JPS62245478A - 情報検索方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、多量の文書情報を光ディスクに記録してお
き、それを再生して利用する電子ファイルシステム等に
用いられる情報検索方法に関する。

従来の技術 第３図は電子ファイルシステムの一般的構成を示してい
る。このシステムは、光ディスクに対して情報の記録／
再生を行なう光デイスク装置１０と、文書のイメージ情
報を読み取るイメージスキャナ１２と、イメージデータ
を一時記憶して編集や加工などを行なうためのイメージ
データメモリ１４と、文書情報を印字出力するプリンタ
１６と、ＣＲＴディスプレイとキーボードを含んだワー
クターミナル１８と、システム全体を統轄するとともに
データの編集や加工、その他の処理を行なうメインコン
トローラ２０とを備えている。

イメージスキャナ１２で読み取られた文書のイメージ情
報は２値化され、メインコントローラ２０にて圧縮処理
され、メモリ１４に一時的に格納される。１つの文書は
１頁以上からなり、各文書に関連した文書番号や文書名
などの検索情報はワークターミナル１Ｂのキーボードか
ら入力され、コードデータの形で文書のイメージ情報（
圧縮化データ）と対応づけられる。このイメージ情報と
検索情報とが１文書の情報であり、多量の文書情報が１
枚の光ディスクに第４図に示すフォーマットで記録され
る。

第４図に示すように、光ディスクには、文書番号別に記
録位置が定まる文書番号対応エリアＥ１が割り付けられ
るとともに、傳の部分にイメージデータエリアＥ２が割
り付けられる。

各文書のイメージ情報（圧縮化データ）はイメージデー
タエリアＥ２に記録され、各文書の検索情報（コードデ
ータ）は文書番号対応エリアＥ１における該当する文書
番号の位置に記録される。

また、各文書のイメージ情報が上記イメージデータエリ
アＥ２のどの位置に存在するのかを示すイメージデータ
ポインタが、上記文書番号対応エリアＥ１の該当番号位
置に記録される。

登録された光ディスクから必要な文書情報を選び出す方
法には、該当文書番号が不明のときに用いる検索による
方法と、既知のときに直接文書番号をキーインして取り
出す方法とがある。

必要な文書の番号をワークターミナル１８でキーインす
ると、光デイスク装置１０において光ディスクの文書番
号対応エリアＥ１の該当番号位置がアクセスされ、そこ
に記録されている上記ポインタが読み取られ、そのポイ
ンタに従ってイメージデータエリアＥ２の該当位置がア
クセスされる。

これでキーインした番号の文書のイメージ情報が光ディ
スクから取り出される。そのイメージ情報（圧縮化デー
タ）はメインコントローラ２０にて伸長処理されて元の
イメージ情報（以下、生データと称する）に復元された
後、ワークターミナル１８やプリンタ１６に出力される
。

検索には、文書名や著者などの検索情報から検索する方
法と、各文書の表紙のイメージ情報から検索する方法と
がある。

前者の検索では、文書名などが既知であればそれをキー
インする。すると光ディスクの文書番号対応エリアＥ１
の検索情報中に該当のものが探し出され、続いてその文
書のイメージ情報が上述のようにイメージデータエリア
Ｅ２から取り出される。また、エリアＥ１の検索情報中
の文書名などを一覧表の形でワークターミナル１８に表
示することもできる。

表紙イメージ検索は、各文書の第１頁の表紙イメージを
サイズ縮小し、ワークターミナル１ＢのＣＲＴに複数枚
同時に表示し、これを見て必要な文書を探し出す方法で
ある。

表紙イメージ検索のための表示処理は第５図に示す手順
で行なわれていた。

まず処理枚数カウンタｉをクリアしくステップ１００）
、光ディスクのイメージデータエリアＥ２からある文書
の表紙イメージ情報（圧縮化データ）を取り出しくステ
ップ１０１）、その圧縮化データをメモリ１４に一度保
存した後（ステップ１０２）、それを元の生データに伸
長してメモリ１４に保存しなおす（ステップ１０３）。

次に、メモリ１４の表紙イメージ情報（生データに復元
したもの）に対して間引き処理を行ない、イメージのサ
イズを縮小する（ステップ１０５）。

このサイズ縮小した表紙イメージ情報をワークターミナ
ル１８のＣＲＴディスプレイに表示する。

ディスプレイ画面に縮小した表紙イメージを同時にｎ枚
表示できるものとすると、上記の一連の処理をカウンタ
ｉを歩進しながらｎ回繰返し、ｎ個の文書の表紙イメー
ジを同−画面中に並べて表示する。

発明が解決しようとする問題点 従来は第４図に示したフォーマットで文書情報が光ディ
スクに記録されていたので、上述した表紙イメージ検索
のための表示処理時間が長くなり、検索コマンドをキー
インしてから複数の表紙イメージがディスプレイに表示
されるまでに時間がかかるという問題があった。

その原因は、第５図に示したように、１枚の表紙イメー
ジを表示するために、光ディスクから表紙イメージ（圧
縮化データ）を取り出し、それを伸長処理して生データ
に戻し、さらにそれのサイズを縮小する、という複雑な
処理手順を経ていることにあり、この処理を複数回行な
うので、全体の処理時間が長くなる。

この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされれもので
、その目的は、上記表紙イメージ検索のための表示処理
を高速で行なえるようにした情報検索方法を提供するこ
とにある。

問題点を解決するための手段 そこでこの発明では、従来の記録形式に加えて、各文書
の表紙イメージ情報をデータ圧縮処理せずにイメージサ
イズを縮小処理し、それを光ディスクの文書番号対応エ
リアの該当番号位置に記録するようにした。

作　　用 上述の構成をとることにより、表紙イメージ検索に際し
ては、非圧縮（生データ）でサイズ縮小して記録されて
いる上記表紙イメージ情報を光ディスクから複数枚分取
り出して、ディスプレイに表示することから、表紙イメ
ージをディスプレイ表示する迄の処理を高速に行うこと
ができる。

実施例 第１図は本発明の一実施例による情報検索方法の記録フ
ォーマットを示している。

この例では、文書番号別に記録位置を定めた文書番号対
応エリアとしてＥＩＯとＥ２０の２つを光ディスクに割
り付けるとともに、他の部分にイメージデータエリアＥ
３０を割り付けている。

各文書のイメージ情報をデータ圧縮処理し、それをイメ
ージデータエリアＥ３０に記録する。また、各文書の文
書名などを含んだ検索情報をコード化し、第１の文書番
号対応エリアＥ１０の該当番号位置に記録する。

また、各文書のイメージ情報がイメージデータエリアの
どの位置に記録されているのかを示すポインタを、第２
の文書番号対応エリアＥ２０の該当番号位置に記録する
。

ここまでの記録方法は第４図の従来方法と本質的に変り
はなく、本発明では次の点が従来と異なる。

つまり、各文書の表紙イメージ情報をデータ圧縮処理せ
ずにイメージサイズを縮小処理し、それを第２の文書番
号対応エリアＥ２０の該当番号位置に記録しておく点で
ある。

このように、表紙イメージ情報を生データのサイズ縮小
化データの形で文書番号対応エリアＥ２０に記録してお
けば、表紙イメージ検索に際しては、第２図のフローチ
ャートに示すように、このエリアＥ２０から表紙イメー
ジ情報を同時表示可能な枚数ｎだけ取り出し、そのデー
タをそのままワークターミナル１８（第３図）に供給し
てディスプレイに表示すればよい。これでサイズ縮小さ
れたｎ枚の表紙イメージが同一画面に配列表示される。

従来のように、ポインタに従って表紙イメージを取り出
し、生データに復元し、さらにサイズを縮小してディス
プレイ側に供給する、といった面倒な処理を行なう必要
がない。

発明の効果 以上詳細に説明したように、この発明の方法によれば、
複数の文書の表紙イメージを縮小して同時表示する表紙
イメージ検索の処理が、光デイスク上の所定エリアのデ
ータを読み出して単純に表示処理するだけで行なえるよ
うになり、処理速度は従来に比して大幅に高速化する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による情報検索方法の記録フ
ォーマットの概念図、第２図は本発明を適用した場合の
表紙イメージ検索処理のフローチャート、第３図は電子
ファイルシステムの一般的な構成図、第４図は従来の情
報検索方法の記録フォーマットの概念図、第５図は従来
の表紙イメージ検索処理のフローチャートである。 Ｅｌｏ、Ｅ２０・・・・・・文書番号対応エリア、Ｅ３
０・・・・・・イメージデータエリア。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図 第２図 第　３　図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録担体の記録領域を文書番号対応エリアとイメージデ
   ータエリアとに分割し、各文書のイメージ情報を圧縮し
   て前記イメージエリアに記録し、各文書の検索情報と、
   各文書の前記イメージエリア内での記録位置を示すポイ
   ンタと、各文書の表紙のイメージ情報を縮小した情報と
   を前記文書番号対応エリアに記録し、前記縮小した表紙
   のイメージ情報をもとに検索を行うことを特徴とする情
   報検索方法。