JP2002541564A - 製造資源をスケジュール化するシステム及び方法 - Google Patents

製造資源をスケジュール化するシステム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 製品の顧客注文(105)に応答して製造資源(DTF102)の需要をスケジュール化するシステム及び方法が、提供されている。このシステム及び方法は、スケジュール化された完成品注文、完成品の現在の在庫、期日経過完成品注文、割り当てられていない顧客注文(206)及び市場注文(207)と、製品の製造準備期間その他の製造プロセスパラメータとを追跡する装置を有している。顧客の注文(105)量及び注文に要求される日にちが、入力される。要求日が、製造準備期間の内側にあるのか、製造準備期間と等しいのか、あるいは製造準備期間の外側にあるのかによって、製造資源は、スケジュール化された完成品(FGO101)注文、完成品の現在の在庫、約束に利用可能の量、期間経過完成品注文、割り当てられていない顧客注文(206)、市場注文(207)及び高フレックス量の1つ以上から消費される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 関連出願 本願は、1999年4月2日に出願された米国特許出願第09/285,28
6、09/285,288、09/285,289及び09/285,314号
に基づく優先権の利益を主張するものである。
【0002】 発明の分野 本発明は、製造資源計画において使用するコンピュータシステム及び方法、よ
り特定すると、製造プロセスにおいて使用される原材料その他の製造資源の日需
要を定めるためのコンピュータシステム及び方法に関する。本発明のコンピュー
タシステム及び方法による日需要の計算は、製造される製品の予想(予測)され
るまたは実際の注文及び製造資源と関連するある種の所定のパラメータに基づい
て行われる。コンピュータシステム及び方法の結果、即ち、製造資源の計画需要
は、製造資源をスケジュール化するとともに割り当てるのに使用される場合には
、製造資源の十分な利用性を提供することにより、製造される製品の予期しない
需要を満たすことができる。
【0003】 発明の背景 製造または工場の設定においては、種々の品目に対する顧客の注文は、ある量
の時間で(例えば、約束された出荷日までに)処理されて、製造される必要があ
る。完成された商品の在庫には未だない、従って、顧客の注文を満たすのに利用
することができない注文製品ごとに、製品を製造しなければならない。この製品
を製造するには、所定の事象シーケンス(製造プロセス)において使用される(
原材料、機械または製造ラインの時間、作業員の交代時間(shift worker hours)
などのような)製造資源(manufacturing resource)が必要となる。製造プラント
または工場の製造資源を有効に利用するとともに、多様な顧客の注文を最終的に
満たすために、製造者は、一般に、異なる日時に異なる資源を使用することをス
ケジュール化するシステム及び方法を採用している。資源スケジュールにより、
製造者は、利用することができる十分な資源を有するように計画することができ
る。
【0004】 製品を製造する従来のバッチ製造方法においては、原材料は十分に前もって注
文され、原材料在庫として倉庫に保管される。かかる製造方法は、多くの場合、
週間または月間の計画スケジュールに基づいて製品が製造されるようにスケジュ
ールがたてられるスケジュール化バッチ製造技術を使用している。通常、これら
の製品は、完成品に対する週間または月間要求に基づいてスケジュール化される
半完成品または組立部品として製造される。これらの半組立品は、次に、実際の
顧客の注文を満たし、あるいは最終製品の在庫に入れるために、完成品に組み立
てられる。
【0005】 集成体即ち組立部品を製造するようにスケジュール化が行われると、作業順序
が起こされ、組立品または組立部品を製造するのに必要とされる部品を、計画さ
れた製造開始日及び注文量に基づいて倉庫から取り出す。半組立品もまた、最終
製品と同じ態様で製造される。かくして、半組立品は、製造後は、最終組立品が
必要となるまで保管される。各プロセスの時間が長いので、予期しないまたは変
動する顧客の要求に応じるために、半組立部品及び仕上げ製品の大量の在庫がし
ばしば必要となる。従って、このスケジュール化された製造プロセスでは、原材
料の在庫、最終製品の在庫及び完成品の在庫を確保するために大きなスペースが
必要となる。更に、このように多量の在庫を保管しておくと、原材料、半組立品
及び完成品の損失及び損傷に関する余分のコストが時間とともにかかることにな
る。
【0006】 コンピュータのソフトウエアプログラムが、原材料の在庫、バッチ半組立品、
及び組立部品をスケジュール化しかつ追跡するように、製造会社における材料の
プランナによりバッチ製造システムにおいて使用される計算の多くを効率よく行
うために、開発されている。典型的には、かかるコンピュータソフトウエアプロ
グラムは、購入注文を計算し、決定し、更には起こさせることにより、材料プラ
ンナにより入力される計画スケジュールに基づいて必要とされる原材料の予測量
を得ることができる。これらのコンピュータソフトウエアプログラムはまた、製
造ライン及び交代作業員クルーのスケジュール化のような、原材料以外の製造資
源のスケジュール化を容易にすることができる。
【0007】 バッチ製造方法以外の製造方法を利用する製造プロセスにおいて必要とされる
原材料の獲得の計画を容易にする他のスケジュール化方法が開発されている。こ
れらのスケジュール化方法を採用するコンピュータスケジュール化システムは、
一般に、材料要求プラニング(MRP)システムと云われている。典型的には、
MRPスケジュール化システムは、無限容量の機械、作業員交代時間などを想定
しており、MRPシステムは、所定の予測される注文または実際の注文に対して
、所定の製造プラントの特定の日にち/時間に持ち合わせていなければならない
原材料の量と種類を定める。
【0008】 代表的なMRPシステムの改良である製造資源プラニング(MRP・II)も
また、あらゆる種類の製造資源をスケジュール化し、かつ、割り当てるのに使用
することができる。MRP・IIシステムもまた、一般に、所定の時期に必要と
される製造資源の量を定めるのに、顧客の注文及び市場の予測を使用して、予想
される顧客の注文を起こす。MRP・IIシステムにおいては、初期の製造部品
または半組立品が製造されるときから最終製品が出荷されるまでに、製品を製造
するのにかかる日数は、製造準備期間またはパイプラインと呼ばれている。半組
立品製造プロセスにより準備期間が長くなると、予期しない顧客の注文に迅速に
反応することが困難になる場合がある。長い製造準備期間に亘って冗長な処理が
行われると、各半組立品の列が生じるとともに、材料を得るための倉庫への立ち
入りが頻繁になって、製造工程間に長い遅れが生ずることにより、顧客の注文と
この注文に対する製造及び出荷との間に長時間を要することになる。
【0009】 これらのMRP・IIシステムのより重大な問題の1つとして、製造スケジュ
ールが遥か前につくられ、容易に変更することができないということが挙げられ
る。更に、この処理において使用されるコンピュータソフトウエアプログラムは
、一般に、条件が変わったときに、スケジュールを容易に調整する能力を欠いて
いる。製造処理が一層融通性即ち適合性のあるものにしようとする場合には、ス
ケジュール化に使用するコンピュータソフトウエアプログラムもまた、一層融通
性のあるものとならなければならない。しかしながら、典型的なMRP・IIシ
ステムにおいては、製造量即ち資源に関する全需要は、マスタスケジューラ(mas
ter scheduler)が手動で設定を行い、容易に調整することができない。
【0010】 従って、ある数の注文を受けたときに資源の大きさまたはタイミングに関する
制約が破られる場所と時期を識別して、これらの違反が実際に生ずる前に違反を
解決する予期スケジュール化システムが開発されている。しかしながら、製品及
び処理に関する関係及び制約は、任意の精確度をもって将来の事象を予測しよう
とする場合には、これらのシステムにおいて正しくモデル化されなければならな
い。モデルは、プロセスの収率及び確率因子を含むことができるが、装置の故障
、紛失した部品または悪天候のようなランダムな事象を予測することはできない
。更に、ランダムな事象を考慮するとともに、前もってプラン化することにより
、余分な材料と能力の蓄積を使用してボトルネックを防止することができるよう
にしなければならない。いずれの場合においても、適時の認識と応答(即ち、ス
ケジュール化)が、生産性を維持するのに重要となる。
【0011】 いかなる製造環境においても、適時のかつ精確な資源計画とスケジュールが、
成功するうえでの重要な因子となることがしばしばある。上記した点を考慮した
材料要件プラニングシステムを、将来の材料要件を定めるとともに、条件の変更
と、予期し得ない顧客の注文をはじめとする予期し得ない事象とにより発生する
可能性のある不測の事態を定めるのに使用することができる。首尾よく導入され
たシステムによれば、在庫を減らすとともに、材料の途絶を最小にすることがで
きるものと考えられる。しかしながら、かかる種類の材料要件プラニングシステ
ムであっても、限定されたかつプラン化された要件(即ち、製品が実際の顧客の
注文ではなく、予測量を満たすように製造される製造システム)の場合、更には
デザインの変更(従って、製造プロセス及び/または原材料の種類と量の変更)
がまれな場合にのみ、十分に機能するだけである。
【0012】 更に、特に2種類以上の製品を製造する工場における製造の融通性即ち適合性
の高まりにより、製造能力と予期される製品の組み合わせとに基づく長期間の資
源プラニング戦略が必要となっている。同様のスケジュール化方法を、生産能力
、配給、装置のメインテナンス及び店の床のスケジュール化をはじめとする他の
事業活動を制御するのに適用することができる。要件、状況、製品、プロセスま
たはこれらの制約に小さな変更があると、多くの異なる資源に関する要件に対し
て劇的な変化をもたらすので、スケジュールを頻繁に調整することが必要となる
場合がある。
【0013】 かくして、製造資源に関する予測される一日の全需要を自動的に計算し、かつ
、かかる需要を資源に関するパラメータに基づいて自動的に調整することにより
、予期しない顧客の注文その他の(原材料の利用性の変更をはじめとする)製造
処理の変更に対応する改良されたシステム及び方法の開発が待望されている。更
に、最大数の顧客の注文を生み出すとともに、過剰な資源の在庫を保持する場合
に生ずる間接費及びコストを最小にするために、製造資源を割り当てかつスケジ
ュール化することができるシステムが待望されている。本発明は、これらの要望
を満たすとともに、他の要望を満たすものである。
【0014】 発明の概要 概略的に述べると、本発明によれば、製造システムにおける製造資源の一日の
需要(demand)即ち日需要を予測決定する改良された方法とシステムが提供されて
いる。より特定すると、本発明の方法とシステムは、一回または数回の実際の顧
客の注文(order)、顧客の注文の今後の予測、過去の顧客出荷の履歴データ、最
終製品在庫の現在量及び製造資源に関する所定のパラメータに基づいて、時間に
関する製造資源の需要の見積り(projection)が提供されている。
【0015】 本発明の方法とシステムは、顧客の注文を満たす必要があるときに、ある量の
原材料その他の製造資源がいつ必要とされるかを計算することができる。従って
、このシステム及び方法は、更に、製造者が、(既知の供給者または製造準備時
間(lead time)に基づいて)原材料、補充物などを購入しまたは生産する必要が
ある日にちを定めることができるとともに、資源を入手して製品を適時に生産す
ることにより、顧客の注文に関する約束の出荷の日付に合わせるように計画する
ことができる。従って、本発明は、材料その他の資源を管理するとともに、製造
資源のプラン化を注文確認システムと一体化させることができる。
【0016】 更にまた、本発明の方法とシステムは、組み立てられるべき物品の待ち時間を
最小にし、機械の生産上の使用を高め(即ち、機械の無駄時間または剰余時間を
少なくし)、しかも機械の融通性即ち適合性を最大にすることにより、幾つかの
異なる製品の需要を支持するようにして、機械時間または生産ラインの利用のよ
うな製造資源を割り当て、かつ、スケジュール化することができる。例えば、工
場プロセスの焼成工程においては、キルンが使用されるたびに最大量の物品をキ
ルンに入れるのが理想的である。本発明のシステム及び方法によれば、キルン資
源を1回に1つよりも多い製品により使用する(消費する(consume))ことがで
きる。従って、本発明は、多くの製品に関する顧客の需要要求を支持することが
できる効率のよい製造資源計画を提供することができる。
【0017】 本発明のシステムは、所定のパラメータと、顧客の注文に関する情報と、履歴
データとを保存するデータベースを備えている。システムのオペレータがパラメ
ータその他の情報を入力することができる入力装置が設けられている。あるいは
、入力装置は、製造プロセスにおける種々の制御機構からの出力に結合させるこ
とができる。出力装置が、資源のプラン化された割り当てを詳述するレポートを
出すように配設されている。原材料がスケジュール化された生産に割り当てられ
る場合には、出力装置は、購入注文を出すことができる。あるいは、出力装置は
、製造プロセスにおける種々の制御機構からの入力に結合させることができ、あ
るいは供給者または顧客の注文システムに結合させることができる。
【0018】 本発明の上記観点及び他の観点は、システムのユーザにより特定される幾つか
の時間間隔において毎日の製造資源の全需要を定める改良された方法及びシステ
ムにより達成される。例えば、第1の時間内においては、現在の日付(即ち、本
日)から需要時間フェンス(demand time fence)(即ち、製造準備期間)までは
、ある量の製品が既に製造段階にあっても、全需要を変えることができる。本発
明のシステムは、更なる製品を供給し、あるいは製造されている過剰の製品を消
費するように、最小及び最大の商品在庫目標を利用する。更に、遅延した特定の
同一性を有する製品、即ち、包括的な完成品の注文は、製品が無二のものになる
前に、包括的な完成品注文ファミリ内で関連する製品間で相互に交換することが
できる。
【0019】 フレックスフェンス期間(flex fence period)と呼ばれる、需要時間フェンス
を越える幾つかの期間においては、毎日の全需要は、各製品のユーザによって定
められる所定のパーセント量または所定の数の増加及び所定のパーセント量また
は所定の数の減少だけ変わることができる(パーセントまたは数は同じであって
も異なっていてもよい)。各期間は、例えば、異なるパーセントを有することが
でき、かつ、各期間は異なる日数を有することができるが、ある期間内は、全て
の日がその期間同じフレックスパーセントを使用する。パーセントの量または所
定の数は、予測される量を越える顧客の製品の注文を満たすために資源を利用す
ることができるプラン化過剰能力(planned-for excess capacity)を示す。フレ
ックスフェンスは、堅実な顧客注文傾向の方向へ動き、かつ、現在の生産量、今
後の注文予測及び過去の顧客出荷履歴の1つ以上に関する重要な因子を含む数に
より定められる利用可能な資源能力を得る。
【0020】 フレックス期間内の量が定められると、システムは、原材料を注文し、かつ、
予想される全需要とフレックスフェンス需要を構築するのに十分なその他の製造
資源をスケジュール化する計画をつくる。かくして、システムは、上部フレック
スフェンスにより定められる量まで、顧客の注文を満たすための適応性を形成す
ることができる。
【0021】 注文を、需要時間フェンスを過ぎた日にちに関して受け、かつ、この注文が予
測される全需要及びその日にちに関する(高フレックス量と呼ばれる)追加のフ
レックス需要よりも多い場合には、システム及び方法は、需要時間フェンスを越
え、かつ、注文の日にちよりも前の全ての日に関する全需要を再計算し、平準化
として知られるプロセスにおいて注文を満たすのに必要な全需要量を得る。製造
資源の需要をフレックスフェンス量まで計算する場合に、システムは、一日の全
需要量がその日に利用することができるように計画された原材料その他の製造資
源の量を越えないように、量を調整するアルゴリズムを使用する。従って、注文
の日の高フレックス量から外れる予期しない顧客の注文は、製造者が過剰の資源
能力と材料のフレックス量だけを有する場合でも、以前の日の需要を平滑化する
ことにより満たすことができる。
【0022】 本発明の改良されたシステム及び方法はまた、生産パイプラインの際に種々の
時点において顧客及び最終製品補充注文の状況についての中間報告を提供するこ
とができる。問題が生じた場合には、確認と報告が直ちに行われ、システムは、
他のストア(store)からの、例えば、委託されていない顧客の注文もしくは市場
の注文、約束に利用可能の(available-to-promise)量、最終製品の在庫または最
終製品の補充注文からの資源需要を消滅させることによるなどして、この問題を
解決しようとする動作をとることができる。
【0023】 本発明の方法及びシステムはまた、種々の資源管理上の問題を解決することが
できる。管理することができる資源には、原材料、機械または生産ライン時間、
作業員の交代時間(shiftworker hours)、他の労力、スペース、動力、製品また
はサービスの配給のために注文を受ける能力に影響を及ぼす制約を有するその他
の量が含まれる。
【0024】 例えば、建設作業においては、資源のスケジュール化された使用には、一般技
術または特殊技術を有する建設作業者、種々の単一作業装置または多目的装置及
び材料要件が含まれ、輸送の場合には、複数の場所間における人、材料及び装置
を輸送する特殊または汎用の車両の効率的な使用が含まれ、ヘルスケアの場合に
は、ベッド、手術室、一般または特殊スタッフ及び固定または可動装置のスケジ
ュール化された使用が含まれる。本発明のシステム及び方法の他の用途は、以下
において説明する本発明の実施の形態から容易に理解されるものである。
【0025】 従って、本発明の目的は、製造の適応性を最大限にして、予期しない顧客の注
文を満たすように製造資源をプラン化し、スケジュール化し、かつ、割り当てる
とともに、過剰量のかかる資源を保持する場合に生ずる在庫コストその他のコス
トを最小にするシステム及び方法を提供することにある。
【0026】 本発明の別の目的は、十分な資源が適時に割り当てられて、顧客の注文を得る
ことができるかどうかに基づいて注文確認見積りを出すことができるシステム及
び方法を提供することにある。
【0027】 本発明の更に別の目的は、製造資源を必要とする時点、従って、原材料を購入
し、機械時間を計画し、交代作業員をスケジュール化して、製造ラインを動かす
量を計算するシステム及び方法を提供することにある。
【0028】 本発明の更に別の目的は、プラントの各機械及びスタッフプール(staffing po
ol)の能力を考慮に入れたシステム及び方法を提供することにある。そのため、
各製造資源には、管理可能な量の作業が割り当てられるので、割り当てが過剰に
なることはない。同様の態様で、原材料及び半組立品の在庫の合理的な量が計算
され、手近に保持されて、予期し得ない需要を満たすのに十分な能力を提供する
とともに、かかる在庫の持ち越し費及びダメージまたは損失の危険性を最小にし
ている。
【0029】 本発明の更に別の目的は、企業の管理に、詳細な資源分析情報及び計画を提供
するシステム及び方法を提供することにある。
【0030】 本発明の更に別の目的は、新しい情報が入力されるたびに、注文確認及び資源
計画の見積りを変えることができるシステム及び方法を提供することにある。
【0031】 本発明の更に別の目的と利点は、一部は自明であり、一部は以下の詳細な説明
から明らかになるものである。
【0032】 従って、本発明は、幾つかの工程と、1つ以上のかかる工程の他の工程に対す
る関係、更にはかかる工程を実施するようになっている構造上の特徴、素子の組
み合わせ及び部材の配置を実施するシステムからなるものであり、これらはいず
れも、以下の詳細な説明に例示されており、本発明の範囲は特許請求の範囲に示
されている。
【0033】 本発明は、添付図面に関してなされている以下の詳細な説明により一層十分に
理解することができるものである。
【0034】 好ましい実施の形態の説明 本発明の種々の実施の形態及び実施例並びに本発明の利点は、図面の図1乃至
8vに関する以下の説明により十分に理解されるものであり、図面において、同
じ参照符号は同じ及び対応する部材に使用されている。以下の説明は、本発明の
詳細な開示を提供するとともに、本発明の全体的な技術的思想を説明するもので
ある。
【0035】 本発明のシステム及び方法の基本的な典型例は、日需要管理モデル(daily dem
and management model) である。図1は、本発明に係る日需要管理モデルを示す
概略図である。製造プロセス準備期間即ちパイプライン100は、原材料の組立
から最終製品の完成までの、顧客の注文品をつくるのに必要な時間の量を示す。
パイプライン100の端部は需要時間フェンス(demand time fence)DTF10
2である。DTF102を通過する製造資源(manufacturing resource)の量だけ
を、パイプライン100において製品をつくるのに使用することができる。一般
に、DTF102を通過し、パイプライン100に入るようにスケジュール化さ
れた製造資源の量、即ち、全量103は、一日の予測量104と実際の顧客の注
文105との多い方と等しくされる。日量(daily rate)107は、製造資源が消
費される量であり、DTF102において全量103と等しくなるように設定さ
れている。予測量104と実際の顧客注文105との差は、他の顧客の注文を満
たす、約束に利用可能の(available to promise)製品の量ATP114である。
【0036】 製造資源が、予測量104及び/または変動する実際の顧客注文105を満た
すのに利用することができるようにするため、製造資源の軍資金(war chest)1
08が蓄積される。軍資金108は、予測量104及び実際の顧客の注文量10
5に適応するのに十分なものとすべきであるとともに、過剰の在庫その他の製造
資源の持ち越し費用を最小にするように十分に小さいものとすべきである。軍資
金108をプラン化する公知の技術は、顧客の注文を満たすことができる日量を
越え、または下回るパーセント即ち量を示すフレックスフェンス(flex fence)を
設定することができる。
【0037】 フレックス量をプラン化する公知の方法は、需要時間フェンスの現在の日量に
よるが、この従来の方法は、日により劇的な上下動をもたらすことにより、製造
資源の利用可能性をプラン化する場合に悪い結果をもたらすことがわかっている
。特定の製品に関する実際の注文量は、有意のかつ自然のノイズを有し、月また
は四半期平均は予測可能であるが、1日の分は平均から大きく変動する可能性が
ある。本発明のシステム及び方法においては、フレックスフェンスは、パイプラ
インにおける需要の平均日量、顧客注文の予測量及び過去の出荷の履歴日量のう
ちの1つ以上のものの重要な要素(weighted component)を有する複合数(compoun
d number)に基づいている。従って、フレックスフェンスは、堅実な傾向に関す
る需要の方向に動き、日のノイズまたは例外(anomaly)の方向に動くものではな
い。これは、その時点で最も関連のある優先事項(priority)、例えば、現在の生
産、今後の予測、過去の履歴、あるいはこれらの任意の組み合わせに焦点をあて
るように容易に調整することができる。
【0038】 典型的には、3つのフレックス期間が使用され、各期間はDTF102を越え
る日数を示し、フレックス量は各期間において増加する。図1に示すように、フ
レックス期間(flex period)1 109は、6日間係属し、5%のフレックス量
を有する。フレックス期間1 110は、8日間続き、10%のフレックス量を
有する。フレックス期間3 111は、10日間続き、20%のフレックス量を
有する。従って、現在の日量107よりも最大5%多い顧客の注文量に対して十
分な製造資源を、DTF102の6日以内に利用することができるようにスケジ
ュール化することができる。同様に、現在の日量107よりも最大10%多い顧
客注文量に対して十分な製造資源を、DTF102の14日以内に利用すること
ができるようにスケジュール化することができる。更にまた、現在の日量107
よりも最大20%多い顧客注文量に対して十分な製造資源を、DTF102の2
4日以内に利用することができるようにスケジュール化することができる。
【0039】 従って、各日の所定の製造資源の全需要103は、プログラムのユーザにより
入力されるフレックスフェンス期間109、110及び111において計算され
る。現在の日にちである本日115とDTF102以下との間においては、製品
のこの量は既に生産に入っており、製品の生産を完了するのに一定の日数がかか
るので、全需要は一般に変えることができない。フレックスフェンス期間109
、110及び111においては、各日の全需要103は、例えば、この製品に関
してユーザにより定められるパーセント量だけ変えることができる。各フレック
ス期間は、異なるパーセントを有することができ、かつ、各フレックス期間は、
異なる日数を有することができるが、フレックス期間内の全ての日は一般に、そ
の期間そのパーセントを使用する。
【0040】 フレックス期間109、110及び111内の量が定められると、システムは
、原材料のプランをつくり、かつ、全予測需要プラスフレックスフェンス量を立
てるのに十分な他の製造資源に関する日量要件を作成する。DTF102を越え
た日にちに関する注文を受け、かつ、この注文がその日付に関する全フレックス
需要よりも多い場合には、システムはDTF102を越えかつスケジュール化さ
れた注文よりも前の日数の全需要を再計算し、需要を平準化するものとして知ら
れるプロセスにおいて、その注文を満たすのに必要な全需要量をつくるのに利用
することができる製造資源をスケジュール化することを試みる。
【0041】 更に別の問題が、フレックスフェンスを利用する公知のシステム及び方法には
ある。フレックスフェンスが適正に設定されていない場合には、所望されない完
成品在庫がつくられる。この問題に対処するため、所定の製品に関する注文量が
日量よりも低い場合には、最新の完成品在庫レベルを十分に越える完成品補充注
文量がつくられる。更にまた、所定の製品の注文量が高い場合には、完成品在庫
をつくってパイプラインに含まれる注文量をカバーする方法は、公知のシステム
及び方法には存在しない。
【0042】 本発明のシステム及び方法は、コンピュータと、製品の製造資源の需要を時間
に関して平準化するようにアルゴリズムをプログラミング化するソフトウエアと
を備える平準化プロセスを利用する。この平準化プロセスは、代表的な注文管理
システムから顧客の注文を受けて、製造資源の需要を割り当てるとともに、これ
をスケジュール化してこの顧客の注文量をつくることができる。消費処置(polic
y)としても知られる異なる注文処置は、製品がつくられる日にちと、所定の日に
つくることができる製品の量とを定めるための異なるアルゴリズム工程を必要と
する。
【0043】 予測消費処置は、顧客の需要に対する応答を最大にするとともに、製造資源の
在庫を最小に保持するのに使用される。図1に関して説明したように、フレック
スフェンス109、110及び111は、原材料の軍資金108を提供して、予
測されたよりも多い需要を満たすように、DTF102の外側で使用される。こ
の消費処置に場合には、完成品補充注文量が、最小の完成品在庫目標をつくる方
向につくられ、この完成品在庫は、顧客の注文が需要時間フェンス102の内側
に到達する場合(即ち、製品を製造するのに要する時間よりも短い場合)に、使
用される。
【0044】 顧客が完成の日にちを立てることを要求し、RBCD200がDTF102の
内側にある場合の予測消費処置のアルゴリズム工程を図2に関して説明する。最
初の工程21においては、完成品在庫最大目標FG1マックス201を過剰にす
るものと考えられるパイプライン100の完成品補充注文が、RBCD200か
ら本日115まで順次消費される(右から左へ動く)。即ち、パイプライン10
0の現在の完成品在庫であるFGO101を加えたFGI202、即ち、FGI
202プラスFGO101を計算し、FGO101を加えたFGI202、即ち
FGI202プラスFGO101がFGIマックス201よりも大きくするFG
O101を消費する。次の工程22においては、FGIマックス201よりも大
きいFGI202が、次に消費される。次の工程23においては、RBCD20
0から本日115までのパイプラインにおける残りのFGO101が順次消費さ
れる(右から左へ動く)。次のステップ24においては、期日経過のFGO20
3が消費される。次の工程25においては、割り当てられていない顧客の注文2
06及びスケジュール化された市場の注文207がRBCD200から本日11
5まで順次消費される(右から左へ動く)。次の工程26においては、残りのF
GI202が消費される。
【0045】 需要が未だ満たされていない場合には、RBCD違反が出され、顧客の注文を
約束の日にちまでに満足させることができないことをユーザに告げる。あるいは
、システムは、約束された注文の日付を左から右へ動かすとともに、需要全体が
満たされるまで、割り当てられていない顧客の注文及び市場の注文を逐次消費す
ることができる。システムは、次に、注文の完了日をユーザに報告する。
【0046】 図3は、RBCD200が需要時間フェンス102の外側にある場合のアルゴ
リズム工程を示す。最初のステップ31においては、FGIマックス201を過
剰にするパイプライン100のFGO101が、RBCD200から本日まで順
次消費される(右から左へ動く)。即ち、現在のFGI202プラスFGO10
1を計算し、FGI202プラスFGO101をFGIマックス201よりも大
きくするFGO101を消費する。次の工程32においては、FGIマックス2
01よりも大きいFGI202が、次に消費される。次の工程33においては、
ATP114が、RBCD200からDTF102へ順次消費される(右から左
へ動く)。次の工程34においては、FGIミニマム204を過剰にさせるパイ
プライン100のFGO101が、DTF102から本日115まで順次消費さ
れる(右から左へ動く)。次の工程35においては、期日経過FGO203が消
費される。次の工程36においては、割り当てられていない顧客注文206とス
ケジュール化されている市場の注文207が、RBCD200から本日115ま
で順次消費される(右から左へ動く)。次の工程37においては、FGIミニマ
ム204よりの大きいFGI202が消費される。
【0047】 需要が満たされない場合には、利用することができる高フレックス量が、工程
38においてRBCD200から需要時間フェンス102まで順次消費される(
右から左へ動く)。利用可能の高フレックス量は、製造資源が計画された最大量
である。これは、図1に関して説明したように、所定のフレックス期間において
フレックス量により定められる。次の工程39においては、パイプライン100
における残りのFGO100が、DTF102から本日115までに順次消費さ
れる(右から左へ動く)。次の工程40においては、残りのFGI202が消費
される。
【0048】 需要が満たされていない場合には、RBCD違反が出され、顧客の注文を約束
の日にちまでに満たすことができないことをユーザに告げる。あるいは、システ
ムは、ステップ41において約束された注文の日にちを左から右へ動かすととも
に、割り当てられていない消費者の注文206、市場の注文207、ATP11
4及び高フレックス量を、需要全体が満たされるまで、順次消費することができ
る。次に、システムは、変更された注文の完了日をユーザに報告する。
【0049】 季節により予測される販売量が生産能力を大きく越える場合に、予測処置が、
製造施設において季節的なランプアップ(ramp up)を取り扱うのにしばしば使用
される。これはまた、注文の大部分が、需要時間フェンス内に受け付けられたと
きに使用される。これらの場合には、フレックスフェンスは、DTF102の外
側では使用されないので、予測量104以下を生産するように計画された十分な
製造資源だけが存在する。更に、FGO101は、最小のFGI目標204を満
たすようにつくられる。
【0050】 RBCD200が需要時間フェンス102の内側にある場合の予測処置のアル
ゴリズム工程を、図4に関して説明する。最初の工程42においては、FGIマ
ックス201を過剰にするパイプライン100のFGO101が、RBCD20
0から本日115まで順次消費される(右から左へ動く)。即ち、パイプライン
の現在のFGI202プラスFGO101を計算するとともに、FGI202プ
ラスFGO101をFGIマックス201よりも大きくするFGO101を消費
する。次の工程43において、FGIマックス201よりも大きいFGI202
が消費される。次の工程44においては、RBCD200から本日115までの
パイプライン100の残りのFGO101が、順次消費される(右から左へ動く
)。次の工程45においては、期日経過FGO203が消費される。次の工程4
6においては、割り当てられていない顧客の注文とスケジュール化された市場の
注文が、RBCD200から本日115まで順次消費される(右から左へ動く)
。次の工程47においては、残りのFGI202が消費される。
【0051】 需要が満たされていない場合には、RBCD違反が出され、顧客の注文を約束
の日にちまでに満たすことができないことをユーザに告げる。あるいは、システ
ムは、ステップ48において、約束された注文の日にちを左から右へ動かすとと
もに、割り当てられていない消費者の注文及び市場の注文を、需要全体が満たさ
れるまで、順次消費することができる。次に、システムは、変更された注文の完
了日をユーザに報告する。
【0052】 図5は、RBCD200が需要時間フェンス102の外側にある場合のアルゴ
リズム工程示す。最初の工程51においては、FGIマックス201を過剰にす
るパイプライン100のFGO101が、RBCD200から本日115まで順
次消費される(右から左へ動く)。即ち、パイプラインの現在のFGI202プ
ラスFGO101を計算するとともに、FGI202プラスFGO101をFG
Iマックス201よりも大きくするFGO101を消費する。次の工程52にお
いては、FGIマックス201よりも大きいFGI202が消費される。次の工
程53においては、ATP114が、RBCD200から需要時間フェンス10
2まで、順次消費される(右から左へ動く)。次の工程54においては、パイプ
ライン100の残りのFGO101が、DTF102から本日115まで順次消
費される(右から左へ動く)。次の工程55においては、期日経過FGO203
が消費される。次の工程56においては、割り当てられていない顧客の注文20
6とスケジュール化された市場の注文207が、RBCD200から本日115
まで順次消費される(右から左へ動く)。次の工程57においては、残りのFG
I202が消費される。
【0053】 需要が満たされていない場合には、RBCD違反が出され、顧客の注文を約束
の日にちまでに満たすことができないことをユーザに告げる。あるいは、システ
ムは、ステップ58において、約束された注文の日にちを左から右へ動かすとと
もに、割り当てられていない消費者の注文206、市場の注文207及びATP
114を、需要全体が満たされるまで、順次消費することができる。次に、シス
テムは、変更された注文の完了日をユーザに報告する。
【0054】 実際の注文処置は、散発的な需要を有する低数量(low-volume)の製品に使用さ
れる。この場合には、予測量104は、適用されない。フレックスフェンスは、
DTF102の外側には存在しない。パイプライン100のFGO101及びF
GI202は計画されておらず、これらは、顧客の注文がある場合(FGO10
1の場合)及びこの注文がDTF102の内側でその後キャンセルされた場合(
FGI202の場合)に存在するだけである。
【0055】 実際の注文処置のアルゴリズム工程を、図6に関して説明する。最初の工程6
1においては、FGI202がある場合には、これが消費される。次の工程62
においては、パイプライン100のFGO101が、DTF102から本日11
5まで、順次消費される(右から左へ動く)。次の工程63においては、割り当
てられていない(即ち、キャンセルされた)顧客の注文206及び市場の注文2
07が、RBCD200から本日115まで、順次消費される(右から左へ動く
)。
【0056】 需要が満たされておらず、しかもRBCDが、製造準備時間MLT205、即
ち、全ての原材料を蓄積しかつ他の製造資源をスケジュール化して顧客の注文量
をつくるのに必要な時間よりも短い場合には、RBCD違反が出され、顧客の注
文を約束の日にちまでに満たすことができないことをユーザに告げる。あるいは
、システムは、ステップ64において、約束された注文の日にちを左から右へ動
かすとともに、割り当てられていない消費者の注文及び市場の注文を、需要全体
が満たされるまで、またはMLT205を越えるまで、順次消費することができ
る。次に、システムは、変更された注文の完了日をユーザに報告する。
【0057】 上記した平準化プロセスに対して幾つかの任意の修正を行うことにより、本発
明のシステム及び方法を、所定の製造プロセスに存在する可能性のある種々の状
態に適合させることができる。これらの修正には、約束に利用可能のファミリ(A
vailable to Promise Family)、パッケージ量(Package Quantity)、平準化時間
レフトフェンス(Smoothing Time Left Fence)、安定化(Pegging)及び包括的完成
品注文ファミリ(Generic Finished Goods Order Family)が含まれる。
【0058】 約束に利用可能のファミリ:ある部分は、「ATPファミリ」に属する場合が
あり、それぞれの他の予測量を分担することができる。これは、ATPファミリ
における他の製品からの需要を消費することにより特定の製品に関して予測され
るものには対応しない顧客の需要を生み出すことができるように適合性即ち融通
性を提供する。かくして、個々の製品に関して手近に保持されるべき原材料の量
を、少なくすることができる。これは、ATPファミリ内の製品のフレックスフ
ェンス量の低下における本発明の需要をベースとする管理モデルにおいて示され
る。典型的には、このアルゴリズムは、注文された製品に関してATPを最初に
消費し、次いで、同じ日のATPファミリにおける他の部分から分担ATPを消
費するように修正することができる。
【0059】 パッケージ量:顧客は、注文が、パッケージ量の倍数で出荷されることを要求
する場合がある。かくして、アルゴリズムの消費ルールは、所定の日に任意のカ
テゴリにおいて消費される量が、このパッケージ量の倍数となるように修正され
る。
【0060】 平準化時間レフトフェンス:平準化時間レフトフェンスは、離れたRBCDを
有する注文された製品が、将来において、パイプライン100のFGI202、
FGO101とDTF102に近い時間のATP114を消費するのを防止する
ものである。平準化時間レフトフェンスは、平準化が生じない日にちを定めるた
めに顧客が要求する組立完了日(build completion date)からずらされる。平準
化時間レフトフェンスが、DTF102の外側にあるときには、平準化時間レフ
トフェンスの左とDTF102との間では、消費は行われない。平準化時間レフ
トフェンスの日にちがDTF102の内側にあるときには、通常の消費ルールが
適用される。
【0061】 安定化:安定化により、製造されている特定のユニットを特定の顧客注文に割
り当てることができる。強く安定化された注文には、各部分に特定のユニットI
D(及び、おそらく、実際のラベル、タグその他の識別特徴)が割り当てられ、
その関係は強くかつ不動である。平準化が行われるときには、別の顧客の注文は
、この部分には割り当てられない。これにより、DTF102の外側で利用され
る製造資源の見かけの量を減らすことができる。軽く安定化された注文は、軽く
安定化された任意の顧客注文に割り当てるとともに、再割り当てを行うことがで
きる。
【0062】 包括的完成品注文ファミリ:DTF102のすぐ左に対して、包括的であると
考えることができる時間の窓(window of time)がある場合がある。これらの製品
は、打抜きまたは噴霧のようなある特殊なプロセスが行われるまで、DTF10
2の内側で相互に交換自在とされている。この新しい時間フェンス、即ち、包括
的な機会の窓は、包括的な完成品注文時間フェンスである。FGO101がこの
窓を出ると、これを消費するための他の製品からの需要の機会は消失する。しか
しながら、包括的な完成品注文時間フェンス内にあるうちは、製品は、包括的完
成品注文ファミリ内の製品により消費されることができる。
【0063】 更に、需要時間フェンス及びフレックスフェンスに関して説明した時間は、一
日間隔であるが、本発明のシステム及び方法は、より短いまたは長い時間間隔を
使用することができる。かくして、例えば、各日3つのシフトに分割することが
でき、資源は各シフトに別々に消費されかつ割り当てられる。
【0064】 上記した本発明のシステム及び方法の一例を、上記した任意の修正(enhanceme
nt)とともに説明する。図7aについて説明すると、本発明の実施の形態に従っ
て使用されるアルゴリズムの方法の工程のフローチャートの一部が示されている
。この方法は、製品に関する新しい顧客の注文を受けたときに、スタート300
において開始する。注文された所定の製品の量は、ブロック23において入力さ
れ、種々の製造資源の需要を確立する。この場合に注文された製品は、顧客によ
り注文された完成品とすることができ、あるいは顧客により注文された完成品の
一部として製造されなければならない半組立品とすることもできる。ブロック3
02において入力された製品の量は、ワークステーション304においてユーザ
により直接入力することができ、あるいは所定の顧客注文と関連のある幾つかの
異なる製品の量を定める事業において注文確認システム306から受けることが
できる。
【0065】 次に、この方法においては、注文処置332を入力する工程において、この製
品の注文処置を検索する。注文処置は、システムのユーザにより各製品ごとに設
定され、システムのデータベース320に記憶することができる。あるいは、ユ
ーザは、注文処置を選択し、かつ、これをワークステーション304において直
接入力することができる。次に、この方法は、製品が、決定の工程308におい
て予測した消費処置を使用するかどうかを決定する。製品が、予測消費処置を使
用しない場合には、この方法は、製品が、決定工程310において予測処置を使
用するかどうかを決定する。製品が予測処置を使用しない場合には、方法は、製
品が決定工程312において実際の注文処置を使用するかどうかを決定する。製
品が実際の注文処置を使用しない場合には、製品は利用可能の許容することがで
きる注文処置をいずれも使用せず、エラーが工程314において報告される。こ
の方法は、決定工程308、310及び312を任意の順序で実行することがで
きるとともに、CASEステートメント(CASE statement)を使用するような別の
実施の形態を、製品がどの処置を使用するかを決定するのに使用することができ
る。
【0066】 製品が実際の注文処置を使用する場合には、この方法は、トランスファ316
においてセグメントAにジャンプする。あるいは、製品が予測処置を使用する場
合には、方法はトランスファ318においてセグメントBにジャンプする。ある
いは、エラーが報告されない場合には、製品は予測消費処置を使用し、方法はブ
ロック322における注文のためにRBCDを入力する工程に移る。RBCDは
、製品の注文をシステムに入力する日にちであり、これは、一般に、製品が、納
品の準備ができると約束される、即ち、製造されるパイプライン100の日数よ
りも多い日数として設定される。例えば、製品が20日で納品されるように顧客
が注文を行うとともに、製品を製造するのに4日を要する(パイプライン100
が4日に等しい)場合には、RBCDは16日に設定される。この日にちは、ワ
ークステーション304においてユーザにより入力することができ、あるいは注
文確認システム306から得るのが好ましい。
【0067】 次に、方法は、DTF330を入力する工程において製品のDTFを検索する
。DTFは、各製品ごとに設定され、データベース320に記憶される。あるい
は、ユーザは、DTFを定めて、これをワークステーション304において直接
入力することができる。次に、方法は、RBCDが決定工程324においてDT
Fの内側にあるかどうかを決定する。RBCDがDTFの内側にない場合には、
RBCDはDTFの外側にあり、方法はトランスファ326においてセグメント
Cにジャンプする。そうでない場合には、RBCDはDTFの内側にあり、方法
は、次に、ブロック327において現在の完成品の在庫(FGI)、パイプライ
ン(FGOパイプ)における現在の完成品補充注文(finished goods replenishm
ent orders)及び完成品の在庫の最大目標(FGIマックス)を入力する工程を
実行する。この方法は、この情報をデータベース320から検索するのが好まし
く、データベース320の情報は、方法を実施するシステムにより最新に(up-to
-date)保持される。
【0068】 次に、方法は、パイプラインに、処理328においてFGIマックスを過剰に
する過剰のFGOがあるかどうかを定める。処理328は、FGIプラスFGO
パイプを計算するとともに、この合計をFGIマックスと比較する。 FGI+FGOパイプ>FGIマックス この場合にも、FGIとFGOパイプの値は、データベース320に保持され
るのが好ましい。あるいは、ユーザは、データをワークステーション304にお
いて直接入力することができる。方法は、決定工程334において処理328か
らの過剰のFGOがあるかどうかの評価を行う。過剰のFGOがある場合には、
過剰のFGOはブロック336において消費され、方法は、顧客の注文を満たす
製造資源の需要が決定工程338において満足されているかどうかを定める。需
要が満足されている場合には、方法は、終了工程340で終了する。
【0069】 需要が満足されていない場合、あるいは決定工程334からの過剰のFGOが
ない場合には、方法は、処理342において過剰のFGIがあるかどうかを定め
る。処理342は、FGIをFGIマックスと比較する。 FGI>FGIマックス
【0070】 FGIとFGIマックスの値は、ブロック327において検索されている。方
法は、決定工程344において過剰のFGIがあるかどうかの評価を行う。過剰
のFGIがある場合には、この過剰のFGIは、ブロック346において消費さ
れ、方法は、顧客の注文を満たす製造資源の需要が決定工程348において満た
されているかどうかを定める。需要が満たされている場合には、方法は、終了工
程340で終了する。
【0071】 需要が満足されていない場合、あるいは決定工程344からの過剰のFGOが
ない場合には、方法は、トランスファ350において、セグメントDにジャンプ
する。セグメントD352が、図7bに示されている。次に、方法は、処理35
4において残りのFGOパイプがあるかどうかの決定を行う。FGOパイプの値
は、ブロック327において検索されている。方法は、決定工程356において
、処理354からの残りのFGOパイプがあるかどうかの評価を行う。ある場合
には、この残りのFGOパイプは、ブロック358において消費され、方法は、
顧客の注文を満たす製造資源の需要が決定工程360において満足されているか
どうかを定める。需要が満たされている場合には、方法は終了340において終
了する。
【0072】 需要が満足されていないとき、あるいは決定工程356からの過剰のFGOが
ない場合には、方法は、次に、現在の期日経過の完成品注文(FGO期日経過)
をブロック362において入力する工程を実施する。FGO期日経過の値は、デ
ータベース320に保持されるのが好ましい。方法は、次に、過剰のFGO期日
経過が処理364にあるかどうかを定める。方法は、決定工程366において処
理364からの残りのFGO期日指定があるかどうかの評価を行う。これがある
場合には、この残りのFGO期日経過はブロック368において消費され、方法
は、顧客の注文を満たす製造資源の需要が決定工程370において満足されてい
るかどうかを定める。需要が満足されている場合には、方法は、終了340で終
了する。
【0073】 需要が満足されていない場合、あるいは決定工程366からの残りのFGO期
日経過がない場合には、方法は、次に、割り当てられていない顧客注文(uCO
)及びスケジュール化された市場注文(MO)をブロック372において入力す
る工程を実行する。uCO及びMOの値は、データベース320において保持さ
れるのが好ましい。方法は、次に、過剰のuCO及びMOが処理374にあるか
どうかを定める。方法は、決定工程376において処理374からのuCO及ぶ
MOがあるかどうかの評価を行う。ある場合には、これらのuCO及びMOはブ
ロック378において消費され、方法は、顧客の注文を満たす製造資源の需要が
決定工程380において満足されているかどうかを定める。需要が満足されてい
るときには、この方法は、終了340で終了する。
【0074】 需要が満足されていないとき、あるいは決定工程376からのuCO及びMO
がないときには、方法は、次に、処置382において残りにFGIがあるかどう
かを定める。FGIの値は、図7aにおいてブロック327で検索されている。
この方法は、決定工程384においてFGIがあるかどうかの評価を行う。これ
がある場合には、FGIは、ブロック386において消費されるとともに、方法
は、決定工程388において、顧客の注文を満たす製造資源の需要が満足されて
いるかどうかを定める。需要が満足されている場合には、方法は、トランスファ
402においてセグメントFにジャンプする。セグメントF404は、終了34
0で終了する。
【0075】 需要が満足されていないとき、あるいは決定工程384からのFGIがない場
合には、方法は、顧客の注文を満たす製造資源の需要を満足することができない
というRBCD違反390を出す。本発明のシステム及び方法は、顧客の注文に
より生ずる需要を満たす製造資源がどの日にちに入手可能であるか、即ち、顧客
の注文をどの日にち(最良の日にち)に満たすことができるかを定める能力を有
する。この場合には、各製品記録は、最良日スイッチ(best date switch)を有し
、このスイッチは、オンにされると、顧客の注文を満たすことができる最初の日
にちを定めるように、本発明のシステム及び方法に通告する。
【0076】 方法は、入力最良日スイッチブロック392において、最良日スイッチの状況
を検索するとともに、このスイッチの状況を処置394において定める。方法は
、最良日スイッチが決定工程396においてオンとなっているかどうかの評価を
行い、スイッチがオンでなければ、方法は、トランスファ406においてセグメ
ントFにジャンプし、セグメントF404は、終了340において終了する。最
良日スイッチが決定工程396においてオンになっていれば、方法は、ブロック
398においてRBCDを1日戻す。ブロック398は、RBCDを1日だけ増
分させる。方法は、次に、トランスファ400においてセグメントEにジャンプ
する。セグメントEは、図7aに示されており、方法の制御を決定工程324へ
後方へ移行し、RBCDがDTFの内側にあるかどうかを定める。
【0077】 RBCDがDTFの内側にない場合には、方法は、トランスファ326から図
7cのセグメントC408へジャンプする。方法は、次に、ブロック410にお
いて、FGI、FGOパイプ、FGIマックス及び完成品在庫最小目標(FGI
ミニマム)を入力する工程を実施する。方法は、この情報をデータベース320
から引き出すのが好ましい。
【0078】 方法は、次に、処理412において、FGIマックスを過剰にする過剰のFG
Oがパイプラインにあるかどうかを定める。処理412は、FGIプラスFGO
パイプを計算するとともに、この合計をFGIマックスと比較する。 FGI+FGOパイプ>FGIマックス
【0079】 方法は、決定工程414において、処理412からの過剰のFGOがあるかど
うかの評価を行う。過剰のFGOがある場合には、過剰のFGOは、ブロック4
16において消費され、方法は、顧客の注文を満たす製造資源の需要が決定工程
418において満足されているかどうかを定める。需要が満足されている場合に
は、方法は終了340において終了する。
【0080】 需要が満足されていない場合、あるいは決定工程414からの過剰のFGOが
ない場合には、方法は、処理420において、過剰のFGIがあるかどうかを定
める。処理420は、FGIをFGIマックスと比較する。 FGI>FGIマックス
【0081】 FGIとFGIマックスの値は、ブロック410において検索されている。方
法は、決定工程422において過剰のFGIがあるかどうかの評価を行う。過剰
のFGIがある場合には、過剰のFGIは、ブロック424において消費され、
方法は、顧客の注文を満たす製造資源の需要が決定工程426において満足さる
かどうかを定める。需要が満足される場合には、方法は終了340において終了
する。
【0082】 需要が満足されない場合、あるいは決定工程422からの過剰のFGIがない
場合には、方法は、次に、ブロック428において、予測量及び顧客の注文を入
力する工程を実施する。方法は、この情報をデータベース320から引き出すの
が好ましい。
【0083】 方法は、次に、処理430において過剰のATPがあるかどうかを定める。処
理430は、予測量マイナス顧客の注文を計算する。 予測量−顧客の注文
【0084】 方法は、決定工程432において、処理430からの過剰のATPがあるかど
うかの評価を行う。過剰のATPがある場合には、この過剰のATPは、ブロッ
ク434において消費され、方法は、顧客の注文を満たす製造資源の需要が決定
工程436において満足されるかどうかを定める。需要が満足される場合には、
方法は、トランスファ438においてセグメントGにジャンプし、セグメントG
440は終了340において終了する。
【0085】 需要が満足されない場合、あるいは決定工程432からの過剰のATPがない
場合には、方法は、次に、処理442において過剰のFGOパイプがあるかどう
かを定める。FGOパイプの値は、ブロック410において検索されている。方
法は、決定工程444において、処理442からの残りのFGOパイプがあるか
どうかの評価を行う。残りのFGOパイプがある場合には、この残りのFGOパ
イプは、ブロック446において消費されるとともに、方法は、顧客の注文を満
たす製造資源の需要が決定工程448において満足されているかどうかを定める
。需要が満足される場合には、方法は、トランスファ438においてセグメント
Gにジャンプし、セグメントG440は終了340において終了する。
【0086】 需要が満足されない場合、あるいは決定工程444からの残りのFGOパイプ
がない場合には、方法は、ブロック450において、FGO期日経過を入力する
工程を実施する。FGO期日経過の値は、データベース320(図示せず)に保
持するのが好ましい。方法は、次に、処理452において過剰のFGO期日経過
があるかどうかを定める。方法は、決定工程454において、処理452からの
残りのFGO期日経過があるかどうかの評価を行う。残りのFGO期日経過があ
る場合には、この残りのFGO期日経過は、ブロック456において消費される
とともに、方法は、決定工程458において、顧客の注文を満たす製造資源の需
要が満足されるかどうかを定める。需要が満足される場合には、方法は、トラン
スファ438においてセグメントGにジャンプし、セグメントG440は終了3
40において終了する。
【0087】 需要が満足されない場合、あるいは決定工程454からの残りのFGO期日経
過がない場合には、方法は、次に、ブロック460において、uCO及びMOを
入力する工程を実施する。uCO及びMOの値は、データベース320(図示せ
ず)に保持するのが好ましい。方法は、次に、決定462において過剰のuCO
及びMOがあるかどうかを定める。過剰のuCO及びMOがある場合には、これ
らのUCO及びMOは、ブロック466において消費されるとともに、方法は、
決定工程468において、顧客の需要を満たす製造資源の需要が満足されるかど
うかを定める。需要が満足される場合には、方法は、トランスファ438におい
てセグメントGにジャンプし、セグメントG440は、終了340において終了
する。
【0088】 需要が満足されない場合、あるいは決定工程464からのuCO及びMOがな
い場合には、方法は、次に、処理470において、FGIマックスよりも大きい
残りのFGIがあるかどうかを定める。FGI及びFGIミニマムの値は、ブロ
ック410において検索されている。方法は、決定472において、FGIミニ
マムよりも大きいFGIがあるかどうかの評価を行う。FGIミニマムよりも大
きいFGIがある場合には、この大きいFGIはブロック474において消費さ
れるとともに、方法は、決定工程476において、顧客の注文を満たす製造資源
の需要が満足されるかどうかを定める。需要が満足される場合には、方法は、ト
ランスファ478においてセグメントGにジャンプし、セグメントG440は終
了340において終了する。
【0089】 需要が満足されない場合、あるいは決定工程472からの、FGIミニマムよ
りの大きいFGIがない場合には、方法は、トランスファ480においてセグメ
ントHにジャンプし、セグメントH482は、ブロック484において高フレッ
クス(High Flex)を入力する工程に移行する。高フレックスの値は、データベー
ス320(図示せず)に保持するのが好ましく、あるいはワークステーション3
40(図示せず)においてユーザにより入力することができる。方法は、次に、
処理486において過剰の高フレックスがあるかどうかを定める。方法は、決定
工程488において処理486からの高フレックスがあるかどうかの評価を行う
。高フレックスがある場合には、この残りの高フレックスはブロック490にお
いて消費されるとともに、方法は、決定工程492において、顧客の注文を満た
す製造資源の需要が満足されるかどうかを定める。需要が満足される場合には、
方法は、トランスファ494においてセグメントGにジャンプし、セグメントG
440は終了340において終了する。
【0090】 需要が満足されない場合、あるいは決定工程488からの高フレックスがない
場合には、方法は、次に、処理496において残りのFGOパイプがあるかどう
かを定める工程を実施する。FGOパイプの値は、ブロック410において検索
されている。方法は、決定工程498において、処理496からの残りのFGO
パイプがあるかどうかの評価を行う。残りのFGOパイプがある場合には、この
残りのFGOパイプはブロック500において消費されるとともに、方法は、決
定工程502において、顧客の注文を満たす製造資源の需要が満足されいるかど
うかを定める。需要が満足される場合には、方法は、トランスファ504におい
てセグメントGにジャンプし、セグメントG440は終了340において終了す
る。
【0091】 方法が満足されない場合、あるいは決定工程498からのFGOパイプがない
場合には、方法は、トランスファ506においてセグメントIにジャンプする。
セグメントI508は、図7bに示すように、処理382において、制御を、残
りのFGIを定める工程に戻すとともに、そこから継続する。
【0092】 図7aにおいてブロック332からの注文処置が予測処置である場合には、方
法は、図7aのトランスファ318から図7dのセグメントB508にジャンプ
する。方法は、次に、ブロック510においてフレックスフェンスを0に等しく
設定し、次いで、図7dのトランスファ512から図7aのセグメントJ514
に移行する。セグメントJ514は、ブロック322において、制御を、RBC
Dを入力する工程に戻し、そこから継続する。
【0093】 図7aにおけるブロック332からの注文処置が、実際の注文処置である場合
には、方法は、図7aのトランスファ316から図7eのセグメントA516へ
ジャンプする。方法は、次に、ブロック518において、フレックスフェンスを
0に等しく設定するとともに予測量をゼロに等しく設定し、次いで、図7eのト
ランスファ520から図7aのセグメントJ514に移行する。セグメントJ5
14は、ブロック322において、RBCDを入力する工程に制御を戻し、そこ
から継続する。
【0094】 当然であるが、製造資源の需要が消費される順序は、本発明の範囲から逸脱す
ることなく変えることができるものである。例えば、実質的な保存寿命をもたな
い商品あるいは腐敗しやすい商品の製造または生産においては、完成品在庫最小
目標を越える完成品の在庫は、パイプラインにおける完成品補充注文の前に消費
されるのが望ましいと考えられる。図3について説明すると、工程37は、工程
32の後で、工程34の前に直接実施される。これにより、本発明のシステム及
び方法を、完成品在庫最小目標に保持する方向へ向けることができる。従って、
腐敗しやすい商品は、在庫棚に残る傾向がなくなる。
【0095】 更に、特定の部分がATPファミリに属する場合には、本発明の方法は、ブロ
ック434において過剰のATP(過剰のATPがある場合)を消費した後でか
つ処理442の前に、ATPファミリの他の部分からATPを消費するように、
図7cにおける処理430において修正を行うことができるものである。更にま
た、本発明の方法は、過剰の高フレックス(高フレックスがある場合)をブロッ
ク490において消費した後でかつ処理496の前にATPファミリの他の部分
から分け与えられた利用可能の高フレックスを消費するように図7cにける処理
486において修正を行うことができる。
【0096】 本発明のシステム及び方法は、複合日量を数日に亘る数学平均として定めると
ともに、将来の予測及び過去の履歴成分を含んでいるので、実際の日量の劇的な
上下変動が減衰されるとともに、人工的なノイズ的日量をなくすことができる。
フレックス能力は、需要動向、履歴パターンまたは予測の変化のある程度の作用
があったときにだけ変動する。更なるフレックス能力は、需要動向、履歴パター
ンまたは予測変動のある程度の作用があるときにだけ利用することができる。従
って、供給者は、実際の需要動向の部分を構成しない浮動性(volatility)に実質
上遭遇することはなく、しかもシステムは、実際の需要の方向を信頼性をもって
反映する一層良好な予測性を提供することができる。材料のプランナは、成分の
重量、パイプライン速度の平均、予測量またはどれがより重要であるかを決定す
ることができる。更にまた、この見方の時間フレームは、月ごとに異なるように
設定することができる。
【0097】 図8a乃至8vについて説明すると、これらの図には、予期しない顧客の注文
に適用される本発明の実施の形態に係るアルゴリズムの結果の一例が示されてい
る。図8aは、製品に関する追加の顧客注文を受ける前の、現在の状況である本
日を示す。
【0098】 この例に示すように、製造準備期間は6日であり、10%、20%及び30%
のフレックス量をそれぞれ有する、3日からなる3つのフレックス期間が設けら
れている。完成品在庫FGI834の20ユニットの製品と、10ユニットの期
日経過完成品注文FGO期日経過分836がある。本日802の日量832は、
100である。即ち、100単位の製品が本日、製造されることになる。これら
100ユニットのうち、90ユニットは、顧客の注文838に割り当てられ、残
りの10ユニットがパイプラインFGOパイプ840における現在の完成品補充
注文に割り当てられる。
【0099】 図示の全期間(15日)の予測は、1日当たり100ユニットの製品である。
製品に関する実際の顧客の注文838は、プランにおいては各日ごとに示されて
いる。この例においては、実際の顧客注文は、予測量よりも低く、従って、パイ
プラインの日量832は、予測量の100に設定されている。顧客の注文が予測
量を越える日には、日量832は、顧客の注文量に設定される。
【0100】 フレックス期間において需要844に関して現在計画されている需要はまた、
実際の顧客の注文量838と予測量とのうちの、大きい方に設定される。約束に
利用可能の量ATP842は、需要844と実際の顧客注文量838との差であ
る。
【0101】 顧客の注文に割り当てられない完成品補充注文は、新しい顧客の注文を満たす
のに使用されない場合には、完成品在庫に向けられる。
【0102】 ここで、9日目に出荷されるべき100ユニットの製品と、4日目に出荷され
るべき50ユニットの製品に関する新たな顧客の注文が入ってきたものとする。
このアルゴリズムは先ず、組立完了日に対する最も早い要求、即ち、4日目に関
するものとなっていて、製品のこの需要を満足することができるかどうかを定め
る。アルゴリズムは先ず、4日目808に10ユニットのFGOパイプを消費し
、これを顧客注文838に変換する。図8b参照。
【0103】 次に、アルゴリズムは、10ユニットのFGO期日経過836を消費するとと
もに、10ユニットの本日802利用することができるFGOパイプ840(こ
の場合にはFGOパイプであるとも考えることができる)を消費し、かつ、これ
を図8cに示すように顧客注文分838に変えるが、4日目の注文を満足させる
ために更に20ユニットを製造する必要がある。
【0104】 次いで、アルゴリズムは、次の日のFGOパイプを、利用することができるF
GOパイプとともに、この例では、10ユニットを残して3日目806の20ユ
ニットのFGOパイプを消費する(右から左へ動く)とともに、20ユニットを
顧客の注文分838に変え、4日目の需要を満足させる。図8d参照。
【0105】 ここで、アルゴリズムは、顧客注文の需要を割り当てて、9日目に100ユニ
ットとする。アルゴリズムは、先ず、9日目にATP842から30ユニットの
製品を消費する。図8e参照。
【0106】 次に、アルゴリズムは、1日分(右から左へ)動き、8日目816の20ユニ
ットのATP842を消費する。次に、アルゴリズムは、更に1日動き、7日目
814に10ユニットのATP842を消費する。図8f参照。40ユニットの
製品の需要を、依然として、割り当てる必要がある。
【0107】 次いで、アルゴリズムは、FGOパイプ840を利用することができることが
わかるまで、需要時間フェンスDTF102を越えて更に移動する。この例にお
いては、5日目にFGOパイプ840から40ユニットの製品が消費され、10
ユニットを残し、9日目の顧客の注文分を生産するための需要を満たす。図8g
参照。
【0108】 ここで、9日目に出荷されるべき、100ユニット分の新しい注文が入る。9
日目818とDTF102との間には、ATP842は残っていない。従って、
アルゴリズムは、FGOパイプに着目し、図8hに示すように、2日目804、
3日目806及び5日目810の40ユニットのFGOパイプを消費する。しか
しながら、60ユニットを割り当てる必要が依然としてある。
【0109】 次に、アルゴリズムは、完成品在庫最小目標を越えるFGI834を消費し、
この例においては、最小目標は0に設定され、FGIの20ユニットの全てが消
費される。図8i参照。
【0110】 アルゴリズムは、次に、高フレックス846を消費するが、9日目818に開
始してDTF102へ向けて動く。かくして、7日目814、8日目816及び
9日目818分の顧客の注文838は、110に増加する。図8j参照。需要は
、これらの日にち分の110に増加し、資源の増加要求が反映される。
【0111】 10ユニットの需要を、割り当てることが依然として必要となる。しかしなが
ら、現在のプランのもとではこの需要を満たすのに利用することができる更なる
資源はない。最良日スイッチがこの製品に関してオフにされると、システムは、
ユーザにRBCD違反を報告する。一方、最良日スイッチがこの製品に関してオ
ンにされると、アルゴリズムは、次の利用可能のATP842を探す(左から右
へ動く)とともに、この例においては、10日目820に10ユニットのATP
842を消費する。図8k参照。この注文分の需要はここで満足されるので、最
良日である10日目が報告され、顧客には注文の変更が知らされる。
【0112】 この例においては、最良日スイッチはオンになっていると想定している。14
日目に、250ユニット分の新しい注文が入る。先ず、14日目828のATP
842の80ユニットが消費される。DTF102へ向けて移動して、70ユニ
ットのATPが13日目826から消費され、60ユニットが12日目824か
ら消費され、40ユニットが11日目82から消費されて、11日目に10単位
のATP842が残り、14日目の新しい注文分の需要を満足させる。図8l参
照。
【0113】 本発明に係るシステム及び方法は、RBCDに最も接近して顧客の注文を満足
させて、本日分に近いATP及びFGOパイプをできるだけ多く残すようになっ
ている。従って、より早い日にちの将来の顧客注文を、更に満足させることがで
きる。
【0114】 次の日には、2日目が本日となる。7日目814の需要は110に上昇するの
で、ここで日量832は、6日目812の110に設定される。図8m参照。他
の全ての日にちは、右から左へ動き、顧客注文838が0である新しい15日目
830がプランに加えられる。
【0115】 フレックス量を設定するのに使用される目標日量は、パイプライン全体に亘る
日量の平均、更には将来の見込み及び過去の履歴データに基づいているので、フ
レックス量は、変わっていない。しかしながら、パイプライン全体に亘る日量が
上昇した場合には、フレックス量は高い方へ動く。かくして、フレックス量が突
然変化することはなく、上昇傾向に応答してのみ変化する。
【0116】 注文が入り続ける。ここで、15日目に125ユニット分の注文が入る。先ず
、100ユニットのATP842が、15日目830に消費される。図8n参照
。25ユニットの需要が残る。
【0117】 次に、次の日である14日目828のATP842の25ユニットを消費する
。図8o参照。従って、この15日目の注文分の需要が満足される。
【0118】 次の日には、2日目が本日になる。図8p参照。注文が入り続ける。この場合
にも、全ての日にちが、右から左へ動き、新たな15日目830が加えられる。
ここで、15日目に、125ユニット分の注文が入る。先ず、ATP842の1
00ユニットが、15日目830に消費される。25ユニット分の需要が残る。
次に、利用することができるATPを有する次の日、この例においては、13日
目826のATP842の25ユニットを消費する。図8q参照。これにより、
この15日目の注文分の需要が満足される。
【0119】 次の日には、2日目が本日となる。図8r参照。注文が入り続ける。ここで、
15日目に125ユニット分の注文が入る。先ず、100ユニットのATP84
2が15日目830に消費される。25ユニット分の需要が残る。次に、利用す
ることができるATPを有する次の日、この例では、12日目824のATP8
42の25ユニットが消費される。図8s参照。この15日目の注文分の需要が
満足される。
【0120】 次の日には、2日目が本日となる。図8t参照。7日目814がDTF102
を横切るときに、実際の注文は低フラックス量848よりも少なくなる。従って
、20ユニットの完成品補充注文量を生産するようにスケジュール化される。か
くして、生産プロセスにおいて使用される製造資源の量が激しく変化することは
なく、計画された資源の最小量が実際には使用される。
【0121】 注文は入り続ける。ここで、15日目に150ユニット分の注文が入る。10
0ユニットのATP842が15日目830に消費される。50ユニット分の需
要が残る。次に、利用することができるATPを有する次のATP842、この
例では、11日目822の15ユニット及び7日目814の10ユニットが消費
される。図8u参照。25ユニット分の需要が残っている。
【0122】 DTF102の外側にはATP842はこれ以上なく、しかも利用することが
できるFGO期日経過またはFGI834はこれ以上はないので、アルゴリズム
は、利用することができるFGOパイプ840を有する最初の日、この例におい
ては、6日目812に到達するまで、(右から左に)動く。これらの20ユニッ
トが消費され、顧客注文838に変換される。5ユニット分の需要が残っている
。従って、アルゴリズムは、利用することができるフレックス量を有する最初の
日、この例においては、7日目814に到達するまで、(左から右へ)動く。7
日目814分の顧客注文838は、105ユニットに増大される。図8v参照。
この15日目の注文分の需要が満足される。
【0123】 かくして、本発明に係るシステム及び方法は、フレックスフェンスを人為的に
上げることなく、予測量を一時的に越える予期しない顧客注文に対応することが
できる。この例においては、全需要は、プラン全体を通じて1日当たり約100
ユニットで比較的安定している。しかしながら、顧客の注文が予測を越えて入り
続ける場合には、全需要は、上昇を開始し、フレックス量も上昇する。この傾向
が続く場合には、システムは、マーケッティング部に信号を送り、予測を調整す
る。
【0124】 上記説明から明らかにされた上記目的は、有効に達成されるものである。更に
、本発明の方法及びシステムに関しては、本発明の精神及び範囲から逸脱するこ
となく、変更を行うことができるので、上記説明に含まれかつ添付図面に示され
る全ての事項は、例示として解釈されるべきであって、限定的な意味において解
釈されるべきではない。
【0125】 更に、特許請求の範囲は、本明細書に記載の本発明の包括的な及び特定の構成
の全て、並びに、言語上の問題として脱落しているかもしれない本発明の範囲の
全ての事項を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る日需要管理モデルを示す概略図である。
【図2】 本発明の実施の形態に従って、組立完成日に対する要求が需要時間フェンス内
にあるときに、予測消費処置において使用されるアルゴリズム工程を示す概略図
である。
【図3】 本発明の実施の形態に従って、組立完成日に対する要求が需要時間フェンス外
にあるときに予測消費処置において使用されるアルゴリズム工程を示す概略図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態に従って、組立完成日に対する要求が需要時間フェンス内
にあるときに、予測処置において使用されるアルゴリズム工程を示す概略図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態に従って、組立完成日に対する要求が需要時間フェンス外
にあるときに、予測処置において使用されるアルゴリズム工程を示す概略図であ
る。
【図6】 本発明の実施の形態に従って、実際の注文処置において使用されるアルゴリズ
ム工程を示す概略図である。
【図7a】 本発明の実施の形態に従って使用するアルゴリズムのプロセス工程を示すフロ
ーチャートである。
【図7b】 本発明の実施の形態に従って使用するアルゴリズムのプロセス工程を示すフロ
ーチャートである。
【図7c】 本発明の実施の形態に従って使用するアルゴリズムのプロセス工程を示すフロ
ーチャートである。
【図7d】 本発明の実施の形態に従って使用するアルゴリズムのプロセス工程を示すフロ
ーチャートである。
【図7e】 本発明の実施の形態に従って使用するアルゴリズムのプロセス工程を示すフロ
ーチャートである。
【図8a】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8b】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8c】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8d】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8e】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8f】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8g】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8h】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8i】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8j】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8k】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8l】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8m】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8n】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8o】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8p】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8q】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8r】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8s】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8t】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8u】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【図8v】 製造者に入ってくる製品に関する予期しない顧客注文の一例に適用される、本
発明に係るアルゴリズムの結果に従うのに有用な展開表を示す図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月7日(2001.12.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7a】
【図7b】
【図7c】
【図7d】
【図7e】
【図8a】
【図8b】
【図8c】
【図8d】
【図8e】
【図8f】
【図8g】
【図8h】
【図8i】
【図8j】
【図8k】
【図8l】
【図8m】
【図8n】
【図8o】
【図8p】
【図8q】
【図8r】
【図8s】
【図8t】
【図8u】
【図8v】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/285,289 (32)優先日 平成11年4月2日(1999.4.2) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/285,314 (32)優先日 平成11年4月2日(1999.4.2) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 シュリジュネメーカーズ・ギルアウメ・ジ ェイ オランダ国、エヌエル−7943、エルダブリ ュ・メペル、デ・ブロエマン 47 (72)発明者 ジェームズ・シャロン・エイ アメリカ合衆国、ニュージャージー州 08690、ハミルトン・スクエア、ジェイコ ブ・コート 104 (72)発明者 クルバック・ベリィ・エル アメリカ合衆国、テネシー州 37040、ク ラークスビレ、ダブリュ・グレンウッド・ ドライブ 123 (72)発明者 ボナルミ・ロベルト・イー イタリア国、ミラノ アイ−20135、ビア レ・モンテ・ネーロ 80 (72)発明者 コロン・ヴィクター・エイ アメリカ合衆国、ニュージャージー州 08824、ケンデル・パーク、ポール・アベ ニュ 18

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品を製造するための準備期間と、該準備期間の外側にある少
    なくとも1つのフレックスフェンス期間及びスケジュール化された完成品注文の
    1つと連係する少なくとも1つの更新することができる利用可能の資源量と、完
    成品在庫と、約束に利用可能の資源と、期日経過の完成品注文と、割り当てられ
    ていない顧客注文と、市場の注文と、高フレックス資源及び低フラックス資源と
    を含む製造プランにおいて製品に関する顧客の注文に応答して製造資源の需要を
    スケジュール化する方法であって、 製造資源の需要を示す製品の顧客注文を入力する工程と、 前記顧客の注文を製造するために要求完成日を入力する工程と、 前記製品を製造するための準備期間と、製造プランからのスケジュール化され
    た完成品の注文、完成品在庫、約束に利用することができる資源、期日経過完成
    品注文、割り当てられていない顧客注文、市場注文並びに高フレックス資源及び
    低フラックス資源の少なくとも1つに関する現在利用可能の資源量とを検索する
    工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にあるのか、準備期間と等しいのかある
    いは前記準備期間の外側にあるのかを定める工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前記準備期間と等しい
    場合に、前記製造資源の前記需要がスケジュール化されるまで、前記スケジュー
    ル化された完成品注文、前記完成品在庫、前記期日経過完成品注文、前記割り当
    てられていない顧客注文及び前記市場注文の少なくとも1つに関して前記利用可
    能の資源量から前記製造資源の前記需要を消費する工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の外側にある場合には、前記製造資源の前記需
    要がスケジュール化されるまで、前記スケジュール化された完成品注文、前記完
    成品在庫、前記約束に利用可能の資源、前記期日経過完成品注文、前記割り当て
    られていない顧客注文、前記市場注文及び前記高フレックス資源の少なくとも1
    つに関する前記利用可能の資源量から前記製造資源の前記需要を消費する工程と
    、 前記需要が消費される前記製造プランの前記各利用可能の資源量を更新する工
    程とを備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記製造プランは更に、注文の平均日量、注文の予測量及び注
    文の履歴量を更に含み、前記方法は、前記準備期間に亘る注文の平均日量、前記
    フレックスフェンス期間に亘る注文の予測量及び注文の履歴量を前記製造プラン
    から引き出す工程と、前記フレックスフェンス期間における前記高フレックス資
    源及び前記低フラックス資源を、前記注文の平均日量、前記注文の予測量及び前
    記注文の履歴量の少なくとも1つからの重要な成分を含む複合日量数に基づいて
    定める工程とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記製造プランは更に、関連する製品に共通して分け与えられ
    る約束に利用可能の資源の約束に利用可能のファミリと連係する更新自在の利用
    可能の資源を含み、前記方法は、前記製品の約束に利用可能のファミリの現在使
    用可能の資源量を検索する工程と、前記要求完成日が前記前記準備期間の外側に
    ある場合に前記約束に利用可能のファミリの前記関連する製品と共通して分け与
    えられる約束可能の資源から前記製造資源の前記需要を消費する工程とを更に備
    えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記製造プランは更に前記要求完成日前に平準化時間レフトフ
    ェンス数の日にちを含み、前記方法は、前記製品の平準化時間レフトフェンスを
    検索する工程と、前記要求完成日が前記準備期間の外側にあるときに、前記製造
    資源の前記需要を消費する前記工程を前記平準化時間レフトフェンスに制限する
    工程とを更に備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記製造プランは更に、前記製品と前記関連製品とに差がない
    ときに関連製品と共通して分け与えられるスケジュール化された完成品注文の包
    括的な完成品ファミリと連係する更新することができる利用可能の資源量を含み
    、前記方法は、前記製品の包括的な完成品ファミリの現在利用可能の資源量を検
    索する工程と、前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前記準備
    期間と等しい場合に前記包括的な完成品ファミリの前記関連製品と共通して分け
    与えられる前記スケジュール化された完成品注文から前記製造資源の前記需要を
    消費する工程とを更に備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最大目標を有し、前記
    方法は、前記製品の前記完成品在庫の最大目標を検索する工程と、前記完成品在
    庫に加えられたときに前記最大目標を越える前記スケジュール化された完成品注
    文と前記最大目標を超える前記完成品在庫との少なくとも一方から前記製造資源
    の前記需要を消費する工程とを更に備えることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最小目標を有し、前記
    方法は、前記製品の前記完成品在庫の最小目標を検索する工程と、前記最小目標
    を越える前記完成品在庫から前記製造資源の前記需要を消費する工程とを更に備
    えることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】製品を製造するための準備期間と、該準備期間の外側にある少
    なくとも1つのフレックスフェンス期間及びスケジュール化された完成品注文の
    1つと連係する少なくとも1つの更新することができるの利用可能の資源量と、
    完成品在庫と、約束に利用可能の資源と、期日経過の完成品注文と、割り当てら
    れていない顧客注文と、市場の注文と、高フレックス資源及び低フラックス資源
    とを含む製造プランにおいて製品に関する顧客の注文に応答して製造資源の需要
    をスケジュール化するシステムであって、 製造資源の需要を示す製品の顧客注文を入力する入力装置と、 前記顧客の注文を製造するために要求完成日を入力する手段と、 前記製品を製造するための準備期間と、製造プランからのスケジュール化され
    た完成品の注文、完成品在庫、約束に利用することができる資源、期日経過完成
    品注文、割り当てられていない顧客注文、市場注文並びに高フレックス資源及び
    低フラックス資源の少なくとも1つに関する現在利用可能の資源量とを記憶する
    データベースと、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にあるのか、準備期間と等しいのかある
    いは前記準備期間の外側にあるのかを定める手段と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前記準備期間と等しい
    場合に、前記製造資源の前記需要がスケジュール化されるまで、前記スケジュー
    ル化された完成品注文、前記完成品在庫、前記期日経過完成品注文、前記割り当
    てられていない顧客注文及び前記市場注文の少なくとも1つに関して前記利用可
    能の資源量から前記製造資源の前記需要を消費する手段と、 前記要求完成日が前記準備期間の外側にある場合に、前記製造資源の前記需要
    がスケジュール化されるまで、前記スケジュール化された完成品注文、前記完成
    品在庫、前記約束に利用可能の資源、前記期日経過完成品注文、前記割り当てら
    れていない顧客注文、前記市場注文及び前記高フレックス資源の少なくとも1つ
    に関して前記利用可能の資源量から前記製造資源の前記需要を消費する手段と、 前記需要が消費される前記製造プランの前記各利用可能の資源量を更新する手
    段とを備えることを特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】前記製造プランは更に、注文の平均日量、注文の予測量及び注
    文の履歴量を更に含み、前記システムは、前記準備期間における注文の平均日量
    、前記フレックスフェンス期間における注文の予測量及び注文の履歴量を前記製
    造プランから引き出す手段と、前記フレックスフェンス期間における前記高フレ
    ックス資源及び前記低フラックス資源を、前記注文の平均日量、前記注文の予測
    量及び前記注文の履歴量の少なくとも1つからの重要な成分を含む複合日量数に
    基づいて定める手段とを更に備えることを特徴とする請求項8に記載のシステム
  10. 【請求項10】前記製造プランは更に、関連する製品に共通して分け与えら
    れる約束に利用可能の資源の約束に利用可能のファミリと連係する更新すること
    ができる利用可能の資源を含み、前記システムは、前記製品の約束に利用可能の
    ファミリの現在使用可能の資源量を検索する手段と、前記要求完成日が前記準備
    期間の外側にある場合に前記約束に利用可能のファミリの前記関連する製品と共
    通して分け与えられる約束可能の資源から前記製造資源の前記需要を消費する手
    段とを更に備えることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. 【請求項11】前記製造プランは更に前記要求完成日前に平準化時間レフト
    フェンス数の日にちを含み、前記システムは、前記製品の平準化時間レフトフェ
    ンスを検索する手段と、前記要求完成日が前記準備期間の外側にあるときに、前
    記製造資源の前記需要を消費する前記工程を前記平準化時間レフトフェンスに制
    限する手段とを更に備えることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  12. 【請求項12】前記製造プランは更に、前記製品と前記関連製品とに差がな
    いときに関連製品と共通して分け与えられるスケジュール化された完成品注文の
    包括的な完成品ファミリと連係する更新することができる利用可能の資源量を含
    み、前記システムは、前記製品の包括的な完成品ファミリの現在利用可能の資源
    量を検索する手段と、前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合あるいは
    前記準備期間と等しい場合に前記包括的な完成品ファミリの前記関連製品と共通
    して分け与えられる前記スケジュール化された完成品注文から前記製造資源の前
    記需要を消費する手段とを更に備えることを特徴とする請求項9に記載のシステ
    ム。
  13. 【請求項13】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最大目標を有し、前
    記システムは、前記製品の前記完成品在庫の最大目標を検索する手段と、前記完
    成品在庫に加えられたときに前記最大目標を越える前記スケジュール化された完
    成品注文と前記最大目標を超える前記完成品在庫との少なくとも一方から前記製
    造資源の前記需要を消費する手段とを更に備えることを特徴とする請求項9に記
    載のシステム。
  14. 【請求項14】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最小目標を有し、前
    記システムは、前記製品の前記完成品在庫の最小目標を検索する手段と、前記最
    小目標を越える前記完成品在庫から前記製造資源の前記需要を消費する手段とを
    更に備えることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】製品を製造するための準備期間と、該準備期間の外側にある
    少なくとも1つのフレックスフェンス期間及びスケジュール化された完成品注文
    の1つと連係する少なくとも1つの更新することができる利用可能の資源量と、
    完成品在庫と、約束に利用可能の資源と、期日経過の完成品注文と、割り当てら
    れていない顧客注文と、市場の注文と、高フレックス資源及び低フラックス資源
    とを含む製造プランにおいて製品に関する顧客の注文に応答して製造資源の需要
    をスケジュール化する方法であって、 製造資源の需要を示す製品の顧客注文を入力する工程と、 前記顧客注文を製造するために要求完成日を入力する工程と、 前記製品を製造するための準備期間と、製造プランからのスケジュール化され
    た完成品注文、完成品在庫、約束に利用することができる資源、期日経過完成品
    注文、割り当てられていない顧客注文、市場注文並びに高フレックス資源及び低
    フラックス資源の少なくとも1つに関する現在利用可能の資源量とを検索する工
    程と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にあるのか、準備期間と等しいのか、あ
    るいは前記準備期間の外側にあるのかを定める工程と、 関連製品と共通して分け与えられる約束可能の資源の約束可能のファミリと連
    係された、更新することができる利用可能の資源量を検索する工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前記準備期間と等しい
    場合に、前記製造資源の前記需要がスケジュール化されるまで、前記スケジュー
    ル化された完成品注文、前記完成品在庫、前記期日経過完成品注文、前記割り当
    てられていない顧客注文及び前記市場注文の少なくとも1つに関して前記利用可
    能の資源量から前記製造資源の前記需要を消費する工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の外側にある場合には、前記製造資源の前記需
    要がスケジュール化されるまで、前記スケジュール化された完成品注文、前記完
    成品在庫、前記製品に関する前記約束に利用可能の資源、前記約束に利用可能の
    ファミリの前記関連製品と共通して分け与えられる前記約束に利用可能の資源、
    前記期日経過完成品注文、前記割り当てられていない顧客注文、前記市場注文及
    び前記高フレックス資源の少なくとも1つに関する前記利用可能の資源量から前
    記製造資源の前記需要を消費する工程と、 前記需要が消費される前記約束に利用可能のファミリと前記製造プランの前記
    各利用可能の資源量とを更新する工程とを備えることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】前記製造プランは更に注文の平均日量、注文の予測量及び注
    文の履歴量を含み、前記方法は、前記準備期間に亘る注文の平均日量、前記フレ
    ックスフェンス期間の注文の予測量及び注文の履歴量を前記製造プランから引き
    出す工程と、前記フレックスフェンス期間における前記高フレックス資源及び前
    記低フラックス資源を、前記注文の平均日量、前記注文の予測量及び前記注文の
    履歴量の少なくとも1つからの重要な成分を含む複合日量数に基づいて定める工
    程とを更に備えることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記製造プランは更に前記要求完成日前に平準化時間レフト
    フェンス数の日にちを含み、前記方法は、前記製品の平準化時間レフトフェンス
    を検索する工程と、前記要求完成日が前記準備期間の外側にある場合に、前記製
    造資源の前記需要を消費する前記工程を前記平準化時間レフトフェンスに制限す
    る工程とを更に備えることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記製造プランは更に、前記製品と関連製品とに差がないと
    きに前記関連製品と共通して分け与えられるスケジュール化された完成品注文の
    包括的な完成品ファミリと連係する更新することができる利用可能の資源量を含
    み、前記方法は、前記製品の包括的な完成品ファミリの現在利用可能の資源量を
    検索する工程と、前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前記準
    備期間と等しい場合に前記包括的な完成品ファミリの前記関連製品と共通して分
    け与えられる前記スケジュール化された完成品注文から前記製造資源の前記需要
    を消費する工程とを更に備えることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最大目標を含み、前
    記方法は、前記製品の前記完成品在庫の最大目標を検索する工程と、前記完成品
    在庫に加えられたときに前記最大目標を越える前記スケジュール化された完成品
    注文と前記最大目標を超える前記完成品在庫との少なくとも一方から前記製造資
    源の前記需要を消費する工程とを更に備えることを特徴とする請求項15に記載
    の方法。
  20. 【請求項20】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最小目標を含み、前
    記方法は、前記製品の前記完成品在庫の最小目標を検索する工程と、前記最小目
    標を越える前記完成品在庫から前記製造資源の前記需要を消費する工程とを更に
    備えることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】製品を製造するための準備期間と、該準備期間の外側にある
    少なくとも1つのフレックスフェンス期間及びスケジュール化された完成品注文
    の1つと連係する少なくとも1つの更新することができるの利用可能の資源量と
    、完成品在庫と、約束に利用可能の資源と、期日経過完成品注文と、割り当てら
    れていない顧客注文と、市場注文と、高フレックス資源及び低フラックス資源と
    を含む製造プランにおいて製品の顧客注文に応答して製造資源の需要をスケジュ
    ール化するシステムであって、 製造資源の需要を示す製品の顧客注文を入力する入力装置と、 前記顧客注文を製造するために要求完成日を入力する手段と、 製造プランから前記製品を製造するための準備期間と、スケジュール化された
    完成品の注文、完成品在庫、約束に利用可能の資源、期日経過完成品注文、割り
    当てられていない顧客注文、市場注文、高フレックス資源及び低フラックス資源
    の少なくとも1つに関する現在利用可能の資源量とを記憶するデータベースと、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にあるのか、準備期間と等しいのか、あ
    るいは前記準備期間の外側にあるのかを定める手段と、 関連製品と共通して分け与えられる約束に利用可能の資源の約束に利用可能の
    ファミリと連係する更新することができる利用可能の資源量と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前記準備期間と等しい
    場合に、前記製造資源の前記需要がスケジュール化されるまで、前記スケジュー
    ル化された完成品注文、前記完成品在庫、前記期日経過完成品注文、前記割り当
    てられていない顧客注文及び前記市場注文の少なくとも1つに関する前記利用可
    能の資源量から前記製造資源の前記需要を消費する手段と、 前記要求完成日が前記準備期間の外側にある場合に、前記製造資源の前記需要
    がスケジュール化されるまで、前記スケジュール化された完成品注文、前記完成
    品在庫、前記約束に利用可能の資源、前記約束に利用可能のファミリにおける前
    記関連製品と共通して分け与えられる前記約束に利用可能の資源、前記期日経過
    完成品注文、前記割り当てられていない顧客注文、前記市場注文及び前記高フレ
    ックス資源の少なくとも1つに関する前記利用可能の資源量から前記製造資源の
    前記需要を消費する手段と、 前記需要が消費される前記約束に利用可能のファミリ及び前記製造プランの前
    記利用可能の資源量をそれぞれ更新する手段とを備えることを特徴とするシステ
    ム。
  22. 【請求項22】前記製造プランは更に注文の平均日量、注文の予測量及び注
    文の履歴量を含み、前記システムは、前記準備期間の注文の平均日量、前記フレ
    ックスフェンス期間の注文の予測量及び注文の履歴量を前記製造プランから引き
    出す手段と、前記フレックスフェンス期間における前記高フレックス資源及び前
    記低フラックス資源を、前記注文の平均日量、前記注文の予測量及び前記注文の
    履歴量の少なくとも1つからの重要な成分を含む複合日量数に基づいて定める手
    段とを更に備えることを特徴とする請求項21に記載のシステム。
  23. 【請求項23】前記製造プランは更に前記要求完成日前に平準化時間レフト
    フェンス数の日にちを含み、前記システムは、前記製品の平準化時間レフトフェ
    ンスを検索する手段と、前記要求完成日が前記準備期間の外側にあるときに、前
    記製造資源の前記需要を消費する前記工程を前記平準化時間レフトフェンスに制
    限する手段とを更に備えることを特徴とする請求項21に記載のシステム。
  24. 【請求項24】前記製造プランは更に、前記製品と関連製品とに差がないと
    きに前記関連製品と共通して分け与えられるスケジュール化された完成品注文の
    包括的な完成品ファミリと連係する更新することができる利用可能の資源量を含
    み、前記システムは、前記製品の包括的な完成品ファミリの現在利用可能の資源
    量を検索する手段と、前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前
    記準備期間と等しい場合に前記包括的な完成品ファミリの前記関連製品と共通し
    て分け与えられる前記スケジュール化された完成品注文から前記製造資源の前記
    需要を消費する手段とを更に備えることを特徴とする請求項21に記載のシステ
    ム。
  25. 【請求項25】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最大目標を含み、前
    記システムは、前記製品の前記完成品在庫の最大目標を検索する手段と、前記完
    成品在庫に加えられたときに前記最大目標を越える前記スケジュール化された完
    成品注文と前記最大目標を超える前記完成品在庫との少なくとも一方から前記製
    造資源の前記需要を消費する手段とを更に備えることを特徴とする請求項21に
    記載のシステム。
  26. 【請求項26】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最小目標を有し、前
    記プロセスは、前記製品の前記完成品在庫の最小目標を検索する手段と、前記最
    小目標を越える前記完成品在庫から前記製造資源の前記需要を消費する手段とを
    更に備えることを特徴とする請求項25に記載のシステム。
  27. 【請求項27】製品を製造するための準備期間と、該準備期間の外側にある
    少なくとも1つのフレックスフェンス期間及びスケジュール化された完成品注文
    の1つと連係する少なくとも1つの更新することができる利用可能の資源量と、
    完成品在庫と、約束に利用可能の資源と、期日経過完成品注文と、割り当てられ
    ていない顧客注文と、市場注文と、高フレックス資源と、低フラックス資源とを
    含む製造プランにおいて製品に関する顧客の注文に応答して製造資源の需要をス
    ケジュール化する方法であって、 製造資源の需要を示す製品の顧客注文を入力する工程と、 前記顧客の注文を製造するために要求完成日を入力する工程と、 前記製品を製造するための準備期間と、製造プランからのスケジュール化され
    た完成品注文、完成品在庫、約束に利用可能の資源、期日経過完成品注文、割り
    当てられていない顧客注文、市場注文、高フレックス資源及び低フラックス資源
    の少なくとも1つに関する現在利用可能の資源量とを検索する工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にあるのか、準備期間と等しいのか、あ
    るいは前記準備期間の外側にあるのかを定める工程と、 前記要求完成日前の前記製品に関する平準化時間レフト数の日にちを検索する
    工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前記準備期間と等しい
    場合に、前記製造資源の前記需要がスケジュール化されるまで、前記スケジュー
    ル化された完成品注文、前記完成品在庫、前記期日経過完成品注文、前記割り当
    てられていない顧客注文及び前記市場注文の少なくとも1つに関する前記利用可
    能の資源量から前記製造資源の前記需要を消費する工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の外側にある場合に、前記製造資源の前記需要
    がスケジュール化されるまで、前記スケジュール化された完成品注文、前記完成
    品在庫、前記約束に利用可能の資源、前記期日経過完成品注文、前記割り当てら
    れていない顧客注文、前記市場注文及び前記平準化時間レフトフェンスにおける
    前記高フレックス資源の少なくとも1つに関する前記利用可能の資源量から前記
    製造資源の前記需要を消費する工程と、 前記需要が消費される前記製造プランの前記各利用可能な資源量を更新する工
    程とを備えることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】前記製造プランは更に注文の平均日量、注文の予測量及び注
    文の履歴量を含み、前記方法は、前記準備期間における注文の平均日量、前記フ
    レックスフェンス期間における注文の予測量及び注文の履歴量を前記製造プラン
    から引き出す工程と、前記フレックスフェンス期間における前記高フレックス資
    源及び前記低フラックス資源を、前記注文の平均日量、前記注文の予測量及び前
    記注文の履歴量の少なくとも1つからの重要な成分を含む複合日量数に基づいて
    定める工程とを更に備えることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】前記製造プランは更に関連する製品と共通して分け与えられ
    る約束に利用可能の資源の約束に利用可能のファミリと連係する更新することが
    できる利用可能の資源を含み、前記方法は、前記製品の約束に利用可能のファミ
    リの現在利用可能の資源量を検索する工程と、前記要求完成日が前記前記準備期
    間の外側にある場合に前記約束に利用可能のファミリの前記関連する製品と共通
    して分け与えられる約束に利用可能の資源から前記製造資源の前記需要を消費す
    る工程とを更に備えることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】前記製造プランは更に、前記製品と関連製品とに差がないと
    きに前記関連製品と共通して分け与えられるスケジュール化された完成品注文の
    包括的な完成品ファミリと連係する更新することができる利用可能の資源量を含
    み、前記方法は、前記製品の包括的な完成品ファミリの現在利用可能の資源量を
    検索する工程と、前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合あるいは前記
    準備期間と等しい場合に前記包括的な完成品ファミリにおける前記関連製品と共
    通して分け与えられる前記スケジュール化された完成品注文から前記製造資源の
    前記需要を消費する工程とを更に備えることを特徴とする請求項27に記載の方
    法。
  31. 【請求項31】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最大目標を含み、前
    記方法は、前記製品の前記完成品在庫の最大目標を検索する工程と、前記完成品
    在庫に加えられたときに前記最大目標を越える前記スケジュール化された完成品
    注文と前記最大目標を超える前記完成品在庫との少なくとも1つから前記製造資
    源の前記需要を消費する工程とを更に備えることを特徴とする請求項27に記載
    の方法。
  32. 【請求項32】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最小目標を含み、前
    記方法は、前記製品の前記完成品在庫の最小目標を検索する工程と、前記最小目
    標を越える前記完成品在庫から前記製造資源の前記需要を消費する工程とを更に
    備えることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】製品を製造するための準備期間と、該準備期間の外側にある
    少なくとも1つのフレックスフェンス期間及びスケジュール化された完成品注文
    の1つと連係する少なくとも1つの更新することができるの利用可能の資源量と
    、完成品在庫と、約束に利用可能の資源と、期日経過完成品注文と、割り当てら
    れていない顧客注文と、市場注文と、高フレックス資源と、低フラックス資源と
    を含む製造プランにおいて製品に関する顧客の注文に応答して製造資源の需要を
    スケジュール化するシステムであって、 製造資源の需要を示す製品の顧客注文を入力する入力装置と、 前記顧客注文を製造するために要求完成日を入力する手段と、 前記製品を製造するための準備期間と、製造プランからのスケジュール化され
    た完成品の注文、完成品の在庫、約束に利用可能の資源、期日経過完成品注文、
    割り当てられていない顧客注文、市場注文、高フレックス資源及び低フラックス
    資源の少なくとも1つに関する現在利用可能の資源量とを記憶するデータベース
    と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にあるのか、準備期間と等しいのか、あ
    るいは前記準備期間の外側にあるのかを定める手段と、 前記要求完成日前の前記製品に関する平準化時間レフトフェンス日数と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前記準備期間と等しい
    場合に、前記製造資源の前記需要がスケジュール化されるまで、前記スケジュー
    ル化された完成品注文、前記完成品在庫、前記期日経過完成品注文、前記割り当
    てられていない顧客注文及び前記市場注文の少なくとも1つに関して前記利用可
    能の資源量から前記製造資源の前記需要を消費する手段と、 前記要求完成日が前記準備期間の外側にある場合に、前記製造資源の前記需要
    がスケジュール化されるまで、前記平準化時間レフトフェンスにおける前記スケ
    ジュール化された完成品注文、前記完成品在庫、前記約束に利用可能の資源、前
    記期日経過完成品注文、前記割り当てられていない顧客注文、前記市場注文及び
    前記高フレックス資源の少なくとも1つに関して前記利用可能の資源量から前記
    製造資源の前記需要を消費する手段と、 前記需要が消費される前記製造プランにおける前記各利用可能の資源量を更新
    する手段とを備えることを特徴とするシステム。
  34. 【請求項34】前記製造プランは更に注文の平均日量、注文の予測量及び注
    文の履歴量を更に含み、前記システムは、前記準備期間における注文の平均日量
    、前記フレックスフェンス期間における注文の予測量及び注文の履歴量を前記製
    造プランから引き出す手段と、前記フレックスフェンス期間における前記高フレ
    ックス資源及び前記低フラックス資源を、前記注文の平均日量、前記注文の予測
    量及び前記注文の履歴量の少なくとも1つからの重要な成分を含む複合日量数に
    基づいて定める手段とを更に備えることを特徴とする請求項33に記載のシステ
    ム。
  35. 【請求項35】前記製造プランは更に関連製品に共通して分け与えられる約
    束に利用可能の資源の約束に利用可能のファミリと連係する更新することができ
    る利用可能の資源を含み、前記システムは、前記製品の約束に利用可能のファミ
    リの現在使用可能の資源量を検索する手段と、前記要求完成日が前記前記準備期
    間の外側にある場合に前記約束に利用可能のファミリの前記関連製品と共通して
    分け与えられる約束可能の資源から前記製造資源の前記需要を消費する手段とを
    更に備えることを特徴とする請求項33に記載のシステム。
  36. 【請求項36】前記製造プランは更に、前記製品と前記関連製品とに差がな
    いときに関連製品と共通して分け与えられるスケジュール化された完成品注文の
    包括的な完成品ファミリと連係する更新することができる利用可能の資源量を含
    み、前記システムは前記製品の包括的な完成品ファミリの現在利用可能の資源量
    を検索する手段と、前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合あるいは前
    記準備期間と等しい場合に前記包括的な完成品ファミリの前記関連製品と共通し
    て分け与えられる前記スケジュール化された完成品注文から前記製造資源の前記
    需要を消費する手段とを更に備えることを特徴とする請求項33に記載のシステ
    ム。
  37. 【請求項37】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最大目標を含み、前
    記システムは、前記製品の前記完成品在庫の最大目標を検索する手段と、前記完
    成品在庫に加えられたときに前記最大目標を越える前記スケジュール化された完
    成品注文と前記最大目標を超える前記完成品在庫との少なくとも一方から前記製
    造資源の前記需要を消費する手段とを更に備えることを特徴とする請求項33に
    記載のシステム。
  38. 【請求項38】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最小目標を含み、前
    記システムは、前記製品の前記完成品在庫の最小目標を検索する手段と、前記最
    小目標を越える前記完成品在庫から前記製造資源の前記需要を消費する手段とを
    更に備えることを特徴とする請求項37に記載のシステム。
  39. 【請求項39】製品を製造するための準備期間と、該準備期間の外側にある
    少なくとも1つのフレックスフェンス期間及びスケジュール化された完成品注文
    の1つと連係する少なくとも1つの更新することができる利用可能の資源量と、
    完成品在庫と、約束に利用可能の資源と、期日経過完成品注文と、割り当てられ
    ていない顧客注文と、市場注文と、高フレックス資源と、低フラックス資源とを
    含む製造プランにおいて製品に関する顧客の注文に応答して製造資源の需要をス
    ケジュール化する方法であって、 製造資源の需要を示す製品の顧客注文を入力する工程と、 前記顧客の注文を製造するために要求完成日を入力する工程と、 前記製品を製造するための準備期間と、製造プランからのスケジュール化され
    た完成品の注文、完成品在庫、約束に利用可能の資源、期日経過完成品注文、割
    り当てられていない顧客注文、市場注文、高フレックス資源及び低フラックス資
    源の少なくとも1つに関する現在利用可能の資源量とを検索する工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にあるのか、準備期間と等しいのか、あ
    るいは前記準備期間の外側にあるのかを定める工程と、 前記製品と関連製品とに差がないときに、前記関連製品と共通して分け与えら
    れるスケジュール化された完成品注文の包括的な完成品ファミリと連係する更新
    することができる利用可能の資源量を検索する工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前記準備期間と等しい
    場合に、前記製造資源の前記需要がスケジュール化されるまで、前記スケジュー
    ル化された完成品注文、前記包括的な完成品ファミリにおいて前記関連製品と共
    通して分け与えられる前記スケジュール化された完成品、前記完成品在庫、前記
    期日経過完成品注文、前記割り当てられていない顧客注文及び前記市場注文の少
    なくとも1つに関して前記利用可能の資源量から前記製造資源の前記需要を消費
    する工程と、 前記要求完成日が前記準備期間の外側にある場合に、前記製造資源の前記需要
    がスケジュール化されるまで、前記スケジュール化された完成品注文、前記包括
    的な完成品ファミリにおいて前記関連製品と共通して分け与えられる前記スケジ
    ュール化された完成品、前記完成品在庫、前記約束に利用可能の資源、前記期日
    経過完成品注文、前記割り当てられていない顧客注文、前記市場注文及び前記高
    フレックス資源の少なくとも1つに関する前記利用可能の資源量から前記製造資
    源の前記需要を消費する工程と、 前記需要が消費される前記製造プランの前記各利用可能の資源量を更新する工
    程とを備えることを特徴とする方法。
  40. 【請求項40】前記製造プランは更に注文の平均日量、注文の予測量及び注
    文の履歴量を含み、前記方法は、前記準備期間における注文の平均日量、前記フ
    レックスフェンス期間における注文の予測量及び注文の履歴量を前記製造プラン
    から引き出す工程と、前記フレックスフェンス期間における前記高フレックス資
    源及び前記低フラックス資源を、前記注文の平均日量、前記注文の予測量及び前
    記注文の履歴量の少なくとも1つからの重要な成分を含む複合日量数に基づいて
    定める工程とを更に備えることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  41. 【請求項41】前記製造プランは更に関連製品に共通して分け与えられる約
    束に利用可能の資源の約束に利用可能のファミリと連係する更新することができ
    る利用可能の資源を含み、前記方法は、前記製品の約束に利用可能のファミリの
    現在利用可能の資源量を検索する工程と、前記要求完成日が前記前記準備期間の
    外側にある場合に前記約束に利用可能のファミリの前記関連製品と共通して分け
    与えられる約束に利用可能の資源から前記製造資源の前記需要を消費する工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  42. 【請求項42】前記製造プランは更に前記要求完成日前に平準化時間レフト
    フェンス数の日にちを含み、前記方法は、前記製品の平準化時間レフトフェンス
    を検索する工程と、前記要求完成日が前記準備期間の外側にあるときに、前記製
    造資源の前記需要を消費する前記工程を前記平準化時間レフトフェンスに制限す
    る工程とを更に備えることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  43. 【請求項43】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最大目標を含み、前
    記方法は、前記製品の前記完成品在庫の最大目標を検索する工程と、前記完成品
    在庫に加えられたときに前記最大目標を越える前記スケジュール化された完成品
    注文と前記最大目標を超える前記完成品在庫との少なくとも一方から前記製造資
    源の前記需要を消費する工程とを更に備えることを特徴とする請求項39に記載
    の方法。
  44. 【請求項44】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最小目標を含み、前
    記方法は、前記製品の前記完成品在庫の最小目標を検索する工程と、前記最小目
    標を越える前記完成品在庫から前記製造資源の前記需要を消費する工程とを更に
    備えることを特徴とする請求項43に記載の方法。
  45. 【請求項45】製品を製造するための準備期間と、該準備期間の外側にある
    少なくとも1つのフレックスフェンス期間及びスケジュール化された完成品注文
    の1つと連係する少なくとも1つの更新することができるの利用可能の資源量と
    、完成品在庫と、約束に利用可能の資源と、期日経過完成品注文と、割り当てら
    れていない顧客注文と、市場注文と、高フレックス資源と、低フラックス資源と
    を含む製造プランにおいて製品に関する顧客の注文に応答して製造資源の需要を
    スケジュール化するシステムであって、 製造資源の需要を示す製品の顧客注文を入力する入力装置と、 前記顧客注文を製造するために要求完成日を入力する手段と、 前記製品を製造するための準備期間と、製造プランからのスケジュール化され
    た完成品の注文、完成品在庫、約束に利用することができる資源、期日経過完成
    品注文、割り当てられていない顧客注文、市場注文並びに高フレックス資源及び
    低フラックス資源の少なくとも1つに関する現在利用可能な資源量とを記憶する
    データベースと、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にあるのか、準備期間と等しいのか、あ
    るいは前記準備期間の外側にあるのかを定める手段と、 前記製品と関連製品とに差がないときに前記関連製品と共通して分け与えられ
    るスケジュール化された完成品注文の包括的な完成品ファミリと連係する更新す
    ることができる利用可能の資源量と、 前記要求完成日が前記準備期間の内側にある場合または前記準備期間と等しい
    場合に、前記製造資源の前記需要がスケジュール化されるまで、前記スケジュー
    ル化された完成品注文、前記包括的な完成品ファミリにおいて前記関連製品と共
    通して分け与えられる前記スケジュール化された完成品注文、前記完成品在庫、
    前記期日経過完成品注文、前記割り当てられていない顧客注文及び前記市場注文
    の少なくとも1つに関して前記利用可能の資源量から前記製造資源の前記需要を
    消費する手段と、 前記要求完成日が前記準備期間の外側にある場合に、前記製造資源の前記需要
    がスケジュール化されるまで、前記スケジュール化された完成品注文、前記包括
    的な完成品ファミリにおいて前記関連製品と共通して分け与えられる前記スケジ
    ュール化された完成品注文、前記完成品在庫、前記約束に利用可能な資源、前記
    期日経過完成品注文、前記割り当てられていない顧客注文、前記市場注文及び前
    記高フレックス資源の少なくとも1つに関して前記利用可能な資源量から前記製
    造資源の前記需要を消費する手段と、 前記需要が消費される包括的な完成品ファミリと、前記製造プランの前記利用
    可能の資源量をそれぞれ更新する手段とを備えることを特徴とするシステム。
  46. 【請求項46】前記製造プランは更に注文の平均日量、注文の予測量及び注
    文の履歴量を含み、前記システムは、前記準備期間における注文の平均日量、前
    記フレックスフェンス期間における注文の予測量及び注文の履歴量を前記製造プ
    ランから引き出す手段と、前記フレックスフェンス期間における前記高フレック
    ス資源及び前記低フラックス資源を、前記注文の平均日量、前記注文の予測量及
    び前記注文の履歴量の少なくとも1つからの重要な成分を含む複合日量数に基づ
    いて定める手段とを更に備えることを特徴とする請求項45に記載のシステム。
  47. 【請求項47】前記製造プランは更に関連する製品に共通して分け与えられ
    る約束に利用可能の資源の約束に利用可能のファミリと連係する更新することが
    できる利用可能の資源を含み、前記システムは、前記製品の約束に利用可能のフ
    ァミリの現在利用可能の資源量を検索する手段と、前記要求完成日が前記前記準
    備期間の外側にある場合に前記約束に利用可能のファミリの前記関連する製品と
    共通して分け与えられる約束に利用可能の資源から前記製造資源の前記需要を消
    費する手段とを更に備えることを特徴とする請求項45に記載のシステム。
  48. 【請求項48】前記製造プランは更に前記要求完成日前に平準化時間レフト
    フェンス数の日にちを含み、前記システムは、前記製品の平準化時間レフトフェ
    ンスを検索する手段と、前記要求完成日が前記準備期間の外側にあるときに、前
    記製造資源の前記需要を消費する前記工程を前記平準化時間レフトフェンスに制
    限する手段とを更に備えることを特徴とする請求項45に記載のシステム。
  49. 【請求項49】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最大目標を含み、前
    記システムは、前記製品の前記完成品在庫の最大目標を検索する手段と、前記完
    成品在庫に加えられたときに前記最大目標を越える前記スケジュール化された完
    成品注文と前記最大目標を超える前記完成品在庫との少なくとも一方から前記製
    造資源の前記需要を消費する手段とを更に備えることを特徴とする請求項45に
    記載のシステム。
  50. 【請求項50】前記製造プランは更に前記完成品在庫の最小目標を含み、前
    記システムは、前記製品の前記完成品在庫の最小目標を検索する手段と、前記最
    小目標を越える前記完成品在庫から前記製造資源の前記需要を消費する手段とを
    更に備えることを特徴とする請求項49に記載のシステム。
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