JPH10142673A - カメラの表示装置 - Google Patents

カメラの表示装置

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JPH10142673A
JPH10142673A JP8316950A JP31695096A JPH10142673A JP H10142673 A JPH10142673 A JP H10142673A JP 8316950 A JP8316950 A JP 8316950A JP 31695096 A JP31695096 A JP 31695096A JP H10142673 A JPH10142673 A JP H10142673A
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JP
Japan
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exposure
display device
camera
display
bar graph
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JP8316950A
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English (en)
Inventor
Naoki Ito
直樹 伊藤
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示部の構造を複雑化することなく、バーグラ
フにより複数の項目を表示し得るカメラの表示装置を提
供する。 【解決手段】表示装置2の液晶表示素子3は、カメラの
諸機能に関する情報を表示する表示部を構成するもので
あり、主に、ほぼ長方形の画面内に設けられた複数のL
CDセグメントで構成されている。前記液晶表示素子3
は、カメラボディーの上面に設置されている。この表示
装置2では、液晶表示素子3のバーグラフ30により、
露出補正における露出補正値と、長秒時露光時の露光終
了までの残り時間と、セルフタイマー撮影時の露光開始
までの残り時間と、バッテリーの電力量の残量とをそれ
ぞれ表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラの外側に設置された外部表示部
(液晶表示素子)を有するカメラの外部表示装置が知ら
れている。
【0003】このような外部表示装置の外部表示部に
は、撮影枚数、シャッター速度、絞り値、露出補正にお
ける露出補正値、電源部における電力量の残量等のカメ
ラの諸機能に関する情報が表示される。
【0004】例えば、撮影枚数、シャッター速度および
絞り値は、外部表示部のいわゆる7セグメントにより数
字で表示される。また、露出補正における露出補正値
(標準値からの±)は、外部表示部のバーグラフで表示
される。そして、電源部における電力量の残量は、電池
形状を3つ程度に分割した形状のセグメントにより、4
段階程度で表示される。
【0005】しかしながら、従来のカメラの外部表示装
置では、電源部における電力量の残量表示は、4段階程
度にしか表示されず、また、長秒時露光(タイム露光)
における露光終了までの残り時間や、セルフタイマー撮
影における露光開始までの残り時間は、表示されないの
で、不便であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、表示
部の構造を複雑化することなく、バーグラフにより複数
の項目を表示し得るカメラの表示装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(10)の本発明により達成される。
【0008】(1) カメラの諸機能に関する情報を表
示する表示部と、該表示部を駆動する駆動手段とを有す
る表示装置であって、前記表示部は、複数のセグメント
が一方向に沿って並設されたバーグラフを有し、前記バ
ーグラフが複数の目的で使用されることを特徴とするカ
メラの表示装置。
【0009】(2) 前記表示部は、カメラの外側に配
置されている上記(1)に記載のカメラの表示装置。
【0010】(3) 前記駆動手段は、前記バーグラフ
で表示する項目を選択する表示項目選択回路を有する上
記(1)または(2)に記載のカメラの表示装置。
【0011】(4) 前記バーグラフにより、少なくと
も時間の経過の表示を行うよう構成されている上記
(1)ないし(3)のいずれかに記載のカメラの表示装
置。
【0012】(5) 前記複数の目的のうちの1つが、
露出補正における露出補正値の表示である上記(1)な
いし(4)のいずれかに記載のカメラの表示装置。
【0013】(6) 前記複数の目的のうちの1つが、
長秒時露光時の露光終了までの残り時間の表示である上
記(1)ないし(5)のいずれかに記載のカメラの表示
装置。
【0014】(7) 前記複数の目的のうちの1つが、
セルフタイマー撮影時の露光開始までの残り時間の表示
である上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のカメ
ラの表示装置。
【0015】(8) 前記複数の目的のうちの1つが、
電源部における電力量の残量の表示である上記(1)な
いし(7)のいずれかに記載のカメラの表示装置。
【0016】(9) 前記表示部は、前記バーグラフが
表示する項目を特定するための表示を併せて表示するよ
う構成されている上記(1)ないし(8)のいずれかに
記載のカメラの表示装置。
【0017】(10) 前記表示部は、液晶表示素子で構
成されている上記(1)ないし(9)のいずれかに記載
のカメラの表示装置。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカメラの表示装置
を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0019】図1は、本発明の表示装置を有するカメラ
の構成例を示す平面図、図2は、本発明の表示装置の液
晶表示素子(LCD)の構成例を示す平面図、図3は、
本発明の表示装置を有するカメラの回路構成例を示すブ
ロック図である。
【0020】これらの図に示すカメラ1は、自動焦点
(AF)機構と、自動露出(AE)機構と、露出補正を
行う露出補正機構とを有している。
【0021】図1に示すように、カメラ1は、カメラボ
ディー10を有し、カメラボディー10の前面(正面)
には、図示しない撮影レンズが着脱自在に装着され、カ
メラボディー10の上面には、表示装置(外部表示装
置)2の液晶表示素子(LCD)3、レリーズスイッチ
6、セルフタイマースイッチ7、長秒時露光スイッチ8
およびバッテリー残量検知スイッチ9が、それぞれ設置
されている。なお、レリーズスイッチ6は、2段スイッ
チで構成されている。
【0022】図2に示すように、表示装置2の液晶表示
素子(LCD)3は、カメラ1の諸機能に関する情報を
表示する表示部を構成するものであり、主に、ほぼ長方
形の画面内に設けられた複数のLCDセグメント(セグ
メント)で構成されている。
【0023】前記カメラ1の諸機能に関する情報として
は、後述する長秒時露光(タイム露光)時の露光終了ま
での残り時間、セルフタイマー撮影時の露光開始までの
残り時間のような時間の経過、電源部(バッテリー)1
2における電力量の残量(バッテリー残量)、露出補正
における露出補正値の他、例えば、シャッター速度、絞
り値、撮影枚数(撮影されたコマ数)、銀塩写真フィル
ム(写真フィルム)の給送中、写真フィルムの給送終
了、モード、メインスイッチ(電源スイッチ)51のオ
ン/オフの別、エラーや警告、現在の時間等が挙げられ
る。
【0024】液晶表示素子3の画面の図2中右上には、
プラス(+)を表わすセグメント33が設けられ、画面
の図2中左上には、マイナス(−)を表わすセグメント
34が設けられている。
【0025】そして、画面の図2中上側、すなわち、セ
グメント33とセグメント34との間には、目盛を表わ
すほぼ長方形のセグメント321、322、323、3
24、325、326、327、328、329、33
0、331、332および333が設けられている。こ
の場合、各セグメント321〜333は、図2中左右方
向に沿って等間隔に並設されている。
【0026】各セグメント321、322、323、3
24、325、326、327、328、329、33
0、331、332および333は、それぞれ、「+
3」、「+2.5」、「+2」、「+1.5」、「+
1」、「+0.5」、「0」、「−0.5」、「−
1」、「−1.5」、「−2」、「−2.5」および
「−3」を表している。
【0027】さらに、各セグメント321〜333の図
2中上側には、13個のほぼ楕円形のセグメント30
1、302、303、304、305、306、30
7、308、309、310、311、312および3
13で構成されたバーグラフ30が設けられている。こ
の場合、各セグメント301〜313は、図2中左右方
向に沿って等間隔に並設されている。そして、セグメン
ト301〜313は、それぞれ、セグメント321〜3
33に対応する位置に配置されている。
【0028】ここで、本実施例では、バーグラフ30の
各セグメント301〜313に対して、図2中右側から
左側に向けて1〜13の番号を付ける。すなわち、セグ
メント301を1番目のセグメント、セグメント302
を2番目のセグメント、以下、同様に、セグメント30
3〜313をそれぞれ3〜13番目のセグメントとす
る。
【0029】このバーグラフ30は、後述するように、
複数の目的で使用される。すなわち、本実施例では、バ
ーグラフ30により、長秒時露光時の露光終了までの残
り時間と、セルフタイマー撮影時の露光開始までの残り
時間と、バッテリー12の電力量の残量と、露出補正に
おける露出補正値とが、それぞれ表示される。
【0030】また、セグメント33の図2中下側には、
時計を表わすセグメント35が設けられている。このセ
グメント35は、セルフタイマー撮影の際に点灯(駆
動)する。このセグメント35の点灯により、バーグラ
フ30での表示が、セルフタイマー撮影時の露光開始ま
での残り時間を表示するものであることが認識できる。
【0031】また、セグメント35の図2中左側には、
バッテリー(電池)を表わすセグメント36が設けられ
ている。このセグメント36は、バッテリー12の電力
量の残量の表示が行われているとき(バッテリー残量検
知スイッチ9がオンしているとき)に点灯する。このセ
グメント36の点灯により、バーグラフ30での表示
が、バッテリー12の電力量の残量を表示するものであ
ることが認識できる。
【0032】図3に示すように、カメラ1は、制御手段
(CPU)4を有している。制御手段4は、図示しない
メモリー(RAM、ROM)、カウンタおよびタイマー
等を内蔵しており、シーケンス制御、測光演算(露出演
算)、自動露出(AE)や自動焦点(AF)合わせの実
行、液晶表示素子3の駆動制御等、カメラ1における諸
機能の制御を行う。
【0033】この制御手段4には、前述した液晶表示素
子3、スイッチ回路5、バッテリー残量検出回路11、
DPU13、AFエンコーダ17、E2 PROM18、
図示しない撮影レンズ側に設けられているレンズCPU
19、EE(Electric Eye)回路21、第1ES(電子
シャッター)電磁石22、第2ES(電子シャッター)
電磁石23、EE(Electric Eye)電磁石24、レリー
ズ電磁石25、モータドライバ26および27が、それ
ぞれ、接続されている。
【0034】モータドライバ26には、図示しない撮影
レンズのうちの焦点合わせレンズを駆動するAFモータ
261が接続されている。また、モータドライバ27に
は、写真フィルムの巻き上げや巻き戻しを行うフィルム
モータ271と、図示しないクイックリターンミラー
(ミラー)および図示しないシャッター機構(電子シャ
ッター)のチャージを行うメカチャージモータ272と
がそれぞれ接続されている。制御手段4は、モータドラ
イバ26を介してAFモータ261の駆動を制御し、ま
た、モータドライバ27を介してフィルムモータ271
およびメカチャージモータ272の駆動をそれぞれ制御
する。
【0035】スイッチ回路5は、各種スイッチの入力部
を構成している。このスイッチ回路5および制御手段4
により、液晶表示素子3を駆動する駆動手段と、バーグ
ラフ30で表示する項目を選択する表示項目選択回路と
の主機能が達成される。
【0036】このスイッチ回路5には、前述したレリー
ズスイッチ6、セルフタイマースイッチ7、長秒時露光
スイッチ8、バッテリー残量検知スイッチ9、メインス
イッチ(電源スイッチ)51、焦点モード設定スイッチ
52、露出モード設定スイッチ53、露出補正値入力モ
ード設定スイッチ54、入力スイッチ55および裏蓋開
閉検知スイッチ56とがそれぞれ接続されている。
【0037】前記セルフタイマースイッチ7をオンする
と、セルフタイマー撮影モードに設定され、オフする
と、そのセルフタイマー撮影モードの設定が解除され
る。なお、セルフタイマー撮影においてレリーズスイッ
チ6の2段目がオンしてから露光開始までの時間、すな
わち、セルフタイマー撮影におけるセルフタイマーの設
定時間T1 は、予め所定値(一定値)に設定されてい
る。
【0038】また、焦点モード設定スイッチ52の操作
により、自動焦点モード(AFモード)またはマニュア
ル焦点モードに設定される。
【0039】そして、露出モード設定スイッチ53の操
作により、自動露出モード(AEモード)またはマニュ
アル露出モードに設定される。
【0040】また、長秒時露光スイッチ8をオンする
と、長秒時露光モード(タイム露光モード)に設定さ
れ、オフすると、その長秒時露光モードの設定が解除さ
れる。
【0041】長秒時露光モードに設定されているとき
は、入力スイッチ55の操作により、絞り値AV および
シャッター速度TV (露光時間T)が、それぞれ所望の
値に設定される。
【0042】また、露出補正値入力モード設定スイッチ
54をオンすると、露出補正における露出補正値を入力
する露出補正値入力モードに設定され、オフすると、そ
の露出補正値入力モードの設定が解除される。
【0043】露出補正値入力モードに設定されていると
きは、入力スイッチ55の操作により、露出補正値が所
望の値に設定される。この露出補正値は、露出補正値入
力モードに設定されている間、後述するように液晶表示
素子3のバーグラフ30等により表示される。
【0044】図4は、露出補正における露出補正値が
「+3」の場合の液晶表示素子3を示す平面図である。
なお、図4、図5、図6、図11、図12、図13およ
び図14では、それぞれ、液晶表示素子3の点灯(また
は点滅)しているセグメントを斜線で示す。
【0045】図4に示すように、例えば、露出補正値が
「+3」に設定されている場合には、セグメント33、
34、321〜333および301が点灯し、撮影の
際、図示しない露出補正機構により、露出値EVを3だ
け小さくする補正、すなわち、露出値EVを露出オーバ
ーの方向に3段階変更する補正が行われる。この場合、
前記セグメント33、34、321〜333の点灯によ
り、バーグラフ30での表示が、露出補正における露出
補正値を表示するものであることが認識できる。なお、
露出値EVは、下記数1に示す(1)式で表される。
【0046】
【数1】
【0047】また、露出補正値が、「+2.5」、「+
2」、「+1.5」、「+1」および「+0.5」に設
定されている場合には、それぞれ、セグメント301に
替わり、セグメント302、303、304、305お
よび306が点灯する。そして、それぞれ、撮影の際、
図示しない露出補正機構により、露出値EVを露出オー
バーの方向に、2.5、2、1.5、1および0.5段
階変更する補正が行われる。
【0048】逆に、露出補正値が「−3」に設定されて
いる場合には、セグメント33、34、321〜333
および313が点灯される。そして、撮影の際、図示し
ない露出補正機構により、露出値EVを3だけ大きくす
る補正、すなわち、露出値EVを露出アンダーの方向に
3段階変更する補正が行われる。
【0049】また、露出補正値が、「−2.5」、「−
2」、「−1.5」、「−1」および「−0.5」に設
定されている場合には、それぞれ、セグメント313に
替わり、セグメント312、311、310、309お
よび308が点灯する。そして、それぞれ、撮影の際、
図示しない露出補正機構により、露出値EVを露出アン
ダーの方向に、2.5、2、1.5、1および0.5段
階変更する補正が行われる。
【0050】なお、露出補正値が「0」に設定されてい
る場合には、セグメント33、34、321〜333お
よび307が点灯する。この場合は、露出補正は行われ
ない。
【0051】図3に示すバッテリー残量検出回路11
は、バッテリーの電力量の残量を検出する回路であり、
主に、図示しない複数連設された比較回路(比較器)で
構成されている。
【0052】バッテリー12の電圧は、バッテリー残量
検出回路11に印加されており、バッテリー残量検出回
路11では、このバッテリー12の電圧に基づいて、バ
ッテリー12の電力量の残量を検出する。
【0053】検出された電力量の残量を示す信号は、バ
ッテリー残量検出回路11から制御手段4に入力され
る。制御手段4は、このバッテリー残量検出回路11か
らの信号に基づいて、バッテリー12の電力量の残量を
把握する。そして、制御手段4は、液晶表示素子3の駆
動を制御し、バッテリー残量検知スイッチ9がオンして
いる間、液晶表示素子3のセグメント36を点灯すると
ともに、セグメント301〜313のうちの所定のセグ
メントを点灯し、これによりバッテリー12の電力量の
残量を表示する。
【0054】具体的には、バッテリー12における電力
量の残量の最大値を1としたときに、バッテリー残量検
出回路11で検出された電力量の残量が、12/13よ
り大きく、1以下の場合は、図5に示すように、セグメ
ント301〜313および36がそれぞれ点灯する。
【0055】そして、検出された電力量の残量が、11
/13より大きく、12/13以下の場合は、図6に示
すように、セグメント301が消灯(駆動を停止)し、
セグメント302〜313および36がそれぞれ点灯す
る。
【0056】以下、同様に、検出された電力量の残量が
1/13減少する毎に、セグメント302〜313が、
図2中右側から左側に向って1つずつ消灯し、検出され
た電力量の残量が実質的に0(カメラ1の駆動が困難な
量)になると、セグメント301〜313がすべて消灯
する。
【0057】E2 PROM18には、露出補正値等の各
種の補正データ、写真フィルムの全コマ数(撮影可能コ
マ数)、写真フィルムの撮影枚数(撮影されたコマ
数)、写真フィルムのフィルム感度(ISO感度)等の
各種データが記憶される。これらのデータは、イニシャ
ライズの際、E2 PROM18から読み出され、制御手
段4の図示しないRAMに記憶される。
【0058】また、レンズCPU19から制御手段4に
は、図示しない撮影レンズの焦点距離、絞り値等の各種
データが所定の周期で入力される。
【0059】DPU13は、制御手段4により制御され
る。そして、DPU13は、測光IC15およびストロ
ボ回路16の駆動をそれぞれ制御するとともに、CCD
14と制御手段4とのインターフェースとして機能す
る。
【0060】測光IC15は、入射光(入射光束)に基
づいて、被写体の輝度BV を測定し、A/D変換し、そ
の情報(輝度情報)をDPU13を介して制御手段4へ
出力する。
【0061】制御手段4は、前記輝度情報、すなわち被
写体の輝度BV と、露出補正値と、写真フィルムのフィ
ルム感度と、レンズCPU19から入力された各種デー
タとを用いて、測光演算処理(露出演算処理)を行っ
て、絞り値AV と、シャッター速度TV とを算出する。
【0062】EE回路21は、図示しないフォトインタ
ラプタを備えており、このフォトインタラプタを用い
て、図示しない絞りの絞り込み動作に同期したEEパル
スを生成する。生成されたEEパルスは、制御手段4に
入力され、後述する絞りの駆動制御に利用される。
【0063】また、図示しない瞳分割光学系は、入射光
束を一対の分割光束対に2分割してCCD(ラインセン
サ)14上に結像させる。そして、そのCCD14から
は、各受光素子の画素信号がDPU13を介して制御手
段4へ入力される。
【0064】制御手段4は、自動焦点演算処理(AF演
算処理)を行う。すなわち、制御手段4は、前記CCD
14から入力された各受光素子の画素信号から、所定の
基準撮影位置に被写体があるときに前記CCD14上に
できる像の位置に対する像ずれ量を算出し、この像ずれ
量に基づいてレンズ駆動量を演算する。
【0065】制御手段4は、モータドライバ26により
AFモータ261を駆動し、これにより撮影レンズのう
ちの焦点合わせレンズを駆動する。この焦点合わせレン
ズの駆動(AFモータ261の駆動)により、パルスが
AFエンコーダ17から制御手段4へ入力される。
【0066】制御手段4は、前記パルスをカウントし、
そのパルス数が前記レンズ駆動量に対応する値になる
と、モータドライバ26によりAFモータ261を停止
させる。これにより合焦状態が得られる。
【0067】ストロボ回路16は、図示しないストロボ
の充電、ストロボ発光トリガーの生成(ストロボの発
光)等を行う。
【0068】ここで、パトローネをカメラ1のパトロー
ネ装填部に装填し、裏蓋を閉じると裏蓋開閉検知スイッ
チ56がオンし、ローディング処理がなされる。ローデ
ィング処理では、モータドライバ27によりフィルムモ
ータ271が駆動し、これにより、写真フィルムは、撮
影開始位置まで走行して停止する。
【0069】そして、レリーズスイッチ6の1段目がオ
ンすると、前記CCD14および測光IC15等が作動
し、それらの制御が前記駆動によって行われ、レリーズ
スイッチ6の2段目がオンすると、図示しないシャッタ
ー機構が駆動し、写真フィルムへの露光制御、すなわ
ち、撮影がなされる。
【0070】この場合、レリーズ電磁石25に通電して
いないときは、図示しないクイックリターンミラー(ミ
ラー)が観察位置において係止されており、レリーズ電
磁石25に通電すると、ミラーの係止が解除され、ミラ
ーが撮影位置まで上昇する。
【0071】また、EE電磁石24に通電すると、図示
しない絞りの絞り込み動作が停止し、絞りが係止される
(絞り込み動作にラッチがかかる)。
【0072】また、第1ES電磁石22に通電すると、
図示しないシャッター機構の先幕が保持(電気的に保
持)され、第1ES電磁石22への通電を停止すると、
先幕の保持が解除され、先幕が走行する。
【0073】これと同様に、第2ES電磁石23に通電
すると、図示しないシャッター機構の後幕が保持(電気
的に保持)され、第2ES電磁石23への通電を停止す
ると、後幕の保持が解除され、後幕が走行する。
【0074】次に、カメラ1の制御手段4の制御動作を
説明する。図7、図8、図9および図10は、制御手段
4の制御動作を示すフローチャートである。以下、この
フローチャートに基づいて説明する。
【0075】まず、ハードイニシャライズおよびソフト
イニシャライズを行う(ステップ100)。
【0076】ハードイニシャライズでは、例えば、液晶
表示素子3の消灯および点灯等、ハードウエア全体の初
期化を行う。
【0077】また、ソフトイニシャライズでは、例え
ば、制御手段4に内蔵されている図示しないRAMに記
憶されているデータの消去や、E2 PROM18に記憶
されている所定のデータを読み出し、そのデータを制御
手段4に内蔵されている図示しないRAMに記憶する
等、RAMの初期化を行う。
【0078】次いで、100msタイマーおよび4msタイ
マーをそれぞれスタートさせる(ステップ101)。
【0079】次いで、撮影モードの設定を行う(ステッ
プ102)。このサブルーチンでは、例えば、焦点モー
ド(自動焦点モード/マニュアル焦点モード)、露出モ
ード(自動露出モード/マニュアル露出モード)、シャ
ッター速度、絞り値等の設定を行う。
【0080】次いで、バッテリー残量検知スイッチ9が
オンしたか否かを判断する(ステップ103)。
【0081】ステップ103において、バッテリー残量
検知スイッチ9がオンしたと判断した場合には、バッテ
リー残量検出回路11によりバッテリー12の電力量の
残量を検出する(ステップ104)。
【0082】次いで、液晶表示素子3によりバッテリー
残量表示を行う(ステップ105)。このステップ10
5では、前述したように、バッテリー残量検出回路11
により検出された電力量の残量に基づいて、液晶表示素
子3のセグメント36と、バーグラフ30のセグメント
301〜313のうちの所定のセグメントとを点灯する
(図5および図6参照)。
【0083】ステップ105の後、ステップ102に戻
り、再度、ステップ102以降を実行する。
【0084】また、ステップ103においてバッテリー
残量検知スイッチ9がオフと判断した場合には、前記バ
ッテリー残量表示が行われているときは、そのバッテリ
ー残量表示を中止する(ステップ106)。
【0085】次いで、自動焦点モード(AFモード)に
設定されているか否かを判断する(ステップ107)。
【0086】ステップ107において、自動焦点モード
に設定されていると判断した場合には、レリーズスイッ
チ6の1段目がオンしたか否かを判断する(ステップ1
08)。
【0087】ステップ108において、レリーズスイッ
チ6の1段目がオンしたと判断した場合には、CCD1
4からの出力値の積分が終了したか否かを判断する(ス
テップ109)。
【0088】ステップ109において、CCD14から
の出力値の積分が終了したと判断した場合には、前述し
たように、自動焦点演算処理(AF演算処理)を行って
レンズ駆動量を算出し、それに基づいて、AFモータ2
61の駆動を制御し、撮影レンズのうちの焦点合わせレ
ンズを駆動させる(ステップ110)。このステップ1
10により合焦状態が得られる。
【0089】ステップ107において自動焦点モードに
設定されていないと判断した場合、ステップ108にお
いてレリーズスイッチ6の1段目がオフしていると判断
した場合、ステップ109においてCCD14からの出
力値の積分が終了していないと判断した場合、または、
ステップ110の後、4msタイマーがタイムアップ(4
ms経過)したか否かを判断する(ステップ111)。
【0090】ステップ111において、4msタイマーが
タイムアップしたと判断した場合には、4msタイマーを
リセットし、再度、4msタイマーをスタートさせる(ス
テップ112)。
【0091】次いで、レリーズスイッチ6の2段目がオ
ンしたか否かを判断する(ステップ113)。
【0092】ステップ113においてレリーズスイッチ
6の2段目がオフしていると判断した場合、または、ス
テップ111において4msタイマーがタイムアップして
いないと判断した場合には、100msタイマーがタイム
アップ(100ms経過)したか否かを判断する(ステッ
プ114)。
【0093】ステップ114において、100msタイマ
ーがタイムアップしたと判断した場合には、100msタ
イマーをリセットし、再度、100msタイマーをスター
トさせる(ステップ115)。
【0094】次いで、レンズCPU19から制御手段4
に各種データを入力する(ステップ116)。
【0095】次いで、前述したように、被写体の輝度B
V を測定し、その輝度BV をA/D変換する(ステップ
117)。
【0096】次いで、前述したように、前記被写体の輝
度BV と、露出補正値と、写真フィルムのフィルム感度
と、レンズCPU21から入力された各種データとを用
い、測光演算処理を行って、絞り値AV と、シャッター
速度TV とを算出する(ステップ118)。
【0097】また、ステップ113において、レリーズ
スイッチ6の2段目がオンしたと判断した場合には、撮
影(露光)済の写真フィルム(コマ)が引き出されてい
るか否か、すなわち、露光済のコマが巻き上げられ、未
露光のコマがアパーチャの位置(露光が可能な位置)に
セットされているか否かを判断する(ステップ11
9)。
【0098】ステップ119において、露光済の写真フ
ィルムが引き出されていないと判断した場合には、所定
の警告表示データをセットする(ステップ120)。こ
のステップ120では、液晶表示素子3により、露光済
の写真フィルムを引き出すように(写真フィルムを1コ
マ巻き上げるように)警告表示される。
【0099】ステップ120または118の後、また
は、ステップ114において100msタイマーがタイム
アップしていないと判断した場合には、ステップ102
に戻り、再度、ステップ102以降を実行する。
【0100】また、ステップ119において、露光済の
写真フィルムが引き出されていると判断した場合には、
セルフタイマー撮影モードに設定されているか否かを判
断する(ステップ121)。
【0101】ステップ121において、セルフタイマー
撮影モードに設定されていると判断した場合には、セル
フタイマーをスタートさせる(ステップ122)。な
お、前述したように、このセルフタイマーの設定時間T
1 は、予め所定値(一定値)に設定されている。
【0102】次いで、カウンタのカウント値n1 =1に
設定する(ステップ123)。次いで、図11に示すよ
うに、バーグラフ30のセグメント301〜313と、
セグメント35とをそれぞれ点灯する(ステップ12
4)。
【0103】次いで、セルフタイマーがタイムアップし
たか否か、すなわち設定時間T1 を経過したか否かを判
断する(ステップ125)。
【0104】ステップ125において、設定時間T1
経過していないと判断した場合には、T1 /13待機す
る(ステップ126)。
【0105】次いで、n1 番目のセグメント、すなわち
セグメント301〜313のうちの図11中右側からn
1 番目のセグメントを消灯する(ステップ127)。
【0106】この場合、n1 =1であるので、図12に
示すように、1番目のセグメント(図12中右側から1
番目のセグメント)、すなわちセグメント301が消灯
する。
【0107】次いで、カウンタのカウント値n1 を1つ
インクリメントする(n1 =n1 +1)(ステップ12
8)。
【0108】ステップ128の後、ステップ125に戻
り、再度、ステップ125以降を実行する。
【0109】このようにステップ125〜128を繰り
返し実行することにより、バーグラフ30のセグメント
301〜313が、T1 /13毎に、1つずつ、図12
中右側から左側に向けて順次消灯し、レリーズスイッチ
6の2段目がオンしてからの時間の経過、すなわちセル
フタイマー撮影時の露光開始までの残り時間が表示され
る。この場合、図12中右側から13番目のセグメント
(セグメント313)が消灯されたとき、すなわちセグ
メント301〜313がすべて消灯したときが、設定時
間T1 と一致する。
【0110】ステップ125において設定時間T1 を経
過したと判断した場合、または、ステップ121におい
てセルフタイマー撮影モードに設定されていないと判断
した場合には、後述するレリーズ動作(レリーズ処理)
へ移行する。
【0111】図9および図10に示すように、レリーズ
動作では、まず、ミラー上昇時間計測用の60msタイマ
ーをスタートさせる(ステップ201)。なお、ミラー
は、60ms以内に完全に上昇するようになっている。
【0112】次いで、第1ES電磁石22および第2E
S電磁石23にそれぞれ通電し、これによりシャッター
機構の先幕および後幕をそれぞれ保持(電気的に保持)
するとともに、レリーズ電磁石25に通電する(ステッ
プ202)。
【0113】前記レリーズ電磁石25への通電により、
ミラーの係止が外れてミラーの上昇が開始され、また、
絞りの絞り込み動作を開始する(ステップ203)。
【0114】次いで、EE回路21を作動させて前記絞
りの絞り込み動作に同期したEEパルスを生成し、この
EEパルスのカウントを開始する(ステップ204)。
【0115】次いで、EEパルス数が、所定値、すなわ
ち絞りの絞り値を絞り値AV にするために必要とされる
値に達したところで、EE電磁石24に5ms通電し、絞
り込み動作を停止させ、絞りを係止する(ステップ20
5)。このステップ205により、絞りの絞り値が決定
される。
【0116】次いで、60msタイマーがタイムアップ
(60ms経過)したか否か(ミラーが完全に上昇したか
否か)を判断し(ステップ206)、ステップ206に
おいて60msタイマーがタイムアップしたと判断した場
合には、第1ES電磁石22への通電を停止して先幕の
保持を解除し、先幕を走行させる(ステップ207)。
【0117】次いで、低速シャッターか否かを判断する
(ステップ208)。このステップ208では、シャッ
ター速度TV 、すなわちシャッター秒時が、1/125
s以上の場合には、低速シャッターと判断し、1/12
5s未満の場合には、高速シャッターと判断する。
【0118】ステップ208において、高速シャッター
と判断した場合には、シャッター秒時を経過したか否か
を判断する(ステップ209)。
【0119】また、ステップ208において、低速シャ
ッターと判断した場合には、長秒時露光モードに設定さ
れているか否かを判断する(ステップ210)。
【0120】ステップ210において、長秒時露光モー
ドに設定されていると判断した場合には、長秒時露光タ
イマーをスタートさせる(ステップ211)。なお、こ
のセルフタイマーの設定時間T2 は、予め、撮影者によ
り設定された露光時間Tと一致している。
【0121】次いで、カウンタのカウント値n2 =1に
設定する(ステップ212)。次いで、図13に示すよ
うに、バーグラフ30のセグメント301〜313をそ
れぞれ点灯する(ステップ213)。この場合、液晶表
示素子3全体のうちバーグラフ30のみが点灯すること
より、バーグラフ30での表示が、長秒時露光時の露光
終了までの残り時間を表示するものであることが認識で
きる。
【0122】また、本発明では、バーグラフ30ととも
に、例えば、シャッター秒時表示等に用いられるセグメ
ント37により、「bu」の文字を併せて表示してもよ
い。この場合には、前記「bu」の表示により、バーグ
ラフ30での表示が、長秒時露光時の露光終了までの残
り時間を表示するものであることが認識できる。
【0123】次いで、長秒時露光タイマーがタイムアッ
プしたか否か、すなわち設定時間T2 を経過したか否か
を判断する(ステップ214)。
【0124】ステップ214において、設定時間T2
経過していないと判断した場合には、メインスイッチ5
1がオンしているか否かを判断する(ステップ21
5)。
【0125】ステップ215において、メインスイッチ
51がオンしていると判断した場合には、T2 /13待
機する(ステップ216)。
【0126】次いで、n2 番目のセグメント、すなわち
セグメント301〜313のうちの図13中右側からn
2 番目のセグメントを消灯する(ステップ217)。
【0127】この場合、n2 =1であるので、図14に
示すように、1番目のセグメント(図14中右側から1
番目のセグメント)、すなわちセグメント301が消灯
する。
【0128】次いで、カウンタのカウント値n2 を1つ
インクリメントする(n2 =n2 +1)(ステップ21
8)。
【0129】ステップ218の後、ステップ214に戻
り、再度、ステップ214以降を実行する。
【0130】このようにステップ214〜218を繰り
返し実行することにより、バーグラフ30のセグメント
301〜313が、T2 /13毎に、1つずつ、図14
中右側から左側に向けて順次消灯し、レリーズスイッチ
6の2段目がオンしてからの時間の経過、すなわち長秒
時露光時の露光終了までの残り時間が表示される。この
場合、図14中右側から13番目のセグメント(セグメ
ント313)が消灯されたとき、すなわちセグメント3
01〜313がすべて消灯したときが、設定時間T2
一致する。
【0131】また、ステップ210において、長秒時露
光モードに設定されていないと判断した場合には、メイ
ンスイッチ51がオンしているか否かを判断する(ステ
ップ219)。
【0132】ステップ219において、メインスイッチ
51がオンしていると判断した場合には、シャッター秒
時を経過したか否かを判断する(ステップ220)。
【0133】ステップ220において、シャッター秒時
を経過していないと判断した場合には、ステップ219
に戻り、再度、ステップ219以降を実行する。
【0134】ステップ219においてメインスイッチ5
1がオフしたと判断した場合、ステップ220において
シャッター秒時を経過したと判断した場合、ステップ2
09においてシャッター秒時を経過したと判断した場
合、ステップ214において設定時間T2 を経過したと
判断した場合、または、ステップ215においてメイン
スイッチ51がオフしたと判断した場合には、第2ES
電磁石23への通電を停止して後幕の保持を解除し、後
幕を走行させる(ステップ221)。
【0135】次いで、後幕の走行が完了したか否かを判
断し(ステップ222)、ステップ222において、後
幕の走行が完了したと判断した場合には、ワインド処理
へ移行する。このワインド処理では、例えば、写真フィ
ルムの巻き上げ等が行われるる。以上で、このプログラ
ムを終了する。
【0136】従来では、長秒時露光において露光終了ま
での残り時間の表示は行われていなかったが、以上説明
したように、表示装置2によれば、前記露光終了までの
残り時間が表示されるので、長秒時露光を容易かつ円滑
に行うことができる。
【0137】また、従来では、セルフタイマー撮影にお
いて露光開始までの残り時間の表示は行われていなかっ
たが、表示装置2では、前記露光開始までの残り時間が
表示されるので、セルフタイマー撮影を容易かつ円滑に
行うことができる。
【0138】また、表示装置2では、撮影者がバッテリ
ー残量検知スイッチ9をオンすることによって、バーグ
ラフ30によりバッテリー12の電力量の残量を表示す
るので、電力量の残量が詳細に表示され、これにより電
力量の残量を正確に把握することができる。
【0139】以上のような長秒時露光時の露光終了まで
の残り時間、セルフタイマー撮影時の露光開始までの残
り時間、バッテリー12の電力量の残量、露出補正にお
ける露出補正値等の表示は、それぞれ、専用のバーグラ
フや、その他の表示手段によって表示することもできる
が、表示装置2では、これらの表示をバーグラフ30で
兼用しているため、従来の液晶表示素子3をそのまま用
いることができ、液晶表示素子3の構造を複雑化した
り、液晶表示素子3の表示面積を大きくすることなく、
前記各項目を表示することができる。
【0140】そして、表示装置2では、前記各項目を数
字ではなく、バーグラフ30で表示するので、その表示
が見易く、表示内容の把握がし易い。
【0141】また、表示装置2では、バーグラフ30が
表示する項目を特定するための表示が併せて表示される
ので、表示項目が何であるかを容易に把握することがで
きる。
【0142】以上、本発明のカメラの表示装置を、図示
の構成例に基づいて説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する
任意の構成のものに置換することができる。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラの
表示装置によれば、表示部のバーグラフにより複数の項
目を表示するので、表示部の構造を複雑化することな
く、かつ表示部を大型化することなく、表示部で表示し
得る項目を増加させることができる。
【0144】そして、本発明では、所定の項目を数字で
はなく、バーグラフで表示するので、表示内容の把握が
し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置を有するカメラの構成例を示
す平面図である。
【図2】本発明の表示装置の液晶表示素子の構成例を示
す平面図である。
【図3】本発明の表示装置を有するカメラの回路構成例
を示すブロック図である。
【図4】本発明において、露出補正における露出補正値
が「+3」の場合の液晶表示素子を示す平面図である。
【図5】本発明において、バッテリーの電力量の残量を
表示しているときの液晶表示素子を示す平面図である。
【図6】本発明において、バッテリーの電力量の残量を
表示しているときの液晶表示素子を示す平面図である。
【図7】本発明における制御手段の制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明における制御手段の制御動作を示すフロ
ーチャート(図7の続き)である。
【図9】本発明における制御手段の制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】本発明における制御手段の制御動作を示すフ
ローチャート(図9の続き)である。
【図11】本発明において、セルフタイマー撮影時の露
光開始までの残り時間を表示しているときの液晶表示素
子を示す平面図である。
【図12】本発明において、セルフタイマー撮影時の露
光開始までの残り時間を表示しているときの液晶表示素
子を示す平面図である。
【図13】本発明において、長秒時露光時の露光終了ま
での残り時間を表示しているときの液晶表示素子を示す
平面図である。
【図14】本発明において、長秒時露光時の露光終了ま
での残り時間を表示しているときの液晶表示素子を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 カメラ 10 カメラボディー 2 表示装置 3 液晶表示素子(LCD) 30 バーグラフ 301〜313 セグメント 321〜333 セグメント 33〜37 セグメント 4 制御手段(CPU) 5 スイッチ回路 51 メインスイッチ 52 焦点モード設定スイッチ 53 露出モード設定スイッチ 54 露出補正値入力モード設定スイッチ 55 入力スイッチ 56 裏蓋開閉検知スイッチ 6 レリーズスイッチ 7 セルフタイマースイッチ 8 長秒時露光スイッチ 9 バッテリー残量検知スイッチ 11 バッテリー残量検出回路 12 電源部(バッテリー) 13 DPU 14 CCD(ラインセンサ) 15 測光IC 16 ストロボ回路 17 AFエンコーダ 18 E2 PROM 19 レンズCPU 21 EE回路 22 第1ES電磁石 23 第2ES電磁石 24 EE電磁石 25 レリーズ電磁石 26 モータドライバ 261 AFモータ 27 モータドライバ 271 フィルムモータ 272 メカチャージモータ 100〜128 ステップ 201〜222 ステップ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの諸機能に関する情報を表示する
    表示部と、該表示部を駆動する駆動手段とを有する表示
    装置であって、 前記表示部は、複数のセグメントが一方向に沿って並設
    されたバーグラフを有し、 前記バーグラフが複数の目的で使用されることを特徴と
    するカメラの表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部は、カメラの外側に配置され
    ている請求項1に記載のカメラの表示装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、前記バーグラフで表示
    する項目を選択する表示項目選択回路を有する請求項1
    または2に記載のカメラの表示装置。
  4. 【請求項4】 前記バーグラフにより、少なくとも時間
    の経過の表示を行うよう構成されている請求項1ないし
    3のいずれかに記載のカメラの表示装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の目的のうちの1つが、露出補
    正における露出補正値の表示である請求項1ないし4の
    いずれかに記載のカメラの表示装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の目的のうちの1つが、長秒時
    露光時の露光終了までの残り時間の表示である請求項1
    ないし5のいずれかに記載のカメラの表示装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の目的のうちの1つが、セルフ
    タイマー撮影時の露光開始までの残り時間の表示である
    請求項1ないし6のいずれかに記載のカメラの表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記複数の目的のうちの1つが、電源部
    における電力量の残量の表示である請求項1ないし7の
    いずれかに記載のカメラの表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示部は、前記バーグラフが表示す
    る項目を特定するための表示を併せて表示するよう構成
    されている請求項1ないし8のいずれかに記載のカメラ
    の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記表示部は、液晶表示素子で構成さ
    れている請求項1ないし9のいずれかに記載のカメラの
    表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012156679A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Ricoh Co Ltd 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム
US11394900B1 (en) 2020-05-07 2022-07-19 Lux Optics Incorporated Synthesizing intermediary frames for long exposure images
US11477391B1 (en) * 2019-05-07 2022-10-18 Lux Optics Incorporated Generating long exposure images

Cited By (4)

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