JPH10143206A - スケジューリング装置 - Google Patents

スケジューリング装置

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JPH10143206A
JPH10143206A JP29522996A JP29522996A JPH10143206A JP H10143206 A JPH10143206 A JP H10143206A JP 29522996 A JP29522996 A JP 29522996A JP 29522996 A JP29522996 A JP 29522996A JP H10143206 A JPH10143206 A JP H10143206A
Authority
JP
Japan
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production
amount
product
scheduling
plan
Prior art date
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Pending
Application number
JP29522996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Kaneda
康寿 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学品という製品の特性を考慮した生産計画
の立案が可能なスケジューリング装置を提供する。 【解決手段】 複数のラインにおいてそれぞれ品種の異
なる化学品を同時平行的に製造する製造ラインでの生産
計画を立案するスケジューリング装置1において、生産
計画期間内のオーダ量、前年度の出荷実績に従って算出
した出荷予測量、引き当て可能在庫量及び実際の生産量
に基づいて生産計画期間の生産計画量を算出する生産計
画量算出部11と、この生産計画量算出部11により算
出された各品種毎の生産計画量を、品種グループ替え順
序、夜間放置品、休日放置品、溶融性の各制約条件の少
なくとも一つを含んで考慮し割り付けて行く生産品種割
り付け部12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のラインにお
いてそれぞれ品種の異なる化学品を同時平行的に製造す
る製造ラインでの生産計画を立案するスケジューリング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、生産実績を作業スケジュール
に反映させて生産計画を行う実績反映作業スケジュール
方法が提案されている(特開平4−233070号公報
参照)。
【0003】この作業スケジュール方法は、作業実績を
即スケジューリングに反映させるものであり、スケジュ
ールの決定や修正を、生産実績を用いて行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の作業
スケジュール方法は、夜間放置品や休日放置品といった
制約条件や、生産優先度等の制約条件を全く考慮しない
計画になっている。
【0005】例えば、1日の一番最後に製造する品種
は、そのまま生産機械の中に放置して、翌日の一番最初
に取り出している。
【0006】ここで、夜間放置品制約とは、1日の一番
最後に製造してもよいかどうかを決めるものであり、長
時間放置することによって製品の特性が変わってしまう
ようなもの(例えば、化学品等)は放置できない。ま
た、休日放置品制約とは、夜間放置品制約と同様の制約
であるが、放置する時間が夜間放置より相当長くなるの
で、時間的な要素が違ってくるために設ける制約条件で
ある。さらに生産優先度制約とは、現在、荷動きの少な
い製品については、あまり生産しないようにするために
生産優先順位を決めるのに用いる制約条件である。
【0007】化学品の製造ラインでは、化学品という製
品の特性上、上記の他にも特殊な制約条件(例えば、中
間素材のまま放置できない、品種aの次に品種bを作れ
ない等)を考慮する必要がある。
【0008】本発明はかかる問題点を解決すべく創案さ
れたもので、その目的は、化学品という製品の特性を考
慮した生産計画の立案が可能なスケジューリング装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載のスケジューリング装置は、
複数のラインにおいてそれぞれ品種の異なる化学品を同
時平行的に製造する製造ラインでの生産計画を立案する
スケジューリング装置において、生産計画期間内のオー
ダ量、前年度の出荷実績に従って算出した出荷予測量、
引き当て可能在庫量及び実際の生産量に基づいて前記生
産計画期間の生産計画量を算出する生産計画量算出部
と、この生産計画量算出部により算出された各品種毎の
生産計画量を、品種グループ替え順序、夜間放置品、休
日放置品、溶融性の各制約条件の少なくとも一つを含ん
で考慮し割り付けて行く生産品種割り付け部とを備えた
構成とする。
【0010】また、本発明の請求項2記載のスケジュー
リング装置は、複数のラインにおいてそれぞれ品種の異
なる化学品を同時平行的に製造する製造ラインでの生産
計画を立案するスケジューリング装置において、生産計
画期間内のオーダ量、前年度の出荷実績に従って算出し
た出荷予測量、引き当て可能在庫量及び実際の生産量に
基づいて前記生産計画期間の生産計画量を算出する生産
計画量算出部と、この生産計画量算出部により算出され
た各品種毎の生産計画量を、生産可能機械、生産可能バ
ッチ数、品種グループ替え順序、夜間放置品、休日放置
品、溶融性、生産優先度、同一品種連続生産の各制約条
件を考慮し割り付けて行く生産品種割り付け部とを備え
た構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明のスケジューリング装置を
含むシステム全体の構成図である。
【0013】このスケジューリング装置1は、複数のラ
インにおいてそれぞれ品種の異なる化学品を同時平行的
に製造する製造ラインでの生産計画を立案するものであ
って、大別すると生産計画量算出部11と生産品種割り
付け部12とで構成されている。そして、上位サーバ2
から出荷実績等のデータが入力されるとともに、マスタ
データ格納部3から品番マスタ等のデータが入力される
ようになっており、生産品種割り付け部12において割
り付けられた結果は、CRT等の表示装置4に表示され
るようになっている。
【0014】生産計画量算出部11は、生産計画期間
(例えば、1週間等)内のオーダ量、前年度の出荷実績
に従って算出した出荷予測量、引き当て可能在庫量及び
実際の生産量に基づいて、生産計画期間の生産計画量を
算出するブロックである。
【0015】また、生産品種割り付け部12は、生産計
画量算出部11により算出された各品種毎の生産計画量
を、生産可能機械、生産可能バッチ数、品種グループ替
え順序、夜間放置品、休日放置品、溶融性、生産優先
度、同一品種連続生産の各制約条件を考慮し割り付けて
行くブロック、若しくは品種グループ替え順序、夜間放
置品、休日放置品、溶融性の各制約条件の少なくとも一
つを含んで考慮し割り付けて行くブロックである。
【0016】生産計画量算出部11は、図2乃至図5の
各表に示すデータを用いて、例えば次週の1週間の生産
計画量を算出する。
【0017】図2に示す表1は品種グループであって、
例えばAグループは成分等が同一のものであるが、出荷
姿が異なる商品を同一グループとしてまとめたものであ
る。また、図3に示す表2は設備の内容を示しており、
通常生産する品種グループ及び通常は生産しないが生産
可能な品種グループを、各系列毎にまとめたものであ
る。
【0018】また、図4に示す表3は基準在庫量の算出
式であって、月販売計画量が2t(ton)未満の場合
には、基準在庫量=0.6×月販売計画量、月販売計画
量が2t〜8tの場合には、基準在庫量=0.3×月販
売計画量+0.6、月販売計画量が8t〜13tの場合
には、基準在庫量=0.1×月販売計画量+2.2、月
販売計画量が13t以上の場合には、基準在庫量=0.
05×月販売計画量+2.85として、それぞれ基準在
庫量の算出を行う。
【0019】また、図5に示す表4は次週生産計画の算
出式を示している。ここで用いられるデータは上位サー
バ2から得られる。
【0020】ここで、月間販売計画量は、計画月に販売
が予定されている数量であり、期間内オーダは、生産計
画期間(本例では1週間)内のオーダ量であり、基準在
庫量は、標準的にもつ在庫量(安全在庫量)のことであ
り、引き当て可能在庫量は、基準在庫量に対してオーダ
のひも付きのない在庫量のことであり、今週生産予定量
は、今週の生産予定量(すでに以前に計画済みの量)で
あり、出荷予測量は、月販売計画量と昨年の出荷実績と
を用いて計算する値である。
【0021】出荷予測量の計算式は以下に示す通りであ
る。すなわち、
【0022】
【数1】 出荷予測量=月販売計画量×(昨年同月同週出荷実績/昨年同月出荷実績) ・・・(1) また、昨年同月同週に出荷実績がない場合には、最も多
く出荷された週のデータを参照する。すなわち、
【0023】
【数2】 出荷予測量=月販売計画量×(昨年同月最多出荷週出荷実績/昨年同月出荷実 績) ・・・(2) また、昨年同月に出荷実績がない場合には、毎週均等に
出荷さると予測する。すなわち、
【0024】
【数3】 出荷予測量=月販売計画量×(1/4) ・・・(3) 図4に示す表3の算出式では、まず月販売計画量が1t
を超えるか否かで区別するとともに、月販売計画量が1
tを超える場合と超えない場合とを更に2つの条件に分
けて、それぞれ次週生産計画量を算出する。
【0025】つまり、月販売計画量が1tを超える場合
であって期間内オーダが出荷予測量より多い場合には、
次式(4)によって次週生産計画量を算出し、
【0026】
【数4】 次週生産計画量=基準在庫量−引き当て可能在庫量−今週生産予定量 −期間内オーダ ・・・(4) 月販売計画量が1tを超える場合であって期間内オーダ
が出荷予測量より少ない場合には、次式(5)によって
次週生産計画量を算出する。
【0027】
【数5】 次週生産計画量=基準在庫量−引き当て可能在庫量−今週生産予定量 +出荷予測量 ・・・(5) また、月販売計画量が1t以下であって、期間内オーダ
が引き当て可能在庫量と今週生産量との合計量より多い
場合には、さらに期間内オーダが1tを超える場合と超
えない場合とに分けて、それぞれ次週生産計画量を次の
ように算出する。 すなわち、期間内オーダが1tを超
えない場合には、次週生産計画量を1tとする。また、
期間内オーダが1tを超える場合には、次週生産計画量
を次のように決定する。すなわち、1系列で生産する場
合には、次週生産計画量を2.2tとし、2系列で生産
する場合には、次週生産計画量を2.8tとし、登録が
ない場合には、次週生産計画量を0tとする。
【0028】また、月販売計画量が1t以下であって、
期間内オーダが引き当て可能在庫量と今週生産量との合
計量より少ない場合には、さらに過去3ケ月間の出荷実
績の有無によって、それぞれ次週生産計画量を次のよう
に算出する。
【0029】すなわち、過去3ケ月間に出荷実績があ
り、かつ(引き当て可能在庫量+今週生産予定量)<
(月販売計画量−月販売累計量)×0.6である場合に
は、次週生産計画量を1tとし、過去3ケ月間に出荷実
績があり、かつ(引き当て可能在庫量+今週生産予定
量)≧(月販売計画量−月販売累計量)×0.6である
場合には、次式(6)によって次週生産計画量を算出す
る。
【0030】
【数6】 次週生産計画量=基準在庫量−引き当て可能在庫量−月販売累計量 −今週生産予定量 ・・・(6) また、過去3ケ月間に出荷実績がない場合には、次週生
産計画量を0tとする。
【0031】以上の算出式により、それぞれの条件に応
じて次週生産計画量を算出する。
【0032】生産品種割り付け部12は、生産計画量算
出部11により算出された各品種毎の次週生産計画量
を、各制約条件を考慮して割り付けて行く。
【0033】ここで、生産可能機械(釜)制約は、図3
に示す表2に適合する品種グループ(生産可能品種グル
ープを含む)しか生産できないといった制約条件であっ
て、2つの釜を1系列と考え、2つの系列毎に設定す
る。
【0034】生産可能バッチ数制約は、1日の生産でき
るバッチ数の上限を示す制約条件であって、原則として
各系列6バッチ/日(ただし、割り付け可能最大バッチ
数は変更可能)に設定する。
【0035】品種グループ替え順序制約は、図2の表1
に示す品種グループについての生産順序に関する制約条
件であって、品種グループ(A,B1,B2,C1,C
2,D)毎に切り替えの可否がある。図6に示す表5
は、品種グループ替えの制約条件を一覧表としてまとめ
たものである。前生産品種グループから後品種生産グル
ープへ品種替えを行うとき、その品種替えが可能かどう
かを示している。
【0036】例えば、品種Aから品種B1への品種グル
ープ替えは可能であり、品種B2から品種Aへの品種グ
ループ替えは不可となる。その理由は、品種Aは白色で
あり、品種B2は茶色であるため、白色から色の濃い茶
色への変更はできても、茶色から色の薄い白色に変更す
ることは、機械(釜)の洗浄等を必要とすることから、
変更不可とするものである。
【0037】夜間放置品制約は、1日の一番最後のバッ
チはそのまま夜間放置し、次の日の1番目に釜から抜き
出しを行うが、その夜間放置をしてもよいかどうかの制
約条件である。夜間放置については、品番毎に限定し
て、可能、不可能を設定する。この品番は、1日の最後
のバッチに割り付ける。
【0038】休日放置品制約は、休日前日の最後のバッ
チはそのまま夜間放置し、休日明けの1番目に釜から抜
き出しを行うが、その休日放置をしてもよいかどうかの
制約条件である。休日放置については、品番毎に限定し
て、可能、不可能を設定する。この品番は、休日前日の
最後のバッチに割り付ける。
【0039】溶融性制約は、溶融性の悪い品番について
は1日の2番目に割り付けないといった制約条件であ
る。ただし、溶融性の悪い品番ばかりのときは考慮しな
いものとする。
【0040】生産優先度制約は、品番毎にユーザが任意
に付けた生産順序の優先度による制約条件である。品番
毎に生産優先係数を設定して行う。この場合、OEM品
番や荷動きのない品番は、生産優先係数を小さくして、
生産順序を後ろに下げる。
【0041】同一品種連続生産制約は、同一品種は連続
生産する(すなわち、1日にまとめる)といった制約条
件である。この制約条件は初期計画時にのみ有効であ
り、計画修正後は考慮しない。
【0042】以上の制約条件は、その全てを考慮する必
要はなく、必要な制約条件のみを選択して考慮すればよ
いが、化学品の特性上、品種グループ替え順序、夜間放
置品、休日放置品、溶融性の各制約条件の少なくとも一
つを含んで考慮する必要がある。
【0043】次に、上記構成のスケジューリング装置に
より、上記の制約条件を全て考慮した場合のスケジュー
リング処理を、図7に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0044】スケジューリングを開始すると、生産計画
量算出部11では、図4に示す表3及び図5に示す表4
の算出式を用いて、次週生産計画量を算出する(ステッ
プS1)。
【0045】生産品種割り付け部12では、生産計画量
算出部11で算出された品種毎の次週生産計画量に基づ
き、まず制約条件のうちの生産優先順位を考慮して、生
産優先度の高い製品順に並べ替える(ステップS2)。
このとき、同一品種については、連続生産として一つに
まとめる処理を行う(ステップS3)。
【0046】この後、次週生産量の多い品種順に並べ替
えを行って、順次割り付けを行う(ステップS4)。次
に、図3の表2に示す生産可能機械制約を考慮して、生
産可能な機械(1号系列又は2号系列)に振り分ける
(ステップS5)。
【0047】次に、図2の表1に示す品種グループ及び
図6の表5に示す品種グループ替え制約を考慮して、品
種グループ替えの制約を満たしているかどうかを判断す
る(ステップS6)。そして、品種グループ替えの制約
を満たしていない場合には、ステップS7へと動作を進
めて次の候補を選択する。一方、品種グループ替えの制
約を満たしている場合には、次にステップS8へと動作
を進めて、夜間放置品制約を満たしているかどうかを判
断する。
【0048】そして、夜間放置品制約を満たしていない
場合には、ステップS9へと動作を進めて次の候補を選
択する。一方、夜間放置品制約を満たしている場合に
は、次にステップS10へと動作を進めて、生産可能バ
ッチ数制約を満たしているかどうか(1日の生産可能バ
ッチ数が上限を超えていないどうか)を判断する。
【0049】そして、生産可能バッチ数制約を満たして
いない場合には、ステップS11へと動作を進めて、割
り付け日を次の日にずらせる。一方、生産可能バッチ数
制約を満たしている場合には、次にステップS12へと
動作を進めて、休日放置品制約を満たしているかどうか
を判断する。そして、休日放置品制約を満たしていない
場合には、ステップS13へと動作を進めて次の候補を
選択する。一方、休日放置品制約を満たしている場合に
は、次にステップS14へと動作を進めて、生産可能バ
ッチ数制約を満たしているかどうかを判断する。
【0050】そして、生産可能バッチ数制約を満たして
いない場合には、ステップS11へと動作を進めて、割
り付け日を次の日にずらせる。一方、生産可能バッチ数
制約を満たしている場合には、次にステップS15へと
動作を進めて、溶融性制約を満たしているかどうかを判
断する。
【0051】そして、溶融性制約を満たしていない場合
には、ステップS16へと動作を進めて次の候補を選択
する。一方、溶融性制約を満たしている場合には、全て
の制約を満たしているので、その製品に対して割り付け
を確定する(ステップS17)。
【0052】この後、ステップS18において未割り付
けの製品があるかどうかを判断し、ある場合にはステッ
プS6に戻って処理を繰り返す。ない場合には、スケジ
ューリングの処理を終了する。
【0053】
【発明の効果】本発明のスケジューリング装置は、複数
のラインにおいてそれぞれ品種の異なる化学品を同時平
行的に製造する製造ラインでの生産計画を立案するスケ
ジューリング装置において、生産計画期間内のオーダ
量、前年度の出荷実績に従って算出した出荷予測量、引
き当て可能在庫量及び実際の生産量に基づいて前記生産
計画期間の生産計画量を算出する生産計画量算出部と、
この生産計画量算出部により算出された各品種毎の生産
計画量を、グループ替え順序、夜間放置品、休日放置
品、溶融性の各制約条件の少なくとも一つを含んで考慮
し、若しくは生産可能機械、生産可能バッチ数、品種グ
ループ替え順序、夜間放置品、休日放置品、溶融性、生
産優先度、同一品種連続生産の各制約条件の全てを考慮
し割り付けて行く生産品種割り付け部とを備えた構成と
している。すなわち、出荷実績を次週生産量の算出に用
いることにより、在庫量を少なくすることができるとと
もに、化学品という製品の特性からくる特殊な制約条件
を考慮した、最も効率的な計画を立案することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスケジューリング装置を含むシステム
全体の構成図である。
【図2】品種グループの分類を示す図表である。
【図3】通常生産する品種グループ及び通常は生産しな
いが生産可能な品種グループを各系列毎にまとめた図表
である。
【図4】基準在庫量の算出式を条件毎にまとめた図表で
ある。
【図5】次週生産計画の算出式を条件毎にまとめた図表
である。
【図6】品種グループ替えの制約条件を一覧表としてま
とめた図表である。
【図7】本発明のスケジューリング装置によるスケジュ
ーリングの処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 スケジューリング装置 11 生産計画量算出部 12 生産品種割り付け部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のラインにおいてそれぞれ品種の異
    なる化学品を同時平行的に製造する製造ラインでの生産
    計画を立案するスケジューリング装置において、 生産計画期間内のオーダ量、前年度の出荷実績に従って
    算出した出荷予測量、引き当て可能在庫量及び実際の生
    産量に基づいて、前記生産計画期間の生産計画量を算出
    する生産計画量算出部と、 この生産計画量算出部により算出された各品種毎の生産
    計画量を、品種グループ替え順序、夜間放置品、休日放
    置品、溶融性の各制約条件の少なくとも1つを含んで考
    慮し割り付けて行く生産品種割り付け部とを備えたこと
    を特徴とするスケジューリング装置。
  2. 【請求項2】 複数のラインにおいてそれぞれ品種の異
    なる化学品を同時平行的に製造する製造ラインでの生産
    計画を立案するスケジューリング装置において、 生産計画期間内のオーダ量、前年度の出荷実績に従って
    算出した出荷予測量、引き当て可能在庫量及び実際の生
    産量に基づいて、前記生産計画期間の生産計画量を算出
    する生産計画量算出部と、 この生産計画量算出部により算出された各品種毎の生産
    計画量を、生産可能機械、生産可能バッチ数、品種グル
    ープ替え順序、夜間放置品、休日放置品、溶融性、生産
    優先度、同一品種連続生産の各制約条件を考慮し割り付
    けて行く生産品種割り付け部とを備えたことを特徴とす
    るスケジューリング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179306A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Hitachi Ltd 連産品目の生産計画方法及び装置
JP2012185807A (ja) * 2011-02-17 2012-09-27 Jfe Steel Corp 生産物流スケジュール作成システム及び生産物流スケジュール作成方法
JP2014199523A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 生産計画自動作成装置、生産計画自動作成システム、制御方法及びプログラム

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