JPH10143404A - 情報記録媒体及びそのデータ記録方式 - Google Patents

情報記録媒体及びそのデータ記録方式

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JPH10143404A
JPH10143404A JP8302008A JP30200896A JPH10143404A JP H10143404 A JPH10143404 A JP H10143404A JP 8302008 A JP8302008 A JP 8302008A JP 30200896 A JP30200896 A JP 30200896A JP H10143404 A JPH10143404 A JP H10143404A
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JP
Japan
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data
file
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recording
recorded
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Withdrawn
Application number
JP8302008A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Yoshida
和幸 吉田
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
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Publication of JPH10143404A publication Critical patent/JPH10143404A/ja
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨大なデータ量を有するファイルを、市販の
パソコンを用いて高速にデータ処理可能な形式で1枚の
情報記録媒体に記録可能なデータ記録方式を提供する。
また、そのような情報記録媒体を提供する。 【解決手段】 記録元データ1を複数のファイル11,
12,・・・・・に分割して、各分割ファイルごとにデ
ータ圧縮を行う。得られた圧縮済み分割ファイル21,
22,・・・をマージして、1つの圧縮済みファイル2
0を作成する。CD−ROM30の圧縮ファイル記録エ
リア31に圧縮済みファイル20を記録すると共に、当
該圧縮ファイル記録エリア外に、各圧縮済みファイルの
記録エリアと各記録エリア中に記録される個々のデータ
の検索キーとを含んで構成されるインデクス情報41,
42,・・・を記録する。CD−ROMに代えて、他の
光記録媒体又は磁気記録媒体を情報記録媒体として用い
ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨大な記録元デー
タを光ディスクや磁気ディスク等の情報記録媒体に効率
良く記録するに好適なデータ記録方式と、このデータ記
録方式により膨大なデータが1枚に集約された記録され
た情報記録媒体とに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話帳データ(加入者の電話番
号、住所、氏名等)をCD−ROM(コンパクトディス
クタイプの読みだし専用メモリ)に電子的に記録したも
のが商品化され、例えば通信販売業者等の利用に供され
ている。
【0003】日本全国の電話帳データを1枚のCD−R
OMに全て記録できれば、電話帳データ検索システムの
簡略化・小型化を図ることができ、操作性も良好なもの
にすることができる。近年、圧縮率の高いデータ圧縮技
術が種々実用化されているので、これらのデータ圧縮技
術を利用すれば、日本全国の電話帳データを1枚のCD
−ROMに全て記録することも可能である。
【0004】ところが、日本全国の電話帳データを網羅
するような膨大なデータをそのまま圧縮すると、圧縮フ
ァイルの伸長に長時間を要するため、必要な電話帳デー
タの検索が遅くなるという不都合を生じる。また、圧縮
ファイルの伸長時に圧縮前のファイルの大きさに相当す
る作業メモリを要するため、却って高機能かつ高価な電
話帳データ検索システムが必要になるという不都合があ
る。
【0005】したがって、従来においては、電話帳デー
タファイルとして、日本全国の電話帳データを3〜6枚
の540MBのCD−ROMに分割して記録したものが
市場に提供されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かように1つ
のまとまったファイルを複数枚の情報記録媒体に分割し
て記録すると、必要な情報記録媒体を適宜選択して使い
分けなくてはならないので取り扱いが不便である。そこ
で、例えば日本全国の電話帳データのような膨大なデー
タ量を有するひとまとめのファイルが1枚に集約化さ
れ、しかも市販のパーソナルコンピュータ(パソコン)
を用いてデータ処理を高速に行えるデータファイルが嘱
望されている。
【0007】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたものであって、その目的は、膨大なデータ量を有
するファイルを、市販のパソコンを用いて、高速にデー
タ処理可能な形式で1枚の情報記録媒体に記録可能なデ
ータ記録方式を提供すること、及びこのデータ記録方式
により膨大なデータが1枚に集約して記録された使い勝
手の良い情報記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、データ記録方式に関しては、記録元データ
を複数のファイルに分割して、各分割ファイルごとにデ
ータ圧縮を行い、得られた圧縮済み分割ファイルどうし
をマージして1つの圧縮済みファイルを得、しかる後に
この圧縮済みファイルを情報記録媒体に記録すると共
に、当該情報記録媒体の圧縮済みファイル記録エリア外
に、各圧縮済み分割ファイルの記録エリアと各記録エリ
ア中に記録される個々のデータの検索キーとを含んで構
成されるインデクス情報を記録するという構成にした。
【0009】また、情報記録媒体に関しては、記録元デ
ータの分割と、各分割ファイルのデータ圧縮と、圧縮済
み分割ファイルどうしのマージを経て作製される1つの
圧縮済みファイルが圧縮済みファイル記録エリアに記録
され、当該圧縮済みファイル記録エリア外に、前記各圧
縮済み分割ファイルの記録エリアと各記録エリア中に記
録される個々のデータの検索キーとを含んで構成される
インデクス情報が記録されているという構成にした。
【0010】前記情報記録媒体としては、公知に属する
任意の光記録媒体又は磁気記録媒体を用いることができ
るが、市販のパソコンにドライブ装置が付設されている
場合が多いことから、CD−ROMが特に好適である。
また、前記記録元データとしては、何ら制約がある訳で
はなく、必要に応じて任意のデータを記録することがで
きる。一例としては、日本全国の電話帳データを挙げる
ことができる。
【0011】前記したように、近年提案されている高圧
縮率のデータ圧縮方式、例えばZiv−Lempel法
などによれば、日本全国の電話帳データなどの膨大なデ
ータを1枚のCD−ROMに圧縮して記録することがで
きる。この場合、本発明のように、記録元データを複数
のファイルに分割して、各分割ファイルごとにデータ圧
縮を行い、得られた圧縮済み分割ファイルどうしをマー
ジして1つの圧縮済みファイルを得、しかる後にこの圧
縮済みファイルを情報記録媒体に記録すると、データ伸
長時に、当該圧縮済みファイルの中から所要の圧縮済み
分割ファイルに相当する部分を選択的に伸長することが
できるので、従来技術のように全ての圧縮済みファイル
を伸長する場合に比べて、データ伸長時間を短縮でき
る。また、データ伸長に要する作業メモリの容量も小さ
くて済むので、市販のパソコン等を用いてデータ処理シ
ステムを構築することができる。さらに、情報記録媒体
の圧縮ファイル記録エリア外に、各圧縮済みファイルの
記録エリアと各記録エリア中に記録される個々のデータ
の検索キーとを含んで構成されるインデクス情報を記録
するので、必要なデータの検索を容易に行うことがで
き、この点からもデータの取り扱い性が改善される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ記録方
式の一例を、電話帳データをCD−ROMに記録する場
合を例にとり、図1〜図5に基づいて説明する。図1は
記録元データのファイル構成図、図2は分割ファイルと
圧縮済み分割ファイルの説明図、図3は圧縮済み分割フ
ァイルをマージしてなる圧縮済みファイルの説明図、図
4はCD−ROM上のファイル構成図、図4はインデク
スファイルの構成図である。
【0013】図1に示すように、本例の記録元データ1
は、検索キーになる個人ID2と、氏名3と、性別4
と、加入の日付5と、住所6とを含んで構成されてお
り、日本全国の加入者に関するデータが網羅されてい
る。
【0014】CD−ROMへの記録に際しては、まず、
図2に示すように、記録元データ1を複数の分割ファイ
ル11,12,・・・・・に分割し、各分割ファイル1
1,12,・・・・ごとにデータ圧縮を行って、圧縮済
み分割ファイル21,22,・・・・が作製される。な
お、図2の例では、記録元データ1が100人分の電話
帳データごとに分割され、各分割ファイル11,12,
・・・・・が構成されているが、分割ファイルのサイズ
は当該ファイルが記録されるCD−ROMの容量やこれ
を取り扱うパソコンの処理性能によって任意に決定でき
ることは勿論である。また、同様の理由から、必ずしも
記録元データ1を等分する必要もない。データ圧縮方式
としては、公知に属する任意の方式を適用することがで
きるが、特にZiv−Lempel法などの圧縮率が高
いデータ圧縮方式を適用することが好ましい。
【0015】次に、図3に示すように、各圧縮済み分割
ファイル21,22,・・・をマージして、1つの圧縮
済みファイル20を得る。
【0016】さらに、図4に示すように、この圧縮済み
ファイル20をCD−ROM30に設定された圧縮ファ
イル記録エリア31の先頭アドレスより順次登録すると
共に、当該記録エリア30外に設定されたインデクスフ
ァイル記録エリア32に、個人データの検索に使用する
インデクスファイル40を記録して、目的物である記録
済みのCD−ROM30を得る。なお、一般に、圧縮済
みファイルを情報記録媒体に記録すると、記録装置のオ
ペレーションシステムの制約によって記録エリアに無効
エリアが生じるが、本例のように各圧縮済み分割ファイ
ル21,22,・・・をマージしてなる圧縮済みファイ
ル20を一括してCD−ROM30に記録すると、無効
エリアの大きさを各圧縮済み分割ファイル21,22,
・・・ごとに記録する場合に比べて、無効エリアの大き
さを小さくすることが出来るので、記録容量の無駄を最
小限にすることができる。
【0017】インデクスファイル40は、図5に示すよ
うに、各圧縮済み分割ファイル21,22,・・・ごと
に作製された複数個のインデクス情報41,42,・・
・から構成される。各インデクス情報41,42,・・
・には、図5に示すように、各圧縮済み分割ファイル2
1,22,・・・が記録された圧縮ファイル記録エリア
30上の先頭アドレス(ポインタ)51と、各圧縮済み
分割ファイル21,22,・・・・ごとの圧縮ファイル
記録エリア30のデータ量52と、前記当該ポインタを
含むエリアに記録された電話帳データの個人ID2とが
記録される。例えば、圧縮ファイル記録エリア31の
「000000」番地から「000052」番地までの
間に第1の圧縮済み分割ファイル21が記録され、「0
00053」番地から第2の圧縮済み分割ファイル22
が記録されている場合、第1のインデクス情報41に
は、個人ID「00001」と先頭アドレス「0000
00」とデータ量「52」とが記録される。なお、個人
データの検索キーとして個人ID以外のデータを用いる
場合には、個人ID2以外の所定のデータが検索キーと
してインデクスファイル40に記録される。
【0018】以上のような方式でCD−ROM30に記
録されたデータは、検索キーである個人ID2を電話帳
データ検索システム(パソコン)に入力することによ
り、随時検索することができる。即ち、所要の個人ID
2を入力すると、パソコンは、インデクスファイル40
を参照して当該入力された個人ID2が属するインデク
ス情報を探索し、探索されたインデクス情報のポインタ
51とデータ量52とから当該インデクス情報に対応す
る圧縮済み分割ファイルを読みだし、このデータ群のみ
を選択的に伸長する。最後に、伸長されたデータ群の中
から入力された個人ID2に該当する個人データを検索
し、表示装置に表示する。例えば、個人ID2として
「00023」が入力された場合、インデクスファイル
40に登録された個人ID2から、当該個人ID「00
023」に関する個人データは、第1のインデクス情報
41に表示された記録エリアにあることが判るので、第
1のインデクス情報41に表示された先頭アドレス「0
00000」とデータ量「52」とから圧縮ファイル記
録エリア31の「000000」番地から「00005
2」番地までの間に記録された第1の圧縮済みファイル
21を選択的に伸長することができる。
【0019】このように、記録元データ1を分割して各
分割ファイルごとに圧縮・伸長するようにデータ記録方
式を工夫すると、データ処理しようとする特定データが
含まれる圧縮済み分割ファイルのみを伸長すればよいの
で、圧縮済みファイル全体を伸長する場合に比べて、デ
ータ伸長時間を短縮できる。また、データ伸長に要する
作業メモリの容量も小さくて済むので、市販のパソコン
等を用いて電話帳データ検索システムを構築することが
できる。さらに、CD−ROM30の圧縮ファイル記録
エリア31外に、各圧縮済み分割ファイルに関するイン
デクス情報41,42,・・・を記録するので、必要な
データの検索を容易に行うことができ、この点からもデ
ータの取り扱い性が改善される。
【0020】なお、前記実施例においては日本全国の電
話帳データを圧縮して記録する場合を例にとって説明し
たが、記録元データの種類については何ら制限がある訳
ではなく、使用する情報記録媒体の容量よりもデータ量
が大きな任意のデータベースの記録に応用することがで
きる。
【0021】また、前記実施例においては、情報記録媒
体としてCD−ROMを用いたが、他の光学式情報記録
媒体、あるいはハードディスク等の磁気記録媒体を用い
ることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
例えば日本全国の電話帳データなどの膨大なデータを1
枚のCD−ROMに圧縮して記録することができるの
で、データ検索システムの操作性を良好なものにするこ
とができる。また、記録元データを複数のファイルに分
割して、各分割ファイルごとにデータ圧縮を行い、得ら
れた圧縮済み分割ファイルどうしをマージして1つの圧
縮済みファイルを得、しかる後にこの圧縮済みファイル
を情報記録媒体に記録するので、データ処理しようとす
る特定データが含まれる圧縮済み分割ファイルのみを伸
長することができ、従来のように圧縮済みファイル全体
を伸長する場合に比べて、データ伸長時間を短縮でき
る。加えて、データ伸長に要する作業メモリの容量も小
さくて済むので、市販のパソコン等を用いてデータ処理
システムを構築することができる。さらに、情報記録媒
体の圧縮ファイル記録エリア外に、各圧縮済みファイル
に関するインデクス情報を記録するので、必要なデータ
の検索を容易に行うことができ、この点からもデータの
取り扱い性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録元データのファイル構成図である。
【図2】分割ファイルと圧縮済みファイルの説明図であ
る。
【図3】圧縮済み分割ファイルをマージしてなる圧縮済
みファイルの説明図である。
【図4】CD−ROM上のファイル構成図である。
【図5】インデクスファイルの構成図である。
【符号の説明】
1 記録元データ 2 個人ID(検索キー) 3 氏名 4 性別 5 加入の日付 6 住所 11,12,・・・ 分割ファイル 20 圧縮済みファイル 21,22,・・・ 圧縮済み分割ファイル 30 CD−ROM 31 圧縮ファイル記録エリア 32 インデクスファイル記録エリア 33 無効エリア 40 インデクスファイル 41,42,・・・ インデクス情報 51 ポインタ 52 データ量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/401 330A G11B 27/00 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録元データを複数のファイルに分割し
    て、各分割ファイルごとにデータ圧縮を行い、得られた
    圧縮済み分割ファイルどうしをマージして1つの圧縮済
    みファイルを得、しかる後にこの圧縮済みファイルを情
    報記録媒体に記録すると共に、当該情報記録媒体の圧縮
    済みファイル記録エリア外に、各圧縮済み分割ファイル
    の記録エリアと各記録エリア中に記録される個々のデー
    タの検索キーとを含んで構成されるインデクス情報を記
    録することを特徴とするデータ記録方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ記録方式におい
    て、前記情報記録媒体が、CD−ROMであることを特
    徴とするデータ記録方式。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報担体において、前
    記記録元データが、日本全国の電話帳データであること
    を特徴とするデータ記録方式。
  4. 【請求項4】 記録元データの分割と、各分割ファイル
    のデータ圧縮と、圧縮済み分割ファイルどうしのマージ
    を経て作製される1つの圧縮済みファイルを圧縮済みフ
    ァイル記録エリアに記録すると共に、当該圧縮済みファ
    イル記録エリア外に、前記各圧縮済み分割ファイルの記
    録エリアと各記録エリア中に記録される個々のデータの
    検索キーとを含んで構成されるインデクス情報を記録し
    たことを特徴とする情報記録媒体。
JP8302008A 1996-11-13 1996-11-13 情報記録媒体及びそのデータ記録方式 Withdrawn JPH10143404A (ja)

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JP8302008A JPH10143404A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 情報記録媒体及びそのデータ記録方式

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JPH10143404A true JPH10143404A (ja) 1998-05-29

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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