段と、前記各データ
とその出力属性情報とを対応付けて記憶する第2の記憶
手段と、前記複数の修飾情報を記憶する第3の記憶手段
と、前記データを出力する際に、当該データの出力属性
情報を前記第2の記憶手段から読み出し、この出力属性
情報に対応する前記修飾情報の組合せデータを前記第1
の記憶手段から読み出し、この修飾情報の組合せデータ
に基づいて前記第3の記憶手段から対応する複数の修飾
情報を読み出し、この複数の修飾情報に基づいて前記デ
ータを修飾して出力する出力制御手段と、を備えたこと
を特徴としている。
【0012】請求項1記載の発明によれば、出力制御手
段は、データを出力する際に、当該データの出力属性情
報を第2の記憶手段から読み出し、この出力属性情報に
対応する複数の修飾情報の組合せデータを第1の記憶手
段から読み出し、この修飾情報の組合せデータに基づい
て第3の記憶手段から対応する複数の修飾情報を読み出
し、この複数の修飾情報に基づいて前記データを修飾し
て出力する。
【0013】したがって、データを修飾する複数の修飾
情報の組合せデータを当該データの出力属性情報として
該データと対応付けて管理するので、複数のデータにつ
いて、当該各データを修飾する複数の修飾情報の組合せ
データや当該各修飾情報の内容が同一である場合、従来
のように、各データ毎に、同一である複数の修飾情報の
組合せデータや当該各修飾情報の内容を設定する必要が
なく、そのための手間と時間を省くことが可能となる。
またこのような場合、各データとその出力属性情報のみ
を対応付けて記憶部に記憶するばよいので、記憶部の使
用メモリ容量を低減することができる。さらにこのよう
な場合、各データに対する修飾形態を一括して変更する
際に、従来のように、各データ毎に、前記複数の修飾情
報の組合せデータや当該各修飾情報の内容を変更する必
要がなく、1度だけ行なえばよいので手間と時間を省く
ことができる。その結果、データ出力装置の使い勝手を
向上することができる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ータ出力装置において、前記データは、複数のデータに
より構成されるデータ群であり、前記第3の記憶手段に
記憶される前記修飾情報は、前記出力属性情報毎に、修
飾対象となる前記データの内容に応じてその修飾パター
ンを選択可能に複数設定し、前記出力制御手段は、前記
出力属性情報に対応する前記修飾情報の組合せデータに
応じた前記各修飾情報に基づいて前記データ群を修飾し
て出力する際に、前記各修飾情報の中に、修飾対象とな
る前記データの内容に応じてその修飾パターンが複数設
定された修飾情報が含まれている場合、この修飾情報に
基づいて修飾を行なう際に、修飾対象となる前記データ
の内容を判別し、当該出力属性情報に対応させて設定し
た複数の修飾パターンの中から判別結果に応じた修飾パ
ターンを選択して前記データ、或いは前記データの出力
領域に対して修飾を行なうことを特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明によれば、出力制御手
段は、出力属性情報に対応する複数の修飾情報の組合せ
データに応じた各修飾情報に基づいて、複数のデータに
より構成されるデータ群を修飾して出力する際に、前記
各修飾情報の中に、修飾対象となる前記データの内容に
応じてその修飾パターンが複数設定された修飾情報が含
まれている場合、この修飾情報に基づいて修飾を行なう
際に、修飾対象となる前記データの内容を判別し、当該
出力属性情報に対応させて設定した複数の修飾パターン
の中から判別結果に応じた修飾パターンを選択して前記
データ、或いは前記データの出力領域に対して修飾を行
なう。
【0016】したがって、出力属性毎、すなわち、複数
の修飾情報の組合せデータや当該各修飾情報の内容が同
一である複数のデータ群毎に、修飾対象となるデータの
内容(条件)やその条件に応じた複数の修飾パターンの
設定が可能となる。また、このようにして設定された前
記条件や当該条件に応じた複数の修飾パターンについ
て、出力属性毎、すなわち、複数の修飾情報の組合せデ
ータや当該各修飾情報の内容が同一である複数のデータ
群毎に1度の変更操作でその修飾形態を一括変更するこ
とが可能となる。その結果、データ出力装置の使い勝手
を向上することができる。
【0017】また請求項3記載の発明のように、請求項
1、または請求項2記載のデータ出力装置において、前
記データは、複数の項目データにより構成される表デー
タであってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に好適
な実施の形態を詳細に説明する。図1〜図6は、本発明
のデータ出力装置を適用したコンピュータシステムにつ
いて示す図である。まず、構成を説明する。
【0019】図1は、本発明を適用したコンピュータシ
ステム1のブロック構成図であり、同図においてコンピ
ュータシステム1は、入力装置11、RAM12、CP
U13、表示装置14、印刷装置15、及び記憶装置1
6により構成されており、各部はバス18によって接続
されている。
【0020】入力装置11は、キー入力部やマウスなど
によって構成されており、キー入力部は、ファンクショ
ンキー、数値キー、文字キー及び他キーを有し、ユーザ
ーによる各キー入力操作に応じた各種操作信号をCPU
13に出力する。また、マウスは、表示装置14の表示
画面14aに表示されるアイコンや操作メニューの選択
などを行なうポインティングデバイスであり、相対位置
座標データ及びクリック信号などをCPU13に出力す
る。
【0021】RAM(Random Access Memory)12は、
CPU13により各種制御処理が実行される際に、処理
される各種データを一時的に格納するメモリエリアを形
成する。
【0022】CPU(Central Processing Unit )13
は、記憶装置16及び記憶媒体17に格納される各種制
御プログラムやアプリケーションプログラムなどに従っ
てコンピュータシステム1の各部を制御する中央演算処
理装置である。具体的にはCPU13は、入力装置11
からデータ出力モードに移行する旨が指示されると後述
するデータ出力処理(図5参照)を実行する。
【0023】表示装置14は、CRT(Cathode Ray Tu
be)や液晶ディスプレイなどにより構成され、CPU1
3から入力される表示データ(例えば、帳票データな
ど)を表示画面14aに表示する。印刷装置15は、C
PU13から入力される印刷データ(例えば、帳票デー
タなど)を所定用紙に印刷する。
【0024】図2は、記憶装置16におけるメモリ構造
の一例を示す図である。同図において記憶装置16は、
帳票データ記憶部16a、属性情報記憶部16b、及び
書式情報記憶部16cなどにより構成されている。
【0025】帳票データ記憶部16aには、帳票データ
(帳票フォームを含む)とその出力属性の属性名称デー
タとが対応付けられて記憶されている。
【0026】属性情報記憶部16bには、各出力属性毎
に設けられた出力属性管理テーブルが格納されている。
図3は、属性情報記憶部16bに格納される出力属性管
理テーブルの一例を示す図である。
【0027】同図に示すように、出力属性管理テーブル
は、「項目名」、「領域」、及び「出力属性」の3つの
項目により構成されている。「項目名」項目には、この
出力属性(属性名称:販売管理表)を有する帳票データ
について、修飾を施す各項目の項目名データが格納され
る。また、「領域」項目には、前記各項目の領域データ
が格納される。
【0028】「出力属性」項目は、「書式名称」と「参
照値」の2つの欄からなる。「書式名称」欄には、上記
「項目名」項目に格納された各項目について、当該各項
目に対して行なう修飾パターンが設定された各書式情報
の書式名称データが格納される。また、「参照値」欄に
は、対応する「書式名称」欄の書式情報が条件記述によ
り設定されているものである場合に、その条件記述の内
容に基づいて複数の修飾パターンの中から実際に修飾す
る修飾パターンを選択する際に参照されるデータの項目
名データが格納される。
【0029】なお、この「参照値」欄が空欄である場合
は、対応する書式情報が条件記述により設定されている
ものではないことを示している。
【0030】書式情報記憶部16cには、各出力属性毎
に設けられた書式情報管理テーブルが格納されている。
図4は、書式情報記憶部16cに格納される書式情報管
理テーブルの一例を示す図である。
【0031】同図に示すように、書式情報管理テーブル
は、「書式名称」及び「設定内容」の2つの項目により
構成されている。「書式名称」項目には、前記図3に示
した対応する出力属性管理テーブルの「出力属性」項目
の「書式名称」欄に格納された各書式名称データが格納
される。また、「設定内容」項目には、その書式情報の
具体的な修飾パターンが格納される。
【0032】例えば、図4において、「人名書式」の修
飾パターンは、書体を「毛筆楷書体」、文字間隔を「プ
ロポーショナルピッチ」とする修飾パターンであること
がわかる。
【0033】また、「金額評価書式」の修飾パターン
は、条件記述により複数の異なる修飾パターンが参照値
データの内容(値)に応じて選択可能に複数設定されて
いる。具体的には、図4に示すように、参照値データ
(修飾対象となる帳票データにおいて「売上金額」項目
に格納されるデータ値)と、設定された条件値とを比較
してその修飾パターンを選択する。ここでは、参照値デ
ータ(売上金額)の値が“500000(円)”以上で
あるならば、該当する項目のデータ出力領域に低密度の
網掛修飾を施すとともに、その項目データの字体をボー
ルド(強調)修飾する。また、参照値データの値が“1
00000(円)”未満であるならば、該当する項目の
データ出力領域を反転させるとともに、その項目データ
の字体をボールド(強調)修飾する。
【0034】なお、帳票データ記憶部16aに記憶され
る出力属性の属性名称データ、属性情報記憶部16bに
格納される各出力属性管理テーブルの各項目データ、及
び書式情報記憶部16cに格納される各書式情報管理テ
ーブルの各項目データは、ユーザーにより任意にカスタ
マイズすることが可能である。
【0035】また、記憶装置16は、プログラムやデー
タなどが予め記憶されている記憶媒体17を有してお
り、この記憶媒体17は磁気的、光学的記録媒体、若し
くは半導体メモリにより構成されている。
【0036】なお、上記記憶媒体17は記憶装置16に
固定的に設けられたものであってもよいし、或いは、記
憶装置16に着脱自在に装着するものであってもよい。
また、この記憶媒体17には後述するデータ出力処理
(図5参照)の各機能を実現するデータ出力処理プログ
ラムが予め記憶されているとともに、このプログラムに
よって処理されたデータなどの各種データが記憶され
る。
【0037】また、この記憶媒体17に記憶されるプロ
グラム、データなどは、通信回線などを介して接続され
た他の機器から受信して記憶する構成としてもよく、更
に、通信回線などを介して接続された他の機器側に上記
記憶媒体17を備えた記憶装置16を設け、この記憶媒
体17に記憶されているプログラム、データなどを通信
回線を介して使用する構成としてもよい。以上が、本実
施の形態におけるコンピュータシステム1の構成であ
る。
【0038】次に、動作を説明する。本実施の形態のC
PU13において実行されるデータ出力処理について、
図5に示すフローチャートと、図6に示す帳票データの
表示例とに基づいて説明する。
【0039】図5に示すフローチャートに記載される各
機能を実現するプログラムは、CPU13が読み取り可
能なプログラムコードの形態で記憶媒体17に格納され
ている。CPU13では、入力装置11からデータ出力
モードに移行する旨が指示されると、記憶媒体17に格
納されるデータ出力処理プログラムを読み出してRAM
12に展開し、その処理を開始する。
【0040】まず、CPU13は、出力(表示、或いは
印刷)する帳票データが指定されたか否かを判別し(ス
テップS1)、帳票データが指定されていない場合は、
引き続いて出力する帳票データが指定されたか否かの監
視を行う。また、CPU13は、出力する帳票データが
指定されたと判別した場合は、記憶装置16の帳票デー
タ記憶部16aから該当する帳票データを読み出してR
AM12に格納するとともに、当該帳票データの属性名
称データ(出力属性)を帳票データ記憶部16aから読
み出す(ステップS2)。
【0041】次いで、CPU13は、読み出した属性名
称データに基づいて属性情報記憶部16bから該当する
出力属性管理テーブルを読み出してRAM12に格納す
るとともに(ステップS3)、前記属性名称データに基
づいて書式情報記憶部16cから該当する書式情報管理
テーブルを読み出してRAM12に格納する(ステップ
S4)。
【0042】続いて、CPU13は、RAM12に格納
された出力対象の帳票データについて項目データを1つ
読み出して(ステップS5)、この項目データについて
上記ステップS3においてRAM12に格納した出力属
性管理テーブルを検索し(ステップS6)、当該項目デ
ータが修飾対象の項目のデータであるか否かを判別する
(ステップS7)。そして、CPU13は、読み出した
項目データが修飾対象の項目のデータでないと判別した
場合は、ステップS11に移行する。
【0043】また、CPU13は、上記ステップS7に
おいて、読み出した項目データが修飾対象の項目のデー
タであると判別した場合は、前記出力属性管理テーブル
を再度検索し、当該項目データを修飾する書式情報につ
いてその「参照値」欄が空欄であるか否かを判別するこ
とにより、この項目データに対する修飾パターンが条件
記述により設定されているものであるか否かを判別する
(ステップS8)。
【0044】そして、CPU13は、この項目データに
対する修飾パターンが条件記述により設定されているも
のではないと判別した場合は、上記ステップS4におい
てRAM12に格納した書式情報管理テーブルの該当す
る書式情報の設定内容に基づいて、当該項目データ、或
いは当該項目のデータ出力領域への修飾パターンを設定
した後(ステップS9)、ステップS11に移行する。
【0045】また、CPU13は、上記ステップS8に
おいて、読み出した項目データに対する修飾パターンが
条件記述により設定されているものであると判別した場
合は、上記ステップS4においてRAM12に格納した
書式情報管理テーブルの該当する書式情報の設定内容に
基づいて、参照値データの値(当該項目データの値)と
設定された条件値とを比較して、当該項目データ、或い
は当該項目のデータ出力領域への修飾パターンを設定す
る(ステップS10)。
【0046】次いで、CPU13は、読み出した項目デ
ータと、当該項目データ或いは当該項目のデータ出力領
域への修飾パターンが設定されていればそのデータと、
帳票データに含まれる帳票フォームデータとに基づいて
1項目分の画像データを生成し、表示画像データとして
RAM12に格納する(ステップS11)。
【0047】そして、CPU13は、出力指定された帳
票データについて全ての項目データの画像を生成し終え
たか否かを判別し(ステップS12)、全ての項目デー
タについて画像を生成し終えていない場合は、上記ステ
ップS5に戻る。また、CPU13は、全ての項目デー
タについて画像を生成し終えたと判別した場合は、RA
M12に格納された表示画像データを表示装置14に出
力し、表示画面14aに帳票を表示する(ステップS1
3)。
【0048】次いで、CPU13は、この帳票データに
ついて印刷指定がなされたか否かを判別し(ステップS
14)、印刷指定がなされた場合は、当該帳票データを
印刷装置15に出力して所定用紙に印刷した後(ステッ
プS15)、当該データ出力処理を終了する。
【0049】また、CPU13は、印刷指定がなされて
いないと判別した場合は、次いで、出力属性や書式情報
について設定変更を行なうか否かをユーザーからのキー
入力に応じて判別し(ステップS16)、設定変更を行
なわない場合は当該データ出力処理を終了する。
【0050】一方、CPU13は、設定変更を行なうと
判別した場合は、ユーザーからのキー入力に基づいて、
帳票データ記憶部16aに記憶される出力属性の属性名
称データや、属性情報記憶部16bに格納される各出力
属性管理テーブルの各項目データ、或いは書式情報記憶
部16cに格納される各書式情報管理テーブルの各項目
データなどについて設定変更処理を行なった後(ステッ
プS17)、上記ステップS2に戻る。以上が、本実施
の形態におけるデータ出力処理の動作手順である。
【0051】図6は、このデータ出力処理によって表示
装置14の表示画面14aに表示される帳票の一例を示
す図である。この表示例は、上記データ出力処理におい
て、指定された帳票データ(帳票フォームデータを含
む)と、この帳票データの出力属性として定義された出
力属性管理テーブル(図3参照)及び書式情報管理テー
ブル(図4参照)とに基づいて作成された帳票データの
表示例である。
【0052】同図に示すように、出力属性管理テーブル
(図3参照)において「人名書式」に基づいて修飾を行
なうと設定された「担当者名」項目の文字列データは、
書式情報管理テーブル(図4参照)において設定された
修飾パターン(書体:「毛筆楷書体」、文字間隔:「プ
ロポーショナルピッチ」)で文字修飾がなされて表示画
面14aに表示される。
【0053】また、出力属性管理テーブル(図3参照)
において「金額評価書式」に基づいて修飾を行なうと設
定された「売上金額」項目は、書式情報管理テーブル
(図4参照)における設定内容(条件記述)に基づい
て、当該項目データの値(売上金額データの値)に応じ
た修飾パターン(売上金額が“500000(円)”以
上であるならば、データ出力領域:低密度網掛,文字列
データ:ボールド(強調)、売上金額が“100000
(円)”未満であるならば、データ出力領域:反転,文
字列データ:ボールド(強調))で当該項目データ、及
び当該項目のデータ出力領域への修飾がなされて表示画
面14aに表示される。以上が、本実施の形態における
コンピュータシステム1の動作手順である。
【0054】なお、本実施の形態では、記憶装置16の
書式情報記憶部16cにおいて、各出力属性毎に書式情
報管理テーブルを設ける構成としたが、これは前記内容
に限定されるものではなく、書式情報記憶部16cに1
つの書式情報管理テーブルを設け、個々の書式情報にお
いて出力属性毎にその設定内容が異なる場合は、個々の
書式情報内において出力属性と対応付けてその設定内容
を格納する構成であってもよい。
【0055】以上のようなことから、本実施の形態にお
けるコンピュータシステム1によれば、CPU13(出
力制御手段)は、帳票データを出力する際に、当該帳票
データの出力属性情報を記憶装置16の帳票データ記憶
部16a(第2の記憶手段)から読み出し、この出力属
性情報に対応する複数の書式情報の各書式名称データ
(修飾情報の組合せデータ)を属性情報記憶部16bの
対応する出力属性管理テーブル(第1の記憶手段)から
読み出し、この書式情報の各書式名称データに基づいて
書式情報記憶部16cの対応する書式情報管理テーブル
(第3の記憶手段)から複数の書式情報を読み出し、こ
の複数の書式情報に基づいて前記帳票データを修飾して
出力する。
【0056】したがって、帳票データを修飾する複数の
書式情報の各書式名称データを当該帳票データの出力属
性情報として該帳票データと対応付けて管理するので、
複数の帳票データについて、当該各帳票データを修飾す
る複数の書式情報の各書式名称データや当該各書式情報
の内容が同一である場合、従来のように、各帳票データ
毎に、同一である複数の書式情報の各書式名称データや
当該各書式情報の内容を設定する必要がなく、そのため
の手間と時間を省くことが可能となる。またこのような
場合、各帳票データとその出力属性情報のみを対応付け
て記憶部に記憶するばよいので、記憶部の使用メモリ容
量を低減することができる。さらにこのような場合、各
帳票データに対する修飾形態を一括して変更する際に、
従来のように、各帳票データ毎に、前記複数の書式情報
の各書式名称データや当該各書式情報の内容を変更する
必要がなく、1度だけ行なえばよいので手間と時間を省
くことができる。
【0057】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、CPU13(出力制御手段)は、
出力属性情報に対応する複数の書式情報の各書式名称デ
ータに応じた各書式情報に基づいて、複数の項目データ
により構成される帳票データを修飾して出力する際に、
前記各書式情報の中に、修飾対象となる前記項目データ
の内容に応じてその修飾パターンが複数設定された書式
情報が含まれている場合、この書式情報に基づいて修飾
を行なう際に、修飾対象となる前記項目データの内容を
判別し、当該出力属性情報に対応させて設定した複数の
修飾パターンの中から判別結果に応じた修飾パターンを
選択して前記項目データ、或いは前記項目データの出力
領域に対して修飾を行なう。
【0058】したがって、出力属性毎、すなわち、複数
の書式情報の各書式名称データや当該各書式情報の内容
が同一である複数の帳票データ毎に、修飾対象となる項
目データの内容(条件)やその条件に応じた複数の修飾
パターンの設定が可能となる。また、このようにして設
定された前記条件や当該条件に応じた複数の修飾パター
ンについて、出力属性毎、すなわち、複数の書式情報の
各書式名称データや当該各書式情報の内容が同一である
複数の帳票データ毎に1度の変更操作でその修飾形態を
一括変更することが可能となる。
【0059】以上、本発明を実施の形態に基づいて具体
的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜に変更
可能であることは勿論である。
【0060】例えば、上記実施の形態においては、帳票
データに対する修飾として、項目データに対する文字修
飾(毛筆楷書体、ボールド(強調)、文字間隔)、該当
項目のデータ出力領域に対する網掛修飾及び反転などを
例に挙げて説明したが、この修飾パターンは前記内容に
限定されるものではなく、項目データに対するその他の
文字修飾(明朝体、ゴシック体、或いは、白ぬき、影付
け、斜体など)や出力色の変更、或いは該当項目のデー
タ出力領域に対する出力色の変更などであってもよいこ
とは勿論である。
【0061】また、上記実施の形態においては、帳票デ
ータ(表データ)を例に挙げて説明したが、これは前記
内容に限定されるものではなく、例えば、文書データや
イメージデータなどであってもよい。例えば、文書デー
タの場合、日本語のブロックと外国語(英語、仏語、独
語など)のブロックとにより構成される1つの文書デー
タについて、出力するデータブロックが日本語であるの
か、それとも外国語であるのかに応じてその字体や文字
間隔、行間などの設定を変更する場合などに本発明を適
用することができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、データを
修飾する複数の修飾情報の組合せデータを当該データの
出力属性情報として該データと対応付けて管理するの
で、複数のデータについて、当該各データを修飾する複
数の修飾情報の組合せデータや当該各修飾情報の内容が
同一である場合、従来のように、各データ毎に、同一で
ある複数の修飾情報の組合せデータや当該各修飾情報の
内容を設定する必要がなく、そのための手間と時間を省
くことが可能となる。またこのような場合、各データと
その出力属性情報のみを対応付けて記憶部に記憶するば
よいので、記憶部の使用メモリ容量を低減することがで
きる。さらにこのような場合、各データに対する修飾形
態を一括して変更する際に、従来のように、各データ毎
に、前記複数の修飾情報の組合せデータや当該各修飾情
報の内容を変更する必要がなく、1度だけ行なえばよい
ので手間と時間を省くことができる。その結果、データ
出力装置の使い勝手を向上することができる。
【0063】請求項2記載の発明によれば、出力属性
毎、すなわち、複数の修飾情報の組合せデータや当該各
修飾情報の内容が同一である複数のデータ群毎に、修飾
対象となるデータの内容(条件)やその条件に応じた複
数の修飾パターンの設定が可能となる。また、このよう
にして設定された前記条件や当該条件に応じた複数の修
飾パターンについて、出力属性毎、すなわち、複数の修
飾情報の組合せデータや当該各修飾情報の内容が同一で
ある複数のデータ群毎に1度の変更操作でその修飾形態
を一括変更することが可能となる。その結果、データ出
力装置の使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコンピュータシステムのブロ
ック構成図。
【図2】図1の記憶装置におけるメモリ構造の一例を示
す図。
【図3】図2の属性情報記憶部に格納される出力属性管
理テーブルの一例を示す図。
【図4】図2の書式情報記憶部に格納される書式情報管
理テーブルの一例を示す図。
【図5】図1のCPUにおいて実行されるデータ出力処
理のフローチャート。
【図6】図5に示すデータ出力処理により作成される帳
票データの表示例を示す図。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 11 入力装置 12 RAM 13 CPU 14 表示装置 14a 表示画面 15 印刷装置 16 記憶装置 16a 帳票データ記憶部 16b 属性情報記憶部 16c 書式情報記憶部 17 記憶媒体 18 バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の修飾情報に基づいてデータを修飾し
    て出力するデータ出力装置において、 各データ毎に用いられる前記複数の修飾情報の組合せデ
    ータを出力属性情報として定義し、この出力属性情報と
    前記修飾情報の組合せデータとを対応付けて記憶する第
    1の記憶手段と、 前記各データとその出力属性情報とを対応付けて記憶す
    る第2の記憶手段と、 前記複数の修飾情報を記憶する第3の記憶手段と、 前記データを出力する際に、当該データの出力属性情報
    を前記第2の記憶手段から読み出し、この出力属性情報
    に対応する前記修飾情報の組合せデータを前記第1の記
    憶手段から読み出し、この修飾情報の組合せデータに基
    づいて前記第3の記憶手段から対応する複数の修飾情報
    を読み出し、この複数の修飾情報に基づいて前記データ
    を修飾して出力する出力制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ出力装置。
  2. 【請求項2】前記データは、複数のデータにより構成さ
    れるデータ群であり、 前記第3の記憶手段に記憶される前記修飾情報は、前記
    出力属性情報毎に、修飾対象となる前記データの内容に
    応じてその修飾パターンを選択可能に複数設定し、 前記出力制御手段は、前記出力属性情報に対応する前記
    修飾情報の組合せデータに応じた前記各修飾情報に基づ
    いて前記データ群を修飾して出力する際に、前記各修飾
    情報の中に、修飾対象となる前記データの内容に応じて
    その修飾パターンが複数設定された修飾情報が含まれて
    いる場合、この修飾情報に基づいて修飾を行なう際に、
    修飾対象となる前記データの内容を判別し、当該出力属
    性情報に対応させて設定した複数の修飾パターンの中か
    ら判別結果に応じた修飾パターンを選択して前記デー
    タ、或いは前記データの出力領域に対して修飾を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ出力装置。
  3. 【請求項3】前記データは、複数の項目データにより構
    成される表データであることを特徴とする請求項1、ま
    たは請求項2記載のデータ出力装置。
JP8303151A 1996-11-14 1996-11-14 データ出力装置 Pending JPH10143581A (ja)

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