JP2003308109A - 生産計画システム - Google Patents

生産計画システム

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JP2003308109A
JP2003308109A JP2002112917A JP2002112917A JP2003308109A JP 2003308109 A JP2003308109 A JP 2003308109A JP 2002112917 A JP2002112917 A JP 2002112917A JP 2002112917 A JP2002112917 A JP 2002112917A JP 2003308109 A JP2003308109 A JP 2003308109A
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Etsuo Maekawa
悦男 前川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事業戦略を織り込み、需要変動を即時に反映
することができ、納期を遵守する生産計画を策定する生
産計画システムを得ることを目的とする。 【解決手段】 複数の製品の生産計画を行う生産計画シ
ステムにおいて、各製品の需要情報を格納する需要情報
データベース群2と、事業戦略を格納する事業戦略情報
データベース群1と、各製品を生産するために必要とな
る資源情報を格納する資源情報データベース群5と、各
製品と資源と事業戦略との関連付けおよび各製品がいず
れの基準品に属するかを格納する基本情報データベース
4と、各製品の生産/出荷数を、基準品毎に分類して生
産/出荷枠として第1の期間毎に決定する枠決定手段を
有する生産スケジューリング8、これにて決定された生
産/出荷枠データ、需要情報と資源情報とから生産/出
荷枠の範囲内にて各製品の生産/出荷数の再配分を第2
の期間毎に行う更新手段12とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、事業戦略を織り
込み、需要変動を即時に反映することができ、納期を遵
守する生産計画を策定することができる生産計画システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の生産計画は、注文書、販売見込み
等の需要の入着順、納期順に、生産能力等の資源制約の
範囲内で設定している。そして、需要及び納期を反映さ
せ生産計画に盛り込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の生産計画は上記
のように行われているので、需要の変化、特に増加した
場合、顧客間、製品間の調整、需要が生産能力を上回る
時、生産計画を初めから立て直す必要があり、この需要
の変化を瞬時に生産計画に織り込むことができないとい
う問題点があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、事業戦略や需要変動に対して
即時に生産計画に反映することができる生産計画システ
ムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の生産計画システムは、複数の製品の生産計画を行う生
産計画システムにおいて、各製品の需要情報を格納する
需要情報データベースと、事業戦略を格納する事業戦略
情報データベースと、各製品を生産するために必要とな
る資源情報を格納する資源情報データベースと、各製品
と資源と事業戦略との関連付けおよび各製品がいずれの
基準品に属するかを格納する基本情報データベースと、
各製品の生産/出荷数を、基準品毎に分類して生産/出
荷枠として第1の期間毎に決定する枠決定手段と、枠決
定手段にて決定された生産/出荷枠データ、需要情報と
資源情報とから生産/出荷枠の範囲内にて各製品の生産
/出荷数の再配分を第1の期間より短い第2の期間毎に
行う更新手段とを備えたものである。
【0006】また、この発明に係る請求項2の生産計画
システムは、請求項1において、需要情報データベース
は、注文情報データベースと、販売見込情報データベー
スとを備えているものである。
【0007】また、この発明に係る請求項3の生産計画
システムは、請求項1または請求項2において、資源情
報データベースは、生産能力を格納する生産能力データ
ベースと、各製品を構成する部材に関する情報を格納す
る部材情報データベースとを備えたものである。
【0008】また、この発明に係る請求項4の生産計画
システムは、請求項1ないし請求項3のいずれかにおい
て、事業戦略データベースは、生産/出荷枠とは異なる
各製品の生産/出荷数を確保する戦略枠情報を格納する
戦略枠データベースと、各製品の配分を設定する配分基
準情報を格納する配分基準データベースと、顧客の優先
度情報を格納する顧客優先度データベースとを備えたも
のである。
【0009】また、この発明に係る請求項5の生産計画
システムは、請求項1ないし請求項4のいずれかにおい
て、需要情報、事業戦略情報、基本情報および前回の生
産/出荷枠情報に基づいて、需要情報に優先順位情報を
付加する優先順位算出手段を備え、枠決定手段には優先
順位情報を付加した需要情報が提供されるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1および図2は
この発明の実施の形態1である生産計画システムの構成
を示すブロック図、図3は各製品と基準品との関係を示
した模式図、図4は優先順位の考え方を示した図、図
5、図7は優先順位の決定の方法を説明するためのフロ
ーチャートを示した図、図6は図5に示した優先順位の
設定例を示した図、図8は図1に示した生産計画システ
ムの動作を説明するためのフローチャートを示した図、
図9は生産/出荷データの例を示した図、図10は図9
に示した生産/出荷データの生産/出荷枠データを示し
た図、図11、図12は図2に示した生産計画システム
の動作を説明するためのフローチャートを示した図、図
13、図14は図10に示した生産/出荷枠データを更
新した例を示した図である。
【0011】図において、1は事業戦略データベース群
で、戦略枠データベース1a、配分基準データベース1
b、顧客優先度データベース1cを備えている。2は需
要情報データベース群で、販売見込情報データベース2
a、注文情報データベース2bを備えている。3は前回
決定された前回生産/出荷枠情報データベース、4は基
本情報データベース、5は資源情報データベース群で、
生産能力データベース5a、部材データベース5bを備
えている。
【0012】6は事業戦略データベース群1、需要情報
データベース群2、前回生産/出荷枠情報データベース
3および基本情報データベース4に基づいて需要情報の
優先順位を算出する優先順位算出手段、7はこの優先順
位算出手段6により算出された優先順位が付加された需
要情報を格納する優先順位付需要情報データベース、8
は事業戦略データベース群1、優先順位付需要情報デー
タベース7、基本情報データベース4および資源情報デ
ータベース群5の情報から生産/出荷計画、および生産
/出荷枠を決定する枠決定手段としての機能を有する生
産スケジューリングである。
【0013】9はこの生産スケジューリング8にて決定
された生産/出荷計画情報を格納する生産/出荷計画デ
ータベース、10はこの生産スケジューリング8にて決
定された生産/出荷枠情報を格納する第1の生産/出荷
枠データベース、11はこの第1の生産/出荷枠データ
ベース10から生産/出荷枠データおよび後述する更新
生産/出荷枠データを格納する第2の生産/出荷枠デー
タベース、12は需要情報データベース群2、基本情報
データベース4および第2の生産/出荷枠データベース
11からの情報に基づき、生産納期を算出して生産/出
荷枠を更新する更新手段である。
【0014】13は需要情報に生産納期情報を付加した
生産納期付需要情報を格納する生産納期付需要情報デー
タベース、14は更新された生産/出荷枠情報を格納す
る生産/出荷枠更新データベース、15は生産納期付需
要情報データベース13、資源情報データベース群5お
よび基本情報データベース4の情報にて生産/出荷計画
および工程別生産計画を算出する生産スケジューリン
グ、16は生産/出荷計画の情報を格納する生産/出荷
計画データベース、17は工程別生産計画の情報を格納
する工程別生産計画データベース、
【0015】次に、各データベースに格納されている情
報の詳細について説明する。戦略枠データベース1aに
は、生産能力の内どれだけを、受注等に関係なく確保し
ておく枠すなわち戦略枠とするかの割合の情報が格納さ
れている。配分基準データベース1bには、各製品の生
産がいずれかの製品だけの生産に片寄らないように、予
め各製品の生産の配分の情報が格納されている。
【0016】顧客優先度データベース1cには、各顧客
の優先度の情報が格納されている。但し、各顧客の優先
度は、顧客毎に付されている場合もあれば、複数の顧客
から成る顧客グループ毎に付されている場合も考えられ
る。販売見込情報データベース2aは販売が見込まれる
製品に対する製品、予定数量、予定納期など注文情報に
対応する情報が格納されている。注文情報データベース
2bには、各顧客が注文する製品、数量、納期などの注
文情報が格納されている。
【0017】基本情報データベース4には、各製品とそ
の他の情報との関連付けを行うことができる情報が格納
されている。また、各製品が何れの基準品に属するかの
情報が格納されている。各製品は、例えば図3に示すよ
うに製品名a、a、a、aの製品は、生産段階
の初期においては同一の条件にて生産されている。よっ
て、このように初期の段階にて同一の条件にて生産可能
な、製品名a、a、a、aは、基準品Aに属す
るとして設定する。また、製品名b、b、b、b
は基準品Bに属するとして設定する。
【0018】具体的な製品例としては、半導体装置が考
えられる。ウエハ上に形成される回路は同一であって、
チップ化された後の、モールド形状、ボンディング形
状、テスト方法などが異なる場合があてはまる。最初の
チップが形成されるまでは、このような製品においては
同一の工程にて生産することができるため、このチップ
までの段階を基準品として扱うことが可能となる。
【0019】生産能力データベース5aには、生産能力
(ある製品を1日に何個生産することができるかという
製造装置の能力で一般的に不変のデータである。)がど
の程度であるかの情報が格納されている。部材データベ
ース5bには、各製品を構成する部材に関する数量、納
期などの情報が格納されている。
【0020】次に上記のように構成された実施の形態1
の生産計画システムの動作について説明する。まず、事
業戦略データベース群1、需要情報データベース群2、
基本情報データベース4、資源情報データベース5には
それぞれのデータが格納される。次に、前回生産/出荷
枠データベース3から前回設定されてた生産/出荷枠デ
ータ(後述にて詳細を示す)および上記各データベース
から各データを取得して、優先順位算出を行う。
【0021】優先順位を算出するための基本的な考え方
は、例えば図4に示すように設定されている。優先度
は、注文書が存在し、特別指定であり、無条件にて付
す。優先度は、注文書が存在し、前回生産/出荷枠の
範囲内のもので、既に生産が開始されている(投入済
み)ものに付す。優先度は、注文書が存在し前回生産
/出荷枠の範囲内のもので、生産が開始されていない
(未投入)ものに付す。
【0022】優先度は、注文書が存在し、前回生産/
出荷枠の範囲外のもので、もちろんのこと未投入ものに
付す。優先度は、見込書が存在し、前回生産/出荷枠
の範囲内のものに付す。優先度は、見込書が存在し、
前回生産/出荷枠の範囲外のものに付す。尚、ここでは
優先度の数値が、小さいほど優先順位が高いことを指す
ものとする。
【0023】需要情報に優先度を付していく具体的な動
作を、図5および図7に示すフローチャートに基づいて
説明する。まず、注文書の注文情報から、特別指定のも
のが否かを判断する(図5のステップS1)。YESな
らば、優先度に10(優先度に対応)を付す。NOな
らば、前回生産/出荷枠にて投入済みか否かを判断する
(図5のステップS2)。YESならば、優先度に20
(優先度に対応)を付す。NOならば、前回生産/出
荷枠内か否かを判断する(図5のステップS3)。
【0024】YESならば、優先度に30から39(優
先度に対応)を付す。優先度30から39は図6に示
すように、重要顧客か一般顧客かに区分し、さらに、納
期と生産納期との差が大きいものほど優先度を上げて、
差がないものには優先度を下げて付す。またNOなら
ば、優先度に40か41(優先度に対応)を付す。優
先度40は重要顧客、優先度41は一般顧客にそれぞれ
付すものである。
【0025】次に、見込情報から注文書情報分を消し込
む(図7のステップS4)。次に、前回生産/出荷枠内
か否かを判断する(図7のステップS5)。YESなら
ば、優先度に50か51(優先度に対応)を付す。優
先度50は重要顧客、優先度51は一般顧客にそれぞれ
付すものである。NOならば、優先度に60(優先度
に対応)を付す。以上のようにして、優先順位算出手段
6にて各需要情報の各製品に対する優先順位が付され、
優先順位付需要情報として、優先順位付需要情報データ
ベース7に格納される。
【0026】次に、事業戦略データベース群1の戦略枠
の設定方法について図8に示すフローチャートに基づい
て説明する。まず、資源情報データベース群5の生産能
力データベース5aと事業戦略データベース群1の戦略
枠データベース1aとに基づいて戦略枠分のとそれ以外
の割付枠分との算出/分離を行う(図8のステップS
6)。例えば、ある製品を製造する生産能力が1000
個/日である場合、戦略枠を5%とすると、生産能力<
戦略枠>データベース50には、その製品の生産能力と
しては50個/日が入力され、生産能力<割付枠>デー
タベース51には、その製品の生産能力としては950
個/日が入力されることとなる。よって、見かけ上は、
その製品に対する生産能力は950個/日として生産計
画が立てられることとなる。
【0027】次に、配分枠の設定方法について説明す
る。まず、配分基準データベース1bに基づいて、各製
品の配分基準を決定する。配分基準データベース1bに
は、それぞれの製品に対して、生産が片寄ることを防止
するため、それぞれの製品の生産配分が予め決定されて
いる。例えば、製品aは20%、製品aは50%、
製品aは30%として配分しておく。そして、配分枠
算出を行う(図8のステップS7)、製品a、a
の全体の生産能力が300個/日であるとする。す
ると、配分枠としては製品aは60個/日、製品a
は150個/日、製品aは90個/日と配分され、配
分枠データベース18に格納される。尚、通常配分枠は
製品a、aなどをグルーピングしたある一定のくく
りで設定される。
【0028】次に、優先順位付需要情報データベース
7、配分枠データベース18、生産能力<割付枠>デー
タベース51、部材データベース5bなどから情報を得
て、生産スケジューリング8にて、各製品の生産/出荷
数が決定された、生産/出荷計画データが計算される。
生産/出荷計画データの例を図9に示す。図9に示すよ
うに、生産/出荷計画は製品毎に計算されている。そし
て、注文書による生産の場合には、顧客情報(Y、Y
・・・等を指す)と、その顧客に対する製品個数が入
力されている。また、見込みによる生産の場合には、顧
客情報としてXが入力されている。
【0029】次に、この生産/出荷計画データの各製品
の生産/出荷数が注文書分か否かを判断する(図8のス
テップS8)。そして、注文書分のもの(YESの場
合)は、そのままのデータとしてする。また、注文書分
でないものは、枠設定単位に集約、すなわち各製品の基
準品Aの数として集約する。図9に対しこの処理を行っ
た例を図10に示す。以上のようにして、図10に示す
ような基準品の枠毎における生産/出荷枠データが決定
される。
【0030】この生産/出荷枠データの決定を第1の期
間毎に、ここでは例えば1週間毎に行う。そして、この
第1の期間より短い期間の第2の期間、ここでは例えば
1日毎に以下の処理を行う。この処理では、第2の期間
での調整を第1の期間にて決定された生産/出荷枠デー
タの中での再配分にて行うものである。図2および図1
1ないし図14に基づいて説明する。
【0031】まず、第1の生産/出荷枠データベース1
0から上記第1の期間にて求められた生産/出荷枠デー
タが第2の生産/出荷枠データベース11に格納され
る。次に、更新手段12にて以下の動作を行う。注文情
報から減少分に対する生産/出荷枠の更新を行う(図1
1のステップS10)。注文にキャンセル、数減少など
が発生した場合、例えば図9を参照し、2W後の製品a
の顧客Yの注文がキャンセルとなった場合には、図
10のものが図13に示したように、2W後の製品a
の数が50となり、2Wの基準品Aの数が250とな
る。
【0032】次に、増加分の生産納期算出を行う(図1
1のステップS11)。注文書が新たに、例えば3W後
の顧客Yが製品aの300個の注文が生じた場合に
は、図13の3W後の基準品Aの220個をまず全て割
り当てる。次に、残りの80個を2W後の基準品Aの2
00個から80個を割り当てる。このようにして、増加
分の生産納期を算出して枠内にて割り当て、図14に示
したように生産/出荷枠の更新を行う。そして、生産納
期付注文情報として生産納期付需要情報データベース1
3に格納する。
【0033】次に、図12に示したように生産スケジュ
ーリング15にて資源情報、生産納期付需要情報等に基
づいて生産/出荷計画および工程別生産計画が算出され
る。そして、この時に生産納期を引き当てることができ
ない注文に対しては、生産能力<戦略枠>データベース
50からその生産が割り当てられることとなる。
【0034】上記のように構成された実施の形態1によ
れば、第1の期間毎に、基準品を枠としてた生産/出荷
枠データを確定しておき、第1の期間より短い第2の期
間においては、この第1の期間にて確定された生産/出
荷枠の範囲内にて各製品の生産/出荷数の再配分を行う
ようにしているため、生産調整が煩雑とならず、かつ、
需要情報の変化に瞬時に対応することができる。
【0035】尚、上記実施の形態1では、製品として半
導体装置を例に示したがこれに限られることはなく、例
えば、冷蔵庫等の製品に対しても、基準となる基準品が
存在し、共通に製造する箇所が存在するものにおいては
同様に対応することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、複数の製品の生産計画を行う生産計画システムに
おいて、各製品の需要情報を格納する需要情報データベ
ースと、事業戦略を格納する事業戦略情報データベース
と、各製品を生産するために必要となる資源情報を格納
する資源情報データベースと、各製品と資源と事業戦略
との関連付けおよび各製品がいずれの基準品に属するか
を格納する基本情報データベースと、各製品の生産/出
荷数を、基準品毎に分類して生産/出荷枠として第1の
期間毎に決定する枠決定手段と、枠決定手段にて決定さ
れた生産/出荷枠データ、需要情報と資源情報とから生
産/出荷枠の範囲内にて各製品の生産/出荷数の再配分
を第1の期間より短い第2の期間毎に行う更新手段とを
備えたので、生産/出荷枠内にて製品の生産/出荷数を
再配分することができる生産計画システムを提供するこ
とが可能となる。
【0037】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、需要情報データベースは、注文情報デー
タベースと、販売見込情報データベースとを備えている
ので、注文および見込み情報を加味した生産計画システ
ムを提供することが可能となる。
【0038】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1または請求項2において、資源情報データベース
は、生産能力を格納する生産能力データベースと、各製
品を構成する部材に関する情報を格納する部材情報デー
タベースとを備えたので、生産能力、部材情報を加味し
た生産計画システムを提供することが可能となる。
【0039】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1ないし請求項3のいずれかにおいて、事業戦略デー
タベースは、生産/出荷枠とは異なる各製品の生産/出
荷数を確保する戦略枠情報を格納する戦略枠データベー
スと、各製品の配分を設定する配分基準情報を格納する
配分基準データベースと、顧客の優先度情報を格納する
顧客優先度データベースとを備えたので、戦略枠、製品
配分、顧客の優先度を加味した生産計画システムを提供
することが可能となる。
【0040】また、この発明の請求項5によれば、請求
項1ないし請求項4のいずれかにおいて、需要情報、事
業戦略情報、基本情報および前回の生産/出荷枠情報に
基づいて、需要情報に優先順位情報を付加する優先順位
算出手段を備え、枠決定手段には優先順位情報を付加し
た需要情報が提供されるので、需要を優先順位にて生産
することができる生産計画システムを提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の生産計画システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の生産計画システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】 各製品と基準品との関係を示した模式図であ
る。
【図4】 優先順位の考え方を示した図である。
【図5】 優先順位の決定の方法を説明するためのフロ
ーチャートを示した図である。
【図6】 図5に示した優先順位の設定例を示した図で
ある。
【図7】 優先順位の決定の方法を説明するためのフロ
ーチャートを示した図である。
【図8】 図1に示した生産計画システムの動作を説明
するためのフローチャートを示した図である。
【図9】 生産/出荷データの例を示した図である。
【図10】 図9に示した生産/出荷データの生産/出
荷枠データを示した図である。
【図11】 図2に示した生産計画システムの動作を説
明するためのフローチャートを示した図である。
【図12】 図2に示した生産計画システムの動作を説
明するためのフローチャートを示した図である。
【図13】 図10に示した生産/出荷枠データを更新
した例を示した図である。
【図14】 図10に示した生産/出荷枠データを更新
した例を示した図である。
【符号の説明】
1 事業戦略データベース群、1a 戦略枠データベー
ス、1b 配分基準データベース、1c 顧客優先度デ
ータベース、2 需要情報データベース群、2a 販売
見込情報データベース、2b 注文情報データベース、
4 基本情報データベース、5 資源情報データベース
群、5a 生産能力データベース、5b 部材データベ
ース、6 優先順位算出手段、8 生産スケジューリン
グ、10 第1の生産/出荷枠データベース、11 第
2の生産/出荷枠データベース、12 更新手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の製品の生産計画を行う生産計画シ
    ステムにおいて、上記各製品の需要情報を格納する需要
    情報データベースと、事業戦略を格納する事業戦略情報
    データベースと、上記各製品を生産するために必要とな
    る資源情報を格納する資源情報データベースと、上記各
    製品と資源と事業戦略との関連付けおよび上記各製品が
    いずれの基準品に属するかを格納する基本情報データベ
    ースと、上記各製品の生産/出荷数を、上記基準品毎に
    分類して生産/出荷枠として第1の期間毎に決定する枠
    決定手段と、上記枠決定手段にて決定された上記生産/
    出荷枠データ、上記需要情報と上記資源情報とから上記
    生産/出荷枠の範囲内にて上記各製品の生産/出荷数の
    再配分を上記第1の期間より短い第2の期間毎に行う更
    新手段とを備えたことを特徴とする生産計画システム。
  2. 【請求項2】 需要情報データベースは、注文情報デー
    タベースと、販売見込情報データベースとを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の生産計画システム。
  3. 【請求項3】 資源情報データベースは、生産能力を格
    納する生産能力データベースと、各製品を構成する部材
    に関する情報を格納する部材情報データベースとを備え
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生
    産計画システム。
  4. 【請求項4】 事業戦略データベースは、生産/出荷枠
    とは異なる各製品の生産/出荷数を確保する戦略枠情報
    を格納する戦略枠データベースと、各製品の配分を設定
    する配分基準情報を格納する配分基準データベースと、
    顧客の優先度情報を格納する顧客優先度データベースと
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれかに記載の生産計画システム。
  5. 【請求項5】 需要情報、事業戦略情報、基本情報およ
    び前回の生産/出荷枠情報に基づいて、上記需要情報に
    優先順位情報を付加する優先順位算出手段を備え、枠決
    定手段には優先順位情報を付加した需要情報が提供され
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載の生産計画システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005190250A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fujitsu Ltd 原資配分プログラムおよび原資配分装置
JP2007213508A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Hitachi Ltd 生産計画システムおよび半導体装置の製造方法
JP2008015873A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Toshiba Corp 製造可能枠計画システム及び方法
CN103336490A (zh) * 2013-05-10 2013-10-02 红云红河烟草(集团)有限责任公司 一种卷烟柔性制丝动态调度方法及其系统

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