JPH09297756A - データ出力方法 - Google Patents
データ出力方法Info
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- JPH09297756A JPH09297756A JP8110905A JP11090596A JPH09297756A JP H09297756 A JPH09297756 A JP H09297756A JP 8110905 A JP8110905 A JP 8110905A JP 11090596 A JP11090596 A JP 11090596A JP H09297756 A JPH09297756 A JP H09297756A
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Abstract
るデータの表記形態を変更可能なデータ出力方法を提供
することである。 【解決手段】 コンピュータシステム1では、RAM1
2の色定義メモリ12dに、項目のデータ属性に対応し
て出力色情報を格納する色定義テーブルを備えている。
CPU13では、帳票定義メモリ12cに格納される帳
票定義テーブルに基づいて、出力対象となる項目のデー
タ属性(入力項目、検索項目及び計算項目)を判別し、
判別したデータ属性に応じて前記色定義テーブルから対
応する出力色データを読み出して、この出力色データに
より出力するデータの色、或いは、出力するデータの背
景色を変更する。したがって、出力(表示、印字)され
る各項目のデータ属性がデータ自身の色、或いは、その
背景色により一目でわかることとなって、視覚的、直感
的にわかりやすい表データの見直し環境を提供すること
ができる。
Description
係り、詳細には、データ属性の異なる複数の項目からな
る表形式でデータを出力するデータ出力方法に関する。
Processor)やパーソナルコンピュータ(Personal Com
puter )、あるいはエンジニアリングワークステーショ
ン(Engineering Work Station)等のデータ出力装置に
おいては、表計算用のアプリケーションプログラムによ
って様々な表データを作成、出力(表示、印刷など)す
ることができる。
タ属性の異なる複数の項目によって構成されている。す
なわち、ユーザーによって実際に入力されたデータが格
納される入力項目、所定の項目に格納されているデータ
に基づいて、予め記憶している複数のデータの中から対
応するデータが検索されて格納される検索項目、所定の
項目に格納されているデータ値に基づいて、予め設定し
てある計算式により算出された値(データ)が格納され
る計算項目などである。
グラムを搭載したデータ出力装置では、このような項目
のデータ属性を何等活用することなく表データの出力処
理(表示、印刷など)を行なっていた。
うな従来のデータ出力方法においては、作成した表デー
タの見直しに際して以下に述べるような問題点があっ
た。
して特に注意してチェックしなければならないのは、ユ
ーザーが直接データ入力を行なった入力項目のデータで
ある。しかし、従来のデータ出力方法では、表データの
中で、どの項目が入力項目であるのかがわかりづらく、
見直しを行なう際の作業効率を低下させる要因の1つと
なっていた。
改善するために入力項目を他の項目と識別表示するに
は、表データ作成時にユーザー自らが入力項目に色指定
を行なったり、或いは、入力項目のデータに文字修飾を
行なったりしなければならず、手間と時間を要し、使い
勝手が悪かった。
て出力するデータの表記形態を変更可能なデータ出力方
法を提供することである。
に、請求項1記載の発明は、データ属性の異なる複数の
項目からなる表形式でデータを出力するデータ出力方法
において、出力対象となる項目のデータ属性を判別し、
判別したデータ属性に応じて出力するデータの表記形態
を変更するようにしたことを特徴としている。
力対象となる項目のデータ属性を判別し、判別したデー
タ属性に応じて出力するデータの表記形態を変更するよ
うにしたので、作成した表データの見直しに際して、ど
の項目が入力項目であるのかが一目でわかることとなっ
て、視覚的、直感的にわかりやすい表データの見直し環
境を提供することが可能となり、見直しの際の作業効率
を向上することができる。また、見直しの際の作業効率
を改善するために表データ作成時にユーザー自らが入力
項目に色指定を行なったり、或いは、入力項目のデータ
に文字修飾を行なったりする必要がなくなるので、使い
勝手を向上することができる。さらに、検索項目、計算
項目なども識別表示可能となることにより、例えば、検
索項目用に予め設定されている複数のデータや、計算項
目用に予め設定してある計算式などに誤りがあった場合
に、その誤りの及ぶ範囲が一目でわかるなど、使い勝手
に優れた表データの見直し環境を提供することができ
る。
1記載の発明において、前記項目のデータ属性に対応し
て色データを記憶する色データ記憶手段を備え、出力対
象となる項目のデータ属性を判別し、判別したデータ属
性に応じて前記色データ記憶手段から対応する色データ
を読み出して、この色データに基づいて出力するデータ
の色を変更することが有効である。
項2記載の発明において、出力対象となる項目のデータ
属性を判別し、判別したデータ属性に応じて前記色デー
タ記憶手段から対応する色データを読み出して、この色
データに基づいて前記出力対象となる項目のデータ出力
領域の色を変更することが有効である。
によれば、項目のデータ属性に対応して色データを記憶
する色データ記憶手段を備え、出力対象となる項目のデ
ータ属性を判別し、判別したデータ属性に応じて前記色
データ記憶手段から対応する色データを読み出して、こ
の色データに基づいて出力するデータの色、或いは、前
記出力対象となる項目のデータ出力領域の色を変更する
ようにしたので、作成した表データの見直しに際して、
各項目のデータ属性がデータ自身の色、或いは、その背
景色により一目でわかることとなって、視覚的、直感的
にわかりやすい表データの見直し環境を提供することが
可能となり、見直しの際の作業効率を向上することがで
きる。
1記載の発明において、前記項目のデータ属性に対応し
て文字修飾パターンを記憶する文字修飾パターン記憶手
段を備え、出力対象となる項目のデータ属性を判別し、
判別したデータ属性に応じて前記文字修飾パターン記憶
手段から対応する文字修飾パターンを読み出して、この
文字修飾パターンに基づいて出力するデータの文字修飾
形態を変更することが有効である。
目のデータ属性に対応して文字修飾パターンを記憶する
文字修飾パターン記憶手段を備え、出力対象となる項目
のデータ属性を判別し、判別したデータ属性に応じて前
記文字修飾パターン記憶手段から対応する文字修飾パタ
ーンを読み出して、この文字修飾パターンに基づいて出
力するデータの文字修飾形態を変更するようにしたの
で、作成した表データの見直しに際して、各項目のデー
タ属性がデータ自身、或いは、その背景に施された文字
修飾形態により一目でわかることとなって、視覚的、直
感的にわかりやすい表データの見直し環境を提供するこ
とが可能となり、見直しの際の作業効率を向上すること
ができる。また、このような文字修飾形態の違いによる
項目データの識別表示は、特に、カラー表示や、カラー
印字機能が備わっていない場合に有効である。
4記載の発明において、前記文字修飾パターンは、出力
するデータの字体を変更する字体パターンであることが
有効である。
4記載の発明において、前記文字修飾パターンは、出力
対象となる項目のデータ出力領域に施す網かけの模様や
その濃度を変更する網かけパターンであることが有効で
ある。
によれば、文字修飾パターンとして字体パターン、或い
は、網かけパターンを備えたことにより、作成した表デ
ータの見直しに際して、各項目のデータ属性がデータ自
身の字体、或いは、その背景に施された網かけの模様や
濃度によって一目でわかる。
な実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1〜図8は、本発明のデータ出
力方法を適用した第1の実施の形態のコンピュータシス
テムについて示す図である。まず、構成を説明する。
ステム1のブロック構成図であり、同図において、コン
ピュータシステム1は、入力部11、RAM12、CP
U13、カラー表示部14、カラー印字部15、記憶装
置16及び記憶媒体制御部17により構成されており、
各部はバス19によって接続されている。
ス11bにより構成されており、キー入力部11aは、
ファンクションキー、数値キー、文字キー及び他キーを
有し、ユーザーによる各キー入力操作に応じた各種操作
信号をCPU13に出力する。また、マウス11bは、
カラー表示部14に表示されるアイコンや操作メニュー
の選択等を行なうポインティングデバイスであり、相対
位置座標データ及びクリック信号をCPU13に出力す
る。
ワークメモリ12a、帳票データメモリ12b、帳票定
義メモリ12c及び色定義メモリ12dにより構成され
ている。ワークメモリ12aは、CPU13により各種
制御処理が実行される際に、処理される各種データを一
時的に格納するメモリエリアを形成する。
って指定された帳票フォーマットデータや、処理される
帳票データを一時的に格納するメモリエリアを形成す
る。図2は、RAM12の帳票データメモリ12bに格
納される帳票フォーマットデータの一例を示す図であ
る。
述する帳票作成処理(図5及び図6参照)において、図
7に示す帳票データを作成する際に用いられるものであ
る。この帳票フォーマットデータは、「明細No.」、
「商品コード」、「名称」、「単価」、「数量」及び
「金額」の各項目により構成されている。「明細N
o.」項目には、後述する帳票作成処理(図5及び図6
参照)において、「商品コード」、「名称」、「単
価」、「数量」及び「金額」の各項目により構成される
1明細(1行)が作成される毎に「1」から順次インク
リメントされた値が格納される。
て指定された帳票フォーマットデータに対応する帳票定
義テーブルを一時的に格納するメモリエリアを形成す
る。この帳票定義テーブルは、指定された帳票フォーマ
ットデータの各項目のデータ属性等の情報を格納してい
るテーブルである。図3は、RAM12の帳票定義メモ
リ12cに格納される帳票定義テーブルの一例を示す図
である。
した帳票フォーマットデータに対応するものであり、
「項目」、「定義番号」、「データ入力」、「検索ファ
イル」、「フィールド」、「キーワード」及び「計算
式」の各項目により構成されている。
マットデータの各項目名データ(「商品コード」、「名
称」、「単価」、「数量」及び「金額」)が格納されて
いる。「定義番号」欄には、「項目」欄に格納されてい
る各項目名データについて「」から順次インクリメン
トされた番号データが格納されている。
れている、図2に示した帳票フォーマットデータの各項
目について、その項目がユーザーによってデータ入力可
能な入力項目であるか否かを定義する欄であり、入力項
目と定義された場合に「○」印が記される。
「キーワード」欄は、「項目」欄に格納されている、図
2に示した帳票フォーマットデータの各項目について、
その項目が検索項目であるか否かを定義する欄であり、
検索項目と定義された場合に、「検索ファイル」欄に検
索先のファイル名データが、「フィールド」欄に検索先
ファイルのフィールド名データが、「キーワード」欄に
検索先ファイルの指定フィールドを検索する際のキーワ
ードデータが格納される。
いる、図2に示した帳票フォーマットデータの各項目に
ついて、その項目が計算項目であるか否かを定義する欄
であり、計算項目と定義された場合にその計算式が格納
される。
処理(図5及び図6参照)によって図2に示した帳票フ
ォーマットデータと、図3に示す帳票定義テーブルとに
基づいて作成される帳票データについて、以下に示すよ
うなことがわかる。
データの各項目のうち、入力項目は「商品コード」及び
「数量」項目の2項目、検索項目は「名称」及び「単
価」項目の2項目、計算項目は「金額」項目の1項目で
あること。また、検索項目である「名称」及び「単価」
項目には、「商品マスタ」なる検索ファイルの「名
称」、或いは「単価」フィールドを、同明細の「商品コ
ード」項目に格納されているデータをキーワードとして
検索した結果、得られるデータが格納されること。計算
項目である「金額」項目には、同明細の「単価」及び
「数量」項目に格納されているデータ値の積(「単価」
×「数量」)の値が格納されることなどである。
指定された帳票フォーマットデータに対応する色定義テ
ーブルを一時的に格納するメモリエリアを形成する。こ
の色定義テーブルは、指定された帳票フォーマットデー
タの各項目のデータ属性(入力項目、検索項目及び計算
項目)に応じて、表示や印字の際の各項目データの出力
色情報を格納しているテーブルである。
に格納される色定義テーブルの一例を示す図である。同
図に示す色定義テーブルは、図2に示した帳票フォーマ
ットデータに対応するものであり、「データ属性」欄に
格納される入力項目、検索項目及び計算項目のそれぞれ
に対応させて、「出力色」欄に出力色情報が格納されて
いる。さらに、入力項目に対しては、「状態」項目が設
けられ、「未確定時」、「確定時」、「異常時」などの
状態に細分化されて、そのそれぞれの状態に対応させて
「出力色」欄に出力色情報が格納されている。
とは、例えば、データ入力の際に、「商品コード」項目
に、ありえないコードデータが入力された状態や、「数
量」項目に数値データ以外のデータが入力された状態な
どを指す。
は、記憶装置16、記憶媒体18等に格納される各種制
御プログラムやアプリケーションプログラムなどに従っ
てコンピュータシステム1の各部を制御する中央演算装
置である。具体的には、CPU13は、入力部11から
帳票作成モードに移行する旨が指示されると後述する帳
票作成処理(図5及び図6参照)を実行し、入力部11
からのデータや入力指示に基づいて帳票データを作成す
る。
y Tube)や液晶ディスプレイ等により構成されており、
CPU13から入力される表示データを指定された色で
表示する。カラー印字部15は、CPU13から入力さ
れる印字データ(例えば、帳票データなど)を指定され
た色で所定用紙に印字する。
ケーションプログラム、或いは、帳票フォーマットデー
タ、帳票定義テーブル、色定義テーブル、帳票データ等
が記憶される記憶媒体を有しており、この記憶媒体は磁
気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成さ
れている。
的に設けられたものであってもよいし、或いは、記憶装
置16に着脱自在に装着するものであってもよい。
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成としてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を
備えた記憶装置16を設け、この記憶媒体に記憶されて
いるプログラム、データ等を通信回線を介して使用する
構成としてもよい。
て制御され、図中に示す記憶媒体18(例えば、フロッ
ピーディスクなど)を駆動制御する。この記憶媒体制御
部17では、CPU13から書き込み指示が入力された
場合に、指定されたデータを記憶媒体18の指定された
記憶領域に書き込み、また、読み出し指示が入力された
場合に、指定されたデータを記憶媒体18から読み出し
て、RAM12のワークメモリ12aや記憶装置16内
の指定された記憶領域に転送する。以上が、本実施の形
態におけるコンピュータシステム1の構成である。
PU13において実行される帳票作成処理について、図
5及び図6に示すフローチャートと、図7に示す帳票デ
ータの表示例とに基づいて説明する。CPU13では、
入力部11から帳票作成モードに移行する旨が指示され
ると、記憶装置16に格納される当該帳票作成処理に関
するプログラムを読み出して、その処理を開始する。
する帳票のフォーマットデータが指定されたか否かを判
別し(ステップS1)、フォーマットデータが指定され
ていない場合は、引き続いて作成する帳票のフォーマッ
トデータが指定されたか否かの監視を行う。
ーマットデータが指定されたと判別した場合は、指定さ
れた帳票フォーマットデータ、この帳票フォーマットデ
ータに対応する帳票定義テーブル及び色定義テーブルを
記憶装置16から読み出して、それぞれRAM12の帳
票データメモリ12b、帳票定義メモリ12c及び色定
義メモリ12dに格納する(ステップS2)。加えて、
CPU13は、帳票データメモリ12bに格納した帳票
フォーマットデータをカラー表示部14に出力し、表示
画面上に帳票フォーマットを表示する。
12bに格納された帳票フォーマットデータの1行目
(第1明細行)の「明細No.」項目に「1」を格納す
るとともに、作成対象となる項目を同明細行の先頭項目
とする(ステップS3)。そして、CPU13は、作成
対象となる項目が入力項目であるか否かを、RAM12
の帳票定義メモリ12cに格納された帳票定義テーブル
に基づいて判別し(ステップS4)、作成対象となる項
目が入力項目でない場合は、ステップS10に移行す
る。
が入力項目であると判別した場合は、表示画面上に表示
される帳票フォーマットの該当する項目欄にデータの入
力を許可し、次いで、この項目欄に対するデータ入力が
終了したか否かを判別する(ステップS5)。そして、
CPU13は、データ入力が終了していないと判別した
場合は、RAM12の色定義メモリ12dに格納された
色定義テーブルに基づいて、該項目欄に入力中のデータ
を未確定時の出力色で表示して(ステップS6)、上記
ステップS4に戻る。
おいて、データ入力が終了したと判別した場合は、次い
で、入力データが異常値であるか否か(例えば、「商品
コード」項目に、ありえないコードデータが入力されて
いないか、或いは「数量」項目に数値データ以外のデー
タが入力されていないか)を判別し(ステップS7)、
入力データが異常値である場合は、色定義メモリ12d
に格納された色定義テーブルに基づいて、該項目欄の入
力データを異常時の出力色で表示した後(ステップS
8)、上記ステップS4に戻り、再度、同項目欄に対す
るデータ入力を行なわせる。
おいて、入力データが異常値でないと判別した場合は、
色定義メモリ12dに格納された色定義テーブルに基づ
いて、該項目欄の入力データを確定時の出力色で表示し
た後(ステップS9)、この入力データを帳票データメ
モリ12bに格納された帳票フォーマットデータの該当
する項目に格納する。次いで、CPU13は、作成対象
となる項目が検索項目であるか否かを、RAM12の帳
票定義メモリ12cに格納された帳票定義テーブルに基
づいて判別し(ステップS10)、作成対象となる項目
が検索項目でない場合は、ステップS13に移行する。
が検索項目であると判別した場合は、帳票定義メモリ1
2cに格納された帳票定義テーブルに基づいて、記憶装
置16に記憶されている、検索先ファイルの指定フィー
ルドからキーワードに対応するデータを検索して抽出す
る(ステップS11)。そして、CPU13は、色定義
メモリ12dに格納された色定義テーブルに基づいて、
抽出したデータを検索項目の出力色で項目欄に表示した
後(ステップS12)、このデータを帳票データメモリ
12bに格納された帳票フォーマットデータの該当する
項目に格納する。
目が計算項目であるか否かを、RAM12の帳票定義メ
モリ12cに格納された帳票定義テーブルに基づいて判
別し(ステップS13)、作成対象となる項目が計算項
目でない場合は、ステップS16に移行する。
が計算項目であると判別した場合は、帳票定義メモリ1
2cに格納された帳票定義テーブルに基づいて、定義さ
れた計算式に従ってデータを計算し(ステップS1
4)、色定義メモリ12dに格納された色定義テーブル
に基づいて、算出したデータを計算項目の出力色で項目
欄に表示した後(ステップS15)、このデータを帳票
データメモリ12bに格納された帳票フォーマットデー
タの該当する項目に格納する。
目が同明細行の最終項目であるか否かを判別し(ステッ
プS16)、最終項目でない場合は、作成対象の項目を
同明細行の次項目とした後(ステップS17)、上記ス
テップS4に戻る。
において、作成対象とした項目が同明細行の最終項目で
あると判別した場合は、次いで、作成終了指示が入力さ
れたか否かを判別し(ステップS18)、作成終了指示
が入力されていない場合は、帳票データメモリ12bに
格納された帳票フォーマットデータに新たな明細行を追
加して、その「明細No.」項目にインクリメントした
データ値を格納するとともに、作成対象となる項目を同
明細行の先頭項目として(ステップS19)、上記ステ
ップS4に戻る。
において、作成終了指示が入力されたと判別した場合
は、作成した帳票データを記憶装置16、或いは、記憶
媒体18の指定された記憶領域に格納した後(ステップ
S20)、当該帳票作成処理を終了する。
れる帳票データの表示例である。この表示例は、上記帳
票作成処理のステップS1において、作成する帳票のフ
ォーマットデータとして図2に示した帳票フォーマット
データが指定され、この指定された帳票フォーマットデ
ータと、この帳票フォーマットデータに対応する帳票定
義テーブル(図3参照)及び色定義テーブル(図4参
照)とに基づいて作成された帳票データの表示例であ
る。
3参照)においてデータ属性を入力項目と定義した「商
品コード」及び「数量」欄のデータ(文字データ)は、
色定義テーブル(図4参照)において入力項目・確定時
に対応する出力色、シアンで表示される。また、帳票定
義テーブル(図3参照)においてデータ属性を検索項目
と定義した「名称」及び「単価」欄のデータ(文字デー
タ)は、色定義テーブル(図4参照)において検索項目
に対応する出力色、モスグリーンで表示される。さら
に、帳票定義テーブル(図3参照)においてデータ属性
を計算項目と定義した「金額」欄のデータ(文字デー
タ)は、色定義テーブル(図4参照)において計算項目
に対応する出力色、ライトブルーで表示される。以上
が、本実施の形態のCPU13において実行される帳票
作成処理の動作手順である。
照)では、各項目のデータ属性に応じて表示する項目デ
ータ(文字データ)の出力色を変更する構成としたが、
これを各項目のデータ属性に応じて表示する項目データ
の背景色を変更する構成としてもよい。図8は、各項目
のデータ属性に応じて表示する項目データの背景色を変
更する構成とした帳票作成処理によって作成される帳票
データの明細部分の表示例である。
3参照)においてデータ属性を入力項目と定義した「商
品コード」及び「数量」欄の背景色は、色定義テーブル
(図4参照)において入力項目・確定時に対応する出力
色、シアンで表示される。また、帳票定義テーブル(図
3参照)においてデータ属性を検索項目と定義した「名
称」及び「単価」欄の背景色は、色定義テーブル(図4
参照)において検索項目に対応する出力色、モスグリー
ンで表示される。さらに、帳票定義テーブル(図3参
照)においてデータ属性を計算項目と定義した「金額」
欄の背景色は、色定義テーブル(図4参照)において計
算項目に対応する出力色、ライトブルーで表示される。
照)では、作成した帳票データをカラー表示部14に表
示出力する場合について述べたが、同様の処理をカラー
印字部15で所定用紙に印字出力する場合に適用すれ
ば、印字出力の場合についても同様の出力結果を得るこ
とができる。
けるコンピュータシステム1によれば、CPU13によ
りRAM12の帳票定義メモリ12cに格納される帳票
定義テーブルに基づいて、出力対象となる項目のデータ
属性(入力項目、検索項目及び計算項目)を判別し、判
別したデータ属性に応じて表示、或いは、印字するデー
タの表記形態を変更するようにしたので、作成した表デ
ータの見直しに際して、どの項目が入力項目であるのか
が一目でわかることとなって、視覚的、直感的にわかり
やすい表データの見直し環境を提供することが可能とな
る。また、見直しの際の作業効率を改善するために表デ
ータ作成時にユーザー自らが入力項目に色指定を行なっ
たり、或いは、入力項目のデータに文字修飾を行なった
りする必要がなくなる。さらに、検索項目、計算項目な
ども識別表示可能となることにより、例えば、検索項目
用に予め設定されている複数のデータや、計算項目用に
予め設定してある計算式などに誤りがあった場合に、そ
の誤りの及ぶ範囲が一目でわかる。
システム1によれば、RAM12の色定義メモリ12d
に、項目のデータ属性に対応して出力色情報を格納する
色定義テーブルを備え、CPU13によりRAM12の
帳票定義メモリ12cに格納される帳票定義テーブルに
基づいて、出力対象となる項目のデータ属性(入力項
目、検索項目及び計算項目)を判別し、判別したデータ
属性に応じて前記色定義テーブルから対応する出力色デ
ータを読み出して、この出力色データにより出力するデ
ータの色、或いは、出力するデータの背景色を変更する
ようにしたので、作成した表データの見直しに際して、
各項目のデータ属性がデータ自身の色、或いは、その背
景色により一目でわかることとなって、視覚的、直感的
にわかりやすい表データの見直し環境を提供することが
可能となる。以上が、第1の実施の形態についての説明
である。
0は、本発明のデータ出力方法を適用した第2の実施の
形態のコンピュータシステムについて示す図である。ま
ず、構成を説明する。図9は、第2の実施の形態におけ
るコンピュータシステム2のブロック構成図である。
の形態におけるコンピュータシステム1のブロック構成
(図1参照)と同一の構成要素には、同一番号を付し、
説明を省略するものとする。
2は、前記図1に示した入力部11、CPU13、記憶
装置16及び記憶媒体制御部17と、RAM21、表示
部22及び印字部23とにより構成されており、各部は
バス19によって接続されている。
データメモリ21b、帳票定義メモリ21c及び字体定
義メモリ21dにより構成されている。字体定義メモリ
21dは、ユーザーによって指定された帳票フォーマッ
トデータに対応する字体定義テーブルを一時的に格納す
るメモリエリアを形成する。この字体定義テーブルは、
指定された帳票フォーマットデータの各項目のデータ属
性(入力項目、検索項目及び計算項目)に応じて、表示
や印字の際の各項目データの出力字体情報を格納してい
るテーブルである。
1dに格納される字体定義テーブルの一例を示す図であ
る。同図に示す字体定義テーブルは、図2に示した帳票
フォーマットデータに対応するものであり、「データ属
性」欄に格納される入力項目、検索項目及び計算項目の
それぞれに対応させて、「出力字体」欄に出力字体情報
が格納されている。さらに、入力項目に対しては、「状
態」項目が設けられ、「未確定時」、「確定時」、「異
常時」などの状態に細分化されて、そのそれぞれの状態
に対応させて「出力字体」欄に出力字体情報が格納され
ている。
残して内側を白抜きした字体、「標準」とは、ユーザー
によって指定された通常字体、「影付け」とは、文字の
左上から光が当たっていると考えて影を付けた字体、
「ボールド」とは、いわゆる太字(強調文字)、「斜
体」とは、文字全体を右方向に傾斜させた字体である。
シック体」、「毛筆体」などであってもよい。
e)や液晶ディスプレイ等からなるモノクロディスプレ
イにより構成され、CPU13から入力される表示デー
タを表示する。印字部23は、CPU13から入力され
る印字データ(例えば、帳票データなど)を所定用紙に
単色で印字する。以上が、本実施の形態におけるコンピ
ュータシステム2の構成である。
において、前記第1の実施の形態に示した帳票作成処理
(図5及び図6参照)と同様の処理を実行し、各項目の
データ属性に応じて表示する項目データ(文字データ)
の字体を変更するようにすれば、各項目のデータ属性が
項目データの字体によって一目でわかる。また、同様の
処理を印字部23で所定用紙に印字出力する場合に適用
すれば、印字出力の場合についても同様の出力結果を得
ることができる。
に網かけ定義メモリ21eを設け、この網かけ定義メモ
リ21eに上記字体定義テーブル(図10参照)と同様
の構成の網かけ定義テーブルを備え、各項目のデータ属
性に応じて、表示する項目データの背景に施される網か
けの種類を変更するようにすれば、各項目のデータ属性
が項目データの背景に施された網かけの模様や濃度によ
って一目でわかる。
形態の一例として、字体、網かけの2種類を例に挙げて
説明したが、文字修飾形態は前記2例に限定されるもの
ではなく、例えば、文字の上部や下部に線を引く上線や
下線、文字の上部や下部に点などの記号を付加する傍
点、文字囲みなどであってもよい。
けるコンピュータシステム2によれば、RAM21に、
項目のデータ属性に対応して文字修飾形態を記憶する文
字修飾定義テーブル(字体定義テーブル、網かけ定義テ
ーブルなど)を備え、CPU13によりRAM21の帳
票定義メモリ21cに格納される帳票定義テーブルに基
づいて、出力対象となる項目のデータ属性(入力項目、
検索項目及び計算項目)を判別し、判別したデータ属性
に応じて前記文字修飾定義テーブルから対応する文字修
飾情報を読み出して、この文字修飾情報に基づいて出力
するデータの文字修飾形態を変更するようにしたので、
作成した表データの見直しに際して、各項目のデータ属
性がデータ自身、或いは、その背景に施された文字修飾
形態により一目でわかることとなって、視覚的、直感的
にわかりやすい表データの見直し環境を提供することが
可能となる。また、このような文字修飾形態の違いによ
る項目データの識別表示は、特に、カラー表示や、カラ
ー印字機能が備わっていない場合に有効である。
システム2によれば、前記文字修飾定義テーブルとして
字体定義テーブル、或いは、網かけ定義テーブルを備え
たことにより、作成した表データの見直しに際して、各
項目のデータ属性がデータ自身の字体、或いは、その背
景に施された網かけの模様や濃度によって一目でわか
る。
2例に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施
の形態例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で適宜に変更可能であることは勿論である。
例においては、項目のデータ属性を入力項目、検索項目
及び計算項目の3種類としたが、これは前記内容に限定
されるものではない。
において、色定義テーブル、字体定義テーブル、網かけ
定義テーブルにおける出力色情報、出力字体情報、網か
け情報をユーザーにより任意に設定、変更可能な構成と
してもよいことは勿論である。
表データの見直しに際して、どの項目が入力項目である
のかが一目でわかることとなって、視覚的、直感的にわ
かりやすい表データの見直し環境を提供することが可能
となり、見直しの際の作業効率を向上することができ
る。また、見直しの際の作業効率を改善するために表デ
ータ作成時にユーザー自らが入力項目に色指定を行なっ
たり、或いは、入力項目のデータに文字修飾を行なった
りする必要がなくなるので、使い勝手を向上することが
できる。さらに、検索項目、計算項目なども識別表示可
能となることにより、例えば、検索項目用に予め設定さ
れている複数のデータや、計算項目用に予め設定してあ
る計算式などに誤りがあった場合に、その誤りの及ぶ範
囲が一目でわかるなど、使い勝手に優れた表データの見
直し環境を提供することができる。
ば、作成した表データの見直しに際して、各項目のデー
タ属性がデータ自身の色、或いは、その背景色により一
目でわかることとなって、視覚的、直感的にわかりやす
い表データの見直し環境を提供することが可能となり、
見直しの際の作業効率を向上することができる。
データの見直しに際して、各項目のデータ属性がデータ
自身、或いは、その背景に施された文字修飾形態により
一目でわかることとなって、視覚的、直感的にわかりや
すい表データの見直し環境を提供することが可能とな
り、見直しの際の作業効率を向上することができる。ま
た、このような文字修飾形態の違いによる項目データの
識別表示は、特に、カラー表示や、カラー印字機能が備
わっていない場合に有効である。
ば、作成した表データの見直しに際して、各項目のデー
タ属性がデータ自身の字体、或いは、その背景に施され
た網かけの模様や濃度によって一目でわかる。
ック構成図。
帳票フォーマットデータの一例を示す図。
票定義テーブルの一例を示す図。
義テーブルの一例を示す図。
のフローチャート(その1)。
のフローチャート(その2)。
される帳票データの表示例。
タの背景色を変更する構成とした帳票作成処理によって
作成される帳票データの明細部分の表示例。
ムのブロック構成図。
字体定義テーブルの一例を示す図。
Claims (6)
- 【請求項1】データ属性の異なる複数の項目からなる表
形式でデータを出力するデータ出力方法において、 出力対象となる項目のデータ属性を判別し、判別したデ
ータ属性に応じて出力するデータの表記形態を変更する
ようにしたことを特徴とするデータ出力方法。 - 【請求項2】前記項目のデータ属性に対応して色データ
を記憶する色データ記憶手段を備え、 出力対象となる項目のデータ属性を判別し、判別したデ
ータ属性に応じて前記色データ記憶手段から対応する色
データを読み出して、この色データに基づいて出力する
データの色を変更するようにしたことを特徴とする請求
項1記載のデータ出力方法。 - 【請求項3】出力対象となる項目のデータ属性を判別
し、判別したデータ属性に応じて前記色データ記憶手段
から対応する色データを読み出して、この色データに基
づいて前記出力対象となる項目のデータ出力領域の色を
変更するようにしたことを特徴とする請求項2記載のデ
ータ出力方法。 - 【請求項4】前記項目のデータ属性に対応して文字修飾
パターンを記憶する文字修飾パターン記憶手段を備え、 出力対象となる項目のデータ属性を判別し、判別したデ
ータ属性に応じて前記文字修飾パターン記憶手段から対
応する文字修飾パターンを読み出して、この文字修飾パ
ターンに基づいて出力するデータの文字修飾形態を変更
するようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ
出力方法。 - 【請求項5】前記文字修飾パターンは、出力するデータ
の字体を変更する字体パターンであることを特徴とする
請求項4記載のデータ出力方法。 - 【請求項6】前記文字修飾パターンは、出力対象となる
項目のデータ出力領域に施す網かけの模様やその濃度を
変更する網かけパターンであることを特徴とする請求項
4記載のデータ出力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110905A JPH09297756A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | データ出力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110905A JPH09297756A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | データ出力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09297756A true JPH09297756A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14547642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8110905A Pending JPH09297756A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | データ出力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09297756A (ja) |
-
1996
- 1996-05-01 JP JP8110905A patent/JPH09297756A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040726 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060308 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060523 |